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平成27年第26回教育委員会会議

2022年9月1日

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平成27年第26回教育委員会会議

第26回教育委員会会議録

 

1 日時  平成27年11月10日 火曜日 午前9時30分~午前10時15分、午後3時~午後3時15分

 

2 場所  大阪市役所本庁舎7階市会第6委員会室

 

3 出席者

 大森不二雄  委員長

 林  園美  委員長職務代理者

 高尾 元久  委員

 西村 和雄  委員

 帯野久美子  委員

 

 山本 晋次  教育長

 寳田 啓行  教育次長

 大継 章嘉  教育次長

 沼守 誠也  教育監

 小川 芳和  総務部長

 多田 勝哉  教育改革推進担当部長

 三木 信夫  学校配置計画担当部長

 井上 省三  教務部長

 松本 勝己  生涯学習部長

 加藤 博之  指導部長

 岡田 和子  学力向上支援担当部長

 島田 保彦  インクルーシブ教育推進室長

 源  俊司  学校経営管理センター所長

 林田 国彦  教育センター所長

 山野 敏和  教職員人事担当課長

 中野下豪紀  教職員人事担当課長代理

 橋本 洋祐  教務部担当係長

 川阪  明  総務課長

 松浦  令  総務課長代理

 東川 英俊  総務課担当係長

 ほか係員2名

 

4 次第

(1)大森委員長より開会を宣告

(2)大森委員長より会議録署名者に西村委員を指名

(3)議題

議案第191号 委員長の選挙について

議案第192号 委員長職務代理者の指定について

議案第193号 校長公募第3次(最終)選考結果について

なお議案第193号については、会議規則第6条第1項第5号に該当することにより、採決の結果、委員全員異議なく非公開として審議することを決定した。

(4)議事要旨

 議案第191号「委員長の選挙について」及び議案第192号「委員長職務代理者の指定について」を一括して上程。

【大森委員長】

委員長及び委員長職務代理者の任期については、来る13日までとなっております。平成27年4月1日施行の地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律附則第2条第2項の規定による経過措置により、改正前の同法第12条第1項の規定に基づき、14日から向こう1年間の新しい委員長及び委員長職務代理者を選ぶ必要があります。

 まず、選挙の方法について、これまでと同様に、委員長の選挙及び委員長職務代理者の指定は指名推選の方法で行うのがいいのではないかと考えます。

 選挙の方法について何かご意見はございますか。特にご意見がないようでしたら、指名推選の方法で行うということでよろしいでしょうか。

【全委員】 異議なし。

【大森委員長】  ご異議がありませんので、そのようにいたしたいと存じます。

 それでは、ご意見はいかがでしょうか。

【高尾委員】  私は、大森委員長に再びまたこの大役をお願いしたいというふうに考えております。もう既に、ご紹介するまでもなく別ウィンドウで開く、高い実績を上げられております多くの施策を指導されておりますし、あと最近では組み体操などで広く意見を聴取されて、事故の未然防止ということにもつなげられるというふうなこともございます。また、現在の情勢を考えますと、さまざまな施策というのがほんとうに実効を上げることになるのかどうか、胸突き八丁のところにあるんだろうというふうに思っております。こうした情勢から、私は大森委員長にお願いをしたいというふうに考えております。

【大森委員長】  ほかに候補者についてのご意見はございませんでしょうか。

 ほかにご意見がなければ、高尾委員のただいまのご提案につきまして、ご異議ございませんでしょうか。

【全委員】 異議なし。

【大森委員長】  ご異議がありませんので、議案第191号、委員長の選挙につきましては、次期委員長は、引き続き私が務めさせていただきます。

 次に、委員長職務代理者につきまして、私といたしましては林委員を推薦いたしたいと考えております。ほかに候補者についてのご意見はございませんでしょうか。

 特にご意見ございませんでしたら、私のただいまの提案につきまして、ご異議ございませんでしょうか。

【全委員】 異議なし。

【大森委員長】  ご異議がありませんので、議案第192号、委員長職務代理者の指定につきまして、次期委員長職務代理者は、引き続き林委員にお願いいたします。

 

議案第193号「校長公募第3次選考結果について」を上程。

井上教務部長からの説明要旨は次のとおりである。

小・中学校は82人中40人を、高等学校は8人中6人を、幼稚園は4人全員をそれぞれ合格とし、そのうち外部申込者は1名を合格とする。

 

質疑の概要は以下のとおりである。

【大森委員長】採用予定数は、募集要項を発表した段階では数が大きかったように記憶しているのですが。

【山野課長】  小中高の計で70人程度です。早期退職等が意外に少なかったのと、再任用を希望される方が意外に多かったなどの結果、当初の見込みから少なくなったものです。

【大森委員長】  現時点でなぜ早期退職者が小中学校にいないのか理由は考えられますか。

【山野課長】  例えば退職手当の制度が変わる前の年度末は早期退職が増えたことはございますが、今年度につきましてはそういった事情はございませんので、結果的に早期退職が少ないのだと考えております

【林委員】 平成25年度の合格者の配置を優先的に検討していくのだと思うのですけれども、例えば今年合格された先生の中に、あと1年ぐらいで定年を迎えられるという先生もいらっしゃるかと思いますが、そのあたりの考慮みたいなことはされるのでしょうか。

【山野課長】  内部申込者の場合には校長公募の合格は、3年間有効としておりますので、25年度合格者というのは最優先に考えなければなりませんし、あと1年余りで定年を迎える合格者につきましても優先的に検討することになろうかと存じますが、最終的には人物重視で考えていきたいと存じます。

【大森委員長】  小・中学校では前の年、前々の年の合格者が多数残っているとなると、今年の合格者40名のうち、本年度末人事で校長になれるのは、実際何人ぐらいになりそうですか。半分もなれないのではないですか。

【山野課長】  はい。

【高尾委員】  例えば早期退職とか再任用の調査の時期をもう少し前にして、より正確な人数を出すとかは不可能なのでしょうか。

【山野課長】  ご指摘の調査は、本年度は一月ほど前倒しして実施しているんですけれども、前倒しにすればするほど、精度が甘くなってまいります。そのあたりの兼ね合いで、校長公募の要項発表の5月まで前倒しするのは難しいと考えております。

【大森委員長】  やっぱりこれだけ合格者が多数残っている中で、本年度の合格者数は40名でもちょっと多過ぎますよね。この調子だと、合格が3年間有効と言っても、実際に校長になれないままに終わっちゃう方がいらっしゃるのではないですか。

【山野課長】  来年度以降の退職予定者数が増える見込みですので、次年度以降で吸収は可能と考えております。

【林委員】  あと、再任用の校長に引き続き勤務をお願いするかどうかについては、これだけ校長公募の合格者が残っているという状況では、現役を優先していくというのは1つの考え方なのかなというふうにも思います。

【寳田教育次長】  組織にはある程度の新陳代謝がなければ、新しく校長になろうとする先生の意欲をそいでしまうことになりかねないと思いますが、これまでは教頭候補が足らんということで、教頭の校長昇任を抑えるために再任用校長を多く配置するという部分がここ数年間でありました。教頭候補が増えてくれば、実績をお持ちの再任用校長をうまく活用しながら、新しい方々にどんどん管理職の道を開けていくことができるようになるのかなと思います。

【林委員】  そうですね。状況に応じた対応をということだと思います。

【大森委員長】  ところで、再任用を希望している校長は全員、校長に再任用されるのですか。教頭になってもらうわけにはいかないのですか。

【山野課長】  面接では、改めて意向をお伺いするようにはいたしますけれども、教頭や教諭に降任してもかまわないという校長はなかなかいないと思います。

【大森委員長】  いずれにしても再任用は、校長といった職種まで保障するものではないですよね。法律論としては、退職時に校長だったから再任用も校長にしなければいけないというものではないですよね。教員を教頭や校長にどう登用していくかということがありますので、そこら辺も含めて再任用をどうするのかを考えないといけないということですね。

【林委員】  本当に採用人数がこの人数でいいのかということは、もう一度再確認したほうがいいのかなと思います。先ほど、来年度以降の退職が見込まれるので、合格者数を吸収できるというようなお話があったと思うのですけれども、そこを確認しておく必要があるかと思いますが。

【大森委員長】  きちんとシミュレーションをもって説明してもらわないと、大ざっぱな話では、吸収できそうだという納得感はないですね。

(5)大森委員長より中断を宣告

(6)大森委員長より再開を宣告

【山野課長】  シミュレーションといたしましては、平成27年度末から30年度末までの校園長の必要数と、その前3年度における合格者数の累計を比較し、その差引を翌年度の待機者として計算いたしましたところ、仮に30年度まで本年度と同じ40名の合格者を出していったとしても、待機者数はどんどん減っていくという結果になっております。もちこんこれはシミュレーションでございますので、毎年度の見込み数が確定していく中で調整が必要であろうかと思いますけれども、いずれにしましても本年度において小中合わせて40名を合格としたとしましても、次年度以降で十分に吸収できるという結果になっているところでございます。

【林委員】  はっきりとしたシミュレーションがあって、吸収できる見通しがあるということであれば、今年度はこれで良いと思います。

【大森委員長】  今日、これで決定すると、明日には応募者に通知するということでしたね。

【山野課長】  通知と報道発表と合わせて行います。

【大森委員長】  まず、内部の場合は病気や事故でもない限り辞退というのはないわけですよね。

【山野課長】  待機させておくということになります。

【大森委員長】  外部の場合は、もちろん辞退するという可能性がゼロではないわけですけども、明日に報道発表するのはあくまで最終合格者であって、その後に辞退したら、それは採用者がゼロになったと発表せざるを得ないのですよね。

【山野課長】  その場合には、残念ながら、そういうことになると存じます。

【大森委員長】  前回は研修対象者が何名でしたか。

【山野課長】  前回は6人でございます。

【大森委員長】  今度は1名になると、何か個人指導の塾みたいな感じになりますね。

【山野課長】  現時点で考えていますのは、あまり座学の時間を取るよりは、学校での実践的な研修を増やしていきたいと考えております。

【大森委員長】   合格ラインをどのように設定して、40人の合格者を出したと説明しているのですか。

【山野課長】  定年退職や再任用等を考慮して必要数をどれくらいにするかがまずあって、内外同一基準で評価して上から並べて必要数に達したところで線を切ったという説明になろうかと思います。

【大森委員長】  それであっても、十分に校長としての適性が担保される水準を満たしているという説明も必要なのでしょうね。

【山野課長】  そうですね。とはいえ、どちらかというと、外部合格者ってどんな人ですかということを聞かれるので、我々も個人が特定されない程度には取材の中でお答えしていくことになろうかと思います。

【大森委員長】  適切にお答えするようにしてください。

【山野課長】  わかりました。

採決の結果、委員全員異議なく、原案どおり可決。

 

(7)大森委員長より閉会を宣告

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