市電801型801号車・2201型2201号車・3001型3050号車、トロリーバス200型255号車 4輌
2019年1月9日
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市電801型801号車・2201型2201号車・3001型3050号車、トロリーバス200型255号車
しでん801がた801ごうしゃ・2201がた201ごうしゃ・3001がた3050ごうしゃ
トロリーバス200がた255ごうしゃ
指定有形文化財
所有者
所在地
大阪市住之江区緑木
大阪市城東区森之宮
紹介
明治36年(1903)7月に開業し1969年3月まで営業した大阪市電は、近代大阪の市内交通の重要な役割を担った。1910年代後半からは商工業が盛んになり、それに伴い市内の交通網が整備された。以降、先の戦争までの間は市電の黄金期とされる。

801号車は1932年に製造されたもので、利用者の増加に伴う大量輸送に、少ない乗務員で対応できるように、後扉を廃止し左右非対称の形式とした最初の車両である。

2201号車と3050号車は戦後の復興期に製造されたもので、2201号車は1954年製造のゴム入り車輪を用いた防音車両の先駆けである。

3050号車は1956年製造の市電最後の新造車両で、最高水準の無音電車と称された。

1953年9月に運行開始したトロリーバスは、当初は廃止路線が増える市電の代替交通として機能したが、道路混雑とともに効率が低下し、1970年6月に廃止となった。255号は1956年式の200型車両で、トロリーバスの唯一の保存車両である。
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