近代大阪を彩る都市芸術(彫刻) 2件
2019年1月9日
ページ番号:301418
近代大阪を彩る都市芸術(彫刻)
きんだいおおさかをいろどるとしげいじゅつ(ちょうこく)
難波橋「ライオン像」
ダイビル本館「鷲と少女の像」
紹介
市民が美術作品に親しむことができるようになるのは、概ね20世紀になってからである。市民を対象とした美術館がつくられ、また、建築や橋などにも装飾や意匠に工夫を凝らしたものが見られるようになった。近代化をけん引するモダン都市であった大阪市でも都市美を追求する動きは顕著であり、建物や橋に彫刻を飾り、市民に親しまれるとともに近代大阪の都市景観を形作ってきた。
難波橋「ライオン像」

所有者:大阪市(建設局)
所在地:中央区北浜1、2、北区西天満1
分野/部門:有形文化財/美術工芸品〔彫刻〕
数量(一括):4点
大正4年(1915)竣工の難波橋は、「ライオン橋」の愛称で市民に親しまれている。橋の南北両詰の東西を飾る4点のライオン像は、天岡均一(あまおか きんいち)(1875~1924)の作で、第6代大阪市長 池上四郎の依頼でつくられた。
ダイビル本館「鷲と少女像」

所有者:ダイビル株式会社
所在地:北区中之島3
分野/部門:有形文化財/美術工芸品〔彫刻〕
数量:1点
中之島西部地区の景観を代表する建築であった、旧ダイビルの1階正面玄関上部に飾られていた「鷲と少女の像」は、大正14年(1925)に制作された。大国貞蔵(おおくに ていぞう)(1890~1950)の代表作で、ダイビルを象徴する像として市民に親しまれた。2013年にダイビルは建て替えられたが、この彫像は建て替え前と同じ位置に飾られている。
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