絹本著色観経説法図(長宝寺) 1幅
2019年1月9日
ページ番号:301414
絹本著色観経説法図
けんぽんちゃくしょくかんきょうせっぽうず
分野/部門
所有者
宗教法人 長宝寺
所在地
大阪市平野区平野本町3
紹介
法量 : 縦137.3cm×横60.4cm

長宝寺に伝来する仏画の1つである。釈迦と二声聞(しょうもん)を中央に、釈迦の足元には韋提希夫人(いだいけぶにん)と童子形の従者を描く。釈迦の頭上には阿弥陀浄土をあらわしている。観無量寿経(かんむりょうじゅきょう)の序に描かれる、釈迦が韋提希夫人に説法する場面を絵画化した画像で、全国的にも類例をみない。制作年代は鎌倉時代末にさかのぼると考えられる、市内に残る非常に古い年代の仏画である。
用語解説
声聞(しょうもん) 「教えを聞く者」の意味で、仏弟子のこと
韋提希夫人(いだいけぶにん) 古代インドのマガダ国王ビンビサーラの后。子のアジャータシャトルに幽閉された時、釈迦に教えを請うたので、釈迦は「観無量寿経」を説き浄土往生の道を示したという
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