紙本墨書六字名号 天正13年顕如裏書(明福寺) 1幅
2019年1月9日
ページ番号:301413
紙本墨書六字名号 天正13年顕如裏書
しほんぼくしょろくじみょうごう てんしょう13ねんけんにょうらがき
分野/部門
有形文化財/歴史資料
所有者
宗教法人 明福寺(みょうふくじ)
所在地
大阪市北区同心1
紹介
法量 : 縦83.9cm × 横29.7cm

明福寺に伝来する草書体の六字名号も、裏書を伴う本尊である。本願寺11世門主 顕如が、天正13年(1585)に蓮如真筆であることを証した内容である。蓮如没後約100年後の裏書だが、中世の段階でこの名号本尊が蓮如筆と考えられていたことを示している。裏書を伴う史料は全国的に希少であり、雲茎寺本とともに、中世の本願寺教団の教化の浸透を考えるにあたり重要な史料である。
用語解説
六字名号(ろくじみょうごう) 「南無阿弥陀仏」の六文字をいう。南無は礼する意で、阿弥陀仏への帰依(きえ)を表す。この六字名号を唱えることによって、浄土往生(じょうどおうじょう)への目的が達せられるとされる
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