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【第47号】「パパが子育てを楽しもう」NPO法人ファザーリング・ジャパン関西 代表理事 和田 憲明

2019年3月20日

ページ番号:294072

パパ!子育てを楽しもう!


 パパ向けの子育て講座などでお話をすると「パパが子育てをするメリットは?」と言う質問をよくうけます。もちろんメリットはたくさんあります。ただ、この質問をされる人たちに逆にお聞きしたいです。
「お子さん、可愛くないですか?」
 バタバタと手足を動かして、ふにゃふにゃと言葉を発する。そんな姿は見ているだけで愛らしいですよね。そのまま目を合わせていると、子どもがにっこり微笑んでくれる。「可愛いーーー!」ってなりませんか?
 何を言いたいのかというと、「子育てのメリット」を考えるということは、逆に言うと子育ては辛く大変なものだというイメージがあるからではないでしょうか。
 もちろん子育ては大変です。思うとおりになどいかないことだらけです。でも、それを補ってあまりあるほど、子どもは可愛いはずです!だから、みなさんに言いたいこと、それは「メリットとか疲れるとか考えずに、みんなもっと子育てを楽しみましょう!」ということです。

子育てのメリット


 とはいえ、仕事との両立などを考えたとき、これまでのライフスタイルを変えるにはやはり理由が必要です。なので、子育てに関わるメリットについて少しだけお示しします。
 まず、子どもに愛されます。
 当たり前ですよね。子育てに関わっていたら、子どもたち、そりゃ寄ってきてくれます。
 次に、ママとのいい関係が続きます。
 パパが子育てに一緒に関わってくれることほど、ママにとって心強いものはありません。だって、子育てにおいて、病気になったときや進学するときなど、節目ごとにいろんな悩みが生まれます。そんなとき、誰にも相談できなかったらどうですか?ひとりで子どもの人生を背負ってしまうほどプレッシャーになりますよね。そして、子どもはいずれ独り立ちして家を出て行くことになります。その後、また夫婦での暮らしが戻ってくるんです。そのとき、関係性が冷めていたらどうでしょう?一緒にいるのが居心地悪くなってしまいます。だから、子どもが独立したあとのためにも、ママとのよい関係がつづくというのはとっても大切なことなんです。
 子育ては仕事にも活かされます。そのなかでも一番大きいのが、周りへの配慮です。子育てでは、子どもの気持ちを想像し、読み取ろうとしますよね。その配慮は、部下や同僚、後輩の仕事ぶりや考えていることを読みとろうとすることにも繋がります。人への配慮や気遣いが出来る人、それは職場における中心的な役割を担う人として、大いに頼られることになるしょう。
 少し挙げただけでこれだけメリットがあります。ライフスタイルを変えるにも十分ではないでしょうか。

子どもとの関わりのコツ


 また、講座後の質疑ではこんな質問も多く寄せられます。子どもが懐いてくれない、関わり方がわからない、などです。そんなパパたちのため、そして、これからは子育てに関わりたいと思っている人のために、次は子どもに愛されるコツをご紹介しましょう。
 子ども、特に乳児期の子どもは、どんな人が好きだと思いますか?
 子どもが好きになってくれる人、それは・・・
 「快」を与えてくれる人。
 「安心・安定」を与えてくれる人。
 「興味・刺激」を与えてくれる人。
 この3つです。
 「快」は気持ちいい、スッキリってことです。
 ご飯を食べさせてあげる、オムツを替えてあげる、抱っこしてあげる、寝かしつけてあげる、といったことですね。
 次に、「安心・安定」。
 これは繰り返し同じことをしてあげるということです。
 絵本を読んだり遊んだりしていると、「もう1回!もう1回!!」って、エンドレスになりませんか?その繰り返しこそが安心・安定です。だから、繰り返し同じことをしてくれる人が子どもは大好きです。
 そして、「興味・刺激」。
 少しずつ視野が広がると、新しいものへの興味や関心が沸いてきます。突然走り出したり、モノを投げたり落としたり。
そうやって、目の前にあるもの、人がどうなるのか(どう反応するのか)を確かめようとしたり、刺激を求めるようになります。


 子どもが好きになってくれるかどうかは、この3つを満たしているかどうか、なんです。
 「関わり方がわからない」という方も、この3つを押さえれば、やみくもにやるよりもずいぶん関わりやすくなると思います。
 そして、この3つを押さえるという点において何よりも一番伝えたいこと、それは、子育ては「質」より「量」だということです。
 パパたちは、ついつい「興味・刺激」に寄りすぎてサプライズに走ってしまう。得意なのはわかるんですけどね。でも、「興味・刺激」は「快」や「安心・安定」の上に成り立っています。だから、「快」や「安心・安定」を満たし、「興味・刺激」を与えてあげられるためにたくさんの時間を費やすことが大切です。

子どもは可愛い!


 繰り返しになりますが、子どもはやはり可愛い!それだけで、十分関わり続けられるはずです。
 そんな風に感じられたら、子育ても楽しくできます。
 そして、子育てを楽しむことで、多くのメリットを得られるのです。
 子育てという期間は10歳くらいまでと言われています。
 10歳なんてあっという間!
 ホントに期間限定です!
 だから、メリットがあるとかないとか、時間がないとか、そんなこと言わずに、わずかな期間の子育てを思いっきり楽しみましょう!

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