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平成25年第38回教育委員会会議

2022年9月1日

ページ番号:256552

38回教育委員会会議録

 

1 日時  平成251112日(火曜日) 午前9時30分~午前1020

2 場所  大阪市役所本庁舎屋上会議室

 

3 出席者

長谷川惠一  委員長

高尾 元久  委員長職務代理者

大森不二雄  委員

西村 和雄  委員

林  園美  委員

 

永井 哲郎  教育長

荻野 哲男  教育次長

沼守 誠也  教育次長

浅野 宏子  総務部長

小川 芳和  学校配置計画担当部長

林田  潔  教務部長

森本 充博  生涯学習部長

大継 章嘉  指導部長

上林 幸男  教育事業監理担当部長

三木 信夫  学校経営管理センター所長

沢田 和夫  教育センター所長

高井 俊一  教職員人事担当課長

江原 勝弘  教職員人事担当課長代理

武井 宏蔵  教職員人事担当課長代理

川田 光洋  教務部担当係長

田岡  進  教務部担当係長

浦沢 貴行  教務部担当係長

藤巻 幸嗣  総務課長

玉置 信行  総務課長代理

松浦  令  総務課担当係長

 

4 次第

(1)長谷川委員長より開会を宣告

(2)長谷川委員長より会議録署名者に西村委員を指名

(3)議題

議案第201号 委員長の選挙

議案第202号 職員の人事について

議案第203号 職員の人事について

議案第204号 委員長職務代理者の指定について

報告第 15 号 職員の人事について

なお、議案第202号及び議案第203号については教育委員会会議規則第6条第1項第2号に該当することにより、採決の結果、委員全員異議なく会議は非公開とされた。

 

(4)議事要旨

議案第201号「委員長の選挙」及び議案第204号「委員長職務代理者の指定について」を一括して上程。

委員長「委員長及び委員長職務代理者の任期については、明日までとなっており、14日から向こう1年間の新しい委員長及び委員長職務代理者を選ぶ必要がある。まず、選挙の方法について、これまでと同様に委員長の選挙及び委員長職務代理者の指定は、指名推薦の方法で行うのがいいのではないかと考える。選挙の方法について、何かご意見はないか。特に意見がないようであれば、指名推薦の方式で行うということでよいか。

全委員「異議なし」

委員長「異議がないようなので、そのようにいたしたい。新しい委員長について、私としては、委員長には大森委員を推薦いたしたいと考えている。 他に候補者についてのご意見はないか。私のただ今の提案について、異議はないか。」

全委員「異議なし」

委員長「異議がないようなので、議案第201号「委員長の選挙」について、次期委員長は大森委員にお願いする。次に委員長職務代理者について、ただ今次期委員長に選ばれた大森委員から推薦をいただければと思うがどうか。」

大森委員「私としては、委員長職務代理者には林委員を推薦いたしたいと考えている。」

委員長「他に候補者についてのご意見はないか。大森委員のただ今の提案について、異議はないか。」

全委員「異議なし」

委員長「異議がないようなので、議案第204号「委員長職務代理者の指定」について、次期委員長職務代理者は林委員にお願いする。」

 

報告第15号「職員の人事について」を上程。

林田教務部長からの説明要旨は以下のとおりである。

大阪市教育センター付の吉田敬より1031日付けで退職したい旨の申し出があり、急施専決処分を行い、1031日付けで退職発令したので報告する。

採決の結果、委員全員異議なく、原案どおり可決。

 

議案第202号「職員の人事について」を上程。

林田教務部長からの説明要旨は以下のとおりである。

高等学校教諭について、平成24年9月頃から25年9月にかけて、概ね3分の1以上、認められていない自家用車による通勤を通算して11月間行ったことにより、懲戒処分として停職1月を科すものである。

質疑の概要は以下のとおりである。

大森委員「マイカー通勤についての処分の厳しさについて、職員基本条例の制定以降に厳しくなったのか。それともそれ以前から厳しかったのか。」

林田部長「職員基本条例で厳しくなった。もともと平成19年にマイカー通勤に関わって大量処分があり、その際に最も軽いものは文書訓告だったが、それ以降は、1ヶ月間マイカー通勤し、コインパーキングなど適正な駐車の場合は戒告という状況だった。さらに平成24年5月以降に厳格にするという通知があり、1ヶ月間適正な駐車でマイカー通勤した場合は減給、2ヶ月以上の場合は停職10日、3ヶ月以上は停職1月が基本になっている。」

大森委員「職員基本条例以前はこのケースだとどれくらいの量定だったのか。」

林田部長「減給になると思われる。」

大森委員「マイカー通勤について厳しすぎるという批判はあるのか。」

林田部長「喫煙ほどではないが、他都市と比べて厳しいかとは考えている。」

大森委員「マイカー通勤を禁じる趣旨は、交通混雑の緩和がメインか。」

教育長「職員が加害者になる事故を防ぐ意味が一番大きい。大阪市は公共交通機関が発達しているので、マイカーでなくても十分通勤できる。」

大森委員「事故防止が第一で、混雑緩和が第二ということか。」

教育長「そうである。」

採決の結果、委員全員異議なく、原案どおり可決。

 

議案第203号「職員の人事について」を上程。

林田教務部長からの説明要旨は以下のとおりである。

特別支援学校の教諭について、女性の同僚教諭の右手首をつかみ、体育大会の棒引き競技を再現するため、当該教諭の腕をひっぱるよう同僚教諭に強く求め、同僚教諭がやめるよう言ったにもかかわらず、3回程度引っ張らせた。また、ズボンの股間あたりに汗でしみができていたことに関連して、同僚教諭に対して不適切な発言を繰り返した。これらにより、懲戒処分として戒告するものである。

質疑の概要は以下のとおりである。

大森委員「処分量定は適切だと考えるが、そもそも当該教諭は教員としてどうかという思いがある。」

林田部長「そういった意味では学校での他の教職員とのコミュニケーションに問題がある状態である。保護者との対応についても不適切なことがあった。」

大森委員「そうすると指導力不足教員の対象となるのか。」

林田部長「その方向で手続きを進めている。」

大森委員「被害教員に対して性的な関心があったということではないのか。」

林田部長「被害教諭に対してそのような言動が常にあったとは聞いていない。」

大森委員「逆に他の教員に対しても不適切な言動があったのではないか。」

林田部長「チームワークが十分でないといった状況がある。他の教員から注意をされた時に大声で声を荒げるといったこともあった。」

林委員「被害教員の年齢はいくつか。」

川田係長「39歳である。」

林委員「しばらくの間は同じ校内で仕事をするということか。」

林田部長「そうである。」

大森委員「それは大丈夫か。」

川田係長「被害教諭には自らの申告によってそのような状況になるのを避けて欲しいとの思いがある。懲戒処分を受けたことによって校内での事務分担を見直すということで校長と話をしており、懲戒処分まではそういうことはしないでほしいという被害教員からの申し出があった。今回の処分をきっかけとして被害教員と話をして、できるだけ加害教諭と顔を合わせない体制を作っていくこととしている。」

大森委員「被害教員はそれで納得しているのか。」

川田係長「納得している。逆にやり過ぎることによって加害教諭から恨まれることを恐れており、妥当な措置をお願いしたいとのことである。」

高尾委員「本件発覚の経緯について、どのようにして教育委員会に伝わったのか、学校として校長はどのような判断をしたのか、どういう措置をとったのか、またそれはいつか。」

川田係長「行為があってから数日後に被害教諭が同僚の教諭に相談したところ、校長に報告しなければならないということになり、校長に報告があった。その後校長から加害教諭に聞き取りを行い、処分等をすべき事案であろうということで、我々のところに報告があった。」

高尾委員「時系列ではどうか。」

林田部長「8月末の事案であるので、それほど時間が経過してからの報告ではない。」

大森委員「第一報はいつか。」

川田係長「9月中旬だったと思う。その後、被害教諭から聞き取りをしたのが10月上旬だったと思う。」

大森委員「行為の最中に他の教員の目撃者はいたのか。」

川田係長「棒引き競技の行為のときに男性の同僚教諭がいた。」

大森委員「なぜ止めなかったのか。」

川田係長「本人の言い分としては、当該教諭には言っても無駄だという思いがあったとのことだった。」

大森委員「当該教諭の教科は何か。」

川田係長「中学校の英語である。」

大森委員「過去の処分との比較で参考になるような事例はあったか。」

川田係長「これぐらいの行為態様で同僚教職員間での参考になるような事例はなかった。」

大森委員「本件のプレスの扱いはどうなるのか。」

教育長「1月分をまとめて大阪市全体で公表する際に出す。」

高井課長「校種は公表する。特別支援学校の教諭であることや年齢も公表する。」

大森委員「被害教諭が公表されることをそれほど深刻に考えていなければいいのだが。」

高尾委員「行為が行われた場には生徒がいたのか。」

川田係長「男子の生徒がいた。」

高尾委員「子どもが一番心配だが、子どもに対する行為はなかったのか。」

川田係長「生徒に対してというより、同僚教員間でのコミュニケーションにかかる苦情が多くある。ただ、授業の内容について保護者から苦情があったと聞いている。生徒へのセクシャルハラスメント関係の苦情は聞いていない。」

採決の結果、委員全員異議なく、原案どおり可決。

 

(5)長谷川委員長より閉会を宣告

 

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