平成24年第31回教育委員会会議
2024年7月10日
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第31回教育委員会会議録
1 日時 平成24年11月13日(火曜日) 午前9時30分~午前9時50分
2 場所 大阪市役所本庁舎屋上会議室
3 出席者
矢野 裕俊 委員長
長谷川惠一 委員長職務代理者
勝井 映子 委員
高尾 元久 委員
大森不二雄 委員
永井 哲郎 教育長
荻野 哲男 教育次長
沼守 誠也 教育次長
浅野 宏子 総務部長
小川 芳和 学校配置計画担当部長
林田 潔 教務部長
山田 昇 生涯学習部長
大継 章嘉 指導部長
上林 幸男 教育事業監理担当部長
森本 充博 学校経営管理センター所長
沢田 和夫 教育センター所長
徳岡 信英 学事課長
砂 敬三 総務部担当係長
森 知史 高等学校教育担当課長
長谷川義高 指導部指導主事
藤巻 幸嗣 総務課長
川本 祥生 総務課長代理
松浦 令 総務課担当係長
4 次第
(1)矢野委員長より開会を宣告
(2)矢野委員長より会議録署名者に長谷川委員を指名
(3)議題
議案第148号 大阪市立高等学校学則の一部を改正する規則案
議案第149号 委員長の選挙について
議案第150号 委員長職務代理者の指定について
なお、議案第148号については教育委員会会議規則第6条第1項第5号に該当することにより、採決の結果、委員全員異議なく会議は非公開とされた。
(4)議事要旨
議案第149号「委員長の選挙について」及び議案第150号「委員長職務代理者の指定について」を一括して上程。
委員長「委員長及び委員長職務代理者の任期については、本日までとなっており、明日から新しい任期が始まる。まず、選挙の方法について、ご意見はないか。」
勝井委員「委員長の選挙及び委員長職務代理者の指定は、指名推薦の方法で行うのがよいのではないか。」
委員長「ただ今の勝井委員の提案について、何かご意見はないか。」
全委員「異議なし。」
委員長「異議がないようなので、そのようにする。新しい委員長及び委員長職務代理者について、私としては、委員長には長谷川委員を、委員長職務代理者には高尾委員をそれぞれ推薦したいと考えている。他に候補者についてのご意見はないか。私のただ今の提案について、異議はないか。」
全委員「異議なし。」
委員長「異議がないようなので、次の委員長は長谷川委員に、委員長職務代理者は高尾委員にそれぞれお願いする。」
議案第148号「大阪市立高等学校学則の一部を改正する規則案」を上程。
小川学校配置計画担当部長からの説明要旨は以下のとおりである。
平成25年度の収容定員について、昨年度の新設校の学年、統合再編される学校の募集停止の学年及び過去に募集人員を減じた学年が学年進行することに伴い、変更が生じるため、規則改正を行う。
質疑の概要は以下のとおりである。
高尾委員「11月16日の府の教育委員会で府立高校のものが決定され、それとあわせて市の分も発表されるということか。」
小川部長「市立高校もその際にあわせて発表される。」
高尾委員「中央高校のビジネス科についてもう一度詳しく教えてほしい。」
小川部長「中央高校については平成18年度に昼間部と夜間部をあわせて募集することとした。そのときの学級数が以前の昼間部5クラスと夜間部2クラスの7クラスをそのまま引き継いだが、中央高校は全部で20教室であり、昼夜間合わせた募集にした結果、単位制の高校なので、昼間部を希望する生徒数が多くなり、ホームルームの教室を確保することなどに問題点が出てきているので、ビジネス学科を1クラス減らすことにより、校務運営上の課題を解消するものである。」
大森委員「府立と市立をあわせて定員を調整してほぼ同時に決定するのは法令上の根拠があってやっているのか。何に基づいて府と市が調整しているのか。」
森課長「公立高校入学者選抜については、府立高校と大阪市立高校、堺市立高校、東大阪市立高校、岸和田市立高校があるが、中学生の混乱を避けるということから、入学者選抜の実施については、大阪府教育委員会が作成している実施要項の中に、大阪市立の分も含めて、同一の日程、同一の選抜方法で実施することとしている。中学生にわかりやすい説明ということで同時に発表することを長年続けてきている。すでに10月の中下旬に今年度の入学者選抜実施要項は1冊にまとめて各中学校に送付している。」
大森委員「法令上の根拠はないということか。」
教育長「ない。」
大森委員「収容定員や募集人員は府と調整する必要はあるのか。」
森課長「基本的には本市の単独の判断である。」
大森委員「単に発表時期をそろえるだけか。」
森課長「事前に府へは通告している。」
教育長「府の教育委員会は府立学校を所管し、大阪市の高等学校は大阪市教育委員会が所管しているが、一本で発表しているのでそれまでオープンにしてほしくないということである。」
大森委員「公立高校の収容定員及び募集人員について、私立高校との関係は、どうなっているのか。」
沼守次長「私学助成が出る前までは内々で定員の割合の取り決めがあり、それに基づいて定員を決めていたが、私学助成が始まってからはそれがなくなり、弾力的になっている。」
大森委員「取り決めは何対何だったのか。」
大継部長「大体7:3の割合である。昨年は結果として65対35であった。」
大森委員「つまり、私学は定員を増やしたが、公立は定員を増やしていないということか。」
大継部長「そうであるが、私学は募集人員以上に入学させている学校も多くある。」
大森委員「明らかに私学側の行動は変化しているということか。」
大継部長「授業料の助成が大きな影響を与えていると考えている。」
沼守次長「たくさん生徒を抱えれば抱えるほど多くの助成が入ってくるので、経営上の観点などいろいろなことが働いている。」
大森委員「私学サイドの中の定員調整は、現状は続いているのか。」
沼守次長「わからない。」
高尾委員「工業高校や商業高校について、昨年までの応募の状況はどうか。増えているところや減少傾向にあるところはあるか。」
森課長「本市においては、全体的に前期選抜では平均より高い競争率であった。一部の学校では定員割れがあったが、全体では一定の競争率は確保できた。」
高尾委員「電気分野や機械分野、ファッション工学の分野などはどうか。」
森課長「機械、電気の分野は一定の倍率があるが、工業化学系の分野は近年苦戦している。」
委員長「泉尾工業高校の1クラス減というのは何学科か。」
森課長「ファッション工学科である。ファッション工学科だけが2クラスあったが、全学科1クラスにそろえた。」
委員長「この学校は以前からセラミック科が特色であった。」
採決の結果、委員全員異議なく、原案どおり可決。
(5)矢野委員長より閉会を宣告
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