庚申堂の庚申まいり
2019年1月9日
ページ番号:212984
庚申堂の庚申まいり
こうしんどうのこうしんまいり
指定民俗文化財
無形民俗文化財
保持団体
宗教法人 四天王寺
所在地
大阪市天王寺区堀越町
紹介
四天王寺の庚申堂は諸国庚申の本寺とされ、60日に一度、年に6度の庚申の日には、庚申堂に参拝し息災を願う庚申まいりが行われる。1680年刊の『難波鑑』など江戸時代の地誌には、諸人が参詣し、厄除けのために蒟蒻を食べ、七色の菓子や庚申昆布を求める姿で賑わう様子が描かれており、大坂を代表する風物として広く知られていた。この習俗は現在も伝承しており、初庚申(今年2013年は2月23日)は最も盛大で、前日に大般若経の転読、2日目に大護摩供が修験の行者によって行われている。近世の大坂を代表する風物が形を変えずに現在も伝わる貴重な民俗文化財である。
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