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平成28年第18回教育委員会会議

2022年9月1日

ページ番号:363572

平成28年第18回教育委員会会議

日時

平成28年9月27日(火曜日)午前10時30分から正午、午後2時から午後2時20分

場所

大阪市役所本庁舎屋上会議室

議題

議題
議案番号案件名議事内容結果
議案第139号第68回市立校園職員児童生徒表彰について【非公開】-原案どおり承認
議案第140号平成28年度教育功労者表彰について【非公開】-原案どおり承認
議案第141号指導が不適切である教員の認定及びステップアップ研修の決定について【非公開】-原案どおり承認
議案第142号職員の人事について【非公開】-原案どおり承認
議案第143号職員の人事について【非公開】-原案どおり承認
議案第144号職員の人事について【非公開】-原案どおり承認
議案第145号職員の人事について【非公開】-原案どおり承認
議案第146号大阪市教育委員会事務局事務分掌規則の一部を改正する規則案【非公開】-原案どおり承認
報告第13号職員の人事について職員の人事異動について、報告した。原案どおり承認
報告第14号職員の人事について【非公開】-原案どおり承認

配付資料

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会議録

1 日時  平成28年9月27日 火曜日 午前10時30分から正午、午後2時から2時20分

 

2 場所  大阪市役所本庁舎屋上会議室

 

3 出席者

山本 晋次  教育長

林  園美  教育長職務代理者

高尾 元久  委員

西村 和雄  委員

帯野久美子  委員

森末 尚孝  委員

 

蕨野 利明  教育次長

大継 章嘉  教育次長

寶田 啓行  阿倍野区担当教育次長

稲嶺 一夫  平野区担当教育次長

小川 芳和  総務部長

多田 勝哉  教育改革推進担当部長

加藤 博之  指導部長

井上 省三  教務部長

山野 敏和  教職員人事担当課長

中野下豪紀  教職員人事担当課長代理

山東 昌弘  教務部担当係長

藤島  健  教務部担当係長

大多 一史  教職員資質向上担当課長

吉田加代子  教務部担当係長

川辺 智久  教育センター主任指導主事

栗信雄一郎  教職員服務・監察担当課長代理

田中  敬  教務部担当係長

森本 京子  教務部担当係長

谷口 昌久  総務課担当係長

飯田 明子  総務課長

松浦  令  総務課長代理

東川 英俊  総務課担当係長

ほか係員1名

 

4 次第

(1)山本教育長より開会を宣告

(2)山本教育長より会議録署名者に林委員を指名

(3)議題

議案第139号 第68回市立校園職員児童生徒表彰について

議案第140号 平成28年度教育功労者表彰について

議案第141号 指導が不適切である教員の認定及びステップアップ研修の決定について

議案第142号 職員の人事について

議案第143号 職員の人事について

議案第144号 職員の人事について

議案第145号 職員の人事について

議案第146号 大阪市教育委員会事務局事務分掌規則の一部を改正する規則案

報告第13号  職員の人事について

報告第14号   職員の人事について

なお、議案第139号から143号については会議規則第6条第1項第2号に該当することにより、議案第144号から第146号及び報告第14号については会議規則第6条第1項第5号に該当することにより、採決の結果、委員全員異議なく非公開として審議することを決定した。

(4)議事要旨

報告第13号「職員の人事について」を上程。

井上教務部長からの説明要旨は次のとおりである。

関目小学校校長の休職に伴い、その後任に指導部総括指導主事上田健二を、平成28年9月16日付で任命を行ったものである。

なお、本件については、大阪市教育委員会教育長専決規則第2条第1項の規定に基づき、教育長による急施専決により実施したことから、同条第2項の規定に基づき、報告を行うものである。

 採決の結果、委員全員異議なく、原案どおり可決。

 

議案第139号「第68回市立校園職員児童生徒表彰について」及び議案第140号「平成28年度教育功労者表彰について」を一括して上程。

井上教務部長からの説明要旨は次のとおりである。

市立校園職員児童生徒表彰については、職員の部として「職務精励」で55名と1グループ、「教育実践功績」で1名、「調査研究等」で1グループ、25年以上勤続で283名、35年以上勤続で360名を表彰し、児童生徒の部では「他に称賛され又は他の模範とするに足る行為があったもの」として7名と1グループを表彰する。教育功労者表彰については、18名を表彰する。表彰式は平成28年11月3日に行う。

 

 質疑の概要は次のとおりである。

【森末委員】  手続きとしては推薦なのでしょうけれども、誰が推薦するのですか。

【山野課長】  学校長からでございます。

【高尾委員】  職務精励の方は年度末に退職なさるご予定の方ですか。

【山野課長】  さようでございます。

【高尾委員】  教育功労者についても同様ですか。

【山野課長】  さようでございます。

【高尾委員】  調査、研究の西淀川区の淀商業高等学校の事案が、非常にインパクトが強いと思ったのですが、高等学校でこういう取組みというのは珍しいと思います。なぜこういうことをやってみようとなったのか。それから生徒はどういうふうに受けとめられたのか、あるいはいろいろ店舗の運営だとかなさっておりますが、それをごらんになった一般の方がどういうふうに反応されたのでしょうか。

【井上部長】  このような取り組みというのは全国的には何々デパート、何々百貨店という格好でやっている例は多くございますが、大阪では過去こういうものをやったことがありませんでした。小さいイベントでの販売実習はあったのですが、このように大がかりに学校全体をモールとして販売活動をやったというのは初めての経験ということになります。これは商業の企画から販売、情宣活動、最終的には経理、会計まで、学んだことを総復習するという意味で、大変意義のある事業でございます。地域の方からはやはり高校生が地域からいろんなものを集めてきて販売、それも企画ものを販売するということで、商業高校の学びの内容をよくご理解いただけるというところでのメリットがあると言われております。今回も地域の小学生や地域のご老人なども集まっていただいて、大変盛況であったと聞いております。

【高尾委員】  ぜひこういうことは大阪の商業高校において定着してくれればなという思いを持っております。

 次に、その他に推薦のあったものについて教えてください。

【山野課長】  職務精励において、長年にわたる職務への精励という観点で勤続年数が短いと考えられるものと、教育実践において昨年度の表彰理由と重複があると考えられるものがございます。

【林委員】  教育実践で上がっているメンバーというのは全職員ということですか。

【山野課長】  昨年度と今年度、両方で勤務している教職員全員でございます。

【林委員】 表彰は、基本的にはいい取り組みには出してあげる方向性であるべきだと思います。現場の先生方が頑張っている部分で、モチベーションを上げていただくことの1つとして表彰というものがあると思っています。

今後の話として、やはり学校全体としてという部分があると思います。チームとして頑張って結果を出しているということは評価していくほうがいいんじゃないかと思うのですけれども、いかがでしょうか。

【山本教育長】 ただいまのご指摘については、一度事務局において整理を行い、後ほど改めてご議論いただきたいと思います。

 

議案第141号「指導が不適切である教員の認定及びステップアップ研修の決定について」を上程。

井上教務部長からの説明要旨は次のとおりである。

当該教員について、指導力向上支援・判定会議の意見を踏まえ、指導が不適切である教員と認定し、ステップアップ研修を実施するものである。

 

質疑の概要は次のとおりである。

【山本教育長】 改善の余地がある方なのですか。

【井上部長】  私も実際に見ておりますが、意欲の面に大きな課題があるとは思っております。

【林委員】  研修の内容も基本のところからですよね。

【山本教育長】  まずは一旦、このステップアップ研修の第1段階に充て、次回にご報告させていただこうと思っていますので、そこの改善内容などもご覧いただければと思います。

 採決の結果、委員全員異議なく、原案どおり可決。

 

議案第142号「職員の人事について」を上程。

井上教務部長からの説明要旨は次のとおりである。

中学校教諭について、部活動指導に伴って支給される教員特殊業務手当を不正に受給したことに対し、懲戒処分として停職1月を科すものである。

 

 質疑の概要は次のとおりである。

【林委員】  休日に出勤された場合は、タイムカードで出勤時間を打刻することになっているのですか。

【井上部長】  はい。学校に出勤した際は、カードリーダーで打刻することとなります。他校で練習試合等に行くときには、出張となります。

【林委員】  それを照らし合わせての手当の支払いという、その作業はどなたがされるのですか。

【井上部長】  教頭が点検作業はしているのではないかと思います。

【林委員】  この作業自体も大変な事務作業だなと思います。

【田中係長】  出勤時間につきましては、システム上、一定の要件を満たす際、要は教育特殊業務手当申請になる4時間の間隔がなければ、申請できない形になりますので、そういった形でシステム上、チェックがかかるようにもなってはおります。

【林委員】  初めてのケースですので、きっちりとまた周知していただいて、二度と起こらないように、なるべく起こらないようにしていただけたらと思います。

採決の結果、委員全員異議なく、原案どおり可決。

 

議案第143号「職員の人事について」を上程。

井上教務部長からの説明要旨は次のとおりである。

小学校の管理作業員3名について、勤務時間に喫煙を行ったことに対し、懲戒処分として、いずれも停職1月を科すものである。

 

 質疑の概要は次のとおりである。

【森末委員】  基本条例の別表の10から12に該当し、職場離脱した、公務の運営に支障が生じたということですが、これはどのように評価をされているのですか。

【井上部長】  勤務時間中に職場離脱をしているというところが該当するということになっております。

【森末委員】  公務の運営に支障を生じたと、こういう要件ですね。この項目番号10でしたら、正当な理由なく勤務時間中に職場離脱したのは間違いないですね。公務の運営に支障を生じさせたということになりますね。これは、研修の休憩時間中でしたね。

【井上部長】  研修の小休憩ですね。

【森末委員】  小休憩ですね。喫煙がいけないことはその下の徹底に通知がありますけど、これはどう理解したらいいのか。

【栗信代理】  学校園においては、勤務時間中の喫煙と校園敷地内での喫煙というのはこれまで処分対象として取り扱ってきております。今回は学校園を離れた研修の場面でもありましたけれども、お昼の休憩時間は構わないのですけれども、小休憩の間は仕事時間中であること、喫煙はしてはいけないということを明示しておりまして、それを守らず喫煙があったということでございます。

【森末委員】  この職員基本条例で、喫煙とははっきり書いていないですね。ずっとこれで処分をされてきているのですね。

やはり懲戒処分ですから、構成要件に該当することをきちんとしないといけないのですけど、公務の運営に支障を生じさせたことというのは要件に入っていますよね。支障は生じているのですけれども、それで一月が本当に妥当なのかの議論があるといえばありますよね。いつも喫煙の場合、一月となっているのでしょうけれども、しかもそれも研修で休憩時間でとなると、この処分がいいのかどうかという問題は問われてくるのかなという気はしているのです。

おそらく、以前からの事案も、本件と同じような事案でもないでしょう。いろいろあると思うのですけど、それを一律に一月としていいものなのかどうか気になります。

【井上部長】  実は、リーガルチェックをかけている弁護士からも、果たしてたばこ1本、こういう状況下で妥当なのかどうかというのは、今後、検討が必要だろうというようなお話はいただいております。ただ、実は喫煙にかかわる事件が交通局中心に発生した事件で、平成24年5月、勤務時間中における喫煙禁止の徹底ということで、厳罰も含めた周知がされておりまして、これ以降、確実にたばこ1本、一月というような状況になっておるというところです。

【森末委員】  だから、安定しているわけですね。

【井上部長】  このあたりの妥当性につきましては、見直しというのが要る時期も来始めているのかなという理解はしております。

 採決の結果、委員全員異議なく、原案どおり可決。

 

議案第144号及び第145号「職員の人事について」を一括して上程。

井上教務部長からの説明要旨は次のとおりである。

放出小学校教頭の病気休職に伴い、その後任として、市教育センター指導主事 信貴通子を、任命するものである。

また、市教育センター指導主事の後任として、文の里中学校教諭 小谷智範を昇任させ任命するものである。

いずれも10月1日付で発令を行う。

 

 質疑の概要は次のとおりである。

【森末委員】  小谷教諭は、サンティアゴ日本人学校に3年行かれておりますが、これは教育委員会から派遣されたのですか。

【山野課長】  おっしゃるとおりです。日本人学校ですので、在留日本人の児童、生徒に対しての教育を行うものですから、日本語で教育をいたします。ただ、文部科学省から我々の推薦を求められますので、やはりある程度、語学ができる者を推薦に上げております。

 採決の結果、委員全員異議なく、原案どおり可決。

 

 議案第146号「大阪市教育委員会事務局事務分掌規則の一部を改正する規則案」及び報告第14号「職員の人事について」を一括して上程。

小川総務部長からの説明要旨は次のとおりである。

生野区の西部地域における小規模校の適正な教育環境の確保に向けた取り組みを推進するとともに、小中一貫したよりよい教育環境づくりや学校跡地の活用方針などを検討する体制を整備するため、学校適正配置担当課長を追加して設置するものである。

 次に、平成28年10月1日付人事異動として、教育次長の蕨野利明が建設局理事として異動することに伴い、その後任として、総務部長の小川芳和を昇任させ総務部長と兼務して任命する。

 また、建設局管理部路政課長代理の大川博史を学校適正配置担当課長に、教育委員会事務局指導部担当係長の川楠政宏を学校適正配置担当課長代理に、総務部学事課勤務の伊丹邦宏を指導部担当係長にそれぞれ任命する。

なお、本件については、大阪市教育委員会教育長専決規則第2条第1項の規定に基づき、教育長による急施専決により実施したことから、同条第2項の規定に基づき、報告を行うものである。

 

 質疑の概要は次のとおりである。

【森末委員】  もともと生野区役所にはこの地域活性化担当課長、課長代理はなかったのですか。

【小川部長】  生野区役所には、現担当課長はおりますが、現行体制を強化するという形でございます。兼務になっておりますけれども、主たる職場は生野区役所という形になろうかと思います。

【高尾委員】  担当課長、課長代理の2名ともそうなのですか。

【小川部長】  2名ともそうです。ただ、兼務ですので、仕事によりましたら、教育委員会の方にも席は設けまして、こちらで業務を行う場合はこちらで勤務することはありますが、主たる勤務地は生野区役所という形にさせていただきます。

【蕨野次長】  今現在の生野区の課長は、逆に区役所に本籍があって、こちらの教育委員会のほうも兼務しているという形になっております。今回は、教育委員会に籍をおいて、生野で仕事をやるということで、ポストを1増した形になります。

【林委員】  そういう方はそれぞれ区のほうに籍を置いて、兼務されている方がほとんどなのですか。

【蕨野次長】  区担当教育次長をつくったときに、副区長並びに各部の課長を全て教育委員会兼務という形にしております。

 採決の結果、委員全員異議なく、原案どおり可決。

 

(5)山本教育長より中断を宣告

(6)山本教育長より再開を宣告

 

【山野課長】   先ほどのご議論、論点を整理いたしますと、1つとしてはまず、職務精励について「長年」という解釈をどう見るのか。

もう一つは、教育実践について昨年度表彰した理由と今回の推薦理由で重複が一定あるということと、チームとしての表彰をどう見るのかということであると思います。

 まず、1点目につきましては、過去の推薦例を見てみましても、50歳台後半で推薦した方が多かったというところがございます。

【高尾委員】  職務精励というのは年齢が関係するのですね。

【山野課長】  長年にわたり、いわゆる功績のあったというところで、年齢や勤続年数を一定の目安としております。

【森末委員】  「長年にわたり」の解釈はなかなか難しいのですけれども、「長年にわたり」のハードルは下げた上で、内容で取捨するということも十分ありますよね。

【山野課長】  それはあり得ます。「長年にわたり」の解釈をもっと緩和して考えるべきだということであれば、今後そういう方向性でやっていくべきということになろうかと思います。

【林委員】  私は、教育実践功績の方に入れていただいたほうがいいのではないかと思います。

【森末委員】  教育実践功績の定義は、教育実践上の功績が多大である、保護者、地域とかに高い評価を得ていると。これに当たらないのではないですか。

【蕨野次長】  その解釈を広げればという話ですね。

【高尾委員】  本件について、この人たちを鼓舞するという政策的な目的から、緩めても僕はいいと思っております。ただ、そのためには活動内容について、それなりの説得力があるものにやってほしい。何か新しい着眼点がなかったのか、校長に問い合わせて、やっぱり加筆していただくのと、子どもたちが何かその恩恵を受けたことがなかったのかどうか。

 それから、条件にあるような地域の方、保護者、地域からの高い評価というのはなかったのかどうか。そんな部分も踏まえて推薦書を整えていただき、それを審査して教育実践功績に上げるのがいいと思っております。

【山野課長】  学校に状況をもう一度確認させていただきます。

【高尾委員】  2点目について、何故全員を挙げたのと聞きましたか。

【山野課長】  特に管理作業員や給食調理員の関わりについてお尋ねしたのですが、皆さんがそれぞれの職域で頑張ってもらっていますという以上の説明は得られませんでした。【林委員】 これだけの成果を3年間上げているという部分で、私としては評価できるものは評価していきたいという考えなので、グループとして評価してもいいのではないかなとは思います。

【蕨野次長】  チームとして何らか表彰の仕方がないかとかいろいろ議論して、表彰できるものは表彰したいとは思っています。

【山野課長】  もう一度、理由の部分につきまして、特に子どもたちの教育への関与という部分について、再度校長にお調べさせていただきます。

 また、基本的にグループでの評価であるということで見ていくという中で、ただいまのご指摘を踏まえ再度調査を進めまして、改めて会議にお諮りさせていただきたいと思います。

 採決の結果、委員全員異議なく、原案どおり可決。

 

(7)山本教育長より閉会を宣告

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