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平成23年第8回教育委員会会議

2018年11月15日

ページ番号:189325

平成23年第8回教育委員会会議 会議録

1 日時   平成23年4月26日(火曜日) 午前9時30分~午前10時55分

 

2 場所   大阪市役所本庁舎屋上会議室

 

3 出席者

佐藤友美子  委員長

勝井 映子  委員長職務代理者

矢野 裕俊  委員

長谷川惠一  委員

高尾 元久  委員

 

永井 哲郎  教育長

中尾 寛志  教育次長

荻野 哲男  総務部長

小川 芳和  学校配置計画担当部長

林田  潔  教務部長

三宅  卓  生涯学習部長

沢田 和夫  指導部長

上林 幸男  教育事業監理担当部長

小畠  稔  学校経営管理センター所長

川阪  明  人事・効率化担当課長

玉置 信行  総務部担当係長

藤巻 幸嗣  教職員人事担当課長

渡部 祥代  教職員資質向上担当課長

澤井 宏幸  教務部首席管理主事

三田村珠央  教職員人事担当課長代理

宇野新之祐  教務部担当係長

辻井 昭之  教職員給与・厚生担当課長

松田 淳至  教職員給与・厚生担当課長代理

朝田 佳明  教育センター主任指導主事

森本 充博  総務課長

川本 祥生  総務課長代理

松浦 令   総務部担当係長

  ほか係員1名

 

4 次第

(1)佐藤委員長より開会を宣告

(2)佐藤委員長より会議録署名者に勝井委員を指名

(3)議題

議案第65号 ステップアップ研修後の措置の決定について

議案第66号 職員の人事について

 

議案第67号 職員の人事について

報告第 7号 市会本会議代表質問及び文教経済委員会(平成23年2月・3月開会)の報告について

報告第 8号 大阪市立学校職員就業規則の一部改正について

なお、議案第65号から議案第67号については教育委員会会議規則第6条第1項第2号に該当することにより、採決の結果、委員全員異議なく会議は非公開とされた。

 

(4)議事要旨

報告第7号「市会本会議代表質問及び文教経済委員会(平成23年2月・3月開会)の報告について」を上程。

荻野総務部長から平成23年2月及び3月に開催された市会本会議代表質問及び文教経済委員会での議題案件及び質疑の内容について説明。

質疑の概要は以下のとおりである。

矢野委員「請願と陳情の区別を教えてほしい。」

松浦係長「請願は議員の紹介が必要であり、陳情は議員の紹介は必要でなく、市民が直接提出できる。」

教育長「議会で採択されると、きちんと対処するようにと議長名で通知がされる。」

高尾委員「質疑の中でさらに検討を深めた方がいいと思われるテーマはどのようなものがあるか。」

教育長「小中学校の普通教室への空調機の設置と中学校給食である。質疑の内容をきちんと受け止めて今後の施策を展開していかなければならない。また、予算のあるなしに関わらず、常にとりあげられるテーマとして子どもの学力向上の問題がある。」

委員長「会派間で対立している事項はあるか。」

教育長「空調に関しては全会派一致している。」

委員長「しかし、以前よりは反対の論調は減っているのではないのか。」

教育長「中学校給食については、自民党は積極的に質疑はしないが反対のトーンは減ってきている。」

採決の結果、委員全員異議なく承認。

 

報告第8号「大阪市立学校職員就業規則の一部改正について」を上程。

林田教務部長からの説明要旨は以下のとおりである。

国において、東日本大震災に対処するため、ボランティア活動への職員の参加を容易にするための特例規則が制定されたことに伴い、市長部局においても同様の規則改正が行われるため、市長部局に準じて勤務条件制度を定めている市費負担職員についても同様の改正を行う。具体的には、ボランティア休暇について、現行は5日以内とされているが、東日本大震災の支援活動を行う場合は7日以内で認めることとする。なお、市長部局の公布日及び施行日と合わせる必要があったため、教育長による急施専決処分を行った。

質疑の概要は以下のとおりである。

高尾委員「教員の扱いはどうなるのか。」

林田部長「教員が適用される府の制度ではボランティア休暇は定められていない。全国的にはボランティア休暇は多くの自治体で定められている。」

高尾委員「ボランティアに行きたいという場合はどうなるのか。」

林田部長「有給休暇を使って行くことになる。もしくは、職務命令として出張という形がある。」

矢野委員「府費負担の教職員について、職員の人事管理や任命権は市にあるのであり、府はお金を出しているだけである。市として、市立学校に勤務する教職員については、我々が必要だと考えるものについては、府が定めてなくても独自で定めるなど一歩踏み込んで考えるべき。府費だから不可侵という考え方はやめないといけないのではないか。」

教育長「現時点では法律上は府の条例規則が適用される。給与負担も含めて政令市に権限が委譲される方針になっているが、まだ実施がされていない。我々としては毎年要望している。大阪府は権限を渡してもいいと言っているが、全国的には足並みはそろっていない。」

矢野委員「一律に府費負担だからということではなく、その中でもできる裁量の余地というのがあるのではないか。」

林田部長「地教行法第42条により府の条例規則が適用されることになっているので、法改正がされなければどうにもならない。」

教育長「ただ、おかしいのではないかと府へ要望することはできる。」

矢野委員「それでは要望はしているのか。制度上動きが奪われるのなら府に言うべきである。もっと働きかけをしてほしい。」

辻井課長「知事の考えとして、行くのであれば、職務として身分を保障した形で行くべきであって、本人の自由で行けるのはおかしいという考えでボランティア休暇が廃止されたと聞いている。」

矢野委員「その考え方はおかしい。自発性に基づいて自由に行くというボランティアの精神が大事なのである。国へも要望してほしい。」

高尾委員「国へ申し上げる機会はないのか。」

教育長「毎年指定都市教育委員・教育長協議会から要望を出している。」

高尾委員「言い続けることが必要だと思う。」

矢野委員「私の聞いたところではある府立高校では、ボランティアに熱心で、生徒保護者の関心も高く、バスをチャーターしてゴールデンウィークに現地にボランティアに行くと聞いている。」

高尾委員「兵庫県には環境防災科という学科があって、実習として現地に行っているということが新聞に出ていた。」

採決の結果、委員全員異議なく、原案どおり可決。

 

議案第65号「ステップアップ研修後の措置の決定について」を上程。

林田教務部長からの説明要旨は以下のとおりである。

平成23年1月より第一次研修を実施してきた中学校教諭について、第一次研修の状況及び指導力向上支援・判定委員会からのステップアップ研修の延長が妥当であるとの意見を鑑み、平成23年5月1日から平成23年8月31日までステップアップ研修を延長するものである。

質疑の概要は以下のとおりである。

矢野委員「当該職員は2回の処分歴があり、しかも教員になって比較的すぐに処分されているが、どのような態様だったのか。」

渡部課長「1回目の処分は家庭訪問の際に、訪問先からお酒を勧められて飲酒し、一緒に飲酒した同僚の車に同乗して帰ったことにより処分され、2回目は飲酒運転で事故を起こしたことによるものである。」

高尾委員「当該職員は上の空の状態で仕事をしているように思える。責任や義務を放棄している。また、幻覚や幻聴など幻聴認識ができないという状況がある。当該職員の担当教科が体育という物理的な危険性のある教科というのも心配である。病歴がどのように進行してきたのかしっかり把握してほしい。当初は違う姿だったと思う。何か病気になるきっかけがあったのではないか。処分を受けたことが引き金となったかもしれない。当該教諭を教壇に復帰させるには、本人と周囲の努力が非常に必要となる。もっと早く、クリティカルポイントで処置がなされていれば、ここまでひどく、ここまで手をかけなければならないほどにはならなかったのではないか。」

渡部課長「断定はできないが、処分よりも家族関係の影響があったのではないかと推測される。1校目のときは先輩教員についていって、きっちり生徒指導ができたが、2校目に異動して、生徒指導の対応が全く異なり、対応し切れなかったと振り返っており、2校目ではすごく疲れていたと言っている。3校目ではすでに幻覚や幻聴があったが、周りには黙っていた。校長が様子がおかしいことに気づいて病院を受診するように言われたが、医者には本当のことを話さなかったので、特に問題はないという診断がされたということである。ただ、ステップアップ研修に入るにあたり、分限免職もありうるという説明をしたところ、初めてすべてを話してくれて、医者にもきちんとかかるようになった。本人には病気を治すことが先決であるということを話して進めている。」

矢野委員「研修どうこうのレベルでなく、治療の段階である。きちんと病気を治してから研修を受けるべきであると思う。」

林田部長「4月末に一旦研修期間が切れるので、5月以降、延長にした上で、治療を並行して進めていく予定にしている。」

委員長「3クールの研修が終わったら最後は免職になるので、治療をしながら研修を続けるのは本人にとって不利になるが、そういったことは理解されているのか。」

教育長「我々も病気を治すのが先ではないかと話はしたが、通院しながら研修を受けたいという本人と奥さんの意向がある。」

矢野委員「医師の判断が重要になると思うが、主治医はどう言っているのか。」

教育長「研修を受けたいという本人の意欲があるので、それを尊重しましょうと言っている。」

勝井委員「研修を受けても本人の状態がきちんとしないと効果がない。家にいることで不安になるなら通所できるところを紹介するなどできるのでは。」

渡部課長「それは面談のたびに当該職員には言っている。ただ、当該職員は研修に入ってからは話をよく聞いてもらえてうれしいと言っており、幻覚等の症状もよくなっている。」

勝井委員「当該職員の場合、戻る職が教職であり、子どもの教育を行わなければならないので、この人がこのような状態で復帰して大丈夫かと不安になる。研修を続けても復帰できないということになるなら、本人に納得してもらえるようにしてもらいたい。不安なまま辞めさせられるということになれば病気はひどくなると思うのできちんとケアをしてもらいたい。」

林田部長「家族ともきちんと話をしていきたい。」

矢野委員「1校目は頑張っていたと振り返っているとのことだが、それを裏付けるために、当時の同僚などに話は聞いているのか。」

朝田主事「自分での振り返りだけであり、当時のまわりの教職員からの確認はしていない。」

高尾委員「研修のテーマに自身の体調管理という項目を入れればよりスムーズに行くのではないか。自分の体調といかに折り合いをつけるかということも研修に含めてやってもらえたら、効率的に進むのではないか。」

教育長「研修ということではないが、研修と並行して治療は進めていきたい。」

高尾委員「この研修は復帰をめざすという内容をもっと明確にした方がいいのではないか。」

長谷川委員「ステップアップ研修という制度をもう少し見直すべきである。ここに入る前の段階で処置すべきである。こういう研修に入る人は病的ことが多いと思うので、何らかの形で寄り添ってあげることが効果があると思う。寄り添う研修というような形をステップアップ研修の前にやるということにウェイトをかけるシステムを作ってほしい。」

林田部長「ステップアップ研修にあがってくる前に校内での研修はやってはいる。ステップアップの前段のレベルの教員が百数十名いるので対応はしている。さらに加えて通常の教員への資質向上の研修も考えていきたい。」

教育長「メンタルヘルスとの関係もある。その辺は仕組みは作っているが、なかなか機能していないかもしれないので、そこも考えていきたい。」

委員長「この研修はテクニカルな感じに見えるが、実際は指導員は非常に丁寧に話を聞くなど精神的に寄り添う形での対応をしている。精神的に支えるだけでなく、再び教壇に立てるかどうかを1年間で見極めないといけない。そのための情報収集をしないといけないという非常に難しい問題がある。病気があるならまずそれを治してから研修を行い、その評価を受けるようにしないと正しい評価にはならないのではないか。」

矢野委員「セルフマネジメントがちゃんとできるというのは入り口であって、研修の課題として明記をされないのはよくわかる。問題はセルフマネジメント的な病気のコントロールが一番の根幹としてあるのかなと思う。」

教育長「病気を治すことが先だということをいろんな形で働きかけていかないといけない。」

委員長「10年以上も幻覚があるのに、それが放置されてきたのが問題である。早く周りが見つけてうまくフォローしてあげればここまではならなかったのにと思う。」

高尾委員「心の問題は幅が広く根も深い。別に治療したほうがいいのか、研修と並行して治療したほうがいいのか、専門家の知見も取り入れながら進めてもらいたい。」

林田部長「第二次研修の中に模擬授業を予定しているが、模擬授業をするにはある程度病状が回復していないといけないので、そういうレベルにまで治っているかどうか医師や家族と相談しながら進めたい。」

採決の結果、委員全員異議なく、原案どおり可決。

 

議案第66号「職員の人事について」を上程。

荻野総務部長からの説明要旨は以下のとおりである。

係長級の事務局職員について、病気休職に入ることに伴い、降任するものである。

採決の結果、委員全員異議なく、原案どおり可決。

 

議案第67号「職員の人事について」を上程。

林田教務部長からの説明要旨は以下のとおりである。

中学校の教諭について、自宅への帰路において、電車を乗り過ごし、最終電車がなくなったことから、路上にあった放置自転車を運転し、自宅までの路程を走行していたところ、警察官に職務質問を受け、刑法第254条遺失物等横領容疑で書類送検され、不起訴処分を受けたことにより、懲戒処分として停職10日を科すものである。

質疑の概要は以下のとおりである。

矢野委員「処分がやや重過ぎる感じがする。」

勝井委員「明らかな犯罪行為であり、柔道部の顧問の人がこういうことをしたというのがショックである。柔道部で指導する立場の人がしたのが信じられない。」

教育長「子どもを指導すべき立場の者が起こしたということを重く見ている。」

勝井委員「この後顧問はどうするのか。」

宇野係長「今年度は顧問を続けている。」

林田部長「当該教諭は学校での教科指導や生徒指導、部活動指導など熱心にやっており、評判のいい先生である。」

採決の結果、委員全員異議なく、原案どおり可決。

 

(5)佐藤委員長より閉会を宣告

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