大阪市学校職員労働組合との交渉
2024年12月27日
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令和元年4月26日(金曜日)

令和元年4月26日(金曜日)

夏期一時金に関する要求書申入れの議事録

(市教委)
それでは、ただいまから、大阪市学校職員労働組合からの夏期一時金に関する要求書についての申し入れ交渉を行います。
(組合)
本日は2019年度の夏期一時金について、学職労として申入れを行いたい。
去る3月14日に市労連は、吉村市長に対して「2019年統一賃金要求に関する申し入れ」の中で、一時金については、期末手当一本とし、年間5ヶ月分以上とするとともに、支給方法の改善をはかること、さらに引き上げ改定分についても、期末手当に配分すること。を要求している。
これに基づき学職労としても、本年度の夏期一時金として、月収の2.4ヶ月分以上を6月28日に支給すること、また、支給方法についても引き続き改善をはかること。を合わせて申し入れる。
政府は、給与制度の総合的見直し、退職手当や扶養手当の見直しなど、地方自治体及び人事委員会に助言と称する指導、圧力、不当介入を強め、自治体職員の給与制度は改悪の一途をたどっており、生活実態は悪化している。これ以上の地方公務員のさらなる給与制度の改悪による給与引き下げは容認できない。
大阪市においては昨年の人事委員会勧告で、月例給は453円、一時金は0.05月分の引き上げが示され、勧告に基づいた改定となったが、組合員の給与水準は極めて厳しい状況にある。
そのような中、技能労務職給料表について、この間、大幅な水準引き下げに向けたさまざまな動きが行われ、市側が一方的に提案している「技能労務職給料表の見直しについて」であるが、2月8日の団体交渉で市側は、次年度に行う調査結果を踏まえ、改めて提案を行うことを明らかにしてきた。組合員の賃金を見直すということは、極めて大きな課題であり、これ以上、技能労務職給料表の改悪を行わないよう強く求める。
また、「給与制度改革」以降、多くの組合員が最高号給に達しており、結果的に昇給できない組合員が年々増加している。2015確定交渉においては、一部の給料表で号給増設が行われたとはいえ、極めて限定的なものであることから、現在の大阪市の給与制度は他に例もなく早期に見直すべきであり、早急に総合的な人事・給与制度を構築すべきである。
総合的な人事・給与制度の構築がされていない中で、人事評価制度の本来の主旨にそぐわない「相対評価」による昇給や一時金への給与反映が実施されており「相対評価」による給与反映は、組合員の納得性が高いとは言えず、評価制度において慎重に検討を行い、十分な交渉・合意による改善をはかることはもとより「相対評価」自体の廃止を強く求める。
学職労は、例年に渡り総合的な人事・給与制度の構築をはじめ、さまざまな諸課題解決に向けて交渉を行い、組合員の賃金・勤務労働条件に関する課題について、確定交渉のみならず、通年的に交渉・協議を行い解決をはかっている市労連に結集するとともに、個別課題については教育委員会に対し必要な協議を要請していくことを申し上げておく。
その上で、本日申し入れた「学職労2019年夏期一時金要求」は引き続き、組合員が学校園における公共サービスを担う上で極めて重要な要求であり、「賃金・労働条件は労使の交渉によって決定すべき事項」という基本態度を堅持し、これまでの交渉経過と自主性をもった労使協議と交渉により実現されるよう要請しておく。
(市教委)
ただ今、委員長より夏期一時金についての申し入れをいただいたところでございます。
まず、ご指摘のありました「相対評価」でありますが、能力・実績主義に基づいた人事評価制度につきましては、地方分権の進展や私どもを取り巻く社会情勢が大きく変化する中での市政運営において、多様化する市民ニーズに的確かつ柔軟に対応しながら、よりよい行政サービスを提供していくことが求められており、職員の能力を最大限に活用することが重要となっていることからも、平成18年度から導入し、適宜、改善・見直しが行われ、平成25年度から職員基本条例に基づき、職員の資質、能力及び執務意欲の向上を図ることを目的に、相対評価による制度を実施しております。
本市の財政状況については、本格的な少子高齢・人口減少社会が到来し、飛躍的な経済成長が見込めない中、多様化する市民ニーズに速やかに応えていくためには、安定した財政基盤を構築していく必要がございます。
平成31年度予算編成方針においても、市民感覚をもって行財政改革を徹底的に行い、補てん財源に依存することなく、収入の範囲内で予算を組むことを原則とするなど、将来世代に負担を先送りすることのないよう、財政健全化に着実かつ積極的に取り組むとともに、限られた財源の中で一層の選択と集中を全市的に進めることとしております。
こうした考え方のもと、「市民サービスの拡充」と「大阪の改革と成長」という方向性を基本に、幼児教育の無償化をはじめとした子育て・教育環境の充実や、真に支援が必要な方へのサービス提供など、暮らしを守る福祉等の向上、各区による特色ある施策の展開を推進していくこととしております。
私ども公務員の給与等勤務条件に関しては、各方面から強い関心が寄せられているところであり、制度の透明性を確保し、より一層、市民に対する説明責任を十分に果たすことが求められております。
しかしながら、私どもとしても夏期一時金は、教職員の生活に直結するものであり、モチベーションの向上等に大きく影響する重要な課題だと認識しております。
本日いただいた申し入れの内容については、先ほどお示しした本市の厳しい財政状況や諸情勢を、十分配慮しながら検討してまいりたいと考えており、市労連統一交渉の場で、引き続き協議をさせていただく所存でございます。本日のところは大阪市学校職員労働組合の皆様方には、何卒ご理解を賜りたく存じます。
(組合)
ただ今、学職労2019年夏期一時金要求の申し入れに対し、教育委員会から、取り巻く状況について述べられたところであるが、組合員がおかれている非常に厳しい実態を充分に認識し、教育委員会として、今後も誠意ある対応をされるよう改めて要請する。
学職労は、組合員の生活の維持・改善と働くものの権利を守ることを最大の目標におきとりくみを進めている。
組合員の生活実態は以前にも増して厳しいものとなっており、将来への不安の中で暮らしている状況を放置できるものではなく、使用者である教育委員会の責務において、組合員のおかれた状況を十分踏まえ真剣に対処することを強く求めておく。
(市教委)
繰り返しとなりますが、特に公務員の給与等については、より厳しい対応を迫られているのが実情であります。
なお、賃金・労働条件の決定についての私どもの姿勢について確認を求められましたが、給与等勤務労働条件については、当然のことながら労使交渉事項であり、誠意をもって、十分な協議のもと交渉を進めてまいりたいと考えております。
いずれにしても、本日申し入れの内容については、「市労連」の統一交渉の場で、引き続きご協議させていただく所存でありますので、本日のところはご了解をお願いいたします。
要求書
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令和元年4月26日(金曜日)

現業・公企統一闘争に関する要求書申入れの議事録

(市教委)
それでは、ただいまから、大阪市学校職員労働組合からの現業・公企統一闘争に関する要求書についての申し入れ交渉を行います。
(組合)
申し入れに際して、一言申し上げる。
今、2019自治労現業・公企統一闘争については、昨年に引き続き「自治体現場力回復闘争」として位置づけ、安全かつ良質な公共サービスを確実、効率的、かつ適正に実施するという「公共サービス基本法」の基本理念の実現をめざし4つの基本目標と8項目のたたかいの指標を掲げ、全国統一闘争基準日を設け、とりくみを配置するとしている。
学職労は、こうした自治労の基本目標にもとづき、「2019自治労現業・公企統一闘争に関する要求」について申し入れを行ってまいりたい。
私たちは、これまで限られた財源と現場力を最大限に活用し、市民サービスの向上に努めてきた。
しかし、総務省が、この間、推し進めてきた集中改革プランや定員抑制の圧力の流れを受けた結果、現業職員数は激減し、質の高い公共サービスを提供するための「技術の継承」が行えず、災害時における緊急時の対応や、新たなサービスの提供が困難な職場が多数見受けられる。また、地方交付税算定についての「インセンティブ改革」や「トップランナー方式」の導入により、総務省が民間委託推進の圧力をより一層強めることは明らかであり、さらには、PPP/PFIの推進、民間委託状況の「見える化」などを進める政府のもと、公共サービスの安定した提供が危ぶまれている。
こうした自治体現場力の低下は、住民が安心して・安全な生活を送っていくという、住民が暮らしていくなかで最も重要なことを守れないことにつながると認識している。
また、大阪市においては、「市政改革プラン2.0」において、職員の削減や技能職員の給与引き下げ等が盛り込まれており、労使協議もなく一方的に公表されている。
さらに、昨年8月28日に、平成31年4月1日を実施時期とする「技能労務職員給与の見直し」が提案されたが、本年2月に平成31年度に改めて技能労務職相当職種民間給与調査を人事委員会に依頼し、直近の社会経済状況を反映した調査結果の報告を受け、改めて提案を行うとしたが、2012年の給与制度改革以降、総合的な人事・給与制度の構築を検討するとしながらも、この間、具体的な認識を一切示すことなく、本市技能職員の給与水準引き下げありきの姿勢を頑なに貫いている。そうした市側姿勢は決して許されるものでない。
現在も多くの組合員が各級の最高号給に留まっており、昇給もかなわない状況である。これ以上の賃金引き下げには、強い憤りを感じるところであり、市側・市教委は組合員の生活実態を真摯に受け止めるべきである。
この様な厳しい状況にあっても学職労組合員は、学校園および関連して働く管理作業員として果たす役割について、市政改革プランで示されている簡素・効率化の視点のみだけでなく、将来にわたる市民サービスの充実・改善を模索し、職員自らが自覚と責任を持って園児・児童・生徒の安全確保と学校園の施設・設備維持管理や安全対策にとりくんできている。
その上で本日申し入れた「2019自治労現業・公企統一闘争に関する要求」に対し、学校園における管理作業員が果たしている役割について、教育委員会の考え方を示していただきたい。
次に、組合員の労働条件の変更は、組合員の一生涯を左右する大きな問題であり、労働条件に関わるすべての案件は労使協議事項であり、労使交渉・労使合意が大前提であると認識するが、教育委員会としての考え方を示していただきたい。
さらに、人事評価制度についてであるが、昨年の現業・公企統一闘争時に市教委として管理運営として何らの問題が起きない旨の報告を受けたが、事実として評価者が被評価者に対して十分な説明や対応がなされておらず現場組合員が混乱をきたした。
4原則(公平・公正性、透明性、客観性、納得性)2要件(労使協議制度の確立・苦情処理機関の設置)の確立した制度に改め、人材育成を主眼とする制度運用をはからなければならない。また、「相対評価」による給与反映は、組合員の納得性が高いとは言えず、評価制度において慎重に検討を行い、十分な交渉・合意による改善をはかることはもとより「相対評価」自体の廃止を強く求める。
(市教委)
ただ今、委員長より「2019自治労現業・公企統一闘争に関する要求」について申し入れをいただいたところでございます。これまで、大阪市学校職員労働組合の皆様方が、本市教育行政の円滑な運営のために、学校園の教育環境整備業務や子どもの安全確保などに関わりまして、これまでに果たしてこられた役割と実績について、私どもも十分認識しているところでございます。
また、事務事業の見直しに伴う組合員の労働条件の変更につきましては、交渉事項であり、今後とも労使合意を目指すことを前提として、協議してまいりたいと存じます。
人事評価制度については、評価者が被評価者に対し十分な説明ができるよう各種研修を行うなど、職員に対する公平・公正性、透明性、客観性、納得性の確保に努めてまいりたいと考えております。
また、人事評価制度に基づく給与反映については、人事評価結果を活用しつつ、それを適切な方法で給与へ反映することが、頑張っている職員に報いることであり、そのことが職員のやりがいや、ひいては、市民サービスの向上につながるものと考えております。市全体の動向も注視し、大阪市学校職員労働組合の皆さま方と、必要に応じて引き続き誠意をもって交渉してまいります。
本日、ご要求いただきました内容については、私どもといたしましても、大阪市学校職員労働組合の皆様方の勤務労働条件に影響する重要な課題も含まれると認識しており、今後本市を取り巻く状況をはじめ諸情勢に十分に配慮しながら対処してまいりたいと考えております。
(組合)
ただ今、教育委員会より、学校園の教育環境整備業務や子どもの安全確保、これまでに果たしてきた役割と実績についての認識、さらには、勤務労働条件に影響する重要な課題との認識が示された。
要求における各課題について あらためて勤務労働条件については学職労・教育委員会間事項であることと、交渉においては誠意を持って対応し、十分な時間と資料提供において協議が尽くされるよう強く求めておく。
学職労は、日々の労働運動そのものが、現業闘争であると認識しており、本日申し入れた9項目の要求に対して、教育委員会の基本的な姿勢と具体内容について、以降の事務折衝及び小委員会交渉、団体交渉の場で誠意をもって十分な検討・協議を重ねていくことを確認しておきたい。
最後に、自治労は、2019現業・公企統一闘争を自治労全体の産別闘争として位置づけ、第1次闘争における基準日を6月21日、第2次闘争における基準日を10月25日に全国統一闘争基準日としてたたかうこととしている。
このことは、全国の自治体現業労働者として「自治体現場力による質の高い公共サービスの確立」をはかり、社会的に必要とされる現業職場の確立に向けた決意の表れであり、教育委員会として今後、誠意をもって回答されるよう改めて強く要請しておく。
(市教委)
私どもといたしましては、本日ご要求いただいた内容について確認させていただき、具体の要求項目のうち、勤務労働条件に関わるものについては、今後小委員会を設置し、誠意をもって交渉協議してまいりたいと考えておりますので、本日のところは、よろしくお願いいたします。
要求書
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令和元年6月13日(木曜日)

自治労現業公企統一闘争に関する要求書申入れ (第1回小委員会交渉)の議事録

(市教委)
では、よろしいでしょうか。すいません、お待たせしました。では、ただいまより、去る4月26日、大阪市学校職員労働組合から現業統一闘争として申し入れのありました事項にかかわります小委員会交渉を始めさせていただきます。
まず、本日の小委員会交渉の進め方でございますが、私のほうから申し入れのありました事項にかかわりまして、交渉事項となる部分を一括して御説明させていただきます。その後、委員長から各交渉事項に係る個別の、例えば、今年、特に主として要求する部分について御説明いただきまして、各担当での対応という形で進めていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
それでは、交渉事項となる部分につきまして、私のほうから一括して御説明させていただきます。
お配りしております資料を御覧ください。
1項目目でございますが、関係法令等を遵守した労使の関係についてでございますが、労使の基本的な部分、とりわけ勤務労働条件等にかかわる全般、基本的な部分にございまして、交渉事項とさせていただきまして、制度グループからお答えさせていただきます。
2項目目でございますが、勤務労働条件につきまして、交渉事項とし、教職員人事からお答えさせていただきます。
3項目目でございますが、労働安全衛生にかかわります事項についての御要求でございますので、交渉事項とし、福利グループからお答えさせていただきます。
続きまして、4項目目でございますが、本市の職務組織、配置にかかわります業務執行体制でありますため、管理運営事項として整理させていただきますが、職制として申し入れの内容につきましては、真摯に受けとめ、今後も引き続き責任を果たしてまいります。
5項目目でございますが、給料にかかわりますため、交渉事項とし、制度グループからお答えさせていただきます。
6項目目でございますが、労使間条例第4条8、勤務成績の評定制度の企画、立案及び実施に該当する事項でございますので、管理運営事項として整理させていただきますが、申し入れの内容につきましては真摯に受けとめ、今後も引き続き責任を果たしてまいります。
7項目目でございますが、予算の編成に該当する事項でございますので、管理運営事項として整理させていただきますが、申し入れの内容につきましては真摯に受けとめ、今後も引き続き関係部署に大阪市学校職員労働組合の皆様から御要求があった旨、責任を持ってお伝えさせていただきます。
8項目目でございますが、勤務労働条件につきまして、交渉事項として整理させていただき、教職員人事からお答えさせていただきます。
最後に9項目目でございますが、職員の勤務労働条件を初め、待遇改善等についてでありますので、交渉事項とし、制度グループからお答えさせていただきます。
なお、体制にかかわりますところにつきましては、管理運営事項として整理させていただきます。資料の説明は以上でございます。
続きまして、各項目の趣旨などにつきまして、委員長から発言をいただきたいと思いますが、まず、1項目目の労使関係につきましては、先ほども申し上げました労使にかかわります基本的な部分であり、市側としても、真摯に誠意を持って今後回答させていただきたいと思っております。
次に、2項目目以降につきまして、本年の要求事項にあっては、どのような趣旨であるのかお教え願いますでしょうか。
(組合)
1項目目もそうやねんけど、言うたら、5月21日付のときに、教育委員会として労働法に基づく取り扱いじゃなく不当労働行為ですと、今後しないと。いうふうなことであったと思うんやけれども、そうなってくると、昭和55年の4月1日に結んだ協定書の部分については、どういう取扱いに今後していくのかということですよね。今言われてたように、それぞれの労働法を含めて確認していくというのであれば、おのずと組合費はいわゆるチェックオフの関係のところ、どういうふうに取り扱いさせるか、していただけるのかというところですわ。
2項目目は、あくまでも自治体直営基本やということで、後、業務実態に基づく適正な要員配置、今年度4月の部分で言うと、女性職員1人の単数配置校できていると。
それと、再任用フルタイムだけの配置にされていると。それがはたしてこちらが求めてる適正な配置なのかということにならないと思うんです。あくまでも、現業が採用をストップされて、再任用なり配置をしていくというふうなことは理解はしますけれども、唐突に出てきたような状況、女性が男性がというようなことではないんやけども、そういうのであれば、事前にそういう方向性を示して、どうしていくの。そないなってくると、次年度以降の適正配置という、そちらが考えている適正な配置というのはどういうことなのか、それをお願いしたいなと。
3番目の労働安全衛生の部分については、事細かな部分についてはね、労働安全衛生委員会の中でそれぞれ取り組んでいっているような状況ですけど、まだまだ公務災害、こちらが求めている公務災害や労働災害、一掃するには至っていないというふうな状況です。この間、労働安全衛生委員会の中でも報告を受けていますけど、公務災害の部分については、電気関係なり、工具を使った事故が多いと。そういった部分の環境も含めて、どういうふうに対応していくんだと。教育委員会としてね。特別講習の内容を受けて、それぞれ講習受けた中でも、現状としてそういうふうな機械、工具類を使った公務災害が発生してると。そこの部分について具体に教育委員会として、一掃するためにどういうふうな対策をしていくのかということも大きな問題かなというふうに思っています。
4番、管理運営事項。結局管理運営事項であるんやったら、あるんやったらですよ、ここにうちが求めてる部分についてはね、主任制度の要綱に基づいて、適切じゃない主任。各級主任それぞれ、主任入れて160、何がし。業監で言うたら23人か、統括5、誰がということではないけれども、それの部分で言うとね、要綱に基づいて、教育委員会として任命をした責任があるのであれば、要綱に基づく解任というふうな部分についても、徹底的にやっていかないと。この間の現業賃金が、1級言うたら1の177、2級で言うと117、そういう高い号給に、それぞれの各級に張り付いている部分で言うと、まだ上がり幅があるけれど、1級のところでいうたら、頭打ちですわね。そうなってくるとやな、結局それなら主任て何してんねんというふうなことになってくる。日がな一日ぼっとしてる主任もおればね、それぞれ回って自分のとこの対応していくって。それは現場におれば聞こえてくる。それをどう判断していくのかと。そうせえへんかったら、現場の1級の人間もやりがいも含めて、次の人事評価に基づくところもあるいうのに、やりがいも何も見いだせないと。結局、枠がないから上がらへんとこやから、そういう、選んでも解任できへんのやったら、主任の枠ふやすんかということ。なかなかそれも現実的にはできないというのであればやね、誰が見ても主任としてなっていないと言われている方がおられればやな、そこは徹底的に潰していかざるをえんやろうというふうにこっちは認識するんやけどね。
5番、これもさっきの部分やけど、ことしの市労連交渉の中で、市側として、現業賃金の部分については、白紙ではないけど、改めて人事委員会に直近の調査を見た上でという、また新たな提案やというふうなことやけども。管理作業員の仕事の内容の部分が、はたして民間に、きっちりガッチャンコするのかというとこです。
だから何をもって管理作業員の賃金センサスの部分も調べさせていくねんと。これはもう、ちゃんと人事委員会なり、4階も含めてやけど、ちゃんと教育委員会としてそういう報告までしているのかどうか、どういう状況になっているのか、というようなところとか聞きたいなと。
後、6の、まさしく、この人事評価のところの管理運営事項の部分について、去年の交渉時期でもそうでしたけども、管理運営事項やということやから、一切の問題もないようにせえよと言うたにもかかわらず、今年度の部分で言うたら、人事評価に基づく手引きのフローチャートの流れに一切関係ないやり方もやっている。2次評価を出すまでにきっちりと対象者に対して説明をして、面談をして、それから教育委員会なりに報告をするというふうな流れになっていたと思うんやけれども、そういうことを現場の人間に対してそういう面談も何もせず、勝手に校長判断で2次評価を入れてると聞いてますわ。
結局そういうふうなことが1つでもあればやね、小学校289、中学校130、高校はあれやけれど。そういうところの人事評価の部分で言うたら、やっぱりうちが求めている4原則、公平・公正性、透明性、客観、納得。部分が全然、理解がされていない。そうなってくると、ここの部分については労使協議制をちゃんと確立させて。管理運営事項やけども、そういうところについては労使でちゃんときっちりと話し合いができる場の設置も含めて、してもらいたいなと。
今、苦情処理、苦情相談、苦情処理か。結局、縛りがきつい中でやな、言うたって変わらへんねんと。言っただけ無駄やみたいな、そんな風潮になってるから、そういうことでなしに、きっちりとやで、本人がこの4原則納得できるような苦情相談の設置というようなもんを求めていきたいなというふうには思います。
それと、4月1日から次年度の3月31日までが年度の人事評価にもかかわらず、4月1日の段階で、言うたらこの31年度の人事評価の手引きなりとか、そういうのが全然出されていないような状況やと。観察する人間にしても、5月入ってから来るとか。それと、観察、第1次評価にかかわる、観察の回数も何で3回なのかとか。3回で何がわかる、こっちとしては。そういうふうなところの管理運営事項であっても、そこの説明の部分についてはできるはずやから、そこの部分で、きっちりとその人事評価のところの担当連れてきて、どういうことをやっているのかとかというのは、きっちり説明をしていただきたいなと。
7番、これに基づいて、この間パソコンなり、それぞれ全部パソコンで打ち込めというふうな状況の中で、管理作業員に対しての個別のパソコンなり、電気機器が一切ないと。学校の教員の分しか使えていないと。それも結局うちが打ちたいときには、誰かが使っていたりとか、そういうふうな中で使いきられへん。そういうふうな教育委員会として、そういうシステムを構築するのであれば、きっちりとしたそういう現場の実態に即した、物をくれとは言わへんけれど、そういうきっちりとした対応を図った上でそういうシステムに移行してくべきやと。
7番っていうのは、管理運営事項やな。結局去年なんかでも、人事評価を打ち込むときに、管理作業員共用のパソコンを使うから、そういう時間確保してくださいって文章の中には書いていましたわ。書いてたけれども、本来、こういう個人情報のものやから、見られたら困るっちゅうに。囲いとかが要る。去年でもそれで言うたら、一件でもな、そうやって、そういう囲いもない、場所もないようなところで打ち込んでいるというのは、実状としてあるやんか。そういうふうなそれを、どういうふうに解消していくんですか。管理運営事項ということであれば、その全てにおいてな、ここの項目でもそうやけど、4、6、7、全部管理運営事項ということやけども、一切の苦情、問題もないような取り扱いを含めてするべきやと。
一つでもあればやで、後はそれは交渉とはなれへんけども、足元を照らすような、きっちりとした報告もしてくる、というような取り扱いをしてくれへんとあかんのちゃうかなというふうには思いますけどね。
8番。学校における管理作業員の役割を明確にせえということで、4月か、そういうマニュアルを各学校でつくられたと。でも結局、つくられた部分で言うたら、そこに管理作業員の名前が載るだけですわ。いまの現状で言うたら。だから、その趣旨、目的、何でこれを作られたのかというふうな趣旨、目的も管理職のほうから説明もない中で、ただ単に名前だけ入れさせてもらいましたと。現場で何すんねんちゅうねん、入れられたって、ポンと渡されたって。そこはね、きっちりと管理職が責任を持って、それを職員に対して説明をするというのは管理職の責任や、責務や。それが一切なっていない。またあれやけれども、労働安全衛生にかかわってもそうやけども、いろいろな文書が出されているけれども、校園長に対して。一切というか、やっているとこはきっちりやっているんやろうけど、やってないところはやってない。ただ単に管理作業員のボックスとかね、そういった箱の中にポンと置かれて、見とけよということや。結局あんな今回の安全週間でもやな、教育委員会として二重線書いて、ちゃんと管理職がちゃんと説明せえよというふうに書いていても、そういうふうな状況やから。そういうところをね、パソコンで流すだけやったら、そうじゃなしに、パソコンにいついつ、何月何日に、誰々に対して、というか職員に対して、ちゃんと口頭で説明を、資料をつけて説明をしたというようなレ点の項目部分とかやな、そういうシステムを含めてつくってくれへんかったらやで、毎回毎回同じこと言うてるやん。
9番学校園差別。これ去年でいうたら、別に差別的な事象はなかったということになってる。
(市教委)
具体的に差別事案というところは、済みません、把握しかねておりますが、管理作業員の方々の職員室に机がないというようなお話が2校あると伺っていまして、そこの部分について、引き続き課題であるのかなと認識をしております。
(組合)
職員室にね、全職員の机がまずしかりの話やわな。なんでないんやな。全部調査しいや。交渉事項やったら。できへんなら、できへんなりの理由があるんやろう。狭いやなんやら。片づけたらええねん。整理整頓や。賃金、労働条件を初めとすると書いてある。ここもあれやんか、行政職と比べても技能労務職の給料なんか低いやんな。それも賃金差別や。職業差別や。なんでうちらだけ、こんなカットばっかりされなあかんねん。そういうことも含めてやで。その賃金労働条件、まさしく賃金やわな。差別されてるよというふうなとこかな。
(市教委)
ありがとうございます。
(組合)
やっぱり人事評価やで。なんと言うても。なんと言うてもというか、交渉事項のところはね、そういうふうにそれぞれ給与なり、人事、労働安全衛生も含めて、こういうふうに出てきてもろうてやな、きっちりとできるとこやけど、一番問題なのは、管理運営事項と言われているこの3つ。一番金に係るとこやし、一番納得いかへんとこやわね。
(市教委)
そうですね。人事評価制度、我々として、管理運営事項として整理せていただいておるところですが、課題がたくさんございまして、当然この場でもお伝えできるところはさせていただくんですが、非常に重い制度でございますので、改めて評価の担当のほうからまた別途御説明の場を設けさせていただきたいと考えております。
(組合)
教育委員会として課題ありというてくれたけど、課題ありって認めてんか。
(市教委)
何事も制度ですので。苦情あったものは改善していくという、そういう趣旨でございます。
(組合)
本来、苦情のあったものは改善していくじゃなくて、自分らが管理運営事項って言うてるやったら、出した時点で苦情出へんようにしとかなあかんねんや。それが管理運営事項やんか。そこは認識ずれていないか。
(市教委)
基本、大原則ゼロというのは。
(組合)
あるやん。去年あったやん。去年の人事評価に、だから俺さっきも言うたけど。勝手に管理職がやで、2次評価、面談もせずに。出しているやん。それ、どないすんの。そんなんしてええの。
(市教委)
フローに基づいてやっていただく必要があるんで、それはしてはならないです。
(組合)
そのあと、どない解消したんですか。全部と言うたらなんぼや。足し算できへん。五百何十校全部もう1回聴き取りし直したんかいな。
(市教委)
そこの聴き取りをしたかどうかは、すいません、担当に確認をさせていただきます。
(組合)
そんなん、1つでも出たらあかんやんか。管理運営事項やねんから。主任もそうやで。校園長なんか言うたら、あれやんか、1次評価に主任がやな、点つけたからやで、校長として3しかつけれませんって、堂々と言う校長いてるやん。2次評価者として。
(市教委)
先ほどおっしゃられた、管理職の趣旨、目的が不十分だという御指摘かと思いますけれども。
(組合)
業監25人おるけどやな、25人も認識としては、ばらばらちゃうの。統一的になってないで。と俺は認識しているけど。自分とこは違うというんやろうけど、違うんやったら、違うなりにやな、ちゃんとどういうふうなことをやったんか。やっぱりあれやろ、一般、主任、それぞれ人事評価のシートが違う。三級は三級のシートがある。二級は二級のシート。その枠でいくんやろ。その一般の管理作業員の評価と、主任の評価、業監・統括、その3つ。その中で、ほんなら、統括と業監で言うたら、30人の中で5区分のやつ、いてるわな。
(市教委)
いてる。
(組合)
それって能力なしってことなんやろ。
(市教委)
その年度の評価としては、一番最低の区分。
(組合)
そんなんに評価されるんやで。評価されるんやろ。そやったら、1区分、2区分のやつに評価されたい。
(市教委)
1次評価者は、技能統括、また、評価の担当から詳細はあると思いますけれども。1次評価者が技能統括で、2次評価者が校園長で、もちろん。
(組合)
でも、技能統括って名前出してあるけどな、実状みてるの業監やろ。
(市教委)
そうですね。だから、3回……。
(組合)
3回しか見にきてへんけど。
(市教委)
回数の話とかありましたけれども。観察表をもとに評価をつける。
(組合)
きっちりあれやんか、現場の仕事内容見てやっているんかな。人となりを見てやっているんかなって。そういうの全然ないやんか。業監としてただ単に来ましたって。
(市教委)
もちろん、観察する際は、観察表という1つの、皆が使う物差しが一つございますんで、そのもとに、観察点をつけていくという。
(組合)
それに基づいて、統括がそれを信用して評価つけるやんか。
(市教委)
そうですね。
(組合)
全然見てないってことやんか。結局な、人事評価や、単年度単年度っていうけれども、本来の人事評価の趣旨目的ってなんや。今年1年あかんかったらやで、来年ほんならもうちょっとこういうふうにした方がいいなとかさ、スキル上げていくような人事評価になってないかんといかへんやろ。単年度、単年度言うて。去年の経過があって今年があるんちゃうんか。何年間かの積み重ねがあって。ほんで言うたら、2次評価者とはね、面談やったりとかして、開示されたときに、誰々さん、ここは足らなかったですね、来年度はこういうふうにやってもらったほうがとかっていう話をして、円になるわな、フィードバックされて。そうやけど、1次評価者の部分で言うたら、自分の自己評価と1次評価の点が乖離してたらやで、誰が説明してくれるん。誰も説明してくれへんで。去年の評価。
今年4月1日からそないなって、また1月、2月ぐらいでまたつけるわな。ほんで去年の自分も、自分で言うたら、去年の点数見てやで、大体そうやってつけるやんか。4月になって、去年の評価の結果が出ました。で、この4月になりました。それなら俺この4月からどうしよっかなと思ったときにはな、去年のを見返すわな。その点数がめちゃめちゃ乖離しとったら、1次評価者と自己評価の点数のつけ方の違いとか。それ業監に聞いても知らんていうんやで。そんなんでええんかい。それは統括がつけたから、って。ほんなら統括連れてこいやってことになるやん。な。だから、そこが全然納得もできへんってことや。透明もなってないし。
(市教委)
また、人事考課のところは担当のところで説明を。いただいた、御指摘、御意見を共有させていただいて。あらためてちょっと。人事考課制度の趣旨目的というところで、お話できていなかったので、大変申しわけなかったのですが、もちろんその、管理作業員だけではなく、評価制度を導入している目的というところについては、やはり職員の人材育成なり、勤務意欲、執務意欲の向上を図るというのが大きいところでの意義でございます。それがあって、人事考課制度が導入されているところ。
(組合)
制度はもう条例になってしもてやで。もう動かすことはできへん。そやけど、それを運用するのは人間やし。そこがきっちりできてないとね、今、賃金どこで上げていくねん、と言ったら、1級と言うたら、それで言うたらあれやんか。一時金をここで上げるしかないやん。それでしか勤務意欲、今のところでは取らへんやん。な、言うてるように、俺、次、主任やりたいな思ったって主任の枠がある。こんなぼんくらでもできてるやんけ、とかってあるんやから、実際問題。だからさっきも言うたように、そういうふうな部分についてはね、これ自分のとこがつくった要綱やからやな。それに基づいて解任でもせえっていうんや。そういう話が一切ないやんか。認めた以上はな、認めたからこそや、その人はその時の面談なり、試験の時には、すばらしい人材やなと思って任用したんでしょう。でも実際問題動いてみるとね、そうじゃなかったと、いうのはそれしゃあないやんか。だからそれやったらしゃあない部分はしゃあない部分で、職員の中にやりがい持っているようなやつがぎょうさんおるんやから。それを吸い上げていくようなね、やり方をしていったらへんかったらやな、その人事評価とリンクしてやで。後は自分の生きがい含め、働きがいとか、見出されへん。そこの見解は言ってほしいなと思う。
(市教委)
その、解任のところ、今お話いただきましたんで、1つ話をさせていただきますと、もちろん解任するというところについても、なんらかの根拠というのが、我々もちろん必要になってきますんで。
(組合)
主任として適正じゃない人やろ。
(市教委)
適正じゃないという人をどう根拠とするのか、というと、今言っていました、その人事考課の部分になってきますんで。例えば、人事考課制度の中でいわゆる第5区分を2年連続とったものについては、適正化指導というのを制度として行っておりますので。もちろん適正化指導になる対象のものというのは、別に主任は対象にならないとか、業務主任は対象にならないとか、そういう制度になっていませんので、その第5区分の中にいて、適切な指導を必要ということで判断しましたら、そういった適正化指導を。
適正化指導ですので、適正が図れるように指導していくというのが本来の目的なんですけれども、もちろん解任するのが目的で適正化指導というわけじゃないんですけれども、そういった人事考課の評価が、芳しくない方には、そういう指導を行って、分限処分というのを実施していく責務がございますんで、そこでの解任というのも1つなんですが、解任しないというわけではないということで。制度的にはもちろんあるということです。
(組合)
わかってるよ。制度自体は理解してるやん。要綱も含めてきっちりでてるやん。でもね、人事評価使ってやるのもかまへんやろうけど、第5区分、2年連続って、あ、こいつ去年第5区分やったなって。あんなもん、さじ加減でなんぼでも第4区分にもってこれるやん。だから、そこが透明性じゃないというところを言ってんねん。4原則のところで。何とでもできるやんか。自分のところの枠の中であれやんか。統括が1次評価をつけたりするんやから。そやろ。結局1次評価ほんなら、つけますわ。そやけど、最終的には2次評価の管理職やっていうんやったら、別に業監が観察3回見に来てやな。統括が1次評価つけんでええやんか。校長に任しといたらええねや。と思うんやで。それはここで言うてもしゃあないことやからな。担当のところがどう評価するか。
(市教委)
1次評価者、2次評価者のあり方みたいのもまた、しっかりと説明させていただくことになるのかなと。
(組合)
2番のところのな、直営を基本とした、業務実態に基づくってさっきも言ってたけど、うちの適正な要員配置というのは、やっぱり正規、正規なり、というふうに思っています。やっぱり、この間何年間と現闘やってもうてやで、シミュレーションおいてもらった中で、自然退職含めてね、数が、単数配置になんのこれ、平成35年、ないし6年、7年とかっていうふうなことって言われてきた。そないなったときに、再任用職員だけとか、いうふうに、それは十分理解できるわ。女性職員も含めてと。女性はちょっとおいとこ。今まだ、複数配置のところでもね、正規、正規という分があって、なんでその再任用の単数とかを配置するん。それが適正なんか。言うたら、再任用でいうと、30時間、毎日おったら途中で帰るわね。2時半ぐらいにな。
(市教委)
はい。
(組合)
帰る時間を前もってくるのか、後ろもってくるんだかしらんけど。フルタイムで働く人って、どっか1日とるやんか。休み。ちゃうかった、あれ。フルタイムとれへんの。
(市教委)
フルタイムは、我々と同じ。
(組合)
そっか。そやけども、やっぱり、1としてもやな、カウント1としてもやで、再任用で一旦退職されてということがあんねんやったら、なんで正規の職員を1人配置、単数配置にもってこないのかなと、いうことですわ。教育委員会としてね、どういう適正な配置をしてんねんと。
(市教委)
もちろん配置の考え方については、これまでの繰り返しになりますけども、もちろん各校2名配置というのを基本的にやってきましたけれども、規模に応じて順次、1名化せざるを得ないような状況やっていうのは、十分御承知おきやと思います。全体の単数配置校で言うと、3割ほどの所が単数配置校。今、委員長がおっしゃられましたように、もうこの先、36年、37年くらいを目処にもう単数配置化、全ての学校が。数字的にみると、単数化になるということ。もちろん、今、再任用短時間の方の1名職場は現状ではないんですけど、フルタイムの方も、カウントという言い方があってるのかわからないですけれども、実際、定数としては1というふうに我々は見ているところがありまして。まさに委員長がおっしゃられましたように、正規のところが1名、1名で2名という現場ももちろんあるんですが、そちらにつきましては、人事異動の年限の制約等もございまして、後はもちろん人事異動方針はありますけども、一番は学校の学校長の御意見をしっかりと聞かせていただいて、人事異動をさせるというような制度になっていますので。
何て言いますか、学校現場、学校長の認識がないままにそういった話を行っているというところまではまだいっていませんでして、しっかりと現場の御意見を聞きながら、結果として、今年度フルタイムの1名の職場が3校、女性職場が1校、ございますけれども、事前にそういったところ、お話をしっかりと、丁寧に差し上げるべきところではあったんですけれども、今年度の配置につきましては、ここにお書きいただいています業務実態に基づく適正なというところは、その業務実態としての学校現場の学校長の御意見もしっかりと聞きながら、こういった体制を今年度つくらせていただいたというところでございます。
(組合)
なかなか理解できんな。今後もそういうふうな、その学校長の意見を聞いた上で配置していくということなの。配置基準も含めてもうないということやんか。
(市教委)
異動の方針は、あくまでも学校長の意見を最大限……。
(組合)
何て、もう1回言って。
(市教委)
すいません、最大限はつけ加えたかもしれない。異動方針もう一回見てきますけれども。校長のマネジメントのもと、人事異動を行うということになっていますので。学校現場の校長先生の御意見をしっかりと聞かせていただいた上で。もちろん本人たち、本人の自己申告書も、しっかりと見ながら。そこの方針は当初から変わっていませんので。そのもとで、人事異動を行っておるということになっています。
女性のところにつきましては、男性女性というのももちろんあるんですけれども、そちらにつきましても、現場の意見をちゃんと聞きながら配置ということで。人事として1名職場に再任用フルタイムの方ですとか、女性の方を積極的に登用していくというようなことは基本的にはございません。
(組合)
学校長のいろんな意見を聞いた上で、なるということやろ。
(市教委)
そうです。後、人事異動ですので、異動の年限も、1項、2項、3項、該当者も数も違いますので。そういったその人事異動のルールの中での制約というのも、やはり発生します。
(組合)
再任用の3校、再任用の1人配置でいいですよと、校園長が言ってきたってことなん。
(市教委)
結果として、そういう今の現行の職場があって、次年度どういう体制になるかというところを御意見お聞かせいただいた上で、配置をさせていただいている。
(組合)
後、単数になるところの規模と言ってたけど、その規模の基準って何?
(市教委)
単数予算の通知の中でお示ししてます、児童生徒数でいうと、400名未満。400人以上というところで、単数配置予算のところで、配当する予算の差をつけているんですけど。
(組合)
単数配置予算はわかるやんか。言うてるのは、単数配置になるかならへんかというのは、言うてるように、単数配置の予算の分の文章出てますわな。あれに基づいて単数にしていくということなん。
(市教委)
大体の目安というところでございます。必ずその通りに単数化をなされてるかといったら、違いますんで。全学年単学級の学校であるとか、敷地面積がここ書いています、1万平米未満か以上かというようなところで一定見定めてはいますけれども、その以上のところでも単数化を、実質人事異動のタイミングで実際単数化していますので、一定のあくまでの目安というところで御理解いただけたらと思います。400人以下、1万平米以下、というところをベースに見て人事異動の対象者がどれだけ出てというところで、学校長の最終的には御意見をお伺いして、単数化しているというのが現状。
(組合)
どうかな。労安もさっき言うたけど、結局労安だけじゃなくて、それぞれのその文章ね。関係校園長に対して文書を出して、それは管理作業員に対して、ちゃんと説明をというようなことも書いているにもかかわらずな、管理職がその職員に対して説明をしないとかいうような、ねえ。どこに聞くんがええんかわからへんけど、ねえ。今回の労安の安全週間かってね、いうたらもう、今準備期間入って、4月から本週があります。あそこに書かれているようにね、実施要項の裏面のところにでもね、あれをそのまま読むとやな、関係校園長は、管理作業員に対して、あそこの裏面に書かれていることをちゃんと遵守しなさいということをちゃんと説明して、それに基づいたチェック表をつけなさいということですわね。だから、1番大きなところで言うたら、衛生面のところでね、管理作業員室、倉庫、それぞれのところの清潔に保たれているか。管理作業員室というのは、言うたら、俺らからしたら、学校の顔や、そこな。それが汚いところで、適当でええわと、ね。いうふうな状況の中でやな、それで主任がとりにきて、苗代のところに上げて、それをただ単に数字的に入れて、ここ100%でしたというふうな本委員会の結果ですわね。小委員会なり、統括事務所のやってること別に否定はせえへんけども、そうなると、主任とか、業監とかいうのは、どういうところを指導しているんかということ。管理職に対して。いろいろと研修の中でね、報告を受けて、研修の中で、主任はこういう話の仕方とか、聞き取りとかいうふうなことをやってる。それは管理作業員に対してだけじゃなくて、管理職に対してもね、そういうふうにどうですかって言えるような聞き取りの方法とか、そういう研修の在り方というふうなもの、持っていかなあかんやろね。ただ単に、1カ月に1回主任会議の報告や言うて、管理職のとこに判子もらいにいくだけじゃなしに、もらいにいった時にこうですよと、何月何日付のね、文書をちゃんと管理作業員に対して渡してもうてますか。報告してもうてますかとか。いうふうな事も含めて、やってもらわなあかんし、いうたら、5月28日付のあの8月の盆休みの関係のやつも、まだ一切文章出てないとこもあるで。。勝手に休み入れて、これでもう年間予定ですわっていうようなとこもあるよ。あんなんええんか、あれで。きっちりそれは、ちゃんと主旨説明をして、だから学校園としては、閉校日にしますとかと、理解してくださいというのだったらわかるけど。あれはこう決めましたから、4連休入れますわと。教員はな、振替とか、いろんな休みがあるとやな、夏の間にしかとれへんとか、管理職もそやけど。管理作業員は年間20日しかあらへんしやな。あれはちゃんと夏季休業のあれを使えとかということで、5日間の中の4日間使えということやねんけど、それなってくると、年末の28日とか、年開けの1月の4日とか、あんなんも入れられてるところで、年休なかったらどないすんねん。それぞれの家庭の事情でそんなん8月の盆に休みとるんやったらやな、早めにとった上でやで、と思うやん。遊びに行くかってそうやんか。給料少ない中でやな、同じところへ遊びに行くのにやで、この時期高いもん。そやったら、7月1日からやな、9月30日までやったか。夏休み、夏季休業5日間。もっとええとこで使おうかなとそりゃ思うわ。30万も40万ももうてる教師とかやったらかめへんけどやな。土曜日授業出ました。教員関係はやな、前4週、後ろ8週かあれ、前8後ろ8やった?
(市教委)
4週、8週。
(組合)
4、8やな。それもうずっとやってても、問題ないけどな、管理作業員が土曜日出たらやで、その週に取れ取れいうてやな。そういうふうな、それでもあれやんか。それで言うたら、この9番にも当たるんやで、言うて。大きく言えば。教員がそれでできて、何で現業職員だけ超勤つくから休め休めと言われなあかんねん。ということやろ。超勤つくいうたってあれやんけ、40時間超えた部分だけちゃうんかいな。100分の125か。
(市教委)
週の労働時間の上限があるはずなんで。
(組合)
40時間やろ。
(市教委)
超えることになるから、その分が超勤……。
(組合)
そやけど、7時間45分でな、5日間働きました。38時間。そんなもんやな。ほんで土曜日4時間か3時間45分出たとしてもやで。1週間の超勤で言うたら、1時間か2時間くらいやろ。
(市教委)
2時間くらい。
(組合)
それを何で言われなあかんねん。こういうのがあるねん、そういう盆とか使える部分があんねんやったらな、そこに持ってくる、さしてくれたらええんちゃうの。とは思うけどね。それは運用面やろ。だから、そこでいうと自分らとこの、管理職に対する徹底がなされてないっちゅうとこや。
(市教委)
必ずしも、学校の閉庁日に皆さんが全員がいてはいけないというような勘違いをされることあってはならないと思うんですが。制度が定着して、数年経っているというところで、我々もそういう趣旨的なところは余りきっちりお伝えできていなかったのかなというようなところはございますので、次回と言いますか、都度、そういう制度の御案内をさせていただくときには、そういう案内は改めてさせていただきたいなと思います。
(組合)
閉庁日、閉校日というのは、絶対管理作業員が出たら、管理職でてこなあかんの。
(市教委)
ではないです。
(組合)
関係ないんやな。管理作業員だけ出ていても問題ないんやな。
(市教委)
そうですね。どうしてもお仕事の御予定とか、休暇の問題もあるかと思いますので、御事情のある方は出てきていただいても。特に管理職が必ずしもいないといけないとかいうことではございませんので。
(市教委)
平常の設定の取り扱いの通知の中では、環境整備などのやむを得ない場合を除いて閉庁してくださいとなっています。そこが十分に管理職にとって、認識というところが。
(組合)
まだその文章、校園長からもうてないんやけどな。休みの日程だけは言われているけど。な。
(市教委)
文書を渡していない。
(組合)
もうたとしても、箱の中に入れていたらあかんやろ。そういう趣旨、目的をきっちりあそこに書いてあんねんから。
(市教委)
そうですね。
(組合)
全部こういう趣旨でとかいってそうやろ。それもちゃんと別に一言一句、俺、読み上げてな、説明せえとは言えへんよ。こういうふうなことしかり、こういうふうになっていますねん、と。せやから、もう、こうこうこうで、この15日の前後3日間こうやって入れようと思いますけど、というんやったらわかるけど。その前段がない中で、知らんがなと。保護者に早く出さないといけないからって、知らんちゅうの。出したらええねん。ほんま文章関係は全部あれで、管理作業員のボックスの中に入って、そのまま入れられているというような状況が多々あるよ、ほんまに。発信するときにでも、ただ単にパソコンでメールやろうから。
(市教委)
メールと添付ファイルで。
(組合)
ただ単にそれあれやろ、パーってプリントアウトして入れといたらええわということなんやろうな。中も見ずに。管理職で言うたら。そっちはそういう思いじゃないやろうけども。ほんまにあれやで、さっきもちょっと言うたけどね、システム上でできるかできへんか知らんけども、そうやって管理作業員に対して説明したとかせえへんとか、それは必要ちゃうの。だってあれやろ、人事評価のところで言うたら、いついつ何時に、何時から何時までに面談しましたみたいな、校園長として書くやんか。全部それにしたらええねやん。そんなんせえへんから、文章が回ってへんとかな、聞いてへんということになるねん。管理職から言うたらやな、ほんならあれや、職員会議出てくれたらええやとかと思うかもしれへんけどね。職員会議の中身のあり方も違うやろ、それぞれの学校の流れ。管理作業員のことまず前段で、うちの勤務時間って何時やねん。4時半までやんけ。それがたらたらたらたら伸びたらやで、超勤発生するんか。そんなん。それ言うたら、4時半きたから4時半で帰ってくださいって、そんなぶっさいくな会議の出席もないっちゅうねん。それができへんねんやったら、個別でちゃんとそれぐらいの説明はね、してもうたほうがどうなんですかということやで。全部が全部説明せえって言えへんがな、やっぱり管理作業に関係するような、保健なんかでもそうやんか。校園長としてはやな、学校の中の労働安全衛生体制でいうとやで、衛生管理者、トップやんか。それがちゃんと職員の健康なり、安全性を見ないといけないという大きな大前提があるにもかかわらず、それが抜けてるということや。もうちょっと徹底してもらわな困るわな。とは思うけどね。
(市教委)
先ほど御意見いただいたところとか、もう少し丁寧なフォローの仕方、できる限り事前に趣旨とか説明する場であるとか、メールの中に文章を添付してるんですが、そこに簡単でもこういう趣旨ですということを書けるものは書くとか、ちょっと細かいところになるんですけれども、改善できるところからやっていきたいなと思います。
(組合)
それは、早急にお願いして……。あと1点、全然関係ないかもしれへんねんけど、今年の再任用の採用でね、言うたら前年度給料から2万円ガッっと低かったじゃないですか、あれ。いろいろ問い合わせがかかってきてんけど、あれは28年のときの制度が変わるかちゃう。何か……。
(市教委)
29年度、はい。
(組合)
なんかそんなときか。31年度がこないなりますみたいなのがあったんやろうけど、そんなん抜けてるよ。来年度ね、採用のとき、面談かなんかするんやろ。採用の面接かなんか。そのときはそりゃ、去年の実績でこうなりますよ、というふうなことの報告の仕方やったんやろなと思うけども、その辺は古い制度が変わるときでもね、もうちょっと手厚くというか、もうちょっとやさしい説明の仕方をしてもらって。4月からいきなり2万下がったって、俺、再任用ちゃうから、わからへんがな。その当時で言うたら、そういう資料ももうてたかもしれへんけど、そんなん自分関係なかったら、見いひんし。だから、そういう説明会とかいうときには、もうちょっと丁寧にしてもらうように。
(組合)
ちょっと聞きたいんですけど、学校の統廃合の予定とかいうのは、わかっている範囲であります?
(市教委)
すいません、ちょっと昨年もお渡ししている資料、準備してということで思ってたんですけど、ちょっとすいません、準備しきれていないんで申しわけないんですけども。今日の本会議で可決されたら明日の広報に載る予定ということで聞いているんですけれども、佃南小学校と佃西小学校が統合されると。広報は、明日大々的にされるというふうに聞いています。
(組合)
これは何、令和2年の4月?
(市教委)
そうですね。次の4月からになります。今年度が最終年と聞いてます。
(組合)
2020年の4月1日から統合。ここは今何人?これ単数?
(市教委)
どっちも単数。そうです、すいません。佃南が単数、佃西が2名。
(組合)
佃南は主任やな。
(市教委)
はい。
(組合)
佃西はどっちか主任。
(市教委)
どっちも一般ですね。
(組合)
これな、統廃合されますやんか。3人のうち2人は出なあかんてことになるの、それか2人が残る。それはちょっとまだわからへんねやろうけど。
(市教委)
そうですね。
(組合)
そのときの異動のカウントってどないなっているの。
(市教委)
学校の配置としては、1校に対しての配置になりますから、マックス2名という配置。
(組合)
違う違う、マックス2名か1名なのかわからないけれども、そこに配置されたやつは、一般でいうたら5年あるやんか。1年目ってことなん。
(市教委)
えっと。
(組合)
どうカウントするの。
(市教委)
ちょっと、人事異動方針、持ってきてもいいですか。確か、統廃合とかにかかわっては、2項該当になって異動対象者になるはず。
(組合)
3人とも異動対象者。
(市教委)
対象者。主任は毎年対象なので。
(組合)
仮に一般の2人がどっちか残ったりとかさ、それなら、もう、1年目ってことやねんな。
(市教委)
年限のカウントですか。
(組合)
そうそう。
(市教委)
年限のカウントは、リセットはしないですね。
(組合)
え、リセットはしないの。
(市教委)
ちょっと確認させてもらっていいですか、すいません。
(組合)
統廃合なら、新しい学校やろ、統廃合になったら、新しい学校が1つできますやん。別に佃南を残すんか、佃西を残すんか。それか新しいところの1校できるんか、ちょっとよくわからへんけど。
(市教委)
すいません、そこ確認します。
(組合)
カウントって、どうカウントするのかな。
(市教委)
ちょっと確認して……。
(組合)
もう1点、今業務監理主任が観察する業務とか回っていますけども、区で今、西と此花やったかな、合体しているんですかね。
(市教委)
西と浪速ですね。
(組合)
浪速か。今後またその合体していく可能性があるのかというのと、それぞれ、これずっと以前から話はさせてもらっていると思うんですけど、各行政区において、業務監理が持っている数、担当する校園数が余りにも多いところと少ないところと差がある中で、浪速と西みたいに一緒にするのではなくて、平野、生野、東淀川、結構マンモス、校園数が多いところは、業務監理2人置くとか、そういう考えも頭に入れて、いわゆる適正な要員配置ですよね、という考えを全く持っていないんですか。
(市教委)
基本的には行政区ごとに、1名という考え方でこれまでは来ておりますので、学校数に応じて平均して何校だから、この区に2名とかというところは、基本考えてはいないですね。西と浪速部分につきましては、浪速区の学校、それでいうと、今の説明とちょっと矛盾になるかもしれないですけども、浪速区の学校数がかなり激減といいますか、統廃合とかの関係で学校数が減りました。そういった形でそういう行政区の整理はちょっとさせていただいたということでございます。
今、例えば次年度、そういったところでやはり先ほど言いました、その統廃合の関係で、みていかなければならない部分というのは今後はあるかもしれないですけども、次年度は例えばこの佃西と南が統廃合なることによって、どこかの行政区を合区するとかということは、基本的には考えてはいないですね。
(組合)
主任の配置基準って何ですかね。
(市教委)
主任の配置基準は一定その一主任がみる学校数を我々の中で何校というふうに決めていますんで。
(組合)
決まっている。
(市教委)
決めています。
(組合)
3校。
(市教委)
だいたい、それぐらい。
(組合)
西淀川は、そのくくりの中で主任が減る可能性というのはないんですか。統廃合で。
(市教委)
その区、ちゃんと計算していないんで今何とも言えないんですけど、そのあたりで主任を見て、担当する学校というのは変動しますから。そういったところで。
(組合)
変更になる可能性は。
(市教委)
だから、小数点なんぼとかってでてきますんで、その辺でどう舵をとるかところ。後はその学校の状況もね、見ていきますんで、単純にその数字だけってところでは。一定の目安としては見ています。
(組合)
2番の項目な、また書きのところだけが交渉事項という理解なん。全部交渉事項。
(市教委)
そうです。要員配置につきましては、管理運営事項ですね。
(組合)
管理運営事項は、自分とこが基本でやりますよと。やった後の報告はきっちりとしてもらえるというのは、そこで確認をとるということはないのか。条例上それはできるよね。管理運営事項であっても、それは交渉じゃないから。自分らが決めた後に、どういうふうなことを考えてこう配置しましてんという説明はしてもらえるということ?
(市教委)
適宜情報提供は、可能ということですね。
(組合)
ここら全部言うてる管理運営事項のところで言うたら、そういうことでいいよね。
(市教委)
大阪市として責任を持ってやりきるというところなので、事前協議とかってことは基本ないんですけれども、例えば別の交渉事項に際して、その説明が必要であれば、それはお話するということはできると認識してますね。
(市教委)
管理運営事項でありますけれども、勤務労働条件等に影響を受ける場合は、説明をさせていただくということが出来ますので、例えば個人の業務の増加が見込まれるとか、というところについては、勤務労働条件に関する部分になってきますので、意見交換という形で情報提供することで、お話をさせていただいております。
(組合)
お金にかかわるとこで言うと、4番のところでもね、管理作業員の現場力を十分に発揮できる必要な対策を講じること、うちの部分で言うたら、現業の管理体制ね、きっちりとやってくださいよということやねんか。きっちり現業管理体制のところで言うと、そこの級に行きつかないと、現実にお金が上がらないんです。じゃあその任用試験というの何ていうの。
(市教委)
主任選考試験と言うてますけど、昇格になりますから。
(組合)
結局今の主任なり、業務監理主任の選考の部分で言うと、まあまあ、論文を書いたりとか、それに基づく面談、面接をされます。統括のところがね、わからないじゃないですか。どういうふうに選ばれているかという。こちらからしたら。それは明確にしてもらえない?明確にしてもらえないというか、それこそ管理運営事項やから、自分とこがこの人を選任しましたと。こういう意見交換というか、こういう場の中で、こういうところがあったので、この人を選任したんですとかっていうことは聞けるってこと。それは聞かれへんの。
(市教委)
それは……。
(組合)
聞けん。
(市教委)
勤務労働条件にかかわる部分でないっていう認識。
(組合)
勤務労働条件じゃないのか。
(市教委)
任用のほうになる。
(組合)
勤務労働条件か。勤務労働条件。ほんなら、今5人の統括がいてます。5人の統括は、事業所の選考で1人、校園から4人、選考のその作業主任からでもかまへん。論文とかは一緒やねんけど、作業主任、事業所の部分のな。事業所の部分で言うたら、業監も作業主任も、論文は校園も一緒の題材の中でやっています。でもその人は事業所は事業所のところでいきます。何言うてるかわからへん?
(市教委)
いえいえ。
(組合)
校園は校園で行きます。統括はね、言うたら校園の統括。事業所は事業所の統括。当時サービスセンターがあったりとか、事業所から校園に異動をして、そのまま行って統括になった方もおられる。校園のまわりでいうたらね。事業所で言うたら、事業所ばっかりやん。それなんでなん。
(市教委)
事業所から校園に行っていうのも、もちろん主任として異動されている方も、主任ですけどおられます。
(組合)
おられますね。それなら、校園勤務者から事業所の主任というのは何でないの。
(市教委)
まあまあ、何ていいますか、事業所の運営というところで、我々にとって、円滑な運営という。
(組合)
校園勤務者が行ったら円滑な運営ができんの。
(市教委)
もちろんそういうことではないんですけれども、何て言いますか、営繕事務所の中でのハードでの作業であるのが、何て言いますか、事務所の中の業務執行体制というところを見たときに、できればハード運営のほうができる経験者というところを結構重視していますので。
(組合)
主任ってそんなもんなの。主任ってそういうもんじゃないでしょ。どこの立場でおったとしても、主任要綱に基づく主任の仕事をせなあかん。
(市教委)
もちろん、もちろん。そうです。その現場の実態に応じた、円滑にというところで。
(組合)
だからその円滑にと言われるんやったら、校園の主任、新しい主任選考されてやで。
(市教委)
そういった、こういうこと絶対しませんと私言うてるわけではないんですけれども、結果として、今、そういう……。
(組合)
しませんと言うてないねんけど、結果的にそないなってないから、何でなんですかと聞いてるの。ほんで、統括もしかり、それぞれと各級主任もしかりですわ。主任会議の報告の中でもそうやし、うちの職務内容の中でもそうやねんけども、営繕園芸事務所とね、その連携をしなさいということで、営繕園芸事務所が作業に入ったら、校園勤務者ちゃんとね、行きなさいよという、そういうルールの中でやっていて、それで主任会議の報告なんかでも、事業所のことをいろいろ書いてあるけど。それならそのうちの担当の主任がどこどこの学校に営繕園芸事務所が入っているとかも知らんないんですね。自分の持っているグループのところで言うたら、いつ入るかもわからない。それで連携せえとか言うて、苗代の、何ていうのあそこ。
(市教委)
主任室。
(組合)
主任室で言うたら、5人一緒にいてはりますやんか。別にその統括がね、別にその事業所の統括になっても全然問題ないってことなんやろ。それは何で今までないのかなと。
(市教委)
言いましたように、できませんと言っているわけではないんですけれども、
(組合)
じゃあ、なんでしないの。事実として、結果としてなっていないから、何でなんですか。だから、今後はそれやるんですか。聞かせてほしい。やれと言うたら、交渉になるから、やるんですか。どういう考えをお持ちなんですか。
(市教委)
そういったところ、その適材適所、そういう方を任用することができるんであれば、もちろん、検討はしていきたいなというふうに……。
(組合)
検討していかないといけないということは、今の時点で検討する必要がないと。
(市教委)
その適材適所できる方がおられれば、もちろん。
(組合)
ちゃうやん、適材適所ちゃうやんか。統括と各級主任はどこで配置されてもその仕事をやらなあかん。係長でもそうやんか。どっかちゃうとこから来たってやな、この立場のポストになればやで、関係なしにやらなあかんやろ。今までずっと給与におったけど、これが人事の課長になり、係長になりになったときにやな、人事の仕事をポンとせなあかんやろ。適材適所もくそも関係ないやんか。そんなんで言うたら。そこに与えられた仕事をするというのが肩書を持った人間の仕事じゃないの。
(市教委)
我々の異動のところはちょっとわかんないですけれども、我々も多分そういったところもある一定は、みられながら……。
(組合)
結局、一般から言うたらな、そんな2級も高いところがやで、ずっとそんなんやってて、なんやねんとなんねん。一方ではね、言うたら35年ないし、単数配置になります。ほんなら仕事の中身も必然と変わってくるわな。どういうふうにしたらええのかとか。今までどおり2人のこと1人でやるんやから。おそらく今もずっと1人でグループ作業、合同作業の中でね、趣旨目的がなんや技術向上がなんやかんやとかな、言うてる中でやな、事業所の統括がやな、校園の統括になってやで、そこを仕切っていくというというのもあるやん。
ほんなら、校園の統括かって、校園の中の実情をわかっています、現場のことをよくわかっています、それが事業のトップになったらやで、おろし方も必然と変わってくるやんか。そういうふうな水の流し方とかいうの、一定考えてもらわなあかんのじゃないかなとは思うのね。もう現業管理体制、もうつくって何年ですか。もう35年以上になりますやん。もう40年になりますか。ずっとそんな調子なので。校園で新しく主任になった人が事業所の主任になっても何の問題もないんじゃない。主任制度はオール大阪のもんなんでしょ。
(市教委)
そうです。
(組合)
本当に主任として与えられた部分やからやらなあかんやろ。できると思って任用していかんとあかんのちゃう。
(市教委)
そうです。
(組合)
なあ。結局、校園の人間が事業所に行くことで円滑に作業ができるということは、校園の人間が4人いる中で、頭はられへんてことやな。結局一緒やろ。校園でグループ作業、こういうちっちゃい三角形、ピラミッドの中で動かしているのと、日々動いてる部分もあるわな。
(市教委)
そういったところを、それぞれの方を見て、そういう、この方でも、という方がおられれば、もちろん。校園から、事務所の主任というのもしないというてるわけじゃございませんので、おられればそういうところも見据えて。
(組合)
今までは、おられなかったと。
(市教委)
まあ、結果として、今はできてないというところにつきましては……。
(組合)
校園の主任というのは、力量がないってことやんか。
(市教委)
いえいえ、そういうこと言ってるわけではなく。別に営繕事務所のほうが、長けてるというわけではないですから、全て、主任は今、委員長がおっしゃったように、オール大阪、同じ主任ですので、なんて言いますか、個人個人いろいろおられるというのも、もちろんわかっていますけれども、基本は同じ。大阪市として主任になられる方を任用してますから。
(組合)
結局、ほんなら、統括なろうおもたら事業所やったら2分の1、校園やったら23分の4。全然ちゃいますよね。どう解消していくんでしょう。そういう認識を持って……。
(市教委)
だから今言うてますように。別にそこから必ずというわけではございませんので。
(組合)
それで言うねんやったら、25の5でやったらええんちゃうんか。
(市教委)
もちろんだから、私が今申し上げているのは、25のほうでということでの話です。だから業監も164の25ということです。
(組合)
ここは管理運営事項やからあんまり言わんとくけど。
(市教委)
先ほど言いました、どこの学校に事務所が入っているかというところなんですけれども、今回の業監会議の中で営繕事務所のスケジュール表を確か出さしていただいてたと思います。事務所の5月6月。そこで情報を入れるようにというにはしているんですね、実は。これまでちょっと、それができてなかったというのはどうかなというのはあるんですけど。どこで事務所が作業してるかというのはわかるようにはしていますので。そこは一定解消できると思います。
(組合)
1点だけ、多分これは答えれるかどうかとは思うんですけど、単数配置校、基本的には年々ふえていく、というのも理解できているんですよ。その中で、単数配置予算というのが配当であるんですけれども、今後増えていく中で、その予算のとっていき方、結局分母が増えてくると、多分今、総枠の中で割り振りはされていると思うんですけれども、今後増えていくなかで、全体の予算というのは……。
(市教委)
年々、予算は増えていってる状態なんですよ。
(組合)
それ、ずっと?
(市教委)
はい。毎年増やしているんで。
(組合)
今後も基本的には単数配置になったところも、数字的には変わって……。
(市教委)
そうですね。だから、もともと10ある予算で全て今後もずっと見ていくというわけじゃなくて、単数が増える分の見合いで、同じように比例して増やしていってますんで。あと全体のその市の予算のシーリングとかいろいろございますから、その中で一定また財政局等々から色々といわれるふうなことが全くないというわけではないんですけれども。
(組合)
考え方としては……。
(市教委)
考え方としては、人員が減るということに対しての、人件費に対しての物件費とよく言うんですけれども、打ち返しというのは、ありますんで。予算は年々増えていってますね。
(組合)
参考に聞かせてもらいたいんですけれども、いいですか。学校配置の単数の再任用と女性の方の配置のやつあるじゃないですか。校長の考え方っていうのがあって、新しく異動をして、単数で再任用の方と、そのままそこで再任用になったという方と、全員どっちかに固まっているとか、そんなのってないですか
(市教委)
固まってる部分。
(組合)
何名何名とか、そんなのわかりますか。そこの学校で再任用に、単数になられるとか。
(市教委)
本務だった方が、60歳未満の方、正規から再任用になるタイミングで、ということですか。
(組合)
というのと、正規の人を追い出した形での再任用単数というのと、というのは。
(市教委)
内訳ですか、
(組合)
内訳わかります?
(市教委)
わかりますよ。それもちょっとお時間をいただければと。後ですぐに。ちょっと確認します。
(組合)
また次があるかどうか知らんねんけど、次のときにまた資料、そんな数字のやつとかは。慌てて持ってきたらまた変わってくるやろし。ちょっといただけたら。
その5番のな、言うてるように、単純比較を行うなって、言うてるやんか。それはもう別に教育委員会だけの問題やないんやろうけど。そらもう、交渉事として言うたら、市労連交渉になってくるだろうけど、結局人事委員会からな、管理作業員何してんの、どんな仕事なんとか、なんぼなんとか、聞かれたのを出すんやろ。
(市教委)
そうですね、確認があれば出しますね。
(組合)
確認がなくとも出してほしいんやけど。だってほんなら、うちらで言うたら人事委員会って、どんな仕事のなかのやつを見にいってるんやろう。ただ単にうちらの仕事というのはさ、1つの仕事だけじゃないやんか。多種多様な部分があって、1つのそんな警備やったら警備だけで測られへんやんか。環境整備とは言うとるけど、環境整備もいろいろあってさ。どういうふうなデータを見にいってるのか、それ、そっちが、教育委員会としてはわかれへんの。
(市教委)
状況は確認させていただきます。
(組合)
その、市労連ベースの現業で言うたら、うち、給食、市従、水道というのがあるやんか。給食とかな、給食炊きます言うから、わかるわね。民間も入ってるからわかるけど。市従もそうやけど、いろいろあるからやな。水道もそう。うちなんか特に、異質なんやんか、言うたら。そのほかの組合と比べるとさ。金額はな、言うてる1の177の26万なんぼや、9,000円?
(市教委)
9,900円
(組合)
9,900円か。それで言って、こんな仕事あんな仕事、こんな仕事ということなんだけども、どこ見にいきはるんやろうな。民間のそんな安いとこ見にいかれてもな。これ以上給料下げられるとどうしようかな。また聞けたら、聞いててや。
(市教委)
はい、ちょっと状況……。
(組合)
市労連としても聞くけど、市労連が言ったところで、そんな人事委員会なんか多分みせへんやろうし。交渉の中でと言うたってな。
(市教委)
情報……。
(組合)
とれたらまた。あとさっき言うてんけど、協定書どないすんの。もう1回やり直すの。
(市教委)
全市的な動きで、御迷惑をおかけしたこともございますので、4階とも連携しながらですね、どういった対応が誠意ある対応なのかというところを調整して進めさせていただきたいと思います。
(組合)
お願いします。
(市教委)
先ほど、統合後の年限のカウントであるとかというところは、次回の資料と一緒でよろしいですか。
(組合)
お願いします。
(市教委)
では次回ですが、20日、時間ですが、15時半から。同じこのフロアの、指導部のほうの会議室になります。第2会議室というところを御用意させていただいておりますので、20日15時半から調整させていただきたいと考えております。では、本日の小委員会、以上とさせていただきます。

令和元年6月20日(木曜日)

自治労現業・公企統一闘争に関する要求書申入れ

(市教委)
さる4月26日に、大阪市学校職員労働組合の皆様方から申し入れのありました、「2019自治労現業・公企統一闘争に関する要求書」につきましては、局内の関係所管部署との調整を行いつつ、小委員会交渉等を重ねながら、鋭意検討し、努力して参ったところでございます。本日は、現時点における認識をお示しさせていただきます。
交渉項目につきましては、教育委員会として、局内の関係所管部署と連携を図り、大阪市学校職員労働組合と誠意をもって引き続き交渉を行ってまいりたいと考えております。
労使関係につきましては、良好な労使関係を構築していくためには、労働基準法などの関係諸法令や本市の条例等について、労使対等の立場で双方が遵守していくことが必要であると認識しており、大阪市労使関係に関する条例第3条並びに平成25年3月22日に双方で合意しました「確認書」に基づく交渉事項につきましては、労使合意に向けた十分な期間の確保に努めるとともに、誠意をもって交渉してまいりたいと存じます。
管理作業員の勤務労働条件につきましては、平成19年5月16日付 教委校(全)第19号「管理作業員の標準的な職務内容について」におきまして通知させていただいております。要員確保につきましては、厳しい財政状況や他都市の状況と比較・検討した結果、さらなる見直しを求められていることから、学校園については1名を基本とした単数配置への見直しに順次着手しております。1名配置とした時の職務内容については、「管理作業員の単数配置に伴う学校環境整備業務について」(平成31年3月15日付け 事務連絡)において、管理作業員が配置されている全校園に通知しております。
教育委員会といたしましては、子どもたちが安心して快適に過ごせる教育環境整備について直営を基本とした姿勢をふまえつつ、行政責任を明確にし、今後とも単数配置校等の実情を精査し、管理作業員が職務を効率的・効果的に行えるような業務執行体制を構築してまいる所存です。
労働安全衛生につきましては、職場における事故や災害を未然に防止し、管理作業員の安全と健康を確保するとともに、快適な職場環境の形成を促進することは、円滑な学校園の環境整備を図るうえからも、重要な課題であると認識しております。教育委員会として、労働者の安全と健康を守るために、これらを脅かすあらゆる要因を取り除き、公務災害根絶に向けた取組みを強化しながら、より有効な安全衛生管理体制を構築する必要があると認識しております。
(組合)
ただ今、教育委員会より、2019現業統一闘争の要求に対する現時点での認識が示された。
学職労は、去る4月26日の申し入れ団体交渉で要求内容に対する教育委員会側の考え方や認識を質し、引き続き、2019現業統一闘争における第1次のヤマ場である本日まで、事務折衝、小委員会など、労使協議を行ってきた。ただ今、教育委員会より、交渉事項について、誠意をもって、引き続き交渉を行うとの認識が示されたが、何点かについて、教育委員会としての考え方を質しておく。
学職労は、円滑に業務を遂行していくためには、日常的に環境整備の把握を行なう管理作業員が必要であり、この間、培ってきた「技術・技能・知識・経験」を次世代へ継承していくことが不可欠であると認識している。日々、学校園現場において市民・地域と身近に接し、市民ニーズに応えるための努力をしてきている管理作業員が将来にわたる安定した「質の高い公共サービスの提供」を行うためには、学校園現場における業務を教育委員会として現場実態を十分に把握する必要があると考える。
先ほど教育委員会から、「教育環境整備について直営を基本とした姿勢を踏まえつつ行政責任を明確にし、今後とも単数配置校等の実情を精査し管理作業員が職務を効率的・効果的に行えるよう業務執行体制を構築する」との考え方が示されたが、この間の長期間にわたる新規採用凍結や大幅な人員削減は責任ある行政サービス水準の維持にも影響するものと危惧している。
業務実態にもとづく適正な要員配置は、たとえ職制責任による管理運営事項であったとしても、勤務労働条件に大きく影響を及ぼすものであることから、変更が生じる場合について健全な労使関係を構築し、労使対等の立場で提案以降、十分な期間を設け交渉・協議を行い労使合意が必要と考えるが、教育委員会の認識を明らかにするよう求める。
次に、労働安全衛生課題であるが、学職労は、「いのちと健康」「こころとからだ」を守る労働安全衛生対策の確立が「ゆとり・豊かさ」を追求するためには欠かすことのできない重要な課題であると位置づけている。
そのためにも、使用者として安全衛生管理体制ならびに現場労働安全衛生体制に対する安全配慮義務を果たし、「働きがい・やりがい」をもち業務に精励できる管理作業員室を含む職場環境改善が大変重要であると認識するところである。
特にこれから暑くなる時期においては、気温の上昇に伴い身体が順応しきれず、熱中症にかかる恐れがあるとともに、初期症状に見受けられる注意力の散漫など、結果として重大事故に繋がる可能性があることから、熱中症予防対策は極めて重要な課題であると認識している。
労働安全衛生対策の共有化について、各職場においては、公務災害や労働災害等の未然防止にむけ、関係法令を遵守し取り組んでいると認識している。
しかし、依然として公務災害や労働災害が発生しており、特に「電動工具類等の取り扱いにかかる特別教育等の受講」を実施しているのもかかわらず、電動工具類等の公務災害が発生していることから、それらを根絶するためにも現場実態を十分に把握し、職員の安全と健康を守るためには、これらを脅かすあらゆる要因を取り除くことが必要不可欠であるとの認識のもと、大阪市管理作業員労働安全衛生委員会、大阪市管理作業員労働安全衛生委員会小委員会、学校園、労働安全衛生の役割を担う主任との連携をはかるとともに、校園長に対し十分な助言・支援を徹底し、リスクアセスメント対策を含め体制の強化につとめ、引き続き公務災害・労働災害ゼロをめざす労働安全衛生対策の充実・強化を強く求める。
全ての労働災害・職業病の一掃をめざすため、引き続き、施設や職場環境も含めたリスクアセスメントや対策など実効ある取り組みが必要であることから、喫緊の課題である熱中症予防対策については、早い時期から重点的に取り組みを進めていくことが重要である。
要求項目3・4については、熱中症予防対策を進めていくとともに、その他の労働安全衛生に係る課題や対策については、教育委員会の責任と合わせ、特に教育委員会通知文の取り扱いについて管理職から職員に十分な説明と資料提供を行うことは管理職責任と認識させなければならない。並びに各級主任の役割を明確にし、今後も引き続き丁寧な対応を求めておく。
次に、人事考課制度についてであるが、制度については職制責任による管理運営事項であったとしても評価結果が給料へ反映することから、常に評価項目及び着眼点においても業務実態に応じた内容にするための検証を行うとともに、現在行われている観察について評価者、被評価者が十分に説明、理解ができ、職員の士気を低下させないような人事評価にするため誠意をもって職制責任のもと十分な説明を果たさなければならないと考える。
しかし、昨年度の人事考課において、二次評価者が被評価者に対し制度の説明も行わず「人事考課制度運用の手引きに」記載されている評価者面談についても行わずに、二次評価を実施するなど評価に対する信頼性・納得性が得られない事象が報告されている。管理運営事項であるならば、職場での混乱や一切の問題もなく、公平・公平性、透明性、客観性、納得性が担保された人事考課制度にならなければならないと考えるが、教育委員会の考え方を明らかにするよう求める。
次に、管理作業員に関連機器の対応についてであるが、この間各種申請について職場における共有パソコンを使用しての対応が図られているが、個人情報に関係する申請も多岐にわたりあることから管理作業員の職場環境の改善に関する事項であると認識するところである。
教育委員会として「働きやすい職場環境づくり」、「個人情報保護の観点」からも早急に教育委員会としての対応を強く要請しておく。
(市教委)
ただ今、委員長から、改めて私どもの認識をただされた所でございます。
本市を取り巻く情勢は、厳しいものがございますが、教育委員会として、これまで培ってきた皆様方との労使の信頼関係に基づき、それぞれの課題解決にむけ、学校教育の充実のため、今後も、より一層努力していく決意であることを、まず申し上げます。
委員長からご指摘いただいた点につきまして、管理運営事項と整理させていただきました事項も含めて、私どもの認識について述べさせていだきたいと存じます。
まず、これまで、大阪市学校職員労働組合の皆様方が、本市教育行政の円滑な運営のために、学校園の教育環境整備業務や子どもの安全確保などに関わりまして果たしてこられた役割と実績については、私どもも十分認識しているところでございます。
今後の交渉のあり方についてでありますが、教育施策の実施等に伴い、職員の給与・勤務労働条件に変更が生じる場合につきましては、十分な交渉期間を確保しつつ、合意に向け誠意をもって交渉してまいりたいと存じます。
次に、労働安全衛生課題につきましては、職員が安全で健康に働き続けられるよう健康維持・確保に向けた取り組みを進めるとともに、教育委員会として職員の安全と健康を守るため、大阪市管理職員労働安全委員会及び大阪市管理作業員労働安全委員会小委員会で公務災害の発生原因や再発防止策など十分に協議し、各現場における公務災害・労働災害の一掃と未然防止に取り組んでまいります。
とりわけ熱中症対策についてでありますが、管理作業員は屋外など暑い場所で業務を行っており、三期休業中に実施する合同作業についても、夏場の実施においては、充分な熱中症の対策が必要であると認識しております。合同作業の実施においては、各学校のニーズを確認しながら実施しているところでありますが、技術の向上、作業内容の平準化を目的として、座学式の研修等も採り入れてまいりたいと考えております。
また、労働安全衛生に関する通知文等の取り扱いにつきまして、これまでも校園長に対して、各管理作業員へ周知を行うこと等通知してまいりましたが、校長会等を通じ説明を行うなど、丁寧な対応をしてまいりたいと考えております。
次に、人事給与制度についてでありますが、人事評価制度については、評価結果を給与に反映させる制度となっていることから、職員に対する公平・公正性、透明性、客観性、納得性の確保が必要であると認識しております。第1次評価者(技能統括主任)、第2次評価者(校園長)及び観察者である業務監理主任に対して、その役割についての理解と認識を深めることを目的に、説明会や研修等を行っているところでございます。
しかしながら、昨年度、ご指摘の状況が1件、平成31年2月に発生いたしました。状況把握後、速やかに校長に指導を行い、面談を実施させ、改めて人事評価結果を確認しております。3月18日の評価結果の開示におきましては、面談結果を受けた評価点を基に決定しておりますが、このような事案が発生したことについては大変申し訳なく思っています。今後はこのような状況を発生させないよう、校園長に対し、研修等の場において、今回の事例を取り上げて注意喚起を図るなど、重ねて適正な評価手続きの周知を行ってまいります。人事考課制度については、各種研修を行うなど職員に対する公平・公正性、透明性、客観性、納得性の確保に努めてまいりたいと考えております。
人事評価制度に基づく給与反映については、人事評価結果を活用しつつ、給与反映方法等を工夫することが、頑張っている職員に報いることであり、そのことが職員のやりがいや、ひいては、市民サービスの向上につながるものと考えております。
いずれにしましても、人事給与制度につきましては、市全体の動向も注視し、大阪市学校職員労働組合の皆さま方と、必要に応じて引き続き誠意をもって交渉してまいります。
本要求につきましては、私どもといたしましても、現下の状況の中で、それぞれに大きな課題であると認識いたしており、今日まで築き上げてまいりました皆様方との労使の信頼関係の上に立って、引き続き教育行政を推進していく所存でございます。
今後とも、誠意を持って交渉を行ってまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いします。
(組合)
この時期をもって全ての事項を解決することになりえないが、本日以降の精力的なとりくみを重ね労使合意を前提に交渉については十分な期間と交渉時間の確保に努め、決定している管理運営事項について説明をおこなうことを教育委員会として、誠意を持って対応されるよう改めて要請しておく。
今後は、第2次交渉ゾーンを10月24日を山場、基準日を10月25日取り組みを進めている。再度確認をするが交渉のあり方について労使合意に向けた十分な期間の確保と誠意をもって交渉されるよう強く要請する。

令和元年8月6日(火曜日)

正常な労使関係の構築を求める団体交渉申入れの議事録

(市教委)
それでは、ただいまから、大阪市学校職員労働組合からの「正常な労使関係の構築を求める団体交渉」について、申し入れ交渉を行います。
(組合)
市労連は、7月11日「正常な労使関係の構築を求める団体交渉」を行い、その中でとくに組合費チェック・オフに関して市労連としては、「労働委員会が判断した命令の趣旨は不当労働行為が無かった状態に戻すことであり、誓約文の手交をもって市側の不当労働行為が免罪されるものではないことを強く申し述べる」と市側姿勢を厳しく指摘してきた。
学職労として、先の市労連と市側の交渉でも確認されたとおり、まずは、チェック・オフ課題の取り扱いについて、現時点における教育委員会の認識を示すよう求める。
当時、橋下市長は、2011年に市長に就任して以降、各法律で認められている便宜供与の廃止や、労使協定についても全てリセットし、更新しないことなどを記者会見や市会答弁、報道発表などで繰り返し発言し、労働組合敵視ともとれる対応を行ってきた。協定書の見直しは、こうした一連の労働組合への不当な圧力が背景にあった。市側は、それらに基づいて2012年2月29日以降、市労連傘下の各労働組合に対し、「給与の一部控除に関する協定書」から組合費の控除に関する文言を削除すると一方的に通告した。労働組合法に基づく労働組合の組合費チェック・オフを使用者が一方的に廃止するという行為は、この間の労働委員会命令や裁判所の判例において、ほとんどの事案で不当労働行為が認定されている。学職労は、チェック・オフの廃止は団結権の侵害、労働組合に対する不当な介入であるとして、2012年3月の団体交渉においてチェック・オフ廃止の正当な理由を示すよう教育委員会に求めたが、教育委員会は「適正な労使関係の構築」などと繰り返すのみで、合理的な理由が示されることはなかった。新たな協定書を締結しない限り、組合費以外の給与控除もすべて停止され、組合員の混乱を招くばかりか、大きな影響を与えることから、「組合費チェック・オフ廃止を承諾したものでは断じてない」との異議を示したうえで協定書(覚書)を締結するという大きな判断を行った。結果、2013年4月1日より組合費チェック・オフが廃止されている。学職労は、長期にわたって、労使の合意に基づいて継続されてきた組合費チェック・オフについて、十分な労使協議も、また労使間の合意もなく一方的に廃止通告を行ったことは、労働組合の活動に対する支配介入であり労働組合の弱体化を狙ったものであるとの認識から、大阪府労働委員会に救済申し立てを行ってきた。大阪府労働委員会は、市側が主張する「廃止理由」については、「廃止によって少なからぬ影響が生じる本件のチェック・オフを廃止する理由としては具体性を欠いており、一方的であるといわざるを得ない。」「市が合理的な理由について検討を行った上で本件組合ら宛申し入れを行ったものとみることは到底できない」とし、「労働協約の一方当事者である組合らとの協議を十分に行わないままに、チェック・オフの根拠となる労働協約の改定を迫ったものであり、相応の配慮をしたものとはいい難い。」との判断を示し、市側の不当労働行為を認め、「チェック・オフ廃止の申入れがなかったものとして取り扱わなければならない」との判断、及び「誓約文の手交」の命令を交付した。市側が再審査申立を行った中央労働委員会においても、「一般的にチェック・オフは、労働組合の財政的基盤を形成する組合費を安定的に徴収するための手段として、労働組合の財政的基盤を支えるものと評価することができ、便宜供与の中でも、組合事務所貸与等と並んで労働組合の活動・運営を支える主要な柱の一つとなっている」とした上で、継続されてきた便宜供与を使用者が廃止するには「廃止する合理的な理由」が必要であり、「手続的配慮も必要」として、そのいずれも欠くことから不当労働行為として「誓約文の手交」を命令したが、市側はその取り消しを求めて東京地裁に提訴した。東京地裁は「請求を棄却」する判決を行い、市側が控訴した東京高裁においても「控訴棄却」の判決が出された。とりわけ、東京高裁は「控訴人については、チェック・オフ廃止の理由・必要性についての具体的な説明を行っておらず、善後措置等についての十分な協議もされず、十分な猶予期間も設けられていないのであって、手続的配慮の観点からも、十分な対応がされたものとはいえない」「組合活動に一定の支障を生じたものと認められ、また、本件通告は補助参加人らの弱体化又はその活動に対する妨害という効果を持つものと評価することができる」として、チェック・オフ廃止通告について、「補助参加人らに対する支配介入行為に当たると認められる。」と判断している。市側は、こうした高裁判決をも不服として最高裁に上告したが、最高裁は「上告棄却」との決定を下した。最高裁においても、市側の主張は認められず、市側の不当労働行為を認めた最高裁判断は非常に大きな意味を持つものである。繰り返しになるが、労働委員会が判断した命令の趣旨は、不当労働行為がなかった状態に戻すことである。学職労として、現在もなお、組合費チェック・オフが廃止され続けている状態にあり、そのことが、労働組合の組織運営と活動にも多大な影響を与えている。教育委員会として、今後、正常な労使関係を築きあげるという思いがあるのであれば、不当労働行為がなされた以前の状態に戻すことは当然のことであり、改めてそのことを教育委員会に強く指摘しておく。教育委員会は、この間の労働委員会や司法における不当労働行為としての命令や判決、とりわけ最高裁における判断を真摯に受け止め、早急に誠意をもって対応するよう強く求めておく。
(市教委)
まず、この場をお借りし、最高裁の決定を受け、5月21日にチェック・オフに関わる不当労働行為に対し、謝罪文の手交をさせていただきましたが、あらためてお詫び申し上げます。
ただ今、委員長から、「正常な労使関係の構築を求める団体交渉」の申し入れを受けたところでございますが、それにかかわって、教育委員会の考えをお示しさせていただきます。
この間、大阪市労使関係に関する条例にもとづき、適正な労使関係を築くべく、条例に定める範囲内の交渉事項は、誠実に交渉に取り組んでまいりました。
チェック・オフについては、労使関係の適正化のためゼロベースで見直したものでありますが、7月11日の大阪市労働組合連合会との「正常な労使関係の構築を求める団体交渉」でも示したとおり、先般の労働委員会の命令を踏まえ、大阪市労使関係に関する条例にもとづき、誠実に交渉してまいりたいと考えていますので、よろしくお願いいたします。
(組合)
ただ今、教育委員会より「今後、大阪市労使関係に関する条例にもとづき、誠実に交渉してまいりたい」との考えが示された。
学職労は、労働組合法に基づく労働組合であり、長年、労使合意に基づいて継続してきた組合費チェック・オフ廃止を市側が、一方的に通告し、廃止するという行為は、労働組合の弱体化を狙ったものと言わざるを得ず、労働組合活動への支配介入に他ならない。
教育委員会は、大阪府労働委員会をはじめ、最高裁の判断を踏まえ、学職労に対する支配介入・不当労働行為について反省すべきであり、今後、健全な労使関係を構築するという思いがあるのであれば、誠実に交渉を進めることは当然である。教育委員会として、現時点においても不当労働行為が継続されているということを真摯に受け止め、そのことを速やかに解消するよう強く求めておく。
(市教委)
ただ今、委員長より、あらためてご指摘をいただいたところでございます。
この間、適正かつ健全な労使関係の確保を図り、市政に対する市民の信頼を確保するべく取り組んできたところでございます。先般のチェック・オフ廃止の通告に関する労働委員会の命令や最高裁の判断を踏まえ、大阪市労使関係に関する条例にもとづき、適正な労使関係を築いていくためにも、引き続き、誠実に交渉をしてまいりたいと考えています。
(組合)
再度、教育委員会より、労働委員会の命令を踏まえ、労使関係条例にもとづき、交渉していく旨の認識が示された。
改めて申し上げるが、組合費チェック・オフの廃止は、労働組合の組織運営にも大きな影響を与えるばかりか、労働組合の活動にも支障を来たすものである。
引き続き、誠実に交渉を継続していくとのことではあるが、先ほど教育委員会が述べられたように、労働委員会の命令や最高裁の判断を重く受け止め、健全な労使関係について再考すべきである。重ねて申し上げるが、こうした課題解決に向けては、労使における自主的・主体的な交渉と合意が図られることが重要であり、教育委員会の一方的な思いだけでは、労使合意はあり得ない。今後、教育委員会として誠実で誠意ある対応を図るよう最後に申し上げ、本日の団体交渉については終了する。

令和元年9月18日(水曜日)

年末一時金要求書に関する要求書申入れの議事録

(市教委)
それでは、ただいまから、大阪市学校職員労働組合からの2019年末一時金に関する要求書についての申し入れ交渉を行います。
(組合)
去る3月13日に市労連は、大阪市に対して「2019年統一賃金要求に関する申し入れ」の中で、期末一時金として年間5ヶ月分以上を要求しているところである。
これに基づき学職労としても、本年度の年末一時金として、月収の2.6ヶ月分以上12月6日に支給すること、また、支給方法についても引き続き改善をはかることを合わせて申し入れる。
人事院は8月7日、国会と内閣に対して2019年の「国家公務員の給与等に関する報告・勧告」を行った。内容については、月例給を平均387円、率にして0.09%引き上げ、一時金についても0.05月分引き上げ、年間で4.50月とするもので、6年連続の引き上げは、微増ながらも春闘における民間の賃上げ状況を踏まえた結果といえるが、再任用職員に対する一時金の引き上げが見送られたことは遺憾といえる。
大阪市における昨年の勧告は、月例給について、公務が民間給与を453円、率にして0.11%下回っているとの内容であった。人事委員会は一昨年よりスミルノフ・グラブス検定を用いて平均値からの乖離が極端なデータの除外を行っているが、この手法は、正規分布であるデータに対して多く使われている手法であり、公民比較に使用すべき手法ではない。また、こうした手法が職員の給与水準引き下げの要因となっていることは明らかであり極めて問題といえる。
特に技能職員の給与水準については、人事委員会の調査結果及び有識者会議における意見を踏まえて公民比較を行い、較差を解消するため昨年市側より「技能労務職員給与の見直しについて」の提案が行われている。本年秋に改めて調査を行うとされているが、申し入れの中でも指摘したように、公平で中立的、第三者機関であるべき人事委員会が、市長の要請に基づき調査・分析を行ったことは、到底、理解も納得もできるものでなく、人事委員会が果たすべき職責を逸脱していることについて、市労連交渉の中で強く指摘している。
技能労務職員給与の見直しについては2012年に5級制から3級制への見直しが行われ、大幅に給与水準が引き下げられたことにより、組合員の生活は困窮している現状を十分把握しておらず、技能労務職員の給与の削減ありきであり、到底納得できるものではない。
次に、職員基本条例に基づく相対評価について、人事評価制度の目的が人材育成であることから、相対評価導入に対しては本来の趣旨から逸脱しており、市労連として、制度そのものを容認できるものではないと繰り返し指摘してきた。
特に、絶対評価点が標準評価を受けているにもかかわらず、相対化することにより下位区分に位置づけられるなど、職員のモチベーションは低下している。市側、教育委員会側の一方的な思いで、相対評価結果が勤勉手当に反映されており、それによって支給額の差は元より、生涯賃金にも大きく影響を及ぼすことから、相対評価については即時廃止し人材育成の観点からの評価制度として構築するよう強く求めておく。
合わせて、現在の給料表構造と昇給制度においては、給料表と昇給制度の乖離が大きく、各級最高号給に位置付けられて昇給や昇格ができない職員が多数存在しており、職員の勤務意欲の観点からも早急に抜本的な見直しが必要であることから、教育委員会として、総合的な人事・給与制度の構築するよう求める。
定年延長については、昨年の報告において「定年の引き上げを行うことは適切であると考える」としている。段階的な定年延長を中心とする高齢者雇用制度の確立については、国と異なる大都市や大阪市の事情を踏まえ、定年引き上げまでの間、希望する職員の雇用を確保するとともに、高齢者雇用施策の一層の充実をはかり、雇用と年金の接続を確実に保障するよう求める。
学職労としても、大阪市の財政問題は避けて通れないとは認識するものの、「技能労務職員給与の見直し」の撤回、「相対評価による勤勉手当の反映」の即時廃止を行い、給与制度等に関しては、各級最高号給に多くの組合員が位置付けられ、低下しているモチベーションの向上をはかることは、市政運営においても重要であることから、給料表構造等の抜本的見直しを行い、人事・給与制度全体にかかる総合的な制度として確立をさせ、大阪市・教育委員会としての使命と責務を果たされるよう強く求める。
本日は年末一時金の申入れであり、この問題は従来どおり市労連統一交渉によって解決をはかられることを合わせて申し入れる。
最後に、今回の年末一時金の申し入れにあたり、賃金・労働条件の決定については、労使の自主的・主体的な交渉・協議と合意を遵守するべきと考えるが、教育委員会の考え方についてあらためて確認したい。
(市教委)
ただ今、委員長より年末一時金についての申し入れをいただいたところであります。
本市の財政状況につきましては、少子高齢化が進み、飛躍的な経済成長が見込めないところではありますが、そうした中でも多様化する市民ニーズに速やかに応え、市民の安全・安心を支えていくために、安定した財政基盤を構築していく必要がございます。
令和2年度予算編成方針におきましても、引き続き、補てん財源に依存することなく、収入の範囲内で予算を組むことを原則とするなど、将来世代に負担を先送りすることのないよう、財政健全化に取り組むとともに、「令和2年度市政運営の基本的な考え方」に基づき、限られた財源のもとで、一層の選択と集中に全市的に取り組むこととしております。
こうした認識のもと、「市民サービスの拡充」と「大阪の成長戦略の実行」という方向性を基本に、幼児教育の無償化をはじめとした子育て・教育環境の充実や、真に支援が必要な方へのサポート充実など、暮らしを守る福祉等の向上、各区による地域の実情に即した特色ある施策の展開を推進していくこととしております。
私ども公務員の給与等勤務条件に関しましては、各方面から強い関心が寄せられており、制度の透明性を確保し、より一層、市民に対する説明責任を十分に果たすことが求められております。
しかしながら、私どもといたしましても年末一時金は、教職員の生活に直結するものであり、モチベーションの向上等に大きく影響する重要な課題だと認識しております。
ご要求の内容につきましては、先ほどお示しした本市の厳しい財政状況や諸情勢を十分配慮しながら検討してまいりたいと考えております。
(組合)
ただ今、2019学職労年末一時金要求の申し入れに対し、教育委員会から、取り巻く状況について述べられたところであるが、組合員がおかれている非常に厳しい実態を充分に認識し、教育委員会として今後も誠意ある対応をされるよう改めて強く要請しておく。
学職労は、組合員の生活の維持・改善と働くものの権利を守ることを最大の目標におきとりくみを進めている。
組合員の生活実態は以前にも増して厳しいものとなっており、将来への不安の中で暮らしている状況を放置できるものではなく、使用者である教育委員会の責務において、組合員のおかれた状況を十分踏まえ真剣に対処することが重要であり、教育委員会の誠意ある回答を求める。
(市教委)
繰り返しとなりますが、特に公務員の給与等については、厳しい対応を迫られているのが実情でございます。
なお、賃金・労働条件の決定についての私どもの姿勢について確認を求められましたが、給与等勤務労働条件については、当然のことながら労使交渉事項であり、誠意をもって、十分な協議のもと交渉を進めてまいりたいと考えております。
いずれにいたしましても、本日申し入れの内容については、「市労連」の統一交渉の場で、引き続きご協議させていただく所存でありますので、本日のところはご理解を賜りたいと考えております。
要求書
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令和元年10月15日(火曜日)

自治労現業・公企統一闘争に関する要求書申入れ (第3回小委員会交渉)の議事録

(市教委)
ただいまより、大阪市学校職員労働組合から現業統一闘争として申し入れがありました事項に関わります第3回小委員会交渉を始めさせていただきます。
本日の小委員会交渉の進め方でございますが、申し入れのありました事項に関わりまして、各担当から本日時点の市側の回答案を御説明させていただきます。その後、学職労の皆様と各交渉事項につきまして折衝してまいりたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
それでは、本日時点での回答案を各担当から御説明させていただきます。時間の関係もございますので、申し入れの項目の内容の読み上げは省略させていただきます。
資料を配布させていただいております。お手元、タイトル「2019自治労現業公企統一闘争に関する最終回答案」を御覧ください。開いていただきまして、裏面です。まず、第1項目めでございます。良好な労使関係を構築していくためには、労働基準法などの関係諸法令や、本市の条例等について、労使対等の立場で双方が遵守していくことが必要であると認識しております。大阪市労使関係に関する条例第3条並びに平成25年3月22日に双方で合意しました確認書に基づく交渉事項につきましては、労使合意に向けた十分な期間の確保に努めるとともに、誠意を持って交渉してまいりたいと存じます。
(市教委)
続きまして、2項目めでございます。下線部のみ回答させていただきます。管理作業員の勤務労働条件につきましては、平成19年5月16日付け教委校(全)第19号「管理作業員の標準的な職務内容について」におきまして、通知させていただいております。要員配置につきましては、厳しい財政状況や他都市の状況と比較検討した結果、さらなる見直しを求められていることから、学校園については1名を基本とした単数配置への見直しに順次着手しております。1名配置としたときの職務内容については、管理作業員の単数配置に伴う学校環境整備業務について(平成31年3月15日付事務連絡)において、これ、毎年、内示の日に毎年更新したものを送らしていただいてございますので、毎年内示の日になっておるんですけども、管理作業員が配置されている全校園に通知しております。
教育委員会といたしましては、子どもたちが安心して快適に過ごせるよう教育環境整備について直営を基本とした姿勢を踏まえつつ、行政責任を明確にし、今後とも単数配置校等の実情を精査し、管理作業員が職務を効率的、効果的に行えるような業務執行体制を構築してまいる所存でございます。
(市教委)
続きまして、3項目、職場における事故や問題を未然に防止し、管理作業員の安全と健康を確保するとともに、快適な職場環境の形成を促進することが、円滑な学校園の環境整備を図る上からも、重要な課題であると認識しております。教育委員会として、労働者の安全と健康を守るために、これらを脅かすあらゆる要因を取り除き、公務災害の根絶に向けた取り組みを強化しながら、より有効な安全衛生管理体制を構築する必要があります。
公務災害の未然防止を図るため、平成21年2月に安全作業の手引を発行し、平成26年4月、27年3月及び平成29年4月に単数配置校園や単数勤務時、高所作業時の安全確保等に係る必要事項について、随時改定を行ってまいりました。今後も公務災害、労働災害防止につながるマニュアル等について、時節に合わせて改正していくなど、災害ゼロを目指した取り組みを図ってまいります。
とりわけ、管理作業員は屋外など暑い場所で業務を行っており、熱中症の対策が必要であると認識をしております。夏季には心と体の話や、労安通信において熱中症対策について各校園長に通知し、管理作業員へ周知を図っていただいておりますが、引き続き熱中症対策に係る注意方法の改善に努めてまいります。また、いろいろ安全衛生に係る事項について調査審議し、職場環境の改善、充実を図るために、大阪市管理作業員労働安全衛生委員会を設置し、さらに労働安全衛生委員会が付託する事案の調査検証を行い、労働安全衛生委員会に報告することを大きなスキームとして大阪市管理作業員労働安全衛生委員会小委員会を設置しており、引き続き定期的に開催するとともに、機能強化を図ってまいります。労働安全衛生委員会においては、協議、確認された公務災害、労働災害の事故原因や再発防止などについて、労安通信等による各職場の管理作業員に対して周知を行うなど、公務災害防止の啓発と意識向上を図り、公務災害、労働災害の防止などに努めております。
教育委員会といたしましては、今後も引き続き労働安全衛生法等に基づき、各職場において安全で安心に作業が行えるよう、状況や業務に即した安全管理の徹底のあり方について、労働安全衛生委員会で調査審議を行い、各学校園における安全衛生管理体制が円滑に運営されるように校園長に対し助言、支援するとともに、現業管理体制において、労働安全衛生の役割を担う主任への研修実施や技術の向上、作業内容の平準化を目的とした座学式での研修も検討してまいったところであり、今年度の主任研修では労働安全衛生について講義型の研修を実施いたしました。
引き続き安全衛生管理体制の充実強化に努め、安全と健康の維持、確保などに向けた取り組みを進めてまいります。
(市教委)
続きまして、5ページ目、5項目めでございます。公民比較及び技能労務職給料表の改定に当たりましては、本市全体の動向を注視してまいりたいと思います。
(市教委)
続きまして、8項目めでございます。教育委員会といたしましては、平成30年1月9日付教委校(全)第46号を通知し、自校園の大規模災害時初期対応マニュアルの作成を各校園長に指示しており、各校園で作成する大規模災害時初期対応マニュアルでは全教職員の役割分担等を明記することとしております。各学校園においては、災害発生時について管理作業員を含めた教職員の力を十分に発揮できるよう、必要な体制、対策の構築に努めているところでございます。また、災害時における勤務労働条件につきましては、十分な労使協議を行ってまいりたいと存じます。
(市教委)
続いて7ページ目、9項目めでございます。本要求の趣旨につきましては、極めて重要なことであると認識しているところです。学校園や様々な職種の方々が勤務されており、子どもたち、学校教育の充実のために、それぞれの役割を果たされているところであります。私どもとして、研修の実施やあらゆる機会を通じて、今後も指導啓発に努めるとともに、学校教育のさらなる充実を図るため、管理作業員等皆様方の担っている役割、職務等について、特に学校管理職に対してより一層の徹底を図ってまいりたいと存じます。制度の廃止、改善に当たり、賃金、勤務労働条件等、交渉に関する事項につきましては、市全体の動向を見ながら誠意を持って交渉してまいります。また、差別事件、差別事象への対応についてでありますが、差別事件、差別事象を発生させないことが何よりも重要であると認識しているところであり、差別事象についての確認、指導等、速やかな対応を図ってまいります。
現時点での回答案につきましては、以上でございます。
続きまして、折衝に当たりまして、各交渉事項につきまして何かございましたら、よろしくお願いいたします。
(組合)
1の項目は、これはあくまでも基本としての対応ですと。うちが求めてる確認書に基づく交渉をしていくと。で、これについては自動更新。双方何もなければそのまま進んでいくと。だから、25年3月22日に結んだそれがまだ生きているという確認でいいんでしょ。
(市教委)
はい。
(組合)
これは、もう昨年も同じ回答やねんけども。結局、1名配置のところ2項目目の分で言うたら、職務内容の部分については3月15日付で内示の時に出されてると。
(市教委)
そうです。
(組合)
それは、3月15日全校園に単数配置の業務いうのはこういうもんですよというのをまいてます。
(市教委)
はい。
(組合)
これは内示出ました。俺が内示受けました。次、行くとこ、単数配置ですよと。ほんなら、この部分で言うたら、きっちり管理職が説明してくれてるかどうかやな。行ったとこで説明するんか、3月15日に内示受けた時点で向こうの学校こういう単数配置やからこうなんですっていう説明受けてるのかっちゅう、よう分かれへんけどな。単数配置の中身、内容はこういうもんですよと。
(市教委)
だから、われわれはその単数配置校になる学校にだけもちろん送ってるわけじゃなくて、そもそも、今、管理作業員のとこで言うと、単数配置っていうのを順次着手していってるというところで、全学校園に理解を求めないといけないという意味で、内示の日に言うてますんで。結果として、もともと複数であったところの学校の在籍の人が単数配置校に行ったときに、もちろん単数配置校の学校園の管理職がその通知を受けてますんで、もともと管理作業員単数配置校にいたのか、今回の内示のタイミングで単数配置校になったのか、ちょっと置いといて、うちは単数配置校っていう扱いになってますっていうところは、一応理解していただいてるっていう。
(組合)
管理職は、やろ。
(市教委)
管理職。もちろん、その管理職理解してるっていうことは、もちろん自分のところの在籍の管理作業員に対して受け入れるっていうような年になってくるのであれば、これまで単数配置を経験してきたか、最初だったかは分からない、前任校から引き継いでいると思いますけども、単数配置っていうのはこんなものですよっていうのは、しっかりと説明していただくという立て付けで全学校園に送ってますので。
(組合)
自分とこはそういうもんやと思てんのやな。
(市教委)
そうです。
(組合)
だから、うちらとしては、3月15日の段階でも、4月1日の新しいとこいったとこでも構へんのやけども。単数やった人間に単数が単数のとこに移動すんのやったら単数配置の業務内容ちゅうのはこういうもんやと分かってるけど、複数の所におった人間が単数のとこに行くと、業務内容として若干変わってますわな。
(市教委)
そうです。
(組合)
それをちゃんときっちりと管理職が説明しとるんか、いうことや。ずっと全てにおいて教育委員会から出される校園長宛ての文書も一緒やねんけども、後列だけじゃなくて、今、言うてくれてるように、各それぞれ全部の校園の校園長が単数配置ってこういうもんやっていう文書をまず目を通して、理解してる。管理作業の職務内容をまず理解してるっていう前提のもとでやから、きっちりとそれは説明できてるんかっちゅうこっちゃ。別に3月15日の内示の挨拶行ったときでも構へんし、4月1日の新しいなった時でも構へんけど。そこは、どう確認取れてる。
(市教委)
確認ですか。
(組合)
うん。いや、そっちはそう言うてるやんか。
(市教委)
はい。
(組合)
うちとしては、ちゃんとして説明されてるんか、どうかっちゅうことを、確認したいだけの話や。
(市教委)
もちろん、その学校、異動先が例えばそもそも前年度から単数配置やったかどうかっていうところで、単数配置に対する深化というか深く分かっていただいてるというところでいうと、若干温度差あるのは否めないかなというふうには思いますけども。実際、自分ところの学校の管理作業員が単数配置っていう理解は、管理職はもちろん分かってないといけないっていうところで。学校としてのそういう方針というか、環境整備っていうところの方針は、もちろん管理作業を担うわけなので、そこはしっかりと管理職や在籍の管理作業員に業務面での指揮命令の管理監督者は校長ですので、そういったところでしっかりと職務命令を発するという以上は、しっかりと伝えてるというふうに、私は理解してます。
(組合)
理解してくれのは構へんけど、現場実態としてはそうなってないかなというところちょっと言いたいだけの話。それと、ここでいっつも書いてんのやけど、管理作業員の職務を効率的、効果的に行える業務執行体制を構築していくと。これは具体的にどういうことなの。毎回聞くんやけど。管理作業員が職務を効率的、効果的に行えるような、俺が現場で効率的、効果的に行える業務執行体制ちゅうのはどういうことなん。
(市教委)
もちろん学校の中での管理体制っていうのもあるんですけども。われわれの世界というのは現業管理体制っていうのがありますから、その現業管理体制の中でしっかりと。例えば、単数配置校に対しての支援業務っていうのも主任が行っての支援業務もありますし。そういったところで、単数になる以上は、教育環境整備も人が要るっていう部分での効率的、効果的っていうところを駆使していかないと、これまでどおりの安定的な教育環境整備っていうのはできなくなると思うんで。そういう現業管理体制の中で、しっかりと単数配置校もこれまでどおり教育環境整備ができるように支援していきたい、効率的、効果的にやっていきたいという意味での回答というのをさせていただいています。
(組合)
現管を重きに、っていうこと。
(市教委)
そうです。
(組合)
現管を重きに。
(市教委)
現管を重きに、はい。
(組合)
それぞれ、ほんなら現業管理体制における各級主任がしっかりしてるっていうことの位置付けや、そうやな。しっかりしてんやな。
(市教委)
しっかりしてます。
(組合)
それと、去年、1名配置のところで、女性管理作業員が配置されてる。それと、再任用が単数配置として配置されてる。本来、ここは配置の部分は管理運営事項やから縷々ないんやけど、もうそれは去年の配置されたとこやから。
(市教委)
今年度ですね。
(組合)
今年度もそやし、昨年度そうやったら、配置したんやったら配置したで、説明聞かしてもらわなあかんかったんちゃうんか。
(市教委)
はい。
(組合)
こっちが思てんのは、あくまでもその再任用も女性もということはないけども、従前、これまで、去年までの前年度、ずっとその前までは、女性1人はさせないというふうな、別に文書も何もないけども、双方の確認もないけど、そういうふうな流れやった。それが去年そないなったと。で、再任用も1カウントやけども、本来でいうたら正規のほうをまずはめ込んだ上で、ほんで1名なり人が足らずになってくれば、おのずとその再任を1名配置というふうなんは理解できるけども。去年、何でそないなったん。
(市教委)
人事異動というものも配置に関しては大きく関わってきますんで、その異動のタイミングっていうところもあるんですけども。あとは、当該の管理職の意見を人事異動でいうとわれわれ校長の意見しっかりと聞くというような、人事異動のルールでそういう立て付けになってますので、そういう管理職の理解を求めながらそういった形の配置を計画してすることになったというところで。これまでの運用でいうと、今、委員長がおっしゃられたように、そういった運用してきた経過もありましたので、そういった形で最終的にはもちろん管理運営事項にはなるんですけども、しっかりと情報提供というところはしておく必要があったのかなというふうには認識してます。
(組合)
その再任用を単数配置に配置するということになれば、短時間でフルタイム、フルタイムでもいうたら1日どっか空くんとはちゃうかった。
(市教委)
空かないです。
(組合)
もうベタで5日間。
(市教委)
5日です。
(組合)
6時間、7時間45分。
(市教委)
7時間45分。なんというか、再任用短時間の方で単数ということはもちろんしてませんので。だから、今後は再任用短時間っていう、雇用と年金の接続の観点からすると、再任用短時間っていうのは、もうちょっと先ですけども、いなくなるというか、皆さんが再任用になる、イコールフルタイムになるので。今の時点でいうと短時間の方を単数でというふうな運用をしようとまでは、われわれは基本的にそこまではフルタイムの考え方は今の時点ではしてないというところです。
(組合)
今年度末の人事異動についてはどう。今の段階でどのぐらいまでというか、今年みたいにそういうこともあり得るということ。
(市教委)
再任用フルタイムの方っていうのは、やはりフルタイムで働けるっていう強みもありますし、単数配置の人数のカウントでいうと、フルタイムの方は定数としてわれわれカウントしてるところもあるので、そういったところは今後も運用としてはあるのかなというふうには思います。
(組合)
こっちの認識としては、労働安全も関わる部分で、高齢者のところがあると。60を超えてて1人でと。それやねんやったら、複数配置の所を正規2人で組んでるとこあんのやったら、まずそこを異動さした上で順次そういうふうにやっていくとかいうふうな考え方を含めて示してもろてたら別に問題なかったんやろうけど。ポンってなってくると。
(市教委)
もちろん積極的にっていうふうには。先ほども言いましたけども、校長の意見と人事異動のルールっていうのはやはり大きく左右するとこですけども。われわれとして、そういった方を積極的に単数配置にっていうふうには、基本的には考えてませんので。今、おっしゃられてるように、そういう正規職員2名のとこは異動のタイミングっていうところで、年齢だけで見たらやはりそういった考え方もあると思うんですけど。その辺りをしっかりと校長の意見を聞きながら運用していきたいなというふうに思ってます。
(組合)
今年の再任用の1人が配置されてるとこでは、管理職からそういうふうな意見が出てきたってことなの。再任用欲しいとかっていう話が。
(市教委)
再任用欲しいというか、継続してこの方、っていうような。
(組合)
継続してって、今年動いてはるやん、その人。継続してないやん。
(市教委)
だから、動いておられる方もおられると思いますし、継続の方も。
(組合)
何人入ってるの、今年、再任用。
(市教委)
すぐ確認しますから。
(組合)
2人から3人ぐらい入ってんの。
(市教委)
そうです。また確認します。
(組合)
今年は、でも言うてるように、やっぱりその辺の情報提供とか、配置についてぐちゃぐちゃ交渉じゃないので、言えないけれども。それは何でっていうのは組合員のほうから求められるとこもあるし。やっぱりこっちとして、そら委員会としても言える、言われへんこともあるんでしょう。やっぱり管理職とかそれぞれ本人さんの意向とかいうふうな部分あんねんけど。ちょっとその辺の情報提供ぐらいは、できるだけしていただきたいなと、それはお願いで。
(市教委)
分かりました、はい。
(組合)
あと、3番の労安。これやと全くおんなじ答えなんやけども。労働安全衛生、教育委員会としては、公務災害根絶に向けた取り組みを強化しながら、構築する必要がありますちゅうことで言い切ってもうた上で、やってます、やってますと。具体に熱中症対策の周知方法やってます、努めてます。小委員会なり本委員会を開催して強化図ってます。図ってても、言うてるようにこの間、公務災害が発生してると。今年でいうたら何件発生してます?
(市教委)
今年でいったら、今、認定が上がってるのは1件なんですけれども。
(組合)
認定以外で公務災害として主任に報告されてる件数やわ。
(市教委)
ちょっと今は。
(組合)
労働安全衛生委員会は交渉じゃないけれども、今日は小委員会、交渉事項の交渉の場やから。資料はちゃんと持ってきてもらわないと。
(市教委)
はい。
(組合)
で、去年と同じ答えやん、これ。やったことはやったことで書いて構へんがな。でも、こんだけ自分らが言うてても、公務災害発生してるやんか、事実。ここで書いてるのは現業管理体制において労安やらなあかんて書いてるにもかかわらず。主任がけがしたりとかしてるやん。自分らやってることでいうたら、きっちり書きいな、これ。
(市教委)
はい。
(組合)
はい、ちゃうやん。どう思てんの。自分とこはあくまでも公務災害根絶に向けた取り組み、必要やいうてここで言うてんのやろ。
(市教委)
はい。
(組合)
言うてんのやったら、具体にどういうふうにしていくかとかいうふうなことを、やっぱり回答してもらわんと。去年と同じやったら、また公務災害発生しますよ。ここは、具体で労働安全をどうすんねんと。教育委員会の姿勢を求めてるだけの話や。マニュアルもここに書いてるけども、平成29年4月に単数配置の部分で改正を行った、それ以降何やったんやと。やってるはずや、これ。書くんやったら、もっと書かないと。対策なんかで熱中症だけしかやってないことないやんか。いろんなやってますやん。そやろ。そんなことをやってても、にもかかわらず公務災害が発生してるということやんか。だから、そういう認識を自分とこは持ってないから、公務災害一向にゼロにならんのや。主任に対してもそうやんか。主任は何のためにこれをやってんの。さっきもそやけど、単数配置も含めて、現業管理体制のところで効率的、効果的にやるって言うて、自分とこは別の項目で言い切ってんのやんか。それと全然リンクしてないってことや。具体的にどういうふうにすんねんな。そこまで書き込んでくれるとか、考え方示してくれへんかったら、公務災害根絶なんかならんよ。ただ単にずらずら書いてるだけや、悪いけど。そら毎年おんなじこと言うてる。毎年担当が変わろうが、それは知らんこっちゃ。ずっと言うてるように、さっきも言うたけど、文書出ても、心のお話とか労安通信も含めてやってもろてるけども、一向に管理作業員用の箱の中に入ったまま。実情そうですやんか。それぞれ3期のあれやんか、取り組みも含めて、やってますやん。そうでしょう。ちゃんと本委員会が現場調査行ったりもしてるし。そんな小委員会でもきっちりやってますやんか。やってるにもかかわらず、その時に公務災害が発生したり、それ以降に発生したりとかしてるし。その辺は全然足れへんのちゃう、認識として。ここに研修したって書いてるけど、座学研修行ったんやろ。ええやん。座学研修をやったとこはやったんや。だから、これをどう結び付けていくねんとかぐらいは、やっぱり自分とこ示してもらわんとあかんのちゃうん。具体、中身、書かなあかんのちゃう。主任に対してこういうふうにやったとか。
5番のところ、これは管理運営事項ちゃうんか。
(市教委)
5番はそうですね。改定に当たる手法とかいうところはおっしゃるとおり賃金に関わるところで、交渉事項というところで回答させていただています。
(組合)
今日何日、今日15日。金曜日11日か、市労連申し入れた時に、市側からまた改めて人事委員会からの報告受けて提案するとか言うてるけど、ここの部分の管理作業員に対する賃金の、見に行くやつ、自分とこは4階から何かいろいろ聞かれてんの。人事委員会からも含めて。
(市教委)
今のところは、特には伺ってはいないです。
(組合)
人事委員会は現業の仕事をどういうふうなとこで見てやってるかちゅうのは、こっちは全然分かれへんやんか。
(市教委)
はい。
(組合)
現業一括でこうされても、管理作業員として多種多様な仕事してて、1つこれだけ捉まえて、賃金こんだけやって民間と比べられても、どこにも合うてくるとこないで。どない考えてんのや。
(市教委)
教育委員会としては、当然業務はさせていただいてますので、おっしゃるとおり単純比較できないというところは、もし確認があった場合はその旨お伝えさせていただこうと思てるんですけども。
(組合)
でも、その人事委員会とか4階からどうやって、聞かれへんかったら、もうそのまま流れていくっていうことなの。
(市教委)
いや。昨年度の経過もございますので。
(組合)
昨年の経過はあれやんけ。人事委員会なり市側も含めて謝ってないけど、1回調査した分の金額出して訂正掛けてるやんか。撤回してるやんか、金額の部分については。どう考えてんのかな。4階とのつながりとかってどないなってんの、3階は。
(市教委)
事前の確認なりが恐らくあるとは思ってるんですけど。今のところ、今回の今年度に向けての動きとかっていうところは、まだちょっと具体的なところは向こうからはないんで。
(組合)
うちとしては、もう単純に現業一括の中で比較されるちゅうのは非常に問題あるというような認識やから、もしそういうふうな4階なり人事委員会から求められたときは、管理作業員の業務を含めてきっちりと説明いただきたいなというふうに思いますんで、よろしくお願いします。
(市教委)
はい、分かりました。
(市教委)
標準職務がありますから、それを端的に示すことに。
(組合)
そやけど結局そんなん示したところで、結局現業一括でばしっと、前回の予想でいうたら前回の改定率みたいなことでマイナスってやられる可能性も多くあるやんか。そこでいうと、交渉の余地がないということやから。そこは市労連で交渉するんやから、この場ではあんまり言えへんけど。さっき言うた管理作業員の仕事内容、何かいろいろと求められてるときについては、きっちりと説明してもろて、そんなんちゃいまっせというようなことを言うてもらわんと。
(市教委)
うちの把握してる範囲で答えさせていただきます。
(組合)
あと8番は、言うてるように、ここにも書いてる、どこの課、自分とこ。
(市教委)
実は、今日、総務担当も同席する予定やったんですけども、申しわけないですが、この間の台風の対応もあって今も出張で出られてるいうことなんで、急遽出れなくなったんですけど。総務課のほうからは私が答えとして預かってきてますんで、一定説明をさせていただけたらなというふうに思っております。
(組合)
説明いうのは、この答えのことなの。
(市教委)
もちろん、この答えはこれまで学校に対してこういったマニュアルを、具体的には熊本の、これまでの経過あったと思うんですけど、地震を受けて大規模災害マニュアルを作っていかないといけないというところで、30年1月9日に発動して30年度からマニュアルを作って、今年度は2年目っていう立て付けになってると思うんですけど。30年1月の時点で、30年5月末までにマニュアルを作って報告しなさいっていうことで整理をなされてまして。で、次のタイミングでいうと、31年3月にまた人事異動とかもございますから、具体的に担当者の名前を入れるようなマニュアルになってますんで、人事異動を反映させた上でまた報告するというような、毎年そういった更新の仕方で、全教職員に対してもしっかりとその役割等を伝えていくっていうような立て付けになっていると聞いています。
(組合)
全教職員の役割分担が明記されてんねん。
(市教委)
はい。
(組合)
明記する前段で、こういう大規模マニュアルですよというふうな説明がない、名前入れた後にもこういうふうな対応ですよというふうなことが一切ないちゅうことや。さっきから言うてるように、全部の文書について。だから、それをちゃんと、言うてるように、管理作業員なりに説明をしました。いついつしました。ちゃんとその部分はそっち側に返すようなやり方を含めてないんか言うてんねん。さっきの労安通信含めて、そうや。ずっとこの間口酸っぱなるように言うてるように、管理作業員の机んとこにぽんと置かれてるだけやったら、なんぼ自分らのとこが巧妙なん作ったところで、こっち側に入ってけえへん言うてんねん。人事評価については、別の話やけども、ああやって、いついつに、どういう内容で、何時何分からこういうような説明をしましたっていうのがあんねんや。できるんやったら、ほかのことも含めて、そういうふうにしてくれたどうなんですか言うんや。そこまでしてくれてて、こっちが見てへん、聞いてへんて言うのやったらいろいろ問題あるやろけど。まず、その入り口のところをしてくれへんから。だから、自分とこの認識としては、ちゃんと管理職に各校園長宛てとかいうことで出してくれて、見てるもんなりとか説明してるもんなりという考えのもとでやってくれてんやろけど、実際問題、現場の中ではそういうことになってませんというのは、ずっとこの間訴え続けとんのや。それやなんか1つでも2つでも、そういうことをやってくれよ。何でそれがでけへん。でけへん理由は、ほんな何やねん。
(市教委)
現場が、ということですか。
(組合)
現場に対して。
(市教委)
現場管理職が。
(組合)
違う。そっち側からやん。
(市教委)
われわれは、もちろん管理職に対しては、今回は大規模災害マニュアルの話で特化して言いますと、次の更新する、これもまた委員会から一方通行でそうしてというふうに言うてくれてるっていうのは分かってるって言われるかもしれないんですけども。
(組合)
違う。自分らとこでいうたら、それはマニュアルをちゃんと31年3月の人事異動に伴ってちゃんとマニュアル改正しなさいよと。ほんなら、しました、出してください、まだですね、っていうやりとりのことを言うてはんのか知らへんけど。俺が言うてんのは、ちゃんとそれぞれの個人に対して説明したんかという確認を取れって言うてんのや。管理作業員さん、名前だけ入れておきましたって、何の名前やねんいうねん。俺はどういう動きをすんねんとか、現場の中で。そういう説明をきっちりせなあかんのちゃうんか言うてんのや。だから、災害になったときは、どないなるか分からへんやんか、そんなもん。交通機関が東京みたいに水浸しになっとったら、行くに行かれへん。そら、しゃあない。でも、行けるときにどうすんねんとか。勤務労働条件の部分については、これでうとてるけども、それは後の話。でも、まずそんなんなったときに、自分がどう動くねんとか、どういうふうな対応になってんのやろなと。こういうマニュアルを作られてんのやったら、それは頭入れとかなあかんのちゃうか言うねん。
(市教委)
もちろん、そうです。
(組合)
それを管理職で説明してないっていうことを、俺は言うてん。だから、説明した、いついつにしました、ちゃんと読み上げてとか、文書をちゃんと手渡しで渡しましたとかいうふうな、確認はないんか。文書でも構へんやんけ。だから、言うてるように人事評価の校長が二次面談した時、こうやって書いてるやろ言うねん。事実としてそういうことができるんやったら、全てのこういうマニュアル出すとか、文書とかも、ちゃんと管理作業員が関わることについては、説明したかどうかの確認ぐらいないんかって言うてんねん。そういうことがなってないから、ずっと言うてんやで。だから、一つでもやってくれよ、言うてん。
(市教委)
委員長おっしゃってること、もちろん十二分に理解できるんですけども。全てのそういった通知なり事務連絡っていうものに対して、確認するっていうような報告をさせるというのは、なかなか管理職に対して、僕らも。
(組合)
それやったら話になれへんやんか。全部でけへん言うのやったら。
(市教委)
たくさんの通知っていうものが、われわれももっと学校園に対する文書っていうのは削減していかなあかんというような別の動きもあるんですけども。そういったところで、全てのものについてっていうところは、なかなか難しいところがあると思うんですけども。
(組合)
別に、全てにおいてしてくれと言ってるんじゃない。今は管理作業員としての交渉やから、管理作業員部分だけできるんか、でけへんか、言うたらええんちゃうんか。
(市教委)
今、ここのマニュアルの話で言いますと、そのマニュアルの通知の中では必ず区や地域で共有するとともに、全教職員にも共有することというふうに、これもこちらからの通知の中でうたわしていただてるところなので、それが現場でなされてるかどうかっていう確認を、例えば報告させるということまではしてないですけども。
(組合)
じゃあ、五十歩引こか。五十歩引いて、管理職が全てにおいて、そういうことはでけへんのやったら、現業管理体制を使って、主任、1カ月に1回現場に管理作業員に主任会議の報告をしに来んねん。そのときに、こういう文書出てますか、出てませんか。管理職のほうから資料をもらって、こういうふうな説明受けましたかって聞き取りしてくれや。教育委員会が管理職に対する文書が多い。そういうことをいちいち報告させるとこまでいってない言うんやったら、使えるとこ、使ってや。何らかのやり方を書いてくれへんかったら、いっつもこのままやんねん。何の進歩もないやろ。
(市教委)
正直、われわれの現管の中でできる部分っていうのは、やはり管理作業員に特化した内容になってくると思うんで。例えば、管理作業員の主任会議のもちろん報告は、自分行ってるからそうなんですけども、その労安にかかる部分とか、そういったところは一定やり方はまた考えないといけないところあるかもしれないですけども。そういった管理職と話すタイミングっていうのがあるので、そういったところはやり方ちょっと含めて、また検討しなければならないのかなというふうに思いますけども。例えば、この大規模災害マニュアルの話さしていただいてますから、この内容を管理作業員に確認してもらいましたかっていうのは、なかなか主任のほうで確認するっていうのは難しいとは思うんですけど。
(組合)
何でやねん。
(市教委)
これは、だからあくまでも学校総体の話ですから。管理作業員に特化した話でないので。
(組合)
管理作業員、別に主任がこういうふうなマニュアルが出てますと、学校園の中でこういうふうな役割分担明記することになってますわ、これぐらいは言えるわな。ほんで、管理作業員として、校園長のほうからこうやって報告されましたとかって聞くのは何ででけへんの。
(市教委)
いや。別に確認っていう、何かをもって確認するっていうのは、やはりわれわれ管理作業員に特化した内容でないと、やっぱり現管を使うっていうことは、私はできないと思います。これは、あくまでも学校の管理作業員だけが明記されてるマニュアルでも何でもないので。全教職員が記載されて、学校としてマニュアルが作成されてるので。
(組合)
それこそ、自分がさっき言うた、効率的、効果的な役割に使う管理作業員やないか。主任やないか。学校園のことやって言うんやから、学校園管理作業員おるに決まってんのやったら、別に現業管理体制使ったって構へんやん。
(市教委)
じゃなく、現管で使うというところは、やはり私は管理作業員に特化したところでないと使うものじゃないというふうに思ってますから。いろんな啓発文書っていうのは出てると思うんで、それを全て、現管だけのところは必ず管理職に確認してくれっていうのもまたちょっと。われわれから管理作業員に向けての通知とか、そういったところについては、確認の仕方っていうのは現管使うことはもちろん必要。
(組合)
管理作業員に関わることについては、現管を必ず使うんやな、ほんなら。
(市教委)
だから、どこまでのものが確認する必要があるかっていうところは、整理する必要あると思うんです。
(組合)
全部してくれたらええやんか。教育委員会から各管理作業員に対する文書で、校園長に宛ててるということは、必ず必要なことやねんやろ。自分ところが発信する分やったら。
(市教委)
はい。
(組合)
ほんな、管理作業員に関わることについては、現管つこてくれたら、これはもう学校園への対策の部分やから。ほな、もうそれやったら、もうええやん。そこまで言うんやったら。その代わり、管理作業員に関わる全ての文書については確認取ってくれや。今、そういうように言うんやったら。労安に関わることなんか、全て取れよ、ほんなら。
(市教委)
いや。だから、どこまで確認する必要がある部分というのが、やっぱりある。
(組合)
確認してくれへんかったら、管理作業員に対する資料とかいうのは全部ホワイトボックスみたいなとこにぽんと置かれて、勝手に読めっていう流れになってる言うねん。それはやめてほしいって言うてんのやんか。自分とこがなんぼ文書の中で線引っ張ってちゃんと説明せえって言うたって、現場ではされてないのが実情ですって言うてんのや。現場実情で言うたら。だから、それを解消するために、そういうことをやってもらえませんかっていうことや。
(市教委)
だから、その。
(組合)
何でそれがでけへんのや。
(市教委)
われわれの現管でやってるのは、その主任会議の報告から管理作業員に対しては上がっていってると思うんです。で、管理職が理解しとかなあかんっていうのはもちろんおっしゃるとおり分かるんですけども。全く管理作業員に、現場の管理作業員にその情報が入らないっていう立て付けにはなってないと思うんです。主任会議の報告っていうのがあるから。けれども、今、委員長おっしゃってんのは、管理職の理解が必要なものっていうのもあるやんかっていう部分、もちろん全ての者が、基本管理職分かっとかないといけないっていうのはあるんですけども。その部分の確認っていうのが、今、おっしゃてるようにボックスに入れられてるっていう現状もあるんだろうなっていうふうには認識してますけど。その主任会議でそういった必要な情報っていうのは全て報告するように、今、してますから。全く現場の管理作業員に入れられてるだけで、主任会議の報告もなく、管理職からの報告もないっていうことにはなってないっていうふうには、私は理解してるんです。
(組合)
いうことは、主任として現業管理体制から報告したことによって、管理職の報告しなければならないという責任の部分があやふやになっている。
(市教委)
あやふやじゃないですよ。だから、もちろん、われわれが校園長向けに発文してるということは、現場の中での周知っていうのは絶対必要やと思います。管理監督者としての。で、われわれの現管っていうのも効率に、効果的に。
(組合)
現管での管理作業員への周知、教育委員会から管理職に周知、これ、横の違う方向ですやん。ここのつながりがいるんでしょうっていうこと。
(市教委)
そうです。
(組合)
ここをどういうふうに把握してはるんですか。
(市教委)
もちろん分かってます。でも、言うてるように、現場にボックス入れられてるだけで、その情報が。
(組合)
情報はね。
(市教委)
だから、主任会議からの報告は行ってるじゃないですか。情報は行ってるでしょっていうことを、私、今、申し上げてるので。
(組合)
それは行ってる。僕が言うてんのは、横のこの部分、現場の。
(市教委)
だから、私、言うてるのは、もちろん管理職もそういった通知が管理作業員に対して降りてるっていうことは分かっといていただかないといけないし。管理職から現場の管理作業員に対してしっかりと周知はしていただく必要はあるっていうのは、もちろん分かってますっていう前提で、今。
(組合)
そのフィードバックはされてないですね、結局。
(市教委)
そういう必ず言いましたっていうような確認、例えばサインして報告させるっていうところまでは。
(組合)
そういう状況に置かれてない管理作業員が現場にあったとしても、それはそれやという判断なんですよね。
(市教委)
それはそれやっていうのは、その管理職からわれわれ必ず下してくださいっていうような周知してますから、それはもちろんわれわれは管理職に対して教育委員会からして通知をしてますから、そこは管理職がしっかりと責任を持って下してくださいって言うてる立場なので。
(組合)
分かる。だから、下りてないとしたら。
(市教委)
今、言うてんのは、その確認をしっかりしてほしいということやと思うんで。
(組合)
そう。下りてないとしたときに、どうするんですかっていうこと。
(市教委)
下りてないとしたら、もちろんしっかりと下ろしてくださいというのは管理職にわれわれは言うていかないといけない。
(組合)
現管が主任として管理職にしてくれましたかと、こういう情報ありますけども出してくれましたかっていうのを言わずして。
(市教委)
例えば、やり方として主任会議の報告っていうことをしにいってるわけですから、主任会議の報告の中にはいろんなこの前の話もそうですけども、そういう連絡入れてますから、こういった連絡今回主任会議として報告しに来たんですけど、しっかりと管理職から下ろしていただいてますかっていう確認はできるんです。
(組合)
下りてなかった場合は、どこへ報告さしてもらったら。
(市教委)
下りてなかったら、発文してる担当に話をしていただく必要ありますけど、そこはだから、人事から下りてる文書もあれば、給与から下りてる文書もあると思うので。
(組合)
それぞれに、その都度、その都度。
(市教委)
だから、現管で確認した以上は、現管の中で集約してわれわれのところに報告して、しかるべき担当から言うていただくっていうことになると思います。
(組合)
分かりました。そこまで言うていただくなら。
(市教委)
だから、やり方はどんなやり方があるかっていうのは、確認せなあかんと思いますし。今回のマニュアルは管理作業員だけのエリアの話じゃないから。
(組合)
これはね。ほんなら、管理作業員に関する部分について、現業管理体制でやってもらうとこと、ちゃんと切り分けしてもろて。
(市教委)
だから、主任会議の報告の議案というか、情報っていうのを、しっかりと管理職理解していただいてますかっていうところは、確認としてあっていいのかなと思いますけど。そこのやり方は、ちょっと考えていかなあかんかなと思いますけど。
(組合)
また後でやろか。9番があと残ってたな。これは今年あったん、差別事象。
(市教委)
僕の担当で把握してる内容で、特段こういった事象がないかというところを確認はさせていただいたんですが、こちらに報告する内容は上がってはいないということで聞き及んでいます。直接給与・厚生担当にかかってきたものについては、私のほうで対応させていただいてるところもあるので、一部の学校については書かれているのは差別的事案という認識はないんですが、受け取られ方によっては管理作業員を軽視してるような発言があったというようなお話も聞いておりますので、そこは私のほうから管理職のほうに指導させていただいて、管理職も自らの立場で発言してるところもありますので、間を取り持ちながら、対応させていただいた学校もございます。現場としましては、ここに書かれてるような差別的な制度とか、そういった事象とかっていうところは。
(組合)
なかったっていうこと?
(市教委)
このことに対しては、ないという回答です。
(組合)
差別的な制度とかいう分はなかって、差別事象はなかったということ?もっかい言うて。
(市教委)
服務の担当のほうにいわゆるコンプライアンスでありますとか、そういったところの差別的な事案というものは報告が上がってきますので、そういった切り口で今回交渉の場で説明といいますか、お伝えさせていただくような状況がないかっていうところは確認させていただいたんですが、それにつきましては特にはないというところで。私、給与・厚生担当の方で直接伺った内容につきましては、先ほど申し上げたとおり、管理職からの説明が不十分だというところで、受け取られ方によってはこういう差別的だというような受け取られ方をされる可能性もありますので、そのことをちょっとお伝えさせていただいたというところです。
ここでお伝えさせていただくところかどうかではあるんですけれども。前々からお話しいただいてる共有のパソコン、これは管理作業員さんにもお使いいただくような形でお話しさせていただいてるんですけれども。特に今年に入って新学期の講師が増えてるところもございますので、共有のパソコンを使われて、結果ご不便をお掛けしてるというところございますので。その点につきまして、パソコンの整備については予算が関わってきますので管理運営事項ではあるんですけれども、影響を与えるというところございますので、よろしければこの交渉の後、ここはちょっと場を設けさせていただいて、所管である学校経営管理センターのほうから説明のほうをさせていただけたらと。
(組合)
はい。7番、管理運営事項やけど、説明してくれる。6番は説明とか何かしてくれへんのか。今年、どうすんねんとか。人事評価のとこ。
(市教委)
6月の時には一旦場を設けさせていただいて、ご指摘の点について、ご質問の点についてお答えをさせていただいたというところでございますので。今の時点で、まだ特にいつ場をつくるとか、そういうところはちょっと。
(組合)
いや、違うやん。7番の項目、今日の小委員会のところで管理運営事項やのに、そういうふうに状況説明してくれるって言うのやったら、6番も管理運営事項やねんから、その説明の場を持ってくれたらええんちゃうかって、ただ単にそう思ただけやねん。自分とこの返しでいうたら、6月にやってるから、もういいんですってことやねんな。
(市教委)
もういいんですというか、課題等ありましたら当然把握して対応させていてだきます。
(組合)
3回目の観察も含めて、もうそろそろやし、7番に大きく関わってくるわな、一緒やもん。だって、人事評価は自分の自己評価を打ち込むときに、そういうことやろうしやな。ほんでどういうふうに対応すんねんとか、今年どういうふうに変わったんやとか。ほんで、この間、6月でも言うてるけど、4原則全然守られてないし。新しい異動したとこで評価されても、前任の業監なりどういうふうに見てんねんとか、そういうフィードバックの話とかも、向こうどう考えてんのかちゅうのは全然分からへんとこやけど。結局、その人事評価自体も含めて、そら条例でやられてて、そこの制度の中身を変えろなんて、一言も俺、この間言うてへんで、うちは。やっぱりその運用面でそれの点数が付くことによって給与とか昇給とか一時金に、もろにお金に関わってくるじゃないですかいうことや。それやったら、別に6月やったから、7月やった、8月やったからとかってやらんでも、この時期に出てきて、やっぱり3回目の観察含めて自分の点数付けるどうのこうのとか、改めてもっかいこの間動いてるものを説明してくれてもええんちゃうかなと思たんやで。
(市教委)
所管のほうに伝えさせていただいて、またご連絡させていただきます。
(組合)
だから、そういうふうなことの部分でいうと、ここの項目の中であらゆる、自分らが書いてくれてるように、労使合意を基本に十分な交渉、協議を行うことって求めた時に、十分な時間も確保してとかいうふうなん書かれとるやんか。だから、書いてることと言うてること、やってることがちょっとずれてんちゃうかいうことやねん。この1番の項目のとこ。これかってあくまで現業統一闘争やから、勤務労働条件労使合意に向けた交渉をやってるつもりやねん、うちとしては。十分な期間の確保努めるとともに、誠意を持って交渉してまいるってことは言うてくれてんのや、毎年。ほんなら前回の6月の締めの時に、1次の時でも、2回しか小委員会やってません。で、この10月24日あげに向けて、いうたら第3回小委員会1回だけで、それが果たして十分な期間の確保を努めてくれたっていうことなんかっちゅうことや。自分ら、書くんやったら書いてくれたら構へん。書いたある。でも、書いてることとやってることがずれてると、こっちも詰めざるを得んやろっちゅうこっちゃ。言うてるように、何回も言うて申しわけないけど、7番の項目管理運営事項で説明してくれんのやったら、一番大事な6番の項目のところを改めて説明も含めて6月やったんやけど、あっこはもっかい出てくるのが筋ちゃうんか。筋というか、そういう流れじゃないの?
(市教委)
一度検討させていただいきます。
(組合)
こっちも現場があってやってんやから、そんなもん、何回も出てこられへんで、この時期。6月か、前回、そこから何カ月たっとんねんいうことや。
(市教委)
この期間、3回目の観察に向けて、お伝えさせて説明させていただく内容はないかと確認させていただいて。
(組合)
と思うんやけど。やってくれてることは十分理解してんねんけど、何回も言うて申しわけないけど、書いてくれてることと、やってることのずれがちょっと大きいんじゃないかなというように、疑問的に思うんです。交渉が違うって言うんやったら、もうそれまでやけど。ここの6の項目なんかいうたってお金に関わることやから、もろに。今は、だってそんな状況の中で、お金上げるとこいうたら、もう一時金のこの人事評価ぐらいしかないやん。それしかないんやろ。あと昇格せえへんことには、天についてるやつなんか上がっていけへんのや。ここなんかもっと言いたいことある、交渉じゃないけど。そういうふうな一般管理作業員がそういうふうになってる中にもかかわらず、3級の業務監理主任がのほほんとしてて、それで30万からなんぼかもろとって、退職前なんか60カ月分加算されて、退職金に上乗せされて辞めていくんや。そういう人間が、何もせずぼおっとしてて、ほんで人の評価をして。ほんで去年来てた人は異動したら、その前のとこの行政区のこと知らんっていうふうな状況になってるやん、実際も。果たして、それでこっちが言うてるような公平、公正性、透明、客観、納得が得られてるんかどうかや。人材育成を主眼とした制度運用を図ってくれって言うてんのも、そっちがそう言うてても実情そないなってないやん。でも、なってないけど、やっぱりこっち側のところの担当でいうたら、こういうふうな研修やってますよと、こういうふうにやってますよって、そういうふうにそっち側の作ってるほうから言葉を聞くと、ああ、そうなんかなあとちょっと引くところもあるけども、一切出てこんと3回目の観察受けて、納得もあらへんなということです。
(組合)
前回も1回確認させてもらったと思うんですけど。2番目の項目で、学校園の単数配置校が今後増えていくと。その中で、今、単数配置校予算っていうのを別途組んでいただいてるんですけども、その分母がどうしても1人校が増えてくると分母が増えてきますよね。で、絶対予算っていうのは、前回は流動的に予算と数字としては増えていく予定にはしてるっていうふうにお聞きしたんですけども、それで変わりはないですね。
(市教委)
変わりないです。
(組合)
それと、もう一回お聞きします。統廃合の学校っていうのは、前回以降は別に変ってないっていうことでしたね。
(市教委)
前も通知が出てるんですけど、佃西と佃南をお伝えしてたと思うんですけど。まだ正式に行政的な手続きが今後必要ですし、議会の承認も要るんで、私が聞き及んでる地域根の協議会が立ち上がってっていう部分で言うと、あれからちょっと増えてまして。口頭で、そういった通知もちろん出てないんで、これから今後手続き必要になっていくんですけども。令和3年4月1日、生野区中川小学校と御幸森が統合予定。同じ時期で梅南津守と松之宮が同じように。今回は何か1年ちょっと遅れてるっていう話も聞く。
(組合)
これがほんなら令和4年?
(市教委)
いえ。3年4月1日。
(組合)
ここで一緒。
(市教委)
だから、令和2年4月1日で松之宮のほうが話が進められてたみたいなんですけども。多分その辺りの手続き的なところでちょっと、あと地元の調整もあるかもしれないですけど、というふうには聞いてます。あと単数のシミュレーションの人数の表は前にお渡ししたと思うんですけど。今日、もう一回渡しときましょか。今年の5月時点でこういう表ができたんですけど。それをお渡しします。で、先ほどおっしゃられた予算の考え方は、基本的には厳しい財政状況ですけども、そこの部分については基本職員が減っていってますので、その分を予算として事業がなくならない限りはもちろんあるという理解をしといていただいていいかなと思います。
(組合)
併せてなんですけども、事業所の考え方なんですけど、いわゆる単数増えていく中で、今現状持ってる班数っていうのは、基本的には今の段階で結構なんで、もう変えていかないっていうふうな考え方ですね。
(市教委)
はい。もちろん、今の時点で言うと、そういう考え方で、私が着任してからずっと変わってないと思うんですけど。
(組合)
それと、市立高校の今後の予定っていうのは、ある程度は具体にしてるんですか。
(市教委)
府の移管は4年4月やったと思う。
(組合)
もうそれは決定?
(市教委)
はい。そこはもうオープンになってますので。あと、だからわれわれのエリアがどんな形で、当時、支援学校の移管があったと思いますけども、ああいった形になっていくかどうかっていうのは、もう大阪府のカウンターパートっていう言い方を当時もしてたんですけども、そことそれぞれ協議していくことになると思います。
(組合)
まだその辺の話は。
(市教委)
まだ。
(組合)
まだですかね、はい。
(市教委)
あとさっきの災害マニュアルのところの追加で、説明だけちょっとしておきたいんですけども。このマニュアルを作ってから、このマニュアルに沿った形の動員っていうのは、まだ現場でもちょっと、ここは参考までに情報提供というような形になりますけども、沿っての動員というのはなされていないと聞いてます。去年の6月地震があったんですけど、まだ当時はその体制が未整備でしたので。で、台風に関していうと、あらかじめ予測ができるんで、基本的にこのマニュアルでも謳ってるんですけど、避難所開設っていうのは区役所が最終的には受け持つ、立ち上げももちろん区役所ができればするんですけども。それまでの初期初動のところで、学校が対応するっていうところでの立て付けたマニュアルなんで。台風はあらかじめ予測できますから、そういった形での避難所の対応っていうのは、基本的には区役所がやることになりますんで。このマニュアルに、対象っていうたらもちろん全ての天災になるんですけども、基本的には突発的な地震などでこのマニュアルというものは活かされていくのかなと。で、稼業時間中に起こる災害ももちろんあると思うので、その時は基本的には翌日以降、当面区役所がそういった避難所開設するまでは学校で基本的には対応せなあかん部分がどうしても出てきますんで、ことが起きたら皆さん避難所や言うて、稼業時間中でも学校に来られると思います。その辺りの対応っていうのが必要になってくると思いますけども、基本的には区役所、稼業時間中でしたら区役所開いてますから、区役所がもちろんそれぞれの避難所の開設状況とかを地域も活用しながら、地域と一緒になってやってく。
(組合)
これ、事業所の対応ってどないなってんの。
(市教委)
事業所ですか。
(組合)
うん。
(市教委)
事業所は基本的に学校っていうところでのそのマニュアルというのはないので。ただ、われわれが直轄で持ってますから、われわれと一緒に、基本的に時点にもよると思いますし。どんな状況かっていう。われわれが直接普通に命令発してっていう。
(組合)
この前は土曜日やったんか。
(市教委)
そうです。だから、どこかに参集しなければならないっていうような対象にはなってないです。
(組合)
何かあったときはもう休ます?稼業中とか、指示命令系統で自分ところから業監か何かを通して、止めて帰ってこいとかいうことになるの?
(市教委)
だから、作業中はもちろんそういった形になります。前一回、何かやったと思います。台風?
(組合)
去年?
(市教委)
地震やったかな。作業行かずに止めたっていうのが確かあったと思いますけど。基本的には、われわれが直接どういった対応するかっていうのは、われわれから指揮命令することになると思います。
(組合)
現場におるときって、どういうふうに。仮に自分とこが統括に連絡するん?
(市教委)
基本的には、事故が起きた場合とかでしたら、主任から業監に報告して、業監から統括でわれわれっていうことになってますので。
(組合)
今回の、もしそんな台風とか、稼業中に台風があって。
(市教委)
台風とかでしたら、事前にある程度把握してますから、もう学校に連絡入れて今日の作業できませんとかっていうような対応ができると思うんですけど。突発的なものやったら、結果として。
(組合)
もし仮にやってるときに地震があったら。
(市教委)
地震あったら基本的には事務所にまず戻りなさいっていうことになると思いますけど。
(組合)
自分ところから統括に連絡します。
(市教委)
はい。
(組合)
連絡して。
(市教委)
自分ところから、主任がいてますから、主任がまず業監に連絡入れます。事務所の業監。
(組合)
事務所の業監が、事務所に連絡する。違う。作業主任が。
(市教委)
作業をしてる班の主任が、営繕事務所の業監に。
(組合)
連絡します。連絡して、地震ありましたけど、どうしましょうか。
(市教委)
ほな、すぐに統括なりが同じく、どっちかいうたらそういうことあったら僕からすぐ連絡入れることになると思いますけど。だから、身の安全をまず第一に考えなさいとかやったら、そういう話になっていくと思います。で、車でどこに行ってるかって、車で戻らないといけないんで、途中例えば道路が遮断されてるとか、いろんなケース考えられると思いますから、そんな場合はまずは身の安全をということでの話になって、戻れるんでしたら、まず事務所に帰ってきなさいっていうことになる。だから、無理して作業をさせるっていうことはまずない。そんなことが起きたにもかかわらずっていう、作業し続けなければならないという認識ではない。
(組合)
あそこの、もと立葉、あそこは開設になったりすんの、その避難所開設場とかに。
(市教委)
あそこは避難所には指定されると聞いてます。
(組合)
指定されてたらどないなるの、あそこの対応っていうのは。
(市教委)
あそこは区役所が対応することになります。
(組合)
それまでの間。
(市教委)
それまでの間は。
(組合)
区役所が開設するまでの間。
(市教委)
事業所は。
(組合)
ノータッチ。
(市教委)
ノータッチです。
(組合)
あそこ、事業所なり何が入ってんの。
(市教委)
事業所と地域です。だから、常駐はうちだけです。
(組合)
常駐がうちだけやねんやろ。
(市教委)
はい。
(組合)
そんなんやったら、その課業中に地震とかあったときに、駆け込んできたときの対応って、うち知らんってことになる。
(市教委)
知らんっていうことにはならないと思いますけど。
(組合)
そういうときはどないして。
(市教委)
すぐに区役所が飛んでくると思います。そういう元施設って言われるものはたくさんあると思いますので、それと同じ対応になると思います。ちょっと運用は確認しておきましょうか。われわれは、基本的には。でも、来る方を無下にはできないっていうはありますから。
(組合)
ピンポンと押したら、事業所の人が出るん、統括が。
(市教委)
業監が出る。
(組合)
知りませんっていうことになれへんか。
(市教委)
ならないです。
(組合)
区役所からすぐ来るいうたって、タイムラグあるわな。だから、そのときの対応とかも、それは。
(市教委)
体育館なんかは、もちろんわれわれ開けることできますし。避難所となる体育館。
(組合)
業監が。
(市教委)
はい。
(組合)
業監が開けんの。
(市教委)
だから、そこに業監がおれば、業監が開けることになります。
(組合)
そういうふうな体制のマニュアルは作ってないの。
(市教委)
われわれのところでは、基本的には。
(組合)
言うてるように、そやから鍵持ってるから開けんねんとか、勝手に開けるわけにいかへん、誰が開ける、業監が開ける、自分らの指示に基づいて開けろとか言うんやろうけど。
(市教委)
だから、管財と区役所の間での話になると思うんですけども。すぐに飛んでくるっていう理解でわれわれいてますので。もう一度ちょっと確認して説明させてもらいます。
(組合)
学校園やったら管理職がおって、区役所が来るまでそれぞれのマニュアルがあるんやろうけど。あそこでいうたら、浪速区になるでしょう。
(市教委)
はい。
(組合)
浪速区かって、校園がいろいろ何校かあって、そないなときに避難所開設するまでに、優先順位としては元立葉が1番に区役所から来るっていう認識で。
(市教委)
だから、元施設っていうところの扱いは、それぞれいろんな元施設ありますから、そこと同じ取り扱いになって、管財と区役所で連携されてると思います。
(組合)
元立葉の中にも、その避難用の資料とか物品とかは誰が管理してるん。
(市教委)
区役所です。
(組合)
ほんな、もう管理作業員は一切ノータッチ。
(市教委)
ノータッチです。
(組合)
でも、それは知らんということにはならないやろ。
(市教委)
ならないです、はい。だから、施設の管理者っていう位置付けでいうたら、教育委員会の管財なり区役所ということになると思います。
(組合)
ある程度学校園における大規模災害初期対応マニュアルみたいな、そんなたいそうなものはないにしても、やっぱり業監がどういうふうに動くかとか、教育委員会、自分とこのどういう連絡対応とか、そんなんは作っとかなあかんのちゃうん。
(市教委)
そこは、連携という部分で、連絡網というのはしっかりと整えておかないといけないと思っています。ちょっと確認も。
(組合)
しといて。
(組合)
労安で1点お聞きしたいんですけど。小委員会が設置されてますけども、これ、どれぐらいの周期で小委員会っていうふうな会は持たれてるんですか。
(市教委)
9回ぐらい。
(組合)
年間9回。
(市教委)
はい。去年の実績で9回です。大体、本委員会の前には必ず開催さしていただいたり、あとは安全週間、衛生週間の前、取り組みの前とかに通知文だとか、取り扱いとかを検討さしていただいてます。
(組合)
さっき、委員長からも指摘あったと思うんですけど。これは全く前回と同じ熱中症の対策が必要である。で、具体に、多分小委員会から、本委員会でも被服の関係であるとか、その辺が出てきたと思うんですけども。あれから多分小委員会でももんでいただいてると思うんですけども、現実問題、今、交渉の場なんでお聞きしますけども、小委員会のほうで被服関係は実際に検討に入られてるんですか。
(市教委)
そうです。この前、ご意見いただいて、それで半袖、夏は暑い。
(組合)
半袖とは言うてないですけどね。
(市教委)
暑い中の対策で、生地が熱中症の関係で暑いんではないかっていうところでのお話があって、小委員会の中でもそういう話をさしていただきまして。これまであの生地であの制服を選定してきたっていうのが、安全対策っていうのが一番になってまして。ですので、その生地を薄くすると、今度は逆に破け易くなるのではないかとか、いろんな別の事案が出てくるところで。熱球症対策っていうのは、実際に薄くなったから熱中症にならないっていうものではなくて、日頃からの健康管理だとか、休息を取るだとか、あと業務中であっても体調が悪いときはすぐ管理職に報告して休息を取らしていただくだとかいう、そっちのほうでの啓発が必要ではないかというところで、一旦は被服についてはそっちの日頃からの健康管理というところではもうちょっと啓発が必要だなっていうところは話し合いさせてもらいました。
(組合)
もう一回確認します。それは小委員会の中でお話しされてる、小委員会の中で検討されてるっていうふうに。
(市教委)
そうです。小委員会の中で。
(組合)
で、今、何かある程度結論みたいな感じで話が出てきてると思うんですけど。まだ検討中っていうか、被服検討委員会っていうのも、前、本委員会の中でもちらっと言われたと思うんですけども。
(市教委)
今、現状としては、まだ検討委員会を立ち上げるとかいうところまでは話は上がってないんですけれども。ただ、熱中症対策っていうところの必要性だとか、健康管理だとか、啓発していかないといけないなっていうところは話し合いをさしていただいております。
(組合)
そのためにハード面いろんな考え方があると思うんですけども。これはちょっとしっかり、かなり声上がってるんで。これ、多分小委員会の中でも話が結構なとこから出てると思うんで。
(市教委)
分かりました。
(組合)
そんな簡単には多分答え出ない話だと思うので。
(市教委)
分かりました。
(組合)
その辺はちょっと。ごめんなさい。対策は必要であると認識しておられるんであれば。
(組合)
だから、この労働安全衛生の小委員会も、いうたらそれはここに書いてもろてるように、本委員会の付託する事案を調査検討を行うということやから、具体的にどういうふうな、9回もやってんねんやったら、どういうふうなんをやってんねんいう部分の報告書をやっぱり本委員会の中に上げてもらわなあかんわな。
(市教委)
はい。
(組合)
ほんで、今、言うてるように、言葉いろいろあるけども、被服検討委員会をつくる、つくれへんとかいうのは、小委員会で議論する中身じゃないんです。検討委員会は、あくまでもこっち側のやつやから、小委員会はあくまでも本委員会でこういうふうなとこを検証してくださいって言われた部分を検証するだけでいいんや。それはやっていいか、悪いかとか、そんなことをさせるところじゃないんです。だから、悪いけど、本委員会のとこでも言うけども、やっぱりその小委員会の中身の報告書をやっぱりきっちりと上げてもらうようにしたほうがいいと思います。そういう報告をされると、何かあたかもそういうふうにしてるんかなみたいになるから。あくまでもここに書かれてるように、与えられたことを、言ってるように数字も含めてきっちりと出してくれということです。ええ、悪いは関係ない。ええ、悪いは、自分らところから出してくれた何か報告含めて、それを見て、それやったらいこかとか、ないとかいうふうなことのやりとりやから。一切そこは抜いてください。
(市教委)
分かりました。
(組合)
小委員会出てんのやろ、3人。
(市教委)
はい、出てます。被服の話はあれから1回やった、本委員会の前にお話しいただいて。で、薄手にすると安全面っていうところで、厚かったら厚手にすると暑い、生地的なところもいろいろ、今となってはいろんな生地あるんでしょうねっていう、そういうお話はもちろんしましたけども。現場レベルで、どんな声が上がってるかっていうのは、もちろん統括から意見として上がってきてますから。そういう意見を出し合ったっていうのがこの前というとこですか。
(組合)
それをまとめてもろて、本委員会に出してもらわなあかん。
(市教委)
それを受けて、どうしていくかっていうところの判断は、判断いただく材料をわれわれが積み上げていくっていうようなイメージで、私らはいてますので。何かあたかもっていうふうに、うち的にはそれは違いますということは訂正させてもらいます。
(市教委)
意見交換はよろしいでしょうか。いただいたご指摘等を踏まえて調整をさせていただいて、また再度交渉の場にするのか、また管理運営事項の説明というのもございますので、その段取りもまた委員長のほうに御相談させていただきたいと思っております。で、予備日としまして、こちらの勝手な日程なんですけれども、もちろんわれわれの日程も段取りが間に合えばですけれども。木曜日。同じ時間、15時半から取らせていただいてるんで、仮に交渉というしつらえになりましたら、その時間からでお願いしたいと思っております。またちょっと委員長にご相談差し上げたいと思っております。課題をいただいている状況で申しわけないんですけど、先に回答交渉の日程だけ、あくまで案ということでお話だけさせていただきたいんですけれども。すいません。もちろんたらればの話として受け止めていただけたらというとこなんですけども。24日、木曜、15時半から仮で取らせていただいておりますんで、この場をお借りしてお伝えさせていただきます。
(組合)
何時て。
(市教委)
15時半です。3階の第2会議室が取れている状況です。またこちらにお越しいただいて、ご案内させていただきます。3階の指導部の会議室を取っております。では、またいただいたご指摘の調整が整いましたらご連絡させていただきますので。ありがとうございました。
以 上

令和元年10月24日(木曜日)

現業・公企統一闘争に関する要求書回答交渉の議事録

(市教委)
それでは、よろしくお願いいたします。
(組合)
さる、4月26日に「2019自治労現業・公企統一闘争に関する要求書」を提出しました。
以降、本日までの間、内部で充分に検討されたことと思いますが、教育委員会として誠意ある回答を示していただきたい。
(市教委)
さる4月26日に、大阪市学校職員労働組合の皆様方から申し入れのありました、「2019自治労現業・公企統一闘争に関する要求書」につきましては、局内の関係所管部署との調整を行いつつ、小委員会交渉等を重ねながら、鋭意検討し、努力して参ったところでございます。
私どもといたしましても、「教育」は市政の重要な柱であり、現在の本市の厳しい状況においても、充実を図っていかなければならないと考えており、具体のご要求のうち、交渉事項であります項目につきましては、この間、皆様方と小委員会交渉の場で、真摯に交渉を重ねさせていただきましたことに感謝申し上げます。
ご要求の全般にわたる私どもの基本的な考え方について、小委員会交渉等の経過を踏まえ、ただいまお手元にお示ししたところでございます。
私どもとして、現時点でのぎりぎりの回答でございます。
どうぞよろしくお願いいたします。
(組合)
ただいま、教育委員会より4月26日に申し入れた、「2019自治労現業・公企統一闘争要求書」に対する回答をうけたところであるが、この間、学職労は、大阪市が一方的に制定・施行した「大阪市労使関係に関する条例」であっても真摯に対応を図りながら、「園児・児童・生徒」が安全で安心して生活できる教育環境にしていくため業務のあり方に創意・工夫を凝らし努力を積み重ね、それぞれの立場で「職の確立」をめざし、各学校園現場で業務にとりくんできているところであり、円滑な学校園現場の運営は現場組合員の努力によって成し得ていると確信している。
しかし、大阪市は、「市政改革プラン2.0」を策定し、特に人事・給与面では職員数の削減、技能職員の給与水準の引き下げを盛り込み、効率化を優先した事務事業の見直しを行うとともに、この数年来新規採用の凍結、退職不補充などの総人件費の抑制により、仕事に対する余裕がなくなるとともに、「技術・技能、知識・経験」の継承にも影響をきたす状況になっている。
このような厳しい状況にあっても学職労は、学校園および関連して働く管理作業員として果たす役割について、市政改革プランで示されている簡素・効率化の視点のみだけでなく、将来にわたる市民サービスの充実・改善を模索し、職員自らが自覚と責任を持って園児・児童・生徒の安全確保と学校園の施設・設備維持管理や安全対策にとりくんできている。
交渉以降、本日まで小委員会交渉において協議を行ってきたが、いくつかの点について指摘し、今後の学職労との交渉のあり方等について教育委員会の認識を質したい。
先ほど教育委員会から、「教育環境整備について直営を基本とした姿勢を踏まえつつ行政責任を明確にし、今後とも単数配置校等の実情を精査し管理作業員が職務を効率的・効果的に行えるよう業務執行体制を構築する」との考え方が示されたが、この間の長期間にわたる新規採用凍結や大幅な人員削減は責任ある行政サービス水準の維持にも影響するものと危惧している。
業務実態にもとづく適正な要員配置は、たとえ職制責任による管理運営事項であったとしても、勤務労働条件に大きく影響を及ぼすものであることから、変更が生じる場合について健全な労使関係を構築し、労使対等の立場で提案以降、十分な期間を設け交渉・協議を行い労使合意が必要と考えるが、教育委員会の認識を明らかにするよう求める。
次に、労働安全衛生課題であるが、学職労は、「いのちと健康」「こころとからだ」を守る労働安全衛生対策の確立が「ゆとり・豊かさ」を追求するためには欠かすことのできない重要な課題であると位置づけている。
そのためにも、使用者として安全衛生管理体制ならびに現場労働安全衛生体制に対する安全配慮義務を果たし、「働きがい・やりがい」をもち業務に精励できる職場環境改善が大変重要であると認識する。
しかし、依然として公務災害や労働災害が発生しており、特に「電動工具等の取り扱いにかかる特別教育等の受講」を実施しているにもかかわらず、電動工具等の使用による公務災害が発生していることから、それらを根絶するためにも現場実態を十分に把握し、職員の安全と健康を守るためには、これらを脅かすあらゆる要因を取り除くことが必要不可欠である。
全ての労働災害・職業病の一掃をめざすため、労働安全衛生に係る課題や対策については、教育委員会・使用者としての責任を認識するとともに、特に教育委員会通知文の取り扱いについて管理職から管理作業員に十分な説明と資料提供を行うことは管理職責任と認識させなければならない。校園長並びに各級主任に対し十分な助言・支援を徹底し、リスクアセスメント対策を含め体制の強化につとめ、引き続き公務災害・労働災害ゼロをめざす労働安全衛生対策の充実・強化を強く求める。
あわせて、「働きやすい職場環境づくり」へのとりくみを推進するよう、大阪市「からだの健康づくりのための指針」にもとづく職場での健康保持増進のとりくみの充実、「大阪市職員心の健康づくり計画」にもとづいた十分な対応と「ハラスメント」における迅速かつ適切な対応を強く要請する。
次に、「給与制度改革」以降大幅な給与水準の引き下げにより組合員が厳しい生活を強いられていることや職務給の原則にもとづく給与体系が崩れ職務給とは言えない職場実態などの問題があり、勤務労働条件の根幹である給与水準問題について、市側の一方的な思いを労使合意なく強引に推し進める市側の対応は極めて問題があると言わざるを得ない。
特に技能労務職員給与の見直しについて、市側は、本年2月の団体交渉において、改定額については再調査を行い、その調査結果を踏まえ改めて提案するとの考え方を示した。そして6月には調査対象産業分類を変更し、その変更を踏まえ現在人事委員会が調査を行っている状況にあると聞いている。技能労務職給料表見直しにかかわる2012年と2014年の2度にわたる厳しい交渉の経過を踏まえるならば、技能職員の給与の削減ありきの提案は決して許されるものではない。企業職員の給与は、民間給与との比較のみではなく、同一又は類似の職種の国及び地方公共団体の職員の給与の考慮も必要と地方公営企業法で示されている。そのことは、技能職員にも準用されており、技能職員の給与は均衡の原則を踏まえ、誠実な交渉を行った上での労使合意が大前提であることを改めて指摘しておく。
人事評価制度については「公平・公正性、透明性、客観性、納得性」を確保し、評価者と被評価者である職員と十分なコミュニケーションをはかり、制度内容や認識を共有し「やりがい・働きがい」のもてる人材育成を主眼としなければならない。人事評価制度の目的は人材育成であり、評価結果を勤勉手当や昇給号給数に反映することで職員間に格差を生じさせることを目的とすることはあってはならず、職員一人ひとりの能力の違いや各職場事情等を考慮し、制度の趣旨に合致した制度構築が必要であることから、教育委員会としてこうしたことを踏まえた検討を行うよう求めておく。
相対評価の給与反映について、勧告では「昇給号給数への反映は生涯賃金への影響が大きいことを考慮し見直す必要がある」としている。相対評価そのものが公務に馴染む制度ではないと認識しており、相対評価の給与反映については即時廃止するよう強く求める。
次に、管理作業員に関連機器の対応について、この間各種申請を行う場合、職場における共有パソコンを使用しての対応が図られているが、個人情報に関係する申請も多岐にわたりあることから管理作業員の職場環境の改善に関する事項であると認識するところである。
教育委員会として、申請方法等を変更するのであれば、管理作業員職場における条件整備を図り「働きやすい職場環境づくり」、「個人情報保護の観点」から早急に設置を求める。
いずれにしても、本日以降も引き続いて協議していく課題については、労使合意に向けた誠意ある対応を要請する。
(市教委)
ただ今、委員長から、改めて私どもの認識をただされた所でございます。本市を取り巻く情勢は、厳しいものがございますが、教育委員会として、これまで培ってきた皆様方との労使の信頼関係に基づき、ただ今、回答いたしましたとおり、それぞれの課題解決にむけ、学校教育の充実のため、今後も、より一層努力していく決意であることを、まず申し上げます。
委員長からご指摘いただいた点につきまして、管理運営事項と整理させていただきました事項も含めて、私どもの認識について述べさせていだきたいと存じます。
まず、これまで、大阪市学校職員労働組合の皆様方が、本市教育行政の円滑な運営のために、学校園の教育環境整備業務や子どもの安全確保などに関わりまして果たしてこられた役割と実績については、私どもも十分認識しているところでございます。今後の交渉のあり方についてでありますが、教育施策の実施等に伴い、職員の給与・勤務労働条件に変更が生じる場合につきましては、十分な交渉期間を確保しつつ、合意に向け誠意をもって交渉してまいりたいと存じます。
要員配置につきましては、厳しい財政状況や他都市の状況と比較・検討した結果、さらなる見直しを求められていることから、学校園については1名を基本とした単数配置への見直しに順次着手しているところであり、単数配置とした時の職務内容については、全校園に通知しているところです。教育委員会といたしましては、子どもたちが安全、安心して快適に過ごせる教育環境整備について直営を基本とした姿勢をふまえつつ、行政責任を明確にし、管理作業員が職務を効率的・効果的に行えるような業務執行体制を構築してまいる所存です。
今後、要員配置に伴って勤務労働条件に変更が生じる場合につきましては、十分な交渉期間を確保しつつ、合意に向け誠意をもって交渉してまいりたいと存じます。
次に、労働安全衛生の課題につきましては、昨年度の公務災害・労働災害の件数は9件となっており、依然として公務災害・労働災害が発生しております。職員が安全で健康に働き続けられるよう健康維持・確保に向けた取り組みを進めるとともに、公務災害・労働災害のあらゆる要因を取り除くことが必要不可欠であると認識しており、教育委員会として職員の安全と健康を守るため、現場における公務災害・労働災害の一掃と未然防止に取り組んでまいります。
今後も定期的に、「大阪市管理作業員労働安全衛生委員会」を開催するとともに、「大阪市管理作業員労働安全衛生委員会小委員会」を開催してまいります。審議されました内容につきましては、各校園長及び現業管理体制における各級主任を通じて、統一的な指示を行い、各職場の管理作業員に周知徹底を図ってまいります。
また、労働安全衛生法等に基づき、各職場において安全で安心に作業が行えるよう、状況や業務に即した安全管理の徹底のあり方について、労働安全衛生委員会で調査・審議を行い、各学校園における安全衛生管理体制が円滑に運営されるよう校園長に対し助言・支援するとともに、現業管理体制において労働安全衛生の役割を担い公務災害防止対策を推進する主任への研修実施や、技術の向上、作業内容の平準化を目的とした座学式の研修も検討していき、安全衛生管理体制の充実強化に努め、安全と健康の維持・確保に向けた取組みを進めてまいります。
労働安全衛生に関する通知文等の取り扱いにつきまして、これまでも校園長に対して、各管理作業員へ周知を行うこと等してまいりましたが、校長会等を通じ説明を行うなど、丁寧な対応をしてまいりたいと考えております。
「働きやすい職場環境づくり」につきまして、からだの健康づくりについては、「こころとからだのお話」の配付や、定期健康診断結果を事後措置として活用するなど、健康保持増進のとりくみの充実に取り組んでおります。また、心の健康づくりについては、労働安全衛生法上の非常に重要な課題であると認識し、相談窓口の設置、情報提供、各種研修会の開催など、様々なメンタルヘルス対策事業に取り組んでおります。また、労働安全衛生法の一部改正に伴い、自らのストレス状態に気づき、セルフケアの充実とメンタルヘルス不調等を未然に防止するため、平成28年度から「ストレスチェック」を実施し、昨年度より全校園長等を対象としたストレスチェック結果説明会を開催しております。今後とも、メンタルヘルス対策の充実に努めてまいります。
ハラスメントは、職員の尊厳を不当に傷つけ、その能力の有効な発揮を妨げるばかりでなく、職場秩序や業務の遂行を阻害し、学校園にとっても大きな損失をもたらすものであると認識しております。教育委員会といたしましては、平成29年1月に、「学校園におけるパワー・ハラスメントの防止等に関する指針」及び「同運用の手引き」を策定し、校園長に対して、教職員へ周知徹底並びに、パワー・ハラスメントのない、より良い職場環境の形成の取組を一層推進するよう通知しております。
また、セクシュアル・ハラスメントにつきましては、教職員へのセクシュアル・ハラスメント防止周知用プリント、及び「セクシュアル・ハラスメントの防止に関するガイドライン」を各校園に配付し周知を図っており、管理監督者においては、日頃から教職員へ注意を喚起し、各職場において研修を実施するなど、その認識を深めるように努めております。きめ細かい対応ができるように、校園長等管理監督者、教育委員会窓口に加えまして、外部の相談窓口として弁護士事務所において相談を受ける窓口を設置しております。
今後とも、お互いの人権が守られ、相互に理解し合える職場環境づくりに努めてまいります。
給与制度についてでありますが、公民比較および技能労務職給料表の改定にあたりましては、本市全体の動向を注視し、教育委員会としましては、標準職務に定められている職務内容について、適切に共有を図ってまいりたいと考えております。
人事評価制度については、職員に対する公平・公正性、透明性、客観性、納得性の確保が必要であると認識しております。年度当初には、人事考課の更なる制度運用を目指し、第1次評価に係る観察者として業務監理主任が、その役割についての理解と認識を深めることを目的として、管理作業員業務監理主任研修会を開催し、観察マニュアルについての共通理解や観察点の共通認識についての理解を図ってまいりました。今後とも、人事考課制度については、各種研修を行うなど職員に対する公平・公正性、透明性、客観性、納得性の確保に努めてまいりたいと考えております。
人事評価制度に基づく給与反映については、人事評価結果を活用しつつ、それを適切な方法で給与へ反映することが、頑張っている職員に報いることであり、そのことが職員のやりがいや、ひいては、市民サービスの向上につながるものと考えております。
いずれにしましても、相対評価の給与反映も含めた人事給与制度につきましては、市全体の動向も注視し、大阪市学校職員労働組合の皆さま方と、必要に応じて引き続き誠意をもって交渉してまいります。
なお、共用パソコンの整備につきましては管理運営事項でありますが、教育委員会としての見解をお示しします。現状では共用パソコンとして、デスクトップパソコンが1台、ノートパソコンが規模別で、大規模3台、中規模2台、小規模1台を設置しております。限られた予算の中ではございますが、できる限り台数の充実を図れるよう引き続き努力するとともに、共用パソコンを活用していただけるよう、運用方法について関係部署と協議いたしまして環境改善に取り組んでまいりたいと考えております。
(組合)
ただ今、教務部長より学職労との交渉のあり方、学校園現場で従事する管理作業員に対する使用者責任とこれまで果たしてきた役割・実績についての認識が示された。
学職労はこれまで「業務実態にもとづく適正な要員配置」について組合員が各現場で培ってきた「技術・技能・知識・経験」を最大限発揮し、市民・地域の視点に立った「質の高い公共サービスの提供」をはかることができる要員配置でなければならず、十分な検討・検証を行い、組合員が仕事に「働きがい・やりがい」を持ち安全・安心して業務を遂行できる配置でなくてはならないと、幾度となく指摘をしてきた。
さらに、要員配置に伴う組合員の勤務労働条件の変更については、労使合意を基本に交渉等を行ってきているが、大阪市・大阪市教育委員会が方針を決定してからでは交渉の余地が無いため、経営形態および事務事業の見直しによる勤務・労働条件に変更が生じる可能性がある場合は早急に交渉を行うよう求める。
(市教委)
繰り返しにはなりますが、大阪市労使関係に関する条例ならびに、平成25年3月22日に双方で合意しました「確認書」に基づく交渉事項につきましては、労使合意に向けた十分な期間の確保に努めるとともに、誠意をもって交渉してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いします。
(組合)
いずれにしても、小委員会交渉での考え方、今回示された内容については「2019自治労現業・公企統一闘争要求書」における、労使での小委員会交渉を踏まえた教育委員会の回答であり、それぞれの課題解決に向け、誠意をもって交渉することが示されたことから、今時点要求全ての事項を解決することにはなりえないが、本日以降も精力的なとりくみを重ね労使合意を前提にした交渉と合わせ、交渉においては必要な範囲において、決定している管理運営事項について説明をおこなうことなど、教育委員会として誠意を持って対応されるよう改めて強く要請し、本日示された教育委員会回答については追って連絡させて頂く。
(市教委)
本日は、ありがとうございました。
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令和2年1月16日(木曜日)

正常な労使関係の構築を求める団体交渉(小委員会交渉) についての議事録

(組合)
それでは、ただ今より、正常な労使関係を求める小委員会交渉を始めてまいりたい。
チェック・オフ廃止に関しては、2012年2月、当時の橋下市長の意向にもとづき、不適切な労使関係を適正化するとして、市労連傘下の各労働組合に対し「給与の一部控除に関する協定書」から、組合費の控除に関する文言を削除することを、市側が一方的に通告してきたものである。
そのことに対し学職労は2012年3月、市側との団体交渉を開催し、チェック・オフ廃止の正当な理由を示すよう求めたが、市側は「適正な労使関係の構築」などを繰り返すのみで、合理的な理由が示されることはなかった。しかしながら、新たな協定書を締結しない限り、組合費以外の給与控除もすべて停止され、現場に大きな混乱と組合員に影響を与えることから、協定書(覚書)を締結するという大きな判断を行った。
結果、2013年4月1日より組合費のみチェック・オフが廃止された。
全国的にみても、労組法適用である労働組合の組合費チェック・オフを行うことは、一般的に慣例であると認識している。ゆえに、組合費のチェック・オフを使用者が一方的に廃止するという行為は、それまでの労働委員会命令や裁判所の判例において、ほとんどの事案で不当労働行為が認定されている。そうしたことを踏まえ、このような市側の一方的な行為は、団結権の侵害、労働組合に対する不当な介入及び、弱体化を狙ったものであることは明白との認識から、学職労を含む関係組合は、市労連を中心として労働委員会に救済申し立てを行い、大阪府・中央労働委員会ともに救済命令が出されてきた。
その後、市側は、労働委員会が下した命令の取り消しを求めて裁判所に提訴されたが、東京地裁・高裁・最高裁のいずれにおける各級裁判所においても、市側の主張は棄却されたことから、はじめて市側は不当労働行為を認め、2019年5月21日、学職労に対して「今後、このような行為を繰り返さない」とした誓約文の手交を行った。
学職労は、7月11日の市労連の交渉内容を受け、8月6日、チェック・オフ再開を求めた団体交渉を市側と開催した。交渉の中で学職労は、労働委員会及び最高裁の判断を真摯に受け止め、今後、健全な労使関係を構築するという思いがあるのであれば、誠実に交渉を進めることは当然であり、現在も不当労働行為が継続されていることから、そのことを速やかに解消するよう市側に強く求めてきたところである。また、市側からは、労働委員会の命令や最高裁の判断を踏まえて対応するとの考え方が示されたが、以降、市側として健全な労使関係に向けてどのような検討を行い、また、今後どのような検討をしていくのか示めされたい。
(市教委)
ただ今、委員長より、8月6日の団体交渉以降本日に至るまで、市側として健全な労使関係に向けて検討した内容についてのご質問がありましたが、現時点における本市の回答をお示しさせていただきます。
先般のチェック・オフ廃止の通告に関する労働委員会の命令や最高裁におけるチェック・オフ廃止の申し入れが唐突で手続的配慮を欠いていたとの判断を踏まえ、この間、大阪市労使関係に関する条例を前提として、適正な労使関係の構築、ひいては市民の信頼確保に向けた対応について検討を進めているところであります。
しかしながら、大阪市労使関係に関する条例のもとでは、非常に難しい状況であり、現時点では、具体的に提案ができるものはございませんが、引き続き、検討し、誠実に交渉してまいりたいと考えています。
(組合)
ただ今、現段階における市側の考え方と、引き続き検討し、誠実に交渉していくとの認識が示された。
先の交渉でも指摘してきたが、大阪府労働委員会からの命令内容は、市側が主張する廃止理由について「廃止する理由としては具体性を欠いており、一方的であるといわざるを得ない」「市が合理的な理由について検討を行った上で、本件組合ら宛申し入れを行ったものとみることは到底できない」とし「チェック・オフ廃止の申し入れがなかったものとして取り扱わなければならない」との判断、及び「誓約文の手交」の命令である。
その後の、中央労働委員会や東京高裁においても、市側は、チェック・オフを廃止する合理的な理由の説明や手続的配慮の観点から、いずれも、十分な対応を行っていないとの判決が出されている。
すなわち、労働委員会が判断した命令の趣旨は、不当労働行為がなかった状態、昭和55年4月1日付け「協定書」に戻すことであり、7月11日の市労連及び8月6日の学職労との団体交渉の際にも、労働委員会の命令や最高裁の判断を踏まえて対応するとの認識が市側から示されている。学職労としては、早急に健全で正常な労使関係を築く必要があると認識するところであり、改めてそのことを市側に強く指摘しておく。
(市教委)
委員長より、あらためてご指摘をいただいたところであります。
繰り返しとなりますが、大阪市労使関係に関する条例のもとでは、非常に難しい状況であり、現時点では、具体的に提案ができるものはございませんが、引き続き、検討し、誠実に交渉してまいりたいと考えています。
(組合)
再度、引き続き検討し、誠実に交渉を継続していく旨の認識が示された。
繰り返し指摘するが、東京地裁・高裁・最高裁の判断は、司法としての判断であり極めて重いものである。また、労働委員会の位置づけは、労使間における準司法的な権限を有しており、そのことも非常に重く受け止めなければならない。労働委員会の命令や最高裁の判断を踏まえることは当然であり、健全な労使関係に向けた対応を図るべきである。
こうした課題解決に向けては、労使双方における、交渉と合意が図られることが重要であり、市側の一方的な思いだけでは、労使合意はあり得ない。今後も市側として、誠実で誠意ある対応を図るよう最後に申し上げ、本日の小委員会交渉については終了する。

令和2年5月11日(月曜日)【夏期】

夏期一時金に関する要求書申入れの議事録

(市教委)
それでは、ただいまから、大阪市学校職員労働組合からの夏期一時金に関する要求書についての申し入れ交渉を行います。
(組合)
本日は2020年度夏期一時金について、学職労として申入れを行いたい。
去る3月17日に市労連は、松井市長に対して「2020年統一賃金要求に関する申し入れ」の中で、一時金については、期末手当一本とし、年間5ヶ月分以上とするとともに、支給方法の改善をはかること、さらに引き上げ改定分についても、期末手当に配分すること。を要求している。
これに基づき学職労としても、本年度の夏期一時金として、月収の2.4ヶ月分以上を6月30日に支給すること、また、支給方法についても引き続き改善をはかること。を合わせて申し入れる。
政府は、給与制度の総合的見直し、配偶者に係る扶養手当の見直しや退職手当の見直しなど、地方自治体及び人事委員会に助言と称する指導、圧力、不当介入を強めており、また、官製ワーキングプアが社会問題化する中、自治体で働く職員の給与制度は改悪の一途をたどっており、生活実態は悪化している。これ以上の地方公務員のさらなる給与制度の改悪による給与引き下げは容認できない。
大阪市においては昨年の人事委員会勧告で、月例給は1,339円、一時金は0.05月分の引き上げが示され、勧告に基づいた改定となりましたが、組合員の給与水準は極めて厳しい状況にある。また、「給与制度改革」以降、多くの組合員が最高号給に達しており、結果的に昇給できない組合員が年々増加しています。2015確定交渉においては、一部の給料表で号給増設が行われたとはいえ、極めて限定的なものであることから、現在の大阪市の給与制度は他に例もなく早期に見直し、早急に総合的な人事・給与制度を構築すべきである。
そのような中、技能職員の給与水準について、人事委員会は、市側からの依頼に基づいて、民間の技能労務職種及び類似業務従事者の給与水準を調査し、市技能職員の給与水準との比較を行い、2017年4月に調査結果を取りまとめ公表した。市労連は、このような行為が中立・第三者機関としての公正性を欠き、職責を逸脱していることを再三にわたり指摘してきた。この調査結果に基づき、2018年8月には「公民給与格差を解消するため」市側より「技能労務職員給与の見直しについて」の提案が行われ、さらに昨年、市側からの要請に基づき「技能労務相当職種民間給与調査」を行っており、これらの一連の行為は、労使交渉・合意によって解決をはかるべき、技能職員の給与決定からすれば、極めて問題であり、全国にも影響を及ぼしかねない内容であることから学職労として決して認められるものでない。
賃金センサスをはじめ民間企業給与データを活用した公民比較は、技能職員との業務実態と比べて正確性を欠き問題であることから、比較を行わないことと合わせ「市政改革プラン」などに基づく技能労務職給料表の改悪を行わないことを強く求める。
さらに、人事評価制度の本来の主旨にそぐわない「相対評価」による昇給や一時金への給与反映が実施されており「相対評価」による給与反映は、組合員の納得性が高いとは言えず、また、昨年の人事委員会勧告において、生涯賃金への影響が大きいことを考慮し見直す必要があるとされていることからも、評価制度において慎重に検討を行い、十分な交渉・合意による改善をはかることはもとより「相対評価」自体の廃止を早急に求める。
学職労は、例年に渡り総合的な人事・給与制度の構築をはじめ、さまざまな諸課題解決に向けて交渉を行い、組合員の賃金・勤務労働条件に関する課題について、確定交渉のみならず、通年的に交渉・協議を行い解決をはかっている市労連に結集するとともに、個別課題については教育委員会に対し必要な協議を要請していくことを申し上げておく。
その上で、本日申し入れた「学職労2020年夏期一時金要求」は引き続き、組合員が学校園における公共サービスを担う上で極めて重要な要求であり、「賃金・労働条件は労使の交渉によって決定すべき事項」という基本態度を堅持し、これまでの交渉経過と自主性をもった労使協議と交渉により実現されるよう要請しておく。
(市教委)
ただ今、委員長より夏期一時金についての申し入れをいただいたところでございます。
まず、ご指摘のありました「相対評価」でありますが、能力・実績主義に基づいた人事評価制度につきましては、地方分権の進展や私どもを取り巻く社会情勢が大きく変化する中での市政運営において、多様化する市民ニーズに的確かつ柔軟に対応しながら、よりよい行政サービスを提供していくことが求められており、職員の能力を最大限に活用することが重要となっていることからも、平成18年度から導入し、適宜、改善・見直しが行われ、平成25年度から職員基本条例に基づき、職員の資質、能力及び執務意欲の向上を図ることを目的に、相対評価による制度を実施しております。
本市の財政状況については、本格的な少子高齢・人口減少社会が到来し、飛躍的な経済成長が見込めない中、多様化する市民ニーズに速やかに応えていくためには、安定した財政基盤を構築していく必要がございます。
令和2年度予算編成方針においても、行財政改革を徹底的に行い、補てん財源に依存することなく、収入の範囲内で予算を組むことを原則とするなど、将来世代に負担を先送りすることのないよう、財政健全化に着実かつ積極的に取り組むとともに、限られた財源の中で一層の選択と集中を全市的に進めることとしております。
こうした考え方のもと「大阪の成長」と「市民サービスの拡充」という方向性を基本に、「大阪の成長戦略」の実行や、都市インフラの充実、防災・減災対策、大阪経済の成長を加速化させる取組みを、府・市一体で展開していきます。
あわせて、「重大な児童虐待ゼロ」の実現に向けた取組みや教育委員会事務局の4ブロック化をはじめとして子育て・教育環境の充実を図るとともに、真に支援が必要な方へのサービス提供など暮らしを守る福祉等を向上させるほか、各区による特色ある施策の展開を推進していきます。
私ども公務員の給与等勤務条件に関しては、各方面から強い関心が寄せられているところであり、制度の透明性を確保し、より一層、市民に対する説明責任を十分に果たすことが求められております。
しかしながら、私どもとしても夏期一時金は、教職員の生活に直結するものであり、モチベーションの向上等に大きく影響する重要な課題だと認識しております。
本日いただいた申し入れの内容については、先ほどお示しした本市の厳しい財政状況や諸情勢を、十分配慮しながら検討してまいりたいと考えており、市労連統一交渉の場で、引き続き協議をさせていただく所存でございます。本日のところは大阪市学校職員労働組合の皆様方には、何卒ご理解を賜りたく存じます。
(組合)
ただ今、学職労2020年夏期一時金要求の申し入れに対し、教育委員会から、取り巻く状況について述べられたところであるが、組合員がおかれている非常に厳しい実態を充分に認識し、教育委員会として、今後も誠意ある対応をされるよう改めて要請する。
学職労は、組合員の生活の維持・改善と働くものの権利を守ることを最大の目標におきとりくみを進めている。
組合員の生活実態は以前にも増して厳しいものとなっており、将来への不安の中で暮らしている状況を放置できるものではなく、使用者である教育委員会の責務において、組合員のおかれた状況を十分踏まえ真剣に対処することを強く求めておく。
(市教委)
繰り返しとなりますが、特に公務員の給与等については、より厳しい対応を迫られているのが実情であります。
なお、賃金・労働条件の決定についての私どもの姿勢について確認を求められましたが、給与等勤務労働条件については、当然のことながら労使交渉事項であり、誠意をもって、十分な協議のもと交渉を進めてまいりたいと考えております。
いずれにしても、本日申し入れの内容については、「市労連」の統一交渉の場で、引き続きご協議させていただく所存でありますので、本日のところはご了解をお願いいたします。
要求書
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令和2年5月11日(月曜日)【現闘】

自治労現業・公企統一闘争に関する要求書申入れの議事録

(市教委)
それでは、ただいまから、大阪市学校職員労働組合からの現業・公企統一闘争に関する要求書についての申し入れ交渉を行います。
(組合)
申し入れに際して、一言申し上げる。
今、2020自治労現業・公企統一闘争については、昨年に引き続き「自治体現場力回復闘争」として位置づけ、安全かつ良質な公共サービスを確実、効率的、かつ適正に実施するという「公共サービス基本法」の基本理念の実現をめざし4つの基本目標と8項目のたたかいの指標を掲げ、全国統一闘争基準日を設け、とりくみを配置するとしている。学職労は、こうした自治労の基本目標にもとづき、「2020自治労現業・公企統一闘争に関する要求」について申し入れを行ってまいりたい。
私たちは、これまで限られた財源と現場力を最大限に活用し、市民サービスの向上に努めてきた。しかし、総務省が、この間、推し進めてきた集中改革プランや定員抑制の圧力の流れを受けた結果、現業職員数は激減し、質の高い公共サービスを提供するための「技術の継承」が行えず、災害時における緊急時の対応や、新たなサービスの提供が困難な職場が多数見受けられる。
2020年春闘においては、「経済の自律的成長」と「社会の持続性」を実現するためにも、継続した所得の向上と将来不安の払拭による消費の拡大が欠かせず、すべての働く者の「底上げ」「底支え」による所得の向上と「較差是正」を実現することは、税や社会保障など社会制度の持続性を支える上でも必要だと認識している。
さらに、職員が減少している状況の中、市民サービスは多様化・複雑化し、求められる行政サービスは増加の一途をたどる一方、超過勤務縮減の取り組みを進める中、業務の遂行は困難を極める状況にある。
そのような中、大阪市においては、「市政改革プラン2.0」において、職員の削減や技能職員の給与引き下げ等が盛り込まれており、労使協議もなく一方的に公表されている。技能労務職給料表について、この間、市側は、大幅な水準引き下げを強行してきたにもかかわらず再度、引き下げありきで「技能労務職給料表の見直しについて」の提案を、一方的に行い2019年2月の団体交渉で市側は、次年度に行う調査結果を踏まえ、改めて提案を行うことを明らかにし、人事委員会に対して強制的に調査を行わせている。そうしたことは、労使での誠実な交渉・協議とは言い難く極めて大きな問題であり、これ以上技能労務職給料表の改悪を容認できるものでない。2012年の給与制度改革以降、総合的な人事・給与制度の構築を検討するとしながらも、この間、具体的な認識を一切示すことなく、技能職員の給与水準引き下げありきの姿勢を頑なに貫いている。そうした市側・教育委員会姿勢は決して許されるものでない。現在も多くの組合員が各級の最高号給に留まっており、昇給もかなわない状況である。これ以上の賃金引き下げには、強い憤りを感じるところであり、市側・教育委員会は組合員の生活実態を真摯に受け止めるべきである。
この様な厳しい状況にあっても学職労組合員は、学校園および関連して働く管理作業員として果たす役割について、市政改革プランで示されている簡素・効率化の視点のみだけでなく、将来にわたる市民サービスの充実・改善を模索し、職員自らが自覚と責任を持って園児・児童・生徒の安全確保と学校園の施設・設備維持管理や安全対策にとりくんできている。
その上で本日申し入れた「2020自治労現業・公企統一闘争に関する要求」に対し、学校園における管理作業員が果たしている役割をはじめ、何点かについて教育委員会の考え方を示していただきたい。
まず、組合員の労働条件の変更は、組合員の一生涯を左右する大きな問題であり、労働条件に関わるすべての案件は労使協議事項であり、労使交渉・労使合意が大前提であると認識するが、教育委員会としての考え方を示していただきたい。
次に、人事評価制度についてである、「相対評価」による給与反映は、職員の士気に影響を及ぼし、人材育成からは程遠い制度であることを再三指摘してきた。昨年の人事委員会勧告において、制度見直しに言及されたことから、一定幅の縮減が示されたものの、職員アンケート調査などされることもなく4原則(公平・公正性、透明性、客観性、納得性)2要件(労使協議制度の確立・苦情処理機関の設置)の確立など、不十分と言わざるを得ない。引き続き「相対化」の廃止を強く求めるとともに、市側・教育委員会側の一方的な運用を許さない立場から、改善すべき点は改善すべきであるという認識のもと、引き続き交渉・合意による改善を求めておく。
さらに、労働安全衛生にかかわり、新型コロナウイルス感染症について、大阪市・教育委員会においてもさまざまな感染防止対策が講じられていると認識するところであるが、感染の終息は見込めない状況となっている。公共サービスに従事する管理作業員として、それぞれの職場で多数の市民と接する機会が多いことから、結果的に職員自らが感染の媒体となるようなことはあってはならないと考える。
職員自らが健康に留意し感染を防ぐよう注意することは当然のことであるが、感染ルートなどの詳細も未だ明確にはならず、感染の終息は見込めない状況となっていることから、市民生活を守るためにも感染拡大の防止に向けた対策の取り組み強化と、管理作業員が不安を抱えることなく、安心して業務に従事できるよう、2020年4月17日付け「新型コロナウイルス感染症にかかわる対応について(要請)」について早急に対処するよう強く要請する。
合わせて、新型コロナウイルス感染症の拡大防止にかかるマイカー等通勤の緩和について、学校園勤務の管理作業員については、運動場など学校園敷地内への駐車が可能であるが、営繕園芸事務所職員については敷地内への駐車ができず、近隣の民間駐車場となっている。なぜ同じ管理作業員でありながら、「緊急事態宣言」下においてのコロナウイルス感染症拡散防止、命を守る対応に違いがあるのか教育委員会としての考え方を示していただきたい。
(市教委)
ただ今、委員長より「2020自治労現業・公企統一闘争に関する要求」について申し入れをいただいたところでございます。これまで、大阪市学校職員労働組合の皆様方が、本市教育行政の円滑な運営のために、学校園の教育環境整備業務や子どもの安全確保などに関わりまして、これまでに果たしてこられた役割と実績について、私どもも十分認識しているところでございます。
まず、事務事業の見直しに伴う組合員の労働条件の変更につきましては、交渉事項であり、今後とも労使合意を目指すことを前提として、協議してまいりたいと存じます。
次に、人事評価制度の「相対評価」による給与反映につきましては、人事評価結果を活用しつつ、それを適切な方法で給与へ反映することが、頑張っている職員に報いることであり、そのことが職員のやりがいや、ひいては、市民サービスの向上につながるものと考えております。また、人事評価制度については、職員に対する公平・公正性、透明性、客観性、納得性の確保が必要であると認識しており、その確保に努めてまいりたいと考えております。いずれにしましても、相対評価の給与反映も含めた人事給与制度につきましては、市全体の動向も注視し、大阪市学校職員労働組合の皆さま方と、必要に応じて引き続き誠意をもって交渉してまいります。
続いて、労働安全衛生の課題につきましては、重要な課題と認識しており、殊に新型コロナウイルス感染防止につきましては、要請いただいた内容も踏まえ、テレワーク制度の充実を図ったところでございます。
もと立葉小学校にある営繕園芸事務所については、教育委員会事務局の事業所として位置づけられており、今回のマイカー等通勤の緩和に関しましては、敷地内への駐車についても、市役所・区役所などの市長部局の事業所と同様、本来業務等に影響がない場合に限り認められます。
学校園におきましても、駐車可能な台数は各校園の状況によって異なることから、各校園長の判断のもと、場合によっては近隣の民間駐車場の利用も含めることとしており、この場合の駐車場は各自で確保し、その駐車場利用にかかる費用は各自でご負担いただいているところでございます。
新型コロナウイルス対策につきましては、日々状況が変化しているため、マイカー等通勤の緩和も適宜見直しが必要であると考えており、必要に応じて誠意をもって交渉してまいります。
管理作業員にかかわる課題については、今後ともあらゆる対応を検討し、感染症拡散防止に向けた取り組みの強化を図ってまいりたいと考えております。
本日、ご要求いただきました内容については、私どもといたしましても、大阪市学校職員労働組合の皆様方の勤務労働条件に影響する重要な課題も含まれると認識しており、今後本市を取り巻く状況をはじめ諸情勢に十分に配慮しながら対処してまいりたいと考えております。
(組合)
ただ今、教育委員会より、学校園の教育環境整備業務や子どもの安全確保、これまでに果たしてきた役割と実績についての認識、さらには、勤務労働条件に影響する重要な課題との認識が示された。
要求における各課題について あらためて勤務労働条件については学職労・教育委員会間事項であることと、交渉においては誠意を持って対応し、十分な時間と資料提供において協議が尽くされるよう強く求めておく。
学職労は、日々の労働運動そのものが、現業闘争であると認識しており、本日申し入れた9項目の要求に対して、教育委員会の基本的な姿勢と具体内容について、以降の事務折衝及び小委員会交渉、団体交渉の場で誠意をもって十分な検討・協議を重ねていくことを確認しておきたい。
最後に、自治労は、2020現業・公企統一闘争を自治労全体の産別闘争として位置づけ、第1次闘争における基準日を 6月12日、第2次闘争における基準日を10月23日に全国統一闘争基準日としてたたかうこととしている。
このことは、全国の自治体現業労働者として「自治体現場力による質の高い公共サービスの確立」をはかり、社会的に必要とされる現業職場の確立に向けた決意の表れであり、教育委員会として今後、誠意をもって回答されるよう改めて強く要請しておく。
(市教委)
私どもといたしましては、本日ご要求いただいた内容について確認させていただき、具体の要求項目のうち、勤務労働条件に関わるものについては、今後小委員会を設置し、誠意をもって交渉協議してまいりたいと考えておりますので、本日のところは、よろしくお願いいたします。
要求書
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令和2年5月14日(木曜日)

自治労現業・公企統一闘争に関する要求書申入れ (第1回小委員会交渉)の議事録

(市教委)
それではただいまより、去る5月11日、大阪市学校職員労働組合から現業統一闘争として申出のありました事項に関わります小委員会交渉を始めさせていただきます。よろしくお願いいたします。
まず、本日の小委員会交渉の進め方でございますが、私のほうから申入れのありました事項に関わりまして、交渉事項となる部分を一括して御説明させていただきます。その後、委員長から各交渉事項に係る個別の趣旨、例えば、本年特に主として要求する部分についてなど御説明いただき、各担当での対応という形で進めさせていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
それでは、交渉事項となる部分につきまして、私のほうから一括して御説明させていただきます。お配りしている資料を御覧ください。
1項目めでございますが、関係法令等を順守した労使の関係についてでございますが、労使の基本的な部分、とりわけ勤務労働条件等に関わる全般、基本的な部分でございまして、交渉事項とし、制度グループからお答えさせていただきます。
2項目めでございますが、勤務労働条件の箇所につきまして、交渉事項とし、教職員人事からお答えさせていただきます。
3項目めでございますが、労働安全衛生に関わります事項についての御要求でございますので、交渉事項とし、福利グループからからお答えさせていただきます。
4項目めでございますが、本市の職員組織、配置に関わります業務執行体制でありますため、管理運営事項として整理させていただきますが、職制として、申出の内容につきまして真摯に受け止め、今後も引き続き責任を果たしてまいります。
5項目めでございますが、給与に関わりますため、交渉事項とし、制度グループからお答えさせていただきます。
次に、6項目めでございますが、労使間条例第4条8項、勤務成績の評定制度の企画立案及び実施に該当する事項でございますので、管理運営事項として整理させていただきますが、申入れの内容につきましては、真摯に受け止め、今後も引き続き責任を果たしてまいります。
次に、7項目めでございますが、予算の編成に該当する事項でございますので、管理運営事項として整理させていただきますが、申入れの内容につきましては、真摯に受け止め、今後も引き続き、関係部署に、大阪市学校職員労働組合の皆様から御要求があった旨、責任を持ってお伝えさせていただきます。
次に、8項目めでございますが、勤務労働条件につきまして、交渉事項と整理させていただき、教職員人事からお答えさせていただきます。
最後に、9項目めでございますが、下線部の職員の勤務労働条件をはじめ、待遇改善等についてでありますので、交渉事項とし、制度グループからお答えさせていただきます。
資料の説明は以上でございます。
続きまして、各項目の趣旨などにつきまして、委員長から御発言をいただきたいと思いますが、まず、1項目めの労使関係につきましては、先ほども申し上げました労使に関わります基本的な部分でもあり、市側としても、真摯に誠意を持って今後回答させていただきたいと思っております。
次に、2項目めでございますが、本年の要求事項に当たってはどのような趣旨であるのかお教え願えますでしょうか。
(組合)
これは、もうこのとおりで。管理作業員の職場において、自治体直営を基本とした市側として、教育委員会として直営を基本とした姿勢で対応していただきたいということです。サービスセンターは、配送業務については、民間ということになっていますけども、学校園並びに営繕園芸事務所のほうについては直営を基本として対応していただきたいなというふうに考えるところですけれども。
3番目は、ここに書いてる労働安全衛生、この間いろいろと労働衛生委員会の中で、管理作業員業務に関わる労働安全衛生を中心に取り扱いをしていただいてるというふうなところですけれども、一向に公務災害がなくなりません、通勤災害も一緒ですね、そういうところで、もう1つ踏み込んだ対応ということについては、この労働安全衛生というところについては、現業管理体制、主任制度の中で各級主任がその役目を担ってるわけですから、そういうところを十分活用できるような取扱い、それと、本委員会と小委員会の位置づけをさらに明確化していって、よりよいものにしていくというふうなことをお願いしたい。それとまた書きのところの感染症、これは、今回のコロナの関係とかというふうなところで、職員の安全を確保する、万全な措置を講じるということで、この間教育委員会としても、テレワークなり、いろいろ問題ありましたけれども、マイカー通勤の関係とか、というふうなこともありましたけれども、今後、どういうふうな、また感染症が出るか分からないというふうなところで、そういうところの職員の安全をどう確保していくのかと。直近でいうと、緊急事態宣言が解除されて、大体動き出しているというふうなところですけど、今日も思っとったんやけど、やっぱりその辺の部分で職員の安全ということについては、抗体検査とか、全部が全部検査ができるんかどうかというところもあるんやけど、まず抗体検査含めてできるのかどうなのかというふうなところも含めて、労働安全衛生、使用者側として、職員に対してどういうふうに考えてるのかというふうなところをお聞かせ願いたいなというところですかね。
あとは、4番は管理運営事項。管理運営事項だけども、管理作業員の現場での作業を十分発揮できる対応、方策というのは、管理運営事項であるのやったら、教育委員会として、きっちりと明確に出さなあかんやろうというふうには思っています。何やねんというたら、現業管理体制、主任制度ということです。やっぱり主任をきっちりと動かすことによって、現場の一般の人間が動きやすくなれるのじゃないかということ。今年度に作業主任の枠が一定拡大をされた中で、管理作業員の単数配置校が増えてきてる中で、具体にその増えた主任をどういうふうに活用していくのかというふうなことは、明確に出していかなあかんのと違うかということです。管理運営事項ということでくくられているのなら、交渉事じゃないので、具体的にどういうふうにされていくのかというふうなことですね。やっぱりその主任制度要綱を教育委員会として作成して、それに基づいて、教育委員会として任命をしているのであれば、そのときは、こういうふうな関係の中で、やりますやりますという意気込みをかって、教育委員会は任命しているのかなと思うのですけども、やっぱり現場に出ると、それがちょっとずれてきているのじゃないかなというところは認識するところなので、そういうところも十分検証して、できてない、主任として不適格というか、選んだときよりも下がっているというふうなことがあるのであれば、主任制度要綱に基づく解任も含めた取扱いというのはどうなのかなと、ここは質問になりますので、どういうふうなお考えなのかなと。
この間聞いていると、その降格にする分の物差しがないというふうなことも聞いているけども、ないのであれば、それはやっぱりこの時期にはつくっていかなあかんのと違うかなというふうに思います。だから、その辺はどう考えてはるのか。
現業管理体制、主任制度を十分活用せんことには、さっきの3番も含め労働安全衛生とかそれぞれの部分、単数配置、1人のところに過重になってきているような状況やし、それができないのやったら、管理職に十分その単数配置の職員とか管理作業員というのはこういうもんですよというのは徹底して、教育委員会としては発信していかなあかんのと違うかなというふうなところで、どういうふうに思ってはるのか、その辺を聞かせてもらいたい。
5番は、全部、今の部分でいうと、賃金、労働条件、大きなところは賃金の部分については、市労連の統一交渉というふうな状況の中でやられているのだけど、この間、市側として高圧的な態度、提案をされているというのは、市労連交渉に出ている我々としては十分認識するところなので、その辺をどこをどう比べていくねんと。管理作業員は単純に掃除しているだけというものじゃなくて、多種多様、広くにわたって学校園現場の中で業務を行っている。それをどこと見比べていくのかと。その辺は教育委員会としてきっちりと人事委員会に言うのか、それは人事室に言うのか、ちょっとよう分からへんけど、その辺をどういうふうな説明をしているのかといったところも聞かせてもらいたいなというふうに思います。
6の人事評価の部分についても、管理運営事項ということやけれども、これはやっぱり市労連の交渉の中で、市側は人事室の回答というのは、職員に対してのアンケート調査を含めてやっていますよというふうな答えを言われている中で、教育関係のとこを一切されてないんですよね。ぶっちゃけ、あれやけど、教育委員会で第三者機関として、1つのポジションのところにあるにもかかわらず、人事室の意向が大きく関わってきているということは、この間、分かり切っていることなんですよね。市側として、きっちりと答えているにもかかわらず、なぜ教育としてこのアンケートしかできないのか。できないのかしないのか、その辺がよく分かりませんよね。
この間言っているように、その手引きの中に書かれているような内容で、結局その人事評価、人事考課というのは、職員の士気を高めていくとか、そういう働きがいやそういうふうなものを求めていって、次年度につなげていくというふうな認識をしとるのやけども、一次評価者が被評価者に対して、自分がつけた点数、責任ある点数を一切説明もせず、また次年度に向かってやっていくということになれば、言うてるように、本人が自己評価をつけた点数と、一次評価者と乖離があるというのは分かるけれども、その乖離をうまくだんだん縮めていかないと、この部分うたわれているような制度には十分なっていけへん、成熟はしていかへんというふうに認識するのですけど、それが一切ないもんやから、今後、次年度、仮に被評価者をどういうふうに対応していったらいいねんと、ずっとこのままですわ。乖離したままになってくるということやから、そういうふうなことで、十分。ここの市労連とかでも答えてるのやけど、いろんな研修をやっていますと言うてるねんけど、具体的に管理作業員として主任に対してどういうふうな研修をされているのかとかというふうなことも聞かせてもらいたいなというふうに思います。
あとは7番。この間、コロナの関係でもそうなのやけども、テレワークも含めてしている中で、管理作業員にはパソコン含めてないし、具体的にどういうふうに対応したらええねんというふうなことやし。去年の小委員会の中でいろいろ聞いてはるとは思うけども、管理作業員として、職員室に打ちに行くの、何回打ちに行ったらパソコンくれんねんというふうなことやわな。
(市教委)
確かにコメントもありました。
(組合)
結局、あのパソコンも共有パソコンの中で、あそこに陣取られて、ずっとやられていると、管理作業員が今日打ちに行きたいなと思っても、打ちに行かれへんのが実情ですと。順番を待ってやらなあかんとかということじゃなしに、現業部隊に対して1台くれる、1台設置できるとか、そういうふうな対応とか、管理作業員は必ず常時いつでも使えるような対応をしてくれへんかったら、こっちとしても仕事の合間含めてできひんなということです。何でできひんのかなと。ここは管理運営事項やから、質問やわな。
(市教委)
はい。
(組合)
こっちはやってほしいし。だから、去年そういうふうな、いろんな考え方を示してもらった上で、そこの去年からの1年間はどういうふうな調査というか、精査も含めてされてきたのかなというとこも聞かせてもらいたい。
8番の災害時の発生の部分でいうと、これはマニュアルを作られて、学校園に渡して、学校園で独自のやつを作っていると。この辺は管理作業員の名前が入っていても、結局適当に入れられて、こういう災害時の発生の部分のときに、具体的にどういうふうにするのか説明もない中で、ぽんと透明ケースの中に置かれているというのが実情ですわ。
だから、管理職として、やっぱり名前を載せるのであれば、きっちりあなたの役割はこうです、この災害マニュアルの部分については、こういうふうな趣旨で作られているんですよと、管理職の説明を含めてささなあかんやろうなというふうに思います。
今回、たまたま発生時のときということになっているけど、避難拠点になったときに、今回のこういう感染症とか、そういうふうな対応のところは具体的にどういうふうになっていくのかなというふうなことも含めて、新しい問題やけど、どういうふうにやられてるのかということは、ここは交渉事項やから、具体的にどないすんねんということです。
学校園の現業差別撤廃を含めてのとこやけど、ここは従前どおり。この間学校園労働者、管理作業員に対する職業差別があったのかなかったのか。あったのであれば、具体的にどういうふうな対応をしたのかということだと思います。件数も含めて、具体的にどう対応したのかということ。これで言うと、5番のところと一緒やねんけど、やっぱり現業賃金だけカットされているというとこやな。あらゆる差別の制度撤廃及び改善を図れと。なぜ現業だけカットされるの。市側からの提案の部分については、まだ白紙に戻されてないし、提案を引き下げただけであって、新たに提案するということで止まってるから。今回のこのコロナの問題で、来年度以降の給料の関係とかというのは絶対下がってくるわな。予想しますわね。人勧含めての話だろうけど。
(市教委)
そうですね、可能性は。
(組合)
そないなって、これとダブルパンチということにならへんので、ほんまにこれは職員の士気が下がるんです、給料というものについては。
それと、言うてるように6番で、給与が下げられる、上がるところは何やねんというたら、人事評価で、一時金を上げていくか、枠が余っていて、まだ天に行ってないとこが上がるか、というところやし、4番の管理作業員の現場力のところ、主任。主任にならへんかったら2級、3級と上がられへんということですわ。
だから、それだけその主任の肩書がすごいんですよと。だから、それだけ仕事とか、一般とは違うというところを如実に見せていかなあかんということですね。それがなってないというふうに認識するから、現業管理体制、主任制度における主任、具体的にどないなっているのか、きっちりやられているのかどうかというのは、ここは管理運営事項で教えてほしい。どういうふうな精査をしているのか。主任として、やっぱりあかんというやつがおると思う。そっちの口から、うんとは言わはらへんやろうけど。主任だけじゃなしに業務監理も含めて。やっぱりあかん人間はあかんとして、選んだときはしゃあないと思う、さっきの話に戻ってしまうけど。日々たつと、その気持ちが薄れてくるというのは、誰でもあることやし、今の管理作業員における主任制度の部分でいうたら、本人の辞退の部分がない限り、肩書が外れることはないということです。体調が悪いからちょっと何かいろいろとかというふうなところじゃないと、この主任の解任ということはないということなんやけども、やっぱりその主任制度要綱に基づく、その主任としてきっちりなってなかったら、やっぱりそれは外すべきやと思う。
今後、若いやつ、若いやつというてもあれやけど、10年以上で主任になれる人間というのは沢山おってやな、それなりに力を発揮できるかも分からへんし。新しいのを入れていくということは、どうなのか。そこにあぐらをかいているということについては、やっぱりちょっと問題があるのじゃないかなというふうに、こっちは思うので、教育委員会としてどう思ってはるのか、その辺は聞かせてもらえたらどうかなと。
(市教委)
おっしゃっていることにつきましては、現場からの視点ということで非常に重みのあるものだということは、こういった機会があるたびに感じているところです。
また、実際、十分職責を果たせていない主任さんというのもいらっしゃる事実はあるのかもしれませんが、今ある体制を基本的には是として、それがよりよく回っていくための方策構築の途上にあるというのもが、今の段階の状況かと考えます。
こうしたことについては、最初からちょっと不十分な部分を削っていく、ごめんなさい、そうした問題のある方は見つけて外していく視点よりは、じゃ、足りてない部分が何であるのかというのは検証して、じゃ、足りてない部分を補足する形で、主任が主任としての職責を果たせるようにしていきたいと考えます。
ただ、ここはすいません、この間、恥ずかしながら、まだちょっと現場に行けておりませんので、きちんと裏づけという言い方が正しくないのかもしれませんけれど、状況把握をきちんとやらないと、先に進めるためにきちんとしたロードも引けないというのが厳然としてありますので、はなはだそこについては、遅いねと御指摘いただくかもしれませんけれど、しっかりと裏づけを取り、そして、今ある審査に不足があったところは補足して、きちんと職責を果たしていただけるようにする方策を構築していきたいと考えております。
(組合)
いうたやつに対して聞いても構へんの。
(市教委)
はい、どうぞ。
(組合)
申し訳ないのやけど、現業管理体制主任制度は、もう30年ぐらいになっているやんか。今、検証するとか状況把握とか裏づけとか、職責を全うさせるとか、もうそれは過ぎてる話と違いますか。と思うんねんけど。だって、そんなんで言うたら、去年の現闘なり、2019年の現闘、2018年、19年、俺が委員長になってからでも、4年、5年間ずっとこの問題を言い続けてきて、解任のとこも含めて、問題提起含めてしてても、この2020年のこの時期になってもまだそういうことを言うということやったら、どういうふうな具体的に状況把握して、裏づけを取って、いついつまでにされるつもりなんですかね。もう四半世紀以上やで。
2006年から、委員会の責任のもとで主任を任用してきたのでしょう。それからでも14年たつんですよ。一般の現場の管理作業員の人は、高い給料をもらっているのやからそれなりの仕事をせえよ、と思う。もちろん仕事をしている人はいてるんですよ。主任の中でも温度差があり過ぎですわ。と思うのやけどね。いつまでにしますの、この状況把握とか裏づけとかいうてはるやつ。
管理運営事項やねんから、これ、ずうっとこの間口酸っぱなるほど管理運営事項が、それは自分とこが使うから使ってるだけやけど、管理運営事項というたら、誰1人文句言わせへんことなんやろう。問題が出ないということやんか。職制が職員に対し、使用者が労働者に対して、何の問題もなくやるというのが管理運営事項なんでしょう。
(市教委)
はい。
(組合)
1つでも問題出てきたらあかんのと違うの。こんな問題みんな思ってるで、1級の人間。主任の中でも思ってるのと違うか。業務監理主任に対して。具体的にどういう動きをされるのか、教えてくれる。
(市教委)
すいません。こういう制度をつくっていくというところまでは至っておりません。
(組合)
それやったら、どうやって状況把握の裏づけを取りに行くんですかね。
(市教委)
逆にそちらから動いていって、その成果物が。
(組合)
そちらから動くって、どういうこと。
(市教委)
個々の事例は把握した上で、そこからスケジュールやロードマップが作れていくかなとは考えているのですけれど。
(組合)
一件一件回るということか。いろんな事例が要るって、このAの人があかんねんと意見が出てきたら、その人を潰しに行くということなるの。
(市教委)
潰しに行く前提ではなく、問題があるのだったら、問題を把握して、その上で、どうやれば機能するんだというふうに考えたいと思うのですけれど。
(組合)
分からんな。
でも、一番簡単なのは、あれと違うの。主任要綱に基づいて、その人が主任としてできているかできていないか、それを見に行ったほうが早いのと違うの。自分らがつくった主任要綱。
(市教委)
はい、そうです。
(組合)
主任要綱に何書いてあるの。
(市教委)
業務監理主任は主任、主任は一般管理作業員を、それぞれ指揮統率して、業務が順調に機能するように努めると。
(組合)
作業主任は何するの。
(市教委)
作業主任は、自分の担当ブロックの中で管理作業員さん、再任用さん含めますけど、そうした方々の業務進捗を適正管理すると。業務監理主任もその作業主任のブロック内での管理がきちんとされているかどうかを点検すると。指揮も入ります。
(組合)
なってないもんな。
(市教委)
ただ、すいません、全員が全員というふうには、そこはさすがに。
(組合)
だから、全員とは言うてない。できる人も、きっちりやられている方もおられるし、やられてない人が目立つということなんです。だから、温度差がありますよねということで聞いているだけなんですけど。
だから、その辺をどういうふうに委員会としては把握するんやなとかと思って。
(市教委)
機会を捉えて、その現場へ入っていくことを考えておりますけれども。
(組合)
だから、今、何ぼあるの。300何ぼやったかな。299の。
(市教委)
ありがとうございます。学校のほうは。
(組合)
あれか、作業主任というたら、180何ぼ。
(市教委)
業務主任の方が181人。
(組合)
181、業監が23、統括が4、それは事業所抜いてやけど、そこを入っていくということやな。そう思っているのやったら、スケジュールとかあるのと違うの。いついつ入っていって、考えてないの。
(市教委)
まだすいません。
(組合)
考える。
(市教委)
近々には。
(組合)
近々という日程なんかあらへんです。できてないのやろう。
(市教委)
まだ、はい。手元にはないです。
(組合)
作るの。
(市教委)
検証にふさわしい体制は、その都度組みたいと思いますけれども。
(組合)
だから、一番単純なのは人事評価制度に基づいて主任ができているかできてないかを見たら一番早いのと違うの。
(市教委)
ペーパーでということですかね。
(組合)
ふるいにかけなしゃあないのやろう。180何ぼ、それ全部1人で見に行くわけにはいかない。どう考えても。
(市教委)
はい。ふるいというのは、その。
(組合)
それは自分とこが考えることやから。うちとしては、きっちりなっていませんよということをお伝えしているだけであって、管理運営事項ということであるのであれば、教育委員会として、どういうふうに具体的に、主任のできてない人間に対してしていくのかな、スケジュール感を合わせてということですよ。それは質問ですよ。管理運営事項だから。やれとは決して言ってない。
でも、もう25年、27年、30年ぐらいたっていますよね。現業管理体制が出来たのいつですか。
(市教委)
直近では、平成19年にちょうど今の形に整備され直しておりますけれども、体制そのものは昭和50年代であったかと思います。
(組合)
もう何年たちますか。
(市教委)
30有余年です。
(組合)
たったわな。
(市教委)
はい。
(組合)
もうそろそろちゃんとしなあかんのと違いますか。もうええと思ってるの。
(市教委)
いえいえ、放置すればいいというわけではないというのは思っています。
(組合)
だから、現業管理に対して主任制度がきっちりと固まっていなかったから、固まってなければ、人事評価もそうですし、労働安全衛生のところも全ての項目に関わってくるのですよ。管理運営事項の最たる一番根本にならなあかんところがきっちりできてないのに、ほかの項目のところだけ交渉事項にされても無理やというねん。
だから、質問として、現業管理体制はどういうふうに動かしていくんですかということ。単数配置が増えてきて、主任の数が増えました、どういうふうに具体的に動かすのですか。増えた人間、今年主任になられた方なんかでも、めっちゃやる気があって頑張るんでしょう。でも、それ以前に、何年もやっている人の部分については、できてない人もいてますよ。それをこの主任制度をもっときっちりがちがちにしなかったら、さっきも言うたけど、ほかの項目のところについても、ぐらつきますよということ。違いますかという質問、今の違いますか。
(市教委)
根本であるという点について、おっしゃるとおりだと思います。
(組合)
そういうふうにおっしゃっていただけるのであれば、もうちょっと具体的に、どういうふうにしていくかというのは、しとってもらわなあかんのと違うかなと思うのですけど、いかがですかね。この時点で遅いで。
(市教委)
はい。
(組合)
毎年毎年言うてるけど。そうでしょう。それがきっちり固まらなかったら、さっきも言うたけど、この一番大きな労働安全衛生とか、ここは主任がそういう役割を持っていますやんか。
(市教委)
はい。
(組合)
そうでしょう。下ろし方1つも含めて、いろいろありますよね。うちはこの間労働安全衛生の部分でいうと、主任制度を活用して、双方から月1回の主任の現場に対する報告、そのときにもちゃんとそういう年間の取組の部分については報告すること。一方では、現場としては、校園長から管理作業員に対して流れの中で報告をする、2つを突き合わして、抜けてないようにするというシステムをつくりかけてきた部分。ただ、こっちの主任のほうがきっちりとできてなかったら、ただ単に現場に報告に来て、ただ、ほんなら、わー言うて帰りますわじゃないやん、主任というのは。現場の管理作業員には口がたつ者もいれば、そうでない者もおる。言いたいことも言わないやつがおるかもわからへん。そういうのを代わって言うたるのも主任じゃないのと。それが人事評価のところでも、そういういろんなEラーニングの研修とかをやられているのでしょう。
(市教委)
はい。
(組合)
それは現場実践にはなってないということです。
(市教委)
不足がある部分、遅いとおっしゃる部分は、ごもっともですけど。ただ、不足がある部分は補って機能するようにさせていきたいというのが、今かろうじてお答えできる部分かなと。
(組合)
あのね、任命しました、検証や状況把握するシステムがないです、結果、実態が分かりませんから認識できませんということですよね。今の話を聞いてると。任命はしました、そやけど、その後の追いかけ、検証したり状況把握という、この部分のフローチャートみたいなのが今ないですね。あるんですか。
(市教委)
これまで担当者がずっと積み重ねてきたデータはあります。
(組合)
そういうものを活用しながら、実態は捉えてはるんですよね。そちらとしても実態は取られているということで認識しておいたらいいんですか。
(市教委)
それが満点の分であるかと言われると、不足しているとは考えていますので、だからこそ、人もそこでいらっしゃる環境というのも、ここは変わっていく部分もありますので、その都度、付け加えていく必要はもちろんあると思っています。
(組合)
結局、そういうところは見えないから、主任に任命された者は日々努力してより一歩より一歩というふうにならないと思うんですよ。結局、危機管理というか、そういう主任になったとしても、足らなかったらだめなんだよと、自分が理解できる、そういうものを示していかないことには、あぐらをかくような方が出てこられたときに、対応できないと思うので、そこはよろしくお願いしたいと思うんですけど。
(組合)
去年1年間、今年もこの5月から主任で何か問題あったやつとか、おれへんの。
(市教委)
主任としての問題というのは耳にしておりません。ただ、一人間としてちょっと大小は置いておきますけれども、トラブルがあったというお話は聞いている部分もあります。主任として問題があったというのは、職責をそれこそ果たせなかったり、ちゃんと指示できずに、現場を混乱させたりというような部分になるかと思うんですけれど、業務直結ではない部分で、その人が仕事としては、大阪市の管理作業員さん、主任さんであったというケースはあったと耳にしております。
(組合)
3番の労働安全衛生のところなのですけど、さっきもやっぱり主任がメインなんです。どうしてもね。主任も公務災害が多いですよね。去年1年間で主任の公務災害って何件ありましたか。
(市教委)
去年は主任は2件、全体は6件でしたので、半分弱が主任ですね。
(組合)
それはまた労働安全衛生委員会の中で、中身は検証していけばいいのかなと思うのですけども、そこの、主任として公務災害を起こすということは、まずアウトやね。結局、人事のほうに関わってくる。そういうふうな主任が公務災害起こしたときに、どうするんですかね。
(市教委)
人を指揮する立場なので、見込んでいないといけない人が公務災害を起こしたというのは、その段階で、一般の人が起こすのとは違うよというのを認識していただく必要があるかと思います。
(組合)
具体的にどうやって認識させるんですかね。
そういうふうな細かいことも含めてしていかなかったら、人に指示できないということやね。公務災害を起こすということは、休業も含めてするかも分からないし、するということは、学校園へ迷惑がかかるということなんですね。管理作業員やから、学校園が開いているときは、必ず1人でも複数でもいないとあかんというような認識を持たさないと、そういうことになると学校園が困るから、労働安全衛生として公務災害を起こさないような取組をしましょうというふうな認識じゃないのですか。それが、主任がそういうことになってしまうというのは、考えていかないとあかんのと違いますか。
(市教委)
自分の行動が一般の人の模範になるということを認識してくださいということですよね。
(組合)
それだけやろう、言うの。全部そっちに関わってくるんやで。何言うたって。しゃあないわな。労働安全衛生のことについては、いろいろとあるやろうし、これまで熱中症とかも含めて、いろいろある中で、作業服、形を変えるなり、どういうふうにするのかというのは、またどこかの。あれはあくまで労働条件のところに入るからこっちの話でいいのかな。被服の関係は。
(市教委)
そう。
(組合)
昔、被服検討委員会とかでつくっていた部分もあるけども。1回、本委員会の中で投げかけさせてもらって、小委員会の中でいろいろ議論してもらっているというのは、報告があったのですけど、今の時点でもかなり現場は暑いしね、30度越えでしょう、現場で言うたら。ちょっとしたら汗も止まらないような状況だし。その辺何か考えてますか。具体なやつは本委員会とかでも構わないけど。今の段階で、被服の関係とか。
(市教委)
そうですね、被服については、昨年度の本委員会で提案させていただきまして、まず、教育委員会で直近ですぐにできることは、労安委員会とは別で、事務方ですぐにでもできるところを検討していまして、例えば、生地が10年以上変わっていないので、新しくメーカーさんも開発されていますので、速乾性とか吸湿性ですかね、そういったところの価格面も含めて検討していまして、今年度の夏場にはめどを立てたいと思っています。来年度の予算にはできたら反映させていきたいと今事務方ですが考えておりまして、年内のほうに提案させていただきます。
(組合)
あとは感染症の部分だけども、ここはどういうふうな取扱いなのか分からないのやけども。
(市教委)
先ほどおっしゃっていたPCR検査なのですが、これは学校園にお勤めの教職員の方全体に関わるところであるのですけれども、実際に検査をして、そのときに陰性でも、次の日かかってしまったら、また一緒なので、じゃ、毎日するのかということも難しいところがあって、なかなか一斉に悉皆検査というのは踏み切れてないというのが実情のようなんです。そこのところは詳しくは保健師さんのラインになるのですけれども、聞いた話では、悉皆で1回やったとしても、また次の日にどこか別でかかってきたら、いたちごっこになるので、単純に今症状が出たら、病院にかかられたときに、コロナ相談センターに御相談になるか、というところで、保健所の指示に従って、検査を受けていただくというところが一番確実な方法というところで、動いているようです。
特別休暇についても発熱症状があればというところで、通知をさせていただいたり、御本人様の、教職員の方の不利益にならないようにというところは、国からも指示が来ていまして、先日、これは今3版で出していますマニュアルのほかにも一連の件については、記載をさせていただいています。
公務災害についても、基金のほうから支部のほうから、職場で実際に感染したというのが分からなくても、申請をしていただくというところで、基金の個別案件という形で審査になりますがというところの連絡はいただいていまして、そういうのもマニュアルには載せさせていただいています。
以上です。
(組合)
今日、市労連から聞いてるんやけど、マイカー通勤の緩和の関係のやつ。そっち知ってる。
(市教委)
ちらっと耳に挟んだぐらいなんですが。
(組合)
6月末で終わりや何やかんやとか言うてるけど。
(市教委)
そんな話が出てるというところまでは、今聞いております。
(組合)
結局今回も、労安やから、勤務労働条件に密接に関係するところやけども、校園の管理作業員は、マイカー通勤については、学校園の敷地を使ってもいいということやったわね。
(市教委)
はい。
(組合)
それで、営繕園芸事務所の職員については、もと立葉小学校は使えず、当初から他を使えというふうなことやった。同じ管理作業員であって、何でそういう違いがあるのか、よく分からへんかったから、そこを教えてほしい。
(市教委)
事務所が置かれた環境によって、そこが変わったということになってくるんですけれど。たまたま敷地があって、そこはほかに使っている状況もなかった。その中で、校園長のオーケーを出せば、学校のほうでは校内に停めることができた。
ひるがえって、営繕園芸事務所のほうは使える場所というのは、最初から限られている中に停める手だてがないために、外に、そのときには、停める場所を探していただくようお願いする必要があったということで、置かれた環境による違いということになってくるのですけれども。
(組合)
ちょっとよう分からへんけど、ただ単に配置されたところの違いということだけなの。教育委員会としてというか、いうたら校長、教頭の立場じゃないんですか、係長とか課長代理とか。そこが、そこの持ち物のところに具体に、ちゃんと話合いも含めてしてもらった努力はあったのかということです。建物自体そうかもしらないけれども、持ち物が違うとか配置された所が違うというのは、それはしょうがない。そやけど、自分が望んで事業所に行ったわけと違うけどやな。そういうふうな努力もしたってくれたんかいな。ただ単に、そういうことやからあきませんというだけやったんやろう。言わなかったら放ったらかしにしてたということやんか。同じ管理作業員やん。
(市教委)
はい。
(組合)
何でそんなに違うの。ほな、みんな校園に戻したるのか。でも、あの営繕園芸事務所は4つあって、縮小させたのは、必要性があって、人も確保できないけども縮小した部分やんか。自分らが縮小したんやろう。大事に扱ってくれたらいいのと違うの。同じ管理作業員やろう。代替の場所でも探してやる努力してくれたんか。それでもあかんというのやったらしょうがないわ。近隣の学校使わせてもらえなかったのか。そういう努力はしてくれはったの。
(市教委)
努力が足りてなかったというのはあったと思います。
(組合)
今後どうするの。もし、そんなことになったら。第2波、第3波あるかも分からないやんか。マイカー通勤の緩和の部分についてどうなるか分からない。
校園の管理作業員で受け入れて、営繕園芸事務所の管理作業員で受けられないというやつ、ほかに何かあるの、ないの。
(市教委)
今回のケース以外ちょっと該当しそうなものは思い浮かばないですけれど。
(組合)
もと立葉小学校のところ、ダンプとか止まってるんやろう。車とか。
(市教委)
はい。
(組合)
そこを入れ替えるような対応をしてやったらどうなの。1個もそんな努力してくれてないのと違うの。だから、事業所に行く人間もおれへんのやろう。第3、第4、第5希望のところに無理くり放り込んでるんやんか。もうちょっと行きやすいような対応をしてやってくれたらどうなの。別に手厚くしろとは言わない。校園の管理作業員と同じような制度をつくってるのなら、受けれるような、同じ職員なのに。校園配置とか営繕園芸事務所配置というのは自分らが勝手に決めただけの話やんけ。採用試験のときに管理作業員で皆試験を受けてるんやで。営繕園芸事務所の職員として受けたわけと違うやんか。配置は自分らのところが、まさしく管理運営事項として配置したんやろう。それやったら1つの制度なんだから、同じ管理作業員というのだったら、ちゃんとその場所も与えてあげないとあかんの違うの。営繕園芸事務所の敷地を使えないというのだったら、校園の管理作業員もその敷地を使わせたらあかんやろう。どっちかに合わせないとあかんの違うの。と思うんやけど。同じ職員でしょう。
(市教委)
はい。そうです。
(組合)
管理作業員やん。勝手にあんたらが配置しただけの話やん。何でそんなことになるの。今後どうしてくれるの、そういう問題が発生したときには。どっちかに合わせに行くのか。そういう努力もしてくれるのか。
質問は、同じ管理作業員が何で違うねんとそれだけや。そんな努力もしたってくれへんし。どうでもええんかいな、営繕園芸事務所。
平成23年度、自分とこが営繕園芸事務所を残すと決めたんでしょう。
(市教委)
はい。
(組合)
潰すと言うてたのにひっくり返したんや、存続させたんやんか。それやったら、もうちょっとちゃんとしてやってよ。してやってよと違う、するべきでしょう。違いますか。そんなんやったら、あそこに移ったときに、きっちり説明してやってくれたのか。校園とは違いますとか、制度があるけど、営繕園芸事務所の人はこういうことに使えませんと。今後どうしてくれるの、営繕園芸事務所。自主運営、自主管理ということで営繕園芸事務所があるのやったら、自主運営、自主管理でやらせてやったらどうやねん。全てのことにおいて。立ち上げの趣旨、そうやろう。自主運営、自主管理やったんやろう。だから職制おれへんのや、あそこには。違うのかいな。
(市教委)
方策は考える必要があると思います。
(組合)
考える必要があるのやったら、どうやって考えるの。何ら具体的に形になるようにどういうふうに見せてくれるんですか。教えてください。てなるやんか。
だから、この3番の労働安全衛生に関わるところで、この間、年間の取組の部分で、現場視察を含めて行くときは、営繕園芸事務所に行かなあかんのと違いますか。具体にどういう状況になっているのかというのも含めて。どんだけの敷地で車が置けてとか全然知らんし。みんなに分かってもらったらいいのと違うの。きれいなとこばっかり視察ばっかり行かんと、劣悪な環境のところに行ったらいいやん。7月からあれやんか、安全週間やろう。喫緊で事業所に行ったらいいやん。いつでもいけるやん。事業所やから、自分とこの持ち物やから関係ないやろう。別に学校行かんでもいいやん。学校のきれいなところばっかり行かんでもいいがな。あの視察は何のために行くんですか。
(市教委)
安全衛生の関係で、正しく、使用者側としても、作業に5Sが守られているかとか、あと、実際の現場が正しくといいますか、安全をちゃんと確保できているか、危険がないかを巡視させていただいて、改善していただくところは改善指示させていただいています。
(組合)
営繕園芸事務所に1回も行ってないもんね。もと立葉小学校に移ってから。
(市教委)
はい。作業というところで、営繕園芸事務所の方が学校で作業しているところは行かせていただいたことが。
(組合)
作業なんか見んでもいいねん。言うてるように、どういうふうな環境になっているかというところでしょう。営繕園芸事務所には40人からいてはって、職員がおって、そこがちゃんとした40人の、ちゃんとした労働安全衛生が守られている5Sのところになっているのかどうかというのを確認しに行くとこでしょう。重箱の隅をつつくように、ここは汚い、あそこは汚いということじゃないじゃないですか。だから、さっきも言っているとおり、管理作業員なんだから、別に校園だけじゃないねん。営繕園芸事務所の職員も管理作業員やんか。あそこで言うたら。業監もおるし、そういうふうなピラミッドになっているんだから、分かりやすい。行ったらいいねん。
(市教委)
検討します。
(組合)
人事評価いきましょうか。
(市教委)
はい。
(組合)
さっきもちょっと触れたんやけど、人材育成を主眼とする制度運営になってないということ。一次評価者が統括になったという部分については、一番この管理作業員という仕事を分かってるからということでなったと、手引きの中に書かれている、まさしくそのとおりなんでしょう、教頭先生から変わったとか。
(市教委)
はい。
(組合)
一番その仕事が分かるというところなんでしょうね。その人が一次評価をつけて、僕がつけられた点数でいうと、その統括が一番よく分かってるという。だからさっきも言ったけど、僕のつけた自己評価の点数と、一次評価の点数つけた統括との点数は乖離がある。
(市教委)
はい。
(組合)
乖離は必ずある。でも、その乖離をできるだけニアにしていくような、取組をしていかないことには、僕はずっとそのままやということなんです。フィードバックされてない。点だけやねん。しかも、一方通行の矢印。それは、制度としておかしくないですか。人材育成の観点や何やかんやとかって、仕事のそういうふうなところとかいう部分について、いろいろああいうお題目を書かれている、大きな冊子の中に書かれているけど、1つもなってないんじゃないですかと。なぜそんなことになるんでしょうということです。
それと、統括というのは、現場のトップであって、現業やし、そういうふうに人を指示できるとか、急に変わった話やからね、指揮とかできるとか。ましてや、校長会に対して、説明できるって、そんな研修もされてないはずやと思う。
一次評価の点数をつけました。二次評価者の校長がつけた点数から1.0乖離してたら、ちゃんと校長が説明を求められるんや。
(市教委)
はい、去年から。
(組合)
そんなんあれへんがなという話や。何でそうなるんですかということです。全部これは質問形式で構へんけど。
基本のところがおかしいでしょう。おかしいと俺は思う。
(市教委)
思われているということですね。はい。
(組合)
それで、二次評価者の校長は開示された部分については、開示面談を含めてして、ここはこうこう、こうでした、ああでしたと説明くれる。だから一次評価の点数の部分について合うかもわからへん、できるだけ近いかもわからない。一次評価はその分については全然報告がないということです。そういうところはおかしいと思う。さっきも言うたけど、きっちりと主任の部分が一部なってない中で、業務監理主任が一般の管理作業員を観察表に基づいて点数をつけていく。そのつけた点数をもとに一次評価者が一次評価の点をつける。それやったら、統括が被評価者に対して何点つけたとかつけへんとかというのを説明しに来る間がないのやったら、業務監理主任が、誰々さん、この一次評価の点数については、こうこうこうですよとかという説明をして、それで自分がつけた観察表も含めて出して、それで自分はここがこういうところが足らんかってと、だから俺はこういう点数をつけたんやと、こういうフィードバックの形にしていかないといけないのと違いますかと思う。
結局、現場で、業務監理主任が来たときに、俺の点数こないなってるやんと言っても、一次評価の点数とか知らないですと言われるし、自分がつけた観察表も見せられへんとかというし、結局、つけた責任を自分がその辺をちゃんと思ってないということや。それがここに書かれているような、透明とか客観とか納得とかということがなってないのと違いますかということです。
さっきも言うたけど、職員アンケート。何で教育だけ取らないんですかね。よう分からない。そういうふうな質問です。
(市教委)
今いただきました御意見であったりですとか御指摘の部分につきましては、また後日にはなるんですが、担当と新たにまた場を設けさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
(組合)
人事評価のところでも、個人情報の関係もいっぱいあるじゃないですか、打ち込むのに時間もかかりますやん、考えもって打ったりとか。特記事項のところでも、何文字と制約かけられて、30分使ってたら勝手に切れたりとかする中で、この7番、人の目を気にしながら空いている時間を使って。関連機器の対応は必要やと思うんですよ。別に、年休を打ちに行くとか、それだけじゃなくて、そういうふうな、この間の申請書類とかというのは、ペーパーじゃなくて、パソコン形式になってきているじゃないですか。うちらはいつでも使えるに、今年度来年度か知らんけど、市長さん言うてはったけど、子どもに対してパソコン1台というのやったら、まず職員のところをきっちりとした対応してもらったほうがいいのと違いますか。仕事する上に当たって。
まだテレワークの関係でも、1台やったら持って帰れるか持って帰れないかよく分からないけども、ないのとあるのと大きな違いですよね。教員は持って帰ってますやん。管理作業員もあるけど、自分のパソコンで打ち込まないとあかんの違うの。手書きも含めてそうやろうけど。全然ペーパーレスになってないもんね。そういう関連も含めて要るのと違うかなと思うんです。
何も管理作業室に1台置けと言ってないんです。現業やったら現業だけとか、うちと給食調理員しかいない、現業というたら。給食調理員かって、ずっと炊いてるから、5時以降ぐらいとか、昼間とか時間が限られているわ、炊いてはるから。うちらはその辺の余裕はあって、その隙間を狙ったらいけるし、それやったら使えるやん、いつでも。どういう認識を持っているのかなと。早急に図れとこちらは求めてるけど、管理運営事項だから、こういう意見も出ないような取扱いもしてくれるんやろうと思うので、ここは担当出てくるの。
(市教委)
ここは、私のほうから担当に、いろいろとこれまでの経過も聞いておりますので、現段階での計画にはなるんですけれども、今、文部科学省が推進しておりますギガスクールというのがあるようなんです。中身は何かと申しますと、文部科学省が学校全体をIT化といいますか、そういったことをするために自治体の補助金を出したりとかする事業があるんですけれども、そういったものであったりですとか、あとは、先ほどおっしゃっていただいています、コロナの第2波、第3波などがありますので、分散学習実施のために学校における、どちらにしても学校全体としてのIT環境の整備が今急務とされているというところで、その状況を確認しながら、共用パソコンの整備の計画を改めて検討するとともに、学校園での共用端末の運用方法についても、また改めて、使用方法を含めて周知のほうを図ってまいりたいというふうに担当からは聞いております。
(組合)
よう分からん。管理作業員にくれるの。
(市教委)
できるかどうかまた、その予算等との兼ね合いがありますので、必ず管理作業員さんに1台とかどうとかというのは、ちょっとまだ分からないんですけれども、これからの予算要求もありますし、先ほど申し上げましたギガスクールといいますか、学校全体をどうIT化していくのかというところがございますので、IT化といいますと、単純なイメージとしましては、どこでもタブレットで、どこでもつながるような形であったりですとかというのがありますので、共用パソコンとしては残るかも分からないんですけれども、それがタブレット化されることによってどこでも使えるであったりとか、すいません、ここはあくまでも推測なので、私もお約束というか、確実な話としてお話はまだできないところなんですけれども。そういった計画をこれから立てていかないといけないという状況になっておるようですので、その辺を含めて。
(組合)
的がずれてると思います。
(市教委)
申し訳ありません。
(組合)
僕らがお願いしているのが、いわゆる打ち込まなあかんであろうパソコンが、僕らが使いやすい環境をつくっていただきたいということであって、別の学校全部をIT化してくれてどうのこうのとか、そういうのは僕らは一切。何を言われてるのかなと逆に思ってしまうので。そういう環境をつくってもらうために、どういうふうにしていただけますかというにふうに、単純にお伺いしているだけです。
去年も言われましたけども、人事評価、自分で打つときに、我々が使えるやつが共用の、いわゆる皆が見れるオープンになっているところにしかないと。その中で、校園長会で、できれば、プライベートの部屋がある校園長のパソコン、それを代用で使ってもらうような、そういうお願いも多分委員会からしたそうです。ただ、各校園長から、実際に我々管理作業員にこれを使ってくださいと言われた学校というのは、ほぼ皆無やったと思います。
そういうのも含めて、我々が使いやすいような、そういう環境をつくっていただきたい。ただ台数を増やす、増やさないじゃなくて、どのような環境をつくっていただけるかというのを、パソコンに関しては、そういう認識で考えていただきたいなと思う。
(市教委)
もちろんでございます。こちらについても、もう1度担当にもその旨を伝えさせていただきますので。
(組合)
単純に去年も台数だけ出してもらいましたけども、ここは1台、ここは3台とかいうふうな、そんなんはいただきましたけど、実際その1台ある、3台あるというのを我々は求めてないんです。それに対してどういうふうに使いやすいかというのを。
(市教委)
皆様が入力されるときに、いかに使いやすい環境をつくるかという。はい。
(組合)
予算についてお伺いしたいんですけども、これは、財政のことなので、考え方だけお聞きするという形になると思うんですが、去年の段階では、いわゆる単数配置校というのが今後増えてくると。今から3年4年後には、全ての校園が再任用を含めて単数校になっていくというような話をお聞きしています。その中で、いわゆる単数配置校における事業予算というのは毎年組まれていっておられます。去年、その件で、これから分母がどんどん増えてくる、20校あったのが30校、40校と単数配置校で増えていく中で、今提示されている予算というのが、基本的には分母が増えることによって減っていくのかどうなのかというのを去年お聞きしたんです。基本的に、各校園1校当たりにおける数字は今後一切変えていかないと、そういう予算要求をしますというふうなお答えはいただいたんですね。実際、今年、蓋を開けてみると25%カットされていると思います。財政のことなので、それがどうのこうの言うつもりはないんですが、教育委員会として、一人校というのは、これから進めていく、予算もきっちり確保しますというふうなお話をいただいていた中で、そういうふうな現実が待ってたので、今後、財政問題なのでどうのこうの言うつもりないんですが、考え方として、一人校に対しての事業配当予算というのはどうしているのかというのが1つお聞きしたいんですが。
(市教委)
恥ずかしながら、今年の分につきましては、現実は25%減っているよねと言われればおっしゃるとおりです。要求努力はもちろん続けていくんですけれども、確かに今までよりも、よりそれが困難にはなってはきています。でも、確保できるように要求は続けていきたいと考えております。結局、おっしゃったように、最後は財政面でそれがどう判断されるかという部分は残るんですけれども、今、新規採用を止められた中で、一人校というのは、増えていくのは避けようがございませんので、それを支える制度として、必要な予算措置をこれは、働きかけは続けてまいります。
(組合)
答えについては、考え方としては、教育委員会としては、予算確保には動くというような考え方で認識しているんですよね。
(市教委)
心配事は確かに今年もコロナによって、国も予算的な部分で、相当な影響を受けておられる状態だと思いますので、例年以上に厳しくなる懸念はもちろんあります。
(組合)
財政のことなんでね。それをどうこう言うつもりはないんです。ただ、単数配置校で1人で頑張っている、複数でやってるという、いわゆるギャップをなくすためにというか、そのために与えられる予算だと思うので、その辺はきっちりと、しっかり要求していただきたいと思います。
市立高校が府に移管されるに至って、去年から今年度に何か内容というか具体的に進展した話はあるのかというのを聞きたいんですが。
(市教委)
移管、市内で子どもが減ってきて。
(組合)
大阪市立高校が大阪府になりますよね。以前特別支援が府に移管されたみたいに。実際、市立高校には管理作業員、現職がいてるので、扱いについて、人事異動を含めて、そういうのはどう。多分来年度やったかな。具体に、特別支援と同じような形になるのかどうか。
(市教委)
私、被服の関係で、府からは予算要求の管理になるので、分かったら教えてほしいと言われてるんですけど、今のところ、まだそういった返事がなくて、私もちょっと止まってる状態で。
(組合)
じゃ、まだ具体には。
(市教委)
はい。
(組合)
大阪市の市立高校は今何校あるの。
(市教委)
21です。
(組合)
21校が府に移管されるのはいつ。
(市教委)
4年の。
(組合)
4年といったら、再来年。令和4年。これ全部。書いてあるのを戻すということやろう。
(市教委)
基本的にはそうで、その立場をあのまま、移管されたからなくなるというものではないと思うんですけれど。まだ最終形の答えには至ってない状況です。
すいません、分かりにくい回答で申し訳ないですけれど。
(組合)
令和3年の3月末まではおるということ。
(市教委)
そうですね。
(組合)
令和4年に移管する。
(組合)
令和4年4月1日からと思うので。
(組合)
だから、令和4年3月31日まではおるということや。だから、その3月のときの人事異動でどうなるかということやな。
だから、令和3年12月ぐらいの人事異動のところで、いろんな動きがあると。
(市教委)
逆算していくとそれぐらいになると思います。
(組合)
人に関わることと思うので、何か情報があったらフィードバックを。
(市教委)
情報提供、はい。
(組合)
今年度、来年度でどこかが統合するとかは。
(市教委)
はい。今、聞いておりますのは、まず西成区で梅南津守小学校と松之宮小学校を統合しまして、新規にまつば小学校を設ける。
(組合)
それはいつ。
(市教委)
令和3年度の予定です。3年4月1日です。
もう1つ、生野区は幾つか学級の整理の話が動いていますので、変動があるかもしれませんが、中川小学校と御幸森小学校、こちらを統合して、大池小学校を新設すると聞いております。
(組合)
どこに造るの。
(市教委)
それぞれ、敷地は、まず西成のまつば小学校は梅南津守小学校の敷地を用いると。それから、生野の大池小学校については、中川小学校の敷地を用いると聞いております。
(組合)
これも3年4月1日。
(市教委)
はい。
(組合)
それだけ。
(市教委)
そうですね、ただ、生野区は複数あるそういった学級編成の調整をかけておられるので、またこの後新たな調整が出てくるようでしたら、お知らせしたいと思います。
(組合)
管理運営事項の来年度の単数配置校は何校考えてるの。この時期にまだ。
(市教委)
今の段階では。
(組合)
1つ教えてほしいのは、単数配置に基準はありますか。自分とこに持ってる物差しというのはどんなもの。明確にしたやつはあるの。
(市教委)
すいません。確認いたします。
(組合)
今、単数は何校。そんなんも資料が欲しいんだけど。
(市教委)
はい、分かりました。
(組合)
別にエクセル形式のやつで構へんので。どこのどことどこ。
(市教委)
数だけではなくて、この学校という名前込みのほうが分かりやすいですかね。
(組合)
ああ、それでしてもらったら。
(組合)
現職の人数と再任用の1年目から4年目まで多分おられると思うんですけど、その辺りの人数もわかれば。
(市教委)
分かりました。
(組合)
人事評価のところは今度担当が出てくるんやね。
(市教委)
はい。
(組合)
そのときに聞いたほうがいいな。
(市教委)
担当者を連れてまいりますので。御質問いただければと。
(組合)
今年主任の枠増やしたじゃないですか。
(市教委)
はい。
(組合)
次年度も増やすの。最終何か考えてはるの。
(市教委)
最終形は、分かりません。すいません。
最終形まできちんと描き切れているかどうか確認いたします。
(組合)
今年のあれで打ち止めということではない。
(市教委)
まだ止めるという話は聞いていないんですけれど。固定してしまうという話は聞いてないですけれど。採用というか、試験については、引き続き今本年度も考えております。主任試験については、はい。
(組合)
主任試験はな。やって貰わないと困る。ええ人材がおるから。
(組合)
増やした基準って何ですか。枠が増えた基準。主任の。
(市教委)
増えた基準。すいません、それは確認いたします。
(組合)
作業主任が増えたじゃないですか。業務監理主任、1枚預けてるんやけど、返してくれへんやろうか。いつの間にか1枚めくられて、俺の認識では。1枚返してくれへんやろうか。お願いやで。
(市教委)
確かめさせていただきます。
(組合)
確かめるもくそもないやんか。浪速区と西区、一緒やんか。だから、24行政区あるのに、23人しかおれへんやんか。1枚返して。と思ってるんですけど。交渉違うからね。お願いや。何でそんな経緯に至ったか、そこもちょっと具体に教えてほしいのやけど。
(市教委)
探しておきます。業監が取りあえず今ちょっと1マイナスになっている。
(組合)
だって、あれやろう。西区と浪速区でしょう。市立高校が府になるときに、1枚なくなるか分からん。そんなやり方汚いな。
ここは、主任選考の仕方、ちょっと疑問に思うんですよ。営繕園芸事務所の主任を選ぶのに、営繕園芸事務所からじゃないですか、今なってるの。その営繕園芸事務所で主任になって、異動して、校園には行けるじゃないですか。校園で、作業主任とか業監もそうなんですけど、営繕園芸事務所に行けないじゃない、行ってないじゃないですか、現実。なぜなんですか。統括も何で営繕園芸事務所の業務監理主任2人のうちから1人とかなんですかね。僕の認識では、主任制度というのは、オール大阪のものなので、それこそ校園とか営繕園芸事務所の配置の違いとかじゃないと思っているんですよ。だから、どこに配置されてもその力が発揮できるというふうな主任さんやと思ってるんです。でも、何でそんな状況になってるんですか。もし、何かあるんであれば教えてもらいたいし、そうでなければ、営繕園芸事務所の主任選考とか校園の選考とか、明確に知ったほうがいいんじゃないですか。何でないんですか。
(市教委)
分かりました。確認いたします。
(組合)
本来その辺は確認するべき問題と違うやろう。即答違うのか。
(市教委)
おっしゃるとおりです。
(組合)
何でシャッフルしないの。何でなんでしょうね。俺任用してないから分からへんから。
(市教委)
今は即答できませんので、確認したいと思います。
(組合)
そこも管理運営事項やろう。配置も任用も。
(市教委)
はい。おっしゃるとおりです。そういう任用であったり、基準のところは交渉事項なんですけれども。
(組合)
基準が交渉事項。
(市教委)
昇格の基準です。
(組合)
主任選考基準というのは一緒ですよね、事業所におっても。校園におっても。そういう基準ということ。主任になる基準。
(市教委)
そうですね。
(組合)
10年以上で作業主任を受けれるとか。
(市教委)
そうですね。
(組合)
そういう、それが基準ということ。
(市教委)
はい。
(組合)
配置するところについては、そちら側の管理運営事項で。
(市教委)
はい、おっしゃるとおりです。
(組合)
管理運営事項であっても、決めた後に、どうやって決めたとか聞けるのは聞けるんやんな。条例上。違うの。決めたことに対して、何でやねんとはないけど、どういうふうに、何でそういうふうになったんですかとかいう質問はいけるということ。
(市教委)
質問は可能なのは可能なんですが、今度はその勤務労働条件に関することであったりですとか、そういったことに関して付随するといいますか、というところであれば、もちろん質問をしていただきまして、我々も説明するというところはございますが、単純に、なぜその方が統括になられたかとかというところは、勤務労働条件とは違うところがございますので。
(組合)
答える必要はない。ほな、質問の仕方を変えたらいいのか。その人が何でなったとかじゃなくて、営繕園芸事務所の人が営繕園芸事務所の統括にしかならない。校園の業務監理主任が営繕園芸事務所の統括にはなれてないんですよね。なってない。それはなぜなんですかという質問はいけるの。
(市教委)
質問は、大丈夫かと思います。
(組合)
Aさん個人の、この人が何でやねんとは言うてない。
(市教委)
ある種、勤務労働条件にも関わるところと判断できると思いますので、質問をしていただくことは可能かと思います。
(組合)
今それや。それは教えてもらえるということ。
(市教委)
一定考えといいますか、回答というところは、大丈夫かと思っております。
(組合)
聞きたいのは単純に、営繕園芸事務所なんでこうならへんのという話です。それはオーケー。
(市教委)
はい。
(組合)
それはまた教えてください。
(組合)
再任用で、一人校に今年再任用さんで一人校になっている人はおられますか。
(市教委)
1校あります。
(組合)
1校だけですか。
(市教委)
はい。少しお待ちください。阿倍野区の昭和中学校です。
(組合)
あと、再任用で1人のところは、他にあるんでしょうか。
(市教委)
お一人きりのところはないですね。単独なのはその昭和中学校だけです。
(組合)
再任用1人。
(市教委)
はい。
(組合)
あそこは去年より減らしていましたか。
(組合)
森之宮小はどうなってるの。動いた。
(市教委)
台帳をくった段階では、再任用さんは森ノ宮にはいらっしゃらないので、動かしてそうなったのかもしれません。
(組合)
南市岡は。
(市教委)
南市岡は、今、再任用の方はいらっしゃらないです。
(組合)
女性の一人校というのもおられますか。
(市教委)
女性の一人校は、すいません。性別のほうは、見ておりませんでしたので調べます。2人とか3人いらっしゃって、女性がそこで1人だった場合を確認したいということでよろしいですかね。
(組合)
納得されて1人で、どうしても体力面であるとか、そういう面もゼロじゃないと思うんですね。
(市教委)
ちょっと覚えが悪くて申し訳ないんですけども、女性1人で、例えば、相手方が男性とか、そういう学校は。
(組合)
そういうのは全く問題ない。一人校で女性1人でやられている。
(市教委)
一人校で女性が1人というのはないです。
(組合)
今年度はないですか。
(市教委)
はい。
(組合)
前年1人おられたと思います。実際動かして、今年はおられないということですよね。
(市教委)
はい。
(組合)
去年もそうなんやけど、ここの2項目のところで、直営を基本とした姿勢と言ってもらった上で、順次単数配置校という文言で、単数配置校の分については精査をしてとかいう文言がいつも出てくるんですけど、具体的にどんな精査をされるんですか。去年1年間。
(市教委)
さっきおっしゃった基準というか、物差しの部分ですかね。
(組合)
配置については、業務に関わって精査をしているというわけじゃないの。
今年もどういうふうな文書が出てくるのか、よう分からないけども、いつも単数配置校の部分については、精査をして云々かんぬんとか書いてもらってるんやけどな。
(市教委)
はい。
(組合)
単数配置校でこういう仕事があります、だから、単数配置校の予算はこんだけやったらいけるから25%カットしようかとか、そういう流れ。
(市教委)
今年の25%は。
(組合)
10月にもう1回確認できるから。
(市教委)
はい、もう1回と、状況を集約させていただきたいというので、先にこちらをお渡ししておきますねという位置づけではあるんですけれども。
(組合)
分かりにくいな。もうちょっと丁寧にしたってくれへんかったら、現場の事務も困ってる。
(市教委)
分かりました。
(組合)
だから、教育委員会から校園長に対して発信する通知文とかいうふうな、そこは管理作業員に関わるところ含めがそやねんけども、一番初めに言うたけど、結局、こういうペーパーあります、マニュアルもそやけども、職員室の透明のボックスの中にぽんと入れられてて、はい、見とけよという流れなんです。一切その辺の説明もない中で、これを見ておかないとあかんということが問題やということなんですよね。だから、前も何回も言ってるけど、管理作業員に対して説明したんかとか、何か確認できるようなシステムじゃないけど、できないのかということのお願いもそうやし、さっきの現業管理体制の仕組みが毎月行ったときに、こういう書類をもらってますか、ああいう書類もらってますかと、双方からの確認でうまいこと繋がるのと違うかなと思うしね。
労安についても、まだ調査も含めてあるじゃないですか。年間の取組の調査を含めて。あれも言ってるように、あれも本来で言ったら、あんなものは管理職が労働安全衛生をつかさどってるんだから、学校園の長なんだから、管理作業員に対して、こうこうこういうふうですよというふうな説明をちゃんとして、7月からこういうチェック含めてしてくださいと。それを主任に渡すということになっておると、それも、管理職の判をもらうとか、目を通させた上で、自分とこの実情はこうなってるとかいうふうなやり取りもいろいろあるやろうし、それはまた労安の本委員会の中で、いろいろとあるんやけど、結局それをやるのも主任だからね、さっきから言って申し訳ないけど。だから、主任にちゃんとそれをたたき込まないとしょうがないということじゃないですか。
1つあれやけど、今回のコロナでもそうだけども、主任会議の報告が2か月、2回、3回ぐらいか。
(市教委)
今のところ2回。
(組合)
2回で止まっていたという部分はあります。入学式も卒業式もそういう状況の中でごちゃごちゃなっていて、あれやったんやけども、その主任として企画立案が求められている部分もあるんやから、作業主任は別だけど、業務監理とか統括はコロナの関係で学校に出られないというわけじゃなしに、出られないから中止ということじゃなしに、そういうふうな中であっても、そういう3密を避けて、報告ができるような報告の仕方とかというふうなのをもうちょっと模索してやらなかったら、主任として力量なさすぎやな。トップの3級よ。1級、2級はしょうがない。3級というたら行政職の何に当たるの。何回も聞くけど。何回聞いても分からない。どこの立ち位置になるの。これだけできたら。
(市教委)
管理職とは。
(組合)
行政の係長より下なの。同レベル。3級は。
(市教委)
ちょうどここに当てはまるというのが、今にわかには湧いてこないです。
(組合)
係長よりちょっと下。
(市教委)
係長と主担者の間ぐらいのイメージはあるんですけど、それでぴったり合ってるかと言われると、。
(組合)
それはいいにしても。でも、それぐらいの指導力を発揮する立場の人なんですよ3級は。
(市教委)
はい。
(組合)
だから、言われたから中止やねんとかじゃなくて、そこらの統括なり業監がもうちょっと知恵を絞って、現場の部分についても報告するとか、もうちょっと考えたらどうなの。業務監理主任が率先してテレワークを取ってるような状況なんかどないすんねん、係長。
本来、一般の一番安い人間が全部取った上でとか、全部中身が分かった上で取るなら分かるけど、そんなんも関係なしに、通知文が出た次の日から取るとか、そういうのはどうなの。下ろし方もそうやし、何でもかんでもええねんと、業務監理主任止まりやからとか、そういう問題と違うやろう。あくまでもテレワークとかというのは休みと違うやんか。在宅勤務やろう。そういう中で勤務するということやんか。だから、どういうふうに具体の勤務をしたのかとか、あの通知文にも書かれておったけど、再開したときにそれをもってどういうふうに進めていくのかということが書かれていれば、何でもかんでもいいことないやんか。年間予定の部分については管理職が、それは構わない。そやけど、ああいう手引を見て、どうやねん、こうやねんとかと書かれてるのやったら、統括まで行くべきと違うの。統括まで行って、教育委員会の自分として見なあかんのと違うの。7時間45分も家におる人間が5行6行で済むわけないやんか、テレワークで。もうちょっとその辺は縛りをかけなあかんで。知らんやろう、どんなん出てるか。それは業監止まりやから。本来その辺は係長が自分がちゃんと認識して持っておかなあかんのと違うの。だって、あそこにも書いてたやんか。あれ出されたやつについては、主任がちゃんと指導するとか文言が書いてあるやん。指導なんか一切ないやろう。どういうふうに指導したとか、そんなん出てきてるの。
(市教委)
発出した段階ではそこまで指示してないです。
(組合)
だから、質問としてはあれやけども、あれどうしますか。統括までいきますの。あれはあの文章で業監止まりにするんですか。
(市教委)
出した段階では、統括に報告しなさいと言ってないので、追加の形を取ればとは考えます。
最初に出した段階では。
(組合)
別に統括に持っていったからって、処分せえとかそんなん言うてない。どういうふうな認識を持って、在宅勤務をやってるか認識は持っておったほうがいいのと違いますかと俺は思う。それか、業監にまとめさせたらどうなんですかねとかと思う。どういうふうな誰々がどう書いてたとか。仕事やで、7時間45分。休みと違うのやから。と思うのやけど、どうですか。3級ですから。しつこいようですけど。ほんまやで、30万、40万ぐらいもらってるやん。6月の末の一時金でも100万超えるで。1.3の0.95で。それに人事評価の部分が高かったら、それプラスあれやんか、職務段階別加算10%つくやんか。知らんわけないねんから。それだけもらってる、それだけすごい役回りやでというのをもうちょっとやらなあかんわ。何回も言うて申し訳ないけど、実情としてそうやろう。それは現場の声や、俺の声や。
(市教委)
正直、状況に振り回されて後手に回ってる部分もありますし、遅まきながら、例えば研修も例年どおり一斉に集まってというのは、3密を避ける意味で不可能だと思いますので、それに代わる方法を一緒に考えたりはしておるんですけれど。
(組合)
業監異動して、新しい業監が来て、そいつとも全然話も違うとかいろいろあるよ。現状、主任室の中でどういうふうな引継ぎをやっているのかというのは全然分からへんから教えてほしい。それはまたもう1回人事評価のところで言わせてもらいたいと思うけど。やっぱりそういう3回観察に行ってるのやったら、前からも言ってるけど、1回ぐらいは全然違う人の違う行政区の業監が行くとか、そういう違うとこで見るとか、前にいた人が見に行くとかでも構わないし、0.5やしな。業監て。そうでしょう。
それから、夏の研修はどうなったの、このコロナの関係で。
(市教委)
今、本当にちょっと統括や業監、ほかにも関係先とも相談しながら考えているところですけれども、密集はとにかく絶対だめでしょうねということで、出し方がどうかまだ分かりませんけども、資料を送らせていただいて、それをテレワークでなくてもいいですから、きちんと自分なりにかみ砕いた上でリポートを主任に上げてください。主任は業監に上げてください、業監は取りまとめて、考えを添えて統括にお願いしますなりの方法案が取れないものかというのを今相談しているところです。
(組合)
夏休みも少なくなったし。
(市教委)
1週間足らず。
(組合)
8月8日から24まで。
(市教委)
24までですね。
(組合)
その中でもう、お盆入ってきて、何やかんやと。
(市教委)
それもだから今段階の予定という、すごい心もとない話で見ていますので、絶対変わらないかと言われると、そこは。
(組合)
研修も管理運営事項やからね。そっちが責任持ってやってくれるのやったら。
いや、俺、別に取ってつけてない。いつも言われるから、そのまま使ってるだけの話。果たしてその研修でちゃんとできるのかというのもあるしな。だから、言うてるように、レポートさすならレポートさすで、きっちりと書かせようよ。ちゃんと上位の人間が理解できているか。上位の人間が理解できてなかったら、下位の人間が出したって全然あかんのやで。
(組合)
添削して返してくれたらええねん。
(組合)
そやで。言うたら、赤ペン先生でも構へんし、ここはこうやねんとかというふうなことにしなかったらとは思うんですけどね。
そこはまた人事評価の話に移ってしまうけど、いやいやいや、校園長の提言シートみたいなのがあるにもかかわらず、今ないやん、管理作業員の人事評価のところについては。一次評価者に対する、何というの、だから、さっきも言うたように、一方的に矢印やねんと。こういう突き返しも含めてない中で、そういうふうなんも、どうなのかなあと思うし。
二次評価者の校長に対して提言とか校園の中の提言とか、こっちが出せて、そこまでやっているのもかかわらず、話違うかも分からないけど、一次評価の点と二次評価の点で1点乖離してたら、何でこいつがこんなんあれやねん、めっちゃ頑張ってますよと、校園長が一次評価者に対してそんな報告を出さなあかん。だから、業監て、校長にまでそういうふうな意見を求められるというから、やっぱりすごい立場やねん。だからもっとしっかりしてもらわなあかんわな。
ここを管理運営事項ということが間違ってるよね、俺から言ったら。その人が俺の一時金とか給料の枠を変えるんやから、まさしく賃金勤務労働条件に関わってくるよね。どうも解せん。人事評価で統括なり業監が入ってくるのが、何を考えてるかというのは。理解できひん。
(組合)
主任にならなかったら給料上がらないからね。選考の規準も含めていろいろと教えてほしいし、2006年のときに主任選考の規準が変更になりました。今までどこどこの推薦というのになってて、改めて2006年のときに委員会の面接を受けて、今までなってた人もちゃんとなりました。そやけど、やっぱりそこと比べると、ああいう試験というか、面接を受けたりとか論文書いたりとかした時と大きく差が出てると思うんですよ。全部が全部と言わない。一部そういうふうになってるよね。認識の違いでやっぱり。だから、それが何やねんというたら、1回なったら、降格ないねんということがね。だから、あぐらかく。だから、1つでも2つでもあかん。任用した責任があるんだったら、降格の責任もあるで。さっきも言うたけど。そのときは一生懸命やるよ。二次とか行って面接行ったら、そのとき頑張ります頑張ります、はい、委員会のとおりやりますよと言うって。誰でも。そやけど、なった途端に関係ないやんと思う。それじゃあかんでしょう。通ったらそこにお金と責任がつくんやで。何もしてへんかっても、言うてるように、職務段階別加算で5%、10%つくんやから、何もなしで。大きいで。退職するときの60か月の部分で、またつくんやから。そういうふうなことも面接のときに言ったったらどうやねん。なったらこんなんつきます、そやから責任ちゃんとせえよとか。昔みたいに年功序列的に上がっていくのやったらしょうがないなという部分もあるけど。
(市教委)
ありがとうございます。ほかには、よろしいでしょうか。
それでは、本日の小委員会交渉につきましては、以上とさせていただきます。
本日のところは、いろいろいただいた宿題等を持ち帰らせていただきまして、2回目の交渉につきましては、11日木曜日の15時15分で調整させていただきたいと考えております。今日はありがとうございました。

令和2年6月11日(木曜日)

自治労現業・公企統一闘争に関する要求書申入れ (第2回小委員会交渉)の議事録

(市教委)
さる5月11日に、大阪市学校職員労働組合の皆様方から申し入れのありました、「2020自治労現業・公企統一闘争に関する要求書」につきましては、局内の関係所管部署との調整を行いつつ、小委員会交渉等を重ねながら、鋭意検討し、努力して参ったところでございます。本日は、現時点における認識をお示しさせていただきます。
交渉項目につきましては、教育委員会として、局内の関係所管部署と連携を図り、大阪市学校職員労働組合と誠意をもって引き続き交渉を行ってまいりたいと考えております。
労使関係につきましては、良好な労使関係を構築していくためには、労働基準法などの関係諸法令や本市の条例等について、労使対等の立場で双方が遵守していくことが必要であると認識しており、大阪市労使関係に関する条例第3条並びに平成25年3月22日に双方で合意しました「確認書」に基づく交渉事項につきましては、労使合意に向けた十分な期間の確保に努めるとともに、誠意をもって交渉してまいりたいと存じます。
管理作業員の勤務労働条件につきましては、平成19年5月16日付 教委校(全)第19号「管理作業員の標準的な職務内容について」におきまして通知させていただいております。要員確保につきましては、厳しい財政状況や他都市の状況と比較・検討した結果、さらなる見直しを求められていることから、学校園については1名を基本とした単数配置への見直しに順次着手しております。1名配置とした時の職務内容については、「管理作業員の単数配置に伴う学校環境整備業務について」(平成31年3月15日付け 事務連絡)において、管理作業員が配置されている全校園に通知しております。
教育委員会といたしましては、子どもたちが安心して快適に過ごせる教育環境整備について直営を基本とした姿勢をふまえつつ、行政責任を明確にし、今後とも単数配置校等の実情を精査し、管理作業員が職務を効率的・効果的に行えるような業務執行体制を構築してまいる所存です。
労働安全衛生につきましては、職場における事故や災害を未然に防止し、管理作業員の安全と健康を確保するとともに、快適な職場環境の形成を促進することは、円滑な学校園の環境整備を図るうえからも、重要な課題であると認識しております。教育委員会として、労働者の安全と健康を守るために、これらを脅かすあらゆる要因を取り除き、公務災害根絶に向けた取組みを強化しながら、より有効な安全衛生管理体制を構築する必要があると認識しております。
(組合)
ただ今、教育委員会より、2020現業統一闘争の要求に対する現時点での認識が示された。
学職労は、去る5月11日の申し入れ団体交渉で要求内容に対する教育委員会側の考え方や認識を求め、引き続き、2020現業統一闘争における第1次のヤマ場である本日まで、小委員会交渉において、労使協議を行ってきた。
ただ今、教育委員会より、交渉事項について、誠意をもって、引き続き交渉を行うとの認識が示されたが、改めて何点かについて、教育委員会としての認識を明らかにするよう求める。
学職労は、円滑に業務を遂行していくためには、日常的に環境整備の把握を行なう管理作業員が必要であり、この間、培ってきた「技術・技能・知識・経験」を次世代へ継承していくことが不可欠であると認識している。
日々、学校園現場において市民・地域と身近に接し、市民ニーズに応えるための努力をしてきている管理作業員が将来にわたる安定した「質の高い公共サービスの提供」を行うためには、学校園現場における業務を教育委員会として現場実態を十分に把握する必要があると考える。
先ほど教育委員会から、「教育環境整備について直営を基本とした姿勢を踏まえつつ行政責任を明確にし、今後とも単数配置校等の実情を精査し管理作業員が職務を効率的・効果的に行えるよう業務執行体制を構築する」との考え方が示されたが、この間の長期間にわたる新規採用凍結や大幅な人員削減は責任ある行政サービス水準の維持にも影響するものと危惧している。
「単数配置校等の実情を精査し管理作業員が職務を効率的・効果的に行えるよう業務執行体制を構築」とは、教育委員会の考え方を示されたい。
業務実態にもとづく適正な要員配置は、たとえ職制責任による管理運営事項であったとしても、勤務労働条件に大きく影響を及ぼすものであることから、変更が生じる場合について健全な労使関係を構築し、労使対等の立場で提案以降、十分な期間を設け交渉・協議を行い労使合意が必要と考えるが、教育委員会の認識を明らかにするよう求める。
次に、労働安全衛生課題であるが、学職労は、「いのちと健康」「こころとからだ」を守る労働安全衛生対策の確立が「ゆとり・豊かさ」を追求するためには欠かすことのできない重要な課題であると位置づけている。
そのためにも、使用者として安全衛生管理体制ならびに現場労働安全衛生体制に対する安全配慮義務を果たし、「働きがい・やりがい」をもち業務に精励できる管理作業員室を含む職場環境改善が大変重要であると認識するところである。
労働安全衛生対策の共有化について、各職場で、公務災害や労働災害等の未然防止にむけ、関係法令を遵守し取り組んでいると認識している。
しかし、依然として公務災害や労働災害が発生しており、それらを根絶するためにも現場実態を十分に把握し、職員の安全と健康を守るために、これらを脅かすあらゆる要因を取り除くことが必要不可欠であると認識する。
この間、新型コロナウイルス感染の蔓延に伴い、4月7日に政府から出された「緊急事態宣言」が延長される中、大阪府においては「大阪モデル」により、5月16日から休業要請の段階的解除を決定し、大阪市として、5月21日付けで新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく「緊急事態宣言」の対象地域から解除されたことを受け、臨時休業措置を終了し、6月1日より学校園が再開されたが、新型コロナウイルスの感染拡大は、未だ終息の兆しが見えない状況にある。他の自治体においては学校園再開するも児童・生徒の感染が報告されている。そのような中、組合員は不安を抱えながらも、自らが責任と誇りを持って、日々業務に励んでいる。
大阪市・教育委員会として新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、特別休暇の付与、マイカー通勤の緩和、テレワーク制度などさまざまな感染防止対策が講じられているが、児童・生徒はもとより職員が安心して業務に従事できるよう、新型コロナウイルス感染症対策等あらゆる課題について交渉・協議を行い継続した対応を要請しておく。
次に、これから暑くなる時期においては、気温の上昇に伴い身体が順応しきれず、熱中症にかかる恐れがあるとともに、初期症状に見受けられる注意力の散漫など、結果として重大事故に繋がる可能性があることから、熱中症予防対策は極めて重要な課題であり、早い時期から重点的に取り組みを進めていくことが重要であると認識している。
全ての労働災害・職業病の一掃をめざすため、引き続き、大阪市管理作業員労働安全衛生委員会、大阪市管理作業員労働安全衛生委員会小委員会、学校園、労働安全衛生の役割を担う各級主任の役割を明確にし、連携をはかることにより公務災害・労働災害ゼロをめざす労働安全衛生対策の充実・強化を強く求める。
合わせて教育委員会通知文の取り扱いについては、管理職から職員に十分な説明と資料提供を行うことは管理職責任と認識させ、今後も引き続き使用者の責務として丁寧な対応を求めておく。
次に、人事考課制度についてであるが、制度については職制責任による管理運営事項であったとしても評価結果が給料へ反映することから、常に評価項目及び着眼点においても業務実態に応じた内容にするための検証を行うとともに、現在行われている観察について評価者、被評価者が十分に説明、理解ができ、職員の士気を低下させないような人事評価にするため誠意をもって職制責任のもと十分な説明を果たさなければならないと考える。
特に、絶対評価点が標準評価を受けているにもかかわらず、相対化することにより下位区分に位置づけられるなど、職員のモチベーションは低下している。
市側・教育委員会の一方的な思いで、相対評価の結果が勤勉手当にも反映されており、人事評価の相対化が導入されて7年が経過し、相対評価結果の給与反映によって組合員の生涯賃金における格差は広がることは、極めて問題である。
市労連交渉時における市側回答にある「職員の執務意欲の向上につながっている」とは認識できるものでないことから、あらためて、相対評価については即時廃止し、人材育成に主眼をおいた評価制度を構築するよう強く求めておく。
また、職員アンケートについて学校園で実施されていないことについて教育委員会の考え方を明らかにするよう求める。
次に、管理作業員に関連機器の対応についてであるが、各種申請において職場における共有パソコンを使用しての対応が図られているが、個人情報に関係する申請や、今回の新型コロナ感染症拡大防止の観点からのテレワークにおける職場からの連絡・指示等、多岐にわたりあることから管理作業員の職場環境の改善に関する事項であると認識するところである。
教育委員会として「働きやすい職場環境づくり」、「個人情報保護の観点」からも早急に関連機器の対応を強く要請しておく。
(市教委)
ただ今、委員長から、改めて私どもの認識をただされた所でございます。
本市を取り巻く情勢は、厳しいものがございますが、教育委員会として、これまで培ってきた皆様方との労使の信頼関係に基づき、それぞれの課題解決にむけ、学校教育の充実のため、今後も、より一層努力していく決意であることを、まず申し上げます。
委員長からご指摘いただいた点につきまして、管理運営事項と整理させていただきました事項も含めて、私どもの認識について述べさせていだきたいと存じます。
まず、これまで、大阪市学校職員労働組合の皆様方が、本市教育行政の円滑な運営のために、学校園の教育環境整備業務や子どもの安全確保などに関わりまして果たしてこられた役割と実績については、私どもも十分認識しているところでございます。
今後の交渉のあり方についてでありますが、教育施策の実施等に伴い、職員の給与・勤務労働条件に変更が生じる場合につきましては、十分な交渉期間を確保しつつ、合意に向け誠意をもって交渉してまいりたいと存じます。
まず、単数配置校等につきましては、はしごの使用を伴うような、労働安全衛生の観点から補助が必要な作業や複数人で取り組むことでより効率的に行える作業について、必要に応じて支援を要請し実施することで環境整備の維持を図ることを目的とした環境整備支援業務がございます。現行の取り扱いとしましては、支援を必要とする校園は、自校を担当する業務主任在籍校に支援を依頼して業務が実施されていきます。業務主任在籍校も単数配置の場合には、業務監理主任に支援業務の依頼が行われることになり、その旨は技能統括主任に連絡されます。
今後、現行の支援業務を、より機動性のあるものとして見直す方向で検討している所であり、詳細が決まり次第、改めてお知らせしてまいりたいと考えます。
こうして組織的な対応の元で支援業務体制等を充実させることで、より教育環境整備業務が効率的・効果的に行えるよう努めてまいりたいと存じます。
次に、労働安全衛生課題につきましては、職員が安全で健康に働き続けられるよう健康維持・確保に向けた取り組みを進めるとともに、教育委員会として職員の安全と健康を守るため、大阪市管理職員労働安全委員会及び大阪市管理作業員労働安全委員会小委員会で公務災害の発生原因や再発防止策など十分に協議し、各現場における公務災害・労働災害の一掃と未然防止に取り組んでまいります。
とりわけ、新型コロナウイルス感染拡大防止につきましては重要な課題と認識しており、その対策につきましては、日々状況が変化しているため、適宜見直しが必要であると考えており、必要に応じて誠意をもって交渉してまいります。
熱中症対策については、管理作業員は屋外など暑い場所で業務を行っていることから、重要な課題であると認識しております。これまで、管理作業員労働安全衛生委員会本委員会で協議してまいりました被服につきましては、引き続き協議を進めてまいりたいと考えております。
また、労働安全衛生に関する通知文等の取り扱いにつきまして、これまでも校園長に対して、各管理作業員へ周知を行うこと等通知してまいりましたが、校長会等を通じ説明を行うなど、丁寧な対応を行ってまいりたいと考えております。
次に、人事給与制度についてでありますが、人事評価制度については、評価結果を給与に反映させる制度となっていることから、職員に対する公平・公正性、透明性、客観性、納得性の確保が必要であると認識しております。第1次評価者(技能統括主任)、第2次評価者(校園長)及び観察者である業務監理主任に対して、その役割についての理解と認識を深めることを目的に、説明会や研修等を行っているところでございます。今後とも人事考課制度については、各種研修を行うなど職員に対する公平・公正性、透明性、客観性、納得性の確保に努めてまいりたいと考えております。
人事評価制度に基づく給与反映については、人事評価結果を活用しつつ、給与反映方法等を工夫することが、頑張っている職員に報いることであり、そのことが職員のやりがいや、ひいては、市民サービスの向上につながるものと考えております。
いずれにしましても、人事給与制度につきましては、市全体の動向も注視し、大阪市学校職員労働組合の皆さま方と、必要に応じて引き続き誠意をもって交渉してまいります。
また、職員アンケートにつきましては、昨年度よりマネジメントサポート制度を実施する中で、「校園長のマネジメントサポートシート」の自由記述欄におきまして、校園長への意見の他に、制度をより良いものとするため人事評価制度の運用に係る意見も記載できることとさせていただいております。この内容につきましては令和元年11月18日通知をさせていただいておりますが、本制度が昨年度より始まったこともあり、周知につきましては改めて検討するとともに更に丁寧に行ってまいりたいと考えております。
本要求につきましては、私どもといたしましても、現下の状況の中で、それぞれに大きな課題であると認識いたしており、今日まで築き上げてまいりました皆様方との労使の信頼関係の上に立って、引き続き教育行政を推進していく所存でございます。
今後とも、誠意を持って交渉を行ってまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いします。
(組合)
この時期をもって全ての事項を解決することになりえないが、本日以降の精力的なとりくみを重ね労使合意を前提に交渉については十分な期間と交渉時間の確保に努め、決定している管理運営事項について説明をおこなうことを教育委員会として、誠意を持って対応されるよう改めて要請しておく。
今後は、第2次交渉ゾーン10月22日を山場、基準日を10月23日とし取り組みを進めている。
再度確認をするが交渉のあり方について労使合意に向けた十分な期間の確保と誠意をもって交渉されるよう強く要請する。

令和2年9月17日(木曜日)

年末一時金に関する要求書申入れの議事録

(市教委)
それでは、ただいまから、大阪市学校職員労働組合からの2020年末一時金に関する要求書についての申し入れ交渉を行います。
(組合)
去る3月17日に市労連は、大阪市に対して「2020年統一賃金要求に関する申し入れ」の中で、期末一時金として年間5ヶ月分以上を要求しているところである。
これに基づき学職労としても、本年度の年末一時金として、月収の2.5ヶ月分以上12月10日に支給すること、また、支給方法についても引き続き改善をはかることを合わせて申し入れる。
さて、人事院勧告に向けた本年の職種別民間給与実態調査については、6月から賞与等の調査が先行実施され、月例給の調査は訪問時における感染防止対策を徹底したうえで、8月17日から9月末まで実施されることとなっている。
新型コロナウイルス感染症は、いまだに収束の兆しを見せず、緊急事態宣言解除後は感染拡大防止と社会経済活動の両立が困難を極めている状況にある。
このような環境のもとであっても、大阪市に働く職員は、自身が感染する不安を抱えつつも、市民サービスを低下させることなく自らが責任と誇りをもって、日々の業務に励んでいる。さらに、組合員の厳しい生活実態も考慮し、適切な賃金労働条件が確保されなければならない。
その上で、公平・公正で客観的な官民比較に基づき、月例給与の水準の維持を最低とするとともに、一時金については、職員の生活を守る支給月数を確保するよう求める。
また、市労連交渉において、人事委員会に対し、スミルノフ・グラブス検定を用いて平均値からの乖離が極端なデータの除外を行っているが、この手法は、正規分布であるデータに対して多く使われている手法であり、公民比較に使用すべきではなく、こうしたことが、職員の給与水準引き下げの要因となっていることは明らかであり極めて問題であること。市労連として、一定条件に基づいて抽出したデータである以上、比較対象とすべきであり、データを除外すること自体、職員の給与水準引き下げが目的であると認識しており、国、他都市と同様、従来の手法に改めるべきであると強く指摘している。
さらに技能職員の給与水準に関して人事委員会は、2015年に独自調査を行い、2017年4月に報告し、本年についても再度調査を行い、5月に「技能労務職相当職種民間給与調査の結果等について」を報告がされた。
結果的に市側から、給与の見直しは行わないとの考え方が示されたことは、市労連として当然の結果と認識しているが、そもそも、これら一連の調査及び比較は、技能職員の給与水準引き下げを目的とする市側からの一方的な依頼に基づくものであり、中立機関としての職務・職責の逸脱と労使による決定原則を否定しているということを、人事委員会自身が改めて自覚するよう厳しく求めている。
この間、組合員の生活は困窮している現状を十分把握しておらず、技能労務職員の給与の削減ありきであり、到底納得できるものではない。
次に、職員基本条例に基づく相対評価について、人事評価制度の目的が人材育成であることから、相対評価導入に対しては本来の趣旨から逸脱しており、制度そのものを容認できるものではないと繰り返し指摘してきた。
特に、絶対評価点が標準評価を受けているにもかかわらず、相対化することにより下位区分に位置づけられるなど、職員のモチベーションは低下している。市側、教育委員会側の一方的な思いで、相対評価結果が勤勉手当に反映されており、それによって支給額の差は元より、生涯賃金にも大きく影響を及ぼすことから、相対評価については即時廃止し人材育成の観点からの評価制度として構築するよう強く求めておく。
合わせて、現在の給料表構造と昇給制度においては、給料表と昇給制度の乖離が大きく、各級最高号給に位置付けられて昇給や昇格ができない職員が多数存在しており、職員の勤務意欲の観点からも早急に抜本的な見直しが必要であることから、教育委員会として、総合的な人事・給与制度の構築するよう求める。
学職労としても、新型コロナウイルス感染症における、感染拡大防止と社会経済活動の両立が困難を極めている状況や大阪市の財政問題は避けて通れないとは認識するものの、「技能労務職員給与の見直し」、「相対評価による勤勉手当の反映」の即時廃止を行い、給与制度等に関しては、各級最高号給に多くの組合員が位置付けられ、低下しているモチベーションの向上をはかることは、市政運営においても重要であることから、給料表構造等の抜本的見直しを行い、人事・給与制度全体にかかる総合的な制度として確立をさせ、大阪市・教育委員会としての使命と責務を果たされるよう強く求める。
本日は年末一時金の申入れであり、この問題は従来どおり市労連統一交渉によって解決をはかられることを合わせて申し入れる。
最後に、今回の年末一時金の申し入れにあたり、賃金・労働条件の決定については、労使の自主的・主体的な交渉・協議と合意を遵守するべきと考えるが、教育委員会の考え方についてあらためて確認したい。
(市教委)
ただ今、委員長より年末一時金についての申し入れをいただいたところでございます。
まず、はじめに、この間の新型コロナウイルス感染症の感染予防に関し、状況が目まぐるしく変わっておりますが、組合員の皆様方には、これまでに経験のない状況の中で子どもたちの安心安全や学力保障のために日々ご尽力されていることにつきまして、あらためて感謝を申し上げます。
本市の当初予算編成に向けて試算した令和3年度概算見込は、新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、通常収支不足が大幅に悪化しており、今後の感染症の動向次第では、市税収入の更なる悪化に加え、社会保障費関係経費や感染症対策経費の増大、さらには国の財政状況の悪化等により、一般財源総額の確保も困難になることも考えられ、本市財政収支が想定以上に悪化することも懸念されております。
令和3年度予算編成方針におきましても、これまでと同様、補てん財源に依存することなく、収入の範囲内で予算を組むことを原則とするなど、将来世代に負担を先送りすることのないよう、財政健全化に取り組むとともに、「令和3年度市政運営の基本的な考え方」に基づき、限られた財源のもとで、一層の選択と集中に全市的に取り組むことを基本として、ひとまず予算編成をスタートさせることとしております。
私ども公務員の給与等勤務条件に関しては、各方面から強い関心が寄せられているところであり、制度の透明性を確保し、より一層、市民に対する説明責任を十分に果たすことが求められております。
しかしながら、私どもといたしましても年末一時金は、教職員の生活に直結するものであり、モチベーションの向上等に大きく影響する重要な課題だと認識しております。
本日いただいたお申し入れの内容については、先ほどお示しした本市の厳しい財政状況や諸情勢を、十分配慮しながら検討してまいりたいと考えております。
(組合)
ただ今、2020学職労年末一時金要求の申し入れに対し、教育委員会から、取り巻く状況について述べられたところであるが、組合員がおかれている非常に厳しい実態を充分に認識し、教育委員会として今後も誠意ある対応をされるよう改めて強く要請しておく。
学職労は、組合員の生活の維持・改善と働くものの権利を守ることを最大の目標におきとりくみを進めている。
組合員の生活実態は以前にも増して厳しいものとなっていることと合わせ、新型コロナウイルス感染症においても自身が感染する不安を抱えつつも、市民サービスを低下させることなく自らが責任と誇りをもって、日々の業務に励まなければならない、さらに将来への不安の中で暮らしている状況を放置できるものではなく、使用者である教育委員会の責務において、組合員のおかれた状況を十分踏まえ真剣に対処することが重要であり、教育委員会の誠意ある回答を求める。
(市教委)
繰り返しとなりますが、特に公務員の給与等については、厳しい対応を迫られているのが実情でございます。
なお、賃金・労働条件の決定についての私どもの姿勢について確認を求められましたが、給与等勤務労働条件については、当然のことながら労使交渉事項であり、誠意をもって、十分な協議のもと交渉を進めてまいりたいと考えております。
いずれにいたしましても、本日申し入れの内容については、「市労連」の統一交渉の場で、引き続きご協議させていただく所存でありますので、本日のところはご理解を賜りたいと考えております。
要求書
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令和2年9月17日(木曜日)

自治労現業・公企統一闘争に関する要求書申入れ (第3回小委員会交渉)の議事録

(市教委)
すいません、お待たせいたしました。では、ただいまより大阪市学校職員労働組合から現業統一闘争として申入れのありました事項に関わります第3回小委員会交渉を始めさせていただきます。
本日の小委員会交渉の進め方でございますが、申入れのありました事項に関わりまして、各担当から本日時点の市側の回答案を御説明させていただきます。その後、学職労の皆様と各交渉事項につきまして折衝してまいりたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
それでは、本日時点での回答案を各担当から御説明させていただきます。時間の関係もございますので、申入れの項目内容の読み上げは省略させていただきます。それでは、資料を配付させていただきます。
それでは、まず第1項目めでございます。良好な労使関係を構築していくためには、労働基準法などの関係諸法令や、本市の条例等について労使対等の立場で双方が遵守していくことが必要であると認識しております。大阪市労使関係に関する条例第3条並びに平成25年3月22日に双方で合意しました確認書に基づく交渉事項につきましては、労使合意に向けた十分な期間の確保に努めると共に、誠意を持って交渉してまいりたいと存じます。
(市教委)
すいません、続きまして、2項目めについてお答えいたします。下線部のみの回答とさせていただきます。
管理作業員の勤務労働条件につきましては、平成19年5月16日付教委校(全)第19号管理作業員の標準的な職務内容についてにおきまして通知させていただいております。要員配置につきましては、厳しい財政状況や他都市のほうの状況と比較、検討した結果、さらなる見直しを求められていることから、学校園につきましては、1名を基本とした単数配置への見直しに順次着手しております。1名配置としたときの職務内容につきましては、管理作業員の単数配置に伴う学校環境整備事業について、令和2年3月16日付事務連絡において管理作業員が配置されている全校園に通知しております。教育委員会といたしましては、子どもたちが安心して快適に過ごせる教育環境の整備について、直営を基本とした姿勢を踏まえつつ、行政責任を明確にし、今後とも単数配置校等の実情を精査し、管理作業員が職務を効率的、効果的に行えるような業務執行体制を構築してまいる所存でございます。
(市教委)
続きまして、3項目めでございます。教育委員会では、職場における事故や災害を未然に防止し、管理作業員の安全と健康を確保するため、大阪市管理作業員労働安全衛生委員会を設置し、定期的に開催することで安全衛生体制の機能強化を図っております。労働安全衛生委員会では、公務災害の発生についての原因や再発防止について協議を行い、平成21年12月に安全作業の手引きを発行し、その後単数配置校や単数勤務時、高所作業時の安全確保等の必要事項について随時改定を行ってまいりました。しかしながら、毎年依然として災害は発生しており、中でも業務主任制度要綱に具体的役割として、公務災害防止対策を推進することが明記されている主任が当事者となり被災する事案も発生しております。公務災害を防止し、労働安全体制の機能強化を図るために職員研修、主任研修の充実を図り、公務災害、通勤災害防止の取組みに努めております。また、管理作業員は屋外などで暑い場所で業務を行っており、夏期には「心と身体のお話」や労安通信において、熱中症対策について講演会を通知し、管理作業員で周知をしているところですが、近年の夏期の気温上昇に加え、感染症拡大防止対策のためマスクを着用しながら作業を行うなど、熱中症のリスクが非常に高くなってきております。令和2年9月に労働安全衛生委員会発行の安全作業の手引きを改正し、熱中症対策として、空調ファン付作業着、冷却ベスト着用時の注意事項を追記し、各校園で管理作業員の熱中症対策について取組を行うことを各校園長へ通知しております。また、夏用作業服についても安全衛生委員会に御意見をいただきながら、生地の改善の取組を行っているところです。感染症対策としましては、令和2年4月に学校園における新型コロナウイルス感染症対策マニュアルを感染状況に応じて随時策定し、各校園長に対して通知し、教職員に対して周知徹底し、感染症防止対策に努めることとしております。また、定期的に発行している「心と身体のお話」に感染症流行期における心のケアなどについて掲載し、教職員に対して通知を行うことを校園長に通知しております。今後も労働安全衛生法に基づき、労働安全衛生委員会で調査、審議を行い、安全衛生管理体制の充実、強化、公務災害防止、安全と健康の維持、確保に向けた取組を進めてまいります。
(市教委)
続きまして、5項目めでございます。公民比較及び技能労務職給料表の改定に当たりましては、本市全体の動向を注視してまいりたいと思います。
(市教委)
続きまして、8項目めでございます。教育委員会といたしまして、平成30年1月9日付教委校(全)第46号を通知し、各校園の大規模災害時初期対応マニュアル作成を各校園長に指示しており、各校園で作成する大規模災害時初期対応マニュアルでは、全教職員の役割分担等を明記することとしております。各学校園においては、災害発生時について、管理作業員を含めた教職員の力が十全に発揮できるよう、必要な体制、対策の構築に努めているところです。また、災害時における勤務労働条件につきましては、十分な労使協議を行ってまいりたいと存じます。
(市教委)
続きまして、9項目めでございます。本要求の趣旨につきましては、極めて重要なことであると認識しているところです。学校園には様々な職種の方々が勤務されており、子どもたち、学校教育の充実のためにそれぞれの役割を果たされているところであります。私どもとして、健診の実施やあらゆる機会を通じて、今後も指導、啓発に努めると共に、学校教育のさらなる充実を図るため、管理作業員等、皆様方の担っている役割、職務等について、特に学校管理職に対してより一層の徹底を図ってまいりたいと存じます。制度の廃止、改善に当たり、賃金、勤務労働条件等、交渉に関する事項につきましては、市全体の動向を見ながら、誠意を持って交渉してまいります。また、差別事件、差別事象への対応についてでありますが、差別事件、差別事象を発生させないことが何よりも重要であると認識しているところであり、差別事象についての確認、指導など速やかな対応を図ってまいります。
現時点での回答案につきましては、以上でございます。
続きまして、折衝に当たりまして、各交渉事項につきまして何かございましたら、委員長、よろしくお願いいたします。
(組合)
2項目めの1名を基本とした単数配置への見直しという部分については、いつまでにこれを全部完了させる、シミュレーションおいているんですか。
(市教委)
まだちょっと途中の見直しも含めまして、シミュレーションの完了時期は、すいません、できておらないんですけれども、今現在、小学校で145校、中学校では40校の単数化となっております。
(組合)
これ、あれ、見直しも含めてあるねんけど、今の単純な定年退職の数だけで拾っていくとか、そういうこともしてない?
(市教委)
定年退職だけではなくて、早期退職、それから、転任等の要素もありますので、そうですね、まだちょっと単純にそこが測れないなと考えておるんですけれども。
(組合)
今の現状のこの単数配置の中で、再任用だけの単数配置というのはあるんですか。
(市教委)
基本的には置かないようにしているんですけれども、1校だけ、阿倍野区にあります。
(組合)
どこ。
(市教委)
阿倍野区の昭和中学校であったはずです。
(組合)
はずですとかって、そういうものじゃなくて、そこやねんやろ。自分とこが配置したんやろ。
(市教委)
はい。
(組合)
それ、再任用1名で配置してんの?
(市教委)
はい。
(組合)
ほんなら、前から言うてるねんけど、正規職員というか、現職の人間、再任用も現職というか、職員という位置づけやけれども、複数配置されているところでも正規、正規となっているところありますよね。それを何で正規を1にしたりとかしない?
(市教委)
まあ。
(組合)
再任用職員というのは、言うたら短時間なり、1日7時間何ぼのやつでもどこか1日休みますよね。学校にとってはあれちゃうんですか。校務に支障をきたすというふうに思うんやけど、1日空くというの。それやねんやったら、正規を、2枚正規をおるとこ、1枚めくって、ちゃんと正規のところを1人おるところに再任用をかますとかという考えを持たないん?
(市教委)
イレギュラーなケースと承知しているんですけれども、学校の意向や規模、人数等の中から、ここについては今、再任用の方1名だけの状態になっておる実情がございます。
(組合)
実情は分かってるんやけど、そういうふうな考えはないの? 何でそうしないんですか。本来、単純な考え方でやっぱり7時間45分、28日間かずっと、1か月間べったりちゃんと、360、1年間でもかめへんけど、ずっと働いているというのがまずベストやというように認識するんですよ。そしたら、何で再任用職員の1人だけが単数配置ぽんと入って、正規2人おるところおるのかなという疑問ですわ。なぜ。
(市教委)
もちろん、これがイレギュラーなケースではあるんですけれども。
(組合)
イレギュラーなケースは分かってる。また今後、次年度、ほな、どないすんのと聞いてんの。配置のところは自分とこが管理運営事項か知らんけれども、配置された後の学校現場というのは問題あるんちゃうんですかという指摘ですわ。
(市教委)
はい。確かに御指摘のとおりだと思いますので、実情も合わせて検討していきたいと思います。
(組合)
具体的にどういうふうに検討されるんですか。
(市教委)
学校の意向もちょっとくみ取りながら。
(組合)
学校の意向って何なん、それ、よう分かれへん。再任用をくれとか言うの? そういう意向? ちゃう、別にこれは単数校になるというのはもうしゃあないやん、この何年間、単数が増えていくというのは、現業職員が採用されてない中でそうなっていくというのはもう何年か前の現闘でもそういう話が出てきているから、それは理解するねんけど、配置される職員の部分の役割というか、そこのとこが違うでしょうと聞いてんねん。同じ職員やったとしても言うてるように短時間勤務の人やったら6時間か。それで1週間、5日間働きます。それでも普通で言うたら、8時から4時半までの期間空きますよね、別の時間か前の時間か分かれへんけど。ほんで、フルタイムの人やったら1日空きますやんか、どっかのとき、どっかの曜日に。それやねんやったら、正規1枚そこに放り込んで、その再任用さんを正規と組ましたらどうなんですかって。2枚組んでるところ、2枚正規、おるでしょう? ほな、そこ、1枚めくって、そこを再任用にして、ここの1枚めくった正規を単数配置校のところへ持っていくような考え方、ないんですかと聞いてんねん。学校の要望とか言うけど、学校は、ほな、再任用くださいと言うんですかという話。そういうことなん?うちとしては、やっぱり7時間45分べったりおるほうがベストやという認識ですわ。
(市教委)
はい。
(組合)
何でそういうふうな人間が、正規の人間が2人はまってるところもおるのに、そいつをこういうふうに動かさないんですか。学校実情とかってそれ何なんですか、ほんなら。
(市教委)
ちょっと立ち入った部分もありますけれども、周年事業を抱えていたりで、人にちょっとまつわる部分で、この人でぜひともお願いしたいというようなお話が来るケースもございます。その中で、本当はフルタイム、ないしは本務の方に当たっていただくところ、中途的な措置で結果的に再任用になった方に継続で入っていただいたケースかと認識しております。
(組合)
全然分かれへん。
(市教委)
すいません。
(組合)
何言うてるか、全然分かれへん。もともとそこにおって、その人が退職してそのまま再任用になられたということ、そういうこと?
(市教委)
この昭和町の場合は、この人でないとちょっと困りますというお話があったように記憶しています。
(組合)
そんなん、ありなん? そこは自分とこの管理運営事項の話やけど、そこのその人しかあかんってそんなことないやろ。管理作業員なんか、誰がおっても一緒ちゃうんか、そんな。ちゃうんですか。その人やないと駄目やとか、再任用の人やで。そんな答えないんちゃうん。
(市教委)
イレギュラーなことは間違いないので。
(組合)
イレギュラーは分かったというねん。イレギュラーや、今年はな。しゃあない、もう配置してるから、それをめくれなんて言うてないやんか。次年度に向けて、ほな、どんな考え方持っているんですかと聞き直すわ。そういうの、おかしいんちゃうんかなとこっちは思うんですよ。さっきも言うたけど、やっぱり7時間45分べったりおるほうがベストやと思うんです。校務に支障きたせへんと思うんですよ。再任用が1人でおるよりも。だから言うてる、何回も言うてる、自分らよう知ってるか分かれへんけどやな。6時間の人間やったら、1日1時間45分抜けるんでしょう。前か後ろか分かれへんけど。困りませんか。俺は困ると思うんですよ。7時間45分働いてる人があって、1日どこかようけ休みますやんか。学校1日空になりますやんか。管理作業員、空になったら困るいうことでこの間やってきてますやん。それやねんやったら、言うてるように、2枚正規おるとこは、1枚めくって、めくると言うか、その1人の人を単数配置校に入れて、再任用の人を正規と一緒に組ましたらどうなんですかということやん。学校のイレギュラーとかな、校長がこの人だけじゃ駄目とか言うて、そんな話ないんちゃう。そんなんで人事って決めるんですか。
(市教委)
もちろん、そこだけではありませんけれども。
(組合)
ほな、何あんの?
(市教委)
こちらでも学校規模や予算、いろんな事情あるのを加えて、最終的に。
(組合)
学校規模や予算で再任用1人ってするん。学校が困ろうが関係ないんか。
(市教委)
いや、あの。
(組合)
認識ずれてないんかな。現場に管理作業員が空くことなくおるというのがうちらの基本やんか。現業職員としたら。1日空くやん、やっぱり。さっき、何回も言うけど。そんなんよりも7時間45分べったりおるほうがええんちゃうの言うて。ほな、そこの学校は再任用であって、その人で1日空こうが、6時間で1時間45分なくなろうがその人のほうがええということやな。
(市教委)
今、現在。
(組合)
それは主任よりもや、ほんだら。この話はしてええんかどうか知らんけどもやな、ええ? 一般の管理作業員より再任用のほうがええということやねんやろ? ほな、主任は何してんねん、自分らの任命というか、自分らの人事のやり方ってどういうことやねん、それ。校長に頼み込んで、これですわという話かいな。来年度もそういう話がいっぱい出てきたら、再任用の単数配置がずっとなっていく可能性もありということやねんな。一職員とカウントするんやろうけど。
(市教委)
それと、普通の状態にはさすがになり得ないとは考えるんですけれども。
(組合)
ちゃう、ちゃう、今の昭和中が普通の状況じゃないというのは認識してはんの。イレギュラーなんやろ? それを次年度、ほな、そのイレギュラーをどういうふうに解消していくかというのを聞かせてくれというてんねん。聞かせてください。
(市教委)
今、申し上げられるとしたら、また学校の意向も確認した上で、もちろん。
(組合)
学校で確認てよう分からん、再任用って1年、1年の採用ちゃうの? それやったら普通の管理作業員そこに放り込んで、5年間ちゃんとしているほうがいいんじゃないの?管理作業員って、ほなら、その人じゃないとあかんというその学校かいな。ほな、その人、再任用期間終わりました、ほな、会計年度任用職員になりました、それでもずっとそこにおるということかいな、そこの昭和中学に、校長がそこのそういう人やったら。ほな、3年か4年ぐらいで校長が異動して、ほな、こいつ要らんわってなんのかいな。そんなあほな話ないな?
(市教委)
もちろん、通常のルールには戻すべく、そこは動く必要があると考えております。
(組合)
だから、来年度そういうふうに考えを持って対応するということか、今の現時点では。
(市教委)
そうですね、事情は確認したいと思いますけれども、通常のルールに……。
(組合)
そこに配置する、配置せえへんというのはもうしゃあないわ、もう聞いてもしゃあないから、それ、管理運営事項なんでしょう。でも、学校への運営に関わる部分で言うたら、やっぱりそこに正規放り込むのがベストじゃないの?
(市教委)
はい、そうですね。
(組合)
それなりに仕事ができるいうて、皆統一的に作業しましょうということで、この間動いてるから、誰が行ったって一緒ちゃうの? そういう、この人じゃないとかいう理由がよく分からない。
(市教委)
通常ルールに持っていけるように注意いたします。
(組合)
それと、そこの一番最後の行、職務を効率的、効果的に行えるよう業務執行体制を構築していくって、具体的にどういうことなんですか。
(市教委)
ルールを守って、情報の……。
(組合)
ルールを守ってって、自分らルール逸脱して、そんなとこでどうやって業務執行体制、構築していくの? 今言うたように。人事異動のルールも無視してるのに、どうやって管理作業の業務執行体制、構築していくの、ルール守ってというのは。どういうこと。
(市教委)
特殊ケースの分とは、すいません、さすがにそこはちょっと並べて、話がしにくいんですけれども。
(組合)
ほんなら、どういうふうにしたら話してくれるの、話しにくかったら。どう質問したらええん。質問とかいうの、いろいろ事情なんかいう、ちゃんと引き続いてるんやで、そんな、単発、単発でそんなことなれへんで。
こればっかりやってもしゃあない、もうちょっとそれはちょっと、次年度に向けて具体的にどういうふうな考え方をするかとかいうの、それを聞かせてもらうぐらいの管理運営事項だったら問題ないわな?
(市教委)
説明ということであれば、御質問については、お答えさせていただきたい。
(組合)
具体的にどう配置するのか、せえへんとかというのは、それは管理運営事項やと認識している。
(市教委)
そうですね、管理運営事項の説明が必要ということで、我々のほうで判断させていただいた場合は、そういう場はつくらせていただくのかなと思います。
(組合)
配置した後に、これ、何でそういうふうな配置をされたんですかと聞くのは問題あんの?
(市教委)
質問、お答えできる範囲で、そこも我々の判断になってくるかとは思うんですけれども、ちょっと学校特有の事情であるとか、先ほど申し上げたような、人に関わってのとこになりますと、ちょっとお伝えできるところあるのかもしれませんけれども、そこも個々に判断して必要あれば説明させていただくのかなと思いますが。
(組合)
だから、今度、これからちゃんとそういうふうに説明求める場をつくってもらうということでよろしいな。次年度な。
(市教委)
そこもお答えできる内容で、御説明する必要があればということにはなるんですけれども。今ちょっと、ルールを、基本的なルールをベースに来年度のほう、検討していくということで申していますので。
(組合)
でも、もう1回あれやわ。職務を効率的、効果的に行えるよう業務執行体制を構築してまいりたいって、具体的にもう1回教えてほしいねん。
(市教委)
口下手ですいませんけれども、引き継がれてきた経過及び一定のルールに従いまして、情報やり取りさせていただき、御意見いただくべきところでは御意見も伺って、労働条件について適正に回していけるように進めさせていただくということです。
(組合)
そこだけとらまえて言うたんやけど、その前文のところの今後とも単数配置校の実情を精査し言うて、これ、毎年この文言出てるんやけど、具体的に教育委員会として単数配置のところの実情ってどういうふうな精査をしたん?
(市教委)
学校の敷地面積や児童数、それから実際に工面できる予算というのも厳然としてありますので、そうした要素と、それからもちろん一方的にこういうふうにさせてくださいということにはなりませんので、学校の意向も考え合わせながら、最終的にはどこに単数校を配置するか、教育委員会で決定してまいりますけれども。
(組合)
いやいや、単数配置校等の実情を精査し言うから、何を精査したんですかと聞いている。
(市教委)
はい、それが学校側で言いましたら、児童数や敷地面積、それから学校としての意向ということになってまいります。
(組合)
それだけ。ほんなら、学校の敷地面積は小さかって、子どもが少なかったら、すぐそこ単数配置校になるということになる?
(市教委)
それが、またそれですと学校の意向も入っておりませんので。規模の小さい順から確かに目星は立てていくかもしれませんけれども、児童数だけ、敷地面積だけでそこはすいません、決定はしておりません。
(組合)
これだけで言うてもしゃあないから。
あと、ごめん、2ページの労働安全のところなんですけど、中段というか、前段か、業務主任制度要綱に具体的役割として公務災害防止の推進云々かんぬん、そやねんけど、被災する事案が、主任が当事者になって被災する事案が発生している。職員研修、主任研修充実を図って、公務災害防止の啓発に努めております。発生しているから、こういうことをやって主任の事故、公務災害をなくそうということやな?
(市教委)
はい。
(組合)
そういうことなん?
(市教委)
はい。主任も含めて管理作業員全体の公務災害が減らしていただいていけたらと考えています。
(組合)
具体の研修の中身云々については、管理運営事項と認識するので聞きませんけど、でもずっとこの間やっていても公務災害は発生しているということは、その研修のやり方が何らかの問題点があるという認識をするんやけど、どうですか。
(市教委)
確かにおっしゃるとおり、災害、少しずつ減ってはいるんですが、ゼロにはなっておりませんので、おっしゃるとおり、さらに研修の中身ですね、今年度は対面式の研修ができなかったので、書面でしか送ることができなかったんですけれども、来年度については、コロナの状況もあるんですけれども、昨年度同様、衛生管理の関係で改めて労働安全衛生委員会などとも意見を聞きながら、確実に伝わるような研修を検討していきたいと考えております。
(組合)
研修の部分で、今年、この間やっさもっさやりましたけど、7月の21日付の発文の中に、8月7日に研修資料を配付して云々かんぬんと、研修、締切りは8月の24日というふうなことの文書が出ていました。出ていましたけど、実際問題8月7日の日には全管理作業員に対してその書類は届いてなかったという事実がありますよね。ありました。その、この間全部この文章見ていると、校園長に周知しているとか、校園長に通知しているとかいう部分だけしか載っていないんですけど、周知するだけではそういう問題はやっぱり一向に減らないということ、今回事実としてありましたよね。今後、その対応についてはどないするんですか。研修、研修は、言うたら管理作業員の研修は、教育委員会が主催の下できっちりやらないといけないやつですよね。だから、そういうふうなことも含めて、やろうとそちら側はしているにもかかわらず、管理職はそういうふうな文書を出せない、ましてやBeeネットポータルで個人で見よう思ったって、あれ、管理職の決裁か何か要るんやろ? 俺ら一般のやつが見られへん。パソコンのやつはもう1回後から言うけど。
(市教委)
そこは、8月7日の通知が教職員人事のほうから出されていたかと思うんですけれども、労働安全衛生に関する研修の資料なので、給与・厚生からもやはり校園長に対して、何かしら必ず渡してくださいということをやっぱり給与・厚生も責任を持って言うべきだったというところは反省しておりますので、また次年度、同じようなことがないように、配る資料を、もし配る資料ということであれば、配る時期を早くするだとか、今回の誤りを二度と起きないような形で検討していきたいと思っております。
(組合)
ずっとこの問題は資料とかも含めて、今年配られなかったこともあったけれども、配られたとしても、いつも管理作業員は職員室のところの透明ケース、クリアケースの前にぽんと置かれて、趣旨、目的も含めて説明もされていないというふうなん、この間ずっと訴え続けてきていますよね。言うのやったら、パソコンで送られてくるメールのところで、ちゃんとそれは本人に確認したんかどうかと、そういうなんも入れたらどうですかということやっても、一向にそういうふうな改善されてなかったというのが、今回それで出てきましたね。だからこの検討すると言うんやったらもうちょっとそれはできるようにちゃんとしてもらわないといけないし、ほんで、言うたら8月7日に全部配れてなかった資料、何校あって、具体的にどういうふうに対応したんかというのはどういうことなん。全部、数、教えてくれるかな。
(市教委)
すいません、まず、主任研修資料とそれから夏期全体の研修資料につきまして、20校で8月7日当日に配ることができなかったというのは確認いたしました。管理作業員の方々にも迷惑をかけて、そこは大変申し訳なかったと存じております。
(組合)
ほんで。
(市教委)
この後はちょっと同じことがおきないように、我々はもちろん校園管理職に、そして現管ラインを通じての情報周知と、まだ届いていないところについては声がけのほうも併せてしていけるようにしたいと思います。
(組合)
それは今後ということ?
(市教委)
はい。
(組合)
それは別に研修資料だけじゃない、今も言うたけど、全部に、管理作業員に配られる資料全てにおいてやで、校園長宛て誰々、校園長宛ての文書、管理作業員に関わる問題も含めて全部そういうことにしてもらわな困りますけどね。今回もその研修資料だけじゃないんですよということですよ。毎回この間訴えてんのは。それをさっきから一個も改善されてないですねということを言うてんねん。それは現管使ったりとかするということなんですか。
(市教委)
はい。
(組合)
本来、教育委員会から校園長に対して出す文書なんていうたら、そこらの管理監督責任の問題やろ言うねん。本来は管理職がちゃんと管理作業員に対してやな、説明して、書類を見て、出せば問題ないことやんか。だから、ここで書かれているように全部周知するとか、周知しただけったらあかん。だからもっと具体にどういうふうに校長が管理作業員に対して手渡しするとか、全部出してくれって、前から言うてるやん。現管使うのは後の話や。まず管理監督者の人間がきっちりできてないと、それを研修どうするとか、そのほうが早いんちゃうん。
あと4ページ、下から必要な体制、対策の構築に努めてると言うて、全職員の役割を明記することとしていると言うけど、その学校園におけるマニュアルなんかで言うたら、管理作業員、ぱっと名前を入れられて放ったらかしにしているとこ、ありますよ。具体の中でも説明もなし。ということは、さっきの話と全部つながんねん。
あと、5ページか。今年度、賃金、労働条件あらゆる差別制度じゃないけど、職業差別含めて、何件あったんですか。
(市教委)
差別事案と呼ばれるものについては、我々のほうではちょっと把握はしていないということです。
(組合)
管理作業員に関わる部分やな。
(市教委)
管理作業員に関わる部分。
(組合)
職業差別とここでは言うてるけれども、大きな問題がなかったの。
(市教委)
大きな問題ですか。
(組合)
ここに書かれているのは、学校管理職に対してより一層の徹底を図ってまいりたいと存じますだけやねんけど、管理作業員の世界には、学校園だけじゃないよね。営繕園芸事務所もサービスセンターもありますよね。そこにはどういうふうに徹底しているんですか。行くんですか。
(市教委)
ちょっと、差別に当たるかはあるんですけれども、職員間でトラブルがあったのは事実です。
(組合)
あったんでしょう?
(市教委)
はい。
(組合)
あったんやったら、中身は別にどうか知らんけど、どういうふうに対応したとか、今後そういうことについてどういうふうに対応していくとか、いうふうなことを聞きたい。
(市教委)
もちろん、加害、被害の関係がありまして、加害のほうにはルールに従った処置を行っております。
(組合)
学校管理職に対して、な、より一層の徹底を図ってまいりますと書いてんのやったら、営繕園芸事務所、どういうふうな対応するんですか。事象あったと、あったんでしょう?今後どうしていくんですかということ。営繕園芸事務所は。結局、営繕園芸事務所学校業務サービスセンターについては、管理職的な人間がいてないじゃないですか。この間の歴史的な部分で、自主運営、自主管理という名の下に、自分ら現場の人間に任し切ってきたやんか。そういう弊害が、今回そういう問題が出てきたんちゃうんですかということや。そないなってきたら営繕園芸事務所のシステムとか、具体的にどういうふうになっていくんかなというのは聞きたいわな。営繕園芸事務所、統括だけ、今、統括おれへんわな、言うたら。もともとは。業務監理主任だけが回していたんでしょう。ね、ほな、今後どうするんですか。教育委員会から1人、管理職的な立場、係長クラスの人間が行くんですか、来年度から。そういう問題があったときに。問題があったときにちゃう、問題があったから、次年度どういうふうに体制を構築していくんですかということですわ。
(市教委)
この部分につきましては、業監だけではなく、現在少なくとも朝、夕方、吉所のときに統括にも入っていただいて、より管理が適正できるようにしておるところです。
(市教委)
来年、来年。それは今です。今後どうしていくんですかというところを聞いてらっしゃる。
(市教委)
管理職は私ですので、その対応について、今現在こうするというのはございませんけれども、対策を考えていきたいと思います。
(組合)
なんでやねん、それは前に預けた宿題ちゃうんか。どういうふうにしていくとかいう答えを。自分が毎日行くんか。
(市教委)
すいません、そこは今ちょっとこうですというのは申し上げられません。ただ、すいません、今、営繕とサービスセンターの2つで御指摘いただいているんですけれども、体制的な話とは若干違うかもしれませんけれども、次年度の分で言いましたら、苗代のサービスセンターと主任室を営繕園芸事務所が入っているもと立葉小学校のほうに移転する計画を持っております。併せて、まだちょっと予算的な部分もございまして確定的ではないんですけれども、築港につきましても立葉小学校のほうに集約したいという考えがございます。
(組合)
移すのは知らんよ、やったらええやん。違うやん。俺、聞いているのは、移すんやろ、移したらどういうふうに人の使い方をするんですかということ、聞いてんや。もともとおれへんから、そういう問題が発生したんちゃうんですかと聞いているん、まず1つ。ほんで、事業の統括が行ってはるんですか、毎日朝、挨拶、おはよう言うて。行ってはるんですか。
(市教委)
はい。
(組合)
ほんなら、今年はしゃあないやんか言うて。次年度どういうふうに体制するんですかと聞いたら、苗代移す、サービスセンターを移す。移すのはかめへんやん、そら、管理運営や、自分らとこがそういうふうに動かすいうふうに決めんのや。どこかにまた正式に出るんやろうけど。その後どういうふうに、営繕園芸事務所、自分らが言うて書いてるように、何や、何や効果的、効率的か何か、業務執行体制につなげていきたいんやろ?
(市教委)
はい。
(組合)
ほな、具体的にどういうふうな回し方をすんのかな?
(市教委)
これまではそこに常駐していなかった統括主任もそこに常駐する形になってまいりますので、今まで以上に管理については果たせるかと考えております。
(組合)
それは何、事業の統括だけがやるということ?
(市教委)
そう考えておりますけれども。
(組合)
何でやねん、苗代事務所の統括、行くんやろ? 5人、全部が。悪いけど、ほんなら、大阪市の現業管理体制、あるわね、統括、な、管理作業員の統括だけでもええわ、管理作業員の統括というたら、何や、自分とこ勝手に校園の統括とか、事業の統括で分けているから、事業行っても事業の統括だけしか見いひんということなんかいな。本来、そういう職務職責に応じた給与体系になって、統括とか業務監理とかって与えられた役職ちゅうのは、どこへ行ってもその役割をせなあかんのでしょう? 自分らとこ、勝手に決めてるだけやんか。事業の統括か、事業の主任とか言うて。
事業の統括だけずっと、5人行くけど、事業の統括が事業、それ、ずっと見ているということやな?1人でまた見るということやん。そんなシステムないよな。ほな、校園の統括4人って何しはんの? それやねんやったら、事業所の現業管理体制と校園の現業管理体制の主任選考をきっちり分けてくれな、問題あるんちゃいますか。
この間、ずっとパソコン関係、去年からの引き続きの問題ありますわな?これ、答えないねんけど、現状どうなってるの?
(市教委)
現状としましては、我々もパソコンの整備について管理運営事項ということで、お願いしておるところですが、昨年度も十分な活用ができない環境が続いているということで御指摘いただいておりまして、昨年度の対応としては人事評価に向けて共用パソコンの利用方法でありますとか、周知させていただきまして、あとちょっとお叱りもいただいたところですが、パソコン不足の状況につきまして、特に講師について増加していく中でお使いいただくパソコンが減っているという状況もございましたので、予算との兼ね合いで若干ではございますけれども、一定の条件の下、今年の1月に共用のパソコン、追加整備させていただいているというところでございます。今年度の予算の状況ですね、今回ちょっとこの現闘のスケジュール自体が前に倒れた関係で、まだ予算の検討が、今週ようやく始まったところでございまして、昨年度のように何かちょっと御説明させていただけるものというのは持ち合わせてはないんですけれども、そこについては引き続きシステム担当と連携させていただいて、何かちょっと前に進めるところがあればお示しをさせていただきたいと思っています。
(組合)
労安ともつながってくるとは思うんですが、単数配置校のいろいろ業務支援というのが、基本的には担当校園の主任が役割を担うというふうにあるんですが、いわゆる主任単数校については今後どうしていくのかというのを、前回からちょっと確認させてほしいというお話はさせてもらっていたと思うんですけれども、具体にどういうふうにお考えになっているのかというのもお聞きしたいんですけど。
(市教委)
まだ整理途上ではあるんですけれども、単数の主任だけがいらっしゃる学校につきましては、今までは業監ないしは自分のブロックに係る範囲の中でしか動けなかったんですけれども、ブロックやほかの主任校からも応援に行ける体制をちょっと、どこからでも応援に行けるような体制を新たに考えているところです。
(組合)
前回聞いているのが、いわゆる業務監理主任、今言われたとおりのことを聞いているんですけど、今後、現業支援業務をより機動性のあるものと見直す方向で検討していきますということなので、どのように検討されたのかというのを。
(市教委)
はい、申し訳ないですけれども、まだ今、ちょっと調整は進んでおりませんでして、年内に何とかそのお話ができるように引き続き調整したいと考えております。
(組合)
新たに統廃合で聞きたいんですが、現実に今動いているところと、今後予定しているところ校園についてあれば、お聞きしたいんですけれども。
(市教委)
学校の統廃合でしょうかね。
(組合)
はい。
(市教委)
今年度末においては、中川小学校と御幸森小学校が統合して、大池小学校という名称に変わります。場所は中川小学校をそのまま使うという形になります。もう1校が梅南津守小学校と松之宮小学校が統合して、平仮名でまつば小学校、これは梅南津守小学校をそのまま校舎として使うという形で予定していると聞いております。
(組合)
2つ。
(市教委)
2校ですね。次年度また、ちょっとまだ確定ではないみたいですけれども、それ、今年また何校か、生野区界隈で検討されているところがあるみたいですので、またそれは分かり次第、情報提供させていただきます。
あと、まだ未確定ですが、11月に市議会で通ればという前提にはなるんですけれども、高等学校が大阪府に移管されるということが、市議会通れば決定するという形になってきておりますので、その場合、予定としては、通った場合と仮定ですけれども、令和4年度から大阪府へ移管するということになっております。
(組合)
令和4年度?
(市教委)
令和4年。
(組合)
令和4年度いうのは、あれ、令和4年の4月。
(市教委)
4月1日ですね。
(組合)
府に移管することによって、そこに配置される管理作業員……。
(市教委)
これからの議会の中で論議されると思うんですけれども、恐らく、ああ、すみません、想定される形としては、特支移管のときのような、一定期間派遣された上で……。
(市教委)
特支移管のときは派遣を行いましたので、大阪府移管のときは、またそれは改めて御提案という形になるかと思うんですけれども、特支移管のときの実情を踏まえてお願いすることになります。
(組合)
その、さっき言うてた中川、御幸森統合と、梅南津守と松之宮統合するやんか。そしたら、結局、2つの校園なくなってそこに配置されている管理作業員のカウント…そこは1カウントちゃうの?
(市教委)
そこは実質もう2名いましたら2名校になりますので、加配という形でいても2名校になりますので、単数配置予算はない形になります。
(組合)
それは何、1年目ということになる、どないなるん、カウント。年限やで。異動年限や。一般やったら5年やんか。主任やったら暗黙で3年とか言うてるけど、どうなんですか。新しく異動したってカウントするんか、そのままずっと継続して年数増やしていくんかと聞いてんやけど。
(市教委)
いていただいた場合は新しい学校になった時点からカウントは、すいません、リセットされます。
(組合)
そこにいた1年目ということやな。
(市教委)
はい。
(市教委)
ただし、例えばちょっと今、年限、その方たちはちょっと過ぎて、4年目の方がそのまま引き続いておられたら1年目というようになりましたら、それは実質5年目になってくるので、たまたま学校が統合になって、そのタイミングにいたので、御本人にとってはそれが利益なのか不利益なのか、分からないですけれども、状況としてはやはり学校の意向と本人の意向を踏まえて、ここの4年間というのを当然、鑑みながら、最終的には判断していきたいと思います。本人、不利益ないように。
(組合)
そこは本人、言うてる、不利益被らんように。きっちり意見集約したってもうて、きっちりやったってもうたらええんちゃうん。その、言うたら、府に移管する高校のところも張りつけされているやつもおるよな、管理作業員な。だからどういうふうにするのか、ちょっとようまだ、今の現状では分かれへんのやけれども。
(市教委)
そのときはまた条例が可決されましたら、改めて提案させていただこうと思います。
(組合)
いいですか。先ほどの20校配付されるやつのところなんですけど、現業管理体制を使用して確認するということをおっしゃられていたと思うんです。一応、現業管理体制というのは、各級主任が管理作業員の業務に関わる部分で円滑に進めるということであると思うんですけれども、もしそういうふうなことで使用して確認をするのであれば、主任の業務の中に学校園長の配付、事務連絡の確認って入れたりされるんですか。
(市教委)
動きの中でお願いしたいと考えているんですけど。
(組合)
業務としての位置づけを明確に、どこかでされるんですか、という事をお聞きしているんですけど。
(市教委)
せっかく各校回っていただくときに、その話もせずに戻ってきていただくというのも効率的によくありませんので、一緒に行ってる、連絡に、うちがやらないですかというようなことも。
(組合)
だから、その確認業務は主任の業務であるというところをどっかで明確にされるんですかという。各種事務連絡の確認業務というのは、各主任の業務であるというところをどこかで出てくるんですかということを。じゃないと責任持って主任としてやらないこともあり得るので。明確にそれをさすのであれば、それをさすというのをどっかに一言はいると思いますけどね。
(市教委)
ありがとうございます。では、現場と調整したいと思います。
(組合)
責任を持って主任は事務連絡を配付されたか、周知されたかというのを校園長に確認すると。というのも、今現状、こうやって確認をしてくれというふうな話は当然としてしています。していますけれども、どこまで確認をしていいのか、一主任が、学校、その担当校の学校長に対して、そちらから今回の話をしなければならない部分も、現業管理体制の主任である我々が、どこまで踏み込んで、どういう形で学校園長に、出てないから出さんかいというスタイルですか。違うでしょう。そこを取りあえず明確にしておいてあげないと各主任も行けない、というところもあるので、簡単とは言わないですけど、現業管理体制使用して確認するとおっしゃっているけれども、そういうところもきちっと明確にした上で、主任に責任持たせてやらせるというような形にしてもらわんと、各それぞれ主任の考え方で違ってくるみたいなこと。
(市教委)
そこは、現場を混乱させないように考えたいと思います。
(組合)
具体的にどの場で何か下ろすとか、そんなん、考えてるの?
(市教委)
統括業監会議、そこから派生するのはブロック主任会議をちょっとイメージして話していたんですけれども。
(組合)
その中で、統括業監会議の中で、各主任に対してそういう指示をするという理解でかまわないの。
(市教委)
ただ、明文化する必要がある部分について今、教えていただいて、そこまで入れよというのは改めて認識しましたので、そこからちゃんと行き渡るような方法を考えてまいりたいと思います。
(組合)
それ、主任要綱の中に。
(市教委)
要綱はちょっとそこまで細分化して書くものではなくて、あえて大きな枠で。ただ、今おっしゃってるところ、その部分については主任会議のレジュメ等の中身に盛り込んでいくという、言ってらっしゃるんですよね。
(市教委)
明文化する方法がこうだというのは、すいません、今しゃべった中に入ってなかったんですけど。
(組合)
いいです、いいです。もう僕、実際、その立場で出させてもらっている主任でもあるんでね、ただ、行って出てない、出てなかったら出してもらってください、これで終わるわけですよね? ほな、その出てないところの責任はというのが残るだけで、それならば、行ったときに、主任として確認したときに出てないから出てないというところを報告する。そこまで踏まえて、現業管理体制を利用してという形でおっしゃってほしいと思います。
(市教委)
業務監理主任についてはそういった部分の報告を多く求めているところがありますので、今おっしゃっていただいたように業務主任に対してもそのようなちょっと報告等を課していくということを、今後検討していきたいと思いますので、貴重な御意見ありがとうございます。
(組合)
ごめんなさい、2番目の労安のとこなんやけど、下段のところの感染症対策としてこの4月から、学校園における新型コロナ感染症対策と言ってますけど、営繕園芸事務所に対するマニュアルとかいうのはできてんの?
(市教委)
安全作業の手引きにつきましては、そのまま……。
(市教委)
え。あの、感染症対策マニュアル……。
(組合)
ここに書いてあるから、学校園における新型コロナウイルス感染症対策マニュアルを各校園長に対して周知し、教職員に対して周知徹底していると書かれている。これはあくまでも校園バージョンであって、じゃあ、営繕園芸事務所はどういう対応しているんですかと聞いてる。
(市教委)
あの……。
(組合)
全部この辺の部分というたら、校園ベースになってるから、管理作業いうのは校園だけじゃないでしょって言ってんねん。営繕園芸事務所もサービスセンターもそうですよね。たまさか配置が違うだけでしょう。
(市教委)
そうです。
(組合)
だから、どうなってるんですかと聞いてるんです。
(市教委)
大筋では感染症マニュアルはそのまま準用させていただいています。ただ、細かな対応につきましては、もう少しちゃんとそこの事務所に沿ったものを作ろうと考えています。
(組合)
まだ作ってないということやな、ほんなら。ほな、作ってないと書かなあかんやん。ここ、校園ばっかり書いてあるがな。労働安全というところ。
(市教委)
はい。
(市教委)
撒いているでしょう、事務所に。
(市教委)
マニュアルと言えるとこまではまだ。
(市教委)
マニュアルって、何書いてるの。
(市教委)
一応対応としましては、コロナのPCR検査を受けるだとか、密を避けるというところでは、教職員については給与・厚生担当のほうで対応させていただいておりまして、営繕園芸事務所で密を避ける取扱いだとかというところも。教職員人事通じては通知させていただいてるところになっています。少々文言がどうしても、作成したときに学校園に対するというところでしか、ちょっと表題がないところにはなっておるんですが、もちろん、サービスセンターだとか営繕園芸事務所でそういう教職員の方という扱い、同じような取扱いというところで、マニュアルの中の対応ということで、もしそういったことが起きたときは人事担当のほうが窓口になって給与・厚生のほうに御報告などをいただいております。
(市教委)
いま説明されていたのは、あれですよね、出たときにどういうふうに対応していくのかというところの部分が、職員の勤務の状況というところのところがまだできていないということをおっしゃったんですよね。
(市教委)
本当に、一斉に周知しています分厚いマニュアルのようなものまでは用意できていないんですけれども、ケースタイム的なものは作っております。
(組合)
営繕園芸事務所の職員でないから、それ見たことないし、分かれへんというねん。だから、それを聞いているだけであって、ここに書かれてる文言だけを見ると、校園だけなんですかということになるでしょうということを言うてるんです。ほんで、校園の管理作業員と営繕事務所の管理作業員と立ち位置、全然ちゃうやんか。もし、かかったときの対応いうの、休んだらええんやろうけど、でもそこ、40人からの密になってるようなところの場所の中で、ほな、全員に検査を受けさすのかと。ええ? 分かれへんのに、検査の結果待ちとかいうふうな部分、何ていうの、あれ、本人じゃなくて何やうつるか何か。
(市教委)
濃厚接触者。
(組合)
濃厚接触者。そんなん、分かれへん状況の中で、学校園に作業しに行くんかいうねん。そういうとこだけ止めたりするんかとか、そんなん知らん、分かれへんやんか。それを聞いてんやで。それは今言うてるん、できてるんでしょう? マニュアルみたいな、こんなごっついのはできてないけど、細かな感染したときはどういうふうに対応する、こんなんできてると理解でええんやろ?
(市教委)
はい。
(組合)
それ、だから、資料としてください。できてるやつ、一回。具体にどういうふうになってんのか、見たことない。分かれへん。できてると言いはった。これまた、資料としてください、お願いします。
(組合)
同じように対応してるんであれば、ここの文書に出して。営繕園芸事務所の対応。
(市教委)
分かりました。そこはこちらのちょっと言葉足らずでありましたので、そこは訂正させていただきます。
(組合)
一つ踏み込んで答えてくれるかどうか分かれへんけど、学校園について1ページやけど、単数配置校の事を書いてるけど、結局営繕園芸事務所の職員数は今後どうなっていくんかな。教えてもらえるんやったら教えてもらいたい。
(市教委)
まだ今、事務所構成については動かしていく相談はしておらないんですけど。
(組合)
しばらくこのままの形でいくということ。
(市教委)
まだ移転後のところまでは、ロードマップができてない状態ですので。
(市教委)
営繕園芸事務所につきましては、今、事務所の今、人数というか、体制のことをおっしゃっているかと思うんですけれども、今現状、管理運営事項でありますが、大きな変更を、次年度に向けて行う予定というのはございません。
(組合)
あと、その元立葉やな、あそこのところ、ずっと当初、営繕園芸事務所が行ったときにでも、いつどないなるかという話はこの前も出てましたけど、それもその体制と含めて今、どういう状況なんですか、あそこの場所。さっき、ちらちらっと苗代が移る、何やかんやというのはあったけれども。ずっともうあそこ固定で、そんな認識していていいの?
(市教委)
少なくとも2年なり、3年なりですぐに処分されるという状況ではなくなってきているんですけれども、今回、苗代が移転したのも、要は移ってほしいという依頼を受けて移転して。
(組合)
どこから頼まれたん?
(市教委)
施設課というところがありまして、苗代小学校自体が児童・生徒数が急増しておりますので、校舎の増築をしなければいけない中で、サービスセンターというのが、これもちょっと学校用地、外地が学校用地でございますので、基本は学校の収容のために使わないといけない部分がありますので、今までは一旦間借りをしていたと、外地のほうは。
(組合)
苗代のこと言うてん?
(市教委)
苗代のほう。そこで、やっぱりそこに校舎等を建てるなり、もしくは「いきいき」とかそういう学校に関するものを建物を使ってやるというところがありますので、代わりに移転を施設課から要請されて、それを受けたところであります。その移転先として今、立葉小学校の空き教室のほうをサービスセンターとして改修を施設課にしてもらうというところでなっているとこでございます。
(組合)
それは、来年の4月から?
(市教委)
来年の4月です。
(組合)
言うてるように、立葉小学校がいつまであそこでそのままいけるんかなと。
(市教委)
当初、立葉に営繕園芸事務所を移転したときに、3年間は最低おれますという流れの確保できて、ただ、その後、未利用地という形になりますので、財産的には、いつしかまたそれを売却等の話も、それも施設課の管財というところが進めてまいりましたら、いつかは売って、動かないといけないというところがあるんですが、今、その未利用地については大阪市、いっぱいありますので、立葉に手をつけるまでなかなか行き届いてないみたいで、いついつ売却するという計画もままならないような状況です。それを当然、売却が予定が組み込まれてきましたら、引き払ってくれという形の依頼を受けるんですが、少なくとも今日言ってあした動けるわけじゃないので、移転前の、一、二年前には必ず。それは今、そういったお話が来てないというところでございます。ただ、一方でまた令和7年、今、11月に決まった住民投票の結果次第によっては、また検討しなければいけないかもしれないです。
(組合)
サービスセンターが一緒になる?
(市教委)
はい。
(組合)
移すとなったら、勤務労働条件、変わってくる? そうでもない?
(市教委)
勤務労働条件は変わらないですね。勤務地が変わる。
(組合)
勤務地が変わるだけの話。
(市教委)
はい。勤務時間とか、変わらないので。ただ、とはいえ、働く方にとっては非常に大きなお話であるということは重々承知しておりますので、あらかじめ、ちょっと再任用職場ということになりますので、できる限り分かった段階で当該職員たちに対しては説明をしていきたいと思っております。
(組合)
委員長から、冒頭、一番最初に話しあったと思うんですけど、「自治体直営を基本とし」、の一番下、「教育委員会といたしましては、子どもたちが安心して快適に過ごせる教育環境整備について、直営を基本とした姿勢をふまえつつ、行政責任を明確にし、今後とも単数配置校等の実情を精査し」、この単数配置校等の実情を精査するというのは、今、複数いてるところを単数にすることで業務執行体制を構築していくのか、今現状、単数配置、1人で勤務している校園に対して業務執行体制を効率的に行われるように業務執行体制を構築していくのか、これ、どっちなんですか。ごめんなさい、この文言だったら、どっちなのかなと。
(市教委)
執行体制の部分で言いますと、既に単数になっていてそこに主任の方だけがいらっしゃるというところだと、正規事業なんかで1人だったらできないことも出てくると思います。そのとき、今までだったら手伝いに行ける管理作業員というのは、ブロックやそれか区の中で限定されていた事情があるんですけれども、これからは単数校で主任さんお一人いらっしゃるようなところにも、それこそこれまでなかったケースで言いましたら、ほかのところ、学校の主任のあるところ、助けに行けるような方法を考えていきたいとしているところです。
(組合)
さっきお聞きしたところですよね。
(市教委)
それでいくと、後者のほうになりますね。単数配置校のほうの方の業務状況とかをやはり精査しないと、単数配置校の主任とかが応援に行ける体制って、どうやってこれから決めていくのというところになりますよね。
(組合)
現在単数配置校のところを、効率的、効果的という意味だったんですね?
(市教委)
効率的、効果的は当然、全体に係ってくるとは思うんですけれども、精査するところはやはり単数配置校の業務。
(組合)
単数配置校という読み方でいいんですね?
(市教委)
はい。
(市教委)
いかがでしょう、ほかに何かございましたらおっしゃっていただいて。
(市教委)
ちょっと最初のほう、再任用のところのところにつきましては、ちょっと説明が十分至っていない点がございますので、改めて後日説明させていただきたいと思いますので、御理解のほう、よろしくお願いいたします。
(組合)
答えられへんことか知らんのやけど、普通そう思うんですよ、繰り返しになって申し訳ない。そんな、何て言うのか、絶対に正規・正規でいるところの配置をやっぱり1枚異動させて、そこに再任用を配置すると。それが単数なんかで言うと、再任用ということについては、後期高齢者とかいうふうな観点もあってやな、1人で労働安全衛生上、問題あるというふうな認識するんですよ。それと併せて学校現場、さっきも言うたけど、時間が短い、1日休むということになれば、学校空にするということが増えてくるじゃないですか、空にするということが。それやねんやったら、何回も言うて申し訳ないけど、正規、まず単数配置を進めていくんであれば、基本的には単数配置のところには正規職員1人放り込んだ上で、やっぱり再任用の職員の仕事のところも関わってくるから、そこを確保するためにはやっぱりそういうふうなほうが、学校を運営していく中ではベストじゃないのかなという思いで聞いただけなので。
(市教委)
そこですいません、私、ちゃんと意味が分かってなかったところがあったんですけれども、今、御指摘いただいている中学校については、フルタイムの方でいらっしゃいますので、要はいらっしゃる時間帯とか、そういった勤務のスパンについては本務の方と同じという形にはなりはするんですけれども、ただ、すいません、それが前提の話じゃないのでという部分についてはおっしゃるとおりだと思います。
(組合)
そら、できるかできへんか分かれへんけど、今後どういうふうにしていきはるのかなということで聞きたかっただけの話です。学校実情もいろいろあるんでしょう。そやけど、さっき回答してくれはったように、この人じゃないと駄目というのはやっぱり問題あるよね。そこはやっぱり、何ぼ校園長が言うたかどうか知らんやけれども、やっぱりそこは教育委員会人事担当として、明確にちゃんと対応していただきたいなと思いますよ。
(組合)
単数配置校の、再任用の単数配置校の実情を精査しという文言、必要になってくるんちゃいます?
(組合)
そんな、1人で脚立なんか高いとこ登られへんって。重いものを持たれへんやんか。そら、労安でいつも調査やってるじゃないですか。ねえ?55歳以上の方については、そういうことということやっぱり配慮していかなあかんと思うんですよ。
(市教委)
特に再任用の方が増えてますので。
(組合)
そうなんですよ。そういうことで。
(市教委)
はい。よろしいでしょうか。
(組合)
ほんで、ごめん、何回も言うけど。主任選考は、そこも管理運営事項になるんかどうか知らないですけど、こっちの認識としては、統括、業務監理主任、作業主任というのは、別にどこの配置されていようがその職、その与えられた肩書に基づいて対応せなあかんという認識しているんですよ。その主任設置要綱に基づいて、主任選考試験を受けて、統括については、総合的に判断をして教育委員会として任命しているということは分かるんやけど、だから言うて営繕園芸事務所の主任とか、校園の主任とかいう線引きというのは問題あるんちゃうんですかと言うてるんですけど。だから、この間ずっと言うてるように統括主任、営繕園芸事務所の統括と言われている人ですよね、1名、校園の統括4名、統括は5人おるんやから、それぞれシャッフルしても問題ないんちゃうんですかと思うんですよ。うちの要求項目で、今回答え、ないけど、その4番のところの管理作業員の現場力を十分発揮できる、必要な対策を講じろというのは、結局現業管理体制をきっちりと稼働させへんかったら、その現場力も発揮できないですよねということ、意味合いで項目として挙げているんですよ。だから、主任の使い方とかいうことも全部出してほしいなとは思うんですよ。
(市教委)
シャッフルとはまた別でというんですかね。
(組合)
いや、シャッフルと別ということじゃない。統括いうことやから、勝手にそっちが校園統括か営繕統括とか言うてるだけじゃないですか。統括主任というのは、統括主任なんでしょう。どこへ行っても統括なんでしょう。ほんで、業務監理もそうですわ。作業主任もそうじゃないですか。この間見ていると、営繕園芸事務所の主任は校園に異動する可能性、そのまま持っていってますやんか。
(市教委)
はい。
(組合)
ほたら、校園の主任が営繕園芸事務所の主任になっている例ってあるんですか。そういう異動はあるんですか。
(市教委)
実際に、人事異動上は可能ですけれども、実態としては、今、ございません。
(組合)
だから、それが何でできへんのかなということなんですよ。主任やねんから、できるはずなんです。そういう人を任命されているんですよね。どこの職場におっても作業主任なり、業務監理主任、統括というのは、その職務を担わなあかんのちゃうんですか。だから、そういうふうな異動が全然、何て言うのかな、きっちりとした異動になってないんやったら、そちら、委員会が考えるような営繕園芸事務所における主任選考試験というのを作ってもらわないけないんじゃないですか。これは意見として言います。そこは、管理運営事項やから答える必要ないんやろうけど。こっちとしたらオール大阪の主任やというように認識してますよ、主任制度いうことは。たまさかそれが配置違うとこであって、だって、係長なんかでもそうでしょう?
(市教委)
はい。
(組合)
どこの場所に行ったって、異動で係長のそのまま持っていったら、どこの立場でも係長の仕事せなあかんじゃないですか。だから、何で今言うてるように、事業所の主任はもうそのまま校園に異動はできるけど、校園の主任が何で営繕園芸事務所の主任になれへんのか。統括もしかり。でしょう。ましてや、あれやん、業務監理主任なんかそうですやん。ほんなら、営繕園芸事務所の業務監理主任になれへんかったら、統括になれないと。だから、問題ありますよね。
(市教委)
そうですね、実情と制度とかみ合ってない部分が。
(組合)
だから、かみ合ってないって今言うんやったら、それは直さなあかんわ。
(市教委)
すいません、交流できるようにしていくべきだというふうに考えるので、かみ合ってないと言ったんですけれども。
(組合)
だから、考えるのもやる方に考えるんか、ただ単に、ああ、なったらええなと考えるんとは違うでしょう言うねん。だから、さっきも言うたように、来年の4月から苗代事務所がそういう移転に関わって立葉に行くんやったら、統括5人いてはんのやから営繕園芸事務所、サービスセンター、全部その5人で見ればいいじゃないですか。そういうシステムづくりとか含めて、もう考え持ってはるんかなと思って聞いてんや。ただ単に移すだけなんやったら意味ないんちゃいますと言うてんですけどね。
(市教委)
はい。せっかく一つところにいてるので、すいません、ちょっとかみ合ってないという言い方はあれなんですけれども、それからそこにいてる以上、皆で見られるような方法というの、ちょっと考えたいと思います。
(市教委)
一緒のところに当然集約されますので、校園、営繕園芸事務所であるとか、校園とかにとらわれず、総合的に運営できるような体制というのは、これからまた我々のほうも検討しで行きたいと思いますので。
(組合)
やっぱりあれでしょう、設立当時の自主運営、自主管理ということでやっぱり問題あるんよ。だから、もう、深く言わないけど、そういう問題が発生して、言うたら、俺らから言うたら事業を放ったらかしにしてたということやんか。そうでしょう。今回のこの文章かってそうやんか。全部校園ありきやん。営繕園芸事務所もサービスセンターも、管理作業員として位置づけしているんやから。それ、自分らところが勝手に配置を変えただけの話であって。だから、文言も含めてきっちり整理してもらいたいな。回答については。だから、校園バージョンを営繕園芸事務所に移すなら移すでかめへんし、でも、そこには現場実情というのがあるわね、さっき言うたけど。営繕園芸事務所はそこにずっとおるわけじゃないし、各それぞれの五百何十校の校園回っていくんやから、コロナについて言うたら。それが発信源になってうつしていったらどうすんねんって、やっぱり危惧するわな、やっぱり。だから、そういうマニュアルがあんのやったら、こんな冊子、ごっつい冊子じゃないって、そうやって簡易な部分でもちゃんと指示できている文書があんのやったら、それ見せて言うねん。
(市教委)
はい。ありがとうございました。いただいた課題と、あとちょっと資料提供もお約束させていただいているので、またちょっと、はい。また御連絡させていただきたいと思います。
ちょっと回答書の宿題もいただいていまして、調整の上ではございますけれども、回答の交渉ですね、日程のほう御提案させていただきたいんですけれども、10月1日の木曜日ですね、そこで実施をさせていただけたらと思っております。
(組合)
お願いします。ありがとうございました。

令和2年10月1日(木曜日)

自治労現業・公企統一闘争に関する要求書回答交渉の議事録

(市教委)
それでは、よろしくお願いいたします。
(組合)
さる、5月11日に「2020自治労現業・公企統一闘争に関する要求書」を提出した。
現業・公企統一闘争は、当初第1次基準日を6月12日、第2次基準日を10月22日に設定し闘争を推進してきましたが、大阪府本部が全力を傾注して闘う「住民投票」を見据え、全国統一闘争基準日を前倒しし、10月2日を独自の基準日に設定し交渉の強化を図ってきた。基準日の変更に対しての教育委員会対応について感謝申し上げる。
以降、本日までの間、内部で充分に検討されたことと思いますが、教育委員会として誠意ある回答を示していただきたい。
(市教委)
さる5月11日に、大阪市学校職員労働組合の皆様方から申し入れのありました、「2020自治労現業・公企統一闘争に関する要求書」につきましては、局内の関係所管部署との調整を行いつつ、小委員会交渉等を重ねながら、鋭意検討し、努力して参ったところでございます。私どもといたしましても、「教育」は市政の重要な柱であり、現在の本市の厳しい状況においても、充実を図っていかなければならないと考えており、具体のご要求のうち、交渉事項であります項目につきましては、この間、皆様方と小委員会交渉の場で、真摯に交渉を重ねさせていただきましたことに感謝申し上げます。
ご要求の全般にわたる私どもの基本的な考え方について、小委員会交渉等の経過を踏まえ、ただいまお手元にお示ししたところでございます。私どもとして、現時点でのぎりぎりの回答でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
(組合)
ただいま、教育委員会 教務部長より5月11日に申し入れた、「2020自治労現業・公企統一闘争要求書」に対する回答をうけたところであるが、この間、学職労は、大阪市が一方的に制定・施行した「大阪市労使関係に関する条例」であっても真摯に対応を図りながら、「園児・児童・生徒」が安全で安心して生活できる教育環境にしていくため業務のあり方に創意・工夫を凝らし努力を積み重ね、それぞれの立場で「職の確立」をめざし、各学校園現場で業務にとりくんできているところであり、円滑な学校園現場の運営は現場組合員の努力によって成し得ていると確信している。
しかし、大阪市は、「市政改革プラン2.0」を策定し、特に人事・給与面では職員数の削減、技能職員の給与水準の引き下げを盛り込み、効率化を優先した事務事業の見直しを行うとともに、この数年来新規採用の凍結、退職不補充などの総人件費の抑制により、仕事に対する余裕がなくなるとともに、「技術・技能、知識・経験」の継承にも影響をきたす状況になっている。
さらに、2019年度一般会計等決算見込(速報版)や「今後の財政収支概算(粗い試算)」(2020年3月版)においては、試算期間を通じて通常収支不足が生じるなど、前回(2019年2月版)に比べ収支が大幅に悪化する見込みとし、とりわけ、今般の新型コロナウイルス感染症の拡大が歳出・歳入両面に与える影響については、特に注視していく必要があるとして、不確定要素が収支に大きな影響を与える可能性がある中で、事業の選択と集中を進めることで、補てん財源に依存せず、収入の範囲内で予算を組むことをめざし、持続可能な財政構造の構築を図る必要があるとしています。
新型コロナウイルス感染症が経済に与えている影響は、今後の大阪市の財政状況にも大きな影響を与えることは必至の状況と言える。
このような厳しい状況にあっても学職労は、学校園および関連して働く管理作業員として果たす役割について、市政改革プランで示されている簡素・効率化の視点のみだけでなく、将来にわたる市民サービスの充実・改善を模索し、職員自らが自覚と責任を持って園児・児童・生徒の安全確保と学校園の施設・設備維持管理や安全対策にとりくんできている。
交渉以降、本日まで小委員会交渉において協議を行ってきたが、いくつかの点について指摘し、今後の学職労との交渉のあり方等について教育委員会の認識を示していただきたい。
先ほど教育委員会から、「教育環境整備について直営を基本とした姿勢を踏まえつつ行政責任を明確にし、今後とも単数配置校等の実情を精査し管理作業員が職務を効率的・効果的に行えるよう業務執行体制を構築する」との考え方が示されたが、この間の長期間にわたる新規採用凍結や大幅な人員削減は責任ある行政サービス水準の維持にも影響するものと危惧している。
業務実態にもとづく適正な要員配置は、たとえ職制責任による管理運営事項であったとしても、勤務労働条件に大きく影響を及ぼすものであることから、変更が生じる場合について健全な労使関係を構築し、労使対等の立場で提案以降、十分な期間を設け交渉・協議を行い労使合意が必要と認識する。
また、「単数配置校等の実情を精査し、職務を効率的・効果的に行えるような業務執行体制を構築する」とは教育委員会の考え方を明らかにするよう求める。
次に、労働安全衛生課題であるが、学職労は、「いのちと健康」「こころとからだ」を守る労働安全衛生対策の確立が「ゆとり・豊かさ」を追求するためには欠かすことのできない重要な課題であると位置づけている。
そのためにも、使用者として安全衛生管理体制ならびに現場労働安全衛生体制に対する安全配慮義務を果たし、「働きがい・やりがい」をもち業務に精励できる職場環境改善が大変重要であると認識する。
公務災害において「中でも、業務主任要綱に具体的役割として公務災害防止対策を推進することが役割として明記されている主任自身が被災する事案も発生している。公務災害を防止し労働安全体制の機能強化を図るため職員研修・主任研修の充実を図り公務災害・交通災害防止の啓発に努めている」との回答があったが、研修・啓発が様々行われているにも関わらず公務災害が発生していることは、研修内容や研修の在り方について問題がなかったのか十分な検証を行い機能強化を推進していくことが必要ではないかと考えるが、教育委員会の考え方を明らかにするよう求める。
全ての労働災害・職業病の一掃をめざすため、労働安全衛生に係る課題や対策については、教育委員会・使用者としての責任を認識するとともに、特に教育委員会通知文の取り扱いについて管理職から管理作業員に十分な説明と資料提供を行うことは管理職責任と認識させなければならない。
校園長並びに各級主任に対し十分な助言・支援を徹底し、リスクアセスメント対策を含め体制の強化につとめ、引き続き公務災害・労働災害ゼロをめざす労働安全衛生対策の充実・強化を強く求める。あわせて、「働きやすい職場環境づくり」へのとりくみを推進するよう、大阪市「からだの健康づくりのための指針」にもとづく職場での健康保持増進のとりくみの充実、「大阪市職員心の健康づくり計画」にもとづいた十分な対応と「ハラスメント」における迅速かつ適切な対応を強く要請する。
新型コロナウイルス感染症は、いまだに収束の兆しを見せず、緊急事態宣言解除後は感染拡大防止と社会経済活動の両立が困難を極めている状況にある。学校園においては「学校園における新型コロナウイルス感染症対策マニュアル」が作成され職員に対し周知徹底されているとの回答であったが、営繕園芸事務所及び学校業務サービスセンター職員に対する対策について教育委員会としてどのように対応が図られてきたのか明らかにするよう求める。
今年度、管理作業員夏季研修会における対応として、校園長あて事務連絡(7月21日付け)通知文の方法について管理職等が研修資料を出力の上管理作業員に配布する。8月24日までにアンケート提出。アンケートは研修出席を認定するために必要な書類と記載されているのも関わらず、提出期限日に配布された校園もあると聞き及んでいる。
研修会場に集まらず紙媒体での研修を行うのであれば、掲載開始日には管理職として管理作業員に対し、研修目的やその他の事項を説明し、全管理作業員に配布がされていなければならないと考える。
この間、管理作業員に関する教育委員会通知文について管理職から管理作業員に対しての十分な説明もなく、レターケースなどに置かれているだけの状況もあったことから、管理職責任として適切な対応を行うよう教育委員会対し指摘し改善を求めてきた。
しかし改善されているとは言い難く教育委員会として、管理職に対する対応等についての考え方を明らかにするよう求める。
次に、管理作業員の現場力を十分発揮できる必要な対策については、現業管理体制(主任制度)要綱に基づいた業務・現場実態に応じた業務執行体制の推進が必要と考える。単数配置校が増加する中、作業主任の枠が拡大されるなど主任の役割が重要になってきている。学校園並びに営繕園芸事務所職員が知識・技能・機能性が最大限に活用できる主任要綱に基づく明確な役割並びに機能強化の推進を強く求める。
営繕園芸事務所については「自主運営・自主管理」のもとに、管理職が配置されていない中で業務運営が行われてきた課題を教育委員会として、今後の執行体制の在り方等について考え方を明らかにするよう求める。
次に、「給与制度改革」以降大幅な給与水準の引き下げにより組合員が厳しい生活を強いられていることや職務給の原則にもとづく給与体系が崩れ職務給とは言えない職場実態などの問題があり、勤務労働条件の根幹である給与水準問題について、市側の一方的な思いを労使合意なく強引に推し進める市側の対応は極めて問題があると言わざるを得ない。
特に技能労務職員給与の見直しについて、市労連交渉において人事委員会から本年5月に「技能労務職相当職種民間給与調査の結果等について」の報告がなされ、報告を踏まえ市側が対応を検討した結果、本年7月に「各種分析をすることによって算出した較差からは是正するほどの確定的なものは認められないことから、今回の調査による給与改定は行わないこととする」との考え方が示された。市側が見直しは行わないとの考え方を示したことは、これまでの交渉経過を踏まえ当然の結果と認識しているとしたうえで、技能労務職相当職種民間給与調査については、技能労務職給料表の引き下げを企図したものでしかなく、大阪市の技能職員が担っている業務実態を踏まえたものではないことから、決して認められるものではなく、技能職員の給与は均衡の原則を踏まえ、誠実な交渉を行った上での労使合意が大前提であることを改めて指摘しておく。
人事評価制度については「公平・公正性、透明性、客観性、納得性」を確保し、評価者と被評価者である職員と十分なコミュニケーションをはかり、制度内容や認識を共有し「やりがい・働きがい」のもてる人材育成を主眼としなければならない。
人事評価制度の目的は人材育成であり、評価結果を勤勉手当や昇給号給数に反映することで職員間に格差を生じさせることを目的とすることはあってはならず、職員一人ひとりの能力の違いや各職場事情等を考慮し、制度の趣旨に合致した制度構築が必要であることから、教育委員会としてこうしたことを踏まえた検討を行うよう求めておく。
相対評価の給与反映について、勧告では「昇給号給数への反映は生涯賃金への影響が大きいことを考慮し見直す必要がある」としている。相対評価そのものが公務に馴染む制度ではないと認識しており、相対評価の給与反映については即時廃止するよう強く求める。また、職員アンケートについて学校園で実施されていないことについて教育委員会の考え方を明らかにするよう求める。
次に、管理作業員に関連機器の対応について、この間各種申請を行う場合、職場における共有パソコンを使用しての対応が図られているが、個人情報に関係する申請も多岐にわたりあることから管理作業員の職場環境の改善に関する事項であると認識するところである。
教育委員会として、申請方法等を変更するのであれば、管理作業員職場における条件整備を図り「働きやすい職場環境づくり」、「個人情報保護の観点」から早急に設置を求める。
いずれにしても、本日以降も引き続いて協議していく課題については、労使合意に向けた誠意ある対応を要請する。
(市教委)
ただ今、委員長から、改めて私どもの認識をただされた所でございます。
まず、はじめに、この間の新型コロナウイルス感染症の感染予防に関し、組合員の皆様方には、これまでに経験のない状況の中で子どもたちの安心安全や学力保障のために日々ご尽力されていることにつきまして、あらためて感謝を申し上げます。
本市を取り巻く情勢は、厳しいものがございますが、教育委員会として、これまで培ってきた皆様方との労使の信頼関係に基づき、ただ今、回答いたしましたとおり、それぞれの課題解決にむけ、学校教育の充実のため、今後も、より一層努力していく決意であることを、まず申し上げます。
委員長からご指摘いただいた点につきまして、管理運営事項と整理させていただきました事項も含めて、私どもの認識について述べさせていだきたいと存じます。
まず、これまで、大阪市学校職員労働組合の皆様方が、本市教育行政の円滑な運営のために、学校園の教育環境整備業務や子どもの安全確保などに関わりまして果たしてこられた役割と実績については、私どもも十分認識しているところでございます。
今後の交渉のあり方についてでありますが、教育施策の実施等に伴い、職員の給与・勤務労働条件に変更が生じる場合につきましては、十分な交渉期間を確保しつつ、合意に向け誠意をもって交渉してまいりたいと存じます。
要員配置につきましては、厳しい財政状況や他都市の状況と比較・検討した結果、さらなる見直しを求められていることから、学校園については1名を基本とした単数配置への見直しに順次着手しているところであり、単数配置とした時の職務内容については、全校園に通知しているところです。
単数配置校を設ける際には、児童数・敷地面積・管理作業員の配置状況など各校園の実情を考慮し、教育委員会が決定しております。
単数配置校における業務内容の課題に対しては、現業管理体制(業務監理主任、業務主任)の執行体制で補完しております。
管理作業員の現場力の活用につきましては、知識・技能・機能性が強化できるよう通知方法等を見直すなど検討を進めてまいりたいと考えております。
校園営繕園芸事務所の管理体制については、令和3年度から苗代学校業務サービスセンターとともに主任室が、「もと立葉小学校」移転を予定していることから、学校業務サービスセンター・校園営繕園芸事務所を包括する執行体制を図ってまいりたいと考えております。
教育委員会といたしましては、子どもたちが安全、安心して快適に過ごせる教育環境整備について直営を基本とした姿勢をふまえつつ、行政責任を明確にし、管理作業員が職務を効率的・効果的に行えるような業務執行体制を構築してまいる所存です。
今後、要員配置に伴って勤務労働条件に変更が生じる場合につきましては、十分な交渉期間を確保しつつ、合意に向け誠意をもって交渉してまいりたいと存じます。
次に、労働安全衛生の課題につきましては、昨年度の公務災害・労働災害の件数は6件となっており、依然として公務災害・労働災害が発生しております。職員が安全で健康に働き続けられるよう健康維持・確保に向けた取り組みを進めるとともに、公務災害・労働災害のあらゆる要因を取り除くことが必要不可欠であると認識しており、職員の安全と健康を守るため、現場における公務災害・労働災害の一掃と未然防止に取り組んでまいります。
今後も定期的に、「大阪市管理作業員労働安全衛生委員会」を開催するとともに、「大阪市管理作業員労働安全衛生委員会小委員会」を開催し、各職場において安全で安心に作業が行えるよう、状況や業務に即した安全管理の徹底のあり方について、調査・審議を行い、審議されました内容につきましては、各校園長及び現業管理体制における各級主任を通じて、統一的な指示を行い、各職場の管理作業員に周知徹底を図ってまいります。
また、現業管理体制において労働安全衛生の役割を担い公務災害防止対策を推進する主任への研修の実施や、技術の向上、作業内容の平準化を目的とした座学式の研修を行い、安全衛生管理体制の充実強化に努め、安全と健康の維持・確保に向けた取組みを進めてまいります。
特に、各級主任が公務災害防止対策を推進し現場における公務災害・労働災害の一掃と未然防止を行うため実施する主任研修は重要であると認識しており、今後も研修内容の充実を図り、実施してまいります。
新型コロナウイルス感染拡大防止対策としまして、学校園に対して「学校園における新型コロナウイルス感染症対策マニュアル」を周知徹底しているところですが、営繕園芸事務所及び各学校業務サービスセンターの職員への対応につきましても同様に、教育委員会より周知し対応しており、今後も、随時マニュアルの改訂に合わせて対応してまいります。
また、校園営繕園芸事務所について、新型コロナ発生時の対応について周知しております。
労働安全衛生に関する通知文等の取り扱いにつきまして、これまでも校園長に対して、各管理作業員へ周知を行うこと等してまいりましたが、校長会等を通じ説明を行うなど、丁寧な対応をしてまいりたいと考えております。
職務に関する通知については、当然、管理職からの説明を行うべきであると考えております。引き続き校園管理職に連絡を行い、管理作業員に情報が伝達されないことがないよう、適切に対応し指導してまいります。
「働きやすい職場環境づくり」につきまして、からだの健康づくりについては、「こころとからだのお話」の配付や、定期健康診断結果を事後措置として活用するなど、健康保持増進のとりくみの充実に取り組んでおります。また、心の健康づくりについては、労働安全衛生法上の非常に重要な課題であると認識し、相談窓口の設置、情報提供、各種研修会の開催など、様々なメンタルヘルス対策事業に取り組んでおります。また、労働安全衛生法の一部改正に伴い、自らのストレス状態に気づき、セルフケアの充実とメンタルヘルス不調等を未然に防止するため、平成28年度から「ストレスチェック」を実施し、昨年度より全校園長等を対象としたストレスチェック結果説明会を開催しております。今後とも、メンタルヘルス対策の充実に努めてまいります。
ハラスメントは、職員の尊厳を不当に傷つけ、その能力の有効な発揮を妨げるばかりでなく、職場秩序や業務の遂行を阻害し、学校園にとっても大きな損失をもたらすものであると認識しております。教育委員会といたしましては、現在「学校園におけるパワー・ハラスメントの防止等に関する指針」及び「同運用の手引き」の改訂作業を行っており、校園長に対して、教職員へ周知徹底並びに、パワー・ハラスメントのない、より良い職場環境の形成の取組を一層推進するよう通知しております。
また、セクシュアル・ハラスメントにつきましては、教職員へのセクシュアル・ハラスメント防止周知用プリント、及び「セクシュアル・ハラスメントの防止に関するガイドライン」を各校園に配付し周知を図っているところでございますが、パワー・ハラスメントと同様にガイドライン等の改訂作業を行っております。管理監督者においては、日頃から教職員へ注意を喚起し、各職場において研修を実施するなど、その認識を深めるように努めております。きめ細かい対応ができるように、校園長等管理監督者、教育委員会窓口に加えまして、外部の相談窓口として弁護士事務所において相談を受ける窓口を設置しております。
今後とも、お互いの人権が守られ、相互に理解し合える職場環境づくりに努めてまいります。
人事評価制度については、職員に対する公平・公正性、透明性、客観性、納得性の確保が必要であると認識しております。年度当初には、人事考課の更なる制度運用を目指し、第1次評価に係る観察者として業務監理主任が、その役割についての理解と認識を深めることを目的として、管理作業員業務監理主任研修会を開催し、観察マニュアルについての共通理解や観察点の共通認識についての理解を図ってまいりました。今後とも、人事考課制度については、各種研修を行うなど職員に対する公平・公正性、透明性、客観性、納得性の確保に努めてまいりたいと考えております。
人事評価制度へのご意見等は、昨年度より「マネジメントサポート」制度の校園長のマネジメントサポートシート自由記述欄より提出いただけることとしております。この内容につきましては令和元年11月18日通知をさせていただいておりますが、本制度が昨年度より始まったこともあり、周知につきましては改めて検討するとともに更に丁寧に行ってまいりたいと考えております。
人事評価制度に基づく給与反映については、人事評価結果を活用しつつ、それを適切な方法で給与へ反映することが、頑張っている職員に報いることであり、そのことが職員のやりがいや、ひいては、市民サービスの向上につながるものと考えております。
いずれにしましても、相対評価の給与反映も含めた人事給与制度につきましては、市全体の動向も注視し、大阪市学校職員労働組合の皆さま方と、必要に応じて引き続き誠意をもって交渉してまいります。
なお、共用パソコンの整備につきましては、昨年度の人事評価の実施にあたっては、共用パソコンを効率的に活用できるよう、利用方法について改めて周知いたしました。また、整備台数につきましては、デスクトップパソコンが1台、ノートパソコンが規模別で、大規模3台、中規模2台、小規模1台を設置していたところですが、一定の条件の下、本年1月に共用のパソコンを追加整備いたしました。限られた予算の中ではございますが、できる限り台数の充実を図れるよう引き続き努力するとともに、共用パソコンを活用していただけるよう、運用方法について関係部署と協議いたしまして環境改善に取り組んでまいりたいと考えております。
(組合)
ただ今、教務部長より学職労との交渉のあり方、学校園現場で従事する管理作業員に対する使用者責任とこれまで果たしてきた役割・実績についての認識が示された。
学職労はこれまで「業務実態にもとづく適正な要員配置」について組合員が各現場で培ってきた「技術・技能・知識・経験」を最大限発揮し、市民・地域の視点に立った「質の高い公共サービスの提供」をはかることができる要員配置でなければならず、十分な検討・検証を行い、組合員が仕事に「働きがい・やりがい」を持ち安全・安心して業務を遂行できる配置でなくてはならないと、幾度となく指摘をしてきた。
さらに、要員配置に伴う組合員の勤務労働条件の変更については、労使合意を基本に交渉等を行ってきているが、大阪市・大阪市教育委員会が方針を決定してからでは交渉の余地が無いため、経営形態および事務事業の見直しによる勤務・労働条件に変更が生じる可能性がある場合は早急に交渉を行うよう求める。
(市教委)
繰り返しにはなりますが、大阪市労使関係に関する条例ならびに、平成25年3月22日に双方で合意しました「確認書」に基づく交渉事項につきましては、労使合意に向けた十分な期間の確保に努めるとともに、誠意をもって交渉してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いします。
(組合)
いずれにしても、小委員会交渉での考え方、今回示された内容については「2020自治労現業・公企統一闘争要求書」における、労使での小委員会交渉を踏まえた教育委員会の回答であり、それぞれの課題解決に向け、誠意をもって交渉することが示されたことから、今時点要求全ての事項を解決することにはなりえないが、本日以降も精力的なとりくみを重ね労使合意を前提にした交渉と合わせ、交渉においては必要な範囲において、決定している管理運営事項について説明をおこなうことなど、教育委員会として誠意を持って対応されるよう改めて強く要請し、本日示された教育委員会回答については追って連絡させて頂く。
(市教委)
本日は、ありがとうございました。
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令和3年1月15日(金曜日)

大阪市立の高等学校等の大阪府への移管に伴う教職員の勤務労働条件に関する事項についての提案交渉の議事録

(市教委)
それでは、ただいまより大阪市学校職員労働組合の皆様と「大阪市立の高等学校等の大阪府への移管に伴う教職員の勤務労働条件に関する事項」につきまして、交渉を始めさせていただきます。
(市教委)
本日は、校務ご多忙なところ日程調整をしていただきまして、誠にありがとうございます。大阪市立の高等学校につきましては、令和2年12月9日の市会本会議におきまして「大阪市立学校設置条例の一部を改正する条例案」が可決されたことに伴い、令和4年4月に大阪府へ移管することとなりました。
この大阪府への移管に伴い、教職員の勤務労働条件に関する事項につきまして変更が生じるため、この間、大阪府との協議を進めてきたところであり、現時点においての移管に伴う管理作業員の勤務労働条件及び身分の取扱いについてご提案いたします。
本市といたしましては、高等学校の大阪府への移管については、移管後においても学校運営を円滑に行っていくことが大切であると考えております。しかしながら、移管後においては府の制度となることから、本市においては権限外の事項も生じてまいります。
教育委員会といたしましては、勤務労働条件にかかわる事項につきましては、当然、交渉事項であると考えており、これまでも大阪市学校職員労働組合の皆様とは教育委員会との適切な労使慣行に基づき、誠意をもって交渉・協議を行ってきたところでございます。
本日の提案内容につきましても、労使合意に向けて、誠意をもって交渉・協議を行ってまいりたいと考えております。
それでは、担当のほうから具体的なご提案をさせていただきます。
(市教委)
それでは、お手元の提案資料をもとにご提案申しあげます。
現時点では、職種毎の取扱いは別表1とし、勤務労働条件については、別表2としてまいりたいと考えており、大阪府に提案・協議中でございます。
まず、別表1についてですが、管理作業員につきましては、大阪府に派遣の取扱いといたします。この派遣につきましては、地方自治法による職員の派遣となり、派遣期間は、原則、1年間から3年間とし、派遣期間満了後は大阪市のいずれかの学校園に配置されることとなります。派遣された際の業務内容については、大阪市の標準職務にて従事いただくことを大阪府に提案しております。また、派遣職員内で現業管理体制を構築してまいりたいと考えております。
次に、別表2の給与や勤務条件についてでございます。別表2の2、派遣となる管理作業員の勤務条件についてでございますが、派遣される職員につきましては、大阪市職員の身分にあわせ、大阪府職員の身分も有することとなります。表の下に記載しておりますように、現在派遣教職員の取扱いについては特別支援学校移管時のベースで大阪府に提案し協議中ではございますが、現時点の考え方をお示しさせていただいております。項目毎の移管に係る変更につきましては、記載のとおりでございます。
説明につきましては以上でございます。
(組合)
それでは、ただいま教育委員会より提案を受けた、「大阪市立の高等学校等の大阪府への移管に伴う教職員の勤務労働条件に関する事項」についてであるが、今回の提案は、高等学校に勤務する管理作業員の勤務労働条件に関わる極めて重要な課題である。
当然、交渉事項であり労使合意を経て、実施されるものであると考えるがどうか。
(市教委)
教育委員会といたしましては、勤務労働条件にかかわる事項につきましては、当然、交渉事項であり、十分に交渉・協議を行ってまいりたいと考えております。また、学職労の皆様方との労使合意に向けて、誠意をもって協議を行ってまいります。
(組合)
それでは、ただいまの提案について、質したいことがある。
派遣される職員について、大阪市職員の身分にあわせ、大阪府職員の身分も有することになるとの説明を受けたが具体の対応について教えてもらいたい。
次に、管理作業員の人事異動の内示までのタイムスケジュールを示していただきたい。
(市教委)
今後、大阪府との調整が必要な部分もありますが、現時点においての予定をお示しさせていただきます。
派遣された管理作業員は、派遣先の大阪府立の高等学校の校長の指揮下で従事することとなります。派遣された際の業務内容は大阪市の標準職務、勤務労働条件は、別表2の2の項目ごとに記載しているとおりとなります。
スケジュールにつきましては、新型コロナウィルスの状況次第ではございますが、令和3年12月に校園長に対しての人事異動説明会、令和4年1月頃に校内ヒアリング等を経て、同年3月中旬に内示となります。
(組合)
派遣者が任期満了となった際の身分、及び人事異動はどのようになるのか。
(市教委)
派遣期間の終了後においては、市立の学校園への異動となります。
(組合)
現時点で市立の高等学校等に在籍している管理作業員について、移管までに異動がなければ派遣の対象となると考えられるが、他の市立の学校園への人事異動等の希望は聞いてもらえるのか。
(市教委)
令和2年度末の人事異動については、従前どおりとなります。
「派遣」を実施する令和3年度末人事異動においては、高等学校に在籍するものだけでなく、全管理作業員に対し、派遣された際の勤務労働条件等を丁寧に説明を行い、「自己申告書」により管理作業員の意向を聴取した上で実施してまいりたいと考えております。
(組合)
服務について、「府の規定を適用」と記載されているが、服務の規程とはどのようなものなのか。
(市教委)
服務に関しましては、地方公務員法上の職務上の命令に従う義務、職務に専念する義務、営利企業等の従事制限など、職務遂行上にかかる府の全ての規程が含まれ、例えば勤務時間や休暇、職務免除、兼業等に関する規程などがこれにあたります。
また、関連事項として懲戒につきましては、府市それぞれの条例には処分の種類が示されておりますが、事由発生の都度、府市協議のうえ、処分を行っていくことになるものと考えております。
(組合)
職員の派遣に伴い、評価は「市の規定を適用」とあるが、派遣先において、面談者や第2次評価者の対応などどのように適切な評価がなされるのか。
(市教委)
派遣される職員については、市の条例に基づき、人事考課制度の適用となるものと考えております。
評価に際しましては、特別支援学校移管時と同様に派遣先において現業管理体制が維持されることから、大阪市立の学校と同様に業務監理主任が観察を行った結果や、派遣先の校長の意見等を活用して評価を行います。
(組合)
派遣職員内で現業管理体制を構築との説明を受けたが、特別支援学校への派遣時と同様に派遣職員だけで現業管理体制の構築を行い対応を図るのか。
(市教委)
もと大阪市立高等学校に派遣された職員間で現業管理体制を構築する方向です。詳細は大阪府と調整中でございます。
(組合)
特別支援学校の校数と市立高等学校の校数では約2倍の校数差がある。また、市内全域のみならず郊外校もある。
したがって、特別支援学校派遣時と同様に一人の業務監理主任で現業管理体制を構築するのは、無理があると考えられるが、市教委としてどのような現業管理体制を構築するつもりなのか。
(市教委)
ご指摘の通り、特別支援学校移管時と異なる条件等もあることから、全ての諸条件を踏まえての現業管理体制を構築してまいりたいと考えており、府に対してもそれを働きかけてまいります。
(組合)
被服が府の規定により貸与とされているが、作業服等は府の仕様で貸与されるのか。
(市教委)
現在、府と調整中でございます。具体内容については、今後お示しさせていただきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
(組合)
本日は提案を受けたところであるので、一旦、持ち帰り、検討をしたのち、あらためて学職労として今後の交渉に臨むこととするが、今回の提案については配置される職員の身分や勤務労働条件が大きく変更となる重要な問題であることから、職員が安心して業務を遂行できるよう詳細な内容の説明を行うなど使用者としての責務を認識するとともに、労使合意を前提に十分な交渉と協議を行うことを要請する。
(市教委)
私どもといたしましては、本日ご提案させていただいた内容について、勤務労働条件に関わるものについては、今後小委員会等の場において、学職労の皆様方と誠意をもって交渉・協議してまいりたいと考えておりますので、本日のところは、よろしくお願いいたします。
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令和3年2月10日(水曜日)

正常な労使関係の構築を求める団体交渉(小委員会交渉)の議事録

(組合)
それでは、ただ今より、正常な労使関係を構築するための小委員会交渉を始めてまいりたい。
この間、大阪市は、2019年4月25日に最高裁からの棄却決定が下され、大阪市として不当労働行為を認め、2019年5月21日、学職労に対して「今後、このような行為を繰り返さない」とした誓約文の手交を行った。
学職労は、2019年7月11日の市労連の交渉内容を受け、市教委と8月6日に正常な労使関係の構築を求め、チェック・オフ再開を含めた団体交渉を、2020年1月16日には小委員会交渉を開催し、改めて、労働委員会及び裁判所の命令や判断を真摯に受け止め、早急に正常な労使関係の構築に向けて、チェック・オフの再開を求めてきたところである。
しかしながら、この間の交渉で市教委は「現時点では、具体的に提案ができるものはないが、適正な労使関係の構築や市民の信頼確保に向けた対応について、引き続き検討する」という同じ回答を繰り返すばかりで、現在も、チェック・オフの再開はされておらず、不当労働行為が継続されている状況にある。
学職労との前回の小委員会交渉から1年余りが経過しており、まずは、現時点での市教委の認識を示されたい。
(市教委)
ただ今、執行委員長より、令和2年1月16日の小委員会交渉以降本日に至るまで、市教委として適正な労使関係の構築や市民の信頼確保に向けた対応について、この間検討した内容について質問がありましたが、現時点における市教委の回答をお示しさせていただきます。
市教委としては、法令に則り取消訴訟を提起し、確定した命令に従い、謝罪文の手交を行いました。
その後、適正な労使関係を築くべく、大阪市労使関係に関する条例に基づき、誠実に交渉に取り組んできたところでございます。
令和2年1月16日の小委員会交渉において、市教委から「大阪市労使関係に関する条例のもとでは、非常に難しい状況であり、現時点では、具体的に提案ができるものがなく、引き続き検討していく。」旨申し上げ、この間、法的観点も含めて検討を行ってまいりましたが、現行の大阪市労使関係に関する条例のもとでチェック・オフを再開することはできないと判断せざるを得ないと考えております。
(組合)
ただ今、現行の大阪市労使関係に関する条例のもとでは、チェック・オフの再開は困難である旨、これまでと同様の考え方が示された。
学職労におけるチェック・オフについては、労働基準法及び労働組合法に基づき、労使協定を締結することによって正当に実施されてきたものであり、市教委が示す便宜供与を廃止するには、労使双方の合意のうえで、合理的な理由の説明と手続的な配慮の観点において、使用者として十分な対応を図らなくてはならない。しかしながら市教委は、そうしたことを一切考慮することなく、一方的にチェック・オフを廃止したことは、明らかに労働組合の弱体化を企図するものであることから、労働委員会より「チェック・オフ廃止の申し入れがなかったものとして取り扱わなければならない」との判断、及び不当労働行為を繰り返さないための「誓約文の手交」命令が出されてきたものである。
労働委員会の命令の趣旨は、不当労働行為がなかった状態に戻し、チェック・オフを再開することであり、市教委が行った誓約文の手交に関しても、その行為のみだけではなく、早急に内容を履行しなくてはならない。
学職労は、健全で正常な労使関係を構築するために、労働委員会の命令や最高裁の判決を大阪市が真摯に受け止め、一刻も早くチェック・オフの再開を含めた正常な労使関係を築くべきであり、改めてそのことを強く指摘しておく。
(市教委)
あらためてご指摘をいただいたところであります。
市教委としては、法令に則り救済命令の取消訴訟を提起し、確定した命令に従い、履行した次第であります。
繰り返しとなりますが、その後、適正な労使関係を築くべく大阪市労使関係に関する条例に基づき、誠実に交渉に取り組んできたところであります。
この間、法的観点も含め、様々な観点から検討を行ってまいりましたが、現行の大阪市労使関係に関する条例のもとではチェック・オフを再開することはできないと判断せざるを得ないと考えております。
(組合)
改めて、チェック・オフの再開に対する考えが示された。
学職労として、これまでも再三指摘してきたが、労働委員会の位置づけは、労使間における準司法的な権限を有し、その後の、東京地裁・高裁・最高裁判断は司法としての判断であり、いずれも極めて重く受け止めなければならない。
この間、市教委は「大阪市労使関係に関する条例に基づき誠実に取り組む」と繰り返しているが、そもそも「大阪市労使関係に関する条例」については、労使合意のないまま大阪市が一方的に制定したもので、そのこと自体に問題があり、労働組合の弱体化を企図したものと言わざるを得ない。
その上で、こうした課題解決に向けては、労使双方による交渉と合意が図られることが重要であり、市教委の一方的な思いだけでは、労使合意はあり得ない。繰り返しになるが、不当労働行為がなかった状態に戻し、チェック・オフを再開することと合わせ誓約文で示された内容の履行に向け、今後、市教委として、誠実で誠意ある対応を図るよう、あらためて最後に申し上げ、本日の小委員会交渉については終了する。

令和3年5月12日(水曜日)【夏期】

大阪市学校職員労働組合からの勤務労働条件に関する申し入れの議事録

(市教委)
それでは、ただいまから、大阪市学校職員労働組合からの夏期一時金に関する要求書についての申し入れ交渉を行います。
(組合)
本日は2021年度夏期一時金について、学職労として申入れを行いたい。
(組合)
去る3月19日に市労連は、松井市長に対して「2021年統一賃金要求に関する申し入れ」の中で、一時金については、期末手当一本とし、年間5ヶ月分以上とするとともに、支給方法の改善をはかること、さらに引き上げ改定分についても、期末手当に配分すること。を要求している。
これに基づき学職労としても、本年度の夏期一時金として、「月収の2.5ヶ月分以上を6月30日に支給すること、また、支給方法についても引き続き改善をはかること。」を合わせて申し入れる。
昨年、大阪市の人事委員会勧告では、月例給は改定なしとなったものの、一時金は0.05月分の引き下げが勧告され、組合員の給与水準は依然として低い状況にあります。また、コロナ禍の影響により、今後、民間における雇用や所得の環境がさらに悪化していくことが懸念される状況の中、感染症対策への対応など、市民の生命と生活を守るためにも、職員が不安を抱えることなく、安心して業務に従事できるよう給与と勤務条件の確保が必要と認識する。
また、「給与制度改革」以降、多くの組合員が最高号給に達しており、結果的に昇給できない組合員が年々増加している。2015確定交渉においては、一部の給料表で号給増設が行われたとはいえ、極めて限定的なものであることから、現在の大阪市の給与制度は他に例もなく早期に見直すべきであり、早急に総合的な人事・給与制度を構築すべきである。
次に、人事評価制度について、現行の人事評価制度は、相対評価を行うことで公平・公正性、客観性を著しく毀損しており、組合員の十分な理解の下で人材育成のための制度とすることが必要と認識している。
人事評価を利用して、能力実績主義に基づく競争を煽り、評価結果を勤勉手当や昇給号給数に反映するなど、職員間に格差を生じさせることを目的とすることはあってはならず、職員一人ひとりの能力の違いや各職場事情等を考慮し、制度の趣旨に合致した制度構築が必要であると認識している。
また「相対評価」による給与反映は、職員の士気に影響を及ぼし、人材育成からは程遠い制度であることを再三指摘してきた。一昨年の人事委員会報告において、制度見直しに言及されたことから、一定の制度改正がなされたものの、絶対評価点と相対評価区分の不整合について依然、解消されていないとして、昨年の人事委員会報告においても引き続き問題点について言及されている。市労連に結集する学職労として「相対化」の廃止を強く求めるとともに、市側・教育委員会の一方的な運用を許さない立場から、改善すべき点は改善すべきであるという認識のもと、引き続き交渉・合意による改善を求めておく。
次に、新型コロナウイルス感染症について、大阪市においてもさまざまな感染防止対策が講じられていると認識するところであるが、予断を許さない状況が続いている。引き続き、市民生活を守るためにも感染拡大の防止に向けた対策の取り組み強化と、職員が不安を抱えることなく、安心して業務に従事できる業務執行体制を構築するよう求めておく。
さらに、安全衛生面にも十分配慮した職場環境の整備や制度の充実をはかるとともに、新たな業務への対応や課題等が生じた場合については、必要な対策を講じるとともに、速やかに市労連・学職労と交渉・協議を行うよう要請しておく。
学職労は、例年に渡り総合的な人事・給与制度の構築をはじめ、さまざまな諸課題解決に向けて交渉を行い、組合員の賃金・勤務労働条件に関する課題について、確定交渉のみならず、通年的に交渉・協議を行い、解決をはかっている市労連に結集するとともに、個別課題については教育委員会に対し必要な協議を要請していくことを申し上げておく。
その上で、本日申し入れた「夏期一時金要求」は引き続き、組合員が学校園における公共サービスを担う上で極めて重要な要求であり、「賃金・労働条件は労使の交渉によって決定すべき事項」という基本態度を堅持し、これまでの交渉経過と自主性をもった労使協議と交渉により実現されるよう要請しておく。
(市教委)
ただ今、委員長より夏期一時金についての申し入れをいただいたところでございます。
本市の財政状況については、本格的な少子高齢・人口減少社会の到来や新型コロナウイルス感染拡大の影響による税収悪化、社会保障費等の増大に加え、経済回復にも一定期間を要することが懸念される中、多様化する市民ニーズに速やかに応えていくためには、安定した財政基盤を構築していく必要がございます。
このような状況を踏まえ、令和3年度予算の編成にあたっては、行財政改革を徹底的に行い、補てん財源に依存することなく収入の範囲内で予算を組むことを原則とするなど、将来世代に負担を先送りすることのないよう、財政健全化に着実かつ積極的に取り組むとともに、限られた財源のなかで一層の選択と集中を全市的に進めることとしております。
こうした考え方のもと、「新型コロナウイルス感染拡大防止対策の充実」や「市民サービスの充実」、「大阪の成長」という方向性を基本に、学校給食費の無償化や「重大な児童虐待ゼロ」の実現に向けた取組みをはじめとする子育て・教育環境の充実などを推進することとしております。
一方、私ども公務員の給与等勤務条件に関しましては、各方面から強い関心が寄せられているところであり、制度の透明性を確保し、より一層、市民に対する説明責任を十分に果たすことが求められております。
しかしながら、私どもといたしましても夏期一時金は、教職員の生活に直結するものであり、モチベーションの向上等に大きく影響する重要な課題だと認識しております。
本日いただいた申し入れの内容については、先ほどお示しした本市の厳しい財政状況や諸情勢を、十分配慮しながら検討してまいりたいと考えており、市労連統一交渉の場で、引き続き協議をさせていただく所存でございます。本日のところは大阪市学校職員労働組合の皆様方には、何卒ご理解を賜りたく存じます。
(組合)
ただ今、夏期一時金要求の申し入れに対し、教務部長から、取り巻く状況について述べられたところであるが、組合員がおかれている非常に厳しい実態を充分に認識し、教育委員会として、今後も誠意ある対応をされるよう改めて要請する。
学職労は、組合員の生活の維持・改善と働くものの権利を守ることを目標におきとりくみを進めている。組合員の生活実態は以前にも増して厳しいものとなっており、将来への不安の中で暮らしている状況を放置できるものではなく、使用者である教育委員会の責務において、組合員のおかれた状況を十分踏まえ真剣に対処することを強く求めておく。
(市教委)
繰り返しとなりますが、特に公務員の給与等については、より厳しい対応を迫られているのが実情であります。
なお、賃金・労働条件の決定についての私どもの姿勢について確認を求められましたが、給与等勤務労働条件については、当然のことながら労使交渉事項であり、誠意をもって、十分な協議のもと交渉を進めてまいりたいと考えております。
いずれにしても、本日申し入れの内容については、「市労連」の統一交渉の場で、引き続きご協議させていただく所存でありますので、本日のところはご了解をお願いいたします。
要求書
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令和3年5月12日(水曜日)【現闘】

大阪市学校職員労働組合からの勤務労働条件に関する申し入れの議事録

(市教委)
それでは、ただいまから、大阪市学校職員労働組合からの現業・公企統一闘争に関する要求書についての申し入れ交渉を行います。
(組合)
申し入れに際して、一言申し上げる。
今、2021自治労現業・公企統一闘争については、昨年に引き続き「自治体現場力回復闘争」として位置づけ、安全かつ良質な公共サービスを確実、効率的、かつ適正に実施するという「公共サービス基本法」の基本理念の実現をめざし4つの基本目標と8項目のたたかいの指標を掲げ、全国統一闘争基準日を設け、とりくみを配置するとしている。
学職労は、こうした自治労の基本目標にもとづき、「2021自治労現業・公企統一闘争に関する要求」について申し入れを行ってまいりたい。
私たちは、これまで限られた財源と現場力を最大限に活用し、市民サービスの向上に努めてきた。
しかし、総務省が、この間、推し進めてきた集中改革プランや定員抑制の圧力の流れを受けた結果、現業職員数は激減し、質の高い公共サービスを提供するための「技術の継承」が行えず、災害時における緊急時の対応や、新たなサービスの提供が困難な職場が多数見受けられる。
さらに、職員が減少している状況の中、市民サービスは多様化・複雑化し、求められる行政サービスは増加の一途をたどる一方、超過勤務縮減の取り組みを進める中、業務の遂行は困難を極める状況にある。
そのような中、大阪市においては、「市政改革プラン3.0」において、職員の削減が盛り込まれており、労使協議もなく一方的に公表されている。
2012年の給与制度改革以降、総合的な人事・給与制度の構築を検討するとしながらも、この間、具体的な認識を一切示すことなく、技能職員の給与水準引き下げありきの姿勢を頑なに貫いている。そうした市側・教育委員会姿勢は決して許されるものでない。
現在も多くの組合員が各級の最高号給に留まっており、昇給もかなわない状況である。
これ以上の賃金引き下げには、強い憤りを感じるところであり、市側・教育委員会は組合員の生活実態を真摯に受け止めるべきである。
この様な厳しい状況にあっても学職労組合員は、学校園および関連して働く管理作業員として果たす役割について、市政改革プランで示されている簡素・効率化の視点のみだけでなく、将来にわたる市民サービスの充実・改善を模索し、職員自らが自覚と責任を持って園児・児童・生徒の安全確保と学校園の施設・設備維持管理や安全対策にとりくんできている。
その上で本日申し入れた「2021自治労現業・公企統一闘争に関する要求」に対し、学校園における管理作業員が果たしている役割をはじめ、何点かについて教育委員会の考え方を求める。
まず、組合員の労働条件の変更は、組合員の一生涯を左右する大きな問題であり、労働条件に関わるすべての案件は労使協議事項であり、労使交渉・労使合意が大前提であると認識するが、教育委員会としての考え方を求める。
次に、労働安全衛生にかかわり、新型コロナウイルス感染症について、大阪市・教育委員会においてもさまざまな感染防止対策が講じられていると認識するところであるが、感染の終息は見込めない状況となっている。公共サービスに従事する管理作業員として、それぞれの職場で多数の市民・児童生徒と接する機会が多いことから、結果的に職員自らが感染の媒体となるようなことはあってはならないと考える。
感染症対策については、この間の経験を踏まえた対策が、重要となってくることから現場の意見を聴収し、明らかになった課題については、早急に 検証・協議・改善し、どの様な事態が発生したとしても、安定した市民サービスの提供と現場で働く職員が、安全で安心して職務に専念できるよう教育委員会として責任を持って、職員の健康管理には、十分配慮したより実効性のある感染症対策を整える必要がある。
緊急事態宣言が発出され感染する危険を否めない状況下にあっても懸命に働く、組合員の努力をしっかりと受け止め、労働安全衛生面にも十分配慮した学校園並びに校園営繕園芸事務所における職場環境整備、及び勤務労働条件の改善を図るよう求める。
併せて、職員が現場で働く上で混乱をきたさないよう、学校園及び校園営繕園芸事務所での業務において、環境整備支援業務、三期休業中における合同作業及び校園営繕園芸事務所との共同作業等について、統一的な対応を図ることが必要であると考えるが、教育委員会としての考え方を求める。
この間の退職不補充により、単数配置職場が増加し、培ってきた「技術・技能・知識・経験」を継承し最大限発揮するためにも、十分な検討・検証を行い、管理作業員が仕事に「働きがい・やりがい」を持ち安全・安心して業務を遂行できる業務執行体制が必要であると幾度となく指摘をしてきた。
「給与制度改革」以降、職務給の原則にもとづく給与体系に改正され、現業管理体制における各級主任の認識・役割が重要なことから、主任制度要綱に基づく業務執行体制のさらなる充実・強化を図ることを求める。
さらに、人事評価制度について、「相対評価」による給与反映は、職員の士気に影響を及ぼし、人材育成からは程遠い制度であることを再三指摘してきた。昨年の人事委員会勧告において、制度見直しに言及されたことから、一定幅の縮減が示されたものの、職員アンケート調査などが行われることもなく、4原則(公平・公正性、透明性、客観性、納得性)2要件(労使協議制度の確立・苦情処理機関の設置)の確立など、不十分と言わざるを得ない。引き続き「相対化」の廃止を強く求める。
市側・教育委員会側の一方的な運用変更により、手法や報告が適切に対応されていない事象があることから、改善すべき点は改善すべきであるという認識のもと、引き続き交渉・合意による改善を求める。
また、この間、各種申請、書類提出において、職場に設置されている共用端末を使用しての対応が図られているが、個人情報に関係する申請も多岐にわたることから、関連機器の整備や運用については、管理作業員の職場環境の改善に関する事項であると認識するところである。
教育委員会として、端末の活用を進めるのであれば、適切な条件整備を図り、「働きやすい職場環境づくり」、「個人情報保護の観点」から早急な設置を求める。
(市教委)
ただ今、委員長より「2021自治労現業・公企統一闘争に関する要求」について申し入れをいただいたところでございます。これまで、大阪市学校職員労働組合の皆様方が、本市教育行政の円滑な運営のために、新型コロナウイルス感染症拡大の状況下においても、学校園の教育環境整備業務や子どもの安全確保などに関わりまして、果たしてこられた役割と実績について、私どもも十分認識しているところでございます。
労働安全衛生の観点から、職員の健康管理に資する対策は重要であると認識しているところであり、今般の新型コロナウイルス感染症拡大の状況下においても、管理作業員の皆さまが安心して業務に取り組んでいただけるよう、引き続き、感染症防止対策並びに現業管理体制の充実・強化に努めてまいりたいと存じます。
また、相対評価における給与反映や職場環境の改善など、管理作業員の皆さまの給与・勤務労働条件に関わっては交渉事項であり、今後とも労使合意をめざすことを前提として協議してまいりますとともに、その他の事項についても、丁寧な説明に努めてまいりたいと存じます。
本日、ご要求いただきました内容については、私どもといたしましても、大阪市学校職員労働組合の皆様方の勤務労働条件に影響する重要な課題も含まれると認識しており、今後本市を取り巻く状況をはじめ諸情勢に十分に配慮しながら対処してまいりたいと考えております。
(組合)
ただ今、教務部長より、学校園の教育環境整備業務や子どもの安全確保、これまでに果たしてきた役割と実績についての認識、さらには、勤務労働条件に影響する重要な課題との認識が示された。
要求における各課題について、改めて勤務労働条件については学職労・教育委員会間の交渉事項であり、交渉においては誠意を持って対応し、十分な時間と資料提供において協議が尽くされるよう強く求めておく。
学職労は、日々の労働運動そのものが、現業闘争であると認識しており、本日申し入れた10項目の要求に対して、教育委員会の基本的な姿勢と具体内容について、以降の事務折衝及び小委員会交渉、団体交渉の場で誠意をもって十分な検討・協議を重ねていくことを確認しておきたい。
最後に、自治労は、2021現業・公企統一闘争を自治労全体の産別闘争として位置づけ、第1次闘争における基準日を 6月11日、第2次闘争における基準日を10月22日とし、これらを全国統一闘争基準日としてたたかうこととしている。
このことは、全国の自治体現業労働者として「自治体現場力による質の高い公共サービスの確立」をはかり、社会的に必要とされる現業職場の確立に向けた決意の表れであり、教育委員会として今後、誠意をもって回答されるよう改めて強く要請しておく。
(市教委)
繰り返しとなりますが、私どもといたしましては、本日ご要求いただいた内容について確認させていただき、具体の要求項目のうち、勤務労働条件に関わるものについては、今後小委員会を設置し、誠意をもって交渉協議してまいりたいと考えておりますので、本日のところは、よろしくお願いいたします。
要求書
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令和3年6月1日(火曜日)

大阪市学校職員労働組合 自治労現業・公企統一闘争に関する要求書申入れ (第1回小委員会交渉)の議事録

(市教委)
只今より、去る5月12日、大阪市学校職員労働組合の皆様から、現業統一闘争として申し入れのございました事項に関わります小委員会交渉を始めさせていただきます。
まずは本日の小委員会交渉の進め方でございますが、要求書における申し入れ事項につきまして、私の方から交渉事項に該当する事項を一括してご説明させていただきます。その後、組合側の方から申し入れ事項に係る趣旨説明をいただきまして、市教委としてお答えできる部分を対応させていただくといった流れで進めていきたいと思っておりますので、宜しくお願い致します。
それでは、交渉事項となる部分につきまして、私の方から一括してご説明させていただきます。お配りしております資料の現闘分類表の方をご確認ください。
まず、1項目めでございますが、関係法令等を遵守した労使関係につきましては、労使関係とりわけ勤務労働条件に関わってきます基本的な部分でございまして、交渉事項として制度グループの方からお答えをさせていただきます。2項目めでございますが、勤務労働条件につきまして、交渉事項として教職員人事の方からお答えをさせていただきます。3項目めでございますが、労働安全衛生に関わります事項でございますので、交渉事項とし、福利グループからお答えをさせていただきます。4項目めでございますが、勤務労働条件に関わります事項でございますので、交渉事項とし、制度グループの方からお答えをさせていただきます。5項目めでございますが、労働安全衛生に関わります事項でございますので、交渉事項とし、福利グループの方からお答えをさせていただきます。6項目めでございますが、本市の職員、組織、配置に関わってきます業務執行体制でございますので、管理運営事項として、整理をさせていただきますが、職制として、申し入れの内容につきましては、真摯に受け止め、今度とも引き続き、責任を果たしてまいります。7項目めでございますが、労使関条例第4条第1項第8号の、人事評価制度の企画、立案及び実施に該当する事項でございますので、管理運営事項として、整理をさせていただきますが、申し入れの内容につきましては、真摯に受け止め、今度とも引き続き、責任を果たしてまいります。8項目めでございますが、予算の編成に該当する事項でございますので、管理運営事項として、整理をさせていただきますが、申し入れの内容につきましては、真摯に受け止め、今後も引き続き、関係部署に大阪市学校職員労働組合の皆様からご要求のあった旨、責任をもってお伝えをさせていただきます。9項目めでございますが、勤務労働条件につきまして、交渉事項として整理をさせていただき、教職員人事の方からお答えをさせていただきます。最後、10項目めでございますが、職員の賃金労働条件をはじめとした待遇改善等に関する事項でございますので、交渉事項として制度グループの方からお答えをさせていただきます。交渉事項に関わりますご説明は以上でございます。
それでは要求書について、順に、各申し入れ事項に係る趣旨説明をいただきたいと思いますが、1項目めの労使関係に関する事項につきましては、先ほども申し上げました労使に関わります基本的な部分でございまして、市教委として真摯に誠意をもって、今後、回答をさせていただきたいと思っておりますので、宜しくお願い致します。
それでは2項目めの方から順に、宜しくお願い致します。
(組合)
2項目め?
(市教委)
はい。お願い致します。
(組合)
基本は自治体直営を基本として、業務実態に基づいて適正な異動配置を行ってほしいと思いますよね。業務実態に基づくということは、こっちの考えですけど、正規職員と、再任用と再任用になってるところもあるというふうなところで、やっぱり正規が基本となって、その職場を配置してもらいたいというふうなことです。
あとは、要員配置、各級主任の配置も含めてですけど、異動ルールにも関わってくるんですが、校園営繕園芸事務所職員が主任を持ってても、そのまま校園に異動すると、しかしながら、校園の主任が営繕園芸事務所へ行くということになると、この現業管理体制なり、給与構造改革が色々やられた中で、全然動いてないという実態があると思います。そこについては、なぜそういうふうな対応になっているのかというふうなところですよね。続いて、言って?
(市教委)
はい。そうですね。お願いします。
(組合)
3番目。
(市教委)
はい。
(組合)
だから教育委員会として、公務災害、労働災害一掃するために対策を十分に講じていただきたいと。
4番目は、この間、コロナに関して色々な特例制度の運用の部分について、十分、検証を行ってください。この間、行ってるテレワークなり、通勤、テレワークの内容とか、やっぱり不十分な問題も多々あるんちゃいますかということです。あとは、校園勤務者等、営繕園芸事務所の職員について、昨年度ですけど、色々な問題があったというふうなことでありますから、同じ管理作業員という職員の中で、その制度運用については同等の対応をしていただかないと困るなというふうなことです。なぜ、そのようなことにならなかったというのも含めてですけど。
5項目めは、この間、労働安全衛生委員会でそれぞれ検証、検討もしていただいてるというふうなところですけど、この間、夏の部分についてはやっぱり非常に暑いような状況の中で、対応年数なり、枚数も含めてですけど、そういうようなとこの改善も含めてお願いしたいなというふうなところと、保護具等については、それぞれ調べられてるとは思いますけど、特にハーネスなりというふうな部分について、具体的にどうしていくのか。学校予算でするならするでかめへんねんけど、学校予算も削られてる中で、どういうふうに取り扱いをしていくのかというような足元照らすような対応をお願いしたいなというふうに思っています。
6番は各主任へ設置要綱に基づいて、適正な対応を図ってくださいと。主任として適正に対応されてない主任もおられると、こっちは認識しています。設置要綱の中に解任なり降格なりというふうな部分があるんであれば、そういうふうな部分については、だめな主任については一定の教育委員会として判断をして頂かないと困るかなと。だから、さっきもちょっと、要員配置のところでも言いましたけども、営繕園芸事務所と校園の各級主任の対応の部分について、何か問題があるんちゃうかというふうに思います。それと、統括についても校園統括なり、営繕園芸事務所統括と、勝手なことを言われる中で、そういうふうに仕分けをされてるんであれば、それぞれの営繕園芸事務所、校園、それぞれ主任、統括の任用試験、別々にやるべきやろうし、そういうふうなところを含めて、結局、そちらが作った設置要綱に基づいて、きっちりと対応されてないというふうな思いがあるので、適切な対応をお願いしたいなというふうに思います。人事評価の部分については、それぞれこの4原則、一切守られてないような、管理運営事項というのであれば、この間、お伝えさせてもらってますけど、一つの問題もなく、適切に処理がさせるべきやというふうに思います。だから結局は、人事評価の部分についても、そういうふうな研修なり、されてるんでしょうけど、具体にそういうふうな研修をされてない業務監理主任なり統括が、そういうふうな任になってるということ自体、問題があるというふうにこっちも認識しているので、具体的にどういうふうな研修を含めてしているのかと、中身も含めて、お聞きしたいなと。
あと8番は管理運営事項。言ったら、10番とリンクするとこもあるけども、これは労働条件含めてというふうな認識を持ってる中で、教育委員会、大阪市として、ペーパーレスやなんやかんやのシステムを導入するのであれば、きっちりと管理作業員のパソコンというか、共用端末を設置して対応を図っていただかないと。ここは、教員はある、現業職員にはないということであれば、差別的なことじゃないんですかというふうな認識もあるので、早急に対応を図っていただきたい。昨年の現闘終了後の説明の中でも色々と大きな問題があったということは、そちらの方も認識していると思いますけども、そういうふうな認識の中で管理作業員に対して、この端末を提供していないということが大きな問題だというふうな認識ですので、お願いをしたいと。ここの発生時のさっき言うたようにそれぞれ学校において、そういうふうな作成をされてるというふうなのも聞いてるんですけど、結局、そこに名前を入れられて、こうです、ああですというだけの話であって、具体的にその役割の中でどういうふうな対応をしていくのかっていうのが、一切、話にもなってないというような現状があるということなので、ここはきっちり管理職ないし現場の管理作業員に十分理解できるような対応を図れと。それと10番は、先ほども言いましたけども、あらゆる差別撤廃をお願いするということと、賃金労働条件はじめ、あらゆる差別的な制度、制度というふうに書いてるけど、あらゆる差別的なものについてはクリアしていただかないと。解消、改善をしていただきたいということです。以上です。
(市教委)
有難うございます。そうしましたら、順番に2番の方から、質疑応答をさせていただけたらと思います。2番の項目につきましては、教職員人事の方から宜しくお願い致します。
(市教委)
はい。まず、2番の項目の中で、全ての勤務労働条件の変更について、労使合意を基本に、十分な交渉、協議を行うこと。こちらの部分について、回答させていただきます。管理作業員の勤務労働条件につきましては、平成19年5月16日付、教委校(全)第19号、管理作業員の標準的な職務内容について、において通知をしております。要員配置につきましては、厳しい財政状況や他都市の状況を検討した結果、更なる見直しを求められていることから、学校園については1名を基本とした単数配置への見直しに、順次、着手しております。1名配置とした時の職務内容につきましては、令和3年3月15日付、事務連絡、管理作業員の単数配置に伴う学校環境整備業務についてにおいて、管理作業員を配置している全校学校園へ通知をしております。教育委員会と致しましては、子供たちが安心して快適に過ごせる教育環境整備について、直営を基本とした姿勢を踏まえつつ、行政責任を明確にするとともに、今後とも、単数配置校等の実情を把握し、管理作業員が職務を効率的、効果的に行うことが出来るよう、業務執行体制を構築してまいります。以上です。
(組合)
これに対して、いくつか聞いていっても。
(市教委)
はい。結構です。お願いします。
(組合)
これ結局、最終的に1名完了するのは、シミュレーション的に何年なの?
(市教委)
例えば、私の方で実際、シミュレーションさせていただいて、現状では令和13年度に単数配置、今、現状、退職者の方が全て再任用になられて、65歳まで再任用で勤められた場合ということになりますので、例えば、早期退職であったり、あるいは再任用を途中でやめられたりといった場合は、より早く、単数配置が進む可能性もあるんですけども、現状、見通しとしては、令和13年度を見通しております。ただ、今、国の方で定年延長ということで、60歳から65歳まで定年延長という話も、若干、出ておりますので、定年延長になった場合は、さらに、単数配置化の予定が延びるという可能性もありますので、若干、不透明な状況もあります。
(組合)
それは国の状況によって大きく変わるということ。
(市教委)
国の状況を受けて、我々、大阪市の方で定年延長を実施するかどうか。実施すれば、その分だけ退職者が、あるいは再任用の方が少なくなってきますので、計画としては後ろ倒しになるという可能性はあります。
(組合)
あと、まあその、単数配置が増えますと。で、今後、単数配置校等の実情を把握し、って言ってもらってるんですけど、具体的に何をどう把握していく?毎回、同じ答えなんだけど。それと、職務を効率的、効果的に行い、業務執行体制を構築すると言われてるけど、具体的にどういうことなのか。
(市教委)
現状では、単数配置校においては、単数、お一人の配置ということになりますので、複数配置校と比較して、日々の業務ですね。例えば、高所作業であったりとか、あるいは複数人数で作業をした方が効率的な業務っていうのが実施しづらい状況ではあるんですけれども、ただ、私も教育委員会の方からの通知によって、単数配置校においても各校園間の協力によって、複数配置校と同等の作業を行っていただくという意味で、効率的、効果的な業務実施体制というのを構築をしている状況です。
(組合)
ちょっとごめん、もう一回。単数配置校等の実情を把握しというの、具体的にもう一回言って。
(市教委)
単数配置校の。
(組合)
単数配置校等の実情を把握しって言ってた。
(市教委)
実情の把握ですね。
(組合)
どう、具体的に何をどう把握してるの。誰に対して調査したりとかしてるの。
(市教委)
実際には、各校園の校園長との間の中で、もちろん、年度途中での欠員であったり、あるいは年度末の退職状況等で欠員が発生した場合に、その欠員の補充をさせていただくのか、もしくは、単数配置校に、今、予算配付をさせていただいてる単数配置予算の拡充で対応させていただくのか。こちらにつきまして、校園長の意向もお聞きしたうえで、尚且つ、教育委員会としての判断も踏まえたうえで、単数配置化を行うかどうかというところを、実情把握をしているというところで述べさせて頂いております。
(組合)
そこの、今の回答でいうと、複数のところを単数にするために実情把握をしてると。
(市教委)
もちろん、それはあります。
(組合)
単数配置校における今の実情を把握してるわけじゃないの。
(市教委)
単数配置校による実情を把握してるわけではないですね。複数配置校における、単数配置化に向けた実情を把握しているということになります。
(組合)
複数のところの状況を把握して、今後、単数配置校にしていくのに、効率的、効果的な業務実施体制の構築をする?
(市教委)
効率的、効果的というのは、あくまでも単数配置校においても効率的、効果的な業務の執行が行えるように、各校が連携をしたうえで、業務が執行できるような体制を構築してまいると。
(組合)
各校が連携をする。
(市教委)
はい。
(組合)
各校が連携をするってどういうこと。
(市教委)
単数配置校に対して、管理作業員の方が支援業務ということで、校園に行っていただいて、それで業務にあたっていただくという。
(組合)
それが今、言われてる効率的、効果的に行える業務執行体制。
(市教委)
はい。
(組合)
だから、その業務支援だけのことをとらまえて言っているっていうこと。
(市教委)
はい。その通りです。
(組合)
それだけやね。それが効果的、効率的な業務執行体制。
(市教委)
はい。まあ、それだけというふうに限定いただくと、ちょっと語弊あるかもしれませんけど。
(組合)
あと何があるの。
(市教委)
あとは、その単数配置に伴う。
(組合)
業務支援なんか言ったら、今、現状、単数配置校の人間で何が困ってるって言ったら、即対応してもらいたいということが一番メインなんですよ。
(市教委)
はい。
(組合)
まあ、一つで言ったら、労安的に言うと、一人で脚立に上るなとか。
(市教委)
そうですね。
(組合)
いうふうなところで、即対応してもらいたいんです。
(市教委)
はい。
(組合)
それが支援業務でいうと、やっぱりタイムラグがでますよね。
(市教委)
はい。
(組合)
それが効果的、効率的な業務執行体制なの?
(市教委)
今、先ほど、申し上げたその支援業務以外に、単数配置校に対する予算配当によって、業務委託、外部に対してその予算を使ったうえで、外部委託というのも出来ますので、その点も効果的な対応という部分の1つには埋められると思います。
(組合)
1つにはそれ。じゃあ、あと、2つ、3つは何があるの。
(市教委)
今、先ほど、申し上げた単数配置校の支援業務がまず1点目で、2つ目がこの予算配当に伴う、予算の執行。それが2つ目になります。
(組合)
3つ目は?管理作業員が効果的、効率的に業務執行体制構築してるって言ったやん。2つで構築してるのか。
(市教委)
今、現状ではその2つで対応させていただいてます。
(組合)
支援業務はいまどれだけ動いているの。今の時点で。
(市教委)
どれだけっていうのは、どういう意味でしょうか。
(組合)
稼働率。
(市教委)
稼働率。
(組合)
だから、ちゃんと教育委員会として、それを動かすということで支援業務って今、一番に言ってもらいましたよね。
(市教委)
はい。
(組合)
具体的などういうな動きをして、何件あってとか、それ全部あるんですか。
(市教委)
今、私の方で、今、手持ちではないです。
(組合)
誰が持ってるの。
(市教委)
誰がというよりも、今、私の方で、今、手元にはない。
(組合)
誰も持ってないの?誰も持ってないのに効率的、効果的な業務執行体制って言えるの?
(市教委)
それは今、ご意見として承ったうえで、支援業務の稼働率。どういった状況があるのかというような情報は、こちらの方で集約はしてまいりたいと思います。
(組合)
誰に集約するの。
(市教委)
まあ、私の方で、支援業務の実施状況を集約してまいりたいというふうに考えてます。
(組合)
係長が集約しにいくの?
(市教委)
はい。
(組合)
1軒ずつ回るの?
(市教委)
1軒ずつ回るわけではなくて、具体的には、技能統括主任を通じて状況の方を集約してまいりたいと。
(組合)
支援業務って何年前からやってます?
(市教委)
ちょっと、今、私、存じ上げないです。
(市教委)
ちょっと、現状、今、手持ちで、すみません、集約出来てないところもありますので、そこは持ち帰らせていただいて。
(組合)
自分とこが適正な業務執行体制、効果的、効率的とか言って、それで支援業務は予算やって言って。それが効果的、効率的な業務執行体制って言ってるんだったら、どれだけが動いて、どういうふうになってるとか、それは持ってるはずやで。
(市教委)
すみません。続いて3番の事項になります。
(市教委)
3番の事項につきましては、私の方から。教育委員会では、職場における事故や災害を未然に防止し、管理作業員の安全と健康を確保するために、大阪市管理作業員労働安全衛生委員会を設置し、定期的に開催することで、安全衛生管理の機能強化を図るということでございます。労働安全衛生委員会では公務災害発生についての原因や再発防止策について協議を行い、平成21年12月に安全作業の手引きを発行し、その後、単数配置校や複数勤務校、高所作業時の安全確保等に係る必要事項について、随時、改正を行ってまいりました。しかしながら、依然として、災害は発生しており、中でも要綱に具体的役割として、公務災害防止対策を推進することが明記されてる主任自身が当事者となり、被災する事案も発生しております。公務災害を防止し、労働安全体制の機能強化を図るため、職員研修、主任研修の充実を図り、公務災害、通勤災害防止の啓発に努めております。また、近年の気温上昇により、熱中症のリスクが非常に高くなっているため、平成2年9月には労働安全衛生委員会の発行の安全作業の手引を改正し、熱中症対策として空調服、冷却ベスト着用時の注意事項等を追記し、各校園で管理作業員の熱中症対策について取り組みを行うことを各校園長に通知したところでございます。また、安全作業の手引きにつきましては、管理作業員の作業状況を踏まえ、随時、改正作業を行うように取り組んでまいります。今後とも、労働安全衛生法に基づき、労働安全衛生委員会で調査、審議を行い、安全衛生管理体制の充実、強化、公務災害防止、安全と健康の維持、確保に向けた取り組みを進めることを考えております。以上でございます。
(組合)
こっちとしては、公務災害一掃せえって言って、具体的にどういうふうに対応するというのは、全然答えになってないね。ここ、交渉事項やな。
(市教委)
はい。そうです。
(組合)
主任が当事者になって被災されてる案件があるというふうに認めてるんだったら、具体的にどういうふうな対応をしたの。
(市教委)
はい。まず、そういう研修を行うこともそうですが、統括を通じて、やはり安全についての意識を高めるということ。私どもと統括が入った小委員会の中で、そういった意識を向上させる取り組みを考えていきたいというふうに考えております。
(組合)
小委員会が考えることちゃうやんな。小委員会の位置付けもう一回、教えて。
(市教委)
本委員会にかけることに関しまして、調査、研究等をするという位置づけで、小委員会というのがあるというふうに認識をしております。
(組合)
そないなったら、本委員会で研修の中身含めてやらせてもらうということでいいんか。小委員会で研修、考えるとか言って、考える力がないんやんけ。考える力がないから公務災害起こしてるんやろ。本委員会で付託された内容を小委員会で叩いて、改めて本委員会に持ち上げて確認するということやねんやったら、労働組合としての交渉ごとについての研修内容は入れへんかもしれへんけども、本委員会の中で意見をぶつけたらかめへんということやね?やり方も含めて。
(市教委)
どのようなかたちで研修を進めていくかにつきまして、ご意見をいただいて、どのように具体的にしていくかにつきまして、また、委員会としても考えていくことになると思いますけども。
(組合)
今のこのコロナ禍の中で、去年、研修やったんですか。
(市教委)
今、やってません。
(組合)
さっきやったって言ってたな。言ってなかったか。
(市教委)
いや、研修を、図っていきたいというふうに。去年まで取り組んでまいりましたけども、これから、そういうことについて、やってまいりたいという、考えているという回答のつもりでございました。すみません。ちょっと私、言葉が不十分でありました。そういう趣旨でございます。
(組合)
今年どないすんの?
(市教委)
今年につきましては、今、具体的に主任研修について、そういう効果的な研修ができる方法を、現在、検討しているところでございます。
(組合)
委員会として検討してると。
(市教委)
はい。
(市教委)
夏季研修については、今年の夏に開催できるように。
(組合)
夏季研修のことは聞いてへん。主任研修のこと聞いてるねん、今。主任が当事者となって被災する事案が発生してるんでしょ。そのためには、主任会議やって、主任の研修をやってなくそうとしてはるんやろ。だからその主任研修の中身も、言ってるように小委員会で叩くんやったら叩いてかめへんがな。具体的に本委員会の中で、こういう項目叩けとかいうの、やったらいいんやなって聞いてるねん。
(市教委)
どういうかたちで進めていくか、私もちょっと、若干、判断つきかねるところではございますけども、少なくとも、本委員会の中で公務災害防止の観点から、労働安全衛生委員会でやってまいりますので、その対策としてどういうなかたちで対策といいますか、やっていくかということについては、本委員会の中でも話をすることは可能なことではないかと考えております。ちょっと私自身、研修の位置づけについて不十分な点があるとすれば、申し訳ないですけど、その主任の研修の中で力が、そういうことについて、注意を高めていくということについての取り組みが必要であるというふうな認識は持っておるつもりではあります。
(組合)
だから、その認識はかめへんねんけど、具体的にどういうふうな柱を立てていけへんかったら、公務災害ってなくなっていかないんちゃうんですか。だから、今の時点でどういうふうな柱で作っていくねんとかいうような、そういうのはないの?
(市教委)
私自身が小委員会の場で、公務災害についての状況につきまして、報告案件としてやっておりますが、これについて、どういうかたちで防いでいくかということを議論しております。そういうことを通じて、やはり昨年度の主任が被災してる事例もございますので、そういった中から、どういう点について注意していくかということについて、やっていこうというふうに考えておりますので、それをちょっとお時間をいただきながら、きちっとそういうことについて検討していきたいと思っております。
(組合)
熱中症対策で去年、簡易のベスト、全職員に配付しましたよね。で、あれ以降、あの時にも議論になったけども、結局その後は、校園の予算の中で買うというふうなこと、今年2月、3月に学校の予算、予算委員会か何かの中で入って、やったというのは聞いてるの?で、各級主任がそういうふうなハンコだけ貰いに行くんじゃなくて、そういうふうな話もしてるとかいうふうな部分について、全部把握してはるの?
(市教委)
申し訳ございません。それは、昨年の学校の予算委員会にどのようなかたちで話をしたかということについては、把握しておりませんでした。
(組合)
だから、そんなんはあれやろ、業務主任が校園に報告しに行った時に、ちゃんと管理作業員へ主任が管理職に対して説明をしてるという部分は、主任会議の報告書みたいなやつの中で記載されてるんちゃうの。どういうふうな話をしたとか、どういう意見があったとか。やってないやろ。
(市教委)
はい。
(組合)
それ資料も出来てんねやろ。どんだけやったとか。
(市教委)
主任会議での報告というのは現業管理体制の中で挙げていただくということがありますので。
(組合)
主任会議の報告を各校園に、自分の担当校に行くやんか。
(市教委)
はい。
(組合)
自分の担当校に行った時、どういうふうな話をした、どういうふうな意見があったって報告書があがってるやん。
(市教委)
はい。
(組合)
あれで集約できるんやろ。
(市教委)
そうですね。業務主任が作成をした報告書を見れば、どういった説明をしたかっていうのは集約できます。
(組合)
分かるねんな。
(市教委)
はい。
(組合)
それやって、すぐに出てくるわね。だから、それは横と連携してくれたらいいんちゃう。やってないとこは、もう一回やってくれたらいいし。だから、そういうふうなことを、細かなことを含めて、積み上げていかへんかったら公務災害一掃なれへんでしょって言ってる。違う?
(市教委)
そうですね。横の連携と申しましょうか、状況についてきちっと把握するところが不十分だったと、改めて認識致しましたけども、今後、それについては努めてまいりたいと思います。
(組合)
その、今言ってもらってるやつなんかも、なんやかんやって口頭だけで言われてるもんやから、なかなか分かりにくい。ある程度、下書き含めて必要やで。言ってる方も忘れてしまうから。違うの?次、行こう。次。
(市教委)
はい。4番。先ほど、特例制度の運用についてということで、お言葉いただいたところなんですけども、新型コロナウイルスの感染拡大に伴いました、新たな制度につきましては、感染拡大の状況下において、より迅速な対応が求められるということもございまして、それが、言い訳になるんですけども、なかなか十分な説明が出来てないというところで、テレワークであったりとか、マイカーのところでお叱りを頂戴したところでございます。私、12月から赴任させていただいてるんですけども、その点でいきますと、マイカーのところにつきましては、第2波のところですね。事務所の方で停めれてないという実状がございましたので、そこは教職員人事の方と連携をとりながら、停めていただけるようにということで調整を図ったところでございます。今後、新たな制度につきましても、当然、導入、運用されていく可能性ございますので、その点につきましては先ほどのように教職員人事と連携をとりながら、より丁寧な対応をしていきたいと考えておりますので、宜しくお願い致します。
(組合)
今の時点でマイカー通勤というのは、これは生きてるの。
(市教委)
生きてます。
(組合)
生きてるの。
(市教委)
制度としては生きてます。
(組合)
今、現状、やってるとこあるの。
(市教委)
あります。テレワークについては、すいません、私の方では情報まだ入ってきてない。
マイカーの方では前回、開始させていただいたタイミングで、実際、ご利用されてる方、いらっしゃると聞いております。
(組合)
テレワーク、去年のテレワークの部分で言ったら、結局、業監止まりでなってたので。なんでそんなになるの。業監ってそんなに偉いんか。そんなに賢い奴なんか。ほんで、言うたら、その持ってるテレワークのやつ、何やったかというのはあげてきますわな、業監、それ、ちゃんと精査したん?そのやってた内容がいいか悪いかというのは、その業監が判断するんやろ。そんな判断させるような研修会とか何かやったん?
(市教委)
研修会とかは実施していない。
(組合)
勉強、何もしてないんやろ。
(市教委)
はい。
(組合)
その人の主観でやってんねやろ。これがいいか悪いかとか。
(市教委)
通知文のみで対応していた状態です。
(組合)
統括知らんねん。業監って何する人なん?
(市教委)
業監につきましては、業務主任を観察する業務
(組合)
業務主任を観察するんよな。一般の管理作業員なんかせえへんわな。するんか。
(市教委)
業務主任の観察を通じて、一般の管理作業員の観察をするという立場であります。
(組合)
統括、その中身、全部知ってるの?言うたら、これがあかんとか、これはいいとか、突き返したやつ。
(市教委)
統括に対しては、業務監理主任が吸い上げた情報を統括に報告をすると。それで、評価の補佐をするという立場でもあります。
(組合)
テレワークで人事評価、そんなんするの。
(市教委)
テレワークに関しては。
(組合)
違うやん。テレワークの中身やんか。テレワークの中身、ちゃんと統括知って、テレワークの中身でも訳わからんやつおるやろ。こっちでも聞いてるの知ってるけど。そんなくだらん内容のやつ。それちゃんと突き返したりとかいうのあるのか。具体的に何やらせたとか、何やったとか。それを現場に戻った時に、ちゃんとそれを発揮できたのか。それ、検証したん?
(市教委)
検証というところいいますと、現状、テレワークで報告書は、今、現管体制の中で、業務監理主任が取りまとめということであげていただいてます。その内容に、不足があるという内容についても承知はしておりますので、それについては業務監理主任を中心として指導を行うようにということで伝えてはいます。
(組合)
何件あって何件それやったの。
(市教委)
現状、私が今、4月以降、配置をさせていただいて、テレワーク実施している中では3校、件数は約20件、テレワークが出てきております。
(組合)
去年のやつは?
(市教委)
昨年のは。
(組合)
去年もテレワークやったやろ。
(市教委)
そうですね。昨年も。
(組合)
トータルなんぼや。
(市教委)
トータルの件数は、すいません、今、手持ちがないです。
(組合)
現業職員って、なんのために現場に張り付いてんねん。もっと理解ささなあかんのちゃう。自分の命を守るのもたいがいやで、あれやけど、そのへんがあれやろ、こっちから言うと、主任の認識のなさやんな。そこを任用した委員会の責任もある。で、具体的にどういうように指導しにいったん?
(市教委)
今、私の方で対応させていただいのは、まず、技能統括も通じて、各校園、業監に対して、このような報告の内容であれば不十分だということをお伝えしたうえで、実際にやった内容のところ、今、聴き取りを行っているところです。
(組合)
今、やってんの。
(市教委)
はい。4月以降の部分に関してなんですけども。あと、実際にはテレワークを認めるというのは、今、システム上では校園長がまず一義的に認めるというところもありますので、校園長に対しても、実際の内容に関しては、校園長、関知はしてないとこあると思うんですが、テレワークの承認に関しては、より慎重にあたっていただきたいということで、意見を述べさせていただいています。
(組合)
テレワークを認めるには管理職の責任。中身については業監がやるの。
(市教委)
はい。
(組合)
どうかと思うけど。はい。どうぞ。
(市教委)
続きまして、5番の項目ですね。作業服等の被服に関することで。
(市教委)
作業服の被服については、管理作業員の作業において安全確保の観点から必要であることについては認識しており、これまでも対応を行ってまいりました。令和3年度には夏用作業服について、通気性に優れた生地への改善の取り組みを行い、対応してまいりたいと存じます。今後とも、貸与被服につきましては、作業実態を把握するため、引き続き研究していまいりたいと存じます。また、保護具につきましては、高さ2メートル以上の箇所で作業を行う場合には、作業板を設け、その作業板の端や開口部には、囲い、手すり、覆い等を設けて、墜落自体を防止することが原則でございますが、こうした処置が困難な時は、安全帯を使用することになっております。今般、法令の改正により、高所作業における従来からの安全帯の使用については、令和4年1月1日まで使用が認められるものの、それ以降については、高さや作業に応じた墜落制止用器具を装着しなければならなくなることから、各学校園に対して、適切な保護具の使用についての方針をお示し出来るよう、検討してまいります。ご要望にございました枚数であるとか、耐用年数のことにつきまして、なかなか厳しいというとこでございますが、現時点で私どもとしましては、本年度につきましては、通気性の優れた生地への改善であるとかいうふうなことも含めて、被服について何が出来るかということについては、検討していきたいというふうな認識で、ご回答させていただいております。
(組合)
令和3年のいつになります?
(市教委)
私としましては、7月には各学校園にお渡し出来るように、現在、進めておるところで。
(組合)
上1枚、下1枚。
(市教委)
はい。その通りでございます。
(組合)
でも、暑いで。
(市教委)
今現在、確かに夏場、暑うございますけども、今回、生地、また見ていただきたいと思うんですが、かなり通気性が良いものにして、ちょっと透けるような感じではあるものの、耐性をもった生地で今回作ってるので、是非、ちょっと実際に着用してみていただければなと。
(組合)
着用はあれやろ。見本、ずっと着てる人おるやん。
(市教委)
ああ。
(組合)
あの生地から変わってる?
(市教委)
いや、そうではないです。あれを元に、それを元に今回作ったので、各学校のほうで
(組合)
今、この時期でも1枚なんか、すぐ午前中で終わってしまうで。せめて洗い替えが必要じゃないかな。衛生的な部分も含めて。そりゃ、予算の関係もあるんやろうけど。
(市教委)
何が出来るかということについて、具体的につきましては
(組合)
これ交渉やな?
(市教委)
交渉です。
(組合)
2枚欲しいな。別に、複数いるよね。2枚とは限らへんけど。そんなん、午前中、立ち番してるだけでも汗かきますよ。一回あれ着て、作業行ったことある?一回、行ってみたらいいねん。現場、どんな暑いか。
(市教委)
夏は暑うございますよね。
(組合)
そんな汗かいたやつ、ずっと1週間着ろってこと?せめて洗い替えが必要ちゃうの。
(市教委)
何が出来るか、どんなかたちで努力出来るか、引き続き取り組んでまいりたいと思います。
(組合)
交渉事項ちゃうん。いや、現場実状分かってないってことやんな。クーラーかかってずっと1日中おるんやったら、別にあれでも1枚でも、そりゃ足りひんことは足りひんけど、日中現場で作業しててみいな。1枚じゃ足らんで。どう考えても。
(市教委)
そこにつきましては、ちょっとこの場ですぐ対応できる状態でございませんので。そのご要望につきましては、しっかりと受け止めて、今後、どのように、何が出来るかも含めてちょっと検討したいと思います。
(組合)
何が出来るかってどういうこと。
(市教委)
そういう、夏場が暑くて枚数が必要であるというご要望いただいたことについて、じゃあ、教育委員会として何が出来るかということについて、限られた予算の中で何が出来るかについて、ちょっとそこは検討する必要が、厳しいございまして。
(組合)
厳しいことは分かってるよ。
(市教委)
はい。
(組合)
現場の職員も厳しい。
(市教委)
そうでございますね。
(組合)
一方では作業服で業務せえって言ってるんやで。ポロシャツもあかん、Tシャツもあかん。安全対策の面からもとか言うてる。そんなん単数でいけると思います?
(市教委)
どんなかたちで、繰り返しになりますけど、予算のこともありますし、即答出来る状況でございませんので、少しちょっと検討させていただければと思います。
(組合)
どこで検討するの。
(市教委)
我々、教育委員会の方で、予算も含めて、何が出来るかということが、やっぱり、特にお金も必要なことでございますので、ただ、まあ、その現場の状況について、何か改善できるものなんかについては、一方ではそういう工夫も我々も検討していきたいと思っておりますので、ちょっとご理解を賜りたいと思います。
(組合)
暑い。なんか、そうやってやっぱり7月に出そうとしてるの、出すのはかまへんねんけども、出すんやったら別に今まで着てるやつも、ちゃんと併用して着ろとか。ほんなら、夏場暑い時は自分で勝手に買ったらあかんのやけど、貸与してるものやからあれやけど、ポロシャツでもいいとか、何かちょっとそういうふうなこともないのかいな。1枚しかないんやったら。
(市教委)
ああ。はい。
(組合)
立ち番する時だけでもポロシャツでいいとか。まあ、それで言ったら何のポロシャツがいいかとか、色々なるから、そこは貸与被服の制度に則ったらあかんのやろうけど。
(市教委)
そういったことも含めまして、そういう現場のお知恵も頂きながら、よりよいかたちで何かご協力も得ながら進めていきたいと思います。
(組合)
作業服、皆、着てるよね?
(市教委)
作業服、皆、着て、作業して。
(組合)
してるよね?
(市教委)
作業服については着用するようにということで指導はしております。ただ、一方で私自身が作業服を着ていないという実例を見たことはあります。
(組合)
あります?
(市教委)
はい。ありますので、それについては指導をその場でさせていただきました。
(組合)
何で着てないん?
(市教委)
まあ、その本人の甘えといいますか、認識不足が原因だと思います。
(組合)
どう指導したん?
(市教委)
作業服を着るようにと。
(組合)
誰に対して?
(市教委)
その本人ですね。
(組合)
管理職にせんかいな。そうやろ。
(市教委)
はい。
(組合)
あれ、何のために作業服着てるの?
(市教委)
作業時の安全ですね。
(組合)
それだけ違うがな。
(市教委)
あと、周りの皆さん、子供も含めてなんですけれども、大阪市の職員であるということを周知するため。
(組合)
そうやろ。
(市教委)
はい。
(組合)
着てへんのはあかんよな。そこも学校に配置されてるんやったらされてるで、いつもそうやねんけど、その本人にもそうかもしれへんけども、管理職に対しても徹底して指導せえっちゅうねん。そうやろ。だから、一方、こっちで労安の部分も色々、年間調査のことでも、週間の時でも作業服は着てるか着てないかというのも、あれは嘘やわな。100%というのはな。
(市教委)
結果が丸になってるだけで、実際どうなのかまでは確認してないところでございます。
(組合)
なんで着いひんのやろね。着心地が悪いからやな。違うの?何なん?だから、あれやろ。そういうふうに人事管理も含めて、その現業管理体制でやってるって言うんやったら、そこまできっちりやらなあかんで。人事管理だけじゃなしに、何を勘違いしてるのか。それが後のうちの要求のところに関わってくるとこやけど。そういうこと一つ、出来へんことということが大きな問題ですよね。各級主任も、何回も言って申し訳ないけど、高い金もうてんのにそんな一つも指導出来へん。
(市教委)
その指導を行うようにということで、その現管体制の中で周知徹底をしていくっていう、そこの責任はこちらの方にありますので、それは各級主任会議を通じて、周知をしてまいりたいと、徹底をしてまいりたいというふうに思います。
(市教委)
続きまして、6番。
(組合)
はい。
(市教委)
まず、今、現状は各級主任設置要綱に基づいた対応になっていないといったご意見につきましては、今後、適切な対応になるように努めてまいりたいというふうに考えております。
(組合)
適切な対応になるように?
(市教委)
はい。それは現業管理体制の適切な運用といった点も含めて、適切な対応になるようにということで努めてまいりたいというふうに考えています。
(組合)
努めていきたいということは、適正な対応になってないって認めたっていうことやな。
(市教委)
認めてるわけではなくて、現状、その現業管理体制っていうのを構築している中で、ご意見として適切な対応になっていないということでしたので、そういう事実については、適切な対応となるように努めてまいりたいと。現状、私どもとして、体制自体に不備があるというふうには考えてはいませんが。
(組合)
体制というのは何?その各級主任?
(市教委)
現業管理体制。そうですね。各級主任という位置づけに対して、その制度自体に不備があるというふうには考えてはいないんですが、一方で、各級主任を担うべきではない者がいるといったご意見というのを、今、頂戴致しましたので、それについては研修であったり、あるいは指導を通じて、そういった適切な業務にあたっていただくようにということで、指導はしてまいりたいと。そういった中で、適切な対応に努めてまいりたいというふうに考えております。
(組合)
こっちが言ってる、ちゃんとなってない主任いてますというのを、どこで見にいくの。その言ってる研修したりとか、指導したりとかするって言うてるんだったら、それはどこで見つけていくの?
(市教委)
基本的には業務主任が不適切な業務を行っているということであれば、業務監理主任が指導を行うべき立場の者になりますので、その担当の業務監理主任を通じて、業務の改善を図っていただくというふうに考えています。
(組合)
業務主任が適切じゃなかったら、業監に対して指導する?
(市教委)
業監から指導。その本人に対して、業務主任に対して。
(組合)
その業務主任、ちゃんと適切に対応されてませんよというのを、業監から指導させる?
(市教委)
はい。
(組合)
その言ってるように、業務主任があかんというのは誰が見てる。
(市教委)
それは一義的には業務監理主任が観察をすべき立場であるというふうに考えます。
(組合)
業務監理主任が業務主任を観察した時の、その対応だけでそいつが良いか悪いかっていうのを判断するん?こういうこと?
(市教委)
はい。
(組合)
ほな、その上も然りやな。業監があかんって言ったら統括が指導するということ。
(市教委)
はい。
(組合)
指導されたらあかんのやろ。普通。
(市教委)
もちろん、業務監理主任という立場は、業務主任を監察する立場でもあるので、今、おっしゃっていただいたご意見のとおり、指導されるということは望ましくはないんですが、ただ、まあ指導されるような内容があれば、それは技能統括主任の方から指導するということになると思います。
(組合)
指導されるような内容は。だから、下からの突き上げがどういうふうに受けてくれるっていうことやねん。
(市教委)
今、下からのっていうことは、例えば、一般の管理作業員の方が主任を評価するっていう制度が現状、ありませんので、下からの突き上げと、今、おっしゃっていただいた内容に対する対応というのは、現状、していないというのが現状だと思います。
(組合)
だからそこが一番なんやろ。
(市教委)
はい。
(組合)
上から見たって、別に何ら問題ないってなるやんか。結局、一般が、各担当の業務主任が一般のとこに行って、こいつちゃんと出来てないって、出来てないっていうのは一般が思うことやんか。それをどう吸い上げてくれるのか。
(市教委)
今、現状、なかなかそれを。
(組合)
業務主任があかんとか言うの、業監がどうやって見るん。その観察、3回の時に見るだけなん?
(市教委)
今、おっしゃっていただいた通り、一般の管理作業員の方の意見を業務監理主任が吸い上げるという機会は現状ない、なかなか少ないと言わざるを得ない部分もあります。
(組合)
ないよね。
(市教委)
はい。
(組合)
そこはどうしてくれるの。
(市教委)
そこに関しては、今、申し上げた業務監理主任の観察業務であったり、あるいは技能統括主任のところを通じて、なるべく情報を吸い上げていくというふうに努めてはまいりたいと。
(組合)
だから、末端の意見を吸い上げてもらう所がないじゃないですか。
(市教委)
それは、もちろん主任を通じてというところもあるんですけれども。業務主任本人を通じて、一般の管理作業員の意見であったり、あるいは上司の。
(組合)
そんなん、いきなり上の前行ってあなたダメですとなんて言う奴、おれへんやろ。そんなん。そんなやり方。
(市教委)
ただ、あくまでも体制の中で意見の吸い上げを行っていくと。あるいは、その指導をしていくといったことを進めてはいますので。
(組合)
進めてるって、どうやって進めてるの。
(市教委)
今、現状で体制を構築したうえで、そういった管理体制を敷いてるということはございますので、その点はこれまでも実施していたことを。
(組合)
そういう意見を上げなさいよなんて、一般の人間、言われたことないで。
(市教委)
意見を出しなさいということはお伝えしてないと思うんですけども、ただ。
(組合)
違う違う。言えますよってそんなことも一切聞いたことないで。
(市教委)
ただ、今、現業管理体制の中で各級の主任会議、もちろん、主任は一般の管理作業員の方に説明する機会があると思うんですけども、その報告書の中で報告いただく内容に、もちろん一般の管理作業員の方の意見というのも含まれると思いますので。
(組合)
違う違う。俺が言ってるのはそんなんじゃない。一般の人、その報告書見られへんやんって言ってる。
(市教委)
それはそうですね。
(組合)
だから、一般の人間がそこで言ったって、全然吸い上げられへんじゃないのって聞いてる。
(市教委)
そこは、その一般の管理作業員の方の意見を吸い上げるようにということで、業務監理主任であったり統括の方に指導をしてまいりたいというふうに思います。あくまでも、その体制の中で意見の吸い上げを行っていくと。
(組合)
分からん。もうちょっと分かるように説明して。俺は一般や。業務主任いてますやん。その人に対して問題があるということは、どこにもぶつけられへんじゃないですかって言ってる。
(市教委)
それも一義的には、まず業務主任本人に対して意見をぶつけるべきだと思う。
(組合)
意見をぶつけます。
(市教委)
はい。
(組合)
その人、もみ消してしまうやん。してるんか、上げてるんかというのは見えへんよね。こっちが言っても。
(市教委)
はい。
(組合)
それどうするの。
(市教委)
その点については、確かにおっしゃる通り、難しい部分もあるとは思うんですけども、ただ、業務監理主任がそういった主任の動向等を見たうえで、意見の吸い上げが出来るようにと。
(組合)
俺が業務主任に対して言ったことを報告書に書けへんかったら、業務監理はこの主任ちゃんと出来てるなって勝手に思うんじゃない?
(市教委)
逆に、それで言うと、報告書の内容が薄くなるといいますか、意見が何も書かれていないことにもなると思いますので、それは一定、業務監理主任が評価する材料の一つにはなると思います。
(組合)
いや、だから俺が言うた質問っていうか、苦情じゃないけど、何かあるやんか。それを業務主任が報告書に書けへんかったら、その意見は通じへんじゃないのって。報告された内容について、これどうですか、こういう質問がありましたっていうのは書きはるやろ。
(市教委)
はい。
(組合)
業務主任さんは。でも、自分に言われた苦情に対して、こんなん言われたって書くか。
(市教委)
それが業務に関わる内容であれば、書いていただくことになると思うんですけども。
(組合)
いや、違うやん。その人がちゃんと、この報告書に基づいて、ちゃんと説明してないです、ただ単にこういうふうにズラズラ書いてることをずっと1時間半かけて読みました、それも苦情やからな。別にそういう問題じゃないじゃないですか。そういうのを業務主任が書く?俺がそんなん読むだけやったら意味ないやんとか言って、意味ないですって報告されましたって、そんなん書く?普通。
(市教委)
言われたことをそのまま書くかというと、書かないと思います。
(組合)
だから、それやったらこの一般の人間の言ってる問題点を吸い上げてもらわれへんのじゃないのって聞いてる。
(市教委)
ただ、今の例で言いますと、読み上げだけでは意味がないということは、もちろん主任に対してはお伝えいただく内容だと思うんですけども、それを主任がどのようにして報告するかというところで、自分の説明が効果的な説明ではなかったということに関しては、もちろん業務監理主任の方には報告すべき内容だと思いますので。
(組合)
だから、業務監理主任がそうやって思うか。思う人もおれば、思えへん人もおるやろって言ってるねん。
(市教委)
そうですね。
(組合)
いや、そうですねって言われても。だから、それをどういうふうに吸い上げてもらえるように体制を作っていくのって聞いてるねん。上から下は分かったわ。上から下は。下から上にはどうやっていくのっていう。下から上というのは、一般が業務主任に対して意見あった時とかどうするの。
(市教委)
なかなか上位の方につまびらかに意見が通じるかというと、なかなか今、現状、難しい部分はあるとは思います。ただ、一方で、今、報告をしていくという体制を構築している状況もありますので、一旦、一定の報告っていう方法をもって、上位の方に対して情報を上げていくという方法はございますので、その点で対応いただいてる部分もあるかと思います。ただ、それが十分かというと、十分ではない部分もあると思いますので、その点に関しては研修等を通じて、この体制の中でどういった、その評価に関わる部分にもなると思うんですけども、どういった評価をしていくかということを通じて情報の吸い上げが出来るような体制を構築していくべきだと思う。
(組合)
評価評価って何の評価なん。評価って言ってるけど、何の評価。
(市教委)
その、今、下位の方、上位の方に対するその業務に対する評価。その方がきちんと業務にあたっているかどうかということを総称して評価という言葉を用いたんですが。
(組合)
それは業務主任が一般を評価すると?どういうこと?
(市教委)
ではなくて。
(組合)
俺が今、言ってるのは、ここの6番で言ってるのはね。
(市教委)
はい。
(組合)
各級主任設置要綱に基づいて適切な対応を図ってくれということを言ってる。
(市教委)
はい。
(組合)
だから、ちゃんと、そういうふうな主任設置要綱に基づいた対応になってないよと思ってるから、だから、それは一般の話。それをどういうふうに対応してくれるのっていうこと。どう考えてはるのかなという。今、言われてるのは、上から下のやつばっかりやから。普通、自分が出来へんこと、僕、出来てませんわっていう奴、おれへんで。隠すって。報告書に書いて上げるやろって言うけど、そんなん上げる奴おるか、そんなんって思うねん。だから、それやねんやったら、仮に俺のところに来た報告書、俺のとこに来て報告しますわな。何言われたか書いて、それ最後見せて、これでいいですかぐらい言ってくれたら分かるけど、ちゃんと俺はその業務主任に対して指摘したこともちゃんと書かれてるなって、そこまでしてくれるんやったら分かるけど。上から下のやつは分かる、下から上のが分かれへんって思ってるんやけどね。結局、上から下しかなれへんし。それで、さっきの労安でもあれやけど、その人が怪我してたらどうするんやろな。それこそ、主任設置要綱に基づく適正な対応になってないよね。別に、処罰をせえとは言わへんけど。やっぱりなってない分については、やっぱりその任用した時には確かにこういう面接の中で、どうですか、頑張ってやりますって言うやろ。そりゃ、選ぶ時はそうかもしれへん。やっぱり何年も経ってきたら、主任要綱に基づく対応、きっちりなってるかって言ったら、なってないと思うんやけどね。だから、やっぱり設置要綱に基づく、解任とか降格、そんなん絶対必要やと思ってるんやけどね。まあ、管理運営事項なんで、そっちが考えることなんでしょうけど。こっちから言うと、各級主任はそういうふうな肩書きだけを持って、何かあったら人事評価に関わりますとか言って、報告しにくるけど、やることやってないのにそんなこと言われてもって思うんやけどな。別にその業監なんかでも、業監でも統括でもそうやけど、取って付けたように人事評価で一次評価者になったけども、そんなもん全然なってないやん。公平性。これは、また次のとこか。そこに入ったらあかんけど。それは違うところの人に言ったらいいんか。
(市教委)
そうですね。
(組合)
だから、こっちとしては自分らが作った設置要綱に基づく対応をきっちりしてほしいなということだけです。
(市教委)
すみません。続きまして、7番の方で。
(組合)
うん。
(市教委)
はい。
(市教委)
先ほど、ちょっとお話もございました管理運営事項ということで、詳細につきましては、また担当所管と調整させていただいて、その場でご説明というかたちでさせていただけたらと思っております。基本的なところのご説明にはなるんですけども、人事評価に関する相対評価の給与反映というところにつきましては、職員基本条例の方で規定されているところもございまして、相対評価そのものの廃止につきましては、ちょっと難しいかなというふうに考えております。任用や給与におきまして、人事評価結果を適切に反映していくというところは、職員のやりがいであったりとか、市民サービスの向上に繋がるというところで、その点におきましても、委員長の方からご発言ございました、評価における4原則の確保というのは、非常に大事な項目であるというふうに考えております。この場でいただきましたご意見等につきましては、所管担当の方にも共有させていただきまして、引き続き、その4原則の確保というところ努めていきたいと考えておりますので、宜しくお願い致します。
続きまして、8番の項目になります。こちら、管理運営事項にはなるんですけれども、この間、色々とお話しいただいておりまして、共用端末につきましては、この場もそうなんですけれども、その他の交渉の場におきましても、各方面から端末が足りてないというようなお声もいただいてる状況でございます。学校園の方で勤務されてる皆様に、より安定して利用していただくべく、一昨年と昨年ということで、端末の方を追加で整備をさせていただいてるところでございます。今後につきましても、限られた予算の中にはなってくるんですけれども、引き続き、可能な限り、台数の充実を図れるようにということで、センターの方で調整を図ってるところでございます。また、その端末の運用方法というところで、色々ご意見いただいてる状況ではあるんですけれども、その点につきましても、例えば評価制度の実施のタイミングであったりとか、この端末の追加整備のタイミングであったりとかというところで、何かしらその通知を出させていただくとかっていうかたちで環境の改善に努めていけたらなというふうに考えております。
(組合)
これな、去年、運用方法って各関係部署と協議致しまして環境改善に取り組んでまいりたいと考えてますって、答えていただいているんやけど。
(市教委)
はい。
(組合)
具体的にこの1年間で何変わったん?
(市教委)
そうですね。なかなか、その、おっしゃられてるような学校の中で使っていただく、例えば衝立を付けるとか、環境の整備というところについては、すみません、具体的には現状、何も進んでない状況ではあります。出来るところからということで、継続してさせていただいてることかと思うんですけれども、例えば、人事評価の使用していただくタイミングで、優先的に使っていただくように、より使っていただきやすい環境にということで、通知文の方でご案内をさせていただいたりというのは、引き続き、取り組みをさせていただいております。今後の話にはなってしまうんですけれども、ちょっと今、センターの方には私の方から働きかけはさせていただいてまして、管理運営事項ということもありまして、実際、これが確実に実施出来ますというご案内にはならないんですけども、今後、今年に関しても予算を取りにいってるところで、また追加の整備、配備というところが出てくるかと思いますので、そのタイミングで何かしらの学校への、校園長等にパソコンを渡すタイミングで、学校内での端末の使用の仕方といいますか、より、皆様に安定して使っていただけるようにということで、何かしらご案内出来ないかなということで、ちょっとあの、センターの方とは働きかけをさせていただいてるところでございます。
(組合)
結局、通知文でああいうふうに線引き書いてもらって、なんやかんやしてても、結局そこは現場の管理職がきっちりやってくれてないのが実情やねん。
(市教委)
はい。
(組合)
隣の部分で言うと、管理運営事項やねんから、前から何回も言ってるけど、そういうゴタゴタ細かい問題も含めて、ないように、きっちりやってほしいということやねんけどな。前から言ってるように、通知文をぽーんて撒かれて。
(市教委)
そうですね。
(組合)
読みもせんと、説明もせず。
(市教委)
はい。
(組合)
そやから、俺みたいに説明も含めてされへんような状況、普通にあるねん、現実として、現場としては。でも、こういう1件あったら、なんぼや、300校?290何校?
(市教委)
はい。
(組合)
高校も入れてもあれやけど、全部ちゃんと調べて、ちゃんとやってほしい。管理運営事項って言うんだったら。で、与えて使えへんかったらかめへんがな。与えてって、別に管理作業室にパソコン1台くれって言ってるわけじゃない。うちらが業務してる間でも、ぱって行って、ぱっと使えるような体制をとってくれっていうねん。そこの前段では自分らがシステムとか入れたんやろ。
(市教委)
はい。
(組合)
そういうふうにせえって言ったんやったら、条件整備が必要なんじゃないですかっていうのが、至極当たり前の話やと思ってるんやけど。
(市教委)
はい。
(組合)
いつになったら出来るんやろな。
(市教委)
ちょっと、まあ、あの、すみません。あの、学校の中での体制というところもありまして、校園長の方でしっかり取り組んでいただいてるところもあるとは思うんですけれども、ちょっとそこに引っぱられてるといいますか、正しく回せてないというところも実際あると思いますので。
(組合)
もっと強く言ってくれたらいい。
(市教委)
はい。
(組合)
うちだけじゃなく、給食の人もおるねんから。
(市教委)
はい。
(組合)
だから、現業に1台くれたらええねやん。そんなん買ってくれたらええやん。それで済むやんか。
(市教委)
はい。続きまして、9番の項目になりますので。教職員人事の方からお願い致します。
(市教委)
はい。教育委員会と致しまして、平成30年1月9日付通知によりまして、自校園の大規模災害時初期対応マニュアルの作成を、各校園長に指示しており、各校園で作成する大規模災害時初期対応マニュアルでは、全教職員の役割分担等を明記することとしております。各学校園においては、災害発生時について、管理作業員を含めた教職員の力が十分に発揮できるよう、必要な体制、対策の構築に努めているところです。また、災害時における勤務労働条件につきましては、十分な労使協議を行ってまいりたいと存じます。
(組合)
さっきも言ったけど、各校園でこれが作られてるのは知ってる。名前入れときますっていうだけ。だから、結局ここで自分のとこが答えてるように、管理作業員も含めた教職員の力が十分発揮できるような体制とかいう部分もちゃんと説明せえへんかったら分かれへんのちゃうかって言ってるねん。いつも言うけど、本当にケースの中にポンと入れられて、名前ここに入ってますというだけだったら、大きな問題じゃないんですかっていうことを言ってるんやで。で、災害時における勤務労働条件については、十分な労使協議を行いたいって言ってるけど、事故があった時、事故というか、こういう災害があった時に、そんな交渉してる場合じゃないでしょ。ある程度の、かたちを作っとかなあかんちゃうか。
(市教委)
続きまして、10番の項目でございます。こちらの方につきましては、先ほど、委員長からもございましたその他の項目と通じるところといいますか、4番の項目ですかね。テレワークであったりとか、マイカー通勤のところでということで、学校園の他の職種の方と違う対応になってしまったというとこもありましたので、同じ回答にはなってしまうんですけれども、当然、新たな制度等が出てきたタイミングで教職員人事と連携をとりながら、そういったことが極力ないように、また、その他、違う対応に仮になるとすれば、その点について、きっちりと説明が出来るようにということで、丁寧な対応に努めていきたいというふうに考えております。
(組合)
さっきのそのコロナの関係とか、あれやねんけど、なんで営繕園芸事務所と校園の管理作業員と、その差が出てくるの?その時と。マイカーなんか、ずっとあの敷地内使われへん。でも、校園の勤務者は、当時やで。
(市教委)
はい。
(組合)
学校の中の敷地使えるとかっていうふうなところで。なんでそんなんなんのって。ここは質問やわな。なんでそんな対応されなあかんの。こっちとしては管理作業員で、たまさか、校園に配置されました。営繕園芸事務所に配置されました。なんでそれ一緒になれへんの。同じ管理作業員っていうのはあるわな。で、それと、まあ一緒やけど、言ったけど、校園勤務者と営繕園芸事務所の異動の話ね。なんで校園の人間は営繕園芸事務所の主任の肩書を持って校園には異動するけど、校園の主任が、営繕園芸事務所の主任の肩書きを持ったままいけないのか。なんでいかないのか。それ、分かれへん。そこをちょっと説明してくれへんかな。その営繕園芸事務所勤務者と校園勤務者の違いを。
(市教委)
異動基準として、各校園から営繕園芸事務所に対して異動してはならないという基準をもってるわけではないです。異動するという可能性があるんですけども、結果的には今、おっしゃっていただいたとおり、各校園から営繕園芸事務所の方に異動するというのが、極めて少ない、あるいは、ほぼないといった状況にはなっています。
(組合)
だから、なんでないん?なんでなれへんの?
(市教委)
一つは、営繕園芸というところの経験年数であったり、実際の業務のところ、習熟度というところもあると思いますし、あるいは私どもの中での異動を実際に行った結果というところもあるとは思うんですけども。異動の判断ですね。
(組合)
俺ら一般のこと言ってるん違うで。主任の肩書きをもったということを言ってるねん。
(市教委)
はい。
(組合)
ほんなら、もう一回、教えてほしいんやけど、主任って何や。ほんなら。現業管理体制下における主任って何なん。何の役割なん。
(市教委)
主任に関しては。
(組合)
役割は設置要綱に基づく内容が主任の立場なんでしょ。
(市教委)
はい。
(組合)
ほんなら、別にどこに行こうが、問題ないじゃないですか。なんで、校園の主任が営繕園芸事務所に行かれへんの。行かないの?
(市教委)
決して行けないという基準を作ってるわけではなくて。
(組合)
いや、基準はないけど、実際問題、この営繕園芸事務所が設立されて何年もあるけど、肩書きがついたのは色々あるけど、その実績としてないやん。ゼロやん。何かの思いがあるなら、その思いを教えてほしいんやけどな。そんな線引きはないと言われてても、実際問題、主任の肩書きを持った校園の主任が、営繕園芸事務所に行ってやってるって実例ないやん。
(市教委)
ないですね。
(組合)
なんでないんやろな。なんでないの?主任って言ったら、どこにおっても、どの立場でも、その主任の要綱に基づいて、主任として業務を果たさなあかんのやろ。
(市教委)
はい。
(組合)
それが2級、3級やねんやろ。その分、金もらってはるんやろ。校園の主任は営繕園芸事務所に行かれへん理由って何なんですか。能力なしってふんでるの?
(市教委)
理由があるわけではないんです。
(組合)
ほんなら、何で動けへんの。なんで、そんなんないの。この何十年。おかしいよね。
(市教委)
基準がない中で、実際にそういった異動の実例がなかったというのは事実ではある。
(組合)
改善せなおかしいんじゃないの。なんで改善しないの。
(市教委)
先ほどから申し上げてる通り、校園営繕園芸事務所に対して、各校園から主任が異動するかどうかといった基準があるわけではありませんので、なぜ、そういった実例がないのかっていったところの理由については分からないです。ただ、現状、今までの実績として、そういった異動の実例がなかったという結果ではあります。
(組合)
なんでなん。なんでせえへんの。主任やろ。
(市教委)
はい。してはいけないという理由はない。
(組合)
うん。それは分かったよ。
(市教委)
はい。
(組合)
だから、なんでせえへんの。
(市教委)
今、実績としてはそういった実例がなかったということになります。
(組合)
ほんなら、今年からあるってこと?
(市教委)
今年からあるかどうかについては、今年の人事異動の結果を、こちらの方で判断をさせていただいたうえではあると思います。
(組合)
なんか、でもあるはずやろ。何か。意図的に動かせへんようにしてはるの?
(市教委)
それが意図的なのかどうかというと。
(組合)
今の現状で言うと、営繕園芸事務所の主任が校園に異動して、ほんで、その中の班員は主任になって、営繕の主任になるというパターンじゃないですか。
(市教委)
そうですね。
(組合)
なんで、こう、ないの?その異動のそのルールはない、なんやかんや言ってはったけど、事実として営繕園芸事務所がたって何年やの。四半世紀、30年、40年ぐらいなってるやん。
(市教委)
そうですね。はい。
(組合)
その中で、主任制度になったのは色々あるけど、職務職責に応じた給料体系が…。
(市教委)
平成17年。
(組合)
そこからでも全然ないやん。
(市教委)
ないですね。はい。
(組合)
なんでないの?もっと分かるように説明してほしい。
(市教委)
今、現状ではなかったということだけしか分からないです。なぜなのかというところの理由に関しては、私は承知していないので、理由についてはないと。
(組合)
誰に聞いたら分かるの。
(市教委)
今、私が引き継ぎを受けてる中で、そういった理由に関しては、聞いてはいないですし、過去の資料も拝見はしましたけども、理由とか書いてるものはなかったので、なぜなかったのかというのは、現状、分からないです。
(組合)
おかしいよね。
(市教委)
ただ、まあ実績としては今、現状、ないという。
(組合)
なんでないの?何回も聞いて申し訳ない。なんでないの?なんでそれせえへんの?営繕園芸事務所に行く奴がおれへんのはなんやかんやとか言ってる中で、主任からでも動かしたらいいじゃないですか。主任はどこに行っても主任やねんから。
(市教委)
はい。
(組合)
なんかあるの?その班をまとめるのに、経験年数が必要とか、そんなんあるの?
(市教委)
そういった事情はないです。
(組合)
ないんやろ。
(市教委)
はい。
(組合)
なんで動かせへんの。なんでなん。説明してほしいわ。管理運営事項でいやもうそっちがそう決めてんって言うんやったらそうなんやろうけど、なんでそう決めたのか。その決める理由があるんじゃないの?動かせへん理由が。
(市教委)
もちろん、理由があれば、今、この場で説明をしたいというのは考えたんですけど、今、私の方でその理由を承知していない、実際には理由が、私が今、書類等を見た中では書かれていない。あるいは、そういった経過というのをお聞きしていない中なので、その理由については、今、ないとお答えさせていただきます。
(組合)
誰が分かるの。
(市教委)
今、私の周りの方で、もちろん、今、そういったお話もお聞きしましたので、また、再度、周りの者にも確認はしたいと思うんですけども、その中で回答が出てきましたら、またお伝えはさせていただきたいなと思います。ただ、現状では、校園営繕園芸事務所の方に主任が動いてはいけないという理由はありませんので、そういった基準は設けておりませんので。
(組合)
それと、営繕園芸事務所の統括ね。営繕園芸事務所でも業務監理2人から選ぶじゃないですか。なんでなんですか。主任の選考やねんやったら、その校園の業監も、校園の業監は23人ですか。それプラス、営繕園芸事務所の2人、25人の中から、統括って選ばれるもの、任用されるものじゃないの?なんでそんな変な体制になってるの?この間、ずっとそうでしょ。実績で言うと。
(市教委)
そうですね。
(組合)
校園の業監から、営繕とかって勝手に言ってるけど、そこの統括になった人なんていてないでしょ。だから、現場で変な噂ばっかり流れるんでしょ。この人や、この人やって。この人についていったらええねん。そんなアホな話になる。現場としてはそういうふうになってる部分は、やっぱり委員会として管理運営事項って言うんやったら、ちゃんとやってほしい。誰が見ても納得するようなやり方ってしてもらわないと、こっちとしては困りますよね。何をその異動ささないとか、ルールはないとしてもね。さっきも言われたように、仮に営繕園芸事務所と統括なり、業監なり、業務主任やって言うんやったら、校園と違う試験して、きっちりやってくれはったらいいんちゃうかなって思うねんけど。同じような任用試験をやってるんだったら、どこに配置されても一緒じゃない、もう。営繕園芸事務所できてから何年経つの?
(市教委)
出来てからでいうと、あれはたしか、平成の初期だったと思うので、約30年弱にはなると思うんですけど。
(組合)
そこから全然変わってないもんね。
(市教委)
変わってないでしょうね。はい。もちろん、統廃合といいますか。
(組合)
いやいや、その。
(市教委)
事務所の方は元立葉小学校の方に集約してる状況ではあるんですけど。
(組合)
分からんな。それやったら、なんか、ほんまに主任制度自体がおかしいんじゃないのって、言わざるを得んよね。なんか、偏りすぎてない?制度がそうやったらそれでいいやんか。でも、その運用の部分でいうと、なんでそんな勝手に分けられてる。
(市教委)
今、その人事上で分けているといった基準があるわけではありませんので。
(組合)
結果的に、でもそう映るからね。
(市教委)
まあ、そうですね。そういった認識を持たれてるということは承知はしています。
(組合)
その現場力の部分で言うと、統括業監会議、今やってないけど、やられてますよね。そこには、言っていいのか分かれへんけど、営繕園芸事務所の統括が入ったりはしてるんでしょ。
(市教委)
はい。
(組合)
入ってんの?
(市教委)
統括は今、5名入っていただいてますね。
(組合)
営繕園芸事務所がその主任会議、業監統括会議あるやん。
(市教委)
はい。
(組合)
そこには営繕園芸事務所の統括も入ってやってるってこと?
(市教委)
はい。
(組合)
だから、それは肩書き云々とかは別にして。
(市教委)
そうですね。はい。
(組合)
営繕園芸事務所の業監は入ってるの?
(市教委)
営繕の業監は入ってないです。
(組合)
なんで入ってないの。一方では、職務内容の中で、営繕が来た時には共同作業しなさいって職務内容が載ってる中で、営繕の業監とかが、学校園の実情とか分かれへんかったらあかんのちゃうん。
(市教委)
それは今、おっしゃっていただいて、確かに統括業監会議の中に、営繕園芸事務所の業監が入っていないということは、私も見落としていましたので、実際には出席をいただいて、それで内容も共有いただくべき内容というのも含んではいますので、出席をしていただいてもいい内容ではあったと。
(組合)
だから、業監統括会議って言ってるんだったら、それぞれが、そっちが勝手に分けてる。だから、そう思ってしまうねん。営繕とか校園とか。
(組合)
ごめんなさい。ちょっと戻りますけど、テレワークの件で、ちょっとお聞きしたいんですけど、報告書なんですけど、いわゆる校園長と業監、両方に提出するわけですよね。これ2つ作成する意味っていうのは、先ほど言われてたとは思いますけど、この2つ提出する意味はあるんですか。
(市教委)
まず、テレワークの勤怠ですね。出勤するのかどうかという、勤怠の面に関しては、校園長の方に権限がありまして、まず校園長に対して、テレワークの申請をしていただくという手続きがまずあります。一方で、現業管理体制の中で管理作業員として、実際にテレワークでどういった業務を行ったのかという業務の報告を行うための様式を別途設けてまして、そちらを提出いただくということで、2つの様式を作成をいただいて、提出をいただいております。
(組合)
で、それ、校園長がその報告書見た時に、これっておかしいですよねっていうことも、多分、あるかもしれないですよね。この内容でテレワークなんですかっていうことはあり得ないですか?校園長に提出した報告書。もしくは、先ほど委員長が言ってるように、現管から、業務監理ですよね。これって内容おかしいよねっていうのは、あり得ることですよね?
(市教委)
はい。
(組合)
もう一度、念押しますけども、是非、今年3校20件?
(市教委)
はい。
(組合)
出てるんであれば、その中身というのも、必ず把握していただきたいと思います。これ、正直、3校20件って、3校で。
(市教委)
同一人物が複数件あるものも含めて、書類として約20件はあるかなというふうに、私の方では把握はしています。
(組合)
内容を是非、ほんまに、もう一回見てくださいね。念押しときます。それと、ちょっと労安で聞きたいんですけど、被服変わりました変わりましたって、すごく何か、ごめんなさい、やったっぽく、すごい聞こえてしまってるんですけど、正直、これ変わったから終わりっていうふうには、全く考えてないです。実際、生地も見させてもらいましたけども、それを実際、着た人、試験的に業務監理が着られましたけども、それが実際、貸与した後に、これ、是非、検証してくださいね。何がどうやっただの、これも現業管理体制使っていいと思うんですけど、必ず検証してください。それと委員長、複数枚くださいと言ってるんですけど、これも検討してください。それと、作業着を着る時っていうのは、必ずこれ1枚で着ることはまずないです。中に汗を吸うものをまず着るはずなので、基本2枚になるんです。ちょっとこれ、多分、労安の中で話した方がいいかも分からないですけども、こういう生地素材じゃなくて、いわゆるTシャツ素材だとか、そういうのも考えていくべきではないかというふうに、これ、また労安の中でも提案はさせてもらいますけど、それは必ず頭に入れておいてほしいと思います。検証してくれというのも、必ずやってください。それから、これ、委員長がすごい言ってたんですよ。一般から主任、この主任はどうかというのがなかなか上に吸い上げていけないというのがある中で、これ、前も一回、提案というか聞いてみたことがあると思うんですけど、校園長に対しての提言シートというのがあると思うんです。これまた評価の中にも入ってくるかも分からないですけど、業務監理または統括に対しての評価されてる側の提言シートというのは、これも実際、これから出来ないのか。これは出来ないんでしょうかというのも、聞かせてください。それと、ちょっと僕、疑問なんですけど、共用パソコン、通知文出されてるというのは、その物事があった時に管理作業員、いわゆる現業、給食調理員に使わせてあげなさいというような通知文って捉えていいんですか。
(市教委)
これからも働きかけさせていただくところで、その前にちょっとお話ししただけなんですけども、共用端末自体が具体にどの職種の方とかって限定してお配りしてるものではないので、そういった背景もあって、具体に、これ、どの職の方に使ってもらうようにとかっていう、なかなか固定といいますか、そこちょっと難しいかなと思ってるんですけれども、ただ、先ほども申し上げたように各学校で皆さん、共用端末使われてる皆さんが現状として足りてないというお声を今もずっといただいてるところではあるので、極力、その限られた端末にはなってくるんですけども、そこを皆さんにより安定的にといいますか、例えば、時間制限を設けるとか色んな方法あるとは思うんですけれども、そこは恐らく学校園それぞれの状況もあると思いますので、そこでご判断いただくことになると思うんですけど、そういったところも含めて、皆さんがより使いやすいように運用してくださいという趣旨の通知というのを、何か出来たらなというふうには考えています。
(組合)
じゃあまだ、それ専用の通知文、今までまだ出してなくて、これから。
(市教委)
はい。ちょっと僕も確認したんですけど、前回、端末を配備させていただく時に、校園長には何かしらの通知は出されてるというふうに聞いてますので、そこに今、言ったような趣旨のことを何か盛り込めたらというふうには、私のイメージでは持ってるんですけども、ちょっとごめんなさい、ここは実際、センターの方とお会いして、直接お話し出来てるわけではないので、今後ちょっと働きかけしていきたいなというふうに思っています。
(組合)
別件になりますけど、本年度、また統廃合される校園とか予定はあるのか、またこれお聞かせください。
(市教委)
それは私の方から。メールでお送りさせていただいてよろしいですか。
(組合)
また、次回、貰えれば。
(市教委)
ちょっとあの、巻き戻しになるんですけど、提言シートのところについても、ちょっと評価に、実際、運用に関わってくるところになるかと思いますので、先ほど、ご案内もさせていただいたんですけれど、また別途、評価担当ございますので、そちらの方とご説明させていただく場っていうの設定させていただこうかなと思っていますので、その際に、私の方からもお伝えさせていただきますので、その場でご対応させていただけたらなというふうに。
(組合)
2項目めのところなんですけど、管理作業員の職務を効率的、効果的にというところで、支援業務の部分と単数配置予算の事項の部分でのことをおっしゃられてたと思うんですけども、そうですよね?
(市教委)
はい。
(組合)
はい。あの1人で行う部分に関して。実際、この管理作業員という職種については、機動的に動けるというのが直営である部分なところやと思う。まあ当然、人材として皆、そういう人たちが揃ってると思うんですけども、機動的に対応するためにどうするのか。機動的に連携をして対応していく、そういうすることをどう作っていくのかということを聞きたいです。
(市教委)
今、おっしゃっていただいた通り、私の回答2点が、機動的かどうかというと逆行している。
(組合)
そうですね。
(市教委)
やっぱり単数配置であったり、あるいは予算配当というので、外部に委託するというのは、あまり機動的な対応ではありませんので、今、おっしゃっていただいた回答には逆行する方向だとは思います。その点に関しては、効果的、効率的という言葉は用いてはいましたけども、逆行していく中で、ただ一方で、現在、退職不補充ということで採用を行っていないという状況もありますので、その機動性が失われていく中で、なるべく、失ったままではいけませんので、それを補充といいますか、なるべくその。
(組合)
その機動性の部分については、当然、機動的に動ける人材すべてそうだと思うんやけども。
(市教委)
はい。
(組合)
より一層、そういうことが出来るような安全に、安全の部分でも、業務の部分でも、そういう部分での研修に繋げていくだとか、そういうところで、なんていったらいいかな、取り組んでいくというような考え方はないですか。だから今は、業務として1人やけども、1人で行って事故が起きたっていう部分もあるやろうけども、それ以前に、もっと違うかたちでやってれば事故は起きなかったという可能性もあるかと思うんです。だから、その1人配置で機動的に動ける人材は揃ってるとは思うんやけども、それ以上に動けるような人材をつくっていくというか、そのために現業管理体制での連携の方をきちっとするとか、きちっと指導していくとかいう部分をもっと具体的に話してもらえばいいかなと思うんやけど。
(市教委)
はい。
(組合)
その日にち踏まえてする作業も当然あるんやけども、定期的に。咄嗟にっていうのも多々あるんでね。その咄嗟に動かなあかん時に、動くことで、1人でどう安全に動けるのかというとことかね。そういう研修みたいなものとか考えていってもらったらいいんちゃうかな。実際、直営で行けと思うんやけど。直営を基本としてっていう姿勢を踏まえつつって書いてもらってるんで、もうちょっとそのへん、そういうふうに理解してもらって、そういう人材を揃ってると理解してもらってると思うんで、より一層、プロフェッショナルな人材を。そのうえで、統括、業務監理、主任という現業管理体制で回る、そういう感じにしていっていただければ、私からお願いしたいと思います。
(市教委)
はい。
(組合)
さっきも言ったんやけど、今後、令和13年で1名配置が完了するシミュレーションとなってきた時に、1人で作業せなあかんねんということやったら、うちらの世界って1つのことを深くじゃなくて、広く浅く、まあ言葉良いのか悪いのかちょっとよく分かれへんけど、色んな技術、色んな事を知ってるということは一番メリットになってくる。そのことを捉えると、何回も言って申し訳ないねんけど、一定、やっぱり事業の主任というのは、そういう一番直近の三角形で人を動かして、現場のことも知ってる、技術的にも長けてると、園芸も営繕も出来るよというふうな人間やねんやったら、校園、何回も言って申し訳ないけど、校園の主任を事業に異動させて、順繰り順繰りにしていったらどうやねんと。やっぱり13年に1名配置が完了するという想定の中で、1名やったらどう動かすねんと。営繕園芸事務所も公務災害発生してるけども、校園の数に比べると非常に少ない。それは何やねんと言ったら、労働安全衛生の観点とか、色んな部分をちゃんと理解してるからやと、こっちは認識してる。だから、そういうふうな出し方をしていかへんかったら、校園1人配置になった時に、言ったら、令和13年で1名配置を完了した時、営繕園芸事務所が残ってるか残ってないかまだ分からん話や。この時点では。
(市教委)
そうですね。
(組合)
あるのかないのか、ちょっとそれはよく分かれへんけど、仮になくなったとしたら、やっぱりそういうような1人でやっていくためには、どうしていくねんというのを、やっぱりその現業管理体制として考えていかないと、この仕事、残っていかないと思う。だから何回も言ってるように、一方ではなんでやねん、校園からないやんってそういう意見もあるから言ってるんやけど、一方では、その仕事としてやっていくためにどうしていくねんというのも考えたうえで、適正な配置をしてもらったらどうなのかなとは思うんやけど。1人になるんや。1人でやることについては限りある、やっぱり。なんぼ、そっち側がその支援業務の前段で、校園長から依頼が来た時に、手空いてる職員、助けてくださいって言ったって、無理な話で、今、あれだけ学校園も人が少ない中でやってる時に、じゃあ、やっぱりこっちが勝手にせなあかんということもあるよ。1人でせな、脚立乗らなあかん時もあるって。そんなん。で、そういう時にどういうふうな安全対策を取ってやるねんっていう部分を、校園の人間よりも営繕園芸事務所の方がよく分かってるはずやねん。それなりにやってきたんやから。工具も使うやろうし、そういうのをうまいこと、丸にしていったら、1人でもやっていけるやろ。今でもそうやろ。事業所出身の人間なんて、細かいのやってるやん。そういうことも観点を置きながらやってもらったら、より良い適正な要員配置になるんちゃうかなとは思うけど。まあ、そういうことで。
(市教委)
はい。
(組合)
やるかやれへんかはそっちの話やからな。もう1つは、やっぱり主任やから、お金を貰ってるんやから、どこで働こうが、何しようがやってもらわなあかん。営繕園芸事務所の4人の班で、そんなん経験年数がないと、あそこはなかなかうまいこといかれへんじゃなくて、うまいこといくような人材を自分らが任用したんやから、使ったらいいねん。汗かかしたらいいねんと俺は思うけど、主任やから。それはもう統括も業監も一緒で、全部シャッフルしたらええねん、ほんなら、さっき言った、何もせえへん主任がおるとかおれへんとかいうことになれへん。
営繕園芸事務所に行けへんという理由は、やっぱりああいう、環境的な問題やと俺は思う。労安の問題やで。ああいうところに配置されたら嫌やなと思うもん。だから、やっぱりそこに、やっぱりあそこに何か魅力的なものがない限り、あそこに行こうかなという人事異動の希望のとこに書けへんやん。そうやろ。第3とか第4のとこに引っかかってるやつ、ぱっと抜くんやろ。今の現状で言ったら。あそこは早急にやってもらわなあかんな。労安として。労安としてというか、教育委員会の責任として、あそこはもっと綺麗に、それだけの技術持ってるんやからやれるはずや。材料だけ与えたら、技術持ってるんやから。そういうとこやね。営繕園芸事務所でもあれやろ、10年以上経ってる人間もようさんおるんちゃうの。
(市教委)
そうですね。複数います。
(組合)
おるよね。
(市教委)
はい。
(組合)
そこもやっぱり、異動のルールに基づいてないよね。主任なんかで言ったら毎年毎年やから。
(市教委)
まあ、毎年のルール。
(組合)
異動候補者だけであって、異動せえとは決めてないけど。そういうふうなのも、やっぱりクリアしていってもらいたい。事務所が1つになったから、事業所の中も今まで離れてたけど、点在してたけど、今はもう1つになったから、あと統括の目も光るやろうし、そうなってくると去年までの営繕園芸事務所と、今年の営繕園芸事務所っていうのは、中身的には変わってるはずやねん。
(市教委)
そうですね。
(組合)
見る目で言えば。だから、もう出来ると思うねん。だから一回、その風穴を1人でも開けたってもらったらどうなんかなと。今、何?令和2年?
(市教委)
今年は3年。
(組合)
令和3年か。あともう10年でなっていくんや。いつまででももと立葉におれる可能性もないやろ。それでいったら。どうなるか分かれへん。そうなったら、また営繕園芸事務所どこ行くねんってなってくるやろうし。そうなったら、こっちが考えることじゃないけど、やっぱり職員の身分保障もしたらなあかんやろうし、そうなってきたら校園に返ってくると言うんやったら、うまいこと技術持って返ってきた方がいいやろうしって思うけど。というところで、現業管理体制動くの?動かすの?
(市教委)
動かします。6月8日に統括業監会議は、開催しまして、翌週に各校の主任会議、ちょっと私が一番恐れているのが、各校の主任会議が無事開催出来るかどうかというのがちょっと不透明でして、あくまでも校園長の許可を得て、場所を借りないといけないというところが、無事借りれるかどうか。だいぶ、もう今、感染者数も落ち着いてるので、各校園で借りれるんじゃないかという期待もあるんですけども、万が一、場所が借りれないと開催ができないといったところが、たくさんになってくると、ちょっとそれはそれでこちらも対応しなければいけないかな思っています。
(組合)
もと立葉でやったらええねん。
(市教委)
ちょっと開催時期が遅れるというところは出てくるので、それは、その時の判断というのはあると思うんですけど。
(組合)
もう、聞くまでもなく、5月27日の段階で、統括名で各それぞれ業監とか業務主任に対して文書流れてるがな。
(市教委)
そうですね。会議開催しますというのは流れてます。
(組合)
一応、案文になってたけども。そんなんやったら、情報提供遅いねん。
(市教委)
そうですね。ちょっとそこの足並みが揃っていなかったというところに関しては、ちょっと私のミスであります。
(組合)
そういうふうな開催をするとかいうのは、それは自分から発信やろ。それは。
(市教委)
そうですね。
(組合)
当たり前の話で。
(市教委)
はい。
(組合)
それやったらあんな中途半端な文章じゃなくて、やっぱり教育委員会の自分なりの頭なりいるんちゃうの。統括ってそんなん開催するとかせえへんとか、責任を持ってる立場の人間か?
(市教委)
ではないですね。
(組合)
そうやろ。
(市教委)
あくまでも私の方から。
(組合)
だから、そういうことからして、認識が。縦の体制とか言うんやったら、まず、統括じゃなくて、その上には教育委員会、人事がおるというのをちゃんと知らしめとかなあかんって。だから、さっきのテレワークも含めて、業監で止めるとか止めるなとかじゃなくて、統括までいって、統括から教育委員会の自分に対して、ちゃんと報告をさせるような、その道筋をちゃんと作っとかなあかんって。そんなに権限与えてない。そうやろ。そうなってくると設置要綱も変えていかなあかん。設置要綱の中には人事管理なんて書いてるの?
(市教委)
書いてはないです。
(組合)
そうやろ。やるんやったら全部、整合性がとれるように、きっちりやっていかなあかんやん。前も言ったけど、アルミサッシが落ちたとか、モルタルが落ちたとかいうふうな部分も、勝手に業監が文書流してやったりとかもすることもある。ちゃんとそれは、言ってる自分がきっちりとした体制って言うんやったら、それこそ自分らの方から降ろさないと。お願いとかそんなんやってるような、業監おるよ、勝手に。統括の指示かって言ったら統括の指示じゃないとか。勝手なこっちのお願いやとかって言ってるような奴もおる。業務やねんやったらきっちりやったらいい。業務として。だから、そういうふうな個々でやっぱり問題があるから、もうちょっとやっぱり、その主任とかいうふうについては、研修とか、主任研修は、主任というのはどういうものやっていうのを、耳にタコ出来るぐらいやったらいいねん。そうやろ。それが3級の仕事やで。
(市教委)
有難うございます。お時間の方になりましたので、本日、小委員会交渉は以上ということでさせていただきます。本日、色々、課題といいますか、ご意見いただいたところもございますが、本日のところはお持ち帰りいただきまして、次回の交渉につきましては6月10日木曜日の15時15分で調整させていただけたらと思っておりますので、宜しくお願い致します。

令和3年6月10日(木曜日)

自治労現業・公企統一闘争に関する要求書の申入れの議事録

(市教委)
さる5月12日に、大阪市学校職員労働組合の皆様方から申し入れのありました、「2021自治労現業・公企統一闘争に関する要求書」につきましては、局内の関係所管部署との調整を行いつつ、小委員会交渉等を重ねながら、鋭意検討し、努力して参ったところでございます。本日は、現時点における認識をお示しさせていただきます。
交渉項目につきましては、教育委員会として、局内の関係所管部署と連携を図り、大阪市学校職員労働組合と誠意をもって引き続き交渉を行ってまいりたいと考えております。
労使関係につきましては、良好な労使関係を構築していくためには、労働基準法などの関係諸法令や本市の条例等について、労使対等の立場で双方が遵守していくことが必要であると認識しており、大阪市労使関係に関する条例第3条並びに平成25年3月22日に双方で合意しました「確認書」に基づく交渉事項につきましては、労使合意に向けた十分な期間の確保に努めるとともに、誠意をもって交渉してまいりたいと存じます。 管理作業員の勤務労働条件につきましては、平成19年5月16日付教委校(全)第19号「管理作業員の標準的な職務内容について」におきまして通知させていただいております。要員確保につきましては、厳しい財政状況や他都市の状況と比較・検討した結果、さらなる見直しを求められていることから、学校園については1名を基本とした単数配置への見直しに順次着手しております。1名配置とした時の職務内容については、「管理作業員の単数配置に伴う学校環境整備業務について」(平成31年3月15日付け 事務連絡)において、管理作業員が配置されている全校園に通知しております。
教育委員会といたしましては、子どもたちが安心して快適に過ごせる教育環境整備について直営を基本とした姿勢をふまえつつ、行政責任を明確にし、今後とも単数配置校等の実情を精査し、管理作業員が職務を効率的・効果的に行えるような業務執行体制を構築してまいる所存です。
労働安全衛生につきましては、職場における事故や災害を未然に防止し、管理作業員の安全と健康を確保するとともに、快適な職場環境の形成を促進することは、円滑な学校園の環境整備を図るうえからも、重要な課題であると認識しております。教育委員会として、労働者の安全と健康を守るために、これらを脅かすあらゆる要因を取り除き、公務災害根絶に向けた取組みを強化しながら、より有効な安全衛生管理体制を構築する必要があると認識しております。
(組合)
ただ今、教育委員会より、2021現業統一闘争の要求に対する現時点での認識が示された。
学職労は、去る5月12日の申し入れ団体交渉で要求内容に対する教育委員会側の考え方や認識を求め、引き続き、2021現業統一闘争における第1次のヤマ場である本日まで、小委員会交渉において、労使協議を行ってきた。ただ今、教育委員会より、交渉事項について、誠意をもって、引き続き交渉を行うとの認識が示されたが、改めて何点かについて、教育委員会としての認識を明らかにするよう求める。
学職労は、円滑に業務を遂行していくためには、日常的に環境整備の把握を行なう管理作業員が必要であり、この間、培ってきた「技術・技能・知識・経験」を次世代へ継承していくことが不可欠であると認識している。日々、学校園現場において市民・地域と身近に接し、市民ニーズに応えるための努力をしてきている管理作業員が将来にわたる安定した「質の高い公共サービスの提供」を行うためには、学校園現場における業務を教育委員会として現場実態を十分に把握する必要があると考える。
先ほど教育委員会から、「教育環境整備について直営を基本とした姿勢を踏まえつつ行政責任を明確にし、今後とも単数配置校等の実情を精査し管理作業員が職務を効率的・効果的に行えるよう業務執行体制を構築する」との考え方が示されたが、この間の長期間にわたる新規採用凍結や大幅な人員削減は責任ある行政サービス水準の維持にも影響するものと危惧している。このまま退職不補充が続けば、これまで組合員が、培ってきた技術・技能・知識・経験を次世代へ継承することが困難な状況となる。
「単数配置校等の実情を精査し管理作業員が職務を効率的・効果的に行えるよう業務執行体制を構築」とは、教育委員会の考え方を示されたい。あわせて、校園、校園営繕園芸事務所間における各級主任の配置について設置要綱に基づく適切な対応を図るよう求める。
業務実態にもとづく適正な要員配置は、たとえ職制責任による管理運営事項であったとしても、勤務労働条件に大きく影響を及ぼすものであることから、変更が生じる場合について健全な労使関係を構築し、労使対等の立場で提案以降、十分な期間を設け交渉・協議を行い労使合意が必要と考えるが、教育委員会の認識を明らかにするよう求める。
次に、労働安全衛生課題であるが、学職労は、「いのちと健康」「こころとからだ」を守る労働安全衛生対策の確立が「ゆとり・豊かさ」を追求するためには欠かすことのできない重要な課題であると位置づけている。そのためにも、使用者として安全衛生管理体制ならびに現場労働安全衛生体制に対する安全配慮義務を果たし、「働きがい・やりがい」をもち業務に精励できる管理作業員室を含む職場環境改善が大変重要であると認識するところである。
労働安全衛生対策の共有化について、各職場で、公務災害や労働災害等の未然防止にむけ、関係法令を遵守し取り組んでいると認識している。しかし、依然として公務災害や労働災害が発生しており、それらを根絶するためにも現場実態を十分に把握し、職員の安全と健康を守るために、これらを脅かすあらゆる要因を取り除くことが必要不可欠であると認識する。
この間、新型コロナウイルス感染の蔓延に伴い、2021年5月31日までを実施期間として行われた「緊急事態宣言」が6月20日まで延長される中、学校園においては、臨時措置を終了し、5月24日より学校園が再開されたが、新型コロナウイルスの感染拡大は、未だ終息の兆しが見えない状況にある。
そのような中、組合員は不安を抱えながらも、自らが責任と誇りを持って、日々業務に励んでいる。労働安全衛生面にも十分配慮し職員が現場で働く上で混乱をきたさないよう、学校園及び校園営繕園芸事務所での業務において、環境整備支援業務、三期休業中における合同作業及び校園営繕園芸事務所との共同作業等について、統一的な対応を図ることが必要であると考えるが、教育委員会としての考え方を求める。
大阪市・教育委員会として新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、特別休暇の付与、マイカー通勤の緩和、テレワーク制度などさまざまな感染防止対策が講じられているが、児童・生徒はもとより管理作業員が安心して業務に従事できるよう、校園・営繕園芸事務所において制度運用に齟齬がないよう、新型コロナウイルス感染症対策等あらゆる課題について交渉・協議を行い継続した対応を要請しておく。
しかし6月7日付「大規模接種会場における予約余剰枠の活用について(依頼)」において、予約が埋まらず余剰枠が発生予想され、その際には余剰枠を活用し、本市の学校に勤務する教員にワクチン接種することを予定。対象者を教員に限定。とした取り扱いについては大きな問題である。
管理作業員として、保護者、幼児・児童・生徒に接する機会も多く教員とは違ったかかわり方や業務がある中で、同じ学校園で従事する職員に対し、教員だけを限定にした教育委員会の考え方について明確な考え方を示すよう求める。
次に、これから暑くなる時期においては、気温の上昇に伴い身体が順応しきれず、熱中症にかかる恐れがあるとともに、初期症状に見受けられる注意力の散漫など、結果として重大事故に繋がる可能性があることから、熱中症予防対策は極めて重要な課題であり、早い時期から重点的に取り組みを進めていくことが重要であると認識している。熱中症予防対策について、近年、夏季の猛暑日の増加により、野外や高温多湿の室内で業務をこなすことの多い技能職員においては、過酷な状況下での作業となるなど、熱中症予防対策は極めて重要な課題となっており、今後も引き続き丁寧な対応を求めておく。
全ての労働災害・職業病の一掃をめざすため、引き続き、大阪市管理作業員労働安全衛生委員会、大阪市管理作業員労働安全衛生委員会小委員会、学校園、労働安全衛生の役割を担う各級主任の役割を明確にし、連携をはかることにより公務災害・労働災害ゼロをめざす労働安全衛生対策の充実・強化を強く求める。
合わせて、教育委員会通知文の取り扱いについて、十分な説明もなく配布だけをされている状況にあり不十分な対応になっている。現場において管理職から職員に十分な説明と資料提供を行うことは管理職責任と認識させ、今後も引き続き使用者の責務として丁寧な対応を求めておく。
次に、人事考課制度についてであるが、制度については職制責任による管理運営事項であったとしても評価結果が給料へ反映することから、常に評価項目及び着眼点においても業務実態に応じた内容にするための検証を行うとともに、現在行われている観察について評価者、被評価者が十分に説明、理解ができ、職員の士気を低下させないような人事評価にするため誠意をもって職制責任のもと十分な説明を果たさなければならないと考える。
特に、絶対評価点が標準評価を受けているにもかかわらず、相対化することにより下位区分に位置づけられるなど、職員のモチベーションは低下している。
市側・教育委員会の一方的な思いで、相対評価の結果が勤勉手当にも反映されており、人事評価の相対化が導入されて8年が経過し、相対評価結果の給与反映によって組合員の生涯賃金における格差は広がることは、極めて問題である。さらに、昨年度評価において職員に資料配布、説明もしないまま自己評価を作成するなど、人事評価制度における4原則も守られていない。市労連交渉時における市側回答にある「職員の執務意欲の向上につながっている」とは認識できるものでないことから、あらためて、相対評価については即時廃止し、人材育成に主眼をおいた評価制度を構築するよう強く求めておく。
また、職員アンケートについて学校園で実施されていないことについて教育委員会の考え方を明らかにするよう求める。
次に、管理作業員に関連機器の対応についてであるが、各種申請において職場における共有端末を使用しての対応が図られているが、個人情報に関係する申請や、今回の新型コロナ感染症拡大防止の観点からのテレワークにおける職場からの連絡・指示等、多岐にわたりあることから管理作業員の職場環境の改善に関する事項であると認識するところである。教育委員会として「働きやすい職場環境づくり」、「個人情報保護の観点」からも早急に関連機器の対応を強く要請しておく。
(市教委)
ただ今、委員長から改めて私どもの認識を質された所でございます。
本市を取り巻く情勢は、厳しいものがございますが、教育委員会として、これまで培ってきた皆様方との労使の信頼関係に基づき、それぞれの課題解決にむけ、学校教育の充実のため、今後もより一層努力していく決意であることを、まず申し上げます。
委員長からご指摘いただいた点につきまして、管理運営事項と整理させていただきました事項も含めて、私どもの認識について述べさせていだきたいと存じます。
まず、これまで、大阪市学校職員労働組合の皆様方が、本市教育行政の円滑な運営のために、学校園の教育環境整備業務や子どもの安全確保などに関わりまして果たしてこられた役割と実績については、私どもも十分認識しているところでございます。
今後の交渉のあり方についてでありますが、教育施策の実施等に伴い、職員の給与・勤務労働条件に変更が生じる場合につきましては、十分な交渉期間を確保しつつ、合意に向け誠意をもって交渉してまいりたいと存じます。
管理作業員の配置は、従来各校2名配置を基本としていましたが、学校の規模等の実情に応じて順次1名配置化を進めており、小中学校における1名配置校は、現状小学校162校、中学校53校、計215校と全体の約35%に達しています。
市政改革プランができた当初は、全校単数配置化について、達成年度を令和9年度と見込んでいましたが、その後の統廃合や特別支援学校及び高校の大阪府への移管により学校数が減少し、また早期退職等の状況の変化に伴い、概ね令和12~13年度頃に達成する見込みです。
また、管理作業員の採用につきましては、全校単数配置化の目標水準が明確であることから、現時点で採用を再開する見込みはありませんが、管理作業員が培ってきた技術・技能・知識・経験の共有や継承は今後の検討課題として認識しています。
単数配置化が進む中で、単数配置校等の実情を精査し管理作業員が職務を効率的・効果的に行えるよう業務執行体制を構築する必要があることから、単数配置化により管理作業員の標準的な職務内容を代替するものとしまして、公務運営上必要な請負業務を発注する予算を単数配置校へ配当するとともに、支援業務の依頼により単数配置校においても複数人数で作業を実施できるよう現業管理体制における連携も図っています。これらにより、管理作業員の単数配置校においても環境整備業務を維持してまいります。
また、各校園及び校園営繕園芸事務所間の各級主任の配置につきましても、適正な要員配置となりますよう業務実態の把握に努めてまいります。
なお、環境整備支援業務、合同作業及び共同作業など、他校園から管理作業員が参加する業務につきましては、コロナウイルス感染症の拡大防止対策を講じるとともに、かつ作業を行う校園長と事前に作業実施にかかる調整をしたうえで、混乱が生じないよう対応してまいります。
次に、労働安全衛生課題につきましては、職員が安全で健康に働き続けられるよう健康維持・確保に向けた取り組みを進めるとともに、教育委員会として職員の安全と健康を守るため、大阪市管理作業員労働安全衛生委員会及び大阪市管理作業員労働安全衛生委員会小委員会で公務災害の発生原因や再発防止策など十分に協議し、各現場における公務災害・労働災害の一掃と未然防止に取り組んでまいります。
また、新型コロナウイルス感染拡大防止につきましては重要な課題と認識しており、その対策につきましては、日々状況が変化しているため、適宜見直しが必要であると考えており、必要に応じて誠意をもって交渉してまいります。
大阪市における新型コロナウイルス感染症に関するワクチン接種については、65歳以上の高齢者を対象とする大阪市大規模接種センター(インテックス大阪会場)でのワクチン接種が始まっておりますが、予約が埋まらず余剰枠が発生した際には、余剰枠を活用し本市の学校に勤務する教員にワクチンを接種することを予定しており、先日(6月7日)健康局より教育長に対し、あらかじめ対象者に接種の意向等を確認するよう依頼があったものでございます。
対象者の選定にあたっては、予約が埋まらなかった場合の余剰枠という人数が限られた枠の中であることから、教室等でより児童・生徒と接する機会の多い教員が対象となったものと理解しております。
今後の予約状況にもよりますが、健康局から教員のみならず職員にも余剰枠を活用したワクチンの接種対象者とするよう改めて要請があった場合には、教育委員会事務局としても適切に対応してまいりたいと考えております。
また、熱中症対策については、管理作業員は屋外など暑い場所で業務を行っていることから、重要な課題であると認識しております。引き続き、大阪市管理作業員労働安全衛生委員会で、その課題につきまして協議してまいりますとともに、作業服等の被服の貸与について、管理作業員の作業実態を踏まえて、引き続き協議を進めてまいりたいと考えております。
また、労働安全衛生に関する通知文等の取り扱いにつきまして、これまでも校園長に対して、各管理作業員へ周知を行うこと等通知してまいりましたが、校長会等を通じ説明を行うなど、丁寧な対応を行ってまいりたいと考えております。
次に、人事給与制度についてでありますが、人事評価制度については、評価結果を給与に反映させる制度となっていることから、職員に対する公平・公正性、透明性、客観性、納得性の確保が必要であると認識しております。第1次評価者(技能統括主任)、第2次評価者(校園長)及び観察者である業務監理主任に対して、その役割についての理解と認識を深めることを目的に、説明会や研修等を行っているところでございます。今後とも人事考課制度については、各種研修を行うなど職員に対する公平・公正性、透明性、客観性、納得性の確保に努めてまいりたいと考えております。
人事評価制度に基づく給与反映については、人事評価結果を活用しつつ、給与反映方法等を工夫することが、頑張っている職員に報いることであり、そのことが職員のやりがいや、ひいては、市民サービスの向上につながるものと考えております。
いずれにしましても、人事給与制度につきましては、市全体の動向も注視し、大阪市学校職員労働組合の皆さま方と、必要に応じて引き続き誠意をもって交渉してまいります。
また、職員アンケートにつきましては、マネジメントサポート制度を実施する中で、「校園長のマネジメントサポートシート」の自由記述欄におきまして、校園長への意見の他に、制度をより良いものとするため人事評価制度の運用に係る意見も記載できることとしております。
人事評価制度の運用にあたり、制度周知については、管理職からの説明を徹底するなど、丁寧な対応を行ってまいりたいと考えております。
本要求につきましては、私どもといたしましても、現下の状況の中で、それぞれに大きな課題であると認識いたしており、今日まで築き上げてまいりました皆様方との労使の信頼関係の上に立って、引き続き教育行政を推進していく所存でございます。
今後とも、誠意を持って交渉を行ってまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いします。
(組合)
再度、教育委員会より認識が示された。
特に、新型コロナウイルス感染拡大防止対策、ワクチン接種について、余剰枠という人数が限られた枠の中での対応については、一定理解もするが、健康局より教育長に対し、あらかじめ対象者に接種の意向等を確認するよう依頼があったのであれば、教育委員会・使用者として学校園に従事する職員全体での意向確認が必要と考える。
健康局から改めて要請がなくても、教育委員会として主体的な立場で職員に対して生命を守る適切な対応を図るべきである。
この時期をもって全ての事項を解決することになりえないが、本日以降の精力的なとりくみを重ね労使合意を前提に交渉については十分な期間と交渉時間の確保に努め、決定している管理運営事項について説明をおこなうことを教育委員会として、誠意を持って対応されるよう改めて要請しておく。
今後は、第2次交渉ゾーン10月21日を山場、基準日を10月22日とし取り組みを進めている。
再度確認をするが交渉のあり方について労使合意に向けた十分な期間の確保と誠意をもって交渉されるよう強く要請する。

令和3年9月22日(水曜日)

年末一時金に関する要求書申入れの議事録

(市教委)
それでは、ただいまから、大阪市学校職員労働組合からの年末一時金に関する要求書についての申し入れ交渉を行います。
(組合)
去る3月19日に市労連は、大阪市に対して「2021年統一賃金要求に関する申し入れ」の中で、期末一時金として年間5ヶ月分以上を要求しているところである。これに基づき学職労としても、本年度の年末一時金として、月収の2.5ヶ月分以上を12月10日に支給すること、また、支給方法についても引き続き改善をはかることを合わせて申し入れる。
さて、人事院は8月10日、国会と内閣に対して2021年の「国家公務員の給与等に関する報告・勧告」を行い、内容については、月例給は官民較差が極めて小さいことから改定は行わないこととしたが、一時金については0.15月分を引き下げ、年間で4.30月とし、引き下げ分については、期末手当で調整するとした。
大阪市における昨年の勧告については、月例給は官民較差が小さく改定は行わないとしたものの、一時金については、0.05月分を引き下げるとし、さらに、引き下げ分について、期末手当で調整するとしたことにより、特に会計年度任用職員へ大きな影響を及ぼすものとなった。
さらに、新型コロナウイルス感染症は、いまだに収束の兆しを見せず、緊急事態宣言が再度延長され、感染拡大防止と社会経済活動の両立が困難を極め、特に学校園の運営において、混乱をきたす状況にある。
このような環境のもとであっても、管理作業員として、自身が感染する不安を抱えつつも、市民サービスを低下させることなく、自らが責任と誇りをもって日々の業務に励んでいる、組合員の厳しい生活実態も考慮し、適切な賃金労働条件が確保されなければならない。
人事委員会は、大阪市独自で行っていたスミルノフ・グラブス検定を用いて、平均値からの乖離が極端なデータを除外するとした手法について、過去3年間の実施状況を検証した結果、昨年より同手法を使用しないとした。
市労連として導入当初より、データを除外すること自体、職員の給与水準引き下げが目的であるとの認識のもと、従来の手法に改めるべきとの指摘をしてきた経過もあることから、手法を改めたことは当然のことと認識している。
その上で、公平・公正で客観的な官民比較に基づき、月例給与の水準の維持を最低とするとともに、一時金については、職員の生活を守る支給月数を確保するよう求める。
次に、職員基本条例に基づく相対評価について、人事評価制度の目的が人材育成であることから、相対評価導入に対しては本来の趣旨から逸脱しており、制度そのものを容認できるものではないと繰り返し指摘してきた。
昨年の人事委員会報告においても、絶対評価点と相対評価区分の不整合等について言及されたが、市労連交渉において、大阪市は、引き続き協議を行うとしつつ、改善案を示すことなく現在に至っている。
絶対評価点が標準評価を受けているにもかかわらず、相対化することにより下位区分に位置づけられるなど、職員のモチベーションは低下している。
大阪市側、教育委員会側の一方的な思いで、相対評価結果が勤勉手当に反映されており、それによって支給額の差は元より、生涯賃金にも大きく影響を及ぼすことから、相対評価については即時廃止し人材育成の観点からの評価制度として構築するよう強く求める。
合わせて、現在の給料表構造と昇給制度においては、給料表と昇給制度の乖離が大きく、各級最高号給に位置付けられて昇給や昇格ができない職員が多数存在しており、職員の勤務意欲の観点からも早急に抜本的な見直しが必要であることから、教育委員会として、総合的な人事・給与制度の構築するよう求める。
最後に、今回の年末一時金の申し入れにあたり、賃金・労働条件の決定については、労使の自主的・主体的な交渉・協議と合意を遵守するべきと考えるが、教育委員会の考え方についてあらためて確認するとともに、本日は、年末一時金の申入れであり、この問題は従来どおり市労連統一交渉によって解決をはかられることを合わせて申し入れる。
(市教委)
ただいま、委員長より年末一時金についての申し入れをいただいたところでございます。
はじめに、新型コロナウイルス感染症が一向に収束の兆しが見えない中、学校園の教育環境整備や子どもの安全確保のために、日々ご尽力いただいております組合員の皆様方にはあらためて感謝を申し上げます。
本市では、将来世代に負担を先送りしないため、補てん財源に依存するのではなく、収入の範囲内で予算を組むことを原則とし、行財政改革を徹底的に行い、単年度通常収支の均衡をめざすこととしております。そのためには、引き続き市政改革に取り組むとともに、全市的な優先順位付けを行うなど、事業の選択と集中を進め、持続可能な財政構造の構築を図る必要があると認識しております。
一方、私ども公務員の給与等勤務労働条件に関しては、各方面から強い関心が寄せられているところであり、制度の透明性を確保し、より一層、市民に対する説明責任を十分に果たすことが求められております。
しかしながら、私どもといたしましても、年末一時金は、教職員の生活に直結するものであり、モチベーションの向上等に大きく影響する重要な課題だと認識しております。
本日いただいたお申し入れの内容につきましては、先ほどお示しした本市の財政状況や諸情勢を、十分配慮しながら検討してまいりたいと考えており、市労連統一交渉の場で、引き続き協議をさせていただく所存でございます。本日のところは大阪市学校職員労働組合の皆様方には、何卒ご理解を賜りたく存じます。
(組合)
ただ今、2021学職労年末一時金要求の申し入れに対し、教務部長から、取り巻く状況について述べられたところであるが、組合員がおかれている非常に厳しい実態を充分に認識し、教育委員会として今後も誠意ある対応をされるよう改めて強く要請しておく。
学職労は、組合員の生活の維持・改善と働くものの権利を守ることを最大の目標におきとりくみを進めている。
組合員の生活実態は以前にも増して厳しいものとなっていることと合わせ、新型コロナウイルス感染症においても自身が感染する不安を抱えつつも、市民サービスを低下させることなく自らが責任と誇りをもって、日々の業務に励まなければならない、さらに将来への不安の中で暮らしている状況を放置できるものではなく、使用者である教育委員会の責務において、組合員のおかれた状況を十分踏まえ真剣に対処することが重要であると考えるが、教育委員会の誠意ある回答を求める。
(市教委)
繰り返しとなりますが、特に公務員の給与等については、厳しい対応を迫られているのが実情でございます。
なお、賃金・労働条件の決定についての私どもの姿勢について確認を求められましたが、給与等勤務労働条件については、当然のことながら労使交渉事項であり、誠意をもって、十分な協議のもと交渉を進めてまいりたいと考えております。
いずれにいたしましても、本日いただきましたお申し入れの内容につきましては、「市労連」の統一交渉の場で、引き続きご協議させていただく所存でありますので、本日のところはご理解を賜りたいと考えております。
要求書
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令和3年10月12日(火曜日)

大阪市学校職員労働組合 自治労現業・公企統一闘争に関する要求書申入れ(第3回小委員会交渉)の議事録

(市教委)
それでは只今より、大阪市学校職員労働組合の皆様から申し入れのございました、2021自治労現業公企統一闘争に関する要求書における要求事項につきまして、第3回小委員会交渉を始めさせていただきます。本日の小委員会交渉ですが、これまでの折衝を踏まえまして、市教委より本日時点での回答案をお示しさせていただくとともに、回答交渉に向けた折衝を行ってまいりたいと存じますので、よろしくお願いいたします。また、本日の進行ですが、各担当より回答案をご説明させていただきまして、その後、各交渉事項につきまして折衝してまいりたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。また、説明につきましては、時間の関係もございますので、要求内容の読み上げは行わず、要求項目の番号と回答案の読み上げのみとさせていただきたいと存じますので、よろしくお願いいたします。それでは、順に回答案をご説明させていただきます。お配りしております資料の、2021自治労現業公企統一闘争に関する要求に対する回答(案)ということで、こちらの資料のご準備の方をよろしくお願いいたします。それでは、1番の項目から読み上げをさせていただきます。良好な労使関係を構築していくためには、労働基準法などの関係諸法令や本市の条例等について、労使対等の立場で双方が遵守していくことが必要であると認識しております。大阪市労使関係に関する条例第3条ならびに平成25年3月22日に双方で合意いたしました確認書に基づく交渉事項につきましては、労使合意に向けた十分な期間の確保に努めるとともに、誠意を持って交渉してまいりたいと存じます。
(市教委)
続きまして、項目番号2番となります。下線部のみの回答となります。管理作業員の勤務労働条件につきましては、平成19年5月16日付け、教委校(全)第19号管理作業員の標準的な職務内容についてにおいて通知しています。要員配置につきましては、厳しい財政状況や、他都市の状況と比較・検討した結果、更なる見直しを求められていることから、学校園については、1名を基本とした単数配置への見直しに順次着手しております。1名配置とした時の職務内容につきましては、令和3年3月15日付け事務連絡、管理作業員の単数配置に伴う学校環境整備業務についてにおいて、管理作業員を配置している全学校園へ通知しています。教育委員会といたしましては、子どもたちが安心して快適に過ごせる教育環境整備について、直営を基本とした姿勢を踏まえつつ、行政責任を明確にするとともに、今後とも、単数配置校等の実情を把握し、管理作業員が職務を効率的・効果的に行うことができるよう、業務執行体制を構築してまいります。
(市教委)
続きまして、3番の項目になります。教育委員会では、職場における事故や災害を未然に防止し、管理作業員の安全と健康を確保するため、大阪市管理作業員労働安全衛生委員会、以下、労働安全衛生委員会とさせていただきます。を設置し、定期的に開催することで、安全衛生体制の機能強化を図っております。しかしながら、毎年、依然として災害が発生しており、災害の中には、業務主任制度要綱に具体的役割として、公務災害防止対策を推進することが明記されている主任が当事者となり、被災する事案も発生しております。また、これまでの事故原因を確認したところ、危険を伴う作業との認識がなかった、安全確認を怠った等が見受けられているところでございます。公務災害を防止し、労働安全衛生体制の機能強化を図るためには、職員研修、主任研修での知識の習得が重要と考えており、職員研修、主任研修を通じて、安全に関する知識を高め、公務災害、通勤災害防止に努めてまいりたいと存じます。また、公務災害の防止に向け、平成21年12月に、安全作業の手引を発行し、その後、必要に応じて、随時改正を行っているところですが、安全作業の手引については、安全に業務を進める上で重要なものであることから、今後も管理作業員の作業状況を踏まえ、随時、改訂作業を行うよう、取り組んでまいりたいと存じます。今後とも、労働安全衛生法等に基づき、労働安全衛生委員会で調査・審議を行い、安全衛生管理体制の充実強化、公務災害防止、安全と健康の維持・確保に向けた取り組みを進めてまいりたいと存じます。
続きまして、4番の項目です。新型コロナウイルス感染症の発生に起因する事由により、勤務することが困難な場合の勤怠の取り扱いについては、特別休暇を付与することとし、令和2年3月に、新型コロナウイルス感染症の発生に伴う特別休暇の付与によりまして、各校園長宛てに通知を行いました。また、感染症拡大防止を目的とした柔軟な勤務体制の確保の観点から、テレワーク、在宅勤務制度を実施することとし、令和2年4月に、新型コロナウイルス感染症の拡大防止に向けたテレワーク制度により、各校園長宛て通知を行いました。さらに、緊急事態宣言の発出に伴い、公共交通機関への集中を避け、教職員間や子どもへの感染の拡大を防止するため、当面の間、マイカー等通勤を緩和することとし、令和2年4月に、新型コロナウイルス感染症の拡大防止にかかるマイカー等通勤の緩和により、各校園長宛てに通知を行いました。この他、教職員がワクチンを接種する際には、職務専念義務を免除することとし、令和3年6月に、新型コロナウイルス感染症にかかる予防接種を受ける場合等における職務に専念する義務の免除の特例についてにより、各校園長宛てに通知を行いました。これらの制度の運用につきまして、取り扱いが変更となった場合は、速やかにその旨を各校園長宛てに通知をし、制度の周知を図っているところでございます。今後とも引き続き、勤務労働条件につきましては、本市全体の動向を注視し、適切に対処してまいりたいと存じます。続いて、5番の項目になります。
(市教委)
まず冒頭、この回答に入る前なんですけども、夏服の作業服に関しましては、今年2月に希望調査を行った際に、各仕様を変更していることをお伝えせずに、希望調査を行いまして、誠に申し訳ありませんでした。以後、こういうことのないように気をつけてまいりたいと存じますので、よろしくお願いします。申し訳ありませんでした。
(市教委)
続いて、回答の方、読み上げさせていただきます。作業服等の被服につきましては、管理作業員の作業における安全確保等の観点から、必要であることについて認識をしており、これまでも貸与を行ってまいりました。今年度では、夏用作業服に関して、通気性の優れた生地へ変更を行うなど、順次、改善を進めているところでございます。被服につきましては、衛生面や当該職員のサイズの変更等にも鑑みまして、貸与年数を設け、貸与しているところでございますが、被服の貸与につきましては、他所属の被服の貸与期間との均衡を図る必要もあることから、他所属の貸与期間の変更に注視し、必要に応じて、耐用年数の改善等を行ってまいりたいと存じます。また、保護具等につきましては、各校にて耐久年数と破損等の必要状況を精査の上、消耗品として購入いただいているところでございますが、労働安全の観点から、各校の使用状況等の把握を行ってまいりたいと存じます。労働安全衛生委員会での議論や予算等も踏まえまして、全管理作業員の安全作業に必要性がある場合につきましては、教育委員会より一括で配付なども検討してまいりたいと存じます。
(市教委)
続きまして、項目番号9番です。教育委員会といたしまして、平成30年1月9日付け、教委校(全)第46号を通知し、自校園の大規模災害時初期対応マニュアルの作成を各校園長に指示しており、各校園で作成する大規模災害時初期対応マニュアルでは、全教職員の役割分担等を明記することとしております。各学校園においては、災害発生時について、管理作業員を含めた教職員の力が十分に発揮できるよう、必要な体制・対策の構築に努めているところです。また、災害時における勤務労働条件につきましては、十分な労使協議を行ってまいりたいと存じます。
(市教委)
最後、10番の項目でございます。本要求の趣旨につきましては、極めて重要なことであると認識をしているところでございます。学校園には様々な職種の方々が勤務されており、子どもたち、学校教育の充実のために、それぞれの役割を果たされているところでございます。私どもとして、研修の実施やあらゆる機会を通じまして、今後も指導・啓発に努めるとともに、学校教育の更なる充実を図るため、管理作業員等、皆様方の担っている役割・職務などにつきまして、特に学校管理職に対して、より一層の徹底を図ってまいりたいと存じます。また、制度の廃止、改善にあたりましては、賃金、勤務労働条件など、交渉に関する事項につきまして、市全体の動向を見ながら、誠意を持って交渉してまいりたいと存じます。現時点での回答案につきましては、以上でございます。続きまして、折衝にあたりまして、各事項について何かございましたら、委員長の方からよろしくお願いいたします。
(組合)
ここの2番目の項目、2ページですかね。毎度毎度、同じこと聞いてるんやけど、下から3行目の、今後とものところから、単数配置校等の実情を把握しって、具体的にどういうふうに把握をしていって、今後、単数配置をどないしていくのか。職務内容を含めて出してるとは言いつつも、やっぱり労働安全衛生上の問題で、今やっぱり複数体制のところと単数配置のところ、やっぱり職務内容の中身も変わってきてるような状況の中で、労働安全衛生上、どう具体にしていくの。どういう実情を把握していくねんということと、やっぱり単数配置になってくると、効率的・効果的に行うことができるよう、業務執行体制を構築するって、毎年書いてもらってるんですが、ここが具体的に、どういうふうに効率的・効果的に管理作業員が対応していかなあかんねんということを、やっぱり示してもらわな。
(市教委)
はい。確かにご指摘のとおり、今年度に入ってからも、単数配置校で、尚且つ業務主任が公務災害の事故が発生しているということもありまして、複数配置と比べて、単数配置において、特に支援業務を活用しないであったり、あるいは活用しづらいのではないかといったことも、私自身、感じておりまして、そういったところ、支援業務に対する利用のところですね。例えば、教職員への声かけであったり、あるいは業務主任、業監であったり、そういった方に円滑に支援業務を使っていただけるようなというところで、実情の方を、まず把握をしてまいりたいというふうに考えております。その上で、支援業務の活用を通じて、複数配置と比べて、業務執行体制として支障がないようなかたちで、運営をしてまいりたいというふうに考えております。
(組合)
結局、そういうふうに回答を貰うと、うちの要求項目のとこの6とか、そこはまさしく管理運営事項になるんやろうけど、管理作業員の現場力を十分に発揮できる必要な対策を講じろと。各級主任設置要綱に基づく適切な対応を図れという、ここのところにあたってくるけど、結局、これをどういうふうにうちの現場の方にうつしていくねんと。そこまでここに書ききれるんかどうか。今、言ってもらってるように、具体的に単数配置校に対してどうするねんと。支援業務、支援業務するんやったら、支援業務、今、言ったら、2級の人間の配置が、去年、一昨年から拡大があって。
(市教委)
そうですね。人数増やして。
(組合)
人数増やして、やってる。まあそれが、その前段の一歩やっていうことやねんけども、結局、そこで言うと、今までとあんまり変わってないっていうことが、こっちの認識ですわ。その現業管理体制の活用の部分でいうと。だから、そこを明確に、教育委員会として、どう発揮できてるんかっていうことを、やっぱり出してもらえへんかったら、ちょっとわかりにくいかな。言ってるように、支援業務、あれ、あるねんけど、ここでも単数配置やけどね。やっぱり支援業務の使い方でいうと、この時にこの人が手伝ってほしいという部分があるけど、それがやっぱり、やっぱり処理的にちょっと遅くなってくると。そないなってくると、やっぱりその、直で管理作業員同士で話をした上で、事後で管理職にいくのか。でも、やっぱりその公務災害なり、行き帰りのところの事故なりとか、色んな問題が関わって、やっぱり管理職が知らないといけないと。やっぱり今日はちょっとそこのところで、支援業務に用事がありまんねんと。後の事後の報告含めて、その分については帰ってきてからでもとかって、そういう機動的に動けるのとか。そういうふうなとこも含めてやな、現管の活用で、やっぱり統括がどう考えてるのかってなるからな。
(市教委)
はい。
(組合)
そこをしていかへんかったら、順次、単数配置を増やしていきます。これ、シミュレーションおいてるの?
(市教委)
今のところは、令和13年度頃を目途に、全市での単数配置化が達成される予定となっております。
(組合)
あと10年後ということやけど。
(市教委)
そうです。今から10年後という。あと10年間で達成します。
(組合)
まあでも、10年言いつつ、あれやな、それが最終的に退職の、定年退職の数をやっただけの話であって。
(市教委)
そうですね。はい。
(組合)
やっぱり10年間で、だんだんだんだん、どこかで逆転してくる可能性がありますよね。
(市教委)
あります。はい。
(組合)
そないなると、もっと早く動かしてもらわなあかんな。
(市教委)
そうですね。途中退職であったり、早期退職の方が増えれば、シミュレーションよりも、さらに早くなるということも想定しています。はい。
(組合)
そのへんをもうちょっとやっぱり、こっちから言ったらきつくね。その言ってるところの主任の役割とかいうのも、もうちょっと明確にしてもらいたい。結局、ここの部分での答え出えへんからさ。ここの、まさしく、この、うちの6項目の、取り扱いやっていうふうには認識するんやけど。あとはまあ、これで言ったら、この間、何回も言ってるけど、主任っていうのも、今なんぼ、180?190?
(市教委)
200です。
(組合)
それが全部、ここに謳ってるような主任制度要綱に基づいて、きっちりと主任になられてるのかっていうのは、ちょっと疑問がありますよというのは、この間、何回も言わせてもらってる。だから、そのへんの実情を把握されてると思うんやけど、そうなってくると、設置要綱に基づいた取り扱いをきっちりやってもらいたい。何を言ってるのかって言ったら、降格も含めて。やっぱりその能力がないんやから。こっちとしては。やっぱり主任になってない人間でも能力がある人間おるし。おると思ってるし。だから、その任用した時は、教育委員会として、それは素晴らしい人材やということで任用したけれども、結局、今のその主任制度要綱に基づくと、降格って書かれてるけど、一切そういう実例もないし、結局、それを降ろそうと思うと、自己の病気とか、そういうふうなところで、自分の方から降任を希望しないとできないというふうな状況があるというふうなところは、もうちょっときっちりと。それに基づく、それをするには何がやねんって言ったら、物差しが必要なんでしょう。そこの物差しも、何の物差しやねんって言ったら、この間、聞いてる人事評価しかないねんと。でも、主任の仕事っていうのは、まあまあ色々、一般の職員の監察項目とは違うっていうのは認識するけども、往々にして、学校の中で仕事してる。結局、二次評価者の評価になってくる。この間、苦情相談で苦情を申し入れて、最終的な答えでいうと、一次評価者、統括の点数っていうのは、あくまでも参考ですというふうな答えが出てきてる中で、果たして本当、その二次評価者が、きっちりと現業管理体制における主任の役割を、ちゃんと十分に理解して、その点数をつけてるのかっていうのは、疑問点あるわね。今言う所は全部、管理運営事項になってしまってるからね。きっちりそういうところも含めて作ってもらわなあかんと思う。あとは、3項目め、去年と同じとこ、災害の中には、ここもそうやけど、業務主任制度要綱に具体的な役割として書いてる、主任が公務災害を起こしてますと。果たしてそれでいいのかと。そういう事案が発生してるから、職員研修なり主任研修でやるっていってるけど、研修の中身の部分について、これも管理運営事項やから、こっちがタッチでけへんような状況やし、どういうふうに研修、項目立ててやってるねんっていうことは、やっぱり疑問やわね。この答えも、何年も前からこの答えやけど、やっぱり一向に公務災害が減らない。ゼロにならないということは、何らかのやっぱり問題があるんやろうと。手引も発行して、その都度その都度、改訂して、やってるにも関わらず。
(市教委)
そうですね。
(組合)
ここのところで言ってるように、安全確認を怠った等が見受けられるとかいうふうなところについては、ちゃんと作業前にこれを読んでないっていうとこやろうし、なんで読めへんねんって、読ますようにもっていけへん主任が悪いんちゃうんかっていうことになってくるから、そこももうちょっと、きっちり主任の役割っていうのも、単数が増えてくると、1人での作業になってくるし、さっきの話戻って申し訳ないけど、学校園で管理職なり、他の職員でちょっと声かけというのは、なかなかしんどい。実情で言ったら。やっぱりそれぞれ人が少ない中で、それぞれ動いてるからやな。ちょっと管理作業員としても無理するような状況が出てきてるから。もうちょっとそのへんを具体的に、どういうふうに動かすかっていうふうなところであれかなとは思うんやけど。あとは、新型コロナウイルスはちょっと色々あったけどね。言い出したらキリないけどな。やっぱりやるんやったら、他の職員と同様に、管理作業員も入れてくれよと。入れてくれへんってことはなんやねんと。大阪市の職員じゃないんかっていうこと、勝手にとってしまうから。そうなったら、最後のところの差別・区別っていうふうなところに、こっちはとってしまうのでね。やるんやったら、きっちり同様の対応。それも校園勤務者と営繕園芸事務所の職員は同じということで、認識持ってもらって、きっちりやってもらわれへんかったら。それは、できるでけへんも色々あんのやろうけど、そこは最大限、そっちで頑張ってもらわないと。5番のところ、新規項目のところで書いてるけど、他所属の被服の貸与期間と均衡を、何で図らなあかんの。それはそっちの話や。こっちは何で図ってもらわなあかんねんってことやからな。やっぱり業務してて、生地がちょっと緩かったりとかしたら、すぐ破れてしまう。あの安全靴かって、使用頻度によってはすぐに壊れてしまうし。他所属と均衡を図られてもやなとは思うけど。
(市教委)
うちだけ長いとかなってしまうと、また、まあまあ、確かにおっしゃるとおりかもしれないですけどね。ただ、貸与年数っていうのは、サイズ変更とか衛生面とか考えて、できるだけ、夏服だったら1年ぐらいっていうことで、貸与年数載せさせてもらってますし、ただ、とはいえ、使用期間は1年とさせてもらってますけど、貸与期間も2年とか、使用期間の2倍とかさせてもらいながら、ちょっと対応させていただいてはいるんですけども。とはいえ、うちだけ短くっていうのも、なかなか。オール大阪の中でっていうことになると、難しいところもあるので、そこは他所属も見ながらっていうことには、ちょっとなってしまうかなと思います。
(組合)
これは新規項目やから、初めての答えなんやけど。
(市教委)
そうですね。
(組合)
あと保護具のところで、各校の使用状況等の把握を行ってまいりたい。具体的にどんな。
(市教委)
確かにこれからなんですけども、保護具の関係については、一応、各学校の方で、これまでも保護具、必要に応じて買っていただいているかと思います。ただまあ、とはいえ、各学校でおまかせっていうのが、あんまり今まで、おまかせしてきたとこなんですけど、確かに申し入れのとおり、保護具について、安全面で、うちの方としては任せっきりで、物の耐用年数とか使用頻度とか、各学校さん、どうなってるのかっていうのが、全然把握してない状況なので、安全面考えたら、確かにうちの方でも把握していかなあかんのかなと。それはもう組合からの申し入れ、要求項目で書いてるのを見て、確かにおっしゃるとおり、安全面についても、うちも把握していかなあかんかなと思いましたので、今回、状況把握をしていきたいと思っているんです。ただ、具体的にはこれから、ちょっと中で考えていきながら、進めていきたいと思っているところです。例えば、委員長のところの学校とかだったら、保護具、ヘルメットとか手袋とか、例えばどんなものを持ってはるんですか。
(組合)
どんなの・・・。ヘルメット。
(市教委)
手袋ですかね。
(組合)
マスク。
(市教委)
まあ、安全帯。
(組合)
でも、安全帯もあれですよね。もう来年の1月1日からハーネスに変わるとかいうところは、具体的にどうします?
(市教委)
そこはちょっと、今、基本的に書かせてもらってるとおりで、基本的には学校園で購入いただくことにはなるかと思うんですけど、もし、ただまあ、全員の、全学校で、全管理作業員さんで必要やっていうことになるんやったら、検討はしていきたいなとは思うんですけど、まずは学校園で本当に必要なのかどうかっていうのは、ちょっと各学校園での検討もいるのかなと思う。業務上、どこまでいるのかな。今でも高所作業とかはちょっとされてるとは思うんですけども。
(組合)
あれ、なんぼ。2メートル。ハーネス使うの。足場組んでっていう話でしょ。
(市教委)
そうですね。
(組合)
そこまで、足場組んでやるとこなんて言ったら、営繕園芸事務所ぐらいやもんな。校園でしてるかしてないかっていうのは。その把握するのに学校園でって、今の時点で言うねんけど、具体例、どういうふうにするかっていうのは、やっぱり聞かせてもらいたいもんな。そこは、何、労安の中でやるっていうことなん。ここでは、こういうふうに抑えといて、具体の中身については労安でやりますっていうことなん。認識で。
(市教委)
今のとこ、そういうふうに。労安の中でちょっと考えて、詰めていきながら、確認をしていきたいと思ってるんです。
(組合)
だからこの間、制度で、国の法律がコロコロっていうことはないけど、変わってくるから、ちょっとよくわかれへんねんけど、バッテリーウェルダあかんやんな。あれ。
(市教委)
バッテリーウェルダ、そうですね。溶接の部分で。
(組合)
煙がなんやって言って聞いてるけど。
(市教委)
そうですね。
(組合)
あれもいつまで。あれも22年の。
(市教委)
はい。今年度末ですので。
(組合)
今年度末。
(市教委)
来年の3月末。4月1日からは、技能講習を受けた主任を置かなければいけないっていうのがありまして、あと、本人は、溶接の特別教育を受けなければいけないという、そういう条件なんですけど。
(組合)
それどうするかやんな。新たな課題やし。ちょっと置いとくわ。それはもうまた具体に。あとはマニュアルのところも、まあまあ以前と同様の感じであれやし。差別は、別に今年度なかったっていうことでいいんですか。
(市教委)
一応、我々の方での制度というところでいきますと、マイカーのところも、昨年度になりますけども、営繕園芸事務所の方でも止めていただけるようにということでさせていただいておりまして。聞いているところではないです。
(組合)
まず、最初の2ページの勤務労働条件の十分な協議ですけども、基本的に今後、令和13年以降は1人体制になっていくというような点、お示しはいただいてるんですけども、逆に、さっき委員長の話じゃないけども、それよりも早くなる可能性もある。じゃあ、その1人体制以降のことっていうのも、もういい加減、頭に入れていかなあかんのじゃないかなっていうふうに考えてるんですけども、そういう、それ以降のこと、1人満たない場合っていうふうな対応っていうのは、今、考えていらっしゃいますか。
(市教委)
現状では、まだその方針であったりとかというところは未定です。退職不補充としている採用の方針が変わるのか。あるいは、満たないっていうことであれば、その作業を民間に委託をしていくのか。恐らく、その2つの方向性があるかなと思うんですが、現状では、そういった方針は定められていない。ただ、今、現状では、直営を基本とするっていうのが、本市の大原則ということで認識をしておりますので、採用の凍結の解除ができるかどうかというところの市の方針も見据えながら、今後ちょっと検討してまいりたいというふうに思っております。ですので、現状ではちょっと方針が決まっていないというお答えとなります。
(組合)
一番不安なところが、今、一番若い子で46かなっていうのが最年少でいてると思うんですけども、その子が60になるか、65歳になるか、それ以上延長になるかわかりませんけども、安心して最後まで働ける、そういう、いわゆる直営堅持ですよね。それをぜひ、今後も続けていっていただきたいなっていうのは、切にお願いしておきますね。それと、ちょっと皆さんに労安のこと聞きたいんですけども、この中身、回答の中身。基本的にこれ、安全確認を怠った等が見受けられる、いわゆる、ヒューマンエラー的なことで書かれてると思うんですけども。
(市教委)
はい。
(組合)
我々が求めているのは、ヒューマンエラー、これはもちろん、あるからこそ事故は起こると思うんです。ただ、それを見越した上で、ハード面でどう変えていくかっていうのが非常に大事だと思うので、これも多分、ここじゃなくて労安の中での話になってくるかと思うんですけども、ヒューマンエラーっていうのは、もうそれ一言で片付いてしまうので、そうじゃなくて、具体、ハード面、どうしていくかっていうのは、実際に掘り下げて、これは労安の中で。
(市教委)
そうですね。
(組合)
って考えていいんですよね。
(市教委)
まあ別に、ヒューマンエラーで一言で片付けてるわけではもちろん、つもりもないんですけどね。ただ、主任さんのどうのというのも、ちょっと聞かせていただいてる中で、うちで把握してる状況を見ると、災害の事故原因なんだって言ったら、足場がしっかりしてないのに、ちょっと脚立の上に乗ってしまいましたとか、ちょっと過信で作業を甘く見てたとかまではなかったですけど、作業が終わって、ふっと安心したところで、ちょっとトリマーとかで切ってしまいましたとか。そういうのも見受けられましたので、そこは確かに防げる話なので、そこは防げるところは、研修とかで認識を皆さんにしっかり持ってもらって、もしくは手引とかで読んでいただいて、減らしていけたらと。ただ、現場の状況とかで、もし環境要因で、そういう災害が発生する要因があれば、確かに個別的に環境の要因を封じ込めるようなことも考えていかなあかんかもしれないです。ただまあ、今知ってる、あがってきてる中では、結構そういう、ヒューマンエラー的なことが多いので、そこはもう潰していけたらと思っておりますので、よろしくお願いします。
(組合)
実際、この間、労働安全衛生の、いわゆるメンタル部門の聴き取り調査っていうのもあったと思うんですけども、ちょっと急遽内容の方が追記というか、あられたと思うんですけども、部屋は十分明るいか。作業場は明るいか。暗くないか。換気はいいか。正直、ちょっと、これ毎回なんですけども、あまりにも大雑把というか、目安すぎて、人が見たら暗いやろ、いや、僕が見たら明るいねんって、実際なってくると思うので、そういう場合、基本的に、これも多分ごめんなさい、労安の中で話することと思うんですけど、一つ、マニュアル的なもの。これもう労働安全衛生法で出てるので、作業するには何ルクス以上、角度は何度。このようにきっちり出てると思うので、そういう一つのマニュアルも、一つ、つけてもらえれば非常にわかりやすい。説明する方もわかるし、受ける側も具体にわかってくると思うので、そういうちょっと気遣いっていうか。そういうのもきっちりマニュアルで出てる部分っていうのは、これから労安の中でも、きっちりと出していってほしいなっていうのは、それは願っています。ごめんなさい、作業着なんですけども、この中で完結でないっていうのは、もう、そう頭に入れとったらいいんですよね。日々進化していくっていうふうに、考えてたらいいんですね。
(市教委)
必要に応じてそうですね。結果的に、今回かって、一応、夏用の作業着とかも、仕様を変えさせていただきましたけど、例えばひょっとして、使っていく中で、前のよりも破れてしまいますねとか、ひょっとしたらあるかもしれませんし、そういうような声があれば、そういうのも聞きながら、もし必要があるのであれば、やっぱりちょっと変えていくとか、そういうのも考えていかなとは思っています。
(組合)
これ、主任会議の中で、新しい作業着はどうですかっていうふうな聴き取りも一部あったと思うので、そのへんの回答は小委員会の方でまとめていただいて、ごめんなさい、これを本委員会の方できっちりあげていただければなとは思います。これ、さっき、委員長からもありましたけども、貸与期間とかっていうのも、これ実際、他と比べるものじゃないでしょうし、このへんは、ちょっと回答としてはどうかなっていう疑問が残るとこではあります。それと、先ほどもあったと思うんですけど、保護具っていうのが、把握していきたいっていうの、これ具体的に、誰が調査していくとか。
(市教委)
労安で、多分、統括にお願いすることになる。一応、労安の中では、ちょっと検討していく。
(組合)
労安で。
(市教委)
はい。
(組合)
そっちがその被服の貸与の方の期間を入れる、どうしても入れたいかどうか知らんねんけど、それやねんやったら、こっちとしてはあれやわ。ただ、今回、夏服貸与で変更したけど、学校園の作業の実情によって、こういうポロシャツ的なものもどうやねんと。やっぱりここで言った、被服検討委員会の中で、一応、持ってるからやな、その中で十分議論していくとかぐらいのを書いてもらわんと。あくまでも今回の作業服の夏用にしたのは、もう10年ぐらいか。中身変えてなくて、生地とか色々変えてなかって、今回、そういう形でいくということやけど、今、現場の部分で言ったら、やっぱり立ち番をメインにせえというふうなことも言ってるし、立ち番してる時に長袖かというふうなとこやし、やっぱりその作業作業に合った作業服を検討していくというのはどうなんですかということやから、ちょっとそのへんを、このちょっと。
(市教委)
なかなか。
(組合)
どうも、この。
(市教委)
難しいですね。そうすると、ほんまにお金がいっぱいあったら、確かに作業がいっぱいある中で、その都度、応じた色んな物が作れたら、確かにいいんでしょうけど。どうしても、今のところでは1着ってしてる中で、安全に作業をしてもらいながらということになると、やっぱり長袖にということにもなってくるのかなと思うんですけど。ポロシャツになったら、やっぱり肌が出てしまうので。もちろん、暑さ対策はね。
(組合)
それは業務するにあたって、剪定作業なり、他の業務するんやったら、それは長袖が必要やろうということやけど、立ち番するのにそれは必要なのかということですわ。その業務業務に基づいた作業服ってどうなんですか。今回、夏服でも1着しかないじゃないですか。
(市教委)
まあ。はい。
(組合)
このくそ暑い中で1着でええんかっていうことですよね。衛生面やなんやかんやって言うんやったら、やっぱり洗い替えも含めて必要違います?っていうことですわ。
(市教委)
そこはちょっと、使用期間、貸与期間は使用期間の倍に、2年にさせてもらってますので、そこはちょっと申し訳ないですけど、ちょっと去年のも洗い替えで使いながら、ちょっと両方使えたらとは思ってるんですけどね。確かに夏場なので、汗もかかれますからね。暑い中でっていうのは、確かにわかりますし、そういった中で、去年の分も使いながら、併用してっていうことで、着ていただけたらと思っています。
(組合)
基本、去年と全く内容が同じっていうのが見受けられるので、我々も同じ要求をして、中身ね。ヒアリングの中で色々聞かれてきてると思うんですけども、具体的にすべてが、なかなか中には反映されてないっていうのが、やっぱりどうしてもそういう印象を持たざるを得ないかなっていうのはありますね。やっぱり具体に欲しいですよね。2項目めの単数配置校で、職務を効率的・効果的に行うことができる業務執行体制の構築。これ、さっき委員長も質問しましたけど、全く同じことを去年も質問してるんです。だから、この一言でしめられてしまうと、次に話が進んでいかない。もうちょっと砕いてもらわないと、いうのも、ずっと去年、一昨年、もう数年前から、やっぱりこっちがお願いしてることなので、やっぱりそのへんはちょっと変えていってもらうっていう努力も、一つ、やっぱり回答をしてもらう側としては、ちょっと汲んでいただきたいかなというのは。口頭でも結構なんですよ。実際、こうやっていうのは。細かい中身でいうと、例えば4項目、今回、新型コロナウイルスの業務実態についてなんです。一番下の、下から4つ目。速やかにその旨を各校園長に通知し、制度の周知を図っております。図っておりますなんだけども、実際これ、この間のワクチン接種に関しても、実際、聞いてないっていう職員がやっぱりいるんです。先ほど、委員長も言ったように、これって後ろの項目、差別項目に入ってくるんじゃないのっていう項目があるので、速やかに各校園長におろしてくれるのはいいんですけども、校園長におろした後に、実際に末端っていうか、我々まで話が届いてくるのかどうかっていう。実際は我々そういう検証をしていただきたいというふうな感じで、こういう項目をあげているんですけども、やっぱりここまでで終わってしまうと、この噛み砕いたこの下の後のくだりっていうのが、全くこっちは見えてこない。毎回毎回同じ、多分、毎回同じこと言ってると思うんですけど、やっぱりそれを言わざるを得なくなってくる。回答としてこれしかできないんですかね。噛み砕いたかたちにできないんですかね。
(市教委)
コロナウイルスに限らず。
(組合)
もう全般ですね。
(市教委)
っていうことやと思います。やっぱり、当然、我々としても、全学校園、個人個人、皆様に通知を出させていただくわけではないので、当然、その各学校で取りまとめていただいております管理職の方に、校園長に向けて、当然、皆様に周知してくださいということでお伝えをさせていただいているところなんですね。当然、そこには皆さんに周知してくださいっていうお願いをしてるんですけれども、なかなか、その先の部分っていうのを、すべて把握して、できてる、できてない、内容にもよると思うんですけれども、調査をかけて、これを言えてますか、これ言えてませんかっていうことを、個別、個々にやっていくっていうところは、正直しんどいとこはあるかなと思います。なので、当然、その機会を通じてといいますか、対校長先生とかとお話しさせていただく、そういった場で、必要に応じて、そういうことを常々、お伝えしていくっていうことしか、ちょっと今現状、できるところはないかなと思うんですけれども。当然、これ聞いてませんよっていうようなお声がありましたら、当然、我々の方で、そういった声を拾った上で、当該の管理職の方には指導していくと。こういうスタンスは、当然変わらずに、今後も継続してやっていきたいというふうに考えています。
(組合)
はい。
(市教委)
あと、ごめんなさい。いつも管理運営事項としてお話しさせていただいてるパソコンのところですね。一応、センターの方とは、私からこの間の進捗状況を確認させていただいていまして、今、現時点で絶対に入りますというお約束はできないんですけれども、各校に2台程度、共有端末の方を入れていきたいというふうに聞いております。
(組合)
それについて、ちょっと聞きたいんですけど、各校園に端末を配備するのはいいんですけども、それを校園におろした通知文というか、その中身っていうの、多分、校園長宛てになると思うんですけども、どういう中身を考えられてます?
(市教委)
今、そこもちょっとあわせてお話しさせていただいているところでして、当然、出すのはセンターの方になるんですけれども、今、現状、普通に端末を入れますので、有効的に活用してくださいねっていう通知で止まってるんですけども、そこに、例えば、新しく入ってくる共用端末については、各校、実情に応じて、皆様が使いやすいような環境を整えてくださいとか、まだ案の段階ではあるんですけれども、職員室以外で勤務されている、当然、管理作業員の皆様であったり、給食調理員の方もそうなんですけれども、そういった方々にお使いいただく端末ですので、そういったところも、その使用状況といいますか、環境の方ですね。ちょっと配慮いただきたいと。そういったかたちの、ちょっとだけにはなるんですけど、踏み込んだかたちで、何かちょっと書かせていただけないかなというところで、今、センターの方と調整をさせていただいております。ただ、当然、今後、恐らく来年、年明けてから整備になると思うんですけれども、その間、向こうの方でももんでいただいて、最終、どういったものがあがってくるかっていうのは、ちょっとわからないんですけれども、私の方からの投げかけとしては、そういうかたちでさせていただいてるところです。
(組合)
文面によって、すごい扱いが変わってくると思いますので。
(市教委)
そうですね。現状、実際にそういった取り扱いをやっていただいているところもあるとは思うんですけど、なかなか、校長先生も含めて、学校の中での運用になってくるので、なかなか、現状がそれぞれ違う中で、一律こうっていうかたちで、明確に、このとおりしなさいっていうのを出しづらいところがあると思うんですけれども、当然、そういったお声いただいていますので、我々としても、それを無視するわけではないので、当然、共有を図らせていただいて、ちょっとできるところからということになるんですけれども、やっていきたいなというふうに思っています。
(組合)
何回も言って申し訳ない、3番の労安のところね。やっぱりここが弱いな。ここは、うちとしては、公務災害、労働災害を一掃するため対策を講じてって言って、求めて、去年でも同じように、その機能強化図るために職員研修、主任研修の充実を図り公務災害・通勤災害防止の啓発に努めております。努めておりますっていうふうな答えの中で、結局この1年間、またぞろ主任のこういう公務災害発生してるということは、やっぱり去年のどういうふうに啓発を進めてきたかって、大きな問題になってくるからね。だから、それでいうと、この答えではちょっと緩いんじゃないですかっていうような。やっぱり教育委員会としての思い。職員に対する公務災害を発生させないような取り扱いをどうしていくねんとか、思いをぶつけてくれなあかんわな。答えとしてはどうも弱い。
(市教委)
そこはちょっと地道に、職員一人一人の認識。
(組合)
いやいやいや、去年と同じことや。同じ答えで、これだけ言ってるように、災害とか具体に発生してるっていうの出てるのやったら、どやねんと。主任が能力ないのか。それをちゃんと、去年でも主任研修もやったんや。職員研修もやったんや。それ、やり方が悪かったんか。どっちやねんっていうことやねん。それは検証したんですかっていうことです。いや、去年と同じ答え違うかったらしゃあないなと思うけど、同じ答えやから。去年で言ったら、啓発に努めております。去年の答えで言ったら。今年はそうやって、云々かんぬん見受けられたと。今年は努めてまいりたいって書かれて。ほんだら去年どういうふうな研修をやって、職員、主任がどういうふうに研修を受けて、どういう認識やったんやと。それを受けて、今年1年間やって、これだけやっぱり公務災害が発生してるっていうことやから、そこは突き詰めていくのに、やっぱりどういうふうにしていくねんっていうことですわ。そちらの逃げとしては、労働安全衛生委員会の中でやりたいですっていうのが、最終的な答えやねんけど、それでは弱いでっせっていうことです。主任が事故を起こすということは、先ほどの主任設置要綱に基づく主任の役割が守られてないってことです。守れていない人間が一般の職員に対して、どう指示していくねんっていうことに突き詰められませんか。
(市教委)
それは主任がちゃんと、皆をちゃんと統率できるんかとか、そういうこと。
(組合)
いや、ここに書かれてることは、そういうことなんでしょ。具体、あれ、主任設置制度要綱に、具体役割として、公務災害防止対策を推進すること明記されてるにも関わらず、主任が当事者となって被災してるっていうこと。
(市教委)
主任自身、確かにその、何回も言いますけど、高所作業で足場をしっかりしてなかったとか、そういうことで、ちょっとまあ事故災害ありました、原因はそういうことですっていうことで、確かに報告がありましたので、主任一人一人も確かに認識持っていただいてっていうことが、やっぱり大事だと思うんですけども。手引ももちろん、さっき委員長言ってはったように、事前に読むようなこともきっちりしていかなあかんやろということも、ちょっとおっしゃてはりましたけど、やっぱり一人一人がきっちり手引に基づいて、作業をしていく。それで、自分がやってることは危険にも繋がるんです、危険な行為を含んでいるんですということを、よく認識していただいてやっていくっていうことも、非常に大事かと。そういう意味でも、やっぱりちょっと研修であったりとか、手引のことっていうのはやっぱり大事かなと思ってるんですけども。
(組合)
いや、大事なのはわかってますよ。
(市教委)
はい。
(組合)
でも、それも去年、同じことやってるんでしょって。手引も含めて。読ませて、研修もやって、それでもまだ公務災害発生したん違うんか。もう一個踏み込んだ、何らかの方策が必要じゃないんですかって言ってる。
(市教委)
そこはだから、例えば研修とかに、ヒューマンエラーの関係とかで、ちょっとさせていただいて、誰でもエラーみたいなことをやってしまうんやけど、常々注意しながら、こういう時は注意して作業に取り組んでくださいとか、そういうことも盛り込みながら、ちょっとやってはきてるんですけども。いつもいつも安全衛生だけじゃなくて、もちろんヒューマンエラーもあれば、安全な作業のこともあれば。
(組合)
ヒューマンエラー、ヒューマンエラー言うけど、本人が悪いばっかりちゃうやろ。そうと違うでしょって言ってる。
(市教委)
もちろん。はい。
(組合)
だから、それを指示する方の教育委員会として、どういうふうにするんですかと。ヒューマンエラー出てるんやったら、そのヒューマンエラーを解消するために具体的にどうするねんっていうことやんか。今、そうやっておっしゃられるけど。それは事故した、怪我したそいつが悪いかもしれへんけど、それまでに何らかの問題があったんでしょって。それを一つ一つ解消していけへんかったら、公務災害一掃になりませんよっていうことですわ。これ、公務災害のことばっかり書いてるけど、メンタルも含めてやで。だから、具体的にどういうふうな主任研修をやったとかね。今後、それを去年あかんかってんから、同じことしてたらあかんねやろ。研修含めて。去年も、だって研修やりました、やってます、充実図りますって言ってんねん。言ってても、結果的にはこうやって公務災害発生してますよ。その中身、悪かったんじゃないですかっていうこと。指摘や。それ、どういうふうに検証したんですかって。その主任研修とか、ここに書かれてるような職員研修も含めて。だから、研修の中身については、管理運営事項やから触れられへんでしょ。だから、ここで聞いてるやんけ。こっちは。具体例、どういうふうな研修、やりはったんですか。それは俺、どんなんしてるかわかれへんから、あえて聞くけども、講師が悪いんちゃうの、中身が悪いんちゃうのっていうことになるでしょ。聞いてへん本人が悪い、ヒューマンエラー起こすんやったら、聞けるような研修やったんかって言ってるねん。いや、俺はもう書かれてることしかわかれへんから、聞いてるだけですわ。研修の中身も、逐一、こういうふうな研修の中身です。誰がこうやって講師をやって、こういうふうな中身ですって。そこまで話できてるんやったら別やけども、言ってるように、研修は管理運営事項。そっちの仕事やないか。だからおかしいんちゃうかって聞いてるねん。だから、どういう研修やりはったんって言ってるねん。そちらがきっちりとした研修やられてるっていうんやったら、公務災害発生しない、ヒューマンエラーもないんちゃうかって聞いてるねん。
(市教委)
去年はあれですけど、今、手元にあるのは、今年の研修資料を持ってるんですけど、一応、研修の中で公務災害の検証ということで、具体的な事例に基づいて、災害の発生状況であったりとか、発生原因であったりとかを、で、対策ですね。対策とかを事例として出して、それを皆で共有して、災害防止に努めると。認識を高めてもらうということをやっています。
(組合)
認識高めて、主任が怪我してるやろ。だから、それが問題ちゃうんですかって聞いてるねん。その中でもっと踏み込んで、もうちょっとこういうふうな検証しますとか、それぐらい書いてくれたらどうなんですかって。具体に。認識共有ばっかりしててもあかんやろって言うねん。
(市教委)
あと、すみません。もう一点、ちょっと付け加えさせていただくと、ちょっとこの回答のところに、私の方がちょっと携わってなかったので、視点として抜けているところもあるかなと思いまして、主任が今回、公務災害を受けられた原因の一つとして、もう一つが、単数配置校の主任だったということもありまして、やっぱりその単数配置校で手助けを要するところ、高所作業のところを、この作業ぐらいだったら1人でも大丈夫だということで、脚立に上って、転倒してしまったといった事例もありまして、研修の面もあるとは思うんですけれども、ただ、仕組みというところでいうと、支援業務が円滑に利用できていなかったといった側面もあるかなと思いますので、今、委員長おっしゃられたとおり、研修という、そういったことだけではなくて、委員会としての仕組みが足りないといったところについては、やはり我々としても責任を持って対応しなければいけない事項だと思いますので、先ほど、ご指摘いただいた中で、支援業務の件に関して、なかなか皆さんが利用していただきにくいんだっていう声も聞いています。やっぱり主任が忙しそう、あるいは業監が忙しそうだということで、どうしても人間関係的に利用できないといった声も聞いていますので、ちょっと今回、ご意見いただいて、きっかけにはなるんですけれども、私の方からそういった支援業務にハードルとなっているところについては改善ができるように、その点に関しては各級主任会議でも意見を集めた上で、対応してまいりたいというふうに考えています。
(組合)
それとあわせて、現場の現管使うのは、それかめへんかもしれへんけど、学校園で働く私達の部分でいうと、誰が長なんですか。校園長でしょ。
(市教委)
はい。
(組合)
校園長も労安の資格、資格違うわ、何あれ。衛生。
(市教委)
安全衛生。
(組合)
衛生管理。
(組合)
一つの枠の中のトップやんか。だから、それが言ってるように、その管理作業員がどういうふうに動いてるかとか理解できてないから、そういうことも含めて、あるん違うんか。それ一切載ってへんやないけ。管理職に対してどうするかとかって、今言ってるように、支援業務かって、本来は、管理職の方から、誰か手伝えとかいうふうなシステムづくりになってなかったらあかんねん。こっちからなかなか言いにくいとこもある。だから、管理職が十分把握してなかったらあかんのじゃないんですかって言うねん。労働安全衛生含めて。そういうのが一切載ってないでしょって言ってるねん。管理職に関して、何もないやん。
(市教委)
今、おっしゃっていただいた管理職の。
(組合)
これだけいいんやったら、労働安全衛生委員会ってすごいもんやで。きっちりやらなあかんやん。それやったら。悪いけど。大阪市管理作業員労働安全衛生委員会がこれやって言うたら、必ずしも全部やれってことになる。そやけども、そこにはやっぱり学校園には管理職がおるということを、やっぱりこっちは十歩も二十歩も引いとるよ。それはちゃんと書かさなあかんし、理解ささなあかんやん。教育委員会として、校園長に対してこうやと。いつも書かれてるような、なんや、校長会とか助言とかなんやかんやってあるけども、それでも弱いよ。そういうとこが、そういう視点が抜けてるんじゃないかって。
(市教委)
3番のところにつきましては、今ちょっといただいているご意見もございますので、一旦、ちょっと係長の方からのご説明も踏まえた上で、回答の方、不十分なところ、あるかと思いますので、また修正の方をさせていただいて、またご提案ということでさせていただけたらと思います。
(組合)
この間、労安本委員会って言ってるけど、本委員会と小委員会の位置づけをきっちりしないと、もう一回、再度。やっぱりちょっと間違ってるとこもあるよ。まず、本委員会があります。本委員会の色々こういうのちょっと調べてくれというふうなことを受けて、小委員会が動くということやから。そこはきっち線引きちゃんとしてもらって。そういう認識でやってもらわんと。
(市教委)
確かに、労安に関してはそうですね。小委員会と本委員会の位置づけが、ちょっと明確になっていなかった点はありますので、その点に関しても、今後、見直しを図りたいと思います。
(組合)
だから、先もって小委員会でやってもらわなあかんことが色々あるやろ。なんでやねんって言ったら、現場のトップやから。統括5人おって。それはちゃんと本委員会のやっぱり意向を汲んで、やってもらわんことには、何でもかんでも勝手にやられたら困るっていうこと。日程の関係上、色々あるから、その報告とか事後でもかめへんやろうけど。ここまで、本委員会って書いてるんやったら、本委員会で全部やりますってことになるよ。
(市教委)
確かに委員長が言うように、本委員会も小委員会も色々やりとりしながら、本委員会で方向性決めて、小委員会で具体的にやっていくとか。逆に、本委員会で具体的なこと言って、あとは小委員会で細かくやっていくとか、色々指示とかもあるかと思う。逆に、小委員会から事前に、今も言ってはるように、日程とかの関係があるので、報告事項をある程度、決めさせていただいて、報告を一旦あげさせていただいて、そこで確かに〇×とか、こんなん違うっていうのは、確かにあるかもしれません。それはその時に色々意見とか言っていただいて、中身的にもより良いものにはしていかなあかんのかなと思いますので、確かに、今おっしゃっていることについては、頑張っていきたいと思います。
(組合)
文書で出るって言ったのは、この交渉事項のこの部分だけっていう認識やんな。ちょっと文言変わるとか、なんやかんや色々あるやろうけど。
(市教委)
そうですね。今、お示しさせていただいた3番のところについては、この内容で不十分というところもありますので、そこは調整させていただいて、また改めて、ご提示させていただきたいと思っています。
(組合)
現闘の場やからな。
(市教委)
はい。
(組合)
色々と考え方も聞かせてもらいたいけど、管理運営事項のところもちょっと聞かせてもらいたいけど。
(市教委)
はい。
(組合)
やっぱり管理作業員の現場力を十分発揮できる必要な対策っていうのは、やっぱり今の現状でいうと、さっきもそうやけども、やっぱり単数配置が増えてきて、1人ではなかなか動きにくい。そうなってくると、各級主任の動き方、だから現業管理体制の活用をどうしていくねんということやわな。色々問題あったけど。そこもきっちりとやっぱりこの時点で出してもらわなあかんわな。何が現業管理体制でやるのか。これは違うとか。それこそやっぱり現場には管理職がおって、そことのどういうふうにやっていくねんということは、ちょっと明確に今回出してもらわなあかんのちゃうかなとは思うんやけどね。ここの各級主任の要綱に基づく適切な対応を図れっていうことは、さっきもちょっとちらっと言ったけど、設置要綱の中には解任、やっぱりそれは、やっぱり何か一つ、一つじゃないけども、結局物差しは人事評価なんでしょ。今の現状でいうと。やっぱり人事評価では、その線引きできへんようなものが、色々出てきてると思うんやけど。この間。それに代わる新たな線引きの物差しが必要ちゃうんかなと思うんですけどね。やっぱりあのよく設置要綱に基づいてできてない主任いてるよ。それと、主任っていうのはオール大阪のものであって、言ってるように、校園勤務と営繕園芸事務所勤務とかっていうのは、全然問題ないわね。
(市教委)
はい。特に。
(組合)
どこに配置されても。
(市教委)
はい。
(組合)
でも、現場レベルでは主任、営繕園芸事務所の主任や、校園の主任やとか、なんやかんや言われてるし、統括も勝手にそういうふうな位置づけにされてるけど、そこはどういうお考えなんですか。
(市教委)
はい。業務主任に関しては、特に配置校であったり、あるいは校園営繕園芸事務所に配置してるということによって、職務内容が変わるということはありませんので、基本的にはそちらの職場ということでの区別っていうのは行っていないということです。
(組合)
それなら、営繕園芸事務所で主任になりました。校園に転勤します。肩書き持って、でも、校園の主任になりました。その肩書きを持って、営繕園芸事務所の主任にいった実績ってあるんですか。
(市教委)
事例はないです。
(組合)
なんでないんですか。
(市教委)
なぜなかったのかっていうのは事例がないということでしかご説明はできないんですが、今、委員長おっしゃられたとおり、校園から校園営繕園芸事務所の主任ということで異動した事例はない。
(組合)
なんで。なんでそういうのしないんですかね。
(市教委)
しないというよりは、今までなかったという。
(組合)
今後はします?
(市教委)
今後はする可能性もあるかとは思います。
(組合)
業務監理主任も一緒やねんけど。
(市教委)
そうです。業務監理主任も同じです。
(組合)
結局、校園の業務監理主任からじゃないと、校園の統括にはなれない。営繕園芸事務所の業監じゃないと、営繕園芸事務所の統括になられへんっていうような、事実としてあるんですよね。
(市教委)
いや、決してそういうわけではない。
(組合)
いやいや、実情としてあるやんか。
(市教委)
ただ、実情としては、そういった事例が今まではなかったという、ただ校園の業監が校園営繕園芸事務所の統括になったという事例はない。
(組合)
なんでないの。何か理由があるんですか。それ教えてください。
(市教委)
特に異動の基準がないので、今までそういった事例がなかったというだけになります。
(組合)
営繕園芸事務所の今、業監、2人いますよね。
(市教委)
はい。
(組合)
統括1人で、もう統括もいつ、1年半後?1年後?
(市教委)
今、現任の統括が定年退職なられるのが来年度末。
(組合)
来年度末ですよね。ほんなら、必然的に営繕園芸事務所の業監2人が統括になられるということですよね。
(市教委)
そうなるか、あるいは各校に配置している業監監理主任が校園営繕園芸事務所の統括になるという可能性もあります。あくまでも業務監理主任の中から統括に選考するということで、選ばせていただくことになると思います。
(組合)
今までなんでそんなんせえへんかったん。
(市教委)
今まで、基準がないのは事実なので、なぜしなかったのかというと、そういう事例がなかったという。
(組合)
基準がなかったん。基準つくらなあかんのちゃうん。
(市教委)
それはあくまでも、今、現状あるのが、主任要綱のみになりますので、主任要綱で規定をして、そういった仕組みをつくるということであれば、それは物理的には可能なんですが、現状としてそういった規定がないので、現状の要綱に従うと、そういった異動ということは、特段縛りなく、行うことができるのかなと思っています。
(組合)
今までないもんね。だから、なんでなんかなって疑問やねんけど。なんでそんなんせえへんかったのと。弊害が出てるんですけど、現場では。
(市教委)
確かに今、おっしゃっていただいたように、噂があったりとかっていうお話。
(組合)
噂だけじゃなしに、噂どおりになってるしね。事実として。
(市教委)
はい。
(組合)
だから、そのへんもやっぱりちゃんと解消してもらえへんかったら、どうなんかなって思うんですけどね。あと、降格のとこは。なんで降格者ないの。
(市教委)
今のお話の中では、やっぱりその人事評価のところで、2年度連続して低評価のところを受けた方に関しては、要綱に従って降格という処分をするという可能性はあるとは思うんですけど。
(組合)
今のところ、2年連続そういう第5区分の人間はいてないっていうことやねんな。
(市教委)
そういうことになります。
(組合)
日常業務で全然主任の役割果たしてない人、いっぱいいてますけどね。ちゃんとそれは把握してるんですか。
(市教委)
もちろん、校園長のヒアリングのところで各主任の状況も聞いておりますし、そういったところは我々の方でも把握はしているつもりです。
(組合)
あと、人事評価のところ教えてほしいんですけどね。さっさもちょっとちらっと言ったんやけど、主任のその評価でいうと、校園長わからないじゃないですか。だって、一次評価者の人っていうのは、管理作業員としてどうやって言ったら、主任はわかると思うんですけど、校園長、二次評価者って何を見てるんやろうね。なんで一次評価者のつけた点数返ってきて、二次評価者が、あれ、1.0。
(組合)
1.0、ですね。
(組合)
1.0とか上になってたら、二次評価者の校長が一次評価者に対して文書をつけて送り返したりせなあかんのやろうね。この前、課長、係長来て、苦情相談の報告に来はった時に、一次評価はあくまでも参考ですってはっきり明言して帰りはったんですよ。それ、あくまでも参考やのに、参考に対してなんでそんな点数が上や下やとかって、管理職がそんな報告するんですか。統括ってそんな偉いわけでもないやろうし。主任の設置要綱の中にも、人事評価の一次評価ですとかって、そんな要綱、設置要綱に書かれてませんよね。
(市教委)
そうですね。
(組合)
なんでなんですかね。設置要綱も変更しないといけないんじゃないですかね。そんなあやふやな一次評価者の点数で一般の人間につけられてるっていうのは、やっぱりここに載せてるような、公正、4原則2要件、守られてないんちゃうかなと思うんやけど。
(市教委)
ちょっとごめんなさい。その場に私いてなかったので、参考という表現を明確にされたということですので、当然、所管してる業務ではないので、責任持ってのお答えとしては難しいところあると思うんですけど、当然、評価者ですから、その評価っていうのは、僕の感覚では、当然尊重されるべきもの。
(組合)
一次評価の評価。
(市教委)
一次評価は一次評価者として、その評価者がつけた点数ですので、そこは尊重されるべきものではないのかなと。結果的に、最終、一次評価と二次評価で当然乖離は出ないのが一番いいんですけど、評価なので、人の物差しで、多少ずれがやっぱり出てくるので、そのずれを解消するっていうところで、研修っていうのを継続して、毎年のようにされてると思うんですね。ただ、人としての評価の乖離が激しいところについては、なんでそういう乖離が出てるかっていうところのすり合わせといいますか。そういうの、当然必要になってくるということで、恐らくその指標が1.0以上ですかね。離れてる時には、そういったやりとりをしてるっていうのが、本来の流れではないかなと思うんですよ。ただ。
(組合)
そんなんやったら一次評価者の人間が、まずこの点数、こういうふうにつけましたって示さなあかんのちゃうん。
(市教委)
そこは、その一次評価は一次評価者、二次評価者は二次評価者の考えというか、でつけているところですので、どこまでそこを事細かに連携するかっていうとこはあるとは思うんですけども。参考という言い方が正しく伝わってるのかどうか、ちょっとわからないですけど、軽い言い方に多分なってたんだと思うんですけど、決してそういうものではないっていうふうに思っています。
(組合)
でも、そこの立場の人間が来て、はっきり言ってるんやで。本人に対して。
(市教委)
そうですね。ちょっと今。
(組合)
だから結局、言った方はそんなん軽い気持ちやないって言われるけど、言われた方はきっちりそういうふうに取るよね。別に一次評価者なんかどうでもええやんかって認識になる。
(市教委)
確かにおっしゃられたように、ごもっともだと思いますので。
(組合)
結局、そういう作ってる所の人がそういうふうに言ってくると、悪いけど、その人事評価って何やねん。人材育成とか、やりがいとかいうふうな持っていくために、あれをつけてるんでしょ。たまたま点数にしてるだけであって。そういう立場の人間がそういうふうに言うと、やっぱり仕事もする気もなくなるわな。果たしてそれでええんかな。
(市教委)
それもおっしゃるとおりだと思いますので。はい。
(組合)
だから管理運営事項やから、なんでやろしか聞かれへんけどね。なんでそないなるんでしょうね。
(市教委)
そうですね。そこはちょっと、私もこの後共有させていただいて、是正といいますか。ここはちょっと働きかけていきたいと思います。確かにおっしゃられているとおりで、当然、評価者として選ばれて、その方が評価してますので、そこの評価っていうのはそんな軽いものではないというふうに。
(組合)
そうですか。そうですかって言っても、言った本人違うから。
(市教委)
共有させていただきます。すみません。
(組合)
今の項目も管理運営事項と言いながらも、結局、絶対評価から相対評価に置き換えられたら、賃金に関わってくる。とっても大事なことなんでね。
(市教委)
そうですね。おっしゃるとおりです。一次評価と二次評価、見る視点っていうのは当然変わってくると思うんですよ。今、特にその相対評価とか、二次評価者っていうことで、より多くの方を評価する立場の方っていうこともありますので、そこらへん、その一次評価者の方とは別の視点も入れながらの評価にはなってくると思うんですけれども、ただ、あくまで一次評価は軽んじられるような評価ではないということで。すみません、訂正させていただきます。
(組合)
広い意味でとなってくると、結局一次評価者の評価する人、統括が基本、統括になってくるんですけども、それを補助する立場で業務監理主任が各校回ってると思います。その業務監理主任、20数人が本当に一つの同じ考えを持って、同じ見方で、同じ目線でできているのか、できていないのか。そのへんもやっぱり疑問持つところもあるし、400何十校、校園長がおれば、それが本当に同じ視点で見れてるかっていうの、また疑問を感じるところがある。それやっぱり解消していってもらわないと。
(市教委)
すみません。多分、その点って人事評価っていう制度の一番、永遠の課題だとは思います。当然、評価の単位が小さければ小さいほど、その視点のすり合わせといいますか、平準化っていうのはやりやすいと思うんですけど、当然、規模が大きければ大きいほど、そこのすり合わせって、当然難しくなってくるので、何か劇的に改善できるものはなかなかないとは思うんですけれども。
(組合)
あと一つ、単純に疑問なのが、統括さんが単純に4ブロック、みんな見ようかと思ったら、統括が全部回ったら、4つの目で済むわけですよ。
(市教委)
そうですね。
(組合)
それ、業監さんが20何人、入るから、20何人の目でとなっているだけのことで、なんでそんなに難しいことになるんかなって、正直思いますよ。
(市教委)
はい。規模感のところもあるとは思うんですけれどもね。一応、その評価としては、平準化図っていくっていうのは、今後も多分、継続して取り組んでいかなきゃいけないと思いますし、そこは今回であれば、外部講師の方とか入れて、ケーススタディであったりとか、こういった事例に対して皆が評価をして、そこをすり合わせしていくとか、そういったことも継続してやっていくしかないかなとは思います。
(組合)
今回、コロナ禍の中で研修ってできたんですか。
(市教委)
評価者研修ですか。
(組合)
評価者研修。
(市教委)
一応、聞いてる話であれば、一部やはりどうしても資料提供型の研修っていうことには置きかえて、させていただいているところがあるようです。皆さん集まってやっていただいてるところでいくと、すべてオンライン研修とかっていうかたちじゃなくて、実際集まってやっていただいている研修もあったように聞いてます。
(市教委)
業監が9月1日、確か出来てるはずです。
(市教委)
あと、管理職向けの評価者研修も一応集まって、外部講師入れては出来てるというふうに聞いてますね。あと、業務監理の主任研修の方は、集まって実施出来てますね。オンライン研修に置き換わった研修については、まず4月の冒頭ですね。校園長向けの評価者制度説明会ってあって、これちょっと研修ではないんですけれども、今年度の評価のスケジュールということで、年度当初にさせていただいているものと、あと、新任の管理職の方。新しく評価者になられた方に向けての研修というところで、ここもちょっとすみません、オンライン研修っていうかたちで実施させていただいているところというふうに聞いています。夏期研修のところで、被評価者、実際評価される方向けの研修というのも、本来であれば、集まってやっていただくところであったんですけれども、本年度については資料配付型というかたちでお伝えさせていただいているところです。当然、感染状況落ち着いてきましたら、今後の研修については、また実施方法を見直しながらさせていただくということになると思います。
(組合)
やっぱり、労安の話になるんやけど、主任がやっぱりその設置要綱に基づいてできてない。だって主任でしょ。やっぱり1級の人間より格付け上やねん。だから、その分の対価として金貰ってます。それだけやっぱり責任を持って。仮に自分の担当校の職員が怪我をした、公務災害起こしたということは、管理ができてなかったということも含めて、きっちりと作業する前にこうしなさい、ああしなさいとか言って、やっぱりそれは責任持って説明するべきでしょ。言ってるように、今、なあなあやから、主任が。1回なってしまえば、どんな状況であっても別に解任されることはないということ。
(市教委)
解任されることは。
(組合)
今の解任の部分で言ったら、やっぱり自己の何か、ちょっと体調が悪いとかいうことで、自分の自己申告の中で解任してくれしかないですよね。だから、言ってるようなそういう物差しもないし。結局、人事評価の中に、主任の所で公務災害起こさせたかとか。そこで下げるとか、下げへんとか。やっぱり一般と、2級3級と違うというのはそこやろうね。各級によってしていかなあかん。人事評価のところできっちり載せれるんやったら、載せてくれたらいい。そういう項目もないし。公務災害起こさせたか起こしてないか。
(市教委)
ただ、昨年度の事例で、校園営繕園芸事務所の評価の部分に関しては、ちょっと私、今、拝見をしているんですが、ちょっと公務災害の案件も、主任の方ありましたので、その方に関しては、そういった事故を起こしたという点も考慮した上で、評価はしている事例があります。それが各校園すべてで、そういったかたちで運用されているかどうかっていうのは、ちょっとすみません、細かくそこは知ることは出来かねます。
(組合)
主任に何かそういう、ピッとするようなものを持たせへんかったら、何かダラダラダラダラなってるような状況になってくるで。今、主任になれへんかったら、格付け上がれへんかったら給料上がれへんっていうことが出てるからね。何もせえへんのに一時金で、職務段階別加算の5%、3級は10%つくやん。皆知ってるか知らんか知らへんけど。それだけやっぱりその責任に対しての対価でしょ。あれは。それを放ってるなら、それを返すくらいの、それはそういう、何かそういうペナルティー必要違うの。だから、今度、研修でもかまへんけど、主任に対して主任設置要綱言ってみって、そんなんやってみたらどう。紙見んと。業監には業監で、人事評価の説明もその文書読まんと。もう何年なってるねん。だいたい基本の部分は出来てるやろ。そんなの出来て当たり前やで。一言一句間違うなとは言えへん。やっぱり要所要所のとこあるやろ。主任としてこうやと。こうやでって。やった方がええんちゃう。それは素晴らしい人もおるよ。でも、素晴らしいとこは目につけへんねん。ちょっとあかんとこはやっぱり目につきますよ。こんなんで言うと。だからそういう人事評価だけじゃない、独自の物差し的なもの。それが、でも今それがないからやれへんだけであって。わからん。あったらするかっていうのはわからへん。でも、それが今ないから。その物差しが。だから、新たなものは、今までなかってんやったら、新たに作っていくとかね。そこのちょっと考え、教育委員会としてないんかな。やっぱりちょっと、ビシッとするような、何か欲しいな。そうじゃないと、本人も、怪我も、公務災害もなくなれへんやろうし。人事評価でいうと、上の者に対するあれがないやん。校長の提言シートみたいな、二次評価者に対してあるけど。統括なり業監に対してないもん。主任に対しても、毎月の主任会議の報告きてるけど、向こうは何か報告あったり質問あったって書くやつあるけど、一般の人間から、報告される人間から、この人こういうふうなことやとか書くやつもないもんね。それこそ参考程度に書かせてくれたらいいのに。人事評価で言ったらもう一つやな、監察来てる人間がつけるけど、つけた監察表を統括にあげて、統括が一次評価をつけます。本来、人事評価の手引の中で言ったら、やっぱりフィードバックやん。単年度単年度の人事評価かもしれへんけども、去年のことを思い出してこうしましょう、ああしましょうって。やっぱり一次評価者の点数につけた根拠というのを、示してもらわれへんもんな。被評価者として。だからそれも問題あるよねと思う。だから全然、公正公平じゃない。客観的に見ても何やと。次の異動になって、業監が変わります。4月の時に、こうこうこうや言った。去年の僕らのどうでした、知らんっていう話が出てくるから、どういう共有してんねんと、新たな業監同士。それもあるしね。さっき、統括が4つのグループ回ったらええねんって、それは人的にしんどいから出来へんのやろうけど、それやねんやったら、業監使いたいんやったら、監察者として、3回の監察あるんやったら、1回どこかの業監使うとか。
(市教委)
そうですね。
(組合)
それこそ、1つで見たら、それは一番いいんやろうけど、それが出来へんって言うんやったら。色んな目で見た方がいいんちゃいますかっていう。異動したところの業監が来て、見に来るとか。だからその制度としては、もうしゃあないやんか。もう条例で則って謳われてしまってるから。でも、運用面としては交渉の余地があるんちゃいまっかっていうことや。さっきも言ったけど、それは何やって言ったら、お金に関わることや。
(市教委)
はい。
(組合)
あそこのこんな分厚い手引に書かれてるような内容で、全然出来てないもんね。言ったらやで。4原則なんて全然、客観的に見てもどうやとか。公平でも公正でも一個もあれへん。
(組合)
最後、ごめんなさい。障がい者の雇用って、今後どういうふうに見てらっしゃるのかお聞きしてもいいですか。
(市教委)
今現在、会計年度任用職員っていうことで、障がい者雇用の方は令和2年度から進めている状況なんですが、先週10月の7日付けで、来年度の、4月からの採用の募集をしています。人数としては20名ということで募集をしている状況です。府立の支援学校の管理主事の方には、一定説明会をさせていただいて、それで採用の方は進めてまいりたいというふうに考えています。
(組合)
これは、配置は校園。
(市教委)
配置は、そうですね。学校園と、あと、校園営繕園芸事務所。あと、学校業務サービスセンター。こういうふうに配置はしてまいりたいと思います。
(組合)
今、会計年度やから1年1年。
(市教委)
そうですね。1年更新で、最大で3年間。
(組合)
この20名募集っていうのは、その更新の方も含まれて。
(市教委)
更新の方は含めずに、新規採用という。
(組合)
新規採用で。
(市教委)
はい。もちろん、応募の人数であったり、あるいは採用のための選考も実施しますので、20名に届くかどうかっていうのは、実際ちょっとやってみないとわからない部分ではある。
(組合)
会計年度の子をとった時に、配置するとこって何か基準がある?
(市教委)
個別にお声かけさせていただいて、それで校長先生であったり、あるいはその管理作業員の配置の人数のところも考慮しながら、配置をしていくという状況ですね。
(組合)
十分、管理職は理解してるの。
(市教委)
もちろん、ちょっと私も、数校ちょっとそれぞれお話しに行った所もあるんですけれども、校長先生、基本的には理解進んでいただいているなと。その受け入れしていただいている学校は、理解していただいている学校が多いなという印象を持っていまして、で、やっぱり本人も、やっぱりちょっとコミュニケーションとっていただいてっていうところも、日常的にしていただいてたところもありますので、その点は理解はしていただいているのかなと。
(組合)
そこで言うと、現場に配置された時に、言ったら、こっち側がどう対応していいかっていうのが、よくわからんねん。それなりの研修とかはしてるの?その子らじゃなくて、こっち側で。受け入れる側の管理作業員として。具体的に何かあったらこうやでと。この子はどういう症状で、こうなんやとかって、そこまでやっぱり言ったってくれてんの。
(市教委)
その点は、その管理作業員の皆様に対する研修ということで、一律には出来ていない状況です。あくまで各学校のところで、もちろん個別のその障がいの種別であったり、特性もありますので、それで受け入れしていただく時に、それぞれの支援学校であったり、あるいは支援センターであったりの方がいらっしゃって、それで個別に状況の引き継ぎをしていただいたりとか。あと、個別にちょっとそれぞれ期間を置いて、聴き取りしていただいたりというフォローアップをしてただいている状況です。
(組合)
はい。
(市教委)
今日の交渉につきましては、以上ということでお願いいたします。一応、回答交渉につきましては、ご案内させていただいていますとおり、10月21日の15時30分から、こちらの会議室ですね。3階の教育委員会第2会議室の方で実施させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。本日頂いた3番の項目の回答のところですね。ちょっとこちらの方でも追記できるところないかというところで、検討させていただいて、お示しの方法なんですけど、一旦どうしましょう。もしあれでしたら、一旦お送りさせていただいて、お電話で共有させていただくというかたちでもよろしいですか。それちょっと、今週中ぐらいを目処に、一旦、ちょっと持ち帰らせていただいて、何か検討させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。以上で。ありがとうございます。
(組合)
ありがとうございました。

令和3年10月21日(木曜日)

自治労現業・公企統一闘争に関する要求書回答交渉の議事録

(市教委)
それでは、委員長、よろしくお願いいたします。
(組合)
2021自治労現業・公企統一闘争については、昨年に引き続き「自治体現場力回復闘争」として位置づけ、安全かつ良質な公共サービスを確実、効率的、かつ適正に実施するという「公共サービス基本法」の基本理念の実現をめざし4つの基本目標と8項目のたたかいの指標を掲げ、10月22日を全国統一闘争基準日に設け、とりくみを配置するとして、5月12日「2021自治労現業・公企統一闘争に関する要求」について申し入れを行った。
以降、本日までの間、内部で充分に検討されたことと思うが、教育委員会として誠意ある回答を示していただきたい。
(市教委)
さる5月12日に、大阪市学校職員労働組合の皆様方から申し入れのありました、「2021自治労現業・公企統一闘争に関する要求書」につきましては、局内の関係所管部署との調整を行いつつ、小委員会交渉等を重ねながら、鋭意検討して参ったところでございます。
私どもといたしましても、「教育」は市政の重要な柱であり、現在の本市の厳しい状況においても、充実を図っていかなければならないと考えており、具体のご要求のうち、交渉事項であります項目につきましては、この間、皆様方と小委員会交渉の場で、真摯に交渉を重ねさせていただきました。組合の皆さま方には、交渉に応じていただきまして、感謝申し上げます。
ご要求の全般にわたる私どもの基本的な考え方につきまして、小委員会交渉等の経過を踏まえ、ただいまお手元にお示しさせていただいたところでございます。
私どもとして、現時点でのぎりぎりの回答でございます。
どうぞよろしくお願いいたします。
(組合)
ただいま、教育委員会 教務部長より5月12日に申し入れた、「2021自治労現業・公企統一闘争要求書」に対する回答をうけたところであるが、この間、学職労は、大阪市が一方的に制定・施行した「大阪市労使関係に関する条例」であっても真摯に対応を図りながら、「園児・児童・生徒」が安全で安心して生活できる教育環境にしていくため業務のあり方に創意・工夫を凝らし努力を積み重ね、それぞれの立場で「職の確立」をめざし、各学校園現場で業務にとりくんできているところであり、円滑な学校園現場の運営は現場組合員の努力によって成し得ていると確信している。
申入れ交渉以降、小委員会交渉の場において協議を重ねてきたところであるが、改めて何点かについて、教育委員会としての認識を明らかにするよう求める。
学職労は、円滑に業務を遂行していくためには、日常的に環境整備の把握を行なう管理作業員が必要であり、この間、培ってきた「技術・技能・知識・経験」を次世代へ継承していくことが不可欠であると認識している。
日々、学校園現場において市民・地域と身近に接し、市民ニーズに応えるための努力をしてきている管理作業員が将来にわたる安定した「質の高い公共サービスの提供」を行うためには、学校園現場における業務を教育委員会として現場実態を十分に把握する必要があると考える。
先ほど、「教育環境整備について直営を基本とした姿勢を踏まえつつ行政責任を明確にし、今後とも単数配置校等の実情を把握し管理作業員が職務を効率的・効果的に行えるよう業務執行体制を構築する」との考え方が示されたが、この間の長期間にわたる新規採用凍結や大幅な人員削減は責任ある行政サービス水準の維持にも影響するものと危惧する。
このまま退職不補充が続けば、これまで組合員が、培ってきた技術・技能・知識・経験を次世代へ継承することが困難な状況となる。
「単数配置校等の実情を把握し管理作業員が職務を効率的・効果的に行えるよう業務執行体制を構築」とは、具体的に教育委員会の考え方を示されたい。
業務実態にもとづく適正な要員配置は、たとえ職制責任による管理運営事項であったとしても、勤務労働条件に大きく影響を及ぼすものであることから、変更が生じる場合について健全な労使関係を構築し、労使対等の立場で提案以降、十分な期間を設け交渉・協議を行い労使合意が必要と考えるが、教育委員会の認識を明らかにするよう求める。
次に、労働安全衛生課題であるが、学職労は、「いのちと健康」「こころとからだ」を守る労働安全衛生対策の確立が「ゆとり・豊かさ」を追求するためには欠かすことのできない重要な課題であると位置づけている。
そのためにも、使用者として安全衛生管理体制ならびに現場労働安全衛生体制に対する安全配慮義務を果たし、「働きがい・やりがい」をもち業務に精励できる管理作業員室を含む職場環境改善が大変重要であると認識するところである。
労働安全衛生対策の共有化について、各職場で、公務災害や労働災害等の未然防止にむけ、関係法令を遵守し取り組んでいると認識しているが、依然として公務災害や労働災害が発生しており、それらを根絶するためにも現場実態を十分に把握し、職員の安全と健康を守るために、これらを脅かすあらゆる要因を取り除くことが必要不可欠であると認識する。
公務災害において「業務主任制度要綱に具体的役割として公務災害防止対策を推進する事が明記されている主任が当事者となり被災する事案も発生している」「公務災害を防止し労働安全体制の機能強化を図るためには職員研修・主任研修での知識の習得が重要と考えており、職員研修・主任研修を通じて、安全に関する知識を高め、公務災害・通勤災害防止に努めていく」との回答があったが、研修・啓発が様々行われているにも関わらず公務災害が発生していることは、研修内容や研修の在り方について問題がなかったのか十分な検証を行い機能強化を推進していくことが必要ではないかと考えるが、教育委員会の考え方を明らかにするよう求める。
全ての労働災害・職業病の一掃をめざすため、労働安全衛生に係る課題や対策については、教育委員会・使用者としての責任を認識するとともに、特に教育委員会通知文の取り扱いについて管理職から管理作業員に十分な説明と資料提供を行うことは管理職責任と認識させなければならない。
校園長並びに各級主任に対し十分な助言・支援を徹底し、リスクアセスメント対策を含め体制の強化につとめ、引き続き公務災害・労働災害ゼロをめざす労働安全衛生対策の充実・強化を強く求める。
あわせて、「働きやすい職場環境づくり」へのとりくみを推進するよう、大阪市「からだの健康づくりのための指針」にもとづく職場での健康保持増進のとりくみの充実、「大阪市職員心の健康づくり計画」にもとづいた十分な対応と「ハラスメント」における迅速かつ適切な対応を強く要請する。
次に、管理作業員の現場力を十分発揮できる必要な対策については、各級主任制度要綱に基づいた業務・現場実態に応じた業務執行体制の推進が必要と考える。単数配置校が増加する中、主任枠が拡大されるなど主任の役割が重要になってきている。学校園並びに営繕園芸事務所職員が知識・技能・機能性が最大限に活用できる主任要綱に基づく明確な役割並びに機能強化の推進を強く求める。
主任制度の活用においては、現業管理体制による主任の役割と校園の管理監督者である校園長の職務を明確に区分けし業務遂行に当たらなければならない。
しかしながら主任の役割・任務を逸脱した活用については問題があると指摘せざるを得ない。制度要綱に基づいた適切な対応を図るよう教育委員会の考え方を求める。
営繕園芸事務所については「自主運営・自主管理」のもとに、管理職が配置されていない中で業務運営が行われてきた課題を教育委員会として、今後の執行体制の在り方等について考え方を明らかにするよう求める。
あわせて、校園、校園営繕園芸事務所間における各級主任の配置について、今後の執行体制の在り方について教育委員会の考え方を求める。
この間、新型コロナウイルス感染症の蔓延に伴い、緊急事態宣言が発出され、2021年8月2日から9月30日までの間、緊急事態措置が実施されたところであるが、宣言解除以降についても、新型コロナウイルスの感染症は、未だ終息の兆しが見えない状況にある。
そのような中、組合員は不安を抱えながらも、自らが責任と誇りを持って、日々業務に励んでいる。
労働安全衛生面にも十分配慮し職員が現場で働く上で混乱をきたさないよう、学校園及び校園営繕園芸事務所での業務において、環境整備支援業務、三期休業中における合同作業及び校園営繕園芸事務所との共同作業等について、統一的な対応を図ることが必要であると考えるが、教育委員会としての考え方を求める。
大阪市教育委員会として新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、特別休暇の付与等、さまざまな感染防止対策が講じられているが、児童・生徒はもとより管理作業員が安心して業務に従事できるよう、学校園、校園営繕園芸事務所、学校業務サービスセンターにおいて制度運用に齟齬がないよう、新型コロナウイルス感染症対策等あらゆる課題について交渉・協議を行い、継続した対応を要請する。
次に、熱中症対策の観点から、貸与被服(夏用作業服)ついて、管理作業員労働安全衛生委員会等において検討・協議を行い仕様変更を行ったが、規格調査時に仕様変更を通知することなく調査を行い、仕様変更後の被服貸与が行われなかった事態が発生したことは教育委員会として重大な問題である。
野外や高温多湿の室内で業務をこなすことの多い管理作業員業務においては、過酷な状況下での作業となるなど、熱中症予防対策は極めて重要な課題となっており丁寧な対応を求める。
全ての労働災害・職業病の一掃をめざすため、引き続き、大阪市管理作業員労働安全衛生委員会、大阪市管理作業員労働安全衛生委員会小委員会、学校園、労働安全衛生の役割を担う各級主任の役割を明確にし、連携をはかることにより公務災害・労働災害ゼロをめざす労働安全衛生対策のさらなる充実・強化を強く求める。
合わせて、教育委員会通知文の取り扱いについて、十分な説明もなく配布だけをされている状況にあり不十分な対応になっている。
現場において管理職から職員に十分な説明と資料提供を行うことは管理職責任と認識させ、今後も引き続き使用者の責務として丁寧な対応を求める。
次に、人事評価制度については、昨年の人事委員会勧告においても、制度の問題点について言及されたことから、市労連確定交渉の中で精力的に協議を行ってきたが決着には至らなかった。そのような中、本年の人事委員会勧告においても、引き続き「下位区分の評価を受けても頑張った職員がモチベーションを下げることがないような制度設計など、より効果的な制度を構築すること」としている。現行の人事評価制度は、相対評価を行うことで、絶対評価点と相対評価区分に不整合が生じ、公平・公正性、客観性を著しく毀損しているものであり問題のある制度である。この間指摘しているとおり、相対評価そのものが公務に馴染む制度ではなく、相対評価の給与反映については即時廃止するよう改めて強く指摘しておく。本制度は人材育成と執務意欲の向上を目的としていることから、その目的に合致しているか、アンケートを実施するなど十分な検証を行うとともに、制度の構築においては、職員一人ひとりの能力の違いや各職場事情等を十分考慮し、制度の趣旨に合致した制度となるよう、教育委員会として検討を行うよう求める。
また、総合的な人事・給与制度ついては、この間、市労連交渉時に再三指摘してきているが、給与制度改革で最高号給が大幅に引き下げられたことにより、多くの組合員が昇給・昇格もできずに、各級最高号給付近に留められており、近年、その数はさらに増加している。
こうした実態は、組合員のモチベーションが低下する一方であり、早急に「働き甲斐」の向上につながるよう、給料表構造等の抜本的な改善を行うとともに、昇給・昇格改善を含めた総合的な人事・給与制度を、早急に構築するよう求める。
次に、管理作業員に関連機器の対応について、各種申請において職場における共有端末を使用しての対応が図られているが、個人情報に関係する申請や、今回の新型コロナ感染症拡大防止の観点からのテレワークにおける職場からの連絡・指示等、多岐にわたりあることから管理作業員の職場環境の改善に関する事項であると認識する。
教育委員会として「働きやすい職場環境づくり」、「個人情報保護の観点」からも早急に関連機器の対応を強く要請する。
いずれにしても、本日以降も引き続いて協議していく課題については、労使合意に向けた誠意ある対応を要請する。
(市教委)
ただ今、委員長から、改めて私どもの認識をただされた所でございます。
はじめに、新型コロナウイルス感染症が収束しないなか、大阪市学校職員労働組合の皆様方が、本市教育行政の円滑な運営のために、学校園の教育環境整備業務や子どもの安全確保などに関わりまして果たしてこられた役割と実績につきましては、私どもも十分認識しているところであり、日々ご尽力いただいていることにあらためて感謝を申し上げます。
ご承知のとおり本市を取り巻く情勢は、大変厳しいものがございますが、教育委員会といたしましては、これまで培ってきた皆様方との労使の信頼関係に基づき、ただ今、回答いたしましたとおり、それぞれの課題解決にむけ、今後もより一層努力していく決意であることを、まず申し上げます。
委員長からご指摘いただいた点につきましては、管理運営事項と整理させていただきました事項も含めて、私どもの認識について述べさせていだきたいと存じます。
要員配置につきましては、厳しい財政状況や他都市の状況と比較・検討した結果、さらなる見直しを求められていることから、学校園については1名を基本とした単数配置への見直しに順次着手しているところであり、単数配置とした際の職務内容につきましては、管理作業員を配置している全学校園へ通知しているところです。
管理作業員の単数配置校を設ける際には、児童数・敷地面積・管理作業員の配置状況など各校園の実情を考慮し、教育委員会が決定しております。単数配置校において、管理作業員一人の業務として可能な範囲を超える場合については、環境整備支援業務、三期休業中における合同作業及び校園営繕園芸事務所への作業依頼といった現業管理体制の業務執行体制により補完しているところです。また、単数配置校へ学校環境整備事業予算を配当し、請負契約などによる対応も可能としているところです。
今後、要員配置に伴って勤務労働条件に変更が生じる場合につきましては、十分な交渉期間を確保しつつ、合意に向け誠意をもって交渉してまいりたいと存じます。
次に、労働安全衛生の課題につきましては、昨年度の公務災害・労働災害の件数は8件となっており、依然として公務災害・労働災害が発生しております。職員が安全で健康に働き続けられるよう健康維持・確保に向けた取り組みを進めるとともに、公務災害・労働災害のあらゆる要因を取り除くことが必要不可欠であると認識しており、職員の安全と健康を守るため、現場における公務災害・労働災害の一掃と未然防止に取り組んでまいりたいと存じます。
今後も定期的に、「大阪市管理作業員労働安全衛生委員会」を開催するとともに、「大阪市管理作業員労働安全衛生委員会小委員会」を開催し、各職場において安全で安心に作業が行えるよう、状況や業務に即した安全管理の徹底のあり方について、調査・審議を行い、審議されました内容につきましては、各校園長及び現業管理体制における各級主任を通じて、統一的な指示を行い、各職場の管理作業員に周知徹底を図ってまいりたいと存じます。
また、現業管理体制において、労働安全衛生の役割を担い、公務災害防止対策を推進する主任への研修の実施や、技術の向上、作業内容の平準化を目的とした座学式の研修を行い、安全衛生管理体制の充実強化に努め、安全と健康の維持・確保に向けた取組みを進めてまいりたいと存じます。
特に、各級主任が公務災害防止対策を推進し現場における公務災害・労働災害の一掃と未然防止を行うため実施する主任研修は重要であると認識しており、研修内容の充実を図り、今後も実施してまいりたいと存じます
次に管理作業員の現場力の活用につきましては、管理作業員が培ってきた技能・技術・知識の共有や継承は今後の検討課題として認識しております。各級主任制度要綱に基づき、管理作業員職場において必要な技能・技術・知識を継承し、全校園で平準的な成果を実現できるよう、研修内容の充実や各級主任会議の内容の見直し等に取り組んでまいりたいと存じます。
また、職務に関する通知につきまして、当然校園長から管理作業員に対しまして説明を行うべきであると考えております。一方、管理作業員の現業管理体制に関する通知につきましては、各級主任会議を通じて実施しています。このたび、職務に関する通知と現業管理体制に関する通知を混在して通知しておりましたので、今後は、このような事例を起こさないためにも、職務に関する通知につきましては、校園長から管理作業員に対しまして情報が伝達されるよう、適切に対応し指導してまいります。
校園営繕園芸事務所の管理体制につきましては、令和3年度から苗代学校業務サービスセンターとともに主任室をもと立葉小学校へ移転しており、各校園と校園営繕園芸事務所及び学校業務サービスセンターを包括した執行体制としております。
また、各校園及び校園営繕園芸事務所間の各級主任の配置につきましても、適正な要員配置となりますよう業務実態の把握に努めてまいりたいと存じます。
環境整備支援業務、三期休業中における合同作業及び校園営繕園芸事務所との共同作業など、他校園から管理作業員が参加する業務につきましては、コロナウイルス感染症の感染拡大防止対策を講じるとともに、かつ作業を行う校園長と事前に作業実施にかかる調整をしたうえで、混乱が生じないよう対応してまいります。
次に夏用作業服につきましては、昨年度の「大阪市管理作業員労働安全衛生委員会」において議論をすすめ、今年度、被服の生地の変更を行うこととしてまいり、本来であれば、本年2月の規格調査の時点で、生地が変更となる旨のお知らせを行うべきところ、現場の管理作業員の皆様に対し、何のお知らせもないまま調査を行ったことにより混乱を招いた点につきまして、改めてお詫び申しあげます。
熱中症対策としましては、管理作業員の業務が屋外などの暑い場所で行っていることから、昨年度については冷却ベストの配付を、今年度については夏用作業服の生地の変更を行ってきたところでございます。
熱中症対策は、炎天下での作業時の健康を守り、安全な校園環境維持業務に資するため、重要な課題であると認識しており、冷却ベストや夏用作業服の検証等を行い、引き続き適切に対応してまいりたいと存じます。
また、労働安全衛生に関する通知文等の取り扱いにつきまして、これまでも校園長に対して、各管理作業員へ周知を行うこととしてまいりましたが、校長会等を通じ説明を行うなど、丁寧な対応をしてまいりたいと存じます。
次に、人事評価制度については、職員に対する公平・公正性、透明性、客観性、納得性の確保が必要であると認識しております。第1次評価者である技能統括主任、第2次評価者である校園長及び観察者である業務監理主任に対して、それぞれの役割についての理解と認識を深めることを目的に、説明会や研修等を行っているところでございます。今後とも、各種研修を行うなど職員に対する公平・公正性、透明性、客観性、納得性の確保に努めてまいりたいと考えております。
また、人事評価制度へのご意見等につきましては、「マネジメントサポート」制度の校園長のマネジメントサポートシート自由記述欄より提出いただける旨を、毎年通知をさせていただいているところですが、周知につきましては人事評価制度の説明徹底も含め更に丁寧に行ってまいりたいと存じます。
また、人事評価制度に基づく給与反映につきましては、人事評価結果を活用しつつ、適切な方法で給与へ反映することが、頑張っている職員に報いることであり、そのことが職員のやりがいや、ひいては、市民サービスの向上につながるものと考えております。
いずれにしましても、相対評価の給与反映も含めた人事給与制度につきましては、市全体の動向も注視し、大阪市学校職員労働組合の皆さま方と、必要に応じて引き続き誠意をもって交渉してまいりたいと存じます。
次に共用パソコンの整備につきましては、限られた予算の中ではございますが、できる限り台数の充実を図れるよう引き続き努力するとともに、運用方法について関係部署と協議いたしまして環境改善に取り組んでまいりたいと存じます。
今後も職員の給与・勤務労働条件などの労使交渉事項につきましては、十分な交渉期間を確保しつつ、誠意をもって交渉してまいりたいと存じます。
(組合)
ただ今、教務部長より学職労との交渉のあり方、学校園現場で従事する管理作業員に対する使用者責任とこれまで果たしてきた役割・実績についての認識が示された。
学職労はこれまで「業務実態にもとづく適正な要員配置」について組合員が各現場で培ってきた「技術・技能・知識・経験」を最大限発揮し、市民・地域の視点に立った「質の高い公共サービスの提供」をはかることができる要員配置でなければならず、十分な検討・検証を行い、組合員が仕事に「働きがい・やりがい」を持ち安全・安心して業務を遂行できる配置でなくてはならないと、幾度となく指摘をしてきた。
さらに、要員配置に伴う組合員の勤務労働条件の変更については、労使合意を基本に交渉等を行ってきているが、大阪市・大阪市教育委員会が方針を決定してからでは交渉の余地が無いため、経営形態および事務事業の見直しによる勤務・労働条件に変更が生じる可能性がある場合は早急に交渉を行うよう求める。
(市教委)
繰り返しにはなりますが、大阪市労使関係に関する条例ならびに、平成25年3月22日に双方で合意しました「確認書」に基づく交渉事項につきましては、労使合意に向けた期間を十分に確保することに努めるとともに、誠意をもって交渉してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いします。
(組合)
いずれにしても、小委員会交渉での考え方、今回示された内容については「2021自治労現業・公企統一闘争要求書」における、労使での小委員会交渉を踏まえた教育委員会の回答であり、それぞれの課題解決に向け、誠意をもって交渉することが示されたことから、今時点要求全ての事項を解決することにはなりえないが、本日以降も精力的なとりくみを重ね労使合意を前提にした交渉と合わせ、交渉においては必要な範囲において、決定している管理運営事項について説明をおこなうことなど、教育委員会として誠意を持って対応されるよう改めて強く要請するとともに、本日示された教育委員会回答については追って連絡させて頂く。
配布資料
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令和3年12月1日(水曜日)

大阪市学校職員労働組合との勤務労働条件に関する交渉の議事録

(市教委)
本日は、公務ご多忙なところ、貴重なお時間をいただきまして、誠にありがとうございます。
それでは、「大阪市立の高等学校等の大阪府への移管に伴う教職員の勤務労働条件に関する事項」につきまして、あらためてご提案させていただきます。
去る、令和3年1月5日に「大阪市立の高等学校等の大阪府への移管に伴う教職員の勤務労働条件に関する事項」につきましてご提案させていただきました内容と、基本的には変更はございませんが、その後、詳細の課題について大阪府と協議を行ってきた取扱い等につきまして、あらためてご説明させていただきます。
まず、別表1のとおり管理作業員につきましては、大阪府への派遣の取扱いとなりますが、本市退職者である再任用職員については大阪府で再任用することができないため、本市で再任用として雇用し、大阪市立の他校種で勤務していただくこととなります。
この派遣につきましては、地方自治法による職員の派遣であり、派遣期間は1年単位となりますが、各学校の状況等を踏まえ、毎年判断してまいりたいと考えます。
なお、派遣される職員につきましては、大阪市職員の身分とともに、大阪府職員の身分も有することとなります。
また、派遣職員の間で現業管理体制を構築し、大阪市の標準職務により従事していただくこととなります。
次に、別表2の勤務労働条件につきまして、通勤手当等の実績給については、当初提案では、府または市が支給となっておりましたが、大阪府と調整の結果、大阪府が支給することとなっております。
なお、別表3に派遣前と派遣中の主な制度上の相違等について示させていただいております。
提案内容の説明は以上でございます。
(組合)
ただいま教育委員会より再提案を受けた、「大阪市立の高等学校等の大阪府への移管に伴う教職員の勤務労働条件に関する事項」についてであるが、今回の再提案は、高等学校に勤務する管理作業員の勤務労働条件に関わる極めて重要な課題である。
当然、交渉事項であり労使合意を経て、実施されるものであると認識するが考え方を示すよう求める。
また、派遣以降の課題についても大阪市教育委員会の責務において対応を図るものと認識するが考え方を示すよう求める。
(市教委)
教育委員会といたしましては、勤務労働条件にかかわる事項につきましては、当然、交渉事項であり、十分に交渉・協議を行ってまいりたいと考えており、大阪市学校職員労働組合の皆様方との労使合意に向けて、誠意をもって協議を行ってまいります。
また、職員の派遣後に課題が生じた場合には、大阪府と連携を図りつつ、対応してまいりたいと考えております。
(組合)
派遣される職員について、大阪市職員の身分とともに、大阪府職員の身分も有することになるとの説明を受けたが具体の対応について、何点か教育委員会の考え方を示すよう求める。
まず、人事異動の内示までのタイムスケジュール並びに、派遣者が任期満了となった際の身分について教育委員会の考え方を示されたい。
次に、派遣中の「府の規定」を適用としている項目について、大阪府と引き続き協議をする必要のある課題が残されていると認識するものであることから、必要に応じ協議並びに情報提供を行うことについて教育委員会の考え方を示されたい。
労働安全衛生にかかわり、被服について「府の規定により貸与」とあるが、この間大阪市管理作業員労働安全衛生委員会等で管理作業員の業務に適した内容で変更を行うなど対応を図ってきたが、派遣された職員が大阪市規定より下回ることがあってはならないと考えるが教育委員会の考え方を示されたい。
職員の人事評価について、派遣に伴い評価は「市の規定を適用」とあるが、派遣先において、面談者や二次評価者の対応など、どのように適切な評価がなされるのか。現行の制度においても多岐にわたる問題点が解消されていない中で、府の職員である派遣先校長が面談した内容が二次評価者に適切に伝達されるのか疑問であり、4原則が担保されているとは言い難い。
二次評価結果が勤勉手当に大きく反映されることから4原則の確保について、具体的な考え方を示すよう求める。
先の団体交渉において、派遣された職員間で現業管理体制を構築する方向との考え方が示されたが、教育委員会としてどのような現業管理体制を構築するのか具体考え方を示されたい。
あわせて「派遣」先での現業管理体制では、これまでと同様、各級主任においては主任要綱にもとづいた適切な対応をはからなければならない立場であることを教育委員会の責務において認識させるよう意見を述べておく。
(市教委)
詳細な課題など、引き続き大阪府と協議が必要な事項につきましては、私どもが責任をもって行ってまいりますとともに、大阪市学校職員労働組合の皆さまにも情報提供を行ってまいりたいと存じます。
また、被服につきましては、府立の高等学校への派遣となる管理作業員の皆さまには、原則として、大阪府の規定に基づき貸与される作業服を着用していただくこととなりますが、衛生上の観点などもあることから、一時的に、大阪市教育委員会から貸与した作業服も着用できるよう、大阪府と調整を進めているところでございます。
人事異動の内示までのタイムスケジュールにつきましては、令和3年12月2日に令和3年度末教職員人事異動にかかる説明資料を校園長に対し配信しまして、令和4年1月頃に教育委員会が実施する校園長へのヒアリング等を経まして、同年3月中旬に人事異動の内示を行います。
派遣者が任期満了となった際の身分につきましては、派遣中における大阪府職員との併任が解かれ、大阪市職員としての身分に戻ることとなります。なお、派遣は1年単位とし、最長3年までを予定しております。
また、派遣された職員間で構築する現業管理体制につきまして、令和4年度に大阪府へ移管する高校18校及び咲くやこの花中学校において、本市の技能統括主任の指揮監督のもと、大阪府へ派遣する業務監理主任、業務主任及び一般職員を配置した体制を構築する予定です。業務監理主任2名を新たに配置し、担当校を2グループに分けた体制となります。これまでと同様に、本市の標準職務及び主任制度要綱に基づいた業務執行体制となるよう、対応してまいりたいと存じます。
人事評価制度につきましては、大阪府への移管後も従前どおり本市人事評価制度が適用となりますが、評価にあたっては、これまで同様、業務監理主任による年間3回の観察結果を踏まえ、技能統括主任が1次評価を行うことになります。
2次評価については、府立高等学校における管理作業員の日々の業務状況等を把握する派遣先校長が面談等を行い、その内容を事実確認シート等により2次評価者へ情報の連携を行うことで、適切に評価してまいります。
また、評価内容については、被評価者に対して、丁寧に説明できるよう、派遣先校長と2次評価者との間で十分に情報共有を行い、4原則の確保に努めてまいります。
また、適正に制度運用がなされるよう、大阪府との協議の上、派遣先校長に対して、説明会を開くなど、制度の留意点や変更点等について、丁寧に説明を行ってまいりたいと存じます。
詳細につきましては、現在、大阪府と協議中でございますので、協議内容が確定いたしましたら、改めて大阪市学校職員労働組合の皆様へご説明をさせていただきたいと存じます。
(組合)
今回の提案については、配置される職員の身分や勤務労働条件が大きく変更となる重要な問題であることから、職員が安心して業務を遂行できるよう詳細な内容の説明を行うなど、使用者としての責務を認識するとともに、労使合意を前提とした提案であると理解し、これまで交渉協議に応じてきたところである。
2022年4月から、大阪府へ移管される高等学校に管理作業員を派遣する提案を受けているものではあるが、管理作業員は派遣と言う経験がなく、不安視している。
派遣される管理作業員が安心して、これまでどおりの力を発揮することができ、学校の環境整備業務が遂行できるよう、人事異動の結果として「派遣」の内示を受けた管理作業員とともに大阪府立高等学校の学校長に対し、実際に「派遣」された際の職務内容・勤務労働条件等の説明を十分に行うことは、教育委員会が主体的に進める事項であり重要な責務と考える。
今回の提案内容については、基本的には了承するが、「派遣」された管理作業員が、勤務労働条件において不利益が生じず、大阪市立学校勤務管理作業員と同様に安心して職務に従事できるよう強く求める。
(市教委)
ただいま学職労の皆さまから、本日の再提案につきまして、大筋の了承をいただきましたが、教育委員会といたしましては、今後とも、これまでの交渉の経過を踏まえ、派遣となる管理作業員の皆さまが安心して働くことができるよう、努めてまいりますので、何卒よろしくお願いいたします。
配布文書
提案文(高校移管に伴う勤務条件等)(PDF形式, 3.14KB)
高等学校職種別取扱い方針(別表1)(PDF形式, 5.90KB)
取扱い別勤務労働条件(別表2)(PDF形式, 6.67KB)
主な勤務条件制度比較(管理作業員版)(別表3)(PDF形式, 5.55KB)
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令和4年5月9日(月曜日)

大阪市学校職員労働組合からの夏期一時金に関する要求書の申し入れ交渉の議事録

(市教委)
それでは、ただいまから、大阪市学校職員労働組合からの夏期一時金に関する要求書についての申し入れ交渉を行います。
(組合)
本日は2022年度夏期一時金について、学職労として申入れを行いたい。
去る3月14日に市労連は、大阪市長に対して「2022年統一賃金要求に関する申し入れ」の中で、一時金については、期末手当一本とし、年間5ヶ月分以上とするとともに、支給方法の改善をはかること、さらに引き上げ改定分についても、期末手当に配分すること。を要求している。
これに基づき学職労としても、本年度の夏期一時金として、「月収の2.5ヶ月分以上を6月30日に支給すること、また、支給方法についても引き続き改善をはかること。」を合わせて申し入れる。
大阪市においては、昨年の人事委員会報告・勧告で、月例給は改定なしとなったものの、一時金は0.15月分の引き下げが示され、勧告に基づいた改定となったが、一時金は2年連続の引き下げとなり、組合員の給与水準は極めて厳しい状況にある。
また、「給与制度改革」以降、多くの組合員が最高号給に達しており、結果的に昇給できない組合員が年々増加している。2015確定交渉においては、一部の給料表で号給増設が行われたとはいえ、極めて限定的なものであることから、現在の大阪市の給与制度は他に例もなく早期に見直すべきであり、早急に総合的な人事・給与制度を構築すべきである。
また、新型コロナウイルス感染症に対し、大阪市においてさまざまな感染防止対策が講じられていると認識するところであるが、第6波の到来により収束の見通しがついていない状況となっている。
引き続き、教育委員会として、市民生活、児童・生徒を守るためにも感染拡大の防止に向けた対策の取り組み強化と、職員が不安を抱えることなく、安心して業務に従事できる業務執行体制を構築するよう求めておく。
さらに、安全衛生面にも十分配慮した職場環境の整備や制度の充実をはかるとともに、新たな業務への対応や課題等が生じた場合については、必要な対策を講じるとともに、速やかに交渉・協議を行うよう要請しておく。
次に、人事評価制度について、現行の人事評価制度は、相対評価を行うことで公平・公正性、客観性を著しく毀損しており、組合員の十分な理解の下で人材育成のための制度とすることが必要と認識している。
人事評価を利用して、能力実績主義に基づく競争を煽り、評価結果を勤勉手当や昇給号給数に反映するなど、職員間に格差を生じさせることを目的とすることはあってはならず、職員一人ひとりの能力の違いや各職場事情等を考慮し、制度の趣旨に合致した制度構築が必要であると認識している。
また「相対評価」による給与反映は、職員の士気に影響を及ぼし、人材育成からは程遠い制度であることを再三指摘してきた。一昨年の人事委員会報告において、制度見直しに言及されたことから、一定の制度改正がなされたものの、絶対評価点と相対評価区分の不整合について依然、解消されていないとして、昨年の人事委員会報告においても引き続き問題点について言及されている。市労連に結集する学職労として「相対化」の廃止を強く求めるとともに、市側・教育委員会の一方的な運用を許さない立場から、改善すべき点は改善すべきであるという認識のもと、引き続き交渉・合意による改善を求めておく。
学職労は、例年に渡り総合的な人事・給与制度の構築をはじめ、さまざまな諸課題解決に向けて交渉を行い、組合員の賃金・勤務労働条件に関する課題について、確定交渉のみならず、通年的に交渉・協議を行い、解決をはかっている市労連に結集するとともに、個別課題については教育委員会に対し必要な協議を要請していくことを申し上げておく。
その上で、本日申し入れた「夏期一時金要求」は引き続き、組合員が学校園における公共サービスを担う上で極めて重要な要求であり、「賃金・労働条件は労使の交渉によって決定すべき事項」という基本態度を堅持し、これまでの交渉経過と自主性をもった労使協議と交渉により実現されるよう要請しておく。
(市教委)
ただ今、委員長より夏期一時金についての申し入れをいただいたところでございます。
令和4年度においては、新型コロナウイルス感染症との共存を前提に、新しい生活様式への対応促進を図り感染拡大の防止と市民生活・経済活動の維持との両立が持続的に可能となるよう対策を講じる必要があります。
そうした中でも、市民の安全・安心を支える安定した財政基盤の構築に向け、行財政改革を徹底的に行い、補てん財源に依存することなく収入の範囲内で予算を組むことを原則とするなど、将来世代に負担を先送りすることのないよう財政健全化への取り組みを進めるとともに、限られた財源のもとでの一層の選択と集中を全市的に進めることとしています。
こうした考え方のもと、「新型コロナウイルス感染拡大防止対策の充実」や「市民サービスの充実」、「大阪の成長」という方向性を基本に、学校給食費の無償化や「重大な児童虐待ゼロ」の実現に向けた取組みをはじめとする子育て・教育環境の充実などを推進することとしております。
一方、私ども公務員の給与等勤務条件に関しましては、各方面から強い関心が寄せられているところであり、制度の透明性を確保し、より一層、市民に対する説明責任を十分に果たすことが求められております。しかしながら、私どもといたしましても夏期一時金は、教職員の生活に直結するものであり、モチベーションの向上等に大きく影響する重要な課題だと認識しております。
本日いただいた申し入れの内容については、先ほどお示しした本市の諸事情を十分配慮しながら検討してまいりたいと考えており、市労連統一交渉の場で、引き続き協議をさせていただく所存でございます。本日のところは大阪市学校職員労働組合の皆様方には、何卒ご理解を賜りたく存じます。
要求書
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令和4年5月9日(月曜日)

大阪市学校職員労働組合からの自治労現業・公企統一闘争に関する要求書の申し入れ交渉の議事録

(市教委)
それでは、ただいまから、大阪市学校職員労働組合からの現業・公企統一闘争に関する要求書についての申し入れ交渉を行います。
まず、はじめに、双方の自己紹介を行いますが、組合からの申し入れ交渉となることから、組合側からお願いします。
(組合)
申し入れに際して、一言申し上げる。
今、2022自治労現業・公企統一闘争については、「住民の未来に貢献できる、自治体責任よる質の高い公共サービスの確立」を基本的な目標に掲げ、全国統一闘争基準日を設け、とりくみを配置するとしている。
学職労は、こうした自治労の基本目標にもとづき、「2022自治労現業・公企統一闘争に関する要求」について申し入れを行ってまいりたい。
私たちは、これまで限られた財源と現場力を最大限に活用し、市民サービスの向上に努めてきた。
しかし、総務省が、この間、推し進めてきた集中改革プランや定員抑制の圧力の流れを受けた結果、現業職員数は激減し、質の高い公共サービスを提供するための「技術の継承」が行えず、災害時における緊急時の対応や、新たなサービスの提供が困難な職場が多数見受けられる。
さらに、職員が減少している状況の中、市民サービスは多様化・複雑化し、求められる行政サービスは増加の一途をたどる一方、超過勤務縮減の取り組みを進める中、業務の遂行は困難を極める状況にある。
そのような中、大阪市における「市政改革プラン3.0」において、職員の削減が盛り込まれており、労使協議もなく一方的に公表されている。
2012年の給与制度改革以降、総合的な人事・給与制度の構築を検討するとしながらも、この間、具体的な認識を一切示されることなく、多くの組合員が最高号給に留まっており、昇給もかなわない状況である。
この様な厳しい状況にあっても学職労組合員は、学校園および関連して働く管理作業員として果たす役割について、市政改革プランで示されている簡素・効率化の視点のみだけでなく、将来にわたる市民サービスの充実・改善を模索し、職員自らが自覚と責任を持って園児・児童・生徒の安全確保と学校園の施設・設備維持管理や安全対策にとりくんできている。
その上で本日申し入れた「2022自治労現業・公企統一闘争に関する要求」に対し、学校園における管理作業員が果たしている役割をはじめ、何点かについて教育委員会の考え方を求める。
まず、組合員の労働条件の変更は、組合員の一生涯を左右する大きな問題であり、労働条件に関わるすべての案件は労使協議事項であり、労使交渉・労使合意が大前提であると認識するが、教育委員会としての考え方を求める。
次に、労働安全衛生にかかわり、新型コロナウイルス感染症について、大阪市・教育委員会においてもさまざまな感染防止対策が講じられていると認識するところであるが、第6波の到来により収束の見通しがついていない状況となっている。管理作業員は、それぞれの職場で多数の市民・児童生徒と接する機会が多いことから、職員自らが感染の媒体となるようなことはあってはならないと考えており、職員の健康と市民生活を守るためにも、引き続き大阪市教育委員会として、感染拡大の防止の取組みを強化するとともに、職員が不安を抱えることなく、安心して業務に従事できる業務執行体制を構築するよう求めておく。また、新型コロナウイルスに感染した職員の職場復帰後の後遺症やワクチン接種後の副作用など、職員の健康管理についても十分配慮したより実効性のある対策をはかるよう求める。
次に、この間の退職不補充により、単数配置職場が増加し、培ってきた「技術・技能・知識・経験」を継承し最大限発揮するためにも、十分な検討・検証を行い、管理作業員が仕事に「働きがい・やりがい」を持ち安全・安心して業務を遂行できる業務執行体制が必要であると幾度となく指摘をしてきた。
「給与制度改革」以降、職務給の原則にもとづく給与体系に改正され、現業管理体制における各級主任の認識・役割が重要なことから、主任制度要綱に基づく業務執行体制のさらなる充実・強化をはかることを求める。
定年延長については、昨年6月に地公法が改正されたにもかかわらず、市労連交渉における市側回答では、準備等を行っている状況であり、制度設計ができ次第、交渉・協議を行うとしている。交渉期間の確保も含め、対象者に不利益とならないよう早急に協議を行うよう求めるとともに、現時点における教育委員会の認識を示されたい。
さらに、人事評価制度について、「相対評価」による給与反映は、職員の士気に影響を及ぼし、人材育成からは程遠い制度であることを再三指摘してきた。一昨年の人事委員会勧告において、制度見直しに言及されたことから、一定幅の縮減が示されたものの、職員アンケート調査などが行われることもなく、4原則(公平・公正性、透明性、客観性、納得性)2要件(労使協議制度の確立・苦情処理機関の設置)の確立など、不十分と言わざるを得ない。引き続き「相対化」の廃止を強く求める。
大阪市・教育委員会の一方的な運用変更により、手法や報告が適切に対応されていない事象があることから、改善すべき点は改善すべきであるという認識のもと、引き続き交渉・合意による改善を求める。
最後に、自治労は、2022現業・公企統一闘争を自治労全体の産別闘争として位置づけ、第1次闘争における基準日を6月3日、第2次闘争における基準日を10月14日とし、これらを全国統一闘争基準日としてたたかうこととしている。
学職労は、日々の労働運動そのものが、現業闘争であると認識しており、本日申し入れた要求に対して、教育委員会として、十分な交渉期間の確保と誠意をもって回答されるよう強く要請しておく。
(市教委)
ただ今、委員長より「2022自治労現業・公企統一闘争に関する要求」について申し入れをいただいたところでございます。これまで、大阪市学校職員労働組合の皆様方が、本市教育行政の円滑な運営のために、新型コロナウイルス感染症拡大の状況下においても、学校園の教育環境整備業務や子どもの安全確保などに関わりまして、果たしてこられた役割と実績について、私どもも十分認識しているところでございます。
労働安全衛生の観点から、職員の健康管理に資する対策は重要であると認識しているところであり、今般の新型コロナウイルス感染症拡大の状況下においても、管理作業員の皆さまが安心して業務に取り組んでいただけるよう、引き続き、感染症防止対策並びに現業管理体制の充実・強化に努めてまいりたいと存じます。
また、相対評価における給与反映や職場環境の改善など、管理作業員の皆さまの給与・勤務労働条件に関わっては交渉事項であり、今後とも労使合意をめざすことを前提として協議してまいりますとともに、その他の事項についても、丁寧な説明に努めてまいりたいと存じます。
本日、ご要求いただきました内容につきましては、私どもといたしましても、大阪市学校職員労働組合の皆様方の勤務労働条件に影響する重要な課題も含まれると認識しており、今後本市を取り巻く状況をはじめ諸情勢に十分に配慮しながら対処してまいりたいと考えております。具体的な要求項目のうち、勤務労働条件に関わるものにつきましては、今後小委員会を設置し、誠意をもって交渉協議してまいりますとともに、その他の事項につきましても、丁寧な説明に努めてまいりたいと考えておりますので、本日のところはよろしくお願いいたします。
要求書
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令和4年6月10日(金曜日)

大阪市学校職員労働組合 自治労現業・公企統一闘争に関する要求書申入れ (第1回小委員会交渉)の議事録

(市教委)
それでは、ただいまより、さる5月9日、大阪市学校職員労働組合の皆さまから、現業統一闘争として申入れをいただきました事項に関わります小委員会交渉を始めさせていただきます。まず、本日の小委員会交渉の進め方でございますが、要求書における申入れ事項につきまして、私の方から交渉事項に該当する事項を一括してご説明をさせていただきます。その後、委員長より申入れ事項に関わります趣旨説明をいただきまして、市教委としてお答えできる部分を対応させていただくという流れで進めてまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。
それでは交渉事項となる部分につきまして、私の方から一括してご説明させていただきます。資料はお配りしております現闘の項目分類表の方をご確認願います。
1項目目でございますが、関係法令等を遵守した労使関係につきまして、労使関係、とりわけ勤務労働条件等に係る基本的な部分でございますので、交渉事項として制度グループからお答えをさせていただきます。2項目目でございますが、勤務労働条件につきまして、交渉事項とし教職員人事からお答えをさせていただきます。3項目目でございますが、労働安全衛生に関わります事項でございますので、交渉事項とし福利グループからお答えをさせていただきます。4項目目につきまして、勤務労働条件に関わります事項でごさいますので、交渉事項とし制度グループからお答えさせていただきます。5項目目につきまして、本市の職員の組織、配置に関わります業務執行体制につきまして、管理運営事項として整理をさせていただいておりますが、職制として申入れの内容につきましては、真摯に受け止め、今後も引き続き責任を果たしてまいります。6項目目でございますが、人事評価制度の企画、立案及び実施に該当する事項でございますので、管理運営事項として整理をさせていただきますが、申入れの内容につきましては、真摯に受け止め、今後とも引き続き責任を果たしてまいります。7項目目でございますが、給与・勤務労働条件に関わります事項でございますので、交渉事項とし、教職員人事、制度グループからお答えをさせていただきます。8項目目でございますが、予算の編成に該当する事項でございますので、管理運営事項として整理をさせていただいておりますが、申入れの内容につきましては真摯に受け止め、今後も引き続き関係部署に大阪市学校職員労働組合の皆さまから要求があった旨を共有させていただきます。9項目目でございますが、勤務労働条件につきまして、交渉事項として整理をさせていただき教職員人事からお答えをさせていただきます。最後、10項目目につきまして、職員の賃金労働条件を初めとした待遇改善等に関する事項でございますので、交渉事項として制度グループからお答えをさせていただきます。交渉事項に関わりますご説明は以上でございます。
それでは要求書につきまして、一括して各申入れ事項に関わる趣旨説明について、委員長よりご説明いただきたいと思いますが、1項目目の労使関係に関する事項につきましては、先程も申し上げました労使に関わります基本的な部分でございまして、市教委としても、真摯に誠意をもって、今後回答させていただきたいと思いますのでよろしくお願いします。それでは委員長より2項目目以降、一括して趣旨説明をいただけますでしょうか。
(組合)
一部交渉事項の所、どこの所を言ってる。
(市教委)
基本的には、交渉事項も管理運営事項も含めて説明いただければと思います。
(組合)
まず、基本は、自治体直営を基本として、きっちりと直営でやっていただきたい。業務実態に基づく適正な要員配置。基本的にこっちが思ってるのは正規職員、1カウントの部分についてはきっちりと配置をしたうえで、そのうえで再任用なりで対応しもらえたら。今現状でいうと再任用の1とか2とかでコンビ組んでやっている所があるのかどうかわからないけど、まずそこの整理を含めてしてもらいたいなというふうに思っています。3番目の労働安全衛生の部分については、使用者として公務災害、労働災害を一掃するための対策を十分に講じていただきたいということですね。4点目の部分については、申入れの時にも言いましたけれど、落ち着いているとはいえ、コロナに罹って、その後の職場復帰、後遺症なりそういった部分についてどういうふうに対応してもらえるのかということをきっちりとやってもらいたいということです。5番目、管理運営事項やな。管理運営事項も言ってええの。
(市教委)
ご説明はしていただいて大丈夫です。
(組合)
ここの部分でいうと、各級主任についてということできっちりと、こっちは出来てないなというふうにおもっています。できている主任もいれば、できていない主任もいるし。その分については、各級主任の設置要綱に基づいて、自分らの所が作った内容やねんから、解任も含めて。いまの現状でいうと、解任の部分でいうと、本人からの自己申告ぐらいしかないので。やっぱり主任としてできていない者については、やっぱりそっちとして適正な対応を図っていただきたいなというふうに思います。人事評価の部分については、この間、業務監理主任が現場にきて観察を行っているけれども、その観察をする人間が、この人事評価制度の趣旨目的を十分に理解せず来ている状況がある。人を評価していくんだったら、きっちりと対応していただかないといけないですよね。制度を色々と変更されている中で、この間も色々と、令和5年度からか、6上がる5上がるとかの説明のところも、紙1枚ペラペラっとくるだけでは、十分理解できない。そっちは作った責任があるんやから、きっちりと職員に対して説明するべきやと思います。管理職にペーパー出しているけど、結局何回も言っているけど、ボックスの中にポンと入れられて読んでおいてくださいねというふうなだけでは、説明責任を果たしているとは言えないよね。管理運営事項というけれども、正しく賃金労働条件、賃金にめっちゃかかってくるからね。去年、人事評価の課長なり係長なりが来て、一次評価の部分についてはあくまでも参考やって、平気でそういうふうなことを発言するというような事があるんやから。参考であるなら参考であるとしてやで、何で一次評価者がつけた点数より二次評価者が点数を上げてたら、いちいち一次評価者に対して説明せなあかんねんと。参考やねんから上げようが下げようが関係ないっていうことや、こっちから言ったら。そういうこともあるしやな、きっちりとこの辺のことについては説明してもらわなあかんわな。制度が云云かんぬん言っているのではないから、その運用についてどうなってんねんと、現場ではこういうふうになってるよということやねんから、そこはどういうふうに変わったかとか。一次評価者が教頭から変わって、現場の一番わかる人間がやってるっていうので何年経ってるか忘れたけど、言葉悪いかもしれんけど、ひとつでみるよりも二人でみる。他の所で言ったら、他の行政区跨って業監が確認もしにいってるし、この間、やれ、やれだけじゃなしに、こういうふうなやり方したらどうですかというふうな投げかけも含めてしているけれども、一切その辺のことは変わっていない。なんで変われへんねんと。そこができて、何でこっちができへんねん。3回あるうちの1回位は、それぞれ変わったところから、近隣の業監が観察にきたらどうですかというふうなこともあるだろうし、それがここに謳っている4原則に正しくあたるんちゃうんかなと思うので。その辺はきっちりと出てきて話してもらいたいなということですわ。7番、高齢者の部分については、いま言われているように退職延長とかいろいろそういうふうな事が言われているなかで、具体の中身については市労連で統一交渉ということでやっているけれど、教育委員会として具体的にどういうふうな考え方を持っているんかなというのは、若干聞きたいなというところです。8のこれは端末、パソコンやね。いまでいうと、若干、当初要求書出した以降からはまあ、若干解消はされてきているかなと思うけれども、まだ中々使いきれてないようなところもあるし、こっちから言ったら、あくまでも教師が正規、講師はアルバイトやからな。そっちに1台出すくらいなら正規の管理作業員に1台置けよというこっちゃ。別に管理作業員室に置けとは言っていない。学校園で働く職員ということで言うんやったら、一律同じような対応をしたらどうですかと。金があるんなら別の話やわな。自分らの所がペーパーレスと言いながら、こういうパソコンでするというふうにシステムを変えてきたんなら、それに基づくように配置をしていただきたい。あと災害発生時の避難拠点で担う管理作業員の役割を明確するということなんだけれども、この間も言っているけど、だいぶ浸透もしてきているというふうなこともあるけれども、実状はやっぱりその中に勝手に名前を入れられて、こういうふうに学校の防災なんやかんやという所で、ポンと置かれているという状況やと。実際問題、動くとなった時に、どうするねんというのは、後の話になるんかもしれんけど、具体的に、そういう拠点になった時の管理作業員の対応を、教育委員会としてどういうふうに、連絡をつけていくかというようなことは明確にしていただきたいなということですね。あとまあ、10点目の部分については、差別、職業差別を撤廃して、賃金労働条件をはじめ、全てにおいて撤廃してねということですけれども、まだまだ現場では管理作業員に対する職業差別というか、ちらほらそちらにあがってないような細かいやつが出てきている部分もあるんでね、現状どれだけあるんか知らんけど、有るんやったら有る、無いんやったら無い、有ったらどういうふうに対応したんかというふうなことも含めて教えてもらおうかという所ですけれども。
(市教委)
ありがとうございます。
(組合)
基本的なところはね、交渉事項という事なんですけれども、やっぱり5点目とか6点目とか、管理運営事項という所で縛られてるところについて、やっぱり具体的にどういうふうに教育委員会として考えられてるのか、今後どういうふうにしていくのかなと、決まったことがあるんやったら教えていただきたい。あと5点目、もうひとつ言うなら各級主任に基づく要綱、各級主任というのはオール大阪のものであって前からも言っているけれども、一つ具体例をあげると営繕園芸事務所と校園勤務者の主任、統括も含めて、業監も含めてそこの異動の考え方がいびつになってるわなということですわ。営繕園芸事務所からしか営繕園芸事務所の統括にはなれない。校園の業監がやな、営繕園芸事務所の統括になる可能性はゼロやから、いまのところ。この何十年間、現業管理体制が作成されて、給与体系が変わって、それ以降でも、そういうふうな、校園から営繕園芸事務所に主任を持っていくというような形は無いわな。なぜそういうことになっているのか。主任も一緒。校園の一般の人間が主任を持って営繕園芸事務所の主任になっている状況も無いよね。実状でいったら。なぜそういうことにならない。営繕園芸事務所の職員が主任になったら校園に異動して主任になれるけど、それなら営繕園芸事務所の各級主任の選考方法と校園の選考方法、統括も含めて全部やり直したらええねん。同じ基準の中でやってんねんから、それは配置の問題やっていうのは正しく管理運営事項なんでしょうけど、なぜそういうふうないびつな異動の方針、異動のなり方になっているか具体的に聞かせてほしい。まあそんな所かな。まあ後は、それ言って聞いたうえで色々と質問なり。
(市教委)
ありがとうございます。では、2番の項目からですね、順次担当の方からご説明させていただきます。
(市教委)
2番の項目、管理作業員の勤務労働条件の変更につきましては、管理作業員の標準的な職務内容について通知させていただいているところです。管理運営事項になりますけれども、要員配置につきましては、現在、学校園については1名を基本とした単数配置の見直しを進めさせていただいているところでありまして、1名配置とした時の職務内容については、毎年3月に管理作業員の単数配置に伴う学校環境整備業務についてという形で通知をさせていただいております。教育委員会といたしましては、子どもたちが安心して快適に過ごせる教育環境整備について、直営を基本とした姿勢を踏まえつつ、責任を明確にしていただきまして、今後とも単数配置、実状とかも確認いたしまして、管理作業員の方が職務を効率的効果的に行えるように考えてまいりたいと思っております。先程ちょっとお話いただいた再任用の方の分につきましては、現在も再任用のみの配置校となっている部分がございます。それにつきましては、例年、自己申告等で希望いただいたりもありますので、その辺りも勘案して配置させていただいていると認識しております。
(組合)
基本、再任用というのは55以上で退職を一旦されている方やんか。それを一人にするというのはどうやねんと。フルタイムであったとしてもやで、時間短いの、短くないの。
(市教委)
フルタイムは短くないですね。ショートの方は。
(組合)
一日抜けないの?
(市教委)
一日抜けないです。
(組合)
抜けない。ずっと7時間45分いてはるの。
(市教委)
はい。
(組合)
でも一人でやる作業とかね、後期高齢者の扱いになってきたときに問題あるやろ。やっぱりまず正規を。一名配置にするというのはね、この間ずっと現闘で何年も前から言われているから、それはもう十分理解している。まず正規をちゃんと一名配置の所に貼り付けたうえでやで、再任用ということやと思うんやどな、こっちは。そしたらなんで再任用を1にして、正規・正規の所があったりするの。
(市教委)
ご本人のご希望とか学校園のご希望とかありつつ、ただ一番多いのは正規と再任用となっている学校が一番多いかと思いますので。
(組合)
それは基本やと思ってるよ。
(市教委)
はい。
(組合)
一人校の所に再任用っておる。
(市教委)
一人校の再任用は…。
(組合)
それまたちょっとデータなりで、どこに一人入っているかとか、またちょっとくれませんか。
(市教委)
はい。わかりました。一人校で再任用は、おられます。はい。データは送らせていただきます。
(組合)
女性、男性とかは区切れへんけどな。再任用と正規は若干違うからな。給与体系も違うし。ただ本人の意見とか尊重してくれるんやったら皆言うで。
(市教委)
できるだけ応えているということやと思うんですけど。
(組合)
そっちの教育委員会のスタンスとしては、本人の意見を聞いたりとかっていうことやけど、自分のところのスタンスとしては、まず正規を1名ちゃんと、きっちりとしたうえで複数配置のところには再任用を放り込むとかっていう基本のスタンスは無いってことやんな。なんで無いの。
(市教委)
それがその、たぶん異動の時に、繰り返しにはなりますけども、どのようにして校園として皆さんが納得する形で異動の形を作るかというところがあろうかと。
(組合)
なんで正規じゃだめなんですか。
(市教委)
だめという事はないと思うんですけど。
(組合)
そいつは一人ではさせられへんということが、どこかにあるということですか。
(市教委)
いや、それは。
(組合)
無いことないやんな。有るよね。いっぱいおるやん。そんなん一人で仕事させられへんやつ。そういうことやろ。はっきり言ってくれたらええんちゃうん。そいつらよりも再任用の方がしっかりしてるから、再任用の一人校も作りますねんっていうことやろ。
(市教委)
まあ、なかなか。
(組合)
それなら、一人になられへん正規をちゃんと教育しいや。現業管理体制使ったりして。やればいいじゃないですか。その分のお金は貰ってんねん。正規として。277,980円か。なんぼやったかな。
(市教委)
いや、270,900円かと。
(組合)
1級やで。そんなん別にかまへんけどさ、若干の違いはあるやろう。同じ仕事をしてたとして。
(市教委)
それはしっかり各級主任のやつがありますので。
(組合)
そっちがちゃんと現業管理体制の中でそういう意見聞いてるんやろ。これがダメやとか。それをまずちゃんと徹底的にするようなやり方とかはどう考えてるの。
(市教委)
それはもう、非常に大事なところですので、しっかりと指導していただくように。
(組合)
具体的にちょっと教えてほしいんやけど、どういうふうに指導するのか。
(市教委)
そのようなご意見がありましたら、当然、一般の方でしたら業務主任の方から指導をしていただいてという形になりますので。
(組合)
思うんやけど、正規がやっぱり主となってやで、再任用をつけていくと。そうやろ。来年度もそうやってしていくの。再任用の人の意見を十分聞いて。
(市教委)
再任用の方ももちろんご意見をお伺いしながら、学校園の意見もお伺いしながら、どのような形でさせていただくか考えていきたいと思います。
(組合)
学校園がその人がええって選ぶのはおかしいやろ。異動っていうのは、自分の所が責任を持ってやるんやろ。
(市教委)
もちろんそうですね。
(組合)
この人がどうやっていうのは無いやんか。自分ら、それやったら主体性あらへんやんか。
(市教委)
それは、最後に決めるのはこちらになりますので。
(組合)
管理運営事項やからな。ちゃんとやってくれたらええねんけど。こっちはそう思うねんけどな。
(市教委)
はい。しっかりさせていただきます。
(組合)
だから何でできへんのかなって、いつも思うねん。はっきり言ってくれたらええねん。一人で仕事させれへんなってそっちが把握している人間。出勤してても、裏の部屋でゴロゴロしてるとか。
(市教委)
まあ、出勤の状態があんまり良くない方とかも色々おられたりとか。
(組合)
出勤の状態が悪かったら管理職がちゃんと徹底してせんかったら。ちゃんとやらなあかんわな。
(市教委)
そうですね。
(組合)
その人は、出来へん人はずっと出来へんままや。でもいずれ一人になっていくんやろ。
(市教委)
そうですね。単数になっていきますんで。
(組合)
それまでに、やっぱりちゃんとやらさなあかんのとちがうの。その言っているように、1人用の通知を3月に出してって、それはわかってるよ。シミュレーション的にいつでした、平成37年やったけど、あれからどうなったん、1人配置校が完全になるのは。
(市教委)
いまから10年後位というシミュレーション。
(組合)
10年後。令和14年。
(市教委)
そうですね。その辺りに。
(組合)
定年延長とか単数配置に関わってくるの。
(市教委)
単数、そうですね。でないと延びた理由というのが。
(組合)
延びた理由はいろいろあるわ。高校が府に移管したから、もうすぐ帰ってくるやつがおるとかさ。営繕園芸事務所どうしていくかとかいろいろ勘案してはるんやろうけど。営繕園芸事務所はどうしはるつもりなんですか。
(市教委)
それは課題やと認識はしております。今後まあ、いまひとつの所にまとめた所で、今後も退職の方が出ていきますので、いま10班体制でやっていますけれども、そのあたりの班のバランスとかどうしていくかっていうのは、今後の課題としてやっていかないといけないかなと思っております。
(組合)
営繕園芸事務所でいうと業務実態に基づいた適正な要員配置って、そこにも当てはまると思うねんけど、俺言わへんかったけどな。校園は校園でそういうふうなバランスやろうけど、営繕園芸事務所はどういうふうに考えてはるの。やっぱり班を減らしてということなんですか。
(市教委)
どうしても毎年退職者の方で減っていきますので、その辺り、やっぱり班を減らしていくのかどうするのかっていう所ですね。それはもうここ数年で、色々と決めていかないといけないところかなと思っていますけども。
(組合)
班を減らしていくのか、だから業務実態、いまの業務をそのまましていくと、人が減っていったらどうすんねんと。統括はどない考えてはるの。そんな話はしてはるの。
(市教委)
ちょっとまだできていないので、またさせていただきたいと思います。
(組合)
何で出来てないの。もう4月に来られて2か月経ってますよ。
(市教委)
はい。すみません。出来ていないので、すぐにさせていただきます。
(組合)
そういうふうなことやから、ここの5番の項目に当てはまってくんねん。主任のやつ。5番で言った方がいいんかな。営繕園芸事務所と校園の異動の関係。
(市教委)
そうですね。これまで無いというのも、私も承知はしておりまして、これまでの判断の中でだと思うんですけれども、異動のご希望とか色々考えた中で、そこも勘案してやっている部分もあると思いますし、確かに営繕にずっとおられる方もおられますので。
(組合)
いやいや、主任や主任。なんで校園からいかへんの。
(市教委)
そこについても、特に基準が何かあるわけではございませんので。
(組合)
基準をつくらなあかんのとちがう。基準が無いんやったら、異動させなあかんのとちがうの。
(市教委)
そうですね。それは。
(組合)
なんでせえへんの。この何十年も。業監も含めて。統括もやけど。
(市教委)
そうですね。そこは、そのお仕事が長い方とかっていうことで色々とあると思うんですけど。
(組合)
それは関係ないやんか。仕事が長かったらとかなんやねん。主任というのはさっきも言ったけど、オール大阪のものなんでしょ。どこに配置されようが何しようが、その仕事を全うせなあかんのと違うの。
(市教委)
そうですね。
(組合)
主任要綱、設置要綱に基づいて。やったらできるやんか。そういう人間を選んでんねやろ。
(市教委)
はい。
(組合)
だから、何でそこだけ営繕やったら営繕ばっかりなん。営繕の主任になった人間が校園に転勤はできる、異動するのに、校園で新しく主任になった人は営繕園芸事務所の主任になんで異動しないの。
(市教委)
そこに理由がというのは、あれなんですけどね。確かに実例はないので。
(組合)
つくればいいじゃないですか。
(市教委)
今後ですね。
(組合)
するの。
(市教委)
そこはまたちょっと、異動のことを考えていくなかでちょっとまた。
(組合)
異動なんかでいったら、何十年も経過しているなかでやで、一切なってない。なんでなん。
(市教委)
そうですね。過去にも色々と判断はあるんやと思うんですけど。
(組合)
その判断がわからへん。毎年毎年聞いてるけど、皆そんなぼやけた答えや。そうやったらそうでかまへんやんか。ほんまは変えてほしいけど、管理運営事項やから変えろとは言われへんからやな。だから、何でそういうふうになるんですかって聞いてるんです。
(市教委)
それはその、その時の異動の判断としかお答えしようがない。
(組合)
それやねんやったら、さっきも言ったけど、営繕園芸事務所の主任の選考方法とか作ればいいじゃないですか。だってそうやって実例が無いんやから。同じ任用試験をやっているにも関わらずやで、そっちになっているっていうのはおかしいですよね。おかしいと思いません。
(市教委)
まあ、別になっているというのは承知はしております。
(組合)
その辺はやっぱり解消していただきたいなと。
(市教委)
検討させていただきます。
(組合)
結局あれやろ、一つの班で動くから、いままで校園で一人でやっているような人がそこに入ったら、上手いこと回れへんというような思いがあるんかいな。
(市教委)
いや、その。主任はそうなのかもしれないですけど、校園と営繕で異動も当然ある中でしていますので。
(組合)
業監も含めてせな。業監もそうでしょう。営繕園芸事務所のあそこに、主任からしかならへんやん。なんでなんですか。
(市教委)
そうですね、それもその。
(組合)
統括もそうやし。なんでなんですか。
(市教委)
それは、色々、繰り返しになって申し訳ないですが、その時の異動の。
(組合)
その色々がわかれへん。その色々を教えてほしいねんけど。納得するように説明してもらわなあかんのとちがうの。自分らがやってんねんから。こっちがわかるように。変えてほしいけど変えてほしいとは言えない、だからちゃんとそっちがそうやってやったんやったら、やったなりのこういったことでやりましたくらい教えてもらってもいいのとちがうの。それはいけるんやろ。
(市教委)
説明の方は、はい、大丈夫です。
(組合)
きっちりそれは説明してくれなあかんのとちがう。なんでそうなんですか。教えてください。
(市教委)
その時々の人事担当の判断としか。
(組合)
時々の人事判断って言ったら変わるやろ、3年位で。今年も去年も1年で変わってる。校園の主任は営繕園芸事務所に行くほどの能力のない主任やということやねんな。そう捉えるしかないやん。
(市教委)
そういう訳ではないと思いますが。
(組合)
営繕園芸事務所の主任は校園には異動ができる、だから営繕園芸事務所でやってた主任は力量があるということなんやろ、校園でもやらせられる。
(市教委)
そういう訳では。同じ主任をやっていますので。
(組合)
校園の一般の人間は、営繕園芸事務所に一般として異動はする、何で主任はしないんですか。本来は、主任がまずすべきじゃないんかなと思うけど。なんでそうなるんですか。
(市教委)
それはちょっと、まあ、なかなか。
(組合)
教えてほしいな。ちゃんと教えてくれなわからへん。自分のところがやったんやから。
(市教委)
それはもちろんそうですね。
(組合)
だから、何でなん。
(市教委)
その時、異動案を考えていく中で、結局そうなったとしか。
(組合)
そんなんでいいんか。
(市教委)
当然いろんなことを考えて異動させていますので。
(組合)
じゃあ、まあ来年の異動の時にまた色々説明聞かせてもらいますわ。きっちりと。こういうふうなことでこういう異動をしましたと。こればっかりやっててもしゃあないから。次行きましょうか。
(市教委)
そうしましたら、3番の項目。
(市教委)
はい。3番につきましてですね、職場における事故や災害を未然に防止して、管理作業員の安全と健康を確保するためにですね、労働安全衛生委員会を設置させていただきまして、定期的に開催をさせていただいて、安全衛生体制の強化を図っているところです。ただ、しかしながらですね、公務災害ゼロという所を目指しながら取り組んでいるところなんですけれども、昨年度については10件、しかも1件は主任が公務災害であったという所もございまして、具体的に公務災害の撲滅に向けてどうするんだというところでございますけれども、そちらにつきましては管理作業員の、まずは研修が大事だと考えておりまして、全体研修、主任研修を通じて公務災害を防止するために、安全に関する知識を習得し、高めてもらうことが重要だと考えております。令和2年度、3年度についてはですね、コロナ禍のため資料配付で終わっているというところはあるんですけれども、令和4年度につきましては、全体研修につきましては労働安全衛生委員会の方でも説明はさせてもらっているんですけれども、熱中症対策という形で、全体研修の方では講演させていただきまして、監理主任、業務主任研修につきましては、労働災害防止のためのコミュニケーションということで、やはり主任から、現管体制で指導していく中で、どういうふうにしたら管理作業員の方に伝わるかということで、コミュニケーションが大事だということで、今年度については、労働災害防止のためのコミュニケーションということで研修をさせていただこうというふうに考えております。あと、公務災害が残念ながら発生してしまったという事になりましたら、原因の防止、原因の検証、原因防止策の検証ですね、再発防止策というところで、学校園及び現業管理体制を通じて周知、併せて安全作業の手引きの見直しということも図っていきまして、安全衛生委員会と小委員会で連携しながら周知、再発防止策の周知徹底ですね、作業の研修と安全の手引きの改訂ということで、そういった形で取り組んでいけたらと。やはり公務災害ゼロに向けてということで、学校園、現業管理体制、教育委員会がしっかりとスクラムを組んで、ゼロを目指してやっていけたらと思っております。また、管理作業員労働安全衛生会小委員会の中でも、各学校園で良い取組みをしているところも、きれいに整頓されているとか、そういった事例の共有とかですね、あと管理作業員の高年齢化が進んでいるということも認識はしておりますので、いわゆる加齢に伴う公務災害の防止に向けた研修という所も含めてですね、ちょっと来年度以降先手、先手を打って、そういった形で、公務災害撲滅を目指してしっかりと取り組んでいきたいと思っております。以上でございます。
(組合)
研修がいちばんやろうけど。
(市教委)
あとは、その中身をどう。労働安全衛生委員会でご指摘いただいていたと思うんですけど、それをどう伝えて、学校にも伝えないといけませんし、現業管理体制の中でもしっかり管理作業員の方にも伝えていかないといけないというところはあると思いますので。その伝え方という所はまた、一緒になって取組みをさせていただけたらと思っております。
(組合)
その流れをきっちりと、現場が一番近いところの業務主任にね、どういうふうに伝えるか、という所は現業管理体制の縦の流れの中できっちりやっていかなあかん。それは設置要綱の中に載ってるはずや、載ってるやんか。主任っていうのは何をせなあかんねんと。労働安全衛生という項目は載ってるやろう。それが抜けている部分も沢山あるんとちゃいますか。だからそれをちゃんと出来ていないやつは、さっきの項目やけど、現場力の5番のところでもかまへんけど、解任も含めてせなあかんやろっていうねん、きっちりと、できてないんやったら。それは担当しているところの職員が怪我したらやで、そいつらに責任があるっていうことや。だから労安の研修なりするのはかまへんけど、主任たるものは何やっていうところを、まず徹底的に教え込まなあかんっていうねん。自分の担当しているところの職員を怪我させたらどうなんねんと。ただ単にそいつが怪我して痛いなっていうだけじゃないやろ。そこについてるものがあるやろ。たまさか死ねへんからいいようなもんやけど、この間みてたら骨折とか色々あるやんか。公務災害とかで出してるけど、後遺症とか残った後にね、後の生活どうすんねんと。家族どうやねんと。そいつが休むことによって、現場困るでしょ、単数配置とかやったら。いうてるように、高齢者の方やとか言うんやったら、再任用1人というのはおかしいわな。そういうところで言うと。だから、そんなん色々ついてくるからやな。単発単発で言われてもやな。きっちりやってもらわなあかんわな。まあ事故、この間労安でも報告もされているけど、結局事故、本人のっていうのが多々あるけれど、それをやったらしゃあないやん。しゃあないって言ったらあかんけど、起こさないようにせなあかんから、その点研修はやってもらわなあかんけど、やった後にどういうふうにフォロー入れてるかっていうところも、きっちりとみていってもらわないとあかんやろ。
(市教委)
そうですね。本人のアフターケアも当然ですけれども、再発防止というところは学校園、現業管理体制含めて、きっちりと。また、教育委員会としても、そこについては、きっちりと指導していかないといけないと思っておりますので、また労働安全衛生委員会本委員会と小委員会の中でも色々議論させていただきながら、公務災害ゼロに向けて取り組んでいきたいと思っております。
(組合)
本委員会はな、あくまでも最終的な所であって、結局どうやねんっていったら本委員会で言ったやつを小委員会できっちりやって、それを現管体制でどう広めていくかということ。コミュニケーションやなんやって言ってくれてるけど、前も言っているけどな、1カ月に1回な、主任が現場に報告来ました。ハンコ貰いにくるだけじゃなくて、職員とのコミュニケーションもそうやけど、管理職に対してもコミュニケーションをとれるようなやで。何年か前は接遇とかやってくれてたけど、それがまあ、それに代わったんやろうけど、現業管理体制をきっちりやってもらわへんかったら、何も進まへんっていうことや。やっぱり営繕園芸事務所はあんまり公務災害おこしてないやんか。そういう風な主任を何で校園に異動させへんねんっていうことも含めてあるけどね。それだけやっぱり班で動いてて、毎日毎日そういう仕事しててやで、公務災害を中々おこさへんっていうことは、何かあるんやろ、やっぱり、それなりの班としてのシステムじゃないけど。それがやっぱり校園には出来てない部分があるから、やっぱり公務災害が発生しているってことやんか。それをやっぱり同じように統括がやな、一つの事務所になったんやから。もうちょっとあそこの中で上手いこと回ってないんと違うか。結局主任会議の報告でもやな、営繕園芸事務所と共同作業しなさいって言ってるけどやな、結局主任、自分の持ってるところの部分が、営繕園芸事務所がいつ来るんかとかって把握してるんか。何のために一つの事務所にしたんや。統括事務所。それがメリットやろ。そうやって束ねてきた統括がやな、自分らが勝手に営繕園芸事務所の統括やとかって言ってるだけの話やろ。だってそんなん、営繕園芸事務所の統括、校園の統括って任用試験してないやんか。
(市教委)
してないですね。担当割。
(組合)
統括っていうのは統括やんか。管理作業員の統括やろ。だから何人おろうが関係ないっていう話やろ。だからそれも何でできてないんかなって。色々話すると出てくるからな。きっちり指導出来てたらそういうことのひとつもないやんか。一方では管理作業員と校園長との関係。さっきも言ったけど、こういう労働安全衛生からの文書とか出てても、結局そういうケースの中にぽんと入れられてる、読んでおいてくださいねっていうだけや。この間やってる衛生週間とかでもやで、きっちりとああいうふうに前垂れの所で文書も書いてくれて、ちゃんと説明せえくらいまで書いてくれてるのにやな、やっぱりされてないやん。主任かって、そんな報告もしている人もおれば、してへん人もおるんや。それは何やねんっていったら、縦のラインでどっかで溝が詰まっとるんや。労働安全衛生はね、きっちりと。1件あったけどな、屋上の事故で。悲しい不幸な事故があったけど。ああいうことが無いように、こっちもきっちりとしていかなあかん。そこは、きつくやっぱりやっていかなあかんで。
(市教委)
また来週、小委員会の中でも現場巡視ということで、ちょっと現場の皆さまも見させていただいて、管理作業員の現場はどういったものなのか、足を運んで目に焼き付けてですね。
(組合)
結局な、職場巡視含めて行ってるけどな、ええとこしか行ってないやん。悪いけど。あかんところをやっぱり行ってな。前もって色々あるかもしれへんけど、抜き打ちじゃないけども、ぱっと行くっていうのも、手じゃないんですか。
(市教委)
そうですね。
(組合)
ええんちゃうの。ちょっと来ましたって。
(市教委)
そうですね。そういうところはまた、小委員会の中でもやり方ですね、抜き打ちでっていうところも一つの方法として、公務災害防止という観点でいうと、そういった手法も一つとして研究させていただけたら。
(組合)
統括が行くのがしんどかったらやで、行政区を纏めている業監おるんやからやな。そんなん。毎月毎月って、1年に3回しか会えへんねんから。何してんねんって話やろ。一般は外出られへんけど、業監とかは出れるやん。そこでいったら、1カウントじゃなくて0.5カウントなんやろ。出れるんちゃうん。もっとそういったシステム作ったらどうやねん。小委員会の中で。本委員会でそれを提起して、小委員会でやるか。そういうことじゃないやろ。やっぱり小委員会の中でそういった議論をしてもらわなあかん。
(市教委)
そうですね。そこは現場のブラッシュアップ、底上げといいますか。
(組合)
小委員会はあれか、事業所の統括と言われている方は入ってるんか。
(市教委)
そうですね。入ってます。
(組合)
入ってんの。
(市教委)
はい。統括含めて、現業管理体制、やはり公務災害ゼロに向けてというところで、何ができるかと、何をしていかないといけないかと、現場でどうやったら伝わるかというところを含めて、議論させていただいてというところでございますので。
(組合)
どう伝えるかって、もう何十年経ってるねん。何年もやってはる人おるやん、統括でいったら。
(市教委)
そこも含めて。ただ、想いとしては公務災害ゼロというところは変わりませんので。
(組合)
それは一緒や、想いはね。想いをどう形にしていくかや。
(市教委)
どう具体にしていくかというところで、また。
(組合)
具体化するには、絶対現業管理体制が必要になってくるねん。統括にもうちょっと植えつけなあかんちゃうか。業監と。やっぱり、言葉の伝言ゲームみたいなものですわ。そっち側が言った想いと、統括が言った想い、たぶん近いと思うねん。底に落とす度にちょっとずつちょっとずつ、その人の主観が入ってきたりするから。業監の悪いとこは、また別の項目でいうけど。
(市教委)
そこは課題としているところで、また改善に向けて取り組んでいきたいと思います。
(組合)
どんな研修するか、また資料みせてほしいねんけど。
(市教委)
そうですね。ちょっと資料の方はまた情報提供させていただきます。
(組合)
同じこと何回もやった方がええと思うよ。業監とか主任クラスには。主任とは何ぞやという。
(市教委)
その辺も含めながら、全体研修の所では高齢者の方が増えてきているという現状もございますので、先手先手を打って、公務災害ゼロというところで小委員会でも議論させていただいて、本委員会でもまた、そこで議論させてもらえたらと思っております。
(組合)
はい。
(市教委)
そうしましたら4番の項目ということで。新型コロナウイルスの感染拡大防止に伴う制度等に関してのお話になってくるかと思うんですけれども、いま現状、委員長のご発言にもありましたとおり、ちょっと感染自体は落ち着いてきているところかなと思うんですけれども、やはり今後また、第7波になるんですかね、感染が拡大する可能性も当然あるかと思っておりまして、やはりそういった感染拡大をしている状況下で何かしら制度を入れていくということになってきますと、通常と比べるとやはり、そういった状況下ですので、迅速な対応というのが求められてくるかなと思ってまして、ちょっと言い訳にはなってしまうんですけど、過去そういったこともありまして、マイカーであったりとかですね、テレワークのところで、ちょっと十分な説明ができていなくてお叱りもいただいていたかと思っております。私が対応させていただいた時については、第2波の時だったと思うんですけど、マイカーの所でいきますと、営繕園芸事務所の方々がですね、敷地内で自家用車の駐車ができなかったというのが、第1波の時にあったというふうに聞いておりましたので、そこは教職員人事と連携を取りながら、停めていただけるようにということで、調整をさせていただいている所ではございます。今後また、先程もありました、いわゆる後遺症であったりとかですね、そういったところに関して何かしらの制度とかということが、まだちょっと全く見えてはない状況なんですけれども、当然議論とかされてくる可能性も無くはないので、そういった場合につきましては、当然導入に当たっては我々だけではなくて、教職員人事ともしっかりと連携を取りながら、できるだけ丁寧な対応に努めていきたいというふうに考えております。
(組合)
テレワークとかって、だいぶとってたの。
(市教委)
テレワークはそうですね、とられてた方もいらっしゃる。
(組合)
あれはもう終わってるんやんね。
(市教委)
いや、テレワークはまだ残っていますね。
(組合)
残ってるの。
(市教委)
残っています。はい。
(組合)
使ってたやつおる。
(市教委)
ちょっと我々の方で件数の把握はできないので、恐らくとっていた報告はこちらに。
(市教委)
令和3年度はある程度の数は取られていまして、令和4年度になってとられている方はおられないと聞いております。
(組合)
令和3年度でとってたのって、きっちり整理してるんですか。
(市教委)
やっぱりその報告書がダメだったぶんについては、再度、再提出という形でさせていただいております。
(組合)
再提出もようわからへんけどな。
(市教委)
やっぱり出てきたものがあかん、非常に少ない、分量が少ない、もっと書けるはずだということで。
(組合)
いや、なんぼやったらええねんと。そんなん、中身の問題やわな、量じゃなくて。やっぱり基本な現業労働者やから、現場に出てきてやからな。それが仕事に還元できるような中身とかやったらわかるけど。それ、業監どまりやったかな、ちゃう、校長判断、提出、どっちやったっけ。
(市教委)
一旦、テレワークをとることに関しては、たぶん校長の方に申請をあげて、承認したうえで。成果物の報告というところが業監ですね。私どもも、管理作業員さんだけではないんですけれども、当然テレワークをとりたいという方がいらっしゃいますというお声が、校長先生から相談があった場合は、当然テレワークっていうのは、あくまで自宅出張の勤務なので、そこで勤務に足り得るものが無いとダメですよということは、我々の方からも校長の方には、管理職の方に話があった時は、きっちりとお伝えはするようにはしているんですけど。
(組合)
色々聞いてたけどね。なんか2人配置の所で、変わりばんこにとってるとかね。そこはきっちりやってくれたらええんちゃうかな。
(市教委)
そうですね。
(組合)
そういう制度をそっちが良いように作ってもらっててもやで、使用する人間がやな、そういうふうに使ってしまうとやな、ちゃんととってやろうと思っている人の迷惑になるからな。
(市教委)
そうですね。おっしゃるとおりです。大体、こういうコロナとかに関わってくる制度って、どっちかっていうと性善説にたった制度、特休もそうなんですけど、結構ハードル下げているところがあると思うんですよ。なので、そこは僕らとしても、皆さんを信頼して運用できる制度なので、仰っているとおりそういう悪用とかされてしまうと、全部が成り立たなくなってしまうので、こちらとしてもそこは出来るだけ注意して、お話はするようにはさせていただいております。
(組合)
いま、感染して、罹って休んではる人っておる。
(市教委)
コロナ特休をとってるカウントまではみてないんですけど、一方で隣のラインにはなるんですけど。
(市教委)
教職員の方には、陽性で休んでおられる方はおられます。
(組合)
罹って休んでるの。
(市教委)
そうですね。陽性で。
(組合)
それが終わって出てきて、しんどいねんとかっていう人はいてないの。
(市教委)
校園長から相談を受けることは、勤怠として相談を受けることはポツポツあります。お答えとしては、コロナ特休というのは、あくまで感染拡大を防止するための休暇制度ですので、一定罹患されて、回復されて待機期間も終わって、もういいですよ、感染の恐れはないですよということであれば、そこから先っていうのは、当然コロナ特休の対象にはならないです。確かに後遺症の定義っていうのは、はっきりしないというのはあると思うんですけど、後遺症があるからといって、誰か他に感染しますかといったら、そういうことではないので。そこは一旦コロナ特休からは切り離していただいて、例えばそれでお休みされるのであれば、ご自身の年休であったりとかですね、それこそ診断書をとって病気休暇とかっていう対応になってくるということで、ご案内はさせていただいております。続きまして5番の項目を。管理運営事項ということですので、ご説明ということで。
(市教委)
各級主任設置要綱に基づく適正な対応については、しっかりと取り組んでまいりたいと思います。ご指摘いただきましたように、各級主任で、できていないという方がおられましたら、しっかりと業監なり指導させていただきまして、適正な対応に努めていきたいと考えております。
(組合)
各級主任の設置要綱ってあれやんな、営繕園芸事務所だけとかって書かれてないもんな。
(市教委)
もちろん。
(組合)
渡してくれるんやんな、さっきの話にまた戻るけど。
(市教委)
異動については、また先程の話も含め、検討をさせていただくなかで…。
(組合)
その時にまた、きっちりと教えてくれるんやんな。どういう話をしたとか。その説明は聞いてもいいねんな。決めたのにここやめろとか、そんなんじゃなくて、こういうふうにこの人が設置した、こういう理由でこう設置していますとかっていうことやからな。一人ずつ教えてくれるんやんな、聞いたら。
(市教委)
ちょっと属人的な話になってくるとあれかもしれないですけど、全体的な考え方とかっていうところに関しては、まあ制度になるのかはわからないですけど、そういった観点でのご説明であれば。
(組合)
でも、さっきから言ってるようにやな、営繕園芸事務所と校園での行き来というか、異動のところの定義がはっきり聞かせてもらえてないからやな、結局不信感というか、いつまで経っても拭えきれへんよ。だって、それは委員会として適切な答えをしてもらってないのにやで、結果的にそうなってんねんから、何かあるんかなって思うやん。なら、何なんですかという話や。何回も聞いて申し訳ないけども。こっちが勝手な邪推してさ、校園の主任は営繕園芸事務所では通用せえへんねんなって思ってしまうねん。決してそうじゃないって言いはるんやけど、事実そういうふうになっているから、そういう配置になってるんでね。何でそないなるんですかねっていう話や。それやねんやったら、設置要綱変えてくれはったらええやん。営繕で主任になる人は、営繕からしかダメですとか。業監もそうやし、統括もそうやし。何でなんですかね。
(市教委)
そうですね。なってない…。
(組合)
設置要綱は、やっぱりそれは変えてもらわないと。
(市教委)
今後どうしていくかっていう所はあるかと思うので。
(組合)
そうですよね、おかしいですよね。そこをね、きっちり教えてもらわへんかったら、何回も同じことになんねん。ずっとこの話。この間ずっと聞いてんねん。何でですか、何でですかって。そこがはっきりしてないねん。
(市教委)
ただまあ、ずっとお答えは同じですが、委員会としては特に基準を分けている訳ではないという形には。
(組合)
委員会としては基準を分けてないけど、事実そうなってるもんね。何でなんですかね。
(市教委)
そうですね、そこは、はい、あるかとおもいます。
(組合)
設置要綱に基づく適正な対応を図れっていうことはやっぱり、さっきも言ったけど、解任のことですよ。やっぱりちゃんとなってない人いてますやん。自分から辞めていくだけの話ですやん。前から言っているように、なったら絶対自分から言わないと解任なんかないんですよ。こうやって面接した時に、僕頑張ります、頑張りますっていって、4月から主任やってなったら、何もせんでもええねんって人おるやん、事実。把握してはるでしょ。それをどういうふうにしていくんですか、具体的に。適正な対応を図ってくれって、うちは求めてるねん。管理運営事項やから応えへんやろうけど、こういうふうにするねんくらいは出るんちゃうの。こっちは適正な対応を図ってねって言ってるねん。図りますっていうんやったら、具体的にどういうふうな対応の図り方をするんですかって。
(市教委)
もちろん問題のある主任とかがおられましたら、当然その指導者である業監なりが指導をさせていただいて、しっかりと主任の務めを果たしていただくということになろうかと思います。
(組合)
そちらとしてはあれやな、いまの現状でいうと、ちゃんと、主任としては皆、適正な主任ばっかりですっていうことやな。
(市教委)
まあ、間、間でその業監から指導されていることはきっとあるとは思いますけども、当然業務の中で指導はあるかと思いますので。
(組合)
まあ、ちゃんとやってほしいなって思ってんねんけどね。
(市教委)
それはおっしゃるとおりで。
(組合)
さっきから委員会、そちらからの答えとしてもね、全部に関わってやっぱり現業管理体制が必要になってくるねん。その認識があるんやったら、そこがきっちりと出来てないと思ってるから、それをちゃんと適正にやってほしいなと思うんです。ひとつ出てきたら、委員会としてこの人どういうふうに対応してんねんってやってもええの。そっちはちゃんと設置要綱に基づく適正な対応できてるってことなんやろ。
(市教委)
問題がある職員という形でご指摘いただきましたら、当然その現状を確認させていただいて、必要な指導を、指導が必要な者なんであればそういう指導をさせていただくという形になろうかと思います。
(組合)
やってくれると思っていいの。
(市教委)
その現管体制、当然その統括を筆頭にやってますので。
(組合)
わかりました。
(市教委)
続きまして、6番の項目を。こちらも管理運営事項ということで、評価制度になるんですけども、今回の交渉の席の方には担当をお呼びはしてないんですけれども、一旦私の方からご説明をさせていただきます。要求書にございますとおり、人事評価における相対評価の給与反映のところにつきましては、職員基本条例の方でですね、相対評価結果の方を給与なりの所で明確に反映しないといけないということで規定がございますので、現時点で廃止をしていくということは困難かなというふうには考えております。一方で、任用であったり給与のところで評価結果を適切に反映していくということにつきまして、それを通じて職員のやりがいであったり市民サービスの向上に繋げていくという制度の目的、趣旨がございますので、委員長がおっしゃられているとおりですね、評価における4原則の確保というのは、制度を運営していくうえで、非常に大事なところかなというふうには認識しております。今回、ちょっと評価制度の運用について、この間ずっとご意見を色々頂いているところがございますけれども、我々としましても所管の方にはですね、しっかりと共有をさせていただきまして、引き続き4原則の確保に努めてまいりたいというふうに考えております。昨年度ですね、評価者研修、人事考課に関する研修の方はですね、中々コロナの関係もありまして、資料配付型であったりとか、イーラーニングとかということで、研修を実施させていただいているところではあったんですけれど、今年に関しては基本的には集合型研修ということで、皆さんが集まって対面式でですね、実施をしていきたいというふうに聞いておりますので、そういった研修の方も繰り返し実施させていただきながらですね、4原則の確保に務めていきたいというふうに考えてございます。とは言いながら、私のほうでですね、全てご説明できていないところもあろうかと思いますので、ここは委員長とご相談かなと思っているんですけれども、別途ですね、説明の場を設定させていただくか、以降の交渉の場に評価の担当の方もご出席させていただいて、直接ご議論をさせていただけたらなというふうには考えております。
(組合)
これって、一次評価者っていうかまあ、一次評価者の補助的立場で業監がおる。
(市教委)
観察者ですね。
(組合)
あの人らは研修受けてるということなんかな。
(市教委)
そうですね。観察者の方も研修の対象に入っております。4月に既に実施させていただいているはずです。
(組合)
そこの部分で言うと、4月の段階で業監の、25プラス2、うちだけでやってるか知らんけれども、うちの業監全員行ってるということやんな。
(市教委)
そうですね。4月の下旬に、一次評価者の技能統括と観察者の業務監理主任向けに研修をしていると聞いております。
(組合)
研修の一番初めに人事評価とはどういうもんやということをきっちり教え込んでるっていうことやんな。
(市教委)
そうですね。基本的に、恐らく、例えば評価の基準といいますか、1点から5点まであるなかで、どういった観点で、標準がどういう理解のもとで3点ですよという位置づけもそうですし、当然評価者制度がどういったものかっていうところも研修のなかではお話はさせていただいている。
(組合)
ちゃんとやってんねんやろ。一発目に来て、人事評価ってなんやって聞いても答えられへん業監がまだおるぞ。
(市教委)
はい。そこはすみません。
(組合)
だから、どんな研修をしてはんのかなって。だから聞くねん、どんな中身なんかなって。昨日今日なった人かどうかは知らんけど、別に昨日今日なった人でも4月1日に業監になったらやで、前に何年もおろうが適切にその人にちゃんと説明をしなあかんやろ。本来、思ってるのは4月1日からその制度が始まるんやから、単年度単年度って言ってはるんやったら、4月1日はなかなか無理にしても、4月の段階で人事評価っていうのはこういうもんですよというのは説明せなあかんよね。その資料もない、いっつも12月位になってきたりとかしてるし。今年の人事評価でどこが変わったんって質問しても、全然答えられへんしやな。3月の段階で変わった所、改正とかって文書出てるやんか。それでも説明できへんやんか。本来それはちゃんと頭に入れてできるべきものやろ。そこがやっぱりこっちが求めてるところのね、納得性とか客観性とか、この4原則がそうなんですよ。それがひとつもできてない。一人ができてなかったら、全部できてないって思ってしまう。だから変えろっていうのは無理やけども。それは変えてほしいよ、ちゃんと出来ている人と。それで言うなら1次評価者はきっちりと見に来るべきやと思うけど、それは数があるから出来へんから、そういう人が観察者としてやってんねんやろっていうのはわかる。でもその人達が観察表を基に点数をつけることによって、それが金に関わってきますよということ。前から言ってるけど。そんだけ真剣にやってるんかっていうことや。それはいま言ってもしゃあないやん。自分は結局こうやって、俺からこうやって聞いた事を繋げていくだけなんやったら、作った本人出てきた方がええんちゃいますかっていつも思うんやで。どういうことやってんねんとかいうことを、おる前で。なってないねん。そちら側が思ってるような、4原則ちゃんとしていかなあかんねんとかいうことをいうねんやったら、やっぱりその作った方の立場の方からやで、きっちりと説明をしていただかないと。こういうふうで、こうです、こうですと、さっきの人事の方にも言ったけど、設置要綱どうやねんとか異動どうすんねんとか、異動した時にどうやねんとか、それはやっぱりまずその説明が必要やろ。業監なんかでな、言うたら統括と一緒の3級や。さっきも言ったけど、何もせえへんかったって、そんなことさえも出来へんのにやな、人事の掌握だけしますとかな、そういうことばっかり言うねん。肩書だけで。そんなん誰が教えたんや。そっちが教えてんねんやろ。研修の時に言ってるかどうか知らんけど。そんなことばっかりちゃうやんか。あくまでも人材育成という観点が大きな目標なんやろ。いまの説明でも聞くだけやったら、観察表の5とか、点数のつけ方しか教えてないんかって思うやん。どっちやねん。減点方式で重箱の隅を突っつくのがええのんか。人材を上げていくっていうんやったら、ここはできてないけれども、こういうことは出来てますねとか、ここはもうちょっと力を伸ばしてくださいとか、こういうやり方もありますよと、そこまで言えるんかっていう話や。いえ、僕はただ点数をつけにきただけです、観察しにきただけですって言う。一方では、作ったところが1次評価は参考ですって言いきりはるんやから。言ってないていうけど、言ってるよ。そんなんがつけた点数は、さっきも言ったけど2次評価者の校長がつけてやで、1点とか乖離あったら、何で1次評価者に対して2次評価者が説明せなあかんねん。あくまでも参考やのに。なってないって。公平・公正、透明、客観、納得、どれとっても無理や。そっちが思っている、どういうふうにこれがちゃんと担保できてるっかていうのは説明いただかないとあかんわな。別の場であったとしても、この場であったとしても、やっぱり出てこなあかんで。一応こっちは要求項目として載せてるんやから。管理運営事項でもかまへんやん。きっちりそっちが思っていることを。交渉の場に出てきてもらわないと。
(市教委)
わかりました。そこはちょっと次回の交渉の時にですね、出ていただいて。次回に向けて出席していただく方向で、こちらとしても調整に入っていきたいと思いますので。
(組合)
具体的にどういう研修してとかな、そういう資料も出してもらって、教えてもらわないとわかれへんわな。何回も言ってるけど、職員のアンケートなんかもとってないやろ。校園。とってる。
(市教委)
聞いている話では、校長への提言シートですかね、一部、アンケートまではいかないんですけど、ご意見をいれていただく所はあると。
(組合)
提言シートって校園長に対してだけ。
(市教委)
そうですね。おっしゃられているのはたぶん、1次評価者であったり、観察、業監ですよね。
(組合)
観察者に対してもやっぱり。全体のアンケートをとってもらわんと。教育関係だけちゃうんか、とってないの。管理作業員と給食だけやろ。教員もちょこちょこやっとるやんか。何でできへんのかなっていうことや。給食の業監は3回のうち1回はやで、きっちりと他の行政区から来てみてるやんか。何で管理作業員はできへんねん。それこそあれちゃうんか、客観やろ。
(市教委)
そうですね。違った目線でみてということですね。
(組合)
そうやろ。透明もなんもないっていうことや。最終的にその業監がつけた観察表が、それぞれの人の金に関わってきますよ。給料が上がれへんかったとしても、一時金に反映しますやん。今回3月に出てたあの文書あるやんか、今年5やったら、1区分やったら次の年調整されてっていう話も含めてさ。あれも本来、1回目の観察の時に説明せなあかんわ。どこが説明するか知らんけど。俺が説明するんか。違うやろ。そっち側が作ってるから、そっち側が説明せなあかんのと違うんか。そんなん、聞いても理解してないし、どうやねん。ちゃんと適切に指導してや。
(市教委)
はい。
(組合)
なってないから言うんやで。なってたら言わへんよ。だから別にこの6項目めに入れてるけどもやな、2次評価者の校長が望む学校運営、それに基づいてやったら評価してくれるよ。1次評価が来てもやな、雑草がどうやこうやとか言ったってやで、雑草がこんだけ伸びてますねとか、そんなことばっかり言ってる。それで質問したら、いや観察だけですから、観察だけですからって。聞いたら、きっちりその制度の説明も聞いてんねんやったら、きっちりできるはずや。俺はかまへんねんけどな、1次評価は別に参考やから。言うてないっていうてるやろ。
(市教委)
前に場を設けさせていただいたときに、そういうお話やったかとは思うんですけど。
(組合)
聞いてる話でいったら、統括とかにもそんな話はしてないんやろ、参考ですみたいな。
(市教委)
していないと思いますけど。制度を運用していくうえで、そういう発言、まあ実際におっしゃられたという事なんですけど、それを言ってしまうと制度が成り立たないので。
(組合)
言われた方は覚えてるで。ほんまに。だから来ても別にええけども、うちの担当の業監がそういう観察をしてもかまへんけど、やっぱり言ってるように制度をちゃんと理解をしたうえでやで、観察に来てもらわないと。同じ3級やから。ただ名称が統括か業監って変わるだけやから。そんな説明もできへんねんやったら、1次評価者の統括がやな、きっちり見に来たらよろしいやん。5人の統括で回ったらええやん。営繕園芸事務所の統括がそこに入れへんって訳じゃないやん。全部回ったらよろしいやん、5人で。と思いますけどね。伝えといて。
(市教委)
承知いたしました。
続きまして7番の項目ですね。先程委員長の方からもお話がありましたように、定年延長ということで、基本的には、現在、市労連の方で交渉をしておりますので、内容につきましては市労連の場で引き続き交渉をさせていただきまして、とはいえ単組の交渉事項、案件がありましたら、そこは引き続き誠意をもって交渉してまいりたいと考えております。ちょっとあの、こちら、一旦ご提案なんですけど、今現状我々の方でもすべて把握している訳ではないんですけど、定年延長の概要であったりとか、お聞きになりたい事項がございましたら我々の方でお伝えできる範囲内でご説明させていただこうかと思っているんですけど、いかがでしょうか。
(組合)
定年延長になるとね、給与の問題もあるやろうし、これ交渉事項か。
(市教委)
勤務労働条件なんで交渉事項なんですけど、一方で市労連交渉でやっているので、基本的にはまずそこで交渉させていただくことになりますので、ちょっと平行しての交渉っていうのは難しいかなって思ってまして。
(組合)
まあ、思っているのは、単純にそのなった時に給料体形がどないなんねんとか、肩書持ってる各級主任の取扱いどうするんかなっていうこと。
(市教委)
まず、お給料の方に関しましては、一旦60歳超えた段階で、その4月1日時点の級の7割水準というふうに聞いております。昇給に関しては、現行の制度に則って、たぶん55歳以上で昇給抑制とかあると思うんですけど、60歳以降につきましては、基本的に第1区分、第2区分とられた方については、1号給あがるというかたち。なので、現行の55歳以降の昇給制度と同じ形で上がっていく。号給は上がっていきますけれど、その号給の7割の額の支給という形になりますね。本給に連動しています手当とかは、当然その7割に連動した形の手当てになるんですけれども、本給とは直接関係のない、例えば住居手当とか、そういった所に関しては、従来どおりそのまま支給というふうになると聞いております。
(組合)
それぞれでまあ、個人のライフスタイルというか設定の部分が色々あるから、60で一旦辞めても、再任用制度っていうのは残るの。
(市教委)
そうですね。一応定年の引き上げ、65歳まで、令和13年度に引上げ完了するんですけど、それまでの間っていうのは、いま現行の再任用制度をですね、雇用と年金の接続というところで65歳まで再任用制度があると思うんですけど、引上げ完了するまでの間は暫定再任用という形で現行の制度を引き継ぐ形になります。
(組合)
令和5年度末。
(市教委)
令和5年度末の退職からですね。
(組合)
令和5年度末っていったら、来年の。
(市教委)
来年度末の退職の方ですね。
(組合)
だから2023年の3末の人は関係ないと。
(市教委)
そうですね。
(組合)
2024年の3末の人から。
(市教委)
そうですね。一旦60の時点で、段々65まで上がっていくんですけど、例えば60超えてから、定年が63やったとして、60超えてから退職しますという方については、63までの間、定年までの間は再任用短時間、定年前の再任用短時間ということで、そこは職を繋げていくっていうことは、当然ご本人の希望によってということにはなるんですが、雇用の確保といいますか、制度としてはあるというふうに聞いています。
(組合)
それまた、具体的に出てきてからの話かな。
(市教委)
はい。なので、一旦60になる年度の時点で、どういう方向で行きたいですかみたいに希望を聞くようにはなっているらしいんですよ。そのまま辞められるのか、定年まで働こうと思っているのか、定年の途中で辞めようと思っているのか、当然それによって給与体系も変わってくると思うので、一旦意向調査みたいなのは毎年するというふうには聞いていますね。
(組合)
一回またその制度がきっちり固まった時点で、なんか作ってくれへん。
(市教委)
そうですね。まあ中でのご相談になると思うんですけど、当然内容も固まってないので、固まった段階でご説明はまた別途する必要もあるかなと思っているので、そこは中で調整しながらやっていきたいと思います。あと恐らく退職手当の所とかも色々気になられているかと思うんですけど、退職手当も一旦、例えば63で辞めますってなった場合、定年になった場合、60の時点で、この時点では給料は7割になっていないので、60の時点で一旦退職手当の額を出すらしんですね。あと60を超えてから以降の部分については7割で定年の時点で一旦計算をします。例えば63で辞めた時の計算なんですけど、勤続年数によって率があると思うんですけど、60の時の勤続年数に応じた率と、63年まで働いた時の勤続年数の率で若干上がっていると思うんです。そこの差分を出して、60から63までのお給料の月額を基に、そこはそこで別で計算して、それぞれを合算するみたいな、ちょっとややこしい、2回処理するみたいな形で手当の額を計算するみたいです。なのでいきなり定年延長したからって7割の金額でいきなりそれだけで計算されるってことはないということですね。
(組合)
まあ、きっちり固まってから聞くわ。
(市教委)
はい。また。
(組合)
その時はまたきっちりと教えていただけるということで。
(市教委)
そうですね。そうしましたら、8番の項目ですね。パソコンのところ、ここは毎年ご意見を頂いておりまして、当然、学職労の皆さまとの交渉だけではなくてですね、他の方面からも色々とお声は頂いているところでして、ちょっとそういった所でいくと、学校現場で、総じて端末が不足しているといいますか、実際、共用端末のところを皆さまで取り合いをしている状況かなというふうには思っております。ちょっとこの間ですね、予算の許す範囲内で、少しずつではあるんですけれども、端末の方はちょっと追加配備の方を繰り返ししている状況でして、少しでも皆さまで取り合う状況を解消して、安定して使っていただけるようにということで、取り組みはさせていただいているところです。今年度につきましては、学校運営支援センターの方に確認させていただいたんですけれど、この3月末でですね、高校移管ということで、高校で使っていた端末っていうのが、本来はそこでリースアップということで、返さないといけないんですけど、そこを引き続き大阪市として使えるようにということで措置をかけておりまして、大体高校で1000台位使っていたみたいなんですけど、それを今の校園の方にですね、追加で配備をしていきたいと聞いております。実際その共用端末の方は、少しずつではあるんですけど整備はさせていただいている中で、やはり学校園の中で使う環境という所で、繰り返しご意見を頂いている所かと思っております。ちょっと一律、学校によっても状況は変わってる、一緒ではないと思うんですけれども、そういった中で中々、この職種の方だけ使ってくださいというような端末の入れ方は難しくって、基本的には皆さんで使っていただくということで、入れさせてはいただいているんですけれども、その使い方の所で、昨年度に関しましては、端末を入れるタイミングで学校園の方に通知させていただく中でですね、ちょっとだけ踏み込んだ形にはなるんですけれども、例えば時間予約、事前予約みたいな形で、より皆さんが有効的に使っていただけるようにということで、一旦ご案内はセンターの方からしていただいている所でございます。中々ちょっと一気に環境を変えていくというのは難しいんですけれども、都度、例えば評価の実施の際であったりとか、そういった通知のタイミングで繰り返しちょっと、そういう皆さまに使っていただきやすいような環境を整えるようにということで、学校園の方には通知していきたいというふうに思っております。
(組合)
努力をしているということはよくわかるけど、それは正しく10項目めの、言ったら教員と現業労働者に対する職業差別ちゃいますか。余ったやつを使いなさいと。
(市教委)
いや、余ってはないので。
(組合)
高校移管から余ったやつを持ってくるだけの話やないか。努力しているスタンスはそうなんやろうけど。まあまあ、それで言ったら、リース期間を延ばしてということやから、余ったという認識ではないということか。
(市教委)
ではないです。そうではないです。
(組合)
さっきも言ったけど、講師なんかでもぱっと来て、そいつにはポンって1台すぐ来るのに、何でずっとおる管理作業員には1台無いのっていうことや。教員とな、現業労働者、同じ学校の中におる人間の職業差別やな。努力している、努力しているって言ってるけど。学校運営支援センターにもよろしく言っておいてください。できるだけ早くちゃんと使えるようにやっていただいたらいいなと思います。
(市教委)
続きまして9番の項目。
(市教委)
9番についてですが、各校園で大規模災害時の初期対応マニュアルを作成されておられると思いますので、そこに全教職員の役割分担等が明記されているかと思います。各学校園において、災害時に管理作業員の方とか教職員の方皆さんの力が十分に発揮できるように、しっかりとやってまいりたいと思いますので、はい。災害時に色々起きた場合にというのはありますので、その時はまた十分な協議とか、させていただきたいと考えております。
(組合)
災害が起きた後にな、色々できるわけないからな。仮にやで、学校園が避難所になってさ、体育館どうするねんとかなった時にやな、いまから交渉しましょうか、それまで待っといてくださいとかいう訳にいかへんやん。そりゃ、災害は無い方がええんやろうけど、ある程度の所はな、きっちりと対応してもらうということやろうし、でもさっきも言ったけど役割を明確にしてくれてるけれども、その運用の所がな、その説明とかが学校園からはないからな。書いてあるで。誰々さんはここの項目の所ですとか、具体にやってるかって言ったらどうやねんっていう話や。そういうことです。またよろしくお願いします。結局災害が起こった時にそこの現場に行かれへんっていうことやからな。公共交通機関がとまってたりしたらな。だからといって、管理作業員が他の学校に行って、手伝いますわっていう訳にもいかへんやろうし。やっぱり自分が配置されているところの校園じゃないとやな、そういう事も含めてあれやけど。そういうことで。
(市教委)
続きまして、最後、10番の項目になるんですけれども、ここは先ほどからご指摘いただいております、4番の項目であったり、先程のパソコンの話になってくるかと思うんですけれども、制度面の話でいきますと、先程ありましたコロナの時ですね、テレワークであったりとか、中々教員の方と管理作業員の方と違う制度を適用というところでお叱りも受けているところでございまして、その点につきましては、仮にそういった事象が出てくるということであれば、やはり我々としてもきっちりその部分に対して、なぜこうなっているのかという所は説明をしていく必要があるかと思っておりますので、そこはすみません。表現としては差別ということで、ご要求の方はいただいているんですけれども、そういった風にですね、とられないように我々としてもきっちりと丁寧に説明をしていきたいというふうに思っております。
(組合)
さっき8番の項目で言ったけれどもね、そっちはそう思ってなかったとしても、こっちはそう思うで、やっぱり。実状としてそうやんか、何回も言って申し訳ないけど。急に来た奴、ぽんっと教員やからって席を用意されて、パソコン用意しておきますって。管理作業員でも、ないところまだあると思うで。共用の所なんかでも、他の教員使ってたりするやんか。その時間制でどうのこうの言ってたけど、その日行けるかどうかわからへん時もあるっていうねん。だからいつでも使えるように、ちゃんとしておいて欲しいっていうことや。それはそっち側の所はできるのに、こっちの現業職員の所はしてくれないんですかっていうことです。差別してんねん。これは。同じ学校園の中におって、その一つの職員だけがパソコンも与えられず、その人の時間の隙間をぬって打ち込まないとあきません。まさしく差別。これどこやねん、給与厚生、人事担当。
(市教委)
パソコンのところでいきますと、配備の基準等を作っているのは学校運営支援センターの方になりますので、ちょっとあの8番の項目にはなってくるんですけど。
(組合)
8番の項目はそうかもしれへんけど、大きく相対的に職業差別とちゃいますかって言ってんねん。これは職業差別じゃないの、職業差別やと思ってるけど。こんなことひとつとってもペーパーレスやなんやかんやいいながら、そっち側に全部パソコンに変えた時から何年経ってんねん。システム入れたりとかしてから。3、4年位は経ってるやろ。それでもまだ一向に解消されへんねんで。先程時間制でとか言ってるけど、こんなん関係あらへんねん。うちは、言ってるようにちゃんと使えるようにしてもらいたい、職員と一緒、教員と同じような。使う使わないは別として、こっちが優先というかちゃんとすぐできるようにしてほしい。
(市教委)
差別という認識は我々としても、そういう意図でそういう事をしている訳では当然無いですし、一定各学校園の方で、当然皆さまにお一人お一人にすべて端末の配備できるのが一番ベストかなとは思うんですけど、当然そこは予算の関係もございますし、いきなりそこに、全てできるかっていうことでもないと思いますので、そういった中で一定、恐らく配置基準、パソコンを一旦整備するにあたっての基準というのを設けながら、当然その基準にのってこない方々につきましても、極力ご利用いただけるようにということで、共用端末があって、そこをいま少しでも、皆さまにきちっとお使いいただけるようにというところで、ちょっと毎年、毎年にはなるんですけれども、少しずつ増やせていただていているところでございます。
(組合)
今日はまあ、1回目やからな。回答交渉はまあ、秋にあるし。そこまでにきっちりそちらで考えてもらって。うちはそういう認識で臨みますということをお伝えする場ということで。
(市教委)
それでは、無ければ以上ということで。
(組合)
はい。
(市教委)
そうしましたら、本日の小委員会交渉は以上ということで、本日の所はお持ち帰りいただきまして、第2次交渉ゾーンに向けて、引き続き交渉協議してまいりたいと存じますので、どうぞよろしくお願いします。ありがとうございました。

令和4年9月29日(木曜日)

年末一時金に関する要求書申入れの議事録

(市教委)
それでは、ただいまから、大阪市学校職員労働組合からの年末一時金に関する要求書についての申し入れ交渉を行います。
(組合)
去る3月14日に市労連は、松井市長に対して「2022年統一賃金要求に関する申し入れ」の中で、一時金については、期末手当一本とし、年間5ヶ月分以上とするとともに、支給方法の改善をはかること、さらに引き上げ改定分についても、期末手当に配分すること。を要求している。
これに基づき学職労としても、本年度の年末一時金として、「月収の2.5ヶ月分以上を12月9日に支給すること、また、支給方法についても引き続き改善をはかること。」を合わせて申し入れる。
さて、人事院は8月8日、国会と内閣に対して2022年の「国家公務員の給与等に関する報告・勧告」を行い、月例給は官民較差921円(0.23%)を埋めるため初任給と若年層の俸給月額を引き上げ、一時金については0.10月分を引き上げ年間で4.40月とし、一時金の引き上げ分は勤勉手当に配分し、その一部を上位の成績区分にかかる原資とした。
大阪市における昨年の勧告については、月例給は官民較差が極めて小さく改定は行わないとしたものの、一時金については、0.15月分を引き下げるとし、引き下げ分について、期末手当で調整するとしたことにより、とりわけ会計年度任用職員へ大きな影響を及ぼすものとなった。
9月21日、大阪市人事委員会より、本年の公民給与の状況について、「月例給、一時金等の特別給の年間支給月数ともに、民間が公務を上回っている」と見込んでいることが明らかにされたが、「給与制度改革」以降、多くの組合員が最高号給に達しており、結果的に昇給できない組合員が年々増加している。
8月17日に「定年引き上げにかかる各種制度についての市労連団体交渉」において、各級最高号給に位置付けられ昇給できない職員が、さらに増加することが明らかになり、定年まで安心して働き続けることができる高齢期雇用施策の一層の充実とあわせ、職員の勤務意欲の観点からも早期に見直し、早急に総合的な人事・給与制度を構築すべきである。
また、新型コロナウイルス感染症に対し、大阪市においてさまざまな感染防止対策が講じられていると認識するところであるが、大阪モデル「警戒」に移行したとはいえ収束の見通しがついていない状況となっている。引き続き、教育委員会として、市民生活、児童・生徒を守るためにも感染拡大の防止に向けた対策の取り組み強化と、職員が不安を抱えることなく、安心して業務に従事できる業務執行体制を構築するよう求めておく。
さらに、安全衛生面にも十分配慮した職場環境の整備や制度の充実をはかるとともに、新たな業務への対応や課題等が生じた場合については、必要な対策を講じるとともに、速やかに交渉・協議を行うよう要請しておく。
次に、人事評価制度について、現行の人事評価制度は、相対評価を行うことで公平・公正性、客観性を著しく毀損しており、組合員の十分な理解の下で人材育成のための制度とすることが必要と認識している。
人事評価を利用して、能力実績主義に基づく競争を煽り、評価結果を勤勉手当や昇給号給数に反映するなど、職員間に格差を生じさせることを目的とすることはあってはならず、職員一人ひとりの能力の違いや各職場事情等を考慮し、制度の趣旨に合致した制度構築が必要であると認識している。
また「相対評価」による給与反映は、職員の士気に影響を及ぼし、人材育成からは程遠い制度であることを再三指摘してきた。一昨年の人事委員会報告において、制度見直しに言及されたことから、一定の制度改正がなされたものの、絶対評価点と相対評価区分の不整合について依然、解消されていないとして、昨年の大阪市人事委員会報告においても引き続き問題点について言及されている。市労連に結集する学職労として「相対化」の廃止を強く求めるとともに、市側・教育委員会の一方的な運用を許さない立場から、改善すべき点は改善すべきであるという認識のもと、引き続き交渉・合意による改善を求めておく。
学職労は、例年に渡り総合的な人事・給与制度の構築をはじめ、さまざまな諸課題解決に向けて交渉を行い、組合員の賃金・勤務労働条件に関する課題について、確定交渉のみならず、通年的に交渉・協議を行い、解決をはかっている市労連に結集するとともに、個別課題については教育委員会に対し必要な協議を要請していくことを申し上げておく。
その上で、本日申し入れた「年末一時金要求」は引き続き、組合員が学校園における公共サービスを担う上で極めて重要な要求であり、「賃金・労働条件は労使の交渉によって決定すべき事項」という基本態度を堅持し、これまでの交渉経過と自主性をもった労使協議と交渉により実現されるよう要請しておく。
(市教委)
まず、はじめに、新型コロナウイルス感染症が一向に終息の兆しが見えない中、学校園の教育環境整備や子どもの安全確保のために、日々ご尽力いただいております大阪市学校職員労働組合の皆様方にはあらためて感謝を申し上げます。
ただいま、委員長より年末一時金についての申し入れをいただいたところでございます。
本市では、いま新型コロナウイルス感染症との共存を前提に、新しい生活様式への対応促進を図り、感染拡大の防止と市民生活・経済活動の維持との両立が持続的に可能となるよう対策を講じる必要がございます。そうした中でも、市民の安全・安心を支える安定した財政基盤の構築に向け、行財政改革を徹底的に行い、補填財源に依存することなく収入の範囲内で予算を組むことを原則とするなど、将来世代に負担を先送りすることのないよう財政健全化への取組を進めるとともに、限られた財源のもとでの一層の選択と集中を全市的に進めることとしております。
一方、度々申し上げて恐縮でございますが、私ども公務員の給与等勤務労働条件に関しては、各方面から強い関心が寄せられているところであり、制度の透明性を確保し、より一層、市民に対する説明責任を十分に果たすことが求められております。
しかしながら、私どもといたしましても年末一時金は、教職員の生活に直結するものであり、モチベーションの向上等に大きく影響する重要な課題だと認識しております。
本日いただいたお申し入れの内容につきましては、先ほどお示しした本市の財政状況や諸情勢を、十分配慮しながら検討してまいりたいと考えており、市労連統一交渉の場で、引き続き協議をさせていただく所存でございますので、大阪市学校職員労働組合の皆様方には、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
要求書
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令和4年9月29日(木曜日)

大阪市学校職員労働組合自治労現業・公企統一闘争に関する要求書申入れ (第2回小委員会交渉)の議事録

(市教委)
ただいまより、大阪市学校職員労働組合の皆さまから申し入れのありました、2022自治労現業公企統一闘争に関する要求書における要求事項につきまして、第2回の小員会交渉を始めさせていただきます。本日の小委員会交渉ですが、これまでの折衝を踏まえまして、市教委より本日時点での回答案をお示しさせていただくとともに、回答交渉に向けた折衝を行ってまいりたいと存じます。本日の進行ですが、まずはじめに各担当より回答案をご説明させていただきまして、その後に各交渉事項につきまして折衝してまいりたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。また説明につきましては、時間の関係もございますので要求内容の読み上げは行わず、要求項目の番号と回答案の読み上げのみとさせていただきたいと存じます。それでは順に回答案の方をご説明させていただきます。お手元にお配りさせていただいております、2022自治労現業公企統一闘争に関する要求に対する回答(案)をお開きいただきますよう、お願いいたします。それでは順に読み上げさせていただきます。まず、項目番号1番になります。良好な労使関係を構築していくためには、労働基準法などの関係諸法令や本市の条例等について、労使対等の立場で双方が遵守していくことが必要であると認識をしております。大阪市労使関係に関する条例第3条、ならびに平成25年3月22日に双方で合意いたしました確認書に基づく交渉事項につきましては、労使合意に向けた十分な期間の確保に努めるとともに、誠意をもって交渉してまいりたいと存じます。
(市教委)
続きまして、項目番号2番になります。下線部のみ回答させていただきます。管理作業員の勤務労働条件につきましては、平成19年5月16日付け、教委校(全)第19号、管理作業員の標準的な職務内容についてにおいて通知しています。要員配置につきましては、厳しい財政状況や他都市の状況と比較・検討した結果、更なる見直しを求められていることから、学校園については1名を基本とした単数配置への見直しに順次着手しております。1名配置とした時の職務内容につきましては、令和4年3月15日付け、事務連絡、管理作業員の単数配置に伴う学校環境整備業務についてにおいて、管理作業員を配置している全学校園へ通知しています。教育委員会といたしましては、子どもたちが安心して快適に過ごせる教育環境整備について、直営を基本とした姿勢を踏まえつつ、行政責任を明確にするとともに、今後とも単数配置校等の実情を把握し、管理作業員が職務を効率的・効果的に行うことができるよう、業務執行体制を構築してまいりたいと存じます。
(市教委)
続きまして、項目番号3番です。教育委員会では、職場における事故や災害を未然に防止し、管理作業員の安全と健康を確保するため、大阪市管理作業員労働安全衛生委員会(以下、労働安全衛生委員会という)を設置し、定期的に開催することで、安全衛生体制の機能強化を図っておりますが、毎年、依然として災害が発生しております。公務災害を防止し、労働安全体制の機能強化を図るためには、職員研修、主任研修での知識の習得が重要と考えており、職員研修、主任研修を通じて安全に関する知識を高め、公務災害、通勤災害防止に努めてまいりたいと存じます。労働安全衛生の観点から、複数の職員での実施が望ましい作業については、環境整備支援業務や合同作業などが円滑に、かつ計画的に実施されるよう、各級主任へ指示してまいりたいと存じます。管理監督者である校園長には、学校園に勤務する教職員の健康と安全を確保し、快適な職場環境の形成を促進するという責務と役割があることから、公務災害の防止に向けて、学校園での安全確保に努めるよう周知してまいりたいと存じます。また、公務災害の防止に向け、平成21年12月に安全作業の手引きを発行していますが、引き続き、管理作業員が安全に業務を進めることができるよう、随時、改訂作業を行うよう取り組んでまいりたいと存じます。今後とも、労働安全衛生法などに基づき、労働安全衛生委員会で調査・審議を行い、安全衛生管理体制の充実・強化、公務災害防止、安全と健康の維持・確保に向けた取り組みを進めてまいりたいと存じます。
(市教委)
続きまして、4番の項目になります。新型コロナウイルス感染症の発生に起因する事由により、勤務することが困難な場合の勤怠の取り扱いにつきましては、特別休暇を付与することとし、令和2年3月に新型コロナウイルス感染症の発生に伴う特別休暇の付与により、各校園長宛てに通知を行ったところでございます。また、感染症拡大防止を目的とした柔軟な勤務体制の確保の観点から、テレワーク、在宅勤務制度を実施することとし、令和2年4月に新型コロナウイルス感染症の拡大防止に向けたテレワーク制度により、各校園長に通知を行っております。この他、教職員がワクチンを接種する際には、職務専念義務を免除することとし、令和3年6月に新型コロナウイルス感染症にかかる予防接種を受ける場合等における職務に専念する義務の免除の特例についてにより、各校園長宛てに通知を行っております。これらの制度の運用につきまして、取り扱いが変更となった場合につきましては、速やかにその旨を各校園長宛てに通知し、制度の周知を図っております。なお、公共交通機関への集中を避け、教職員間や子どもへの感染の拡大を防止するため、令和2年4月以降、新型コロナウイルス感染症の拡大状況に鑑み、適宜、マイカー等通勤の緩和を行い、各校園長宛てに通知を行っております。今後とも引き続き、勤務労働条件につきましては、本市全体の動向を注視しつつ、適切に対処してまいりたいと存じます。続きまして、7番の項目になります。60歳超の教職員の給料月額につきましては、人事院の意見の申し出を踏まえ、民間の実情等も考慮し、当分の間、60歳に達した日後における最初の4月1日以降、7割水準となります。また、高齢者部分休業や定年前再任用短時間勤務制度を導入するとともに、現行の再任用制度につきましても、定年の段階的な引き上げ期間中において、暫定的に存置することで、高齢期の働き方の選択肢の幅を広げることとしております。今後、学校園に向け周知をしてまいりますが、制度の運用における諸課題につきましては、大阪市労使関係に関する条例に基づき、引き続き、誠意をもって対応してまいりたいと存じます。
(市教委)
引き続きまして、項目番号9番になります。教育委員会といたしまして、平成30年1月9日付け、教委校(全)第46号を通知し、自校園の大規模災害時初期対応マニュアルの作成を各校園長に指示しており、各校園で作成する大規模災害時初期対応マニュアルでは、全教職員の役割分担等を明記することとしております。各学校園においては、災害発生時について、管理作業員を含めた教職員の力が十分に発揮できるよう、必要な体制・対策の構築に努めているところです。また、災害時における勤務労働条件につきましては、十分な労使協議を行ってまいりたいと存じます。
(市教委)
最後、10番になります。本要求の趣旨につきましては、極めて重要なことであると認識をしているところでございます。学校園には様々な職種の方々がご勤務されており、子どもたち、学校教育の充実のために、それぞれの役割を果たされているところでございます。私どもといたしましても、研修の実施やあらゆる機会を通じて、今後も指導啓発に努めるとともに、学校教育の更なる充実を図るため、管理作業員等、皆様方の担っている役割・職務などにつきまして、特に学校管理職に対して、より一層の徹底を図ってまいりたいと存じます。制度の廃止・改善にあたり、賃金勤務労働条件など交渉に関する事項につきましては、本市全体の動向も見ながら、誠意をもって交渉してまいりたいと存じます。すみません。現時点での回答案につきましては以上でございます。続きまして、項目順に折衝を行ってまいりたいと思いますが、管理運営事項も含めまして、委員長よりご発言をお願いいたします。
(組合)
まず、1番ね。
(市教委)
はい。
(組合)
毎年の答えやけど、労使合意に向けた十分な期間の確保に努めるとともに、誠意をもって交渉したいということやねんけど。
(市教委)
はい。
(組合)
5月の9日に申し入れを行って、6月に1回目の小委員会。で、9月の29日、今日、第2回の小委員会で、10月にあげるということやねんけど、期間は長いこと持ってるけど、中身で言ったら1回やわな。
(市教委)
はい。
(組合)
1回、2回か。
(市教委)
はい。
(組合)
それで十分いけるんかいな。そやけど。それはそっちでそう考えてるの。
(市教委)
そうですね。まあちょっと。
(組合)
回数が多けりゃいいっていうものじゃないけれども。
(市教委)
はい。
(組合)
果たして、その確保に努めるということで、誠意をもって対応してくれてるのかっていうのは、ちょっと疑問やわな。
(市教委)
はい。
(組合)
こっちの意見としては。
(市教委)
はい。
(組合)
それ、また後でまた聞くけど。
(市教委)
はい。
(組合)
あと、2番目の項目のところの部分について。これも毎年毎年のことやねんけれども、いつも書いてるように、今後とも単数配置校の実情を把握し、管理作業員が勤務を効率的・効果的に行うこと、業務執行体制を構築する、書いてもらってるんやけど、今までほんならどういうふうに単数配置の実情を把握してやな、それを管理作業員の職務を効率的・効果的に行うように執行体制を構築してきたん。
(市教委)
はい。
(組合)
今あるってことやねんな。これな。構築してまいりたい、今後ともっていうことやもんな。
(市教委)
そうですね。今ある制度が、色々応援制度とかがある中で、その中でまた必要であれば充実していくという形になります。
(組合)
充実するっていうのは、どういうふうに充実していくの。
(市教委)
まあその、もし今足りない分というのが確認できれば、その後考えてですね、どうやっていったらいいかっていうのは、させていただきたいと思います。
(組合)
単純に言うと、単数配置予算ね、毎年毎年やっぱり目減りしていってますわな。
(市教委)
そうですね。それはあります。
(組合)
やることは仰山増えてる中でやで、金が減っていくということになってくるとやな、やることが狭まってくるということやわね。
(市教委)
はい。
(組合)
それをちゃんと、ほんならどういうふうに、今後、来年度上げてくれるんかいな。
(市教委)
まあなかなかその今、予算も厳しい中で、できるだけ確保はしっかり努めてまいりたいと考えています。
(組合)
具体的にやっぱりその辺の指示はしてもらわなあかんわな。足れへんかったらどうするねんとかって。出てると思うけどさ。それは個別に自分の力量によって大きく変わってくる。現場の実情で言ったら。
(市教委)
はい。
(組合)
そういうふうな現場実情もちゃんと把握された上で、あの金額の設定ってことになる。
(市教委)
まあ、金額はまずは一旦はその規模とかに応じて配分させていただいておりまして、あとはまあ実際の学校の実情というのは、まあ学校の方で一番詳しく把握されておられると思いますので、それでちょっと足りないということであれば、こちらの方と協議いただきまして、追加配当の検討もさせていただくという形になります。
(組合)
その文書出てるんやな。
(市教委)
ただ最初の、一番最初の時に出させていただいていると。
(組合)
あれって今、一括でドンとおりてるわけじゃないよね。
(市教委)
当初に一括で1年分は。
(組合)
一括で1年分出てるの。
(市教委)
はい。お渡ししてます。もちろん、4月1日とかそんなんじゃないですけども、そこから、年度入ってすぐ事務作業して、すぐに、できるだけ早く配分はさせていただいています。
(組合)
あと、効率的・効果的に行うことができるって、どういうこと。毎回聞くけど。
(市教委)
そうですね。それがその先ほどのおっしゃられた、単数配置予算然り、合同作業然りという形で、1人でちょっと出来ない部分っていうのを、まあちょっと他の方の、学校のお力借りながらという形で行っているということになります。
(組合)
学校の力を借りながら。
(市教委)
合同作業とか、他の学校ですね。他の管理作業員さん。
(組合)
合同作業はあれやろ。技術の平準化のために。
(市教委)
技術の継承とかも、はい、ございますけども、と、まあ応援制度もありますので。
(組合)
前にも聞いて、まあここは管理運営事項になるのかどうか分かれへんけども、1名基本というのは、まあこの間分かってるけども、シミュレーションおいた部分で、何年に一応完結する予定なん。
(市教委)
今確か13、14年ぐらいですね。あと10年ほどです。
(組合)
今、令和。
(市教委)
令和4年です。
(市教委)
はい。あと10年弱と思っていただけたら。
(組合)
ほんで、1名配置と職務内容はここの部分で出てるけれども、前から言ってるけど、なんでその基本的な考え方というか、正規、まあ再任用も正規かどうか分かれへんけどさ。そこは1人になってるとこもあるけども。
(市教委)
はい。
(組合)
正規正規で複数になってるとこもあるし。
(市教委)
はい。
(組合)
正規をまず単発で入れて、で、再任用、やっぱり高齢者になるんやから、そこはやっぱり職務の軽減とかも含めてやで、やっぱり1人でやらすのは危ないって問題あると思うねん。俺はな。なんで正規を1人ちゃんと配置でけへんの。
(市教委)
それは、その、まあ学校のそこにおられた作業員さんにそのままいていただくという形もございますし、諸事情を勘案した上でさせていただいておるというところで、やっぱりその55歳以上はという部分で、色々作業を制限させていただく部分も色々あるとは承知しておるんですが、やっぱりその全般的にそこの、まあ再任用の方ですけども、1名そこに配置するのがいいという形で判断しているという結果という形になります。
(組合)
それは今ほんなら複数の正規配置されてるやつは能力なくて、再任用で高齢者でも能力があるから1人で配置してるってことになる。
(市教委)
そういうわけでは。色んなこと考慮しつつ、させていただいているということに。
(組合)
何を考慮するの。
(市教委)
まあその、まあ当然、その管理作業員さんもちょっとお体の調子が悪い方もおられますし、色んな諸事情かと思います。
(組合)
1人で仕事できないっていうことやねんやろ。
(市教委)
いや、まあそういうのは。
(組合)
再任用の方がよく仕事するっていうことは、自分らが調べた上でそういうことやねんやろ。それやねんやったら、複数で1人になられへんのやったらな、1人になれるようにやで、きっちり、どこでどう使うんか知らんけどやな、自分のとこの責任のもとで独り立ちささなあかんのちゃうんかい。
(市教委)
はい。
(組合)
それについてどうするねんっていうことや。
(市教委)
そうですね。その。はい。
(組合)
いずれシミュレーションおいても令和14年か。
(市教委)
はい。
(組合)
10年後になるんやろうけどもやな。
(市教委)
そうですね。
(組合)
その期間の間に、きっちり指導してやで、1人で作業できるようにささなあかんのちゃうの。
(市教委)
はい。
(組合)
そいつどういうふうにしていくか、出さなあかんのちゃうの。出来てへんのはどうするねん。来年のちゃんと配置の分については、正規ちゃんと放り込んでやで、ほんで高齢者の部分も考えてやな。再任用は、正規と再任用とかいうふうな感じでやっていくんかいな。
(市教委)
できるだけ、基本的には本務と再任用というのは、基本的にはセットだとは。
(組合)
今、再任用1人のとこ何校ある。そこの中身、なんで配置にした、中身教えて。聞くぐらいはええやろ。
(市教委)
はい。
(市教委)
それは先ほどもお伝えしてるように、まあ色んな諸事情を。
(組合)
何やねん。諸事情って。仕事せえへんってことでしょ。人事評価どうなってんの。自分のところが、各校園、基本として単数配置進めてるんでしょ。
(市教委)
はい。
(組合)
これ、いつから進めたん。もう何年も経つよ。
(市教委)
はい。経ちます。
(組合)
自分のとこがこうやって言ってるねん。1人配置するのは、うちは別にのんだわけでもないけども。
(市教委)
はい。
(組合)
この間の現業の採用がないからやで、何としてもやっぱり各現場には管理作業員必要やということで、この間色々と話もしながらやってきた流れやんか。
(市教委)
はい。そうですね。
(組合)
うん。そうやろ。これから、あれや、その退職延長になって。
(市教委)
はい。
(組合)
言ったら、なんぼや、言ってるように、完結するまでに65まで延びるんやろ。あれ。
(市教委)
そうです。
(組合)
13年か14年か。
(市教委)
13年だと。はい。
(組合)
結局、今のシミュレーション、どないなるか分かれへんけどもやな。完全に1人になっていくんやろ。
(市教委)
はい。
(組合)
ほんなら、そんな職員もずっとおるんやんか。それをどうしていくの。それをちゃんと、管理作業員の職務を効率的・効果的に行うことっていうことなのかいな。
(市教委)
そうですね。まあその。
(組合)
出来へんとこについては現管を活用して、主任がちゃんと見に行くとか、もうちょっと具体的なやつを出してくれへんかったら、こんなんただ単に、効率的・効果的に行うとか。今さっき答えたけどもやな。合同作業、グループ作業。何年やってるの。やってても諸事情で2人やねんやろ。何人おるの、今、そんな職員が。うちらは複数になる方がええかもしれへんけどもやな。あくまでも正規と再任用。ね。主任と再任用とか。
(市教委)
はい。
(組合)
やっぱりそういうふうなね、仕事に基づいてやな、主任なんかでも出ていかなあかんとこあるねんから。
(市教委)
はい。
(組合)
それを補完する立場として再任用をね、入れるとか。まあそれは1カウントやけれどもやな。やっぱりそれぞれの再任用によっては、短時間の人もおれ、フルもおるかも分かれへんけれども。そこに責任もつくしやな。
(市教委)
はい。
(組合)
違うの。具体的にもっと書かなあかんの違うか。やらなあかんこと。そういう職員に対してどうしていくとかいって、具体例出していかなあかんの違うの。令和14年までに単数配置が完了するんやったら。
(市教委)
はい。
(組合)
毎年毎年こういうふうに書いてるけども、毎年毎年、ちょっとずつちょっとずつ、再任用単数が増えてきてるやんか。
(市教委)
はい。
(組合)
そうやろ。この間、諸事情諸事情って言って、うんうんって聞いてたけどもやな。聞いてたら自分らそのままやん。ずっと。何の進歩もないやん。この間この間色んなところで話するところでやで、この間俺は言ってるつもりやけども。その配置の部分について。それは管理運営事項やから仕方ないけども。実情としてそういうふうなのがあるのはもう見えてあるやん。こっち側としては。それ1個も、1個も進めてへんから。言葉だけで合同作業、グループ作業。支援業務どうやこうやとかって、言ってるぐらいのもんやろ。支援業務は別にしてやな。単数になっていくんやから、ちゃんとしていかなあかんのちゃうの。
(市教委)
はい。
(組合)
もうちょっとこれ書き込んでやな、ほんで自分のとこの今の答えみたいに、そんなもん、うわーって、ばくっとやで、諸事情でって言われても、うんともすんともよう言わんわ。
(市教委)
はい。
(組合)
管理運営事項で言えませんって言うんやけどもやな、聞いたことぐらい、質問ぐらいはして、ちゃんと答えてくれてもええと思うけどな。
(市教委)
それは。はい。
(組合)
だからそういうふうに、ぎりぎりになって、こんなん、2回目やからな。これをもって次上げようとしてるねんからやな。だからそれは十分な誠意もって交渉してるかっていったら、してないよね。今の答え方やったら。違う?3番。労安やな。労安、去年から言ったら、今回は主任は公務災害起こしてないよね。
(市教委)
起こしてないですね。はい。
(組合)
起こしてない。
(市教委)
はい。
(組合)
もう一般だけやねん。
(市教委)
そうですね。
(組合)
で、高齢者と。
(市教委)
はい。
(組合)
再任用の人。結局、何人やったっけな。公務災害。
(市教委)
今年度は2件ですね。今時点で2件です。
(組合)
2件。
(市教委)
はい。転落のところと指切った切創ですね。
(組合)
転落もな、ただ単にああいう公務災害やったからよかったようなもんやけども、打ちどころ悪かったりとかしたら。
(市教委)
そうですね。
(組合)
結局はお亡くなりになるような最悪の事態招きかねへんから、そういうところについては主任がきっちりとやってもらって、去年から比べると2になってるということやけれども、それを限りなくゼロに近づけてもらうように、きっちりやってもらわなあかんということやわね。
(市教委)
はい。
(組合)
結局、管理監督者である校園長には、学校園に勤務する教職員の健康確保ということで、学校園での安全確保に努めるよう周知してまいりたいというふうに書いてもらってるんやけど、これは毎回毎回言ってるんやけど、そちら側から出してくれてる通知文、色々な年間の取組みの部分について、やっぱりクリアケースみたいなところにポンと入れられて、こっちよく見とけと。この間、本委員会の中でも言ってるけれどもな、やっぱり管理職がやで、きっちりとその中身を説明して、それで十分現場の中で理解をする。で、一方では現管活用してやな、毎月来る主任がやな、その時期にそういうふうな取り組みやってますというふうな、双方の、三方で、三角形になったね、どっちからでも情報がこの管理作業員に来るというふうなシステム、やっぱりしてる、上の段階ではしてるけれどもやな、やっぱり現場レベルでは管理職ってそないなってない。
(市教委)
そうですね。まあそこは通知文の工夫もさせてはいただいているんですけども、やはり実態としましてはやっぱり委員長おっしゃったような実態もあるということですので、そこは学校も含めて三方でですね、スクラムを組んでというところは思っております。はい。
(組合)
だから前から言ってる、それは出来るか出来へんか知らんけれどもやな、メールでポンって送ってくるんやったらやで、開けたら開けたで分かるんやろうけども、いついつにどういうふうにちゃんと口頭で説明したかとかいうふうなことを出来るようにしてくれたらええんちゃうんかとは思うよ。労安の場では言わへんけどもね。そこまでは。人事評価でもあれ、やったら何月何日に面談しましたみたいな返しあるやんか。あんなん出来るんやったら、そっちは出来へんのなということや。全てにおいてしんどいかもしれへんけど、それは管理監督者の責任やからな。やってもらわなあかんのとちがうかな。ほんで、あれや、ここの3段落目の労働安全衛生の観点から、複数の職員の実施が望ましい作業については、支援や合同作業が円滑に計画的に実施されるよう、各級主任に指示してまいりたいって言うけど、この間まだまだやっぱりあれやね、ペンキ塗りが多いな。合同作業、グループ作業とか。主任、何考えとんねん。主任が何考えとんじゃなくて、多分、やっぱり統括なり業監の方がやっぱり問題あるんちゃうか。その暑い中でそんなことして、必要なんかって。ペンキ塗るにしたってやで、合同作業、グループ作業って何のためにするねん。さっきも聞いたけどもやな、技術の平準化ということやろ。基本のベースをちゃんと理解して、こういう作業にしていこうっていうのにやな、ペンキ塗るだけやったらあかんやんか。ペンキ塗る、塗装するにしたって、下準備から必要やねんやろ。そこからちゃんとこうやって、組んでやってんのかいな。やってる主任もおるやろうけどもや。きっちりそれは業監がやっぱり行政区の中で把握しきれてないからちゃうか。統括もそうやし、成果物がどうやこうやって言ってるけど。今年やってない2校か3校ぐらいやろ。座学でやったりとかしてたの。いつも毎月の報告来てるって言ってるけど。報告してくれてるけど。夏の暑い時。
(市教委)
そうですね。
(組合)
結局、熱中症対策、熱中症対策ってこっちだって言ってるけどもやな、休憩してくださいね、水飲んでくださいねとか言うだけやんか。ああいうのも下手したら危ない時もあるかもしれへんで。だからその辺は気をつけてやな、統括がどう思ってるかっていうのは、やっぱりその辺を労働安全衛生委員会から小委員のメンバーとして入ってるんやから、きっちり叩きこまさなあかん。きっちりと指示できるように。
(市教委)
ちょっとその辺は研修などっていうとこも、内容の充実を含めてですね、取り組んでいきたいとは思っております。
(組合)
だから研修の中身はこっちとしてはね、言われへんから。
(市教委)
大きな方向性っていうところは、まあ本委員会っていうところもあるんですけども、小委員会の方も動けるようにっていうところで取り組みます。
(組合)
あれやな。4番。コロナはその時の状況やな。
(市教委)
そうですね。ちょっと今現状、この状況下でまた何か新しいことがあるかって言われると、ちょっと今、我々としても把握してる状況ではないんですけれども、当然、動きが出てくれば、随時、連携させていただいて、情報の共有を図らせていただきたいと思っております。
(組合)
昨日、一昨日、マイカーのあれはもう30日で終わりって言ってた。
(市教委)
そうですね。今月末で、当初ご案内させていただいたとおりということで。はい。
(組合)
今、管理作業員でコロナの後遺症とかって言って休んでるやつおる。
(市教委)
そうですね。まあちょっとごめんなさい。管理作業員さんっていう限定ではないんですけど、我々の方で一定、そのコロナ特休のお問い合わせって、結構受けることがありまして、その中でやっぱりその後遺症で苦しんでらっしゃる方が、まあ、やっぱりいらっしゃるっていうのは、はい、声としては上がってますね。ただまあ、ちょっとご案内の中では、やはりコロナ特休っていうのは、その感染の拡大防止するための休暇制度ですので、一定その、まあ表現的にどうか、いいかどうかあれなんですけど、一旦そのコロナの症状が収まって、感染がその後する恐れがないっていう中で、ちょっとコロナ特休をその後にも取り続けるってことはやっぱり出来ないので、そういう方々については、今現状としてはご自身の休暇でお休みいただくか、もしくはその診断書とか、ちょっと後遺症の定義もどこまでしっかり今されてるのかもちょっと分からないんですけど、まあそういう診断書をもって病気休暇っていう、そういった制度に今なってますね。
(組合)
休むとなったら休暇なり年休使うってこと。
(市教委)
年休か、それこそ診断書とっていただいて、長期ってことであれば、病気休暇制度を使っていただくという形になります。
(組合)
7番。高齢者のことやねんけど、まあまあ、市労連で一応あげたけども。
(市教委)
はい。
(組合)
やっぱりその中身っていうのは、なかなか分かりにくいわな。
(市教委)
はい。
(組合)
まあ、ここにも書かれてる、向けて周知するのに、さっきの言うのと一緒やねんけど、これだけ読んどいてねっていってもあかんやんか。
(市教委)
そうですね。はい。
(組合)
やっぱり管理職からその辺の説明せなあかん。
(市教委)
そう。そうですね。ちょっとあの今後ですね、60歳迎えられる方について、次の雇用形態と言いますか、色々と今選択肢があるので、どういった形の雇用形態望まれますか。そのまま延長して本務としてご勤務されるのか、一旦60で退職されて、定年するまでの間、定年前再任用短時間っていう制度もありますので、そういった制度を使われていくのかとかっていうところも含めて、ご本人様の意思確認っていうのを今後取っていく形になるんですね。で、当然、その場合ですね、意思確認させていただくにあたっては、そこらへんやっぱりきっちりご説明させていただかないと、なかなかその分からない中で、次どうしていくねんっていうのがやっぱり決めれないと思いますので、この周知方法につきましても、きっちり伝わるようにっていうことで、今調整してるところでございますので、また詳細分かりましたら、はい、ご報告させていただきます。
(組合)
今の現時点で分かってる部分については、60歳から61歳、段階的に3,4,5まで上がっていきますよ。その期間は暫定的な措置のところやから、まあ色々な何かあるわな。
(市教委)
そうですね。
(組合)
ここの部分休業とか定年前再任用短時間制度の導入と。
(市教委)
はい。
(組合)
各級主任の肩書き持ってる人についてはやな、そのまま引き続き7割の給料で進んでいくということ。
(市教委)
そうですね。そのまま定年延長になって、そのまま辞めずにご勤務されるということであれば、当然、その身分というのは、そのまま引き続き残っていく形になりますので、まあちょっと他のエリアでですね、定年前のちょっと、降りられる制度はあると思うんですけど、まあそういったことに関しては、一応管理職、管理職手当受けられてる方々が対象になってきますので、管理作業員の皆様の例えば主任であったりとかっていうところに関しては一切影響はないので、今までどおり。ただ、60以降については、お給料はちょっと7割水準っていう形になると。
(組合)
だから、61までの、直近で言ったら61までの1年間、60の時に主任さんが、いや、もう主任辞めたいねんと言った時には、1級に戻る。1級も。
(市教委)
そこは、そうですね。逆に今と一緒で、60以降も60前も一緒で、希望降任っていう形で降りられるのであれば、当然、その降りた職に、級に基づく仕組みになりますので。
(組合)
だから2の、2の50とかもらってる人やったら、1の177に落ちて7割ってこと。
(市教委)
そうですね。ちょっとごめんなさい。降り先がどの号給になるのかっていうの、私も今制度を把握してるわけじゃないので分からないんですけど、おそらく今降任ってなったら、この級の方はここに降りるっていうのは多分決まってると思うので。はい。当然、例えば主任降りられて一般の管理作業員にっていうことであれば、当然1級に降りて、その元々あった降り先ってところに号給張りつきますので、で、それが60歳超えたら、当然そこの7割っていう形になります。
(組合)
2級から主任取ったら1に戻るんや。
(市教委)
はい。そうです。
(組合)
ほんならもう天って177しかないやんか。
(市教委)
ありません。
(組合)
行きつくとこっていったら。
(市教委)
はい。
(組合)
そこにいくんやな。
(市教委)
いくことになるかと思います。そこしかもう給料表がございませんので。
(組合)
今の普通やったらどないなってるの。まあその幅が、何、天までいってないやつやったら、どこかにその張りつく。直近下位やなんやかんやとかいう所につくんやろ。
(市教委)
はい。
(組合)
そこは、あれや、ちょっと周知の方法とか。
(市教委)
そうですね。
(組合)
具体の中身が色々とその教育委員会の中で固まった時点で。
(市教委)
そうですね。
(組合)
きっちりとちょっと我々にも説明をいただきたいなと。
(市教委)
はい。今状況としては、上の4階の方もですね、そういったその周知っていうところで今調整してますので、そことも連携しながらになってくると思うんですけど、当然、ご説明させていただくタイミングで、また事前にお伝えできたらと思っておりますので。はい。
(組合)
ちょっと早めに早めに。
(市教委)
そうですね。はい。
(組合)
言ったら、誰かモデルにして。
(市教委)
そうですね。はい。
(組合)
この人が、まあ主任持ってる人のモデルとか、色んなちょっとモデルケースをちょっと色々考えて、それもちょっと説明してもらったら助かる。
(市教委)
はい。そこはまた事前にちょっとご相談させていただいて、例えばこういう方々とかっていうのでご相談させていただいて、決めさせてもらったら、そこモデルケースでこういう形になりますってのを、はい、ご説明させていただきますので。
(組合)
9番。発生時。まあここも毎回言ってるねんけど、まあ、ここで言うなら、勝手に名前入れられてポンってまた置かれてるだけやねんな。そやから管理作業員として、こういうふうな対応するねんとかいうのも、きっちりその職場の中で、だから結局誰がその何引っ張っているかとなったら、管理職や。現場で言ったら。
(市教委)
そうですね。もちろん。
(組合)
管理職に対してどういうふうな説明をしてるかっていうのはね、このマニュアルを作りなさいだけなのかやな、やっぱりそこの立ち位置、ちゃんとその職員全部で認識、共有してるんかとか。
(市教委)
はい。
(組合)
名前載せる時、名前載せさせてくださいとか、それぐらい。まあ大体そんなもんやろ。それから10番。差別。今回、別に差別なかったんですか。差別事象は。
(市教委)
私の方では、はい、把握はないんですけれども。
(組合)
何かあります?
(市教委)
ちょっとあの、夏前ぐらいに、ちょっとあの、まあちょっと暴言と言いますか。ちょっと良くない言葉を発した教頭先生がおられましたので、それはちょっとあの私の方で、まあ校長先生とともに指導させていただいた事案はございます。
(組合)
あったんやったらちゃんとその辺の部分についてありましたとかって書いとかなあかんのとちゃう。あったことについてはありました。だからこういうふうな処理をしました。で、さらに管理職に対してもっと徹底図っていきますとかいうふうなやり方じゃないとだめじゃないの。
(市教委)
まあその事実関係といいますか、あってはいけない事象なので、ありましたら当然、きちんと対処させていただくというのは当然ですので、今後もより一層、しっかりと指導してまいりたいと思います。
(組合)
これだけやったらないみたいや。去年はなかったから、この文章やったんやろ。今年あったんやったら文章変えなあかんのちゃう。去年はなかったからそれでよかったですけど、今年ありました。あったんやったらありました。去年やってきた管理職に対する徹底が足らんかったからってことでしょ。
(市教委)
まあ、その足らなかったのかはあれなんですけど、その。
(組合)
理解してたらせえへんやろ。違うんか。
(市教委)
はい。
(組合)
具体的にどういうふうに徹底したかっていうのは分かれへん。去年までの徹底の仕方やったらあかんかったんや。
(市教委)
はい。
(組合)
それにもう一歩踏み込んでやらなあかんちゃうの。今年1件でもあったら。
(市教委)
そうですね。
(組合)
現場って管理職からだけのあれじゃないで。管理作業員とどこかのところの職員間でも、そういう問題があるよ。それは管理職も把握してるのに、それを教育委員会に対してこんなんありましたっていうの連絡はしなくていいの。どんな研修やってるの。もしそういうことがあったらちゃんと教育委員会に報告せよとかっていうことはなかったんですか。だからどういうふうに研修したんですかっていうことを聞いてるねん。他に聞きたいことがあれば。
(組合)
ちょっと確認させてください。2番目の、令和14年に全ての校園が1名体制になると聞いたんですけど。
(市教委)
はい。
(組合)
これ、いわゆる再任用も含めて、400数十校全てが、再任用含めて1名体制っていうことですよね。
(市教委)
そうですね。はい。
(組合)
ですね。だから再任用と正規が、まあその400数十校の中で業務が分かれていくということですよね。委員長からもあったと思うんですけど、もう目に見えてる、いわゆる決まってることなので。
(市教委)
はい。
(組合)
その配置する単数校で再任用がいいのか、正規がいいのかっていうのが、まあ学校の規模とかって言われてますけど、ある程度、その配置するにあたってマニュアル化っていうのも必要になってくるんじゃないかなということは、数年前から言わせていただいてるので、その辺もちょっと頭に入れて。
(市教委)
はい。承知いたしました。
(組合)
はい。
(市教委)
はい。考えていきたいと思います。
(組合)
のんでいっていただきたいなとは思います。
(市教委)
はい。
(組合)
労安の中で、ごめんなさい、これ多分、労安の中での話になると思うんですけど、作業着が変わりましたよね。
(市教委)
はい。
(組合)
ただ、ちょっと労安の中でも言わせてもらってるんですけど、あれがもう完成品じゃない。
(市教委)
はい。
(組合)
はい。っていうふうにはこっちは考えているので、この中の一番最後の行。安全と健康の維持・確保に向けた取り組みを進めてまいりたいっていうふうな中に、そういう作業着であるとか、作業靴であるとかっていうのは含まれているというふうに考えててよろしいですかね。細かいことはこれは労安の中でやったらいい。
(市教委)
労安。そうです。今、作業服の話ありましたけども、今ちょっと変わりましたので、ちょっとアンケート含めてまたちょっとご提示もさせていただけたらと思いますので、またそこは、あれで終わりではなくて、また検証させていただきまして、より良い方法というところで取り組んでいきたいと思ってます。
(組合)
全てじゃないっていうのだけは、はい。一つ頭に入れといてほしいかなと思います。それとごめんなさい。7番目。さっきも、これまだはっきりとは決まってないと思うんですけど、いわゆる60歳以降の定年。これね、正直、色んな噂が先行して、こっちでは、こっちではなんでや、こっちは、みたいな感じになってるので、さっき委員長からもありましたように、早急に皆が理解できるような形のものを示していただきたいなと思います。これは、はい、早急にお願いしたいなと思います。はい。
(組合)
いいですか。すみません。10番の差別事象のところなんですけど、委員長からも話あったと思うんですが、僕らも管理作業員としての差別がないように、当然努力していただかないといかんのですけども、出来てないことは出来てないってことで、委員長もおっしゃられたように明記してもらって、今後どのように改善を行うのかっていうことを形として出してもらった中で、その研修の充実とか実施とかいうような形でしていってもらわないと、全く同じ形で出てきてて、差別があり、事象がありましたっていうことでは、やっぱりちょっと納得しかねますよね。だからどういう形で、今回それで出来てなかったのをどう改善するのか。その研修やったら研修、研修の中身をどのような形で改善していくのかとか、そこらへんまで実際出してもらわんことには、あったっていう事実を素通りするだけなので。
(市教委)
はい。
(組合)
まあ僕らの先輩方が職の確立やって言ってね、ずっとやってきて、今まで。ほんで今の管理作業員の立場があるんです。で、今さらこの時代になってまだあるかというふうに思うぐらいですわ。その暴言の中身は知らないですけど、はい。すごく残念です。どのように思ってるかなと思います。
(市教委)
はい。
(組合)
そういうふうな事象を起こさせへんように、去年まで研修、あらゆる場で通知したりとか色々やってたんでしょう。どういう研修してたんですか、どういうあらゆる機会の場があったんですかとかいう部分を、きっちりここ書いてくれな分からへんでしょって言ってる。
(市教委)
はい。
(組合)
やったにも関わらず、そういう事象が出てきたんやから。
(市教委)
はい。すみません。またちょっと。
(組合)
自分のとこが把握してない、現場のくすぶってるような中身もあるねん。
(市教委)
はい。
(組合)
管理職が知ってるにも関わらず、そっちに通じてないっていうことは、どういう研修したのか、どういう流れになってるのか。そうしないと、管理作業員に対する職業差別なんかなくなれへんやん。
(市教委)
そこは、はい。すみません。ちょっと足りてなくて申し訳ないです。ちょっと検討させていただきます。はい。
(組合)
合同作業って労安でしたっけ。
(市教委)
合同作業は労安で。はい。
(組合)
熱中症とか色々、今大きく問題になってきてるけど、まあ実際、主任、合同作業の中身見た時には、そのペンキ塗りとか日頃やってりゃ出来るようなことを、大勢寄ってやるような形で、企画せなあかんという中でやってると思うんです。
(市教委)
はい。
(組合)
思うんですって、それではあかんねやけど。そういうふうに見えます。ずっと変わらないので。そういうとこで、座学研修をやっぱり進めていくようにしていった方がいいと思うんですよ。で、今後1人職場になっていきますし、労働安全衛生という部分がすごく大事になってくると思うんですね。その中で、この合同作業の機会を利用してね、統括が、そのトップがね、その労働安全衛生に関わる研修を行うとか、その研修を基に各級主任が現場でそれを座学として行うとか。そういったこと、現管のトップとして考えていただくとか。
(市教委)
今年につきましてですね、7月20日に2部構成として、コミュニケーションについてということで給与厚生の担当係長、保健師の方が講師となりまして、で、あと2部でですね、公務災害の検証ということで、技能統括の方も座学形式で各業務監理主任、業務主任に対して研修を行っているというふうに報告もあがってきてます。また中身の充実というところも踏まえまして、まあそこは小委員会とか通じまして、技能統括も含めてまたあげていって、公務災害ゼロに向けてっていうところで。
(組合)
そうですね。
(市教委)
はい。
(組合)
結局、その業務監理なり、統括がいくら安全衛生のことに関わって知識があったとしたとしても、末端の部分で理解できてなかったら。
(市教委)
そうですね。
(組合)
全く意味のないことをやっているだけになるんで。
(市教委)
そうですね。
(組合)
だからそれをきっちりと、その末端まで下ろせるというようなシステムを、この夏の合同作業の中で出来る形っていうのを、各級主任に企画立案っていうふうに言ってもええんやけども、じゃなしに、統括室の方からその安全衛生に関わって、こういうことで座学形式で合同作業やるのもOKやと。そういう資料を提出してとか、そういったことをすれば、もっとスムーズに。
(市教委)
一方通行じゃなくて双方向といいますか。
(組合)
そう。安全衛生に関わって、末端までいけるんちゃうかなというふうに思います。
(市教委)
そういった貴重なご意見も踏まえましてですね、小委員会の方でも、より良いですね、形式になるように、そこは一緒になって取り組みさせていただきます。
(組合)
現管がどうとかじゃないですけども、今後、1人職場、高齢。これはもう避けて通れないとこなので。
(市教委)
そうですね。
(組合)
ここをどのように考えていくかというのを、もう統括室のケツを叩くんじゃないけども、ちょっと使用者側として、きっちりとしたもの出すような形でね。
(市教委)
そうですね。はい。また、加齢に伴う公務災害というところも想定されますので、まあその辺をまた研修とか通じてですね、ちょっと防止っていうところを取り組んでいけたらと思います。はい。
(組合)
根本ですね、合同作業にするかどうか。
(市教委)
合同作業につきまして、そうですね。合同作業。
(組合)
作業っていう名前が。
(組合)
だから成果物が必要になる。
(組合)
だからちょっとその辺も全体的にね、変えていった方がええかも分からないかもしれないですよね。
(組合)
この先をみるとね、働きやすい職場環境づくりとか。そういったところ。あえて無理して合同作業するよりも。
(組合)
ちょっと管理運営事項の中で教えてほしいんやけど。
(市教委)
はい。どうぞ。
(組合)
5番のな、管理作業員、現場で十分力を発揮できるよう必要な対策を講じること。これも管理運営事項になってるし、あとこの各級主任設置要綱、適正な対応を図るって一応うち求めたんやけどな、営繕園芸事務所の主任配置の部分についてはね、営繕園芸事務所出身者しかなってないわね。
(市教委)
はい。
(組合)
で、校園の主任とかいうのは、営繕園芸事務所の主任もってた人が校園に転勤して主任でそのままいったり、統括までいったりするねんけど、校園勤務者の主任が営繕園芸事務所に行って、まあ最終、統括までいくって、なんでそういうシステムになってないんやろう。この現業管理体制、主任制度ができてからやな、一個もその筋がないんや。それは何かあるの。
(市教委)
いや、それにつきましては、特に何かあるというふうには私は認識しておりませんで、毎年の人事異動の中で勘案した結果、そのような結果になってるというふうに認識しております。
(組合)
おかしいと思わないですか。なんで営繕園芸事務所の主任がな、校園に異動してそのままなっていけるのに、校園の主任がやな、営繕園芸事務所の主任としてなれへんの。統括も含めて。
(市教委)
それは、まあ多分、異動のご希望の状況とか色んなことがある中で、総合的に勘案してるものだとは認識しております。
(組合)
その総合的な部分って、具体に教えてほしい。
(市教委)
まあその、まあ例えば事務所、営繕園芸事務所を希望される、誰がどのように希望しているとかあると思うんですけども、やっぱり営繕内では、例えば営繕の中を希望してる方が多い可能性もありますし。
(組合)
主任って希望調査やってんか。
(市教委)
主任自体はないですね。はい。あとは配属。
(組合)
主任はやな、自分のとこの駒の動かし方だけやんか。今の現状でいうと。
(市教委)
はい。
(組合)
主任要綱って言ったら、営繕園芸事務所の主任要綱、校園勤務者の主任要綱って別に作ってるんですか。
(市教委)
いや、分かれてないです。
(組合)
分かれてないですね。
(市教委)
はい。
(組合)
何でそないになってるんですかね。
(市教委)
まあそのご指摘いただいている部分、確かにおっしゃられてる、異動の結果として、まあそういうふうになってるんですけども、まあ、毎年の。
(組合)
一方では職務内容の中でね、営繕園芸事務所が来たらな、校園勤務者は一緒に仕事せえとか言ってな、学校園の把握含めてとかってあるにも関わらずやで、校園の中身分かってる主任が、営繕園芸事務所の班編成とか組みにいったって、全然問題ないとこっちは思うけどね。
(市教委)
はい。
(組合)
何があるのかなと思って。
(市教委)
特にそこに何かがあるという認識はございません。
(組合)
営繕園芸事務所、そこの班をまとめあげていかなあかんのは営繕園芸事務所出身っていうか、ずっとおる人じゃないと出来へんっていう認識もってはるのかなと思って。
(市教委)
いや、そういうことじゃない。
(組合)
主任ってどこに配置されても、主任は主任の仕事せなあきませんよね。
(市教委)
はい。
(組合)
業監も含めてやで。
(市教委)
同じですね。
(組合)
業監違う。業監やな。含めて。全然異動の部分がないやん。何でそんな偏ったやり方になるか、ちょっとよく分かれへん。具体に教えてくれたら助かるんやけどな。
(市教委)
それはもうすみません。繰り返しで申し訳ないですけど、まあ各年度、まあ次年度の異動を考える際に、まあちょっと結果的にそうなってるとしか申し上げようが。
(組合)
そんなん、そんなことずっと続けてるから、現場の中で次この人や、あの人やとか、しょうもないことになっていくんや。営繕園芸事務所だけそうなってるとね。去年、一昨年にあったようなね、ああいうふうな問題点がいっぱい出てくるねん。そういうことでしょ。
(市教委)
はい。
(組合)
あの中でずっと、やっぱり変えていくべきやとは思うよ。意見としてね。それはどうせえっていうのは、それはそっちの話やから。あと、あれやな。8番も答え出てないよね。
(市教委)
はい。
(組合)
あと2番の、ここのあれやな。さっきの言ってる、管理運営事項、上のとこは管理運営事項になっとんねん。
(市教委)
はい。
(組合)
業務実態に基づく適正な要員配置を行うことということは、さっき言ってるやつやねんけどな。
(市教委)
はい。
(組合)
まあまあ、書かれへんのやったら、そこらへんきっちり教えてほしいなと思って。さっきも言ったけどな、何もなければ去年と同じ答えでしゃあないのかなと思うけども、やっぱりそういうような事象があってね、そっち側から出してくる文書については、もうちょっと真摯にやってくれへんかったら。
(市教委)
一旦、まあちょっと10番のところに関しては、すみません、ご指摘いただいてますとおり、そういった事象があったということであれば、我々としてどう対応していくのかっていうところはですね、もうちょっと違う形でお示しさせていただく必要あるかなと思いますので、一旦ちょっとすみません、回答交渉までの間にですね、中身、再度協議させていただきまして、その分についてはもう一度お示しさせていただけたらと思っております。
(組合)
交渉のことやから、説明して。きっちりと。そうじゃないと話になれへん。他の管理運営事項のところもちゃんと説明してくれるんかな。
(市教委)
はい。すみません。今お時間いただけるのであれば、パソコンのところとですね、評価のところにつきましても、担当者の方、出席しておりますので、はい、ご説明という形でちょっとさせていただけたらと思います。
(組合)
はい。お願いします。
(市教委)
すみません。そうしましたら、共用端末の方から。すみません。
(組合)
うん。
(市教委)
共用端末の方なんですけれども。1人1台を配備できていな教職員の方は、共用端末という形で配備させていただいているというところで、この間徐々にですけど追加の配備をさせていただいてまして、共用端末を取り合う状況というのを解消できるように取り組みをまずさせていただいておりました。で、今年度につきましては、年度当初、高校の移管に伴って端末をうちの方でそこを引き上げてきて、各学校に配備することで、今使ってもらっている共用の利用の割合、利用者の割合というのを改善していくっていう形で、まあ、使いやすさっていうのを図っております。今後については、急に端末をお1人1台配備するのはなかなか難しい部分もありますので、予算の限りの中でということで、できるところからっていうことで、現状、配備させてもらってる共用端末について、今もう各学校で配備できている数であったりとか使い方っていうところで、なかなかちょっとその効率的に使えてないような状況もあるっていうところを認識はしてますので、その辺りをちょっと調査していく中で最適化を図っていって、より共用端末を効率的に使えるようにっていうところは考えていこうと思っております。
(組合)
考えていこうって思ってくれてるのはありがたいんやけど、でもそれ、ペーパー化からね、そのパソコンに打つシステムに変わって何年になります?それなった時からうちは要求項目としてあげてて、それは管理運営事項ということで、今もちょっと言ってもらったんやけど、府立高校の分、余ったやつ持ってきて管理作業員に使えっていうこと。そういうことやんか。だって。だって他の単年、途中でやで、中途なり、講師なんかに来たらやな、すぐその1台あるのにやで、管理作業員はずっとそこに配置されててないっていう現状ありますやんか。さっきの10番の項目と一緒で、それは職業差別違うんかっていうことを思ってるんですわ。それは毎回言わせてもらってるけど。余ったやつを持ってくんのやろ。
(市教委)
余ってるっていうわけではなくて、必要なところがあるので、そこを切り捨てるんじゃなくて配布させていただいて。
(組合)
だから管理作業員は各校園にまあ、令和14年で1名になるけども、そやな、今の部分で言ったらなんぼや、800何人おるのか。800もおれへん。
(市教委)
今は700弱です。
(組合)
700人ほど。まあ営繕園芸事務所もそうやろうけども。そこに配置されてるっていうのは、もうずっと分かってるやんか。この職まだなくなってないんやから。そこの学校に管理作業員1人でもやな、管理作業員という職の中に1台配布したらええやんかって思うんやけどね。それが何で出来へんの。何年もかかって。ほんでまだ学校で使ってるような中身の部分で、何や、調査していくみたいなことを言いはったけど、いつまでかかってるんですか。
(市教委)
なかなか、ただ。
(組合)
別にだから管理作業員室にパソコン1台置けなんて言ってないんですよ。ちゃんとね、職員と同じように、職員室に1台置いてくれたらいいんじゃないですか。この間ずっとやっぱり、年休とか色々その人事評価の部分で打ち込まなあかん。やっぱりその使う、共用はあるけども、他の人が使ってはる。そういうふうな部分についてね、やっぱり問題ありますよということを指摘させてもらって、で、ここに、まだこの時期に至ってるんやけれども。いつまでかかるんかな。取りに行ってくれた予算の部分は分かるけどもやな。もう何年経ってるの。これやってから。
(市教委)
できるだけその競合をなくすような形で使っていただきたいとは思っています。
(組合)
だからそれやねんやったら、もっと指示を管理職に対して。
(市教委)
はい。
(組合)
余ってる部分、ちゃんとすぐ何台や、何台やねんとか言って、全部聞いてくれたらよろしいやん。すぐに。ほんで1台、その分については管理作業員ですって言って。だから管理作業員複数おるとこに2台くれなんて言ってませんやん。まず管理作業員がすぐ使えるように、それを1台確保してほしいということやねん。いつまで、いつまで調べたら、いつになったら出来るのっていうことやねんな。別に新しいパソコンくれなんて言ってませんやん。やっぱり同じ職員として学校園に配置されてるんですから、やっぱり教職員という括りの中でやで、きっちりとやってよ。何でそれが出来へんの。出来へんということは、こいつら現業やからもうどうでもええねんな。後回しやっていうことなんでしょって思うねん。こっちはな。だから早よやってくれと。いつまでぐらいに完了するんかな。その調査も含めて。
(市教委)
今、共用端末使っていただいている教職員の方っていうのが、管理作業員以外の方もいて。
(組合)
それは他のとこで交渉してくれたらよろしいやんか。うちは管理作業員の交渉やから、まあ交渉違うけど、今は意見交換っていうか、説明やから。
(市教委)
一応、学校の方にはこっちから時間を例えば決めるなりして、で、ある時間に優先的に使えるような使い方であったりとかっていうのは。
(組合)
悪いけど、管理作業員の勤務の中身、分かってはるかな。この時間にほんなら仕事やめてそれ打てっていうことなの。
(市教委)
そういうわけじゃないです。事前に予約っていう形で。
(組合)
何で予約せなあかんの。他の人予約してんか。してないやん。そんな。自分の打ちたい時に打ってはるやん。時間が空いた時に。それ何で管理作業員は出来へんの。させてもらわれへんのやろね。わざわざ予約取って、予約表か何か作るんかいな。そんなもん。え。今日予約しよう思って、明日使おうと思って今日予約して、明日緊急の取り扱いとか何か言って仕事入ったらどないするの。ああ、すみません、予約取り消してくださいとか言うんかいな。え。そんなことするの。職場の中で。そういうことのないように、教員はそうやって使えてるんやったら、管理作業員も同じようにしたってや。システムも一緒でしょ。何でそれが出来へんのかなと思うんやけどね。早くその学校園に調査出しててほしいですけどね。いつまでに完了するんですか。
(市教委)
学校に配付できる数っていうのが限りがあるので、その。
(組合)
学校に配付する数というのは、基本何台なん。
(市教委)
何台っていう括りがあるわけではなくて、今配っている数っていう数の中で、ちょっと今どういう運用ができるかっていう形になっておりますので、それをまあどういう形で、各学校の方が使っていけるかっていうところはマネジメントになってくるのかなっていう状況です。
(組合)
だから各学校でその管理作業員に対して、パソコンを使用できるような状況になっているかどうかというのを、まず調査をするんですか。したんですか。そこが分からんと何台とかいう話したって、全く雲の上の話で、まず今現場の状況がどのような形になってるのか。もしかしたら800台必要であっても、もしかしたら780台学校園では対応してますよっていう話になってるかも分からないじゃないですか。だからそれをまず、そういう一歩踏み出すことをせずにね、今こう何台何台って言っても、答えなんか出るわけないじゃないですかと僕は思うんですけど、その、まず調査をして、調査をした実態をもって、僕ら意見を求めた時にお答えいただくようなものじゃないと、このような状況じゃ、今の話をした、意見を求めてお話していただいても、納得、理解はしにくいですよね。
(組合)
要求項目に掲げて5年経つよね。それからで言ったら何も進展してないよね。まあ若干その使い勝手のところについては、まあそういう人事評価とかそういう時の云々については、ちゃんと確保してくださいって文書出てるけれども、それ以降、変わった動きってないよね。
(市教委)
それでいきますと、その共用端末の数を徐々にですけど増やしていってて、で、まあ使える機会っていうのを増やしてるようなことはさせてもらってます。
(組合)
やっぱり1つ、根本的な勘違いされてるのが、数を増やせば僕ら使えるじゃないんですよ。使える環境を作っていただきたいというの、これもうずっと要求しだしてから毎回お願いはしてると思うんです。それが全く、なんせ毎回同じことを言われてるので、これ以上、話は進まないかなというのが、せっかく、あのね、そうやって台数増やしてるとは言っていただいているんですけど、それが結果伴ってないっていうのが現状なんです。だからさっき言ったように、根本的なところというのからまず入っていっていただかないと、解決にはならない。で、今、校園の話ばっかりされてますけども、事務所、営繕事務所に今何台パソコンあるかご存知ですか。
(市教委)
3台。
(組合)
まあ各班がそれぞれ出張、まあ毎回出張になりますよね。それでインプットするわけですけども、今、ちょっと端末のいわゆる立ち上げがかなりちょっと時間かかるっていうのがあるので、実際、ねえ、朝、皆打つときは一緒なので、ちょっと話聞いてるのは、やっぱり事務所の中で渋滞できてる、打ててない、後回しになるっていうのは聞いてるんです。実際、運用としては多分あかんことだと思うので、その辺もちょっとしっかり見ていっていただかないとと思います。
(組合)
結局あれやんな、支援センターのシステムのところでいうと、台数これだけ持ってきました、校園に投げました、あとは学校園の中で運用してくださいってことやねんな。
(市教委)
学校マネジメントで使い方というところも、学校ごとにおそらく使い方って変わると思います。
(組合)
だから、言ったら、管理職がこれ使ってって言ったら使えるし、これは全体の物ですとか言ったらそういうことになってくるんや。
(市教委)
はい。
(組合)
それならそこまではいい、その後。学校園でどういうふうに使いますかとかいうふうについては、どこが担当するの。どこも担当せえへんの。
(市教委)
どういうふうに使いますか。まああの。
(組合)
いや、こっちは学校に何台増やしましたとかって言うやんか。
(市教委)
はい。
(組合)
ほんでこれはまあ共用の物やから、どう使ってもらってもいいですよっていう下ろし方や。あとは学校に任せます。学校の任せ方とかいったらどこになる。
(市教委)
表現が正しくないかもしれないですけども、やっぱりその配備させていただいている以上は、そのまあ用途というのは当然あると思うので、多分センターの方になるかなと思うんですけど、まあちょっと大変申し上げにくいとこはあるんですけども、やはりその限られた予算というのがどうしてもあるので、1人1台いくっていうのが一番ベストだと思うんですけど、その中で一定その限られた予算の中で、じゃあどう配備していくかっていう中に、まあ一定基準っていうのはどうしても必要になってくると思うんですね。で、その基準の考え方というところで、まずはその授業対応といいますか、児童生徒の皆さんに実際その端末を使って先生方が授業されたりとか、児童生徒のね、情報とかを管理したりとかっていうところで、そういうお仕事されてる方っていうのは、どうしてもそれが無いとお仕事できませんので、まずはそこに整備基準というのを設けて、そこにまずは配付していくっていうところを今目指してやっていってるんですけど、やっぱりその台数に限りがある中で、例えばその先生方が増えましたってなった時に、本来、そこにちゃんと1台をあてがっていく、基準を満たしていくってことであれば、あてがっていかないといけないんですけど、まあそれがちょっと追いついてないとかっていうことになってきますと、今現状としては、その基準にちょっとはまってらっしゃらない皆様方が共用で使っていただいている端末をですね、やっぱり持っていくっていうようなこと、実情としては多分出てると思うんですね。そうなってくると、やはり使っていただく、そのやっぱり取り合う状況がどんどん激しくなってしまうので、まずはそこを皆さん安定的に使っていただけるように、その基準を満たせるようにということで、今どんどん配付をして状況の改善を図っていっているというところかなとは思うんですけど。はい。
(組合)
学校のその運用、実情として、共用端末が3台、4台。まあ2台、3台ある校園と、あとはまあ管理職の考え方で、共用端末が1台だけども管理作業員に使用できるパソコンが1台あるっていうとこもあるとか、そういう状況っていうことですよね。
(市教委)
そうですね。
(組合)
多分、学校の中の運用の状況だって、共用端末を増やす、増やして使えという学校もあれば、共用端末は共用端末で1台として、これを使ってくださいとしている学校もあるということですよね。
(市教委)
学校ごとに使い方っていうのが変わっちゃうかなと。
(組合)
だから結局、現場の管理職の、何と言うの、指示の仕方というか、ということやわな。
(市教委)
そうですね。
(組合)
だからそれを変えていこうと思ったら、どこに訴えたらいい。もうこっちはしゃあない。もう限りがある予算の中で色んな取り方をして、学校園に配置をさそうという。それは分かったわ。もうしゃあない。もうその限られた予算の中でいうのは分かった。使い勝手については、管理職の胸先三寸っていうのも今分かった。その校長に対してやで、どういうふうに指導なり、管理作業員にできるだけ優先的に使わせようと。こっちとしてはどういうふうにやったらええねんっていうのは、こっちの後の考えや。な。来年以降、どないするかとかいう、いうことや。
(市教委)
まずはそのやっぱり学校によっても状況は多分ばらつきがあるところもあると思いますし、今現状、おそらくそういう管理作業員の方に端末の方を使っていただけてる学校もあるかと思いますので。
(組合)
あるよ。
(市教委)
はい。やっぱりそこは、すみません。まあ先ほどもありましたけど、やっぱり状況の把握っていうのが必要になってくるかと思いますので、当然、その人事異動とかのタイミングで、多分、職員数もちょっとこう、歪になったりとかもあって、状況がやっぱりまばらになってるとこもあると思うので、先ほどちょっと申し上げたとおり、一旦、その調査かけた上で、まずは均等にと言いますか、あまりそういう学校園ごとで状況がこう、ばらつきがないように、まずはさせていただいた上で、じゃあ今後どういうそのじゃあ共用端末のところをですね、どういう取り扱いしていくかっていうようなとこも含めて、ちょっと考えていっていただく形になるのかなと思ってまして。
(組合)
そこのとこやろ。だからその今言ってるように、その児童生徒に関わることの部分について把握せなあかんから、教員部分については必要やねんと。それ理解した。あとの共用部分のね。
(市教委)
そうですね。
(組合)
色んな方が使ってるから。
(市教委)
はい。
(組合)
それをどういうふうに使ってるか。それはまあ調査してもらって。
(市教委)
そうですね。
(組合)
実態に合うようにやってもらうように、それはせなあかん。だからそれを校長に対して指示するのがどこやって、今何回も言ってるけど。そこのところ。
(市教委)
ごめんなさい。ちょっとまあ指示というところでいくと、やっぱりその端末管理されてるところになるので、まあ一旦、例えば配付なり、調査とか、調査結果を受けてどうするのかとかっていうところでは、何かしらまあ通知なり。
(組合)
ほんならシステムのところが学校管理職に対して、こういうふうに使えとかっていうことも可能ってこと。そういうわけじゃない。
(市教委)
そこまでは。
(組合)
そこは出来へん。
(市教委)
そうですね。
(市教委)
そこまでは、まあ、こう出来るだけしてくださいっていうのは、言うことは言ってるんですけど、あくまでもそれは依頼というか、助言というか、言うだけで、最終的に判断するとなったら学校側になるかなとは思ってます。
(組合)
それはあれや、配置されたところのあれちゃうの、校長の何か、校長会とかさ、そういうところで委員会の責任の下でやで、そういうふうに配付された物についてはそういうふうに言ってくれとか、そういうふうにやってほしいとかっていうのを言ってもらわないと仕方ないよね。だからもうここに訴え続けても仕方ないやん。
(市教委)
はい。
(組合)
だからあと自分らに言うしかないんでしょ。
(市教委)
日々の業務のっていうところになってくると、やっぱり業務所管していただいているところになるかと思いますし、端末。
(組合)
そこになるの。
(市教委)
まあ一応、管理という意味でいくと。
(組合)
そっちになるの。
(市教委)
はい。なると思います。その当然、その、まあ業務内容に応じて、まあ、ごめんなさい。教員の方の例を出すと申し訳ないですけど、教員の方についてはその授業というところで、じゃあこの端末っていう使い方、業務に対してその使い方をしてますので、そういう観点でいくと人事になると思いますし、その端末の、その何て言う、全体的な管理と言いますか、運用方法っていうところでいくと、センターの方にはなってくるかなと思うんですけど。まあちょっと正直、難しいところだと思うんです。その一方で、学校のマネジメントに関わってくるところもありますので、なので、まあ出し方としては、例えばですけど、その端末をまあ一旦状況調査させていただいて、例えばこの、仮にですよ、まだ分からないですけど、例えば何か追加でまた配付しますとかで、そういうタイミングで、やっぱりこれはこういうふうに使ってくださいねとかいう、そういう言い方にはなると思うんです。ただ、今現状として、その皆さんが取り合ってる状況なので、なかなかこの職種の方だけっていうような、限定的なお示しの仕方ってやっぱり難しいんですね。なので、そこのちょっと運用方法については、ごめんなさい、なかなか明確に決めつけた形でちょっと言うっていうのは難しい。
あとはちょっとそのタイミング、タイミングでですね、例えばその集中するタイミングってあると思うんですね。おっしゃってるように、評価のタイミングで、やっぱり皆さん限られた時間で集中して使われるとかってところもありますので、そういった時に、ちょっともうちょっと踏み込んだ形で何かご案内させていただくとか。できるところからっていうところでいくと、まあそういうふうになってくるかなと思うんですけど。
(組合)
実際、さっき委員長もよそはええねんっておっしゃってましたけど、よその、民間のところと直営のところとあったら、それでもう使用するあれが違いますからね。
(市教委)
はい。なかなかその、さっき申し上げた、やっぱり職種限定という形はやっぱり難しいんですけど、例えばその職員室、常にいらっしゃる方と、そこにいらっしゃらない方と当然ありますので、まあそういった、その例えば、普段すぐに職員室の中で使われないような方、使えないような方については、もうちょっと配慮したような整備の仕方とか。
(組合)
置き場所1つでも変わってくるっていうのもありますからね。
(市教委)
はい。そう、そうですよね。はい。そういう方が来られた時に優先的に使えるようにとかですね。そういうやっぱり表現にはなってくるかなと思うんですけど。
(組合)
学年の中にポンとこれ共用で使えって言ったら、そんな中、皆座ってる中入っていかないですよ。
(市教委)
そう、そうですね。
(組合)
うん。だからその辺がね、かなり大事かなと思うんですけどね。
(組合)
よろしくお願いします。
(市教委)
引き続き、連携しながら、はい。できるとこからということで。
(組合)
うん。それはまたお願いします。
(市教委)
はい。すみません。続いて、評価の方。
(市教委)
人事評価制度につきましてですが、人事評価制度の研修、特に業務監理主任向けの研修についてのご質問が前回あったところでございますが、実際に今年度で言いますと、4月に業務監理主任向けの研修を観察前に実施をさせていただいております。内容としましては、観察及び制度改正における留意点であったりとか、7月、8月には、これは業務監理主任に向けてだけではないですが、全体に向けた被評価者研修ということで実施をさせていただいています。8月には業務監理主任向けの研修ということで、これを、3回目の観察の校長面談に向けての留意点ということで、研修をさせていただいております。業務監理主任向けに実施している研修については、観察開始前に観察時の注意点に加えて、人事考課制度の円滑な制度運用を目指し、業績だけではなく、自らの役割を認識して、考え、行動することができた職員が評価され、人材育成や能力開発の観点を重視し、評価者が必要な助言・指導・激励を行うことや、改正の内容についても説明をさせていただいています。また、全体の職員に対しては、夏期研修の中で被評価者研修として人事考課制度の仕組みや、評価基準の共有、そして期待レベルについての認識の共有を行っております。3回目の観察前には、第一次評価者にかかる観察者として、業務監理主任が観察後に行う校園長への伝達の面談における効果的な手法や、業務監理主任間の観察の留意点の共有化を図ることで、一次評価点の納得性を高めるということを目指して研修をしております。また、制度理解について不明な点が見受けられた際には、都度QA等で周知をさせていただいているところです。管理職に対しては4月に、今年度は全職員向けの周知文書を、人事評価制度の改正については配付させていただいて、5月には全校園長向けの評価者研修会を実施させていただいておるところでございます。
前回の交渉の中では、一次評価の部分があくまで参考やというような発言があったということで話がありましたが、ちょっと、そこはちょっと誤解だということでご説明させていただきたいんですが、自己評価の締め切りの日に人事考課シートが届いていなければ、一次評価者が二次評価に連絡すべきという内容の申し出がありましたところを、手引きにおいては、管理作業員の人事考課シートの提出先は二次評価者というふうにしており、第一次評価者が未提出の連絡をするというふうにはなっていないということをちょっと重ねてご説明をさせていただいた次第なんですけれども、ちょっと正しく伝わっていなかったということであれば、大変申し訳ないというふうに思っております。で、評価者の役割といたしましては、私どもが考えてるところでは、第一次評価者である技能統括主任は、相対評価を行う上で、公平性・公正性及び納得性を確保するために、業務内容についての知識のある者が横断的に観察する観点が不可欠であるというふうに考えており、その補佐として、業務監理主任が職務遂行状況を把握するために観察者として行っています。二次評価者につきましては、校園長が普段からコミュニケーションを図りながら学校園での仕事ぶりを把握するというところで、面談等で状況を参考としながら、評価基準に照らして評価を行う。多面的に評価把握した被評価者の勤務実態を元に、納得性の高い評価を目指しているところでございます。
(組合)
今年の1月の市労連の確定交渉でね。
(市教委)
はい。
(組合)
市側が答えてるのは、引き続き、人事委員会からの意見や職員アンケートを踏まえ、職員の執務意欲の向上の観点から検証・検討を行うとともに、今後も協議を行ってまいりたいと言って、市答えてる。これ、悪いねんけど、職員アンケートって前から言ってるけど、うちされてますの。これこの間言われてるのはね。
(市教委)
はい。
(組合)
マネージメントサポート制度の校園長のマネージメントサポートシート自由記述欄とかって言われてるねんけど。
(市教委)
はい。
(組合)
これとアンケート調査とどう合致するんかな。これね。
(市教委)
はい。
(組合)
アンケート調査もしてないのに、教育委員会として4階にどんな報告あげてるの。教育やってますって言ってるんですか。職員アンケートとりましたよって報告してるんですか。
(市教委)
アンケートをとりましたということでの報告はしていません。
(組合)
ほんなら市側は、ほんなら市労連の部分で言ったら7単組いてますけど、教育は関係なしに6単組の意見だけ聞いてるということなんかな。市側で。
(市教委)
いえ、そのアンケートと言いますのは、先ほどちょっとあの、形は違いますけれども、校園長マネージメントサポートシートの自由記述欄というところでご意見をいただくというふうな方法で。
(組合)
全然違うでしょ。これ多分。アンケート。職員アンケートと、このマネージメントで書くとかいうこと。いやだからどういうふうにその4階に対して説明してんのかな。こんなんマネージメントサポートシートなんて、こんなんアンケート調査違いますやん。
(市教委)
はい。
(組合)
これは自分で自由に、これ二次評価者に対してのことを書くとか、学校運営がどうやとか書くやつでしょ。ここで言われてる職員アンケートっていうのは、この人事評価についてどうや、多分そういうアンケートですよね。これ、教育委員会って4階にやってますって言ってるの。このマネージメントサポートがその役割ですと言ってるんですか。こういうこと自体がね、4原則の部分で言うと全然納得も、全然受けられへんってこと。これ、職員アンケート、市側が4階で初めてやりました。あれから教育やってないって聞いてから、この間ずっとそれは言わせてもらってんねんけど、一歩も進みませんよね。何でしないんですかね。これ、僕これ言ってから、職員アンケートなんか1個も見たことないんですけど。やってないのに、ここで市側がそうやって答えてるから。
(市教委)
今の、私どもの方で意見を受け付けてるツールといたしましては、そのマネージメントサポートシートの自由記述。
(組合)
いや、全然違うって。質が。言ってるように。
(市教委)
はい。
(組合)
同じなんですか。それぞれの市長部局がやっている職員アンケートの部分と、このマネージメント。一緒なんですか。係長とか受けたりするの。そんな。それは役職についてるから、こういう職員アンケートをしなかった。してるの。
(市教委)
いや、うちの総務局から、あの、あれですよね。何かマネジメントのアンケートみたいな分は、まあ。
(組合)
これなん。
(市教委)
いや、そこのことかは分からないですけど。
(組合)
全然違うやろ。そんなん。なあ。前から言ってるのに、それは進めてくれへんのやろと思うしやな。で、まあ言ってたように、何、一次評価者は仕事の部分。ほんで二次評価者の部分については、何か、学校運営の中でとかっていうとこやねんやろうけど、それやったらきっちり分けてくれたらええやんか。ほんで一次評価者は、まあ業監も含めてやけど、自分のつけた点数について、何でこっちにちゃんとフィードバックしてくれへんの。一次評価者に聞け聞け、一次評価者に直接聞いたらあきませんやん。二次評価者介して聞けとか言うじゃないですか。あれ何でなんですか。つけた責任のもとにちゃんと、あれ違いますの、業務監理主任だって観察者として観察表つけてるのやったら、やっぱりその、単年度単年度のまあ、その人事評価かもしれへんけども、あの手引きのところには人材育成なり、なんやかんや。ほんで次に進むためのステップなりとか、何かそういうふうな感じですやんか。ほんなら去年、まあ今年こうやりました。来年度に向けてやります。開示された点数の部分について、やっぱり一次評価者は仕事のところを見に来てるのやったら、ここのところが足りませんでしたよねとか、来年もうちょっとこういうふうにやらなあきませんよねとかいうこともないじゃないですか。どんな研修されてるんですかね。今、4月から研修やなんやかんや言ってるけど、全然役に立っていですよ。現場で言ったら、雑草の高さがこれだけやったら、今年何センチ伸びてますねとか、そんなんばっかりですよ。業務監理主任。そんなんでいいの。そんな研修されたんですかね。
(市教委)
いや。
(組合)
学校で見てきてやとか、1回目の時これだけやったら2回目7センチ伸びてたから、それ仕事やってないからそれアウトやとか、そんな研修ですかね。
(市教委)
色んな業務の観察点、観察表に基づく観察であったりとか、先ほど申し上げました、人材育成の観点、制度の周知等含めて実施をさせていただいているところではございますが、更なるちょっと充実に向けて、引き続き、充実した研修ができるよう邁進してまいりたいと思います。
(組合)
いやいや、ほんで多角的にとか、見る目がどうやこうやって今言ってはったんやけど、1人の人がずっと3回見ててね。
(市教委)
はい。
(組合)
それ、前からずっと意見として言わせてもらってるけど、他の行政区の業監が見に来るとか。まあ3回という数字がええのかどうか、それは知りませんよ。4回、5回がええのか。1回がええのか。それは分かれへんけれども、そういう何か、3回見に来る中の時期ってあるじゃないですか。最終の部分についてはね、その言ってる、校長との面談とかやから、それ責任もってその行政に張りついてる業監がやればええと思うけど、あとの1回、2回とか、夏ぐらいに来るんやったら、横断的に見れるんやったら見たらいいんじゃないかって言ってますやん。改善もないし、さっきの言ってるアンケートはしない。ね。で、業務監理主任がこうやって観察つけた部分についても、一切、その開示された後にどういうふうやったって、フィードバックもしない。この間、何点かずっと指摘させてもらってるんやけど、指摘というか、まあ意見言わせてもらってるんやけど、一向に変わらないじゃないですか。
(市教委)
いや、あの、できる限り、改善、納得性・公平性・公正性・客観性・透明性を高めてまいりたいというふうに考えておりますので。
(組合)
その答えずっと言ってもらってるねんけど、一向にどれ取っても納得できへんけどね。何回も言っても一向に変わらない。どの業監が来たって何のフィードバックもしてもらわれへんのですよ。だって、教頭からね、やっぱりあの、統括が一次評価者になりましたというのは、さっきも言ってるように、仕事の中身がよく分かってるからということで、教頭から一次評価者になりました。ほんで、一次評価者がずっと回られへんから、言ったら、業監がまあ介のところでやってますよということじゃないですか。統括に、一次評価者に対して言うために観察表をつけた。観察表をつけて、俺の仕事がこうやああや、これがあかん、出来ているとかいう部分で、自分がつけた自己評価のところと照らし合わせて、一次評価、点数つけますよね。だから一次評価者が点数つける基本っていうのは、観察表を基に、それとまあ業監がどういうふうに口頭で説明してるかどうか分かれへんけれども、そこの部分も納得できないじゃないですか。やっぱり納得できるためには、やっぱり開示された後にね、点数が出てきた時に、下がってる上がってる部分で言うねやったら、人材育成や次の年にどうすんねんとかいう部分にあるのやったら、観察した人間が観察表を見せて、こうこうこうでした、仕事の部分についてはこうでしたっていうフィードバックが必要じゃないんですかって思ってる。それは毎回言わせてもらってるねんけど、そういうことも一切しませんよね。
(市教委)
そうですね。いわゆるフィードバックにつきましては、面談者である校長先生の方から。
(組合)
違う。校長はあれなんでしょ。ずっと学校運営の中で動いてるとこを見てるだけなんでしょ。
(市教委)
まあ、それぞれの役割に応じて。
(組合)
そんなん、校長は忙しい。別に業監が忙しくないとは言わないけど、つけた責任あるんやったら。校長でもそうですよね、自分がつけたところのその学校運営のとこだけ説明してくれたらいいんじゃないの。全部のこの何でそんないちいち、そんな統括に問い合わせしないといけないの。
(市教委)
私どもの方としては、色々と検討はしているところではございますが。
(組合)
検討って何。何ら1つも変わってないねんけど。進んでないねんけど。検討します、なんやかんやとかって。何、確保に努めてまいりたいって言うんやけど、何一つ変わってないんですけどねって思うんですけど。何か変わりました。ただ単に今年のあれでしょ、人事評価のところでこの区分のところが変わったとかって、そんなん4階の話やんか。中身の部分についてどうやるねんとかいうのは、一切変わってないじゃないですか。で、悪いけど、これの説明かって、管理職から1個もないですよ。何、これ。人事考課制度及び給与反映の改正について。これ。説明、全然ないですよ。こんなんでいいんですかね。でね、元々、労働組合の部分でいったら、人事評価制度反対なんですよ。なんぼ賃金労働条件に関わることだとしても、これは俺が組合員に対して説明する必要ないねん。それはそっち側がきちっと説明してくれなあかんのちゃう。反対の中で自分ら押し切ったんやから。そんなんも一切ないやん。管理職に対しても、管理職も全然説明もせえへんし。こんなん分かれへんで。令和5年度、あれやったら令和6年度、何や下がるとかなんやかんやとかって表出てるけど、こんなん見ただけで全然分かりませんやん。でしょ。こういうのも、ほんなら業監、観察者として来るんやったら、説明求めますよ。きちっと答えれるんですよね。
(市教委)
その辺は校長の方に、先ほど申し上げましたとおり、5月に全体の校長を集めて説明をさせていただいた上に、全教職員向けに通知文書を送らせていただいている形で通知をさせていただいております。
(組合)
うん。してないですよ。
(市教委)
はい。
(組合)
それはしてもらわな困るから。してもらった後、現場レベルでどないなってるか把握してるんですかって聞いてるんです。
(市教委)
そこは、今。
(組合)
そっち側はあれですか、もうメールで送ったから、あと学校現場は管理職次第ですわってことなんですか。
(市教委)
いや、そういうわけではございません。
(組合)
いや、ならどういうふうにあとちゃんと説明したかとかはないの。こんな重要なやつ。
(市教委)
そうですね。
(組合)
投げただけなんでしょ。実際問題。
(市教委)
一応まあ周知をさせていただいて、もし不明な点があれば問い合わせくださいということで、周知はさせていただいているところではあるんですが。
(組合)
いや、違う。それは校長に対してそうしてはるんやね。そっちはね。
(市教委)
はい。はい。
(組合)
現場としては、現場の人間に全然その周知されてないんやけど、どうしたらいいんですかね。ペーパーだけポンと置かれても分からないじゃないですか。そういう文書が出てますよというやつを、勝手に現業管理体制の主任を使って、勝手に業監がこんな調査するようにって、何人か出てたわな。
(市教委)
はい。
(組合)
そんなんで、観察表のもとに、ちゃんと点数つけれるんか。そういう文書というか、その言葉のね、伝言ゲームじゃないけれども、何でそんな話になったのかってよく分かれへんし。何でその、こっちの人間がそれを調査しないといけないの。それはあくまでも管理職にしたらいい話と違うの。
(市教委)
それはもちろん、主任の業務ではございませんので、直接ですね。
(組合)
そうやろ。
(市教委)
はい。
(組合)
そういうところを全部共有してるの。こんな話ありましたとか。
(市教委)
はい。お伝えしてます。
(組合)
へえ。それで何、8月に業監にも、もう1回やったの。でも結局業監が、だって全部、これさっきも言ってたけど、この辺の制度全部業監に聞くっていって、理解しとかなあかんよね。そういうことでしょ。
(市教委)
業務監理主任に対してもお伝えはさせていただいてはおります。
(組合)
じゃあ聞いてもいいんですね。
(市教委)
聞く、聞くのは私どもの方に聞いていただくか、もしくは校長先生。基本的には校長先生の方に伝えてますので、校長の方に聞いていただくか、もしくは問い合わせ先に確認していただくか。
(組合)
そんな指示出てない。どこかで出したんですか。そんなん絶対聞きますよ。だって、今日3回目の観察ですって言って来て、今年どう変わりましたとかって。この文書なんやかんやあるけど、これ説明してって、説明してもらえますよね。業監。だって評価者。まあ評価者とはなってないけど。そんなんが出来て人の評価するんでしょ。そりゃ制度の中身、一言一句とは言えへん。大体大まかに今年はこないなったら来年こないなりますよ。この表見てください。こうこうこうですとかいって、その説明は求めてもいいの。勤務時間削って研修やってるんもんね。
(市教委)
基本的に私どもの方としては、校長の方に制度を伝えているので。
(組合)
基本はやろ。うん。基本やろ。基本はそれでいい。でもそれを業監がちゃんとそれを把握してるの。聞くって。現場の人間。
(市教委)
把握、把握はされてるという認識はしていますけれども。
(組合)
あ、そうなんですね。3級もなって人の評価をするんやから、質問したら答えてもらうのは当たり前ですよね。人事評価全部のこと分かってないと。僕は観察だけやから、観察表をもとにしか来ませんっていうことなんですか。
(市教委)
いや、引き続き、ちょっと研修の充実に取り組んでまいりたいと思います。
(組合)
まあまあ頑張ってくれたらええけど、いや、質問はしますよ。研修の充実とかいって、業務の手止めてやで、全部業監集めて、それ答えられへんって、何しに来られたのってなりますよね。この間やっぱり意見として言わせてもらってることを1つも変わらないしね。一次評価者がつけた点のやっぱりフィードバックぐらい、やっぱりしたらなあかんと思う。さっきもちょっとしつこいかも分かれへんけど、職員アンケートとかいって、マネージメントサポートシートとか、こんなん関係ない。校長に対してでしょ。だから全部、二次評価者やねん。だから一次評価者関係ないって言ってる。どうもそれは払拭できへんよ。こういうことやってるんやから。
(市教委)
繰り返しになりますけれども、一次評価者については相対評価を行う上で、公平性・公正性・納得性を確保するために、業務の知識のある者が横断的に観察するということを重要視させていただいています。
(組合)
ああ、そうですか。繰り返しとなるんですけど、職員アンケートや何やマネージメントサポートなんか意味ないですよね。職員にやりがいなんか出てけえへんねん。どんな説明したんですか。市側に対して。いやいや、書いてあるもん。市が答えてるの。引き続き、人事委員会からの意見や職員アンケートを踏まえって、答えてはるねん。やってないのに。市に対して。
(市教委)
はい。ちょっとその職員アンケートのところは、ちょっと私も把握はできてないんですけど。すみません。ちょっとまあ繰り返しになってしまうかもしれないですけど、まあ委員長、やっぱり先ほどからのご発言の中で、やっぱりその観察者の方が来られて、そのまあ人事評価制度、まあ人材育成を主眼に置いてやってる制度ですので、やっぱりその観察のあり方とか、ごめんなさい、その給与反映のところまでってなってくると、それはちょっとごめんなさい、学校管理職の方からご説明させていただく事案なのかもしれないけれども、やはりまずは観察者の方がですね、やっぱりそういう制度をきっちり理解した上で、おっしゃってるとおり、例えば観察する中でですね、先ほどの雑草の何センチ伸びたとかって話じゃないんですけど、そういう言い方とか、そういう観察の仕方ではなくて、やっぱりその出来てるところをやっぱりきっちり出来てますとか、課題があるところに関してはこうしたらどうですかとか、その育成、実際、被評価者、一般の方も含めて、その評価される方がですね、そういう方向に向いていけるような観察の仕方って、やはり非常に大切なこと。まあ基本の基本かなと思うので、研修の進め方とか、当然、制度のお伝えはしっかりさせていただいているとは思うんですけど、やっぱりそこはやっぱりまだ不十分だということも、やっぱり交渉の場でもおっしゃっていただいていますので、そこらへんちょっと、研修のプログラムと言いますか、もっとそこを重点的に伝えていくとか、そこはちょっと出来る範囲で多分、努力はしていただく必要はあるかなと思うので、そこらへんちょっとまたお話できたら。はい。
(組合)
制度のところの部分については、それは管理運営事項かもしれへんけど、運用面という部分についてはね、やっぱり最終的にはその昇給なり、一時金に関わって、こっちとしては金に関わってると思うから、交渉事項やと思ってる。
(市教委)
はい。
(組合)
うん。やっぱりその人の動きとかどういうふうにやるとか、その言ってるように、研修の中身がどうとかいうのはな、それはあかんというのは理解してるから、やっぱり人の使い勝手の部分とかいうことで言うとやな、きっちりとやっぱり意見言ってるんやから、それに対してやっぱり1つでも2つでもやで、前進してもらわんとやな。うん。毎年毎年こんなことばっかりやられても。他のとこなんかで言ったら、違う目で見てる。観察も含めて。同じ仕事場に入ってやってやん。それが出来るのに、何でこっち側出来へんの。
(市教委)
私どもの方としては、給食調理員と管理作業員のそれぞれの業務の内容が違う部分がありますので、給食調理員さんについては、他の学校においても比較的同一な業務を行う観点から、客観性を重視して2回目、違う人で見ると。
(組合)
管理作業員だって職務内容にちゃんと明確にされて、やることは基本一緒じゃないですか。そうでしょ。ほんで見る目っていう部分で言ったら、業監の26人がちゃんとその目をちゃんと持ってて、受ける方はそれは違うけど、色んなやり方あるねんから。だからそれは違うよと。仕事するにあたっては労安で作ってるような、ああいう冊子を、作業マニュアルってきっちり作ってる。何が違うの。業務が違うって。それは調理する部分と、うちは環境整備の部分やから、それは大きく違うよ。そこは一緒にせえへん。やることは一緒やんか。業監、向こうの業監が調理するのを見てるの一緒やん。こっちの管理作業員の部分と、それぞれ学校園の環境整備業務やる部分と一緒やんか。何も違うことないよ。
(市教委)
基本的に、まあ1回目の観察での、まあ2回目は改善点、3回目の、1回目、2回目、3回目の改善っていうのを、まあ重要視させていただきたいというところで、同じ人が見るというふうな形で今観察の方はさせていただいています。
(組合)
でもそこで言うと、その観察者が信用できへんから、どうですかっていう。
(市教委)
それは。
(組合)
多角面、多角的に見るとかね、いろんな目で見るのなら、人変えて見た方がいいじゃないですか。それはそうでしょ。だって、今年おった業監が転勤して、次の人来たらまた変わったりとかする。見方で言ったら。それやったら一緒でしょ。
(市教委)
そういう、それぞれの、まあ1回目を見た人が2回目を見るメリットもあるかなというふうには考えておりますので、管理作業員につきましては同じような、同じ施設環境の中で1回目、2回目、3回目ということで、同じ人が見ることが、より公平性・納得性が上がるというふうに認識をしているところでございます。
(組合)
同じ仕事してるのも、何回もそっちと比べたら別にあれやねんけど、そっちかて調理してる部分も違う目で見てんねやろ。1回目、2回目、3回目と。2回目違う人の目で見てはるやん。
(市教委)
ええ。
(組合)
1つの業務をこうやってる部分を何で3回同じ人の目で見る。違う人の目で見た方がええやんか。どう考えたって。客観性が出てくるでしょ。
(市教委)
そこは、あの、1回目、2回目、3回目の改善を重視をさせていただいてるところでございます。
(組合)
さっきもちょっとちらっと言ったけど、言葉の伝言も含めて出来てないのに何を見てるんかなって話やって思ってるんやけど。一次評価者と同じ級に張りついてるんやで。毎回毎回同じこと言うけど。ちゃんと自分のつけた観察表の責任持って、被評価者に対して説明できへんって絶対おかしいじゃないですか。それぐらい改善してもらってもいいんじゃないの?
(市教委)
そこは、はい。周知させていただくように、研修を充実させていただきます。
(組合)
やっぱりつけた点数、ちゃんと説明できたら、その人もピリッとするでしょ。何で俺これなんとかいって。本来、そういう見せへんかったら、4月に来た時でも、やっぱりこういうとこが足りませんでしたねとか、来年、こういうやり方したらどうですかとかっていうな、助言なんて1個もない。研修でどんな説明してはんのかなって。その研修でも中身教えてほしいな。
(組合)
まあまあ、A区の業務監理主任やったらそこを見て、3。B区の人がそのA区のとこを見に来た時に、それは3.1っていったら、感覚に違いが出ますよね。見る目の。で、それをすり合わせてこその話であって、それをしないっていうことは、統括室で調整ができないからですか。それをすると。
(市教委)
いや、まあそういうわけではないです。
(組合)
疑問に思ったので、何でかなって。
(市教委)
そこは、ごめんなさい。私が代弁するのもあれなんですけど、まあ、あのやっぱりその研修、当然、管理作業員さんだけではなくて他もそうなんですけど、やっぱりその評価者研修とかっていうところ、継続してこう、物差しを合わせていくって作業はどうしても今後も絶対出てくるとは思うので、まずは一旦そこなのかなと思うんですけど。まあちょっと、やっぱり全般的に業務監理主任さん、やっぱり観察のところでなかなか人材育成につながってないっていう現状はあるのかなと思うので、やっぱりそこの改善点はどういった形で出来るかってあるんですけど、まずはその評価者制度の中では、やっぱりその研修ってのはまずあるので、そこの落とし方っていうのは、今現状では不十分なところもあるかと思うので、ちょっともうちょっとそこにフォーカスした形で何か出来ないかっていうのは、ちょっと考えていっていただくようには、ちょっと、はい。お願いしたいなと思っています。
(組合)
他のところのことで言ったって一緒。こっちは環境整備業務、給食調理員はずっと給食炊いてるよね。
(市教委)
はい。
(組合)
向こうで言ったら、1回目、2回目が変わって、すり合わせもするんかどうか知らへんけど、3回目。こちらは管理作業員業務、環境整備やけど、なんで3人がずっと、3回ともずっと1人で見ないといけないの。
(市教委)
まあだからおっしゃっていただいているのが、まあ、1つはその給食調理室の中で、日々のその献立を調理していくっていう、まあ、ちょっと言い方が合ってるのかどうか分からないですけど、ちょっと固定されたと言いますか。そういった業務なのかなって。一方で、管理作業員さんって結構、やっぱり日々色んなことがあって、それこそ、その、例えばガラスが割れたとか、まああんまりないのかもしれないですけど、不審な方来て、その対応されたりとか。色々、多分、日々、イレギュラーなお仕事とかもたくさんあると思うんですよ。
(組合)
向こうで言ったら、何、調理マニュアルっていうのはきっちり固まってて、これの料理を作るには、この、これでいくねんっていうのは決まってるから、他の人が見た時に分かりやすいってことなん。
(市教委)
まあ言い方合ってるどうか分からないですけど、比較的、その他の方が見ても統一的にこう、見やすいっていうのはあるのかなとは思うんですね。そういった点で、ちょっとその、他の方が多面的に見ていっていただくってのはまあ有効かなっていう中で、ちょっと管理作業員さんについては同じ方が継続して、例えば1回目にこういう観察の結果が。
(組合)
それやったら、管理作業員かって統一的な業務をするために、合同作業、グループ作業やってやってんねやろ。
(市教委)
はい。
(組合)
一緒やんな。違うの。
(市教委)
まあ、そうですね。難しいのが、技術の、技術の部分で、要は給食調理員さんって、何て言うんですか、色んなこう、野菜の切り方とか、結構。
(組合)
何を言ってはるの。そっち側の言ってるの、何言ってるか全然分かれへん。希望としては、色々この間言ってきてるように、1つでも何か解消してくれたらええのになと思いますけどね。意見としてね。で、やっぱりあれや、やってないことをやったって言うのはおかしいですよね。これは。
(市教委)
アンケート。
(組合)
アンケート。俺はそう思う。このマネージメントがここにやってるようなアンケートなのかって言ったら、絶対違うよ。ここに、市側との交渉の部分で答えっていうのは、結局やっぱりそれぞれの4つのところが集まってやで、やっぱりやっていくんやからやな、自分のとこの課長か誰か出てるのか知らへんけど、どういう説明したかって、それ教えてほしいわ。全然、質が違うものですよ。この管理職に対する、何や、マネージメント何とか、サポート何とかというのと、職員アンケートというやつは絶対違うよ。そういうことからしても納得もね、ここの4原則の部分。
(市教委)
職員アンケートについては、自由意見、まあ当然自由意見もあるとは思うんですけど、やっぱりその評価に対してどう思いましたかとか、評価結果に納得されましたかとか、多分そういったアンケートだったと思うんです。
(組合)
アンケートっていうのはそういうもんやと思ってる。
(市教委)
はい。はい。
(組合)
で、ここに書かれてるな、管理職に対するそのマネージメント何とかっていうのは、学校園の中で校園長がどうやねんとかっていうことのあれやと思ってんねんけど。
(市教委)
はい。
(組合)
昔からあったよな、提言シートみたいな部分で言うと。それは絶対違うよ。
(市教委)
はい。
(組合)
何か教育だけ勝手にやってるのかなと思うしね。何で職員アンケート取れへんやろなと思うけど。
(市教委)
ちょっとそのアンケートの進め方とかも、ちょっと、はい、すみませんけど、はい。一旦、すみません。
(組合)
はい。
(市教委)
以上ということで、はい。ちょっと回答のところですね。まあ今日ちょっとご指摘いただいたとおり、10番の項目に関しては、実際、その事象があったということを受けて、我々としてもどうしていくかっていうところはもう少し精査させていただいて、改めてちょっとお示しっていうことでさせていただいて。
はい。すみません。一旦、以上ということで。はい。
(組合)
ありがとうございました。
(市教委)
すみません。今後のスケジュールにはなるんですけれども、すみません、ちょっとあの、今一旦予定させていただいてるのは、次回の回答交渉ということで、10月13日木曜日3時半から、こちらの部屋で実施させていただきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
(組合)
分かりました。はい。
(市教委)
すみません。以上ということで、すみません。ありがとうございます。
(組合)
ありがとうございました。
(市教委)
ありがとうございました。

令和4年10月13日(木曜日)

自治労現業・公企統一闘争に関する要求書回答交渉の議事録

(市教委)
それでは、よろしくお願いいたします。
(組合)
今、2022自治労現業・公企統一闘争については、昨年に引き続き、安全かつ良質な公共サービスを確実、効率的、かつ適正に実施するという「公共サービス基本法」の基本理念の実現をめざしたたかいの指標を掲げ、10月14日を全国統一闘争基準日に設け、とりくみを配置するとして、5月9日「2022自治労現業・公企統一闘争に関する要求」について申し入れを行った。
以降、本日までの間、内部で充分に検討されたことと思うが、教育委員会として誠意ある回答を示していただきたい。
(市教委)
さる5月9日に、大阪市学校職員労働組合の皆様方から申し入れのありました、「2022自治労現業・公企統一闘争に関する要求書」につきましては、局内の関係所管部署との調整を行いつつ、小委員会交渉等を重ねながら、鋭意検討して参ったところでございます。
私どもといたしましても、「教育」は市政の重要な柱であり、現在の本市の厳しい状況においても、充実を図っていかなければならないと考えており、具体のご要求のうち、交渉事項であります項目につきましては、この間、皆様方と小委員会交渉の場で、真摯に交渉を重ねさせていただきました。組合の皆さま方には、交渉に応じていただきまして、感謝申し上げます。
ご要求の全般にわたる私どもの基本的な考え方につきまして、小委員会交渉等の経過を踏まえ、ただいまお手元にお示しさせていただいたところでございます。
私どもとして、現時点でのぎりぎりの回答でございます。
どうぞよろしくお願いいたします。
(組合)
ただいま、教育委員会より5月9日に申し入れた、「2022自治労現業・公企統一闘争要求書」に対する回答をうけたところであるが、この間、学職労は、大阪市が一方的に制定・施行した「大阪市労使関係に関する条例」であっても真摯に対応を図りながら、「園児・児童・生徒」が安全で安心して生活できる教育環境にしていくため業務のあり方に創意・工夫を凝らし努力を積み重ね、それぞれの立場で「職の確立」をめざし、各学校園現場で業務にとりくんできているところであり、円滑な学校園現場の運営は現場組合員の努力によって成し得ていると確信している。
申入れ交渉以降、小委員会交渉の場において協議を重ねてきたところであるが、改めて何点かについて、教育委員会としての認識を明らかにするよう求める。
まず、5月9日申入れ時に「具体的な要求項目のうち、勤務労働条件に関わるものにつきましては、今後小委員会を設置し、誠意をもって交渉協議してまいりますとともに、その他の事項につきましても、丁寧な説明に努めてまいりたいと考えております。」との回答が示されたが、先の小委員会交渉を踏まえ説明が不十分であったと言わざるを得ない。今後の交渉協議の在り方について再考を求める。
学職労は、円滑に業務を遂行していくためには、日常的に環境整備の把握を行なう管理作業員が必要であり、この間、培ってきた「技術・技能・知識・経験」を次世代へ継承していくことが不可欠であると認識している。
日々、学校園現場において市民・地域と身近に接し、市民ニーズに応えるための努力をしてきている管理作業員が将来にわたる安定した「質の高い公共サービスの提供」を行うためには、学校園現場における業務を教育委員会として現場実態を十分に把握する必要があると考える。
先ほど、「教育環境整備について直営を基本とした姿勢を踏まえつつ行政責任を明確にし、今後とも単数配置校等の実情を精査し管理作業員が職務を効率的・効果的に行えるよう業務執行体制を構築する」との考え方が示されたが、この間の長期間にわたる新規採用凍結や大幅な人員削減は責任ある行政サービス水準の維持にも影響するものと危惧する。
このまま退職不補充が続けば、これまで組合員が、培ってきた技術・技能・知識・経験を次世代へ継承することが困難な状況となる。
「単数配置校等の実情を精査し管理作業員が職務を効率的・効果的に行えるよう業務執行体制を構築」とは、具体的に教育委員会の考え方を示されたい。
業務実態にもとづく適正な要員配置は、たとえ職制責任による管理運営事項であったとしても、勤務労働条件に大きく影響を及ぼすものであることから、変更が生じる場合について健全な労使関係を構築し、労使対等の立場で提案以降、十分な期間を設け交渉・協議を行い労使合意が必要と考えるが、教育委員会の認識を明らかにするよう求める。
次に、労働安全衛生課題であるが、学職労は、「いのちと健康」「こころとからだ」を守る労働安全衛生対策の確立が「ゆとり・豊かさ」を追求するためには欠かすことのできない重要な課題であると位置づけている。
そのためにも、使用者として安全衛生管理体制ならびに現場労働安全衛生体制に対する安全配慮義務を果たし、「働きがい・やりがい」をもち業務に精励できる管理作業員室を含む職場環境改善が大変重要であると認識するところである。
労働安全衛生対策の共有化について、各職場で、公務災害や労働災害等の未然防止にむけ、関係法令を遵守し取り組んでいると認識しているが、依然として公務災害や労働災害が発生しており、それらを根絶するためにも現場実態を十分に把握し、職員の安全と健康を守るために、これらを脅かすあらゆる要因を取り除くことが必要不可欠であると認識する。
公務災害において「中でも、業務主任要綱に具体的役割として公務災害防止対策を推進することが役割として明記されている主任自身が被災する事案も発生している。公務災害を防止し労働安全体制の機能強化を図るため職員研修・主任研修の充実を図り公務災害・交通災害防止の啓発に努めている」との回答があったが、研修・啓発が様々行われているにも関わらず公務災害が発生していることは、研修内容や研修の在り方について問題がなかったのか十分な検証を早急に行い問題点・課題を抽出し、技能統括主任を中心とした現業管理体制のさらなる機能強化を推進していくことが必要ではないかと考えるが、教育委員会の考え方を明らかにするよう求める。
三期休業中の合同作業においては、「業務主任の担当する学校園の管理作業員が合同で教育環境整備を行うことにより、管理作業員の技術向上及び作業内容の平準化を図ることを目的とする。」としているが、技術向上だけではなく、作業内容の充実・安全衛生関係を主題とし、主任の役割を発揮するための座学研修にも取り組む必要があると認識するが教育委員会の考え方を明らかにするよう求める。
また、全ての労働災害・職業病の一掃をめざすため、引き続き、大阪市管理作業員労働安全衛生委員会、大阪市管理作業員労働安全衛生委員会小委員会、学校園、労働安全衛生の役割を担う各級主任の役割を十分に発揮し、連携をはかることにより公務災害・労働災害ゼロをめざす労働安全衛生対策のさらなる充実・強化を強く求める。
加えて定年延長に伴い、高年齢者に対する働き方について、体力や健康状態問題、加齢に伴う労災事故など未然に防ぐ対策の充実を求める。
全ての労働災害・職業病の一掃をめざすため、労働安全衛生に係る課題や対策については、教育委員会・使用者としての責任を認識するとともに、特に教育委員会通知文の取り扱いについて管理職から管理作業員に十分な説明と資料提供を行うことは管理職責任と認識させなければならないと考えるが、現状として、管理職からの十分な説明もなく回覧・配布だけをされている状況にあり不十分な対応になっていることから、改善に向け、今後も引き続き使用者の責務として丁寧な対応を求める。
校園長並びに各級主任に対し十分な助言・支援を徹底し、リスクアセスメント対策を含め体制の強化につとめ、引き続き公務災害・労働災害ゼロをめざす労働安全衛生対策の充実・強化を強く求める。
あわせて、「働きやすい職場環境づくり」へのとりくみを推進するよう、大阪市「からだの健康づくりのための指針」にもとづく職場での健康保持増進のとりくみの充実、「大阪市職員心の健康づくり計画」にもとづいた十分な対応と「ハラスメント」における迅速かつ適切な対応を強く要請する。
次に、管理作業員の現場力を十分発揮できる必要な対策については、各級主任制度要綱に基づいた業務・現場実態に応じた業務執行体制の推進が必要と考える。
単数配置校が増加し、主任枠が拡大されるなど主任の役割が重要になってきている。学校園並びに営繕園芸事務所職員が知識・技能・機能性が最大限に活用できる主任要綱に基づく役割並びに機能強化の推進を強く求める。
また、主任制度の活用においては、現業管理体制による主任の役割と校園の管理監督者である校園長の職務を明確に区分けし業務遂行に当たらなければならないと考えるが、教育委員会の考え方を求める。
校園営繕園芸事務所については「自主運営・自主管理」のもとに、管理職が配置されていない中で業務運営が行われている状況について教育委員会として、今後の執行体制の在り方等について考え方を明らかにするよう求める。
あわせて、校園、校園営繕園芸事務所間における各級主任の配置について、
校園営繕園芸事務所配置主任については主任として校園現場に異動がされているが、校園配置主任について校園営繕園芸事務所への異動が給与制度変更以降なされていない状況にあることについて、教育委員会の考え方を明らかにするよう求める。
次に、人事評価制度については、昨年の人事委員会勧告においても、制度の問題点について言及されたことから、市労連確定交渉の中で精力的に協議を行ってきたが決着には至らなかった。そのような中、本年の人事委員会勧告においても、「評価結果の信頼性および職員の納得性の確保等について継続的な検証に努める必要がある」としている。現行の人事評価制度は、相対評価を行うことで、絶対評価点と相対評価区分に不整合が生じ、公平・公正性、客観性を著しく毀損しているものであり問題のある制度である。この間指摘しているとおり、相対評価そのものが公務に馴染む制度ではなく、相対評価の給与反映については即時廃止するよう改めて強く指摘しておく。職員一人ひとりの能力の違いや各職場事情等を十分考慮し、制度の趣旨に合致した制度構築が必要であることから、教育委員会としてこうしたことを踏まえた検討を行うよう求める。
また、人事評価制度は人材育成と執務意欲の向上を目的としていることから、その目的に合致しているか、アンケートを実施するなど十分な検証を行うよう再三求めてきた。
本年1月における市労連2021年賃金確定闘争において、対大阪市交渉では「引き続き、人事委員会からの意見や職員アンケートを踏まえ職員の執務意欲の向上の観点から、検証・検討を行うとともに、今後も協議を行ってまいりたい。」との回答が示されているが、教育委員会で実施しているアンケートは、校園長のマネジメントサポートシートの自由記述欄での意見聴取のみであり、人事評価制度の検証、検討を行ううえでは不十分であると考えるが、教育委員会の考え方を求める。
総合的な人事・給与制度ついては、この間、市労連交渉時に再三指摘してきているが、給与制度改革で最高号給が大幅に引き下げられたことにより、多くの組合員が昇給・昇格もできずに、各級最高号給付近に留められており、近年、その数はさらに増加している。
こうした実態は、組合員のモチベーションが低下する一方であり、早急に「働き甲斐」の向上につながるよう、給料表構造等の抜本的な改善を行うとともに、昇給・昇格改善を含めた総合的な人事・給与制度を、早急に構築するよう求める。
次に、管理作業員に関連機器の対応について、各種申請において職場における共有端末を使用しての対応が図られているが、個人情報に関係する申請等、多岐にわたりあることから管理作業員の職場環境の改善に関する事項であると認識する。
教育委員会として「働きやすい職場環境づくり」、「個人情報保護の観点」からも追加配置された共有端末の使用について管理職に対し明確に指示されるよう関連機器の早急な対応を強く要請する。
あわせて、校園営繕園芸事務所並びに学校業務サービスセンターにおける端末について教育委員会として状況の把握を行い適切に対応するよう求める。
いずれにしても、本日以降も引き続いて協議していく課題については、労使合意に向けた誠意ある対応を要請する。
(市教委)
ただ今、委員長から、改めて私どもの認識をただされた所でございます。
はじめに、新型コロナウイルス感染症が終息しないなか、大阪市学校職員労働組合の皆様方が、本市教育行政の円滑な運営のために、学校園の教育環境整備業務や子どもの安全確保などに関わりまして果たしてこられた役割と実績につきましては、私どもも十分認識しているところであり、日々ご尽力いただいていることにあらためて感謝を申し上げます。
ご承知のとおり本市を取り巻く情勢は、大変厳しいものがございますが、教育委員会といたしましては、これまで培ってきた皆様方との労使の信頼関係に基づき、ただ今、回答いたしましたとおり、それぞれの課題解決にむけ、今後もより一層努力していく決意であることを、まず申し上げます。
委員長からご指摘いただいた点につきましては、管理運営事項と整理させていただきました事項も含めて、私どもの認識について述べさせていだきたいと存じます。
まず、要員配置につきましては、厳しい財政状況や他都市の状況と比較・検討した結果、さらなる見直しを求められていることから、学校園については1名を基本とした単数配置への見直しに順次着手しているところであり、単数配置とした際の職務内容につきましては、管理作業員を配置している全学校園へ通知しているところです。
管理作業員の単数配置校を設ける際には、児童数・敷地面積・管理作業員の配置状況など各校園の実情を考慮し、教育委員会が決定しております。
単数配置校において、管理作業員一人の業務として可能な範囲を超える場合については、環境整備支援業務、三期休業中における合同作業及び校園営繕園芸事務所への作業依頼といった現業管理体制の業務執行体制により補完しているところです。
また、単数配置校へは学校環境整備事業予算を配当し、請負契約などによる対応も可能としているところです
今後、要員配置に伴って勤務労働条件に変更が生じる場合につきましては、十分な交渉期間を確保しつつ、合意に向け誠意をもって交渉してまいりたいと存じます。
次に、労働安全衛生の課題につきましては、教育委員会では、職場における事故や災害を未然に防止し、管理作業員の安全と健康を確保するため、定期的に、「大阪市管理作業員労働安全衛生委員会」を開催するとともに、「大阪市管理作業員労働安全衛生委員会小委員会」を開催し、各職場において安全で安心に作業が行えるよう、状況や業務に即した安全管理の徹底のあり方について、調査・審議を行い、審議されました内容につきまして、各校園長及び現業管理体制における各級主任を通じて、統一的な指示を行い、各職場の管理作業員に周知徹底を図っております。
管理監督者である校園長に対しても、学校園に勤務する教職員の健康と安全を確保し、快適な職場環境の形成を促進するという責務と役割があることから、公務災害の防止に向けて学校園での安全確保に努めるよう周知・指示しております。
しかしながら、毎年依然として災害が発生しており、今年度発生した公務災害の中には公務災害防止対策を推進する立場にある主任が被災する事案も発生しております。
公務災害を防止し、労働安全体制の機能強化を図るためには職員研修・主任研修での知識の取得が重要と考えており、研修を通じて安全に関する知識を高め、公務災害・労働災害を現場から一掃できるよう、研修内容のさらなる充実に努めてまいりたいと存じます。
次に、三期休業中の合同作業につきましては、教育委員会といたしましても、管理作業員の高齢化等の実情をふまえ、技術向上だけではなく、安全衛生の観点からも、座学研修の企画・立案にも取り組む必要があると認識しており、座学研修に向けた研修資料の作成等、現業管理体制において取り組んでまいりたいと存じます。
次に、労働安全衛生に関する通知文等の取り扱いにつきまして、これまでも校園長に対して、各管理作業員へ周知を行うこととしてまいりましたが、校長会等を通じ説明を行うなど、丁寧な対応をしてまいりたいと存じます。
次に、管理作業員の現場力の活用につきましては、管理作業員が培ってきた技能・技術・知識の共有や継承は今後の検討課題として認識しております。
各級主任制度要綱に基づき、管理作業員職場において必要な技能・技術・知識を継承し、全校園で平準的な成果を実現できるよう、研修内容の充実や各級主任会議の内容の見直し等に取り組んでまいりたいと存じます。
校園長・主任の役割については、校園長は当該校園の長として校務運営を司るものとし、主任については、校園長の指揮下のもと当該校園の環境整備業務に従事することが役割と考えております。
一方で現業管理体制における主任の役割としては、技能統括主任の指揮下のもと、自主運営・自主管理による管理作業員業務の均一化を担うものと考えております。
次に、校園営繕園芸事務所の管理体制につきましては、主任室及び校園営繕園芸事務所、学校業務サービスセンターを包括した執行体制としております。
なお、主任の配置などの人事異動につきましては、管理運営事項として、本市教育委員会が主体性を持って判断しているところでございますが、年度末の人事異動につきましては、個人の能力や適性などをふまえ、教育委員会が責任を持って配置先等を決定しております。
次に、人事評価制度に基づく給与反映につきましては、人事評価結果を活用しつつ、適切な方法で給与へ反映することが、頑張っている職員に報いることであり、そのことが職員のやりがいや、ひいては、市民サービスの向上につながるものと考えており、そのためには、職員に対する公平・公正性、透明性、客観性、納得性の確保が重要であると認識しております。
現在、第1次評価者である技能統括主任、第2次評価者である校園長並びに観察者である業務監理主任に対して、それぞれの役割についての理解と認識を深めることを目的に、説明会や研修等を行っております。評価者並びに観察者としての役割の徹底を行い、能力開発、人材育成を行ううえで必要な研修内容の充実を図るとともに観察者のレベルアップに努め、納得性、公平性を確保できるよう検討いたします。
また、職員に対するアンケートにつきましては、執務意欲の向上の観点から人事評価制度の検証・検討に資するため、教育委員会といたしましては「マネジメントサポート」制度の校園長のマネジメントサポートシート自由記述欄より提出いただき、毎年実施をさせていただいているところですが、内容の精査を行い、評価結果に対する納得性や満足度、評価制度に関する意見など広く聴取し、その結果をふまえ観察などの評価方法についても検証・検討を進めていくなど、人事評価制度の適正な運用に努めてまいりたいと存じます。
いずれにしましても、相対評価の給与反映も含めた人事給与制度につきましては、市全体の動向も注視し、大阪市学校職員労働組合の皆さま方と、必要に応じて引き続き誠意をもって交渉してまいりたいと存じます。
最後に、共用端末については、校園営繕園芸事務所並びに学校業務サービスセンターを含む各校の共用端末の配備状況を確認し、配備割合を調整のうえ最適化することで共用端末の利用改善に取り組んでまいりたいと存じます。
また、共用端末の使用については、学校により利用状況が異なることもあり、学校の裁量で運用を行っていただいておりますが、競合を避けるような運用について検討を行い、提案してまいりたいと存じます。
今後も職員の給与・勤務労働条件などの労使交渉事項につきましては、十分な交渉期間を確保するとともに、事前協議を重ね、誠意をもって交渉してまいりますとともに、その他の事項につきましても、より丁寧な説明に努めてまいりたいと存じます。
(組合)
ただ今、教務部長より学職労との交渉のあり方、学校園現場で従事する管理作業員に対する使用者責任とこれまで果たしてきた役割・実績についての認識が示された。
学職労はこれまで「業務実態にもとづく適正な要員配置」について組合員が各現場で培ってきた「技術・技能・知識・経験」を最大限発揮し、市民・地域の視点に立った「質の高い公共サービスの提供」をはかることができる要員配置でなければならず、十分な検討・検証を行い、組合員が仕事に「働きがい・やりがい」を持ち安全・安心して業務を遂行できる配置でなくてはならないと、幾度となく指摘をしてきた。
さらに、要員配置に伴う組合員の勤務労働条件の変更については、労使合意を基本に交渉等を行ってきているが、大阪市・大阪市教育委員会が方針を決定してからでは交渉の余地が無いため、経営形態および事務事業の見直しによる勤務・労働条件に変更が生じる可能性がある場合は早急に交渉を行うよう求める。
(市教委)
繰り返しにはなりますが、大阪市労使関係に関する条例ならびに、平成25年3月22日に双方で合意しました「確認書」に基づく交渉事項につきましては、労使合意に向けた期間を十分に確保することに努めるとともに、誠意をもって交渉してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いします。
(組合)
いずれにしても、小委員会交渉での考え方、今回示された内容については「2022自治労現業・公企統一闘争要求書」における、労使での小委員会交渉を踏まえた教育委員会の回答であり、それぞれの課題解決に向け、誠意をもって交渉することが示されたことから、今時点要求全ての事項を解決することにはなりえないが、本日以降も精力的なとりくみを重ね労使合意を前提にした交渉と合わせ、交渉においては必要な範囲において、決定している管理運営事項について説明をおこなうことなど、教育委員会として誠意を持って対応されるよう改めて強く要請するとともに、本日示された教育委員会回答については追って連絡させて頂く。
配布資料
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令和5年5月8日(月曜日)

夏期一時金要求書申入れの議事録

(市教委)
それでは、ただいまから、大阪市学校職員労働組合からの夏期一時金に関する要求書についての申し入れ交渉を行います。
(組合)
本日は2023年度夏期一時金について、学職労として申入れを行いたい。
去る3月16日に市労連は、松井市長に対して「2023年統一賃金要求に関する申し入れ」の中で、「一時金については、期末手当一本とし、年間5ヶ月分以上とするとともに、支給方法の改善をはかること、さらに引き上げ改定分についても、期末手当に配分すること。」を要求している。
これに基づき学職労として、本年度の夏期一時金として、「月収の2.5ヶ月分以上を6月30日に支給すること、また、支給方法についても引き続き改善をはかること。」を合わせて申し入れる。
政府は、給与制度の総合的見直し、退職手当の見直しなど、地方自治体及び人事委員会に助言と称する指導、圧力、不当介入を強め、自治体職員の給与制度は改悪の一途をたどっており、生活実態は悪化している。これ以上の地方公務員のさらなる給与制度の改悪による給与引き下げは容認できない。
大阪市においては、昨年の人事委員会報告・勧告で、月例給は1.93%の引き上げ、一時金は0.10月分の引き上げが示され、勧告に基づいた改定となったが、組合員の給与水準は引き続き厳しい状況にある。
また、「給与制度改革」以降、多くの組合員が最高号給に達しており、結果的に昇給できない組合員が年々増加している。昨年からの確定交渉においては、全ての給料表で号給増設が行われたとはいえ、一時的なものであることから、早急に総合的な人事・給与制度を構築すべきである。
学職労は、例年にわたり総合的な人事・給与制度の構築をはじめ、さまざまな諸課題解決に向けて交渉を行い、組合員の賃金・勤務労働条件に関する課題について、確定交渉のみならず、通年的に交渉・協議を行い、解決をはかっている市労連に結集するとともに、個別課題については教育委員会に対し必要な協議を要請していくことを申し上げておく。
その上で、本日申し入れた「夏期一時金要求」は引き続き、組合員が学校園における公共サービスを担う上で極めて重要な要求であり、「賃金・労働条件は労使の交渉によって決定すべき事項」という基本態度を堅持し、これまでの交渉経過と自主性をもった労使協議と交渉により実現されるよう申し入れる。
(市教委)
ただ今、委員長より夏期一時金についての申し入れをいただいたところでございます。
本市の財政状況につきましては、新型コロナウイルス感染症との共存を前提に、新しい生活様式への対応促進を図り、感染拡大の防止と市民生活・経済活動の維持との両立が持続的に可能となるよう、物価高騰等の影響も踏まえた対策を講じる必要があります。
そうした中でも、市民の安全・安心を支える安定した財政基盤の構築に向け、行財政改革を徹底的に行い、補てん財源に依存することなく収入の範囲内で予算を組むことを原則とするなど、将来世代に負担を先送りすることのないよう財政健全化への取組みを進めるとともに、限られた財源のもとでの一層の選択と集中を全市的に進めることとしています。
こうした考え方のもと、「新型コロナウイルス感染拡大防止対策の充実」や「市民サービスの充実」、「大阪の成長」という方向性を基本に、学校給食費の無償化や、重大な児童虐待ゼロの実現に向けた取組みをはじめとする子育て・教育環境の充実などを推進することとしています。
一方、私ども公務員の給与等勤務条件に関しましては、各方面から強い関心が寄せられているところであり、制度の透明性を確保し、より一層、市民に対する説明責任を十分に果たすことが求められております。
しかしながら、私どもといたしましても夏期一時金は、教職員の生活に直結するものであり、モチベーションの向上等に大きく影響する重要な課題だと認識しております。
本日いただいた申し入れの内容については、先ほどお示しした本市の諸事情を十分配慮しながら検討してまいりたいと考えており、市労連統一交渉の場で、引き続き協議をさせていただく所存でございます。本日のところは大阪市学校職員労働組合の皆様方には、何卒ご理解を賜りたく存じます。
要求書
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令和5年5月8日(月曜日)

自治労現業・公企統一闘争に関する要求書申入れの議事録

(市教委)
それでは、ただいまから、大阪市学校職員労働組合からの現業・公企統一闘争に関する要求書についての申し入れ交渉を行います。
(組合)
申し入れに際して、一言申し上げる。
今、自治労は、2023 年現業・公企統一闘争を産別統一闘争として「住民の未来に貢献できる、自治体責任による質の高い公共サービスの確立」を基本的な目標に掲げ、「職の確立」を基本とする「新たな技能職」へのとりくみと「より質の高い公共サービス」の提供に必要な人員確保や賃金・労働条件の改善をめざすため、個別の具体とりくみ指標を設定し、全国で闘争体制の強化を図り、第1次闘争における基準日を6月16日、第2次闘争における基準日を10月20日とし、通年の闘いとして進めている。
学職労は、こうした自治労の基本目標にもとづき、「2023自治労現業・公企統一闘争に関する要求」について申し入れたい。
私たちは、これまで限られた財源と現場力を最大限に活用し、市民サービスの向上に努めてきた。しかし、総務省が、この間、推し進めてきた集中改革プランや定員抑制の圧力の流れを受けた結果、現業職員数は激減し、質の高い公共サービスを提供するための「技術の継承」が行えず、災害時における緊急時の対応や、新たなサービスの提供が困難な職場が多数見受けられる。
近年、全国各地で想定を超える大規模自然災害が頻発する中、大阪市では「大阪市地域防災計画」や「大阪市地域防災アクションプラン」を設定し、防災・減災対策を推進する一方で「市政改革プラン3.1」では、新たに、改革プラン終了以降の目標として、直営業務を精査し技能職員を半数程度に削減するとの考えが示されている。
職員が減少している状況の中、市民サービスは多様化・複雑化し、求められる行政サービスは増加の一途をたどる一方、超過勤務縮減の取り組みを進める中、業務の遂行は困難を極める状況にある。
さらに、2012年の給与制度改革以降、総合的な人事・給与制度の構築を検討するとしながらも、この間、具体的な認識を一切示されることなく、多くの組合員が最高号給に留まっており、昇給もかなわない状況である。
この様な厳しい状況にあっても、学職労組合員は、学校園および関連して働く管理作業員として果たす役割について、市政改革プランで示されている簡素・効率化の視点のみだけでなく、将来にわたる市民サービスの充実・改善を模索し、職員自らが自覚と責任を持って園児・児童・生徒の安全確保と学校園の施設・設備維持管理や安全対策にとりくんできている。
その上で本日申し入れた「2023自治労現業・公企統一闘争に関する要求」に対し、学校園における管理作業員が果たしている役割をはじめ、何点かについて教育委員会の考え方を求める。
まず、組合員の労働条件の変更は、組合員の一生涯を左右する大きな問題であり、労働条件に関わるすべての案件は労使協議事項であり、労使交渉・労使合意が大前提であると認識するが、教育委員会としての考え方を求める。
次に、労働安全衛生にかかわり、新型コロナの感染症法上の位置付けは、5月8日に季節性インフルエンザ並みの「5類」に移行としているが、高齢者や基礎疾患のある人にとって、新型コロナが危険な感染症であることに変わりはなく油断するべきではない。
引き続き、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防止し、市民及び職員の安全を確保し、職場環境の整備や制度等の充実をはかるなど最大限の対策を講じ職員が不安を抱えることなく、安心して業務に従事できる業務執行体制を構築するよう求めておく。
次に、この間の退職不補充により、単数配置職場が増加し、培ってきた「技術・技能・知識・経験」を継承し最大限発揮するためにも、十分な検討・検証を行い、管理作業員が仕事に「働きがい・やりがい」を持ち安全・安心して業務を遂行できる業務執行体制が必要であると幾度となく指摘をしてきた。
「給与制度改革」以降、職務給の原則にもとづく給与体系に改正され、現業管理体制における各級主任の認識・役割が重要となることから、主任制度要綱に基づく業務執行体制のさらなる充実・強化を図ることを求める。
次に、人事評価制度についてである。現行の人事評価制度は、相対評価を行うことで公平・公正性、客観性を著しく毀損しており、組合員の十分な理解の下で人材育成のための制度とすることが必要であると認識している。
「相対評価」による給与反映は、職員の士気に影響を及ぼし、人材育成からは程遠い制度であることを再三指摘してきた。昨年、生涯賃金の影響に考慮した制度改正がなされたものの、絶対評価点と相対評価区分の不整合については依然、解消されていない状況である。
人事評価を利用して、能力実績主義に基づく競争を煽り、評価結果を勤勉手当や昇給号給数に反映するなど、職員間に格差を生じさせるのではなく、職員一人ひとりの能力の違いや少数分散職場の事情等を考慮し、制度の趣旨に合致した制度を構築することが必要であると認識している。
職員アンケート調査などが行われることもなく、4原則(公平・公正性、透明性、客観性、納得性)2要件(労使協議制度の確立・苦情処理機関の設置)の確立など、不十分と言わざるを得ない。引き続き「相対化」の廃止を強く求める。
教育委員会の一方的な運用変更により、手法や報告が適切に対応されていない事象があることから、改善すべき点は改善すべきであるという認識のもと、引き続き交渉・合意による改善を求める。
次に、管理作業員に関連機器の対応について、各種申請において職場における共有端末を使用しての対応が図られているが、個人情報に関係する申請等、多岐にわたりあることから管理作業員の職場環境の改善に関する事項であると認識する。
教育委員会として「働きやすい職場環境づくり」、「個人情報保護の観点」からも追加配置された共有端末の使用について管理職に対し明確に指示されるよう関連機器の早急な対応を強く要請する。
あわせて、校園営繕園芸事務所並びに学校業務サービスセンターにおける端末について教育委員会として状況の把握を行い適切に対応するよう求める。
最後に、学職労は、日々の労働運動そのものが、現業闘争であると認識しており、本日申し入れた要求に対して、教育委員会として、十分な交渉期間の確保と誠意をもって回答されるよう強く要請しておく。
(市教委)
ただ今、委員長より「2023自治労現業・公企統一闘争に関する要求」について申し入れをいただいたところでございます。これまで、大阪市学校職員労働組合の皆様方が、本市教育行政の円滑な運営のために、学校園の教育環境整備業務や子どもの安全確保などに関わりまして、果たしてこられた役割と実績について、私どもも十分認識しているところでございます。
労働安全衛生の観点から、職員の健康管理に資する対策は重要であると認識しているところであり、管理作業員の皆さまが安心して業務に取り組んでいただけるよう、引き続き、感染症防止対策並びに現業管理体制の充実・強化に努めてまいりたいと存じます。
また、相対評価における給与反映や職場環境の改善など、管理作業員の皆さまの給与・勤務労働条件に関わっては交渉事項であり、今後とも労使合意をめざすことを前提として協議してまいりますとともに、その他の事項についても、丁寧な説明に努めてまいりたいと存じます。
本日、ご要求いただきました内容につきましては、私どもといたしましても、大阪市学校職員労働組合の皆様方の勤務労働条件に影響する重要な課題も含まれると認識しており、今後本市を取り巻く状況をはじめ諸情勢に十分に配慮しながら対処してまいりたいと考えております。具体的な要求項目のうち、勤務労働条件に関わるものにつきましては、今後小委員会を設置し、誠意をもって交渉協議してまいりますとともに、その他の事項につきましても、丁寧な説明に努めてまいりたいと考えておりますので、本日のところはよろしくお願いいたします。
要求書
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令和5年6月6日(火)

大阪市学校職員労働組合からの勤務労働条件に関する小委員会交渉の議事録

(市教委)
すみません、お時間になりましたので、第1回小委員会交渉、始めさせていただきたいと思います。
去る5月8日に、大阪市学校職員労働組合の皆様から、現業統一闘争として申出をいただきました事項に関わります、小委員会交渉を始めさせていただきます。
まず、本日の小委員会交渉の進め方でございますが、要求書における申入れ事項につきまして、私のほうから交渉事項に該当する項目を一括して御説明をさせていただきます。その後に、組合様のほうから、申入れ事項に係る趣旨説明を頂戴いたしまして、市教委としてお答えできる部分を対応させていただくと、そういった流れで進めていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
それでは、交渉事項となる部分につきまして、私のほうから一括して御説明させていただきます。資料のほう、お配りしております、現闘の分類表のほう御確認ください。
1項目めでございますが、関連法令等を遵守した労使関係につきましては、労使関係、とりわけ勤務労働条件等に関わる基本的な部分でございまして、交渉事項としまして、給与厚生担当制度グループのほうからお答えをさせていただきます。
2項目めでございますが、勤務労働条件につきまして、交渉事項としまして、教職員人事担当のほうからお答えをさせていただきます。
3項目めですが、労働安全衛生に関わります事項でございますので、交渉事項とし、給与厚生担当福利グループのほうからお答えをさせていただきます。
4項目めでございますが、勤務労働条件に関わります事項でございますので、交渉事項としまして、給与厚生担当制度グループからお答えをさせていただきます。
5項目めでございますが、本市の職員・組織・配置に関わります業務執行体制でございますので、管理運営事項として整理をさせていただいております。
6項目めでございますが、労使間条例第4条第1項第8号の人事評価制度の企画立案、及び実施に該当する事項でございますので、管理運営事項として整理をさせていただいております。
7項目めでございますが、給与、勤務労働条件に関わります事項でございますので、交渉事項として教職員人事担当、及び給与厚生担当制度グループからお答えをさせていただきます。
8項目めでございますが、予算の編成に該当する事項でございますので、管理運営事項として整理をさせていただいております。
9項目めでございますが、勤務労働条件につきまして、交渉事項として整理をさせていただきまして、教職員人事担当からお答えをさせていただきます。
最後に10項目めでございますが、職員の賃金労働条件をはじめとした待遇改善等に関する事項でございますので、交渉事項とし、教職員人事担当並びに給与厚生担当制度グループのほうからお答えをさせていただきます。
交渉事項に関わります御説明につきましては以上でございますが、管理運営事項として整理をさせていただいております事項につきましても、職制として申入れの内容につきましては、真摯に受け止めまして、今後も引き続き責任を果たしてまいりたいと存じます。
それでは要求書につきまして、順に各申入れ事項に係る趣旨説明を頂戴したいと思いますが、1項目めにつきましては、労使に関する事項につきまして、先ほど申し上げました労使に関わる基本的な部分でもございますので、市教委として真摯に誠意を持って今後回答させていただきたいと思っておりますのでよろしくお願いいたします。
それでは2項目めから順に、委員長のほうから御発言をお願いいたします。
(組合)
基本的には、もう直営、直営を基本とした教育委員会が責任を持って、管理作業員という職場に対して適切な対応を働いていただきたい。あとは業務実態の適正な要員配置ということについては、校園、校園の部分については、単数配置がこの間、去年の段階でいうと、平成の37年、令和でいうとあと2年か3年後に単数配置が完成というふうに言われている中で、また再任用なりの部分が1名配置をされている。こちらの基本的な考えとすれば、正規職員が1、その補助として、高齢者雇用の観点からも、再任用者なりを配置をするというのが適正な要員の配置ではないかなというふうには思ってます。
あと、取りあえず園芸事務所における職員配置の部分について、定数が定められていないという中で、きちっと業務をしていかなあかんとか、そういうふうなことを今年度、次年度の割り振りも含めての、ここは管理運営事項になるんでしょうけど、いろいろとお聞きしたい部分。
あとは、その5番の管理運営事項とも大きく関わるところですけれども、営繕園芸事務所における主任の配置、校園の配置と比べても、非常に内密な関係であるんじゃないかなというような認識をしてるところなので、それにおける配置の考え方なり、今後どういうふうに対応を図っていくのかというふうなことについてお聞きしたいというふうに思います。
あと、勤務労働条件の変更の部分については、先ほどの1と同じですけれども、労使合意を基本に、十分な交渉協議、交渉するについても、期限が決まってる中で、考える時間も含めて、余裕のあるような、交渉なり協議の在り方というのは求めていきたいなと思います。
あと3番目の労働安全衛生の部分については、基本的に労働基準法なり、安全衛生法を遵守する、それは基本的な対応でお願いをしたい。今、本委員会、小委員会などで、現場における公務災害なりを一掃するために、いろいろと努力をしていただいていることもあるんですけれども、まだまだ公務災害が発生してるような状況っていうふうな部分について、教育委員会として一掃するためにも、どういうふうに対応を図っていくのかというふうな部分を明確に示していただきたいと。
あと作業実態に応じた安全用具の購入等予算確保ということについては、この間、それぞれの校園でヘルメットなり、安全帯、ハーネスなんかについては、特別講習が必要というふうな状況の中であるんですけれども、現場ではなかなか言えないような部分があると。そういった部分については主任を活用して言うてもらうのも一つの手かなと思いますけれども、労働安全衛生委員会として予算を確保する、用具等々書いてますけど、今現行、本委員会の労働者側の部分については、安全衛生推進者も取れてないっていうような状況なんで、そういった部分にも活用できるような予算の確保をお願いしたいなというふうに思います。
4番は交渉事項、コロナが2類から5類になったと。インフルエンザ並みの対応ということになるんですけれども、まだまだ分からないような状況でありますんで、そういった新たな感染症、コロナも含めてですけども、十分な対応を図るように徹底をしてもらいたいなと。
5番、先ほどの2番のところとかぶる部分があるんですけど、ここはやっぱり、また書きのところ、設置要綱に基づく適正な対応を図れということについては先ほども申し上げた、営繕園芸事務所の主任の配置、それと主任としてきっちりとできてないというふうに認識するところもちらほら見受けられるので、そちらがつくった主任要綱に基づく解任も含めて、対応どうするねんというような、そういった部分の考え方も含めて示していただきたいなというふうに思います。
あと6番、管理運営事項ということやけど、これに基づいて給与反映、一時金に反映もされることやから、完全な交渉事項やと思ってます。それぞれの市労連、この間、そういった部分の交渉については市労連の統一交渉という位置づけになっているけれども、市労連が求めてる要求、市側、4階が答えてる内容と、教育委員会が行っているというふうな内容がもう齟齬が出てるんちゃうかなと。その辺のところはきちっと説明をいただく。
あと、その主任の要綱に人事考課の関係なんていうのは盛り込まれてないはずなので、その辺をちょっと十分確認して、ほんで観察者における業務監理主任等の役割をもう一度明確に説明をいただく。この間、各現場で一次評価者がつけた点数から第二次評価者の部分について、上げることはならんみたいな話がちらちらちらちら出てる部分について、具体的にどういうふうな研修をやってるのかと。そういった資料も含めて見せてもらって、十分に説明してもらいたいなというふうに思います。
7番、定年退職が延長なんで、そこの間、働き方の部分、7割で、60歳が7割か、現行の給料の。そういった中でどういうふうな働きをしていくのかというふうなことについて、動きがあるんであれば十分な報告もしてもらいたいなと。
あと8番、8番も管理運営事項と言われつつ、現場、現場の状況の中に、この間の請求とか、年休処理とか、いろんな部分についてもペーパーレスの状況の中で、管理作業委員が、結局その10番における話とちょっとリンクするかもしれへんねんけど、管理作業員後回しやと。教員の余ったパソコンを使ってというふうなことが、校長のほうから出てきたりもすることもあるんで、そこはやっぱり現業差別ちゃうんかと。そちらがペーパーレスで行うんやったら、きっちりと条件整備、環境整備を含めてやった上で、そういったデジタル化へ進んでもらえたら。今現在どういうふうな状況になってるのかというふうなことについても十分説明いただきたいなと。
9番は、今回もそういうふうな、道具とか、いろいろとそういうふうな緊急的な対応を含めて、ある部分あるねんけども、学校園で作られてるマニュアルには、単に管理作業員だけの名前がぽんと入ってると、そういうふうなことだけじゃなくて、こういうふうな役割ですよ、こういうふうになってますよ、というふうな、学校園における安全対策の部分について、管理職がちゃんと説明できてるんかどうか。総じて校園における書類等についても、この間言うてるけども、クリアケースの中にぽんと入れられた中で、説明もない中というふうなことになっとるから、そういうふうなことのないように今後どういう対応をしていくねんというふうなことも含めて、交渉事項になっとるから、いろいろと教えてもらいたいなと。
あと、今年度、昨年度もそうですけど、管理作業員に対する職業差別、あったんか、なかったんか。あった時点ではどういうふうに対応したんかとか、いうふうなこと含めて説明お願いしたい。ここはちょっとこちらのほうからいろいろ答えて、出てきてからいろいろ質問させてもらおうかと。
(市教委)
はい、分かりました。そうしましたら、要求項目の順番で、2番から説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。
(市教委)
今回御要望いただいているところでいいますと、まず勤務労働条件ということで、作業員の勤務労働条件につきましては、標準職務という形で通知はさせていただいてるところです。要員配置につきましては、これまでもですが、学校園については1名を基本とした単数配置のほうに見直しのほうをしておりまして、1名配置の時の職務内容につきましては、毎年3月に管理作業員の単数配置に伴う学校環境整備の通知ということで、全学校へ通知をさせていただいております。
教育委員会としましては、子供たちが安心して快適に過ごせる教育環境の整備については、直営を基本とした姿勢を踏まえつつ、今後とも単数配置校の実情を確認しながら、しっかりと業務執行体制を構築していきたいと考えております。
先ほどお尋ねあったのは、直営につきましては御説明したように、今時点では維持してやっていくということで、特にその他検討しているということはございません。
あと1点、すいません、単数配置の完了時期につきましては、先ほど委員長、平成37年というお話……
(組合)
言ってなかったっけ、去年か何か。
(市教委)
去年、いや、去年お伝えしたのは令和14年になってますので、今5なので、あと9年の間、単数配置は完了するまでお時間ありますので、その間でまたいろいろ検討とかっていうのはしていくことになろうかなというのは思います。
これも御指摘いただいているんですけど、再任用が1名で配置されている学校というのは今現在もございます。先ほど御指摘ありましたように、本務の側の補助ではないかという御指摘なんですけども、再任用もフルと、まだショートがおられるんで、ちょっとフル型についてはちょっと、11名の見合いという形でさしていただいているところです。
あと、営繕の主任への配置につきましては、歪だという御指摘をいただいたんですが、確かに異動については、今年度も主任残っておりますので、今後職員が減少していく中でどのようにしていくかというのは、また考えていくべきことかなというふうには認識をしております。
(組合)
ひとつずつの方が良いよね。
(市教委)
そうですね。
(組合)
全部言われてからすると忘れてしまうわ。
(市教委)
はい。
(組合)
かまへん。それでかまへん。
(市教委)
ああもう、進め方は。例えば途中で挟んでいただいて全然大丈夫ですよ。
(組合)
毎年、毎年、単数校園の状況を把握して、確認してとかあるけど、具体的にどういうふうに見てるん。
(市教委)
やっぱり単数配置校については、単数配置予算という形で配付させていただいておりますので、その中で必要に応じて、プラスで予算の配当も御要望されるところもありますし、あとやっぱり3月15日付で先ほどお伝えした通知のほうをさせていただいておりますので、単数配置校に例えば主任さんが行っていただいてとかいうのは、していただいてるケースとかをみたりしているところです。
(組合)
単数配置予算というてるけど、ほかのところも出てるよね。今年なんか急にぽんっと。
(市教委)
ほかにというのは、つまりは……
(組合)
単数じゃないところも、なんぼか置いてなかったですか。
(市教委)
あれはうちではなく、学校運営支援センターの……
(組合)
あれもちょっとよう分からへんねんけど。勝手にその場に出るってどういうことやねん。 あの文章をちょっと持ってきてないねんけどな。管理作業員の何やかんやとかって書いてるからな。そっちも把握してるんやろうと思うやん。
(市教委)
事前にこういうことをしようと思ってるっていうのは確かにありましたけども、もともとあれは学校園全体での働き方改革というか、負担軽減か何かっていう話やったと思いますんで、その中で予算20万円やったかなと思う、それ多分配当されてるかなと思います。
(組合)
あれは全部に配当されたん。
(市教委)
基本的にはたしか単数配置校のところは今、現状もう業務委託ですかね。
(市教委)
業務委託っていうか、がばっと大きなやつが……
(市教委)
はい、あるんですけど、それらのところはそれができないというところで、教職員の方々が例えばプール清掃であったりとか、ワックスがけであったりとかっていうところで、ちょっと通常の業務に併せて、そういったところも対応されてるっていうところで、結構負担が大きいっていうお話が、全体的にちょっと上がってましたので、そこを新たに幾らかですけど、20万ですかね、ちょっとごめんなさい、金額はあれなんですけど、配付して、それを使って、教員の方々のちょっと負担軽減のためにもそういう業務を外部に委託できるようにっていうところで、学校運営支援センターのほうでちょっと取組をされてるというところですね。
(組合)
いや、だからそれでいうと単数配置の予算のところが、使い方とか、そういうふうな軽減とかっていろいろあるから、こっちも分からへんとこあるわな。問合せかかってきても。うちらにしたら、その説明が一切ないもんやから、急にぽんってきたら。やっぱりそういうふうな状況も含めたら、そっちでちゃんとうまいこと把握した上で、どういう使い方がというところは、知らせてくれないとな。
(市教委)
分かりました。
(組合)
それとごめん、令和14年で単数配置が一応完了予定ということで、シミュレーション的においた部分なんやけど、それと併せて再任用の1人配置のところは、ショートとフルとおるというふうなことやけど、ほんなら今現行、正規の人間で、2人なり、複数で配置されているとこ、何でそれをまずそっちに持っていけへんのか。
(市教委)
あれですね……
(組合)
前から言うてるように、べたな話で、そいつら仕事できへんからやろっていう話やねん。1人ではさせられへんっていうことやろ。
(市教委)
いや、1人で……
(組合)
再任用のほうが仕事できるからっていうことやろ。
(市教委)
いや、そういうわけではないんですけども……
(組合)
ほな何でそいつらをそのまま複数にしてやな、再任用1人って配置するんや。
(市教委)
やはり、ちょっと心身の故障の方っていうのも、もちろんおられますし、あと、再任用の職場になっているのも、そこはやっぱり我々人事異動を行う際に学校、自己申告も当然確認しますし、校園長のヒアリングもしますので、その中で、ここは再任用の方の配置のほうがいいかなという判断で、もちろんそこはさせていただいてるところなんです。
(組合)
配置するのはそっちやねんけど、そこの明確なところがよう分からへんと。
(市教委)
例えば、そこ、もともとそこの学校園におられた方とかっていうのも、きっと多いかというのもあるかと思うんですけども。
(組合)
だけど5年異動させへんから、別にそう長いことおろうが関係ないやん。
(市教委)
5年で異動するというのは、基本的に本務の職員の一般の方というルールかなと思いますので、再任用につきましては、毎年度一応その異動の対象として取り扱うことになっていますので。
(組合)
心身はまあ、心身もいろいろな病気とか云々、そういうのはちょっと置いといて、それはちゃんとつけたらなあかんっちゅうのは、それは理解するわ。そやけど、別にそういうこともないやつも沢山おるやん。何か原因があるんやろ。その原因があるからこそ2人でさしてるんやろ。
(市教委)
今御指摘いただいてるような職員がおられるのであれば、しっかりそこは現業管理体制の中で、きちっと指導をしていくべきと思いますので、そこは……
(組合)
だから具体的に、そしたら具体的に現業管理体制って、その人らに対してどういうふうな指示命令していくねんちゅうてんねん。
(市教委)
おっしゃるように、もしあの作業の、技術力が低いとかであれば、当然一般の方であれば、主任の方に御指導いただくべきものですし、そういう形で少しずつ技術の継承というか、はい、していきたいとは思っています。
(組合)
営繕園芸事務所の異動の話やけど、考えていくって言うてるけどな、それはもう何、何年も前から言うてる話やし、ほんで一般の管理作業員、5年やわな。それはそっちが作ったルールやからな。
ほんで主任も含めて、ただ暗黙の了解で3年とか何やかんや言うてるけど、ほんでそれと、前から言うてるように、営繕園芸事務所の主任は校園に異動してもそのまま。まあまあ今の制度上そないなっとるわ。なってますわね。
(市教委)
はい。
(組合)
そやけど、校園の主任が営繕園芸事務所に行かへんっていうのは何なんですか。何か問題でもあるんですか。
(市教委)
いや、特に問題は。
(組合)
そういう事例は今一切ないよね。
(市教委)
はい。
(組合)
何でないの。そこちゃんと明確に教えてほしい。
(市教委)
それは、人事異動を行う際に、自己申告の状況とか、いろいろ確認しながら実施を、これまでしてきたものというふうに認識しておりますし、今後ずっとしないのかっていうことであれば、決してそういうふうにルールとして決まったものがあるわけではありませんので、御指摘いただいているように、学校園から営繕のほうに異動するということも、今後あり得るのかなっていうふうには思ってます。
(組合)
でもせえへんよね、この間。
(市教委)
この間してないです。
(組合)
何でしてないのって話。
(市教委)
あの……
(組合)
主任、主任制度いうのはトータル的な、オール大阪のもんなんでしょ。どこで働いたかって、主任は主任なんちゃうんですか。一方ではね、職務内容なんかで営繕園芸事務所にいたっていうたら、合同作業せえとか、勉強をしなさいとかっていうふうになってるなかで、何でそないなるの。それは、一般の主任、一般ちゃう、主任だけじゃない、業監もそうやし。統括もそうやわね。勝手にそちらが何か営繕園芸事務所の統括とか、校園の統括とか決めてはるんやろ。そんな採用、そんな任用試験やってないやん。
(市教委)
任用試験は、はい、試験は行っておらず、いわゆる任用という形で決めております。
(組合)
何でそんなシャッフルにせえへんのかな。固定したままじゃないですか。そういうとこは。
(市教委)
そうですね。ま、……
(組合)
それやねんやったら現場の、現場部分でいうたら、営繕の統括とかな、校園の統括って言われるよりも、それを払拭するようなやり方考えてくれはったらええんちゃうの。
(市教委)
5人全員で全体を見るみたいな感じ。
(組合)
だってそうでしょ、統括って。そういうもんなんでしょ。だから……
(市教委)
もちろんそう……
(組合)
営繕園芸事務所の統括で決めたんちゃいますやん。
(市教委)
それはそうですね。
(組合)
そうでしょ。
(市教委)
はい。
(組合)
だから、校園の統括で、いうたら今持ってる4人、4つに分けてやな、そこに入れたらええやん。
(市教委)
まあ学校園のこともという。
(組合)
そうや。それ当たり前の話やんか。何でそれをせえへんねんって聞いてるねん。明確にそれ示してくれっていう。
(市教委)
任務分担っていったらあれですけど、やっぱりある程度役割分担があるほうが仕事も明確にできるのかなっていうのもありますので。
(組合)
だから校園って言われている統括が、別に営繕園芸事務所のほう行ってもええんちゃうの。一つになっとるからそうやっていうたらそうかもしれへん。
(市教委)
それは実際には……
(組合)
でもあれやん、4月の頭に出てくる主任の配置のところについては、4人の統括しか入ってないよね。ちゃう。営繕統括どっかの校園に張りついてるんちゃう。
(市教委)
張りついてないですね。
(組合)
何でそんなんなん。
(市教委)
役割分担としてやっているだけでして、1名の統括につきましては、全体調整する統括として、役割っていうのはお願いしてますので、やっぱり何かに特化しながら、全体調整する1人の統括がいるという形でさせていただいてます。
(組合)
だから営繕の言われてる統括とかは、それは何、役割分担やからということ。
(市教委)
役割分担で、見る職域っていうか、ところを分けてるということですね。
(組合)
別に営繕だけ見てるわけじゃないねんな。あの統括は。
(市教委)
営繕とサービスセンターとかも見てますけども。
(組合)
校園は見ないの。
(市教委)
校園は見る担当としては、役割分担としてはしてないです。
(組合)
何でせえへんの。それが分担やん。
(市教委)
役割分担ということですね。我々に事務分担がありますように、何かに、全員でこうやるよりも分けてやったほうが効率的な部分っていうのもあるかと思いますので。
(組合)
今ちょっと人数に関してのことありましたけども、今障がい者雇用っていうのも入ってきてると思うんですけど、今後どういうような形で増やしていくのか。増やした場合にはどういう体系でやっていくのかとか、そういうのがありましたら聞かせていただきたいんですけど。
(市教委)
当然障がい者雇用につきましては、御存じのとおり、当然法定雇用率もありますので、我々自治体が積極的にやるような数値になるかと思いますので、今後も障がい者雇用につきましては積極的に行ってまいりたいというふうには考えてはおります。
そのときに、要員配置につきましては、複数校の学校に配属をしていくというふうには考えております。
(組合)
今具体に何人ぐらいなんですか。
(市教委)
それは全体でいいですか。
(組合)
分けて、事業と校園で分けたとしたら。
(市教委)
校園のほうは、20名ぐらいだったかなと思いますし、今、正確にちょっとすみません、言えないんですけど、あと営繕事務所には約10名、で学校業務サービスセンターでも約10名で配属してます。
(組合)
その校園にいる20名に対しては、複数体制にして見てるっていうことですよね。
(市教委)
はい、その学校しかないと思いますが。
(組合)
2名、3名、3名校になるんですよね。
(市教委)
そうですね、その方が入ればっていうことですよね。はい。
(組合)
今後も考え方としては、増やした場合にもそういうふうにやっていくっていうことなんですか。
(市教委)
今、はい、そのように考えております。
(組合)
これが30人になったら、いわゆるその子を含めて3名体制になる学校園が30校になるっていうふうに解釈をすればいいですか。
(市教委)
はい。今のところそのように考えてます。やっぱり1人の学校に配属してしまうと、管理作業員さんが、本務の方がお休みの日とかはもちろんあるかと思いますので、そういうときに障がい者雇用の子一人になるっていうのを、そうならないような状況にするために、その複数配置校に配置すべしというふうに考えております。
(組合)
その複数のとこ、再任用分けるんですか。正規職員。
(市教委)
いや、それは再任用も、はい、一緒です。
(組合)
っていうことですよね。
(市教委)
はい。
(組合)
あと、今年度とか近いあれやけど、統廃合とかって何か出てます。
(市教委)
令和6年には新しい学校は設置されます。中之島で小中一貫かなと思いますが。
(組合)
それどこにあるの。
(市教委)
今、ちょっとつくってる、中之島6丁目。国際会議場のほうにできる。あとは堀江の小学校のほうが、元西高校の校舎を新しく分校っていう形で、一つの堀江小学校なんですけども、機能としてはいわゆる常盤小学校さんとかでしたら、学年ごとにこう分かれるとかになるんですけど、友渕さんとかもそうやと思うんですけど、そうじゃなくて、もうあみだ池筋で分けて、はい、でちょっとまたその上のところは、一旦一つの学校なんですけど、ただ実態としてはもう離れてますんで、ちょっとそういったところ、今どう運営していくかっていうところに、今、照会がきてるところでございます。
あともう一つは、不登校の特例校っていうのが、多分浪速区のほうの、廃校になった学校どこやったかな、ところをちょっと改修して、いわゆる不登校の子を集める、集めてやるというところで、ちょっとそこの運営含めてちょっとどうするかっていうところはあるんですけど、一応3校新設。
(組合)
3校新設。
(市教委)
はい、そう聞いております。
(組合)
なくなるところは。なくなるところはないの。
(市教委)
今のところは、はい。
(組合)
またそれは、分かった時点で、分かる前に教えてくれたらええんちゃうん。
(市教委)
そうですね、はい。
(組合)
そこに管理作業員、配置せなあかんよな。
(市教委)
はい。おっしゃるとおりです。
(組合)
分校とかなったらどないすんの。その今西とか堀江とか。
(市教委)
すみません、いろいろ決まってみなければ何とも言えないんですけども、配置の状況とかも、ちょうど今、この間そういうお話があったので見てたんですけども、ただ学校ともまだ話ができてる状態じゃないんですけど、一応、あの学校はもともと複数配置校ですので、学校でこう1人ずつ分かれていただくか、どうするかっていうのは今後学校と詰めていかないといけないので、何も決まったことは特にないんです。ちょうどいま我々がどうしていくかを考えますかみたいなことを聞かれてる状態なので。
(組合)
ほんなら詳しい状況が分かったら、そこはまた。
(市教委)
そうですね。そうしましたら、続きまして3番の項目、はい、お願いします。
(市教委)
公務災害のところでございます。職場における事故や災害を未然に防止しまして、防止して、管理作業員の方の安全と健康を確保するために、労働安全衛生委員会を設置して、定期的に開催することで、安全衛生体制の強化を図ってるところでございます。
しかしながら、公務災害の一掃という観点から取り組んでおるところですけども、令和4年度につきましては、残念ながら5件ということで。で、発生件数といたしましては、過去最少ということだったんですけども、ただ1件は公務災害防止を推進する立場の主任が被災する、公務災害がございました。で、今年度も今現状公務災害のほうが2件発生しておりまして、なかなかゼロっていうのは難しいんですけども、少しずつでも減らしていけたらと思っております。
で、具体的にじゃあ公務災害の一掃に向けてどうするんだっていうところでございますけども、そちらにつきましては、管理作業員の研修が、課題の研修が大事だと考えております。で、全体研修、主任研修を通じて、公務災害を防止するために、安全に関する意識を習得して、高めてもらうことが重要だと考えております。令和5年度につきましても、全体研修につきましては、墜落事故と切創事故が発生していることから、災害発生時の応急措置という形で講演を考えております。公務災害発生防止の観点でも研修は重要というふうに考えておりまして、とりわけ業務監理主任及び業務主任の役割と、業務主任につきましては、役割としましても、公務災害防止対策の推進が各要綱にも明記されてますことから、業務監理主任、業務主任研修が重要だというふうに認識しております。で、公務災害防止のためにリーダーシップということで、やはり主任から現場、現業管理体制の中で指導していく中で、どういうふうにしたら現場の管理作業員の方に伝わるかということで研修を考えております。
さらにその研修の中で、技能統括からも安全作業のためにということで、これまでの公務災害の発生内容を踏まえながら、安全作業の手引きの内容の理解の徹底を図るという認識のもと、研修を行います。加えて、三期休業中に主任が公務災害防止に関する座学が開催できるように、研修の資料も提供する予定でございます。公務災害が残念ながら発生してしまったということになりましたら、原因の究明、原因防止策の研修を行いまして、再発防止策としまして、現業管理体制を通じて周知するとともに、安全衛生委員会、安全衛生委員会小委員会で連携しながら、公務災害防止の徹底に取り組んでいきたいと思っております。やはり、公務災害ゼロに向けてということで、学校園、現業管理体制、教育委員会がしっかりと連携して、公務災害ゼロを目指して、しっかりと取り組んでいけたらというふうに思っております。
あと、御予算の安全器具の購入の経費の件なんですけども、安全用具の購入などにつきましては、予算の編成に関する事項ということでなりますので、管理運営事項ということになるんですけども、本市全体の動向を注視しながら、管理作業員さんの安全が確保できるように、引き続き取り組んでまいりたいと思っております。
お話の中にありました、安全衛生推進者講習の受講の件なんですけども、そちらにつきましても、予算編成に関する事項となるということで、管理運営事項ということになるんですけども、安全衛生推進者の職務としましては、労働者の危険、または危険障害を防止するための措置に関すること、労働者の安全または衛生のための教育の実施に関すること、健康診断の実施、その他の健康の保持・増進のための措置に関すること、一番大きな場合は労働災害の原因調査、及び再発防止対策に関すること、ということが挙げられておりまして、労働安全衛生法に基づきまして、学校園なんですけども、50人未満の学校につきましては、各学校を一事業所ということで、一事業所ということで、衛生推進者を選任する必要っていうことから、公費で講習っていうのは受講していただいておるということでございます。
一方で、管理作業員現場におきましては、職務内容を考慮いたしまして、業務監理主任が業務全般に関わって、全般にわたって指揮監督しているっていうことでございますので、業務監理主任の方が管轄しているところを一事業所の衛生推進者ということで考えまして、講習を受講していただいているというところでございます。公費での受講につきましては、安全及び衛生のための責任体制を構築している事業所単位で受講していただいておるということで実施しております。
(組合)
研修プランについては、管理運営事項やから、そこはもう任すけれど、できたらその研修の資料とかもう一回見せてほしいんやけど。
(市教委)
はい。また、そこは提供させていただいて、また共有します。
(組合)
こっちが思うのは、本委員会で出てきてもね、きっちりとその本委員会の中でやってるんやけども、それはやっぱりなかなか現場には下りてないっていうのが実情かなと。今言うていただいたように、現場と現業管理体制、そこはいろんな統括から、縦の流れで出てくるんやけど、そこのもう一個の三角形のところの校園長、そこに十分理解してもらうように、具体的にどう考えてるねんというところがやっぱり必要になってくると。さっきも言うたけど、絶対そういうふうな本委員会でやった調査の最終的な結果とかも、クリアケースの中にぽんと入れられた中でそれ見とってくださいとか。で、それぞれの要綱、取組の内容とかもあんだけ細かい文章を書いてもうて、下波線入れてもうたりしてもうて、ちゃんと説明せいというて書いてくれてるにもかかわらず、なかなかそういうふうになってないっていうところは、教育委員会の方から強く言えるように。それはまた本委員会の中で出していただきたいと思うんですけど、それはよろしくお願いします。
(組合)
今、座学のために必要な資料を渡すっていうふうに言われてたんですけど。
(市教委)
業務監理主任、主任研修会が開催されますので、そのときにちょっと今統括から、技能統括から聞いていますのは、安全作業の手引きを持参していただいて、いわゆるちょっと知識をもう一度再確認するっていう部分と、その別添で、危険予知行動に関する部分の資料をちょっとお渡しさせてもらって、そこを全体に含めて主任の方が、例えば、三期休業中の、例えば夏の暑さ対策にもなるということで、資料を提供するということで統括のほうから聞いておりまして、そこでまた現業管理体制を通じて、公務災害防止という形で取り組んでいきたいと思っております。
(組合)
7月26日。
(市教委)
そうですね、そのときにお渡しするというふうに聞いております。
(組合)
あのね、例えば今年の夏に、これはすごくいいことやと、座学で労安についてやってみようと思う主任さんが、こういう資料があるんであればやりたいと思う人も多分出てくると思うんです。ただ、7月26日に資料もらって、これ夏に僕ら主任が労働作業の申請書出して通るわけないですよね。夏にできるわけないですよね。
(市教委)
いや、それは通ると思います。
(組合)
1カ月以上前に出せっていうふうなことが決まりでありますよね。
(市教委)
1カ月以上前なんで、多分資料としてまだちょっとできてないのであれなんですけど、そこは今統括とも話している中で、今年度の合同作業として実施していただけるようなことで、それは今後きちんと早めに御案内というのはさせていただくことになるのかなとは思います。
(組合)
ただ、提出しないといけないでしょ。主任が書いて、合同作業の提案書、全て内容どうするんですか、資料どうするんですか、座学するんであればどういうふうに行っていくんですかっていうふうなんを僕ら求められるんです。で、求められる中で、夏休み、三期休業の夏、多分23日とかその辺から多分夏季休業に入ると思うんですけど、それ例えば24日に、7月の24日に座学して、労安やろうと思った場合には、これできないですよね。できるんですか。
(市教委)
それは合同作業として、今年度はやっていくというふうには聞いてますので、そこはまた技能統括主任とも連携はさせていただきたいと思います。
(組合)
理解できないんですけど。要はじゃあ1カ月以上前にこの資料は頂けるっていうことなんですか。もしくは、やりたいっていうか、組みたいものに対しては先に講義してくれるっていうふうに受け止めたらいいんですか。
(市教委)
いや、講義自体はすみません、今のところその主任研修のところに向けて、今準備しているところです。
(組合)
理解できません。7月26日に、僕らこの座学の説明を受けて、じゃあいつそれを夏の合同作業座学でやればいいんですか。
(市教委)
ただ、必ず今年度っていうふうに我々も考えてるわけじゃなくて、例えば今年7月受けていただいて……
(組合)
次の年に……
(市教委)
次の年にやっていただくというのもいいのかなと。その資料自体が何か劣化するというか、そういうわけではないと思いますので。
(組合)
じゃあ、この7月26日の研修というのは、その後に対してのことって考えといたらいいんですよね。
(市教委)
後で、翌年度でも実施いただくことは可能です。それはもう資料として、座学用資料としてお渡しさせていただくというか、はい。
(組合)
何か今年に座学っていうふうな感じで結構推し進められてたんで、労安の中でも。そういうふうなことができるのかなとは思ってたんですけど、あくまでも26日に絞るっていうことですよね。
(市教委)
はい。そこに向けて今まだ、まだちょっと物自体もまだできてませんので。
(組合)
はい。
(市教委)
3番について、その他ございませんでしょうか。大丈夫でしょうか。
(組合)
いいですか。労働安全衛生の部分で、作業実態に応じた安全用具の購入等予算確保に努めることということで出してるんですけども、我々の管理作業員、これから夏炎天下の中、屋外で仕事をする機会が大変多くなってくるんですが、空調服の扱いについてどういう状況になってるかお聞きしたいんですけども。
(市教委)
空調服の扱いというのは、いわゆる購入のことですか。
(組合)
そう、購入。
(市教委)
購入につきましては、一応多分その作業実態に、実情に応じて各学校園のほうで購入していただくという形になっております。
(組合)
はい。では学校園のほうが購入という形になった場合に、当然この異動が出てきてるわけなんですが、この異動に関わっての空調服の部分は置いていくっていうことですか。
(市教委)
そうですね、あくまで学校の備品になります。備品というか消耗品、額的には備品になるかどうかあれなんですけど、あくまで学校が皆さんの税金で買ってるものになりますので、その人の個人に、属人というよりか学校に配備されているものという認識で。
(組合)
ということは、その学校へ異動したら、その前任者のが空調服を購入してればそこにあるっていうことですね。
(市教委)
そうですね。
(組合)
で、その場合、一応なかったとしたら、再度、学校長に……
(市教委)
そうですね、そこはいわゆる、いわゆるといいますか、必要性というところで当然暑さ対策っていうこともございますので、その部分については安全作業の手引きに載ってますとおり、使用も全然差し支えないというとこもありますので、そこは学校様のほうに必要性っていうところで配備していただくというところで整理しております。
(組合)
状況に応じてなんですけど、衛生的にっていうことはあるねんけども、人が着たやつを、着たやつを再度着るっていうのはちょっとっていう人もおるかもわからないんですが、そういった場合は別にそれを強制的に着る必要は。いや、あるやろって言われたときに。
(市教委)
そこは、ケース・バイ・ケースによると思うんです。例えばサイズが合わへんとか、ちょっともう型が古くてやっぱり、モーターも円滑に回るかとかっていろいろ事情もあると思いますので、ちょっとそこは個別っていうところではありますので、ここに一律の、こういう場合はってあるとは思うんですけど、そこはその内容、ケース・バイ・ケースで取扱いっていうのは変わってくると思いますので、もしちょっと迷われましたら、そこは御相談いただけたら。
(組合)
予算として、前年度の管理作業員が管理作業予算として、空調服の部分を上げてなかった場合に、予算上がってないから駄目ですよっていうふうなことが言われた場合には、別途対応してもらえるいうことやね。
(市教委)
そうですね、それは当然学校、いわゆる学校の安全管理配慮、配慮するのは学校の義務でございますので、その上で実情っていう、いわゆる必要性っていうとこもあると思いますので、そのうえで最終的には学校が判断するということになると思うんですけども、いわゆる金がないからっていうところは、いやじゃあ安全どうするのっていうとこもあると思う、じゃあどう担保してくれるのっていうところで、そしたら、じゃあアイスベストがあるとか、いろんな対応策っていうとこはあると思うんですけども、そこは一旦は学校園の安全管理体制の中でっていうとこになってくるとは思うんです。で、その上でやっぱり、いや全然っていうことがありましたら、また委員会のほう、こちら私のほうにも相談いただきましたら、ちょっと学校のほうとも、いや、やっぱり必要性っていうところも含めて、御説明もさせてはいただきますので。
(組合)
今、こうやって御説明していただいて理解するんですけども、現場の管理作業員もそれぞれでして、その状況、そういう状況に対応してもらえるっていうことを分かって……
(市教委)
そうですね、この前も職場巡視で去年も行かさせてもらったときに、なかなか事務の人が、なかなかちょっと買ってくれなくてとかっていう声も聞いておりますので、そこは業務監理主任なりが、上手くアドバイス、こういう言い方したら買えるよとか、っていうとこもありますので、そこの部分、現状につきましては技能統括とも状況は相談させてもらいながら、いわゆるそういった形で困ったことがありましたら、ちょっとまずは現業管理体制の中で、こういった事例とか、買い方とかあるよとか、そういった情報は共有できるようなところで、私のほうからもそこは労働安全衛生委員会小委員会の中でも問題提起はしていこうとは思っております。
(組合)
まあ、統一的に購入方法というか、購入の手順に関しては業務監理主任、現管を通じて、一般まで行き渡るように。
(市教委)
まず必要性として、要るということを伝えていただいて、教育委員会としても必要、応じて必要っていうことであれば、当然それは買ってください、安全を守るために買ってくださいねっていう、学校に対しては説明をさせてもらいます。それがいわゆるちょっと学校によっては足りない学校とかいろいろあると思いますけど、またそういった困り事で直接委員会に相談するわけにもいかないと思いますので、やっぱりそれは、そこは主任なり、業務監理主任なりっていうことでどんどん上に上げていけばっていうところは思っておりますので、そこをいわゆる業務監理主任なり、主任さんがそういったとこも含めて……
(組合)
理解する。
(市教委)
そうですね、そういうとこも含めて、いわゆる学校の交渉、折衝も含めて、うまいこといけるようなっていうところは、また小委員会のほうでもちょっと問題提起させてもらいながら、統一的な対応をできるような形で取り組んでまいりたいと思ってます。
(組合)
それで、そういうなんを本小委員会のときに質問させてもらってもよかったんですけど、空調服の配備のとこの項目が消されてる、消えてますよね。あれは、どういった、どういった意図というか。
(市教委)
一応、配備状況というのは去年各学校園の状況っていうのは全部把握しておりましたので、いわゆる去年は配備してますかって聞き方だったので、ある程度配備状況っていうのは今年で、昨年度でコンプリートされましたので、そしたらじゃあ次は具体にしよう、というとこで、安全作業の手引きにのっとって、ちゃんと適正に使用してますかっていうところで、今回はシフトさせてもらったというところでございます。
(組合)
さっきの話の流れになるんやけども、そうやって安全衛生の点検で回ったときに、空調服の配備ができてるか、できてないかっていうところで、購入具合と、それに関わって必要である、必要でないっていう、その個人の判断がどうなってるのかとかいうのは主任として行ったときに話をしたりすることも可能やったんで、っていうふうに思ったんですけどね。
(市教委)
一覧の点検項目には、例えば聞き方として、アイスベストも含めて、一応使ってますよっていうところで、ちょっと投げかけていただいて、で、使ってますよってなるのか、使ってなければ、使わへんのっていうことで、そしたら、こういう理由で使ってません、別に空調服が使いたくないっていう声もありますので、そこはやっぱり掘り下げていただくといいますか、その項目、別に消えてるわけでも、適正に使ってますかっていう項目は残ってますので、そこの部分を生かしてもらいながら、そこは掘り下げていただけたら何かやっぱり困ってるんやったら、そういった声も上がってくるのかなあと。
(組合)
そこまで行くのに、現管を通じて、その指示というか、いう部分をきっちりと、直接現場で対応する業務監理主任と話をして、統一的にいくようにしといてもらわんと、ちょっといろんな話がごちゃごちゃ出てたら、買うてもらえる、買うてもらわれへんかったっていう具合にあれなんで、実際、空調服使ってないけども、必要やと思う方もちゃんと。
(市教委)
そうですね。そういったちょっと声を吸い上げながらうまいことできるような形で、ちょっと小委員会のほうでも上げていきながら、現業体制の中で、同じ対応ができるような形で、そこは吸い上げた上で意見挙げていって、共通認識図っていきたいと思っております。
(組合)
実際、熱中症いろいろ言われている状況なんで、もし倒れたりしたら大変なことなので。
(市教委)
そうですね、やはり御自身の命っていうところ、やっぱり子供さん、子供たちのためっていうとこもございますので、そこは認識一つにしてやっていこうと思ってます。
(市教委)
続いて4番、お答えさせていただきます。
新たな感染症、感染拡大っていうところで、いろんな制度等の充実ということで御意見いただいてるところなんですけれども、新型コロナウイルスの感染症の拡大してるって状況下におきましては、勤務することが困難な場合の特別休暇の付与であったりとか、ワクチン接種される際の職務専念義務の免除、またマイカー等通勤の緩和というところで、感染症の拡大防止に向けまして、いろんな制度を導入して、皆様が安心して業務に従事いただけるような対策を講じてきたところでございます。先ほど委員長の御発言もありましたとおり、今般、新型コロナウイルスの感染症がいわゆる5類感染症に移行ということになりましたので、これに伴いまして、今申し上げたような制度っていうのは、取扱いのほうは終了はしてるところではございますが、今後新たな感染症等が感染拡大してくるという場合につきまして、いろんな制度の導入というところも可能性としてあるかなと思うんですけれども、それにつきましてはこの教育委員会も含めて、本市全体の動向を見ながら、我々としても適切に対処していきたいというふうに考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
(組合)
校園も、営繕園芸事務所のサービスセンターも同様のきっちりとした対応、営繕園芸事務所には統括がおるというけど、そちら側の人がいてないから、自主運営、自主管理という勝手な名目をつけられて、この間運営をしてるというふうなとこやから、そこはきっちりとしていただいて、校園に勤務してても、営繕園芸事務所、サービスセンターに勤務してても齟齬のないように、そこはお願いをします。
(市教委)
はい。
(市教委)
続きまして5番の項目で。
(市教委)
5番の項目につきましては、各級主任要綱に基づく適切な対応、先ほど委員長からの解任について、主任の解任についてもお話があったかなと思うんですが、もちろん不適切な職員、不適切な事項を繰り返すような職員については、解任ということも考えていかないといけないと思いますが、解任自体はいわゆる法律上の多分、分限免職に当たるかなと思いますので、やはりそこはなかなか、そこまでの方はちょっと私としてはおられないという認識ですが、ただ御指摘されているように、しっかりと現業管理体制はきっちりとやっていかないといけないというのがありますので、問題があるというようなことがあればきっちりと現業管理体制の中で対応していきたいというふうには考えております。
(組合)
だから結局解任するとか、せえへんとかいう問題は、一応書いてあるからやな、うちはそういうふうに指摘もするわけであって、今の現状でいうと、主任になってしまうと、何かあったとしても別に今でいうたら、自己のちょっと辞めたいんですとかいうぐらいしか。
(市教委)
はい、希望降任。
(組合)
希望降任とか、そういうことしかないわね、いや、そうじゃないねんと。やっぱり主任要綱、設置の要綱に基づいて、きっちりと報告もできてないような主任がおれば、それは業監も含めて統括もそうやと思う。できてないんやったら、できてないなりにきっちりと、そういうこともあるねんでというふうな、罰則はどうやとかって言えへんけれどもやな、そういう危機感を持ってやってもらわんと、口すっぱあ言うてるけど、2級、3級なってきたら、1級の人間からすると、1つでも2つでも上やねんから。
それと、今さっきちょっと労安のとこでも言うてたけども、そういう縦の報告、縦の流れ、統括のほうから業監に対してこうやねん、ああやねんと。現場のトップやねんから。ほんで行政でもトップやし。それちゃんとピラミッドになるように、きっちりと指示・指導含めてしてもらう。ほんで言うてええことと言うたらあかんこと、いろいろぺらぺらぺらぺらしゃべるやつおるわな。ほんで勤務時間中にライン回してやってるやつもおるぞ。え。いや、それはええんかっちゅうねん。
(市教委)
その不適切なことをしてる状態は当然しっかりと指導はしていきたいと思いますので。
(組合)
結局その物差しがないんやろ。
(市教委)
そうですね。なかなか今、ラインというふうに今おっしゃられたんで、我々もラインをふだん使っておりますし、業務の連絡とかも外出先からラインでしたりすることもありますので、一概にラインを使うかとかどうとかっていうのは、私もなかなか申し上げれないですけど、ラインで業務、基本的には業務ですべきものですので、そうでない場合はしっかりと指導していかないといけないというのは思っております。
(組合)
あとは守秘義務もあるしやな、ぺらぺらぺらぺら決まってもしないことをうわさ話的に言うような主任さんもいてるいうのは事実としてあるからね。それはでもどういうふうにそっちが吸い上げるかいう話やん。アンケート調査する。
(市教委)
でもなかなか……
(組合)
主任さんこうなんです、ああなんです、1カ月に1回主任会議の報告出たん、ぺらぺらずっと読み上げてるだけで、何も聞いてくれへんのです。え。そういうふうなんをしてくれはったらええねん。やっぱり危機感を俺は持たせてほしいと思うんです、こっちとしてはね。なったらなりっ放しっちゅうのはやっぱりあかんと思う。
(市教委)
それはおっしゃるとおりですね。級も上がっているので、やっていただくお仕事増えますし、自覚といいますか、主任としての自覚を持ってお仕事に当たるべきやと考えておりますので。
(組合)
だからさっきの労安なんかやと、主任と業監の研修の中身はちょっとよう分からへんけれどもやな、やっぱり主任としてこういうもんやねんというふうなことは徹底的に時間使うてやっていただきたいなあと思いますけども。
(市教委)
はい、承知しました。
(市教委)
その他、5番の項目大丈夫でしょうか。
なければ、続いて6番の項目に進ませていただきます。
(市教委)
評価制度についてなんですが、昨年度この間いろいろと御意見を頂戴しているところでございます。
まず、職員アンケートの実施につきましては、従来はマネジメントサポートシートを活用していたところなんですが、評価制度の適正な運用に向けて、委員会としても把握していき、内容等について調査するなど、調査内容の充実を図っていくとともに、広く意見を聴取し、結果に基づく評価制度の検討、検証っていうのを行ってまいりたいというふうに考えております。
続きまして、業務監理主任の観察についてなんですが、業務監理主任は人事評価制度の一次評価者である技能統括主任を補佐する立場でありますので、一次評価の基となる観察を担当することから、人材育成を基盤とした人事評価制度において重要な役割を担っているというふうに認識をしております。そのため、研修を通じまして、評価における業務監理主任の役割でありますとか、人材育成を主眼とした観察の実施方法など、評価制度の理解や認識を深めるように取り組んできているところでございます。
この点につきまして、所々でいろいろと御意見を頂戴しているところなんですが、評価制度の実施に当たりましては、評価制度の理解が観察者全員にしっかりと浸透されるように、繰り返し周知の徹底を図ってまいりたいというふうに思っております。
また、研修内容ですが、今年度につきましては、観察者のレベルアップを図る観点から、元立葉小学校におきまして、従来の机上の研修に加えまして、新たに実地研修というのを行ったところでございます。
また、今後観察の時期におきましては、統括業監会議などの場を通じまして、改めて人材育成につながる観察となりますよう、注意点等も含めて繰り返し説明を行っていきたいというふうに考えております。
また、観察方法につきまして、実施回数でありますとか、実施方法、被評価者へのフィードバックなど報告書も含めまして、いろいろなところから御意見を頂戴している項目でございます。これにつきましても今後、今年度に予定しておりますアンケートの結果も踏まえまして、よりよい評価制度となりますよう検討を進めてまいりたいというふうに思っておりますのでよろしくお願いいたします。
(組合)
職員アンケートするんですか。
(市教委)
はい。一応今年度には予定を。
(組合)
今までしてなかったん。
(市教委)
今まではマネジメントサポートシートの自由評価欄に記載というところでしていたんですけれども、改めて職員アンケートというのを実施していきたいというふうに考えております。
(組合)
こっちが思ってるアンケート調査ってね、マネジメントサポートシートの自由評価欄のところに書くような、そんなアンケートちゃいますやん。そんな指示も出てないし。そういう報告もされてないけどね。
(市教委)
そういった意見も昨年から頂戴しているというの聞いておりますので、今、総務局のほうでやっておりますようなアンケートなども参考にしつつ、教育委員会バージョンといいますか、に沿った形でのアンケートを実施していきたいというふうに考えております。
(組合)
それでやっと市労連交渉におけるアンケート調査やったやったとかいうところと、教育委員会がしたら合致するという理解で。なんでそんな齟齬が出てるの、それぞれのところで。
(市教委)
アンケートにつきましてはマネジメントサポートシートっていうところで……
(組合)
別個で出るんですか。マネジメントシートみたいなやつと、そのアンケートは。職員に対してアンケートしますよとかいうことなんですか。
(市教委)
今年度につきましては、職員に対してアンケートを実施するということでございまして。
(組合)
言えるのか、言わへんのか、どんなアンケートなんですか。
(市教委)
それは、これからですね。
(組合)
まだできてない。
(市教委)
はい。内容等についてはこれから、これからっていうかもちろん今年度中にするんですが、内容等については精査していった上で実施していきたいというふうに考えてます。
(組合)
それは何、自己評価を出すと同時期ぐらいなんですか。
(市教委)
そうですね。早いうちに、今のところまだ時期的には未定ではあるんですが、1学期中に実施を開始できればなというふうに思っております。
(市教委)
その部分については、当然総務局のベースっていうところは前提としてあると思うんですけれども、やっぱり学校園独自の、例えば観察のところだったりとか、独自なところもあると思うので、内容は多分しっかり中で精査していただいた上で、早ければ多分それぐらいにできたらっていうところで、当然絶対そこっていうわけではないと思うので、当然内容はしっかり固まって、しっかりしたものをアンケートして出すっていうことになるかと思いますので、そこはまた調整していただくことに。
(組合)
まあまあ今言うてまうけど、業監、一次評価者、統括の補佐やということで、何、あれ、あの観察表が重要やねん。で、業監にもいろいろな研修をやられてるっていうこともお聞きしたんやけども。この前でも、うちらでも来てるけど、やっぱり人事評価の制度の中身とか全然理解してないよ。
(市教委)
その辺りは……
(組合)
今回ね、やっぱり、去年ほんならやっぱり来たら、去年と今年の人事評価ってどんなに変わってるんですか言うたら、はっきり変わってませんとか言いはる業監がいてはるやん。変わってなことないやんか。そうでしょ。今年の結果を基にやな、令和6年度の人事評価のところでやで、1号給とか調整されたりするやんか。大きく変わってますやん。それをちゃんと理解できてないのに、何が観察やねんと。どういう、どんな研修してはるのかな。できたらその業監4月か5月にやってるのか知らへんねんけど、業監のその観察者における資料とかも、資料として見せてもうたらありがたいなとは思うし。
(市教委)
また、そのときの研修資料とかにつきましては、また共有させていただこうかなと思ってるんですけど。
(組合)
人材育成が大事、大事というふうに言われてるんやけど、現場来て、雑草がこんだけ伸びてますよって、それが人材育成なんですか。どんな研修してんねんやろと思うけどね。人材育成っちゅうのは、この人をもうちょっと仕事できるように頑張っていきなさいよとか、もうちょっとこういうふうにやったほうが能率的ですよとか、いろいろそういうふうなことをしていって、その人のレベルを高めてあげようとかっていう単純なもんじゃないんですか。それを重箱の隅をつつくような、ここできてまへんで、あれできてまへんでとか、それが人材育成の観点、そういう研修されてるんですかね。
(市教委)
そういったことはしてないと思うんですけど。
(組合)
してないんですね、してないんですね。
(市教委)
そうですね、中にはおっしゃったような観察者がいるということで、引き続き繰り返しですけど。
(組合)
引き続きやけど、もうこの現場、教頭から観察者が、統括に変わって、業監が担っているとかいうて、もう何年たちます。それによって、管理運営事項言うてるけども、そこでその人がつける点数によってお金が大きく変わってくる、生涯賃金も含めて。それをどう理解さしとんねんってことやねんけどね。いまだにまだ分かってない。何年たちます。教頭から業監、統括に変わって。もうええ年数たってるでしょ。ほんでずっと言い続けて、アンケートも今年始めて、それはまあまあ、やっと進んだ、どんなんなるか知らへんけど。ほんで、聞きたいのはうちがやっぱり言うてる評価制度として四原則ね、公正・公平性、透明性、客観、納得、それ1つずつ教えてほしいんやけど。人事評価のところの制度を作っている人に。ちゃんと説明してほしいんやけどな。何が公正・公平性であって、透明で、客観で、納得なんか。
(市教委)
公正・公平性っていうところでは、統括が市内を横断的に見てますので、そういったところで。
(組合)
市内横断的に見てませんやん。一業監の、その行政区の一人間の観察業務ノートにつけてるだけやから、全然公正・公平ちゃいますしね。全然なってないねんけどな、公平・公正に。
(市教委)
透明性、客観性、納得性につきましては、観察の結果を本人にどういった形で伝えるのがいいかということも含めて、その辺りは今後の検討課題という……
(組合)
いや、今後検討課題っちゅうのはおかしいでしょ。もうだから何年たってるねんっちゅうてるねん。そやから。今の時点でこういうふうなんが透明性ですってはっきり答えれなあかんのちゃうの。客観性というものはこういうもんです。え。納得性いうのはこうなんですって。だからさっきもフィードバックって言うてはったけどね、観察者が。だから一次評価者に対してどういうふうな観察表を持ってるかっちゅうのは、現場、被評価者として分からへんっていうことですやん。だからそれは透明でも何でもないし、本人は納得もできないし。客観はまあ置いといてええけども。それプラス、相対評価にされてるねんから、全然公正・公平ちゃうやんな。ほんでさっきも言うたけども、校園長かってそうやんか。どういうふうな検証をされてるのか分からへんけどやで、行ってないから分からへんし、報告も聞いてないから知らんけども、一次評価者がつけた点数から上げたらあかんいうてはっきり言いはる校長もいてますやんか。それはどういうことやねん。
(市教委)
上げたらあかんっていうことではない。
(組合)
あかんって言うてるやん。名前出そうか、ほんなら。どこどこ学校のどこどこ校長とかいうて。言うたらよろしいやん。え。
(市教委)
その辺りは管理職の校長に対しての研修とか。
(組合)
校長、二次評価者によって全然違いますやんか。委員会に対してメール送ったり何やかんやせなあかんの邪魔くさいから、もうこれでって言うてるとこはっきりあるやん。うちの校長なんかそれに屈せへんから、何度もやいやい言われたけど、やってくれたりするけど。そこの温度差やんか。現場実情いうたらそういうもんですよっていうことやんか。事後評価、一次評価返ってきて、二次評価校長がつけた部分、0.5でも1点でも上がったらやな、全部それを報告せえとかやで。勝手なこと、そっちで勝手に運用したんやん、去年。客観性でいうたらそうやんか。この間、回数がええのか、3回がええのか悪いのかっちゅうのは、そんな議論、話もいろいろしたけども、ほんならほかのところの、ほかのとこと比べてええのかどうかよう分からへんけども、給食のとこやったらやで、3回のうち1回はやで、違う業監が見に来て、いろいろ多角的というか、ほかの目っていうたらあかんな、ほかのところも見てやで、ああ違うところも見てくれるからそうやなってやるけど、何で管理作業員ができへんのですか。同じ業監やのに。さっきも言うたけど、まあまあ業務監理主任とかいうたらやで、肩書持ったらやで、どこでも一緒の、そら給食炊けとかいうのは別の話やけどもやで。人事評価と言われてる中の、その一次評価者の補佐と言われている部分については一緒じゃないの。何でほかはできてるのに、ここはできへんの。それ明確に教えてほしいねんけど。
(市教委)
給食調理員につきましては、給食の固定ですとか、そういったことが同じようなことなんで、2回目の観察につきましては違う方が行ってると。管理作業員さんたちにつきましては、やはり学校、学校の特性とかいうのもあるかと思いますので、今時点では同じ観察者による観察を実施しているというところなんです。
(組合)
学校の特性って何なんですか。学校の特性いろいろ、建て方いろいろあったとしてもあれやで。管理作業員の仕事いうのは、管理作業員の職務内容に明確にされてるねんから、それと一緒ちゃうの。え。さっきも言うたけど、草抜くのもこうやって抜くやろが。こんなんして抜いてとかって、そんなん別に関係あらへんやんか。木切るのかって、普通にちゃんと真っすぐこうやって切るだけやろうし。何が違うの。何ができへんの。ほんで、現業管理体制の統括さんが一次評価者にするのは、仕事の中身が分かってるからっていうことなんでしょ。それで変えたんちゃいますの。いや、できて当たり前ちゃうの。そんなん。何が違うん。運用でそうやって、こんなん、こんなんできるんやったら、きっちりやってくれたらええんちゃうの。そことかも合わしてくれて。だからあっちはできてる、こっちはできてないという、透明も客観も何もないんちゃいますか。納得もせえへんでしょって。だから業監かってやで、こんなもん、俺関係ないねん、俺は観察表つけて統括に渡してるねん。点つけるのは統括やねんって言うやつもおるやんか。だから、さっきのその主任の話とちょっとごちゃごちゃになるかもしれへんけども、ほかの、ほかの業監が見て、それをちゃんとすり合わして、ほんで統括に上げるとか、一次評価者に対してするとかいうふうなんが余計客観的に見ていいんじゃないの。こっちは別に悪いことしてないから構わへんやんか。でもちゃんと納得できるようなやり方をしてくださいよって言うてるねん。ほんでフィードバックとか言うてはったけど、4年度終わりました、5年度のこの5月、6月ぐらいで一次評価者の補佐が来て観察します。ほんなら去年の部分についてどうやねんって言うたって、知らん、知らんって言うでしょ。ほんならその部分については、二次評価者に聞いてくれとか言うんやろ。それやったら、一次評価者なんか要らんのちゃいますかって、ずっと言い続けてる。ほんで二次評価者がつけた点数を、一次評価者がそれ以上点数を上げたらあかんとかって何やかんや言うてるんやったら、やり方としては問題あるんちゃうんですか。それをちゃんと解決してくれたらええのになって言うてるんですよ。あるべき姿にちゃんとしてくれはったらいいんですよ。そこはできてる、ここはできてない、そっちは勝手な運用をする。ほんで交渉事のことについては、4階と齟齬が出てるような回答をしてるとかっていうと、信憑性も何もないんちゃいますかいうことやん。
今年初めてアンケートするいうて、市労連の交渉でもあれやで。この間やったアンケート調査の結果に基づいてってはっきり答えてるやん。ほんなら教育、市労連が交渉したときに、4階出てきて、3階の教育委員会に対して教育委員会について、どんな調査、アンケートやったんですかとか言うたときに、やってませんってはっきり言ったんかな。適当にほわんと言うてるねんやろ、自己評価のところにそんなん書くようなところがありまっせとかって言うてたんやろ。だから言うねやん。納得も何もできへんでっていうて。
(市教委)
アンケートを実施した結果のいろいろ御意見とか頂戴した中で……
(組合)
いや、去年やってないやん、アンケート調査なんか。
(市教委)
今年度に予定してるアンケート。
(組合)
うん。
(市教委)
その中でまた色々な御意見とか、頂戴すると思いますので、その御意見とかも参考にした上で検討していきたいと。
(組合)
また検討するの。長いね。いつまでたっても成熟せえへんな、この人事評価ってな。
(市教委)
ちょっと公平性とか、公平・公正性とかってお話ってのは、恐らく評価の物差しといいますか、目線の統一っていうのがあると思うので、そういうのは研修を繰り返しやっていくことで、どんどん統一した目線で評価できるようにっていうことで、繰り返しやっていく必要があるかと思いますし、透明性とかっていうところで、おっしゃったようなフィードバックだったりとかっていうのも、やはり今のやり方が全てかっていうとそういうわけでもないと思いますので、そういったところは当然そのアンケート結果も踏まえて、もっとよりよいものにしていくっていうことでちょっと考えていただくっていうことになるかと思います。
(組合)
あと、あれや、自己評価の人事評価の自分でつける表のやつあるやんか、あれんとこの下の報告のところ、3点が満点とかってなってるやんか。ちゃうかな。下のところ。
(市教委)
規律性ですかね。
(組合)
何であそこだけ3が満点なん。それと、もう一個教えてほしいのは、一次評価者は仕事のことをよう分かってると。横断的に分かってるっていうんやったら、仕事のことに対して評価つけたらええんちゃうんですか。学校園における協調性とか、何やその辺のいろんな部分あるわね、学校園でしか分からへんようなこと。そこを何で校長に預けへんの、二次評価者に預けへんの。一次評価者そこまで分からへんで。
(市教委)
互いに点数評価をしていただいて、その上で二次評価者である校長が最終的に点数を決める。
(組合)
点数を決める。二次評価者が点数を決めたとしても、一次評価者が点数を下げてとか、それより上、上げたらあかん言うてるねんから。そこは全然、今答えてもうてる分と全然合えへんね。
(市教委)
駄目っていうわけではないですよね。
(組合)
駄目ってはっきり言うてるやんか。そっちはそういう認識かしらへんけど、だからどういう研修やってるんやって。やってるんですかいうて。
(市教委)
管理職、校園長とかに向けての研修の中でのこういった人事評価についての説明会っていうのを実施しているところではありますし、その中で評価制度の中身っていうのはこういう評価をつけてくださいっていうふうに研修は行っているんですが、その一次評価者の点数なりを変えてはいけないというようなことは言ってはいないです。
(組合)
一切言ってないんですね。それ言ういうのはほんなら何で校長そんなこと言いはんねやろね。ほんであれやわ、観察者の人間も、「おお、この点数スライドやから」って言ってるやつおるで。
(市教委)
決して、変えてはいけないということは一切言っていない。その観察者なり、一次評価者の点数と変わる場合、校長から見てこの方はすごい頑張ってるというときの、点数を変える場合には根拠シートっていうのを提出していただきまして、それの提出を受けて、うちのほうで中身を確認、精査等をしているところです。なので、一次評価者の点数を変えてはいけないとかっていうことは言ってないです。
(組合)
そういうことは、ほんなら二次評価者がそれ出すの邪魔くさいからそういうふうに上手いこと使ってるということやな。
(市教委)
一次評価者の点数に納得したというか、異議がなければそのままということもあるかもわからないですけれども。
(市教委)
その根拠シートをつけてご提出いただいたときに、当然その根拠っていうのがしっかりとあれば、そこは二次評価者の点数で変わるっていうことも当然あり得ますし、そこのやっぱり根拠が明確じゃないっていう場合は、当然却下というか、そのままということもありますので。ただまあその……
(組合)
ほんならそれで言うねんやったらな、二次評価者が一次評価者に対して、その言うてる根拠について、甘いというか、それは根拠としてなってないですよってちゃんと明確に答えたってくれたらええやん。
(市教委)
そうですね、そこは……
(組合)
そうやろ。
(市教委)
はい。返しというか、二次評価者からの最終的なフィードバック……
(組合)
返ってきたときに、僕の点数変わってますやん、低いで。いや、これ上げられへんかってんとかって、はっきり言う管理職おるっていうのを、そこを言うてんねん。でも、そちら側でそういうふうなことは言うてないとか言うしな。ほんならどこが間違うてるねんっちゅう話や。そういうことについてもな、全然な、何ていうの、納得とか、公正とか、公平とかじゃないやろっていう話。だから校長の力加減やん。毎回言うけど。やいやいやいやい言うてくれる校長なんかに言うたら上げてくれるもん。そういう問題じゃないんでしょ。本来の人事評価っちゅうのは。
(市教委)
そこは研修で校長等に説明しておりますので、校長によって、評価の査定が変わるとかっていうのはないと。
(組合)
ないの。
(市教委)
うちのほうとしては、その研修で評価の制度説明、内容を説明させていただいておりますので、その内容によって、そこで差が出るというのはないという。
(組合)
そうですか。
(市教委)
ただ、実際こうやって御意見も頂いてますし、当然アンケートを実施した中でいろんな御意見も上がってくると思うので、当然そういったところしっかりと見ていただいて、やっぱり説明が足らないというところがもしあるのであれば、やっぱり僕らとしてもしっかりそこは対応していく必要があると思いますし、今回ちょっと観察、今後なんですけど観察する前にしっかりそのタイミング、タイミングで業監の方々にも観察前の注意点であったりとか、評価制度変わるところとかっていうのもしっかりその場で行ってお話しさせていただいたりっていうところで、できるところから取り組んでいくっていうふうに聞いておりますので、そういうのも含めながらちょっと先ほどおっしゃった公平性とか、透明性とかっていうところもしっかり高めていけたらというふうに思っております。
(組合)
あとフィードバックのとこなんやけど、結局一次評価者って全然出てこないじゃないですか。そのつけた点数について、こうこうこうですっていう説明ないですよね。フィードバックってそういうもんでしょ。つけた責任があって、つけられたことを本人にきっちりと説明するのが責任じゃないんですか。
(市教委)
そうですね。
(組合)
それ今ないじゃないですか。で、業務監理主任、観察者ね、観察された、その観察表を、についてもフィードバックないじゃないですか。何でなんですか。
(市教委)
本人に、本人さんにということ。
(組合)
だって、人事評価と人材育成が本人がどないなってるかって分からへんかったら、人材育成もくそもないじゃないですか。それ何でできないんですかね。その辺も全部校長に預けてますやん。全部校長を介して聞いてくれってなってるでしょ。なってるのかな。そういうふうに俺は聞いてるから。業監とかに。
(市教委)
観察内容の結果については、管理職である校長のほうに伝えているというふうには聞いている。本人さんへのフィードバックの方法とかにつきましても、今後ちょっと繰り返しで申し訳ないんですけど、どういった手法がいいのかっていうのも考えていきたいなというふうに思っています。
(組合)
どういった手法がええのかいうふうなんやったら、観察表つけた3回目のときに、こうこうこうつけましたよって言うのが普通じゃないんですか。それ黙ってそのままこうやって隠れて点数つけて。校長なんか、二次評価者なんかっていうたら、こうこうこうつけて、こうつけましたよ。でもあなたのここが悪かったからそやねんけど、でもここはもうちょっと頑張ってるから、こういう点つけましたって、そのやり取りとか面談のときできますやんか。それがないっちゅうてんねん。で、いろんな話を現場の中で、さっきの話繰り返して申し訳ないんですけど、一次評価者がつけた点数以上つけたらどうやこうやって、まあ言うてないって言うてはるんやけど、それ以上変わらへんとかいうふうに言うねんやったら、一次評価ってめっちゃ大事じゃないですか。先ほども言うてもうたんですよ。重要な立場やいうて。それあんまり理解されてないわな、と思うんやけど。
(市教委)
その辺りは引き続き研修会で、観察の重要性っていうのも繰り返し伝えていきたいというふうに。
(組合)
繰り返しやってもできへんやつ能力なしやな。辞めてもうたらええねん。管理作業員やったら24人、26人か、業監。28。ちゃうわ、27。それが何、一同でこうやって説明して研修しはるのですか。それとも何か分けて、分けてやりはんの。
(市教委)
そうですね、グループは分けて、今年につきましては実地研修っていうのも行いましたので、2グループに分けて実施して、その後机上の研修というのを観察前の4月に行いました。
(組合)
それでもね、やっぱりそんなん、そうやって2つに分けて、多分そこでもこれが出てくるはずや。そやから、3回、3回あるうちの1回いうたら何ぼや、夏前ぐらいのときに来るんやったら、違うこっちのグループのやつもシャッフルしてやで、見に来てどうやねんとかいうふうなことが可能じゃないって、運用面でいうのやったら可能じゃないですかって言うんですよ。さっきも言いはったように、給食はそうやって作るのが仕事でどうのこうのとかってあったけど、管理作業員かって作業するのが、校園の作業するのが、管理作業員の仕事としたら一緒じゃないですか。だから合同作業やったり、グループ作業やったり、営繕園芸事務所の作業入ったときは、校園の勤務者もちゃんとやって、統一的な業務をやりましょう。そのための職務内容ですよって決めてますやん。
(市教委)
決めてます。
(組合)
ね。それが何でできへんねんっちゅうねん。できひんちゃいますかっていう。全然何も俺むちゃなこと言うてるつもりはないけど。そちらがちゃんと作ったものに対してやってんねんやったら、ちゃんとできるはずじゃないですか。仕事。学校園の建ち方は別ですよ。施設の建ち方なんか別やけど、やることっちゅうのは変わらないんですから。環境整備でしょ、管理作業員。何ができへんの。だからそこをきっちり教えてほしいんやけどね。1人で見るより複数で見たほうがええんちゃうの。どう思ってもそう思うけど。これは何回も言うてるけどね。
(市教委)
その辺りもまた、アンケートの結果を。
(組合)
アンケートをやるのに何年かかっとんねん、ほんまに。交渉ちゃうからあれやけど、ほんまに。ええ。納得もくそもできへんがな、こんなもん。何が問題あるんですか、ほんなら。アンケート、アンケート言うてるけど。そういうのをするの嫌やから今までアンケート取らへんかったんですか。ほんで、去年やいやいやいやい言うてるから、アンケートだけでも取っときましょかと。そこから5年も6年も引っ張ろうと考えてはるの。
(市教委)
いやいやそういったわけでは。
(組合)
簡単なことや。こっちから言うたら、そっちやるほうは大変かしらへんけどもやな。それこそ観察者としての重要性っていうのはやで、分かってくるんちゃうの。違うとこの人が見て、自分がつけた部分とやで、だから観察表3回つけたらよろしいやん。ほんでそれと照らし合わせてやで、備考欄にこうやっていろいろ書いてやな、ほんで3回目のときに一次評価者に出すときに、調整して、俺が見たときはこうやった、ああやったとかって、それこそちゃんとできんちゃう。それだけやけどな。
(組合)
ちょっとかなり曖昧なお答えにしか僕は聞こえないんですけど、これお金に関することなんで、結構みんな真剣なんです。やっぱりどこで話聞いても、この評価制度ってこれ何なんっていう話はもう山ほど聞きます。で、これ、今初めて言うてることじゃないんですよ。ずっと繰り返し繰り返し、同じことを言わせてもらっています。それを「あ、じゃあやります」、「こんなこともやってみます」って言われるんですけど、実際に行動を起こされたことはないっていうのが僕らの印象なんです。それ実際にやっぱり現場から聞くので、ちょっと真剣なんで、もう本当お金に関することなんで、シビアにやっていってほしいなと思います。
先ほどフィードバックとかも言われてますけども、これ一次評価で、やっぱり点数つける責任っていうのは必ず生じてくると思います。3つけるのか、2.5つけるのか、3.5つけるのか。それに対してつけられた側っていうのは、2.5しかつけていただけなかったと。ではこれを3にするにはどうしたらいいんやと、どうところが足らんのやと、そういうのは実際聞かな分からん、ヒアリングがなかったら分からない。で、これもずっと言うてます。一次評価者と、これはもうヒアリングするべきであって、3.5つけていただいたら、ここはこういうとこ頑張ったから、じゃあこれを4にするにはもっとこういうふうにやったら4になるんちゃうかって、それがフィードバックって僕は考えてます。で、一次評価者の中でも必ずそれが必要だというふうに考えてます。
それと、去年の評価の中で、教育長調整っていうのがかなり入ったっていうふうに聞いてますけども、これ何か理由があったんですか。
(市教委)
すみません、ちょっと勉強不足。
(組合)
勉強不足はあかん、これは今交渉の中や。
(市教委)
すみません。
(組合)
一次評価者がつけた分に関して、いろんなところで話は聞いてます。全て落として返ってきてると。教育長調整になってると。で、今現場で、二次評価者と我々は、二次評価者しかヒアリングできないんで、やっぱりそんな中で校園長が、まあ4つけていただきましたと。それで調整で、それが3.5になりました。じゃあその0.5落とされたっていうのが実際校園長は僕らとヒアリングできないんですよ。何で落とされたんかって。何があかんかったかっていうのを。それを僕は聞いたんですよ。教育長調整ね、こういうとこがあかんから落としてきたって、それ聞いてますか、一切聞いてない、勝手に落としてきてます、数字だけが下りてきてますになってるんです。そんな、その数字をもって、校園長が我々とヒアリングできると思われますかっていうのがすごくクエスチョンですね。校園長が評価していただいて、数字はつけました。ただ、教育長は何も、一方的にですよね、数字を落としてくる、調整してくると。それに対して何のコメントもない。これやっぱり校長の力、さっきの話じゃないですけど、僕が言うたらあかんかもわかりませんけど、校長の力関係なんかなと思ってしまいますよ。それが本当の正当な評価なんかな。それ納得性の中に全く入ってこないですよねって考えます。正直、評価者によって、さっき一次評価者の考え方によっても違ってくるっていうのは、さっき校園それぞれ実態が違うので、それはゼロじゃないと思います。ただ、自分に関して言わせてもらうと、4年連続教育長調整で僕落とされてます。もうすごい疑問です。それも校園長に言いました。何でなんですかね、名前で落とされてるんですかねって僕校園長にはっきり言いましたからね。実態がそうなんですよ。円滑に、じゃあ二次評価者とスキルアップしようと、ここ頑張ろうと、こういうところ伸ばしたら、君もっと伸びるよ、ここはちょっとあかんかったから、ここはこうしようやっていうのが、これが僕評価制度って考えてるんですけど、そうじゃないんですか。何か違ったこと言うてますか。それが実際今なってない。なってないっていうのはおかしいですけど、これも、もう数年前から同じことを僕言わせてもらってます。で、それが、ほんまに言うときます。お金に係ることですからね。それはもう改善しとかなあきませんよね。ただ、これ交渉じゃないから、どうかなと思いますけど。それやっぱり責任が。やっぱり納得できるような、そういうふうな形は持っていてもらわないと、やっぱり評価制度自体が何でやってるのかって、やっぱり我々は思いますので、この四原則もう一回きっちり見ていただいて、それに見合うような中身にしていただかないと。使用者ですからね。それは責任のもと、必ずやっていただきたいなと思います。足らんことは山ほどある、僕は正直、恨み節の一つも言いたいぐらいのとこがあるんで。
(組合)
そもそも管理運営事項って言われてるんやったら、それは一つの苦情も出んようにやってもらわんとやな。え、それができへんのやったらやで、交渉事項に切り替えて、こっちの意見聞くべきやわな。僕ら3人出てるだけでもそんだけいろいろ出てくるから、そこはちゃんとしとかなあかんよね。管理運営事項って明確にここに出てくるんやから。ちょっとは責任持ってやってもらわな、と思う。
(組合)
いいですか。人材育成っていうのは、基本フィードバックっていうことがあってこその人材育成やと思うんですけど、フィードバックの部分がないと、人材育成もへったくれも、不信感だけ積もるっていう状況にあると思うんで、そこをきっちりしていただかないことにはちょっと今後システムがどうのこうのって言われても、うーんっていうふうにしか思わないですね。この根拠シートを提出っていうところも、根拠シートどこに出されてるんですか。教育委員会。
(市教委)
はい。
(組合)
教育委員会から根拠シートに対するフィードバックは。あなたの根拠シートは、これは根拠になってませんよっていうふうなフィードバックはされてるんですか。
(市教委)
当該校の校長にはこの内容では……
(組合)
駄目ですよとなれば、その内容では駄目でしたっていうことを校長から聞ける。フィードバックをしていかないと、人材育成も透明化も、本人さんのやる気もやっぱりうせてくる。うせてくるというか、頑張らな、頑張ったら上がるんや、頑張ったら点数上がっていくんやっていう部分に上げていくためのもんやと、そこを明確にしてもらわないと。で、実際一次評価者に対して、今年の4はここ何が足らないんでしょうかね、僕の点数これ以上もっと成長するには何をやったらいいんですかねっていったときに、きっちりと一次評価者がフィードバック、フィードバックというか、こういう部分を頑張ればもっと上がるんじゃないかっていうのをきっちりとできる一次評価者であるっていう認識でいいんですね、こっちは。だから聞けばいいんですよね。ただ、実際そういう状況があるっていうのも、結局アンケートを取っていただいて、そういう状況やとか、そういう答えをやっぱり調査してもらわんことには、始まらんことになるし、とは思うんで。はい。委員長言われたように、3人で見たらええやんっていう話も、結局、3人の業務監理主任が見て、そういうとこ直して、で点数が統一的な主観、視点は統一的なもんやけど、その3人の視点で見て、で点数を平均的にすれば、統括室に上げる必要もないと思うんですけどね。統括室に上がったときの部分が見えないじゃないですか。そこの部分3人で調整して3点やったとする、統括室に上がったときに2.8で返ってきてるとか、もうそんなんはもう一切見えたらあかんことやから、見えへんようになってるけども、そういうことやからみんな不信がって、不満が出てくると思うんですよ。実際、こうこう一次評価者が点数はようできてますって言ったとしても、結局評価として反映されてなかったら、ああ統括室が調整しよったなとか、勝手な思い込みというか、というふうに思ってしまうところもあるんで、はっきりとその点数をもって一次評価者が被評価者に対して面談するっていうふうなことでないと。
(組合)
一個だけ聞きたいねんけど、今まで3回目の観察終わった後に、二次評価者の校長と業監が面談してたんやけど、今年1回目から話いってて、何か変わったんですか。
(市教委)
今年から今までは委員長おっしゃったように、3回目のときに校長面談っていうことでありましたけども、今年は1回目から校長面談、校長面談っていうか結果を、校長と面談をしています。
(組合)
それも運用的に変わってますよね。いや、去年からいうたら。だからそれは校長に伝わってないですよ。校長慌てふためいて来たもん。何ですか、これ。今まで3回やったのに。校長に対する人事評価の……
(市教委)
研修は当然行ってます。
(組合)
いつやったんですか。
(市教委)
5月の中旬に、全部で回数にして3回、半日。
(組合)
5月。
(市教委)
5月の16と18。
(組合)
ちゃんとそこの中には3回目じゃなくて、毎回毎回、ちゃんと報告しますよっていう報告はされてるんですか。
(市教委)
というのも、はい、それの中では入れてたんですけど、それが浸透してなかった。
(組合)
あかんよね。これぐらいにしとこ。
(市教委)
そしたら、次の7番の項目で、高齢期雇用制度ということで、昨年度なんですけれども、この間の定年延長に伴う諸制度につきまして、人事委員の意見の申出も踏まえまして検討した結果、当面の間、給与水準が7割ということと、あと働き方のところでいきますと、高齢者部分休業であったりとか、定年前の再任用短時間勤務制度っていうのも導入しつつ、この従来の再任用制度についても存置していくというところで、高齢期の働き方の選択肢を広げるということはさせていただいているところでございます。ただ、この制度の運用につきまして、諸制度、諸課題につきましては、引き続き誠意を持って対応していきたいというふうに考えております。具体的には、市労連交渉のほうで、引き続き我々も対応させていただく、交渉協議していくっていう形になろうかと思いますので、よろしくお願いいたします。
(組合)
これかって選択肢が広がったところで、選択肢が広がっても同じじゃないですか。何かいろいろとややこしいけど。あれで、管理作業員で、それ入った人いてるん。もう今でいうたら、再任用の短時間と、フルと……それしかない。
(市教委)
はい。制度ですので、今後希望される場合っていうのは、そこはしっかりと対応していく。
(組合)
あれは何、退職前に退職する人集めてこういう制度もありますよっていう説明してるんですか。
(市教委)
希望調査はします。希望調査っていう形で、どのような次の勤務形態をされますかっていうのは、させていただいていると。
(組合)
結局その中身、何やった。休んだら金が引かれるやつやろ。
(市教委)
そうです、部分休業。
(組合)
部分休業。あんなん校長が説明するんですか。
(市教委)
校長に説明会して、校長から……
(市教委)
多分説明してもらってるかと思うんです。去年は。
(組合)
結局そこの問題なんやな。そこがちゃんときっちり説明できてるかやな。今後はちょっと、その辺もうちょっと、クリアケースの中に入れるだけじゃなしに、きっちりその対象者については説明するように。してくれてるとは思うんやけど。
(市教委)
そうですね、実際に、あと照会、我々が出してますので、次年度、どんな勤務形態でお仕事をされるかっていうのを、校長が返してこないといけないんですけど、当然管理作業員に説明しないと、返してこれないので。
(市教委)
制度の中では、60歳に達する日の前年度に、60歳以降どういった任用を希望されるのかとか、給与、退職手当とか、そういうような情報を提供した上で、どういう勤務形態にしますかって意思確認ってことをしていくっていうことにはなってますので、当然そのタイミングで御説明なり、意思確認っていうところを踏まえて、校長のほうからもきっちりと説明はいくものというふうに考えてます。
(市教委)
そしたら、続けて8番の項目で。
(市教委)
8番の管理作業員に共有端末等の対応を図ることということで、今回いただいております。昨年、一旦学校によっては、端末の台数、共有で使っていただいてるものにばらつきがあるということを、お伝えしておりましたので、調査をかけた上で、まずは均等にということで取扱いをさせていただくようなことができないかということを検討してまいりますと回答させていただいたものになります。その後、考え方の整理をいたしまして、端末整備の考え方といたしましては、共有通端末を、できれば2人に対して1台程度配置ができないものかということで、適正化ということを実施していきたいと考えまして、まずは現状の各学校における共有端末の利用者数の人数と、それから共有端末数を確認をさせていただきました。そういたしましたところ、やはりばらつきのほうが生じておりましたので、こちらきちんと精査をいたしまして、人数の割合に対して、端末のほうの台数が足りないと思われるところにつきましては、再配備という形で今進めておるところでございます。
現在のスケジュールといたしましては、再度その調査資料を持って、配備方針をきちんといたしまして、早ければ6月中に順に業者に委託をしまして、端末のほうをお持ちさせていただこうと思っていますので、全体までに再配備っていうのは、少しお時間いただくことになると思いますが、早ければ6月中に業者のほうに委託をしまして、順次再配備ということで端末のほうを増やしていきたいと考えております。
現状といたしましては以上になります。よろしくお願いいたします。
(組合)
この間パソコンで全部入れ替えられましたよね。ちょうどリース切れやったので。あれが契約している台数と同じ台数しか入れ替えできないんですか。
(市教委)
はい、さようでございます。やはり新たに端末を導入するとなると、予算とかが必要になってくるんですけども、どうしても増設ということは難しかったもので、再度配備をさせていただくに当たり、もう一度共有の端末の台数のほうをばらつきがないかというところから再度調査をいたしまして、そこを均等にさせていただくということをまず第一歩として考えておりまして、今のところはそのような対応を進めてまいっているところでございます。
(組合)
増設っていうんでは基本的には考えないっていうような感じなんですね。
(市教委)
はい。
(組合)
教師に一台ずつあって、で共有端末いうのはその人数によって台数を決められてましたっけ。ちゃいました。
(市教委)
ちょっとスタートのところは分からないですけど、その後に何台かずつ多分入れていったりとか、あと高校移管とかで、本来リースアップで引き上げる、当然本来であればもう返さないといけないところを、ちょっと有効活用というところで、そこもちょっと入れたりとかっていう。
(組合)
残ったやつを使わせてくれるってことやろ。
(市教委)
で、そこは多分人数比とかっていうことではなくて、多分各校に何台ずつみたいな形で多分入れていってると思います。ただ、当然追加で入れていってる中で、先ほどありましたとおり、共有端末を使っていただく対象の方々に対して、共有端末ではこう、例えば多いところと少ないところと出てくるので、そこをちゃんと人数比をちょっと見ていただきながら、極力どの学校も均等な状況になるようにっていうようなところで今多いところから、ちょっと足りないところに調整をかけていくというようなことを今されている。
(組合)
教員は一人一台、ほかのその他の職員は共有端末、府とかから余ったやつを使ってます。
(市教委)
余ってるわけじゃないですけど。
(組合)
余ったやつを持ってきてるねんやろ。
(市教委)
本来であれば返さないといけないんですけれども……
(組合)
返さなあかんやつを。
(市教委)
そこを我々としてこう返さずに、お金もその分きっちり確保して、小学校、中学校のほうにちょっとこう入れていくということをさせていただいてます。決して余ってるとかいうことではないです。本当に本来だったらもう返さないといけないんですけど、そこを頑張ってこうお金取っていただいて。
(組合)
そんなんな、台数増えたやつな、この間の打ち込みを含めて全部ペーパーレスになってるのに、そんなもんさっさとやってくれなあかんのちゃうん、とは思うんや。教員だけやって、こっちはその他の職員で後回しっていうことになると、この10番の項目に引っかかってきませんかっていうこと。さっきも言うてるように、こんなんな、人事評価のところでもないやん、マネジメントがアンケート調査が何やとかいうたらやで、自分のパソコンじゃないとなかなかでけへんとこもぎょうさんありますよね。6月中にっていうふうに言うてんやったら、きっちりと。だから別にうちは管理作業室に1台くれとか、2台くれとか言うてるんじゃなくて、ちゃんと同じ職員のように、職員室にちゃんといつでも僕らが使えるような端末を用意してほしいと。同じその学校園働いている仲間として、一緒のような対応してくださいと。それがでけへんねんやったら、いうたら年休とかも、年休も手書きで書かせやっていう話や。
(市教委)
そこはちょっと、一律学校によってそういう対応ができる台数があるところとないところとあるので、まずは一旦ちょっと調査して、状況を調査して、人数と台数の割合っていうのはなるべく均等化した上で、じゃあ次どういった対応ができますかっていうところを、まずその結果を見ながらちょっと考えていただく形になるかなと思いますので。
(組合)
できたら早急に。
(市教委)
6月中旬以降から順次学校も多くございますので、少しお時間かかるので御不便おかけするかもしれませんけれども、よろしくお願いいたします。
(組合)
よろしくお願いします。
(組合)
そのとき一文だけ入れてほしいんですけども、校園長宛てにでも結構なんで、管理作業員だけに限らず、パソコン持ってない人っていう方に対しては、その共有パソコンっていうのは使いやすい環境に学校で置いてあげてくださいっていうふうな一文は添えていただければなと思います。
(市教委)
持ち帰りまして、ちょっと検討させていただきたいと思います。
(組合)
一個だけ言うとくのが、自分で一台パソコン持ってる教員が、その共有パソコンでごちゃごちゃ作業やってるときあるんです。ね、そういうときって我々使いますやんか。ちょっとどいてくれっていうのも我々は言えない。そういう状況も校園によってあるっていうのだけちょっと把握してほしいなと思います。
(市教委)
はい。状況も前任からも聞いておりますので、引き続き私も持ち帰りまして、そちらにつきましても検討を進めていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
(市教委)
続きまして、9番。
(市教委)
災害発生時の役割の明確化ということなんですけども、先ほどもおっしゃいましたけど、マニュアルのほうの作成を校園長に指示しておりますので、しっかりそこのマニュアルのほうには役割は明確にさせていただいているかと思います。災害発生時につきまして、勤務条件に関わりますことがありましたら、しっかりと十分な協議を行っていきたいと考えております。
(組合)
今回も金曜日、大雨で大変やったし、それぞれの職場によって、それこそ地域とかによっていろいろあるし、そこは職員の安全を配慮した対応、営繕園芸事務所に電話したん。
(市教委)
はい、私あの日は当然台風っていうことで、ちょっと朝から営繕事務所おりまして、情報収集しながら、早く帰れる人は早く帰れるような形にしてましたんで。
(組合)
何せ管理職がいてないんでね。そこは、そういうふうな緊急事態になったときにそちらのほうきっちりと対応してくれたら。
(市教委)
そうですね、あとお電話のときにはなかったんですけど、ちょっと大和川増水がかなりひどくなってきたんで、東住吉区のある学校に行っている班につきましては、管理職に電話しまして、引き上げのほうはさせていただきました。
(組合)
生野のほうも何や川増水してたとか何かいろいろ言うてたから。うん、川のあるとこちょっと危ないし、今回……
(市教委)
そうですね、ただ、なかなか大きな河川しか、僕らも携帯とかパソコンで現在の状況を見て、危険水域の数字が何なのかとかを見ながらしてますんで、いろいろ……
(組合)
事業所ってつくってないんやろ。防犯、何ちゅうの、災害マニュアルみたいな。
(市教委)
事業所ではないと思います、はい。緊急連絡網とかはもちろん当然ありますが、役割というのは特には。その、建物があるわけじゃないので、やっぱりどうしても役割が違う部分があるかなと。
(市教委)
最後10番の項目、先ほど差別の撤廃というところで、この間ちょっといろいろと制度導入、先ほど委員長の御発言もありましたけども、制度を導入したときに、一部ちょっと管理作業員の方とか、給食調理員の方もそうなんですけれども、その制度の対象になってないとかっていうところも実際あったというところで、我々としてもちょっと十分な説明ができてなかったかなっていうところもあるかと思います。それで差別っていうところを念頭においてそういうところをしているわけではないんですけれども、やはりそういったときっていうのは、そういった誤解を生まないように我々としてもしっかり説明をしていかないといけない、また運用をしていかないといけないと思っておりますので、教職員人事とも連携しながら、しっかりやっていきたいというふうには考えておりますので、よろしくお願いいたします。
(組合)
去年はあれ、職業差別的なものはなかったん、現場で。
(市教委)
去年の交渉のときはいろいろお話あったかなと思うんですけども、それ以来、特に聞いていません。
(組合)
まだ今年度4月、5月、2カ月、その辺はちょっとよう目光らせてもうて、きっちりと対応していただくようによろしくお願いします。
(市教委)
はい。承知いたしました。
(市教委)
その他特によろしいでしょうか。
(組合)
はい。
(市教委)
それでは時間となりましたので、本日の小委員会交渉は以上ということにさせていただきます。
本日のところはお持ち帰りいただきまして、引き続き第二次交渉ゾーンにおきまして、協議してまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
また、次回、第2回の小委員会交渉なんですけれども、日時につきましては6月15日の3時半を予定しておりますので、場所等につきましては、また追って御連絡をさせていたますので、よろしくお願いいたします。
以上でございます。ありがとうございました。

令和5年6月15日(木曜日)

大阪市学校職員労働組合(学職労)との第2回小委員会交渉の議事録

(市教委)
さる5月8日に、大阪市学校職員労働組合の皆様方から申し入れのありました、「2023自治労現業・公企統一闘争に関する要求書」につきましては、局内の関係所管部署との調整を行いつつ、小委員会交渉等を重ねながら、鋭意検討し、努力して参ったところでございます。本日は、現時点における認識をお示しさせていただきます。
交渉項目につきましては、教育委員会として、局内の関係所管部署と連携を図り、大阪市学校職員労働組合の皆さまと誠意をもって引き続き交渉を行ってまいりたいと考えております。
労使関係につきましては、良好な労使関係を構築していくためには、労働基準法などの関係諸法令や本市の条例等について、労使対等の立場で双方が遵守していくことが必要であると認識しており、大阪市労使関係に関する条例第3条並びに平成25年3月22日に双方で合意しました「確認書」に基づく交渉事項につきましては、労使合意に向けた十分な期間の確保に努めるとともに、誠意をもって交渉してまいりたいと存じます。
管理作業員の勤務労働条件につきましては、平成19年5月16日付け教委校(全)第19号「管理作業員の標準的な職務内容について」におきまして、通知させていただいております。
要員確保につきましては、厳しい財政状況や他都市の状況と比較・検討した結果、さらなる見直しを求められていることから、学校園につきましては1名を基本とした単数配置への見直しに順次着手しております。1名配置とした時の職務内容につきましては、令和5年3月15日付け事務連絡「管理作業員の単数配置に伴う学校環境整備業務について」におきまして、管理作業員が配置されている全校園に通知しております。
教育委員会といたしましては、子どもたちが安心して快適に過ごせる教育環境整備につきまして、直営を基本とした姿勢をふまえつつ、行政責任を明確にするとともに、今後とも単数配置校等の実情を把握し、管理作業員が職務を効率的・効果的に行えるよう、業務執行体制を構築してまいる所存です。
労働安全衛生につきましては、職場における事故や災害を未然に防止し、管理作業員の安全と健康を確保するとともに、快適な職場環境の形成を促進することは、円滑な学校園の環境整備を図るうえからも、重要な課題であると認識しております。教育委員会として、労働者の安全と健康を守るために、これらを脅かすあらゆる要因を取り除き、公務災害根絶に向けた取組みを強化しながら、より有効な安全衛生管理体制を構築する必要があると認識しております。
(組合)
ただ今、教育委員会より、2023自治労現業・公企統一闘争の要求に対する現時点での認識が示された。
学職労は、去る5月8日の申し入れ団体交渉で要求内容に対する教育委員会側の考え方や認識を求め、引き続き、2023自治労現業・公企統一闘争における第1次のヤマ場である本日まで、小委員会交渉において、労使協議を行ってきた。
ただ今、教育委員会より、交渉事項について、誠意をもって、引き続き交渉を行うとの認識が示されたが、改めて何点かについて、教育委員会としての認識を明らかにするよう求める。
学職労は、円滑に業務を遂行していくためには、日常的に環境整備の把握を行なう管理作業員が必要であり、この間、培ってきた「技術・技能・知識・経験」を次世代へ継承していくことが不可欠であると認識している。
日々、学校園現場において市民・地域と身近に接し、市民ニーズに応えるための努力をしてきている管理作業員が将来にわたる安定した「質の高い公共サービスの提供」を行うためには、学校園現場における業務を教育委員会として現場実態を十分に把握する必要があると考える。
先ほど教育委員会から、「教育環境整備について直営を基本とした姿勢を踏まえつつ行政責任を明確にし、今後とも単数配置校等の実情を精査し管理作業員が職務を効率的・効果的に行えるよう業務執行体制を構築する」との考え方が示されたが、この間の長期間にわたる新規採用凍結や大幅な人員削減は責任ある行政サービス水準の維持にも影響するものと危惧している。
このまま退職不補充が続けば、これまで組合員が、培ってきた技術・技能・知識・経験を次世代へ継承することが困難な状況となる。
「単数配置校等の実情を精査し管理作業員が職務を効率的・効果的に行えるよう業務執行体制を構築」とは、教育委員会の考え方を示されたい。
あわせて、校園、校園営繕園芸事務所間における各級主任の配置について設置要綱に基づく適切な対応を図るよう求める。
業務実態にもとづく適正な要員配置は、たとえ職制責任による管理運営事項であったとしても、勤務労働条件に大きく影響を及ぼすものであることから、変更が生じる場合について健全な労使関係を構築し、労使対等の立場で提案以降、十分な期間を設け交渉・協議を行い労使合意が必要と考えるが、教育委員会の認識を明らかにするよう求める。
次に、労働安全衛生課題であるが、学職労は、「いのちと健康」「こころとからだ」を守る労働安全衛生対策の確立が「ゆとり・豊かさ」を追求するためには欠かすことのできない重要な課題であると位置づけている。
そのためにも、使用者として安全衛生管理体制ならびに現場労働安全衛生体制に対する安全配慮義務を果たし、「働きがい・やりがい」をもち業務に精励できる管理作業員室を含む職場環境改善が大変重要であると認識する。
労働安全衛生対策の共有化について、各職場で、公務災害や労働災害等の未然防止にむけ、関係法令を遵守し取り組んでいると認識しているが、依然として公務災害や労働災害が発生しており、それらを根絶するためにも現場実態を十分に把握し、職員の安全と健康を守るために、これらを脅かすあらゆる要因を取り除くことが必要不可欠であると認識する。
全ての労働災害・職業病の一掃をめざすため、引き続き、大阪市管理作業員労働安全衛生委員会、大阪市管理作業員労働安全衛生委員会小委員会、学校園、公務災害防止対策の推進を担う各級主任の役割を明確にし、連携をはかることにより公務災害・労働災害ゼロをめざす労働安全衛生対策の充実・強化を強く求める。
また、これから暑くなる時期においては、気温の上昇に伴い身体が順応しきれず、熱中症にかかる恐れがあるとともに、初期症状に見受けられる注意力の散漫など、結果として重大事故に繋がる可能性があることから、熱中症予防対策は極めて重要な課題であり、早い時期から重点的に取り組みを進めていくことが重要であると認識している。
熱中症予防対策について、近年、夏季の猛暑日の増加により、野外や高温多湿の室内で業務をこなすことの多い技能職員においては、過酷な状況下での作業となるなど、熱中症予防対策は極めて重要な課題となっており、今後も引き続き丁寧な対応を求める。あわせて、教育委員会通知文の取り扱いについても、校園長からの十分な説明もなく配布されている状況が散見されることから、管理職の責任のもとで職員に十分な説明と資料提供を行うよう指導するなど、引き続き使用者の責務として丁寧な対応を求める。
また、新型コロナの感染症法上の位置付けが、5月8日に季節性インフルエンザ並みの「5類」に移行となったが、高齢者や基礎疾患のある人にとって、新型コロナが依然として危険な感染症であることに変わりはない。
引き続き、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防止し、その他の感染症に対しても、市民及び職員の安全を確保し、管理作業員が安心して業務に従事できるよう職場環境の整備や制度等の充実をはかるなど最大限の対策を講じること、制度運用にあっては、校園・校園営繕園芸事務所、学校業務サービスセンターにおいて齟齬がないよう配慮すること、新型コロナウイルスを含む感染症の拡大防止に向けた対策等あらゆる課題について交渉・協議を行うことなど、継続した対応を要請する。
次に、人事考課制度について、制度については職制責任による管理運営事項であったとしても評価結果が給料へ反映することから、常に評価項目及び着眼点においても業務実態に応じた内容にするための検証を行うとともに、現在行われている観察について評価者、被評価者が十分に説明、理解ができ、人材育成を主眼とし、職員の士気を低下させないような人事評価にするため誠意をもって職制責任のもと十分な説明を果たさなければならない。
特に、絶対評価点が標準評価を受けているにもかかわらず、相対化することにより下位区分に位置づけられるなど、職員のモチベーションは低下している。
市側・教育委員会の一方的な思いで、相対評価の結果が勤勉手当にも反映されており、人事評価の相対化が導入されて10年が経過し、相対評価結果の給与反映によって組合員の生涯賃金における格差は広がることは極めて問題である。
小委員会交渉において、職員アンケート調査、一次評価者及び人事評価を行う上で重要な観察表に基づくフィードバック、教育長による相対評価後のフィードバック、観察者の複数体制、4原則(公平・公正性、透明性、客観性、納得性)等の疑問点について委員会の考え方並びに説明については明確な説明がされず不十分と言わざるを得ない。管理運営事項により交渉事項でないのであれば一切の苦情並び問題点がないように対応しなければならないと考える。
疑問点に対し十分に理解できる説明・報告がされない中、今後も人事考課制度を進めていくのであれば、2要件(労使協議制度の確立・苦情処理機関の設置)を早急に行い、職員の業務へのモチベーションの低下を招くことばかりの制度ではなく、人材育成を主眼においた本来あるべき人事評価制度を推進するべきである。
あわせて、一方的な運用変更により、手法や報告が適切に対応されていない事象があることから、改善すべき点は改善すべきであるという認識のもと、交渉・合意による改善を求める。
次に、管理作業員への関連機器の対応について、各種申請において職場における共有端末を使用しての対応が図られているが、個人情報に関係する申請や、職場における連絡・指示等、多岐にわたりあることから管理作業員の職場環境の改善に関する事項であると認識する。
教育委員会として「働きやすい職場環境づくり」、「個人情報保護の観点」からも早急に関連機器の対応を強く要請する。
(市教委)
ただ今、委員長から改めて私どもの認識を質された所でございます。
本市を取り巻く情勢は、厳しいものがございますが、教育委員会として、これまで培ってきた皆様方との労使の信頼関係に基づき、それぞれの課題解決にむけ、学校教育の充実のため、 今後もより一層努力していく決意であることを、まず申し上げます。
委員長からご指摘いただいた点につきまして、管理運営事項と整理させていただきました事項も含めて、私どもの認識について述べさせていだきたいと存じます。
まず、これまで、大阪市学校職員労働組合の皆様方が、本市教育行政の円滑な運営のために、学校園の教育環境整備業務や子どもの安全確保などに関わりまして果たしてこられた役割と実績については、私どもも十分認識しているところでございます。
今後の交渉のあり方についてでありますが、教育施策の実施等に伴い、職員の給与・勤務労働条件に変更が生じる場合につきましては、十分な交渉期間を確保しつつ、合意に向け誠意をもって交渉してまいりたいと存じます。
管理作業員の配置は、従来各校2名配置を基本としていましたが、学校の規模等の実情に応じて順次1名配置化を進めており、全校単数配置化につきましては、概ね令和14年度頃に達成する見込みです。
また、これまで管理作業員が培ってきた技術・技能・知識・経験の継承は、今後の検討課題として認識しています。
単数配置化が進む中で、単数配置校等の実情を精査し管理作業員が職務を効率的・効果的に行えるよう業務執行体制を構築する必要がありますことから、単数配置化により管理作業員の標準的な職務内容を代替するものといたしまして、公務運営上必要な請負業務を発注する予算を単数配置校へ配当するとともに、支援業務の依頼により単数配置校においても複数人数で作業を実施できるよう現業管理体制における連携も図っています。これらにより、管理作業員の単数配置校においても環境整備業務を維持してまいります。
また、各校園及び校園営繕園芸事務所間の各級主任の配置につきましても、適正な要員配置となりますよう業務実態の把握に努めてまいります。
つぎに、労働安全衛生課題につきましては、職員が安全で健康に働き続けられるよう健康維持・確保に向けた取り組みを進めるとともに、公務災害・労働災害のあらゆる要因を取り除くことが必要不可欠であると認識しており、職員の安全と健康を守るため、現場における公務災害・労働災害の一掃と未然防止に取り組んでまいりたいと存じます。
公務災害を防止し、労働安全体制の機能強化を図るためには、職員研修・主任研修での知識の習得が重要と考えており、職員研修・主任研修を通じて、安全に関する知識を高め、公務災害・通勤災害を現場から一掃できるよう、研修内容のさらなる充実に努めてまいりたいと存じます。
また、公務災害の再発防止策に向けた改善策の周知等、現業管理体制を通じて公務災害防止対策を推進する立場である各級主任へ指示し、公務災害の予防に努めてまいりたいと存じます。
今後も定期的に、「大阪市管理作業員労働安全衛生委員会」を開催するとともに、「大阪市管理作業員労働安全衛生委員会小委員会」を開催し、各職場において安全で安心に作業が行えるよう、状況や業務に即した安全管理の徹底のあり方について、調査・審議を行い、審議されました内容につきましては、各校園長及び現業管理体制における各級主任を通じて、統 一的な指示を行い、各職場の管理作業員に周知徹底を図ってまいりたいと存じます。
また、熱中症対策については、管理作業員は屋外など暑い場所で業務を行っていることから、重要な課題であると認識しております。
引き続き、大阪市管理作業員労働安全衛生委員会で、その課題につきまして協議してまいりますとともに、現業管理体制の中でも熱中症対策を周知してまいりたいと存します。
また、労働安全衛生に関する通知文等の取り扱いにつきまして、これまでも校園長に対して、各管理作業員へ周知を行うこと等通知してまいりましたが、校長会等を通じ説明を行うなど、丁寧な対応を行ってまいりたいと考えております。
次に、人事評価制度に基づく給与反映につきましては、人事評価結果を活用しつつ、適切な方法で給与へ反映することが、頑張っている職員に報いることであり、そのことが職員のやりがいや、ひいては、市民サービスの向上につながるものと考えております。そのため、評価に対する公平・公正性、透明性、客観性、納得性の確保が重要であると認識しており、評価制度の実施にあたっては、業務監理主任が実施した観察結果と評価制度における着眼点、及び評価指標をもとに、各評価者が評価を行い、評価結果についても開示することとしております。
なお、評価制度を適正に運用していくためには、評価者がそれぞれの役割を理解し、認識を深めることが不可欠であると考えており、第1次評価者である技能統括主任、第2次評価者である校園長に対して、説明会や研修等において、評価者目線の統一や評価者のスキル向上、効果的な面談手法の習得をめざすことで、評価制度の理解や認識を深めるよう繰り返し周知徹底し、研修内容についても充実を図り、また、観察者である業務監理主任に対しては、観察の実施前には観察における注意点等を説明するなど、人事評価制度の趣旨に基づいた観察となるよう取り組んでまいりたいと考えております。
また、本制度の適正な運用にむけて、従来のマネジメントサポート制度を活用した意見聴取を見直し、アンケートにより広く意見を聴取してまいりたいと考えております。評価制度における観察の実施方法やフィードバックなど、各方面からもご意見を頂戴しているところでございますが、教育委員会としてもアンケート結果も踏まえ、人材育成に繋がる評価制度となるよう、検証、検討を行ってまいりたいと考えております。
いずれにしましても、相対評価の給与反映も含めた人事給与制度につきましては、市全体の動向も注視し、学職労の皆さま方と、必要に応じて引き続き誠意をもって交渉してまいります。
本要求につきましては、私どもといたしましても、現下の状況の中で、それぞれに大きな課題であると認識いたしており、今日まで築き上げてまいりました皆様方との労使の信頼関係の上に立って、引き続き教育行政を推進していく所存でございます。
今後とも、誠意を持って交渉を行ってまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いします。
(組合)
再度、教育委員会より認識が示された。
この時期をもって全ての事項を解決することになりえないが、本日以降の精力的なとりくみを重ね労使合意を前提に交渉については十分な期間と交渉時間の確保に努め、決定している管理運営事項について説明をおこなうことを教育委員会として、誠意を持って対応されるよう改めて要請しておく。
今後は、第2次交渉ゾーン10月19日を山場、基準日を10月20日とし取り組みを進めている。
再度確認をするが交渉のあり方について労使合意に向けた十分な期間の確保と誠意をもって交渉されるよう強く要請する。

令和5年10月2日(月曜日)

大阪市学校職員労働組合(学職労)との大阪市立の学びの多様化学校(不登校特例校)である心和中学校を開校することに伴う教職員の勤務労働条件に関する事項についての議事録

(市教委)
それでは、ただいまより大阪市学校職員労働組合の皆様と「大阪市立の学びの多様化学校いわゆる不登校特例校である心和中学校を開校することに伴う教職員の勤務労働条件に関する事項」につきまして、交渉を始めさせていただきます。
(市教委)
本日は、校務ご多忙なところ日程調整をしていただきまして、誠にありがとうございます。
それでは、心和中学校の開校についてご説明させていただきます。
本市の不登校児童生徒は、全国と同様に増加傾向にあり、大きな課題となっています。令和5年2月22日の市会本会議におきまして「大阪市立学校設置条例の一部を改正する条例案」が可決されたことに伴い、不登校生徒に対しその実態に配慮して特別に編成された教育課程に基づく教育を行う中学校、心和中学校を令和6年4月に開校することとなりました。
心和中学校では、不登校生徒を対象とした昼間部及び中学校夜間学級として併設される夜間部の開校時間が既存の市立学校と異なることから、開校に伴い、教職員の勤務労働条件に関する事項について変更が生じるため、その取扱いについてご提案いたします。
本市といたしましては、心和中学校開校後も学校運営を円滑に行っていくことが大切であると考えております。
本日の提案内容につきましては、大阪市学校職員労働組合の皆様方との労使合意に向けて、誠意をもって交渉・協議を行ってまいりたいと考えております。
それでは、担当のほうから具体的なご提案をさせていただきます。
(市教委)
私の方から、具体的な内容についてご提案申しあげます。
まず、学校の開校時間につきましては、10時から21時までを想定しております。昼間部の活動時間帯は13時15分から18時10分、夜間部の活動時間帯は17時10分から20時55分までとなる予定でございます。心和中学校で勤務する教職員につきましては、全教職員一体となって昼間部と夜間部の業務に従事することを想定しております。
次に、お手元の資料、別表1をご覧ください。心和中学校の開校に伴う勤務条件の変更点をお示ししております。
勤務時間についてでございますが、
管理作業員につきましては、心和中学校の開校時間を勘案し、10時から18時30分としております。
教諭及び養護教諭につきましては、生徒の活動時間帯や生徒対応と並行して行えない職員会議等、全教職員が連携するための時間の確保を勘案し、最も効率的に業務に従事できる時間として昼間部、夜間部ともに12時30分から21時までの勤務といたしております。
学校事務職員につきましては、学校運営支援センターの課業時間と心和中学校の開校時間を勘案し、10時から18時30分としております。説明につきましては、以上でございます。
(組合)
それでは、ただいま教育委員会より提案を受けた、「大阪市立の学びの多様化学校いわゆる不登校特例校である心和中学校を開校することに伴う教職員の勤務労働条件に関する事項」についてであるが、まず、学びの多様化学校は大阪市立として初めての開校となる。
また、今回の提案は、市立学校に勤務する教職員の勤務労働条件に関わる極めて重要な課題である。
当然、交渉事項であり労使合意を経て、実施されるものであると考えるがどうか。
(市教委)
教育委員会といたしましては、勤務労働条件にかかわる事項につきましては、当然、交渉事項であり、大阪市学校職員労働組合の皆さま方との労使合意に向けて、誠意をもって協議を行ってまいります。
(組合)
それでは、ただいまの提案について、質したいことがある。
まず、心和中学校の昼間部、夜間部の学級数はどのようになっているのか。
(市教委)
昼間部においては、各学年1学級の3学級、夜間部においては、1、2年が各1学級、3年が2学級の4学級となっており、全体では、7学級を予定していると指導部から聞いております。
(市教委)
昼間部と夜間部で、7学級を予定しているとのことであるが、管理作業員の定数配置についてどのように考えているのか、教育委員会の見解を求める。
(市教委)
心和中学校への管理作業員の定数配置につきましては、生徒数や敷地面積などを勘案し、必要な人員の配置に努めてまいりたいと考えております。
(組合)
次に、心和中学校の開校時間が、10時から21時までということであるが、校長や教頭の勤務時間はどのようになるのか。
(市教委)
校長および教頭の勤務時間につきましては、現時点では教諭や養護教諭と同じ12時30分から21時までの勤務と考えております。
(組合)
ただいまの回答では、職員が勤務している時間帯で、管理職が空白になる時間帯が生じる。
学びの多様化学校は大阪市立として初めての開校となることから、校園に勤務する管理作業員の標準的な職務内容における「その他校園長が校務管理運営上特に必要と認める業務」に基づき、業務命令を出す場合においては、十分協議を行い理解・納得の上、業務遂行にあたらなければならないと考える。
管理職が不在の間、出勤時の交通災害や公務災害、保護者・地域から緊急の用件があった場合の対応等、また責任の所在について、どのように考えているのか。
(市教委)
教育委員会といたしましても、職員が勤務している時間帯において、管理職が空白になる時間帯が生じることは認識しております。
管理職が不在の間においても、緊急性が高い案件が生じた場合については、管理職あて当該状況の報告をしていただき、管理職が対応にあたる必要があると考えております。そのため、出勤時の交通災害や公務災害、保護者・地域から緊急の用件があった場合は、まず、その旨を管理職に連絡していただくことになると考えております。
(組合)
ただいま市教委から認識が示されたが、我々としては、すべての時間帯に管理職が勤務するよう求める。
(市教委)
学校を円滑に運営するために必要な管理職の体制につきましては、今後しっかりと検討してまいります。
(組合)
他の学校園と勤務時間が異なることとなるが、現業管理体制については、どのように考えているのか。
(市教委)
これまでどおり行政区内にある一つの学校として取り扱うことと考えており、人事考課における観察などにおいても特段の支障は生じることはないと考えております。
(組合)
次に、心和中学校の開校に伴う教職員の勤務労働条件の変更ならびに人事異動に関する周知は、いつ、どのように行うのか。
(市教委)
心和中学校に勤務する教職員の勤務労働条件及び人事異動に関する周知は11月末頃、校長から教職員へ周知する予定となっております。
(組合)
配置される職員に対し、勤務労働条件の変更点も含めた丁寧な説明を行うことは、教育委員会が主体的に進める事項であり重要な責務であると考える。
今回の提案については、基本的には了承するが、当該校に配置された管理作業員が安心して職務に従事できるよう、引き続き丁寧な対応を求めておく。
(市教委)
ただいま大阪市学校職員労働組合の皆さまから、本日の提案につきまして大筋の了承をいただきましたが、教育委員会といたしましては、今後とも、当該校に配置される管理作業員の皆さまが安心して働くことができるよう努めてまいりますので、何卒よろしくお願いいたします。
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令和5年10月2日(月曜日)

大阪市学校職員労働組合(学職労)との年末一時金要求書申入れの議事録

(市教委)
それでは、ただいまから、大阪市学校職員労働組合からの年末一時金に関する要求書についての申し入れ交渉を行います。
(組合)
それでは、2023年末一時金に関する要求書の手交を行う。
(組合)
去る3月16日に市労連は、松井市長に対して「2023年統一賃金要求に関する申し入れ」の中で、一時金については、期末手当一本とし、年間5ヶ月分以上とするとともに、支給方法の改善をはかること、さらに引き上げ改定分についても、期末手当に配分すること。を要求している。
これに基づき学職労としても、本年度の年末一時金として、「月収の2.5ヶ月分以上を12月8日に支給すること、また、支給方法についても引き続き改善をはかること。」を合わせて申し入れる。
さて、人事院は本年8月7日、国会と内閣に対して2023年の「国家公務員の給与等に関する報告・勧告」を行い、月例給は官民較差3,869円(0.96%)を埋めるため初任給と若年層の改定率に重点をおきつつ全ての俸給月額の引き上げと、一時金についても0.10月分を引き上げ、引き上げ分は12月期の期末・勤勉手当に均等配分するとし、テレワーク関連手当の新設やフレックスタイム制の導入についても勧告を行った。
市労連は8月7日の人事院勧告を受けて、大阪市において給与勧告の集約段階を迎えている人事委員会に対して、9月7日に申し入れを行ってきたところである。その際、総合的な人事・給与制度の構築や人事評価制度の改善に向けた大阪市への対応などを求めてきた。また、定年まで安心して働き続けることができる高齢期雇用施策の充実などについても人事委員会としての対応を求めてきた。このような私たちの要求の主旨を受け止め、さらに、中立機関としての独立性を堅持しつつ、その職責を果たされるよう要請をしてきたところである。
大阪市は、昨年11月市労連年末一時金交渉において月例給の公民較差(7,564円、1.93%)を解消するため、人事委員会勧告どおり引き上げ、2022年4月1日に遡って実施するとし技能労務職給料表については、行政職給料表との均衡を考慮して、行政職給料表1級から4級の平均改定率2.06%を用いて改定を行い初号付近を7,000円引き上げ、行政職給料表と同様に30歳台半ばまでの職員に対して適用される級及び号給で平均改定率となるよう改定率を逓減させ、30歳台半ばより上の職員に対して適用される級及び号給は定率を基本とする。また、一時金については、12月期から0.10月分引き上げ、年間の支給月数を4.40月とし、引き上げ分については、勤勉手当に配分するとの回答を行った。なお、会計年度任用職員については、期末手当を0.10月分引き上げ、年間の支給月数を2.50月とした。
総合的な人事・給与制度の構築については、最高号給に達した職員が多く存在し、かつ増加傾向にあることから、執務意欲の向上につながるよう早急な制度構築を求めてきた。号給増設について、市側は消極的な姿勢をとっていたが、昨年の人事委員会からの意見に基づき、8号給分の号給が増設された。
しかし、あくまで定年引き上げに伴う昇給機会の確保のための号給増設をしたことから、現在の給料表が適用されて以降、昇給・昇格もできずに、各級最高号給に多くの組合員が位置付けられている。昨年の人事委員会からの意見に基づき、2024年4月より号給増設となるものの、数年後には最高号給に再度到達することから、一時的な対策であり、組合員のモチベーションの向上につながるものとはなっていない。
給料表と昇給制度の乖離が大きく、定年年齢が65歳まで引き上げられることから、組合員の働き甲斐や執務意欲の向上をはかることは、市政運営においても重要であり、給料表構造等の抜本的な見直しと改善を行い、給与制度のみならず、55歳昇給停止の課題など、昇給・昇格を含めた人事・給与制度全体にかかる総合的な制度として確立できるよう、教育委員会として積極的かつ主体的な姿勢で取り組むことが必要である。
次に、人事評価制度について、現行の人事評価制度は、相対評価を行うことで公平・公正性、客観性を著しく毀損しており、組合員の十分な理解の下で人材育成のための制度とすることが必要と認識している。
人事評価を利用して、能力実績主義に基づく競争を煽り、評価結果を勤勉手当や昇給号給数に反映するなど、職員間に格差を生じさせることを目的とすることはあってはならず、職員一人ひとりの能力の違いや各職場事情等を考慮し、制度の趣旨に合致した制度構築が必要であると認識している。
また「相対評価」による給与反映は、職員の士気に影響を及ぼし、人材育成からは程遠い制度であることを再三指摘してきた。昨年の人事委員会報告において、制度見直しに言及されたことから、一定の制度改正がなされたものの、絶対評価点と相対評価区分の不整合について依然、解消されていないとして、昨年の大阪市人事委員会報告においても引き続き問題点について言及されている。
市労連に結集する学職労として「相対化」の廃止を強く求めるとともに、市側・教育委員会の一方的な運用を許さない立場から、改善すべき点は改善すべきであるという認識のもと、引き続き交渉・合意による改善を求めておく。
新型コロナウイルス感染症については、感染拡大防止で得た経験を踏まえ、今後も起こりうる新興感染症に対し、引き続き、教育委員会として、市民生活、児童・生徒を守るためにも感染拡大の防止に向けた対策の取り組み強化と、職員が不安を抱えることなく、安心して業務に従事できる業務執行体制を構築するよう求めておく。
さらに、安全衛生面にも十分配慮した職場環境の整備や制度の充実をはかるとともに、新たな業務への対応や課題等が生じた場合については、必要な対策を講じるとともに、速やかに交渉・協議を行うよう要請しておく。
学職労は、例年に渡り総合的な人事・給与制度の構築をはじめ、さまざまな諸課題解決に向けて交渉を行い、組合員の賃金・勤務労働条件に関する課題について、確定交渉のみならず、通年的に交渉・協議を行い、解決をはかっている市労連に結集するとともに、個別課題については教育委員会に対し必要な協議を要請していくことを申し上げておく。
その上で、本日申し入れた「年末一時金要求」は引き続き、組合員が学校園における公共サービスを担う上で極めて重要な要求であり、「賃金・労働条件は労使の交渉によって決定すべき事項」という基本態度を堅持し、これまでの交渉経過と自主性をもった労使協議と交渉により実現されるよう要請しておく。
(市教委)
はじめに、3年以上に亘る対応となりました新型コロナウイルス感染症につきましては、感染症法上の位置づけは変更されましたが、現在でも感染症対策をとりながら、学校園の教育環境整備や子どもの安全確保のために、日々ご尽力いただいております大阪市学校職員労働組合の皆様方にはあらためて感謝を申し上げます。
ただいま、委員長より年末一時金についての申し入れをいただいたところでございます。
本市では、職員数の削減や市債残高の縮減などの市政改革の取り組み成果や、税収の堅調な推移もあり、財政健全化が進んでいますが、今後とも物価高騰等の影響が懸念されることに加え、義務的経費が引き続き高い水準で推移することが見込まれる中、持続可能な財政構造を構築していく必要があります。そのため、収入の範囲内で予算を組むことを原則とするなど、将来世代に負担を先送りすることのないよう財政健全化への取り組みを進めるとともに、限られた財源のもとでの一層の選択と集中に全市的に取り組むこととしています。
また、私ども公務員の給与等勤務労働条件に関しましては、各方面から強い関心が寄せられているところであり、制度の透明性を確保し、より一層、市民に対する説明責任を十分に果たすことが求められております。
しかしながら、私どもといたしましても年末一時金は、教職員の生活に直結するものであり、モチベーションの向上等に大きく影響する重要な課題だと認識しております。
本日いただいたお申し入れの内容につきましては、先ほどお示しした本市の財政状況や諸情勢を、十分配慮しながら検討してまいりたいと考えており、市労連統一交渉の場で、引き続き協議をさせていただく所存でございますので、大阪市学校職員労働組合の皆様方には、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
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令和5年10月2日(月)

大阪市学校職員労働組合 自治労現業・公企統一闘争に関する要求書申入れ (第3回小委員会交渉)の議事録

(市教委)
それでは引き続き現闘小委員会交渉をさせていただきます。
ただいまより、大阪市学校職員労働組合の皆様から申し入れのありました2023自治労現業・公企統一闘争に関する要求書における要求事項につきまして、第3回小委員会交渉を始めさせていただきます。
本日の小委員会交渉ですが、これまでの折衝を踏まえまして、市教委より本日時点での回答案をお示しさせていただくとともに、回答交渉に向けた折衝を行ってまいりたいと存じます。
本日の進行ですが、まず、各担当より回答案を御説明させていただきまして、そののちに、各交渉事項につきまして折衝に入ってまいりたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
説明につきましては、時間の関係もございますので、要求内容の読み上げに関しては行わず、要求項目の番号と回答案の読み上げのみとさせていただきたいと存じます。
それでは順に、回答案の御説明に移らせていただきます。
(市教委)
まず、1番です。良好な労使関係を構築していくためには、労働基準法などの関係諸法令や本市の条例等につきまして、労使対等の立場で、双方が注視していくことが必要であると認識をしております。大阪市労使関係に関する条例第3条並びに平成25年3月22日に双方で合意いたしました確認書に基づく交渉事項につきましては、労使合意に向けた十分な規範の確保に努めるとともに、誠意をもって交渉してまいりたいと存じます。
(市教委)
次、2番についてですが、管理作業員の勤務・労働条件につきましては、平成19年5月16日付、教委校(全)第19号「管理作業員の標準的な職務内容について」において通知しております。要員配置につきましては、厳しい財政状況や他都市の状況と比較・検討した結果、さらなる見直しを求められていることから、学校園については1名を基本とした単数配置への見直しに順次着手しております。1名配置としたときの職務内容につきましては、令和5年3月15日付事務連絡、「管理作業員の単数配置に伴う学校環境整備業務について」において、管理作業員を配置している全学校園へ通知しております。
教育委員会といたしましては、子供たちが安心して快適に過ごせる教育環境整備について、直営を基本とした姿勢を踏まえつつ、行政責任を明確にするとともに、今後とも単数配置校等の実情を把握し、管理作業員が実務を効率的・効果的に行うことができるよう、業務執行体制を構築してまいりたいと存じます。
(市教委)
項目番号3番について、回答させていただきます。教育委員会では、職場における事故や災害を未然に防止し、管理作業員の安全と健康を確保するため、大阪市管理作業員労働安全衛生委員会を設置し、定期的に開催することで、安全、衛生体制の機能強化を図っております。管理監督者である校園長に対しても、学校園に勤務する教職員の健康と安全を確保し、快適な職場環境の形成を促進するという責務と役割があることから、公務災害の防止に向けて、学校園での安全確保に努めるよう、周知・指示しているところです。
しかしながら、毎年、依然として災害が発生している状況です。公務災害を防止し、労働安全体制の機能強化を図るためには、職員研修・主任研修への知識の取得が重要と考えており、職員研修・主任研修を通じて、安全に関する知識を高め、公務災害・通勤災害を現場から一掃できるよう研修内容のさらなる充実に努めてまいりたいと存じます。
また、公務災害の再発防止策に向けた改善策の周知など、現業管理体制を通じて各級主任へ指示し、公務災害の予防に努めてまいりたいと存じます。
公務災害の防止に向け、平成21年12月に安全作業の手引きを発行していますが、引き続き管理作業員が安全に業務を進めることができるよう、随時改訂作業を行うよう取り組んでまいりたいと存じます。今後とも、労働安全衛生法などに基づき、労働安全衛生委員会で調査・審議を行い、安全衛生管理体制の充実強化、公務災害防止、安全と健康の維持確保に向けた取組を進めてまいりたいと存じます。
なお、安全用具の購入などの予算確保については、予算の編成に関する事項であり、管理運営事項となりますが、本市全体の動向を注視しながら、管理作業員の安全が確保できるよう、引き続き取り組んでまいります。
(市教委)
続きまして、4番の項目になります。新型コロナウイルス感染症の感染拡大の状況下におきましては、勤務することが困難な場合の特別休暇の付与や、ワクチン接種時の職務専念義務の免除、マイカー等通勤の緩和など、感染症の拡大防止に向け、各種制度を導入し、職員の皆様が安心して業務に従事できるよう、対策を講じてきたところでございます。
今般、新型コロナウイルス感染症が、感染症法における5類感染症に移行となったことに伴いまして、これらの制度の取扱いは終了しておりますが、新たな感染症等の感染拡大における各種制度の導入等につきましては、本市全体の動向を注視し、適切に対処してまいりたいと存じます。
(市教委)
続きまして、7番の項目です。60歳超の教職員の給料月額につきましては、人事院の意見の申し入れを踏まえ、民間の実情等を考慮して、当分の間、60歳に達した日以降における最初の4月1日以降、7割水準となります。また、高齢者部分休業や、定年前再任用短時間勤務制度を導入するとともに、現行の再任用制度につきましても、定年の段階的な引き上げ期間中において、暫定的に存知することで、高齢期の働き方の選択肢の幅を広げることとしております。今後、学校園に向けて、周知をしてまいりますが、制度の運用における諸課題につきましては、大阪市労使関係に関する条例に基づき、引き続き誠意をもって対応してまいりたいと存じます。
(市教委)
続きまして、9番の項目になります。教育委員会といたしまして、平成30年1月9日付 教委校(全)第46号を通知し、自校園の「大規模災害時初期対応マニュアル」の作成を各校園長へ指示しており、各校園で作成する大規模災害時初期対応マニュアルでは、全教職員の役割分担等を明記することとしております。各学校園においては、災害発生時について、管理作業員を含めた教職員の力が十分に発揮できるよう、必要な体制・対策の構築に努めているところです。
また、災害時における勤務労働条件につきましては、十分な労使協議を行ってまいりたいと存じます。
(市教委)
最後、10番の項目になります。本要求の趣旨につきましては、極めて重要なことであると認識をしているところです。学校園には、さまざまな職種の方々が勤務されており、子供たち、学校教育の充実のために、それぞれの役割を果たされているところであります。私どもとして、研修の実施やあらゆる機会を通じて、今後も指導啓発に努めるとともに、学校教育のさらなる充実を図るため、管理作業員と皆様方の担っている役割、職務等について、特に学校管理職に対して、より一層の徹底は図ってまいりたいと存じます。制度の廃止、改善にあたり、賃金、勤務労働条件など、交渉に関する事項につきましては、市全体の動向を見ながら、誠意をもって交渉してまいりたいと存じます。
現時点での回答案につきましては、以上でございます。
(市教委)
続きまして、項目順に折衝を行っていきたいと思いますが、管理運営事項も含めまして、委員長より御発言をお願いいたします。
(組合)
もう1の項目は、基本的な団体意見というところで、全てにおいて、きっちり管理運営事項以外のところについて、交渉を行うということ。で、交渉についても十分な期間を確保に努めるということの確認ですね。
(市教委)
はい。
(組合)
2番目の項目のところ、基本、直営を基本とした姿勢を踏まえつつ、行政責任を明確にしていく。毎回毎回聞くんやけど、昨年もそうやったんですけど、今後とも単数配置校等の実情に応じて、把握しということで、今回までどれだけ把握して、どういうふうな把握の仕方をしている話をしているのか。
(市教委)
基本的には、単数配置校から予算とかお配りしているところがあるので、そこでの予算をかなり欲しいとかっていう御要望とかは、どれぐらいあるのかとか、そういうのも見ながら、今後、今の状況でいけてないということであれば、また変えていかないといけないということになるかと思います。
(組合)
まあ、もう一個その下のところで、「効率的・効果的に行うことができるようにお申し出ください。構築するようなところ、もっとくだいて教えてもらえれば。
(市教委)
それは、先ほどお伝えしているように、今、予算とかを学校にお配りしたときに、どういうところが足りてないのかというところで、配分の仕方とか、あと、単数配置であれば、応援業務というのもあると思うので、そことかの状況とかが頻繁にあるのであれば、そこも考えていかないといけないかなというところです。
(組合)
3番の公務災害のところ、校園に加味して書いてある部分があるけど、営繕園芸事務所、学校園でもこういう何、公務災害とか通勤災害とかその辺の部分について十分みているということになるね。
(市教委)
そうですね、はい。
(組合)
ここは安全用具の購入等の(3)管理運営事項ということも書かれているけども、管理運営事項であったとしても、やっぱりその面もあれば必要な分があるということやろうね。恐らくは必要に応じて買ってもらうとか。その教育委員会として買うのか、その学校園現場の十分のその道具なり物品類も買えるようなシステムづくりを具体的にどういうふうにもっていくかということやと思うけど。
「本市全体の動向を注視しながら、引き続き取り組んでいく」と書いてくれてんやけどな。その「大阪市全体の動向を注視しながら」とは書いてるのはないけど、労働安全衛生体制って、その本市の状況を見てやるもんではないでしょう。学校現場としてどうやねんと、管理作業員が安全で安心して業務を遂行できるように、その部分も、やっぱり道具なり機械とかも含めて購入していかなあかんと思うから、恐らく金がなかったら買われへんということやね。意味やね、やろうけど、そこはやっぱり最重要としてね、この現場の、やっぱりそれぐらい何か教育委員会としてやな、そういう状況であったならやで、具体的にどうやって、「引き続き取り組む」というのは、具体的にどういうことを取り組んでいくんやと。
(市教委)
そうですね、一応、安全衛生委員会ので、公務災害のところの過程、原因とかを分析しますと、やっぱりヘルメットとかかぶってないとかっていう分もございますので、ただ、まあその本市のところで言いますと、その学校園への働き方とかというところ等も違う部分もございますので、そこの部分は、いわゆる学校園特有の課題というところもあると思いますので、そこが適正に執行できるように、やはり安全確保というところは、こっちの教育委員会の責務になっておりますので、その辺が発揮できるように、そこにつきましては、学校園のその予算執行とかというところもございますので、そこの部分を含めて、適正になるべくできるように情報収集も踏まえて、いわゆる学校園に対しても周知、安全防止の上、取り組んでいきたいと思っております。
(組合)
ここの予算の編成に関する事項とかというのは、学校園のそれぞれの予算があるじゃないですか。まあ、1月、2月ぐらいにある学校園で、予算のところに、だから、その部分で、やっぱり現業管理体制はな、仕事が分かるということで、人事評価でもそういうような立場に入れとんやから、そこがやっぱりその各学校園の予算時期に、「こういうふうな予算のとり方をしなさい」とかも、いうふうな指示できるようなシステム的というか、統括なり業監に対して、委員として指示・指導してもらえるのかどうかと。
(市教委)
そうですね、そこにつきましては、現場に行ったときに、昨年、安全衛生週間のときに見回りをさせていただいたんですけれども、やはりその物品を買うのにちょっと困っているっていう現場の御意見もあって、そこについて、業務監理主任なり主任さんが入っていたりとか、事務の方にこういう言い方をしたらいいよとかっていう、そういったやり方っていうところも、目にといいますか、そこで確認させていただきまして、そういった取組というのは、やはりどうやって、いわゆる予算とかってなかなかほしいっていうのはあると思うんですけれども、なかなかそれを具体化するっていうのは、なかなか難しいと思いますので、そこにつきましては、やっぱり経験豊富な業務主任、技能統括、業務監理主任に相談するなり、そういって相談しやすい環境とかというところは、現業管理体制を通じてもやっていきますし、また個別相談を受ければ、相談を学校に対しても必要性というのは、教育委員会としても説明はさせていただきますので、そこについては、御安心いただけたらと思います。
(組合)
あと、この間、本委員会とかで、公務災害の事例がでてきて、ヘルメットをかぶってないとか、そういうふうな作業を受ける必要なやつに、1回現管で調査しているよね。何がどういうのか、何がどうやとか、ヘルメットがどうやとか、安全帯がどうやとか、ハーネスがどうやとか。
(市教委)
何年か前とかにしていたと。
(組合)
だから、ないところについては、それは仕事したらあかんとかやな、仕事をさすんやったら仕事さすで、きっちりとそのそれ相当必要な道具をちゃんとそろえなさいとかってやっぱり指示を出さなあかんで。
(市教委)
そうですね、ただ、
(組合)
それは、どっから出たら使えるのや、どう、大阪市労働安全衛生委員会、本委員会名で出すのか、それとも教育委員会としてきっちり、どっちも大阪市教育委員会なんやろうけど、どっちで出すんやと分かればな。
(市教委)
まずは、安全作業の手引きという、いわゆるそのマニュアルっていうところをきちっと整理していった上で、そこは、やはり、その安全主体というと学校園になってくるとは思うんですけれども、ただ、そこが動かないという場合もございますので、そこはケース・バイ・ケースだと思うんですけれども、委員会等から、安全衛生委員会の本委員会が主体となって動く部分もあれば、いわゆる小委員会の中で、いわゆる現業管理体制の中でもきちっと周知していくということもございますので、まずは、ちょっとマニュアルの改正というところもきちっとやっていかないというふうに思っているんですけれども、まずはルールをつくった上で、それに伴って必要な道具というのは、そろえていただいて、「安全を確保してくださいね」というのが前提になりますので、それに向けて学校園が主体となって動くことなのか、まずそれがやっぱり動きが悪いということであれば、委員会としても、そこは動ないといけないよねというところもあると思うんですけれども、そこはきちっと状況というのは確認させていただいて、まずはその管理作業員さんの安全第一というところで動いていきたいというふうに考えております。
(組合)
管理作業員の安全第一を優先に考えてくれて、手引きとかマニュアルとかもつくりました。まあまあ、若干見てないとかいろいろあるけれども、それを一歩上、いこうとするとなれば、学校園は誰が管理してんねんということになるじゃないですか。やっぱり管理職じゃないですか。
(市教委)
そうですね。
(組合)
だから、管理職が、このマニュアルをきっちりもって、それをちゃんと見た上で、この作業をするには、こういう道具が必要なんです。ヘルメットが要るんですとか、高所作業するにはこうですとか、2メートル以上とか、6.75メートル以上こうやとかいうことを十分、理解させた上でね、やってもらわんと、前からこの間、ずーっと言うてんねんけど、マニュアルが改正しました。だったらまあ、マス刷りして、プリントアウトして、管理作業員のところにポーンと置いてると、それをやんねんやったら、ほんで毎月1回、やっぱり主任の報告きたときに、「マニュアルなり手引きちゃんと持ってますか」って確認しているんやったら、主任、どっちでもかまへんけどな、業務主任が毎月1回確認するのか、業監が3カ月に1回か、観察のときにでも、ちゃんと校長持ってるのかとか、教頭持ってるのかとか、それぐらいはしていかなあかんやろうな、今さらやけども。
(市教委)
そうですね。おっしゃるとおり、いわゆる学校園のそのきわに通知者等の先ですね。その部分がちゃんと周知できているかというのは、委員長、この間、労働安全衛生委員会の中でも、いわゆる印刷しただけで、「そこって認識しているの」っていうところの問題提起は、この間、ずっといただいているところでございまして、そこについては、担当、労働衛生の担当としましても、いわゆるそこのが課題やというところは思っていますので、といって、それについてまずは認識させるところですね。やはりその学校園の管理職の先生もいろいろ多岐にわたる、それを言うのは、ただ当然なんですけれども、やはり一番よく知っている、いわゆるトップ、その主任さんなり業務監理主任さんであったり、学校をせっかく訪問して話す機会があるんでしたら、そういった機会に応じてやるというところも大事だと思ってますので、双方も、より教育委員会からも大事ですし、いわゆる現業管理体制の中でも、その学校園に対して認識されるというろころは大事だと思いますので、そこの部分について、一緒に段取りできるような形で、そこら辺は、またこちらの労働安全衛生給与厚生としてもそこは、きちっとやっていかないといけないと思っていますので、またそこにつきましては、また御意見なり賜りながら進めていきたいと思っております。
(組合)
感染症はもう、5類以上なの、5類以下なのって、それが5類に移行してしもたからね。
(市教委)
そうですね。今、現状としては特に新しい動きというのは、当然ないんですけれども、当然、今後、おっしゃっていただいているような新しい感染症とかって出てきたときに、今回のコロナのような、全国的にやっぱり対策をとっていかないといけないというような事情が出てくれば、当然そういった特別休暇なり、さまざまな諸制度というのが出来上がってくるということも当然、想定されますので、その際につきましては、当然、教育委員会だけにかかわらず、大阪市全体として、どういうふうにやっていくかというのは、我々としてもしっかり対応していきたいというふうに思っていますので、よろしくお願いします。
(組合)
65歳までの、来年度が初めて。一応、60日。7割程度だという部分も、ここも十分、ように教育委員会として校園に発信するんやろうけど、さっきも言うてるように、やっぱり見ただけでは、なかなかやっぱり分かりにくい部分があるので、それをちゃんと管理職を説明するように、責務としてね。だから十分そういうように受け付け、植え付けていただきたいなというのをよくまあ思ったので、やっぱり本人も、ちゃんと、いろんなそのいろいろ聞いているけどさ、そのままいく人もおりゃ、何やその何か部分部分じゃ、何かあるやんか。
(市教委)
高齢者部分休業ですか。
(組合)
ああいうようなやつも、いろいろ制度として新しくできる部分やから、それは十分、説明したって、理解するようにしたったほうがええのかなとは思いますね。
(市教委)
そうですね。我々もしかるべき時期に、希望調査を取らせていただくようになっておりますので、希望調査を取るということは、我々に校長先生から書いていただかないことになりますので、それはもう、御本人、多分、説明しないと返せない、返してこれないので、それはきちんとされるのかなというふうに思っております。
(組合)
例えば、いつぐらいから出す、何かするのは。ほかにアンケートちゃうかないう。
(市教委)
事前の御希望ですか。
(組合)
事前の、
(市教委)
一応、もちろん今年度、まだ特に時期が決まっているわけではないですけども、一応、退職される前の年度のときに、一旦、お聞きするというのがありますので、秋から冬にかけて、恐らく学校のほうに照会させていただく形になろうかと思います。
(組合)
さっきの、ごめん、それいう、もう団体交渉でやってたやつ、中学校の勤務労働時間がある、あれが一応その11月末ぐらいに配られると、それと同程度ぐらいになるのかな。
(市教委)
そのあたりで、はい、そうです。それで、
(組合)
団交も一緒にいうことですね。
(市教委)
はい。一緒にいくか、もう別で調査するかの、もちろんありますけども、そのあたりの時期なのかと思います。で、我々、もちろん管理作業員さんもそうですし、いろんな各職種の分で、我々も横で調整しながら公表、出していく形になるかと思います。その調整が済めば、さしていただく形かなと思います。
(組合)
10番な、それ去年とは、今年、これ去年の回答な、あったからこの辺の部分、いっぱい出てたはず。
(市教委)
そうですね。
(組合)
大体、去年から抜いてるやんか。
(市教委)
そうですね。去年は、すみません、この回答、小委員会交渉の際に、ちょっと我々として、御回答は一旦させていただいていたんですけれども、やっぱりその差別事象が1件ちょっとあったということで、やっぱりそこをつぶしにいくというところで、それを回答、このままではなくて、きっちりと対応を示すようにということで、調整をさせていただいて、昨年としては、そういう回答にさせていただいております。
今年度につきましては、昨年度の状況から、現在に至るまでの間で、こちらとして、その差別事象というのを、報告が出てないということでしたので、一旦、回答としては、一昨年のものにさせていただいているんですけれども、当然、その取組姿勢というところについては、変更ございませんので、はい。
(組合)
1つ教えてほしいのが、教育委員会として、そのいろいろなハラスメントありますよね。その差別事象も含めて。それは、やっぱり本人がそう思ったら、やっぱりそれは差別や、ハラスメントやという認識でいいのかな。
(市教委)
そうですね。
(組合)
これ、それを、仮に俺がそう思ったとしても、そっち側やったらそう思わへんとかってなったりとかしたときに、それがまあどこかの機関でそれを審査するということになりそうですかね。
(市教委)
そうですね。はい。
(市教委)
指導部ですかね。
(組合)
ほんなら、本人は、どこに対してものを言うていったらいいの。
(市教委)
基本的にはまず、1つ方法としては、今、ハラスメントの相談窓口が内部、外部か。外部相談窓口は。
(市教委)
外部相談窓口が、ハラスメントと、いわゆるメンタルヘルスの外部相談窓口というところを開設しておりますので、それはハラスメントでもそうですし、メンタルヘルスの相談業務というところで、外部の窓口のほうではございますので、そこに相談していただいて、それがやはりハラスメントだということであれば、より指導部なり福利観察というところにつなげていくという形で、運用をしております。
(組合)
その窓口はどこで見るの。
(市教委)
一応、チラシのほうは確か配架させていただいてて。
(市教委)
労働安全衛生委員会とかにもお配りは、いろいろさせてもらっている。
(市教委)
ちょっとこれはSKIPに載っているかどうかはちょっと分からないですけれども、恐らく何かしらの掲示は当然、させていただいていると思いますので、もしあれでしたら、また、「ここですよ」というのは、共有させていただきます。
(市教委)
あと、直近の対応といたしましては、こんなストレスチェックの結果を、お送りさせてもらうんですけども、そこに、ちょっとそのハラスメント、メンタルヘルスの相談窓口のところもちょっと入れさせてもらって、また周知していこうというところで、今、対応しておる、する予定でございます。
(組合)
それは別に管理職を通して、そういって一体かんでるじゃなくて、個人でそこに連絡したらええってこと、何でもええん。自分、出すもんは。
(市教委)
そうですね。
(組合)
で、そっち側に話しに行くと。
(市教委)
そうですね。ちょっと詳細まで僕も把握してないんですけれども、人によれば、直接そういう教育委員会に情報が飛んで、そこで解決してほしいと思われる方もいらっしゃいますし、まずは話を聞いてほしいという方もいらっしゃるので、なので、なかなかその内部でお話を上げていくっていうのは、やっぱり御本人様のハードルもやっぱり高かったりとか、やっぱりその受けている相手方が、ご自身が受けていると思っている相手方がやっぱりその管理職の方の場合ですと、なおさらそこを通じてというのは、やっぱりなかなか難しいので、そういう外部の窓口というのを設けさせていただいて、そこでこう、御相談しやすい環境ということでつくらせていただいているところです。
(組合)
労安のところで、管理項目のところですよね、今回、メンタルヘルス的なことは一切、記述はされてないんですけど、労安課題というのは、命と健康、心とからだというところがあるので、いわゆるメンタルヘルスの対策についてというのが、ちょっと説明が出てないのがどうしてかなというのは、ちょっと思ってたんですけど。
(市教委)
当然、そこにつきましても、いわゆる、心の健康というところは述べさせてもらってますので、健康と安全を確保しという、この健康のところについては、当然、メンタルヘルスも含みますというところでございます。
やはり、この間で言いましたら、やっぱり公務災害、労働災害一掃というところが、やはり学校職員労働組合様の目的やというところもございましたので、一応、そこについて、重点的に回答させていただいているところでございますので、いわゆるメンタルヘルス対策に、あそこの部分は、別に回答する気ありませんということではございません。いわゆる健康を含めて対応させてもらう。
(組合)
さっき、1回、話は出てたと思うんですけれども、安全用具の購入等の予算確保とかについてということなんですけど、基本、さっきもお話ありましたけれども、大体、年間1月、2月かな、各校で予算を出す、編制するというのがあると思うんですけれども、現管の、いわゆる毎月やってる会議ですよね。その中の1つの項目で、間もなく予算編成の時期になるので、こういう、今足りてない安全用具であるとかを、予算要求しましょうみたいなそういう文言というのを入れられないのかなというふうに1つ思っていたんですけど。まあ文書で残っていれば、いわゆる説明に行く業務主任も入りやすいかなと思ってたんですけど、そういう文言を入れることって別に問題ないんですよね。
(市教委)
一応、その予算の執行については、各学校園になってくると思いまして、その実情というところで言いますと、そのお作法といいますか、そこの部分について、そういったルールがあるということで、当然、そこについて必要なものっていうのは挙げていかないといけない、いわゆる御自身の安全を守るためには当然必要になってくると思いますので、その部分で、必要というところであれば、声を上げていただくというのは必要でございますので、そういったところが、その各学校のその具体なところの時期がその時期なのかどうかというところは、ちょっとまたそこの部分は精査が必要なのかなと思うんですけども。
(組合)
いや、まあいわゆる時期踏まえて言っているので、別に12月だったら12月でも構わないと思うので、そういう予算編成があったときには、各校、安全に配慮したものを予算要求できるようにしなさい。
(市教委)
そうですね、自分の個人の作業とか作業実態に応じて必要な安全確保な道具というところの確保ですっていうところは、当然そこは言うていかないといけないと思いますので、そこについては、その現業管理体制、小委員会のところでも問題提起をさせていただきまして、そういったところで何か周知できないかというところで、検討はさせていただきます。
(組合)
労安の中に、一応入れるだけでも別に問題ないかなと思っている。
(市教委)
そうですね、業監会議の中でも、いわゆるこういった呼び掛けをしてくださいねっていうところは、全然いけると思います。そこは、また小委員会の中でも話をさせていただいて、よりよく働きやすいというところでいいましたら、大丈夫だと思いますので、そこについては、その時にさせていただきます。
(組合)
ごめんなさい、多分、これ2項目めになるのかな。ちょっと項目的には分からないんですけれども、1人配置が、今後ずっと増えていくと。1人で仕事をしていく上で、年度末に1人勤務に対するマニュアルじゃないかな、環境管理整備事業についてというふうな冊子、これは出していただいているんですけど、ちょっと整理したいことがあるんですけども、いわゆる現管で動いている、今、合同作業と共同作業、それとプラス配置に伴う支援業務ですよね。大きくは、今その3つが現業管理体制で動いているいわゆる共同でできるものというふうに考えさせてもらっていいんですよね。まあ、合同作業というのは、一つ業務主任が提案させていただいて、その業務主任が担当校を呼んで企画立案するっていうのが一つ合同作業ですよね。その中で、キャパが大きくなってしまうと、いわゆる2班になって、3班になったりっていう形の中での合同作業ですよね。
(市教委)
はい。
(組合)
で、共同作業というのは、いわゆる事業班が、校園に入ったときに、共同に作業する、一緒に作業するっていうのが共同作業ですよね。
(市教委)
はい。
(組合)
で、単数配置のところの業務支援っていうのは、基本的には、1人体制であるところの担当業務主任、もしくは業務監理主任が支援業務にいけるという、この3つだけしかないというふうに考えていていいんですね。それ以外に、業務支援的なこと、人を呼べるというシステムとかはあったりはするんですか。
(市教委)
いや、ないと思いますが。
(組合)
ないですか。
(市教委)
ないです、はい。
(組合)
業務支援じゃないよ。何ていうの、学校間連携っていうふうな事業っていうのは、いかが、どんな事業なんでしょうか。
(市教委)
現業管理体制の中では、そういうのはないかなという認識はしております。それは多分、学校で校長先生とかが多分とかお話し合いをされて決めているとかいうのはあるかなとは思いますけど。
(組合)
例えばね、1つの合同作業、手作業を組みました。その班の中で、主任が企画立案して、合同作業を組みました。で、そこの中に業務支援、学校間連携で人を呼びたいと。その合同作業の中に入れ込みたい。そういうふうなやり方っていうのとかはありますか。
(市教委)
現管とは一応別のものかなというふうには思いますので。
(組合)
別のものかな。実際、無理なことって、この夏の合同作業の中ではあったんですか。
(市教委)
実際は多分、実施はされてないというふうにお聞きしておりますけれども。
(組合)
あのな、実施されてない、実施されてないというけどな、それを実施されてないという、そこまでやろうとしているやつがおるやんか。実情として。
(市教委)
そうですね。そこについては。
(組合)
だから、それはどうすんねんっていうんや。そのな、一般の人間がそういうことって、そんなん学校間連携なんか知らん話やねんて。そうやろ。それを使って、何でもかんでも人を呼ぶとなるとな、現業管理体制って、もともとの趣旨・目的が崩れてきませんかっていうことや。
(市教委)
そうですね。
(組合)
だから、それをやった人間に対して、委員会としてはどういう対応をしたんや。な、グループ作業、合同作業って今、言うてるとこで、まず組んでいくやんか。1か月も2か月も前から組んでいったときに、それを要望としたときに、書面出てくるのやろ。
(市教委)
合同作業、はい、実施……
(組合)
ほな、誰が確認するねん、書面。一旦それをオーケー出てるって話なんか。だから、誰が確認したんやっちゅうねん。な、一般の人間が、そんなん知ってるわけやないねんで。そんなん、そんな使い方。え、そんなん使おう思ってるやつは、何年も前からやっとんのやろ、多分。それを知らんとやっとんねん、な。だから、それを誰が確認して、誰がオーケー出したんやっちゅう。そのことやんか。どういうシステムになってんねん。合同作業とグループ作業に対しての、一般からその各それぞれの主任から上がってきたやつもやで。自分らが確認してるんのやろ。
(市教委)
もちろん、そこは統括が取りまとめて、それを我々のほうに提出して……。
(組合)
今回の部分、例を出すの、学校間連携とか、勝手なことをやってやってるやんか。事実。
(市教委)
はい。
(組合)
合同作業、グループ作業にはしてへんけども、それに行きつくまでにやってるでしょういうねん。
(市教委)
そうですね。そこで、
(組合)
だから、何でそんなことができるんやいう、統括だったら、そんなんできるんか。
(市教委)
いや、できないので、あの、
(組合)
できへんかったら、どないしてんや、そいつに対して。
(市教委)
あの、もちろん、統括もそうですし、業監もうちも指導というふうに、
(組合)
業監はあれやんか。統括から言われたら、聞いて言うてるやんか。下のもんが上のもんとかに言われたら、そんなん、そのとおりできると思うやろう。
(市教委)
そうですね。
(組合)
そうやろ。今年、統括になった人間は、去年、業監のときからそれをやってるやんか。
城東の鯰江で、そうやろ、勝手に主任呼んで。2人校配置のところでも、おまえ主任呼んで、その相方とかも行ってるやんか。事実として。どう把握してんねん。それはええんか。
(市教委)
いや、それはやっぱりもうしてはいけないので、そこはちょっと指導してますので。
(組合)
じゃあ、どういうふうに指導したん。
(市教委)
いや、もう御自身も、これをやってはいけないというのは、きちんともう認識されているので、もう今後多分、そういうお話が、統括とかから出ることはないと思っておりますので。
(組合)
絶対ないんやな。
(市教委)
それはもう、やっぱりそんなん、もうあってはもう、もちろんそこは、統括の中で共有もされてますから、ないものでと、はい、考えております。
(組合)
それとな、合同作業、グループ作業、そこまで組んでいった中でな、統括事務所として、みんなで共有してないんかいな。
(市教委)
うーん、事務所として。
(組合)
このやり方がおかしいでとか。勝手にやってやるの、その4人の統括を一人で。
(市教委)
まあ、
(組合)
どういうふうな、その統括が、自分とこに上げてくるまでになってるの、そのシステム。もう一回、もっときっちり出してほしいねんけどな、あれ、教えてほしいねんね。それに対してごちゃごちゃごちゃごちゃ言うんやけど、今の現状として、どういうふうになって、もう一回、再度、仕切り直してほしいねんな。
(市教委)
基本的には、各ブロックの担当というのが、統括いてますので、基本的にそこで実施がいいのかとか、だめやとか、基本を把握した上で、次に、一つの実施日とか、取りまとめの表にしているという作業がありますので、そこで、統括の中で、どういう形で共有しているかは、ちょっとまた確認はさせていただきます。
(組合)
ブロックの統括が、それを全部、確認やってるの。
(市教委)
基本、
(組合)
そこにおるもう一人の統括、何してるの。ブロックに入ってない統括は、何してるの。
(市教委)
そうですね、そのあたりもちょっと確認をさせていただきますけども、我々に上げてくるときは別に、何区の分だとか、これとかっていう、特にあるわけではないので、どこかで一つの形にはしているんです。
(組合)
やっぱりそこまで見てないってことやねん。誰々が来るとか、誰がどの立場で来てるとかっていうのは、そこまで見てないってことやな。そこは統括任せっていうことやねんな。
(市教委)
そこはそうですね。もともと多分、どこどこの学校で、どこどこの何班にありますとかいうのがもちろんあるんですけれども、そこまでの確認というのは別にね。それと作業内容と。
(組合)
だから、今後ね、やっぱり自分のところが第2回のときでも、令和14年のときに、単数配置は完了します、まあ第2回の小委員会、やっぱりいろいろ何か。なら1人でやっていかなあかんいうことになる。1人でやっていくことについてね、やっぱり合同作業とか、1人のとこではできへんから、合同作業、グループ作業とか確実にできん、必要になってくるやんか。
(市教委)
はい。
(組合)
それを、統括が勝手にね、そういう拡大解釈をしてね、人を呼べるって、そこまでの権限を与えてるわけじゃないでしょう。
(市教委)
はい、ないです。
(組合)
だから、今、言うたけど、その現業管理体制でできる作業と、やっぱりその学校間連携とこういうのは、それで言うたら、校長と校長とのやり取りなんでしょう。
(市教委)
はい。
(組合)
そこは、一切、全然、線引きせなあかんやんか。
(市教委)
そうですね。
(組合)
それを使うということは、おかしいねんから、現管がここまでちゃんと、これだけやねんと。ほんで、統括いうのは、そんなに権限はないぞと、「最終的な判断は教育委員会ですよ」というのを、もっと明確にしてくれな、今後、1人体制になってくる中で、業務がむちゃくちゃになっていくぞ。
(市教委)
はい。そこはしっかりと、統括に、今後も引き続き伝えていきたいと思います。
(組合)
まあ、伝えていく、それを形にしてほしいねんな。こっちとしては、見えるようにしてほしい。そういうことをやったらあかんやつが、ましてや現場のトップや。実は。
(市教委)
はい、そうですね。
(組合)
現場のトップの人間が、もう一回、人事評価へいくけど、そいつらに見られんやで。間違ったことをやってるようなやつがやで、まず、「間違うてました」っていうのは、やっぱり全面的に出した上で、それでやっぱりその評価者として対応してもらわなあかんのちゃうか。とは思うけど。そんなやつに俺、俺の評価されたないわ。勝手なこと言われて、拡大解釈やってやで。
(市教委)
はい。
(組合)
自分の評価だけを上げようとするようなな、人事評価の部分というのは合同作業、グループ作業、何や、3期休業中で必ずやらなあかん。成果物求めてやれとかって言うて、それが主任に対して、おまえ統括なりどう考えて、偉そうに言うもん、最たるもんや。そやろ。
(市教委)
そうですね。人事考課、
(組合)
だって、人事考課っていうものは、どういうもんやねん。まあ、もうちょっと後で聞くけどやな。だから、そっちの自分のところの人事のところと、人事評価のところをね、課それぞれの課のところで、齟齬出てるんちゃいますかというこっちゃ。
ちゃんとそういうのが連携できてるんですよね。統括に対して、この前も聞いたんやけど。
(市教委)
まあ、そこは、はい。
(組合)
ともかく、統括としてやったらあかんことはやったらあかん。それは人やからな、失敗するかもしれへんけどもやな。失敗したら失敗したらで、統括業監会議の中で、頭下げさすすぐらいさせよ。やったらあかんことをやってんねんから。そうやろ。
(市教委)
まあ、統括自身は、その区の会議の場に謝りに行っているので、まあ。
(組合)
勝手に行くのや。そんなんも。行く前に、自分とこ連絡あったんか。
(市教委)
謝りに行くのは。
(組合)
統括に、2人も3人も、おまえ出向いていくぐらいの暇なんかいな、統括は。
(市教委)
いや、そんなことはないんですけど。
(組合)
行ってるやん、事実として。それで、隠そうとしてるやんか。そうやろ。もうそれは、もうちょっと後でするわ。時間かかるから。今ちょっとうしろのところにも来てはるから、そっち先聞くわ。ええか、係長。
(市教委)
ああどうぞ、はい。
(組合)
ごめんなさい。7月10日付で、あのパソコンの関係なんですけど、管理作業員及び給食調理員、専門で指導して頑張って1台配付することになりましたって、文書を出してもろてんですけど、今の現状っていうのは、どないなってます。
(市教委)
配付状況ですか。
(組合)
うん。
(市教委)
配置台数の多いところから配置させてもらって、この取扱いに沿うように、配置はさせていただいています。9月末で一応、終えさせてもらいました。
(組合)
9月末で、全校園に必ず管理作業員に1台は配付されているって理解でいいんですか。
(市教委)
はい。共用端末ということで、1台、管理作業員さんと給食調理員から専用で使用する端末ということで、1台、必ず。
(組合)
1台あって、管理作業員と給食調理員で使いなさいということなんですね。
(市教委)
はい。
(組合)
それは、もう、各それぞれの校園、完結しているということなんですか。
(市教委)
はい。
(組合)
それでいうたら、そちらのほうが配付しました。こういうふうな文書を出してます。でも、現場レベルでちゃんとなっているかっていうのは、確認されてないってことですか。
(市教委)
確認まではしていないです。
(組合)
うん、だから、さっきの話も全部そうやねんけども、現場ってね、管理職、こんなん見てるか見てへんかよう分からん。それは見てるやろうとは思うけど、そこまで認識もってない管理職、多いんですよ。だから、前から何回も言うてんねんけど、そういうふうな足元を照らすようなね、ちゃんと現場のちゃんと、ここで報告してくれはんねんやったら、そこまできっちりね、確認してもらった上で、「配置しました」というふうにほしいとは思うんやけどね。
(市教委)
はい。
(組合)
今後どうします、今でいうたら「配付しました」だけで終わってるじゃないですか。
(市教委)
はい。
(組合)
で、ちゃんと各それぞれ校園に、ちゃんと共有端末として、管理作業員、給食調理員が使えるような状況になっているんですか。
(市教委)
はい。1台は、専用でお使いいただけるように配備は。
(組合)
配備はしました。でも、
(市教委)
しました。だから、その後ですね。
(組合)
うんうん。学校の実情でいうたら、使うてないところもあるかもしれないってことですよね。そちらとしては配付したんですか。
(市教委)
はい。
(組合)
1台、とりあえず管理作業員に対して。だから、使うてるか使ってないかっていうのは、現場の管理職次第ということなの。
(市教委)
はい。確認まではしていないです。
(組合)
そういうことやな。だから、そこまで確認していただきたい。
(市教委)
はい。
(組合)
今回、できてなかったらできてないで、もっと教育委員会のほうから、きっちりとそれは、ここの文書、この分、事務連絡で出てるんやから、ちゃんとこれは、ちゃんと管理作業員、給食調理員に対して、1台ちゃんと対応せえというふうにやってもらいたいです。
(市教委)
はい。検討させていただきます。
(組合)
検討はいやや。そこまで配付してやるんやったら、責任もって、管理作業員が使えてるんかどうか、そこまで見てほしい。
(市教委)
はい、分かりました。
(組合)
いつまでに。
(市教委)
確認の方法など、一旦、持ち帰って上司と相談させていただきたいと思いますので、確認をするというところは、必ず行うようにということで、私のほうで説明をしまして、今、期限のほうを申し上げられないんですけれども、ただ、今年度早々に働きかけるように対応させていただけたらと思います。
(組合)
はい。人事評価も含めて、パソコンでせなあかんからね。いろいろと。
(市教委)
はい。
(組合)
だからその辺がね、きっちりできるように。せっかくここまで配付してもうてんねんから、配付しただけで終わるというのはね、何かもったいないなと思う。すみませんけど、よろしくお願いします。
(市教委)
はい、承知しました。はい。
(組合)
あとは人事評価やな。人事評価ね、まあまあ、第2回のところでも、いろいろと言うて、この間、アンケートをとってないいうから、まあアンケートをとってもらってるような状況に、なってるけどね。7月21日付で、アンケートの実施いうことで、9月8日まで実施期間。これでいうたら、何かいろいろ出てきました。
(市教委)
集計につきましては、ただいま集計中なんですが、全体、教職員・職員全体にはなるんですが、回答率としましては、約33%です。
(組合)
33%。
(市教委)
こちらのほうは、行政オンラインシステムと、あとまあ紙での回答を含めた展開ということになっております。
(組合)
まあ、それはどうか、中身はどうあれ、一つ前進したと、とってええのか、ちょっとよう分からへんけど、あとはやっぱり、先ほどの一時金の申入れの中でも言わせてもろたけれども、やっぱり絶対評価のね、相対評価のところで乖離がありますよねと。さっきの話じゃないけども、一次評価者が、そういうふうな、全然自分の担当というか自分の何や、もう自分のところを飛び越えてまでわしらを動かして点数をとりにいこうとしているような統括にな、こっちは評価されるとなると、やっぱり問題あるよね。
(市教委)
そうですね、まあ、
(組合)
そりゃあまあ、そっちとしては、どういうやり方って、そんなんやってるのも知らんということやろうけども。
(市教委)
その我々がお聞きしましたのは、その技能統括であったり、第一次評価者に対しては、研修等につきまして、手法等を繰り返してやってきておりますので。ただ、そんな不条理なことがないように、また引き続き繰り返し、研修等で周知を図っていきたいというふうには考えております。
(組合)
このね、市労連のね、交渉の中で、市側が回答しとるねん、これな。今年の1月に、年末の一時金が確定との上げのところで、市側としてさ、開示面談の場を通じて、職員の強みや弱みについて、上司と部下で話し合うことが、人材育成に必要であると考えているとか、いろいろ書いてるし、ほんで、新任部門管理主任の対象とした評価者研修を組み込み実施しているとかって、こんなんやってるの。
(市教委)
そうですね、我々のほうでも、新任の管理職、これらにつきましては、研修のほうは行っております。
(組合)
ただ、その「開示面談の場を通じて」っていうたら、これは言うたら二次評価者のことを言っているんですよね、うちらのことを。
(市教委)
そうです。はい、開示は二次評価、いわゆる学校園と校長。
(組合)
でも、校園長、校園長なんて、全部が全部こっちも確認したわけじゃないけれども、一次評価の点以上をつけたらあかんということを、はっきり名言している校長もいてはりますよ。そんな中で、そんな部下とそんな職員の強みを話し合うたところで、人材育成につながらへんよね。
(市教委)
その、うちとしましては、当然、その今、委員長がおっしゃったようなその一次評価から上げてはいけないというようなことは言っておらなくてですね。
(組合)
言ってないの。
(市教委)
はい。
(組合)
言うてないん。
(市教委)
はい。で、ただその、当然、校長しか例えば知り得ない学校での状況とかいうのを、把握しているのは校長ですので、一次評価の点数を見て、いや、例えばこの人は、こういうところを頑張ってますというふうなところであれば、その評価の根拠シートというものを、委員会のほうに提出いただきまして、それで、うちのほうで中身を確認させていただきまして、内容によっては、一次評価の点から上がるということも当然ございます。
(組合)
もともとのところ、教頭からね、一次評価者を統括ににしました。統括にした理由が、俺の覚えている範囲で言うと、管理作業員の業務内容をより分かるからということで、一次評価者を統括にしましたよね。ほんなら、一次評価者は、その業務だけで評価すればええだけであって、学校園でいろいろやってる周りのね、地域の関係とか、そのどうやとかっていう項目ありますやんか。そこを、そこを点数上げるのに、何でその根拠シートが必要になるの。
(市教委)
そうですね。そのまあ、一次評価者。
(組合)
だから、一次、統括なんて何を見てるの、それ。まあ業監やろうけど。
(市教委)
そうですね。まあ、一次評価者のその点数のもととなる評価観察につきましては、業務監理主任の方にお願いしてまして、それをもとに、一次評価者が点数をつけてます。で、
(組合)
じゃあ、学校実情とか、学校で働いている分についてはね、仕事でね、この辺のところに草が抜けてないとか、汚いとかいうのやったら、業監でも分かると思うねん。抜けてるところと抜けてないところがあれば、抜けてないところはきれいやからね、点数つけれますやんか。でも、地域とのかかわりとかいうのは、業監なんて分からないじゃないですか。
(市教委)
そうですね。
(組合)
じゃあ、それ何のために、校長にその根拠シートなんか出ささなあかんの。別に校長側に立ってるわけじゃないけども。
(市教委)
そのあれですね、確かに今、委員長おっしゃったように、一次評価者は、その観察表をもとに、点数とかつけているんですが、そういったその学校でしか分からない、いわゆる校長しか分からないようなこと、当然あるかと思いますので、そういったときに、校長が一次評価者の点数を見た上で、「いや、もっとこういうこともやってる」ということにつきましては、評価根拠シートによって提出いただくということになっておりまして、
(組合)
何で校長が根拠シートをつけなあかんの。
(市教委)
まあ、その二次評価者という方が、
(組合)
ほんなら、一次評価者があって、この点数つけた根拠のシート、必要ちゃうの。「このために、こういう点数つけました」とかって。
(市教委)
今それにつきましては、
(組合)
もともとで言うたら、一次評価者が一次評価の点つけたやつなんかで言うから、こっちの被評価者なんて、何でそいつがその点つけたかっていうのは、全然、理由が分からへんのですよ。面談もしてないし。
(市教委)
まあ、その、
(組合)
だから、前から言うてるように、業監がその任を担ってんのやったら、業監がその観察点をつけたときにね、ここがこうなってます、ああなってますとかいうて、それは上司と部下の関係じゃないですか。
(市教委)
はいはい。
(組合)
いうたら。で、そこはちゃんとこういうふうに、ここは点数つけましたとかって言うべきものじゃないの。だから、それはずっとフィードバックせえへんから、自己評価の部分については、上がったりとか、一次評価つけた点数のところに乖離が出てくるんちゃいます。
(市教委)
まあ、それじゃあ、
(組合)
それは、なおかつそれやったときからずっと言ってますやんか。それをいつも自分とこ直そうとせえへんかったから。
(市教委)
そうですね。そのフィードバックというところに関しましても、当然、その場で、何ていうんですかね、いえば、まあ、こそっとつけてたって言い方悪いんですけれども
(組合)
何それ。
(市教委)
その、観察に行くにあたりまして、当然、その場で、「ここはできている、こういうところができてない」というところは、本人にもフィードバックができるような仕組みといいますか、そういったほうにできるように、また考えていきたいというふうには。
(組合)
ちゃうちゃう遅いって、何でやねん。前から言うてるのに、何で今ごろそんなこというてんねん。そんなん、できたときからの話やから、当たり前の話やろ、そんなん。
(市教委)
そこは、
(組合)
そこがあれやんか、こっちが言うてるあれやんか。客観とか納得とか、全然なってませんよって何回も言うてますやん。今さらそれをするってどういうことやねん。だから、制度自体は別に、うちは否定しているけどもやな、運用面でいうたら何ぼでも変えれるでしょう、いうたんや。
(市教委)
そうですね。まあ、はい。またあと、フィードバックとか、
(組合)
ほんで一番下の項目でも、何や3が普通やとかさ、3が標準点やとか、勝手に運用面が書いてるやん。それやったら、何であれやのん、一次評価。一次評価、自分の自己評価が高いからこの間、下げよう、下げようとして抑制かけてるんでしょう。そんなもん、目に見えてあるやんか。それすんねんやったら、一次評価するやつと、被評価されるやつを、ちゃんと合わしにいくとこが早いんちゃうのいうん。
(市教委)
そうですね、そこは委員長がおっしゃるとおりだと思いますので。
(組合)
でも、もともと信用できへんやんか。業監なんて。悪いけど。
(市教委)
そこは、その評価につきましては、そのまあ、繰り返しになって申し訳ないんですけど、研修等で、評価の点数をつける、
(組合)
研修したってあれやんか。1回目の観察きたときに、「去年と今年の人事評価の制度ってどんだけ変わってますか」って答えられへん業監がおんのに、そんな奴に俺、つけられよんかって毎回言うてるやん。
(市教委)
そこはもう、繰り返しにはなるんですが、まあ口すっぱく何度もですね、繰り返し。
(組合)
だから、口すっぱく言うても、何回もやってもできてへんちゅうことは、理解できてないんちゃうのいうん。
(市教委)
そこはそうですね、まあ、全員の方にちゃんと理解していただけるように、研修等で繰り返し。
(組合)
だから、研修というのは、そちらのほうから、こうやって言うてるだけなんでしょう。じゃあ、どんだけ理解したかとかって、そんなことはやってるんですか。「人事評価についてどうですか」とかって、ちゃんと理解さす、理解その時点でさせたかどうかって確認とってるの。だから、さっきのパソコンも一緒やけども、そちら側が、やったやっただけやって、それじゃあ、あかんでしょって言うてんねん。これ、自分とこが管理運営事項で言うんであればね、ちゃんとそういうところも含めて、結果をちゃんとそういうふうに、ちゃんと結果が出て、で「それがそうです」っていうて言うたら分かるけどやな、まだ何もしてへんのにやで、「いや、やってます。やってます。」口がすっぱなって言いますとかって、そんなん、口がすっぱなって言うのは、何ぼも関係あらへんし。
(市教委)
まあ、その研修のまあ、
(組合)
だから、その研修の仕方が間違うてんちゃいますかいうねん。研修も管理も未熟やから中身いえへんけどな。だって今、そっちらがやる、やってるやってるっていうてるやつが、きっちり現場ではできてないんやから。それが間違うてんのちゃうのいうんが。今回もあれやんか。夏の管理作業員の研修の中でも、人事評価のあんな冊子出てきたけどもな、現場と全然ちゃうやん、書いてることとやってること。
(市教委)
その研修の手法とかにつきましても、まあ、あのしっかりと、本人が皆さん分かっておられるかというのを、こちらのほうとしても、一方的に言うだけではないというようなことも、研修のほうと、
(組合)
だから、別に研修の中身どうこう言えへんけどもやな、今の研修のなんかどういうふうにやってるとかぐらい教えてもろてもかまへんのやろ。だから文書に出して出してもろたらええやん。こういう形でやってますとか、就業時、だって夏の管理作業員の研修でもあれやんか。あれ書かしてるやんか。
(市教委)
評価シート、
(組合)
理解してるんかどうかとか言ってな。ほんで、この研修については、これはどう思うとか、どういうところがあれやとかって、それをもって、「あ、ちゃんと理解して」してない、してる別にせえや。
(市教委)
そうですね。まあ書いてることでね、それは、把握は、
(組合)
そうやろ。だから、そういうことをやって、「やってます」っていうんやったら分かるよ。でもそれやったら、まだちょっと足らへんから、もうちょっとこういうふうにやってほしいなとかあるけどもやな。今、言われているように、そういうこともやってない中でやで、「いや、口すっぱなって言うてます。言うてます。」いうたって、何の信用もないやんか。それ自体があれやんか。ちゃんと要件の中に全然はまってないやろ。違います。
(市教委)
そうですね、そこにつきましては、はい、またちょっと、
(組合)
いや、またやったら遅いって。人事評価、何年やってんやっちゅう話やんか。
そういう問題のところの部分についてはやで、え、何や、うしろの何や、人事評価書と全般については、「検証等を行い、必要に応じて制度改正を図るなど、公平・公正・透明性、職員に十分な理解できるよう努めてまいりたい」と言うてるやんか。どっか具体的に、どういうふうに教委として検証をやったんですかって聞いてるんで。研修やってます、やってます、口すっぱなるほど言うてます言うてたって、その結果、何も、何もない中でそう言われたって、何を信用したらええのや。
(市教委)
研修の方法については、ちょっと今からどれだけいくかも分からないですが、きちっと、うちのほうでも、どこまで本人さんが理解できてるかというのを把握できるような、そういうことも考えていきたいと思っております。
(組合)
いや、「考えていき」じゃなくて、この時期にやっぱり何を考えてるかって、もうちょっと具体で出さなあかんのちゃうの。もっと、こういうふうにしますとか。こういうふうに考えてますやと。
(市教委)
まあ制度があって、こちらからの一方的な研修ということではなくて、その研修の終わったあとに、その理解度テストではないですけれども、そういったように、本人さんがどこまで、その研修の内容について理解をできたかというようなことも、こちらのほうで確認できるような、手法をとっていきたいなというふうに。
(組合)
まあまあその程度のことやったら、それはもう、一生あれやで。乖離したままやわ。一次評価者の部分と、あの何や被評価者の部分で言うたら。絶対、自分の自己評価のところで、誰も指摘せえへんねんから。そうやろ。
(市教委)
そのフィードバックというところも。
(組合)
うん。じゃあ、もうあれやんか、自分の評価上げるためにさ、あれやんか、人事のところもそうやけど、現管でいうたら、もう主任はちゃんと何や研修ささなあかん、研修が何回やとかな、やってないから点数上がらへんとか、はっきり言うばかおるやんけ。主任として。そんなんでええんかいな。じゃないのやろ。人事評価っちゅうもんは。その人が足れへんところを、そういうふうに、いろいろと話をした上でね、もうちょっとこういうふうにやった方がいいんちゃいますか。もうちょっとこういう風な工夫を加えたほうがどうですかとか、いうふうなもっていき方、今、変わってるやんか。
(市教委)
まあ、その研修なんか、評価なんで、その人材育成というところも、大切には思っております。
(組合)
だから、上の人間、評価される人間が、評価する人間がな、下のもんから言うたら、それに値せえへんねん。もうそこに凝り固まってしもてんねんから。無理やんか。そやろ。それやっぱり3回目の、まあ別に回数は何回、3回目の観察きたときにね、最終的に校園長と話をして、それを観察表ごとに統括に上げるんでしょ。今の部分でいうたら。ならその時点で、校長と話した話、校長と話するやんか。そんなんもう一回、帰ってきてやで、「校長、こういうふうになって前言うてましたん、なってました。ほんで、僕のつけた点数はこうです。だから、こういうふうになってるから、この点数で出しますよ」的なとこまでな、何でそれできへんねん。ほんなら、そこで話できるやんか。「俺、何でこんな点数やねん」と。
(市教委)
本人にフィードバックというところで。
(組合)
そうやろ、その時点でやで。
(市教委)
はい
(組合)
それができへんのやったらやな、評価がついたあとでもやで、校長がちゃんと開示してくれたらって、この一次評価、初めて見るんやから、そのときでも、次の4月変わってからの1回目の業監がきたときにやな、これは何でこうでこういう点数やねんって説明ささなあかんやろ。
(市教委)
そうですね、そこは、
(組合)
それでいうとん、自己評価と絶対乖離していくやんか。
(市教委)
そこは、もうまあ、年度の一番最初のときには、その前年度のときの評価ですね。というのを本人に伝えるというふうにはしているんですけれども。
(組合)
してないやん、なってないやん。どこなってんねん。なってるか、今、「なってる」っていうてるけど。なってないから言うてんねや。
これは、委員会としての答えとして、管理運営事項から出えへんのやろうけど、のりとのところでは求めさせてもらうで。今、そうやって言うてんねやったら、それちゃんと書いてや、ほんなら。今、言うたこと。
(市教委)
まあ、今、現状として、第1回の小委員会交渉でも、観察の在り方というところで、もう観察者のレベルアップというところでいくと、実地研修とかっていうのはしているんですけれども、やっぱりその委員長おっしゃられてたような観察における当然、フィードバックであったりとか、観察、人材育成につなげていくという、そこの観点にいくと、まだまだ改善していく余地もあるかなと思いますし、当然、その部分に関しても、今とらせていただいているアンケート、ここの結果も当然、踏まえつつ、どういったものを、よりよいものにしていくかっていうのは、当然、我々として引き続き考えていく必要があるかと思いますし、研修の在り方についても、当然、その都度都度、評価における課題というのは当然、出てきますから、そこの課題にやっぱりスポットを当てた、仮に例えばフィードバックに重点を置いた研修をするのであれば、あくまでこれは、僕の個人的な案ですけれども、例えば、このフィードバックの演習、こういう観察に対して、それを人事、人材育成につなげていくためには、どういうふうな伝え方をするべきなのかとか、そういう、いろいろなその研修の在り方っていうのも、当然改善していく余地はあるかと思いますので、まずは一旦、今、アンケートをとらせていただいているところでございますから、その結果も踏まえて、こういった場の意見であったりとか、やっぱり我々として、その現場の声を聞いて、実情どういうふうになっているのか、委員長に今、教えていただきましたけれども、そういったところも、できてるできてないというのは当然あるかと思いますので、そういうのも、我々しっかり把握した上で、ちょっと今後どうしていくかというのを、また内部でしっかり検討・検証していくっていうのは、当然、我々としてもやっていきたいというふうに考えておりますので、その部分につきまして、ちょっと今、私だけの発言にはなってしまっていますけれども、当然、回答交渉において、まあ文書としての回答はないですけれども、シナリオの中で、我々として、管理運営事項の考え方というところでは、お伝えしていきたいというふうに思っておりますので。
(組合)
これな、第2回のな、小委員会って6月15日だったな。
(市教委)
6月、はいはい。
(組合)
そこで、観察の実施が今、観察における注意点等説明するなど、人事評価制度についての観察をとれるように、取り組んでまいりたいと考えておりますって言うてるわな、そっちが。具体的に、この部会、6月やろ。7、8、9、どうなってる。どんな取り組みをしている。
(市教委)
まあ、その研修の中で、どういうかこう、観察、ベース表に基づきましたそのポイントというかその面談の留意点などについて、研修で周知を図ったということで。
(組合)
その研修は、いつやったんですか。
(市教委)
日程がですね、8月の29日。
(組合)
8月の29日ですね。
(市教委)
あの管理作業の業務監理主任さんを対象にした研修会ということで。
(組合)
8月の29日なあ。8月の29日前に、2回目の観察をやっているところがほぼやろね。で、3回目の観察に向けてということやね、この研修は。
(市教委)
そうです。はい。
(組合)
ほんなら3回目の研修を、この8月29日に研修を受けて、3回目の観察のときには、きっちりとした観察をしてもらえるってことやな。
(市教委)
そうですね。そういったあの、まあ、
(組合)
できたら、この8月29日にやった研修の資料とかも見せてもらえるとありがたいわな。
(市教委)
ちょっと研修資料のほうはある。
(組合)
ああ、また別にあれやから。
(市教委)
これが、8月のときに実施した。
(組合)
だから、これってあれやろ。3回目のやるところで言うたら、さっきも俺が言うたところの部分が全然ないんやろ。校長との面談の仕方とかのやり方だけの研修やんのやろ。
(市教委)
そうです。そこの面談の留意点とかいうのも、はい。
(組合)
だから、そこで言うたら、一次、業監がやな、俺に対する評価、観察点をつけたところのフィードバックがないということや。じゃあ、何も変わらないでしょっていうことやろ。
(組合)
もう一回、整理させてもらいますけども、ずっとこれ、我々が言うてんのが、一次評価者とヒアリングをさせてくださいと、お互いに納得できるように、技術を上げるため、きっちりフィードバックしていきましょうというのが、これがもう、人事評価制度入った当時から、もうずっと言わせていただいている分なんで、これからとか、もうそういうのは余り聞きたくない話なんで、もうこれは本当に理解してほしいと思います。
お互いにレベルアップしていきたい、お互いに納得していきたいというのが、この最初、始まりになります。もう前回も多分、ごめんなさい、ちょっと嫌味っぽく言わせてもらったかも分かりませんけど、二次評価者がつけた数字を、いわゆる教育長調整ですよね。まあ、それで、同じようにやっぱり落としてきたときに、何で落としてきたかっていうのを、まず、二次評価者とは、そのとき、まずヒアリングしますわね。今年度、こういうふうなことを努力してくれましたと。学校としては、地域とのいろいろなやり方とか、そこを理解して、数字をつけさせてもらいますっていうふうに、二次評価者からは、まず、最初のヒアリングはさせてもらいます。
で、委員会から、最終返ってきますよね。いわゆる教育長調整というやつですね。もうそれで、数字が落とされたときに、じゃあ、結局、校園長とのヒアリング、自分がやってきたその1年間の仕事って結局、何なんだろうと。何が足らんかったんだろうと。校園長に認めて、学校の中を一番知っている校園長が認めてもらっているのに、それを、結局は、もう反故にされたみたいな感じですよね。それに対して、何があかんかったかっていうのは、いわゆる教育長調整の中では、文面も一つもないと。校園長も、「落ちてきた理由は話はできません。何で落ちてきたんか分かりません」と今、現状ですわね。
その辺も、正直、もう評価される側としたら、まあ、これでもうね、給付決まるわけですからね。お金を払われるわけですから、もう本当に納得できるような、文面の一つとは言いません。もう単純に教育長が落としてきたいうたら、それで理解せえ、納得せえというんであれば、もうそういうふうに言うてもらえれば、もうそれで結構です。もう、一切それは裏もなくできると思いますけどもね。その辺も、やっぱり評価制度というのに、やっぱり疑問というか、ここでやっぱりみんなから、やっぱり組合員から聞いていた話なので、その辺はちょっと真摯に、やり方としては、受けとめていただきたいかなというのが、正直な評価制度の中身です。
今後、また繰り返しになりますけども、いわゆる一次評価者とのヒアリングというのは、もうやっていくというふうに、前向きでとらまえているという形でいいんですよね。
(市教委)
まあ、そういった御意見、承っています。今、アンケートとかも集計中なんですが、そういった御意見を参考に、中身のほうについては、また考えていきたい
(組合)
はい。じゃあ、二次評価者に関しては、今のところ、評価の段階と返ってきた段階、開示の段階で、面談はさせてもらってますけれども、それについて、調整があった場合には、こういう形で調整したというのには、委員会からおりてこない。
(市教委)
そうですね。一次評価のあとで、校長である、二次評価者である校長が点数をつけますと。そのあと、教育長調整というのが入るんですが、そこで点数が変わった、その一次評価のままであったという場合は、そのいわゆる校長の方からの報告が、教育長調整の中で、そのいわゆる期待レベルであった得点は、本人は3.5という点を3になったというのは、それは期待レベルの範疇だったという解釈になっているのかなと。
(組合)
「なっているのかな」で分からないですよね、それ。
(市教委)
ただそうですね。その調整とかの中で、点数が変わったという、
(組合)
結局、あの調整でね、「上がった調整」って僕、聞いたことないんですよ。二次評価者が3つけてて、いわゆる教育長調整で3.5になったなんか、もう絶対あり得ないですからね。もうそんな話は聞いたことがないんで、必ず落としてくる。もう数字を踏まえて調整はされてると思うんですけど、落としてくるというふうな、もう調整しかないと思っているので。
結局は納得性ですよね。それを納得できるように、いわゆる二次評価者にも、開示の段階で、やっぱりこういうことが足らんかったんじゃないかというぐらいのアドバイスがやっぱりね、数字をつけた限りは。
(市教委)
まあ、フィードバックとかがないと。
(組合)
いや、ないと、信頼関係がなくなりますよね。学校園の二次評価者ね。我々が。
(市教委)
信頼が。
(組合)
うん、こういう評価されてて、こういう数字をつけてるのに、調整されて落とされてきたと。何で落とされたんやって、こっちがね、もう話することもできないですよね。でも、ただ、もう二次評価者は、「ごめん、ごめん」ですわ。「悪かったなあ」って。そういうのって、人事評価じゃないですやん。と、自分は思っとりますけど。その辺も、まあちょっと、実際難しいかも分からないと思うんですけども、やっぱり多くの評価されている人間というのは、そういうふうに感じてるというのは、御理解されるようにしておいていただかないと。結構、お金絡んでいるので、みんなシビアだと思いますよ。もうこれでね、もういわゆる二次評価者との信頼関係、無くなっていって、学校運営に、何かね、支障を来すというなってまうと、もう評価制度の意味なんか全くなくなってまうと思うので。はい。
(組合)
あと、何、市側の回答のところで、あれやねん。最高号給に停滞する職員のモチベーション維持の向上につながる取組を実施していると、市側は答えてんねんけど、教育委員会として、どういうのん、向上につながるというところは実施しているんですか。賃金労働条件、学職労であっても市労連に結集しているから、市側が答えた部分について、その答えは教育委員会としても受けてやるんだと、そういういうふうに、ここは。
(市教委)
そうですね、はい。
(組合)
そういうことやろうな。
(市教委)
はいはい。
(組合)
じゃあ、市側がこうやって言うてんのやったら、教育委員会として、この1月の市側が回答している答えの部分、教育委員会として何をどないどないにしてるん。どないな取組に実施したんですか。市側は「取組を実施しているところである」って書いてるから、何かやってはるのやろな。教育として何やってんのは。
(市教委)
人事評価のところで、というですかね。
(組合)
これでいうたら、「職員が不安なく職務に専念できる総合的な人事給付制度を早急に構築すること」を市労連、求めているのやと。
(市教委)
はい。
(組合)
なら、市側は「4年度から人事評価の給料反映を見直し、勤勉手当のめりはりを強めており、最高号給に待遇する職員のモチベーションの維持向上につながる取組を実施している」というところで。
だから、結局、最高号給に待遇する職員のモチベーションいうたら、俺らみたいなやつやんか。
(市教委)
そうですね。まあ。
(組合)
俺らみたいなやつが、天についている奴らやがな、人事評価があっても、もう上にいけへんっていうやつやんか。そいつらのモチベーション上げてるためにどんなことをやってはんの。それはどっちが答えるのしゃあない。
(市教委)
まあ、ちょっとすみません、「これ」っていうその多分何か特別な制度が今、現状あるということではないとは思いますので、お答えとしては、やっぱりその、1つはやっぱりこの、皆さんの頑張っていただいているところをしっかりこう、給与面で反映できるところは、しっかりめりはりつけて反映していくというところですから、やっぱりその基本的に、やっぱり評価制度をしっかり適正に運用した上で、そこを、最高号給ですから、昇給というところは、当然、今の制度上は反映できないというところになりますので、基本的にはやっぱりその勤勉手当のところであったりとか、当然その評価結果に基づいた任用であったりとか、そういったその面でのを、しっかり反映していくというところでのモチベーション向上かなというふうに思います。
ただ、まあおっしゃっているとおり、その基礎となる評価のところに関して、今いろいろな御意見をいただいておりますので、我々としては、そこをしっかりやっていかないといけないというようなこと。
(組合)
まあ、これはもう研修のやつでもろたやつがあるねんけど、1枚目のところでもな、被評価者とかってな、学校の勤務ぶりは校長がみんのや。結局、さっきも言うたけども、合同作業とかな、広域的な業務だとか、ここの合同作業って何で載ってんねん。これだけが評価の対象になってるわけじゃないでしょう、いうねん。
(市教委)
そうですね。
(組合)
何でここにこれがあるねん。だから、こういうことをやってるから、業監とか主任の人間はね、合同作業ゼロとかグループ作業ゼロとかっていうふうになってくんねやんか。
(市教委)
うん。
(組合)
それと、2枚目のところで、校長面談での意見事例とかって書いてるけどな、これ、校長に対してしっかり共有できるように努めましょう。面談の時に期待レベルはこういうことですとか、こういうことは3.0と思われる3.5の働きですねとかいうてる部分を、これそのままそっくりあれやんか。業監がやで観察表つけた点数のところで、一度、評価者に対して説明したってくれたら、それ何ら問題ないやんか。これは、校長に言うことと、現場で言うこと一緒にしとかんとやで、こういうことを言われたっていうんやったら、校長から説明さすんかっちゅうねん。それやったら、一次評価、観察に行ってる人間って要らんでしょういう。もう、ここ書いたあんねんからポイントいう、何で、これをそのまま現場の人間に言うたらへんの。ここまでやってんねやったら。校長に対してのばっかりやんか。
(市教委)
そこはまあ、その本人へのフィードバックということで。
(組合)
うん、でもそれをずっと言うてんねん、ここまでやってるのやったら言うたらええやん。間違うてるところこの辺いろいろあることを、合同作業とかなんやかんやとかいうて。合同作業なんか、やろうがやるまいが関係あらへん、そんなん。そうやろ。さっきも言うてるように、そのシステムがきっちりなってないって、今、思うてんねんから。合同作業やろうがグループ作業やろうが関係あらへんそんなこと。だから、そのシステムだけはきっちりもう一回教えてほしいけどね。担当係長、そこなんや。
(市教委)
はい。
(組合)
統括は、どこまでの範囲で、権限というか、そういうんもってんのか。最終的に、そいつがオーケー出したらいけるんか。いやいや、違う違う、教育委員会のそっちの人事のところが、ちゃんと最終的に決裁をおろすんかとか。そのシステムを、もう一回、ちょっと一遍教えてくれたらええわ。
(市教委)
流れですね。
(組合)
うん。だから、何でここまでこうやってやってんのに、それを、そんなん業監、業監が校長としゃべる部分をやで、そのまま置き換えてくれたらええだけの話やんか。「面談時に、伝達すべき事項を、期待レベルを上回る事項及び下回る事項は、もれなくかつ誤解を与えることなく、しっかり共有するよう努めましょう」って書いてあるやん。これをやってくれたら、あれちゃうの。
(市教委)
もうまあ、納得されるということ。
(組合)
もうそうやって、全部が全部がそうじゃないけれどもやな。ほんでそこでやで、何で、こんなんこないなってんのとか、これは何が足らんのということで、双方で理解できるんじゃないの。と思うけどね。
ほんなら、これを受け、29日受けて、また3回目の業監がな、来るんやろうけど、もうこれ以上、せえへんのでしょ。研修、これで終わりなんでしょ。業監に対する研修。
(市教委)
それはそうですね。今のところは、はい。
(組合)
だから、それはきっちり見せてもらいますけどね。
あと、あれ労安て、公務災害、今年。
(市教委)
2件です。
(組合)
2件。
(市教委)
はい。主任の事故はありません。
(組合)
主任の事故はない。
(市教委)
はい。
(組合)
今の時点でね。
(市教委)
今の時点で2件ございます。
(組合)
あれや、あと人事のところの部分でいうたら、第2、3回のところの小委員会のところ、令和14年で単数配置、一応完了いうことで、文書を書いてもろてたやんか。
(市教委)
はい。
(組合)
それはもう、ここへは載らへんの。この回答のところには。
(市教委)
回答にですか。回答は……。
(組合)
のりとのところだけ。
(市教委)
うーん、あの、毎年毎年、状況は変わりますし。あの管理作業員さん、やっぱり早期退職とかいろいろあって、あれより遅なることは基本ないですよ。多分、早まっていくしかないので、なかなかそこでは。まあ、うーん。難しいですかね。
(組合)
それと、まあまあ、管理運営事項のところの異動のところね、前からも言うてるように、営繕園芸事務所と校園との主任の異動の関係、それはどんだけ明確に出してくれんのか、ちょっとよう分からへんけども。やっぱりその、それは営繕園芸事務所のね、人を守っていかなあかん、守ってもらわなあかんということもあるけども、それを3回目の言うてるように、14年のところで単数配置になりますよと。それで、やっぱり1人業務になってくるとね、やっぱり営繕園芸事務所で培ったやな、知識・経験とかいうふうな部分をやで、やっぱりよく主任としてやってもらうべきときにはやな、あるやろうし。ほんで、校園、だから、事業から校園に主任が異動するっていうのは、何ら問題ないと思うねん。その知識を持っていくのやから。この。
それでやっぱり、校園の主任がね、そこまでの技術・力量あるんかどうかって、それはようわからへんけれどもやな、そこで一スパンというの、3年というんか、勝手な、だから委員会でもな、そこの事業の中でやっていく。ほんなら、4人1班やから、その班員のまとめ方もよう分かるやろうし、まあ、若干違うかもしれへんけどもやな。ほんなら、合同作業とかグループ作業でも、各自分がもってる担当のところをね、小さいピラミッドで見るとやな、ちゃんと指導も指示もできる可能性もあるかなというふうには思うしね。
(市教委)
はい。
(組合)
それができへんのやったら、やっぱり業監がな、先動いてとかいうふうなことになるんちゃうかなとは、こっちは思うけど。
(市教委)
はい。
(組合)
それは、もう意見として。だから、何で今まで現業管理体制、主任制度ができてね、営繕園芸事務所ができた中で、一切その校園から、校園の主任が、営繕園芸事務所の主任になってない感じ、これは、それはちょっと教えてほしいところもあるし。
(市教委)
はい。
(組合)
そんなとこかな。あとは、まあ、のりとのところはね、こっち側が言いっぱなしであってやな、そっちが答えるか答えへんのか、ちょっともうそっちのことやんか。
(市教委)
はい。
(組合)
まあまあ、そんなとこかな。
(市教委)
ありがとうございます。
そしたら、今回につきましては、とりあえず3回小委員会交渉は以上でということで終わらせていただきます。
次回の回答交渉につきましては、10月19日、木曜日の15時30分から、こちらの場所ですね、本庁舎3階の教育委員会第2会議室のほうで実施をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。

令和5年10月19日(木曜日)

大阪市学校職員労働組合(学職労)との「自治労現業・公企統一闘争に関する要求書」回答団体交渉の議事録

(市教委)
それでは、よろしくお願いいたします。
(組合)
2023自治労現業・公企統一闘争については、「住民の未来に貢献できる、自治体責任による質の高い公共サービスの確立」とし人員確保や賃金・労働条件の改善など「質の高い公共サービス」の確立に向け、10月20日を全国統一闘争基準日に設け、取組みを配置するとして、5月8日「2023自治労現業・公企統一闘争に関する要求」について申し入れを行った。
以降、本日までの間、内部で充分に検討されたことと思うが、教育委員会として誠意ある回答を示していただきたい。
(市教委)
さる5月8日に、大阪市学校職員労働組合の皆様方から申し入れのありました、「2023自治労現業・公企統一闘争に関する要求書」につきましては、局内の関係所管部署との調整を行いつつ、小委員会交渉等を重ねながら、鋭意検討して参ったところでございます。
私どもといたしましても、「教育」は市政の重要な柱であり、現在の本市の厳しい状況においても、充実を図っていかなければならないと考えており、具体のご要求のうち、交渉事項であります項目につきましては、この間、皆様方と小委員会交渉の場で、真摯に交渉を重ねさせていただきました。組合の皆さま方には、交渉に応じていただきまして、感謝申し上げます。
ご要求の全般にわたる私どもの基本的な考え方につきまして、小委員会交渉等の経過を踏まえ、ただいまお手元にお示しさせていただいたところでございます。
私どもとして、現時点でのぎりぎりの回答でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
(組合)
ただいま、教務部長より5月8日に申し入れた、「2023自治労現業・公企統一闘争要求書」に対する回答をうけたところであるが、この間、学職労は、大阪市が一方的に制定・施行した「大阪市労使関係に関する条例」であっても真摯に対応を図りながら、「園児・児童・生徒」が安全で安心して生活できる教育環境にしていくため業務のあり方に創意・工夫を凝らし努力を積み重ね、それぞれの立場で「職の確立」をめざし、各学校園現場で業務にとりくんできているところであり、円滑な学校園現場の運営は現場組合員の努力によって成し得ていると確信している。
申入れ交渉以降、小委員会交渉の場において協議を重ねてきたところであるが、改めて何点かについて、教育委員会としての認識を明らかにするよう求める。
学職労は、円滑に業務を遂行していくためには、日常的に環境整備の把握を行なう管理作業員が必要であり、この間、培ってきた「技術・技能・知識・経験」を次世代へ継承していくことが不可欠であると認識している。
日々、学校園現場において市民・地域と身近に接し、市民ニーズに応えるための努力をしてきている管理作業員が将来にわたる安定した「質の高い公共サービスの提供」を行うためには、学校園現場における業務を教育委員会として現場実態を十分に把握する必要があると考える。
この間の「市政改革プラン」で、10年以上にわたり、技能労務職員の採用が凍結されたことにより職員の高齢化が進んでおり、また、「市政改革プラン3.1」では、プラン終了以降の目標として、直営業務を精査し技能職員を半数程度に削減するとの考えが示されたことで、今後、責任ある行政サービス水準の維持にも影響が出るとともに、これまで組合員が培ってきた技術・技能・知識・経験を次世代へ継承することが困難な状況となることが予想される。
業務実態にもとづく適正な要員配置は、たとえ職制責任による管理運営事項であったとしても、勤務労働条件に大きく影響を及ぼすものであることから、変更が生じる場合について健全な労使関係を構築し、労使対等の立場で提案以降、十分な期間を設け交渉・協議を行い労使合意が必要と考えるが、教育委員会の認識を明らかにするよう求める。
また、組合員の士気が低下することのないよう「働きがい・やりがい」をもって業務に就くことができ、かつ、「技術・技能・知識・経験」を継承することが可能な業務執行体制の構築が必要と考える。
市教委からの回答において、「教育環境整備について直営を基本とした姿勢を踏まえつつ行政責任を明確にし、今後とも単数配置校等の実情を把握し、管理作業員が職務を効率的・効果的に行えるよう業務執行体制を構築」との考え方が示されているが、単数配置校が増える中で、現在配置されている単数校においても業務量に違いがあるが、このような実情を教育委員会として把握し、業務執行体制を構築しているのか、具体的に教育委員会の考え方を示されたい。
管理作業員の現場力を十分に発揮していくためには、各級主任制度要綱に基づいた業務・現場実態に応じた業務執行体制の推進が必要と考える。
単数配置校が増加し、主任枠が拡大されるなど主任の役割が重要になってきており、学校園並びに営繕園芸事務所職員が知識・技能・機能性が最大限に活用できるよう、主任要綱に基づく役割並びに機能強化の推進を強く求める。
また、主任制度の活用においては、現業管理体制による主任の役割と校園の管理監督者である校園長の職務・職責を明確に区分けし業務遂行に当たらなければならないと考えるが、グループ・合同作業における企画立案において現場で支障をきたす内容の取扱いがなされたと聞き及んでいる。
各種作業における企画立案や人員配置等については、趣旨・目的を理解し逸脱した運用を行なわせないよう使用者として責任を持った対応が必要であることから、今後の対応について教育委員会の考え方を求める。
また、校園営繕園芸事務所については「自主運営・自主管理」のもとに、管理職が配置されていない中で業務運営が行われている状況であるが、教育委員会として、今後の執行体制の在り方等について考え方を明らかにするよう求める。
あわせて、校園、校園営繕園芸事務所間における各級主任の配置について、校園営繕園芸事務所配置主任については主任として校園現場に異動がされているが、校園配置主任について校園営繕園芸事務所への異動が給与制度変更以降なされていない状況にあることについて、教育委員会の考え方を明らかにするとともに、校園、校園営繕園芸事務所間における各級主任の配置について、適切な対応を図るよう求める。
次に、労働安全衛生課題であるが、学職労は、「いのちと健康」「こころとからだ」を守る労働安全衛生対策の確立が「ゆとり・豊かさ」を追求するためには欠かすことのできない重要な課題であると位置づけている。
そのためにも、使用者として安全衛生管理体制ならびに現場労働安全衛生体制に対する安全配慮義務を果たし、「働きがい・やりがい」をもち業務に精励できる管理作業員室を含む職場環境改善が大変重要であると認識するところである。
労働安全衛生対策の共有化について、各職場で、公務災害や労働災害等の未然防止にむけ、関係法令を遵守し取り組んでいるが依然として、公務災害や労働災害が発生している状況がある。引き続き、それらを根絶するためにも現場実態を十分に把握し、職員の安全と健康を守るために、これらを脅かすあらゆる要因を取り除くことが必要不可欠であると認識する。
さらに労働安全衛生法第 62 条に基づき、厚生労働省より 「高年齢労働者の安全と健康確保のためのガイドライン」が示され、定年延長に伴い、高年齢者に対する働き方について、体力や健康状態問題、加齢に伴う労災事故など未然に防ぐ対策が必要であることから、多様で柔軟な働き方とともに、必要な対策を講じる必要がある。
あわせて、心の健康問題について、近年、増加傾向にある事から、非常に重要な課題であると認識している。 メンタル不調の可能性がある組合員に適切な配慮を行いながら、面談を実施するなど、メンタル不調の早期発見・解決に努め働きやすい職場環境改善の取り組みも重要になっている。
労働安全衛生管理体制の充実・強化を図り、職員の安全を守ることは、事業主としての極めて重要な責務であり、全ての労働災害・職業病の一掃をめざすため、引き続き、大阪市管理作業員労働安全衛生委員会、大阪市管理作業員労働安全衛生委員会小委員会、学校園、公務災害防止対策の推進を担う技能統括主任を中心とした現業管理体制のさらなる機能強化を推進し、連携をはかることにより公務災害・労働災害ゼロ、心の健康問題、高年齢者に対する働き方など労働安全衛生対策の充実・強化を図るとともに、これまで講じてきた安全衛生対策の検証を行い、労働安全衛生上に必要な安全用具の予算確保を図るよう強く求める。
これらの取組み等に関する周知においては、職務内容とあわせ発行されている「安全作業の手引き」「主な電動工具・主な木工用手工具の取扱について」など熟知し、管理職の責任のもと、管理作業員に対して十分な説明と資料提供を行わなければならないものであると認識しているが、管理職からの説明もないまま、回覧・配布にとどまっている状況も多いと聞き及んでおり、改善に向け丁寧な対応を求めておく。
また、新型コロナの感染症法上の位置付けが、5月8日に季節性インフルエンザ並みの「5類」に移行となったが、高齢者や基礎疾患のある人にとっては、依然として危険な感染症であることに変わりはない。
引き続き、新型コロナウイルス感染症の感染拡大で得た経験を踏まえ、今後起こりうる新興感染症に対し、市民及び職員の安全を確保し、管理作業員が安心して業務に従事できるよう職場環境の整備や制度等の充実をはかるなど継続した対応を要請する。
次に、人事考課制度について、制度については職制責任による管理運営事項であったとしても評価結果が給料へ反映することから、常に評価項目及び着眼点においても業務実態に応じた内容にするための検証を行うとともに、現在行われている観察について評価者、被評価者が十分に説明、理解ができ、人材育成を主眼とし、職員の士気を低下させないような人事評価にするため誠意をもって職制責任のもと十分な説明を果たさなければならない。
特に、絶対評価点が標準評価を受けているにもかかわらず、相対化することにより下位区分に位置づけられるなど、職員のモチベーションは低下している。
市側・教育委員会の一方的な思いで、相対評価の結果が勤勉手当にも反映されており、人事評価の相対化が導入されて10年以上が経過し、相対評価結果の給与反映によって組合員の生涯賃金における格差が広がることは極めて問題であり、絶対評価点と相対評価区分に不整合が生じる課題については解消されていない。
相対評価そのものが公務に馴染む制度ではなく、相対評価の給与反映については即時廃止するよう求めるとともに、職員一人ひとりの能力の違いや各職場事情等を十分考慮したうえで、早急かつ確実に実施するよう強く求めておく。
また、小委員会交渉において、職員アンケート調査の検証、一次評価者及び人事評価を行う上で重要な観察表に基づくフィードバック、教育長による相対評価後のフィードバック、観察者の複数体制、4原則(公平・公正性、透明性、客観性、納得性)等の疑問点について委員会の考え方を求めるも明確な考え方が示されず不十分と言わざるを得ない。
管理運営事項により交渉事項でないのであれば一切の苦情並び問題点がないように対応しなければならないと考える。
疑問点に対し十分に理解できる説明・報告がされない中、今後も人事考課制度を進めていくのであれば、2要件(労使協議制度の確立・苦情処理機関の設置)を早急に行い、職員の業務へのモチベーションの低下を招くことばかりの制度ではなく、人材育成を主眼においた本来あるべき人事評価制度を推進するべきであることから、問題点について改善すべきは改善すべきであるという認識のもと、交渉・合意による改善を求める。
次に、管理作業員への関連機器の対応について、各種申請において職場における共用端末を使用しての対応が図られているが、個人情報に関係する申請や、職場における連絡・指示等、多岐にわたりあることから管理作業員の職場環境の改善を求めてきた。
7月10日付け事務連絡により端末配付の通知がなされたが、通知以降現場の状況を把握し適切に対応されているかの確認が必要であり、教育委員会として「働きやすい職場環境づくり」、「個人情報保護の観点」からも、早急な対応を求める。
あわせて、校園営繕園芸事務所並びに学校業務サービスセンターでの状況の把握を行い、適切に対応するよう求める。
いずれにしても、本日以降も引き続いて協議していく課題については、労使合意に向けた誠意ある対応を要請する。
(市教委)
ただ今、委員長から、改めて私どもの認識をただされた所でございます。
まず、大阪市学校職員労働組合の皆様方が、本市教育行政の円滑な運営のために、学校園の教育環境整備業務や子どもの安全確保などに関わりまして果たしてこられた役割と実績につきましては、私どもも十分認識しているところであり、日々ご尽力いただいていることにあらためて感謝を申し上げます。
ご承知のとおり本市を取り巻く情勢は、大変厳しいものがございますが、教育委員会といたしましては、これまで培ってきた皆様方との労使の信頼関係に基づき、ただ今、回答いたしましたとおり、それぞれの課題解決にむけ、今後もより一層努力していく決意であることを、まず申し上げます。
委員長からご指摘いただいた点につきましては、管理運営事項と整理させていただきました事項も含めて、私どもの認識について述べさせていだきたいと存じます。
まず、要員配置につきましては、厳しい財政状況や他都市の状況と比較・検討した結果、さらなる見直しを求められていることから、学校園については1名を基本とした単数配置への見直しに順次着手しているところであり、単数配置とした際の職務内容につきましては、管理作業員を配置している全学校園へ通知しているところです。
管理作業員の単数配置校を設ける際には、児童数・敷地面積・管理作業員の配置状況など各校園の実情を考慮し、教育委員会が決定しております。
単数配置校において、管理作業員一人の業務として可能な範囲を超える場合については、環境整備支援業務、三期休業中における合同作業及び校園営繕園芸事務所への作業依頼といった現業管理体制の業務執行体制により補完しているところです。
また、単数配置校へは学校環境整備事業予算を配当し、請負契約などによる対応も可能としているところです
今後、要員配置に伴って勤務労働条件に変更が生じる場合につきましては、十分な交渉期間を確保しつつ、合意に向け誠意をもって交渉してまいりたいと存じます。
次に、管理作業員の現場力の活用につきましては、管理作業員が培ってきた技能・技術・知識の共有や継承は今後の検討課題として認識しております。
各級主任制度要綱に基づき、管理作業員職場において必要な技能・技術・知識を継承し、全校園で平準的な成果を実現できるよう、研修内容の充実や各級主任会議の内容の見直し等に取り組んでまいりたいと存じます。
校園長・主任の役割については、校園長は当該校園の長として校務運営を司るものとし、主任については、校園長の指揮下のもと当該校園の環境整備業務に従事することが役割と考えております。
一方で現業管理体制における主任の役割としては、技能統括主任の指揮下のもと、自主運営・自主管理による管理作業員業務の均一化を担うものと考えております。
校園長・主任の役割については、明確に区分しておく必要があると考えており、各種制度の趣旨・目的から逸脱した取扱いとならないよう、現業管理体制を通じて、周知、徹底してまいりたいと存じます。
次に、校園営繕園芸事務所の管理体制につきましては、主任室及び校園営繕園芸事務所、学校業務サービスセンターを包括した執行体制としております。
なお、主任の配置などの人事異動につきましては、管理運営事項として、本市教育委員会が主体性を持って判断しているところでございますが、年度末の人事異動につきましては、個人の能力や適性などをふまえ、教育委員会が責任を持って配置先等を決定しております。
次に、労働安全衛生の課題につきましては、教育委員会では、職場における事故や災害を未然に防止し、管理作業員の安全と健康を確保するため、定期的に、「大阪市管理作業員労働安全衛生委員会」を開催するとともに、「大阪市管理作業員労働安全衛生委員会小委員会」を開催し、各職場において安全で安心に作業が行えるよう、状況や業務に即した安全管理の徹底のあり方について、調査・審議を行い、審議されました内容につきまして、各校園長及び現業管理体制における各級主任を通じて、統一的な指示を行い、各職場の管理作業員に周知徹底を図っております。
管理監督者である校園長に対しても、学校園に勤務する教職員の健康と安全を確保し、快適な職場環境の形成を促進するという責務と役割があることから、公務災害の防止に向けて学校園での安全確保に努めるよう周知・指示しておりますが、毎年依然として災害が発生している状況にあります。
そのため、公務災害を防止し、労働安全体制の機能強化を図るには、職員研修・主任研修での知識の取得が重要と考えており、研修を通じて安全に関する知識を高め、公務災害・労働災害を現場から一掃できるよう、研修内容のさらなる充実に努めてまいりたいと存じます。
また、安全用具の購入等の予算確保については、予算の編成に関する事項であり管理運営事項となりますが、管理作業員の安全が確保できるよう、安全用具の取扱いについて研究するとともに、必要事項については、研修等を通じて周知してまいりたいと存じます。
併せて、管理作業員に関しまして、加齢に伴う公務災害の発生も懸念されるところですが、加齢に伴う公務災害防止に向けて研修等の充実に努めてまいりたいと存じます。
また、メンタルヘルス対策については、労働安全衛生上の非常に重要な課題であると認識しており、外部相談窓口の設置や情報提供、各種研修会の開催、ストレスチェックの実施など様々なメンタルヘルス対策事業に取り組んでいるところですが、引き続き、メンタルヘルス対策の充実に努めてまいりたいと存じます。
また、労働安全衛生に関する通知文等の取り扱いにつきまして、これまでも校園長に対して、各管理作業員へ周知を行うこととしてまいりましたが、校長会等を通じ説明を行うなど、丁寧な対応に努めてまいりたいと存じます。
次に人事評価制度に基づく給与反映につきましては、人事評価結果を活用しつつ、適切な方法で給与へ反映することが、頑張っている職員に報いることであり、そのことが職員のやりがいや、ひいては、市民サービスの向上につながるものと考えております。
そのため、評価に対する公平・公正性、透明性、客観性、納得性の確保が重要であると認識しており、評価制度の実施にあたっては、業務監理主任が実施した観察結果と評価制度における着眼点、及び評価指標をもとに、各評価者が評価を行い、評価結果についても開示することとしております。
評価制度を適正に運用していくためには、評価者がそれぞれの役割を理解し、認識を深めることが不可欠であることから、説明会や研修等において、第1次評価者である技能統括主任、第2次評価者である校園長に対して、評価者目線の統一や評価者のスキル向上、効果的な面談手法の習得を図るとともに、評価制度の理解や認識を深めるよう繰り返し周知徹底してきたところでございます。
また、観察者である業務監理主任に対しては、技能統括主任から観察の実施前には観察における注意点等を説明するなど、人事評価制度の趣旨に基づいた観察となるよう取り組んできたところでございます。
一方で、本制度については、観察の実施方法や各評価者からのフィードバックなど、様々なご意見も頂戴しているところであり、今般、本制度のより適正な運用にむけて、全教職員に対し人事評価制度に関するアンケートを実施いたしました。
今後、アンケート結果を集約、分析し、観察の実施方法の見直しや研修の企画立案など、課題解決に向けた取組みについても検討してまいりたいと存じます。
いずれにしましても、相対評価の給与反映も含めた人事給与制度につきましては、市全体の動向も注視し、学職労の皆さま方と、必要に応じて引き続き誠意をもって交渉してまいります。
次に、関連機器の対応について、学校園に整備している共用端末のうち、1台を管理作業員及び給食調理員の専用端末として配付を行ったところですが、各学校園での環境整備状況について、今後調査を実施し、未整備の学校園については、早期の対応を図るよう指導してまいりたいと存じます。
最後に、職員の給与・勤務労働条件などの労使交渉事項につきましては、今後も十分な交渉期間を確保し、事前協議を重ね、誠意をもって交渉してまいりますとともに、その他の事項につきましても、より丁寧な説明に努めてまいりたいと存じます。
(組合)
ただ今、学職労との交渉のあり方、学校園現場で従事する管理作業員に対する使用者責任とこれまで果たしてきた役割・実績についての認識が示された。
学職労はこれまで「業務実態にもとづく適正な要員配置」について組合員が各現場で培ってきた「技術・技能・知識・経験」を最大限発揮し、市民・地域の視点に立った「質の高い公共サービスの提供」をはかることができる要員配置でなければならず、十分な検討・検証を行い、組合員が仕事に「働きがい・やりがい」を持ち安全・安心して業務を遂行できる配置でなくてはならないと、幾度となく指摘をしてきた。
さらに、要員配置に伴う組合員の勤務労働条件の変更については、労使合意を基本に交渉等を行ってきているが、大阪市・大阪市教育委員会が方針を決定してからでは交渉の余地が無いため、経営形態および事務事業の見直しによる勤務・労働条件に変更が生じる可能性がある場合は早急に交渉を行うよう求める。
(市教委)
繰り返しにはなりますが、大阪市労使関係に関する条例ならびに、平成25年3月22日に双方で合意しました「確認書」に基づく交渉事項につきましては、労使合意に向けた期間を十分に確保することに努めるとともに、誠意をもって交渉してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いします。
(組合)
いずれにしても、小委員会交渉での考え方、今回示された内容については「2023自治労現業・公企統一闘争要求書」における、労使での小委員会交渉を踏まえた教育委員会の回答であり、それぞれの課題解決に向け、誠意をもって交渉することが示されたことから、今時点要求全ての事項を解決することにはなりえないが、本日以降も精力的な取組みを重ね労使合意を前提にした交渉と合わせ、交渉においては必要な範囲において、決定している管理運営事項について説明をおこなうことなど、教育委員会として誠意を持って対応されるよう改めて強く要請するとともに、本日示された教育委員会回答については追って連絡させて頂く。
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令和6年5月9日(木曜日)

自治労現業・公企統一闘争に関する要求書申入れの議事録

(市教委)
それでは、ただいまから、大阪市学校職員労働組合からの現業・公企統一闘争に関する要求書についての申し入れ交渉を行います。
(組合)
申し入れに際して、一言申し上げる。
今、自治労は、2024 年現業・公企統一闘争を産別統一闘争として「住民の未来に貢献できる、自治体責任による質の高い公共サービスの確立」を基本的な目標に掲げ、「職の確立」を基本とする「新たな技能職」へのとりくみと「より質の高い公共サービス」の提供に必要な人員確保や賃金・労働条件の改善をめざすため、個別の具体とりくみ指標を設定し、全国で闘争体制の強化をはかり、第1次闘争における基準日を6月21日、第2次闘争における基準日を10月18日とし、通年のたたかいとして進めている。
学職労は、こうした自治労の基本目標にもとづき、「2024自治労現業・公企統一闘争に関する要求」について申し入れたい。
私たちは、これまで限られた財源と現場力を最大限に活用し、市民サービスの向上に努めてきた。
しかし、総務省が、この間、推し進めてきた集中改革プランや定員抑制の圧力の流れを受けた結果、現業職員数は激減し、質の高い公共サービスを提供するための「技術の継承」が行えず、災害時における緊急時の対応や、新たなサービスの提供が困難な職場が多数見受けられる。
近年、全国各地で想定を超える大規模自然災害が頻発する中、大阪市では「大阪市地域防災計画」や「大阪市地域防災アクションプラン」を設定し、防災・減災対策を推進する一方で、「新・市政改革プラン」では、新たに、災害時対応など公の責任を果たすという観点から、将来にわたって直営が必要となる部門において、職員の高齢化や技術の継承等の課題を踏まえ採用を継続しつつ、引き続き「民でできることは民で」という考え方のもと、将来にわたって最低限必要となる職員数を適宜精査し、委託化、効率化を図りながら削減を進めるとの考えが一方的に示されている。
職員が減少している状況の中、市民サービスは多様化・複雑化し、求められる行政サービスは増加の一途をたどる一方、超過勤務縮減のとりくみを進める中、業務の遂行は困難を極める状況にある。
2012年の給与制度改革以降、多くの組合員が昇給・昇格もできずに各級の最高号給の適用を受けている。本年4月より号給増設されたが、今後数年の間に、最高号給にとどまる組合員が再度発生・増加することから、一時的な対策でしかなく、課題解決に繋がるものではないとの認識である。
引き続き組合員の勤務意欲向上につながるよう、昇給・昇格条件の改善等も含めた人事・給与制度の構築が必要である。
また、55歳昇給停止の課題については、定年の引き上げに伴い、10年間の昇給が抑制されることとなり、高齢層職員のモチベーションの低下は必至であり、高齢期の働き方にも影響を及ぼすこととなる。
この様な厳しい状況にあっても、学職労組合員は、学校園および関連して働く管理作業員として果たす役割に対して、市政改革プランで示されている「民でできることは民で」という考え方のもと、委託化、効率化の視点のみだけでなく、将来にわたる市民サービスの充実・改善を模索し、職員自らが自覚と責任を持って、学校園の施設・設備維持管理行い、園児・児童・生徒が安心して通うことができる教育環境づくり、日々の安全確保、各学校園の状況に応じた必要な安全対策にとりくんできている。
教育委員会として、将来に向けた管理作業員の担う役割を明確にし、職員の技術継承・維持も見据えて計画的に要員を確保することが必要不可欠であることは言うまでもない。
その上で、本日申し入れた「2024自治労現業・公企統一闘争に関する要求」に対し、教育委員会として学校園現業労働者の社会的・地域的役割の重要性を明確にし、管理作業員が果たしている役割を十分に認識するとともに、その実績を踏まえた基本的な姿勢と具体内容について、教育委員会の考え方を求める。
最後に、学職労は、日々の労働運動そのものが、現業闘争であると認識しており、本日申し入れた要求に対して、教育委員会として、十分な交渉期間の確保と誠意をもって回答されるよう強く要請しておく。
(市教委)
ただ今、委員長より「2024自治労現業・公企統一闘争に関する要求」について申し入れをいただいたところでございます。これまで、大阪市学校職員労働組合の皆様方が、本市教育行政の円滑な運営のために、学校園の教育環境整備業務やこどもたちの安全確保などに関わりまして、果たしてこられた役割と実績について、私どもも十分認識しているところでございます。
本日、ご要求いただきました内容につきましては、私どもといたしましても、大阪市学校職員労働組合の皆様方の勤務労働条件に影響する重要な課題も含まれると認識しており、今後本市を取り巻く状況をはじめ諸情勢に十分に配慮しながら対処してまいりたいと考えております。具体的な要求項目のうち、勤務労働条件に関わるものにつきましては、今後小委員会を設置し、誠意をもって交渉協議してまいりますとともに、その他の事項につきましても、丁寧な説明に努めてまいりたいと考えておりますので、本日のところはよろしくお願いいたします。
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令和6年5月9日(木曜日)

大阪市学校職員労働組合 夏期一時金要求書申入れの議事録

(市教委)
それでは、引き続き、大阪市学校職員労働組合からの夏期一時金に関する要求書についての申し入れ交渉を行います。
(組合)
本日は2024年度夏期一時金について、学職労として申入れを行いたい。
去る3月14日に市労連は、横山市長に対して「2024年統一賃金要求に関する申し入れ」の中で、「一時金については、期末手当一本とし、年間5ヶ月分以上とするとともに、支給方法の改善をはかること、さらに引き上げ改定分についても、期末手当に配分すること。」を要求している。
これに基づき学職労として、本年度の夏期一時金として、「月収の2.5ヶ月分以上を6月28日に支給すること、また、支給方法についても引き続き改善をはかること。」を合わせて申し入れる。
政府は、給与制度の総合的見直し、退職手当の見直しなど、地方自治体及び人事委員会に助言と称する指導、圧力、不当介入を強め、自治体職員の給与制度は改悪の一途をたどっており、生活実態は悪化している。これ以上の地方公務員のさらなる給与制度の改悪による給与引き下げは容認できない。
大阪市においては、昨年の人事委員会報告・勧告で、月例給は0.95%の引き上げ、一時金は0.10月分の引き上げが示され、勧告に基づいた改定となったが、組合員の給与水準は引き続き厳しい状況にある。
また、「給与制度改革」以降、多くの組合員が最高号給に達しており、結果的に昇給できない組合員が年々増加しており、本年4月から全ての給料表で号給増設となったが、一時的なものであることから、昇給・昇格条件の改善を含め具体的な人事・給与制度を構築すべきである。
さらに、55歳昇給停止の課題については、定年の引き上げに伴い、10年間の昇給が抑制されることとなり、高齢層職員のモチベーションの低下は必至である。さらに、役職定年制により、組合員層における高齢層職員の占める割合が増加し、今後はさらに多くの職員が対象となる。そうしたことは、高齢期の働き方にも影響することから、引き続き55歳昇給停止の廃止を求めておく。
次に、人事評価制度について、現行の人事評価制度は、相対評価を行うことで公平・公正性、客観性を著しく毀損しており、組合員の十分な理解の下で人材育成のための制度とすることが必要であり、人事評価を利用して、能力実績主義に基づく競争を煽り、評価結果を勤勉手当や昇給号給数に反映するなど、職員間に格差を生じさせることを目的とすることはあってはならず、職員一人ひとりの能力の違いや各職場事情等を考慮し、制度の趣旨に合致した制度構築が必要であると認識している。
人事評価制度の本来の主旨にそぐわない「相対評価」による昇給や一時金への給与反映が実施されており「相対評価」による給与反映は、組合員の納得性が高いとは言えない。
昨年には生涯賃金への影響を考慮し、給与反映方法等が改正となったが、一方的に変更がされたことは大きな問題であり、現場において、制度改正に伴う丁寧かつ十分な説明がなされず、混乱をきたしている状況にある。
「相対評価」については、市労連に結集する学職労として「相対化」の廃止を強く求めるとともに、教育委員会の一方的な運用を許さない立場から、改善すべき点は改善すべきであるという認識のもと、引き続き交渉・合意による改善を求めておく。
この間、勤怠管理等が非常に煩雑化・複雑化していることから、改正された制度の周知徹底はもとより、管理監督職員による対応や利用しやすいシステムづくりに取り組むよう求めておく。
学職労は、例年にわたり総合的な人事・給与制度の構築をはじめ、さまざまな諸課題解決に向けて交渉を行い、組合員の賃金・勤務労働条件に関する課題について、確定交渉のみならず、通年的に交渉・協議を行い、解決をはかっている市労連に結集するとともに、個別課題については教育委員会に対し必要な協議を要請していくことを申し上げておく。
(市教委)
ただ今、委員長より夏期一時金についての申し入れをいただいたところでございます。
さて、本市の財政状況につきましては、本格的な少子高齢・人口減少社会が到来し、生産年齢人口の減少による経済成長の制約や社会全体の活力低下が懸念される中、多様化する市民ニーズへの対応や大阪の成長の実現のため、市民の安全・安心を支える安定した財政基盤の構築に向け、たゆみなく市政改革に取り組み、収入の範囲内で予算を組むことを原則とするなど、将来世代に負担を先送りすることのないよう財政健全化への取組を進めるとともに、限られた財源のもとでの一層の選択と集中を全市的に進めることとしています。
こうした考え方のもと、「市民サービスの充実」、「大阪の成長」という方向性を基本に、教育委員会では「きめ細やかな質の高い学校教育の推進」として、様々な取組みを進め、子育て・教育環境の充実を図ってまいります。
一方、私ども公務員の給与等勤務条件に関しましては、各方面から強い関心が寄せられているところであり、制度の透明性を確保し、より一層、市民に対する説明責任を十分に果たすことが求められております。
しかしながら、私どもといたしましても夏期一時金は、教職員の生活に直結するものであり、モチベーションの向上等に大きく影響する重要な課題だと認識しております。
また、相対評価における給与反映や職場環境の改善など、管理作業員の皆さまの給与・勤務労働条件に関わっては交渉事項であり、今後とも労使合意を目指すことを前提として協議してまいりますとともに、丁寧な説明に努めてまいりたいと存じます。
本日いただいた申し入れの内容については、先ほどお示しした本市の諸事情を十分配慮しながら検討してまいりたいと考えており、夏期一時金に関する要求内容については、市労連統一交渉の場で、引き続き協議をさせていただく所存でございます。本日のところは大阪市学校職員労働組合の皆様方には、何卒ご理解を賜りたく存じます。
(組合)
ただいま教育委員会からの見解が示されたが、本日申し入れた「夏期一時金要求」は引き続き、組合員が学校園における公共サービスを担う上で極めて重要な要求であり、「賃金・労働条件は労使の交渉によって決定すべき事項」という基本態度を堅持し、これまでの交渉経過と自主性をもった労使協議と交渉により実現されるよう要請しておく。
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令和6年6月7日(金曜日)

大阪市学校職員労働組合との第1回小委員会交渉の議事録

(市教委)
すいません、時間も参りましたのでただいまより、去る5月9日、大阪市学校職員労働組合様から現業統一闘争として申し出がありました事項に関わります小委員会交渉のほうを始めさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。まず、本日の小委員会交渉の進め方でございますけれども、要求書における申し入れ事項について、私のほうから交渉事項に該当する事項を一括してご説明させていただきます。そのあと、組合様側からの申し入れ事項に係る趣旨説明をいただきまして、我々市教委としてお答えする部分を、対応させていただく流れで進めていきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。それでは、交渉事項となる部分につきまして、私のほうから一括してご説明をさせていただきます。お配りしますこちらの分類表のほうをご確認いただけたらと思います。よろしくお願いいたします。1項目目でございますけれども、関係諸法令等を遵守した労使関係につきまして、労使関係、取り分け勤務労働条件等に関わる基本的な部分でございますので、交渉事項とし、給与厚生担当制度グループからお答えをさせていただきます。2項目目でございますけれども、取り分け勤務労働条件につきまして、交渉事項とし、教職員人事担当からお答えをさせていただきます。3項目目でございますけれども、労働安全衛生に関わります事項でございますので、交渉事項としまして、給与厚生担当福利グループからお答えをさせていただきます。4項目目でございますけれども、こちらも取り分け勤務労働条件に関わります事項について、交渉事項とし、給与厚生担当制度グループからお答えをさせていただきます。5項目目でございますけれども、本市の職員組織配置に関わります業務執行体制でございますので、管理運営事項として整理をさせていただきたいと思います。6項目目でございますけれども、勤務評定制度の企画、立案及び実施に該当する事項でございますので、こちらも管理運営事項として整理をさせていただきます。7項目目でございますが、予算の編成に該当する事項でございますので、こちらも管理運営事項として整理をさせていただきます。8項目目でございますが、勤務労働条件につきまして、交渉事項と整理させていただき、教職員人事担当からお答えをさせていただきます。最後に9項目目でございますけれども、職員の賃金労働条件をはじめとした、待遇改善等に関する事項でございますので、交渉事項とし、教職員担当及び給与厚生担当制度グループからお答えをさせていただきます。交渉事項に関わりますご説明は以上でございますけれども、管理運営事項として整理させていただいております事項につきましても、我々職制として申し入れの内容について真摯に受けとめまして、今後も引き続き責任を果たしてまいりたいと存じます。それでは、要求書について、順に各申し入れ事項に係る組合様側の趣旨、説明をいただきたいと思いますけれども、1項目目の労使関係に関する事項につきましては、先ほども申し上げました労使に関わります基本的な部分でありますので、市教委として真摯に誠意をもって、今後回答させていただきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。それでは、2項目目から順に委員長のほうから、ご発言のほうどうぞよろしくお願いいたします。
(組合)
基本直営を基本とした姿勢をして、要員配置を行っていただきたいと。それと、単数配置の処遇は、この間、教育委員会として回答の中で、現場実態を精査するとか把握するとかいうようなことで返されているんですけど、具体的にどういうふうな実情を把握してはるんか、それと、単数配置の部分でいうと、再任用単数職場があるというふうに実際になっているけれども、こっちの考えとしては、あくまでも正規に再任用つけると、それは高齢者の働き方の部分のことやから、そこの辺がこれが管理運営事項になるのかどうかはよう分からへんけど、なぜそういうふうになっているのか、十分に聞かせていただきたいと。3項目目については、この間、本委員会なり、公務災害ゼロに向けて取組を行っていく。年々数字が、公務災害の数も減ってきているという感じあるけれども、まだまだ細かいやつが出てるんかなというふうには思います。それと、それぞれの年間で本委員会のほうから発する文書なんかでも、常々申し上げていますけれども、管理作業員直接持手渡せというような文言入っているのにもかかわらず、やっぱりクリアケースの中で、どうか勝手に見とってくださいというような状況になってる。現業管理体制と校園と現場の人間、三角形のピラミッドの中できっちり動かすことによって、双方からも伝達できるやろうし。その辺のところを再度お願いしたいなと。それと、小委員会と本委員会の位置づけをさらに明確にしてもらいたいなと思いますわ。前回の本委員会でもああいうようなこともあったけれども。あれも潰すつもりもないけれども。部長発言おかしいやのにな、前回のときは。で、俺は小委員会と本委員会の位置づけを明確にしてきっちりやってくれと。本委員会の位置づけいうのは、こっち側から小委員会に対してこういうことを調査してくれとか、こういうふうなものを作成してくれというようなことを言って、それを作り上げて、本委員会で確認する場合。そこでオッケー出す。それはちょっと何か、別に潰すみたいなものの言い方されたけど。あれはちょっと違うな。あの変え方、整理してほしいな。この間、いろいろ現場での予算が削られているというようなことで、やっぱり作業によって必要な部分を変える変えないとかもあるので、労働安全衛生委員会として予算を確保していただきたいなと思います。4番、再任用職員、先ほども言いましたけれど、高齢になってきて、今まで若いときにできていた部分がなかなかできにくい、やっぱり時間もかかってくるようなところで、一人配置をされているというようなところの中で、何でそのような配置になっているのか。こっちとしてはやっぱり正規1、正規。それで言うと、他のところでも正規2で現場回っているところもあるけれども、何でそういうふうないびつな感じになっているのか、十分説明いただきたいなと。5番、現業管理体制で更なる充実強化ということについては、自主運営、自主管理の元、元をたどれば、管理職がいていない中で、統括だけで運営しているというふうな中でですね、現場で聞き及んでる部分では、勝手に考えて、それぞれの現場に混乱きたすような状況にもなってきているというふうなのも聞いている。それを教育委員会としてどういうふうに管轄してんやと、管理職的な立場で。現場の管理作業員一つ言うたら、この前も言いましたけど、作業日誌等々統括もつけていないという状況の中で、本来は一番上のものがより正して、きっちりやるべきものやのに、そのことをやっていない。そういうふうなことを決められたルールの中でできていないのに、何でそういうふうに、後ほどまた言いますけれども、一次評価つけられんねんとか、いうふうなとかいろいろ波及してくるんでね。きっちりと教育委員会として、現業管理体制、管理職の立場やねんから、きっちりやってもらえるようお願いしたいなと思います。各級主任要項に基づく適正な対応。各級主任については、任用する分については、教育委員会の責任として任用されている。されたときについては、一生懸命頑張るなりというようなことをやろうけれども、何年間もその位置に居続けると、きっちりと各級主任の要項に基づく対応ができていない主任も、ちらちらおられるというようなことを聞いている。その辺の部分について、要項に載っている解任も含めて、どういうふうに考えてはるのかというようなことで、聞かせてもらいたいなと。そこの部分によると、そこも管理運営事項になるのかでしょうけど、営繕園芸事務所の主任については、校園の主任をもつようにしている、できていると。せやけど、校園の主任については、そのまま事業に行っていないというようなこともあります。それぞれ業監、主任の部分でいうと、なぜそういうふうなことになっているのかと。それぞれでこの間の回答というか、考え方ちらちら聞いている部分について、そのとおりやねんやったら、校園の主任の選考と、営繕園芸事務所の主任の選考の部分については、きっちりと2つ分けて対応を行ってもらいたいなと。その辺の考え方をお願いしたい。6番、人事評価制度の部分については、ここに載っているように、4原則2要件を守っていただきたいなというふうに思いますし、またこの間、校園長なんかでいうと、一次評価者の点数から上げることはというふうなニュアンスな言葉も発せられる校園長もいてはるし、その辺の部分どういうふうな検証されてんのかというのは十分に聞かせていただきたい。それと、一次評価をつけるためには、業務監理主任が観察を行って、その観察表をもとに点数を一次評価者がつける。その部分でいうと、つけた一次評価の部分についてもフィードバックがない。これは何回も言わせてもらっているけれども、観察者はただ単に観察するだけに点数をつけているだけ。だから何でその点数をつけて一次評価者に対してないなとか、そこの責任の所在があやふやで全然分かれへん。何、自分の一次評価の点数が、二次評価が返ってこないと見れない。開示された時点しか見れない。それを聞くにも本人直接聞くわけじゃないし、管理職を通して聞くという流れの中で。何でそのようなことになっているのか。十分現場の部分を見ていると言うのであれば、その責任を持って現場の人間に対して説明を行わせるべき。というふうに考えますけれども、その辺のところを含めて。どんな研修をされているのかとか、いろいろ含めて確認したいなと思います。あとは、システム、パソコン、パソコンだけじゃなしにパソコン環境も含めて十分に全部使えるようになっているのか。営繕園芸事務所、サービスセンターも含めてということでお願いしたいなと。8番の部分については、これも名前を入れられて分かるうちに、それも十分説明をされて、納得した上で、そういうふうな役割についてんのかと。どこまで把握しているのか、その辺も教えていただきたいなと。現業、9番の差別の部分については、今年度差別があったんかなあと。あったときの対応どうやねんと、いうふうなことでお願いをしたい。だから、5、6、7、2と4も一部交渉事項で管理運営事項、どこの部分が管理運営事項で、どこの部分が交渉事項か、ちょっとだけ詳しく教えてもらえれば。以上です。
(市教委)
そしたら、まず項目の2のほうから、説明のほうをちょっとさせていただくという流れで進めていこうかなと思いますので、よろしくお願いします。
(市教委)
2番の項目につきまして、管理作業員の勤務労働条件の変更につきましては、管理作業員の標準的な職務内容について通知させていただけるところです。要員配置につきましては、これまでもですが、学校園について1名を基本とした単数配置のほうに見直しをしておりまして、1名配置のときの職務内容につきましては、毎年3月に管理作業員の単数配置に伴う学校環境整備の通知ということで、全学校へ通知させていただいております。教育委員会といたしましては、子どもたちが安心して快適に過ごせる教育環境の整備については、直営を基本とした姿勢を踏まえつつ、今後とも単数配置校等の実情を確認しながら、業務執行体制を構築していきたいと考えております。また、再任用が1名で配置されているという学校は、今現状ございます。単数職場には基本正規職員をご指摘いただいておりますけれども、フルの方につきましては、定数見合いということで形をとらせていただいております。再任用の方も人事異動の際は、意見を聞きながら、学校長の意見も伺いながら、どのような形で配置していくのが適切かを考えて配置していく中で発生している状況です。以上です。
(市教委)
1個ずつでお願いします。
(組合)
今ちょっと説明いただいたんですけど、正規2人おって再任用が1人のところがある。その考え方は何故なんですか。何で正規をまず単数に放り込んで、再任用をつけると。そういう考えじゃないですかね。
(市教委)
再任用、本務職員と異動年限とありますので、再任用職場も再任用も単数配置ということでもですね、定数ということで、校園長の意見を聞きながら、そういった人事配置になっているというところです。
(組合)
良く分かれへん。正規2人をなんでめくって、1枚にせえへんのって聞いてんねん。いずれはそないなるんでしょう。
(市教委)
はい。
(組合)
まあまあその、単数配置の作業の手引きもあるけれども、あれはまず現職基本だからね。再任用でも60超えて、今後は60、段階的に65まで定員が延びていく。先ほども言ったけれども、やっぱり働き方の変化が出てきますやんかね。体力的な面も含めて、思考も含めて、それもどない考えてはるのかな。そないなってくると、単数、再任用も単数1人というのは、なかなか厳しくないですかという考えです。
(市教委)
年齢、退職不補充というところで、年齢層も全体上がってきているという部分と、今教職員人事のほうからも申し上げましたように、異動の年限という部分との組み合わせと、あと職員それぞれの、異動の希望であったりとか、校園長の意見とか、その辺りが組み合わさって、人事異動というのが実態、人事異動のほうをさせていただいているという部分で、結果として再任用の単数職場が、今現在ももちろんあるという認識はしているという。
(組合)
今何校。
(市教委)
単数配置の再任用職場は、17校です。実際、単数配置校化されている学校が226校。
(組合)
実際のところあれなんでしょ。さっき正規の異動年限がどうのこうのって説明をいただいたけれども、結局一人でやらされへんってことなんやろ、正規なのに。でももう教育委員会の考え方としてね、この間ずっと単数を進めていっている中で、そういう人をまず一人立ちさせれるような取り扱い方をしていかなあかんのちゃうんすか。そこにやっぱ現業管理体制というね、仕事のプロフェッショナルの統括がいてはるから、そこに預けて、一人で仕事をさしてやで、結局あれやん、現場におったらあれやんか、正規のそんなやつよりも、再任用のほうがよう働くから助かるんですという認識やん。平たく言うたら。それは解消していかなあかんのちゃうんですかっていう。
(市教委)
単数配置がどんどん進む上では、もちろん、全ての学校園が一名化になれば解消していくべき問題かと思いますし、個々の心身の保障であるとか、そういう課題のある管理作業員さんが現場にいるということであれば、もちろん、現業管理体制の中で指導なりしていかなければならないと考えています。
(組合)
校長の意見を聞いたりとか、言うてはるけれども、実際問題、再任用でもその人のほうが動くからってことやん。ちゃう。
(市教委)
そのあたりも含めて、校園長の意見を聞きながらというところで、本人の意見を尊重しつつ、全体的なバランスを見た結果、現時点で単数配置校の再任用職場という形で17校存在するということは事実ではあります。
(組合)
あの、結局、1人校のさっき言われた働き方、考え方、標準的な、いわゆる我々も持っている標準的な作業という部分、それができた当初というのは、基本的な2人体制の中での作業での標準的な職務というふうな形だと思うんですけども、何か時代が変わってきて、高齢化の1人体制になってきた中で、標準的な作業が、あのままでいいのかどうか、内容を含めて、その辺をいかに見直していただきたい。この辺は、現業管理体制の中でしっかり仕事内容を見ていただいて、これが適切なのかどうかというのを、ちょっと洗いなおしていただきたいなと思っています。
(市教委)
はい。
(組合)
単数配置の完了シミュレーション見てます。
(市教委)
シミュレーションですか。今時点では、令和13年、昨年度、令和14年とお伝えさせてもらっているかと思うんですけれども、ちょっと普通退職等出まして、今の時点では、令和13年ということになっております。
(組合)
13年で、完了。そのときに、営繕園芸事務所、サービスセンターは、どない考えているんですか。
(市教委)
一応、どんどん人が減っていく中で、今、十班体制で全事務所は運用されているんですけれども、その辺りも含めて、令和13年、もちろんそれまでには考えていかなければならないと思います。
(組合)
どう考えてるん、そこまで聞いたら。まあまあ、時間の関係もあるし。
(市教委)
2の項目のほうはもう。
(組合)
とりあえず、これだけやんねやったら、ずっとこれだけやるんやけども。せっかく人事評価もあるし。
(市教委)
はい。続いて、また後ほど繰り返しても結構です。2番のところについては、要員配置のところを一応、一定管理運営事項として整理をさせていただいているというところでございます。次、3番のところで、労安のところ。
(組合)
3番につきまして、職場における事故や災害を未然に防止しまして、管理作業員の安全と健康を確保するために、労働安全委員会を設置しております。定期的に開催することで、労働安全衛生体制の強化を図っているところです。しかしながら、公務災害の一層という観点から取り組んでいるんですけれども、令和5年度につきましては2件発生しております。発生件数といたしましては、過去最小でございましたが、公務災害の一掃には至っていないという状況でございます。具体的に公務災害の一掃に向けて、具体的にどうするんだというところでございますけれども、そちらにつきましては、管理作業員さんの研修が大事だというふうに考えております。全体研修、主任研修を通じて公務災害を防止するために、安全に関する知識を習得していただいて、高めてもらうことが重要だと考えております。令和6年度、今年度につきましても、全体研修につきましては、管理作業員の高齢化ですね、50代の方が多いというところも鑑みまして、元気で働いていただくためにですね、自身の健康について考えていただく必要があるというふうに考えております。健康保持、増進の観点からですね、自身にできる簡単な運動等をご紹介するというような研修内容を考えております。公務災害発生防止に関する研修も重要と考えておりまして、とりわけ業務監理主任、業務主任の役割というところでございますと、公務災害防止対策の推進というのが各要項に明記されているところでございまして、業務監理主任、業務主任の研修が重要になってくるというふうに考えております。公務災害防止のためにですね、リーダーシップということで、メンタルヘルスケアをテーマにですね、職場でのメンタルヘルスケア、部下同僚への配慮、相談対応に関する研修内容を今年月には考えております。さらにですね、その研修の中で技能統括からの安全作業のためにということで、これまで発生しました公務災害の事案の中で、休業見込みが少ない公務災害事例をもとにですね、公務災害等に至った原因ですね、その被災職員の不安全な行動を分析して、正しい作業を明示しながら、なぜ公務災害に至ったのかというところを考えてもらえるような内容の研修を実施する予定でございます。管理作業員の方がですね、日々の業務の中で災害事故につながる原因を排除するために、正しい作業手順と器具の取り扱い方法の確認を行うとともにですね、十分な安全対策を施すことによってですね、災害事故の未然防止や周囲の安全対策に取り立てるために、安全作業の手引きを作成しておるんですけれども、今年度ですね、屋上作業と電動工具なども使用時における注意点を追記して改正して学校に周知しているところでございます。公務災害が残念ながら発生してしまったということになりましたら、原因の究明、原因の防止、それの継承を行い、再発防止策としてですね、現業管理体制を通じて承知するとともにですね、安全衛生委員会、本委員会と小委員会を連携しながら、公務災害の再発防止徹底という取り組んでもらいたいと思っております。で、先ほどの発言の中で、本委員会と小委員会の位置付けというところがあったんですけれども、本委員会というところはですね、いわゆる調査審議して、教育長に意見を述べることを目的としてございます。ですので、本委員会のところで、公務災害の方向性なり進め方というところを定める。小委員会につきましては、それにあげるために、実動部隊といいますか、現場の意見を踏まえながら具体的にどうしていくか、その役割というところは変わらないというところでございます。その意識のもとですね、公務災害防止に向けてですね、撲滅に向けて、引き続き学校へ現業管理体制、教育委員会が連携して取り組んでいきたいと思っております。あと、ご発言の中でありましたクリアケース、周知のところがあっているところなんですけれども、管理監督者であります校園長に対しましても、学校園へ勤務する教職員の健康と安全を確保してですね、快適な職場環境の形成を促進するという、責任と役割というのが校園長にはございます。その責任と役割のことをですね、これだけ労働安全衛生に対する充実などにつきましては、管理作業員さんのほうに周知するように指示してきたところでございます。それがちょっと周知できていないというところでございましたら、校長会などを通じてですね、説明を行うなどさせていただきまして、丁寧な対応を行ってまいりたいというふうに考えております。説明に関しては以上でございます。
(組合)
主任研修をやられる中で、その主任研修は次に座学にできるようなものは。
(市教委)
そうですね。一応座学にできるような形でも活用できるような形では、そこは小委員会の中で話はしております。
(組合)
それは統括がやる。
(市教委)
そうですね。この資料をまた座学に。基本的には、今、去年から座学使っておられる研修のところをやると掘り下げているような形になっておりますけれども、その部分を含めて座学に使えるようしたいとかいいんじゃないかという提議もさせていただきまして、そういったご意見が当然出てくると思いますので、またそこの部分については活用できるような形でのところを見てみて、小委員会の方にお話をさせていただきます。
(組合)
まだ話の段階ということですね。
(市教委)
そうですね。ちょっとそういった声がありますということでは、当然そこの座学の研修に使えると私のほうは思っておりますので、公務災害の一掃に向けて、その部分は共有できるところを活用していただけたらという認識でございます。
(組合)
もう一点だけ、小委員会では労安担当の統括主任がおられると思いますけれども、業務監理、主任、一般含めて、労安に関してどういうふうな下からの情報の収集の仕方をしているのかという点をちょっとお聞かせいただければと思います。
(市教委)
まずは統括業監会議というのがございまして、あとはその統括業務監理主任から、主任の方に内容下りていって、主任の方が担当しているというような中で下りてくるような流れでいてるんですけれども、統一的な指示ができるように、そこにつきましては、統括の連携とか内容のところは、そちらで集約させていただくということでございます。
(組合)
一般まできっちり声が届くような。
(市教委)
ただ、もし現場が混乱しているような事案とかがございましたら、また情報をいただきましたら、そこは是正と言いますか、そういう無いようにというのが大前提なんですけれども、残念ながらそういった事案がございましたら、またご教示いただきましたら、対応させていただきます。
(組合)
一部の声で、作業員としてもね、これでいいのかというのが出てきている部分があるので、いわゆるこういう素材なり、というのが出てきてるんですけれど、なかなか小委員会の中からこちらまでの話しを聞かないというのがあるので、その辺も是非やっていただけたら。
(市教委)
また、安全衛生委員会のほうでも、ツールもあると思いますので。
(市教委)
特に3番のところはもうよろしい、労安。次の項目の4番のところも、労安の観点からもという部分と、先ほどちょっと言及がありました、再任用職員についての職場実態を適切にすることということが、ちょっと繰り返しにはなってしまいますけれども、4番のほうはどういたしましょうか。配置のところは、管理運営事項ということになりますけども。
(組合)
さっきもちょっと言ったけど、やっぱり職務内容がね、やっぱり高齢にいく、あれを、ただ、もともとと言ったら、あれができて人事評価で3ということ、言われ続けてきた。
(市教委)
標準職務。
(組合)
やっぱり単数で高齢だということ、それはやっぱりできへんのちゃうかなと。やっぱりそれだったらそれなりの、ある程度の年齢になってきたところについてやで、やっぱり職務内容をもうちょっと見直していくとか、労安のところも含めてですけれども、そういうふうな考え方。そういうことをせえへん限り、やっぱり無理してしまうということ。安心して働けれるように、教育委員会としてどういうような環境を整えていってくれるのか。今後令和13年でやで、単数配置が完了されて、入ってきえへんから、その人らやっぱりな、年々高齢になっていくという状況が目に見えてますやん。現業管理体制統括としてね、今後そういうふうなことをどういうふうに考えているのか。教育委員会としてどういうふうに対応して、体制を組んでいかそうとしているのか。今はちょっとその辺も含めて聞かせてもらえたらなと思います。自分もこの60に近づいてくるとさ、やっぱりしんどい。夏暑いし、やろうと思っててもちょっとしんどいしな。体力的にはしんどい。でも一方で働かへんかったら評価上がらへんて言われたらやで、標準職務などやればいい。無理ですよ、どう考えたって。その辺教育委員会としてどう考えているかなと思いますし。職場実態に応じた適正に配置をする、管理運営事項やけれども、この間ちょっと係長にやあやあ言わせてもらってるけど、あんなの芝生のあるところ再任用で単数で行かされたら嫌やで。ほんまに。無理やんか。20何校。22校芝生あるとこ。
(市教委)
30校近い数は、はい。
(組合)
30校近い芝生があんねやろ。それでいうたら芝生のないとことやな、芝生のあるとこで言うたらやで、業務量的には大きく変わってきますやんか。その辺をどう考えてるねん。この間ずっと去年からも現業統一闘争の中で、最終的な上げの回答の中でやっぱり十分に精査をし、というふうな言葉がね、いろいろ出てきている。今の段階でどういうふうに十分に検証されて、どういうふうになっているのかというのを聞かせれないと。さっきの2番の項目とね、それぞれ被るようになっている。その辺のところをどういうふうにしていただけるのかなと。やっぱり自分もこの年に近づいてくる。20代、30代やったら適当にがあっといけるけど、60に近づいてくるとやで。4番の管理運営事項。
(市教委)
4番ですか。4番は労安の部分は。
(組合)
安全で安心して働ける職場を整備する労安のところやねんやろ。
(市教委)
職場の整備はですね、いわゆる昔のように高所作業とか重量物を作っていく作業とか、あとは夏の熱中症という部分もございますので、環境というところが職務を定められたときと比べると、環境というところが異なっている部分もありますので、そこについては、管理作業員の小委員会の中でも議論させていただきながら、また方向なり。標準職務の体制になってきますと、やっぱり人事担当さんを共有していかないといけないと思うんですけど、そこについては議論させていただきながら、今の現状っていうのが合ってるかどうかってとこの、検証というのをしていきたいと思います。
(組合)
本委員会で何も定義も何もしていない中で、小委員会が勝手に動くということ。だから、俺が先に言ったように、小委員会と本委員会もう一度明確にしてくださいって。
(市教委)
本委員会の。
(組合)
本来ね、本委員会でこういう問題がありますね。具体にやっぱり職務内容がこうやこうやというふうなところで、それやねんやったら現場が分かってる小委員会のほうで、いろいろと検証してもろて、ほんで、荒いやつやったら何でもいいから出してもうてやで、本委員会としてはこうやということじゃない。
(市教委)
その中に含めてですね。また、本委員会の中でもそういった、こちらのほうの現業統一闘争の中でも、ご意見があったというところもございますので。
(組合)
本委員会、労安本委員会は、そこも労使対等の立場でやりますやんか。この現業統一闘争のこの部分についても、交渉事項っていうたら対等の部分で交渉事項やから、何らかの形ださなあかんねんな。そこをちゃんと整合性を持ってやらへんかったらやで、勝手にこちら呼んでもしゃあないしな。結局、そっちに労安を覚えてもらわなあかんし。その位置づけだけをきっちりしてほしいなっていう。安全で安心して働けるようにね、お願いします。
(市教委)
次、5番の項目、管理運営事項になりますけれども、こちらのほうも説明のほうさせていただこうかなと。
(市教委)
5番の項目につきましてですね、先ほど委員長からおっしゃられたように、統括が勝手な考えで混乱しているということなんですけれども、そういった事象があれば、もちろん私のほうから指導させていただきますし、それぞれ主任については、主任の設置要綱がありますので、改めて自覚を持っていただけるように、現業管理体制の中で対応していきたいと考えております。主任に任用された後、不適切な職員であるとか、不適切な事項を繰り返すような職員、今、私としてはおられないという認識なんですけれども、ご指摘されているように、もしそういった形の方がいれば、現業管理体制の中で、主任であれば業務監理主任、業務監理主任であれば技能統括主任という形で、そこに関しましてもしっかりと現業管理体制の中で、対応していきたいというふうには考えております。
(組合)
技能統括がルールに逸脱していると、誰が指示するん。実際問題そういうふうな事例があったのか、なかったのか、そっちは確認しているのか、それだけ聞いとかなって。
(市教委)
我々としては、ないというふうに思っています。
(組合)
ないの。勝手なことしてないん、統括。こちらが聞いてんの嘘やと。
(市教委)
先日お聞きしました、先ほどの芝生の関係のところで、ちょっと意見が、統括からの指示というところで、本来ある支援業務の考え方で動けていなかったという事象は、人事のほうも把握していると聞いています。
(組合)
把握してんねやろ、把握してるんやったら把握してるって言わなあかんやん。そういうとこやろな。今回の主任でもねいろいろやってるもんね。そんなんも仕事を辞めたから、どうでもいい話やけどさ。実際問題はちゃんと1ヶ月に1回、主任会議の報告とか、きっちりされていない、できてない主任もいてはるやんか。そんなんはどうしはるん。
(市教委)
そうですね、そういった主任、業務主任があれば、現場で声を上げていただいてですね。
(組合)
現場で声を上げるって、現場でどこ、誰に声を上げる。そんなシステムないやん。人事のところでもそんなん作ってへんやん。作っててそれを使え言うんやったらなんぼでも言う。でもそのシステムがないのにどうやってせえ。統括事務所は、あの校園、校園だけに縛るけど、4人でずっとおってやで。それでええの、何も報告もされてへんし、勝手に動いて。こっちがやれ言われんかったら、そのルートっちゅうのは、ただ俺は労働組合のこの立場におるから直接係長とはそういう聞いたことをぶつけるけれども、一般の人間とかはぶつけることできへんやん。それやのにそのシステムを作るとかね、そういう考え方を示してくれへんかったら、今まで通りですやん。何も変われんですやん。問題の指摘そっちにさしてもうてますやん。それに対してそれを1個づつ潰すだけでしょ。またその出てきたらどうするん。それを現場からちゃんと統括事務所の中に、その係長の耳に入るようなシステムをやな、ちゃんと作ってくれなあかん。自主運営、自主管理って言うんやったらやで。管理運営事項で言うんであればね。この間いつも口すっぱなると言わしてもらうけども。そういうこんな細かいこと何言ってんねんってかもしれへんけれども、そういう細かいことも言われへんっていうことが管理運営事項やから。でしょ。管理運営事項。そういうもんちゃうんすか。この前から言ってるその細かいことかもしれへんけれども、業務日誌も統括はつけてない。係長に対して日々の業務の報告もされてない。というのを聞いてたらやで。一般の人間、一般の管理作業員、現場で管理されてるな、管理作業員。毎日日報書いて、管理職に提出して、きっちりやられてるよ。保護者の目、子供の目、職員の目、いろんな人の目見られて、やってんねん。何してんねんって話や。それは、現場のトップか。トップはこんなことやってる、あんなことやってるって言うんやったらやな。具体例それを示してや。丁寧に説明するって、管理運営事項で説明するって部長が言うんてはってんやから。それをちゃんと説明してくれなあかんね。やってないことが多すぎませんか。で、俺もあれやで。明日からこんな、統括がそんな日報書いてない、俺も書けへんで。だって統括、書いてないもんって言いますやん。だからさっきも言ったように、現場のトップやねんやったら、そいつらはもっときっちりガチガチに固めた上でやで。ほんで下のもん、そうしやって言うんやったら分かる。そうなってないじゃないですか。ほったらかしにしてますやん。でしょ。何してるかわからへんやん。統括4人おるし、統括3人が、一つのとこの問題があったら、いきそうになるって。何それ。そんなに暇かいう話やん。これもうちょっと後でするわ、先来てもうてるから。人事評価のところやらしてもらう。
(市教委)
すいません、こちらも管理運営事項になりますけれども、項目6番のほうですね、ご説明のほうさせていただきたいと思います。
(市教委)
評価制度の給与反映につきましては、評価結果を表示するような方向で給料へ反映することが、頑張っている職員に報いることであり、そういうことが職員のやりがいや、ひいては市民サービスと当然つながるものだと考えております。そのため、評価に対する公平、公正性、透明性、客観性、納得性のほうが重要であると認識しており、評価制度の実施に当たっては、業務監理主任が実施した観察結果と評価制度における着眼点及び評価指標を元に、各評価者が評価を行い、評価結果にしているということにしております。なお、評価制度を安定的に運用していくためには、評価者がそれぞれの役割を理解し、認識を深めることが不可欠であると考えており、一次評価者である統括主任、二次評価者である校園長に対して、説明会や研修会において、評価者目線の統一や評価者の意識向上、具体的な評価手法の取得を目指し、評価制度の理解や認識を深めるよう、理解し、周知に徹底しております。また、観察者である業務監理主任に対しては、観察の実施前には、観察における注意事項を説明するなど、人事評価制度に基づいた観察となるよう取り組みたいというふうに考えております。以上です。
(組合)
そちらの言われている、評価に対する業務原則の確保が必要と認識されているんですが、具体に申し上げないけど、一つずつ、公正、公平性、透明性、客観性、納得性それはなにやと教えてもらえませんか。
(市教委)
まず、公正、公平性というところにつきましては、管理作業員さんと一次評価、統括することで業務監理主任がつけた観察表をもとに、市内を全体的に、統一的に見ているというところで、そこで公平・公正性はあるというふうに考えております。透明性に関しましては、先ほど委員長からあった、フィードバックということで、昨年度からフィードバックはしているんですけれども、中には、きちんと見ていないご指摘も、さっきありまして、今年度、改めてですね、また業務監理主任研修のときに、毎回、年3回の観察業務のときに毎回、本人に対しては、こういうところができていた、こういうところは直したほうが、というようなフィードバックをするように、研修の場で、されております。そうすることによりまして、納得性においてもあるというふうに考えております。
(組合)
公正性でね、業監が、全所統一的にとかって言っていただいたんやけど、24業監が、ちゃんと統一できているんですか。そんなん異動した人間で言うたら、去年同じことをやってても、今年そこで変わってたら、全然違いますやん、言うていることは。
(市教委)
観察、業務監理主任さんが観察したやつを、持ち帰りと言いますか、上に統括にあげまして、そこで、内容によって、統一的に観ているというところで、異動することによるまあ、人が変わったから、その極端に評価が変わるというものではないかと。
(組合)
フィードバックしているとか、全然フィードバックされていませんけど、もう一回目の観察きたけどフィードバックなんか一個もされてませんよ。どんな研修されはったんですか。
(市教委)
業務監理主任に対しましてはですね、4月の24日にですね、統括からですね、業務監理主任に対して研修を行いまして、その中で、観察した際に、本人に対して、その都度、フィードバックを行うというふうにしてくださいということで、お伝えさせていただいてはおります。
(組合)
うん、そりゃ教育委員会として伝えているのはかまへんねんけど、現場自体そないなっていませんよと言っています。それが納得性につながるだって言うはるけど、全然納得になっていないんですよね。管理運営事項、さっきも僕言いましたけど、こういう細かいことかもしれへんけど、それは屁理屈と捉えてもしゃあない。現場実態そないなっていないということを伝えてるんで、その検証のやり方が間違っているんじゃないですかと言いたいぐらいですよね。
(市教委)
その今、委員長からもありましたんで、こちらとしては、各毎回のフィードバックを伝えているんですけども、実際はそれがまだされてない、不備があれば、改めてですね、統括を通じて、フィードバックの徹底というところですね。
(組合)
こっちとしては、あれやんな統括の、そこが、何ていうの、四原則なっていないと思っているからね。統括、統括の。業務監理が観察できて、どうのこうのとかってあるけど、校園やったらね、校園長とか、教頭とか管理職に対する、その意見的なことなら、言える部分があるじゃないですか。これ、一次評価者に対してはないですよね。観察者に対して。そういうふうに研修をされてて、現場に来て、そうやってやっているのが関わらず、なってなかったら、それ、どこに言うたらいいんですか。それこそそのシステム、さっきも言ったけど、そのシステムはできてないじゃないですか。一次評価者に対する、非評価者が一次評価者に対して、ものを言えるところが一個もないと思うんですよね。あるとすれば、開示された後の、校園長に言うてもうてやってもらうしかないじゃないですか。なんで直接一次評価者が、その質問に対して受けられへんのですか。全然納得性も客観性もないんですよ。校長に対してこうやって聞いて聞いてって言うたって、校長がほんまに言っているかどうかって、分からへんやないですか。全然客観性がないじゃないですか。
(市教委)
研修全体ほぼ毎回、観察には、内容については、伝えるということで、もちろん、その校園長もそうですし、現場の管理作業員さんのほうに対して観察結果というんですかね、観察内容については、伝えるというところにしているんですけども。
(組合)
え、待って観察結果を、校園長と面談するじゃないですか。その内容を、ちゃんと現場の管理作業員に伝えるって指示しているんですか。
(市教委)
今年、はい。今までは、3回目の観察のときに、校園長に対して、こういう観察結果でした、というところを伝えていたんですけれども。それを、今、行っている年3回。3回とも、校園長と、本人に対して、フィードバック、観察の内容を伝えるということで、やっていただいている。
(組合)
なってないな。どないやねん。だから、そちらがやっている、やっている、こっちはやってて、それはまあ堂々巡りなんでしょうけど、だから、一向にこの4原則というのは、全体を均等しないんですよね。だから、差が開いていくばかりですよ。聞けば聞くほどね。そちらは、そういうふうに、研修やられていると言われているんやけど、やられている内容は、現場とは全然かけ離れてるから、なんとも言い難いですよね。そんな、そんなん聞くと、なんでそんなやつに評価されるのか。
(市教委)
ちょっと僕よく分かってない。昨年度からの変更点として、これまで3回目のフィードバックのときに、校長と本人に対して、観察者のほうからフィードバックをしてたけれども、今年度入ってから、観察3回あるので、1回目、2回目、3回目、その都度、昨年度より2回、本人に対するフィードバックを増やしている。そこの通知文、そういった、研修の資料、学校には伝わっているのでしょうか。
(市教委)
学校にも伝わっております。
(市教委)
評価の通知をした、今年度の評価の通知を。業監に対する、その研修資料の中にも、今年度から2回目の観察において。
(市教委)
してねと、資料を基にした、口頭での例があります。
(組合)
結局今言われて、3回フィードバックに変わったとか、変わっているじゃないですか、中身が。そういうのは、現場の人間は知らないですよね。知ってます。手引きの中にも書かれてます。4月1日から評価期間やのに、4月1日に手元に届かへんっちゅうのは逆になんなんですか。変わってんやったらそこ書かなあかんのちゃいます、今日ちょっと俺持ってきてないからあれやけど、年3回の業監の観察とか1枚もん出てたけど、その中でフィードバックをちゃんとしますとか書かれてました。
(市教委)
今回、大きな具体的な記載はなかったと思います。
(組合)
そういうことなんですよ。それは業監だけしか知らないじゃないですか。業監は聞いたから、だからそれを、それが合うてるのか間違っているのかっていうのは、聞いて初めて分かるだけであって、僕はこの立場におるから聞けるだけであってね、一般の人間に聞けませんよ。だからその辺は問題ありますよね。そんなんだけでも問題ありますやん。そんな問題のあるなんで人事評価が金に関わっているということですからね。だからやってますよ。確かにやってはるんでしょう。いろいろとね。やってはんねんけど、それは現場に、全然降りてきてないってことですよ。本来そういうふうに業監が去年と変わっているんやったら、今年の観察の部分についてはね、口頭で言われたって言うんやったら、その評価測った本人に対して、今年からこういうふうな制度に変わっているから、ちゃんと説明させてもらいますねとか、いう部分が必要でしょう。それないじゃないですか。もう一回やってんのに。だからそれ自体問題ですよね。正しくないですよね。管理運営事項やろ。
(市教委)
確かに通知の中にはなかったんですけれども、本人へのフィードバックというところをご指摘がございましたので。
(組合)
それはここの話ですやんかって言うてる。だから現場レベルではそうなってないでしょって。それを一般の人間がどう納得、客観が見られるんですかって。全然公平、公正ちゃいますやん。それで言うたら、俺は3回フィードバック、この3人をフィードバック3回あるんで聞きますわ。他の人聞いてないんですよ。それで公正、公平なんですか。聞ける立場におるからっていうので。
(市教委)
この場でこういう説明を聞けない方っておられるのは、もちろんこういった交渉の場、今回の評価については説明の場ですので、情報を提供するというところについての、もちろんそこの公平。
(組合)
だから分かってる。だから言うてるやん。知ってるもんと知らんもんで、公正、公平、納得性の中でズレますよっていうことやねん。
(市教委)
そこはやはり、通知の中でちょっと私も確認できてないんですけど、どう記載されて いるのかという部分と、業界に対してどういうふうに指示を、研修の中でどう指示を下ろしていったのかというところについては、改めて確認。
(組合)
ここで校長、業監の研修、統括の研修と、校園長の研修って日にちはよう似てるんですか。だからその観察3回の、ずっとフィードバックするっていうのは、校園長は知ってると思ってるんですか。
(市教委)
今年の校園長に対しての評価者研修につきましては、昨年までは教育センターのほうで、対面で開催しておったんですけれども、今年度につきましては、イーラーニングのような、動画配信という形で行っております。期間としましては、4月26から5月17ということで、業務監理主任の研修と同じような4月に実施しております。
(組合)
その校長に対するイーラーニングの中で、今おっしゃっていただいたね、3回の観察のときに、ちゃんとフィードバック、校長にしますよとかいうのは言っているんですか。一般の人間にもそういうことになりますだからそこが制度の変更点です、運用の変更点ですし、そういう研修になっているんですね。
(市教委)
観察の目視というところまで、目視じゃない、フィードバックというところは今回から入って。
(組合)
だから大きな目玉みたいにおっしゃられたけどね、一個も現場でなっていませんよいうことやな。ちゃいますよ、そっちに聞いても知らない、今出てきてくれてんねんやからあれやけど、そっちがきっちり答えてくれはったけど丁寧に説明してもらわなあかんでな、そういうことについて。なんでそういうことになっているのか。現場としてはそういうことになっていませんよ。
(市教委)
はい。あらためて確認。
(組合)
いやいやもう始まっているからね。4月1月からもう2ヶ月も経ってますけどね。日程だけが早々に決まるじゃないですか、7月8月2回目です、10月11月にはもう3回目ですとか。12月から3月までの間はもう見に来ないんですよ、観察。その回数がうんぬんかんぬんはまあ、毎年毎年意見として言わせてもらっているけどね、それも一切変わらへんし。その3回目が終わった後の3ヶ月間どないせいちゅう話ですやん。だって人事評価の期間が1年間なんでしょ。
(市教委)
期間は一年間です。
(組合)
4月の1日からその手引きもない、変わった説明もない、3回目終わった後の年明けてからの3月までの期間ももう来ない、それで評価されるんやで。ここの4原則どれを取ってどうやねんって話やん。管理運営事項であんねやったらこの感じ、それもたつくのもあかんねんな。俺から言うたら。去年とおんなじ事言うて、何も変わってませんやん。ほんまに言うたら一言一句変わってない。技能統括主任から観察のこの技能統括主任が抜けただけ。今見てたけど。
(市教委)
ちょっと改めまして、またフィードバックのところの確認はさせていただいて、またお伝えさせていただきたいなと思うんですけど。
(組合)
いやいやいや、今日小委員会交渉やからな、その分きっちりだしてもらわなあかんこの時点で、どうすんねんって、なってない奴をどうすんねんってのはやってもらわなあかんのちゃうかい。交渉ちゃうけどもそちらがそういうふうにやってるやってるって言うてて現場自体なってないんねんから、早急に対応せなあかんのちゃうんかいな。
(市教委)
そこはもちろんそういった対応になってないのであれば。是正しないといけない。
(組合)
だからどうすんねんって話やんか。ここはじゃないやん。きっちり型はめとかなあかんのちゃうの。係長。それまとめ入ったらあかん。
(市教委)
まとめると言いますか、まだ再度確認をさせていただかないといけない。
(組合)
何を確認すんねん。
(市教委)
どういう下ろし方をしてたのかっていう部分。
(組合)
今から行って来たらええやん。次やんねんな。次も出てきてくれはんやな。
(市教委)
こういった小委員会交渉の場ではないかもしれないですけど説明をちゃんと改めてさせていただきたいなと。
(組合)
いつもそれで逃げるやんか。いっこも出てけえへんやんか人事評価のところの。
(市教委)
今のそのフィードバックの部分についてはしっかり説明させていただければなと。
(組合)
まだあるでな。まだこっち、この前言うてるやつ全然聞いてないからまだあるで。
(組合)
関連したフィードバックの流れで、結局一次評価が最終付けた数字に対してのフィードバックというのはまずないちゅうことはずっとこれ以前から言わせてもらっていること。その3回の見に来ていただいてどういうフィードバックをするのか、ちょっとある意味クエスチョンなんですけど数字に対して最終一次評価でついた数字、去年は3.5でした今年は3でした仕事は全く変えてません、じゃあなんでこれが0.5の差があるのかというのがそれが結局我々が知りたい。3から3.5に上がりました0.5上がったらどこを努力した、どこをそういうふうに見てくれた、ていうのが結局レベルアップ全体のレベルアップにつながるんじゃないかなと僕は考えているんです。要は数字、一次評価の付けた人がどういう根拠を持って付けたのかていうのはこれは絶対大事にしたいのでこの業監のフィードバックがオッケイというのは僕は正直思わない。最後までちゃんと一次評価まで数字つけた人間まできっちりフィードバックしていただけるような制度にやっぱりしていただけないと納得性というのは出てこないというに思います。それともう1点。これも毎回です。教育長の調整が必ず入ってきます。現場を一番見ている管理職、やっぱり二次評価ですよね。が付けた数字を何の根拠もなく数字を落としてくると。それに対してなぜ落としたかというのを教育長の調整では一切ないと、だから評価されるもんと、どのように、管理職は現場は評価してもらってます、でも委員会が評価してくれへんのであれば、なにをどうもってやればその数字になるのか、納得していただけるのか教育長調整ですよね。下げてきてもらうんは別に結構なんです。それに対する根拠がなければ二次評価が付けている人も僕らに対して指導することなんかまずできないですよね、ですよね。と思いませんか。
(市教委)
いまその二次評価者校長、一次評価追加評価という意味で当然その校長しか分からないことございますので、こっちとしましては二次評価者にあたる校長から評価ポイントということで提出いただきまして、それを事務局の内容を確認させていただきまして最終の調整ということにさせていただいていると。その根拠がですね、言っている根拠がそこまで条件を満たしていない場合であれば、確かにおっしゃられたように上がらないというところがあるかと。
(組合)
結局二次評価者の作文の書き方。作文言うたらおかしいですよね。書き方によって教育長の調整というのは変わってくるということなんですよね。
(市教委)
書き方といいますかその事実を書いていただいたら。
(組合)
みんな事実を書いているでしょう。それは間違いないと思いますよ。
(市教委)
その内容が例えば期待レベルを超えているのか、他の職員の模範なのかそのところですよね、それは校長が書いた内容というのをこちらのほうで確認した上で最終調整ということでさせていただいています。
(組合)
そのフィードバックも僕は絶対いると思うんです。やっぱり働く人の公平性、透明性も元かっと思ったら何度落としてきたんやというのは校長が二次評価者が僕らに対してごめんなさい数字落とされましたわというようなそんな状況で絶対レベルアップなんか僕はしないと思います。評価制度自体が本当に機能しているかというのが疑問で仕方ないです。もう一点、今回4、5、区分おられましたか。
(市教委)
4区分は、はい。いってました。
(組合)
3.0以下いうことですね。
(市教委)
4区分ですね。はい。
(組合)
ですね。
(市教委)
いました。
(組合)
それと一次評価者が校園で言うたら3人で今評価つけれられていると思うんですけども、その評価つけている数字が3人とも平均化しているのかというのがすごく疑問なんです。誰かが高くつけてて極端に言うと1人の人が3.5平均につけている、1人の統括が3.25平均つけているとなるとそこでもう平均格差が出てきますよね。そういうことが起きていないのか起きているのか、起きていないのか。
(市教委)
そうですね統括の点数につきましては先ほど申し上げた観察表を基につけておりますので、人によって高い低いというのはないということに。
(組合)
受け取り方は多分3者3様ちゃんと同じ意識を持ってやられているとは思うんですけども、それぞれ個性があると思うので、そこで数字の格差が出てきたこれ非常に問題があると思うんです。その辺はやっぱりきっちり評価される側としては見ていっていただきたい。これは人事、人事は関係ないかな。統括によって差があったらこれ絶対。
(市教委)
評価の統一した。
(組合)
このへんは数字できっちり出てくると思うので一回調べていただいてもいいのかなとは思いますけどね。お金に絡むことなんでね。
(組合)
いいですかもう一点だけ。人材育成を主眼とするフィードバックを業務監理主任に研修しているというのをどういう研修してるっていうのを知りたいんですけど。そういうのは教えてもらえないんですか、フィードバックはどういうふうに業監が理解する研修されているのかなっていう。フィードバックの意味は何を目的としてフィードバックなのかなっていう。
(市教委)
観察でですね行ったとき、各観察会の結果をその行ったところの各職員にフィードバック、その都度行っている。
(組合)
フィードバックはアバウトな表現やから項目ごとに一つ一つ改善するように。
(市教委)
そうですね。その観察者が見て例えばこういうところができていたから継続してできるようにとかあるいはこういうところができていなかったので次までには改善。そうですね。
(組合)
ていうところを一つ一つ項目に応じて。
(市教委)
本人に伝える。
(組合)
フィードバックの結果としてその良かれってフィードバックされなかったということは全てあるっていうことですね。
(市教委)
全員の方にフィードバックはしていただいていると思っているんですけども。
(組合)
フィードバックが入っていることはマルっていう、すべてにおいてマル。平均以上ですって形ですよね。
(市教委)
内容が伝えれていない場合っていうのはわからないですけど。
(組合)
ですけど、というような認識でいいんでしょうね。
(市教委)
基本的には良かったところも悪かったところも含めて本人に伝えるというところでフィードバック。
(組合)
良かった点もちゃんと伝えるっていう目的でされている。良かった点がなかったっていうもんやから認識もできるわけですね。
(市教委)
良かった点、悪かった点ともにということでは。
(組合)
それやったら3点平均とかで。
(市教委)
その時点で点数というのはまだ確定はしてないですけども。
(組合)
評価点数は付けてるに決まってるでしょ。その時点で3。
(市教委)
できてても伝えるというふうにはしてるんですけど。
(組合)
伝える。できてますよと。
(市教委)
残りできています。伝えるようにという。
(組合)
フィードバックをして人材育成をしていくように本人のやる気を出させるように進めてくださいという研修をされている。ということは、フィードバックされた業務監理の観察表のもとに何もないということはどういう認識で。
(市教委)
そこはできてても、できていないところも繰り返しになるんですけど。
(組合)
そこをちゃんとできているかできていないかというのを、そちらをやらせて知っているっていう話やからできていないっていうんであれば、結果ができていないのであればそれが何もなかったときには我々としたらできている。
(市教委)
そこはちょっとわからないですけど。
(市教委)
そのできてるっていう部分をフィードバックするっていう、ダメなところだけを伝える、改善するようにということではなくてこういったところが優れていたとかっていう部分ももちろんフィードバックでご本人のやる気をうながすというか、そういった意味も込めての人材育成っていうところで考えているという部分があるかと思いますので、大変申し訳ないですけどフィードバックのところは先にさせていただきます。
(組合)
今年のまだまだ先になる話ですけど、校長と面談開示された後に校長が、一次評価者より点数を上げたらあかんねんという言葉出ませんよね。
(市教委)
うちとしては上げたらあかん、昨年度もそういった。
(組合)
なんでそういうふうな言葉が出てくんねん。そんな研修されているんですか。あれ校長に対しての研修というのは統括がするんですか。
(市教委)
いや、評価者研修はこちらの事務局。
(組合)
事務局がやる。
(市教委)
はい。ただその一次評価の点数から上げてはいけないとかそういったことは一切言っていないので。
(組合)
結局、人事評価の部分も業務に関わることもね、学校園とか地域とか現場しか分からへん部分があるじゃないですか、あそこも何か3しかあかんみたいな縛りがかかったし、みたいなね。
(市教委)
そういう縛りはしてはいないですね。
(組合)
なんか縛りしていなかった。
(組合)
3以上は付けるなっていう項目はありません。
(組合)
1個なんか増えたじゃないですか。
(市教委)
注意事項やったかな、1、2は入れるけど3以上は付けるな。
(組合)
それどういうことやったんですか。3が満点というのは。
(市教委)
そっちとしたら当然個々の評価というのは絶対評価としていただくので、その例えば3以上はダメとか。
(組合)
その項目だけ3縛りやったんちゃうん。なんでそれだけ縛り、市民志向みたいなできて当たり前という認識やからそれ以上はないという。
(市教委)
3縛りというのは。
(組合)
一番下の。
(市教委)
勤務態度、規律性ですかね。あちらは3点満点ですね。
(組合)
それやったら全部3点満点にしたらいいじゃないですか。
(市教委)
そこはあの本市の市長部局と合わせてるところでして。
(組合)
なんで、教育委員会は第三者機関だから別に市町部局に合わす必要ないじゃないですか。そもそも論言うて申し訳ないけど。ないんですよね。校長からね、そういうことね。
(市教委)
うちのほうからはそういった一次評価から上げるなとか、変えられへんというようなことは一切言うていない。
(組合)
それだけで。言うてからまた考えます。言われてからまた考えます。いやでも、往々にしてありますよ。その発言は。
(市教委)
先ほど委員長とも仰っていたように学校でしか分からない地域との交流であったりとか、業務というのはやはり校長しか分からない。そこは先ほども申し上げました評価根拠シートですね、それを校長先生から出していただいて内容を確認ということで、当然それが認められるといいますか、評価に値するとなった場合には当然校長の点数が採用されるということですので、決してその一次評価が絶対という縛りはうちのほうではしてないです。
(組合)
その根拠を認めるのがまた一次評価ですよね。違いましたか、二次評価が出したのを提出するところは統括評価のところ。
(市教委)
いや、それはうちらの事務局のほうで中身は全て見させていただいています。
(組合)
統括が付けた点より校長が上のやつで、何でこの点数を付けたかっていう文章は事務局に。
(市教委)
校長からはそうです、はい。
(組合)
校長から。さっきの含め、校長には校長面談あって、いろんな具体の話はして開示された後でもこういう点数でしたとか、そこで話はできひんねんけどさっきも言ったように一次評価者と観察者に対してもそこがないねん。何でそこがないんやろって、前から言ってんねん。この一次評価の点数が下がっていて、なんで下がってんねんって聞こうとしたら一次評価者に聞かれへんねん。それは校長開示じゃないと聞かせてもらわれへん、そのシステムよう分からへんねん。何でそういうシステムなん。統括3人しかおらへんから全部が出られたらごちゃごちゃなるからとかか。
(市教委)
今の体制といいますか、でいきますと一旦は校長先生に聞いていただいて。
(組合)
それやねんやったら一次評価の点なんか興味ないでしょ。二次評価でそれでいってくれたらよろしいやんって思うやんか。わざわざかまさんでよろしいやん。
(市教委)
そこは現場を周知しておられる技能統括が一次評価、過去には教頭をやったと聞いているんですけれどもそこを技能統括に変えたのがやはりその現場を知っておられる方がまず一次評価ということで、二次評価は校長ということで聞いています。
(組合)
現場をどう知っているんですかね、統括さんはね。言うてもせえへんし見に来てんやったら学校の建て方なり、地域性とか子供の数とか敷地面積とか色んなことを全部網羅して分かってはるのかな。今まで観察者の人間なんかでも学校の学校運営のなんやかんやくれとか言うたやつ一人もおれへん。ただ仕事やってるかやってないかだけ。だから前からずっと言うてんねん。草がこんなに伸びてて、草生えてまんなあっていう話になるんですよ。真っ当なことをおっしゃっていただくのは確かにそうかもしれへんけど、レベルとしてはそないになってませんよ。学校によっちゃそれぞれ全然違うんよ、行政区のときもちゃうし。ほんま、ドーナツの真ん中のところやったらそうかもしれへんけど端のほうとかなっていったりとかしてたら学校なんかでも全然やることちゃう。それを統括なに分かってんやろって感じ。全部回ってもしてない。だから根拠としては乏しいんですよ、ほんまにずっと3人でね、手分けして全部の学校回ってどういう状況や地域はこういうもんやった、どうやこうやとかって全部分かった上でそれ言うんやったらそうでんなってなってくるけどそれこそ納得いかん。そういうもともとのある分がないのに、とってつけてそうって言われたって無理ですよ。やっぱりそこはね、そういういろんな昔からのそんなものがあって、それ上がれへんかったら給料上がれへんとかってなってしもうてるから、そこはやっぱ必死になりますよ。これ別に金かかれへんやない関係ないねん。ただ単に評価だけ言うて、点数低かったらモチベーション下がりますけどね。点にはりついてるやつで言うたらやっぱ一時金にやっぱ跳ね返ってくるんやから、だから言うてるように一次評価、一次評価の点つけたそいつの責任、それをもとにつくった観察者の責任、言ってるように調整かけられた調整者の責任、これは絶対3つは必要ですわ。校園長もそうやけど校園長は直接しゃべれるシステムがあるからまだ、まだいいけど、なんでそういうことを全部しないんですか。邪魔臭いんですか。統括にしゃべらせたら何かあるんですか。
(市教委)
それはないです。
(組合)
ないでしょ。ないんやったらやっぱり、もうちょっとその何もこれ人事評価が言うてもう何年経ちます。10年以上、もっとたくさん。
(市教委)
結構な年数。
(組合)
2010か、ただ変わったのはそれ一番大きな目玉はあれですやんか。教頭から統括に変わったそれが一番大きな目玉じゃないですか。変わったっていうたら、パッと分かる。細かなマイナーチェンジみたいなところがある、ちょこちょこやったらね。だから今回の制度ね3.0でやったら3区分か、そこの部分に言うたらそこにほりこんどったら文句でえへんやろっていう考え方かもしれへんけど。
(市教委)
そこはあれですね、市の市長部局の変更に合わせてというところで。
(組合)
良いとこ合わせてくれてええけどね。この話はもう多分ずっとそれ無くなるこっちは無くなる、やめろやめろ、そっちはやるやるしかないんやし。
(組合)
絶対評価から相対評価に置き換えるていういうことがある限りは、この問題というのは必ず出てくるだろうと。
(組合)
異動した先でね、異動した先で新たにこいつが見たところの部分で言うと、その業監とかの話もなんもできてない中やから、絶対自分の自己評価より高いはずなんですよ。だから絶対乖離するでしょ、その説明が一切ないのがそういう。フィードバック、フィードバックもずっと言うてもうてんやけどやっぱその制度に係る中身の部分についても全然説明がない。どっちがせなあかんねんな。それは校長がするんかいな。
(市教委)
本人への説明というか。
(組合)
4月1日時点の人事評価っちゅうのはこういうものですっていうの本来誰がするべきなん。
(市教委)
被評価者研修というのも行うんですけども、全体的な評価制度については4月とかに通知出してますので校長のほうからも伝えてもらえたらと。
(組合)
伝えてもらったらじゃなく、それはちゃんと明確にしとかなあかんのちゃうんすか。それで言うねんやったら、観察者の説明はせえへんわ、校長も説明せえへんわ、なんやねんって感じ。うちらなんかでいつも校長がイーラーニング見てなんやかんやで人事評価を考慮するみたいな項目スキップかなんかで入れてたけど本来それでいいんですか。見とけって。
(市教委)
評価者への説明というのは、今年イーラーニングで研修をしたというところで、そこからどうやって下ろしていくかというところです。
(組合)
それはほんならもう校長判断ですね。委員会としてはそういうイーラーニングで研修をしました、あとは現場でお前がやれよ、どういう出し方しようが知らんでってことなんでしょ。手引きも渡さない。今年の変わったところも説明しない、わしはイーラーニング見たんやからスキップとかあって文章作ってお前個人メールに入れとくで、それで終わり。ほんならそれが正しいんですか。それじゃ正しい正しくないと言われへん。問題点やっぱり大きくありますよ。そちらのほうがいろいろやられた部分をこうやってますああやってますということについて一言一言やっぱそれはね。問題としてこっちはそう思いますけど。だから管理運営事項やねんからそういうところをきっちり答えてもらわないといけないですね。本来、この場に出てきていただけるのであるなら。
(市教委)
時間のほうも。ちょっとまた評価のフィードバックのほう繰り返しになりますけど、またあらためて。次、項目の7番になりますけれどもシステムの関係というところで、冒頭、委員長のほうから事務所のほう台数であったりというところの言及もあったと思うんですけどもそのあたりを説明させていただきます。
(組合)
営繕、パソコンの範囲につきましてはですね、学校運営支援センターのほう、確認しまして、管理作業員、給食調理員で使用する端末ということは配備されているというふうに聞いております。営繕、サービスセンターにつきましてもですね、端末のほうが配備されており、おおむね4人に1台ということで配備されておりまして、給食調理員が民間委託されていない学校、給食調理員と管理作業員で使用する学校園の、学校園と同じ人数比率は満たしているというところになっていますね。
(組合)
事務所見に行ったん。
(市教委)
見に行きました。ちゃんと気をよく使えるようになってます。
(組合)
なってる。
(市教委)
はい。
(組合)
他のところも、他の校園。そのシステムとセンターに問い合わせたけど、そこは出しましたって言うてはるやん。ちゃんとそれが稼働できるようになってるんかっていう話。
(市教委)
なっていると。
(組合)
ちゃんと動いている動いているかちゃんと、1人1台という管理作業員と給食調理員に1台。
(市教委)
使える環境には。
(組合)
いうことはセンターのほうから聞いたってことやんな。それは全部見に行けっていうのはあれやけど、だからそういうのをね、係長はセンターからそういうふうに聞いてもうたらええし、実情そないなってるかなっていないかっちゅうのは調べることがでけへんやん、係長として。それやねんやったら現管使ってね、主任会議の報告のときにでもね、使えてますか使えてませんかとかどういう環境ですか、それこそ目視してあげたらええんちゃうの。すぐ分かるやん。どういうネット環境がいけてんのかどうかとか、そこで使ってんのか、職員室に置いてあんのかとか、言うてる今年の夏その検証したいということを聞いてるけどな、それに対してやで、どういうふうな場所でできんねんとかこっち持ってきたら管理作業員室の中でも見れるよとかいうのをやったらよろしいやん。動かせばええやん。だって毎月1回行くんやから、主任は報告。
(市教委)
そうですね。それは、はい。現業管理体制の中で改めて確認のほうもしてみたいと思います。
(組合)
確認せんでええねん。そんな自分こういうふうにせえって言うたら持ち物やねんからやってくれたらええねやん。それ一番早いやん。先もって先もって準備しとかなあかんでって言うてんねん。俺は別にそのごちゃごちゃしたら面白いなと思っている。現場が混乱すればね、逆にそうやろって言えるけれど、そんなんなって現場困るのは一番嫌やから先もって先もってそういう状況を確認しとけばどうですかって言っている。
(市教委)
はいそこは現業管理体制で、できるように改めて。
(組合)
どういう状況か調べたらすぐやんそんなん、お願いします。
(市教委)
次8番ですけれどもこちらのほうにつきましては私のほうから説明をさせていただきたいと思います。大規模災害、災害発生時のところでございますけれども、こちらは例年も回答させていただいていますけど、マニュアルのほうで全教職員に役割分担を明記し、周知して、災害発生時には作業員も含めた教職員の力ができるような基礎の体制、対策の持分に務めてるというところでございます。
時間のほうもございますので、次の9番のところを引き続きになりますけれども、差別があったのかなかったのかというところを委員長のほうからご発言ありましたけれども、我々人事とも含めましてですね差別のほうがあったというような事象は把握していないところでありますけれども、こちらの要求の主旨についてはですね、極めて重要なことであると認識しておりまして、学校園については様々な職種の方々も勤務されていますので、児童生徒への教育活動を充実するためにも、役割を担われているところであると考えております。とりわけ制度の廃止とか改善にあたってはですね賃金勤務労働条件と向上に関する事項につきましても本市全体の動向をみながら制度によって交渉していきたいというふうに思います。先ほど委員長のほうからも現管のところでまた改めてていうところはあったかとは思うんですけどもそちらは。
(組合)
差別のやつってあれやろ、南大江から電話一本入ってるやろ。
(市教委)
南大江。
(組合)
職業差別。
(市教委)
人事のほうにですか。
(組合)
どっちどっか入ってる。それは後で言うんで。
(市教委)
わかりました、ちょっと給与厚生ほうで確認はしておりません。
(組合)
ええ、まあまあ、現業管理体制はまた別でええやろ。
(市教委)
よろしいですか。
(組合)
長なんで。何言おうとしたん。もうあれちゃうん、ええの。
(市教委)
評価。フィードバック。
(組合)
出てもらわんでええんか言うてんねん。現管のやつも聞いてもらうんか言うてねん。
(市教委)
ちょっとフィードバックのところってすぐ確認できます。
(市教委)
資料とか。
(市教委)
現管、業監の研修の資料とか。
(市教委)
そうですね、業監研修資料とその通知ですかね。
(市教委)
もし確認できるのでしたら今日もう返しても。ちょっと一旦中断しても。
(市教委)
研修資料と通知ですね。
(市教委)
ちょっとフィードバックのところを確認していただけますんで。
(組合)
いや、別にあれやで、また今度具体にちゃんと説明してくれんねやったらそれに慌てんでもええから。
(市教委)
よろしいですか。
(組合)
ちゃんとその資料のどうのこうの言うたけど、言うたんかちょっとわからへんけど、どういう研修されてたのか、研修資料ももしもらえんやったら近いうちでそのときに合わせてきっちりしてくれはったらええんちゃうん。
(市教委)
わかりました。はい、具体的に業監に対してどんな研修をしたのか、そのときの研修資料。
(組合)
もしもらえんねやったら。
(市教委)
今年度からのその改正点でフィードバックを1回目、2回目するというところが分かると。改めて説明したい。
(組合)
その業監のフィードバックが口頭では伝えてはんねんけど、文章的にできてないんやったら、言うたら次のように今後ねどういうふうな目標でもかまへんけどやな、やろうとしてるのにその現場がなってないということが分かってるんやからどうすんねんくらいまでは欲しいよね。まだ2回3回まだあるからね。
(市教委)
一旦評価のほうは退席させてもらうということで。
(組合)
お願いいたします。
(市教委)
あのさっきの統括。
(組合)
ああ、統括逸脱してるやろっていうねん。え、その話。なんの話。もう分からん、高齢やから。忘れんでって。何のやつ。自分で言うてても忘れてる。覚えてる。
(組合)
森之宮のやつじゃないですか。
(組合)
これと現業関係ない言おうとした。じゃあ森之宮自分あれやんか、俺この前事務所来てくれたときにやな。
(市教委)
はい。
(組合)
どんな細かいことも含めてやな、ちょっとその現管に連絡するのと同時期か別に後でも先でも構へんけど、細かいこと含めて連絡頂戴なって俺言うたよな。頭下げたよ。ほんなら今回なんやねん芝生のやつ。城東だけなんか文書流して、違うやん俺前会うときなんて言うた。他の所から買ってきてブッサイクなことすんの嫌やから申し訳ないけどお願いします言うたな。またぞろそないなことになってるやんけ。城東だけまたあれやろ城東だけ主任緊急に集めて主任会議やって、そのときにこの事については城東区だけやから一切他言無用やとか落としまでしてんやろ。
(市教委)
いや、それはしてない。
(組合)
しゃべってもええと言うたんかいな、城東の主任とかに。
(市教委)
それははい。
(組合)
だからおりてくんねんやんけ。だからなんでそんなことしたんや。あれするんやったらそこだけにするって言うたか。なんで先にな、だってもう来週か再来週にやる統括業監会議あんねやろ。だからあそこであれやんけ、城東区のあそこの部分についてはやで、芝生が一番でかいから、やっぱり支援業務とかなんやかんやとかやるんにあたってやな、回数とかいろいろ今後調べていかなあかんことがあるから、モデル校にすんねんとか下ろしたうえでやるんちゃうの。もう先走るんかいな。あの文章出して。
(市教委)
その城東区、森之宮小学校のほうに私と統括で説明行ったときに、6月からそういう体制にしたいということでお話させてもらって、ちょっと校長に意見も聞きながら対応させてもらったんですけども、一応地域が芝生の手入れするっていう話とかも統括と現場の管理作業員さんとお話しまして、できるだけ早いほうがいいかなと思いまして先にちょっと出させてもらったんですけども、統括業監会議、来週あるんですけど今委員長おっしゃられたようにそこの一番大きな芝生。森之宮小学校ということでちょっと先にも城東区内には周知はしてるところですけど今後データ収集等させてもらって来年度からと正式的に市場取り扱いできるような方向で進めていきたいというような説明をちょっとさせてもらおうというふうにしてました。
(組合)
順番逆ちゃうんかい。やってくれるのはありがたい、ありがたいのはもっと早く来れば。
(市教委)
現場を急ぐあまり順番は逆になってしまった。
(組合)
どんなあれ、一切の連絡も無しでやで、なんやねん。あれだけ頼んだやんけ。そうやって他のところの行政部の人間からかかってきてどうしたらいい、そんなんも知らんのですかって言われるのが嫌やと俺言うたよな。なんでそんなんしてくれへんねん。なんでほかから文章もうて、どうやこうやってならなあかんの、あの文章もなんか変な感じやな管理作業員がなんや、芝生業務とかって決められてるみたいな書き方やったけど、なんやあれ。芝生業務あれやろ、管理作業員に流れるもんちゃうやろ、学校での取扱いとちゃうんか。
(市教委)
そうです。
(組合)
こっちに過剰がかかりすぎ比重がかかりすぎてるってことやろ。この文章はだれが作った。自分の名前出てたけど。
(市教委)
私、委員会のほうで作らせてもらいます。
(組合)
よくわからん。管理作業員の芝生、芝生整備業務に関して、あたかも管理作業員がするみたいな、ちゃうやろ芝生、学校全体の取り扱いちゃうんかい。管理作業員のやつがするもんちゃうやろがい。なんで書き方すんねん。もう一回言いときますけど、お願いしますけど、現管通してやるやつも含めて別にそれはええ悪いは別にしてね、どっちが先に、向こうが先に電話していいやんか。電話先して切った後に電話ちょうだいや。こういうのしてますよ、何回何回言わなあかんねん、何回頭擦りつけたらやってくれんのか。そういうブッサイクなこと嫌やからって言ってるやん。芝生の問題なんだけど別に否定するもんちゃうやん、うちはさっさとやってくれと思ってるよ。そうやけどやるにあたってはそんなもんな、なんで城東だけさっきやねんとかそんなことになったら嫌やからまず全体にこういうふうな主旨でやんねん、それがモデル校として城東の森之宮やっただけの話でな、それをだから統括業監会議でなんで言わずにやな、城東区だけすますねん、中途半端な。先早よやりたかったの、やりたかったんやろうけど業監怒ってんで。なんでそこだけやんねん。また勝手に統括、統括が勝手にやってるわってなるやん。で、ましてや森之宮の管理作業員がまたやあやあ言ってるやん、そういう流れになるのが嫌やからって言ってるやん。下ろすんやったら下ろすでモデル校の言う事で全面的にやるって言う事でまず下ろしくれって言うたやん、ちゃうんかい、今後そうやで、やるのにやってくれたらええやんか。俺別に現管がや言うてるけど、現場は困ってんねんから現管使うのが一番ベストでしょと思う。自分のとこ金出してくれへんねんから。人出してくれたらええやんか、現管。そやろ俺もその日、さっきも言うたけど統括の肩書きもってな、やあやあするのもうやったらええって、統括やったらやったらええやんそれなんぼ否定せえへんやん。正しい事を正しいようにやれよ。誰が見ても統括こんだけやってくれたんやなって思えるならやったってくれや。だから前も言うたやん、手のひらにバーっとやらせてくれちゃうんか言うて。ちゃうんやな、自分がそういうふうに発信したんやな。こうこうここでやります、それやったらええやん。向こうの統括が早よして早よして言うたんちゃうやんな。
(市教委)
じゃないです。
(組合)
了解です。今後からそれは頼みますよ。
(組合)
さっきの趣旨、それをまた統括の会議で説明されると。
(市教委)
はい、します。
(組合)
それもちょっとお願いしとったんですけど、単数校予算で動けるっていうのをそれも何らかの形で、おろしてください。それも校園のほうですね。20数校、全部に落としたほうがいいとは思いますけど。
(市教委)
そこの説明の中で単数配置の予算も活用できるということを合わせてやらせてもらいたい。
(組合)
みんな絶対使えないと思ってると思うんですけど。
(市教委)
要求項目の内容と今のところちょっと個別の項目になりましたけれども先ほどの人事考課のところの説明もまた改めてさせていただくということで、本日の小委員会交渉については時間になりますので、終わらせていただきまして本日ご説明させていただいた内容につきましてはお持ち帰りいただいて、引き続き第2次交渉ゾーンにおいて協力してまいりたいと。第2回、次回の小委員会交渉の日時につきましては6月20日木曜日の本日と同じく15時半を予定しておりますので、よろしくお願いいたします。本日はどうもありがとうございました。

令和6年6月20日(木曜日)

大阪市学校職員労働組合との第2回小委員会交渉の議事録

(市教委)
さる5月9日に、大阪市学校職員労働組合の皆様方から申し入れのありました、「2024自治労現業・公企統一闘争に関する要求書」につきましては、局内の関係所管部署との調整を行いつつ、小委員会交渉等を重ねながら、鋭意検討し、努力して参ったところでございます。本日は、現時点における認識をお示しさせていただきます。
交渉項目につきましては、教育委員会として、局内の関係所管部署と連携を図り、大阪市学校職員労働組合の皆さまと誠意をもって引き続き交渉を行ってまいりたいと考えております。
労使関係につきましては、良好な労使関係を構築していくためには、労働基準法などの関係諸法令や本市の条例等について、労使対等の立場で双方が遵守していくことが必要であると認識しており、大阪市労使関係に関する条例第3条並びに平成25年3月22日に双方で合意しました「確認書」に基づく交渉事項につきましては、労使合意に向けた十分な期間の確保に努めるとともに、誠意をもって交渉してまいりたいと存じます。
管理作業員の勤務労働条件につきましては、平成19年5月16日付け教委校(全)第19号「管理作業員の標準的な職務内容について」におきまして、通知させていただいております。
要員確保につきましては、厳しい財政状況や他都市の状況と比較・検討した結果、さらなる見直しを求められていることから、学校園につきましては1名を基本とした単数配置への見直しに順次着手しております。1名配置とした時の職務内容につきましては、令和6年3月12日付け事務連絡「管理作業員の単数配置に伴う学校環境整備業務について」におきまして、管理作業員が配置されている全校園に通知しております。
教育委員会といたしましては、子どもたちが安心して快適に過ごせる教育環境整備につきまして、直営を基本とした姿勢をふまえつつ、行政責任を明確にするとともに、今後とも単数配置校等の実情を把握し、管理作業員が職務を効率的・効果的に行えるよう、業務執行体制を構築してまいる所存です。
労働安全衛生につきましては、職場における事故や災害を未然に防止し、管理作業員の安全と健康を確保するとともに、快適な職場環境の形成を促進することは、円滑な学校園の環境整備を図るうえからも、重要な課題であると認識しております。教育委員会として、労働者の安全と健康を守るために、これらを脅かすあらゆる要因を取り除き、公務災害根絶に向けた取組みを強化しながら、より有効な安全衛生管理体制を構築する必要があると認識しております。
(組合)
ただ今、教育委員会より、2024自治労現業・公企統一闘争の要求に対する現時点での認識が示された。
学職労は、去る5月9日の申し入れ団体交渉で要求内容に対する教育委員会側の考え方や認識を求め、引き続き、2024自治労現業・公企統一闘争における第1次のヤマ場である本日まで、小委員会交渉において、労使協議を行ってきた。
ただ今、教育委員会より、交渉事項について、誠意をもって、引き続き交渉を行うとの認識が示されたが、改めて何点かについて、教育委員会としての認識を明らかにするよう求める。
学職労は、円滑に業務を遂行していくためには、日常的に環境整備の把握を行なう管理作業員が必要であり、この間、培ってきた「技術・技能・知識・経験」を次世代へ継承していくことが不可欠であると認識している。
日々、学校園現場において市民・地域と身近に接し、市民ニーズに応えるための努力をしてきている管理作業員が将来にわたる安定した「質の高い公共サービスの提供」を行うためには、学校園現場における業務を教育委員会として現場実態を十分に把握する必要があると考える。
先ほど教育委員会から、「教育環境整備について直営を基本とした姿勢を踏まえつつ行政責任を明確にし、今後とも単数配置校等の実情を把握し管理作業員が職務を効率的・効果的に行えるよう業務執行体制を構築する」との考え方が示されたが、この間の長期間にわたる新規採用凍結や大幅な人員削減は責任ある行政サービス水準の維持にも影響するものと危惧している。
このまま退職不補充が続けば、これまで組合員が、培ってきた技術・技能・知識・経験を次世代へ継承することが困難な状況となる。
「単数配置校等の実情を把握し管理作業員が職務を効率的・効果的に行えるよう業務執行体制を構築」とは、教育委員会の考え方を示されたい。
あわせて、校園、校園営繕園芸事務所間における各級主任の配置について設置要綱に基づく適切な対応を図るよう求める。
業務実態にもとづく適正な要員配置は、たとえ職制責任による管理運営事項であったとしても、勤務労働条件に大きく影響を及ぼすものであることから、変更が生じる場合について健全な労使関係を構築し、労使対等の立場で提案以降、十分な期間を設け交渉・協議を行い労使合意が必要と考えるが、教育委員会の認識を明らかにするよう求める。
次に、労働安全衛生課題であるが、学職労は、「いのちと健康」「こころとからだ」を守る労働安全衛生対策の確立が「ゆとり・豊かさ」を追求するためには欠かすことのできない重要な課題であると位置づけている。
そのためにも、使用者として安全衛生管理体制ならびに現場労働安全衛生体制に対する安全配慮義務を果たし、「働きがい・やりがい」をもち業務に精励できる管理作業員室を含む職場環境改善が大変重要であると認識する。
労働安全衛生対策の共有化について、各職場で、公務災害や労働災害等の未然防止にむけ、関係法令を遵守し取り組んでいると認識しているが、依然として公務災害や労働災害が発生しており、それらを根絶するためにも現場実態を十分に把握し、職員の安全と健康を守るために、これらを脅かすあらゆる要因を取り除くことが必要不可欠であると認識する。
全ての労働災害・職業病の一掃をめざすため、大阪市管理作業員労働安全衛生委員会と大阪市管理作業員労働安全衛生委員会小委員会の設置内容や、管理職、公務災害防止対策の推進を担う各級主任の役割を明確にし、連携をはかることにより公務災害・労働災害ゼロをめざす労働安全衛生対策の充実・強化を強く求める。
また、これから暑くなる時期においては、気温の上昇に伴い身体が順応しきれず、熱中症にかかる恐れがあるとともに、初期症状に見受けられる注意力の散漫など、結果として重大事故に繋がる可能性があることから、熱中症予防対策は極めて重要な課題であり、早い時期から重点的に取り組みを進めていくことが重要であると認識している。
熱中症予防対策について、近年、夏季の猛暑日の増加により、野外や高温多湿の室内で業務をこなすことの多い技能職員においては、過酷な状況下での作業となるなど、熱中症予防対策は極めて重要な課題となっており、今後も引き続き丁寧な対応を求める。
あわせて、教育委員会通知文の取り扱いについて、校園長からの十分な説明もなく配布されている状況が散見されることから、管理職の責任のもとで職員に十分な説明と資料提供を行うよう指導するなど、引き続き使用者の責務として丁寧な対応を求める。
次に、人事考課制度について、制度については職制責任による管理運営事項であったとしても評価結果が給料へ反映することから、常に評価項目及び着眼点においても業務実態に応じた内容にするための検証を行うとともに、現在行われている観察について評価者、被評価者が十分に説明、理解ができ、人材育成を主眼とし、職員の士気を低下させないような人事評価にするため誠意をもって職制責任のもと十分な説明を果たさなければならない。
特に、絶対評価点が標準評価を受けているにもかかわらず、相対化することにより下位区分に位置づけられるなど、職員のモチベーションは低下している。
市側・教育委員会の一方的な思いで、相対評価の結果が勤勉手当にも反映されており、人事評価の相対化が導入されて10年以上が経過し、相対評価結果の給与反映によって組合員の生涯賃金における格差は広がることは極めて問題である。
小委員会交渉において、職員アンケート調査、一次評価者及び人事評価を行う上で重要な観察表に基づくフィードバック、教育長による相対評価後のフィードバック、観察者の複数体制、4原則(公平・公正性、透明性、客観性、納得性)等の疑問点について委員会の考え方並びに説明については明確な説明がされず問題と言わざるを得ない。
評価者研修の内容が十分に観察者である業務監理主任並びに管理職に浸透しておらず、制度の変更点など被評価者に説明・報告がされないまま人事評価は遂行されている。
管理運営事項により交渉事項でないのであれば一切の苦情並び問題点がないように対応しなければならないと考える。
疑問点に対し十分に理解できる説明・報告がされない中、今後も人事考課制度を進めていくのであれば、2要件(労使協議制度の確立・苦情処理機関の設置)を早急に行い、職員の業務へのモチベーションの低下を招くことばかりの制度ではなく、人材育成を主眼においた本来あるべき人事評価制度を推進するべきである。
あわせて、一方的な運用変更により、手法や報告が適切に対応されていない事象があることから、改善すべき点は改善すべきであるという認識のもと、交渉・合意による改善を求める。
次に、管理作業員への関連機器の対応について、各種申請において職場における共有端末を使用しての対応が図られているが、個人情報に関係する申請や、職場における連絡・指示等、多岐にわたりあることから管理作業員の職場環境の改善に関する事項であると認識する。
各校園において管理作業員と他の職員で1台貸与、営繕園芸事務所及び学校サービスセンター職員複数で1台貸与されているものの、本来、各個人1台の貸与が当然であると考える。
教育委員会として早急に現場における使用頻度等の実情を把握するとともに、関連機器等の充実に向けた対応を進めるよう、強く要請する。
(市教委)
ただ今、委員長から改めて私どもの認識をただされた所でございます。
本市を取り巻く情勢は、厳しいものがございますが、教育委員会として、これまで培ってきた皆様方との労使の信頼関係に基づき、それぞれの課題解決にむけ、学校教育の充実のため、今後もより一層努力していく決意であることを、まず申し上げます。
委員長からご指摘いただいた点につきまして、管理運営事項と整理させていただきました事項も含めて、私どもの認識について述べさせていだきたいと存じます。
まず、これまで、大阪市学校職員労働組合の皆様方が、本市教育行政の円滑な運営のために、学校園の教育環境整備業務や子どもの安全確保などに関わりまして果たしてこられた役割と実績については、私どもも十分認識しているところでございます。
今後の交渉のあり方についてでありますが、教育施策の実施等に伴い、職員の給与・勤務労働条件に変更が生じる場合につきましては、十分な交渉期間を確保しつつ、合意に向け誠意をもって交渉してまいりたいと存じます。
管理作業員の配置は、従来各校2名配置を基本としていましたが、学校の規模等の実情に応じて順次1名配置化を進めており、全校単数配置化につきましては、概ね令和13年度頃に達成する見込みです。
また、管理作業員の採用につきましては、全校単数配置化の目標水準が明確であることから、現時点で採用を再開する見込みはありませんが、これまで管理作業員が培ってきた技術・技能・知識・経験の継承は、今後の検討課題として認識しています。
単数配置化が進む中で、単数配置校等の実情を把握し管理作業員が職務を効率的・効果的に行えるよう業務執行体制を構築する必要がありますことから、単数配置化により管理作業員の標準的な職務内容を代替するものといたしまして、公務運営上必要な請負業務を発注する予算を単数配置校へ配当するとともに、支援業務の依頼により単数配置校においても複数人数で作業を実施できるよう現業管理体制における連携も図っています。これらにより、管理作業員の単数配置校においても環境整備業務を維持してまいります。
また、各校園及び校園営繕園芸事務所間の各級主任の配置につきましても、適正な要員配置となりますよう業務実態の把握に努めてまいります。
次に、労働安全衛生課題につきましては、職員が安全で健康に働き続けられるよう健康維持・確保に向けた取り組みを進めるとともに、公務災害・労働災害のあらゆる要因を取り除くことが必要不可欠であると認識しており、職員の安全と健康を守るため、現場における公務災害・労働災害の一掃と未然防止に取り組んでまいりたいと存じます。
公務災害を防止し、労働安全体制の機能強化を図るためには、職員研修・主任研修での知識の習得が重要と考えており、職員研修・主任研修を通じて、安全に関する知識を高め、公務災害・通勤災害を現場から一掃できるよう、研修内容のさらなる充実に努めてまいりたいと存じます。
また、公務災害の再発防止策に向けた改善策の周知等、現業管理体制を通じて公務災害防止対策を推進する立場である各級主任へ指示し、公務災害の予防に努めてまいりたいと存じます。
今後も定期的に、「大阪市管理作業員労働安全衛生委員会」を開催するとともに、「大阪市管理作業員労働安全衛生委員会小委員会」を開催し、各職場において安全で安心に作業が行えるよう、状況や業務に即した安全管理の徹底のあり方について、調査・審議を行い、審議されました内容につきましては、各校園長及び現業管理体制における各級主任を通じて、統一的な指示を行い、各職場の管理作業員に周知徹底を図ってまいりたいと存じます。
また、熱中症対策については、管理作業員は屋外など暑い場所で業務を行っていることから、重要な課題であると認識しております。
引き続き、大阪市管理作業員労働安全衛生委員会で、その課題につきまして協議してまいりますとともに、現業管理体制の中でも熱中症対策を周知してまいりたいと存します。
また、労働安全衛生に関する通知文等の取り扱いにつきまして、これまでも校園長に対して、各管理作業員へ周知を行うこと等通知してまいりましたが、校長会等を通じ説明を行うなど、丁寧な対応を行ってまいりたいと考えております。
次に、人事評価制度に基づく給与反映につきましては、人事評価結果を活用しつつ、適切な方法で給与へ反映することが、頑張っている職員に報いることであり、そのことが職員のやりがいや、ひいては、市民サービスの向上につながるものと考えております。そのため、評価に対する公平・公正性、透明性、客観性、納得性の確保が重要であると認識しており、評価制度の実施にあたっては、業務監理主任が実施した観察結果と評価制度における着眼点、及び評価指標をもとに、各評価者が評価を行い、評価結果についても開示することとしております。
評価制度を適正に運用していくためには、評価者がそれぞれの役割を理解し、認識を深めることが不可欠であると考えており、第1次評価者である技能統括主任、第2次評価者である校園長に対して、説明会や研修等において、評価者目線の統一や評価者のスキル向上、効果的な面談手法の習得をめざすことで、評価制度の理解や認識を深めるよう繰り返し周知徹底し、研修内容についても充実を図り、また、観察者である業務監理主任に対しては、観察の実施前には観察における注意点等を説明するなど、人事評価制度の趣旨に基づいた観察となるよう取り組んでまいりたいと考えております。
また、これまでの評価制度における観察手法においては、各方面からもご意見を頂戴しているところであり、人材育成の観点からも被評価者へのフィードバックや2次評価者となる学校長との面談のさらなる充実も進めていかなければならないと認識しているところです。
これまでの取組みも含め、人材育成に繋がる人事評価制度となるよう、今後も引き続き検証、検討を行ってまいりたいと考えております。
いずれにしましても、相対評価の給与反映も含めた人事給与制度につきましては、市全体の動向も注視し、学職労の皆さま方と、必要に応じて引き続き誠意をもって交渉してまいります。
関連機器の対応については、昨年度、管理作業員と給食調理員専用での共有端末として、1台配備させていただいたところです。
今後も、学校園に導入されている各システムを利用しての対応が多くなっている実情を鑑み、各校園はもとより、営繕園芸事務所や学校業務サービスセンターについても、関連機器等のさらなる充実等に向け努めてまいるとともに、整備方針の検討を進めてまいりたいと考えております。
本要求につきましては、私どもといたしましても、現下の状況の中で、それぞれに大きな課題であると認識いたしており、今日まで築き上げてまいりました皆様方との労使の信頼関係の上に立って、引き続き教育行政を推進していく所存でございます。
今後とも、誠意を持って交渉を行ってまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いします。
(組合)
再度、教育委員会より認識が示された。
この時期をもって全ての事項を解決することになりえないが、本日以降の精力的なとりくみを重ね労使合意を前提に交渉については十分な期間と交渉時間の確保に努め、決定している管理運営事項について説明をおこなうことを教育委員会として、誠意を持って対応されるよう改めて要請しておく。
今後は、第2次交渉ゾーン10月17日を山場、基準日を10月18日とし取り組みを進めている。
再度確認をするが交渉のあり方について労使合意に向けた十分な期間の確保と誠意をもって交渉されるよう強く要請する。
(市教委)
今後の第2次交渉ゾーンに向けた交渉のあり方について、繰り返しになりますが、教育施策の実施等に伴い、職員の給与・勤務労働条件に変更が生じる場合につきましては、十分な交渉期間を確保しつつ、合意に向け誠意をもって交渉してまいりたいと考えており、また、管理運営事項として整理させていただく事項についても、真摯に説明をしてまいりたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

令和6年9月30日(月曜日)

大阪市学校職員労働組合 2024年度年末一時金要求書申入れの議事録

(市教委)
それでは、ただいまから、大阪市学校職員労働組合からの年末一時金に関する要求書についての申し入れ交渉を行います。
(組合)
それでは、2024年末一時金について、学職労として申入れを行いたい。
(組合)
去る3月15日に市労連は、横山市長に対して「2024年統一賃金要求に関する申し入れ」の中で、一時金については、期末手当一本とし、年間5ヶ月分以上とするとともに、支給方法の改善をはかること、さらに引き上げ改定分についても、期末手当に配分することを要求している。
これに基づき学職労としても、本年度の年末一時金として、「月収の2.5ヶ月分以上を12月10日に支給すること、また、支給方法についても引き続き改善をはかること。」を合わせて申し入れる。
さて、人事院は8月8日、国会および内閣に対して、2024年の「国家公務員の給与等に関する報告・勧告」を行い、月例給は官民較差11,183円(2.76%)を解消するため、初任給と若年層の改定率に重点をおきつつ、おおむね30歳台後半までの職員に重点を置いて、すべての俸給月額の引き上げと、一時金についても0.10月分を引き上げ、引き上げ分は12月期の期末・勤勉手当へ均等に配分するとの勧告を行った。
また「社会と公務の変化に応じた給与制度の整備(給与制度のアップデート)」については、地域手当の原則、都道府県単位としての広域化をはじめ、通勤手当に係る支給限度額の引き上げ、扶養手当の見直しなどについて言及し、2025年4月からの実施を勧告した。
市労連は、人事院の報告・勧告以降、大阪市においても給与勧告の集約段階を迎えている人事委員会に対して、9月4日、19日に申し入れを行い、その際、昇給・昇格条件等の改善を含めた人事・給与制度の構築や人事評価制度の改善に向けた大阪市への対応などを求めきた。
また、定年まで安心して働き続けることができる高齢層職員の雇用政策の充実などについても人事委員会としての対応を求めてきた。
このような私たちの要求の主旨を受け止め、さらに、中立機関としての独立性を堅持しつつ、その職責を果たされるよう要請をしてきたところである。
大阪市においては、昨年の人事委員会報告・勧告で、月例給は0.95%の引き上げ、一時金は0.10月分の引き上げが示され、勧告に基づいた改定が行われたが、給与制度改革の実施により職員の給与水準は、依然として国や他都市よりも低い状況である。
一方で、長期に及んだコロナ禍での対応も含め、組合員は市民の生命や日常生活を守るため、市民サービスの質を低下させることなく責任と誇りを持って、日夜、業務に励んできたところである。
また、市労連として、2012年8月の「給与制度改革」により、給与水準が大幅に引き下げられ、多くの組合員が、各級の最高号給に滞留していることから、昇給・昇格条件の改善等を含めた人事・給与制度の早急な確立を求めている。
この間の確定交渉の際にも指摘しているが、人事委員会も執務意欲の維持・向上につながる方策を継続的に検討するよう言及しており、市労連として、昇給・昇格条件の改善等を含めた人事給与制度の構築が必要との指摘も繰り返し行ってきた。そうした中、本年4月より8号給の号給増設が行われたところであるが、数年後には最高号給に達し、滞留する組合員が発生・増加することから、一時的な対策であり実効ある解決策には繋がらず、組合員のモチベーションの向上につながるものとはなっていない。
給料表と昇給制度の乖離が大きく、定年年齢が65歳まで引き上げられることから、組合員の働き甲斐や執務意欲の向上をはかることは、市政運営においても重要であり、給料表構造等の抜本的な見直しと改善を行い、給与制度のみならず、55歳昇給停止の課題など、昇給・昇格を含めた人事・給与制度全体にかかる総合的な制度として確立できるよう、教育委員会として積極的かつ主体的な姿勢で取り組むことが必要である。
次に、人事評価制度について、現行の人事評価制度は、相対評価を行うことで公平・公正性、客観性を著しく毀損しており、組合員の十分な理解の下で人材育成のための制度とすることが必要と認識している。人事評価を利用して、能力実績主義に基づく競争を煽り、評価結果を勤勉手当や昇給号給数に反映するなど、職員間に格差を生じさせることを目的とすることはあってはならず、職員一人ひとりの能力の違いや各職場事情等を考慮し、制度の趣旨に合致した制度構築が必要であると認識している。
また「相対評価」による給与反映は、職員の士気に影響を及ぼし、人材育成からは程遠い制度であることを再三指摘してきた。昨年の人事委員会報告において、制度の見直しに言及されたことから、一定の制度改正がなされたものの、絶対評価点と相対評価区分の不整合について依然、解消されていないとして、大阪市人事委員会報告においても引き続き問題点について言及されている。
市労連に結集する学職労として、人事評価制度の目的はあくまでも人材育成であり、相対評価については、本来の制度趣旨から逸脱していることから「相対化」の廃止を強く求めるとともに、市側・教育委員会の一方的な運用を許さない立場から、改善すべき点は改善すべきであるという認識のもと、引き続き交渉・合意による改善を求める。
今後も起こりうる感染症等に対し、引き続き、教育委員会として、市民生活、児童・生徒を守るためにも感染拡大の防止に向けた対策の取り組み強化と、職員が不安を抱えることなく、安心して業務に従事できる業務執行体制を構築するよう求める。
さらに、安全衛生面にも十分配慮した職場環境の整備や制度の充実をはかるとともに、新たな業務への対応や課題等が生じた場合については、必要な対策を講じるとともに、速やかに交渉・協議を行うよう要請しておく。
学職労は、例年に渡り総合的な人事・給与制度の構築をはじめ、さまざまな諸課題解決に向けて交渉を行い、組合員の賃金・勤務労働条件に関する課題について、確定交渉のみならず、通年的に交渉・協議を行い、解決をはかっている市労連に結集するとともに、個別課題については教育委員会に対し必要な協議を要請していくことを申し上げておく。
(市教委)
はじめに、豊かな学びの場を子どもたちに提供するため、学校の教育環境整備や子どもの安全確保などに日々ご尽力いただいている大阪市学校職員労働組合の皆様方に、あらためて感謝申し上げます
ただいま、委員長より年末一時金についての申し入れをいただいたところでございます。
本市では、職員数の削減及び市債残高の縮減などの市政改革の取り組み成果や、税収の堅調な推移もあり、財政健全化が進んでいますが、今後とも扶助費が高水準で推移することが見込まれることに加え、物価高騰や金利上昇への備えなど、急激な環境変化にも対応できるよう、持続可能な財政構造を構築していく必要があります。そのため、これまでと同様に、収入の範囲内で予算を組むことを原則とするなど、将来世代に負担を先送りすることのないよう財政健全化への取り組みを進めるとともに、限られた財源のもとでの一層の選択と集中に全市的に取り組むこととしています。
また、私ども公務員の給与等勤務労働条件に関しましては、各方面から強い関心が寄せられているところであり、制度の透明性を確保し、より一層、市民に対する説明責任を十分に果たすことが求められております。
しかしながら、私どもといたしましても年末一時金は、教職員の生活に直結するものであり、モチベーションの向上等に大きく影響する重要な課題だと認識しております。
本日いただいたお申し入れの内容につきましては、先ほどお示しした本市の財政状況や諸情勢を、十分配慮しながら検討してまいりたいと考えており、市労連統一交渉の場で、引き続き協議をさせていただく所存でございますので、大阪市学校職員労働組合の皆様方には、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
(組合)
ただいま教育委員会からの見解が示されたが、本日申し入れた「年末一時金要求」は引き続き、組合員が学校園における公共サービスを担う上で極めて重要な要求であり、「賃金・労働条件は労使の交渉によって決定すべき事項」という基本態度を堅持し、これまでの交渉経過と自主性をもった労使協議と交渉により実現されるよう要請しておく。
要求書
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令和6年10月17日(木曜日)

「2024自治労現業・公企統一闘争に関する要求書」回答交渉の議事録

(市教委)
それでは、委員長より、よろしくお願いいたします。
(組合)
2024自治労現業・公企統一闘争については、「住民の未来に貢献できる、自治体責任による質の高い公共サービスの確立」とし人員確保や賃金・労働条件の改善など「質の高い公共サービス」の確立に向け、10月18日を全国統一闘争基準日に設け、取組みを配置するとして、5月9日「2024自治労現業・公企統一闘争に関する要求」について申し入れを行った。
以降、本日までの間、内部で充分に検討されたことと思うが、教育委員会として誠意ある回答を示していただきたい。
(市教委)
さる5月9日に、大阪市学校職員労働組合の皆様方から申し入れのありました、「2024自治労現業・公企統一闘争に関する要求書」につきましては、局内の関係所管部署との調整を行いつつ、小委員会交渉等を重ねながら、鋭意検討して参ったところでございます。
私どもといたしましても、「教育」は市政の重要な柱であり、現在の本市の厳しい財政状況等においても、充実を図っていかなければならないと考えており、具体的なご要求のうち、交渉事項であります項目につきましては、この間、組合の皆さま方と小委員会交渉の場で、真摯に交渉を重ねさせていただき、その他の事項につきましても、丁寧な説明に努めてまいりました。これまで、組合の皆さま方には、交渉に応じていただきまして、感謝申し上げます。
ご要求の全般にわたる私どもの基本的な考え方につきまして、小委員会交渉等の経過を踏まえ、ただいまお手元に回答としてお示しさせていただいたところでございます。
私どもとして、現時点でのぎりぎりの回答でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
(組合)
ただいま、教務部長より5月9日に申し入れた、「2024自治労現業・公企統一闘争要求書」に対する回答をうけたところであるが、この間、学職労は、大阪市が一方的に制定・施行した「大阪市労使関係に関する条例」であっても真摯に対応を図りながら、「園児・児童・生徒」が安全で安心して、日々、充実した学校生活を送れる教育環境にしていくため、業務のあり方に創意・工夫を凝らし努力を積み重ね、それぞれの立場で「職の確立」をめざし、各学校園現場で業務にとりくんできているところであり、円滑な学校園現場の運営は現場組合員の努力によって成し得ていると確信している。
申入れ交渉以降、小委員会交渉の場において協議を重ねてきたところであるが、改めて何点かについて、教育委員会としての認識を明らかにするよう求める。
学職労は、円滑に業務を遂行していくためには、日常的に学校園の環境整備の把握を行なう管理作業員が必要であり、この間、培ってきた「技術・技能・知識・経験」を次世代へ継承していくことが不可欠であると認識している。
日々、学校園現場において市民・地域と身近に接し、市民ニーズに応えるための努力をしてきている管理作業員が、将来にわたる安定した「質の高い公共サービスの提供」を行うためには、学校園現場における業務について、教育委員会としても現場実態を十分に把握する必要があると考えている。
大阪市は、本年3月に「新・市政改革プラン」を新たに策定し、さらなる大阪の成長や市民サービスの拡充に向けた政策の推進と将来にわたり豊かな大阪を実現するため、DX(デジタルトランスフォーメーション)や官民連携、業務改革の推進やニア・イズ・ベターの徹底など大きく分けて6つの取り組み方針を定めた。
特に技能職員にかかる人員マネジメントについては、採用を継続しつつ、将来にわたって最低限必要となる職員数を適宜精査し、委託化、効率化を図りながら取組みを進めるとしている。
この間の「市政改革プラン」で、10年以上にわたり、技能労務職員の採用が凍結されたことにより職員の高齢化が進み、「新・市政改革プラン」により一方的に取組みが進められれば、責任ある行政サービス水準の維持にも影響が出るとともに、これまで組合員が培ってきた「技術・技能・知識・経験」を次世代へ継承することが困難な状況となることが目に見えていることは明らかである。
業務実態にもとづく適正な要員配置は、たとえ職制責任による管理運営事項であったとしても、勤務労働条件に大きく影響を及ぼすものであることから、変更が生じる場合について健全な労使関係を構築し、労使対等の立場で提案以降、十分な期間を設けた上で、交渉・協議を行い、労使合意を得る必要があると認識するが、教育委員会の考え方を明らかにするよう求める。
また、組合員の士気が低下することのないよう「働きがい・やりがい」をもって業務に就くことができ、かつ、「技術・技能・知識・経験」を継承することが可能な業務執行体制の構築が必要と認識する。
教育委員会から、「教育環境整備について直営を基本とした姿勢を踏まえつつ、行政責任を明確にするとともに、今後とも単数配置校等の実情を把握し、管理作業員が職務を効率的・効果的に行えるよう業務執行体制を構築してまいりたい」との考え方が回答として示されたが、この間の長期間にわたる新規採用凍結や大幅な人員削減は責任ある行政サービス水準の維持にも影響するものと危惧している。
先程も申し上げたが、このまま退職不補充が続けば、これまで組合員が、培ってきた技術・技能・知識・経験を次世代へ継承することが困難な状況となる。
「単数配置校等の実情を把握し、管理作業員が職務を効率的・効果的に行えるよう業務執行体制を構築する」とは、具体的には何か、教育委員会の考え方を示されたい。
そのうえで、「単数配置校での支援業務等の活用を柔軟に対応できるよう検討、検証する」とあるが、職務内容にもとづいた業務量、学校規模、地域性等、十分に勘案し、早急に実効性のある支援業務等の仕組みを整え、効果的に活用できるよう求める。
管理作業員の現場力を十分に発揮していくためには、各級主任制度要綱に基づいた業務・現場実態に応じた業務執行体制の推進が必要と考える。
単数配置校が増加し、主任枠が拡大されるなど、主任の役割が重要になってきており、学校園並びに校園営繕園芸事務所職員が知識・技能・機能性が最大限に活用できるよう、主任要綱に基づく役割並びに機能強化の推進を強く求める。
また、校園営繕園芸事務所については「自主運営・自主管理」のもとに、管理職が配置されていない中で、業務運営が行われている状況であるが、教育委員会として、今後の執行体制の在り方等について考え方を明らかにするよう求める。
あわせて、学校園と校園営繕園芸事務所間における各級主任の配置について、校園営繕園芸事務所配置の主任については、主任として学校園現場に異動がされているが、学校園配置の主任については、校園営繕園芸事務所への異動が主任制度及び異動制度が確立されて以降、なされていない状況にあることについて、教育委員会の考え方を明らかにするとともに、学校園、校園営繕園芸事務所間における各級主任の配置について設置要綱に基づく適切な対応を行うよう求める。
また、業務実態にもとづく適正な要員配置は、たとえ職制の責任による管理運営事項であったとしても、勤務労働条件に大きく影響を及ぼすものであることから、変更が生じる場合については、健全な労使関係を構築し、労使対等の立場で提案以降、十分な期間を設けた上で、交渉・協議を行い、労使合意を得る必要があると認識するが、教育委員会の考え方を明らかにするよう求める。
次に、労働安全衛生の課題であるが、学職労は、「いのちと健康」「こころとからだ」を守る労働安全衛生対策の確立が「ゆとり・豊かさ」を追求するためには欠かすことのできない重要な課題であると位置づけている。
そのためにも、使用者として安全衛生管理体制ならびに現場労働安全衛生体制に対する安全配慮義務を果たし、「働きがい・やりがい」をもち業務に精励できる、管理作業員室を含む職場環境改善が大変重要であると認識しているところである。
労働安全衛生対策の共有化について、各職場で、公務災害や労働災害等の未然防止にむけ、関係法令を遵守し取り組んでいるが、依然として、公務災害や労働災害が発生している状況がある。引き続き、それらを根絶するためにも現場実態を十分に把握し、職員の安全と健康を守るために、これらを脅かすあらゆる要因を取り除くことが必要不可欠であると認識する。
すべての労働災害・職業病の一掃をめざすため、大阪市管理作業員労働安全衛生委員会と大阪市管理作業員労働安全衛生委員会小委員会の設置内容や、管理職、公務災害防止対策の推進を担う各級主任の役割を明確にし、連携をはかることにより公務災害・労働災害ゼロをめざす、労働安全衛生対策の充実・強化を強く求める。
さらに、熱中症予防対策について、近年、夏季の猛暑日の増加により、野外や高温多湿の室内で業務をこなすことの多い技能職員においては、過酷な状況下での作業となるなど、熱中症予防対策は極めて重要な課題となっており、今後も引き続き丁寧な対応を求める。
また、新型コロナの感染症法上の位置付けが、季節性インフルエンザ並みの「5類」に移行となったが、高齢者や基礎疾患のある人にとっては、依然として危険な感染症であることに変わりはない。
引き続き、新型コロナウイルス感染症の感染拡大で得た経験を踏まえ、今後起こりうる新たな感染症に対しても、市民及び職員の安全を確保し、管理作業員が安心して業務に従事できるよう職場環境の整備や制度等の充実をはかるなど継続した対応を要請する。
現在の貸与被服については、着用に対し支障をきたす等の意見があることを踏まえ、労働安全衛生面に十分配慮し、作業実態に見合った作業服の改善を、今後検討していくよう求める。
さらに労働安全衛生法第 62 条に基づき、厚生労働省より 「高年齢労働者の安全と健康確保のためのガイドライン」が示され、定年延長に伴い、高年齢者に対する働き方について、体力や健康状態問題、加齢に伴う労災事故など未然に防ぐ対策が必要であることから、多様で柔軟な働き方が可能となるよう必要な対策を求める。
あわせて、教育委員会からの教職員向けの様々な通知文の取り扱いについて、校園長からの十分な説明もなく、配布されている状況が散見されることから、管理職の責任のもとで職員に十分な説明と資料提供を行うよう指導するなど、引き続き使用者の責務として丁寧な対応を求める。
これらの取組み等に関する周知においては、職務内容とあわせ発行されている「安全作業の手引き」「主な電動工具・主な木工用手工具の取扱について」など熟知し、管理職の責任のもと、管理作業員に対して十分な説明と資料提供を行わなければならないものであると認識しているが、管理職からの説明もないまま、回覧・配布にとどまっている状況も多いと聞き及んでおり、改善に向け丁寧な対応を求めておく。
次に、人事考課制度について、制度については職制責任による管理運営事項であったとしても評価結果が給料へ反映することから、常に評価項目及び着眼点においても業務実態に応じた内容にするための検証を行うとともに、現在行われている観察について評価者、被評価者が十分に説明、理解ができ、人材育成を主眼とし、職員の士気を低下させないような人事評価にするため誠意をもって職制責任のもと十分な説明を果たさなければならない。
また、市側・教育委員会の一方的な思いで、相対評価の結果が勤勉手当にも反映されており、人事評価の相対化が導入されて10年以上が経過し、相対評価結果の給与反映によって組合員の生涯賃金における格差は広がることは極めて問題である。
小委員会交渉において、職員アンケート調査、一次評価者及び人事評価を行う上で重要な観察表に基づくフィードバック、教育長による相対評価後のフィードバック、観察者の複数体制、4原則(公平・公正性、透明性、客観性、納得性)等の疑問点について、委員会の考え方並びに説明については明確な内容となっておらず、問題と言わざるを得ない。
また、評価者研修の内容が十分に観察者である業務監理主任並びに管理職に浸透しておらず、制度の変更点など被評価者に説明・報告がされないまま人事評価は遂行されている。
管理運営事項により交渉事項でないのであれば一切の苦情並び問題点がないように対応しなければならないと考えている。
本年4月に研修を行い、観察における運用が変更されているのも関わらず、各評価者からの説明もなく進行し、観察時に被評価者へのフィードバック、管理職への報告が十分に対応できていないことが判明すると、資質向上グループの担当者の判断により、技能統括・業務監理主任会議で一方だけに、直接再周知を行った。
観察における運用が変更されたが、認識の浸透が不十分であり、再周知を行うのであるなら、2次評価者の校園長に対しても同様の対応を行うべきではなかったのではないか。
一方的な運用変更により、手法や報告が適切に対応されていない事象があることから、改善すべき点は改善すべきであるという認識のもと、柔軟な対応も含め公正・公平な対応を行うよう制度改善を求める。
問題点・疑問点に対し十分に理解できる説明・報告がされない中、今後も人事考課制度を進めていくのであれば、2要件(労使協議制度の確立・苦情処理機関の設置)を早急に行い、職員の業務へのモチベーションの低下を招くことばかりの制度ではなく、人材育成を主眼においた本来あるべき人事評価制度を推進するよう求めるとともに、公務に馴染むものではなく、人事評価制度の趣旨を逸脱している相対評価制度は廃止するよう求める。
次に、管理作業員への関連機器の対応について、各種申請において職場における共有端末を使用しての対応が図られているが、個人情報に関係する申請や、職場における連絡・指示等、多岐にわたりあることから管理作業員の職場環境の改善に関する事項であると認識する。
各校園において管理作業員と他の職員で1台貸与、営繕園芸事務所及び学校サービスセンター職員複数で1台貸与されているものの、本来、各個人1台の貸与が当然であると考える。
管理作業員の夏季研修がイーラーニングとして、端末を活用した研修として実施されたが、一部の学校において、令和5年7月10日付 学校運営支援センターによる事務連絡で示された端末が使用できず、研修実施に支障をきたす事態となったなどの報告を受けている。
教育委員会として端末配置の事務連絡を発出するだけでなく、端末配置後の現場状況の実態把握に努め、学校園現場で適切な運用がなされるよう対応を求める。
いずれにしても、本日以降も引き続き、協議していく様々な課題については、労使合意に向けた誠意ある対応を要請していく。
(市教委)
ただ今、委員長から、改めて私どもの認識をただされた所でございます。
まず、大阪市学校職員労働組合の皆様方が、本市教育行政の円滑な運営のために、学校園の教育環境整備業務や、子どもたちの安全確保などに関わりまして、果たしてこられた役割と実績につきましては、私どもも十分認識しているところであり、日々ご尽力いただいていることにあらためて感謝を申し上げます。
ご承知のとおり本市を取り巻く情勢は、大変厳しいものがございますが、教育委員会といたしましては、これまで培ってきた皆様方との労使の信頼関係に基づき、それぞれの課題解決にむけ、今後もより一層努力していく決意であることを、まず申し上げます。
委員長からご指摘いただきました点につきましては、管理運営事項と整理させていただきました事項も含め、私どもの認識として述べさせていだきたいと存じます。
まず、要員配置につきましては、厳しい財政状況や他都市の状況と比較・検討した結果、さらなる見直しを求められていることから、学校園については1名を基本とした単数配置への見直しに順次着手しているところであり、単数配置とした際の職務内容につきましては、管理作業員を配置している全学校園へ通知しているところです。
管理作業員の単数配置校を設ける際には、児童数・敷地面積・管理作業員の配置状況など各校園の実情を考慮し、教育委員会が決定しております。
単数配置校において、管理作業員一人の業務として可能な範囲を超える場合については、環境整備支援業務、三期休業中における合同作業及び校園営繕園芸事務所への作業依頼といった現業管理体制の業務執行体制により補完しているところです。
環境整備支援業務においては、職員の高齢化や単数配置への見直しが進む状況を鑑み、対象となる業務内容等については、柔軟に対応できるよう検討、検証してまいりたいと存じます。
また、単数配置校へは学校環境整備事業予算を配当し、請負契約などによる対応も可能としているところです。
今後、要員配置に伴って勤務労働条件に変更が生じる場合につきましては、十分な交渉期間を確保しつつ、合意に向け誠意をもって交渉してまいりたいと存じます。
次に、管理作業員の現場力の活用につきましては、管理作業員が培ってきた技能・技術・知識の共有や継承は今後の検討課題として認識しているところです。
各級主任制度要綱に基づき、管理作業員職場において必要な技能・技術・知識を継承し、全校園で平準的な成果を実現できるよう、研修内容の充実や各級主任会議の内容の見直し等に取り組んでまいりたいと存じます。
校園長・主任の役割については、校園長は当該校園の長として校務運営を司るものとし、主任については、校園長の指揮のもと業務に従事することが役割と考えております。
一方で現業管理体制における主任の役割としては、技能統括主任の指揮のもと、自主運営・自主管理による管理作業員業務の均一化を担うものと考えております。
校園長・主任の役割については、明確に区分しておく必要があると考えており、各種制度の趣旨・目的から逸脱した取扱いとならないよう、徹底してまいりたいと存じます。
次に、校園営繕園芸事務所の管理体制につきましては、主任室と学校業務サービスセンターを包括した執行体制としております。
なお、主任の配置などの人事異動につきましては、管理運営事項として、本市教育委員会が主体性を持って判断しているところでございますが、年度末の人事異動につきましては、個人の能力や適性などをふまえ、教育委員会が責任を持って配置先等を決定しております。
次に、労働安全衛生の課題につきましては、昨年度の公務災害の件数は2件となっており、過去最少となりましたが、依然として公務災害が発生しております。
また、今年度に入って、公務災害防止対策を推進する立場にある主任が被災する事案も発生しております。
とりわけ、公務災害防止対策を推進する立場にある主任が被災する事案については、公務災害を一掃していくうえで、重要な問題であると認識しているところです。
職員が安全で健康に働き続けられるよう健康維持・確保に向けた取り組みを進めるとともに、公務災害・労働災害のあらゆる要因を取り除くことが必要不可欠であると認識しており、職員の安全と健康を守るため、現場における公務災害・労働災害の一掃と未然防止に取り組んでまいりたいと存じます。
今後も定期的に、「大阪市管理作業員労働安全衛生委員会」を開催するとともに、「同小委員会」を開催し、各職場において安全で安心に作業が行えるよう、状況や業務に即した安全管理の徹底のあり方について、調査・審議を行い、審議されました内容につきましては、各校園長及び現業管理体制における各級主任を通じて、統一的な指示を行い、各職場の管理作業員に周知徹底を図ってまいりたいと存じます。
また、現業管理体制において、労働安全衛生の役割を担い、公務災害防止対策を推進する主任への研修の実施や、技術の向上、作業内容の平準化を目的とした座学式の研修を行い、安全衛生管理体制の充実強化に努め、安全と健康の維持・確保に向けた取組みを進めてまいる所存です。
特に、各級主任が公務災害防止対策を推進し現場における公務災害・労働災害の一掃と未然防止を行うため実施する主任研修は重要であると認識しており、公務災害防止対策の推進の役割を認識し遂行できるような内容となるよう研修を実施してまいります。
熱中症対策は、炎天下での作業時の健康を守り、安全な校園環境維持業務に資するため、重要な課題であると認識しているところであり、管理作業員の業務が屋外などの暑い場所で行っていることから、熱中症対策として、令和4年度に夏用作業服の生地の変更を行ってきたところでございますが、夏用作業服の生地について、着用にあたって課題があるとの現場からの意見も把握していることから、今後、検証するとともに、引き続き適切に対応してまいりたいと存じます。
また、労働安全衛生に関する通知文等の取り扱いにつきまして、これまでも校園長に対して、各管理作業員へ周知を行うこととしてまいりましたが、校長会等を通じ説明を行うなど、丁寧な対応をしてまいりたいと存じます。
次に、人事評価制度に基づく給与反映につきましては、人事評価結果を活用しつつ、適切な方法で給与へ反映することが、頑張っている職員に報いることであり、そのことが職員のやりがいや、ひいては、市民サービスの向上につながるものと考えております。
そのため、評価に対する公平・公正性、透明性、客観性、納得性の確保が重要であると認識しており、制度の実施にあたっては、業務監理主任が実施した観察結果と制度における着眼点、及び指標をもとに、各評価者が評価を行い、結果についても開示することとしております。
制度を適正に運用していくためには、評価者がそれぞれの役割を理解し、認識を深めることが不可欠であることから、説明会や研修等において、第1次評価者である技能統括主任、第2次評価者である校園長に対して、評価者目線の統一や評価者のスキル向上、効果的な面談手法の習得を図るとともに、制度の理解や認識を深めるよう繰り返し周知徹底してきたところでございます。
また、観察者である業務監理主任に対しては、技能統括主任から観察の実施前には観察における注意点等を説明するなど、人事評価制度の趣旨に基づいた観察となるよう取り組んできたところでございます。
一方で、本制度については、観察の実施方法や各評価者からのフィードバックなど、様々なご意見も頂戴しているところであり、今年度から一部観察方法の充実を図りましたが、認識が観察者へ十分に浸透していなかったケース等の課題も見受けられ、改善していく必要性を認識しているところです。今後も、複数の観察者による観察実施の検討や研修の企画立案などにより、観察者及び評価者のスキル向上も図りながら、制度における課題解決に向けた取組みについて、検討してまいりたいと存じます。
いずれにしましても、相対評価の給与反映も含めた人事給与制度につきましては、市全体の動向も注視し、学職労の皆さま方と、必要に応じて引き続き誠意をもって交渉してまいります。
次に、関連機器の対応について、学校園に整備している共用端末のうち、1台を管理作業員及び給食調理員の専用端末として配付を行ったところです。
夏季研修時の端末の使用状況については、現在、研修時のアンケートを収集しており、実態の把握に努めているところです。その結果、使用状況が十分でないことが判明した場合は、必要な対応を行ってまいります。
最後に、職員の給与・勤務労働条件などの労使交渉事項につきましては、今後も十分な交渉期間を確保し、事前協議を重ね、誠意をもって交渉してまいりますとともに、その他の事項につきましても、より丁寧な説明に努めてまいりたいと存じます。
(組合)
ただ今、教務部長より学職労との交渉のあり方、学校園現場で従事する管理作業員に対する使用者責任とこれまで果たしてきた役割・実績についての認識が示された。
学職労はこれまで「業務実態にもとづく適正な要員配置」について組合員が各現場で培ってきた「技術・技能・知識・経験」を最大限発揮し、市民・地域の視点に立った「質の高い公共サービスの提供」をはかることができる要員配置でなければならず、十分な検討・検証を行い、組合員が仕事に「働きがい・やりがい」を持ち安全・安心して業務を遂行できる配置でなくてはならないと、幾度となく指摘をしてきた。
さらに、要員配置に伴う組合員の勤務労働条件の変更については、労使合意を基本に交渉等を行ってきているが、大阪市・大阪市教育委員会が方針を決定してからでは交渉の余地が無いため、経営形態および事務事業の見直しによる勤務・労働条件に変更が生じる可能性がある場合は早急に交渉を行うよう求める。
(市教委)
繰り返しにはなりますが、大阪市労使関係に関する条例ならびに、平成25年3月22日に双方で合意しました「確認書」に基づく交渉事項につきましては、労使合意に向けた期間を十分に確保することに努めるとともに、誠意をもって交渉してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いします。
(組合)
再度、教育委員会より認識が示された。
いずれにしても、小委員会交渉での考え方、今回示された内容については「2024自治労現業・公企統一闘争要求書」における、労使での小委員会交渉を踏まえた教育委員会の回答であり、それぞれの課題解決に向け、誠意をもって交渉することが示されたことから、現時点で要求全ての事項を解決することにはなりえないが、本日以降も精力的な取組みを重ね労使合意を前提にした交渉と合わせ、交渉においては必要な範囲において、決定している管理運営事項について説明をおこなうことなど、教育委員会として誠意を持って対応されるよう改めて強く要請するとともに、本日示された教育委員会の回答については追って連絡させて頂く。
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