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【第28号】「家庭で話そう 大切な性のこと」女性ライフサイクル研究所 前村 よう子

2019年3月20日

ページ番号:213694

まず、自分自身に問いかけてみて下さい


 あなたは性について、どんなイメージを持っていますか?「いやらしい、恥ずかしい、汚い、気持ち悪い」というようにマイナスのイメージを持っていませんか?

イメージは大切


 性に限らず、プラスイメージを持っている事柄は、子どもにも良いこととして伝わります。逆にマイナスイメージを持っていれば、それは良くないこととして伝わります。
 家庭で、子どもがまだ幼い頃から「性」のことを伝える目的は、子どもに自分の「からだ」や「こころ」を大切にすることを学んでほしいからです。「からだ」と「こころ」を大切にすることは、自分自身を大切にすることにつながり、性被害防止にもつながります。

具体的にどうすればいいの?

その1 絵本を使う


 まず、本屋や図書館で「性教育」絵本を探してみて下さい。自分で読んでみて「これならいいかな」と思える本に出会ったら、それを子どもと一緒に読んでみてはいかがでしょう?
 子どもの好きな絵本と一緒に置いておき、子どもの興味にまかせて読めるようにしておく方法もあります。子どもの年齢や興味に応じて工夫してみて下さい。

その2 月経の時にごまかさない


 月経の時、たとえば子どもがナプキンを見つけてしまったら、これは「性」について話すチャンスです。
たいていの場合、子どもはお母さんが出血していることにビックリし、ケガをしたのかと心配します。 まずケガや病気ではないよと安心させて下さい。その後で「これは月経と言って、毎月何日かの間だけ血が出てくるの」と伝えれば良いでしょう。
月経について子どもが「どうして?」と疑問を投げかけてくれば、「赤ちゃんがいつお腹に入ってもいいように、大人になったら、女の人の身体の中で準備しているの」と話します。「どうして?」が続くようなら、その疑問に答える形で伝えてあげましょう。先ほどの絵本は、こういう時に役立ちます。

その3 お風呂で


 お風呂に入っている時、子どもから「どうして」と身体への疑問が出てきた時もチャンスです。子どもの疑問に応じて答えてあげて下さい。性器の名前も、身体の他の部分と同じように伝えて下さい。

その4 人前で性的な言葉を連発する


子どもは「ウンチ」「おしっこ」等の言葉が大好きで、ついつい連呼してしまいます。その延長線上で「おっぱい」「ペニス」「お尻」等の言葉も連呼する場合があります。
まず「大切な言葉だけれど、それはみんなの前で大きな声で言う言葉じゃないよ。私はそんな風にあなたに言ってほしくないよ」と言い聞かせて子どもの行動を止めて下さい。
そして「からだについてのとっても大切な言葉は、大切に使おうね」と伝えて下さい。

その5 マスターベーションをしていたら


 乳幼児期の子どもが、ふとした拍子に性器を何かにこすりつける事で気持ち良くなるという経験をすると、それを繰り返すことがあります。乳幼児期にはよくあることなので心配はいりません。
 でもそれにかかりきりになっているようなら、他のことに注意をそらせてあげましょう。他の事で楽しい時間を過ごすことで、過度になるのを防ぐことができます。

最後に


 昨今、子どもが性的な被害に遭うケースが増えています。被害に遭った時、遭いそうになった時、大人に助けを求めるチカラを付けるためにも、子どもと「からだ」や「こころ」の話を常日頃からしてほしいと思います。普通に親と話せる内容にしておけば、いざという時にも普通に話してくれることでしょう。

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