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【第63号】イヤイヤ期攻略法 その4 ~よくある行動と対応方法(生活全般・遊び編)  イヤイヤ期専門家 西村 史子

2019年3月20日

ページ番号:382287

イヤイヤ期あるある行動

イヤイヤ期の「イヤイヤ」は、たくさんあります。よくある行動に、どのように関わればよいのでしょうか。

生活全般編

歯磨きしたくない!


歯磨きを嫌がります。歯磨きは、恐怖感を感じる場合もあります。何しろ、自分の口の中が見えないため、不安になるのです。子どもに親が歯磨きをする姿を見せてあげると良いでしょう。また、歯磨きをゴシゴシやっていませんか?子どもの歯茎は、大人よりも柔らかいのです。そのため、大人の力で磨くと痛い場合があります。痛いと嫌がるのは当然です。歯磨きを鉛筆持ちして、磨いてあげると良い加減の力で磨くことができますよ。歯磨きが意味もなく嫌な場合もあります。これは、押さえつけられた記憶があるなど、拒否をしてしまう何かが子どもの中に感じられるということです。その場合は、少しでも歯磨きが楽しいと思えるように工夫することです。「バイキンマンが食べにくるぞ〜」と好きなキャラクターを利用してみたり、「はみがきのうた」などを利用したりするなど、ママの発想力が問われます。ぜひ、発想豊かに楽しく工夫する方法を考えてみてくださいね。

お風呂入りたくない!

お風呂入るのを嫌がる子がとても多いです。これは、タイミングが合わないと起こります。子どもの入る意思を尊重し、それを待つことも大事です。待つ時間がなければ、お風呂入るとどんなに楽しことがあるのかを、体験させてあげると良いでしょう。例えば、じょうろのおもちゃがいつも、お風呂には入っているなど、そこでしか使えない、特別なおもちゃを準備しておくと良いでしょう。遊びの最中でお風呂に入りたくないという子どもには、一つだけ持っていっていいおもちゃなどを決めると、スムーズに入ろうとすることもあります。ぜひお試しください。

買い物に行って「買って!」と泣き叫ぶ


買い物でお菓子コーナーの前に自分で行き、「これ買って!!」と泣き叫ぶ子どもはとても多いです。ママとしては、周りからどう見られているんだろう?と気が気じゃないというお悩みもよく聞きます。買い物は、夕方にいく方も多いかもしれません。夕方になると、子どもは体力的に疲れてくる時間帯です。その時間に買い物に行くと、興奮状態に近いのです。本来なら行動を止めることができる子どもでも、自分をコントロールできなくなります。もし可能であれば、できるだけ朝、もしくは、お昼寝してすぐに、買い物に行くことをおすすめします。子どもの状態に合わせて買い物に行くと、スムーズに終わらせることができますよ。それでも、どうしても夕方買い物に行かなければならないこともありますよね。もし、買って!攻撃になった場合は、抱えてその場から離れましょう。下のお子様がいらっしゃるようであれば、関わらずにその場に置いていくことです。ママの気をひこうとしている行為なので、関わらないことが大事です。その代わり、別の場面で子どもの心を満たすことに集中してあげると良いでしょう。例えば、帰ってから時間を取って、しっかりと遊ぶなどしましょう。

テレビ見たい!としつこい

テレビ見たい!とテレビにかじりつきになる子どもは多いです。テレビばかり見てほしくない!というお母さんの願いはあると思います。テレビは楽しいものですが、それ以上に「暇だから」という理由で見ている場合があります。遊び方がわからない。遊んでいても、つまらない。そんな時に、テレビ見たい!と言っています。例えば買ってきたおもちゃに飽きてきたなど、遊びが単調になってきているというのも原因としてあります。対処法は、一緒に遊ぶことです。大人が一緒に遊び、遊び方を提案します。それを見て、子どもは別の遊び方を見つけます。その繰り返しが大事です。二歳くらいであれば、絵を書くことも良いでしょう。おままごとや、お店やさんごっこなどもできます。あるものでいいので、関わりながら遊べる遊びをしてみてください。三歳くらいになれば、一緒に形を考えながら製作をしたり、はさみやのりを使うこともできるでしょう。食べても安心な小麦粉粘土(アレルギーの子どもは別ですが)なども良いですね。ボール遊び、風船あそびなども、意外に時間かけて遊べる遊びです。ペットボトルとボールを使ってボーリングをするのも良いですね。二歳児は、ボタン外し、紐通しなども集中してできます。子どもは、いくらでも遊びを展開する力を持っていますので、年代別に合った遊びをインターネットで探してみるのも良いかもしれません。ポイントは、一緒に関われる遊びを、一緒に行うことです。



スマホ使いたい!


イヤイヤ期あるあるで最も多いのが、スマホ使いたい!です。ママが使っているものが使いたくて、それ以外のものを嫌がります。この場合、子どもに渡しても良いと思われている方は、機内モードにするなど、通話ができない状態にして子どもに与えると良いでしょう。完全に使わせたくない場合は、まずはママがスマホを見るのをやめることです。メールの返信などは、子どもが寝てからにしましょう。しかし、そこまで厳密に行うと、心の拠り所がなくなってしまうことも多いです。そのため、息抜きがてら、この日は使って良い日、この日は使わない日と、決めてしまうことをおすすめします。使って良い日には、もちろん、子どもたちも使って良いことにしましょう。

遊び編

公園から帰らない!と泣き叫ぶ

どうしても帰らなければならないのに、帰らない!と言って、泣き叫ぶ子どもは多いです。引きずってでも連れて行くのですが、それではその後の関わりが大変です。イヤイヤ期は、気分を自分で落ち着かせるための時期でもあります。そのため、泣き叫ぶのをなだめてもらうのではなく、自分で気持ちをおさめるトレーニングをする必要があります。そうは言っても、泣き叫ぶのがおさまるのを待ってもいられませんね。この場合は、もっと公園で遊びたい!と言っているので、自分で回数を決めさせます。三歳以上になっていれば、「時計が◯◯の形になったら」などと、時間を形で示すとわかりやすいですね。その中で、最後の一回、または最後の3分くらいは、期待をもたせます。「あと3分で終わりだよ〜さあ、何をしたい?」などと、したいことが全部できるような気にさせてあげると良いでしょう。回数にした場合は、「さあ、最後、あと3回だね!!」と、楽しんでできるように誘導しましょう。それから、最後のときは、「さあ!最後の一回だね!準備はいい?3!2!1!それ!!!!」などと、更に終わりを意識させます。この時、嫌がる子がいます。嫌がる場合は、淡々と関わりましょう。ここで淡々とできないというお悩みも聞きます。感情的にぶつかってくるのに対して、感情的になってしまうのですね。それはそれで、必要なことです。感情的に伝えられないと「だめ」と言われているのが伝わらない場合が多いです。「どうしてもここは!」というときは、感情的に怒ることもあって良いと思います。ただし、怒って良い時として、ルールを決めておくことをオススメします。どこでも、かしこでも怒っていると、効果が薄れてしまいますので、注意しましょう。

順番待てない!


順番を待てなくてケンカになります。この場合は、気分をそらしてあげましょう。その際の声掛けとして、「今は◯◯ちゃんが使っているから、先に□に乗ってから来ようよ。」などと、他の子どもの気持ちを伝えてあげるのが良いですね。気持ちをそらせなくて、固執してしまう子どもの場合、お友達と遊ぶ前に約束をしましょう。約束の内容は、「お友達が先に使っていたら、◯◯は使えないから、他の物に乗るんだよ」などと約束をしておきます。事前にシミュレーションをする効果があります。更に、それができなかった場合は、連れて帰りますということを約束してください。そして、実際にそういった場面になったら、「約束だったよね。先にお友達にさせてあげようね。」などと誘導します。それでも言っていることが入らないようなら、強制的に連れて帰ってしまいましょう。これを繰り返すことで、自分にとってどんな行動が良いのかがわかっていきます。

おもちゃ貸さない!

おもちゃを貸したがらなくて、いくつも自分ひとりで持ってしまう子どもがいます。この頃の子どもたちは、自己中心的な世界で生きています。そのため、全てのものが自分のものであり、人に貸すのはとても嫌なんですね。貸し借りができるようになるのは、自分自身が満足してからの話しです。まずは満足するまで使わせてあげることが近道です。しかし、それでは人に物を貸せなくなってしまうのでは?と悩まれる方も多いです。そこは、「じゃあ、満足したら◯◯ちゃんに貸してあげようね。」と一声かけておくことが大事です。貸すことが前提にあるのですが、あなたのタイミングで貸してあげてねという、気持ちで受け止めてあげてください。そうすることで、子どもは安心して、次の物へ気持ちが移ることもあります。そして、手を離したすきに、他の子が持っていったとしたら、そこで褒めてあげてください。「かせたね!すごいね!」と言うと、これが貸すということなんだと、子どもは理解します。それまで、貸しなさい!とかお友達と仲良くしなさい!ということは、言わずにいることをオススメします。

おもちゃ取っちゃった!


お友達が使っているおもちゃを取ってしまいます。先程の理由と同じで、人のものは自分のものだと思っていますから、子どもからしたら「なんで僕の使ってるの?!」となるわけです。ここで、取られた相手が泣いたとしたら、「泣いてるね。悲しいのかな?」と伝えてあげましょう。じっとして、うつむいている場合は、自分が取ってしまったことを理解しています。そして、それを悪かったとわかっています。「ごめんねって謝るといいね。」等と、どうしたら良いかという、次の行動を伝えてあげると良いでしょう。もし、悪びれた風がなくても、子どもはわかっています。ママが怒ることもわかっています。ここは、冷静に「取ってしまったら、お友達悲しむね。今度は貸してって聞いてみようね。」と、本当はどうしたら良かったのかを伝えてあげましょう。冷静に話をすれば伝わります。しかし、一度言っても覚えていられるものではありません。何度も同じことを言うことになると思いますが、根気強く伝えてあげてくださいね。

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大阪市 教育委員会事務局生涯学習部生涯学習担当生涯学習推進グループ

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