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絹本著色釈迦十六善神画像 1幅(慈雲寺)

2018年4月12日

ページ番号:430779

絹本箸色釈迦十六善神画像

けんぽんちゃくしょくしゃかじゅうろくぜんじんがぞう

分野/部門

 有形文化財/美術工芸品[絵画]

所有者

 宗教法人 慈雲寺(じうんじ)

所在地

 大阪市西淀川区姫島1

紹介

 法量 : 縦114.4cm×横59.1cm
絹本著色釈迦十六善神画像/写真
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慈雲寺は姫島に所在する真宗大谷派の寺院である。釈迦十六善神画像は玄奘三蔵の描写の形態によりいくつかの種類に分類できるとされるが、この慈雲寺本は画面向かって右下に経巻を入れた笈を背負って従者を伴って描かれる形式に属し、赤い袈裟をまとって鞋をはき、面を下方に向けて合掌するところが他にない特色となっている。釈迦三尊の衣文に見られる精緻な截金や十六善神の甲冑などに施された盛上彩色は優れた技法をしめすもので、製作年代は14世紀後半にさかのぼる。
 

用語解説

玄奘三蔵(げんじょうさんぞう) 中国唐代の僧(600年または602年-664年)。仏教の経典を求めてインドに向かい、帰国後はその翻訳に尽力した。玄奘は戒名、三蔵法師と尊称される

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