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大阪市立高等学校教職員組合との交渉

2024年6月9日

ページ番号:538782

令和4年3月16日(水曜日)

令和4年3月2日(水曜日)

令和3年8月3日(火曜日)

令和3年3月11日(木曜日)

令和3年3月3日(水曜日)

令和2年8月6日(木曜日)

令和2年3月19日(木曜日)

令和2年3月13日(金曜日)

令和元年7月23日(火曜日)

令和元年7月23日(火曜日)

大阪市立高等学校教職員組合 年間要求申入れ交渉の議事録

(組合)

2019年度の教育諸条件の抜本的改善に関する市高教の要求書を提出させてもらいますが、この間市立高校の大阪府への移管の話を聞くが、今大阪府と大阪市は賃金制度等も全然変わってきており独自の道を歩んできてる中で、小中高大持ってる大都市としての大阪、これは大事なわけですから、加えて市立高校が府に移管してしまえば、行き場を失う中学生が出てくることが考えられる。すぐに学校がなくなると思わないが、主体が大阪府になるとどうなるかわからない。教育条件が悪くなるとかってことについては特別支援学校を見たらよくわかる話である。

あと、実習教員の賃金改善については、この1年間特に市高教として改めて力入れるので、交渉を別途申し入れたいと思っている。

その他、施設の老朽化のことなどをこの以下要求書の中に書いてますので、しっかりとお聞き願いたいいうふうに思います。

ただいまから、大阪市立高等学校教職員組合から教育諸条件の抜本的改善に関する市高教年間統一要求書について申し入れを行います。まず大きい1番ですが、労使関係の改善です。民間では労働組合が交渉を申し入れたら経営者が出てきます。校務には経営者はいなですがこの場に教育長がいないのは、軽く見られていると思ってしまうので、直接教職員の要求に耳を傾けるという場があってしかるべきだと思ってます。

大きい2番です。

(1)高校30人学級を大阪市独自でも直ちに実施してください。1クラス当たりの人数が少ないということは、我々の労働条件にもかかわってくることですが、高校現場で学んでいく子供たちのためになるので、大阪市教育ようなったなって、地域や保護者、子供たちから大阪市の教育がよくなったという声が聞けるようによろしくお願いします。

 (2)既にある学校のこういう教育諸条件、抜本的に改善することをお願いします。エアコンは現在普通教室にありますが、全ての教室、それから職員室等、管理諸室へのエアコンの設置を行ってください。子どもたちがどれぐらいの暑さで必死で勉強しているか夏休みに来てください。特に工業高校であれば実際に実習を行っている場所は非常に暑いです。

②教職員と生徒の安全確保はもとより、災害時に市民の避難所でもある学校施設の機能を確保できるように命を守る大阪市であってほしいのでよろしくお願いします。

③病気や障害などで、車椅子や松葉づえで通学している生徒が多数います。エレベーターがない学校でもそういった生徒が入学してくることがありますので、ぜひともエレベーターの計画的な設置をお願いします。

⑥学校図書館の施設設備を改善し、学校間や市立図書館と相互にコンピューターネットワークで接続することにより、図書資料等の相互利用を促進させてください。この学校にはないが図書館行けばあるだけで子供たちの学習の手助けになり、図書館職員の業務負担軽減にもなります。

⑦トイレをよくしてください。日常生活、高校生活で必ずトイレ、必要です。特に市長や前市長も言ってたように、地下鉄にトイレ入れたと自慢してたと思います。じゃあ学校にもトイレ入れるのは普通じゃないでしょうか。

(3)教育予算の大幅増額と、負担の軽減をしてください。特に、毎年のように学校維持運営費が削減されております。学校よくするためにはお金が必要ですので大幅に増額してください。よろしくお願いします。

⑤スクールソーシャルワーカーが今年度6校に配置される予定でしたが配置されておりませんので、配置されるように引き続き努力してください。また、配置されなかった理由についても教えてください。

(4)旅費に関して、特に①です。付き添いの出張に関する費用について、子供たちと一緒に教育として食事を行うため、仕事と切り離せないと思います。食事内容等は全額実費支給に戻してください。よろしくお願いします。

3番勤務労働条件の改善について。

(1)さきの地震や大雨のときに振替輸送が行われなかったが、別ルートで通勤した際に、交通費は持ち出しとなっている。その時の交通費を弁償してください。弁償するように制度設計お願いします。

(2)実習助手の賃金を抜本的に見直してください。

2級で、主務教諭ではないので賃金が上がりません。これもない話です。よろしくお願いします。

(3)期限付き講師はたくさんいますが、賃金について同一労働・同一賃金が原則になってほしいので、勤労改善してください。具体的には2級適用で、賃金が同等になるように大幅に改善してくれるようお願いします。

(5)授業の改善に何の役にも立ってない授業評価アンケートは仕事量を増やすだけなのでやめてください。

(6)の②です。週当たりの持ち時間について、全日制だと18時間が基準になっておりますが、それでは充実した授業準備や評価が終わりませんので、全日制では12時間、定時制では10時間としてください。また、定時制のロングホームルームは持ち時間の場に入れてください。

⑧実習助手も主務教諭への道はあるようですが、実習助手が足りなくなるので、実習助手の採用を行うのは自然なことだと思います。採用をしないなら、もう実習助手の方々を主務教諭へいけるように教諭一元化の制度設計を至急行ってください。

㉑校務支援パソコンで職員が休んでいる理由を見ることができるので、個人情報の管理を徹底してください。

(7)①労働安全衛生法に基づいて、衛生管理者の養成をしてください。衛生管理者の方がお休みになられたりとか退職されたりすることで不在にならないように管理者の養成を進めてください。

④増加するメンタルヘルス不調の対策を強化してください。まだ多くの方々が精神、心の病で休職されている方、たくさんいらっしゃる。そういった状況を改善してください。

⑥休みやすくするために現在1日の振替え休暇を半日単位で分割して取得できるようにしてください。

⑩人間ドック非常に病気を早く見つけられるものですから、健康診断を行っているからよいのではなく、希望者全員が受けられるように予算措置を講じてください。

(8)③母性保護論ですが、子どもを産み育てやすいような職場は非常に大事ですので妊娠中の教職員の負担軽減のために措置を講じてください。

④産前・産後休暇を通算18週に延ばしてください。また、本人申請を厳重にしてください。

(9)です。今年に入って国連でハラスメント禁止条約に日本政府は賛成してます。大阪市としては国の法整備を待つのではなく先立ってハラスメント、特にセクハラが起こらないようによろしくお願いします。

(13)教員免許更新制について、例えば弁護士や医者は亡くなるまでずっと免許はなくならない。それと同じで我々の身分を守るということで、更新制をやめてほしいと思っています。文科省に対して中止・廃止を強く求めてください。あと、更新講習の受講の勤怠は今、職務になっているが、出張扱いにしてください。講習料が全部30時間受けたら少なくとも3万円はかかるので公費負担にしてください。

大きい5番、事務職員についての要求です。重点的に申し上げると(1)です。今年度の採用は少なかったですが、標準定数分の人員については正規職員で配置してください。

(2)定数内の臨時的任用職員については、一時金や休暇など、制度を本務並みに待遇改善してください。同じ職場で同じことを同様にやってるわけですから、同一労働・同一賃金の原則に立って、待遇改善してください。

管理作業についての要求です。

(1)昇給・昇格の仕組みを改善してください。

(2)定時制高校の職場は今現在単数配置しかされておりません。複数配置してください。全日制の職場は最低3名です。よろしくお願いします。それから、再任用の配置の場合は全ての勤務時間で1人勤務にならないようにしてください。

(4)高校職場への再任用は、学校現場も本人もしんどい思いをするので高校現場に精通した人を当てるようにしてください。

(5)年休の時間単位での取得になぜ40時間制限があるのか理解しがたい。撤廃してください。

大きい7番

(1)府市統合の有無によらず実施するという根拠のない市立高校の府への移管を行わないでください。計画があるなら早急に説明してください。

(2)大阪市立デザイン教育研究所については、採択された陳情内容を無視して民営化に方向転換したが、結果として民営化を断念せざるを得なかった。今後のあり方について、デザイン教育研究所の教員を含む関係者の取り扱いの検討を直ちに始めてください。

(3)教科書の制定について、不当に介入を行わないでください。検定に合格してる教科書ですので一面的とかいうことはあり得ない話です。

(4)大阪市において使用する呼称「実習助手」ですけれども、これを大阪府同様「実習教員」と変更してください。生徒から見たら先生です。実習教員と変更するようにしてください。


(組合)

委員長も冒頭に言うたんですけども、ちょうど6年前、市立高校の校長さんが皆、このときは私も現場におってびっくりしましたけども、15年に府立に移管されます。15年4月。時期を切って言ったんですね。一体何を根拠に言ってるんやろうっていろいろ調べたら、13年3月、前年度に橋本市長時代の教育振興基本政策。これが大都市、広域的にどうのこうのとか書いてあって、そのころの維新の勢いで府立になると思わはったんか知らんけども、全員言いました。ところが5月、2学期になるとその声はどこ吹く風という感じで立ち消えました。

一番そのときにけしからんかったことは、デザイン教育研究所の募集を、14年度の募集です。来年の募集停止を13年の6月の教育委員会で決定したと。あり得ない話を平気でやったんです。これは何かいうたら、みんな府立に移管されると思って府立をよう見たら、専修学校がない。そんなことで募集停止をかけてきた。都合の悪いことを無理やりやろうとすると、とんでもないことをやらかしてしまうというのは、あれなんですね。そのときに大阪市教委を持ち出した理由は、大阪市の人間が少なくなってきた、工業高校の卒業生が少なくなってきた。そんなん全然関係のない、全国的に有名になってる学校ですから。結局最後のとこにもありましたように、陳情採択されたのに勝手に民営化というふうな方向にかじを切って、結局工芸高校と一部同居してるような施設ですから、民間事業者が入るわけないと我々は鼻から分かってましたけれども、それでも頑張って何年かやって、結局16年でしたかね。それもあかんようなって、大阪市で直営するというふうにはっきり断言しました。

ところがまた今度、松井さんが、市長が府立に移管します。このときのことを全く無視するような今回のこの発言は、私としてはびっくりです。なおかつPTA協議会、ほかの要望書の回答交渉でこんな指示を受けてますというふうに、誰が言ったのか知りませんけど、そういうことを聞くと、この4年後に府立になりますみたいな、あほみたいなこと言う校長が出てくるんです。4年後って一体どういう時期か、簡単に言えば想像つくでしょ。その1年前に、3校統合して新しい学校をスタートさせる年ですよ、4年後に。新しくスタートさした学校どうするんですか。しかも、教育系というわけのわからんことをやろうとしてるわけでしょ。ほんまに市教委のこういうなん、誰が言うたかわからへんけども、もうちょっとそんな簡単にできるわけないということは一番皆さんがよう知ってるはずなんです。そのことを市長に、節度をもって発言するように、自分の思いだけ、ばんと言ってもうて、それで既成事実をつくろうなんてことは基本的に無理ですから。

そのあたりをしっかり、見識ある人がちゃんと市長にレクチャーして、変な発言を慎むように。現場に不安と混乱をもたらすだけなんです、こういう発言が先行していくと。そのことを6年前に事実としてありましたから、そこらはよう踏まえてやっていくようにしていただきたい。

委員長も言いましたが、実習教員の問題です。主務教諭じゃないから2級職種は教諭だからということで、何の理由もなく昇給ストップ。これ、交渉の場でちゃんとした答え出してきなさいよって言ってんのに、いまだかつて何も出てきてないですね。これも、少なくとも回答交渉、あるいはもっと早く次の制度設計、実習助手・実習教員に対する制度設計どうするか、もう期限が切れてるようなもんですから。できるだけ早く制度設計を示してください、我々に。


(組合)

実習教員関係のことになりますので、担当の松澤です。

権限委譲に伴って、それまで30年以上にわたって懸案となって、その間制度がいろいろと変わりながら拡張してきた。そういったものが、この主務教諭の導入という形によって、免許を持たない、そういう状態の、基本的には高卒程度での採用が行われてる実習教員のところについては、30年前の賃金体制に逆戻りしてしまうということになります。権限委譲関係は他都市との比較をしていっても、やはり大阪市の決着する時期がもうぎりぎりになってしまったこともある。それと、高校は全体教育職の中でも少数であるだけでなく、実習教員そのものがその中でもさらに少数に加えて、2007年以降については採用すら行われていない。後回しにしても構わないといったような甘い判断があったのかもしれない。

しかし、実際問題として2表2級の賃金を提供しているというのは、もらっている給与が低い、その賃金改善の一環として行われ、苦難の時代の部分にこういった制度線の上で生涯賃金としての位置づけをされていたものです。それを保障できないとすれば、新しい制度の中でこういう道をつくるという、新しい免許を持ってない人についての制度設計というのも当然必要にもなってくる。それと、そういったことで理由を示すことができなければ、十分な形で育休者と比べれば雲泥の差です。それこそ実習教員関係の説明であったり、そこにわたる分については些細な部分の、いわゆる職務段階別加算であったり、そちらが提案してきて、もともとが大阪府並みで過ぎていった部分を退職のときの調整額をゼロにする、引き下げる、なくす。そういったものの提案があったのにです。

それ以外の部分の、本体の部分の免許を持たない、通常採用の高卒の実習教員の賃金が増えたかについては、規定もされていなければ、新しいものも出していない。時間切れでそのまま次に進んでしまっているんであれば、最悪の場合には2018年3月31日の在職者については、当面の間は新しい給与の決まりはできたかもしれないけれども、従前の形の2表2級の適用、65号給を超えて、高校の教育実習担当や、あるいは総括実習助手適用者については、それを当面の間、昇給としていくといったようなことも事例の策としては一方持ちながら、新しい主務教諭制度を踏まえてのものも行使しないといけない。

個別のとこでも主務教諭になれば、これは定数から見ても1級職にはなくなるわけですから、考え方が全く違うと。だから、根本としての実習助手の部分については、話し合う機会が設けられてないってのは、これは事実なんですから、そこについてはやはりしっかりしたものを出していかなければいけない部分があると思います。そういったところで似たような件では4月のほうに個別にお伺いをしてるように、2017年度に懲戒を受けた者が主務教諭選考に応募したところ、不合格になってるケースがあったりします。過去2年を見ていくっていう通常の例で見ていったら、当然17年度懲戒受けて、今で言う第4区分・第5区分に相当するような形を、規則の中で盛り込んで判断したんであろうなというようなことは推測されます。しかし、17年度非該当ということで、その最初のところで外れたっていうことは、それは1回目から受けられてないと、非該当になってる。初回適用になったのが18年度になったと。でもそういったところで、じゃあ2年間分、再任用前2年見るときに、18年は問題ないでしょう。でももう1年欲しいというんであれば、そこを特にするといった論議も十分なことはできてないと思うんです。そういうようなところで2年を、17年度やったら17年度はもともと非該当にした理由の年なんだから、そこがあったら当然不合格になる可能性は極めて高いと。

しかも今の評価の決め方、これが中にも入ってますが、評価が低ければ、要はそういった幾らほかの要素が高くて3.0以上の平均値が出ていても、懲戒を受けていたら第4区分・第5区分にしなさいよという形になってますから。そういった点でも、出す前からもう結果が出てるような形。初回でもしそんな形になってるこのケースなんかの場合には、不合格のままでは初回の部分で不合格になったから、今年度行ったとしたら次年度の場合はどうなるかっていったら、要はうまくいけば主務教諭になるかもしれませんが、もう65号級超えてたら足踏みがある。17年度っていう年にたまたま懲戒になったがために、同じような状況で1年前、2016年に懲戒を受けた者と比べていったら、足踏みも含めて同年齢くらいで考えたら10号給の差が出てしまうようなケースが出たりして、個々の事例としてもやっぱり給与を見ていく上で、いわゆる権限移譲を経た上で、何例かについては問題を含め、一番大きなのは実習教員の問題ですけども、ここに出てきてこういうところについて真摯な対応をお願いしたいと思います。


(組合)

後半の部分の、主務教諭関連のことついては別途話もしてますので、もう一度見といてほしいというのと、それと実習助手の採用再開のことについて言えばやっぱり希望してますが、大阪府教委のほうは先日要望を出しました。ご覧になってると思いますが、18~40の人ですかね。要するに130名ほど採用すると。府立学校ですから、府立高校と特別支援学校について。府立高校については理科と家庭科、それから支援学校については支援にかかわる実習助手の人の採用、人数の内訳ちょっとわからないんですけども、それでも130人っていう数が採用されてます。それは今いてる人たちも込みのことなのか、新たに130人なのかとかっていう確認はしてませんが、だけどそんだけの数を公募してるってことですから、ひょっとすると大阪市の臨時の実習助手の人がそこに流れる可能性がある。大阪市の実習助手、臨時の人の半分近くいてますから、欠員が生じる可能性もあるということですので、採用再開は要求としてありますが、ひとつよろしくお願いします。


(組合)

事務職員部です。

事務職員部の私の要求を言う前に去年、私、生野工業高校なんですけど、夏に大変な猛夏で、今年は暑くないのでエアコンの話にあんまりならないんですけど、ここでもみんなエアコンって言ってたと思うんですけど、暑くてオーバーフローし過ぎまして、去年の夏に、夏休みだけで100万ぐらい水道を使ってしまったんです。今、学校経営管理センターは、バルブの閉め忘れは本人に弁償させると言うて、義務制では一定、そんな事実もあるようです。そうやって脅されてるんです。命に直結している水泳部のなり手って多分あんまりないと思うんですけど、その中でもそんな脅しも含めてあるんですけど、うちは実際使ってしまったんです。そんなん勝手に使ったことやからって言われて、追加配当なくて、結局学校は9月以降の消耗品は必要なものを含めてストップしてもらいました。それで、水道もきりきりしてやっと何とか70万、水道代の年間予算からいうて70万赤字です。なんですけど、70万の消耗品で買えるものは限りなく多いです。

今、学校経営管理センターはオーバーフローはするなって言ってるんです。でもこの間、薬剤師さんの検査で、薬剤の濃度が高いのに細菌数がかなり多いっていうことで、オーバーフローしてくださいって言われたんです。それでどうも、近隣の小中学校もいっぱい出てるらしいんです。数年前から水道料が各校予算になって、すごいきりきりしてるんです。今までは水道代は予算の枠外だったんですけど、こうやって枠の中に入れられて、学校で何とかしろと、使い過ぎた分は学校で責任とれというふうに大阪市の態度が変わってきた中で、ちょっと一回ちゃんと調査してもらって、そのときに保健の先生と相談したら、プールの運営規則の中ではオーバーフローは基本だって書いてあるんですって。ああそうなんやって、事務職員はそれも知らなかったもんやから、矛盾するやん。この矛盾はどこが折り合いつけるんとかっていって、ちょっと事務長と、事務担当の私と、保健の先生と言ってたんですけども。大腸菌が発生すると、水は捨てて灌水しないといけないので、何十万っていう数字では済まないので、そんなことになっているというふうにひとつお知らせをして、今日は給与関係の方しか来られてないような感じですけれども、昔は雨漏りしたとか言うたら教育委員会が責任持って変えてくれたんですけど、教育委員会の予算の落ち方が変わったのもあるかもしれないけども、今うちの学校は200ボルトのヒューズの分電盤がまだたくさん残っているんです。そしたら、教育委員会の予算でいくと、1点で、学校の中にあるそのヒューズがないので、切れたらもう実習が突然できなくなるんです。だから、変えていかないといけないというふうに、ちゃんと施設の人もわかってるんだけど、学校長の工事の契約ができる100万以下でできる順番にしてくれって言うんです。去年、実は比較見積もりでしたら、とんでもない業者が入ってしまったみたいで、だからことしは匿名でいいよとかって言うんです。それってどうなんっていう。

そうやってちまちま100万単位の中でできる工事を学校で見積もりをとってしろっていうお金の工面の仕方なんです。教育委員会がいっぺんに必要なところをすれば、その100万の仕事をしようと思ったら事務職員はかなりの仕事をしないといけないんです。だから、仕事量がすごい。今うち既に、倍ぐらい予算使ってますって言うてやるんですけど、最初の会議のときは。ということは、倍の仕事してるっていうことなるんです。そんなことが今、学校の予算の使い方の中身なんです。それがうちの学校なんです。

もう一個、去年エアコンの効きが悪くなったんです。管理棟が変わったんで、いっぱいとまったけど、ことしは大丈夫なんですけど、去年ホームルームのエアコンがききが悪いって言われて、メンテナンスしてるじゃないですかって言ったら、メンテナンスはフィルター交換だけなんです、基本的に。中の掃除は有料ですって言われて、20万の委託料で実施したんです。20万の予算、1基ですよ。1基2教室分だけやから。すごいでしょう。これまた、今年もどっかが具合悪いって言われたらどうするとか言って、そんな話なんです。予算減ってるし、うち学級数減ってるし。予算きつきつなので。それちょっと今、うちの学校のお金の話はそんなんなんです。

その上で事務職員の話をさしてもらうと、昨年も言ったんですけど、うちの学校って2017年と2018年とそれぞれ大変なケアのいる正規職員が配置されてるんです。定数5人やから、多分薄めようと思ったかもしれないんですけど。毎年1人ずつですよ。ほんとに大変なんです。3日でいいので事務室で働いてほしいんですけどね。何が大変かすぐわかると思いますわ。もう電話ひとつ、もしくは毎日朝8時半に仕事来るかとか、電話対応がどうかとか、聞き耳たててないと、自分の仕事に集中すると突然もめてるんです。もめてる人もいるし、入試日の受け付け日だというのに担当の子が領収書も用意せんと時休をとったりするような職員の子やったんですよ。そういうふうな配置を、教育委員会は絶対人がわかっててやってると思うんです。行き先がないからかもしれんけど。その上で、1人の子が産休に入るからって言うて、私たちはとても手を尽くして、高校のことはよくわかっている事務の人に任期付き職員を受けてもらったのに、落とされたんです。そして、次その来た人も結構大変な人だったんです。私たちちゃんと探してきて、ちゃんとお願いしたのに。

任期付き職員っていうのは、臨時的任用職員の劣悪な採用条件を緩和するためにできた制度だったんではないのかと。そして、そのことによって学校事務を助けてくれるための制度ではなかったのかと。あれから半年経ってもまだ私たちは悶々としていて、許せないんです。この人事に対して許せない状態が続いてるんです。そうなのに、まだちゃんと正規職員がねって、今年はまだ2人しか採用されてないので。また臨時的任用職員っていう、年収200万前後の人が何人も公募の中で定数内の職、仕事をしてると。島じゃないので、定数内なので、200万でも700万でも一人前の仕事をしてもらわないといけないんです。それをわかって人をちゃんと採用してほしいし、配置もしてほしい。その上で次の要求があるかなっていうふうに思います。

以上です。ごめん、もう一個だけ。ほんで、望まない人事が起こったんです。うち、組合のやりとりが2人も事務長なって、誰も、2人とも事務長になりたい言うてないんです。でも教育委員会の考えは、単なる係長は昇任やって、4級は昇任やって言ってるけど、仕事の質が変わるんです。今ここで私は事務のことを一生懸命して、事務室の中が円滑に回ることを仕事してたらいいんですけど、事務長になった途端にたくさんの工業高校の期限付き講師の採用から、何かのことから何かのことから、全部決裁をしてって、突然仕事が変わるんです。これは単なる昇任じゃないんです。望んでない人が行くべき立場の仕事じゃないと思って。それはもう完璧に管理職の世界なので。だから、やっぱり希望してない、人柄がよくて事務長になってほしい人はいっぱいいるでしょうけど、仕事もできる人はいるかもしれんけど、本人が決意してないのに。教頭も校長も、本人が決意してテスト受けてるじゃないですか。事務長はそうじゃないから。やっぱり望んでない人事っていうのは、事務長人事は絶対したらあかんのちゃうかなというふうに、それは早期退職の最たる肩たたきだったりとか、メンタルを壊すようなことになるのではないかと思います。


(組合)

次、女性部のほうからお願いします。

要求書の5ページの、子供の看護休暇の一番下の行なんですが、5の対象となる年齢を中学校就学前まで認めることは、この春に改善されましたので削除していただいたらと思います。申しわけありません。5のところは削除してください。ありがとうございます。

それで、全部共通して言えることなんですけれども、休職の代替職員が来ない、見つからないというのがもうここ何年も言われています。産休・育休についてもなかなか見つからないし、ましてや突然の病休とかになると、全く代替が出ないという状態になっていくので、5ページの11番の②のところにも書かせてもらったんですけれども、やはりこの問題は早急に何か手だてを考えていただかないと、私たち女性は産休・育休・介護休暇、どうしても必要ですので、必ず代替の手当を教育委員会が責任を持ってやるという意思を示していただきたい。市教委も頭を悩ませているとは思うが、それがあっての制度ですので、見つからないから産休ちょっと入るの待ってくれみたいなこと言う管理職も出てくるので、ほんとに何より健康な状態でちゃんと赤ちゃんを安心して産みたいと思いますので、絶対そういうことのないように、ここはやっぱり教育委員会は必ずちゃんと責任を持ってしていただきたいということをもう一度お願いしたいと思います。

それから、セクハラとパワハラの問題についても、残念ながらやはりあちこちの職場で聞かれていますので、その辺の対策もやはりきちんとしたものを声高に、市教委が中心となって作り上げていただきたいということも、あわせてお願いします。

あと、11の育児・介護支援充実のところの、④の保育特別休暇っていう話なんですけれども、私が子育てをしていて保育所に子供を預けていたときは1日30分あったんです。これがもう本当に助かりました。どうしても保育園のお迎えっていうのは決まった時間ですし、それ以上遅れると延長、昔は延長とかあんまりなかった時代だから、最近は延長してもらえるんですが、新たな料金も発生しますし、やはり子供に負担を掛けてしまいますので、できるだけ早くお迎えに行きたいというのは痛切なる願いです。現在この30分が削られたために、多くの人が部分休業を取得しています。部分休業というのは無給ですので、給料がカットされるという形になります。当然、仕事の量は変わりません。本当は持ち時間を減らして負担を減らしてほしいんですがそれができていませんので、全く同じような内容のことを短い時間内にやらなくてはいけないので、かえって持ち帰りが増えたりとか、ほんとにみんなぎりぎりの状態で今子育てしている教職員がすごくたくさんいます。良くなっているはずなのに、私の頃より厳しくなっているのが、現実として感じられますので、ぜひともこの世の中、男女共同参画とかいろんなところで働き方改革とか声高に叫んでいるのであれば、大阪市もそれを率先してやろうとするのであれば、この足元のところをしっかりやっていただきたいと思います。たった30分です。30分ちょっと手当てしていただくっていうことで随分変わってくると思いますので。

あと、保育園もそうなんですが、小学校の低学年の間もかなり皆さん苦しい思いをされて子育てをされています。先に家を出て1年生の子は鍵をかけて家を出なあかんとかいう状態も、実際にこれはもう昔からずっと起こってることなんですが、やっぱりこういったことも部分休業も、延長するなり何なりの手だてっていうのは早急に考えていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。


(組合)

青年部ですけれども、数点要望します。

まず、非正規教員が大阪市は非常に多くおります。私、桜宮高校なんですけれども、それが11ページに、学校の要求書にも重複して書いております。ここ数年、今までと比べて採用数が増えてきてるのかなとは思うんですけれども、でも結局それは定年退職者、あるいは再任用の人たちが抜けた穴を埋めているだけであって、単なるプラマイゼロなのかなという気がしますので、専任の増加です。4ページの⑫にあったと思いますが、定数内講師による助教諭などの臨時的任用の採用を改め、教諭の専任率を高めることと書かせていただいてますが、特に非正規となると青年層が非常に多いです。特に工業高校とかはかなり多いと聞いています。あとは定時制もおります。その青年教職員がずっと講師でやっていくことのないように、採用の大幅増加は思ってます。

それから、採用がしばらくない教科があるのかなと思います。今年度は家庭科の採用があるというふうに聞いてるんですが、これまではずっと家庭科と福祉とセットで、家庭科の教員免許と福祉の教員免許とセットで持っている人しか採用なかったんです。これもう行く学校決まってて。淀商業しかないという、明らかに福祉ボランティア科が淀商業にありますので、それは明らかだったんですが、今年は家庭科単独でも採用があるということなんですが、今までそれがなかったので。かつ、例えば必修教科であったとしても情報、あるいは芸術科目も、これは必修になっています。選択で美術やら書道やら音楽やらと、普通科高校はあると思うんですけども、ここの採用っていうのを強く求めたいと思います。必修なので、多くの学校で非常勤講師なり常勤講師が担当されていることが多いのかなとは思うんですが、情報は数年前に確か問題になった記憶があります。ただ単に数を増やしていくだけではなくて、その教科もきちんと精査してもらいたいと思います。

それから、部活動に関する要望です。5ページの⑦です。教職員の過労防止のためにも、週休日の部活動等を減らすこと。そのために週休分どちらか1日は休むよう学校長指導のもととありますが、本校も、学校現場の実態として、非正規の若い20代前半ぐらいの講師の方がばりばりやってるところが多いのかなと思います。その教諭がしないということではないんですけれども、構造的な問題だと思っていて、やっぱりどうしても、部活動を一生懸命やって、土日もずっと来て頑張ってるねって言われる空気みたいなものを少し感じます。職場訪問なんか、休みの日とか土日の日とかにして回ってますとやっぱり多くの先生方が来られてて、大阪府のほうは必ず週に1日はノー部活デーということで、府教委のほうから府立学校のほうには通達がいったのが多分3年前に、必ず1日は休みにしなさい。大阪市の場合は義務制の小中学校については、特に中学校ですよね。それが通達がいってるというふうに聞いてるんですが、高等学校はそれに準ずるというか、いう形で、それが事実上適用されていても罰則の規定がないいうところなんで、そこもちょっと大阪府と参考にしてもらいながら過剰労働防止に努めていただきたいというふうに思います。

それから、ついでなんで11ページの桜宮高校なんですけれども、本校含めて2番の、教育活動支援員を入れてほしいというところで、本校とあと東淀工業高校があったと思いますが、普通科に、知的障害自立支援コースというコースがあります。知的障害がある子供たちと、ともに学びともに育つという教育環境の中で、1学年に3名、計9名受け入れを行っています。自立支援の担当者がいるわけですけども、すごく専門的な知識があるのかっていうと、そうではなくて、校内の誰かがそこの担当として割り当てられるということになってますので、もちろんその担当になってから専門的な勉強をされていくことにはなるんですけども、ただその専門的な知識っていうのがない状態からスタートしていくので、これは東淀工業も多分同じだと思うんですけども。なかなか教育的効果が上がってないっていうのが現状としてあります。なので、専門的な支援員というのも入れていただきたいということ。

最後に3番目ですね。3号館・4号館の建て替えを緊急に実施してもらいたい。実はここに書かれているんですが、老朽化が非常に激しく、アルミの窓の枠ごと落下しまして。6月だったと思いますが、3号館はほぼ入ってすぐ目の前にある建物なんですけど、実は私今2年生の担任してまして、6月の最終月曜日に2年生が体育館で科目選択の説明会をしてたんです。科目選択の説明会がちょっと長引いて、5分時間押したんです。ちょうどその、本来であれば5分前に終わって校舎の中を歩いてるであろう時間帯に窓枠ごと落ちてたので、これ5分延びてなかったらほんとに怖かったよねと校内で話していた。管理職から連絡いってるとは思うのですが、事務のほうに理由は何ですかって聞いたら、そもそも建物が古くて、枠が古くていうことでしたので、一歩間違えれば生徒にぶつかってたのかなっていうことで、校内にいる人間もぞっとしてたんですけれども、過去に扇町総合でも窓枠が外に、校内の外に落ちてしまって、たまたま通行人がいなかっただけで、あわや大惨事ということもあったと思うので、施設についてはきちんと予算つけていただきたいと思います。


(組合)

もう3年間で、今年4月から窓ガラスが3枚割れました。生徒がちょっともたれただけで。学校は安心・安全なはずのところが、危険を感じることがこの1学期あったので、施設設備は早急に改善しないと、とんでもないことになると思いますのでお願いします。


(組合)

今、青年部のほうからの話の中で、教職員の過労防止のために、部活動だったんですけども、土日の勤務で言うと学校説明会とか、中学生向けにとかっていうので管理職が、主に若手の教員に一本釣りで土日、地域に、例えば鶴見区とか城東区でとかっていうような単位での学校説明会に出かけていって、それぞれの学校のブースを担当している。若手が当たることが多いです。

例えばそこの若手の人と、教科の勉強しようということで、いついつこんなんがあるから一緒に行こうかって言ったところで、学校説明会があると。要するに、管理職から直接頼まれてるわけです。学校に生徒が集まらないともうお前んとこの学校潰すぞっていうような勢いで教育委員会が話しするから、校長は自分とこの学校を宣伝して回らないといけない。本来はどんな授業してるのか、それぞれの地域から生徒たちに見てきてもらって、加えて便所きれいだとかってことであれば人が集まると思うんですけど、わざわざブース開いて、休みの日にすることではないような気がしますので、よろしくお願いしたいなと思います。

それから、窓枠落ちたことについては、たまたまそこに人がいなかったっていうだけで、この間、労安でも僕は言ってますけど、窓の下は植え込み等を置いて、人が立ち入れないような空間、あるいは1階と2階の境のところに屋根を設ける等して、人が下に歩いててもダイレクトに当たらないような工夫をすると。それは要求書で言えば、耐震のところで、非構造部材の耐震化とかっていうことを言ってるとこありますので、要するにそこは耐震構造は一応しましたっていうことなので、それ以外の非構造部材の耐震化。例えば学校の中の教室の中の窓とか、外壁じゃないところのドアとか窓とか、木造の窓枠使ってるとこもいっぱいありますから、非構造部材の耐震化について、教育委員会は責任持って見てるとかって言ってますが、見てるんだったらこんなにぽんぽんと窓が落ちないっていうふうに思いますので、よろしくお願いします。


(組合)

私のほうから主に、7ページの、その他の1番の府市統合の件に関連して、今、委員長から出ましたように、この10年間ぐらいは統廃合、あるいは入試の定員が3年割れたらもう潰すとかいう話が学校現場のほうにおりてきてますので、私たち教職員自体がそれに怯えながらというか、戸惑いながらずっと勤務していたっていうところが正直なところです。それまではまだいろいろ締め付けが始まったころではありますけども。特に私は教員として、専門性を生かしてのびのびと授業等をさせていただけたと思います。

しかし、最近は感情的な話になるかもしれませんが、私たち教員は専門性をもってこの仕事についているはずなのに、その専門性を全く生かす場面がないのではないかと。特に、同じ大阪府立の高等学校と比べるだけでも、あるいは大阪府内の私立の高等学校と比べても、何をしてるんかなという印象があります。例えばこの要求書で言いますと、4ページの⑲の自立支援と障害を持つ生徒が在籍する学校云々とありますけども、支援のコースがある学校以外での障害を持つ生徒、病気を持つ生徒、たくさん入ってきております。入試で選抜されて入ってくる以上は私たちも当然拒むこともできませんし、同じように授業を受けさせて成果上げさせて卒業させたいという思いでやっております。

しかし、教科を教えながらその子の介助にも入っていかなきゃいけないし、あるいはその子の病気とか特性を理解した上で対応しなければ、万一命にかかわることが出てくると、その子も不幸ですし、私たちも責任の念がずっと拭い去れないというようなことになるかと思います。私たちは夏休みとか使って研修を受けたりとかも当然しておりますけれども、その研修も確かに大事ではあるんですが、一方で専門性も、専門の教科の研究もしたいし、授業の力上げたいと思っているのに、実際時間が取れないということが多々生じてるかと思います。

あるいは4ページの上の④です。心の病のとこですけども、ほんとに定員割れということもあって、多様な生徒が入ってきております。私たちもなるべく子供や生活に寄り添った指導をしていこうと、悩みも当然聞きますし、じっくりと1時間、2時間話を聞くこと当然出てきます。業務を置いといて話すことも当然あります。カウンセラーの先生方も月2回とかいらっしゃって、話は当然聞いてられるんですけども、そこだけで機能ができてるかというたらなかなか足りないような状況もありますので、それを養護教諭に任せるのかといえば、養護教諭も別の仕事もありますので、もう少し多様な生徒に対応できる人員配置、予算配置を大変かとは思いますが、もう一度御配慮いただけたらありがたいかなと思います。

また、40代の教職が非常に少ないという中で、家庭内においても子供が病気したとか、子供をつくりたいができないとか、さまざまな事情を持った40代の職員がたくさんおります。例えば、夫婦とも教職員なんですけども、子供が障害を持っていて、小学校までは何とか休暇等があったのでやってこれたけども、その子が中学校へ進学した途端にその休暇が使えないということなったので、40代で優秀な方やったのに辞めざるを得ないということもありました。これは大阪市にとっても非常に痛いことやと思うんです。私たちもそうですし、大阪市の教育委員会もやっぱり辛いことやと思うんです。そういったことを今一度御認識していただいて、何とか少しでも善処できるところお願いしたいと思います。

私自身が大阪市立の高等学校出身なので、昔から大阪市立の高等学校の良さっていうものを知った上で今この場におると思っております。昔は本当に多様な学科があり、すばらしい先生方も当然いらっしゃって、府立にはない魅力がたくさんあってという中で大阪市の高等学校の魅力を持ち、高校に進学し、実際教職員として勤めてる状況ですけども、昔できてたことがいろいろ制約あるし、ここまでできなくなるのかっていうのが非常に辛いです。

特に校舎に関しては、本当に生徒が入って来ないと潰れる、保障も何もないと言われると、私たちマンパワーで何とか頑張ってますけど、説明会に出向いたりとか、学校訪問しに行ったりとか、訪問行くにしてもなるべく予算使わないように通勤の範囲内で行くとか、さまざまなことをして何とか私学の生徒を一人でもこっちにと思ってるんですが、やはりあんだけ無償化なってお金持っていかれて、施設も整っていってマンパワーもあってというとこにはどうしても及ばない状況があります。きっとそこのあたり、市教委のほうも苦しんでいらっしゃるかと思うんですけども、ぜひとも現場の声も聞いていただいた上で、何とかできるところからいろいろあると思いますんで、改善をお願いしたいと思います。

最後に、私、鶴見商業高校に現在おりますので、鶴見商業の要求書の中から幾つかだけ申し上げたいと思います。本校、鶴見緑地の横にありまして、春から夏にかけて教室に蜂が入ってきます。しかも商業高校なんで女の子がほとんどなんで、キャアキャア言うて授業にすらならないいうことがときどきあります。いつ蜂が入ってくるかわからんというような状況で授業すんのはさすがに辛いですし、そしたらエアコンつけたらええやないかって話になるんですが、確かに普通教室はエアコンをつければいいかもしれませんけど、商業高校なんで、さまざまな実習等々がありますから別の教室にも移動します。あるいは、エアコン稼動できない時期に当然蜂も入ってきます。エアコンの設置も当然、特別教室等々エアコン設置もお願いしたいとこではあるのですが、せめて教室に網戸とかいうもので侵入を防ぐものがあったらもう少し安心して授業受けれるかなという印象がありますので、御検討お願いしたいと思います。


(組合)

大阪市の学校が好きな人ばっかりが集まってきてますから、それも専門性がこの間発揮できてたとかっていう誇りがあっての上の話ですので、よろしくお願いします。


(組合)

失礼します。第二工芸高校です。私は執行委員ではなくて、いち組合員ですので、職場の中から見える大きなこと、小さなこと、気がついたこと、今までおっしゃった方と重ならないように申し上げたいと思います。29ページが第二工芸高校のところですのでご覧ください。3点申し上げます。実は昨年度もこの場で同じようなこと申し上げたと思うんですけれども、一向に何も変わっていないので、再度繰り返し申し上げます。大きな1番は、学校独自の要求とかって書いておりますけれども、これは文面のとおりですので特に補足はいたしませんが、産業医から強い意見をもらっているところが何年経っても改善されないということをどう捉えたらいいのでしょうか。労安体制が確立されて、私もずっと労安のメンバーでやってます。衛生管理者の資格も取りました。産業医も同じ先生がずっと来られてるんですけれども、毎月1回校内巡視しても全然様子が変わっていない。例えば特に、空調とか実習室とか。産業医ってのはそれなりの権限のある立場かと思うんですが、その方が繰り返し繰り返し強い意見を示しても何も改善されないということで、労安の会議でもよく話題になります。いつも言うてますよね、どうにもなりませんよな。そんな話で非常に空しいです。労安体制、実のあるものにするためにその辺のことをよく考えていただきたいと思います。これが1点です。

2点目。これもきょう言いましたけれども、府立移管の話であるとか、政治絡みの都構想の話であるとか、それはいろいろな御意見があって、組合は組合としての見解も持ってますけども、現場はいろんな意見がありますが、それは置いといて、誰もが共通してこうしてほしい、こうでないといかんねやろなと思うのは、やっぱり二重行政の解消ってことなんです。市長や知事がおっしゃる二重行政の解消と、我々が考えてる二重行政の解消は同じになるかどうなのか、よくわからない部分もありますけれども、二重行政の解消ってのは必要なことだと私は思っています。であるのに、その他のところの⑥と⑦のことについて今お話をしようとしてるんですけれども、二重行政の解消を市や府のトップが掲げながら、教育現場では、特に府立高校と市立高校を比べて、府立移管しようとしてはるのに、のにですよ。人事考課制度であるとか、主務教諭制度であるとか、年休や時休のとり方が違うであるとか、全然違う制度を立て続けに次から次へと導入しています。ひょっとしたら教育委員会は府立移管させないために府と違うことをどんどん入れてんのかなと、そんな思いもせんではないんですけれども、ただ生徒たちにとっては府立であれ市立であれ、公立高校に通ってきているわけで、我々は公立高校で生徒たちを教えるという立場で働いています。そこには府立も市立も差はありません。そういう市独自にどんどん立て続けに新しい制度をとり入れることを何とかストップしていただきたいと思います。去年も言いました。

三つ目です。最後です。これは些細なことなんですけども、⑧、一番下の行⑧、29ページの⑧に書いてあることを具体的に申し上げます。工芸高校、第二工芸高校は阿倍野区にありまして、地下鉄文の里の駅からすぐなんです。市立の中心的な存在である都島工業高校、都島第二工業高校は、地下鉄都島駅の真上にあります。よく工芸と都工の間は行き来があります。出張とか研修とかいろんな会議で。で、普通は誰でもが地下鉄文の里、工芸から都工に行こうと思えば地下鉄文の里から、地下鉄一本で、大阪市営ですよ。今は大阪メトロですけど。地下鉄一本で乗換えもなく、都工の真下にある駅まで一本で行って行き来するんです。ところが、大阪市の管内出張のシステムでいうと、それはあかんって言うんです。どうせえっていうか御存じですか。まず、工芸高校から10分歩いて、JR美章園駅に行きます。1時間に4本しか走らない普通電車を待ちます。天王寺で降ります。天王寺で乗りかえます。環状線はたくさん走ってるんですけど、ほんでもう乗りかえます。人ごみの中乗りかえます。で、桜ノ宮で降りるそうです。桜ノ宮の駅から都工まで12を分かかります。それを歩かせるんですよ。そんな不合理なことを、私初めて事務の方から言われまして、悪いけどそうなるんですって言われまして、ええっと驚くよりも、あほかっていう気になりました。ただ、邪魔くさいからしんどいから言うてるんじゃないですよ。我々の勤務時間とか労働時間っていうのを大阪市当局はどう思っているんですか。そういうことに費やすのがいいんですか。管理職も多分、自腹切って地下鉄で行ってると思いますよ、工芸、都工の往復ね。こんな不合理なことはやめましょうよということを言いたくて、今日は今年初めて申し上げますけれども、一言言わせていただきました。ありがとうございます。


(組合)

生野工業高校です。26ページのとこです。26ページの内容に入る前に、私も大阪市立の校園で育てていただいた人間ですので、府市統合の話、あわせて中学3年生の娘の父親でもあります。今、高校選びをやっているところですが、府市の移管の話、お父さん、市の学校に勤めてるからわかるんだろうと。わかりませんということですね。中におる人間もわかれへんという、外の人間もっとわかれへんのちゃうかなと。どうやねんというふうな話とか、いやもう市直営でいくんだっていうようなお話があってしかるべきやなというふうに思うんですが、いろんな部分で言えないんですね。教職員の立場でも、父親の立場でも、いうふうな部分があるんで。どういう形なのか、見解の相違はあるとは思うんですけれども、僕は市立の校園で育てていただいたというふうな認識を持ってますので申し上げておきたいなというふうに思います。

26ページになるんですが、人事考課システムで安心・安全な学校についてというふうな部分があったんですが、今出てきたようないろんな話、うちの学校、大腸菌類の話もありますし、窓枠落ちた何やかんやいうて話あるんですけど、作れないですよね、これ。わざと達成できへんような目標を入れようとしてんのかいう話になるかと思うんですけど。言うたら先週から今週にかけていろいろ芸能問題で隠ぺいですか。何か言うてんの。例えばうちの学校で、大腸菌類が発生しているというふうなことを私知ってしまった、言わずにはおれんですわね、これ。言えへん、知らんかったことにできるかいうたら、オーバーフローも、オーバーフローさせたらええんやけど、したらあかん言うんですね。したらあかんいうて言うてええんかって話で。隠したらあかんでしょう。今の、さっきのところの、説明責任というようなことがやっぱ求められるわけなんで。で、それどないなってるんやろなというふうなことを思いました。いろいろあるんですけれども、人事考課システムの部分に絡む分で1人1台必要やなと思うんです。人事考課システムの、校長先生に御評価いただくための市の校務支援パソコンの、これで書くんですよね。1人1台ないということでいうと、うちの学校現場ではタイムシェアしてやるんです。そうすると、それに費やせる時間って、うちの学校の教職員少ないから評価が下がるんちゃうんか。逆補正してくれるんですかっちゅうふうな話もあると思います。この評価シートを御参考になられて、いやこれ書き直しなさいっていうふうに管理職にも言われて書き直していくんですけど、これ結構重要な部分になってきてると思うんですけど、それをタイムシェアしなさいというふうな部分でいうたらこれ、正当な評価になってるのかな。1台割り当ててもらってないのに。だから、割り当ててない人はもうその評価、除外するとか、全部なくするとかいうふうな部分があってしかるべきかなというふうにして思います。

あとごめんなさい、もう一つ。トイレの老朽化です。休みの日とかに来ると、うちの学校のいろんな部分の排水が悪いんで、臭気トラップがないです。ぱっと、夜とか休みの日とか行くと、下水からゴキブリが上がってくるいうふうな状態なので、お願いしたいなと思います。いろいろ言いたいことはあるんですが、すんません、時間もあると思うので。生野高校からです。よろしくお願いします。


(組合)

大腸菌は覚えといてくださいね。


(組合)

大腸菌類。


(組合)

大腸菌じゃない。


(組合)

要するに、汚れのバロメーター。


(組合)

この前も、都島工業高校は選挙の投票所だったんです。本校は今ボヤの状況があって、校舎内が立入禁止なんです。で、休みの日は門を閉め切ってるんです。外部の人間が入るときには必要教員が付いて、来る人間などの確認をとって中に入れてやってるんです。ですから、当然のことながら立入禁止の状況で、つまり投票で向かうところに対してバリケードを張った状態で投票を今回したんです。いつまでこんなことせなあかんのかっていう話なんですよね。当然高等学校も避難所ですから、災害が起こったらば当然のことながら平日であれば逃げ込んでくるわけです。にもかかわらず、土日の場合には先生が中におるけれども、門も全部のところ閉め切って入れないように今してる状況です。つまり、不審者が入らんような状況というのを大前提にしてシャットアウトしてるんです。避難所なのに。その状況で、当然のことながら都島の駅の真上ですから、事が起これば都島の駅からは上がって避難しなさいという指示をしかねへんですよね。災害の避難所ですから。大阪市が堂々と外に出して公表してる場所ですから。避難してくるんだけども、入れない。この状況というのは矛盾してると思います。やはり避難所として使える環境があり、そこに対して部外者が入ってきてても安全なような、ある程度カメラ類であるとかそういうのを設置して、避難してきた人間が安全にそこで避難ができるような状況というのが、全部の学校で行われないといけないと思うんです。

今聞いてると、避難所へ来たらば窓が降ってくる。災害で避難してくると死ぬかもしれへん。というような話を今ここで、会議室の中で密談のように話をしてるならいいんですけども、これをマスコミさんが聞いたらびっくりすると思うんです。大阪市の学校は避難してくると窓が降ってくるらしいよって。避難してくると困るという状況になってるような。校舎は閉め出されてるからトイレは使えないよと、どこも入られへんって。これが果たして避難所として正しいのかどうかってことですよね。ですからやはり、施設設備に関しては避難所に相当するだけの予算を、やっぱり大阪市が予算立てをして、それに相当するだけの防災に関する基地としての体裁を最低限保たなあかんと思うんです。でないと、逃げてきたは死にましたっていうのは誰が責任とるんですか。市長さんですか。市長さん、そこで自殺してくれるわけでも何でもないでしょ。そういう状況になってるってことなんですよ、今聞いてたら。どこの学校も避難所になってないってことないじゃないですか。そこまで状況は切羽詰まって追い込まれてるのに、そこに対してお金を出さないっていうのは大問題だと思う。これは政治的に取り上げてないだけであって、取り上げたらいいカモですよ。実際にそんなふうにしたら多分、どこの学校も調査に来るんちゃいますか。これ何ですかって来るでしょ。こういうのはあかんかったとか、バリアフリーなってないとか、そういうこと全部聞いてくると思いますよ。こんな最低限のことを話をせなあかんっていうのはやめてもらえませんか。ちょっとひど過ぎると思うんです。去年地震が起こってから、一体どんだけそういうとこに対して対応したかっていうのを問われると思うんです。早期に改善をお願いしたいと思います。


(組合)

要求書9ページ、気づいてなかったんですけども、今、教育委員会の方とも気づいてることなんですが、プール棟のプールの排水の具合っていうのがおかしいと。水がちょっと抜けているというようなことがあるみたいで、そこのところがなかなか直してもらえないということが、最近ちょっと分かりましたので、そこだけちょっと伝えておきます。要求してるとおりになかなか直していただけないというふうな状況ということです。


(組合)

プール棟はそのままみたいで、横の溝、けがしはったんやな。けがもされてると。労災出したかどうか知らないですけど、もう直してもらったかなと思ってたんです、もうだいぶたってるから。聞くと、まだということで、こんなことぐらいすぐできるやろと。人がけがもしてますからね。あと何か、言い残したことなにか。


(組合)

先ほどもちらっと申し上げたんですが、部活動について、先ほどのことだけではないとは思うんですけど、部活動は当然一生懸命やってる子供たちはすばらしいと思いますし、熱心に指導される先生がいて学校内に多数ルールももちろんあるんですけど、多分中学校現場もそうかなとは思うんですけど、私はいまだに、日本がそうかな、土日にずっと来て朝から晩までずっとやってっていう、私自身もそういう時期が一時期あって、管理職からは頑張ってるなという声もかけてもらうんですけど、やっぱりそこの認識が、もうそういう時代ではなくなってきてますし、過重労働して頑張ってるならいいっていうふうなっていうのはやっぱりちょっとまずいのかなと思います。ただ、学校現場なかなか変わらないっていうのが現状としてあるのかなと思うので、教育委員会に対しては、意識とか認識とか考え方をそもそも変えていかないと。府立高校で今年の2月に、府立山田高校だったと思うんですが、府を相手に訴訟を起こしてるんです。過重労働を強いられて適応障害になって休職したっていうことで、月残業が140時間が半年ぐらい続いていたという話だったと思うんですが。でも、学校現場にいるとそういう雰囲気を感じることは多々あって、それは例えば時期的な部分で、季節的にこの時期ちょっと忙しいから残業どうしても出てくるんですとかっていうことではなくて、特に本校の場合は年がら年中ずっとそれがやってる状態で、過重労働にもなってる部分ももちろん、本校だけじゃないにしてもあるのかなという。それはやっぱり我々教員の意識っていうものが変わっていきにくいと思うんです。なので、教育委員会のほうから、もちろん部活動を否定するわけじゃないんですが、先生方もしっかり休みましょう。休んで、例えばしっかり休んだ上で、授業なり部活動指導もそうなんですけども、質の高い仕事ができる、そういういいサイクルがそれで生み出されていくんだという情報発信のほうを何とかやってもらえないのかなというふうには思います。なかなか長時間労働減らない現状があって、私も労安参加してるんですけれども、昨年、おととしに比べたらやや減少してるんです。例えば100時間超えが何名っていうのが出てくるんですけども、本校は100時間というのはもう時代じゃないと、80時間にしなさいと産業医からの指導があったので、本校は80時間になってるんですけども、そういう一定前進はあるものの、やっぱり中身としてなかなかそういう意識っていうのは変わっていかないのかなと思うので、教育委員会のほう主導で働き方改革というような、方向、普通に言われてますので、そういう情報発信を学校、あるいは管理職ですね。管理職のほうにも情報発信、もしくは場合によっては指導とかになるかもわからないんですが、そういうふうにしていただきたいいうふうに思います。


(組合)

超勤に関して、コンサルタントの成果はまだ出てないと思いますんで、ひとつよろしくお願いします。よろしいですか。


(組合)

12ページの東淀工業高校になります。三つ目なんですが、表題から見るとその後に書いてるのは排水の関係なので、本館建て替えたらこのあたりの排水もよくなるっていうのはこじつけになるんですが、どう見ても合わないので。表題の、例えば排水状況の改善といったとこで訂正お願いします。きのうも5時前後ぐらいに、1時間あたり10ミリ近い状態の雨が降ったわけですが、そういう中で水たまり、排水のところで処理できないものが川となって流れる。地盤沈下なんかも引き続き継続しているような場所でもあったりしますので、ちょうど人がよく通る道門であれば、その扉の一番人が通るところに水がたまってしまったりするといったようなことが起きてます。それはもう写真なり撮って、学校としても提出もしてたりしますんで、そのあたりのところの検討をお願いしたいと。

 あと、本校生徒のほうがやっぱり定員割れするようなとこもあって全入してくる、そういった中で大変指導しにくい状態の1年生、それを持ち時間を超えて4時間程度廊下で立ち回りしながら学校の教育を維持している。そういったこともあって、従来1年生、教室の4階からスタートした部分を2階にする。とにかく4階に行ったら近隣住民の生活をのぞいたり、あるいは昼のお弁当のトマトを残ったら投げてみたりとかいったような近隣への被害。そういったようなこともあって、学校として1年生を2階でスタートさせたりする。そういった中で廊下の窓っていうのが、60年を迎える校舎ですから木枠の状態です。よほどの理由がなければ公的なそういったこともあって、アルミサッシ化っていうのがなかなか難しくなる条件がこの間あって、他校でも私が経験した中では此花工業高校っていうのは生徒が荒れて、教室の中が廊下から見れなければ教育が成り立たないと、そういったような特別な事情があったら、教室の廊下側の壁だけだった部分に窓枠をつけて、中が見えるようなそういったようなことにしていただいたような学校もあります。よその学校で落ちるぐらいのアルミサッシであれば構いませんから。もう中古でもいいから、とにかくそういった木枠の部分を置きかえてもらって、落ちなければ。いずれにしても3年生になると、今まで使っていた部分は曇りガラスの部分落ちついて勉強できるように、そんなに廊下を通る職員とか業者、たまには会いますから、そういったところが気になったら勉強も落ちつきませんから、そういった2階の部分であればすりガラスを多く入れているという部分があります。しかし今、1年生が入ってますから、教室の中、あるいはしっかり廊下からも授業の様子がわかるよう、新しい1年生のそういった教育に役立つような教育条件を整えていくというようなところでもそういったところの予算化等々も必要ではないかなと思います。

それと、現業の方が少なくなってきて、現場でいろんな形でペンキ等の塗ったりする関与とか、なかなか専門的な人ばかりではないので。昔であれば順番に営繕班があって回ってくるようなこことかあったんですが、そういったこともなかなかできない状況です。それこそ錆だらけになったりして、やはり高い目的があるかないかにかかわらず、そういった定員割れしてくるようなところの学校の生徒であっても、自分が学んでるところが錆だらけ、あるいは継ぎはぎだらけといったようなところで学んでいったらやはり、決していい思いをして卒業できることばかりではないと思います。少なくとも、ぼろぼろだけれどもそれをいろんな形で注意しながら丁寧に使っている、そんなところがわかるようなところも含めて施設設備の充実、小さな予算でもできることがあると思いますんで、そんなところにも予算使っていただきたいと思います。


(組合)

あと、よろしいですか。


(組合)

最後にいいですか。二つほど。咲くやこの花です。本校は総合学科ももちろんあるんですけども、非常に多様な生徒がいます。開校当初からいろんなことに取り組んできていたようで、非常に多くの仕事と、それから多様な生徒を抱えてる現状があります。なので、統一要求書のほうにも書かせてもらったんですけども、仕事量を減らすか人員配置を増やすか、あるいは両方してもらわないと、ちょっとしんどいことが出てきてるんです。なので、ぜひともこの辺は仕事量減らすか人員配置をふやすかどちらか、せめてどちらかよろしくお願いします。

それから、ちょっと盛り込んだところで演劇科のことなんですけども、本校は全国で2番目に早い、公立で演劇科を設置している学校なんですけれども。非常に特色ある学校なんですが、今メインでされてる方いらっしゃいますが、この方もうあと10年以内に定年を迎え、再任用が本校になったとしても十数年でその方はいらっしゃらなくなるということです。もちろん健康上の問題は今のところないんですけども、こういうのが出てきたときに演劇科としてやっていけるのかいうところがあります。なので、まだ長期的な話になってくるかもしれませんが、ぜひとも芸術科目として諸外国では位置づけられてるので、演劇を芸術科目の一つとして文科省に設置するように、市教委として求めてほしいという内容なんです。それができないことはあるかもしれませんが、ぜひとも大阪市として、こういう特色のある学校を設置している以上は、ぜひとも芸術科目に演劇。演劇というものが、演劇が芸術科目として設置されるならば、教員の免許に関しても演劇というものが作られるようになると思います。そうすれば後継者もできると思いますので、ちょっと気の長い話かもしれませんけれども、ぜひとも文科省への設置を求めるような働きかけをよろしくお願いします。

ちょっと遅くなりましたが、東淀工業は夕立の後に行ってもらったら教室に入る玄関の前水浸しで、長靴なかったら歩かれへんって感じですから、一回見に来てもらいたいなと思います。この後実習助手の内容につきますので別途交渉か、あるいはこの中身について事務折衝さしてもらおうと思いますので、よろしくお願いします。


(市教委)

ただいま大阪市立高等学校教職員組合の皆様方から労働条件の改善に関する御要求をお受けしたところでございます。多岐にわたる本日の御要求につきましては、その趣旨を踏まえ、今後各所管関係、企画関係とも十分検討を重ね、勤務労働条件にかかわっては誠意をもって協議いたしてまいりたいと存じますので、本日のところはよろしくお願いいたします。


配布資料

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令和2年3月13日(金曜日)

大阪市立高等学校教職員組合 年間要求申入れ交渉(事務折衝)の議事録

(市教委)

お手元にあります項目分類表と回答案をもとに説明させていただきます。内容に入ります前に、新規事項について御案内させていただきます。今回、3点いただいていたかと認識しておりまして、まず5ページ3の(1)。こちらと、あと14ページの3の(7)の⑥、あと項目左上になるんですが5の(10)。こちらが学校徴収金にかかるご要望なんですが、これは管理運営事項ということでさせていただいております。

では、回答の順番に沿って内容の変更した部分も含めてご案内させていただきたいと思います。

まず回答書の1ページ目、2の(2)の①。エアコンの整備について、令和3年度中に新たなリース契約を行う予定というところを書かせていただいております。あと空調が未設置の教室の取り扱いですが、教科の特性など空調機の必要性を関係先と連携させていただいて、検討してまいりたいと考えますというところ追加させていただいております。

続いて2ページ目です。2の(2)の②。こちらにつきましては、文言の整理をさせていただいておりまして、28年度をもって耐震化完了しておりますので整理をさせていただいております。

続いて3ページ目、2の(2)の③。これは、エレベーターについての御要望ですが、進捗を反映して、昨年度7校を8校に変えています。

6ページ目3の(2)。こちらにつきましては、文言を若干ちょっと補足しており、実習助手につきましては以降の権限移譲時において円滑なキャリア形成にする観点からということで、趣旨を追記しており、他都市状況等も注視しながらという一文を入れさせていただいております。

12ページ3の(7)の④。こちらにつきましては、文言の整理をさせていただいておりまして、1段落目4行目、メンタルヘルス研修の後に、平成24年度からラインケア研修として実施というような補足をさせていただくなど、修正しております。

13ページ3の(7)の⑤。こちらにつきましては、市教協の回答の際にお答えさせていただいた内容と同様に修正しております。

14ページ目の新規項目について、1日の振替休暇を半日単位に分割して取得できるようにすることとご要望いただいております。こちらにつきましては、職員の健康保持のため、1日の出勤に対して半日、半日に分けますと十分な休養が取れないので、1日の休日勤務に対して1日の振替休暇を取得するという制度としております。逆に、半日の休日出勤を1つにまとめて1日の振替休暇とするようなことは可能としている制度でございますので、ご理解をいただければと思います。

16ページ3の(7)の⑪。こちらにつきましては、文言の整理をさせていただいておりまして、2段落目、「また市に基づき、VDT症候群予防の観点から適切な作業環境は健康に関する情報を発信し」という一文を入れさせていただいております。

23ページ3の(9)。こちらについては、今年の進捗を追記し、まず1段落目の4行目、「平成30年9月の校園長含むコンプライアンス研修の際には、セクシャルハラスメントの防止をテーマに研修を行いました」という一文と、2段落目の3行目、「平成30年10月の服務監察だよりで改めて相談窓口を案内しております。」という文言を追記しております。

24ページ3の(10)。こちらも先ほどと同様に、2段落目の2行目、「平成30年10月の服務監察だよりで改めて相談窓口を案内させていただいております。」と追記をしております。

26ページ3の(11)の④、⑤を合わせて答えさせていただいておりまして、ここについては文言を変えまして、「31年4月より対象範囲を拡大する予定としています。」を、「拡大したところでございます。」と変更しています。

30ページ目5の(2)について、臨時的任用職員の制度について、日額から月額化されておりますので、その旨更新しております。

以上、新規事項、修正点についてお伝えさせていただきましたので、質疑等よろしくお願いいたします。


(組合)

回答「2(2)①」について、扇町総合の演習室などの校舎が新しくなるので、いずれ空調がつくと思うが整備が遅いと感じている。

回答「2(2)②」については文科省の点検チェックリストに基づき、地震で窓枠や付属物が落下することを想定した点検を行っているはずである。その点検状況を示してもらいたい。

回答「2(2)③」エレベーターについて、毎年同じ内容である。例年指摘させていただているが、義務制である小中学校の設置率は高いが、高等学校の設置率は非常に低くなっている。昨年度から1校(7→8校)だけ整備が進んでいるが、学校名と整備内容を示してもらいたい。また、大阪府は計画的に整備しているが、大阪市は校舎の新築・改築の際に設置という事であるが、実際には建築基準法の関係や予算などが理由で、設置が進んでいない。来年度にエレベーターの整備予定があれば答えてほしい。

回答「3(1)」災害時の出勤交通費について、通勤手当として支給することは困難との事だが、出勤するため、通常届出している最寄り駅とは違うルートで学校へ出勤している。振替輸送もないので実費となっている。また、交通遮断で出勤できない場合は特別休暇となるが、出勤の努力義務があるとの事で、どれだけ時間が掛かっても、勤務時間中に間に合うのであれば、非常に遠回りしてでも出勤している。通勤手当は無理でも、出張交通費などで実費弁償が出来ないのか?領収書などで確認することも出来るのではないかと思う。

回答「3(2)」実習助手について、市教協の交渉で伝えているので詳細は割愛する。市教協の回答を使ってもらいたい。

回答「3(3)」期限付講師などの賃金について、2,860円から2,880円 の単価改定でなどではなく、府より先にできないというかもしれないが、講師2級とした方が待遇面で受けが良いと思う。

回答「3(7)④」メンタルヘルス対策について、ラインケア研修の成果として、行ってよかったと思う人を増やしてほしい。そのためにも参加率を上げてもらいたい。

回答「3(7)⑤」働き方改革について、高校は授業時間と休憩時間が重なっている状況は解消され、また、8:30 以前の朝礼はなくなった。実態はどうあれ一定メリハリはついたと考えている。また、急な業務で割振り変更できないケースなどがあった場合に、時間を半日分ためて別日で相殺している都市もある。次善の策として、1年変形労働時間制までいかないが、改めて言わせてもらう。働き方改革推進プランについては、時間削減の目標設定があり、校長の評価にもかかわってくる。文章には書いているが、退勤打刻の不正が行われることを強く危惧する。教育の質を下げずにどのように勤務時間を短くするのか示してもらわなければいけない。そのために割り振り変更だと思う。

回答「3(7)⑥」1日の振替休暇の分割取得について、事務員は夏季休暇は半日取得が認められていないが、実際は全日振替で少し出勤してきている実態がある。趣旨は理解するが、本人の意思での半日取得は認めるなど、柔軟性のある制度にすべきである。

回答「3(6)⑪」会計年度任用職員について、会計年度任用職員の移行に伴い、給食・校舎整理・障がい者雇用など5つくらい増えてきた。図書館職員は会計年度になるが、1年でなく3年など長期で雇用してほしい。また、非正規率が非常に高い状況にあるが理由を聞かせてもらいたい。何か方向性についていえることがあれば示してもらいたい。市教協の交渉の場で説明があったが、あり方の話が出てきたのはついこないだの話である。非正規率の問題はそれまでに考えておくべき課題である。

回答「6(5)」年休の時間単位での取得上限の撤廃について、教育委員会の現業なら上限を撤廃しても問題ないのではないか。オール大阪の各部署の状況に引っ張られてこの制度が続いていると感じている。

回答「6(8)」管理作業員室のシャワー室について、特に夏の作業後は汗をかくので管理作業員が使えるシャワー室が必要である。学校には体育の教員が使う部屋などには設置されているが使っているのは見たことがない。管理作業員のために作るのは当たり前だと思う。

回答「2(2)⑦」トイレの整備については、コロナの感染予防の観点からも検討すべき。中学生が学校を見に来た時もトイレがきれいかどうか見ている。

回答「2(3)⑤」スクールソーシャルワーカーについて、配置をすすめていることは一定評価はしている。しんどくないところを後回しにし、うまく合わないケースがあるなど課題はあると聞いている。工業と定時について、当初昨年4月予定であったが8月頃に遅れて入り始めた。来年度の拡充計画など教えてもらいたい。

回答「3(6)⑳」校務支援パソコンについて、実習助手は定数なのにその人の分が割り当てられていない。この点についてはたぶん言わせてもらう。

回答「2(2)⑥」図書館ネットワークについて、各学校で独自整備しているコンピューター目録について、学校間でネットワーク接続し相互利用すべきでは。また、各学校と市中央図書館を既設ネットワークにより相互利用できるのはないか。


(組合)

  以上よろしくお願いします。


(市教委)

  よろしくお願いします。


令和2年3月19日(木曜日)

大阪市立高等学校教職員組合 年間要求回答交渉の議事録

(市教委)

ただいまより教育諸条件の抜本的改善に関する市高教年間統一要求書に対する回答交渉を始めさせていただきます。


(組合)

昨年2019年7月23日に市高教統一要求書として提出しました。この間、何度かの事務折衝を経て、今日回答交渉です。よろしくお願いします。

今ちょうど、去年もそうだったのですが、ちょっと年度末押し詰まったところで回答交渉になりました。今の学校現場は、一般入試が終わり、合格発表があって、入学説明会を例年と違って広々とした換気のできる空間ですから、幾つもの部屋に分散会場のようなものをつくって行いました。幸い今日は天気がよく暖かかったので、窓全開でも大丈夫だったですが、これが雪のような日だったらどうしようかと思いながら行いました。

そのコロナのことについていえば、この間の事務折衝等のやり取りで、少しばかりの要求について、特に中心としては、教職員の権利関係になりますが、特に非正規の方の扱いをどうするのかなどを中心に、やり取りをさせてもらいました。

年間要求ということにとらわれることなく、随時問題解決はお互いにさせてもらってというように思っています。今日はこの場所で長年の懸案が中心になってきて、なかなか片づかないようなことかもしれないですけども、現場の切実な要求についての回答です。もっといい回答ならここに書いていることでなくて結構ですのでよろしくお願いします。


(市教委)

昨年7月23日付で大阪市市立高等学校教職員組合の皆様方から頂きました要求書の内容につきましては、この間の事務折衝等も踏まえ、関係所管担当との調整を行いつつ、鋭意検討してまいったところでございます。私どもといたしましては、教育行政の企画立案、執行など管理運営事項は、教育委員会が行政責任を明確にし、主体的に進めていかなければならないものと認識しておりますが、皆様方の勤務労働条件に関わりましては、今後とも労使合意を目指すことを前提としまして、誠意を持って協議してまいりたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

なお、回答につきましては、予備交渉において交渉事項として確定したもののみとさせていただいておりますとともに、今回につきましては、コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、回答に当たりましては新規で御要求いただきました項目のみ回答を読み上げさせていただき、それ以外の項目は、文書による回答とさせていただきます。

それでは回答させていただきます。

お手元の市高教年間統一要求書項目分類表、御参照いただきまして、新規事項としまして3の(7)の⑥こちらが、1点新規事項とさせていただいております。

回答書の14ページになります。1日の振替単位を半日単位に分割して取得できるようにすることということを新規項目でいただいております。

回答につきましては、職員の健康保持のため1日の休日勤務に対し、1日の振替休暇を取得していただきたいと考えております。十分に休養を取っていただくとの趣旨でございますので、御理解いただけますようよろしくお願いいたします。

あと、予備交渉の中で1点新規事項として御案内させていただいた点ございまして、それは我々の誤認でして申し訳ございません、御案内させていただきます。

3の(1)になります。要求書の5ページになります。

こちらが昨年度同じ文言で要求いただいていた内容ですが、予備交渉の際に新規事項として御紹介させていただいておりました。正しくは従来からの文言変更ということで御紹介だけさせていただきます。

新規項目につきましては以上でございます。

それでは、ほかの回答も含めて質疑等があればお願いいたします。


(組合)

とりあえず僕のほうから何点かざっくりと、その中でまた追加であると思いますので、よろしくお願いします。

最初から順番に行きますが、エアコンのことですが、令和3年度に新たなリース契約しますということは分かることですが、既存のエアコンの不具合があった場合に修理するということになって、今はリース外れているということで大変な苦労した経験があるのですけど、例えばこれからエアコンの修理が必要になった場合、今はどんな契約でするのか教えてもらいたい。


(市教委)

リースに当たらない部分の修理につきましては、一応保守点検も契約もしておりますので、都度学校から施設整備課の担当のほうに御連絡いただきまして、その上で修理見積りを取っていただき、修繕に入るようにさせていただいております。


(組合)

それを校費でしなさいということになるわけですか。それとも教育委員会がお金を出すのですか。


(市教委)

基本的に毎年建物修繕費を出しておりまして、年度当初であれば学校も資金がございますので、そちらで運用していただいてるところもあるが、年度後半になり修繕等で底をついてくるとかいうような状況が発生した場合につきましては、施設設備課にご相談いただき対応をするようにしております。


(組合)

事務がお金のやり取りでさんざん苦労されているので例年そうなっているのはわかるんです。余分に配当とは言わないですけど、壊れているものは直さないといけないので、特に夏場のエアコンが効かないなど問題ですからお願いしたいこともあるので言わせてもらいます。


(組合)

あと(2)の②ですが要求書提出のときにもお話していますが、学校施設管理の手引を配っているのでそれに基づいて点検するようにということだと思うのですが、例えば地震があったときに耐震補強を一応基準値はクリアしているので、構造部材については大丈夫だと思うのですが、非構造部材については学校で点検するのか。例えば以前に体育館や教室のサッシが外に落ちました。たまたま下に人がいてなかったので大事には至らなかったですが、扇町総合の体育館では、道路側で歩道のところに落ちています。汎愛高校では、部室の出入口のところに落ちている。そこにはひさしがないので、上から落ちてきたら直接地面に落ちる。上から物が落ちてくるようなところについてはひさしを設けて直接当たらないにするとか、植え込みを入れて人が通らないようにするとかいうこともできますし、それからもう一つは、古い学校であれば、窓枠や扉が木製なので、それをアルミサッシに変えるなど当然考えられることですが校内の予算では難しい場合はどうするのですか。


(市教委)

日々の点検につきましては、施設管理の手引等活用して点検していただき、不具合等がありましたら、施設整備課にご相談いただきましたら、職員が学校に伺い、予算的な面で難しいということがあれば、相談にあがらせていただきますのでよろしくお願いいたします。


(組合)

直すところは1か所だけじゃなく、直さないといけないところがたくさんある。手引に従って何かあれば言ってくださいと言うが、すぐに片がつく話でもないので、事故はいつ起こるか分からないから早めにしていただきたいです。そこは要望させてもらいます。

次、エレベーターの設置のことです。

毎度一緒の回答なので気分が悪いですが、大阪市ひとにやさしいまちづくり整備要綱では、府にも同様の条文があって、公的な施設においてはエレベーターつけるものですってことで、公的な施設についてはどんどんエレベーターが設置されている。だけど高等学校に快適な学校生活を送れるようにするためにエレベーター設置しますと言いながら、それは義務制の話で、高等学校については、校舎新設、改築の際に設置すると書いてある。これどういうふうに理解したらいいですかね。既設の校舎にはつけませんって言い切っているんですかね。


(市教委)

今回の大阪市におけるひとにやさしいまちづくりということにいたしまして、学校のほうにエレベーターを設置していっております。小中学校につきましては、90%以上がついおります。全校に1台はということで目標にして設置しているところで、高校につきましては、今年度は8校ということなって、増えたという認識をしておりまして、工事の際にはエレベーターを設置していくというふうになっております。

既設の校舎ある学校につけるとことを、やらないということを言っているのではなく、府立統合等の対応を進め、特に活用して整理していくということになっております。


(組合)

既設の校舎について、設置するかもしれないならいいですが、その後に新築・改築の場合もあるでしょう。例えば60年超えているような古い学校でいうと、普通だったら改築があってもいいのかなと思ったりはするが、この御時世でそうそう考えられない、もう府立移管にしようかというときに計画があるわけでもない。ただ、府立高校でいうと、6割以上の学校に設置されていて、それも毎年3つ、4つ、5つ計画的に設置している。そのつけ方も、建物の横につけたり、建物の中の真ん中をぶち抜いてつけたりとか、いろんなタイプの工事の仕方で対応していることでいうと、ひとにやさしいまちづくりを看板にしているが、高校は新築・改築のときしかしませんというのは、おかしいと思いませんか。松葉づえや車椅子の生徒が来れば、教室の場所を変更してできるだけ移動に差し支えないようにそれぞれの学校で対応している。キャタピラー式の階段昇降機使っていることもありますが、それを使うと、休み時間で移動できないとか、1人で移動すると危ないから誰かがつかないといけない。一度どっかの学校で階段昇降機を初めて使うときに生徒乗ったらそのままひっくり返ったっていうようなこともありますから。エレベーターで自分1人の力で移動できるっていうのは当たり前のことやと思いますので話を進めてもらいたい。いつまでたってもこの回答では不満です。

先に行きます。新規の項目のところの3の(1)、ちょっと前の話にはなりますが、地震とか台風なんかで電車が止まった。だけど、迂回すれば通勤できる。通勤できるなら頑張って来なさいよというルールであるとしたら、大回りで行く場合もある。全部止まっていれば動くまで待てばいいのですが、迂回したら行ける場合について、通勤手当として支給することは困難ですと書いています。証明はできるわけですから実費弁償されれば、名前は通勤手当でも何でもいいです。通勤は一番経済的に合理的なルートであらかじめ示されたもんですから、一番安いので行くようになっている。その上で、迂回する場合に、持ち出しをしないといけない。何か方法はないんですかね。


(市教委)

市全体の動向を注視していくことになります。


(組合)

例えば阪和線が止まっていたら和歌山から奈良線を通って回って来るような場合は常識的じゃないから来なくていいと言えますか。


(市教委)

そうですね、もちろんそうですが、我々も出勤するという努力義務が課せられておりますので。


(組合)

別に仕事しに行きたくないとかではなく遠回りしてでも頑張って行くのに、それ自腹ですかというのは皆さん思ってることなんです。交通機関の振替があれば多くの人はそれを利用して交通費を出したんだから、見舞金でも名前は何でもいいですのでよろしくお願いします。続けて、3の(2)のところとここで回答がね、円滑なキャリア形成に資する観点から、年齢下げましたよっていう。ちょっと意味が分かりにくいんですけど。年齢下げましたよ、いうことなんですね。ここのところでいいますと、権限移譲で実習助手の人たちは幾つもあるんですけど、1級の給料表で、1級の給料表が2級にするためには、今の制度でいうと総括実習助手っていうのになると。で、2級になった。2級の給料表になっても、身分は実習助手なんですね。定数管理も実習助手。2級になったからといって教諭の枠に入るんじゃないいうことなんですけど、ここのところで加えて言いますと、主務教諭っていうのができてきたので、教諭の級は、教諭の級って言い方しますよ、2級の65じゃなくて、教諭の級は2の65までやと。それ以上の給料にしたかったら、主務教諭になってくださいねっていうことなんですね。主務教諭の仕事はっていったら、教諭を指導するっていう、ざっくりと言いますけどもそんな役割やと、ね。実習助手の人が2級に、総括実習助手もなかなかなりにくいんですけど、なったとして、あるいは、もう既に2級の人、65突破してね、70とか75とか80とかってなってはりますけど、その人たちは主務教諭じゃないので、その今の給料でずっと据置きなんですね。もうずっと昇給なんかもうあり得ない。その給与で、下がらへんだけよしとせえやみたいな印象受けるんですけど、なんです。そしたら、主務教諭っていうのは、教諭のなるところですから、総括実習助手の人が65号給よりも上に昇格するっていうことを考えると、主務教諭にならないと駄目やと。要するに実習助手の定数の人が教員の定数の人に変わっていく、採用試験を受けるみたいなもんなんですね。実習助手さんの仕事は座学で生徒を一々指導するとかっていうことじゃなくって、実習に関することをする、あるいはお手伝いするとか、いろんな仕事あるかもしれないですけど、実習のことについてはもちろんね、できますけど、そうじゃない。座学を1人で持つとかっていうことは基本なさらない。それが主務教諭にならないと、給与昇給が上がらないとかっていうのは。要するに、制度の違う2つの仕事の人を1本のルールで置き換えようとするものなので、あかんのや。間違ってる。実習助手は実習助手の制度で、昇給昇格の制度をつくっていかんとあかんと思うんですけど、なかなか進まない。これはね、ここの回答でいうと、総括実習助手の対象年齢下げますっていうぐらいしかないんでね。これ当たり前の話なんですけど。他都市でこんなことしてるところあるんですか。


(市教委)

主務教諭制度につきましては大阪市独自の制度ということでございます。


(組合)

ですよね。実習助手の人の給与が昇給していくっていうので、同様の制度を取ってるところなんてないですよね。


(市教委)

そうですね。


(組合)

大阪府も違いますよね。でいうとね、何とかせんとあかんとかって思いませんか。今後も引き続き他都市等を注視しながらって、大阪市だけがやってる制度でね、実習助手の人は外されて、加えて、例えばコンピューターのところもついでに言うておきますけど、同じ話なんです。これ教育委員会の校務支援ICT活用事業のことね、ちょっと古いやつですけど、これ見たら、校務支援用のパソコンを教員に1人1台整備します。教員に1人1台整備します。

1ページ開けて教員1人1台のパソコンを整備し、ネットワーク、メール環境を整備、構築します。ね。で、総括実習助手とかね、2級に入れてます。正規の人ですやんか。で、その人たちは言ったら教員として扱われてるんですかね。でしょ。なのに、これ、パソコンの配当がないわけですね。これ管理運営事項だとかっていうことで回答ないいうことなんですけどね。

ここの3の(2)のこととかを見て、あるいは3の中にある、この教諭とか管理作業員さんもそうなんですけども、もっと上げていくと。評価の対象にしてるし、それから様々な仕事についてはITを使えとかっていうことになってて、積極的に使えっていう流れになってる中でね、実習助手を外してる、おかしいことないですかね。これ教育委員会も一緒ですよ。教員に、教諭にって書いてませんからね。教員に1人1台整備します。それ使って、あれやこれやしてくださいとこうね、なりますやんか。今もそうですやんか。これ、ここだけでも何とかなりません。教育委員会の権限責任でね、増やすだけでしょ。


(組合)

この件については国の給与の予算を使うということもあって、大阪府が進めている。他都市で、実習教員は教諭の数しか、国の補助がないから、導入当初はそろっていなかったが、現場の実情を考えて、全実習助手に渡すように物的措置を予算措置し全員に渡した、そういうこともこの交渉の場で、随時示したわけですから、そういったものがいきてないということについては非常に問題だ。

それと、前半の部分の総括実習助手なり、今で2年目。本来、高卒、や短大卒を前提とするような形での採用であった実習助手の処遇改善ということで、この総括実習助手、こういう制度を活用、生かしてきた。定数上の扱いは、それまでの1級ではなく2級に所属を変える、なおかつその当時の話の中で、もし総括実習助手、あるいは実習担当が主務教諭になった場合には、実習助手がいなくなるので、そこは期限付の実習助手を入れます。もう明確な形でこれはもう定数上の扱いも含めて変わっていく、そういった新たな制度を専門部も実習教員としても否定をしてたりはしません。ただし、高卒、教員免許状が、当然免許なければ主務教諭の選考試験の対象でもない。制度として、今までやってきた、培ってきたそういった総括実習助手になれば、55歳の昇給停止になるまでは、大阪市で実習教員として総括実習助手としても昇給がある。そういった制度にこれを捨ててしまってると。例えば現状であったとしても、去年も言いましたよ、中身の検討が何されたんですか。去年から今年についてもこれは何を検討されたかが見えない。下の部分が確かに55歳昇給停止、当時はまだ部のほうは、55歳超えても2号ずつ上がっていた、そういう状況もあり、その中でやはり48歳の部分で総括実習助手に切り替えるというのがやはり問題がある。この権限移譲の中で39歳、その部分が17年度の今、実現をした。でもその次の部分については、そういったものがもう切り捨てられて、もう非常に問題がある制度になって、制度としてていをなしてないと。したがって、現状であっても、この制度がこの内容を示した2018年度以降の採用者について適用といったような扱いで、旧の制度で、総括実習助手とか、あるいは教育実習担当になった人についてはそれまでどおり2の65を超えてる場合も昇給が続くといったような時限措置とか、あるいはそれは若い人たち、まだその人たちはまだ一番若いと33から4ぐらいですから。それではやっぱり制度を捨ててそちらも困るというんであれば、10年間については、10年あればその中で、もし専門性のある免許を取らなければいけないというのであれば、そういう道を時間的に保障しましょうといったようなことも含めて、やっぱり実態に合った形の運用というのがあってもいいかもしれません。そういったことを、そちらじゃなくて我々のほうも提案なり、この話をしてるわけですから。そういったことについての部分が何かあったら話もしてください。一方的に何もしてないって言ってるわけじゃありません。でも、そういったことがやはりもう2年たって、特に去年から今年にかけて、ほかの問題もいろいろあるけれども、この問題を非常にシビアな問題で早く解決しなければ回復もできなくなる。そういった点で緊急性があるということで認識をお願いしたいと。

もうさっきもあったように実習助手が教員であるかどうかなんて、もうこれも教員として当たり前に位置づけられているので、当然人事考課であったり、あるいは勤務の手引、そういったところでも、位置づけは教員として入ってるわけですから。そういう中で、もう賃金面、あるいは処遇面で、これをもう検討する必要すらないというんであれば、そういう存在なんだということが世間がそう見てしまいますよ。半数近くが期限付のまま、長い人は20年近く期限付のままで放置されてる、そういう状況がそのままで、我々は交渉の場を通じて教育委員会がそういう立場であるのも、特に考えながらきてる。でも今の状況がそのまま出したら、第三者はどう見るか。大阪市が真剣に実習助手をどう見ているのか。それこそ大きな問題じゃないでしょうか。


(組合)

 ICTのコンピューターについては何か言えませんか。


(市教委)

導入当初、教員1人1台ということで実習助手の方には1台は基準に当てはめますと、提供させていただいてないというところです。導入してからもこの間委員長おっしゃられたようにICTの活用進んでいるところございますので、実習助手以外にも様々な職種の立場の方から人事評価の関係もあって、利用の頻度が上がっているお声いただいております。予算がかかるというところで、管理運営事項ではありますが、いただいた御意見をシステム担当にお伝えさせていただいて、少しでも多く増やしていけるようなことができないかという、検討は投げかけてきたいと考えております。


(組合)

コンピューターは助手だから渡せないけども、その給料については、教員だから主務教諭にならなかったらあげないと、うまいこと使い分けているんですよ。そういうことが現場に伝わっているので感じが悪い。

労安のところ、3の7の①です。幾つかの義務制の学校を50人以上職場にするということに関わって、衛生管理者の養成をしないといけないということですけど、これを引き続き努めてまいりたいと考えてますと前から聞いてる話ですが、次年度も予算市会も、あらかた済んでますから言えるんじゃないかと思うんですけど、衛生管理者はどれだけ養成するつもりですか。


(市教委)

衛生管理者の養成の研修ですが、今現在50人以上になる見込みの学校数が大体二十数校ございまして、そこの部分について予算計上させていただいております。学校園には通知を出しますので、必要な学校におかれましては、教育委員会のほうに御報告いただければ、養成講座の選択ですとか、試験のほうを御案内をさせていただくつもりでおります。


(組合)

義務制の学校は今まで50人未満職場としても推進者は養成していた。で、今回は新たに20校ぐらいですか。僕が聞いているのは、高等学校で衛生管理者は何人ぐらい、要するに例年どおりの数を思っていていいのですか、それとも義務制が入ってくるからそうじゃないのか。


(市教委)

例年どおりの数に衛生管理者につきましてはプラスアルファで新たに見込む学校50校を入れています。


(組合)

毎年各学校には、いない学校を優先しますと、いる学校は遠慮させるような書き方です。真っ正直に受け取る校長は、うちの学校はいるから職員に諮ることなく、もうしないということになっている。現在取っている人は、僕の集計でも、一定年齢層高い人が中心になっている。養護教諭だから、衛生管理者の資格を取っておくように言われて取っている人は比較的若い方もいるが、資格を取っている人が退職したり、異動したりすることもありますから、学校に今現在何人持っているのか人数をお持ちだと思いますので、手を挙げた学校の調整をしていただければ。異動とか退職とかっていうことで衛生管理者がいないわけにはいかないので、各学校に並ぶぐらいになるような形で要請していただいたほうがいいのかなと思います。


(市教委)

そうです。はい。


(組合)

どれだけ手が挙がるか分からないですけど、学校長には希望者があればとりあえず一回聞くように伝えてもらえませんか。


(市教委)

はい。


(組合)

それから3(7)の②のところですが、がん検診をちゃんとしてください。別に教職員の現職死はがんだけじゃありませんが、心筋梗塞とかいろんなことで今年度も何人かの方がね、休職中にお亡くなりになったり、突然お亡くなりになったりとか、びっくりするような状態があるんです。それは人間ドックあるいは定期健診しているといって、絶対防げるとは言いませんが、それぞれの人が自分の体に興味持ってもらうことは大事で、もちろん7月8月の定期健診を受け、あるいは胃カメラのほうがいいから人間ドックを受診する方もいます。脳ドックは別に毎年受けるようなものでも何でもないと思いますが、何とかしてもらえませんか。

実施困難とは、ひょっとしたらお金のことかなと思いますが、本市の財政状況や、他局の状況を鑑みて、教員のメンタルも含めて健康状態をというのは、違うと思います。もちろん市長部局のほうも数を見ると大変だと分かるのですが、女性の方がたくさん勤めているっていうことを見てもらって、検診項目の充実をお願いしたいと思います。何かこれ以外で回答できるようなことはありませんか。こんなこと考えているとか。


(市教委)

検診の実施につきましては、財政状況を考えますと、プラスアルファ全員に実施っていうのは非常に困難な状態かと思います。他局の実施状況を見ましても大きな差をつけるところには、根拠が必要ですので、健診については現状がぎりぎりなところです。ですので、健康管理という観点で、健康情報の発信などといったところで関心持っていただける内容にしていきたいと思います。


(組合)

心の健康の話みたいなものは。


(市教委)

だとか、まだ時代変わると世間で関心持たれることとかも変わってきますので、そういった流れもみながら発信していけたらなと考えています。


(組合)

分かりました。

それは各職場の労安体制を充実させるというのも1つの観点で、学校長に対しては超勤させないような取組も含めてよろしくお願いします。

先に行きます。

新規項目の回答のところ、半日の休暇を足して1日にするとはできるけど、1日の振替休暇を半日単位に分けることできない理屈は1日ゆっくり休んでもらったほうが健康のためでしょ。そのとおりですけど、余分な仕事を上手に割り振りしようと思うと、午前中仕事に来て、あと半分休むとかっていうほうがいいっていうんですかね。今、事務の方、ひっくり返るほど大変で、要するに袋の中に詰めるものも間違うわけにいかないですし、そういうようなことでいくと、1人で仕事するんじゃなくてグループで仕事してはるということなので、自分の都合だけとかってなかなかいかない状況で仕事をされてると。教員の場合でいうと、これもグループで自分の仕事がありますが、基本自分で何とか割り振りできる部分もあるっていうことでいうと、休みを本当は1日休んだほうがいいんやけども、分けることをもう全然駄目なのかとかっていうと、要求としては非常に強いんですね。


(組合)

結局1日単位でないと取れないので、結局出てきて仕事しなきゃいけないということで、休暇が休暇でない実態が現場にあるからこうなるわけです。本来であったらこういう形で休めばいいと間違っている回答ではない。でも教職員の現場がそれでやってなくて、僕のせいで出てこなかったら、翌日もっと自分がつらい思いしなきゃいけない。それぐらいだったら半日仕事しに行こうというような現場が多いからこういうことになる。そこを理解してもらいたいと思います。


(組合)

いかがですか。今日休みやないけど、ちょっと出てきて、2時間とか3時間とか出て、やるだけやって帰ると。多いですよ。うそみたいな話ですけどね。


(市教委)

そうですね。私どもとしてはやっぱり休みは休みとしてきちんと取っていただいて、休んでいただく、また健康に働いていただくという趣旨でございますので、我々もそういうことがないようにとはしていきたいところではあります。


(組合)

難しいですね。


(組合)

ずっと毎年上げさせていただいてるんですけれども、残念ながら、今年もまた同じ返事ばっかりばっかりだなというふうにがっかりしています。

子育ての世代でいくと、今、多分給与を減額して時短を取っている方が結構いらっしゃると思うんです。保育所の送り迎えだったり、1日15分とか30分ね、それだけあればまあまあ生活が回るということで、その部分を部分休業という形で取っておられる方が結構いらっしゃって、実は私が子育てしてたときは、給料減額ない形で30分いただいてたんですね。私はそれを使って保育園時代送り迎え何とかして、こうやって仕事続けてこられたんです。ところが、時代がこんなにたったのに、あれからもう20年たったのに、何で今そんな後退が起こってるんだというのは、私はもうずっとこの間、ずっとこの10年言わせてもらってることなんです。そこのところを後退させたままで恥ずかしくないんですかと私は言いたいですね。以前できてたことが何でできないんやろっていうこともやっぱり合わせていきたいなと思います。

 あと流産に対しての特別休暇もそうなんですね。4か月未満とかになってる場合はもう休暇としてはないんですね。ということで、これも実は私使わせてもらって、ちゃんとお休みいただいたことがあったんですが、今もう全くないと。年休で休んでくれみたいなね、形になっているっていうの。これはもう本当許せないし、府のときはまだ病休使えた。時代進んで、たしかもう男女参画もずっとやり続けて、女性が働きやすいように、働きやすいように、子育てしてもちゃんと子育てができるようにっていろんなことやってるように見せかけて、実はすごい細かいこと、ちっちゃいことかもしれませんけど後退したもの、ほったらかしにしてるっていうのは全然、何ていうかな、進んでないというか、全然真剣に考えてないんやなというふうに私は思う。怒ってます。ほんまに本気で女性のことを考えているんかな。ちゃんとそういうことを考えてはるんかなっていうのをちょっとやっぱり思っています。

  あとあれですね、府と市で違ってたのが産前産後休暇の特別産前産後休暇ですね、これも後退しました。市になってから後退しましたし、いろんなこと。こないだやっと育児、看護に対する分については、ちょっと延ばしていただいたんですよね。前は府の制度のときは中学校に入る、小学校6年生までは取れたんですけども、権限委譲のときに10歳までですよってっていきなり言われて、子育て世代のお母さん方がもうすごいやっぱり、えっていう感じになったんですが、それちょっとね、今回延ばしていただいたので、何かやればできると思うんですよ。ちょっとほんまに、本気になってこういうことで困ってはるんやからここを何とかしてあげられへんかみたいなの、本気になってやってほしいなと思います。もう本当にいいかげんもう何年もこんな同じことばかり言わせんとってください。   

以上です。


(組合)

もともと大阪市のルールでっていうと、女性に対する扱い方っていうんですかね。オール大阪でいうと、教員はどっちかっていうと府並みにやってたんで、これは女性の方が多いので、女性の方が比較的恵まれているっていう、本当に恵まれているかどうかは置いといても、大阪市よりは制度としては先に進んでいたというのがちょっと後退、こっち側からいうと後退しているということになっていると思います。だけど、教育委員会だけでなくてオール大阪で働いている方も、要するに女性が働きやすいっていうのは男性も働きやすい、そのままですので、これは市労組連マタ―になりますが、引き続き細かい要求させてもらおうと思います。

せっかくですからハラスメント、パワハラ・セクハラがあった場合は、例えば教員が受けた場合は、普通どういう形で物事が進んでいくんですかね。本人は窓口がありますよね。それはどういうようなところで最初電話したらいいとかっていうと。


(市教委)

まず加害が校長でなければ、まず一義的に校長に相談していただくようになっています。ただ、そこに相談しにくいであるとか、別の窓口に相談したいとかっていうことであれば、教育委員会のほうの直接の窓口もありますし、あとセクハラであれば外部の弁護士の相談窓口もございます。これにつきましては、例年5月ぐらいに学校園に通知という形で各学校のほうに指針、ハンドブック等とともにお送りさせていただいているところでございます。また、今年度につきましては10月に神戸のほうで教員間の一般的にいじめと言われている事案が発生しました。そういうこともございまして、本市としても改めて窓口について服務監察だよりで御案内させていただいているところでございます。


(組合)

府立高校のほうで実際にあったことですけども、府立高校の組合の青年部が全府立高校の青年教職員に、どんな困ったことがありますかとアンケートを取った、その中で生徒への授業アンケートをもうやめてくれという結果が来て、なぜかというと、アンケートを基に校長が一つの基準としているところがある。そもそもあのアンケートは恣意的なもので、例えば数学の教員では僕はありませんが、例えば数学とか理科の先生がすごい苦手な生徒が多いので、どれだけ一生懸命やっても、低い評価がついてしまうとかそういったとか、あとは例えば居眠りは絶対許さないみたいな先生は嫌いやから低くつけられるとか、ありますが一番衝撃的だったのは、他の教員が授業アンケートで高い評価、特に自分と同じ教科、自分より高い評価を得るのが嫌だから、自分の授業の工夫をもう誰にも教えなくなったっていうアンケートが来たらしくて。最初大阪府のほうで授業アンケートとか評価・育成が始まる頃に、こんなことになるという話を冗談で組合の人でしていたらしく、それがほんまに来たとなって。大阪市でも授業アンケートは多分毎年されていて、どのように教育委員会が評価されているか分かりませんが、そういったことが実際出てきていると。教員の人事考課制度についても、あれ単年度でやるということになっていますので。単年度で我々の仕事は効果が出るものではないというのは、教育現場にいたら当然ですけれども分かると思うので、少なくとも3年とか、もう場合によっては卒業、生徒が卒業してから花が咲くこともあるので、ちょっとそのあたりを本当にもう抜本的に見直していっていただかないと、末期のステージに来ているという実感です。


(組合)

今のアンケートの結果のことはどう思いますか。要するに他の教員がいい成績取ったら困るから教えないかって、何のために評価してんねんみたいなね。要するに自分の授業の実践力上げるっていうんですかね。生徒の受けをよくするとかじゃなくて、その生徒が納得するのは別に卒業してからでも構わなくて、要するに授業、生徒に伝わる言葉で、最近なかなか日本語が通じないので、今日もめだか、生徒がめだか見てるんですけどね。このめだか、何になるのって聞いたんですよ。びっくりでしょ。おたまじゃくしがカエルになるように、めだかが何かになると本当に思っているんで。純粋な心を持ってんねんなと思いましたけどね。だから、授業するときはそんな子たちが並んでるので、できるだけ、こっちが分かると思っても向こうには分からないとかっていうことで、小学校3年生ぐらいの子らに話すぐらいのつもりでせんとあかんのかなと最近思ったりとかして構えるんですよ。なんですが、だけど、要するに自分の授業を、こんなええアイデアあるねんでとかっていうのを職員室で話するんじゃなくって、教えない、これどう思われますか。こんな評価おかしいと思いませんか。


(市教委)

僕も今、びっくりしているのが正直なところなんですけど、私小学校の籍なんですけども、小学校の中では全員が同じ教科を教えるので、こういう感想が出てるっていうのはちょっと正直、え、あるんだっていう感じです。


(組合)

あと、僕、国語教員なんですけど、国語って多分最初のほうなんですかね。最初のほうなんで、何か知らんけどええんかなと。何か後ろのほうになってきたらもう疲れてるから何かあかんほうについてるのかなとか、何かそういう、順番も全く関係ないわけじゃないかもしれないとか。そういう中身以外のところで何かそういったことが何か結果的に結びついてしまっている部分もあるんちゃうかというふうに数学の先生とかいてはりますけど、とか。

あと、ごめんなさい、人事考課について目標を入れますよね、2つ。例えばその目標も例えば生徒を関関同立に何人合格させるとか、何か入れはる先生もいるみたいです。でもそれは例えば、それが目標であったとしても、例えば超える超えないというのは指導の部分ももちろんあるとは思うんですけど、例えば高校はいろんな教科の教員が関わっているので、だからその人だけの目標ではなかったりとか、あるいはもっと言うと、それは生徒が勉強したから合格しただけで、それは先生がするんかどうかまた別の話になってくるので、その目標も何かちょっと具体的な数字を入れないといけなくなってきてるんで、それが余計そういったゆがんだ目標を設定させてしまうような仕組みになってるんじゃないのかなというふうにはすごく思います。


(組合)

評価のラインの方は来てないですもんね。


(市教委)

はい。


(組合)

手引の中には、数値化できるものとかっていうような書き方してるんですよね。だけど、その評価のラインの人はね、教育が全て数値化できるものじゃないから、一義的にそれにはこだわらないと言うてはりますからね。だけど、我々のほうに届くのは、学校長は数字で表せるもの、要するに後で見て結果ができたかでけへんかったか数字で分かるやつ。だけど、係長なんかのラインでいうと、そやないんですよ。全部が全部数値化できなくても、目標を設定することができるんやということなんですね。だけど校長は数値化とかっていうのにこだわるので、だから国公立何人とかね、そんな自分と関係ないようなことをね。欠席ゼロとかね。遅刻ゼロとか。そんなん違うでとかって思うんですけど、その中身と何の関係もないような気するんですよ。

要するに、入ったときよりも卒業するときに笑顔で卒業するとか。僕はそういうつもりでね、元気に卒業する。やっぱり中には家の事情とか、いろんなことがあって卒業できなかったりってするから、残念やったなとかと思うけど、ただ、自分自身の力でも何ともならんところもありますんで、そんなことを評価の対象にするとかってのはそもそも間違ってる話なんで。

でいうとね、人事考課でそれを基に賃金算定というのは、要するに自分1人で授業、そのクラス、その生徒に授業してるので、みんなでっていうか、いろんな個性のある教員がその子らと関わって、その生徒たちは学校に来ているわけですから、そもそもなじまへんなっていうのは、普通の人は思ってることですから、改めて思う。


(組合)

今の人事考課制度に関連しまして、市教委の皆さんの御意見をお聞かせ願いたいのが、1つは今話あったように、生徒の恣意的な判断を給与手当の1つの参考になってるということなんですけども。私も国語なんで一番最初に大概書かれてるんけども、そうやって適当に書いてんのが支給されてるっていう事実をどう受け止めてらっしゃるのかっていうのを伺いたいと思います。


(組合)

どなたでもいいです。


(組合)

授業アンケートもね、評価のね、中身の1つの観点で学校長が見るときの1つの判断材料ですね。

だから何かどう思われますか。生徒が授業アンケートを中身入れてることについて。


(市教委)

御指摘いただいておりますが、評価制度は我々教育委員会のほうでつくらせていただいて、運用していただいているところですので、今ちょっとここにおる者の立場ではちょっと何かそこについてちょっとお答えするというところはちょっと難しいかなと思っています。大変申し訳ないです。


(組合)

意見としてお伝えいただきたいのと、あともう一つ知っておいていただきたいのは、アンケートに関してなんですけども、この4月から小中高ともに特別支援もそうですが、キャリアパスサポートというのが始まります。ポートフォリオの評価で、学期末に自分が何やったのか、これからどうしていくのかっていうことを振り返って、目標を立てるっていうことをしなければならないということになってます。

加えて今、生徒がアンケートといえば、まずいじめアンケートもうて各学期1回。これは5分程度で終わろうと思えば終わるやつではあります。あるいは授業アンケート、学期に1回やります。委員長今話ありましたように、真剣にやれば、授業アンケートは、40分30分は絶対かかるはずです。適当に全部同じようにやれば5分かかりませんが、やっぱりちゃんと見てくれる生徒も当然おります。

いじめアンケートについても、書きたい子については時間を保障するなりそういう必要もありますし、キャリアパスポートというものについても、先行実施で先行してちょっと種類が違うんですがeポートフォリオというのがありまして、常にもう大学入試とかで必要となっている場合、それを入力するとかっていう作業もしなければならない状況になってます。

生徒もそうやし、我々もそうなんですけども、アンケートに対して本当に時間を割かれているという状況、ぜひともお知りおきいただきたいと思います。ですんで、そんな時間のない中で、ましてや給与手当に反映してくるようなことをされると、その信用性というものがどこまであるのかっていうことを、もう一度市教委のほうで責任持ってお考え願いたいと思います。それがまず1点です。

次ですけども、回答の3ページにあります2の(2)の③のエレベーターの件なんですが、今後も校舎新築、改築の際に設置してまいりますという御回答いただいてますけど、来年度予定あるんですかね。


(市教委)

ごめんなさいちょっと担当の者がちょっと退席してしまって、申し訳ございません。また、後ほどという形で申し訳ございません。


(組合)

エレベーターについてもう一度。エレベーターもついてたらね、そんなことも気にせず、ましてや車椅子から降りることもなく教室まで移動することができてたのに。あるいは小学校、大阪市立の小学校と中学校がほとんどついてるという状況からいえば、高校なってからそんな苦労しなければいけないのかっていうのは非常にちょっとこれも本末転倒かなと思いますので、ぜひとも早急に考えていただきたいのと、取り急ぎ、来年再来年予定があるのかっていうことは、現場のほうにもしっかり下ろしてもらえたら我々も安心する部分もありますんで、お願いしたいと思います。

もう一つ、エアコンの件なんですが、部会の中で教科の特性など空調機の必要性を関係先と連携を図りながらという文言がありますけども、この関係先っていうのはどこなのかっていうことと、あと学校施設の整備に努めてまいりますということ書いてありますけども、これも来年度何か予定があるのかっていうこと、またお知らせいただきたいと思うんですが。


(市教委)

関係先っていうのは基本的には、本日は高校ですけども、我々お話いただくのは基本的には小中高で、その学校が児童生徒のために必要と、それぞれの小中高の担当がお考えってなった場合に、施設整備のほうにちょっとこういう理由があるから、ここの部屋ないけど設置してほしいっていうようなご要望があった際に我々は技術的な検討をして、予算化動こうかというようなところがありますので、基本的には現場さんからの御意見をそれぞれの教育担当のほうで必要性鑑みていただいて、その上で私どものほうに話来た段階で、例えば補助であるとか、そういうのもちょっと申請とかをやっていくというようなところがありますので、基本的には現場からの必要性というところの声になろうかと思っております。


(組合)

そしたらその順番も当然出てくるんですよね。優先順位。


(市教委)

順番については、当然定期的にやっていく内容というのも今、こちらもすいません、小中高というのがありまして、例えば、もう老朽化が進んでて、早く取り替えなあかんところの入替えであったりとか、そういうところを定期的にやっていく中にちょっと突っ込んでいくような形になりますので、あとまた補助を受けれる受けれないの台数のね、ラインとかもあったりしますので、ちょっとそういうところのバランスに鑑みて入れさしてもらってる予定になるというのは、ちょっとごめんなさい、御希望のところが即答できないのが申し訳ございませんが。


(組合)

そしたら既存のものも入替えを優先されるのか、ないところをつけるの、どっちを優先するとかそんなんあるんですか。


(市教委)

一応エアコンもそない20年30年も使えるものではありませんので、一定例えば15年とかそういうところを見据えた上でそういうところの。我々も整備基準っていうのをつくっておりまして小であればここの部屋はつけましょう、中であればここの部屋つけましょう、高校はすいません、ちょっと整備基準というのはないんですけども、それの必要性っていうのを、担当のほうからお話いただいた中での判断というところになって、そこで順番に入れてくるという形にさせていただいてます。


(組合)

今の回答いうたら高校には設置基準はないいうことですか。


(市教委)

もともと初めからついてたというようなパターンもあったりしましたので、例えば、今日ちょっといただきました扇町総合の話とかであれば、ちょっと中身見てて、あれ、具体的にはどのエリアにないのかなと。たしかあそこ。


(組合)

演習室。


(市教委)

うん。今ちょうど東側の校舎を老朽建て替えで工事入ってるかと、工事すぐもう入るということも決まっておるんですけども、演習室ということは、ほな北面の。


(組合)

取り壊すところ。


(市教委)

取り壊すとこですか。あのずらっと並んでるとこですね。あそこについては一応建て替えの時点で入ると。


(組合)

そらそうや。


(市教委)

いうことになっておりますので、はい。


(組合)

今でいうと関係先っていうのはそれぞれの学校やと、ほな、この回答の文書は施設整備がつくってるから、関係先と連携するとかっていうのは各学校でお話を聞いて。


(市教委)

学校とそれから各教育担当ですね。こちらのほうの。

(組合)

横のラインのね。


(市教委)

そうですね、教育の中での。そこから必要性がここは必要やというお話が来ましたら、施設整備課はそれで予算化に向けて動いていくというところになってまいりますので。


(組合)

幾つかエアコンのこと。エアコンでいったら高等学校は、エアコン授業料っていうところから始まってね。エアコン設置するから授業料出せとかって。その後ゆめさぽーとを使ったりとかね、何か訳の分からんところからお金を借り出して、早くつけていったと。それが、別途のリース契約になって、だから高等学校でいうとどっちかっていうと古いのがあって、共同投資として見たら西とか幾つかの学校がエアコンをね、取り替えていって。だから高等学校はそんな古いところがあるので、修理があるので、既設については定期的に注意していると。今度次年度どこすんねんとかっていうの何かあるんですか。


(市教委)

ごめんなさい、ちょっとその資料が今日はちょっと用意なくて。


(組合)

後でまた送ってください。

それから、キャリアパスポートとか要するに学校にはアンケート多いと、授業アンケートや人権のアンケートやあれこれがあって、ただキャリアパスポート、eポートフォリオとかっていうのも生徒していると。eポートフォリオでいったらベネッセに登録して携帯から入力せんとあかんというような中なんですけども、文科省は主体性の評価については見直すとかっていうことでね、大学入試の三本柱のうちの3つ目も揺らいできているっていうね。これでいうたらeポートフォリオも要らんのん違うのとかっていう状況に実はなってきてるっていう。そんな中で学校のほうはそれぞれの部署が言われたことをせんとあかんので、あれやこれやしているんやけども、結局それは無意味になってきたりとかってことが実際起こってきてますんで、ここの部分については教育委員会に言っても詮ないと思いますから、もう文科相から下りてきている話なのであれですけど、だけど、そんな中で生徒が教員に対する評価をして、それが賃金に反映していると。本当に真剣にしてるのかとかっていうことも含めて、評価っていうのはそもそも他人の人を蹴落として自分の評価を上げるとかっていうのはもう本末転倒やとかっていうこと、要するにそんな生き方嫌やとかって思わへん人がいてるのが不思議なぐらいなんですけど、厳しい授業したら評価下がるって思ってるのがおかしい話で、生徒からしたら、しばらくたって、卒業してからかもしれないですけども、あの時間は先生にあんな怒られたなとかいうのはね、あ、やっぱりええ話やったんやとかっていうことは後で気がつくっていうようなことが学校での話やと思いますので、最後評価の話にはなりましたが、そもそも今のやり方おかしいやないですか。改めてお話聞かせてもらいますんで、授業についてはそれを賃金反映するとかっていうのはやめてください。


(組合)

35ページのほうに現業関係、管理作業員のシャワーの件ですが、扇町総合でもそれこそ宿直時代のシャワーで考えた場合にはさびが出て使えなかったりする。そういうような関係もあって、学校では記念館があるのでそちらのシャワーを使ってもらってもいいですよ。でもそこは距離もあるから使い勝手はよくない。ほかで考えたら、ほかの学校もそうですが、じゃあ体育関係の教員はどうかっていったら、やっぱり仕事柄必要だから、そちらのほうは大体整備されている。もうなくなってしまいますが、此花総合高校造るときには、部活動終わったりした、指導した顧問なんかもシャワー浴びれるように外側にシャワー室を設置したりとか、そういうような環境持ちながら、ほかの職員も使えるような環境を総合的に整備する方法もあるんですが、現状でやっぱり現業作業をして冬場、夏場、汗をかく。そのまま今、帰るような感覚の時代ではなくなってきていると。やっぱり現場の仕事をした後にやっぱり汗を流して、これで普通にあしたへの気持ちを切り替えながら帰ったりする。現状でのそういう面で、古い施設があるからそこしか使ってない、だから、もうそれこそ声が出さないところは、いわゆる瞬間湯沸かし器のところに洗面器でお湯ためて、そこでタオルで体拭いて、だから頭の分なんていうのは当然洗えない。洗うとしてもそんなところを使う。そういうことの学校も当然あるので、ここらの高校はきっちりと状況をつかんでなおかつ限定するとやっぱり、これは民間委託を含めて見るような話がある。でも民間委託しようが何しようが、そういうとこで仕事する人が来ないわけじゃないわけだから、そういったところの整備は必要でしょうし、本当にクラブ顧問も含めて総合的に利用できるとしたら、予算交渉もしやすいだろうし、そういうところをきちっと考えていただきたいと思います。


(組合)

要望ですかね。

新しい扇町総合高校のところのには、管理作業者さんの部屋はエレベーターはそこにできると思いますけど、管理作業者さんの部屋は北向きのところについてるから関係ないですかね。

正門のところに昔、管理作業員さんの部屋があったんです。それが移動して違う場所になってる。そこには部屋がないんですよ。新しい学校は管理作業者さんの部屋にシャワーつけるんですか。


(市教委)

今、控室と詰所的なものの流しはついてますけども、シャワールームというものが部屋の中にはない。向かいにシャワーのスペースはつくってありますけども、これ体育施設のやつですね。


(組合)

昔、今の西高校のところに管理作業員さんの部屋があって、そこは管理作業員さんの部屋にシャワーつけますかっていうのは問合せしたはずですよ、教育委員会はね。それでいうと、今度も今さらどうかと思いますが、管理作業室の部屋が新しいところにできるとしたら、あるいは後づけでも構わないから電気とガスがあれば、1畳も要らないですからね、スペースね、設置をお願いします。それからあと誰かな。


(組合)

今日改めてね、思ったのはね、維新市政、府政になってからね、教育現場っていうのは恐ろしいほど変えられているから。もちろん安倍政権の話も当然としてあるとしても教員がこんだけ忙しなってるちゅうのはね、ちょっと異常ですわ。しかも本来の業務ちゃうでしょ。今出てたeポートフォリオや何やかんや、こんなもん10年前なかったですよ。10年前にね、私、現場おった頃にあったのは、例えばちょっとした放課後の時間にストーブを囲んで話ができる、こんな雰囲気ですからね。今、全くあらへん。で、仕事ばっかり遠くからとんでもないもんが出てきたりとかね、で、大学入試、英検とか何とかやるいうて、直前にぼんと飛んだりとかね、考えられへんようなことがほんまに起きてるというのが、正直改めて思いました。これ、かえってね、何らかのことが起きてもうたときにはもう取り返しがつかへんという、思います。時の流れだけは絶対に戻せない。何かでこれちょっと読んだけど。だからこんだけね、現場の教員苦しめてええんやろかという。ずっと人増やせ、人増やせっていうのはずっと言われてきて、現場の教員がね、忙しい、学校の先生いう人はほんまに忙しいというのがようやく世間的に認知されてきたにもかかわらず、人増やそうという話が全然行政の側から出てこない。これはね、ほんまにどっかトップの人がしっかり考えてないということやと思いますわ。私は松井市長が教育のことどんだけ分かっとんのか、一切信用してないから。第一ほんま要求書の冒頭に書いてあるようにね、府立移管で事務的に煮詰まってるなんちゅう話はね、4月の頭にやっておるんですよ、当選した後ね。事務的に煮詰まっているというのは一体どういうことを指して言うとんのか。何も進んでないということはこの前の中間報告でも明らかでしょう。これやっぱりね、これは上がそういうふうに進んでもそれをやるだけになってしまうようなことではね、やっぱり教育委員会はほんまにあかんと思います。犠牲になるのは現場の教員もそうやし、それ以上に子供らです。そこのところはね、やっぱりしっかりね、こういう機会と思ってね、肝に銘じて行政の人間は考えてほしいです。

  以上です。


(組合)

30ページですが、講師の待遇改善は、非常に重要なことだと思っています。よろしくお願いしますという。


(市教委)

先ほどの講師と同じく教職員人事の担当が不在にさせていただいているんですけれども。

またお伝えさせていただいて、お答えさせていただきます。


(組合)

実習助手に関わるもろもろの話とか、女性の権利が大阪市は相対的に悪いとかっていうことについてはいろんなチャンネルでお話させてもらいますが、教育委員会の皆さんは要するに独立行政機関で、大阪市の教育委員会として主体的に判断して、我々の権利保障してもらうとかっていう立場にある人たちだと思ってますので、我々を裏切ることなく、いい施策をしていただきたいなと思います。今日はどうもありがとうございます。


(市教委)

ありがとうございました。


配布資料

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令和2年8月6日(木曜日)

大阪市立高等学校教職員組合 年間要求申入れ交渉の議事録

(市教委)

定刻となりましたので、大阪市立高等学校教職員組合からの教育諸条件の抜本的改善に関する市高教年間統一要求書についての申入れ交渉を始めさせていただきます。よろしくお願いします。


(組合)

今日はよろしくお願いします。今日は、それぞれの職場、夏休みに入ったとこでちょっと差があるかもしれないですけど、高等学校、僕もそうですが、授業して、明日、終業式の予定でということで、例年と違うことになっております。どっちかというと、今日も、校長、職員会議で挨拶しておりましたが、皆さん、へろへろでしょうけども、学校休業日には、閉庁日のところ、しっかり休んでくださいというようなこと言うておりましたが、クラブ活動でも、例えば甲子園なくなりましたが、代わりに大阪府下で大会やっております。生徒が今、それも出ていたりとか、サッカーだったらJFリーグ、そんなん行って試合したりとか、ものすごく暑いですけども、だけど、授業が延長された中でもクラブに、大学の進学等もありますから勉強に、頑張っているというのが今の高等学校の現状ではないかなと思います。

 繰り返しますが、コロナの影響で違うことをやったとか、授業が今まで続いている、あるいは盆明けも10日程休みがあればもう17日ぐらいから試験、2学期の授業が始まるとかということで、リフレッシュする間もないというんですかね、ばたばたと、それも周りで陽性者がごくごく近くに陽性者がいてるという状況の中で、いつもにはない学校の消毒作業も教職員がしているということですので、普通だったらそんな時間は別のことをしているんだけれども、コロナに関わっていろんな違う仕事がどんどんやってくる。なおかつ、身の回りに陽性者が出てきているとかということで、重症者は少ないとかと言っても、身の回りに高齢者を抱えている人たちでいうとそうそうかかっているわけにはいかないということですので、そんなことを思うと、イソジンでうがいしたら予防できるんだ、本人は予防なんか言ってないとかと言ってますが、世間の人はそう捉えて、もうその日のごくごく早い時期にもう店頭からイソジンやポビドンヨードが売り切れてしまった状況になっている。そういった行政の責任というのは、すごく大きなことで、不安をあおるようなことはやめていただきたいなというふうに改めて思います。

 今日は、学校がやっとるという中で、就職の対応とかそれぞれの人が忙しい中で、やっぱり夏休みの間に学校を見に来てもらいたい。今日の声かけの中で教育委員会の、市教委の皆さんが、ここちょっと見に行ったほうがいいん違うんかとかということがあれば言っていただきたいということで、できるだけ早いめの設定ということで、本日させていただきました。一つ我々の声を聞いていただいて、1つでも高等学校よくなるようにしていきたいなと思いますので、よろしくお願いします。

 以上です。


(組合)

それでは、ただいまから大阪市立高等学校教職員組合から、教育諸条件の抜本的改善に関する市高教の年間統一要求書について、申入れを行います。


(組合)

執行委員長より要求書の趣旨説明をお願いします。


(組合)

昨日、おとつい、高教審が第13次の答申を出しました。教育委員会会議の中で示されました。大阪市立工業系の高等学校は高校卒業後、主に大阪府内で就職したいと考えている生徒を育て、社会に送り出してきました。いずれも学校紹介就職希望者は100%の内定を得ています。このコロナ禍の中においても学校には企業から多くの求人依頼があり、それだけを見ても社会的な評価は非常に高いと言えます。今回出された答申には、大学4年間を加えた7年間を見据えた教育内容を検討すべき。卒業後は就職する等のステレオタイプなイメージを払拭との記述があり、大学進学により力を入れる方向性や、多様な進路選択ができる工業高校像が示されていますが、工業高校卒業後には、大阪府内の企業に就職し、社会人として一人立ちしたいという中学生が一定程度存在すると学校現場では感じており、答申に従えば、そのように考える生徒の将来像を摘むことになるのではないでしょうか。また、作業服での実習は安全教育の第一歩であり、服装指導はものづくりの基礎、基本であると工業高校で指導してきた教職員の自負があります。そのような基礎、基本を重視している工業高校に対し、社会から高い評価をいただいているのではないでしょうか。この29年来、新工業高校構想やスーパー工業高校構想など、大阪市には出ては消えての工業高校再編計画が存在します。魅力ある新しい工業系高等学校を誕生させるためには、答申が述べる施設設備を整えることが何よりも重要であり、臨時教職員で場当たり的に補充している現状を早急に見直し、一日でも早くまともな教職員配置に正すことが必要であると考えます。答申において、工業科である泉尾工業高校、ファッション工学科ですが、ここ近年市教委はファッション工学で教員採用試験を行ってきたのでしょうか。専門知識や技術を持つ人材補充をしてきたのでしょうか。現状の教職員人事を鑑みると、本市が長年培ってきた工業教育における特色ある学科の1つとの表記は、何を見てこのように述べることができたのか、甚だ疑問に感じます。

また、諮問の範囲外であったとして、高等学校入学者選抜の制度については答申されていませんが、特色ある大阪市立の工業系高等学校は特別入学者選抜で生徒募集することを強く望みます。過去、前期入学者選抜を実施していた際は、各校ともここまで定員割れすることなく生徒募集できていたと認識しています。答申にある新しい形での都島工業高等学校や、新しい工業系高等学校の入学者選抜には、工芸高等学校を含め、特別入学者選抜で生徒募集することが必須だと考えます。

さて、私たち市高教は、毎年教育委員会に対して教育諸条件の抜本的改善のための要求書を提出し、その実現を求めてきました。コロナ禍での学校では、空調未整備の教室、体育館、講堂、密を避けるには教室が不足する。ネット接続での授業は、生徒も含め、現実的ではない貧弱な設備など、この間要求していることについて早急な回答を求めるものです。

また、長時間勤務の解消のためには教職員を増やすことと、正規職員での雇用以外に解決策はありません。全ての教職員が自らの雇用の心配をせずに安心して勤務できることは教育委員会の責任です。行き届いた高校教育を保証するために私たち教職員を信頼すると共に、以下の要求を早急に実現されるよう、強く求めるものです。

以下、書記長が説明します。


(組合)

2ページの1です。労使関係の改善について。(1)労使関係というのは我々労働者と使用者の関係ですので、ここで出てこられている方々以外にやはり教育長、直接我々の声を聞く機会というのが大事ですので、ぜひともこの要求に耳を傾けていただけるよう、直接こちらに出向いていただくよう、よろしくお願いします。

2です。教育諸条件の整備充実、教育予算の大幅増額と父母負担の機会軽減について。今、萩生田文科大臣も言及しておりますけれども、高校20人学級、小・中・高、この20人学級がいかに子どもたちにとってすごくいい条件であったかということ、全国で認識されたところなので、大阪市独自でも直ちに実現するよう、よろしくお願いします。(2)です。既設校の教育諸条件を抜本的に改善すること。この後、各部会からいろいろあると思いますが、残された全ての教室にエアコン、管理諸室へのエアコン設置を行ってください。手前味噌になりますが、本日、実験をしました。エアコンが効いておりません。冷却しながらの実験だったんですけれども、氷がみるみるうちに溶けてしまいまして、ちょっと指導上、非常に具合が悪い。要するに、実験、高校の実験なんですけれども、思ったような結果が出ませんでした。生徒に申し訳なく思っております。②です。エレベーターの設置をよろしくお願いします。その他、諸条件、設備等あるので、この後時間がないのでこのままいきますが、(3)番で、教育予算の大幅増額と父母負担の軽減をすること。特に、各分会のほうからでもあるんですけれども、学校維持運営費の削減はもうこれ以上行わないようにしてください。反対に大幅に増額してください。その他、部活動に要する登録費等の公費化、本当にお金がかかるというのは、教育にお金がかかるんですけれども、個別にかけるんじゃなくて社会全体の還元という意味合いが非常に強いんですよね。なので、ぜひともここのところを大阪市の政令市としての責任を持って、ぜひとも教育予算にきちんとお金をかけて、きちんと学校生活を送れるように、よろしくお願いします。3ページへいきます。旅費の増額を図り、旅費配当基準を改善するようにお願いします。特に教育活動に関わる旅費予算については、前のとおり、基本的には全額支給お願いします。

それから、3番目、勤務労働条件の改善について。(1)また詳しくは説明しませんけれども、先の地震や大雨の際に振替輸送が行われなかったんですけれどもやっぱり職場に行かなければならない。そうすると、別ルートで行けると。それで通勤すると、振替輸送ではないので持ち出しの交通費になるんですけれども、こちらのほうを弁償するようにお願いします。それから、(2)です。実習助手の賃金を抜本的に見直してください。特に1級で、本当に低賃金で、本当に生活するのに十分な生活ができないというふうに聞いておりますので、よろしくお願いします。それから、同様に(3)番もそうです。(4)です。人事考課制度と成績主義による教員給与手当ての差別主義はぜひとも廃止をお願いします。それから、授業の改善、何の役にも立っていません。アンケート、やる意味がありません。中止してください。(6)教育の充実のために教職員の専任率を高めると共に、次のことを要求します。非常に長時間で過密労働になっています。今日も僕、ここに来るために仕事はそのままにしてきました。明日朝早く行く必要があるんですけれども、本当にやることいっぱいあります。よろしくお願いします。同様に、勤務時間内に教材研究、授業準備の時間を確保するために週当たりの持ち時間を見直してください。具体的は全日制12時間、定時制10時間でよろしくお願いします。続けていきます。4ページいきます。それらのことに関連するんですけれども、実習助手の採用が全然行われていませんよね。ぜひとも採用してください。できひんやったら、教諭の一元化の制度設計を至急行ってください。少し飛ばします。20番です。全ての教職員に校務支援パソコンを配置するようにお願いします。全ての教職員ですから、実習助手の方とか、現業職員の方もそうなんですけど、校務支援パソコン1人1台よろしくお願いします。それから、(7)です。全教職員の健康と命を守り、快適・安全な職場環境をつくり、学校から一切の過労死、疾病を予防するため、労働安全衛生対策を強化してください。①です。労働安全衛生法に基づいて快適な職場環境の形成のために全ての職場の労働安全衛生委員会を実行案の下にて機能させてください。それから、そのために引き続き衛生管理者の養成を進めてください、今回はコロナのことで残念ながら夏には行われないんですけれども、そういったことがないようによろしくお願いします。②です。教職員の定期健康診断はがん検診を必須検査としてください。もうがんが見つかったときに遅いということがないようにしてほしいんですよ。ですので、がん検診は必須検査でお願いします。早期発見、早期治療ということががんには有効なので。それから下に飛ばします。⑤です。部活による休日出勤や持ち帰り残業といった教職員の異常な長時間過密労働、取れない休憩時間問題等の改善に向けて抜本的に対策を講じてください。それから⑥です。夏期特別休暇の取得期間を拡大してください、去年のことになるんですけれども、大阪でサミットが行われました。その際に、当方ではサミットの日に合わせて夏期特別休暇の取得期間が広がっております。夏の定義というのもいろいろあると思うんですけれども、これ、別に教育委員会としては腹が痛まへん話なので、取得期間を例えば6月から10月まで拡大するようにお願いします。それから病気休暇、当初3日は無給の撤廃をお願いします。5ページいきます。(8)です。母性保護の拡充を図るために。今、少子化問題が全国的に日本社会の問題としてずっと言われ続けて、もう何の対策も行われてない状況ではありますけれども、やはり教職員がそういった、特に女性も含めて、男性もそうなんですけれども、母性保護が拡充できてないときちっと次の世代の子どもたちを育てていくことができないわけですよね。安全・安心の学校づくりというんだったら、われわれのそういった少子化問題につながっていく話なんですけれども、ぜひここに書かれていることを、常識的なことやと思うので、別に休みたいとかそういうことではないと思うんですけれども。特に、つわり休暇というのは産前休暇とは別枠で1週間、せめて1週間よろしくお願いします。下に飛ばします。(9)です。育児・介護支援充実のため、同様の話なんですけれども、育児とか、介護についてもきちっと休めるような、別に丸一日休むわけではないですよ。なので、よろしくお願いします。それから(10)です。職場でのセクシャルハラスメントを一掃するため、それから(11)番にも関わってくるんですけど、パワハラですね、そういったことが起きないような職場づくりをお願いします。やっぱり、これ、多分つながってくるのは、長時間労働とか、過密労働がこういうハラスメントを招いているんじゃないかなというふうに思っているので、恐らく絶対関係あると思うんですが、特に管理職、それを統括する市教委さん、配慮義務をよろしくお願いします。 6ページ、12番です。(12)勤務場所を離れた研修について、教員の研修の自由を侵害しないこと。教員には研修権がありますよね。確認です。よろしくお願いします。それから(13)教員免許更新制度、今回は確か2年ほど延長されたはずなんですが、これ、2年延長するんだったらもう要らないと思うんです。これ、ほとんど意味ないし、何のためなのかというのが本当に、そもそも教員の身分尊重原則を根底から突き崩すものです。弁護士とかお医者さんがそんな免許更新とかしませんよね。我々の専門性を担保するためにも免許更新制の中止を文科省に対して強く求めるようにしてください。

4番です。定時制高校の充実について。都島第二工業高校、第二工芸高校の縮小や統廃合を絶対行わないようにしてください。それから、中央高校の夜間定時制高校としての機能を充実させるようにしてください。(3)番、定時制教育の充実のために特別予算措置を行ってください。

また時間がなくなってきたので飛ばしますが、5番です。事務職員についての要求。(1)です。先ほどの勤務労働条件に関わってくるんですが、人手をちゃんと確保するようにしてください。(1)です。標準定数分の人員については正規職員で配置するようお願いします。それから(2)です。多様化しております、学校が。それから、授業料未納対策や就学支援金給付金の認定事務など、業務が以前と比べて繁忙になっております。結局、人を増やすしかないですわ。よろしくお願いします。少し飛ばします。(8)です。健康で働き続けられるよう、休憩時間取得の徹底をよろしくお願いします。休暇制度の改善を行ってください。当面、時間年休の分割取得、夏期休暇の半日運用、教員のほうはできているんだから、こういうことができるようにしてください。同様に、病気休暇当初3日の無給与、繰り返しますが、そういったものの撤廃と病気休暇の時間取得の取得要件を緩和してください。それから(10)です。学校徴収金団体会費等について、保護者負担の実態を調査し、適正化を図ってください。各種団体会費事務について、教職員に担わせないようにしてください。これは、具体的には奨学金とか、いろいろあるんですけれども。(11)です。生徒の就学保証を尊重し、事務職員に過剰な負担となっている高等学校授業料未納対策要領を撤回してください。

7ページです。管理作業についての要求です。(1)です。昇給・昇格をするときの、もう毎年言ってるんですけれども、改善するようにしてください。具体的には、頭打ちになっているところの賃金では、本当に子どもたちを、例えば大学進学させる上でも非常に苦労していると聞いています。よろしくお願いします。それから、少し飛ばして(4)です。高校職場への再任用は高校現場に精通した人を充てるようにしてください。いきなり高校のこと、分からない人が再任用で来られてもなかなか大変なところがあるというふうに聞いています。よろしくお願いします。同様に(5)です。年休の時間単位での取得に40時間制限、もう本当に撤廃するようにしてください。

その他のところへいきます。7です。(1)です。住民投票で大阪市が廃止する、しないにかかわらずに実施するという根拠のない市立高校の府への移管を行わないようにしてください。よくなるとか言うてる人もいますけれども、全くよくなることはありません。実例があります。特別支援のところが府立になりましたけど、本当に今、教育条件下がっていると聞いています。全く根拠はありません。(2)番です。大阪市の直営が決まり府立移管の対象でもないデザイン教育研究所の今後の在り方について、デザイン教育研究所の教員を含む関係者と正しい検討を始めてください。(3)教科書選定は各学校の学問の自由と教育課程の編成権に基づいて選定されるべきものであります。検定に合格した教科書を一面的とする不当な介入は行わないようにしてください。(4)です。大阪市において使用する呼称、実習助手について、大阪府同様、実習教員と変更するようにしてください。

ちょっと早口ですけれども、私の時間15分でいただいていたので、これで一旦終わります。


(組合)

委員長が冒頭でこの前の高教審のことを話されました。私は今回、4回とも傍聴しました。前回の西と南と扇町総合を統廃合するときも最後2回傍聴しましたけれども、全然違っているのは、無理やり答申に間に合わせたということです。答申素案というのが普通、4回の審議が初めから決まっているんやったら、3回目に出てこな。ところが、一番最後の審議会で答申素案なるものが出てきて、かなり意見が出たんですね。私、聞いていても、キーワードが、3つの工業高校を一緒にするキーワードが楽しい学校、これではあまりにも抽象的で分かりにくいとか、中途半端とか、あるいは具体的にここはこう表現したほうがいいのではないかなどの意見が出されたにもかかわらず、4回で終わってしまって答申を出してしまった。ちょっと常識的に考えたら、普通は5回目の審議会をやって、そこで4回目に出された素案をたたいて、皆が納得してというふうにやるんだけれども、そういうこともやらずに無理やり昨日、おととい、座長が本部へ来られんかったからいうて、座長の代理の人が概略を説明してましたけれども、これ、代理の人を批判するわけではないですけど、概略を説明する中で「いずみお工業高校」と言ったんですね。3校の校長さんは第2回の審議会から来てるんです。その中でただの1回も「いずお工業」という以外の名前を呼ばれてないのに「いずみお」と。どんだけ真剣にその議論に参加してはったのかなということを、その一言を取って上げへつらうわけじゃないけれども、そういうものを感じさせるような概略の説明でした。

前回の3校統合、答申出してから実際に来年、再来年の4月にスタートするということになるんだけれども、答申出してから5年かかっています。答申出してから新しい学校スタートするのに5年。ところが、今のスケジュールで言うと、その前、府立移管の条例を決めてしまおうという、そんな動きがある。そうなると、片一方は府立学校条例という、定員を3年続けて割ったら統廃合の対象とするみたいなもんがでーんと座ってるわけですから、そこに丸投げされていったら、3校を1校にしてどうのこうのという答申そのものを壊されてしまう。前回の答申が普通科系高校の雄とかバカロレアに匹敵するとかいうて、実際に出てきたのは教育系、教育文理学科という中身ですから、答申の中身は違ったもんをつくられるのはええん、ええというふうに認識しているとしたら、ちょっとこれは、大変な問題やろうと思いますわ。せっかく、どういう形で審議してもらってというふうな認識になるんかはそちらサイドの取り方次第だと思いますけど、もう丸投げして、後は野となれ山となれみたいなことだけは絶対にやったらいかん。そのためには、府立移管を、逆に言うと、ちゃんと責任持って新しい学校をつくるんやったらつくって、府立移管というのが初めて出てくるん違うかなという気がします。

以上です。


(組合)

失礼します。こっちのほうからは2番の(1)(2)に関連しまして、最近のコロナの対応等含めて話させてもらいます。

まずは、市教委のほうには6月にコロナ関係での緊急の申入れ等を市教委に対して市高教からさせてもらってますが、残念ながらまだそれについての回答をいただけていないという状況ですので、早急に回答いただくようにお願いしたいと思います。

また、先ほど書記長のほうからありましたが、今回、コロナに関係して6月の1週目、2週目については学校に約半分ずつ、分散登校という形で登校し、授業についても20人程度の授業を展開してきました。本当に、私も授業はしましたけれども、やりやすかったです。生徒一人一人に目が行き届きますし、何より6月という、いつもと全く違う環境の中で生徒たちの、心のケアとまでは言い過ぎかもしれませんが、様子もしっかり見て指導することができました。それは恐らく生徒たちにもそうですし、私たちにも、労働環境上も非常に安心できるいい場所であったと思います。しかし、6月の3週目からは、当然ながら通常の授業に戻り、今まで20人しかいなかったところに40人入ると。ただでさえ3密を避けろと言われている中で、本当に密な状態の中、授業を受けるというのは、生徒たちにとっても当然不安があって実際登校していない、できていない生徒も、今まで、今日まで続いているってそう聞かないですが、特に6月は学校に来るのが怖いということで、来れなかった生徒は結構おりました。また、教員のほうにとっても、当然ながらそういった非常に密の中での授業展開というのは、いくらマスクしようが、あるいはフェイスガードしようが、当然ながら生徒たちは対面でこっち向いていますので、私たちが生徒に背を向けて授業するわけにいきませんから、対面授業しなきゃいけない。飛沫感染等々の不安も十分ある中での授業というのは本当に心理的にしんどいものがありました。労働環境的によろしくないものがあったんじゃないかなと思います。エアコンとかも当然ありますし、つけていただいていますけれども、換気をしなきゃいけない。じゃあ、窓を開けてエアコンをかけてやると。寒い空気もあれば、暑い空気も入ってくる。これもまた訳分からんような状態になっていて、決して教室の環境がいい状態じゃない中、6月、7月、今日までやってまいりました。今後もこの辺りは改善というのはなかなか難しい、すぐには難しいかもしれませんが、行き届いた教育というのは、恐らく一教室の生徒数を減らすか、教員の数を増やすか、どっちかかなというのは本当に実感させられました。

また、6月以降ですけれども、授業が始まるに当たって、例えば消毒しなければならない、使った後消毒しなきゃいけないとかというようなコロナ対策の手間も当然かかっていますし、学校によっては定員割れを起こしてますので、本校もそうなんですけれども、起こしていますので、本当に多様な生徒が入学するようになりました。例えばリストカットするような生徒もおるとか、あるいは心理的に中学校のときは不登校やったけど、高校に来て頑張ろうとしているけどちょっと不安定な子がいるとか、あるいは日本語をしゃべるのが困難な生徒やったり、外国籍で困難であるとか、もう私たちも例えば国語やったら国語の専門とか、英語の専門の免許を持っとるのをやっていますが、それだけじゃ追いつかないような状況が生まれてきています。市教委のほうには、管理職を通してそういった専門の方、日本語指導の先生であったりとか、カウンセラーは、スクールカウンセラーが来ていますけれども、それ以外のアドバイスをいただける方とか、あるいは補助員とか、様々な要求、要望はしておりますが、残念ながらすぐに配置されていないという状況が続いているかと思います。そういったことで、そういった生徒に対して、また私たちは日常の業務以外にも時間を割いてやらなきゃいけない。当然、生徒のことやから一所懸命やろうと思いますけれども、その私たちの良心を奪うような労働環境をこれ以上つくってほしくないなと思います。現に、特に30代以上の先生方、本当によく頑張っていらっしゃって、時間を惜しんで超過勤務等含めてやっていますけれども、心が折れてしまい、休職あるいは欠勤とか含めて、私の身の回りを含めて多くなってきています。もうそれらの先生方、非常に能力があって、今後の大阪市を支えていけるような人物であるのに、みすみすそういった保護者対応での苦慮とか含めて、倒れていってしまう姿を見るというのが耐えられない状況です。何度も申し上げますけれども、その辺り含めて、人数を増やすのか、あるいは教室の定員を減らすのか、本当に考えどきやと思いますので、誠意ある回答を求めたいと思います。

以上です。


(組合)

続きまして、ちょっと女性部のほうからお話をさせていただきます。5ページの8番のほうなんですけれども、③番に、今回新たに不妊治療に関しての要求を入れさせていただきました。社会全体でやっぱり子どもを増やしていきたいという思いがあって、不妊治療についてもいろんな人が受ける形が増えてきましたので、この内容についてもちょっと充実をお願いしたいと思います。大阪市、新たに職免の制度をつくってくださったんですが、大阪府のほうは、特別休暇で大阪市は5日なんですが、年6日というふうに、何でわざわざ違うんやろうというのは私の素朴な疑問で、いつも府の動向を注視してという返答をいただいてますので、ぜひともここは府に合わせてちょっと少しでも増やしていただけたらというふうに考えております。

それから、9番の育児・介護のほうなんですが、まず、育児のほうなんですけれども、育児職免という制度が大阪市にはあるんですけれども、これが無給になっています。1日に確か2時間ぐらいかな、取れたと思うんですけれども、これ、無給になってしまうので、給与がカットされるということで、やっぱりすごく大きな負担になるということと、部分休業もあるんですね、部分休業制度、だから、制度は一応、子育てしやすいようにとしてくださっているんですが、その分、給与が減ってしまうというのは、やっぱりちょっと保育代もなかなかかかりますし、いろんな部分でお金がかかりますので、できれば有給にしていただけたらなと。仕事は内容が変わらないです。育児時間を取ろうが、部分休業を取ろうが、同じように持ち時間はやっぱり持ってくださいというふうになります。1人として、職場の中ではカウントされますので、その分ものすごく仕事がハードになるんですね、結局短い時間でこなす仕事が一緒となってしまうので、制度として何かすごく優遇していますよというふうに見せかけながら、かえって育児をしている人たちを苦しめているような部分がありますので、その辺のところはやっぱり有給にすることと、そして時間軽減というか、その辺をしっかり制度として併せてつけていただきたいなと思います。全体の持ち時間数が、今、18って私たち言われているんですけれども、これ、今、要求で15にしてくれとか言っているんですが、ここのところが減ってくればもうちょっとその辺余裕が出てくるので、そういう、取っている人に対してももうちょっと校内で融通利かせたりもできるんですけれども、とにかく人がかつかつなので、そういう育児をしている人にも同じようなことを要求せなあかんという職場が、結局次のセクハラ、パワハラにつながってくるんですよ。余裕がない職場ではそういうことがやっぱり起こってきますので、ぜひとも人を増やしていただいて、教員の持ち時間数を減らしていただいて、きちんとハード面でもソフト面でも育児を支援するという、そういう職場にしていただきたいなというふうに考えています。よろしくお願いします。


(組合)

執行委員です。先ほど委員長のほうからも話させてもらった1ページのところ、答申の部分が、その答申は有識者の方がもまれてというふうな形なんだろうかなとは思うんですけれども、ファッション工学科についての記述記載があるというふうなことなんですけれども、専門的な知識を持った方が教壇に立って、果たして学科運営であるとか、授業をなされているのかなというふうなところが思うところであります。現状、ファッションの専門家の方がやっていらっしゃるのかどうかというふうなことに疑問に思っておりまして、手塩にかけた学科であるのかなと。そこを魅力を感じて中学生の生徒諸君らが来てくれているのかなというふうにして思うんですが、いずれじり貧になってしまうようなこともあるんじゃなかろうかなと、ちゃんとした手立てというか、教職員配置をしていただかないとというふうな部分は思うところがあります。

7ページのその他のところの(1)なんですけど、この府への移管ということなんですけど、各学校園とも、校長先生から資料配られていると思うんですが、移管に対する基本的な考え方でしょうか、去年の9月に職員会議等で下りてまいりました。その資料によれば、スケジュール感のところで言いますと、この8月に移管計画の公表というふうな記載がありまして、現場の校長先生にお聞きしても分からないんだというふうなでした。8月、校長会があるのかなというふうな話も聞こえてきていて、この8月の移管計画の公表というふうなものが果たして下りてくるのかなというふうに思っておるところです。なかなかこれが出せないというふうなところというのは、それこそ根拠がないから出せないのちゃうかなというふうに思ってしまう次第であります。


(組合)

会計委員です。職場は東淀工業高校というところで、工業高校再編の1つでもあるので、実習教員部関係や事務、技職関係の前に1つだけ、この点だけ触れときたいと思います。

現場のほうでも4日の部分の新教育審議会での内容の部分が伝わってくる。ところが、学校長のほうからこういうことが行われたりしていますよということの公表が遅い、行われない。今日は教育委員会議なり、こういうことを、機会があったのでそういう場では話されますが、要は、当該校の職員に対して、こういうことがありました、こう方向が打ち出されましたというところが、当該の学校長から聞く前にマスコミ含めてそちらのほうからこういうことがありますというようなことが伝わるような状況があったりする。だから、よく捉えたら、学校長はやっぱり自分の学校を存続させたい、ひょっとしたらそういう思いがあってあえて言わなかったのかもしれん。あるいは、もうこれは刷り込まれたこの府への移管も当たり前のことだから、こんなもん、職員に説明する必要もないことだと考えている校長なら、それは致し方ないだろうけれども、でも、それとてそういう方法がよしとするわけではないと。実際、校長の心の内は分かりませんが、ひょっとしたらもう都合の悪いこと、教職員にこれは先に示したら、やっぱり不満ががっとこちらに向かってくるということについて、後回しの説明にされてはいないのだろうかというところをやっぱり感じます。

それで、実習教員関係ですけれども、3ページの勤務労働条件のとこに、あるいは4ページのところで言ったら、パソコン、校務、選抜等の件に関わる20番、7ページのところで言うと7番の無償でもできる、金がかからない  のところの最後の4番、お金がかからないこともやらないわけですから、金のかかることについては完全に無視されているとも取らなければ、制度の中で移管に伴って税源の移譲に伴って発生し、その後起きた主務教諭という制度のあおりを受けて、本来実習助手という形でそこに区分されていて、教諭の区分ではないという、給料では総括実習助手とか、教諭実習担当ということで2表の2級適用の者もいるけれども、定数的分類から言ったらあくまでも実習助手のままできているのが大阪市の実態です。ところが、免許を持たない実習助手については総括実習助手の受験資格すらないということで、欠陥の制度ですよと、こんな制度は。教諭(実習担当)とか、総括実習助手でも免許を持っている、そういうことで主務教諭の選考資格要件を持っている人であったとしても、合格者すら出せていない。それは本人の力量がないのかもしれないけれども、しかし、3年間受験者が継続しているのにもかかわらず、合格させる意思が、あるのかないのかは分かりません、しかし、制度としてつくった上で、そちらがあるからと仮に過去の部分について、現行でも教諭、実習担当の人も総括実習助手は受けてくださいよ、受けられるんですよという制度になっているんですから、結局現行の制度の矛盾がそのままになっていて、給与が52歳ぐらいでこの主務教諭の制度で引っ込められて、もうその人たちは3年目ですから今年55歳。もう3年前から昇給停止のまま、定年を迎えざるを得ないというようなことで、3年前に遡ったらまだ給料の回復措置も多少は考えられると。今年は最後の最後です。この年度内にこの問題については、制度の大きな欠陥を含んでいる部分があるわけですから、それこそ定数上、実習助手に分類される人は除外するとか、あるいは過去のデータで見ても給与措置、これが低賃金であるからこういった制度をつくってきたという大きな意味の30年間の積み上げからしても、現行の間に給与、支払っている給与が2表2級適用になったから、主務教諭にならないといけないという現行の表現だけではもう報われない、救われないという部分について、どうなんですか、何とかできないんですかということを、去年、おととし言ってきて、最終的な検討、何を検討したかも報告されていない。ということは、やっぱりそちら、教育委員会としたら、この給与の問題は特にもう待ったなしの、実習教員についてはぜひとも決着と、この2年間、何を論議されたのか、きっちり回答のときには出していただきたいと思います。そういう関係で、やはり仕事をする上で校務支援パソコン、どういう形の経過か、それはもう言っているように予算のICT事業のそういった補助金との関係で教諭の分しか出ないと。だから、それ以外は独自の予算措置でお願いしたいと思います。もう、32万程度で事務職員のほうも給料が上がらなくなっている。ましてや、高校にいる事務職員の人たちというのは、その号給の2級とか3級の最高号給までいって、それ聞いてもう止まってしまっている、頭打ちになっている人が多いと。ここ数年はそういう状況を見て、頭伸ばしというか、号給伸ばしで改善をされてきていますけれども、大阪市がなぜ行政職員だけじゃなくて、学校事務職員という形で採用されているかと。そういうったこともありますので、たかだか高校だけに絞ってくれば、本当に100人前後ぐらいのところで相対評価され、そういう中での給与措置、いろんな形でやはり矛盾もあると。そういうところ含めて給料改善、特に現業職員に至っては1級の最高号給で張りついたまま、そういった部分の改善というところが、やはり大きな問題だと思いますので、この専門部については給与の改善というのはやっぱり大事なことなので、細かな点よろしくお願いします。


(組合)

書記次長です。4ページのところにあります(6)の⑳のところに出てきました校務支援パソコンなんですけれども、正規の職員にすら全校配置されていないというのは、やはり学校の校務運営上やはりおかしいというふうに思っています。正規の実習助手の方であるとか、事務職員の方、管理作業員の方などにもぜひ支給をしていただきたいというふうに思います。もし、支給されないというんだったら何かその根拠を教えていただきたいなというふうに思います。

それから、その下の(7)の定期健康診断のところ、②なんですけれども、先ほど話が出ましたようにがん検査などを充実させてくださいということですけれども、併せてインフルエンザの予防接種などとか、あるいはコロナの時期ですので、例えばPCRの検査とか抗体検査、そういったものも拡充させていただけたら、我々は結局子どもたちと対峙していますので、うつしてしまうという可能性、あるいは子どもからうつってしまう可能性というのがどうしてもぬぐい切れません。ですので、そういったところも鑑みて、ぜひ充実をお願いしたいというふうに思っております。

それから、あとその下の⑦のところにあります病気休暇の無給制度、これはもうぜひ取っ払っていただきたいというふうに思います。民間ではこういうふうなことはないというふうに聞いておりますし、そもそもこういう3日の無給という制度があるのは大阪市だけだというふうに思いますので、ぜひその辺の改善をお願いしたいというふうに思います。

以上です。


(組合)

まあまあ、いろいろ言いましたが、僕としては教職員を信頼してもらって行政を動かしてもらいたいとかという気がするんですが、この間、あまり言うてませんが、府立移管で、8月に計画が一定公表されるとかいうようになっています。府立高校とこちら合わせましたら11月には、次年度入試はどうすんねん、学校再編計画みたいなのが11月ぐらいに、府の教育委員会にて決定されると。その中に大阪市立の学校も混ぜこぜにされるとかというようなことになってくるんじゃないかと思うんですが、そうなってくると、府立移管、冒頭、教育委員会とお話したときは、正規は行くんですと、府に行ってもらいますと。細かいことは全然話してないですよ。だけど、非正規の人は、府立さんは分かりませんという、ないと思ってもらったらいいみたいな感じを僕は受け止めているんですけど、だけど、今の学校は、要するに非正規の人がいてて動いているわけで、その非正規の中で例えば期限付講師とかとのは、普通に府立でもある話ですから、そうかなと思いますが、大阪市で会計年度で任用されている人、あるいは実習助手のところで言えば、2次的な人はいっぱいいてるわけで、府立とは少し様子が違うということもありますので、ただ、今の工業高校をそのまま府立に持っていく場合だったら、たとえ工科高校に変わって、要するに総合学科的に専門性が薄められたとしても、だけど、非正規の人が一定数行かんと駄目ということになってくると。その場合、誰が行くねん、誰が行かへんねんとかということになってくると、要するに最後の学校がごっついまずいものになってくる。要するに今のまま、名前だけが変わるとかというんだったらまだ、まだ分からなくもないけれども、その中で府立に行ける人と行けない人が分かれてくるとかというのは最悪のパターンやと思うんです。そこら辺りについての組合とのやり取りいうんですかね、教育委員会との意見交換も含めて何もないということですので、そこら辺り、要するにどういうふうに考えてはるのかということについては、移管計画が公表され、学校教育委員会会議の中で一定、決定されて、もう後戻りできへんのやとかということになるときにはせんといかん話で、だけど、この間の第13次の答申を見ていても、要するに工業高校は統廃合するんですと。対象の3校共するのかどうかということも含めて、教育委員会はこれから考えることですから、ただ、考えたとしても、最速2022年には府立移管するんですとかというような計画が、もし本当にそのとおりするんだったら、今回のこの第13次の答申というのは結局何やねんとかということになって、それは要するに、学校をつぶして、要するに府立に行ってから、要するに無償譲渡してからそこの土地、建物は大阪市のもんやとかという話にはならんでしょうから、ここはもう統廃合する予定ですから、もう土地、建物は大阪市が持っときますとかというようなことをするための答申にしか思えないみたいにね。その後、学校をどうしてくれるのか、府が考えたらよろしいわみたいな感じがするんです。だから、この13次の答申というのは物すごく不親切な、不真面目な答申じゃないかなと思いますので、改めて教育委員会として答申を受け取った後でどうするのかとかというのはよくよく考えてもらいたい。できれば、府立移管についてはもう少し延ばしていうようなことはもう今さら……。今日、それぞれの学校の要求についてはあまり言いませんでしたが、それは府立移管すると。それに合わせて学校が一定、無線のWi-Fi入れるとか、要するに府立学校の仕様にどんどん変えられているとか、あるいは便所についても職員便所が汚いままやったらあかんのやと。府の基準に合わせてどんどんつくり変えていくねんとかということがあって、要するにそういう意味じゃあ、施設設備はWi-Fi環境も含めたアップデートはされている。あるいはプロジェクターは入れるようになってきているとかという、視聴覚教材が各教室に入ってきているとかということはそうなんです。それから、エアコンについても更新どんどん立てていっているとかということがあって、それはそうなんですけど、だけど、今でもまだエアコンがついてない部屋があって、それは何回も言いますけど、特別教室でついてないんですよ。だから、窓開けて換気はもうばっちりできているような状態にはなっているんですけれども、だけど、中の機械も含めて人間はへろへろになっているというのが今の状況なので、そこの部分については本部要求のところで、エアコンちゃんとつけてくれとか、あるいはエレベーターについてもちゃんとしてくれとかということは、府立高校は、何回も言いますけど、エレベーターは計画的に設置していますからね、毎年2つや3つはつけていってるという中で、差がどんどん開いていってる。建てると耐震機能が低下するというの、あんなあほみたいなことを教育委員会の方は会議でおっしゃいましたけど、そんなわけがないので。小学校はつけられるけど、高校はつけ方が違うんだみたいなことを言わはるから、うそみたいな話で驚いたことあるんですけど、そんなこと言わないで施設設備を更新していっていただきたいと。後ろのほうにそれぞれの学校のことがありますから、前に都島工業を見ていただいたのと同じように、どこか1つか2つを見に行っていただきたいというふうに思います。


(組合)

桜宮高校なんですけど、正門入ってすぐ向かいの建物、3号館になります。その奥にもう1つ4号館、2つ建物がありますが、これ、むちゃくちゃ古くて、去年窓枠が、何もしていないのに窓枠が落ちて、あわや死亡事故が起きるような事故も起きたところなんです。今、直してくれはったんですけど、今年に入ってから、今度屋根の雨漏りが、去年からですね、これも、発覚しまして一応修理をしてもらいました。その後今度は壁から雨漏りするという、廊下の壁が何か濡れてんでという話になって、どうもこれ、外からきてるって、何でそんなことが起きるんか、私はちょっと専門家ではないんで分からないんですけど、それが起きてまた修理はちょっとしてもらいました。でも、私、今、3階の教室担任をしているので毎日行くんですが、廊下に生徒のロッカーを置いているんですけれども、ロッカーと壁が普通は真っすぐ立つはずなんですが、ロッカーが傾いているように見えるんですね。見えるというか、傾ているんですよ。ロッカーが傾いているわけではないので、これ、土台、おかしいよねという話を今、職員の中ですごくしていて、本当にちょっと3号館やばいん違うかって、生徒、本当、今、7クラスぐらい、もっとか、1、2年生の生徒がそこで授業を受けているんですけれども、何かあってからでは遅いので、ちょっと早急にこの3号館は点検してもらって手を入れてもらわないといけないのではないかなと、すごく、すごく、すごく切に願いますので、よろしくお願いします。


(組合)

職場でこんな声上がってますから、多分、事務長経由で、多分、教育委員会にも来てると思いますけれども、そのこと改めて確認していただいて、別に、壁から雨漏りするとかというの、別に桜宮高校だけの話じゃなくって、汎愛高校も外壁塗装するときに、耐震のときに調べてもらったら、壁の間に缶とか新聞紙とかぼろきれとかいっぱい入ってた。それは建物を建てるときにごみを一切合財埋め込んで建てよったんですね。完成検査のときにそれ、分からなかったものですから、そのままスルーされて何十年もたった後に耐震補強の検査するときに中からごみが出てきたという。で、分かった。そのときに直しましたけど、だから、ちょっとしたひび割れから水がどんどん入ってきて、廊下水浸しになるということですので、それは60年以上たってる校舎だったらどこでも同じような状況やと思いますので、だけど、そんなところを直してほしいというのと、施設設備、特に建物をちゃんと新しいのを建ててほしいとかという要求ありますけど、あんまりそれを言うと学校がなくなるんちゃうかとかということで学校長あまり言わないですけど、雨漏りとかすると、こういう、汎愛高校でも建物、特別棟は上下で20センチメートルの差があって、建物、傾いているという、東側に傾いていますからね。どこでもそうなんですね。それ、桜宮を見に行っていただいたらいいと思うんですけど、一つよろしくお願いします。


(組合)

よろしく。


(組合)

今、委員長が、施設設備のというふうなこと、事務長経由して上がっているんちゃうかという話、僕は勤務校、生野工業高校で、ちょっと事務長さんが。


(組合)

事務長、いてない。


(組合)

というような状況なので、事務主幹が応援で来てくださったり、うちの勤務経験がある他校の事務長が応援に入ってくださったりとか、近くだからということで事務長が応援に入ってくださってというふうな状況もあるというふうに聞いているんですが、事務長さんが不在のままで生野工業高校、回っておるというような状況でもあるので、その辺り、すいませんが、よろしくお願いしたいなと思ってます。


(組合)

事務長経験者で、よそから来てもらって、応援してもらっているとかというのはほかの事務職員さんにもまた負担になってくるので人事配置をちゃんとしていただきたいなというふうに、重ねて要求させてもらいます。


(組合)

その他のところで、デザイン教育研究所のことを書いています。丸7年前に突然生徒募集停止みたいなことから始まって、結局3年、足かけ4年、すったもんだやって、大阪市で直営しますと宣言して、工芸高校と一緒の建物共有部分があるにもかかわらず、府立移管の対象にはしないというふうに、はっきり明言しているんですよね。大阪市の直営になるという話が出てからこの話はずっと言うてるんです。ちゃんと現場の職員を交えて今後の在り方をはっきりさせよと。我々が何でやいやい言うか、組合員がいてますから、私たちの。だからこの問題はちゃんと市教委がほんまに責任持って展望をどうするのか、市教委で誰もおらなくなったら現場の人間を呼ぶのが一番ええです。ほんまに専門的な2人の正規の、教諭2人しかおりませんが、教諭とか、1人は助教授が再任用になってどういう名前になってんのか知らんけど、本当に専門的な知識を持った人がいてはります。その2人を中心に話を進めない限り、今後の展望というのは、自分らだけで考えようなんてことを思ったらあかんと。大阪市教委の中にデザイン専門の人がおるかどうかは別として。とにかくどうするんやという話をしっかり、現場の人間を入れてこそ、初めて話が進むというふうに思っていますので、ここはぜひとも実現させるようにしてください。


(組合)

今日は、いろいろお話しましたが、記録もしていただいたと思いますので。それと、回答、可能なら年内に。市教協との絡みもありますが、3月の二十何日とかということにならんように、よろしくお願いしたいと思います。本日はありがとうございました。


(市教委)

ただいま、大阪市立高等学校教職員組合の皆様方から労働条件の改善に関する御要求をお受けしたところでございます。多岐に渡る本日の御要求につきましては、その趣旨を踏まえ、今後各所管、関係先等とも十分検討を重ね、勤務労働条件に関わっては、誠意をもって協議してまいりたいと存じますので、本日のところはよろしくお願いいたします。


配布資料

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令和3年3月3日(水曜日)

大阪市立高等学校教職員組合 年間要求申入れ交渉(事務折衝)の議事録

(市教委)

まず、1点目に、要求書の1点目、項目分類表の3の(7)の⑥、回答書でいきますと、ページが13ページになります。

こちら、夏期特別休暇についての御要望ということで、交渉事項ということでつけさせていただいております。

2点目なんですけれども、項目分類表の3の(8)の③、回答書でいきますと、19ページになります。

こちら、不妊治療の特別休暇についてということで、こちらも交渉事項ということで   つけさせていただいております。

3点目なんですけれども、項目分類表の3の(9)の④、回答書のほうでいきますと、25ページになります。

こちら、育児職免を有給にということについての御要望ということで、こちらも交渉事項ということで入れさせていただいております。

4点目が項目分類表の3の(9)の⑧になります。

こちら、回答書でいきますと、29ページになります。短期介護休暇の日数についてということで、こちらも交渉事項ということでいれさせていただいております。

最後、5点目は、項目分類表の5の(10)になります。

こちらにつきましては、学校徴収金等の実態調査であったりとか、各種団体会費等についての御要望ということで、管理運営事項ということで入れさせていただいております。

それでは、昨年度から引き続き頂戴しております要求項目で、回答内容の変更があったもの。また、新規項目について順番にお答えさせていただきます。

それでは、項目の3の(3)回答書6ページになります。

こちらは、講師の賃金についての要求ということで、回答のほうなんですけれども、常勤講師の給与につきまして、令和2年度から等級の引上げを行いましたということで、こちらは内容を反映させていただいております。

 続きまして、項目分類表3の(⑥)の⑮、回答書8ページ。

こちらは、アルバイト職員の給与の増額についての要求ということでいただいております。

こちらにつきましては、令和2年の4月より会計年度任用職員に移行したことに伴いまして、処遇の改善を行っておりますので、そちらの状況につきまして反映のほうをさせていただいております。

続きまして、項目3の(7)の①、回答書の9ページになります。

こちらは、衛生管理者の養成等にかかる要求書でございます。

回答書の中央あたりになるんですけれども、令和2年4月に、学校園における労働安全衛生体制の整備、また手引を作成し送付をさせていただいたことにつきまして反映をさせていただいております。

続きまして、項目分類の3の(7)②、回答書の10ページになります。

こちら各種検診等についての事項でございます。

昨年度頂戴しております要求項目からインフルエンザの予防接種のことを追加いただいておりますので、市教委のほうからの回答としましても追加をさせていただいております。

続きまして、項目分類3の(7)の④、回答書11ページになります。

こちらは、メンタルヘルス対策等についての事項でございます。

市教委のほうで実施させていただいております各種研修会につきまして、新型コロナウイルスの感染拡大防止措置によりまして、集合型の研修を見合わせさせていただいているところでございますが、今後につきまして、感染状況に鑑みて実施していく旨を追記させていただいております。

続きまして、項目分類表3の(7)⑤、回答書12ページになります。

こちらは、休憩時間の取得、または時間外勤務についての事項でございます。

昨年度末に、大阪市立学校の教育職員業務量の適切な管理等に関する規則を制定しまして、4月1日に各学校園に通知をさせていただいてる点と、また引き続き学校園における働き方改革推進プラン等を踏まえた適正な労働時間の管理に取り組んでいく旨を追記させていただいております。

続きまして、項目分類3の(7)の⑥、夏季特別休暇についての事項でございます。

こちらは、周知事項になりますので、回答内容を読み上げさせていただきます。

教職員の勤務条件制度につきましては、国や他の自治体の状況を注視しつつ、本市全体の動向の中で適切に対処してまいりたいと考えております。

続きまして、項目分類3の(7)の⑦、回答書14ページになります。

こちらは、病気休暇、時間休暇、振替休暇についての事項でございます。

昨年度頂戴しました要求項目から病気休暇とその3日間の無給の取扱いの撤廃、また時間休暇の分割取得についての追加の雇用がございましたので、こちらに対する回答のほうを追記させていただいております。

続きまして、項目分類3の(8)の③、回答書の19ページになります。

こちらは、不妊治療についての事項でございます。こちらは新規項目になりますので、回答内容を読み上げさせていただきます。

不妊治療につきましては、令和2年7月より不妊治療を受けるため、勤務しないことがやむを得ないと認められる場合におきまして、1年に5日間取得できる職免制度を導入したところでございます。不妊不育治療のための休暇制度については、本市全体に関わる問題でございますので、市の動向を注視しながら対応してまいりたいと考えております。

続きまして、項目分類3の(9)の④、回答書の25ページになります。

こちらは、育児職免についての事項でございます。こちらも新規項目になりますので、回答内容を読み上げさせていただきます。

育児に関する職務免除につきましては、大阪市全体に関わる問題でございますので、市の動向を注視しながら対応してまいりたいと考えております。

続きまして、項目分類3の(9)の⑥になります。こちらは回答書の27ページになります。

育児短時間勤務制度についての事項でございます。要求項目につきまして、昨年度から頂戴した内容から、制度の改善についての追加がございましたので、そちらに対する回答を追記させていただいております。

続いて、3の(9)の⑧、回答書の29ページになります。

こちらは、短期介護休暇についての事項でございます。こちらも新規項目になりますので、回答内容を読み上げさせていただきます。

教職員の勤務条件制度につきましては、国や他の自治体の状況を注視しつつ、本市全体の動向の中で適切に対処してまいりたいと考えております。

新規項目、並びに回答の修正等につきましての御案内は以上となります。

それでは、質疑等ございましたら、よろしくお願いいたします。


(組合)

1ページ目の回答なんですけども、例えば私の職場は、咲くやこの花なんですけど、今年の夏は会議室とか、それからエアコンが効いてる図書館とか、そういったところで授業で使ってないところをとにかく利用して、何とかこの暑い夏を乗り切ったところなんです。だからもうそういうことができるのは、たまたま本校が割と部屋がたくさんあって、しかもエアコンが入るところが幾つかあるので何とかできているんですけども、ふだん職員会議で使っている大会議室なんかをちょっと大人数の授業で、しかも選択のものをやってたりするので、そういう工夫ができるところは工夫できるからええかといったらそうではなくて、やっぱりふだん受けてる教室で、しかも総合学科なんかね、分かれてやってるわけですけど、そういったところ、全部が全部、その学校ごとにできるわけじゃないし、今後この新型コロナ変異株が今出てるじゃないですか。そしたらこの夏も、エアコンやっぱりつけてもらわへんと、ちょっとそれは子供たち、我々の労働条件もそうですけど、ここは本当に、この回答はちょっともうね、一応新たなリース契約って書いてくれてますけど、特別教室についてはね、何かちゃんと書いて、検討してもらいたいんで、ちょっと検討するんじゃなくても、予算配備をね、考えていってもらわないと。特に、大阪市で言うと、工業高校なんかは実習行ってる部屋なんかはエアコン入っていませんからね。一度、暑いなというのも見てもらったほうがええと思うんですよね。そんなん来たことないでしょ。見てもらってもらってないでしょ。検討行ってまいるって書いてくれてるんだったら、実際にどういう状況で授業してるかっていうのを見てくださいっていう話なんです。あと、エレベーターです。毎年言うています。大阪市ひとにやさしいまちづくり、階段昇降が困難な児童生徒はより生き生きとした学校生活を送れるようにするためにエレベーターを設置しており、全員が送るべきじゃないんですか。

それからですね、勤務関係でいくと、これもね、災害がいつ起きるか分からないんです。例えば3年前の地震のときとか、それから2年前の年やったかな、台風のときとかね、災害で電車止まるのに、あるいは止まる予定なのに、来んでええんやったらということじゃないですけど、災害時にね、やっぱり対応せなあかんわけですから、そのときに電車止まってて、振替輸送できてないけど来れると。持ち出しかって話になるんでね。もう本当に回答は不十分やと思います。

それから、実習助手の方なんですけど、もう細かく言いませんけど、とにかく同じ職場で一生懸命やってはる方をね、もうちょっと大事にしてほしいと思うんです。この回答ではちょっと不十分かなと思うんですけど。

それから、6ページのところです。

期限付講師の賃金ですが、ほかの自治体のところで期限付講師の方、2級で適用されてるところもあるのでね。これは高校業務ではないですけど、小中ではもう担任業務をやってはる方もなってきてるので、ほとんどまあそんなに大きな違いはないので、ですので、ぜひとも2級認定お願いしたいところなんですけど。何でこれは1級なのかなあと。もし分かるんだったらお答えください。

その14ページです。府立に移管するのも我々は反対しますけども、その14ページのところですけどね。休まなあかんときもあるので、あるいは何とかまあ1日だけでも病休でみたいなのがあると思うんですね。その府立に移管することには反対ですけども、ここはせめて合わせてもらわないとあかんかなというふうに思います。別に無理して移管する前にできることなので。

それから、17ページのところです。妊娠障害休暇について、少子高齢、少子化ということですね。妊娠中はいろんなことが起きて、不安に思うことがあると思いますし、それからきちんと次世代につなげるという意味もあると思うんですよね。そういった中で、別に産休と別枠で2週間延長することについて、多ければ多いほどいいわけじゃないですけど、せめてその2週間できないという何か理由があって、できない理由についてよろしくお願いします。

それから、19ページのところですね。不妊治療にかかる休暇の内容を提示させてほしいんですけども、もう少しね、1年間で5日間というのはちょっと足りない部分がある。多少の前進はあるんですけれども、恐らく全体に関わる問題なのかもしれませんけれども、恐らく全体だからこそ、ここはね、ええ機会やなということもあると思うので、前進させてほしいと思います。

それから、同じく21ページ、女性に関連してですけども、ここはね、今、女性の方がいらっしゃらないので、一応そっちの教育委員会のほうでも聞いてみましたかね。もちろんあったほうがええと思う。

それから、同じ女性絡みの22ページです。産前産後休暇ですけども、産後10週、産前8週の通算18週、これもちょっと何でできないのかなというふうに思うんですけどね。

それから、24ページです。育児時間なんですけど、1日2時間、3歳まで延長してくださいということなんですけど、大阪市としてどうするかということ。先駆的にやってるんだったら、ちょっと関連して、すごい話飛びますけど、大阪市がよくなってれば、最悪ね、受けに来る人が増えると思うんですけどね。そういうことで、こういった、いかにその働きやすい職場、そして子供を授かろうと思ったときに、ためらいなく育児ができる。それとか、これができるようになったら、いい自治体やなとなると思うので、ぜひとも、できひん理由があるねんやったらね、答えていただきたいです。

同様に、その25ページのところですけども、育児職免を有給に。

30ページのところです。管理監督者が研修してもらってるということなんですけれども、これはその結局僕らの考え方なんですけど、セクハラやパワハラをお聞きするっていうのをね、根本的に研修してれば防げるんかっていうところなんです。起きてしまうのはなぜなのかっていうところを、どういう分析されてるのかということをちょっと聞いてみたいなあと思います。でもないにこしたことはないんですけどね。

それから、事務職員絡みのことだということなんですけど、最後のページです。

時間外勤務なんですけど、これは事務職員の方が5時回って、また時間外労働をするときに、休憩時間15分与えなければならないということだったと思うんですけど、取ってたときに、管理作業員さんにも関わることですけども、ちょっと帰ろうと思ったときに、学校関係で、その日中に何かせなあかんときに、規定のその時間外命令を出して、歩合はどうとならない。回答のほうはね、勤務命令に基づき正規の勤務時間を超えて勤務を行うものと書いてあるんですけど、ちょっとね、要求の趣旨をちょっと答えてくれてないんですけど、要するにちゃんとその勤務命令を出しなさいということなんで、出してほしいということなんで、考えてますじゃなくて、ちゃんとその管理職に対してね、言ってるのかなというふうに思いますので、その辺も含めてよろしくお願いしたいということです。

あと、管理運営事項があったりもしてるんですけども、パソコンの関係で3番の(6)の20の管理運営事項となってますけども、やっぱり実習助手の方とか、再任用の方ですね。1人1台、校務支援パソコンが学校にないと具合悪いときないかなと思いますので、何でこれは管理運営事項は何かですけど、なぜこれはパソコン、1人1台っていうのはできないんですかね。それがちょっと分からないんで、しょうがない事情があったらお答え願います。

ちょっと戻りますけれども、教育諸条件のところです。2番の④、一応管理管理運営事項ですけど、例えば私立の高校に見学に行くと、めっちゃトイレきれいです。我々の働き方にも関わってくるところなんですけれども、子供たちの生活って、学校が中心じゃないですか。どうしてもそのトイレはするわけで、そのときに洗浄便座つきの洋式トイレがあったりとか、それから水洗は咲くやこの花はセンサーつきになってますけど、この新型コロナの関係でいくとね、すごくトイレがせめて衛生面で感染防止につながるようなトイレの改修っていうのをね、設置も含めてですけれども、ぜひともお願いしたいところなんです。前の最後の行のところに、感染予防を講じるっていうところがあるんで、どうしてもその蛇口であるとか、それから便座もそうなんですけど、どうしてもたくさんの人が使う場合だってあるので、そうした場合にやっぱり感染予防ですよね。なるべくその衛生面で清潔に保てるようなことをやってればいけると思うんです。新型コロナだけではなくてね、例えば前からノロウイルスとか、インフルエンザウイルスとかあるんで、そういったところも考えると、やっぱりそれを進めにいくというのは、教育委員会として大事なのかなと思いますのでね、よろしくお願いしたいところです。

それから、ちょっと冒頭言うの忘れましたけれども、教育長交渉の設定をお願いします。普通労使交渉というのは事業者と雇用者ということなんで、できるだけ来てもらうということが大事なんで、設定をよろしくお願いしたいと思います。

皆様方、質問よろしくお願いします。


(組合)

どこから答えてもらうって難しいかもしれないから、最初からにしましょうか。

エアコンのことなんですけどね、新たにリース契約しますと。点検とかは当たり前の話ですやんか。新たに設置、特別教室のことについてはね、要するに今までどおりの答えで、要するに関係先と連携図りながらと、こういうことでしょ。結局、次年度ね、4月からでね、夏に間に合うような形で、新たに設置するという予定のところはあるんですか。


(市教委)

本日、情報を持ち合わせてございませんで。


(組合)

それはお願いしますね。


(市教委)

はい。


(組合)

すみません、ちょっとその件でということで。答え持ち合わせていらっしゃらないということで、ごめんなさいね、それで質問するんですけども、申し訳ない、エアコンのことに関してということで言うと、平成18年にこれ入った機材やと思うんですね。それをその頑張って使ってるというふうな話。令和3年度中に、新たなリース契約を行うんだというふうなことでの回答をいただいてるような、そんな格好なんですけれども、先ほど委員長や書記長も言ってるんですけど、我々は府への移管っていうのは大反対です。いうふうなところなんですが、令和3年度中に新たなリース契約を行って、令和4年のというふうなときには、一体これはどうなるんでしょう。これは市のリース契約は残るというようなところになるのか、平成18年に入ったときの記憶であると、普通教室は全部入れたと。特別教室には音楽室だけ入ったというような記憶があるんです。工業高校でいうと音楽選択がなくて、美術を選択をする学校が多くて、美術室に何で入れへんのやろうなというふうな認識なんです。普通科さんではちょっと違うのかもしれませんけど。っていうふうなこともあって、そのあたりの部分をですね、普通教室を準じて、美術も含めていろいろまあまあ使うので、基本的には今の情勢ですし、全配置にしようというふうなところ。

一つ戻りますけど、そのリース契約の部分というふうなところでいうと、一体どういうふうなことでお考えになっていらっしゃるのかなというのはちょっとお聞きしたいということで、どんなもんなんですか。


(市教委)

府市の移管のところ、市の財産をどういうふうに引き継いでいくのかとか、そもそもこのエアコンについて、特別に取り扱うか、すいません、そのあたりはちょっと持ち合わせございませんのでね。ちょっと当日どこまでお答えできるかあれですけれども、ちょっと持ち帰らせていただいて、お示しできるところは当日ちょっとお願いしたいと思ってます。


(組合)

回答できるようにね。リース契約のことぐらいだったら、多分答えはあると思いますのでお願いします。

長期のリースで、幾つかの学校については、要するにエアコンの機材の更新はされてるみたいですね。しばらくの間使えなかった。その時間辛抱するけど、新しいのが学校に入りますとかって。ただ西高校もね、機種更新あったんですけどもね、ここでなくなってしまいますからね、どうすんねんとかっていうことありますが、特別教室でも生徒が授業選択して、高等学校の場合だったら授業選択で、定教室以外で特別教室で授業をすると。調理とか音楽室はついてます。工芸室もあったような気がします。特別教室でもね、例えばコンピューター置いてるけども入ってないとかっていうところがあるとかって御存じやと思いますけどもね、そういうところがないように、だから新たな設置になるところがね、次年度に向けてね、あるのかどうかとかっていうことと併せて答えをお願いします。

次は、エレベーターは予定があるのかないのかだけですね。


(市教委)

そうですね、ここも予定のほうは。


(組合)

例年いただいてる教育関係の予算の項目書いたやつが今年まだいただいてないので、前電話で言ったと思いますが、例えばそれをもらったときに、ここここはこれつけます、あれつけますと書いてありますからね。それを用意してもらったら、少なくとも予算ベースでは出てきますのでね。それもお願いします。

それから、府議会に関わってのことでもあるんですけども、施設設備全般のことで言ったらね、今年度からあちこちの学校で府立移管に向けて、学校、工事だらけになってきた。府に持って行くことに合わせてね、学校がリフレッシュされてきて、もちろん地震で外壁改修せんとあかんとかっていう、府立移管とは関係なしの部分もありますけど、いろいろなところで施設設備、建物も含めて、どんどんとやり替えてるんです。今年度、府立移管に向けてとかっていうことかどうか分からないけども、多分そうやと思いますが、それで更新されてる施設設備がね、どんなものがあったのかっていうのを次年度でね、こんな工事予定してますとかっていうのを一覧で欲しいんですよ。それ一つ、お願いします。この間、あれやこれやしてくださいとかっていうお願いが、例えば各学校で、格技室の床改修、体育館の床改修とかね、いっぱいありますやんか。そういうふうなことが多く実現されてきてるっていうところがあるので、それをください。お願いします。

それから、トイレもその加減かどうか知らないですよ。改修もあって。ただ手洗いのところがね、便器の洗浄は正味自動ですわ。ボタン押してとかってことはまあないです。大概離れたらジャーと流れると。生徒の便所、この間、汎愛高校が改修になったところ。これ、去年度ですかね。改修になった便所なんかは、大便の便器は蓋がないんです。座面のところだけがあって。ただコロナの感染でいうと、蓋して流さないと具合悪いんですね。だからもう今ないところは仕方がないのかもしれないんですけど、コロナのことを思うんだったら、蓋して流せるようなことにしとかないと衛生上よくないということを思います。それから、手洗いのところは自動のセンサーがついてるやつに置き換わっていってるようなことは聞くんですけど、そうしてもらいたいと思います。そこのことについてもちょっとお答え、よろしくお願いします。

それから、書記長が言ったやつで言うと、3番の(1)のところまで飛ばします。これは電車が動きます。通常の勤務ルートで電車動きませんだったら、動くまでは行けないから行かなくてええと思うんですよ。反対向いて行ったら動いてるでとかっていうこともあると。ごっつい遠回りしてね。ぐるっと回って。そこまで無理せんでもいいのかどうかだけちょっと言ってください。遠回りしたら行けん。通常のルートは止まってる。その場合は別に無理して行かなくてもいいでいいですか。


(市教委)

当日答えさせていただきますが、我々と同じかと思いますけれども、出勤の義務という言葉がございますので、そこを踏まえて、通常取り得る方法というところが何なのかというところになってくるのかなと思いますので、そのあたり整理させていただいて考えてみますか、お示しはさせていただこうと思います。


(組合)

常識的な範囲の回答があると思いますのでね。そこの常識的というのはどこまでを差すのか。電車が復旧するまで待つのかね。反対向きに、あるいはちょっと歩いて、別ルートでとかっていうこともひょっとしたらあるかもしれないんですけど。でね、そうやって努力して行ったにしても、要するに交通費払えとかってなって、実費弁償せいとかって。要するに無理して行って、その分は実費ですかと。そもそも通勤費っていう、交通費で支給してるんやないとかっていう、そっちの建前ですからね。そんなことはどっちでもいいんです。要するに非常時のときに努力して行った。例えば、大阪市の行政の人だったら、高潮や洪水や風やとか地震や何とかっていったような、どんな形ででも出勤せんとあかんとかっていうことはあると思うんですけど、学校の場合だったら、その常識的に生徒はもう学校来ないことになってるということでね、そんな災害の場合ですよ。なので、そのときに我々教職員が学校を守るために出勤するっていうこともそもそも要らんと。動員命令かかってる人は順番に、そのいろんな規模でありますけど、別にそこまでかかってない人はどうするねんと。ごっついお金払って行かんとあかんのかということは、もう一度ね、毎年、去年も言うてるんですよ。だけどもう一度整理してください。お願いします。

それから、(3)のところは、期限付講師賃金のところですけど、157まで上げましたとかって、それはそうなんですけど、要するに他府県でももうどんどん広まってる、2級適用というのをね、言ってほしいという要求ですので、それはそれでお願いします。それで言っときます。回答はね。ちょっと2級適用ということに関してのことがちょっと違うという。

それから、さっき書記長の言ったやつで言うと、3の6の⑮、アルバイト賃金はちょっと上がりましたようですけど、交通費はどないなってるんですか。多分交通費は実費の支給やなかったような感じです。そこがネックなんですよね。ようけ払え言うとるん違いますからね。かかった分払って。管理作業員さんの場合だったら、要するに学校のそばにいてる人雇うんやとかっていうのでね、そもそも交通費もかからない人をイメージしてるみたいなんですけど、今はそういう時代じゃないので、要するに学校のそばで人集まらんということもあってということです。これはちょっと。

それから、パソコンの配置のことなんですけどね、実習助手の人とか、再任用の短時間の人とか、管理作業員さんとか、ないんですね。府立移管に合わせてはそこの要求もあるんですけど、置いていきますわ。

何でせえへんのですかね。


(市教委)

そこが管理運営事項ということで、おっしゃっていただいたとおり、基本的には我々がその業務を進めるために必要な台数を責任を持って整備させていただくというところが原則で、申し訳ないですけども予算の状況もあって、真に必要な台数というところを財政当局に説明をして、これまで整備をさせていただいてたというところです。おっしゃるような教員1人1台以外のところから、その整備基準から漏れてくる方々に今パソコン使っていただくような御案内を年々させていただいてる中で、どうしてもパソコンが不足しているという状況がございますので、そこについては我々が何とかちょっと1台でも多く整備をさせていただいて、不足の状況をちょっと何とか解消させていただく必要があるのかなと考えております。

今、なかなかその教員の方々以外に、1人1台お渡しできたら一番いいんですけれども、今申し上げた理由でできないところは共用で使っていただくパソコンというのを、去年もそうですけど、今年も恐らく整備を少しでもちょっと追加でさせていただいてたかと思いますので、当日ちょっとそのあたりの整備の状況をですね、お示しできる情報がありましたら、またちょっとお話をさせていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。


(組合)

要するに、正規採用されてる実習助手の人とかね。職員の連絡もね、コンピューター使って流れてくるんですね。細かいことがね。職員会議で提案させてもらったらね、職員朝会の時間のこともありますからね。教育委員会は、要するに1人の職員として扱ってない。こう見られるんですね。人事考課もちゃんと使いますからね。普通、毎日上げて見るもんなんですよ。見んでもええっていうようなね、しつらえやったらええんですよ。だけど見いひんかったら、やっぱり業務に支障があるっていうかね。どこから連絡来てるか分からんとかっていうことがあって。なのに、採用もされとるのに、共用を使ってください。これあかんです。どないかかったって駄目ですからね。

ちょっと前に生野工業で、何かね、いっぱいあるのね。何でか知らんけど、引き上げたんですね。引き上げんとそれを実習室に置いとけばそれを使えるのに、要するに教員の人数が減ったんですかね。その分引き上げます。だからその上限が決まってるというよりも、要するに人数で何ぼっていうようなね、考え方してるでしょ。せっかくあるのにね、何で引き上げるねんってことですから、要するに一人前扱いされてないとかっていうことになりますやんか。思いませんか。企業の机で何か共同で動いてます。自分の、みんなで使ってくださいとかってね。あきませんの。係長以上の人がありますと。係員ありませんみたいなね。みんなで使ってくださいっていうような気がして。これはね、すぐに改善できると思いますよ。こんな僅かな台数ですやんか。生徒1台ね、コンピューター入れるとかって言ってるのにね。職員はもうええんですとかっていうのはあかんと思う。4月からでも間に合うと思いますよ。そんな上等なコンピューター入れてません。次、これ言うてくださいね。

病気休暇、妊娠障害とか流産とか、もともと大阪府のこういうような条件で働いとったと。大阪市は、女性の権利関係でいうと悪かった。若干改善はきょうびのことですから始まってますけど、まだ府から市並みになったことで、条件が悪くなる。その場合は、女性の教職員もたくさんいてて、大阪府全体でね、女の人の割合が高かったんで、一定前に進んでるんだけど、大阪市は、要するに市長部局ベースでいくと、どうも男の人中心で元気に働ける人を中心のシステムができ上がった。これなんですよ。少しずつ改善してるかもしれないけど、まだきょうびのところまで行ってないとかっていうのが全体としてあるので、だけど教育委員会は女性の方がたくさんいてるので、女の人がもう少し働きやすいというか、別に子育て、介護、育児とかっていうのは、別に女の人がするもんじゃないけども、だけどどっちかというとそっち側のほうに軸足があるので、女の人が働きやすいっていうことは、男の人も働きやすいっていう職場環境にあるんだから、そこのところしなび(0:53:26)で合わすんですということでなかなかできませんとかっていうのは答えになってますけどね。そこはもう教育委員会が市並みに言わんとあかんところやないかなと思いますので、お願いします。

それから、10番のセクハラ、11番のパワハラのところでいうと、回答のところではね、校園長に対してよりよい職場環境の形成の取組を一層推進するように通知し、校園長に頑張ってねと言うてるんですけどね。上の目から見たら、校長がパワハラしてる。だから校長自身の心を入れ替えてもらわんとあかんとかっていう研修してもらわんとあかんので、そんな校長になに言われるのみたいな、そう見える回答になってるんです。もちろんね、校長を通さないで、職員の思いをね、第三者に伝える。第三者かどうかちょっと微妙なところもありますけど、まあまあうまくいけば第三者にしてありますから、最悪組合のルートで、校長にこんなん言われたとかっていうのもあってね。逆に校長を異動してもらったりはできますけど、多くの教職員で言うと、この校長にあれやこれや言われてしまうんで、まずいとかね。病んでしまう人が出てくるということになるんで、そこのところを、こんな通知しました。校長に。職員には相談、ここ電話してね、ここの相談窓口に何か相談してねとかっていうのをやられてますけど、これだけ足りんのかなとかっていう。もちろんパワハラの指針が出たとかっていうのは一歩前進ではあるんですよ。あるけども、ちょっとまだ、もうちょっと不十分かなという。

それとの絡みで言いますとね、ちょっと改めてもう一度教えていただきたいのは、毎年言ってることなんですけども、病休してる人の数ですね。一般とかメンタル両方ありますけど。3月いっぱいぐらいで構わないですから。それと育休取ってる人の人数とかね。病休でしょ。育休。事務職員とか管理作業員さん含めてね。いつもいただいてるやつですけど、お願いしたい。

それからあと、ここしばらくはいてないと思うんですけども、指導力不足で研修にかかってる人。いない。いてますか。


(市教委)

確認させていただきます。


(組合)

多分ね、昔1人いてはった。指導力不足じゃないけども、要するにセンターで研修してはった人がいてはったんですけど。最近はね、多分高校ですよ、小中は知らないですけど、いてないと思います。ちょっと確認お願いします。

メンタルで病むっていう方も、いてるとかっていうことと、それから病気がね、健康診断して、何かちょっとチェック引っかかるとかっていうことで、何か病院行ってたら、ちょっと心配な病気かもしれへんとかっていうこと、ぼつぼついてはるんですね。だから数を知りたいなということで、お願いします。回答も行ってもいいし、回答までのところ。


(市教委)

そういうものは全て、取りそろえさせていただきます。


(組合)

時間外勤務で、管理作業員について言えば、帰ろうと思ったとき、4時半にどこかの教室のガラスが割れたとかね。あったとするでしょ。ガラス割れたとかっていったら、見つけた教職員がやったらいいような気はしますけどね。だけど管理作業することありますやんか。場所によってね。だけど今の大阪市の普通の学校は、それがすぐに命の危険とか、生徒が大けがするとかだったら、そこを立入禁止にしてね、もうそれで終わり。管理作業員さんはもう帰って結構ですよ。要するに残業にならないようにしていかな。少々のことやったら。今しなくても大丈夫だからあしたしてください。だけど管理作業員さんからしたら、もうこれやったらええやん、30分もあったら直るからとかって。できるからとかっていうことがあったとしてもね。普通の場合、事務長はちょっと残業構わないんですかって確認してね。残業してもええんですかとかって確認して、残業してくださいっていうことをすりゃいい。しないで、もういいです、いいですって、封鎖して終わり。あるいは何かちょっと片づけてね、終わりっていうようなこともあるので、そこなんですけどね。なかなかその残業を頼みにくいとかっていうことはあるかもしれないけど、それも何かしづらい雰囲気っていうか。管理作業員さんは逆にもう、それちょっとやっときますとかと言ってね、残業じゃなくて仕事してしまうとかいうパターンが案外多いです。

ここ、時間外の勤務については、本人がいいですよって言ったら、緊急の場合ですからね、普通。管理作業員さんの残業は緊急な場合なんで、時間外命令出してください。この間、給与とのやり取りでいうと、全体でプールしてあって、幾つかの金がプールしてあって、何時間分ってしてあって、事務長が問合わせして、いいですよって言ったらしてみたいな。そのときには事務長がさせるっていう意思があるのかないのかとかって、多分かわってると思いますけどね。センター関連とかということで、言ったら、はいどうぞとかってことで、すぐ許可下りてるみたいですからできるはずなんですけども、それはそういう理解でいいんですか。間違ってますか。


(市教委)

長期の予算の状況も踏まえた上で、学校長が責任持って命令していただくとありますので、必要な業務ということであれば、学校長が指示をしていただく必要があるのかなと思います。


(組合)

予算で言ったら、別に学校が持ってるもの違うんでしょ。


(市教委)

それはまあ教育委員会全体で。


(組合)

全体で持ってるお金でしょ。


(市教委)

はい。


(組合)

それはどこに問合せしますかね。センターですか。


(市教委)

そこのところで言うとセンターになるのかなと思います。


(組合)

センターへ聞くよね。


(市教委)

はい。


(組合)

要するに、管理作業員さんがしますとかってことやったら、することかなと思うんですけど、実際どういうふうな理解してはるんですかね。なかなかその時間外を出そうとしない。管理作業員のサービスで済ましてしまうとかということが案外多い。


(市教委)

サービスって使ってはいけないことですので、権利原則といいますか、もう残ってしていただくのはもちろんお支払いせなあかんのかなと思いますんで。それほどもう緊急の対応で許可勤務がしないといけない状況っていうのはあると思いますので、全く予算がない状況でずっとだからできないということではおかしいと思いますのでね。予算が分かっていて、そこでちょっと超過勤務に何らかのその支障がもし生じるんであればね、そこはもちろん事務長なり通じてセンターのほうにお問合せいただいて、予算の状況を。


(組合)

ちなみにその予算ってどれくらいなんですか。予算の額。


(市教委)

各学校ということですかね。


(組合)

うん。全体でしょ。


(市教委)

全体で。はい。


(組合)

高校だけとかということは僕はないと思う。小中高、要するに管理作業員さんの残業代として何ぼ。それとも各学校に割り当ててるのかね。そこをちょっと確認お願いします。


(市教委)

はい。


(組合)

今頃聞くのも何かちょっと遅かったなという気もしますけどね。今までは全体に割り当てて、プールしてるお金で。それはね、例えば100万のお金置いてあります。使っていったらいいんです。普通、例えばセンターに問合せしても、そんな、今何ぼ残ってるから何時間オーケーですとかっていうのはせえへんような気するんですよ。現実的じゃないでしょ。


(市教委)

はい、そうですね。


(組合)

だから100万もないような気がしますけどね。全部で。現状で何人や。700人ぐらい。ほとんど残業しないですからね。


(市教委)

そうですね。基本的に超過勤務はない状況だとは聞いておりますので。


(組合)

ないでしょ。ほぼないと思うんです。学校としても、事務長、校長としても、残業しないように、学校行事があったとしても、それに間に合うようにしてもらってる。ですもんね。ただね、事務職員の人もそうなんですよ。5時までが普通勤務時間やとしてね。市労組連の中でも出てくる話ですけど、ぎりぎりになって窓口でね、お客さんが来はった。事務職員の場合だったら、事務長が対応する場合もあるし、普通は事務分掌担当してる人が対応しますよね。仕事しはると。そのときに、普通はどうですか。事務長にお客さん来はったから、例えばぎりぎりに来はってね、今から残業しますとかということを僕はあんまり聞いたことないんですけど。事後でいいですよね。それね。


(市教委)

そうですね。基本的に、その口頭による命令も可ということでございますので、事後でか手続をしていただければ問題ないかなと思います。


(組合)

そのときに、要するに15分間プラス休憩時間取らんかったとかね。それはやっぱりおかしいですよね。


(市教委)

基本的なところで、もちろん15分、8時間勤務された場合は、当然与えていただかないといけないかなという。


(組合)

与えていただかないと駄目って言いながら、例えばお客さんとの対応は15分あったとして、そこから15分。5時やったら5時15分、5時半と、こうなりますやんか。だけども、もうはよ帰りたいと。子供も迎えに行かんとあかんとかって。仮にしましょうか。5時15分にお客さんがあった。それで帰るって言ったら、もうその日は残業なかったことになりますからね。


(市教委)

御本人の意向を受けて、駄目なんですけれども、実情があるということでしょうかね。我々としては制度上の取扱いとしては、その急遽の対応があった場合も、あくまでその勤務時間の途中に休憩時間、8時間以上については15分以上取ってくださいとか。


(組合)

あらかじめ5時にお客さん来るということが分かってたら、その前に15分休み取ったらいいだけの話ですから何の問題もないんですけど、そんなうまいこといかないんで。


(市教委)

 そう、現状ちょっと厳しいところはやはりあるのかな。


(組合)

今だったら、例えばこれは事務長も一緒に残業してますけども、年度末で生徒関係の生徒徴収金などの関係で、何か1人で仕事したら間違うかもしれない。相互チェックで   みんなで残ってやってる。それが5時半とか6時とかということをやってるんで、それはもうあらかじめ分かった残業なんで、問題ないんですよ。緊急のあったときに、15分だけで、5時にお客さん来て、5時15分には帰られる。そこはね、15分ぐらいやったらそんなもんせんでもええわとかっていうことになって。それが制度をしてる皆さんとしてはまずい対応やとかっていう認識はありますわね。


(市教委)

制度上の扱いでは申し上げたとおりです。


(組合)

だからこんな要求が出てくるんで、そう見た上で回答があればね、超過勤務については事前に管理職からの命令のもと行い、実態に沿って支払われるものと考えておりますって、その答えなんですよ。昔、教員の勤務時間についてもね、ちゃんと勤務時間がされてると。校長はちゃんと勤務時間を把握してるものと考えられるとかって答えと一緒。だけど実際は違うからね。教育委員会が把握してるだけでも超過勤務がごっつい出てきてるでしょ。いうことなんで、だからここの答えもね、変えんと駄目やなと。要するに実態に合ってない。教育委員会としてはこういうふうな思いでやってます。だけど実際は違いますよね。どうしますか。ここは何かそんな気がしてね。


(組合)

すいません、今の話で、管理作業員さんのその勤務が延長するというふうな部分のところの話で言うと、口頭でも事後での手続でもええよと。その手続はやっぱり支援パソコンですか。


(市教委)

手続については、校務支援のパソコンを使ってですね。ほんならそこのところは検討していただきたいと思います。


(組合)

というような話であって、じゃあそれをどの機械を使って入れるんですかっていう話になってくるかなと。


(市教委)

そうですね。基本的にそれを日々ではないですけど、入れるタイミングもあるんであれば、ベストはもう1人1台御用意させていただくのが。


(組合)

っていう話。


(市教委)

なんですが、そこはちょっと予算の兼ね合いが大変御不便かけて申し訳ないんですけれども、少しでも多く取れるようにと、動きというか、取組していかなあかんのかなと認識はしております。


(組合)

これ、大分なるやろ。それなりに年数たってるやろ。


(市教委)

はい。


(組合)

1人1台要求して、正規の実習助手の人に入らへんという話、ずっとしてるやん。


(市教委)

そうですね。


(組合)

全然、いまだに予算どうのこうのっていうのは、ちょっとあれやね。


(組合)

定数減ってきてるから、全体の額としては、予算の額としては減ってきてるはずなんですよね。その際減らしてると。実習助手の分増やしてないですね。


(組合)

あまりにも対応する気がないんかなという感じにならざるを得ない。そういう回答ではね。ずっと要求してきているにも関わらず、エレベーターもそうやけど。


(組合)

ちょっとその御回答は難しいのかもしれませんけど、例えば校務支援パソコン、生野工業高校などで、年度初めに教室が減って、何台か、この番号、この番号、この番号については集めといてくださいねって言われる。長期的な全体として見ると、教員定数が場合によっては減ってくるというような。返したよ。そしたらそのリースの台数が減るから、結局のところ圧縮されるいうことですか。結局回収された、どこかに保管されてるだけなんやったら学校で使わせてくれたってええん違うのっていうふうなことを思ったんですよ。


(市教委)

もちろん余剰があればね、必要なところにお渡しするんですが、決してそういう状況でもなくて、整備基準というものがありまして、そこに足りていない学校はどうしても毎年年度が変わるごとに増減してきますので、申し訳ないんですけども、余ってるわけではないんでしょうけれども、その基準よりも多くお持ちの学校から足りていない学校に回させていただいて、ちょっと平準化といいますかね、毎年させていただいているというところで、現場では使う、何台あっても使われるということなのかなと思うんですけれども、現状ちょっとそういう対応をさせていただいております。


(組合)

いいですか。5ページのところなんですけども、実習助手の賃金の関係。これはね、この要求は主務教諭の制度を導入したときに基本的に始まっとるやつなんで、これはもう市教協の交渉でも酸っぱく言うてきてるけども、最後の部分の、新たな制度議論を市高教と至急行うことと書いてある、この回答がないまま、ずっと掲示してる。他都市の状況どうのこうのって、他都市って、こんな主務教諭の制度はあらへんし、これは回答としてはこれではちょっとあきまへんで。要するに、制度議論をきちっとやるのかやらへんのかということを答えてくれへんかったら意味あらへん。主務教諭が入ってから3年、4年。


(市教委)

3年ですかね。


(組合)

制度の違いがほったらかしになってる。意味なく、総括の人は給与上がらんまんまになってる。それはもうこの制度が始まる前から、我々は心配してきたことやけどね。これでは回答として受け入れられへんわ。制度議論やるのかやらへんのかぐらいはしっかり回答してもらわんと、こんなんでは話になりまへんわ。

それとの兼ね合いで言うならばね、その次の6ページ、講師の賃金これこそね、他都市の状況とかあって書かなあかんとこ違うん。1都1道13県やったかな、15県やったかな。全国でたしか17ぐらい、講師を2級格付けやってるところがあるはずやから、ここにこそそういうのを書かなあかん。そういう回答を。東京でやりたいんやったら、東京で。それ上限できて、どうのこうのはええけども、実際そのように回答する人おらんかったらあまり意味がないからね。これは。だからこの最初の2行目、1級としてるところでございます。この後にがない。そういう他府県や、他都市の動向、本来は書くべきもので。実際にあるわけやから。大阪市しか検討してませんいうたら話分かるけど。実際にやってるねんから。そういう回答にしてもらわないと、ちょっとこれも困ります。


(組合)

今のその3番157号とか、そこ上がったんだと、僕の印象では、要するに事務性の人たちはね、給与表なかったから作りましたやんか。作ったでしょ。ここもともとあったんや。あったやんな。あって、使ってへんかったんですか。ここの回答おかしいなと。ちょっとほんまは知らんけど。実習助手の話、市教協にどっちかというと振ってる形にはしてるんですが、だけど市高教の課題で、そもそも2級行くっていうのは、要するに賃金改善で1級から2級へ。賃金改善なんです。そこが同じ2級だからっていうことで、60、65以上は主務教諭の給やと。要するに免許持ってる人の級になってくると。免許なかったら、教科の免許持ってる人が一定の経験で主務教諭に選考されるということでしょ。実習助手の人は2級になったっていうのは、要するに教員免許があって2級になってるんじゃなくて、なしで2級になってた。今は総括実習助手の選考があってということでしょ。だけどその総括は免許は要らないですよね。免許職ではないんです。あくまでも実習助手の定数の枠の中で管理されてる人たちです。教諭の枠と違う。万が一、実習助手の人が総括職になって、その総括職の人が主務教諭になって、誰もいないんですけどね。なったとしたら、要するに実習助手の枠から外れて、教諭の枠になる。定数の管理の仕方が変わってくる。要するに教諭として採用されるでしょ。そんなもんなんですよね。免許が要る。今までの実習助手の仕事じゃなくて、要するに教諭の仕事をするとですやんか。だけどそんなこと別に求めてるわけじゃなくて、要するに実習助手として、免許ないけども、免許はある人並みにその教科の勉強はせんと駄目ですけども、やった結果として、その人たちの専門性が向上していって、賃金も上がっていってっていう話なのに、途中からね、免許なかったら給与上がりませんねんって、こうなったらそこの部分は教育委員会として作らんと駄目やけども、人数少ないこともあるかもしれないし、高等学校の実習助手という、ごく限られたエリアだけの話やから、皆さんは放っといてるという。何とかしようとか、汗かいてない。それだけの話なので、今からでもできませんか。遡ってでも賃金払いますよ。時間がたてばたつほど払いにくくなりますねということになるので、ややこしくなる前に支払いしたらどうですかって。少なくとも制度だけは作っとかないと、道がないわけですからね。免許がなかったって話を今さらしてもね、間違ってますよと。だからその実習助手の人たちの制度っていうのを作る。今からでも間に合うと思いますけど。そこのところの回答ね、やってもらわんとあかん。どうですか。


(組合)

いついつから議論始めるという回答をせえへんかったら、この回答にならへん。


(市教委)

そうですね。仮にこの制度を変えるということになればね、それはこれまでもそうですけれども、事務局に関わるところはね、皆様にちょっと協議といいますか、その中で議論といいますか、をさせていただいたかと思いますのでね。ただちょっとそのいつから変えるのと、議論するのかって、ちょっと宣言を、ちょっと持ち帰らせていただきますけれども、ちょっと当日どこまでちょっとお話しできるのかは、そこはちょっと中で検討が必要かなと。


(組合)

そこのところ3年ほったらかしやろ。


(市教委)

まあほったらかし、検証なり、いろいろちょっと御意見もいただいて。


(組合)

いやいやいやいや、毎年言うてるやん。このこと。


(市教委)

はい。


(組合)

大体お互いの理解は、大体何が問題でとかていうのはね、そっちも分かってると思う。


(市教委)

そうですね。そこはいただいてる御意見はあって、そのほったらかしという御指摘だと思いますけれども、こういう場で御意見いただいて、我々もちょっと検討といいますかね、課題認識はしておるところですので。


(組合)

片一方やな、我々は反対しとるけどさ、教諭移管の話が出てきてるやろ。


(市教委)

はい。


(組合)

来年4月やで。その人らはどうなるの。そこへ、府行って精算するの。それはちょっと大阪市として格好悪過ぎる。少なくとも大阪市に在籍してる間に、その解決せえへんかったら。ぶっちゃけ話、単純やと思うよ。これは主務教諭の退職ではございませんので、払われなかった分遡って払います。それで済む話なんです。金だけの面で言えばね。


(組合)

主務教諭のところ、2級のところをね、ちょっと今実習助手は除くか、そこに書いてるだけでその線使えますよと。で終わりますやんか。


(組合)

そこは検討して、少なくとも来年度中に解決する方向を出して。そうせんと、もうちょっと実はこうこうこういうので、給与をあげてませんでしたみたいな、そんなことになったら、ええ、そんな問題があったんかみたいなことになりまっせ。少なくとも府にそんな制度を作るっていう話は聞いてへんからな。


(市教委)

そうですね。今のところは、我々のほうもそういう、本当にないのかなという認識でございますので。


(組合)

まだ府移管にかかって、職員の勤務労働条件、賃金の決め方みたいなね、話はしてませんけど、一般的に見れば、大阪市はやめて、大阪府に行くという形を取るって書いてあるから、だったとすれば、要するに過去の勤務、職歴を見て、初任給を算定するということになりますやんか。そのときに違いが明らかになってくる。それまでに市としては改善できるところをね、少なくとも実習助手の要するに賃金上げるのを止めてる部分についてはね、何かせんとあかん。主務教諭に選考っていっても、今年はどうやったんですか。ここで聞いて分かるんですかね。


(市教委)

選考の結果ですか。



(組合)

 実習助手ね、総括とかね、必要になったかといったら。


(市教委)

  教職員人事の方から回答させていただくお話かなと思いますので、ただ結果というところですので、それはお示しできる段階なのかどうかは、それが交渉に間に合うようであれば、また教職員人事の方からお話をさせていただけるのかなと思います。


(組合)

今まで誰も通ってませんから。

 要するに教諭としてはふさわしくないっていうね。要するに実習助手は教諭と違うねんとかっていうのはね。要するにそもそも職務が違うねんってことなんで、新たに選考してるみたいなもんですから、そんな話と処遇をどう改善していくのかとかっていうのは切り分けてしてもらわないと、何ともならんなと。ここね、市高教で一番大きいところ。以下に絡んであれこれあります。


(組合)

あともう1点ね、この要求書を提出した以降に出てきた問題で、非常勤講師の時間数の問題。桜宮と東淀の支援担当の人は指導部高校教育課が33時間やみたいなことを決めて、そんな対応を知ってて、十何年間現場に通知せえへんかったっていうのは大問題が分かったからね。これはもう指導部の人にも言うたけども、42でスタートしてもらわな困るねん。やってる内容に差はないし。授業時間数は基本35週でどうのこうのという話やろ。普通の、いわゆる教科調整と言われる分の人の新年度の時間数は42という連絡があったというふうには聞いてる。その支援担当の人にはまだ連絡はないという、支援担当の時間は何ぼやと。42じゃなかったら、そんなにもちょっと裁判でも起こそうかなというぐらいの問題ですよ。これはちょっと指導部にきちっと言うて、回答引き出してもらわないと困る。来年でも33みたいなことを言うたら、もうほんま殴り込みかけるぐらいの気持ち。


(市教委)

以前の場でも御指摘いただいて、教職員人事にも御議論いただいたかお話かと思いますので、ちょっとそこも42でなければというところですね、ちょっと今年の状況といいますか、どういった対応をしているのかというところをまたお示しできるところはさせていただければと思います。


(組合)

非常勤の時間数の話やから、要するに自立支援っていう子たちのための非常勤ですから、授業時数が別に違ってるわけじゃなしにね。なので、基本35時間やと。だけど42までええんですよとかっていうことでね、上限42やと。今年度のコロナに関わっては48までいっとるけど、それで次年度どうなるかとかって分かりませんが、要するに一般の教科の非常勤の人と同じ扱いをね、せんといかんというか、僕は当然そうやと思ってたんですけど、ただ自立支援の持ち方ね、どうもほかの配分がざるっていうか、闇っていうかね、よう分からん、ごちゃごちゃしてるっていうところがあるんです。そこはきれいにあぶってみると、おかしなことがいっぱい。たまたま今年度分かっただけの話なので、きちっとしてもらうっていうことで、あなたは非常勤、一般の教科の非常勤何時間って、支援の時間何時間とかってことでね、労働条件をちゃんと明示して、勤務時間は何ぼですというところをしないと、やっぱりちょっと握ってるでっていうようなね、よくないような形にも見えますんで、そうならないようにきちっと。だから年休は何時間とかも含めてね。年休何日ありますとかっていうことも含めて、ちゃんと明示をしないと。普通ね、非常勤の人は明示してると思うんです。それから、採用日時もね、4月1日から3月31日までですかね。それぞれありますやんか。いつからいつまでっていう。途中で切れてるけども、実質つながってるとかっていうようなことも。要するに事例が2枚になって、年間2枚になってしまったりとかって人もいてるみたいですけど、つながるような形で、そこはきちっと明示しとかないと。今回の自立支援にかかっても、次年度も同じように42なのかどうかっていうことについては、回答のときにはちゃんと言ってもらいたいなと思います。


(組合)

ということです。ちゃんとこれは高校教育課でちゃんと返事をもらわんと困る。


(組合)

ちゃんとね、予算要求するね、勇気がなかったですね。お金取りに行くのが怖かったみたいな、そんな印象、話聞いてるとね、直接話ししてないけど、漏れてたこと聞くと、何ぼ要るねんとかって、何とか持ってるお金で何とか回せるねんとかっていうようなね。一般の非常勤の分も込みでですよ。何とかなるねんとかっていう、何かどんぶり、そんなものかなという気がして、それはまずいと。正々堂々としたお金のことですのでね。


(組合)

これは外へ出たら大問題になってる。


(組合)

自立支援33でええねんとかっていう話になったら、また35で授業計画は立ててますから。横にいてるだけでしょみたいなね。考えを指導部が持ってる。違う。支援要する子のほうがしんどいですよ。実際はね。


(組合)

  すいません、回答書の13ページの夏季特別休暇のことに関しても御回答いただいてるんですけれども、御回答の中には、他の自治体の状況を注視しつつということで、注視いただいてるんだろうなと思う。大阪府のこの注視された状況を教えてほしいんです。大阪府は市より取得ができる期間が広いに承知をしておるんですが、僕の間違いかもしれません。どういうふうに注視されてるのかというのはちょっと御回答いただきたいなというふうにして思ってて。


(市教委)

おっしゃるところは、期間が前に倒れたと申し上げていいんですかね。幅が広がったんですか。昨年のですかね、ちょっと私来てから、ここに着任してからちょっとそういうお話を聞きましたので、ここ近々の動きでそういったものがあったのかなという認識はしておりまして、大阪府の状況ももちろん注視しておりますし、我々そのちょっと申し上げにくいんですが、権限移譲の際に、府から市へ、そういった際に大阪市の中で、市長部局とかも一つの自治体の中で、心苦しいんですけれども、今の制度を御案内させていただいているところもございますのでね。何と言いますか、もうそれであまり一切変えないということではないんですけれども、やはりその自治体の中で均衡を図るというところの関係で、今の制度にさせていただいていて、この状況は認識はしておりますのでね、ちょっと様々なそのエリアといいますか、ほかの自治体なり、参考にするところはさせていただいてね、今後ちょっとそういった、恐らく働き方改革とかという観点で、府のほうはされているのかなという気はするんですけれども。


(組合)

いや、違う違う違う。


(市教委)

ではないんですか。申し訳ないです。ちょっとそこは把握できかねてないんですが。


(組合)

一番のこの問題のネックはね、半日運営ができるかどうか。これは権限移譲になって、   半日運営が適用になった。


(市教委)

 拡大というところは。そうですね。


(組合)

 事務なんや。


(組合)

事務の人らは、やっぱりそういう運用が欲しいわけ。そこが一番ネックなんやで。その取得期間が広がったっていうのは、それは働き方改革の関連かもしれないけどね。ほんまのネックはその半日運営。今日学校現場の全体に広げてという話。


(組合)

休みをできるだけ取ってもらうとかっていうことをしようと思えば、理屈はね、大阪市はもともと時間給も、そんなんしたら休まれへん。休むのは、1日単位で休むのが原則だとかっていうことはあくまでもずっと言ってはったんですね。だけど組合問題が出てから、   半日運用せえへんかったらあかんねんみたいな、急になってね、半日運用、時間給も出るようになった。年休のね。時間数できるようになった。いうことでね、どっちかといったら大阪に引っ張られてる部分があるので、学校の部分で言ったら、事務職員の人でも半日だけちょっと、これ残ってるからこれしとけへんかったらちょっと落ち着いて休んでられへんとかっていって来るけども、だけど昼から帰る。あるいは昼から来るとかっていうことにすると、何か使ってるみたい。僕らもそうですわ。全部仕事をせんでもいい。ちょっと今日はゆっくりいこかとかっていうね。夏の話ですよ。できるとかって大事ですので。そんな休みをしてもらうと、働き方改革にはなる。だから教員落としたんですからね。同じ学校で、同じような対応を取ってもらうほうがいいと思いますね。

何かね、いっぱいこれも言おうかなとも思ったんですが、幾つか調べてきてもらうことはお願いしました。それは当然にお願いします。

 回答交渉の日はいつぐらいに設定できますか。


(市教委)

少しでもちょっと昨年のね、ちょっとばたばたとならないようにさせていただきたくですね。ちょっと市長教の回答が今週ございますので、やはりちょっと来週後ろのほうですかね。ちょっと来週の御予定でちょっと、一度ちょっと組ませていただきたいと思ってまして。


(市教委)

分かりました。10、11、16、19、このどこかでなるべく早めにちょっと調整できればと思います。またちょっと御案内させていただきます。


令和3年3月11日(木曜日)

大阪市立高等学校教職員組合 年間要求回答交渉の議事録

(組合)

それでは、ただいまより、教育諸条件の抜本的改善に関する市高教年間統一要求書に対する回答交渉を始めさせていただきます。

それでは、今から8月26日に提出しました、市高教の年間教育要求書、8月に出してるというのは、その後、施設設備をどうしても教育委員会の皆さんに、できたら暑いときに見ていただきたいということもありまして申し入れをさせておりますが、それの事務折衝を終えて、今日、回答です。よろしくお願いしたいと思うんですが、昨日、高等学校は一般入試がありまして、この一般入試でも大概緊張するわけですけども、特にコロナ禍の中で、これはコロナの入試に係る要求でも出したところなんですけど、要するに別室を幾つも用意しなければならない。発熱の子たちのためのもの、あるいはインフルエンザの者、その他のいつもやっているような別途対応するような生徒も含めて、別室を4つ用意したんですね。もちろん別室1つというわけにはいかない、各校に1個というわけにいかないですから、それぞれ予備もつくるということで、教員が回るのかというようなところもありました。結局はぎりぎり回ったところなんですけども、特に今日はそれが終わった後、採点をしているんですね。朝からずっと採点で、今参加者、ここにいてる者、みんな高校の者ばかりですから、もちろん、ほぼへろへろやないかなと思っているような状態なんですけど、入試でミスをすると、そのミスの程度によりますが、ホームページにこんなことしましたと出るんです。昨日そう思って見てみると、桜宮高校、これは特別入試ですけど、若干ミスがあったということで、これこれこんなミスがありました、こんなことをしないようにしますというようなことが載っているということで、現場はすごく緊張しながらやっとるということなんですけど、これで個人的なことを僕言いますと、そんな緊張は緊張なんですけど、今日、3月1日に卒業した生徒から大学合格したというのが1本届いたんですね。その子は9月の入試からずっと1本、1個の大学だけを受け続けて、落ちて、落ちて、落ちて、ずっと落ちていたんです。最後の後期入試、もうあとがないというところで通った。めでたい話なんですけど、本人はもちろんそうなんですけども、御家族の方もものすごく喜んでいるということがあって、仕事はしんどくて緊張もするんですけれども、1年間担任やってよかったな、担任冥利に尽きるなという思いを思いながら今ここに来させてもらっているんです。一つのところを狙い続けて合格するという生徒の諦めない気持ちというんですか、もうちょっとほかも見たらいいのにとか思ったりはするんですけども、そういったことで喜んでいる教職員を励ますような回答になるように今日のこの回答交渉をしたいと思います。ひとつよろしくお願いします。

以上です。


(市教委)

昨年8月6日付で大阪市立高等学校教職員組合の皆様方からいただきました要求書の内容につきましては、この間の事務折衝等も踏まえ、関係所管担当との調整を行いつつ、鋭意検討してまいったところでございます。

私どもといたしましては、教育行政の企画立案、執行などの管理運営事項は教育委員会が行政責任を明確にし、主体的に進めていかなければならないものと認識しておりますが、皆様方の勤務労働条件に関わりましては、今後とも労使合意を目指すことを前提として、誠意を持って協議してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

なお、回答につきましては、予備交渉において、交渉事項と確定したもののみとさせていただいておりますとともに、今回につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、回答の読み上げは行わず、文書での回答とさせていただきますので、よろしくお願いいたします。

それでは、御質問等ございましたらよろしくお願いいたします。


(組合)

事務折衝を前やりましたが、そのときと中身、変わっているものはありますか、それとも全く一緒ですか。


(市教委)

基本的に回答の修正ということはさせていただいていないんですけれども、随時御質問いただいたものに関しましてはお答えさせていただきますので、よろしくお願いいたします。


(組合)

今回、質問事項で聞きたいと思いますので、よろしくお願いします。

まず、回答の1ページ目、2番の(2)にあるんですけれども、エアコンについてなんですけれども、これは今年度で暑い時期ですね、市教委のほうで見てもらったのはありましたか、どこかの現場を。あるいは、来年度見に行きますとあったら教えてください。


(市教委)

施設整備課です。よろしくお願いします。

現場視察のほうが申し訳ございません、ちょっとできておらない状況でして、非常に申し訳ございません。

また、御意見とかにつきましては、一応学校の事務長さんがいたらお話のほうとかはお伺いしておりまして、あとどこの部屋のちょっと換気がしんどいであるとか、故障しているから早く直してほしいとかいうような御要望については逐次受けさせていただきまして、修理等につきましては迅速に対応という形でさせていただいております。


(組合)

事務長なりから連絡があったところについてはもう全部直したということですね。


(市教委)

修理の分については、保守点検に入っておるところについては建物修繕補修費用を交付させていただきまして、修理を行わさせていただいています。


(組合)

保守点検に入っているものはというのは、入っていないところもあるんですか。


(市教委)

電気式のものについては各学校のほうで機器の維持管理のほうはお願いしておりますので、その点について。


(組合)

リースではないということ。


(市教委)

そうですね、リースでさせてもらっているところは一応ガス、大阪ガスの機器という形になっておりますので、ちょっとこちらのリースにつきましても、一定リース期間も満了いたしまして、一応質問のほうも本文にも書かせていただいていますとおり、来年度、機器の更新という形の予定を入れさせていただいております。


(組合)

何校ぐらいですか。


(市教委)

16校ですね。


(組合)

16校というのは、違うのは、西と南と。


(市教委)

以外の普通教室については、機器更新という形でリース契約をあらかじめとしておくという形を予定しております。


(組合)

リース契約についてなんですけども、我々が反対していますけど、リース移管のこともあって、これは何月から何月とかいうのは分からないんですか。


(市教委)

それは機器が入れ替わる。


(組合)

入れ替わって、例えば1年たったら、タイミング的に年度をまたぐものはあるのかなと。


(市教委)

基本的にはもう年度当初、リースの契約の契約請求のほうを持っていきまして、予定としては今空調のことを使わない時期ですので、大体秋頃に機器を入れ替えるというイメージで想定しております。


(組合)

今あるやつはそのまま使う。


(市教委)

今、ですから春と夏は今の機械で、秋頃に新しい機械に入れ替えさせていただく形。


(組合)

府に移管したとしても、そのリース契約は引き継いでしまうということですか。


(市教委)

そうですね、一旦は大阪市で契約する形になって、令和4年4月の時点で契約者が変わるということで一応リース会社はそのまま引き継がれる、保守点検等も同様にやっていただくという形になります。


(組合)

我々、私の現場ですので、総合学科って新しい建物に今なっていますので、いろんな教室、もちろん普通教室はエアコンは入っていないですけども、ただ、図書館とか、職員会議で使う大会議室とか、そういったところにはエアコンが入っているので、夏の間はどうしたかというと、換気をしなきゃいけない、コロナの関係で、だけど換気をすると窓を開けることになりますので、どうしてもエアコンの入っている部屋をとにかく探して、本来ならばふだん使っている教室なんですけれども、そこではなくて、エアコンの入る、わざわざ図書館まで生徒が行ってというような状況なので、すごく生徒にとっても負担だし、当然我々の労働に関しても負担になっていますので、ぜひともここを定期的に点検修理を行ってくれているのはいいんですけれども、やはり普通教室以外のところも検討、是非ともよろしくお願いしたいと思っています。

次にいきます。

エレベーターに関してなんです。2ページのところです。

時間の関係もあるので手短にいきますが、これも新しいところ以外でつくる予定というのはもうないのですか。


(市教委)

今後も新築なり、改築の際に設置というところなので、今のところ予定はございません。


(組合)

回答と矛盾しているところをちょっと指摘したいと思うんですけれども、大阪市、ひとにやさしいまちづくり整備要綱であれば、高等学校にもエレベーターをつけるべきやと思うんです。前任校だと、まだエレベーターはついていないんですけれども、ずっと3年間も車椅子で生活を続けた生徒もいますし、ほかのところも例えば骨折とかいった形で歩くのが困難なところで松葉づえをついて登校してくる生徒もいてますので、そういった生徒にとってじゃあ、エレベーターないというのは非常に問題かなと思いますので、ちょっとここは矛盾しているので、大阪市、ひとにやさしいまちづくり整備要綱というのであれば、高等学校にも当然エレベーターをつけるべきやと思うので、ちなみにですけど、エレベーターを学校の設備、規模にもよると思うんですけれども、これは特にエレベーターを1基つけようと思うとどれくらいかかりますか。


(市教委)

場所にもよるとは思うんですけども、1億円程度、1億円弱というところではあります。


(組合)

住民投票に59億円かかったと聞いていますけど、全然こっちには回ってこないのかなと個人的には思います。

続けます。

6ページです。

期限付講師の賃金についてなんですが、給料表の改定が行われたので、そこは評価したいと思うんですけれども、他都市とか、それから、ほかの、例えば東京ととか、2級にしていますよね。ちょっと質問なんですけれども、本務教員との均衡を考慮しとありますけど、こちら、均衡というのは具体的にはどういうことなのかというところをお答えいただければと思います。我々は均等待遇の原則という感じで2級にしてほしいと要求しているわけですけれども。


(組合)

均衡を考慮しと書いているのは、何かいいようなことのイメージがあるかもしれないですけど、これを見たら、本務教員は55で昇給停止してるから、1級の皆さんもそれで止めますよ、それが均衡を考慮、それで合っているでしょう、そういう意味でしょう。それで、昇給可能な年齢までの前歴を加算できるよう、こうでしょう、50までに昇給が止まってしまうんですよ、飛び抜けている人もいてたと思いますが、それで、140号給から157まで、要するに引き上げたところでございますというので、これらの要求に対し大幅改善している、140から157といったらごっつい換算していることやって思うかもしれないですけど、見てみたら31万7,500円が32万何ぼに変わるだけで、3,100円ほど上がるだけ、上がるだけと怒られるかもしれないですけど、それだけ改善が、全員がそれでも改善されたわけでもないことなので、ここは要するに同じ仕事、正規職員との均等待遇の原則だとかと言うんだったら、期限付き講師の方で担任している方もいてるわけで、これと再任用も担任しているとか言いたいんですけども、と言うと、厚生労働省のガイドライン、これは同一労働同一賃金のガイドラインがありますやんか、あるいは、正規とか、非正規とかにかかわらず、均等待遇というのは総務省の掲げている、指摘している、非正規というのを理由で区別したら駄目ですよとか言うてますやんか、でいうと、これも早く解決せんといかんのかな、ことしかないんです。どう改善するのかといったら2級適用、2級は別にどこもやっていない、大阪市が初めてするねんじゃなくて、幾つかの都市でも始まっているということでいうと、総務省の指摘も含めて従ってみると、均等待遇かな、2級にすることかな、全然びっくりするようなことをすることじゃないと思うんです。これはどうですか。もう引き上げたところでございますとかいうのはちょっとこれは間違っている。


(市教委)

一定ちょっと講師の方の給料も処遇の改善という形でも給料の引上げということをさせていただいたところということで書かせてはいただいているんですけれども、2級のおっしゃるとおり、全国的にそれがないわけではないということは我々も理解はしておりまして、特に関東方面のほうでそういう2級という形でやっておるところがあるというのも認識はしております。実際やっぱりちょっと一応その講師と本務の教員というのが、本来的に言うと、教諭がやるべき業務、例えば主任の業務であるとか、学年主任であったり、ここであれば学科主任とかがあるとは思うんですけれども、そういった本務に関しては基本本部の教諭がするということにはなっておろうかとは思うんですけれども、例えば小中学校なんかでは結構主任業務を講師がやったりとかという状況があるというような状況も聞いてはおりますので、そのあたりの課題であるといいますか、他都市の状況も踏まえまして、今後課題としてなってくるのかなというのはちょっと理解はしております。


(組合)

そうしたら、考慮の必要な内容については誠実に対応してまいりたいと考えておりますではなくて、要するに皆さんの好きな検討とか、研究とか、2級に向けてという文言があればぱっと考えたほうがいいなとかいう気がします。この回答だけ見ているんだったら、140から157に変えている、引き上げたやろうからという、聞こえるんですね、級、違います、55で昇給を止めているんですから。


(市教委)

それ以前のよりは改善はさせていただいたところ、ちょっと我々としても回答にさせていただいているところです。


(組合)

だけど新たな人も止まった、これからは上がってこない、55で止まるんです、157までいかない。前歴がどれくらい残るかというのも人それぞれですけどね。


(組合)

講師の2級を確か1都1道13県やったかな、記憶が正しければ、北海道もやっているんです。だから、ここにこそ他県の状況も踏まえながらとか、そういう検討材料を書くべきではないのかなというように思います。


(市教委)

言葉で具体的に書けていないというところで、学校現場特有の事情の考慮が必要な内容ということで変えさせていただいているんですが、先ほどちょっと冒頭でもありましたとおり、他都市の状況ですね、そういったところも踏まえながら我々として必要なものは検討していくという姿勢は変わりませんので、回答につきましては御指摘のとおりでございますけれども、趣旨としてはそういうことでございますので、御理解いただければと思います。


(組合)

9ページ、(7)の①ですね、今年度の衛生管理者、高校で言うと3人受けはったというふうに聞いているんです。合格したかどうかというところまでは手に入っていないですけど、要するに今それぞれの学校は、高等学校は安全衛生委員会、衛生管理者のいてる学校園ということですので、学校の数だけ管理者がいてる。ですけども、だけど実際にその中に何人教育委員会が養成した管理者の人が実際にいてるのか、免許を持っている人がいてるのか、持っていない人いてるでしょう。そうじゃなくても要するに資格があるとみなされている人がいますやんか、それは別にして、教育委員会が養成して、退職していない、とってから転勤していますから、一定のところまでは僕追いかけているんですけども、今年、去年ぐらいで人が、誰が持っているかとか、ちょっと分かっていないですから、どの学校に何人の人がいてるとかということは今分からないんですけど、教育委員会の皆さんでしたら、どこの学校に何人いて、今現在、今年度の時点で何人いてる。それによって3人の養成したというのが適正な数なのか、ひょっとしたらこのままでいくと足らなくなるかもしれないというのも分かりますやんか。それで教えてもらいたいなと、人数がだけ見ていたらちょっと今現在この学校に何人いてるのかという数字じゃなかったので、今さっと出ます。要請した数で、退職した人の数を引いたら何人になるかで、各校のばらつきはのけても大体分かるという気はするんです。見ててもらったらええんですけど、もう一個、今年の、ここで書いてある回答でいうと、令和2年4月には、校園における労働安全衛生体制の整理を行い、手引を作成し、送付しました。去年ぐらいのセミナー、研修をやっているところでいうと、そもそも労安委員会っていうのはどんなものか、どっちかといったら、義務制が、一部の学校が50人規模職場ということで、それに伴って整備をするというのが中心で、高等学校から言うと、何やこの話はとかというようなことが多かったとは思うんですけど、それでも学校では物足りなかったんですけど、だけど、健康で安全、安心して働くことのできる職場づくりという観点で労安委員会を見直したら、ちょっとまだ物足りないなというところはあるんです。だから、そこのことについてはできるだけ総括安全衛生委員会で話をするようにはするんですけど、だけど現実問題、どういうふうな状態が好ましいのかということをつらつら考えると、教職員の健診とかを見てみてもそうなんですけど、病気のときはもちろん休みたいんですよね、病気でも休むのを我慢して学校に来ている人はいてますから、とかちょっとしんどいな、ちょっと疲れた、メンタルの部分で疲れたというときに、気兼ねなく休めるとか、病気で休んでも気を遣うからまだ来たほうが楽やとかという、そんなのまだ元気やという人もいるぐらいの職場だとしたら、休みやすい職場をつくってほしいというのが校長にも言っていることなんですけど、しんどいとき、休みたいときに休める職場、誰かがそのときはお互いさんやからお互い助け合いましょうねとかいうような、要するに気兼ねなく休める職場体制をつくってもらいたい。それは学校長だけに任せても駄目なので、そうしようと思うと、業務量とか、業務量に応じた人員配置を教育委員会では条件整備としてしてもらわんと駄目やと、こうなってくるんですよね。ただ、授業時間がもうきつきつで、教材研究する時間もない、生徒の進路対応をするとか、クラブの対応をするとかで、要するに自分のことを後回しにしているとかいう人が案外多いですから、うまく回っているときはいいんですけども、そうじゃなくなると、メンタルでやられてしまうとかという方もいてるんですよね。そこを労安の方やと思うんですけども、そんなところ、要するに教育委員会に応援してもらいたいとかということがあるので、要するにこんな手引をつくって送りましたとか、引き続き衛生管理者の養成に努めますとかというのは当たり前のことなので、そこから一歩踏み越えた回答が要るのかなという。だから、定数増やしますとかいうのは口が裂けても言えないでしょう、何か方法を、要するに業務を見直しします、この間一定調査書類が減っているとかというようなことを時々聞くんですけど、だけど現実減っていない。3年の担任をしていたら山ほど調査が来ましたから、これは大変。今はそれに付け加えて毎日、毎日体温チェックというのをせんといかんということもあって大変なんです。衛生管理者の数とかすぐ出ます、出えへんかったらこの次でいいですけど。


(市教委)

すみません、ちょっと確認させていただいて、また情報提供差し上げてよろしいでしょうか。


(組合)

お願いします。


(組合)

関連してですけど、来年度でまた研修を予定されていますでしょうか。いつぐらいかというのは分かりますか。


(市教委)

そこまでは分からないです。


(組合)

分からへん、でも、予定はある。


(市教委)

そういうふうには聞いております。


(組合)

分かりました。

(組合)

去年はコロナで受験、要するに受講日が8月だったのが11月とかに振ってしまったので、とてもやないけどなかなか行きにくい、それでもよう3人応募しはったなとか思ったりもします。よろしくお願いします。早めに押さえたら大体決まってあるところですから。


(組合)

労働安全衛生委員会体制についてなんですけども、これについては令和4年4月というふうなところでいくとどのような形になっているのか、調査、研究されていらっしゃることとかいうふうなことはございますか。このままの形で進むのかどうかというふうなことも含めてお聞きしたいなと思うところなんですけども。


(市教委)

すみません、ちょっと持ち合わせがなくて申し訳ないんですけれども、確認して、先ほどの件と併せてお答えさせていただきたいと思います。


(組合)

項目3の(7)②のところで、健康管理の観点というところ、確かにこういう認識なんだろうとは思うんですけど、そこを一歩踏み込んで、そもそも胃検診というのは法律に基づいているから胃検診をやっているんですか。


(市教委)

そうです。学校保健安全法に定められています。


(組合)

そうですね。それを言うんやったら、法律にないからがん検診をしないし、眼底検査もしないということなんですか。


(市教委)

法律にないからというところというよりは、もう予算の確保というところで非常に厳しい状態にあります。


(組合)

健康管理で言うと、例えばがんの早期発見であれば長く働けると思いますし、それから、眼底検査は恐らく緑内障のことやと思うんですけれども、これも進行性の病気ですから、早く見つけるというのは大事やと思うので、予算の関係で困難なのかもしれないですけど、どっちが大事やねんと思う、考えると当然我々の労働条件、健康管理のほうが大切なのかなというふうに思うので、困難なのかもしれないですけど、ぜひとも前向きに検討してもらいたいなというふうに思います。

続けていきますけども、13ページの3の(7)の⑥、こちらは2つの意味があると思うんですけども、夏季特別休暇の取得の拡大というのは、例えば今やったら、これまででしたら、僕は7月1日からの取得やったと思うんですけど、別に暑い時期の休暇なので、取れるかどうかは別として、6月ぐらいからでもちょっと前から取れるようにというふうに思うんです。後半のほうは確か9月30日まででしたね。9月だったら涼しいわけです、涼しいこともあるので、そういうバランスを考えると、6月、暑くなってからでも取れるようにというふうに思うんですけど、もう一個は、特に大阪府なんかは2年前だったと思いますけど、G20の関係で6月からでもというふうになったと思うので、大阪市でできないわけではないと思うので、よろしくお願いします。


(組合)

よろしいですね、この件なんですけど、例えば10月末までもし取らせていただけるのであれば、10月、中間試験が各校行われていますので、比較的まだ取りやすいんですけども、どこかの文言で休んでいただくための制度ですという文言を書いていらっしゃいますので、より確実に取れるという観点からも一度御検討いただきたいと思いますが、いかがでしょうか。


(市教委)

ちょっと夏季特別休暇の期間に関してですかね、その点で他都市の状況を余り把握できていなくて恐縮なんですが、おっしゃられたとおり、大阪府のほうは2年ほど前に前倒しというような体制をとられたというのは聞き及んでおりまして、そういった観点でもちょっと取りやすい状況というか、我々のほうで検討させていただく材料になるのかなと思いますので、すみません、他都市と比較してどうかというところは持ち合わせがないんですけれども、引き続きいただいた御意見を基に我々人事室とも連携しながら適切に対処させていただきたいと考えております。よろしくお願いいたします。


(組合)

(7)の⑤です。ちょっと1ページ前なんですけど、文科省からの公立学校の教員の勤務時間の上限に関するガイドライン、ここはややこしい法律も絡んであるような気がしますが、大阪市の場合はもうちょっと前に令和2年3月31日につくった規則を通知したということで、ただ、ここでは年360時間かね、月45時間超えんようにしようやというのを、それを校長の目標にしていたわけですよね、2年後やったかな、までに達成率がどれくらいとかいう、これもどうしたものかなと思ったりしますが、今年度に関して言えば、今年度という、要するにコロナ禍で学校がお休みになって、高等学校で言うと、クラブもしたらあかんと、在宅で、テレワークでどんどん仕事していなさいとか、生徒にしても、クラブする時間をどんどん減らしてとか、要するにできるだけ学校におらさない、あるいは補習するにしてもいつもみたいな補習の仕方ができないとかということで、残業時間が大分減ったと、僕とこの学校でもびっくりするぐらい減りました。ただ、通常に営業する月は、いつもどおりというんですか、平均の超過勤務が全教職員の、管理作業員さんも入れてのやつが50から60の間ぐらい、むちゃくちゃほかの学校に比べるとめっちゃ多いんですよ。ただしそれはうその打刻をしていないというか、おるかもしれないんですけど、ほぼほぼしていない、きちっとつけてもらっている。これはどこの学校でもそうしていると皆さん思われるかもしれないですけど、きちっとつけていてそう、少なくなったときで36とか、7とか、平均で。それでもコロナ禍のしんどいときでも35、6時間とかというのは平均の残業時間として出てきているということなんです。教育委員会のほうとしては、教職員の超過勤務時間というのはどれくらいで把握されとるんですか。


(市教委)

時間外勤務時間ということで、教員の方々につきましては、我々のほうでお示しさせていただいている、働き方改革推進プランでもお示しさせていただいているんですが、昨年度、4月から10月までの平均で申し上げますと、およそ40時間程度ということで、おっしゃられたように、コロナ禍の状況で30時間強、40時間近くやっているというところと把握している状況は同じなのかなと思います。


(組合)

そうですよね、コロナ禍の中でそうなので、45時間を切っているというのはすごいなという、今聞いてそうかなとかという、ちょっとこれももう一回また数字を僕自身はチェックしますが、ということなんですけど、それとの関わりで、労安の兼ね合いもあるんですけど、要するに休みたいときに休める職場ということで言うと、教員の方が取られている年休の時間数というのはどれくらいなんですかね。年休、何日取得されているんですか、年20日取るでしょう、だから20日取っていりゃいいという、昔の資料は僕知っていますが、事務職員の方、管理作業員の方、教員の方で時間数が大分違う。民間だったら何時間、何日って大体出ていますやんか。僕らの場合だったら年20日付与されているという仕事の人、これでほかの職種もそれで比較しないといかんような気がしますが。


(市教委)

すみません、ちょっとそうですね、年休の取得状況というところを今日はすみません、持ち合わせがございませんので。


(組合)

調査はされますか。


(市教委)

調査は、把握のほうはさせていただいているので、お示しできるかと思います。


(組合)

今日も5時までの勤務時間なんですけども、4時半に採点終了の集合があって、あと30分学校におりゃいいんですけど、どっちみち年休が余っているからという言い方して、もう30分だけども1時間の時休とって帰るという方がたくさんいてましたので、多分そんなもったいない取り方するぐらいですから、大分たまっているのかなという印象があったので、それをまた教えてください。


(組合)

時間も差し迫っているので一つ飛ばして、女性のところ、項目でいうと、3の(8)の②とか、それから、不妊治療で(8)の③、それから、(8)の④、⑨番、こちらにもあったと思います。つわりは①ですね。ちょっとじゃあ。


(組合)

17ページからすみません。

まず、つわり休暇のことなんですけれども、大阪府がこのことがなかったので、私もちょっと研究不足で、市のほうを研究させてもらって、何じゃこれはと思ったんですが、産前休暇なんですね、産前休暇の1週間分、普通は産前休暇は8週あるんですけど、その1週間分をどこかで取ってもいいですよという、そういう休暇だというふうに理解しているんですけれども、つわり休暇っていう、趣旨というんですか、制度についてどんなふうに理解されてこの制度をつくられたのかなというのがものすごく疑問に思いました。産前休暇とつわり休暇って全く別物、考え方だと思うんです。何でこんな制度ができたのか、ものすごくちょっと不思議だったので、もし説明できるのであればしていただきたいのと、産前休暇とつわり休暇というか、つわりは全く別物としてきちんと扱っていただきたいので、別でちゃんと1週間保障していただきたいなというのが一つです。それで、そういう要求項目をあげさせていただきました。

あと、それに合わせてなんですけども、妊娠障害休暇というのは有給で特別休暇として7日間あるんですけれども、これもちょっと確認なんですけれども、以前府のほうでやっていたときは、この妊娠障害休暇を産前休暇の前に連続して取る形をとった場合、代替の教員がこの産前から、普通は産前休暇から代替が入るんですけども、前倒しして、その7日前、妊娠障害休暇のところから配置することができますという制度があったんですが、それは大阪市のほうはどうなっているのかなというのを、すみません、私もちょっと研究していなくて、教えていただきたいなというのも、すみませんが、ちょっとまたお願いします。

やっぱりすごく勤務というのか、勤務形態がやはり立ち仕事が多いので、産前に切迫早産みたいな形だとかいうのはやっぱり教員は多いということが言われているので、そういった休暇、特別休暇ができてきた経緯もあると思うんです。なのでやっぱりこのつわり休暇を産前休暇の一部に含めてしまって、つわり休暇を取ったら産前が7週になりますよというのはおかしな話だということで、ちょっとこれ、全体に改善のほうをお願いしたいなと思っています。

そこまでの部分で補足はありますか。ずっと昔からあるんですか、このつわり休暇って。


(市教委)

その説明は、ちょっと経緯がすみません、あまりここではっきりと御案内ができなくて申し訳ないんですけれども。


(組合)

分かりました。またちょっと、それとほんまにつわり休暇を取ってはる人がいるんですか。それもまたちょっと、産前休暇が減ること、減るというけれども、あえてつわり休暇を前に取りますということがあるのかどうか、大阪市全体的になると思うんですけれども、制度の運用がされているのかどうか、もし、それがちゃんと運用されていますというのであれば、まあ、あれかというふうに、大阪市全体の動向でこの私が言っているお願いは無理なこと、無理なことというか、必要ないことなのかなと思うんですけれども、もしもこの産前休暇が7週になってしまうんやったら、やっぱりそれは取らんとくわというふうになって、つわり休暇というものを取っている人がほとんどないのであれば、制度としてやっぱりそれはちょっと見直すべき制度なんじゃないかなという気がするので。


(市教委)

問合せは何度かございましたので、活用されていないことはないのかなと思うんですけど、すみません、ちょっと件数とか、具体的なものは持ち合わせがございませんので、先ほどおっしゃられた導入の経緯といいますか、そのあたりもちょっと確認させていただいて、すみません、またお示ししたいと思います。


(組合)

妊娠障害休暇を前倒しとか、続けて取った場合は代替の配置を前倒ししてくださるというのはないですか、あるんですかね。


(市教委)

いわゆる妊娠障害休暇に関しては、体育実技教員の方に対しての非常勤の配置でありますとか、あと。


(組合)

体育実技はまた別にある。


(市教委)

養護教諭の方に関してはその低減ということで、今年から配置するというのはしているんですけど、連続して取った場合ということですね。


(組合)

そうです。


(市教委)

ちょっと確認させていただいていいですか、すみません。


(組合)

できればそれはしていただきたいなというふうに思います、もしされていないのであれば。


(組合)

これはしかし、つわり休暇と、それを取ったら産前が短くなるというのは、ちょっと外に知れると恥ずかしいわ。


(組合)

そうですね、どうやって説明してはったのかなと思って、ちょっとびっくりしたんですけど。


(組合)

全く別物ですよ、これ。女性の方、係長おられるけど、こんなのをやっていても信じられへん。


(組合)

産前8週、産後8週というのはもう決められたことでありますので、どこのところもやっている制度ですから、ちょっとなと思いました。


(組合)

ただ、ちょっとほんまに、女性は大阪市の全員女性、小中のほうからどんと来ているから、女性の権利、これまでちょっと大分、大分というか、遅れていた部分、せめて戻すためにちょっと恥ずかしいところはきちっとしておかなかったらあかんと思います。こんなの、外国行ったら笑い者やろうと思う。


(組合)

義務制の方もこれに続くわけですから、特に高等学校でも若い女性の方が増えてきていますから、よろしくお願いしたいなと思います。大阪市は義務制の方が増えたので、教員部分と、それ以外の市長部局と半々ぐらいでしょう。女の人がごっつい増えているわけですから、状態が変わっているというか、今まで大阪市のシステムは男性中心につくられていますから、そうじゃないのにちょっと膨らませていってほしいなというように思います。


(組合)

関連してですけど、19ページで(8)の③です。

不妊治療に関連してですけど、確かに職免制度を導入したというのは一歩前進なのかなとは思うんですけれども、やっぱりここは国に合わせて普及ではなくて、特別休暇にするとお願いしたいと思います。ここは文言としては大阪市に全体に関わる問題というふうに書いてあるんですけど、ここは大阪府全体で考えてもいいのかなと思うので、実際に何でこういうことを言っているかというと、働きやすい職場をどうやったらつくれるのかなというところなので、じゃあ、ここは別に子供を授かりたいとか、子供が欲しいというふうに思っているけれどもちょっとうまくいかないみたいなところで不妊治療ということになってくると思うんですけども、そうしたらやはり治療ですから、別に大事なことやと思うので、どういうふうにちょっと認識を持ってはるのかなというふうに思うので、ちょっとお聞きしたいんですけども、これに関して。


(市教委)

我々も一体で対応させていただいているところで、先ほど一歩前進ということでおっしゃっていただいたとおり、まずは職免の制度を導入させていただいたところかなと思っておりまして、何事も市全体でこの間検討させていただいておりますので、目標は有給という御要望につきましても我々としても受け止めさせていただいて、少しでもいい制度にできるように引き続き検討させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。


(組合)

ゆっくりしているけど、お金がかかるのもいいんですけどね、何でわざわざするのと私は思うんです。新しい制度をせっかくつくるんですから、使いやすいというか、その人たちの希望に沿ったものをつくるのがやっぱりつくる人の務めやと思うんです、制度をつくる人の。なので、そこはちゃんとやってほしいなというふうに思っています。

21ページの流産のための特別休暇とか、それからあと保育時間の問題とかなんですけれども、育児職免ですね、この育児職免の適用なんですね、この辺、私が23年前、子供を産んでというときにはこれはあったんです。流産のための特別休暇もあったし、保育特別休暇という、1日30分でしたけれども、これもあったんですね。すごく助かったんです。私も流産したんですけれども、まだ5か月に満たないときだったんですけど、その時点ではあったんですね、ちゃんと3日だったか、何日やったか忘れましたけど。物すごく精神的にも打撃を受けましたので、もちろん体の面でも手術しましたのでかなりダメージがあって、お医者さんからも休みなさいということで、3日間休ませてもらいました。それで、やっぱりそれを言うて、それで、そんなら病休どうなっているねんというたら、3日間は無給ですよ、ものすごいひどいですね。これは何か、もちろん現場には迷惑かけるんですけれども、どこにも迷惑かけないというか、そんなお金がかかるような休暇でもないし、この休暇があることによって、大阪市にものすごいダメージを与えるわけでもないんですよね。なのに何でなくして、それでそのままずっと放置しているのというふうにやっぱり思います。その辺のところをちゃんとやっぱり寄り添っていただきたいというか、そういう制度をつくる部署があるのだと思いますので、必ずつくっていただきたいなというふうに思いますし、保育に関しても有給になっているので給料をカットとして皆さん働いておられるんですよね。ほんの30分でもいいんですよ、保育園に迎えに行く時間、でも、その給料カット、結構大きい額なんですよね、聞いてみたら、若い人たちにとっては。でも、やっぱり子供のためにも時間が必要なので、取らはるんですけれども、私のときにはなかったから、ちゃんと給料も100%をもらっていたんです、仕事大変でしたけど、早く終えて出なあかんから、もういてる間は本当に息つく間もなく仕事して、もうダッシュで帰りましたけども、でも後退しているんです、言ったら、育児に関して言うと。制度が後退しているんです。それはおかしいじゃないですか。世の中こうやって動いてきていて、社会全体で育児をみんなで手厚くしていこうという、そういう流れをずっとつくってきたはずやのに、制度が後退しているというのはやっぱりもうちょっと重く受け止めていただいて、早急に改善していただきたいなというふうに思います。毎年、毎年言わせてもらっていますので、ぜひとも本当にお願いいたします。


(組合)

これはさっきも言いましたけど、働きやすい職場づくりに関わってのことで、僕らができること、あるいは学校長が足らんことはそれはもうこっちでできますけども、教育委員会として、要するに制度をつくってもらうとかという中で、働きやすい、ぜひともできるだけお金かからんでしょうとかいう言い方もしていますので、体がしんどいときには気兼ねなく休める、休んだ人のケアは職場のみんなでお互いさんやということで回せるというような環境が大事になるかなと思います。


(組合)

項目3の(10)と、それから項目3の(11)、それぞれセクハラとパワハラのことなんですけれども、管理職に対してはガイドラインとかとって研修しているとか、考えているんだろうと思うんですけれども、そもそもパワハラとかが起きる環境というのを考えてみると、ちょっと余裕のないような働き方をしているとぎすぎすしてくるのかなというふうに思うので、特に校長とか、教頭がパワハラする場合はないほうがいいんですけど、そういうことがもうちょっと一歩踏み込んだ教育委員会としての対応というのは何か考えてはりますか。実態として、例えば今年度、パワハラとか、セクハラの事例というのはあるんですか。


(市教委)

パワハラにつきまして、今年度相談件数としては29件入っております。それで、管理職によるものということではそのうち20件です。校園長のパワーハラスメントにつきましては、大半、相談件数というのは先ほど申し上げさせていただいた数字になるんですけれども、パワーハラスメントの要件に該当しないというものもやはりあるんですけども、ただ、そういった相談は受けているところでございます。

内容についてはもちろんこの場で詳細にお伝えすることはできないんですけども、人間関係の悪化ということが要因となっていることもあるようですので、ふだんから相手がハラスメントを感じないように適切なコミュニケーションをとっていくということが大切だろうというふうにも考えておるところでございます。

学校園に対して、服務・監察だよりとか、そういったものでハラスメント防止対策について周知しているところではございますが、教職員への指導が行き過ぎたものとならないように注意する必要があるというふうにも考えておりますので、研修内容とかというのも今後工夫していきながら管理職のほうに周知していきたいというふうに考えているところでございます。やっぱり指導という部分で、指導する側は指導の範疇やというふうに考えながらやっているというところではあろうかと思うんですけれども、受け手側からはそういうふうに感じないということがやっぱり相談というところにつながっていると思いますので、そのあたりについてなかなか基準というか、難しいところではあろうかと思うんですけれども、そういうところって何かうまく伝えることができたらなというふうには考えているところです。


(組合)

ストレスチェックで、去年とか、もう一つ前のやつね、結果を見ていたら、一部の学校がごっつい悪くて、これは働きにくい環境やと思ったところがあったんですけど、今年は大分改善したような印象があったんですけど、90を下回ったようなところがあったんですか。


(市教委)

総合健康リスクで90ですか、そうですね、高校だけですよね。


(組合)

義務制はいいです。


(市教委)

90、ちょっと今手元にその最終の正しい数値がないんですけれども。


(組合)

前は80近いようなところがあった気がした、今ちょっとペーパーを持っていないんですけども。90ぐらいはあったらまだましなのかなと、それは駄目なんですよ、100が平均ですからね。


(市教委)

総合健康リスクは100がよくて、超えていくと健康状態が悪くなっていくんですね。80とかはいい状態なので。


(組合)

逆や。


(市教委)

逆。

高等学校で言いますと、120を超えた学校はなかった、ぎりぎり1か所だけあったんですけれども、そんなに高いところというのはなく、高ストレス者と見てもほとんどがいい状況というのが結果として残っていまして。


(組合)

本人の健康もあるかもしれないですけど、要するに人間関係、職場の人間関係がストレスだとかという方がいてるので、労安としては何がそういう原因やねんとかということなんですけど、例えば僕でもほかの教員とお話しするときに、こうしたらとかいうようなことを言ってもさせられるみたいに思われる、言い方になってしまうとかありますやんか、そうならないように気を遣うわけじゃないですけど、よく考えて、その人の状態を見て話さんといかんとかというのがあるんですけど、学校長の場合だったらそれが30人、50人、100人とかという人になってきますから、難しいのかなと思って、ここで言うと、29件あった相談の中で20件が管理職からやとかというと多いですよね。僕らが聞くのも、やっぱり管理職の場合ですとか、明らかにそうやと思われるようなのもありますから、そうならないようにしていただきたいなというように思います。何かあれば。


(組合)

再確認ですけど、これは高校だけで29ですか、高校。


(市教委)

全体。


(組合)

全体で、幼稚園、小中いれて。


(市教委)

はい。


(組合)

分かりました。


(組合)

超過勤務ですけど、38ページ、項目7、それと関連してですけれども、管理作業員さんのこともあるんですけど、例えば突然窓ガラスが割れたとか、そんなので急に修繕しなければならないとき、これを放っておくと、例えばその日の夜に雨が予想されているとかといった場合に放っておくことはできないと思うので、ここは義務になると思うんですけども、そういったときには命ずるような感じになっているのかなというふうに思うので、そこは例えばきちっと項目でいうと6の(10)にも関わってくるんですけれども、管理作業員さんの中にはもうええわ、ええわと言って、超過勤務にならない、時間外勤務であってはならないですけども、もうタイムカード押してみたいな感じにはならないと思いますけど、大丈夫というか、そこは後からでもいいですけど、命令を出すようなことに徹底してもらいたいんですけれども。一応回答としましては、実態に沿ってと書いてあるので、ここは、例えば管理職に対して質問なんですけど、そこはちょっと徹底してくださいねというふうに通知とか出していたりはするんですか。


(市教委)

個別でその通知等というものはちょっと出していないんですが、例えば勤務状況の手引でありますとか、そこに超過勤務の考え方というものは示させいただいていまして、真にやむを得ない場合に限り事前に命ずるというような趣旨のことは書かせていただいているのかなと思います。

それで、先にちょっと6の(10)にも言及いただいたので、管理作業員さんに急遽の時間外勤務を命じるような場合も当然ですけれども口頭で指示はいただいて結構なんですけれども、事後に必ずその時間外の命令の手続はしていただく必要があるということで、管理作業員の方は基本的に超過勤務がない業務といいますか、やむを得ない場合に限ってということですので、予算のほうもそれほど多くはないんですが、それが多いから、少ないからといって払わなくていいということは決してございませんので、予算の多寡にかかわらず、必要な業務かどうかというその確認を不明な点があれば必ず教職員人事の管理のほうに事前に確認いただいて、学校長として必要なものということで御説明いただければ、それで教育委員会としては勤務していただけると考えておりますので、何でもかんでも時間外というわけではないという前提で、必要なものを精査していただいた上で勤務していただくことになるのかなと考えております。


(組合)

いつも言っていますけど、管理作業員さんは環境整備を中心に営繕も含めていろいろやらはったんですけど、要するに緊急事態が起きた、ガラスが割れたもそうですし、扉が取れたですとか、要するに置いておいたら生徒たちも含めてけがするかもしれへんとかというときは、当然事務長がそれを確認して、それで、センターに超勤しますかな、何か連絡入れて、そんならやってくださいとかという段取りでやっていると思うんです。それは予算がないからとかということはないですもんね。


(市教委)

ないです。


(組合)

要するに業務が必要であれば、そうじゃなくて、例えばもう現場が、割れたらもう置いておいたらいいですと、囲いだけしておいてください、人が通れないようにだけしておいてくださいとか、もう今日しなくてもいいですとか、要するに管理作業員さんのプライドが許さないとか、許す、許さない関係なくて、もういいです、帰っていただいて結構ですとかいうこともあるので、環境整備で割れたとか、何かが落ちてきたとかありますやんか、窓枠がとれたとか、窓枠がとれたといったら管理作業員さんが走るだけでは済まない話で、去年か、一昨年かな、扇町総合とか、桜宮でも窓枠が落ちたとかいうことがありましたから、そのときはそのための現場の緊急の対応もあるし、その後は全ての窓がちゃんと落ちないかどうかのチェックをするとかということが出てきますから、そんなのは通常の時間にできるかもしれないんですけど、勤務終了間際に起こったことについては、何度も言いますけども、手続を取ってしてもらうということをよろしくお願いします。それは事務職員の方でもそうですよね、急に電話対応が入った、5時に終わろうかなとかと思ったら、今でも事務室の人は保護者のところに連絡かけて、入金とか、お金の確認とかいっぱいしているんですよね。それが延びていると、事務長も一緒にいてますから、申し訳ないけど残業をお願いしますで、オーケーした人は残業する、メンタルに課題を抱えている人はもうしなくて結構ですとかということを言うとまたそれが逆にメンタルになるので、そこは上手に回してはるとかということがありながらの残業をしてはるということなので、できたら要求書にも書いてありますけど、要するに勤務に引き続きそのまま残業が入った場合は不要な休憩時間、その帰る時間を逆に15分、残業時間を削っているだけの話ですので、そこは早く終わらせ直してもらいたいなと思います。直る見込みはありますか。


(市教委)

直る見込みですか。


(組合)

15分。


(市教委)

15分、直る見込み。我々としては制度の立場で必ずとってくださいということで、学校からお問合せあった際は必ずそうお答えをさせていただいているんです。


(組合)

分かっている場合は5時までに15分休み時間を取って、後ろに延ばしますけどね、急な場合はできないですからね。


(市教委)

そうですね。


(組合)

急な場合は、早く帰ったほうが健康上と後片付けでも5分、15分かからない。


(市教委)

急な場合で45分と一体でとれない場合も分けて取っていただくというのは当然のことですので、8時間超えたらその休憩の、その業務の終わるまでの間に取っていただくと。


(組合)

制度自体からそれを言うてもしゃあない。もうそれはいいです。


(市教委)

すみません。


(組合)

いいですか、2点だけお願いします。予備折衝が出ていないので申し訳ないんですが、全般の回答を通して、例年であれば来年も頑張って交渉しようかと思うんですけども、府の移管の話がありますので、どの回答にしても、今後とも適切に対処しますとか、今後ともとかいう言葉をたくさん使っていらっしゃいますけれども、来年度中に改善するのか、もうできないのかというのをはっきりさせてほしいんですが、いかがなんでしょうか。各御担当から御回答をいただくのが一番私たちはうれしいんですが、時間もあれなので、市教育委員会としてのお考えとかあればと思うんですが、いかがでしょうか。


(市教委)

例年といいますか、例えば昨年度ですと、ちょっとこの回答に間に合っていたかあれなんですが、制度改正ですと4月に向けて新しい制度を創設したとかするといったところを御案内させていただくんですが、今回ちょっとたまたまそういったものがなかったところで、特に高校移管も絡んで進展がちょっとないようにお受け取りになられるところもあるのかなとは思うんですが、何も進展がないからといって、我々何もしませんというわけでもなくて、ただ、約束は書いているとおりできるものが今ないというのは一定事実ではあるのかなと思いますので、もちろん課題認識はさせていただいて、取り組めるものは少しでも前に進めて、少しでもちょっとお示しできるものは来年度示していきたいと考えておりますので、よろしくお願いします。


(組合)

そのあたりぜひともお願いしたいと思います。

もう一点は、ちょっとこれもここに書けていないことなので、ここの場でふさわしくないのであれば後日また改めてお願いしたいんですけども、それこそ管理運営事項になるかもしれませんが、採用試験の話なんですが、来年度の要項が今日発表されていたと思います、ホームページで拝見させてもらったんですが、まず1つは、高校募集はありませんよという話が当然ながらない、募集しろというわけじゃなく、そんなの無理な話なので、高校募集は今年はないということは、ホームページのどこを見ても、募集項目自体、高等学校はないですから、見たら分かるかもしれませんけど、今まで高校は募集あったのに何で今年ないねんという、ちょっと不親切な案内かなと思います。そのあたり、要項とかで書かれているのかもしれませんが、なぜ一言書いてもらえないというのも変な話なんですけど、書かないのかということと、それに関連して、講師募集も今日もそうですけども、されているかと思うんですが、講師はまだ一応高校がありますから、講師募集されていると思うんですが、現在ホームページに載っている文章でも、特に国語とか、英語とかが足りないというような表現があったんです。でも、現場を見てみると、国語でも今年雇い止めの公費講師さんの方がいらっしゃる中で、何でそれが書けるのかなと、非常に矛盾しているんですけれども、そこらはどうお考えかということをお聞かせ願えたらと思うんです、どうですか。


(組合)

高校生かな。


(組合)

特に。


(組合)

高校科の話。


(組合)

高校です。


(市教委)

すみません、ちょっとホームページに載っている情報なので、もう常に最新の情報に書き換えられているかどうかでいうと、すみません、ちょっとそこはできていない部分もあるかもしれません。つまり年度途中のところで言いますと、実際ちょっと入らなかったり、ストックという言い方が合っているか分からないですけど、登録者の中にそういう方が実際いらっしゃらなかった場合とかに、長期にわたってなかなか入らなかったりとかしたときに、そういう形でさせていただいたりとかということがあったりはするんですけれども、すみません、それが常に最新の状態になっていないというところがあるのかもしれませんが、それは御理解いただけたらと思います。我々は本当にその年度途中で、特に高校はそんなにないんですけれども、小学校であるとか、中学校であるとか、本当にその教科が全くなかなか登録の方がいらっしゃらないとかという場合がありますので、そういったときにちょっとそういう形で載せさせていただいたりとかということをさせていただいているというところなのですみません。


(組合)

具体になかなか申し上げにくいかもしれないんですけど、現状として来年ないですよ、大阪市では採用はないですよと言われている方が、例えば国語にもいらっしゃる中で、その方に再び今ホームページを見ると国語欲しいと出ているんだから、話がもう一回いくとかいうことはないんですか。


(市教委)

4月、すみません、募集の当初に入られる方と、またちょっと年度と若干状況が違うところがあるとは思うんですけれども、今ちょっと最終の内示の発令に向けてちょうど準備作業を今進めているところですので、そういう中でお話があれば声がけがかかることもありますし、常に最新の状況で実際ちょっとなさそうだという方に対しても、国の加配の状況とかでもう一度改めてお声がけさせていただいたという例もございますので、絶対ないのかと言われると、ちょっとケース・バイ・ケースがあるので何ともお答えしにくいところもあるんですけども、その辺ちょっと学校の状況とか、例えば定数の状況、お休みされる方の状況とか、いろいろ全体を見ながらいろいろ作業をさせてもらっているところではございます。


(組合)

どうしても不誠実に見えてしまうので。


(市教委)

すみません、そのホームページのやつはすみません、ちょっと改めてまた状況を確認しまして。


(組合)

15日とか、25日の内示を見て、一定確定されるとかいうことは分かるんですけど、今既にもうあんた、今年、次年度は要りませんよと言われている人が、もしこのホームページを見はったら気は悪いわね。


(市教委)

そうですよね。ちょっとそこは改めて確認。


(組合)

俺、何か悪いことしたんかなとかということになりかねないので、そのことは、その人、僕、知らないですけど、直接お話しして、ひょっとしたら、あなたが悪いからこんなこと書かれているん違うと、最新の情報でまた変わるかもしれへん、慰めるぐらいしかできへんのかな。慰めてのことも分からないですけど。そうやけど、実際問題、講師として行っていなかったら、学校回らな。


(市教委)

そうです。


(組合)

特に期限付きの人ね、おらなかったらもう18時間、それでそこで泣くわけですから。


(組合)

ちょっと戻って5ページ、事務折衝のときに、制度議論を市高教と至急で行うというふうにこの部分に対する回答があれへんというふうなことを言うたにもかかわらず、回答が返ってきていない。しかも、回答は去年と一緒やということで、これは他都市状況を注視云々は関係あらへんね、これ。主務教諭制度導入のためにとんでもないことになった。この前、ちょうど1週間前の市教協の会議で、この制度は欠陥ですよという話をしたでしょう。にもかかわらず何も変わってきていないし、ちょっとこれはこの部分は受け入れられへん、こんな回答では。


(組合)

この部分については、回答の前半部分は教育委員会側が考えたことで、これを投げたとかいうことは言いません。ただし、今回、この課題を持ってきたときの大きな柱の一つは、30年、40年かけて労使で交渉をしてきて、実習助手の賃金をどうするか、4,000万の同じ教員のところで教諭との生涯賃金の違い、大きな格差をどんな形で縮めていくか、適正な実習助手の賃金はどうだというところでもってきて、それで一発で決まったわけじゃないです。1988年のときは教諭実習担当なり、一部のところしか免許の有資格者しかスタートしなかった。そして、4年間かけて、免許を持っていない無資格者のところについては専任実習助手を、そういったものを持ってきて、2表2級適用、賃金格差是正、それをやってきた。しかも今回の権限移譲に伴って、なぜ39歳にしたか、府並みであればまだ55歳超えて定期昇給が縮減されているけども、助手でも60歳まである。でも、大阪市はそれがない。だから前のほうに下げて、生涯賃金、だから、賃金におけるやっぱり対策として、そこで両方が合意できたから、こういう39歳からの制度、それを提案されたという、ここは評価すべきところで、僕は個人的にも組織、市高教としても評価できるものだと思うんです。ところが、その後の部分の、繰り返し言っているように、総括実習助手であるがゆえに2表適用、免許を持っていない、そういうところで主務教諭制度が入ったがために、18年以降、言ってみれば人事考課によって2区分、1区分、一番ひどくても普通で3区分、普通なら4号昇給と決められています。それを受けていても、はい、あなたは2の65が頭打ちになっています。だから、ここから入った人も44歳ぐらいで止まってしまう。あるいは、前の制度、48歳で総括実習助手になって、52歳、3歳ぐらいだった人がこの3年間でいよいよ55歳に到達して、この3年間は昇給ができていない。その事態が適正かどうか、そして、欠陥制度と言っているのには明確な根拠がある。何が根拠かといったら、制度として、じゃあ、教育委員会側からすれば、主務教諭、免許を持っていたら主務教諭になれる、そういうルートがあるじゃないですか。ところが、制度というのは免許を持っていない実習、総括的実習助手も同じようにやはり処遇がされなければ制度とはいえない。だからこそ、他県はどうしているかといったら、大阪市が持っているような、例えば実習助手であったら総括実習助手の2年に加えてさらに3年とか、5年とか、そういった2級職の経験をした上で、いわゆる免許は持っていないけれども、そういった経験年数、2級としての経験年数に続く、委員会が実施する講習会、何項目かとか、何時間とか、そういった主務教諭受験資格といったような制度を設けて、全員に主務教諭の試験、選考試験が受けられるような形を設けたりする。これでこそ平等な制度というんです。それをせずにいるから、結果、制度がだと給与改革のためにやったのに、明確な制度として成り立っていないもので、人事考課だけではやって4を決めたりしているのに、それが反映されない。

そこで、確認したいんですが、いわゆるそういった形では格好つけではあるけれども、前年度2の64号給だった人が人事考課で3区分になって、4を昇給だという形で評価されました。今年の給料が2の65で止まってしまうのが分かります。普通なら4を足して2の68とすべきところが備考欄の項目のところでこの表の2級66号給から云々かんぬんで該当する者にだけに限り適用しますということの制限により留め置きされると。その本来の号給はきちっと評価に、人事記録カード等で記録されているんですよ。本来は4を上げて、上げるべきだというか、人事考課では4を昇給だとうたっているわけだから、そこで計算号給は出るけれども、給料の備考欄によって止めているわけだから、それはきちっとどこかで記録で残さなければ、例えば今の制度で見ていったら、それこそ44歳で止まった人は55歳、高校がずっとあればの話ですが、制度線上で論議するのはこういうことです。11年間もう給料は上がらない。さらに加えたら、定年まで60としても、全部入れたら16年から給料は2の60のまま、ということは我々は民間じゃないので、定期昇給するのは別に義務でも何でもなく、法律違反でもない。だから、16年上げないのは違法ではない。公務員のつくっているそんなところが最初からこんな誤ったものをつくるはずはないから、ということが前提になっているけども、本来給料というのは労働者の年齢、勤続年数、職務遂行能力等の変化に伴って賃金も調整するための機能であったり、労働者の生活水準を維持するための機能、こういったものや、定額給に対して抱いている刺激性の欠如の補完として労働意識を生育するための機能として昇給があると。こういったものが10年も16年も止まっていたら、それでいいんですかということになります。どういうことになっているか、説明をいただきたいと思います。


(市教委)

すみません、その人事記録のほうにちょっとどういう形で残っているのか、私ども把握しておりませんで、また改めてどういう状況になっているのか、確認をまたさせていただければと思います。

おっしゃるとおり、実際に65号給で止まっているという方が、現状としていらっしゃるというところは私も認識はしておりまして、すみません、冒頭にちょっとその回答のほうが何も書かれていないというところも御指摘がありましたので、その点についてはすみません、ちょっと保留をさせていただければと思っております。

やはりこの間主務の制度がおっしゃるとおりできたときに、我々としましても主務になっていくというところで、その制度設計をさせていただいたところ、おっしゃるとおり、その部分の道も残しつつ、お給料が上がってしまわないような形になっていくので、39歳まで下げたというところはありまして、この間、その制度でやらせていただいてきたんですけれども、なかなか主務のほうに希望される方もなかなかいらっしゃらない状況でありますとか、実際に合格者の方がなかなか出ていない状況とか、ちょっとその点については認識はしておるんですけれども、現状としてはもうその形でこれまで進めさせてきていただいたというところの回答をさせていただくことになろうかと思っております。


(組合)

加えてちょっと言いますけども、制度線上で考えたら、普通で考えたら、いわゆる2の65で止まってしまったら、もしそれがなく普通の4号ずつ上がっていったときとの違いというのは、手元の計算は個人的な計算ですが、1,700万円ぐらい損害が発生するわけです。それで、1,700万円の違いといったら、定期的ないわゆる給料のみです。退職金を入れたらもう200万円から400万円程度上がってしまいます、差額が増えますが、いわゆる1,700万円前後ぐらいでこの主務教諭を入れたことによる総括実習助手、教諭実習担当の人の給与措置で上がっても不利益変更ではないと言えるかというような、現実はさっき言ったように52、3歳の人が3年ですから、実質からいうと、実損額はもっと減ります。でも、制度線上との額でいったら、そういった制度を提案して今実行している。だから、これは制度には全くなっていないということも含めていま一度検討をお願いしたい。


(組合)

今、これはこういうことですとかって済まそうとしているみたいに思えて腹立たしいんですが、実習助手の人は御存じのとおり、実習助手の定数でカウントしていて、教諭は教諭の定数でカウントしていて、別な扱いでしょう、全然、基礎が違う。要するに主務教諭というのは実習助手の人は結果として主務教諭に通ったとして、そうすると、実習助手の定数が1減って教諭の定数に来るわけですから、それと仕事の中身も全然違うと。だから、実習助手の人向けの主務選考、主務教諭の選考については、教諭はこんな仕事ですとか、教諭に対する主務教諭の選考の案内とは全然違うものになっているでしょう。試験の中身も違うと。要するに教諭の職務として耐えられるかどうか、要するに職種変更するようになっていた、新たな採用試験みたいなものなんですよね。じゃなくて、実習助手として採用されて、それでいこうという人のための制度だったら、実習助手の人が2級にこの間なっていまして、2級になって、実習助手の2級の線がこれまでどおりであって、それでしかるべしなんですよね。実習助手の人のための制度路線がないと駄目やと。それをつくらんと、同じ2級なんだから教諭になりなさい。仕事変更してもらう、本人の努力で職種変更してもらって給料上がってくださいと、この職種変更しない人はもうそのままの給与ですよと、ずっとそのままでいいんですとかというのは、考え方として間違っているので、市教協のときも構わないですけど、夏ぐらいまでに一定前みたいな話をされたほうがいいかなという、そんなつもりはないですか。僕はあるとこの間思って話をしていたんですけど。


(組合)

この前、市教協のときも話が出たでしょう。我々は反対しとる、府に移管されたときには、その人たちは元の制度設計にのるから、ぼんと4年分が上がるわけや。


(組合)

理屈で言うと、前歴換算ですから。


(組合)

そうしたら、その4年分はどこも保証するところがない。府はそんなもん、おまえらがつくった、市教委が勝手につくった制度やから、そんなもん、面倒見られへんわと絶対なるよ、これ。ということは、市教委が責任を持って保証せなあかん。その話はしているはずや。ということは、何らかの話が出なあかん。このところは府に移管されるわけや、ほんまにもう出るところ出んとしゃあないで、これ。


(組合)

どうですか。


(組合)

せめて年度内にこの話をしますみたいなことを書いてくれへん。


(組合)

これは給料の支払いミスという問題じゃないから、3年分しか保証しませんとかいうものじゃないですから。


(組合)

4年分は完全に保証してもらわなあかん。実際に該当している人がいてるわけや。今、急に言うて、しますわという話にならんけども、最後、もう一点よろしく。

今は実習助手の関係はもうとにかく早いことやらへんかったらもうばたばたしてもうて、年度変わってもうたら、次の年度またぐみたいな話になったらもうほんまに出るところ出えへんとしゃあない。

それと、これもちゃんとしてもらわな出るところ出なあかんような話で、これは要求書を出した後に出てきた例の非常勤講師の時間数問題、教科調整の部分で42時間というのはもう既に通知が来ているというふうに聞いております。問題は、高校教育課がやっている、自立支援に対する非常勤の時間数。同じ33やったら受けなあかんと思っている。これはもう年度内に通知せえへんかったらどうしようもないですよ、10年間放ったらかししとったわけやから、これ。


(組合)

今年、次年度も自立支援の非常勤の方いるはずですから。どんな雇用条件を提示するのか、それも33と書いていることはないと思います。それはもう念押しですけど。これはよろしいですか。


(市教委)

一応ちょっと予算上の話でいいますと、ちょっとこの間話を何度かさせていただいたんです。私、ほんまに管轄外なんですけど、そこは個別の話という部分では、33ありきで予算上そうなっていたとしてもそうありきで進めるということではなくて、本人に必要な部分についてきっちり学校のほうと話していただいて、上でその必要な分についてはちゃんとご勤務もいただいて、その分についてはきっちりお支払いさせていただくということがまず前提にあるのかなと思っています。何時間で必ずやってくださいという、我々も普通の、通常の教科調整の分も42とお示ししながら、42必ずマックスでやってくださいということではなくて、その範囲内でやってくださいということが示されて。


(組合)

基本は35だけど、何かあったら42までよろしいですよ。今年度に限ってはコロナがあったので48までいいですよ、基本35やと、それを42までは可能やということですやんか。それが自立支援の人が33やってんとかというのはそれはあったんでしょうか。基本は35やと。


(市教委)

そういうお示しの仕方は高校教育課のほうにも変なふうに伝わってしまうので、それだと、予算上の話はもう我々の中の話なので、そうではなくて、真に必要な時間というところで勤務いただくということで学校と調整して、本人にも御説明いただくということで話はさせていただいていますので。


(組合)

4月1日に非常勤講師の人が来て、勤務労働条件は明示されない。それができへんような状態を高校教育課はつくっていたわけや。後からこんなんでしたみたいな話は、これはもうないと、だから、その時点でちゃんと示せるように今からちゃんとやらな、予算上どうのこうの言うよりも、きちっとやっぱり35は当たり前、高校教育課の人の話を聞いていると、ちょっと障害児学校におった人間としてはほんまにもうこれは差別以外の何物でもないなという発言をしはったからね。より時間がかかるねん、指導するには。時間がかかるし、教材もつくらなあかんし、ということで、何で支援学校、今の支援学校、人数が少ないか、教員の定数は同じですよ、変わらんですよ、小中校、全部合わせて、高校で1学級で2人というのは、ちょうど支援学校でも一緒や。何でといったら、それだけ時間がかかるから。それを補助に入っているみたいな言い方したらほんまに、もうほんま差別以外の何物でもない。


(市教委)

必要な時間数というんですか、35とか、42と、そういうのがありきだけじゃなくて、真に必要な学校でその方が勤務していただく、その学校の教育で必要な時間数というところで御勤務いただくのが正しい姿だと思っていますので、それを条件ありきじゃなくて、そういう形できっちり学校の中で本人とも話合いいただいて、必要な時間というところで御勤務いただく。その分についてちゃんと当然お支払い、支給していくと、そういうところできっちり御説明といいますか、するように学校のほうにもそういうふうに伝えるように高校教育課のほうにもちゃんと伝えていきますので。


(組合)

高校教育課の考え方も基本的に間違っているねん、考え方が。そこをやっぱり改めてきちっと支援、特に自立支援に入るときでも35プラスアルファ、これは教科調整と一緒や。逆に言うと、それ以上に時間がかかることもあるかもしれへん。そのあたりの認識がなかったら話にならへん。もう口を酸っぱくして言うてもらわなあかんわ。今の時点で何らないわけやから、通知が。そんなことやっていたらこんな、これで年度が明けてもうたらちょっとしかるべき措置を取らんとしゃあないと思います。


(組合)

すみません、ちょっと細かいことで申し訳ないですけども、ちょっと行きつ戻りつします。エアコンについての補助なんですけど、ごめんなさい、あのとき聞けばよかった、令和3年度中にということになって、新たなリース契約というのは期間としてはまずどれくらいリース契約というのを、長さ、契約、1年とか、それとも5年とか、何年とかいう。


(市教委)

一応13年という形で、要は機器で耐用年数というのを一応満了すると、13年たったら一応機械としての使用償却は終わっているという観点で、以前も13年でさせていただいておりまして、今回につきましても、令和3年度中から向こう13年という形で毎月お金を払っているという形を想定していますけども、ちょっと先ほどもお話ししましたとおり、令和4年4月1日時点でそのままリースの契約者は変わるというような形に、形としてはなります。


(組合)

この13年というふうな、今の機械は13年前、もうちょっと延ばせる。


(市教委)

もうちょっと、1年ほどブランクというか、リース期間が終わった後にそのまま引き継いだ機械を使えていた時期がありましたので、それをちょっと経たんですけども、また改めて向こう13年間の分も使うという形で、機器を入れ替えて借りるという形のものをまたスタートさせてもらいます。


(組合)

これは、フィルター清掃とか、そんなものも入っている形ですか。


(市教委)

一応保守点検という形で、機械も年に数回点検が入りますので、そのとき、一応そこのメンテナンスの部分も仕様には含めています。


(組合)

ロスナイですか、窓を開けなくても喚起する装置って、今金融の機関に入っていると思うんですが、それも方針。


(市教委)

一応表立って部屋の中に露出している分は一応取替えという形になります。


(組合)

あとはもうこのリースの契約、学校としては運転できる期間、できない期間というのはあるんですか。例えば空調機利用指針というのが我々に下りてきて、6月1日から9月30日までですよという。ただ、6月16日から9月15日までは使えるけども、気温見た後は使いなさいよみたいな形で、空調機利用指針は入っているんですか。


(市教委)

また、その機械、シーズンの入替えのときに切替え作業とか、そういうのがありますので、それをもってその後は使っていただくのは学校のほうでお任せという形になりますけども、例えばちょっと春の時期に急に冷房とかいうことになると、まだ切替え自体が終わっていないので、ちょっといきなり冷房が使えないとかいうのはありますけども、大体機械の、季節の切替えのときに業者が学校のほうへ邪魔させてもらって、室外機、室内機の切替えを行っていくというところで、学校から冷房が変わるというような形の運用は多分にある。


(組合)

分かりました。

あともうちょっと、最後の回答の部分のところで、36協定の締結というふうな部分の話が御回答でもいただいておるところもあると思うんですが、6の12というか、38ページの回答書、36協定のというふうな締結を行いというような、学校では36協定の代表者もやっているので、あれはいつもですと有効期間がありますよね、締結として有効期間がありますよね。どちらかに、もしくは双方に人事異動があってもこの締結は有効ですよというふうなことでやっていると思うんですけれども、これについては、府に移管した場合、万に一つ、府に移管した場合、これは有効なものなのでしょうか、どうなんですか。多分次のところからあがってくると思う。


(市教委)

府のほうに移管された場合、ちょっと確認しますが、恐らく36協定というのは自治体が異なりますので、締結し直す必要があるのではないかなと思うんですが、ちょっとまだそこら辺、確認できていないので、ちょっとまたお示しをさせていただきたいと思います。


(組合)

変な聞き方をしますが、府立高校さんでももちろんこういうことはやっているんですか、筋違いの質問しているような感じもするが。


(市教委)

必要な適用事業所については労基法上やらないといけないとなっておりますので、恐らくといいますか、やっている。


(組合)

当然やっている、やっていないといかんことであろうというような。


(組合)

やらんと駄目ですけども、やっていない自治体もありますよ。


(市教委)

そういう指摘を受けるところはまれにというか、たまに聞き及んでおります。


(組合)

あともう一件、先ほど期限付き講師で臨時講師というふうな部分なんですが、令和3年度、講師で御勤務されて、何らかの大阪市教委としては、高校でお勤めになっている方の何か小学校や中学校があると、講師優遇という、何かそういう適用ができるみたいなところはあるんですか。僕はちょっと要項を見ていないので、それで質問しているのはあれなんですが、例えば今まででしたら、講師で勤務している、講師特例というんでしょうか、それで受験ができたというふうなこともあったかと思うんですけれども、何か次年度、令和3年度大阪市の高校で臨時講師として採用された。それを使って講師特例というふうなもので何か受験できる優遇措置というものはあるのかどうかというのをお尋ねしますが。


(市教委)

大阪府の採用試験。


(組合)

府としてのありますか。


(市教委)

大阪市の試験であれば、その高校とか、中学校、小学校にかかわらず、応募時点で大阪市で講師をされている方であれば、大阪市の現職講師特例というものが使えますし、これは経歴とか、特に必要なくて、その時点で講師ということが条件になっていまして、それであれば1次の筆記試験のほうが免除されるというものがございます。


(組合)

やがては府にというふうなことですと、大阪府としてはいかがですか。


(市教委)

府のほうでは、例えば現職であるとか、大阪市、あと堺市とかも含めて、その近隣で講師をやっていることをもって何か優遇措置があるというふうにはこの間聞いたことはないんですけども、何分ちょっと府の制度なのではっきりしたことを申し上げることはちょっともしかしたら何か最新の情報があるかもしれませんけど、基本的にはないと思います。


(組合)

市立高校のほうが存命するというふうなことならば、こんな質問はする必要はないわけで、優遇だったんですけど、お聞きした次第です。

以上です。


(組合)

少しごめんなさい、何かありましたら、皆さん、今の時点でまだ回答をいただいていない部分についてはまた改めていただくということでよろしくお願いしたいなと思います。

本日はどうもありがとうございます。


(市教委)

ありがとうございました。


令和4年3月2日(水曜日)

大阪市立高等学校教職員組合(市高教)からの年間要求事務折衝の議事録

(市教委)

 8月に申入れいただきました内容につきまして、本日、回答案ということでお手元にお示しさせていただいているところでございます。交渉事項と管理運営事項等の整理につきましては、項目分類表の方に記載させていただいているところでございますので、ご一読いただきまして、何かご質問等あればよろしくお願い致します。基本的に回答内容につきましては、昨年度からご要求いただいている内容につきまして大きく変更ということではございませんが、大阪府に移管されるというところをもちまして、その点につきまして、回答の方を追記させていただいているところが主な変更点になってございますので、ご確認のほど、よろしくお願い致します。


(組合)

 そしたら、まだ全部読めてませんが、順番にちょっと見ていこうと思います。3(1)①で言えば、エアコンの不具合を修理をすることというのは当たり前の回答だと思うんですけども、不具合があったら対応しますということですが、今年度どれぐらい対応されたんですか。


(市教委)

 エアコンにつきましては、今資料の方がないので、当日の回答までの間にご用意させていただきまして、当日お示しできるように調整させていただきます。


(組合)

 エレベーターですけど、回答が前よりもだいぶすっきりとされていますけども、府立高校の場合は今年度、次年度の予算でもエレベーター何基分、予算がここに取られていたんです。それで市立の高校にその分回ってくるねんとかはありますけれど、大阪市として、大阪市の市立の高校にエレベーター設置してこなかったのかっていうのは極めて残念。回答では人に優しくということを言いながら設置していっておりますとかっていう前提が、新たに新築する場合はとかっていうことを書いてありますよね。それは違うのではないかという気がします。

 修学旅行なんかでの出張で、晩ご飯とか朝ご飯とか食べる時は、生徒と同じ物を食べて、同じように、修学旅行も1つのイベントとして食事しているけども、それも廃止やということでね。理解できないということくらいしかいう事がない。

それから4番については、高槻の地震の時でもそうだったんですけれども、交通費、通勤、交通費として支給されているんじゃありませんね。通勤手当ですとかっていうので、可能な範囲で出てきてくださいということで、遠回りでも出てくる人はおるわけで、自費で出てくる人もいると思いますので、大阪市としては、無理して通勤しなくてもいいですよということを言うか、電車止まっていれば動くまでの間は来ずに、動いたら来てくださいと。ただし、その動くのも遠回りで動いている時でも来るべしとこうなっていますから、実費の負担もしてもらわないとこれはおかしな話だと思います。

期限付き講師の部分について言えば、2級にしてくださいよと。いくつかの他府県で2級の扱いにしているところもありますし、それに倣えばいいだけの話なので、ここに157まで上げますからとかって言ったって、昇給停止が55歳以上で現実どこまでかわからない。非常勤講師の人がいないと学校が回らない状況ですからね。他府県であってもやっている訳ですから、大阪市が率先して動いてほしい。

人事考課。これあの、いくつかの交渉の場面でお話をさせてもらっているところです。人事考課システムで、府の評価育成システムとは少しまた違っていて、多くの教員の部分については評価育成システムに戻るわけですけども、派遣されている人たちは派遣先の学校長が人事考課に基づいて評価する。その人事考課システムのことについて、どれだけ理解しているのかっていう。多分当面は大阪市の経験の人が配置されて、そんな違和感ないのかもしれないですけども。そもそも昇給に影響を及ぼすとかっていうのはあかん話で、大阪市の方の次年度から昇給の影響を少なくするとかっていう方針が出ていますけども、だったら、そういうふうな評価っていうのは、評価されて授業がうまく出来るようになったとかと違う話ですから、これもやめてほしい。

アルバイト職員の賃金とかっていうの、考え方がちょっと難しくなっているのかもしれないですけど、次年度で言うと、大阪市の学校の中では、事務でアルバイトみたいな人の賃金が決められてて、何時間だけ来てくださいとかっていう、ハローワークで募集する、臨時の人の募集をハローワークでとかっていうこと、ここのところと少し違うのかもしれないですけど、最近分かったような話ですけどね。ここの回答でいうと、若干の増額をしましたがとかって言っても、管理作業員さんのことについて言っても、実際問題、交通費自己負担ちょっとあるようなかたちの人になっていたりもしてますので、せめて、支給するのは当たり前の話で、民間に委託するにしても、交通費実費支給にしないと集まらないと思いますので、それに合わせた実態になるように。

労安ですけども、この間、労安は一定、衛生管理者とか推進者を養成するとか、管理者だったら、数少なくなりましたけど、何人かは公費で試験受けるのも出張で行ってくださいとかっていうふうに積極的に推進していただいた。だいぶ時間かかりましたけどね。当初は小学校とか中学校も一緒じゃないと労安しません。体制が整ってる高等学校はそれで言うと1年ちょっと待たされたみたいなことあるんです。だけど、衛生推進者も100人単位で、府に比べたら、努力はされてる。引き続き、衛生管理者、推進、養成してもらいたいと思ったんですけど、府ではもうしてない。衛生管理者の養成はしてない。府に移管されることに伴って、職場の労安体制というのは若干ちょっと弱くなっている。だけど、今とりあえず一定のシステムが、大阪市の高等学校の方に出来ていますから、出来るだけそれを崩さない様にやっていきたい。皆さんに言っても仕方がないですけど。府に対する要求。

検診部分について言えば、派遣で残る人は大阪市が責任もって健康診断するということですから、それで言うと、ここの要求はそのままいきてくると思いますが、要求してるような、がん検診してくださいとか。大昔で言うと、大阪市の互助会が、教職員の互助組合だった時はやってなかったんですけど、市費の事務職員の人なんかは、ちょっとものすごく上等な人間ドックをやってはった。それを復活してもらいたいなということはあるのですが、ここの回答で言うと、6の3に入っているんですけど、教職員のメンタルが若干落ちてるとかっていうことで言えば、そこの部分を含めた体制を特定検診、その人のメンタルを見るような項目が入っていますので、そこの部分についてはもうちょっと充実していただきたいと。何とかしてもらいたいなと。僕の思いとしては。

(8)④のところ、これメンタルのところなんですけども、今でもメンタル不調で復帰を目指してる方とかっていうのがいてて、事務職員の方でいうと、メンタルから復帰して何年か過ぎてるけども、また府立移管を前にして、ちょっとまた不安になってる方もいてるんです。だけど、年度末を控えて、府立に移管するから、しないといけない仕事が山ほどあって、それで言うと、綱渡りをしている状態の方がいてる。そんな時にあんまり頑張れ頑張れとかって言うとだめなので、出来る範囲で支えていかんとだめなんだけども、府立移管されてしまうと、いくつかの学校が、職員の数が減るんですね。普通に考えただけでも、5人でやってた仕事を3人でやらないといけない。その内の5人って言っても、今度の3人の中の1人は事務長。大阪市の事務の事は知らない。それはメンタルがやられてるひとつの大きな要因やと思います。ここはちょっとメンタル不調というのは、この3月4月は注意して、労安として注意してるところなんです。そんな時にこの回答を見た時に、事務の部分でいったら、派遣の人は大阪市が面倒見てるわけですから、そこのところについての府立の学校のことばっかりというのではなくて、市費の人がそこで働いていることを念頭に置いて、メンタルのところ、もうちょっと前向きな回答をしてほしいなと思います。

病休の3日の無給は市費の部分は残ってるわけですからね、府は府の制度があるから、そんなあほなことせえへんのですけど、多くの教員についてやっぱり抜けられる部分なんですけど、まだ抜けきられへん人もいてると思うんですけどね。その割にはコロナ関係の特休というのは、ほぼノーチェックでいけてます。それはそれ、だからそこを信用するんだったらインフルエンザについても同様としてほしい思いはあります。そんなに嘘ついてやってる人いないですからね。

今年休養更衣室どこやったっけ。


(市教委)

 高校はもう全部完了しております。


(市教委)

 昨年度の都島工業高校で完了。


(組合)

 昨年度。


(市教委)

 昨年度です。


(組合)

 都島工業高校の場所どこでした。


(市教委)

 1階の入って、職員室か何かの前らへんに綺麗な部屋みたいな、更衣室みたいなのがあったんですけど、そこをちょっと中身を変えさせて。


(組合)

 それ教室1個分ぐらい。


(市教委)

 1個分ぐらい。半個ぐらい。4分の1かな、半分ぐらいでした。1個分はなかったです。


(組合)

 それを男子女子。


(市教委)

 いや、元々女子で使ってたんですかね。ちょっとそこまで詳しくはあれなんですけども、元々綺麗な部屋があったので、フローリングとかされてる部屋だったので、そこをちょっと物品を置かせてもらったりとか。


(組合)

 あそこ元々水がないから。


(市教委)

 そうですね。水道の部分はちょっとあったみたいで、もう少し使えるようにはしてほしいとかっていう相談をいただいたんですけど、出来る範囲でさせていただいて。


(組合)

 休養更衣室はエアコンはついてる。


(市教委)

 エアコンは標準設備にはついてないんです。


(組合)

 たまたまついてる部屋にそこを。


(市教委)

 左様でございます。それは使っていただいて大丈夫です。


(組合)

 はい。VDT作業。これは労安で案内してとかっていうことで。


(組合)

妊娠障害休暇、何か回答なかった。


(市教委)

 妊娠障害ではなくて、不妊治療ですね。不妊治療です。出生サポート休暇ですね。


(組合)

 元々大阪市と府を比べると、府の方が女性、教員の部分が多かったということもあって、女性の権利関係は一定ちゃんとされてる。大阪市は、なかなかやっぱり女の人には厳しい状況が学校の部分に影響してて、女性の方の権利関係がちょっと悪い。ちょっとずつちょっとずつ良くはなってるんですけども、だけど大阪市でも女性が学校園のところで働いてる人が多いわけですから、ちょっとでも全国のよいところに近づけるように。つわり休暇、経験ないからイメージしようがないんですけども、しんどい人はしんどい。

講師の人に対する権利の説明だけじゃなくて、勤務条件の説明も併せてしていただく。採用時の面接でも。(9)の③これが不妊治療の。


(市教委)

 そうですね。出生サポート休暇。今まで職免というかたちでやってたところを、来年の4月からになりますけど有給休暇ということで。また不妊治療、ちょっと通う日数が沢山通わないといけない治療につきましては、さらに5日ということで、10日間になります。


(組合)

 少しずつ良くなってるっていうので。ただ、こことは違いますけども、妊娠してもいつからその休暇に入るとかっていうタイミングで、学校の行事のタイミングに合わせてる人がいてるので、そんなこと気にしなくて母体の状況に応じて休んでくださいねとうことが必要。今度のコロナで言うと、蔓延したので、休むタイミングもいつものタイミングでいてると感染してしまうかもしれないから、早めに産休をとって。いつとるかも学校によって違いますからね。

10番。更年期障害。生理休暇と同様、更年期障害で、財政事情の下では困難ですとかってことですけども、未来永劫困難という事ではないと考えて要ります。40過ぎて50を前にすると、ホルモンを補充して注射しているとちょっと調子が良くなる。そのための、もし嘘で休んでるとかっていうことを思うんだったら、治療の証拠になるものを出したらいい。それで気持ちよく通勤出来るようになるんだから、お願いしたい。

育児短時間で、その短時間勤務とってる人はどれぐらいいてるの。


(市教委)

 ちょっと調べてみます。人事の方に書類を出してもらってるので、数は調べられると思う。


(組合)

 何人かうちの学校でもズレ勤してる人もいてますけど、ひょっとしたらそれが時間とらせてるのか、短時間とってるのかとか分かりにくい、現場の状況分かりにくい。

この間、介護で退職者が出たので、こんな要求になっている。期間で。親の介護手伝うから辞めますって辞めたけど、その後すぐに亡くなった、お亡くなりになって、辞め損みたいなところになっている。その場合は復職可能な休職制度っていうんですか。要するにベテランの人が介護でどうしても社会的に介護してもらわれへんから休むということで仕事を辞める。もったいない。これは大阪市独自ででもやっていただける取組かなと。年度替わるとね、色んな制約が出てくるでしょ。元々そんなんなかったんだけども、10年ほど前かな。職員が2人とも夫婦で変わりべんたんでずっと取ってるやないかとかいうことでダメになった。そこのことについては、本当に復職可能なシステムが一番いい。しっかりと最後まで介護して、面倒をみるということなので、いいと思いますけど、ただ、介護、どれだけかかるか分からん。後ろが見えないでしょ。 府の制度がとかっていうんじゃなくて、もう少ししっかりと介護が出来るような方策を検討してもらいたい。

それから4番について、セクハラのところ。今年セクハラで相談とかどれぐらい。


(市教委)

 件数はお調べします。そこは教職員人事の服務の方で。はい。


(組合)

 セクハラとか、あと、パワハラもそう。パワハラも一緒なんですけど、ハラスメントが多くて、ただ、僕が誰かに何か授業のアドバイスしてるのもパワハラになるかもしれないという、ちょっと気をつけんとダメなんです。年長者が初任者に何かしゃべったらパワハラになるっていうぐらい気を遣わんとあかん。学校長が全然悪気も何もなくて言ったことが、それも研修するしかないのかもしれないですけども、何かそれらしき兆候が現場で指摘されたら、処分なんかしなくてもいいですけども、そのことに都度言っていって、軌道修正しているとかっていうことをすれば、大事にならずに、収まっていく。気楽に物が言えるような職場にしてもらいたいなと。そういう認識を持ってやってるんですけど、その1つの、セクハラ・パワハラの防止の役割は、労安委員会も担っていて、労安協議会の中でも労安のやることの中には軽くセクハラ・パワハラとかという項目もある。そこも留意しながら取り組んでもらえたらなと。ただし、大きな問題が生じたら、きっちりとしてもらう。大阪市の場合やったら、皆さんなあなあにはしてないと思いますので、大丈夫やと思いますから。超勤なんですけど、これは市労組連でも言ってて、例えば僕らの場合だったら、例えば、今で言うと、職員会議が延びますって言った時に、勤務時間がいつまでっていうのがあれば、それまでに終わるような業務の体制をそもそも作らんとだめなんです。そうじゃなかったら、別に勤務時間過ぎて拘束することはできませんから、帰ってもらっても結構ですとかっていうことも多分校長言うと思うんですけど、それだったらその会議は何のためにしてるんですかってことになります。そこのところの時間のマネジメントをもっときちっとしてもらいたい。それと他都市であるので言うと、勤務時間が延びたら、その分を割り振り変更するように、それもその時間を貯めといて、例えば月の間にとか、その月の間に貯めた分については割り振りしてくださいというようなことをして、細切れでもいいですし、それを例えば1時間とか、半日とかっていうまとめ方でやってるところもありますから、そういうものを見習ってもらって。残業手当出ないですから、そのへんについては割り振り変更で調整するとか。それは下手すると、年休のまとめ取り、変形労働制に結びつくとかっていうことも危惧するところもあるんですけども、そもそもの変形労働は超勤時間が45時間超えてますから、その制度自身が残業がないというところがありますから、変形労働はどうかという話なんですけども、超勤手当を払うこととかって要求にすると少し話がかみあうかもしれないですけども、クラブ活動をしてると、先月160時間。嘘みたい。ただしコロナで学校が閉まったりとかもしますから、職員全体で言うと、だいぶ超勤時間減ったんです。40時間ぐらいかな。平均で。多いと思うんですけど。それから管理作業員さんの部分で言うと、時々例に出すんですけども、退勤間際のところで物が壊れた時に、超勤になりますけどもやってもらえますかとかって本人たちに聞いて、ほなやりますよとかって言った場合は、残ってもらっている中にはほっといてもいい、そのまま置いときとか、明日してくださいとかって言う人もいてる。それはどうですか。


(市教委)

 そうですね。基本的には超過勤務、真に必要でやらないといけない、今すぐやらないと、今の例でいきますと、多分安全対策っていうところで、例えばコーンとかで囲いつけて、現場保存というかたちで、児童が立ち入らないようにして、明日対応できるのかっていうことであれば、当然超過勤務していただく必要はないですが、今すぐ対応しないと怪我する恐れがあるとか、そういう心配がある場合については、当然必要性を精査していただいて、校園長とか恐らく人事の管理の方にはご相談いただいているとは思うんですけど。


(組合)

 そうです。


(市教委)

 そうですね。そこでご連絡いただいて、止む無しということであれば、それで対応していただいて、対応していただいた分については、当然その支給は出ますので。


(組合)

 そこが保護者対応とかっていうんだったらみること出来へんですけど、管理作業員さんの場合、保護者対応することはないですから、要するに危険対応という。


(市教委)

 そうですね。


(組合)

 その程度をどう把握するのかってありますけども、それやったらもうやっといてあげるわとかって言って、残業せんでやってしまう方もいる。そこを管理職はきちっと見て、きちっとつけるということをしてもらいたいなと思います。


(組合)

 休憩時間っていうのと、大概学校の場合は生徒の昼休みの時間とかと一緒じゃないですか。ちょっと前までは、授業時間に被るかたちで休憩時間を設定してた学校もあったんですけども、そこは一定整理されてる。45分間の休憩やと。義務制と違って、小学校なんかと違って、給食時間とかないので、その学校の昼休みが休憩時間ですけども、実際その時間に割り振り出来てるかって、割り振りは少ししてるけども、多くの人はそこで生徒対応してますのでね。実際問題は休憩時間をとれていない。生徒が飛び込んできて昼休みなので、とはいかないので、そこの問題は永遠に残ってる。あともう1つは、休暇制度のところで言えば、僕が学校で言ってるのは、しんどい時はお互い様やからなっていうことで、休みたい時に休めるようにするっていうことで、気持ちよく働けると思うんですが、今、試験、入試の最中で、受付やってる最中なんですけどね。たくさんの生徒が来るし、それから失敗できないから、ほぼ総動員かけるかたちで役割分担してる。だけどそんな中でも、コロナで陽性になった人、濃厚接触者になった人は 穴あいたりとかするので、なかなか、それぞれの人が自由に休みを取れないような状況になっている。入試やからしゃあないやんとかって人もいてるけど、そんなんで言うと、病気休暇3日無給っていうのは何やねんって。コロナで休んでるっていうことに関して、例えば10日ぐらい普通に休みますやんか。陽性なりましたとかってなったら。その人は休暇取って休んでるんじゃなくて、病気で大変な思いをして、しんどい思いしてるから休んで。それを皆でバックアップするとかって、多分そのとおりなんですけど、20日の休みが毎年入ってくるにしても、それを自分のために休んでるとかっていうことはあんまり聞かない。多くの人に聞くと、休みを残したままで普通に授業してる中で休むわけじゃない。そしたら授業がなくなって今頃休みたい人でも3月は休めるかといったら実際そうじゃない。府にいっても変わらない話やけど、事務職員はとてもじゃないけど大忙し。勤務条件の中でここのところ、休暇をどう取れるのか。校長が自由に休んでくださいねとかっていうことを言う担保になる。これからも再任用の人と派遣の人がいてますから同じような要求がこれから出てくる。前の管理作業員さんにかかって言うと、管理作業員さんの職場労安っていうのは、管理作業員さんの労働安全衛生委員会があって、こんな事故がありますよと。今のコロナだから出来なくなったのかも分からないですけど、それぞれの人が何かの免許を取って、例えば、これが当てはまるのか分からないですけど、チェーンソーの作業、危険でしょ。


(市教委)

 はい。


(組合)

 そこの部分を、作業の手引きのところでちゃんとやっているんだけどそれに向けて、例えばは資格を取ってる人もいてますから、使い方とか、国家資格やから自分からかららの作業に役立てようとかっていう人もいてるんですが、そこの部分については一定何か評価するというかな、やってもらいたいなって思うんですよ。モチベーションにもなるし。安全教育の部分でやってるんモチベーションにもなるし。ですけども、例えば2人でやりなさいと安全教育の部分でやってるんモチベーションにもなるし。かっいでしょ。1人でやると危ない。脚立登ったり降りたりすると。モチベーションにもなるし。だけど現実問題、2人揃ってなて多い。


(市教委)

 そうですね。はい。


(組合)

 そこをきちっとしないとね。


(市教委)

 今、多分そこらへん現行でもご案内とかさせていただいているとは思うんですけど、例えばお近くの学校の管理作業員さんに単数配置の場合でしたら、応援に来ていただいて作業してもらったり、それは学校で管理職の方が派遣の手続きを踏んでいただいている。当然、労安の中でも議論されてますし、そういう公務災害とか、負傷した場合はそこらへん原因究明というところで、そういう、どうしてももう早くやってしまった方が早いっていう、急いでるからとかっていうことで、ついつい1人でやってしまうっていう事例もやっぱり何件か出てきてますので、そこは都度都度、指導させていただいてますし、労安の中でも議論させていただいております。


(組合)

 教職員の労安協議会の中では、今回の労安事項のことについてはまとめてもらって、今年これだけ事故がありましたと、事故を共有することで、次、同じようなことを起こさないようにとかって、何年か前からしてもらうようになったんです。


(市教委)

 はい。


(組合)

 で、管理作業員さんの部分で言うと、労安にかかるような事故とかっていうのは、今年で言うと、我々5年ぐらい欲しいんですけど、どれくらいあるんですか。


(市教委)

 件数については、私、今、担当してるわけじゃないのでわからないですけど、お示しは出来ると思いますので。


(組合)

 教えてください。


(市教委)

 はい。今回、報告上がってきてまとめてる件数ということで。


(組合)

 公務災害にならなかった不認定もあるでしょ。


(市教委)

 認定、不認定は別にして、多分発生した段階で報告上がってきてると思うので。


(組合)

 分かりました。発生の件数でも。


(市教委)

 はい。ちょっとこれは相談させていただきます。


(組合)

 こんな事故があったと。


(市教委)

 はい。


(組合)

 その管理作業員さんの公務災害については、教員の分というか、共有できてないんですね、あんまり。僕はその労安委員会の資料を見せてもらってこんな事してんねんなってわかるけど、どっちかって言うと、教職員の労安協議会でやってることと違うっていうか、管理作業員さんの集まりって、どっちかって言うと研修みたいな感じにみえる。こんな状態だからこう改善しましょうとかっていうようなことじゃなくて、どこかから下りてくる、こうやったことに対してこうしましょうとか、下りてきてるような感じがするので、ちょっとあかんの違うんかなと思ったりもするんですけどね。


(組合)

 シャワーが増えたということもないですよね。


(市教委)

 そうですね。


(組合)

 体育の部屋に使わせてもらえる。今でも色んな合同の作業がうちにも入ってますよね。何かしてはります。汚れるのになと思って、簡易シャワーみたいな。人1人分ぐらい立てるぐらいの、シャワーみたいなんがあります。そんなんは水道栓があれば。洗濯機を置くスペースがあるから。


(市教委)

 はい。はい。


(組合)

 あと、実習助手のところ。


(組合)

 実習助手の部分、4の2の部分ですね。5ページのところ。過去50年間の労使の積み上げたものが、2018年の主務教諭導入の際に行われた賃金面での扱いで、一気に30年以上前の状態に戻るなり、制度としての不備を伴ったまま放置されているという部分について。で、ここでも回答されてるように、権限移譲で、要は市費の部分が完全市費、元々の府並み市費だった部分が完全市費になって、それで、その際に色んな面が、実習教員の分については府並みから完全市費になって、退職金含めて様々な点で賃金面ではマイナスになったと。ただし、そういう中で何をされたかというと、じゃあそれまでは55歳以上でも昇給があったと。それも完全市費となってなくなる。じゃあ48歳で総括実習助手というような、この制度、これに賃金改善してもメリットが少なすぎる。そういう中で、じゃあ1年だけでしたが、2017年度の分で採用になった人なり、その年度の制度で見ていけば、要は頭打ち無く上がっていくというかたちを含めて、そして、そんな給与をどう保障するかっていうことで、採用の部分が48歳から39歳にする。そういうかたちできちっと労使関係も含めて、教育委員会もしっかりとその過去において、実習教員の劣悪な賃金。どういうかたちで改善していくか。無資格、要は教員免許持ってない人間については、本体部分が1988年の際に締結した時も、積み残しになっていて、専任実習助手のかたちで話がまとまったのは、2級適用にしたのは1992年ですから、時間をかけてやはり教員免許を持っていない、そういうような状態の実習教員しかり、経験年数含めて、賃金改善をどうするか。元々の1級の賃金表がもっと号給が上がっていった時に、今で言うと32万ちょいぐらいで止まってしまってる部分が、38万ぐらいまで上がるような、停止線がもうちょっと伸びてからストップすると。そういうことになってたら、また別です。30万ぐらいになるのが、30歳超えて35ぐらいまでの間に30万ぐらいからスタートしても、さっきのところみたいに、140号給の部分が157に変えましたって言ったって、賃金的には1~2万上がるだけの話で、金額で見ていったら16号給上がったかといって、それで1万6000円、2万円上がるっていう話じゃないと。派遣で一番良かった頃っていうのは、その1級賃金表も2級の賃金表と同じようなかたちで伸びていく。今回の部分は、そういった色々検討しながらやってきた50年間の積み上げの部分が、18年主務教諭の制度を用いる時に新たな制度となってしまって、実習教員で総括実習助手として、教員免許等持ってたら主務教諭の方にいける制度を作った。でも、定数管理上は実習教員じゃなくて、教員の定数に入れる新たな採用試験みたいなものでした。そしてその中で免許を持っていない、今までであれば52歳で新しい制度、2007年からは今のこの、この前やってた総括実習助手制度になって48歳からの切り替えになるという部分の人たち、この部分は免許を持っていないと。教員免許持っていないので、そういった人たちが、じゃあ主務教諭を目指す道すら作られてないっていう。だから制度的な欠陥がある。そういった、こんな制度は話にならないというところを指摘してきた。そういうことがあるなら、例えば派遣で言えば、じゃあ経験何年、あるいはそういったものをベースとして何時間かの研修というか、そういったもので独自に教員免許を持ってる人と同じように、その講習内容を受けたことによって、じゃあ主務教諭の受験資格があなたにもありますよといったようなものにしたりとかいうかたちで、それまで賃金改善は免許がなくてもいけてた部分をなくしてしまってるのに、そのことについて一切触れてないというようなもの。これは話にならないので、だからそれを何とかしなきゃいけないんじゃないか。欠陥制度であるし、差別的なものになってしまったと。それと議会含めて、これも言ってきたことです。実習教員の賃金が高い。免許を持ってない、そういう資格がない人間に適用する必要もないなという部分が一切出てないわけですから。そういう中で、時間のない中で、2018年から行われた主務教諭の形で、もう単純に号給の上で切り捨てられてしまったというかたちで、もう昇給がストップになってしまってるという部分もあるけれども、もっと大きいの、とにかく切り捨てられたけども、制度的には主務教諭になる道筋はあるんだから、制度は悪くてもそれはそれなりに考えられたことであるので、問題点はあるけども。でも一番問題となって、全くそれまで50年間で積み上げてきて、労使で何とかして、免許を持たない。でも18歳で入って、それこそ42年間勤めていく中で、じゃあその低い賃金、32万ぐらいで止まってしまう部分は何とかならないかということで、せっかく積み上げてきたところのそれをなくしてしまったかたちで、救済処置も何もない。制度として、じゃあこの人たちのこの部分について、今の主務教諭の制度の中においても、何とかするものがなければ、最初からもう主務教諭になったとしても、仮に府の移管がなくて、39歳で総括実習助手になる。じゃあ2の65というようなところが何歳ぐらいでくるかというと、もうしぼんできちゃいます。45歳になる前に。で、もうあとは定年退職するまで、ずっとその給料のまま15年。定年が延びたら、下手すると20年近く据え置き。その5年は7割ぐらい保障されたとしても、士気も上がらなければ、力も発揮させるような、そういった制度にもなってない。そういうところがあるから、じゃあどうされて、検討されてきたかということについて、ここでは、したとも書いてないし、しなかったとも書いてない。今、書いてある現状のところが移るから、39歳が48歳のこの制度になりました。細かい事を言っていけば、今まではそういう労使のところで賃金対策、そこが優先だったから、同一校で2人総括実習助手が存在することがありました。趣旨で考えていったら、多くの府県で考えていたら、その学校を総括してもらったりするんだから、2人目が生まれたら1人は転勤ですよなんてことを明確な基準にしているようなところがあります。でも大阪市はそれはしてなかったと。それはそれまでの賃金の、低賃金を何とかしなければ。プラスが多い。機械的に2人になったからといって、じゃあ1人が転勤です。その職場にいるから、その総括実習助手も力が発揮できると。別の所に行って、じゃああなた何してくださいってなると、すぐ実践できるかって言ったら、むしろ孤立してしまうということもあったりする。だから機械的にとにかく資格持てたんだから転勤ということではなく、こういうとこについてはきっちりと押さえるところはそれまで押さえてきていただいてたわけですから、そういうところが、この18年から今年度に至るまでの動きについて、明確に検討されてきていないとしか映らない。交渉含めて、話をやりとりしてきたわけですから、そういう中で、いかなることが話題となったのか。もう現状の制度は全て問題をクリアしてるから、検討の余地なしとしたのであれば、きちっと謳ってください。よろしくお願いします。


(組合)

 回答どうしましょう。総括実習助手なりの人が、免許持ちの人が、主務教諭受けるというのは、実習助手が教諭になるってことですから、違う仕事に就くというね。僕らはそもそもそういうふうなことがええんかと。主務教諭ですからね。それまでの実習助手、免許持ってたにしても。過去に合格した人、何人いた。


(市教委)

 いません。


(組合)

 いないでしょ。


(市教委)

 結果として、いません。はい。


(組合)

 いないです。そしてこれは教諭の選考ですとかって、要するに教諭として相応しいかどうかとかっていうことを確かめましたと。ですよね。そもそも、例えば商業の免許持ってるからって言って、受けて、教諭として任用しますは、そもそも間違ってる。この間やってきたのは、要するに2級にいって賃金上げるとかという方策で、あくまでもその賃金上げるとかっていうのがベースで、そやけど2級だから、それは引きずられてるわけですよね。


(組合)

 現状にしたって、欄外のところに、要は新任で教諭となった者はやっぱりかたちで入るけども、これは1級で入って、そこの賃金改善して2級を適用してるわけだから。ただ、表現は極めて難しい。あの書き方は。それのみとすると限定しちゃってる欄外の書き方になってるから、給与措置としてもなんだかんだ例外を認めないっていう欄外の書き方だから。例えば日本語的に、極めて色々と考えて、場合によったらそこの書き方そのものも調整をしないと、2級適用の実習教員の部分の昇給ストップを止めさせないかたちの文言っていうのが出来なかった部分があると思うんです。


(組合)

 2級になってもその人は実習助手の枠の中にしか収まってない。それは皆さんご存じなわけで、退職したら地位に戻ってしまうとかっていうことを端的に示してるわけで、もしその人が主務教諭に合格したら、二度と教諭のまんま、教諭に就くわけですから、定数管理も外れてしまう。教諭にカウントされてて、新たに任用したみたいになっている。そこのところがもうごっちゃになってて、そもそもが誰も教諭にはなってない。


(組合)

 通るとは思ってなかったっていうのは、そういった事前の文書が直前まで手に入ってなかったこともあるし、聞いてみたら、やっぱりこの文言から見ると、どうも怪しい部分があるので、直接本人に確認すると、本当だ、上がってないということで、初めて分かった。


(組合)

 いや、それを100歩譲って、制度が制度だから、悪い実現性のない、現実的がない制度かもしれないけども、教員免許持ってる者については筋道はあったと。突破。でも、教員免許持ってない人間は、そこからもう昇給から全て外されてる。これを欠陥制度、差別賃金制度と呼ばずして何と呼ぶんですかということを指摘してるんです。だから考えてください。そういう意見が3年、つまり今年で言ったら4年はあったわけですから。


(市教委)

 まあちょっと回答につきましては、担当ではございませんので、今すぐどうこうしますというお答えは致しかねるとこあるんですけれども、この回答交渉までの間に共有させていただきまして、回答に入れるのか、もしくは、当日ご指摘いただきまして、その場でお答えさせていただくかっていう、どちらかの対応をとらせていただくことになると思いますので、一旦ちょっと持ち帰りをさせていただきます。


(組合)

 主務教諭になった人はいなかったとか、事実経過とか書いておいた方が。指摘についてはもうこの通りですからね。そんなにたくさんの人が不当な扱いをされてると。正当に評価されてない。賃金上げたかったら教諭になれ、その人たちは実習助手と分かって採用されてるわけで、言ったら、その仕事で全うしたらいいわけです。で、賃金が評価されて、積みあがっていった。だけど、いつかその制度が変わって、賃金上げたかったら教諭になれ。実習助手で入ったんですけど、誇りを持ってね。それが誇りを汚しました、申し訳ありませんとかって回答は無いにしても、この回答は変えた方がいいと思う。今さらですけど。


(市教委)

 今日は折衝の場ですから。


(組合)

 総括の実習助手は今年何人通ったの。


(市教委)

 対象がいなかった。


(組合)

 いえいえ。対象、48以上に絞って4人。


(市教委)

 総括。


(組合)

 うん。


(組合)

 総括やな。


(組合)

 そのあたりの人も一番低くなって、移管によってまた年齢が上がって、だからそういった制度に翻弄された世代でもあると。尚且つ、合格してても、さっき話したみたいに、職場、府の考え方によっては、長年、10年20年勤務した職場を出なきゃならないケースも含めて、当然出てきたりする。これは根本の考え方の違いなので、さっき言ったように、賃金改善をベースとして50年積み上げてきた。だから現状でもまあ一応20年が大阪市教委なりの判断、実習助手についてはそういう、20年までは一応みてもらってると。でも、こういった資格のかたちで、制度として職員持った場合に、じゃあ例外的なものは基本的には認めにくいと。ってかたちで、万が一、そんな忖度があったとして、じゃあそれがあって、同一校で、工業高校なんかで考えたら人数も多いから、考え方からすれば、各階に3人4人いるとするなら、2人3人同一校にいてもおかしくはない。でも、普通高校なり、でいったら、2人しかいないような所があるから、2人のうち1人が総括実習助手で、1人は期付だったりするかもしれない。考え方からすると、数校で1校みたいな考え方、そういう別の次元の問題ですからって。


(市教委)

 必ずしもそういうわけではないんですけどね。1校に1人とか2人とか、そういう考え方で採用やってるわけではないです。


(組合)

 全体で何人。


(市教委)

 全体でだいたい一応6人いると思います。それは退職不補充の考え方が全くないわけじゃないですけども、上限を6で決めて、それでやってるとかっていうことでもないです。結果としては受けていただいた中で、その合格点に届かなかったということです。


(組合)

 1回受けて不合格やったら、もう受けへんとかっていう人が多いんです。打たれ弱い。僕らの総括とかっていうのは、賃金を上げるためのものやと思っていますからね。どこの職場見てても、一定年齢経験してたら出来るわけですから。何をもって総括に、そちらがちゃんと試験して選んでるですって言われるかもしれませんけど、いやいや、そんなことないっていう気がね。総括実習助手を主務教諭、教諭にしてしまうとかって部分については入り口が違う。実習助手で仕事しようと思って入ってきた。それで全うする。そやけど、賃金上げたかったら教諭になりなさい。それは違うでしょ。実習助手を否定されてるみたいでしょ。


(組合)

 主務教諭の制度の導入のとこのどさくさに紛れて、そんな制度にしてしまった。その中の検討から外れてしまった部分を、どう総括なり、ここの部分で話、また、いただけるのか。


(組合)

 今日はこれでいい。


(組合)

 失礼しました。


(組合)

 あとちょっとついでのこと、ちょっとだけ言わせてもらいますと、2番の(1)の③。スムーズなパソコンの移動、教育委員会の責任でというとこについては、NASっていうのがあって、そこにデータを自分で書きなさいと。また、この持ってきた中にまたポチポチ入れていきなさい自分でせんとだめなんですよね。パソコンが、今の現状の校務支援のこと置いといても、今でもパソコン持ってない人いてますからね。それはやっぱりあかんかったん違うんですか。それから、中央高校の空き教室のことについて聞きましたやんか。


(市教委)

 はい。


(組合)

 答えは貰ってないですが、僕が調べたところによると、中央高校のスペース。


(市教委)

 一応お調べしておりまして、聞いている話では、今、元々教育振興公社、そこの部分については、高校移管までの間に一旦戻してから移管というかたちになりますので、そこは高校の。


(組合)

 中央高校のスペース。


(市教委)

 スペースに、はい。今、その多分作業、作業というか、倉庫か何かに。


(組合)

 元々何かそれなりのスペースあった所が、多分物置化して。


(市教委)

 はい。多分、その物の搬出してみたいなこと、今やってるみたい。もう終わったかな。


(市教委)

 終わってるとは聞いてます。2年かけて出して。ただ、あそこ、西側に入口はあって、中央高校の玄関から入ったら、突き当りが壁で、その壁の向こう側が振興公社のスペースです。そこに入ろうとすると、中央高校の細い管理作業員さんとか保健室に突き当たって、外に出るんです。出て、出てきた西側のところに入口がある。


(市教委)

 外に出ないといけない。


(組合)

 1回外へ出て。なので、そんなん便利悪いでしょ。だから、壁ぶちぬいて、どこかぶちぬいて、入れるようにするようなことをしないと使い勝手が悪い。そんな工事はしてない。


(市教委)

 そこの話はちょっと入ってきてないですね。


(組合)

 なんでそんなん出入口つけて渡さへんねんって府が言うかもしれんけど。それはそれで良いかなとは思うけど。


(組合)

 1月の時点ではまだ壁のまま。


(組合)

 そうか。壁のまま。だから、行こうと思ったら、1回外出んとだめ。それはないと。中高高校があそこを使ったらいいスペースになると思うので。あと、先ほど質問したとこについて、ちょっと女性関連のこと。


(市教委)

 分かりました。


(組合)

 特にここ残ってる部分について言えば、市費の職員のとこよろしくお願いします。


令和3年8月3日(火曜日)

大阪市立高等学校教職員組合からの勤務条件に関する申し入れの議事録

 

(市教委)

それでは定刻となりましたので、大阪市立高等学校教職員組合からの教育諸条件の抜本的改善に関する市高教年間統一要求書についての、申し入れ交渉を始めさせていただきます。

 

(組合)

学校の方はひところ生徒のコロナ感染はなかったんですけども、ボチボチ出てきたみたいで、ただまあ長期休業期間中で、クラブなんかもしめてしまう対応になると伺ってます。教職員に広がっているとかいうのは、あまり聞きませんが、教育委員会の方からはコロナ感染に気を付けるようにと言われています。そのことは職員に周知されてますから大丈夫と思いますが、ただ学校の方はさあ行っても対応せんとだめですので、あれやってこれやってという対応は少し大変と思いますが、幸い夏季休養期間中とういことで比較的対応しやすいということで、市高教の年間統一要求書、ひょっとすると来年以降に府立移管するのかもしれないのかなあと思いながら、それにも対応した要求ということで出させてもらってます。学校内あちこち府立移管に向けて工事が急ピッチで進んでいるという事ではあるんですが、要求書として纏めましたので、今日はその提出をします。よろしくお願いします。

 

そしたら私の方から、教育諸条件の抜本的改善に関する市高教年間統一要求書の申し入れを行います。

始めの1ページですけど、これを出すにあたっての想いを書かせてもらっていますが、要点としましては、やはり都構想が2度に亘り民意が示されたのにも関わらず、大阪市立の高等学校はすべて、移管してしまうというところへの反発以外の何ものでもありません。

引き続き、府立移管への反対を示すと共に、様々な最初に書いているところは、教職員の身分等についての事になりますけれども、これもやはり教育諸条件、大きな視野になろうかと思いますので、書かせていただいております。

例えば2段落目の実習教員の方々の問題、あるいは3段落目の学校図書館司書にあたる方々の問題、4段落目いきますと自立支援コースの支援員の問題、5段落目いきますと期限付講師の方々の問題。それぞれが来年度につきましては、府立移管さえなければそのまま仕事として継続していたかとは思うんですけど、府立移管に伴って仕事が無くなってしまう、仕事ができないという状況に、現在陥っています。更に例えば実習教員であれば、ハローワークで職の手続きしなさいというアナウンスこそはされていますけども、現在のところ具体的に何かがあるわけではないという状況。図書館司書の方々にあっても同様かと思いますが、この場合はさらに、ハローワーク云々よりも、まず府立移管になった場合、仕事が無いんで、その後どうなるのかっていうのがいまだに示されていない。

他にも、自立支援コースも府立には無いという話も聞いていますし、仕事が無くなってしまうという方々に対しての今後の対応っていいますか、1学期終わりましたけど、なかなか示されていないというのは、不安以外の何ものでもないっていうように思います。また、今まで当然ながら大阪市立の高等学校が好きというか、勤めてくださった方々ばかりだと思いますので、そういった方々の想いを踏みにじるということは、断じて許すことができないという状況なんです。

私たちとしては、市教委の皆さまに、この事を訴えるしかない状況ですので、何卒その辺りの想いを汲んでもらって、少しでも誠意ある回答をお願いできたらと思っております。

また、2ページへと進んでまいりますが、これまでも、何十年に亘り市高教は、市教委に対して様々な教育諸条件の抜本的改善に向けた要求書を出させてもらいました。もちろん誠意ある回答を頂いて、実現できた事もあろうかと思いますが、この数年、私も交渉に参加させていただいて、中々抜本的な改善というのは、見い出せてはいないんじゃないかなと思います。その中で、先程、委員長の挨拶にも最初ありましたが、府立移管になってしまいますと、この交渉自体は続くかもしれませんが、内容は大幅に変わらざるを得ないという事になるかと思いますし、私たちも、大阪市立の高等学校をより良くしようと思い、ずっとこうやって要求を続けております。その辺りの想いはきっと市教委の方々にも変わらない物があろうかと思いますので。とにかく私たち、時間がありません。これをお願いしたところで、いつになったらできるのか、できないかという事も、正直不安等もあります。その中で、でもやはりこうやって要求し、少しでも私たちの願いというのを聴いていただいて、子どもたち、あるいは、教職員のため、環境を良くするために動いているという事を、ご理解いただきたいと思います。

繰り返し申し上げますが、時間が無いというところは、どうぞご理解いただきたいと思います。その上で、いくつか項目を挙げておりますけども、私の方からは特に重点的にお伝えしたい所を申し上げさせていただきます。

1番もそうなんですが、2番の府立移管に関してはどの項目もどうしても大事になってこようかと思います。当面ですけども、もうすでに来年度の話をそろそろ進めていってる状況です。準備を進めていってる中で、根本的な所になる人員ですね。定数については、はっきりしないことには、授業も組めませんし、生徒募集のパンフレットとかにも、作る、作らないに影響が出てきたりします。この辺り、例年ですと、そろそろ教育活動、授業計画書類等提出されて、提出の期限とか、始まってくるんですが、今のところ動きがありませんので、どうにもならない状況が続いております。ぜひとも、すぐに定数を明らかにしていただきたいと思っております。

また3番の校務支援パソコンにつきましても、府立にもパソコンがあるというのは聞いておりますが、私たち個人情報、当然ながらしっかり守るために校務支援パソコンを使ってまいりました。まあUSB代わりに使っていたこともあります。来年の4月からも当然子どもたちは変わらない中で私たちは府立という名のもとに、パソコンが変わるという事はあろうかと思いますが、データですね。その個人情報云々含めて、教材とか様々なお金には代えがたい財産という物をこの中に入れております。これについて、3月31日までは大阪市の校務支援パソコンです、4月1日なったらすぐに変えなさいとかいうこと言われますと、新学期ただでさえ、そら教育委員会も一緒と思いますけどバタバタしてる中で、こういう作業も期日が短い中で、しなければならないというのは非常に困る部分であります。

そのあたりの、移行の計画っていうのも早急に示してもらいたいと思います。それによって私たちも、そうであれば先にできることをしておこうということもできますので、何卒その辺りの情報も提供をお願いしたいなと思っております。また、府立移管後も、再任用教職員の方々は引き続き大阪市の身分になりますので、恐らく校務支援パソコンを使うんではないかなと、その使うか、使わへんかっていう所も含めてどういう形になるかっていうところを、早急に示していただければと思います。

4番につきましてですが、4番も府立にはコーディネーターという職が無いと聞いておりますので、突然無くなってしまいますと自立支援コースどうなのか。もうたちまちみんな授業等できなくなりますので、教育活動できなくなりますので、配置するよう求めてもらいたいと思います。

あと5番ですが、外国人教師ですね。c-netの職員ですけども、府立になりますと現行の人数が入らないと聞いています。英語科とか教育の質を落とすことになります、これは。ですので、現行数確保するよう、働きかけるよう強く要求したいと思います。

また7番ですけれども中央高校については、夜間の定時制高校という機能がもともとあって現在も当然あります。それを引継ぎ残して、教育活動ができるように配慮をお願いしたいと思います。

9番10番につきましても、このような問題があるということを知っていただけたらと思います。府立移管に関わっては、ここに記載はありませんけども、今後も当然ながら様々な問題出てくるかと思いますんで、それについては引き続き誠意ある交渉をお願いしたいと思います。

3番ですけども、3番につきましては、どこも大事になりますけども、エレベーターの設置計画についても、中々できないという話は聞いておりますが、最近様々な障害案件抱えてる生徒も多くおりますので、このあたりの設置計画どうなってるのかというところ回答お願いできたらと思います。また府立移管になってプレハブのまま市立高校の校舎を渡すというのもどうかと思いますので、その辺りも今後の計画等を教えていただけたらと思っております。

4番5番、特に4番ですけども、トイレの話になるんですが、市役所もトイレきれいになっていっていいなあという風に正直思いまして。私たち、今後府立移管になろうが、ならまいが、やはり生徒を集めるにあたって、生徒たち色んなとこ見ていきますが、ここに記載のとおり毎日使うところってよく見ていきます。その中で、特に思春期迎えてる生徒たちですんで、こういうところはしっかり見てます。保護者も結構見てます。トイレがきれい=志願者が上がるって訳では決して無いかもしれませんが、トイレが汚いからあそこやめとこう、はあり得ます。実際に声はなんぼも聞いています。私、今、鶴見商業高校にいますが、鶴見商業の近所に私学が3~4校あるんですけども、施設の差、雲泥の差です。よくこの鶴商にこの校舎で良く来てくれたなと、本当に生徒に感謝するくらいのものです。ですんで、私たちがどれだけ教育内容を、当然頑張りますけども、授業等頑張りますけども、頑張ってもなお、施設が全部きれいなら言うことないんですが、取り急ぎトイレだけは、府立移管に関わってもそうですけど、もうちょっとなんとかならんかという想いは持っております。ご検討お願いしたいと思います。

あと、(2)ですけども、これも様々なこと書いておりますが、⑤につきましてはソーシャルワーカーですけども、最近多様な生徒がきております。中途退学防止のためのソーシャルワーカーが、工業高校中心に配置はされていますが、工業だけの問題ではありません。商業、普通科含めて、比較的家庭が恵まれてる子ども達は、私学助成の事もあるんで、私立にどうしても流れていってしまいます。やっぱり家の状況、家庭の状況しんどい、だから公立しか来られへん、例えば高校だけ出て就職しようとか想いを持って、商業・工業とかを選んでくる生徒がやっぱり多くおります。その中で、家庭の状況の急変とかで突然学校にこれなくなってしまう生徒も出てきてます。これは、この数年の話じゃないかなという風に思います。例えば、大阪市でもヤングケアラーについての支援の取り組みを始めたっていう話も聞いてますんで、その一環になるかどうかまでは定かではないですけども、すぐにできることとしては、やっぱりスクールソーシャルワーカーを各校に配置していただいて。そうしたら私たち教職員も社会福祉の事とか、わからない事とかは話もできますし、関係機関に繋げることもできますし、それで生徒が救われる。実際経済的面も含めて、福祉的な面も含めて救われることもあるかと思いますので、この中では早急にお願いしたいなと思っております。

あと旅費等についても、例年書いていることにはなりますが、特に進路指導とかについては、高校はやはり大学であったり、企業であったり、実際に足運んで様々な入試情報あるいは採用試験の話とかを聞いてこないことには、HPや電話だけでは聞けないということがたくさんあります。ですんで、コロナ渦で相手から断ることもあるかもしれませんけども、そうやって話をしていく中で、学校間の連携とか協力というものもできてきますんで、それが進学実績や、あるいは就職の実績につながり、ひいては生徒の募集とかでも反映してくるというのがありますので、教員が情報収集だけにとどまらず、そこで効果があるんだということを踏まえての措置をお願いしたいと思っています。

4番の勤務労働条件の改善につきましても、様々書かしてもらっております。授業評価のアンケートにつきましても、生徒とかの様子見てたら、こういうアンケートでも何か活力出すんかなというのもあります。一生懸命書いてくれる生徒も当然おるんですけも、早く帰りたいからといって適当に書いてしまってる子も見受けられます。その子らにちゃんと書けと指導しますが、自分たちのアンケートに、ちゃんと書けいうのも変な話ですんで。こういうところも実態を踏まえたことをお願いしたいと思っております。

(6)につきましては、昨今、銀行でも旧姓の使用が可能になったという話を聞いております。そこで、システムの都合上、大阪市では旧姓の口座に振り込めないと聞いておるんですけども、ここも人権の保障という観点からも、速やかに旧姓の口座にも振り込みができるよう改善をお願いしたいと思っております。

4ページへと進んでまいりますが、このあたり、先ほども申し上げた、持ち時間数、あるいは定数に関わってこようかと思います。府立移管になってしまうと、その持ち時間っていうところが変わってくる部分もあるんですが、少なくとも現状としましては、本当に多忙な状況を過ごしておりますので、配慮をお願いしたいと思います。

4番ですけども、養護教諭の件ですが、ヤングケアラーとも関連してきますけども、特にこの1~2年、コロナになってから特になんですが、心の病を抱えた生徒が多くでてきています。実際に保健室への来訪生徒数増えてます。怪我したわけでもないんですけども、しんどいと訴えてくる子が多くおりまして、心に病を負った生徒も多くきております。保健室、どうしても1人であると対応しきれないことがたくさんあるって聞いてます。ですので、そのあたり複数配置というところ、検討をお願いしたいと思います。後ですけれども、いろいろ書いておりますが、先程の繰り返しになりますんで、ここでは割愛したいと思います。

5ページですけども、教職員についてもやはりメンタル含めて体調等、この1~2年コロナのことも含めて病休等々増えてきているかと思います。たとえば、今、夏ですけども、夏季特別休暇の取得期間、取得を5日を6日や7日にして欲しいですけども、できなくても期間を6月から10月とかにするだけでも、とれる期間が増えてきますし、結果として休暇の取得向上にも繋がるかと思います。そういう点での配慮をお願いしたいと考えております。

また、6番についてはもともと府下の方がマシやった部分もあったんですけども、最近よくなりましたので、検討をお願いしたいと考えております。

あと、母性保護について、(9)番につきましても、不妊治療等も少しは前進のところありますが、特に妊娠となれば女性中心になりますけども、それを支える男性も含めて、このあたりをしっかりと保障するという事が、若い先生方を増やすことに繋がってくると思うので、安心して大阪市の学校現場に勤められるという事になろうかと思いますので、もう1度このあたりの検討をお願いしたいと思っております。

6ページは、今度は介護とかですけども、介護につきましても、最近30代~40代の先生方を中心に親の介護をしているという話も聞いています。1番働き盛りの先生方が、育児あるいは介護等に取られてしまうという事も、当然出てきてます。こういう事を解決するためには、まあ根本的には、教員の採用を増やすということにつきるかと思いますけども、7番等書いてますが介護を理由にした退職者がここ数年、出てきています。現場としては、まだまだ一緒に働きたい、脂の乗り切った先生方を、親の介護というのは非常に大事なんですが、お家のために退職せざるを得ないという先生方も増えておりますんで、例えば復職可能な制度等も運用とかも検討されると、現場によりスキルの高い先生がすぐ戻ってくることもできますんで、そういったところも検討お願いしたいなと思います。

14番については、去年、免許更新制廃棄の方にもでてきております。現場としても、これが本当にしんどい、皆さん非常に時間を割いてしんどい思いで帰っておられますので、府の方に対しての働きかけを、今後もお願いしたいなと思っております。

事務職員の病休についても書かしていただいておりますけれども、特に正規の職員が配置されていない、臨時的任用の方、会計年度の方が、どの職場にいると思います。そのあたり、来年度以降のこともありますんで、正規職員を配置できるよう、検討をお願いしたいと思います。

6番につきまして、管理作業員の方々の要求ということで書いてあります。府立移管に伴って、このあたりもまた変わってくることもあるかと思いますが、引き続きこの件の要求をお願いしたいと思います。私からは以上となりますので、補足等みなさんからお願いしたいと思います。

 

青年部長していますので、青年教職員の観点から要求します。

まず府立移管についてなんですが、この間移管のこともありまして、府立の組合と色々話し合いをしております。どんな問題点があるかとか、市立高校はどんな学校があってというのを、青年部同士でやり取りをしておりますが、そこで出てきたのが土地・建物無償譲渡となっていると思うのですが、それは本当にいいのかというところで。莫大なお金がかかってて、市民のお金でできた建物を、府に無償でしていいのかっていう話なんです。無償で渡していいのかって話で、土地・建物だけでかなりの2500億円くらい。その学校の中にある、例えば色んな機材とか含めるともっと高額になると思います。それをただで渡してしまうのは問題ないのかというところがまず1点なんです。

それから3ページなんですけども、4番の(5)番 授業アンケートについてなんですけども、府立の方で実際に出てきたアンケートに対する取組といいますか、府高教の方の青年部で、授業アンケートどうですかっていうのを、府立高校の若手の先生方、青年の先生方に意向調査をしたときに、自分の評価を高くしたいから相対的に周りの先生方の評価を低くするために、自分より年下の人に、授業のアドバイスをするのはやめましたというような事が出てきたり、府高教の青年部では、かなり問題になって、最初は冗談で言っていたことが、ほんまやというようなことが起きてるので、これも本当に何の意味もないかなと思います。

それから私、勤務校が咲くやこの花高校なんですけれども、その問題点とは別の視点でなんですけれども、やっぱり生徒が適当にパッと塗りつぶすというか、本校は総合学科で授業が結構細切れというか、選択の授業っていうのがすごい数が多くて、非常勤の先生とかも結構多くて、生徒がその先生の名前を覚えていない。なのでアンケート塗るとき、これどの授業やったっけ、どの先生やったっけっていう風になってしまって、本当に正当な評価ができているのかっていうのが、本校に限らず、総合学科のみならず、あるのかなというように思います。

この2点にしても、アンケート、特にアンケートを更にいうと、最初の方は機嫌よく塗ってるような気がするんですけど、だんだん後半の数学とか理科あたりに差し掛かってくると、もうなんかしんどそうに塗っているような気がしますので、本当に正当な評価になっているのかな、というところは問題点としてあるのかなと思います。

それから5ページになりますが、⑦ですがやっぱりちょっと本校も若い先生方数多くいらっしゃるんですが、なかなかやっぱり遅くまで仕事をされています。私も20時から20時半くらい、まあ21時になることは、まあないんですけど、8時ちょっと前位に出勤して、12時間以上、学校にいることが嫌だなと思っているので、できるだけそこには帰るようにはしてるんですけども、私が学校出るときでもまだ明々と灯っていて、日によっては20時を過ぎているけれど、この人たち、今から授業しに行くんかいくらいの熱量で仕事してる日もあるんですね。なのでまあ、是非ともこれは、特に部活動に限らず教職員の健康を守るというところも含めて、まあそこは結局、教員を増やしてくださいと、増やして仕事をみんなでできるようにしてくださいと、十二分確保してくださいということになるんかなと思うんですけども。まあ強く思います。あの、新婚なんですけど、早よ帰ってこいという圧力が非常にありますので。中々帰れないんですけども。

それから6ページになります、(14)の教員免許更新制。大学を卒業するのがストレートでいって22歳、大学院24か25くらいってなると10年後は34か35くらいで、ちょうど青年が終わるかくらいなので、本当に正しく青年教職員が直面する問題ではあります。是非ともこれは大阪市教育委員会様から文科省に対して強くいっていただきたいです。はい、私からは、以上です。

 

女性部の方から付け加えさせていただきます。3ページの4番の(6)番の旧姓の銀行口座にも振り込めるようにというのを、今年新たに入れさせていただきました。昨年、女性部の方でアンケートをとった時に、実際に手続きしたいと申したんですが、だめですと言われてしまって、何とかならないかっていう相談があったんです。その方は、結婚後も職場では旧姓を使っておられるんですが、口座の方が、銀行の方が旧姓でも作れますよということを割と全面的に出してやるようになったので、できるんだという事で、それで旧姓で作らはったんですね、口座を。それを自分の給料の口座にしたいと言ったんですが、ダメやと。いろんな理由があって、去年もやり取りさせてもらったんですが、システム上、その人とその給与の口座の名前との一致ですよね。多分その1対1の一致しかシステム上できないというような回答だったんです。言うてみたら、システム上のことであれば技術的なものなので、旧姓で仕事をするっていうのは結構、いま社会的にも認知されてきていますし、選択的夫婦別姓の話が議論されてきているところですし、旧姓で仕事することを認めていただいてる以上、システム上のことであれば改善していただいて、旧姓の口座をそのまま使えるようにしていただきたいなあと。私たちの世代は、いったん、私が結婚したときは、絶対旧姓使えなかったんで、いったん私も結婚した姓で仕事をしたんですけども、途中から旧姓で仕事できるっていうように変わったので、旧姓の使用届を出して、また旧姓に戻して仕事をしているんですね。

そういう世代なので、銀行口座もややこしいことになるんですけども、これからの人は、たぶん結婚してもそのままの旧姓で仕事する、だから一度も自分の新しい姓は使わずにそのままいけるので、銀行もそのままいけるのとなれば増えてくると思いますので、システム上その辺はできるようにっていうことを研究して改善していただけたらなあと思います。   今後、府立になるかもしれませんが、小中は市立残りますし、女性の方がたくさん働いておられますので、ちょっとずつ前進させていただけたらなあと思います。

あとはですね5ページの方に、女性保護と育児のことについて書かせていただいております。大阪市はすごく動いているよう部分ですけれども、(9)の女性の保護のところの①のつわり休暇の話です。つわり休暇を取ったら、産前休暇が減るという制度ですね。これは大阪市くらいだと思います。全国で見ても、こんな産前休暇が減るなんて話は聞いたことありませんし、恥ずかしい制度だと思いますので。まあ、別ですよね。いわゆる産前・産後休暇とは別です。つわり休暇っていうのは、本来別のものだと思いますので。これもう何とか早いこと解決してしまわないと一生大阪市の恥を晒すことになるんではないかなあという風に私は思いますので、是非とも改善をお願いします。府の方は、もちろんこういう制度ありませんので、全然また別の話ですので、その辺ちょっと変えていただきたいなあと思います。

あとあの、大阪市がひどいなあっていうのは、病休の無給の3日間です。あれも大阪市独自ですよね、言ってみればね。悪い方の例として全国的に恥ずかしい制度だと私は思います。病休の最初の3日間無給っていう。悪いことした人がいたから罰則みたいなことでやってるんでしょうけど、本来休暇制度ってそういうものじゃないはずだと思いますので、そんな所で自治体としての品格、そういうものを落としてしまっているような気がしますので、教育委員会だけのことではないと思いますけど、やっぱりこの制度を変えてほしいなあと切に願っております。以上です。

 

勤務校が生野工業高校でありますので、工業高校の、先ほどあの書記長が話をしました定数の部分について、本日要求書の提出ということでご回答は…ということですが、現状のことでも、お分かりになっていらっしゃる部分のところは教えていただきたいなと思っているんですが、専門科目の方で仕事をしている人間にとっては、実習助手の先生方の力をお借りしないと、とてもじゃないけど授業がまわっていかないという現状なんです。生野工業高校では9名の実職の方がおられて、内訳はといいますと、再任用の方が2名、正規採用の方が3名、期限付き実習助手の方が4名、そういうような構成で学校が回っているという状況です。3月のきわきわの所で、生野工業高校、ほかの高校もそうなんですけども現状こういう風な定数ですから、こうなりましたよ、という風なことを示されても、たちどころに授業ができひんというような状態にはなると予想されますので。今いまでもご存知であるということがありましたら、それをお教えいただきたいという風に思う次第であります。そのあたり、提出という状況なんですけれど、お知りになっている情報があればお出しいただきたいという風に思っています。以上です。

 

実習要員関係についてですが、細かな所を含めて、府への移管の所で、一番何がどうなるかわからないのが、実習教員だと。処遇についての考え方っていうのが現状ではやっぱり市の教育委員会から現場にしっかり伝えてほしいと。単純に期限付きの人を全部雇い止めしても、非正規の人だけで溢れてしまう。府の基準で配置していけば。府の方の実習助手の採用試験の募集人数について、溢れる分だけ減らしましょうかみたいな形になっている。現状でその形で話がある中で、来年度の人事について、市立高校の人事については、現行の市立校の枠の中でという。でも実習教員については、考え方、それぞれの教育委員会で、府の教育委員会は採用、この府への移管の採用の所でも、1度謳っている訳ですから。数を、配置基準を上回る分については、異動することがありますという形で来ている。でも1番大きな学校教育水準を変えないといったような所を含めて、だから実習教員の配置をどうするんだという所については、全く見えない。ましてや工業で何十年もやってきた人もいるし、そういう人たちがまあ溢れました、生首はきれません。だからあなた、来年からは大阪市の中ではいっぱいになるから、府に移管になりますから、障害児学校の方に行って、そちらで仕事してください、なんてこともケースとしたら、あの謳い方からしたらあるかもしれない。でもそういう形が果たして本当に好ましい形になるのかというような所が懸念されます。当然賃金的な物でも、産振は手当ですから、働く内容によりけりで出ると思うんですけど、それを府だからどうこうという事は無い訳ですから、そういった元々の色んな所も、収入関係も産振も成り立ったものが、経過的には一斉に無い。実には府への移管によって仕事そのものが、生涯ここでやろうと思っていた仕事そのものが無くなってしまう場合があるという。それは実習助手という括りの枠の中だから、職種がかわるわけではないのだから、微々たる問題だという解釈なんでしょうけども、しかし色んな中で、じゃあどの場所で、例えば近くを含めて、様々な形の状態で、補足事例で教諭実習担当であったり、総括実習助手であったり、賃金面の改善をこれまでずっとしてきた経過の中で、それでそんな事も含めて、来年の移行の所で、両教育委員会の所で、制度が違うので職も違ってくると。呼称の呼び方、お金は変わらないけれども、大阪市教育委員会はこんな物要らないという事で、この間5年、7年になりますが、呼称の呼び名についての要求についても認める必要はないという事で、市高教から出すものについては、変更がありませんでした。教育委員会が柱としているものがあるけれども、一番大きな部分で、やはりそれこそ、6本の教育の中で、実習助手というのが、単に実験実習において、教員の仕事を助けるというのは、単なる実験実習に留まらず、文科省なり色んな所の認識もお聞きしているんですが、校務分掌において、それぞれ学校の中で、事務にあたるような形になっている。単純な形の配置では無くなっている。そういう所も含めて、やっぱり来年以降の事も含めて、現状の所をしっかり、やはり府の教育委員会とも、現況を伝えながら、どういう形にしていくのか、大きな所で見ていったら、それこそ府の基準通りに行くから、工業高校には実習助手はいらないというような示し方を府の方はしている訳ですから。でもそういう事を含めて現状それで、来年、当面は来年までの間、そういう所がきちっとやっていけるのかという様な所について、問題はそれでやるんならやるで、僕個人の意見ですから、それでやるんならやるで、それは構わないけれども、それをきちっと出してくれと、やるともやらないとも言わずにできるともできないとも言わずに行くから、学校に何人、人数が確保できますと、そういった根本にかかわる物が出てこないので困る。受け取ってくれるのは府の方ですから、府の方の責任かもしれませんが、現状の学校教育の議事を理解する中で、恐らく教育委員会として、この辺りについてしっかりと府の教育委員会に伝えてもらうという事が大事だと思うので、よろしくお願いします。

 

今の定数のところですけどもね、別にこれ実習助手の話だけしてるんじゃなくて、その他の部分も込みで、定数なんですが、まあ少なくとも、今の工業の話でいえば、実習助手の定数どうすんのとか、府立高校で言えば、府立高校でも工業の実習助手、この間いてたわけで、その人たちは府立高校の異動の基準でいえば、産振手当もらってる人の実習助手は、産振手当もらってる中でしか動かさないんで、実習助手だからといって、普通科の方にいかない。だから、要するにその人が退職するまで工業高校においておくっていうね。自然減を待っているっていうのがやり方なんです。

このことについて、人事の方にお話しをしてますんで、大体お分かりと思いますが、ただ、いま現在人事が言ってるのは、府の方から定数が示されないので、回答できないということで。府が回答していないから答えられないというのは、そうかもしれないけど、人事と話をして1月位経っているので、この間どうなっているのかというのも含めて引き続き話をしないといけない。それから学校現場でいえば、そろそろ中学校訪問を始めるような頃なんですよね。中学校訪問もするときには、次年度こういう授業できますから、府立にかわっても、より充実した教育活動ができますよって話をしに行くわけです。個人的に想いはありますが、要するにこんな学校なるよというわけですよ、例えば制服変わりましたとかね。これは定数とは関係なしにですから、自分のところでできる話なんですよね、責任もって。だけど要するに多様な授業を選択できるようにしようという学校も多い中で、要するにその担保になるのは人ですから、人が来なかったらそんな授業なんてとてもできない。だからできない授業の事を話しする訳にはいかないので、それぞれの学校は今定数示されるのを待っとると。で、加配の部分はね、例年いつもありますから、それはそれなんですけども、定数の部分が示されないで困ってるっていう話が1番大きな事なので、そこの事については開けたままにして欲しいと。そのための、まあ府立移管の話を、人事とまた早急にさせてもらいたいということが1つ大きな事ですね。

それから、あの加えて言うならば工業の実習助手は、府立高校は、正規職員のところね、府の基準で言えば19人溢れるということを言っているので、その基準をそのまま当てはめていくと、正規職員の人もひょっとしたら府立に回っても特別支援に行かなあかんようになる。先ほど話しましたけど、そういう話なので、みなさん、そんな話を聞くとびっくりすると思うんです。なので、府でも要するに産振手当もらう実習助手の人は、他には回さないんだから、その人たちのルールを適用してくれたら。引き続きそこの話をさせてもらいますので、よろしくお願いします。

それから次の話しますね、2番の(1)の9番、中央高校の空き室のこと。中央高校からの要求を見て思い出したんですけれども、教育振興公社の跡地がまだ、空き地として、空き教室として残ってるんです。玄関入って1階の所、オープンスペースいうところなんですけども。そこが壁になっていて、入口別でそこに入れる。昔あの、中央高校の場所使って、社会人の社会人教育ができた。そこの受付の部分が教育振興公社の窓口で、跡地であるんですが、そこを中央高校の専用部分にしてほしいという要求がこの間ずっとあった訳ですが、ほったらかしだったということで。でも府立高校になるんだったら、建物が行ってしまう訳ですから、そこの部分どうするのかというのは、個人としては忘れてた話なので、そこについては早急に示していただきたいというところが大きくあります。

調べてまた回答してほしいんですけれども、3番のトイレの話、トイレの工事は、教育委員会がこの間、1校2校、毎年決めて、市教委が責任をもって改修したんだと思う。汎愛高校も改修が住んで、それなりにきれいになってると。だけど他の例えば工業高校でも汚いところは、まだ残ってますから、今年どこするのか、今年は教育委員会が責任をもってするはずですから、多分何校かあると思うんですけど、それを教えてもらいたい。僕は以上なんですけれども、どうですか。何か回答できますか。

 

(市教委)

すいません、我々は制度担当ということで、工事の状況であったり、先ほどお話がありました定数の部分につきましては、ちょっと今、回答の方を持ち合わせておりませんので、こういったお声があった旨につきましては所管担当の方には、お伝えさせていただきたいと思っておりますので。

 

(組合)

そもそもの話なんですけどもね、府立移管に係る問状を、私は市議会の教育こども委員会を含めて、ずっと聞いてきましたけども、一貫して府立に行ったら教育環境が良くなると、松浦課長が答えていた。ところが、いま、これ現実に、もう来年4月に迫ってきてるのに、教育環境が良くなるって話は全然あらへん。1番ひどいのは図書館の司書の人たちですよ。私この間、ずっと会計年度になることもあって、色々図書館司書の人たちと、やりとりをしてきましたけど、学校図書館で、そこに司書の人がいるところがね、非常に大事であって、生徒の需要も含めてそうですけれども。ある学校の司書の人たちによると、第2の保健室になってるというところもある。学校の先生でもない、養護教諭でもない、そういう人がおる。その本を介して、生徒と接する。そういうことで、読書への興味を持たせてくれたりとか、あるいは個人的な悩みを聞いてくれたりとか、そういう風なところも実際にある。でね、これまったく大阪市の都合で、この人たちのクビが飛ばされようとしているわけですよ。1月5日に示されたやつにはね、来年度募集ありませんので、ご理解してください。そんなんね、募集ありませんから、理解してくださいなんで、そんなん普通ありませんよ。

でね、まったくその大阪市の都合でしょ。大阪市というよりは、トップを握っている市長と吉村知事とこの2人がやりたいことが全く別にあるから、そのために高校移管しようって話になってるんですよ。そういう風な、教育上なんの大義もない目的のためにクビを飛ばされようとしてる人がいることは、これは大問題です。

ここは、ほんまにしっかり捉えてもらわないと、とんでもないことになりますよ。松井さんはね、教育こども委員会に出てきてね、大阪府には大学進学率でトップ30に3つ程、府立は入ってるとか、もうそもそも目的が違う学校やねんから、大阪市立の学校は。あの人は1900年すみわけを全然知らんから、そんなこと平然というねん。大阪市の市立の学校は1960年代の京阪神工業地帯の支える工業人、商業人を多数輩出してきてるわけですよ。松井市長には、そんな歴史なんか一切関係ないみたいやから。で、これが決まったときの附帯決議、公明党さんがつけたけど。教育環境をよくするんやったらそんな話が出てくる訳ですよ、教育条件を落とさないとか。ところが、附帯決議に何書いてあったかというと、府に移した後、財産処分をする時に、大阪市にきちっと報告しなさいって、なんやねんこれ。要するに、はなから財産処分してしまうようなことが見えてるような附帯決議ですよ。そんなんでよう公明党も賛成したなと思います。

要するに教育上なんの大義もないところで、こういうようなことがやられようとしている。ほんで、今現場が混乱しようとしている。生首を飛ばされる可能性があって、もう仕事が手につかへん様な状況でさえある。で、司書の人たちはもう20年近くこの仕事をやってきはる。やっぱり学校に愛着もってはんねん。そこをやっぱりね、教育委員会がどんだけ理解して、その人たちの職をどう保障するか、考えてもらわなあかんと。

これね、まあ提出は例年通りの時期やけど、これ回答が3月とかになったら話になりまへんで。なんぼ遅くても年内には回答してもらわな。で、特に人事の関係は、人の関係は、これは、もう現在進行形ですから。高等学校来年から新しいカリキュラムになるんですよ。その大事な時に、こんな学校にできます、こんな講座を開きます、そんなことが、示さなあかん時期やのに、それが示されないというのは、ひとえにこんな問題が起きてるからです。府立移管がなかったら、そんなん全然関係ない話や。そこんところを、やっぱりよう理解してね、今何をやろうとしてんのか、それが今おる生徒、これから受けようとする生徒、そこのところしっかり頭の中いれて回答せんかったらね、話にならんよ。定数の問題とか、そんなんね、少なくとも今月末くらいに回答もらわんかったら話にならへんで。そのぐらいの対応をやってください。別々にね、全体一括まとめて例年のようにやらんでいいねん、今回は。私らは、あくまで府立移管の反対の旗はかかげ続けますけど。

一方で指摘したように、先月30日、無償譲渡することの問題について、住民監査請求が出ましたからね。それの結果が出るのが、9月30日。そういう動きも含めてね、少なくとも現場にもそういう事をきちっと伝えな。そのための努力を、例年と同じペースではまったく間に合わへん。そこんところをきちっと理解してやってもらわな困る。以上。

 

今、副委員長総括しましたんで、よろしくお願いします。

 

あの、一言だけ。

図書館の司書の人たちね、全員女性なんです。仕事を奪うという事はね、命を奪う事と同じだという意識をちゃんと持っていてほしいという事をお願いします、本当に。命奪いかねないということです。それぐらいの事をしてるという事を自覚していただきたいと思います。よろしくお願いします。

 

 (市教委)

ただいま、大阪市立高等学校教職員組合員の皆さま方から労働条件の改善に関するご要求をお受けしたところでございます。多岐にわたる本日のご要求につきましては、その主旨を踏まえ、今後、各所管関係先とも十分検討を重ねまして、勤務労働条件に関わりましては、誠意をもって協議してまいりたいと存じますので、本日のところはよろしくお願いいたします。ありがとうございました。

分会要求書

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令和4年3月16日(水曜日)

大阪市立高等学校教職員組合からの年間要求回答交渉の議事録

(市教委)

 よろしいでしょうか。はい。それでは只今より教育諸条件の抜本的改善に関する市高教年間統一要求書に対する回答交渉を始めさせていただきます。


(組合)

 本日は、よろしくお願いします。


(市教委)

 昨年8月3日付けで大阪市立高等学校教職員組合の皆様方から頂きました要求書の内容につきましては、この間の事務折衝等も踏まえまして、関係所管担当との調整も行いつつ鋭意検討してまいったところでございます。私どもといたしましては、教育行政の企画立案、執行などの管理運営事項は教育委員会が行政責任を明確にし、主体的に進めていかなければならないものと認識をしておりますが、皆様方の勤務労働条件に関わりましては、今後とも労使合意をめざすことを前提といたしまして、誠意をもって協議してまいりたいと考えておりますのでよろしくお願いいたします。なお、回答につきましては、予備交渉において交渉事項として確定したもののみとさせていただいておりますとともに、今回につきましては新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から回答の読み上げは行わず、文書での回答とさせていただきますのでよろしくお願いいたします。それではご質問等がございましたらよろしくお願いいたします。


(組合)

 労使合意をめざすという発言がありました。」はじめからすすめます。1つ目。エアコンの設置についての回答です。その②の方でいうと、エレベーターの設置をこの間ずっと求めてきてたのですが、回答はいつも変わらない。要するに人にやさしい街づくり整備要綱に基づいてするということ。それは結構な話ですが、その中には高等学校入ってないっていうことをこの間ずっと申し上げてきた。市教委の言う出来ない理由は、高等学校の建物にエレベーターつけると建物が壊れるというむちゃくちゃな話。要するに新築、改築の場合にはつけることありますよ、ということ。60年越えるような校舎の学校で、新築、改築とかっていうのはなかなか望めないという中で、桜和っていうのが新しくできる時には設置される。要するに学校が潰れてなくなっていくような時にはつくりますよっていう、よくわからない回答をずっとされていたということ。高等学校はこの間ずっと、人にやさしいとかって言いながら除外されてたということ。松葉杖を持ちながらでも、後ろから落ちないように教職員が守りながら階段の上り下りを今もしてる。そのこともなかなかご存知ないので言わせてもらいます。

次、4の(4)。人事考課制度廃止の要求はこの間ずっとしている。府の制度になる部分については評価育成システムに入れ替わっている。派遣の部分については人事考課で、この間一定の意見交換をしましたが、派遣先の校長が意見具申して、授業とか見るのかもしれないですけども、教育委員会の方で判断するということで大丈夫かということは改めて申し上げます。任命権者が大阪市だから、府費の校長の方は評定つけられないので意見具申だけされて、その結果評価される。賃金に差をつけるということなので、改めて反対であり、廃止を求めることを申し上げます。

4の8の①、労安の関係について。大阪市が労安を立ち上げ前は、ちょっともたもたしていた。それは、小中高、特別支援も入れて全部で立ち上げるとかっていうことにしましたから、義務制が少し遅れるとか、あるいは産業医さんにお願いする、保健医師会、各区の医師会の話もあったと思いますけど、少し時間かかったけども職場に労安体制ができた。大阪市は、衛生管理者、推進者の養成を公費で実施した。また試験受けに行くのもちゃんと出張実施したことは、これは他都市に勝るいいことで、この部分については一定評価できる。若干義務制が弱い気はするが、それでも年に3回を目処に職場で労安会議をしている。高等学校の場合は産業医さんの手当の問題があり毎月1回はするようになっている。あとは中身の問題。例えば教職員の長時間どう減らすのか、職場のメンタルをどうより良いように保つのか、の話をする場として一定機能しているが、実際は長時間勤務の縮減に繋がってない問題があり、それには仕事を減らす、人を増やす、をしないと解決しないというのは分かった上で、それでも教育委員会としては、できることをしていこうというスタンスだけは見えている。その分については良かったのかなと思います。

ただ、メンタルとかハラスメントの部分でいいますと、 (8)の④とか、4の(11)、(12)とかのところにはなりますが、職場の環境、労安の課題としてハラスメントっていうのは厚労省の指摘もありますから、それはしないとだめですけど、大阪市の要綱にはあんまりハラスメンという記述はちょっと薄い。ハラスメントをどうするのかについて、もう少し労安でやってもらいたいと思う。(11)、4の(11)の方でいいますと、これは市立の学校が府立になったとしても、ハラスメントの原因の大きなところは職場にあるので、対応が府教委がするにしても、高等学校の中でのハラスメントの実態はどうなんだということは見ないといけない。実際、組合にも、管理職からハラスメント受けてるとかっていうのはいっぱいありますから、その実数はどうなっているのかということを折衝の際、求めてたんですが、ハラスメントの数とかっていうのは今日プリントで貰ってませんので、回答お願いします。


(市教委)

 令和3年度1月末時点での数なんですが、ハラスメントの相談件数は、いわゆるパワーハラスメントの相談件数は31件。セクシャルハラスメントの相談件数は13件というふうになっております。


(組合)

 例年と比べてどうか。


(市教委)

 例年と比べてですね。大きく上下してる部分。昨年度と比べてまだ今年度1月末なんですけども、パラ-ハラスメントにつきましては同じぐらい。同様。今、数でいうと若干、今の現段階では少ないですけど、ハラスメントは若干少ないけど、ほぼ同様となります。セクハラにつきましては昨年度よりも件数は落ちてるというような状況です。


(組合)

 これは高校だけですか。それとも小中。


(市教委)

 いえ。幼小中高。


(組合)

 高だけでいうと。


(市教委)

 高だけでいうと、相談としては受けておりません。


(組合)

 相談はなかった。


(市教委)

 はい。はい。


(組合)

 幼小中でこれだけの数。


(市教委)

 はい。


(組合)

 今年度は。令和3年度の1月末現在でのということですね。


(市教委)

 はい。そうです。はい。


(組合)

 府に移管に伴い学校司書の方々が雇い止めされる問題について。市教委はただ単に職を紹介するだけではなく、最後まで教育委員会としてもきちっと対応してもらいたい。あと、この回答全体の印象は、令和4年度に移管されるからどうのこうのって書いてあり、もう後は野となれ山となれみたいにしか読み取れない。この最後の2行、3行は。もうあと10数日間我慢したら終わりやみたいな、そんなふうにも読み取れる内容で、非常に腹立たしい。誠意が感じられない回答だ。


(組合)

 女性関係のところについて。大阪市は女性のことに対する条件が少し悪い。それに比べて大阪府は教員の割合が高いと言うこともあり、大阪府の方が少し良い。でも市の制度使って働く行政職の人もいるわけなので改善をお願いしたい


(組合)

 女性部の方から発言します。まず、前の席に女性が5人並ばれたというのは、私、実は長年、交渉に参加してるんですが初めてのことで、ちょっと驚いております。まあ嬉しいことではあるんですけれども。全然この大阪市の交渉には女性の方は全然並ばなかったので、ちょっと今日はそれはすごく嬉しく思っています。頑張ってください。まず、4の8の9です。14ページになります。休養更衣室の件で。回答は順次進めてまいりました、で終わってるんですが、府に移管される20校に関してですね。まだ整備されてないところがあるのかどうか、教えていただきたい。


(市教委)

 すみません。具体的な校名はちょっと今手持ちはないんですけれども、一旦、各学校の方調査させていただいて、条件整備できるところにつきましては一定整備は完了してるということで、はい。把握はしております。


(組合)

 整備は完了してるんですね。


(市教委)

 はい。はい。


(組合)

 条件のあるところはやね。


(市教委)

 そうですね。はい。当然、その場所によっては、そういったお部屋を確保するところができないところとかも当然ございますので、現時点で。


(組合)

 スペースがないところということですね。


(市教委)

 そうですね。はい。


(組合)

 それはわからないですか。


(市教委)

 ごめんなさい。ちょっと校名、今手元に資料ないので、そこにつきましてはまたご希望ということであれば、こちらの方からまた別途お示しはさせていただきますので。はい。


(組合)

 そうですね。お願いします。はい。それからですね。次、16ページです。4の9の1ですね。つわり休暇のこと。つわり休暇というのは、1週間取れるというふうに大阪市のホームページに載っています。ただし、つわり休暇を取った場合は、産前休暇8週間あるはずなんですけれども7週間になりますよっていうふうに、今日も確認したんですが、今日の回答もそのままの説明になってました。つわり休暇にちちて他都市を調べたが、それを取ることによって産前休暇が削られるというような制度があるところは他の自治体でもあんまり聞いたことがない。なんでこんなことが起こってるのかっていうのをずっと市教委に説明を求めているが、ちゃんとした返答はない。産前休暇とつわり休暇というのは全く別のものです。なんでそんなことが起こってるのか、何か合理的な理由があってそういうなっているのかの説明をお願いしたい。もしないのであれば、それはもう全く別のものとして、産前休暇は産前休暇としてちゃんと8週取れるようにすべきだというふうに思います。

それから妊娠障害休暇というのが1週間だが、府は妊娠障害休暇が2週間だ。だから、つわり休暇1週間と妊娠障害休暇1週間と、合わせたら2週間で府と並ぶ。同じ制度になるわけですから、ぜひご検討お願いした。

続けて。18ページです。不妊治療に関わる休暇について。つい最近、出生サポート休暇という名前で国の方が令和4年4月からスタートさせるという話がありました。府の方にも、ネットの方には、令和4年4月から出生サポート、不妊治療休暇というのを名前を変えて、出生サポート休暇。有給で年5日という制度に変わるということが発表されています。市の方も何かそんななるん違うかっていうのをちょっとこの間別の会議で聞いたように思うので、どんな話になっているのか説明をねがいたい。

出生サポート休暇。国と大阪府は有給で年5日。大阪府はちょっと日数が減ったんです。6日だったのでね。無給で年6日だったものが、でも有給で年5日というふうに変更になるということ。これもぜひ、市は5日だったんですね。去年だから5日をせめて6日にしてくれっていうお願いをしたんですね。これね。でも、5日のままですという返答なので、せめて有給にする。無給なのを有給にする。その名前とかのことに関して、もし変更があるのであればまた教えてください。


(市教委)

 労連ではちょっと説明させていただいておるんですけども、出生サポート休暇、4月1日からですね。はい。


(組合)

 やっぱりそうですね。はい。


(組合)

 出生サポート休暇っていう名前やね。


(市教委)

 そうですね。年5日間ですね。


(組合)

 うん。


(組合)

 有給で。


(市教委)

 特別休暇ですので。


(組合)

 有給になる。特別休暇になるんですね。それ、回答に全然載ってなかったので。お願いします。

続けて、20ページです。流産のこと。12週で区切ってだったと思うんですけれども。12週未満は病休。流産した場合すぐに復帰というわけにはいかないので何日間か休まないといけない。ちゃんとした休暇制度というのをやっぱり作ってほしいということ。それができるまでの間、病休を使ってくださいというのであれば、大阪市は最初の3日間無給というはおかしい。安心して休めるような制度を、これもちゃんと早急に整えていただきたい。


(組合)

 流産しそうな場合、さっき12週というのは、話では言ってはりましたけど、どこで切ってますか。


(市教委)

 妊娠12週を境に流産した場合は、流産の時点で出生した場合と同様の取り扱いになるので、産前産後休暇を。


(組合)

 そうですね。それが取れるんですよね。12週越えてたらね。


(組合)

 越えてなかったら。


(市教委)

 そうですね。12週を越えてなかったらということですよね。


(組合)

 はい。休まんとだめな場合ね。病休でとかっていうと、私、病気違いますよと。


(市教委)

 そうですね。はい。


(組合)

 こういう話でしょ。


(組合)

 そうです。基本はね。そうです。病気ではないのでね。


(組合)

 病気違うのに。そこが要するにメンタルやられてしまう。そこで。だからこんな要求がね、出てくる。


(組合)

要求書の中身には入れきれてなかったのですが、子育てについて。今はすごく育児に関し色々国の方も言っているので、増えてきてるところなのでチャンスだと思う。子育て部分休暇。今、育児休業、育児のための部分休業というのが小学校に上がるまでの間には取れるということで、市の方も持っておられると思うのですけども、それが小学校3年生までに関して、同じように15分単位で取れるというのが府の方できているので、でも市の方には多分それできてなかったと思うので、そういう制度を検討していただきたい。これは部分休業と同じで府も無給でやっているので、お金がかかることではない。私たち教員は府の制度になるので、色々とまた変わっていく部分があるけれど、府だから、市だからっていう差があるっていうこと自体がやっぱりちょっとおかしいので、できることはないかと探っていただきたい。


(組合)

 実習助手に関わる部分について。1つ象徴しているのは、先日いただいた文書の中にあった、教育センターのもの。派遣職員の説明会するので来てくださいというも。教諭、養護教諭、3時から4時ですかね。それから事務職員。ちょっとこれは長かったですね。ちょっと時間忘れましたけど1時間半ぐらいを目処に。で、管理作業員、3時から4時半終了予定。事務職員が3時から7時頃終了予定。教諭、養護教諭が2時から3時。間に合うように来てくださいなんです。派遣される人ね、実習助手の人もいてるんですよね。載ってない。中の文書をくっていくと実習助手っていうのは出てきました。出てきたけども、要するに何月何日、教諭、養護教諭と。実習助手って載ってないんです。はなから、実習助手の人のことは意識に入ってない。で、4番の2にしても、実習助手の勤務体系抜本的見直しとかっていうことを言ってるのはなぜかっていうと、実習助手の人は実習助手っていうので定数管理してる。教諭は教諭で定数管理してる。別物なんですよね。だけど主務教諭を入れることに伴って、2級の65までは教諭やと。教諭ですよ。実習助手違うんですよ。教諭。で、2級の65以上の人は主務教諭になった人がいけるところやと。ここの回答でも。今まで交渉、年間交渉何回もやってますが初めて見るぐらい乱暴でね、とんでもないことを書いてるような回答でびっくりした。まあびっくりしたのはいくつもありますよ。

実習助手につきましては主務教諭制度の導入に合わせて、職務給の観点から給与処遇面については2級の65を上限としつつ、円滑なキャリア形成に資する観点から総括実習助手選考の対象者に関する年齢下限を大幅に引き下げと、こう書いてあるんですね。さらには、ここからですよ。総括実習助手のうち、教員免許を有する者については主務教諭選考を受験していただくことで、昇給が頭打ちすることなくキャリアアップすることができるよう制度設計をしており、だけど、要するに2級、要するに実習助手の人、1級から2級にしたっていうのは、1級っていうのはあくまでも臨時の給料表で、正規採用されている実習助手の人がそもそもそこにいつまでもいてるっていうことはおかしいんじゃないんですかっていうこともあって、2級にいく道がいくつも作られた。専任実習助手、まあ昔の話ですよ。専任実習助手だったら一定の年齢になっていったら2級になれるということで、要するに給与処遇の改善。で、その後ね。当時すでに組合提案させていただいた上で実施してるとこですって。組合了解してるやんみたいな書き方してるんですね。そう読めてしまうんです。してないんですよ。そちらの方が勝手にそのまんまいかはった。ちょっとちょっととかっていうこともなく、ゴリゴリといきはった。で、制度導入時にすでに上限号給を超えている号給を受けている者につきましても、経過措置として当該号給維持してます。維持ですよ。これ不利益変更そのものでね。本当だったら毎年4号ずつ、つつがなく過ごしていきゃあ昇給していくとかっていうものが、もうそこで止められた。多分65超えてるから下げますとかって言ったら、もう即裁判ですよ。負ける道理がないようなことになってると思います。で、いずれにいたしましても大阪府の制度に基づいてって、もう4月からは知りませんとかっていうようなことでね。この間お話いっぱいさせてもらっておりますから、どう考えてもご存知だと思うんですけど、そのことについての記述は1つもない。要するに実習助手の人の給与処遇の昇給の制度と、それから教員の、要するに免許持ちの教員の採用試験で、要するに教諭ってされてる人の昇給の制度と一緒にしてええんですか。たまたま2級だっていうところで、その2級についても定数は全然実習助手さんの定数で管理されてる人なんだから、要するにその主務教諭になろうと思ったら採用試験を通らんとあかん。主務教諭の人自身は、この間の教諭の経験があるとかっていうことで出しゃあ大概の人は主務教諭になってる。実習助手の人はそもそも、工業の実担の免許を持ってる人はひょっとしたら別かもしれないですけど、普通に授業するようなことなく、教育委員会の人に言わせたら、補助的な業務をしてはるというような人が、要するに免許持ってなくても、あるいは持ってても、仮に持ってたとしてもなかなか給与処遇を上げるわけにいかないのに、要するに採用試験に通るようなことを要するに実習助手さんに求めてるっていう中身でね。どう考えてもこれ不合理そのものなんですよ。で、市教協も含めて何度言っても変えてこなかった。むちゃくちゃですよ。これ。要するに、あとはもう大阪府にいったらまた昇給するからよろしくみたいな書き方でね。こんなふざけた回答など今まで見たことがないような中身です。


(組合)

 特に2段目のところありましたが、これ、この書き方だとそちらの方が困るんじゃないかなと、ちょっと心配に思ってしまうことがあります。教員免許状有する者について主務教諭選考合格すればキャリアアップに繋がる。そもそも実習助手の仕事なり、何を目的として採用して働いているのか。まずい制度であったとしても、この制度として主務教諭になったら、じゃあどういう仕事が謳われているか。教諭を指導する。だから2級格付けというか、2級にもう籍も変わってしまってる。その上で、じゃあ実習助手に対する制度であるなら、ここできっちり言ってくださいと言った大事な部分だけが抜けている。免許を持たないそのかたちで採用、変わった、任用が変わった総括実習助手について一切記述がない。そのことについて、まずい制度だけどもう制度は制度で、今65以上にいく方法ある。これはそれで運用上誰も合格しないような、そこは今後もし続いていったら、大阪市の任用が続いていったら、それはこれからの問題だったかもしれないけども、この4年間のところで、じゃあこの方針があるんなら、免許状を持たない者についてのキャリアアップをどうするか。当然、給料も頭打ちになる。最大で考えたら、39歳で2の50ぐらいでの号給に格付けされたら、4年もすれば2の65です。もう43歳、44歳から先は人事考課で3,2,1区分。まあ1区分はほぼない。2区分ほぼない。普通にやってて3区分は十分考えられる。そういう評価を受けても第5区分扱いです。昇給0号ですから。それが12年続くということが制度上まかり通ってはいけない。だからどうしていくんですかということでこの間話もしてきた。もしここに書かれてることが皆さん方の方で出されてた今までの答えであるなら、じゃあ免許持たない人はこれから先、4年間とか6年間、一定の年数の中で免許取りに行ってください。そういうことじゃないんですか。そうしなければ、この人たちにとっては猶予期間の間は昇給ない、面倒見ましょうと。でもその間にいかれなかったら、それは皆さんの自己責任ですなんていうのは、それでも納得いかないけど、少なくともその間については1年で大学卒業なんかできません。短大卒業しても当該免許でなければここに反映してこない。最低でも4年間の在籍を保障するようなかたち、そういった期間。しかも40代を迎えて、自分の子育て教育費もかかる。自分の仕事も職場で重みを増してきて、はい、無給の職免だけども4時には学校出させてください。そういうことも含めてきっと保障されたんでしょうけども、そういう制度になっていけば。でも、それがあっても本人が居辛い思いをするようなことがまかり通るようなことがあってはやっぱりならなかっただろうし、だからそういう中でどういう何らかの制度をもって、免許状を持たない人のこの給与問題を解決する方法がないか。それについて協議をしましょう。してください。どうするんですかという投げかけがこの4年間だったわけです。その大事な部分についてが一切抜けて、欠落している。これはもう回答として不備ですから、この点についてはきっちりと出していただきたいと思います。そして、この今でもそういったかたちで実習助手というのがちょっとした連絡等で抜けるようなことが起きている。当然4年前の段階、今の優秀な皆さんでもこういうことが、2級適用されてるのであれ、免許を持ってるのが当たり前だと普通に思ってしまいがちな、優秀であればあるほどそういうところで誰にも聞かずにそうだということを判断、担当の方がされたのかもしれない。過去の方は10数年動かなかったものを動かしたわけだから、そういう点では、それまでの実績もないかたちでスタートしたから、当然、本来検討しなきゃならないところが短時間の短い中で、少数の職種で、該当者も少ない中で、時間が短い中でぱっと提案されて、すっと通されてしまった中では、それが起きてしまったのではないか。そんなことがもしあったとしても、これは人の手によって起きたことで、これ直せないことではないと思います。しっかり検討の上、やはりこの4年間の分についての不利益についてどうするか。誠意ある回答を求めたいと思います。


(組合)

 組合で提案させていただいてのところでいうとね、最初、要するに実習助手が抜けてるっていうことが最初の指摘だったんですよ。ない。最初はもう忘れてはった。実習助手がいてると思ってなかった。制度上忘れてはった。純粋にね。忘れてはった。もうそのまんま2級やとかっていうところだけをもって、特に何も言わないでそれをしていきはった。なんですよ。今回も派遣の文書でね、実習助手っていう記述をしてない。教員じゃないんです。教諭、養護教諭。教員じゃない。読み替えてくれとかっていったらちょっと乱暴な話ですからね。基本はまあ結局そこなんかな。大部隊が義務制のところにいてて、特別支援もない、実習助手いてるのと同じやっていうとこらあたりでね。まあ本当残念ですけども。あと免許持ってない人のキャリアアップの方向についても書いてないですよね。それはどういうふうに考えてはったんですか。免許取れっていうスタンスですか。違いますよね。


(組合)

 ここではそうなりますよ。免許さえあればアップするっていうことを明確に謳ったんだから、それが皆さんの考えだとしたら、40代で免許を持ってない人にはこの方針で臨んでもらわなきゃ困ると。実際そうでした。しかも、取ってから8年とかかかるわけだから、もう40代後半でストップになった人は物理的なり、時間的に無理なことを提案されたということになってしまいます。それとさっきの分については、担当の課長さんなりの方から学校長通じて、本来教員とすべきでしたと。大変申し訳なかったっていうことは連絡いただいたりしてるんですけども。いずれにしてもこちらの件については、やはりこれが正式回答とするならこの中身自身で大きな問題だと思います。皆さんは、いやこれが間違いなく今までは言ってきてなかったけども、経過を踏まえた上でこれだというのであれば、抜けてる部分と全体を考えたら、これは片方の都合がいい部分だけ。これはこれでそういう思いを持っておられることについて、違うとかいうことでどうこうするつもりはありません。これだけではやっぱり抜けているのではないか。そういう印象になります。


(組合)

 主務教諭制度を導入した時、前の人、誰もおらんかった。で、その時からもうすでに指摘してきた。実習教員の部分については別途市高教と協議をせなあかんって指摘してきた。その協議をやりなさいよというふうにずっと言ってきた。未だ実現していない。1級は臨時の給料表。それを改善させるために、長い歴史を踏んで制度を作ってきた。ところが、それを主務教諭制度が導入された時に、別のものであるからちゃんと交渉しろ言ってきた。ところが2本の制度を無理やり1本にして、この間の歴史の積み重ねをぶち壊した。はっきり言ったら。そこをずっとほったらかしにしてきて、この回答で納得しろというのはもう話にならない。


(組合)

 もう1つ加えたいのは、実習助手の給料が低い。だから給与措置として2表1級の給料表の給料額を変えるではなくて、一定の条件、教員免許を持っていたり、あるいは経験年数、そういったものを総合して総括実習助手であったり、以前であったら教諭実習担当、そんなかたち。あるいはもう免許持ってない人でも、先ほど出たように以前の制度でいう専任実習助手。色んなことを労使双方で検討しながら、そこで2表2級の給料表の額を適用しましょうというだけであって、現状のこの主務教諭制度というのは、採用時から2表2級で採用してる教諭の処遇をメリハリ含めて言い訳つけて、大阪市の独自の制度として主務教諭制度にした。本来、給料額のところにはその数字を当てはめてただけの話だから、その部分を同じ土俵に乗せてしまったらいけないものを混ぜてしまった。だからこういう問題が起こった。元々1級の賃金っていうのが臨時的なことで、もう37歳前後ぐらいで金額が止まっていってしまってどうしようもない。ここの欄外の適用除外にすることも含めて、方法はあった。しかし、そういう検討の場すら作っていただけなかったってことです。


(組合)

 はい。その上で免許なしの人の契約はどういうふうに考えてはったんですか。抜けてる答え、これ言ってもらわんとだめですね。


(市教委)

 すみません。ちょっとお答えさせていただく前に最初にご指摘の、派遣の方の文書についてですけども、こちらの方でおっしゃるとおり教諭、養護教諭という、ちょっとご案内になっておりまして、前段の対象者のところではですね、きっちり皆さん実習助手の派遣の方も含めたかたちでの適用されるようなかたちでは書いておったんですけども、最終の下段の説明会のご案内の部分ですね。何時から何時までというところが、おっしゃるとおり、実習助手の方がちょっと抜けておりまして、その点につきましてはご指摘も踏まえて校長の方にもお詫びと訂正のご案内をさせていただいておりますので、大変申し訳ありませんでした。


(組合)

 はい。


(市教委)

 当然お問い合わせがあった分については、同様に対象となりますということをお答えさせていただいてるとともに、当該の方々皆さんに対して間違いなくその資料等は配っていただくようにお願いしているところですので、その点は誤解のないようにといいますか、今後も引き続き努めてまいりたいと思ってますのでよろしくお願いいたします。実習助手のキャリアアップのところについては、ご指摘のところなんですけれども、我々としましては、やはり当時主務教諭制度導入の際にも、その前の前段で、やはりまず1級の実習助手の方が、当時、その前でいいますと、やはり総括実習助手、まずなる前とかでいいますと、基本的なその実担、講師実担というかたちで、免許を取られてまず実担になって、1級の実担というかたちになっていただいて、その後2級に教諭実担というかたちでなっていくという制度だったものを、総括実習助手を導入することで免許のない方でも2級になれるというかたちの制度がなったというところで記憶しております。その後、主務教諭制度が導入の際には、基本的な実習助手の方としてのキャリアアップとしての考え方というのはそのまま維持してるという考え方で我々検討しています。その上でさらに上をめざす、さらなるキャリアハイをめざしていく方については、当時、当然その教諭としてご勤務いただこうと思う場合には、やはり教諭の選考試験、別途、新たに受け直していただく必要があったかと思うんですけれども、その状態をさらなるキャリアアップのために、そういう主務教諭制度の中で、制度の中でそういった方については受けていただくことができるようにしていったという経過と認識しております。


(組合)

 いやいやいや。だから、教諭めざさない人は昇給ないんでしょ。


(市教委)

 ですので、その実習助手としてのキャリアの中では、それまでと、現行の考え方と同じで考えています。


(組合)

 それまでのとこでも、さっき話したように、免許持ってなくても専任実習助手52歳で一応2級適用してたわけです。だから、そこについては色々時間がかかったわけですから、だから一般的に先ほどの、今の変える前の2007年のところが総括実習助手制度が府とともに入れた。だから、それによって大阪市で考えたら工業の人が多かった。工業の人が多くて免許持ってるから42歳で2表2級適用になったりしていけた。その部分から考えると、大阪市の対象者からすると年齢が42から最短42で48、だから6歳。後回しにされた。そういうことを含めて、ちょうど今の50歳前後の人であと1~2年でということで、変わるんだ。後ろにいっちゃったというような人も何名かいるわけなんです。ものすごくこの制度の変更によって人生の色々狂わされたというか、こういう希望を持ってたのにっていうようなかたちで大変だった人も同じ職場でもいますけども、それでもやっぱり、いつも言うんですけども2017年、ここの1段目です。やっぱり大阪市、府と違って55歳昇給停止がある。それを受けてやっぱりそれまで構築してきた内容で、早期に昇給が止まるんだから48歳、府とともに入れてきた同一年齢にしてきた分を39歳に下げ、だから2017年度までは教育委員会の考え方もそれ以前のもので、給与措置としてはきちっと体系的になってたと。だからそのまんまあとの主務教務の導入がなければ、さっき言った2の50ぐらいに変わった人は、ずっと免許なくても2の100近くまで、当然毎年4号給いけるような筋道もあったと。それが1年でなくなってしまったわけですから。たまたま53歳ぐらいだった人が教諭実習担当とか総括実習助手で免許持ってない人もいましたけども、組合員の中にもいました。そういう人たちは、あと2年ぐらいだから。しかも幸か不幸か、1号の換算額が少ないですから。100円とか200円ぐらいで4号。でも他の面で2表1級適用者が退職金の手当計算等々、調整額とか色んなとこでもう全部該当ないということで、それまであった、府時代にあったものがなくなったりとか。細かなこと言ったら色々あるけども、制度で得るものもあれば失うものもある。失うものばかりだったのではないかという部分が、特に免許を持たずに、しかし黙々と仕事をしてきている実習助手、総括実習助手、このあたりはそういう思いが漂ってるというふうにうつります。


(組合)

 もう1回言いますね。上手に言わはって、うかっとしたら聞き過ごしてしまいそうですけど、要するに昇給が頭打ちすることなくキャリアアップすることができる。要するに免許持ってて総括主務教諭になれた。主務教諭になれるような人は、そこをモチベーション保ってキャリアアップしてくださいですけど、そもそも、要するに実習助手として採用されて、仕事が十分できるようになった中で、要するに免許持って主務教諭をめざそうとかっていう人は、それでも誰も通ってないですけどね。まあまあひょっとしたらモチベーション保ってるのかもしれないですけど、要するにまあ今までどおりのキャリアアップする方法があるんですとかっていいながら、だけど2級になってしまってる場合、65を超えることができない。いくら頑張っても。免許ないんです。要するにその人たちは免許ないけども、これまでどおりキャリアアップ頑張ってくださいねとかっていう、それでモチベーション保てるかっていったら、給料はもう65で止まってるんです。それまでの制度でいうと、実習助手で要するに給料どんどんどんどん普通に昇給していくんです。昇給するからもっと仕事頑張ろうかとかっていうことがあるかもしれないけど、一定の年齢きたら免許持ってない人は昇給止まるんです。そもそも定数管理の仕方が違う人を同じ土俵で65超えてくださいねとかって言っても、教諭の場合は、まあ言えば、一定の年齢をきて、評価が一定のものだったら大概の人は主務教諭になれると。まあ評価っていうものはありますけどもね。まあ普通にやってりゃあ3はとれるんですから、問題ないと思うんですが。実習助手の人の場合は、仮に免許持ってたとしても、その試験を受けて、要するにそれまでの助手さんから教諭になる。要するに採用試験通って、実習助手のところから、管理のところから教諭のところに、定数のカウントのされ方が違うところにいってしまうわけですよね。別の人に変わってしまうわけですよ。実際問題いてないとかっていうことで、合格した人がいてないとかっていうことで、まあまあこれも証明されてると思うんですけど、その上でね、まだ免許なしの人は従来どおりのキャリアアップをお願いしてほしいって言いますか。言えないと思うけど。昇給しないんです。どうですか。


(市教委)

 我々としては、ちょっと繰り返しにはなるんですけど、当時の導入の考え方でいいますと、やはりその職務給の観点でそういった制度の考え方になってると。ただ、やはりその年齢の、総括実習助手の年齢の引き下げと、やはりその主務教諭制度全体の中で主務教諭にもなれる道をひらいているというかたちで、その当時はやはりワンセットで、下限、年齢の要件を引き下げてですね。さらにそういったものをめざしていけるような制度というのを当時構築してご提案させていただいた。そういうことかなというふうに考えております。


(組合)

 それはだめですよ。おかしいですよ。17年度までの部分は移譲で来て、完全市費になるから、だから頭打ち含めて、2つを一対のものにしようと。今一緒に考えてっておっしゃったけども、それはだめですよ。全く違ったものをもう17年も18年のものは一対のものに考えてるとおっしゃるのは絶対納得できない。後付けの理由です。それは。あまりにも酷すぎます。その理由は。


(組合)

 だからそこ違いがあるということで別途協議せよということで話、初っ端からしている。主務教諭導入する時に。


(組合)

 最初に戻ります。そもそも実習助手の人を忘れてはったんですよ。一番最初抜けてたんですよ。教育委員会提案し直さなあかんねん。そこの部分ね。抜けてましたっていうことで。そういうことがありながら、そこの回答がね。昇給頭打ちすることなくキャリアアップすることができるように制度設計しておりますって。制度設計が間違ってるっていうことと、で、組合で提案させていただいた、何を言うんですかっていう話。まだね、最初の折衝の時の回答の方がね、まだ何言ってるかわからないだけましやった。全然だめですよ。だけど何言ってるかわからないけど、これは新しい、今日の回答はね。でしたら免許なしの人のキャリアアップどうするんですか。従来どおりですとかっていうのはわかっていると。二重に誤魔化してる。


(市教委)

 まあここはちょっとその今のお話の中でも、当時のご提案の中身にはなってくるんですけれども、なかなかそこはちょっと今お話がなかなかかみ合わない部分があるかもしれないですけども、我々としましてはやはりその実習助手の年齢の引き下げっていうことと主務教諭制度。その当時のいわゆる権限移譲にかかる教職員の人事給与制度っていうもののご提案の中で、実習助手に関してはやはりそういうあわせたかたちでのご提案というのをさせていただいたという認識なんです。そこについてはおっしゃられるように、その制度が中身がじゃあ職務給によって我々としてはやはり実習助手はそういうかたちで止まるというところはあって、キャリアアップ、モチベーションがどやねんっていう話はちょっと当時どこまでそのへんの話があったかは、私、当時おりませんでしたのでわからない部分あるんですけれども、やはり状況として我々認識しているのは、やはり別々のものとしてご提案したということじゃなくて、やはりその1つの人給制度の、主務教諭制度ですね。のかたちの中でご提案させていただいたと。そういう認識を持っております。


(組合)

 だからね。何回も言ってるけども、その提案自体が問題あったということを指摘してるわけ。当初から。で、うちと別途協議しなさいよ。これを最初から言っている。それに応じてこなかったから、やっぱりこういう問題が出てきて、もういよいよ直前や。ね。


(組合)

 交渉持ちませんなんて言ってないですよ。そっちがね。


(市教委)

 はい。


(組合)

 必要に応じてしますとかっていうのでね。だけどしてこなかった。指摘は再三してるけどもね。中身わかってますやんか。同じ様にやっているのに、今の制度はもうそのままでいいです。当初、実習助手の人忘れてたことを棚にあげて、もうその制度で、主務教諭の制度でのっかるんですっていうね。同じ2級でしょっていうだけの話ですからね。だけど、そもそも違う定数管理されてる人の給与処遇ですからね。そこのところ整理しましょうよとかっていう話をしてるんだけどもしてこなかった。給与の方はどうですか。


(市教委)

 そうですね。この点についてもですね。やはり先ほども話あったように、職務給の観点というところで、当時、主務教諭制度っていうのを導入するっていうことで、その2級の60号給以上のところが主務教諭に適用するというかたちで整理されたと。当然こちらからした話やというところは当然認識はしておるんですけれども、そういうかたちでしたと。で、60号給より下の部分については、それまで同じく2級で適用していた教諭であったり、総括実習助手であったりというところに適用する級と、級号給というかたちでこの間整理してきてたというところでの認識であるというところですね。なので、その65号給から昇給のところ、モチベーションというところはあるというところはあると思うんですけれども、その当時のその整理でいくと、その職務給というかたちで教諭、総括実習助手については2級の65までのところでっていうところで整理されてきたというふうには認識しております。


(組合)

 僕らは整理されてないですよ。あかんというところで止まってますからね。教諭が主務教諭、わからないですよ。だけど、仮に総括実習助手、2級の人ですよ。その総括実習助手なんだから同じ2級の線で65突破して、総括実習助手の2の68と70とかってあって普通ですからね。そういう制度やと多くの実習助手の人は思ってはったですね。だからそこの整理は僕らはしてませんからね。だから交渉しましょうという話が延々続いてたままでね。まあまあ気がついたらこんなとこまで来てしまいましたからあれですけど。まだ間に合うと思いますからね。


(組合)

 繰り返しになりますが、教諭で採用だからそこの改革として主務教諭だということなんです。実習助手の給与改善で総括実習助手。その時の給与をどういうかたちで適用するか。1級の号給改善ではない。2級を適用して、その金額を出す。根本が違うんだから、だから今のままでも、いわゆる欄外のところの表現なり、きちっと根回しというか、説明ができる表現であれば、これはそのままでも上がっている分がおかしくはない。根本の採用、さっきあったように職務職階級も含めてそういう、そこで管理すると。元々がそれでいったら1級職なんだから。最初から2級じゃないんだから。それを言うなら直ぐにでもなおるような気がしてきてしまいます。でもそうじゃないっていうのは、やっぱりどこが判断の基準になってるかっていうことで、号給まずありきで、どこに元々の本心があるかだけで、そちらで判断して、はい、あなたは主務教諭じゃないので1級の採用者ですがストップですという機械的な対応になってしまって、それこそ10年を越えて、これも最初に言ったように、第3区分までのそういう人事考課受けてても10年間もう号給ストップ。そういったような、大阪市の制度として適切なのかっていうような側面も一方では出てきたり。たまたま4年で、幸か不幸か、移管ということでこれは4年で一旦打ち止めになる。でも根本の問題は、これは、この不利益が生じた分については、この元々の項目でも前段と後半は違うというのがわかると思うんです。1個じゃないですからね。前の部分で出してるのは、そういった権限移譲のところで退職手当、調整と、その他のものが起きた。そういったことだから大阪市はもう教育職であったとしたら2級の部分についてはつけない。1級の部分の調整額はゼロだというようなことを含めて、それはそれぞれ自治体の考え方で、それ以上はもう進むことはできなかった。でも、後半の部分は新たに18年に起きたそういった主務教諭制度に基づくものなんだから、一緒には要求してません。それぞれについては全く質の違う、時間軸も違う、そういったものという認識で僕らは求めてる。でも、そちらからいうと、いやいやこれは一対のもので、それぞれのところで考え方があるとこだったら、もうひょっとすると永久に合わないようなことも出てきてしまうかもしれない。だからその分の、それこそすり合わせも含めて、もっと前にやらなければいけなかったじゃないですか。


(組合)

 はい。もうおきますけどね、ここの部分については我々も実損回復を求めるということを引き続き行っていきますので、まだ市高教ありますから、交渉ね、まだ受けつけますのでよろしくお願いしたい。


(組合)

 34ページ、回答の方。高校の14校の情報教室。府に移管に伴うというふうなことなんですが、情報教室の机、椅子。それを学校の教員で所定の場所に出して撤去するようにと言われた。その14校該当の学校。皆でがんがん運び出して、新しい机が入るようにというふうな状況を整えました。これちょっといかがなものかというふうに思う。なんで教員で運び出せよというふうなことになったのか。回答いただきたい


(市教委)

 ちょっとその件に関しましては、私の方にご連絡いただきまして、直接の担当ではないので、ごめんなさい。ちょっと記憶も、ごめんなさい。ほとんど残ってないんですけど、確かまあ府の方で物の入れ替えをされるっていう、確かお話だったと思うんですけど、その中で、当初は確かに業者委託をして、業者さんに運んでもらうっていう方向ではあったはずなんです。ごめんなさい、ちょっともう、改めてっていうことであれば、またちゃんと確認してご連絡させていただくんですけれども、結局そこはちょっとごめんなさい、不調に終わったか何かで、その後に例えば産廃業者の方ですかね。産廃の物を運んでいただける方にもっていうことで一旦確認はしてたみたいなんですけれども、やっぱりそこは産廃置き場から運び出す。そこまでしかちょっと対応できないという中で、最終的にはもう教員の方にご協力いただいていると。確かそういうお話だったと思います。その上で、例えばその管理作業員の方にも、各校にも確認させていただいて、ちょっと対応が難しい。例えば商業系の学校で、女性の教員の方が非常に多いという中で、ちょっとうちの学校では無理ですよということであれば、ごめんなさい、全校できたかどうかはちょっと覚えてないんですけれども、指導部の方と多分調整していただいて、管理作業員さんの派遣っていうことも実際は対応としてはしてたというふうには聞いています。


(組合)

 運び出さざるを得んよねという話になったというふうなことは事実です。何言っても、力仕事でボンと出すということはないですけど、素人ですからね。3階から運んでとか、学校によっては4階から運んでとか。で、またグラウンドの端から端まで運び出してとかいうふうなことやから、ちょっとこれはないんちゃうかなというふうな部分で、まあ言ったら、安全教育とかいうふうな部分のところで、果たしてほんまにそれってちゃんとなってるのっていうふうなものは思うかなというところなので、ちょっとご指摘させていただきたいなと思います。まあ済んだことやから、いうふうなことなんですけど。怪我なく終わったのかどうか、ちょっとよくわかりませんけどね。まあ何かあってもおかしくない事象やったよなというふうには思います。


(組合)

 1ページの方のエアコンのことなんですけども、確か去年のこの時期の回答ではというふうな話で、府に移管する前に教室のエアコンは入れ替えてというふうなことをするんだという話しやったけれども、結局、府に移るからちょっとエアコンの整備、やり替えっていうのはでけへんよみたいな話になったっていうふうなところで聞いてる。


(市教委)

 そうです。


(組合)

 で、その状況で、もうこの4月から移管をされる。で、結局その移管された府の方で話をしてくださいよということになるのかもしれませんけど、結局どう、移って、結局変わるのかどうか。そのあたりご回答をいただける立場にないのかもしれませんけど、結局エアコン替えるって言って、やっぱりそのままいかざるを得んという話になった。整備はしていただけてる。修理はしていただけてるというふうな状態になってるというふうなこと。今後どうなるか。ちょっとご回答いただけたら。


(市教委)

 この件は一旦、大阪市の方の教育委員会事務局でリース契約を一旦して、それを令和3年度の秋ぐらいを目標にやって、それで数か月間大阪市で運用して、4月1日で大阪府教育庁に移管するっていう流れで業務を進めて、もういけるとこまでいってたんですけども、資産の移管というところで、ちょっと法的なところの引っかかりが出ちゃいまして、大阪市教育委員会事務局の教育長から大阪府教育庁のトップの方に引き継ぐっていう、ちょっと資産引き継ぎの点でちょっと法的な引っかかりが生じてしまったっていうことに、リーガルチェックでも何かそういうのが出ちゃいまして、ちょっと我々としてはもう年数が経ってるので、何としてでも入れ替えたいという思いがあって、もう直前まで進んでおったんですけども、ちょっとそこで、変な言い方ですけど、ちょっと躓いちゃったみたいなところがありまして、大阪府教育庁の方にはもう話させてもらって、ちょっとこういう状況もあるから、設備としてはもうそのまま一旦は引き継ぐけども、うちが予定してたそのリースの契約の仕様であったりとか、そういうのはちょっと引き継がせてもらうからやってというところを大阪府教育庁の方とお話はさせてもらってます。


(組合)

 そこが、大阪府教育庁がそれを受けてするかしないかというのは、ちょっと今はもうわからない。


(市教委)

 今の時点ではもう大阪府教育庁の判断になっちゃうんですが、うちとしてはもう出そうとしてた準備の資料とかそのへんはもうお渡しさせてもらってます。


(組合)

 今リースしてるのはいつまでですか。


(市教委)

 基本的には毎年更新っていうかたちになって。


(組合)

 年度更新。


(市教委)

 年度更新で、メンテナンスの方も込みで更新というかたちにさせてもらってますので、当然大阪ガスとの契約というかたちでやってるんですけども、もうそれも引き続いてちょっと、もちろん保守点検もそうですし、更新についても、これもう絶対年数経過してるから何としてでもお願いしますねっていうかたちではお話させてもらってます。


(組合)

 それは大阪市の負債になる。負債にはなれへん。


(市教委)

 負債ではないんですけども、建築付帯設備についてはもう全て一応そのまま譲渡するというかたちになるので、負債というのはお金的な話ということですかね。


(組合)

 そうそう。


(市教委)

 っていうところでは、一応令和3年度で一応大阪市の会計としては一旦切れるので、負債の分は一応ないというかたちになってます。


(組合)

 いやいや、負債が残ってるものについては大阪府は責任もってやるという、この間のやりとり、そういう話出てたからね。だから、ぶっちゃけ話、ただでやる必要ないんで、ね。金かかるんやったらあと、ね。裁判の結論がもうすぐ出そうやけど。あとは責任もって府に負担してもらうのが筋じゃないですか。


(組合)

 それ答えられへんかもしれないですけどね。要するに年度末でリースは終わると。大阪市としてはリース終わると。物ごと大阪府に譲渡しました。で、あと4月1日からはその物、エアコンのリースから1日からリースとしてまた引き継げるかどうかとかっていうのはわかれへんと。


(市教委)

 もう今大阪府教育庁の方で動いてます。


(組合)

 リースする方向で動いてる。


(市教委)

 そうです。もう引き続きと。


(組合)

 普通はそうですよね。


(市教委)

 はい。


(組合)

 ただで貰うんですから。


(組合)

 6月ぐらいから空調運用していくというふうな時期になってくると思うんですけども、その時期には当然ながらもう2ヶ月ちょっとぐらいしかないから、新しい機械でドンと入るというのは無理難題やろうなとは思ってるんですけども、その時期にリース契約結ばれてないから使えないよというふうなことはないと。


(市教委)

 ちょっとそれをすると、穴があいてしまうと、例えば今保守点検で契約している、何かあったら見に来てくださいねっていうやつも切れちゃうので、それはちょっとあまりにもよろしくないかなというところ。


(組合)

 そこはまあ続くという感じ。


(市教委)

 うん。意図は伝えさせていただいています。


(組合)

 松井市長は教育条件悪くならないと言いましたからね。エアコン止まることはないと思ってますけどもね。よろしいですか。他、誰か。


(組合)

 いいですか。最後の1つ。聞いときたい。さっきの総括実習助手の件でね。48歳未満で市で総括なってる人が府に移ると48歳まで待ってくれよという話。この人の給料は当然今2級やけど1級に戻るよね。戻るよね。ほんで、知ってる人1人いてるねんけど、2人該当やけど、知ってる人1人。その人は48まであと5年か6年。記憶が正しければ。5年間の給料補填は。勝手に府に移しただけやからな。これやっぱり教育委員会責任もたなあかんのちゃう。


(市教委)

 ちょっと該当の方、恐らく3年ですね。3年だと思います。


(組合)

 3年。


(市教委)

 はい。ちょっと該当の方については、ちょっとご説明もさせていただいて。


(組合)

 それは聞いてる。聞いてるけども。


(市教委)

 はい。状況についても府の状況でありますとか、おおよそこれくらいの差が出るというようなことについてもお話をさせていただいた上で選考を受けていただいたという状況ではございます。おっしゃるとおり、その府と市の制度の違いの中で、やはりそういった部分があるところについては、我々としても可能な限り丁寧にちょっと説明を心掛けていたところではあるんですけども、実際問題そういうのがあるというのはそうだと思います。


(組合)

 その人が最後に言ってたのは、口約束やからな。せめて文書ぐらい交わしとかな信用できひんという話。だからそこもね、3年後、責任もってやらな。そんな変なことになってるということをやっぱり認識してほしい。ね。何もしてへんのに給料が4年間上がらんかった。ね。早いこと2級になってて、府立になった途端に1級に戻って、2級になるまで何年も待たなあかん。こんな移管によって、移管がなかったらという話。図書館の人たちもそのまま勤めれる。


(組合)

 先程来からの参加者の発言の意味おわかりでしょうか。例えばエレベーターつけてくれへんとかね、校舎がぼろいとかっていうことはあったとしても、大阪市の高等学校の方がよかったやんとかっていう、思ってる人がここにおって、おるわけで。もうあんな酷い大阪市やのに、だけど大阪市にこだわって良くしたいとかって思ってやっとった。府立より市の方がええねんという思いで交渉させてもらってる。市に職員の派遣の部分についての市高教残るので、また引き続きとかいうことになりますがよろしくお願いします。本日はありがとうございました。


(市教委)

 ありがとうございました。


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