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木造薬師如来坐像 1躯(全興寺)

2018年4月12日

ページ番号:430783

木造薬師如来坐像

もうくぞうやくしにょらいざぞう

分野/部門

 有形文化財/美術工芸品[彫刻]

所有者

 宗教法人 全興寺(せんこうじ)

所在地

 大阪市平野区平野本町4

紹介

 法量 : 像高 78.0cm
木造地蔵菩薩坐像の写真
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平野郷内に位置する全興寺は、平野郷集落の端緒となった聖徳太子建立といわれる平野野堂の後身と伝える真言宗寺院である。本堂中央の厨子に安置される本像は全興寺の本尊であり、かつては野堂の本尊であったとされる。頭体を通して一木から彫出し、膝前に横一材をあてる。両腰に三角材をあてず、背面から刳り背板をあてるという古式の一木造像である。面相は幅広で厳しく重々しい表情を示す。紐状の太い衣文や大きく張り出す両膝も特徴的で、10世紀前半に遡る市内有数の平安仏である。

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