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【第45号】「楽しく子育てをしよう!」助産院ばぶばぶ院長 こばやし ひさこ

2019年3月20日

ページ番号:287545

子育ては自己犠牲?


助産院にはたくさんの親子さんが訪れます。
自由奔放な子どもたちを今でこそ軽くあしらうことができるようになりましたが、最初から余裕があったわけではないんです。
昔はイライラしていました。「楽しい」よりも「たいへん」。
自分の時間がなくて、子育てとは自分を犠牲にすることだと思っていました。今から思えばしんどい子育てをしていたと思います。

子育ては、よかれといくら頑張っても、見返りがあるどころか容赦なくメッタ斬りにされたりします。昔はそれがイライラの元凶でしたが、今は子育てのそんな理不尽さが大好きです。
顔をクシャクシャにしてつたない日本語で何かを必死に訴える子どもの顔を眺めているのが好きです。
                   
すぐに結果は出なくても、誠心誠意子どもに向き合えば、いつか必ず結果が出ると信じます。
じっくり月日をかけ、ゆっくり深呼吸、ありのままの子育てを受け入れることができれば楽になるはず!
想定外の突拍子もない変化球が返ってきても、その意外性がまた、子育てをおもしろおかしくしてくれます。

些細な目標より夢は大きく持ったほうがワクワクします。
なかなか思うようにならないことが、それなりに形になったときの達成感は計り知れません。

子どもとの相性


同じ両親に生まれて、同じ環境で育っても、子どもたちはそれぞれみんな個性的です。
ママと性格が似ていて物事の判断基準がそっくりの子もいれば、理解に苦しむ行動をとる子もいます。

わたしと違う行動は、事あるごとに新鮮な驚きを届けてくれます。「合わない」ことには変わりがないのでわたしの頭の中は常にクエスチョンマーク一色ですが、合わないからこそ、一緒にいて刺激的なのかもしれません。子育ては我慢することではなく、ちょっと発想を換えるだけでいくらでも楽しめる要素が満載だということに ようやく最近、気づきました。
いやはや一皮剥けるには時間がかかりました。

ネガティブだってええやんか


「子どもに対してネガティブ感情はあったらダメなんですか?」
多くのママが悩んでおられます。だけど、ネガティブを真正面から直視、受け入れることで心が解放されることもあるんじゃないでしょうか。
いつからネガティブが悪いことになったのでしょう?ポジティブにできるものなら言われなくてもやっているしそれがうまくできないからみんな苦悩するのにね。
ネガティブな自分は弱いととらえてしまいがちで、なかなか気持ちが切り替えられないと、自分はなんて情けないんだろうと思ってしまうかもしれません。
「こんなことではだめだ!」「前向きに!」と、もがき、止められないほどの恨みなどの感情を感じるとそんな事を感じている自分は「人間としてどうなの?」ってさらに自己嫌悪。


わたしたちは生きている限り、子どもとのかかわり合いの中でいろんな感情を抱きます。それって人間だからこそですよね。煮えたぎるような怒りを感じることだってあります。
胸が引き裂かれるほどの悲しみもあれば消えたくなることだってあります。
何も感じなくていいように心を閉ざしてしまうことだってあるかもしれません。
いつも女神様みたいに微笑んで、心穏やかに過ごせたら最高だけど、怒りとか悲しみとか苦しみとかネガティブ感情を含めてわたしたちは人として情緒的で美しくかけがえのない豊かな心を育んでいくのではないでしょうか。

自分のことを好きになってね


自分の中に天使と悪魔が混在していても
「腹立つよな、そりゃそうや」「ええやん、思いっきり悲しもう」「死にたくなるなぁ、わかるわかる!」「何も感じひんのも自分を守るのに必要なことやで」
助産院では日々そんな会話が飛び交います。どんな自分もアリです。いいじゃないですか♪
自分だけは、自分のことを受け入れてあげませんか?
潜在意識の中にとらわれたままでいる「悪魔な自分」をありのまま受け入れることができると、 理解と共に解き放たれ癒しが始まりますよ。それに、悪魔な部分やネガティブから本当の自分に気づかされることもあると思うんです。


自分自身を見つめるのにネガティブは決して悪いことではありません。
人とは「善」でもなく「悪」でもない。どちらも兼ね備えている存在です。環境や状況により、今はどちらかが際立って表面化しているかというだけの話。

「自分のことが嫌い」と来院されるママが後を絶ちませんがどうか、自分そのものを否定してしまったりしないでください。
Happyなんてものはいずれ死ぬときにその本当の意味を知ることができればそれで十分です。どんな側面の自分も受け止めることができるようになればその先にきっと、本物のHappyが待っているのだと思います。
人生は長いです。ぼちぼちいきましょう!

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