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大阪市学校園教職員組合との交渉

2024年2月28日

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令和2年3月9日(月)

令和元年7月22日(月)

令和元年7月22日(月)

大阪市立学校園教職員組合(市教)年間要求申入れ交渉の議事録

(組合)

ただいま労働条件改善要求書を、各専門部の要求書を提出させていただきました。長時間労働による過労死が社会的な問題となり、働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律が2018年7月3日公布されました。長時間労働の是正、多様で柔軟な働き方の実現として、労働時間に関する制度の見直し、労働基準法、労働安全衛生法が行われたと、厚生労働省ホームページで法律の概要ということで示しています。

時間外労働の上限について、月45時間、年360時間を原則としと、月45時間という数字は、既にその段階で健康障害が発生するというふうには指摘されておりますけれども、36協定を締結せずに時間外労働させた場合や、36協定で定めた時間を超えて時間外労働をさせた場合には、労働基準法第32条違反となります。6カ月以下の懲役、または30万円以下の罰金。労働基準法は、労働条件は、労働者が人たるに値する生活を営むための必要を満たすべきものでなければならない。この法律で定める労働条件の基準は最低のものであるから、労働関係の当事者はこの基準を理由として、労働条件を低下させてはならないことはもとより、その向上を図るよう努めなければならないと、労働関係の基本法である労働基準法が定めています。

しかし日本の教員は、世界に例がない勤務時間の長さ、これが経済協力開発機構OECDの教員の働き方や学校環境に関する国際調査、つい先日ですけれども、また改めて示されました。文部科学省も教師の長時間勤務、看過できない実態と、公立学校の教師の勤務時間の上限に関するガイドラインで認めました。人たるに値する生活を営むための必要を満たす最低の基準が守られない事態が、教職員にこれ以上もはや許されるものではありません。

教職員が国民に直接責任を負って教育を進めるためには、教職員が人間らしい生活を営み、労働者としての権利、人間としての権利は完全に保障されなければならないとの立場に立って大阪市学校園教職員組合は、教職員の勤務条件を抜本的に改善するよう下記のように要求をします。そして、各専門部も要求をしますので、よろしくお願いします。


(組合)

それでは、各専門部、要求書の順番に各専門部から重点説明とか補足の説明をさせていただきます。



(組合)

青年部のほうから説明させていただきます。主に13番の研修についての(1)です。初任者研修についてです。私は今初任者と一緒に組んでるんですけれども、初任者は研修に行くたびに、もう行きたくない、行きたくないと嘆きながらいつも研修に行ってます。というのも、行事的に懇談とか、絶対行けない時期とか抜いたら、6月に研修が集中して6月に毎週のように研修に行ったり、週に2回ぐらい研修に行ってます。もう行きたくない、行きたくないとほんと嘆きながら毎回行ってます。

なぜそんなに行きたくないかというと、行くためには自習体制をとらなきゃいけません。自習体制をとるための準備に1時間かかり、自習にするには誰か代わりに先生をお願いしなければなりません。場合によっては初任者の方が個人的に「誰々先生空いていますか」と聞きにいって、自習体制を組んでもらわないといけない。管理職だけでは追いつかないのに、自分でも行かなきゃならないような状態になってる学校もたくさんあります。特に初任者が多い学校そうだそうです。行って、次の入ってきた教室に山盛りのプリントがあるから、その処理を何とかしなければならない。もちろん次の日の準備もできてないわけですし、とにかくどんどん机の上はぐちゃぐちゃになっていくんです、日々。もう何からしていいかわからなくなっていくというのが本当に現状です。

実際に研修に行くとその分授業が自習になるので、授業は遅れます。初任者やから、もともと授業そのものもなかなか上手にできずに、上手に進めないのに、さらに研修に行くことによって授業が進められなくないって、ベテランのほうは順調に進んでるけど、初任者の子はさらに遅れていくと。授業も遅れていくし、授業の準備ももちろん十分にできてないから授業がうまくできなくて、どうなるというと、結局子どもが荒れていくんです。子どもが荒れていったら保護者からもクレームが入って、保護者対応に追われて、さらに先生がしんどくなってって、負のサイクルがどの学校にもある状態なんで、結局辞める。病欠になる。本当にこれはうちの学校だけの話じゃないと思います。

とにかく、一緒に組んでる子はしんどいしんどいって悲鳴上げてるのが現状です。結局だからどうなるかっていうと、とにかくこなすだけの先生になっていく。ほんとに子どもにつけたい力は何なのかとは考えんと、とにかく終わらせて、やればいいんやろうっていうような姿勢に変わっていくんです。そういうのが増えたように感じます。研修って、教員の質向上、質向上って言う割には、実際にはとにかくやることやっとけばいいんでしょうみたいな、すごく後ろ向き。ほんとに教員になりたくてなったのかって言いたくなるような、そういう姿勢にならざるを得ない、責任を逃れていくようにしないと自分の心が守れなくなってきてるっていうのが現状かなっていうふうに思います。

だから、初任者が一番忙しいようなふうにも見えるときがあります。初任者研があんまり忙しいから、2年次、3年次に弾力的に分けていくみたいな話になったんですけど、それもそもそもおかしいなって。初任者で終わらせられへん量をやらせてるってことやから、やっぱり初任者に与えるべき研修はこれって、もっと限定させないと2年も3年も4年もで、もうわかってるほど研修がいっぱいあって苦しい。本当に必要な研修、本当に先生として学びたいことが、学ぶ時間がどんどんなくなっていってるなって思うんです。それこそ大量退職で、どんどん私らの上の方がいなくなってるのに、引き継ぐ時間もない。そしたら、結局若いときはベテランの先生が使った力も引き継がれることなく、こなすだけの先生が大量に増えていくっていうのがこれからかなっていうふうにすごく感じます。だから、外に出て研修するんじゃなくて、本当に必要な研修は学校の中にあるっていうふうにもっと思っていただけたらいいなっていうふうに思っています。

また、そのような仕事の状態でパワハラも起こしていきます。うまくできないから叱責されて、さらにうまくできなくて叱責されて。叱責されるのは何でかっていうと、やっぱり先輩方も忙しから、余裕がなくなって若手に当たるしかないっていう状態もある。若手はとにかくできへん、俺はできへん、できへんってどんどん追い詰められてるような感じがします。なので、若手を守るためにも若手だけじゃない、ベテランの先生方の働き方も考えてほしいと思います。

最後に、12番の(2)の人事評価制度の評価です。実際に青年、若い人たちの評価を落とすという事例を何個も聞いています。ほんとに若手ばっかり低い評価つけられて、納得いかなくて、抗議に行ったら泣かされて帰ってきて泣き寝入りせざるを得なくて。泣き寝入りしたくないっていって苦情を言っても、全然自分の意見なんか聞いてくれない。ほんとに人事評価制度ってただただ若手のやる気をなくすだけの制度やなって、ほんとに改めてその事例を何個も聞いて思っています。本当に今の状態やと、若手が先生になろうと思ってなったのに意欲がどんどん削がれていくような状態なので、もっと考えて、制度考えてほしいなと思います。


(組合)

次、女性部お願いします。


(組合)

近年、学校園では若い女性の教職員が増えて、妊娠・出産を控えてる、望んでいる女性が多いんですが、それが今長時間労働、進行する中で難しくなっているというのを感じています。女性部では年3回、ママ友会議というのを開催しています。それには産休育休中のお母さんであるとか、復帰したばっかりのお母さん先生であるとか、そういった方がたくさん来られます。その中で、たくさん辛い経験から、これやってほしいという要求をたくさん聞きます。今回要求したいのは、一番はとりあえずは、元に戻してほしいんです。大阪市になったが故に、大阪府ではとれていた権利が崩壊しています。これをとにかく元に戻してほしい。

それから、3番の(5)です。女性が働き続けるための母性保護権利の全てを快く行使できるよう、管理職への指導を徹底すること。これが管理職によっては、妊娠・出産に対する権利を全く知らなくて、わからんわからんばっかり言う管理職、教頭ですね、が、いると。わからんのやったら何で調べへんのやって私ら思うんですけど、わからんから調べとくわなの一言があっていいのに、わからんわからんって言って済まそうとする。そういう管理職はまだいるということです。管理職、教頭、新しくなってる教頭多いと思うんですけれども、そこのところ指導をよろしくお願いします。妊娠・出産って、本来はみんなに祝われて、おめでとうって祝福される出来事であるにもかかわらず、軽減講師は来ない、代替講師も来ない。そんな状態が続く中で、妊婦の先生がすみません、すみません、お願いしますって、周りの先生に気を使いながら学校生活を送らなあかん。それ、おかしいですよね。そういう状態は辛いっていうふうに、たくさんのお母さん先生から訴えられました。それを快く妊娠・出産ができるような学校をつくっていってほしいなって、そんなふうに思います。とりわけ妊娠障害休暇14日、いま7日ですよね。もともとは14日あったのが7日になっています。これは早急に14日にしてほしい、そう思います。

それから1番の(4)、育児部分休業も今30分単位で取得ですけれども、府に準じて15分単位にするということを要求します。これ、お金かかりませんよね。30分を15分にするっていうのはお金かかりませんよね。制度上の問題ですよね。何でか。30分遅れたら、朝30分とろうと思ったら、8時半から9時になりますよね。そしたら、1時間目に間に合いません。15分やったら、8時半から15分単位でとったらぎりぎり1時間目には間に合うんです。その15分間っていうのがとても、心の余裕持たすことにもつながると思うので、それはぜひ実現してほしいなと思います。

それから、ママ友会議の中で明らかになっていったんですけど、その他です。4番の(2)です。育児部分休業の勤務情報システムを使った取り消し方法を簡素化すること。部分休業の取り消しっていうのは、パソコン開いてするそうです。ピッて、カードで出退勤記録してるにもかかわらず、パソコンを開いて何時に出勤した、子どもの年齢から名前から打って取り消しをしないといけない。朝出勤は間に合っているにもかかわらず、パソコン開いて立ち上げて、それを入力して、その時間が間に合えへんっていうふうに言われています。それ、もうちょっと取り消し方簡素化することを要求します。

それから、いろいろ前後しますが3番の(8)です。不妊治療・不育治療のための休暇を新設すること。大阪府では、この不妊治療・不育治療のための休暇っていうのを実現に向けて前向きに検討するというふうに府教委のほうは言っています。ぜひ、大阪市でもそのように検討していただきたいなと思ってます。全国的にも、不妊治療のための休暇っていうのはだんだん進んでいってる分野ですので、そこもよろしくお願いします。


(組合)

資料請求のことでちょっと確認したいんですが、今年の3月の交渉のときに1~13まで同じ方法で資料請求させていただいたのは、5番と13番だけなんです。あとはまた後で出しますっていうふうに、そのとき3月のときに御回答願ったと思うんですが、きょう何か出していただけるものありますか。資料請求の、女性部の3番です。5番と13番だけなんです。後で出しますよっていうふうに、3月の交渉で言われましたよね。


(市教委)

ちょっと今、持ち合わせておりませんので、戻って至急確認させていただきます。


(組合)

はい。13番の、7日以上の妊娠障害休暇を取ったっていう数で、93人いらっしゃるんですけれども、ほんとに多い思うんですけど、やっぱり大阪市の場合7日しかない。府は14日ですよね。だから病休で取ってるっていう現実がありますので、そこら辺のところはほんとに、14日っていうのを検討していただかないと、昨年の資料でも93人の方が7日以上妊娠障害休暇をとってるんだから、そこら辺のところはほんとに検討していただきたいなということと、それから、3月の交渉のときには10番と11番、負担軽減のための交渉を申請したけど、来ない数は何人なのかということと、それから、産休講師が期日までに来てないのは何人いてるかっていうのは、これは、この資料については下さい。10番と11番。それから13番と。よろしくお願いします。


(組合)

では続いて、幼稚園部。


(組合)

幼稚園部です。幼稚園部の願いは、この要求書全部、ほんとに全部かなったらすばらしい幼稚園になるよねっていう、いつも話し合いをしていますが、特にというか、本当は全部言いたいんですけど、順番に特に言いたいことを言います。

2番、2の行き届いた教育をするための2番です。全園児の3歳児保育を早期に実施して、抽選ではなくするっていうのを本当にお願いします。毎年この時期になったら3歳児署名が始まります。保護者の人がみんなほんとにいっぱい署名集めてきてくれはります。初めて幼稚園に入れた人なんかは先輩のお母さんに聞いて、こうするねんで、2枚同じのを書くねんでっていうふうに教えてもらいながら、会長さんとかもいっぱい、本当にいっぱい集めてはります。要求は高いですね。全然減りません。保育料の無償化はされますけど、保育料無償化されても、保護者の人のお話を聞いてると、公立の幼稚園で3歳児保育を受けさせたいって思ってる人がいっぱいいるんです。でも、今後は無償化されていったらどう影響していくかっていうのは、ほんとは予断を許さないと私たちは思っています。もしそうなったら、抽選があるんやったら、公立幼稚園抽選があるねんってなったら私学へ行こうっていうふうな流れも出てくるかもしれません。そうなったら本当に、公立幼稚園の保育を、3歳児保育を受けさせたいって思ってる保護者の気持ちはどうなるんだって、すごく思います。なので、3歳児保育はこんだけ要求があるので、定数を超えた場合は抽選ではなく複数学級にするというのを実現してほしいなと思います。

あと、3番にいきます。3番の8です。大阪市立の幼稚園では正規採用の教員が減り続けて、臨時講師が増えています。幼稚園によったら、正規の先生は園長先生と主任だけっていう幼稚園もあります。あと全部臨時講師っていうところもあります。その臨時講師さんも、昔から大阪市で勤め続けていくっていう臨時講師さんが少なくなって、新たに採用される臨時講師さんが増えています。あの、例の給料表を変えてから特にそう。変えられて、幼稚園だけの給料表になってから特にです。ほかの市へ逃げられています。堺のほうは給料上やからとか、いっぱいあります。ちなみに、私の知っている京都とか滋賀県とか、いろんな大学の先生から、近畿の先生に言われたんですけど、ゼミの学生が大阪市の公立幼稚園を受けたいって言ってるんやけど、やめなさいって言ったのよって言われました。ほかの市に比べて労働条件が悪いと聞いてるって。私もそれを聞いたときに、その先生のゼミの学生やったらすごい優秀な学生やろなと思うんですけど、労働条件が他の市に比べたら悪いですって言わんでもええのにです。なので、どんどん優秀な人材が逃げていきます。なので、基本的に給料表の問題にはなってくるんですけど、そこは考えてほしいなと思います。そういうふうにして臨時講師さんも他の市へ逃げているので、新しい臨時講師さんがとても増えています。そのために、今まで大阪市の公立幼稚園が積み重ねてきたほんとに豊かな幼児教育の実践っていうのが伝わりにくくなっています。そのため、正規の先生たちの行事とか会計とか、いろんな事務の分担においても、正規の先生の負担がすごく増えてます。なので、正規の先生の採用を増やしてほしいなってところも切実に思います。

あと、3の9番ですが、育児時間の時短勤務をしている先生が幼稚園でも増えてきました。よかったなと思います。なかなか時短の制度を利用することができなかったんですけど、幼稚園の先生の中でも時短を取るっていう先生が増えてきました。子どもが小さくても勤務を続けれる先生が増えてきまして、いい制度だと思うんですが、その折角の制度なんですけど、勤務時間を守られていません。給料は半分近くになるわ、でも勤務は時短をとってても6時半とか7時まで帰らない先生、帰られへんっていう先生がいっぱいいます。それは一つとか二つの園じゃありません。いろんな園から、いろんなそういうこと、実態を聞いています。

園長に、園長会議とかでしっかり働きかけてほしいと思います。

全園ではないんです。園長によって全く違うんです。園長によったら、時短どおりにちゃんと2時半とかに帰れる園もあるんです。でも、全然帰られへん園もあります。なので、こんなことやったら時短を取ってる意味がないっていって、時短を取るのをやめるっていう先生も出てきてます。それと、大阪市の幼稚園をやめて違う市へ行ってるっていう先生も聞いています。なので、ほんとにせっかくの制度やねんから、時短を取っている先生が早く帰れるように、職務の軽減とかも措置をとれるようにということを全園の園長先生に働きかけてほしいなというのを切実に思います。よろしくお願いします。


(組合)

続きまして事務職員部、お願いします。


(組合)

あんまり時間もないんで、要求書提出交渉ということで、1点目は回答交渉、早くしてください。去年からずっと言ってるんで。3月30とか31とか、それはだめです。交渉になりませんので。それは何でか言うのは前回では言ってますので。これについてはくれぐれもよろしくお願いしたいと思います。

事務職員部の要求としては、まず1点目は2の1です。休暇制度、教育職員と同様の制度にすることということで、市に変わりまして、事務職員特に悪くなりました。制度を、同じ職場で働いている教員と同様な制度にするようにしてください。

それから、3になります。資料請求にも載してるんですけども、パワハラですね。防止措置を講ずること。使用者責任で当然、使用者として責任を果たすことっていうこと。非常にパワハラが増えています。若い事務職員、やっぱり職場が物すごい厳しい中で、しんどい中で、どうしても弱い人間に、弱いと怒られる。どんどんしわ寄せがいっています。

現実、パワハラにもかかわってくるですけれども、6番のところの後段の部分、事務主任が行っている第一評価の、人事考課制度の問題なんですけど、事務主任というのは、人事考課制度においては補佐業務ですよね。第一評価者主管ですよね。間違いないですか。そうですよね。


(市教委)

ちょっと、すぐに、ごめんなさい。


(組合)

ていうか、それぐらいのシステムは御存じやと思ってたから。といいますのも私、パワハラやられたんですよ。要は、僕主任なんですけど、ある学校に行ったにその校長から、去年の、今いない職員の評価に触れて、あんな高い評価ないわ、俺やったら4区分の下位、書類もミスばっかりです。いやいや、私は補助者ですからそれは困ります。こんな話が延々あったんです。今言うたら怒号というか、すごい汚いこと、今きれいに言うてるからあれですけど、すごい汚い言葉で言われた。僕ね、補助者なんですよね。言うんならば第一評価者、最終の第二評価の校長でしょ。これはもう人事考課制度のシステム自体が崩壊してます。これ自体。これ自体どういうことかっていうと、個人情報漏えい、人事考課制度への批判、主任に対する越権行為及び侮辱、学校間連携の否定、グループメンバーへの侮辱、毎月やってますからね、チェック。ほんで、パワハラ。これ並べるだけでもこんだけある。校長に対して一体どのような指導をされてるんですか。だから、人事考課制度だけじゃないんで。だから校長がこんなことでもやっとるんですよ、パワハラを。全く違う職場の主任に対してそんなんやるんですよ。誰かはもうそちらは御存じだと思うんですけど。だから、いわゆるパワーハラスメントの防止措置、使用者責任として果たすこと。きちっと、人事考課制度僕らはいいとは思ってませんけど、補助者に対して全く違った方法で攻撃をしてくる。それも汚い言葉で。この辺についてはやはり、校長きちっとやらさんと。これだけじゃなくて、今もうパワハラの話やったらばかばか出てますけれども。すごいんですよ、現場。その辺については回答、きちっとした教育委員会の使用者責任としていつもおっしゃられるように、教育委員会として責任と権限において行うとおっしゃってるんですから、それについては学校職場において気持ちよくみんなが仕事場に行けるように整えるのが使用者責任だと僕は思ってますので、この点に関してはきっちりやってください。

それともう一個は、定数配置です。またやりましたね。うち、2.5なんです。定数3なんです、うち。ちゃんと文書いただきました。大規模校加配と、就学援助加配。定数3ですけど、短時間の方が来られます。短時間の方がだめとは言いません。隣の小学校は定数1です。1.5やって言うんです。この段になったら、いわゆる責任と権限においてやってるって、ちょっとようわからんのです。うちも2年連続で0.5、足らんのですよね。こういう事態がずっと続いて、3の仕事量があるから3なんでしょ。2.5やったら2.5の仕事量にしてください。ましてや新任の仕事プラスさしてるんやから。ここら辺についてはちゃんと責任と権限においてやっている、明確に、なぜそうなのかということを教育委員会の配置基準の説明を現場に、少なくとも学校長に対してはしていただかなければ、校長はマネジメントできません。その点くれぐれもよろしくお願いしたいと思います。

最後に14番にいきます。学校経営管理センターは非常に非常勤の方も増えました。短時間の方も増えてます。電話とられても、担当者が次返事くださいと、こっちも即行で仕事せなあきません。でも、返事いただいてるのは、今日はいませんかとか、今日はもう早よ帰ります。主の担当者が短時間でどういうことって思うんです。少なくとも主たる担当者は本務のフルタイムの方じゃないとだめでしょう。それを、ほんなら明日、もしくはあさって、電話しても返事が返ってこない。ほんで2、3日たってから、2、3日前に電話したんですけど。これは経営管理センターの人員不足、いわゆる仕事の停滞は学校現場に混乱を招くんです。学校はもう大混乱ですよ、現場は。そのために僕、書類置いとかなあかんのです。それをやっぱりわかっていただかなきゃだめだなというふうに思っています。後もいっぱい言いたいことはあるんですけど、回答交渉楽しみにしております。以上です。


(組合)

続きまして、養護教職員部。


(組合)

よろしくお願いします。

私の場合は1の1番について。休憩時間のことなんですけれども。いつも言わせていただいてるんですけれども、休憩時間設定されていても、現実問題子どもがケガをしてきたりとか、何なら6時間目、3時15分から4時に設定されているので、6時間目にかかっています。ベッドで休養してて、保護者のお迎え待ちの子どもたちもいます。いつもそういうときに、学校内で操作をして何とかとってくださいっていう回答をいただくんですが、養護教諭という特殊性・専門性から、代替の教職員、全く代わっていただける先生っていうのはいない状況でして、具体的にどういったことができるのかっていうプランを教育委員会のほうで示していただけたらなと思っています。例えば、不可能なのかもしれませんけど、何もない、会議とか何もないときはもう4時半に帰っていいという、そういうことができないのかっていうのを、プランを教えていただけたらなと思っています。

続きまして、2の1です。宿泊を伴う学校行事です。養護教諭も宿泊を伴う学校行事について、いつもうるさく言っておりますが、どうしても養護教諭は泊を伴う行事に付き添っていくことが多く、恐らく学校教職員の中では一番宿泊に行っていると思います。私は小学校なんですけれども、2泊3日の林間、それから1泊2日の修学旅行、前任校はまだ自然体験教室みたいのがありまして、それも行っておりましたんで、年3本の宿泊に付いて行っておりました。なので、ちょっとうるさく言わしてもらっているんですが、学校によって本当に割り振りの時間に差がありすぎて、一応2泊3日だと2.5の割り振りをもらえると思うんですけれども、本校はなぜか1.5でして。学校長からも割り振りの時間の説明は全くないですし、こうやって入力してねっていうようなマニュアルみたいの渡されて1.5しかもらえないっていう形になってて、何か言わなあかん、言わなあかんと思いながら4年間過ぎてしまいまして。ていうのは、私自身もきちんとちゃんと把握できてなくて。例えば、どこの学校も同じように朝5時に起きて、夜中の12時までミーティングとかしてる、勤務時間的にはどこの学校も宿泊行事変わらないと思うんですけれども、何でこんな差が出てくるのかっていうことと、具体的に、休憩時間とかの兼ね合いもあるので、8時間勤務+8時間+何分なんでしょうか。その辺がはっきりわからなくて、だから強く学校長に言えてないっていう現状がありまして、まずはその辺もきちんと教えていただけたらなと思っております。


(組合)

3番の、定期健康診断に関する労働についての2番です。心臓二次検診の土曜日実施っていうのが、とても子どもたちも土曜日でお休みやし、付き添い教員も土曜日でお休みなのに、どうしていつまでもこのような二次検診を土曜日実施を命じているのかわからないので、やめてほしいっていうことと、3番の二次検診の会場校のことについてです。こちらのほうも付き添っていかない学校が交通機関を使用しないといけないとかっていう場合には、やっぱり複数の児童・生徒を連れていくにはとても養護教諭として、最近突発性にいろんな事件や事故が起こっています。ちゃんと信号を守ってんのにもかかわらず急に車が飛び込んできたりとか、刺されたりとか、そういうような事件が起こっているので、ちょっとでもそうやって子どもたちを付き添いで少人数でも、1人で連れていくのはとても不安になって精神的不安があるため、そういうような付き添いのところは駅の近いところとか場所とかを考えていただいたりとか、複数で連れていくように指示を出していただくとか、そういうようなことを求めます。

次です。独立行政日本スポーツ振興センターについてなんですけれども、請求時の手続は、学校でケガをしたので学校で行うのが適切かなとは思うんですけれども、給付金の支給のことについてです。ちゃんとお金を支払えてますかとかっていう調査は来るんですけれども、給付金の支給に関してはもう学校側がタッチしないで、市教委のほうで保護者の口座がわかるんだから、そういうことは一切市教委のほうでやっていただけたらそういうことを調べることもなく、ちゃんとやってもらえたら私らのほうはとても労働条件の軽減になるかなと思いますので、お願いしたいと思います。できない理由があるのであればちゃんと教えてください。

8番の、校務支援パソコンの労働条件についてなんですけれども、定期健康診断結果の入力で、歯科検診の歯式の入力があります。それの簡略化を求めています。例えばどういうことかっていいますと、初期設定のことです。初期設定のパターンを幾つか増やしてもらって、もっともっとやり易いような方法があるかなと思いますので、考えてください。よろしくお願いします。

11番のその他のことは資料請求になってますので、今後の資料を出していただけたらありがたいなと思ってます。


(組合)

こういった具体的なところを訴えさせてもらっているんですけれども、いつも本交渉のときに学校保健担当の方いらっしゃらなくて、多分言っても絶対伝わらないなっていうメンバーの方々ばっかりなので、そこが本当に残念に思っていますので、ぜひ交渉のときは学校保健担当の方も

同席していただきたいと思っております。よろしくお願いします。


(組合)

では栄養教職員部、お願いします。


(組合)

要求書の1の10です。食器にかかわってですけれども、今現在、三つ切り皿っていう食器を給食では使っていますけれども、やはり食育の観点から三つ切り皿を持って食べるっていうことはとても重くて、できないっていうことになり、犬食いのような形になっているのが現状ですので、ぜひ改善をお願いしたいことと、今年度の2学期からは全部の中学校でも給食が、親子給食等も実施されていくことになります。やはり中学校の食器っていうのは、今小学校と同じものを使っているわけですけれども、配膳量は1.3倍量あるわけですから、それがちゃんと1回で入るぐらいの配膳量に見合った食器ということを検討されているとも聞いています。昨年もいろいろ検討していて、難しい点っていうのも少しはお聞きしていますが、全校実施になって、その後検討状況はどうなっているのかっていうことを教えていただきたいです。

2番の2です。私たち栄養教諭はやはり継続的に配置してほしいっていうのは思っているところです。定数っていうのはありますけれども、市独自で全校配置っていうのも実施していただきたいと思っていますし、区の校数だけでなくって、栄養教育推進事業ということで、未配置の学校にも栄養指導に行っています。区によってもかなり栄養教諭の数も差がありますので、ぜひ学級数等も考えての配置をお願いしたいと思っています。いま現在不均衡になってるっていうのがかなり実態としてありますので、そのあたりを検討してほしいと思っています。

続いて5番です。栄養管理室ですけれども、やはり教材作成とか栄養相談に準備できるような栄養管理室の整備っていうのをぜひお願いしたいと思っています。今、教材作成等にはパソコンとかを使うようにっていうことも言われていますけれども、授業用パソコンが栄養教諭に支給されていませんので、学校にある予備の分っていうか、そういうものを使って、やらなくてはいけない状況にもなっていますので、ぜひこの点はお願いしたいと思っています。

8番です。白衣等についてはいろいろこちらの希望等も調整はしていただいているところですけれども、給食帽についても、マスクが外側から着脱できるような形への形状の改善っていうものもずっとお願いしておりますが、よろしくお願いしたいと思っています。

資料請求については今年度も同じなんですけれども、私たちも食の指導への対応加配の配置区を一覧表っていうのを今年度分を未だいただいておりませんので、どこの学校に配置されていくかという配置状況について早急に教えていただきたいと思っています。よろしくお願いします。


(組合)

では続きまして障害児教育部、お願いします。


(組合)

まず冒頭なんですが、今年度ほぼ全校に配置されている特別支援教育のサポーターが、大幅に削減をされています。よくよく見てみますと、前年度の予算の段階で大幅にカットされています。去年の交渉でサポーターに関して要求等も出して回答のあるところで。すいません。サポーターの配置をもっと特別支援教育の充実を図りますっていうふうな回答があったんです。3月末なんですよ。とんでもない時期に交渉していくっていうことを十分わかっていただいた上で、予算を組む前の段階でしっかりやっていただきたいっていうことを言いましたけども。その点まず、よろしくお願いしたいと思います。

要求に関しては、私たちも労働条件改善のことに関してもお伝えせていただきました。特にお伝えするのが8番ですね。めくっていただいて、特別支援学級担任の妊娠判明時には当該教職員の業務を軽減することというような形にいたしました。前年までよく似たような項目があったんですけども、まずそれは取り外して新規の項目として取り扱っていただきたいなと思います。文言修正じゃないという点、よろしくお願いします。全然文意が変わっておると思いますので。どう回答いただけるのかなというふうに思ってますのでよろしく。これは何も問題ないと思います。回答よろしくお願いします。

その下、頸肩腕症のこととか、休憩時間のことなどいろいろ書いています。労働条件のことで私たち交渉しますけども、何よりも子どもたちの指導を充実したいという思いがあります。この場では前面には出ませんけども、ぜひしっかりとした回答をいただければと思います。よろしくお願いします。


(組合)

次は、臨時教職員部。


(組合)

先ほど女性部とかから話出てるんですけども、やはり現場は臨時教職員によって支えられてると思っています。前のほうでも書かしてもらったんですけども、やはり臨時教職員が働きやすい職場、労働条件をつくっていただきたいなと思っています。やはり他市と比べて条件が悪いということで、実際他市を選んで大阪市にも講師が来ないという現状がもう数年前から続いているので、ほんとに働く講師の方が、今後も大阪市で働きたいと思う制度をつくっていただきたいなと思っています。特に若い先生の場合は1につけています、採用選考制度、自分たちが現場で働いた経験が契機として生かされるための採用選考制度について、詳しく書かせていただいてます。特に去年もあったんですけど、(2)に当たるんですけど、2年連続二次試験受けて、制度上では2回不合格になれば3年目はまた1から受けなければならないという制度で、ある講師の方は、次の任用をするかどうか迷って、実際大阪市から出ようと思ったんですけど、また講師をしていただいてるっていう現状もあるので、若い先生が今後も大阪市で働きたい、講師じゃなくて正規になりたいっていう制度をつくっていただきたいと思っています。

ベテランの講師さんについてですけど、2の労働条件、もちろん改善していただくのはそうなんですけど、3の(10)です。大きく書きかえさせていただいたんですけれども、主務教諭制度の導入で73号給頭打ちということになります。今、給料が1級から2級で移行するという去年の回答もありましたが、例えば現職の今、同僚で働いてる講師先生の中にも、号給が1級で100に近づいてる方も何人もおられます。そういう方がもちろん正規になる道っていうのはあるとしても、再試験受けるとしても給料が大幅に下がってしまいますので、学校の主務教諭制度の導入によってベテランの講師が大阪市で働かなくなるんじゃないかということもあり得る、正規として働かなくなるということもあり得ますので、この制度についても検討いただきたいなと思っています。

飛びまして、5番です。特別支援サポーター、学力向上サポーターなどの、教員ではないけど学校教育をサポートしていただいてる非正規の方について。まず、給与面で時給を上げてくださいというのをしています。実際それを生活の糧にしておられる方もおられるんですけども、やはり給料が低いということで続けられないということで、辞められる方おられるんです。実際現場でどういうこと起こってるかというと、正規の担任もそうですし、特別支援の担任もそうですし、人手不足で支援委員さんがいなきゃ、支援サポーターの方がいなければ、やはり特別支援、手のかかる子について毎時間授業回すことができないという現状もありますので、人手不足の問題の改善も必要なんですけど、今の制度としてサポーターをふやしていただくと、サポーターの条件をよくしていただくと、そういうことも検討していただきたいなと思ってこうやって書いています。

請求書類等は去年にしていますので、いい回答をよろしくお願いします。


(組合)

こちらの重点説明は以上になります。


(市教委)

ただいま、多岐にわたりまして、大阪市学校園教職員組合の皆様方から労働条件改善に関する御要望を受けたところでございます。多岐にわたる内容につきまして、趣旨、今確認させていただきましたので、おっしゃってる趣旨も踏まえまして今後各所管、関連先との検討を重ねまして、勤務労働条件にかかわっては誠意をもって協議を行ってまいりたいと存じておりますので、本日のところはよろしくお願いをいたします。


配布資料

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令和2年3月9日(月)

大阪市立学校園教職員組合(本部)年間要求申入れ交渉(事務折衝)の議事録

(市教委)

まず、本部のほうなんですけれども、項目分類表に従って御案内させていただきます。(1)が交渉事項ということでお示しさせていただいております。新規項目ですのでお答えもご用意しております。

簡単に概要だけ、2番が同じく新規項目で、交渉事項ということで今回、回答を御用意させていただいております。

3番が一部交渉事項ということで、これが昨年度ありました、6の文言変更ということで、今回休日の振替についてのみ御紹介させていただいております。

4番も同じく一部交渉事項ということで、これは新規項目ということで、回答できる部分についてのみさせていただいております。

5番から9番までが管理運営事項ということで、今回、回答をお持ちしておりません。10の(1)が交渉事項ということで、これは昨年度の8の(1)について御説明しております。

(2)、(3)、管理運営事項で、(4)の交渉事項ということで、昨年度8の(4)ですね、教員の疲労対策のみ交渉事項ということでさせていただいております。

11の(1)、これが昨年度の9ということで交渉事項、それで、12の(1)が昨年度の10の(1)と、(2)が管理運営事項で、(3)が交渉事項で、これが同じく10の(3)から実施しております。(4)が管理運営事項、(5)が交渉事項ということで、昨年度の10の(5)ですね、をお持ちさせていただいております。

13の(1)から(5)につきましては新規の項目もあるんですけれども、管理運営事項ということで、今回は回答のほうはお持ちさせていただいておりません。

項目の分類は以上の内容になっておりますので、1点目から回答を読み上げとなりますと時間がかかりますので、お目通しいただいて、一つ一つ御質問なり、御指摘をいただければお答えさせていただこうと思います。


(組合)

8、管理運営事項だということなんですけれども、校務支援ICT活用事業の業務を軽減すること、ないしは実際に学期末に成績処理など集中期において対応できないということでいろいろ問題になって、せっかく教育委員会のほうからいえば、こういうふうに業務軽減を図ってきたというふうに言われているにもかかわらず、ということで我々としてはやっぱりこれは回答が欲しいなというふうに思います、この8番については。

9は、基本的には教育活動を行っている中で、何らかの壊したりとか、そういうこと、ないしは保護者との関係で問題が起こって、裁判沙汰になっても、最終的に教育委員会として責任を取って、保護者に賠償したときに、こういう賠償が生じたからということで、その後の段階で支払えということは残念ながらありますけども、現に故意じゃないので使っていて、パソコン壊れたからといって払えというのは、どうも私は納得いかないというふうに思っているので、要求に基づいて9番をあげていますので、こんなことで教職員がお金を出さないかんということはちょっとおかしいというふうに思っているので書かせていただいて、いや、それは管理運営事項ですと言われて、そちらはそういう立場かもしれないけれども、何とかならんのかということですね。現場との対応でいったら、契約しているからどうのこうのという理由でされるんやろうね、そんな契約がはっきり私たちの側は別にそんな契約とか、そういう問題じゃないということなので、教育委員会がこれで仕事せえいうて仕事やっているわけやから、しかも業務軽減になっているという話で教育委員会が言うてはるわけで、現場の感覚からしたら納得できないですね。


(市教委)

基本的にパソコンの整備が予算を伴いますので、管理運営事項ということにさせていただいていて、ただ、持ち運んでいただいたりとかという中でどうしてもちょっとそういう破損とかがあるということで、状況はちょっと非常に理解はさせていただいているつもりなんですけれども、我々行政も基本的に一緒で、持ち運びも今やる状況になってきているんですけれども、あくまで自己責任でといいますか、過失の場合は基本的に自身で負担をしなさいという指導が入っておりますので、そこはちょっと申し訳ないですけれども、教員の方々は市長部局と同じような扱いということで御案内をさせていただいているところです。

お子さんの話では、タブレットとかも整備していて、その使い方もお子さんの面倒を見ないといけないという状況がありますので、タブレットについては一定確かな情報ではないんですが、保険とか、そういったところで一定お子さんが使うという前提で配慮した契約をしているというふうに聞き及んでおるんですけれども、基本的に校務支援パソコンにつきましては教員の方々が使っていただくようなパソコンですので、繰り返しになるんですけど、我々と同じような扱いということでちょっと御理解のほうをお願いできればなと思っております。


(組合)

12の2、4なんですけど、アンケートの話は、中身に関わるからということなんでしょうけども、教育委員会自身もその業務を何とか軽減するということで、いろんな報告というか、アンケートを減らしていますよという報告されているので、これは管理運営事項ですというて多忙化の原因となっている様々なアンケートをなくすことについて、答えてもらってもどうですか。アンケートをやるということは、それは企画というか、管理のことかもしれないけども、現に教育委員会がこういうふうに報告を減らしていますよ、アンケートを減らしていますよと言うたはるわけやから、交渉事項じゃないかな、どうかなと思う。


(市教委)

御負担をおかけしているところは管理運営事項だからいいというわけではなくて、もちろん我々も主体的に減らしていく取組をさせていただいていまして、ここ3年でかなり学校園のほうに対してアンケートということではなく、照会回答の文書とか、そういったものはもう減らすような取組をこの間も進めさせていただいていまして、ただ、御要望があがるということはそれで不十分だという御指摘かなと思っていますので、そこについてはちょっと引き続きこれで終わりというわけではなくて、毎年見直しをかけていきたいなと思っているところです。

どうしても授業の効果検証とかというところで、極力ちょっと控えるようにということは言っているんですが、どうしても予算を取っていかないといけないとかいうところで、ちょっと矛盾はしているんですけど、負担軽減のために、効果の検証に御協力いただくとかという形で、中にはちょっとアンケートをお願いしているものもあるかもしれませんけれども、そこはちょっと精査するんですが、必要最低限というところでちょっと御理解をいただければと思っております。


(組合)

13はもう研修だからということでなんですが、もう文科省自身が初任者研修の弾力的運用ということで、大きな負担となっているから減らしなさいという、減らすことも可ですよと言っているわけやから、これは研修やから答えられへんと言わずに、研修やから管理運営事項ですよということなんでしょうけども。


(市教委)

文科省から出ているそういう通知とかいうのはもちろん所管の教育センターのほうには協議をさせていただいて、それに基づいてというところをちょっと一個一個お示しできればいいんですけど、まだちょっと具体的にこの場にお持ちさせていただいておりませんので、その対応の進捗でありますとか、そういったところは確認させていただいて、今後お示しできるところがあれば適宜、交渉ではちょっと難しいかもしれませんが、お話しさせていただければと思っています。


(組合)

今は、私のほうからは交渉事項がないという、この表であればペケの部分について申し上げたんですが、交渉事項の中身にしてもこの点は不十分だった、これは答えていないことがありましたら。これはどういうことやとか。


(組合)

すみません、4番の一部交渉事項ということで、新規項目で、土日の出勤についての回答ということで返されているんですけど、これは回答になっていないんと違うかなと思うんですけど。要求書では、土日の出勤が増えているということを訴えている中で、土日の出勤を増やさないことというのが要求なんです。それに対する回答が、休日勤務につきましては校長が校務運営において、必要な取組だと判断した場合、かつ校長が勤務を命じた場合のみ勤務として取り扱うことができると考えておりますということで、以下は振替日のことについて答えておられるんですけど、要求は土日の出勤を増やさないことというので要求になりました。それに対するこれは回答になっていますか。


(市教委)

1段落目が増やさないことに対してというとちょっと正確ではないかもしれませんけれども。


(組合)

要するに今土日、本当に若い先生方を中心に暗黙の了解みたいな感じで出ておられるのが実態なんですよ。この上の段落だけ見たら、そうしたら、それはもう全て校長が勤務を命じた出勤やから、それは市教委としては問題と違うというふうに思ってはるともとれますし、というか、要するに増えている実態に対して増やさないことというのが要求なんですよ。それに対して教育委員会としてそれを、今の実態をどう考えて、どういうふうな施策を講じているかということについてのこれは回答になっていますか。


(市教委)

我々としては、休日勤務というのは当然にできるものじゃないという認識をしておりまして、必要と判断した場合に限って学校長の命によりお願いするというふうな立場でございまして、そこの内容の是非というのは私どもも答えを持ち合わせてはいないんですけれども、我々給与厚生の立場でお伝えできるところで言いますと、土日に出てそのままにならないように振替の制度を必ず徹底してくださいということで。


(組合)

だから、出ているのはもう勝手で、それに対して振替日はこうしなさいよということを論じてはるだけで、増やさないことにという要求に対してのお答えにこれはなっていないんと違うかというのが私の質問なんですけども、もうちょっとこれは表現が変わりませんか、増えているという認識を持っているのか、今出ている実態は、これは全て校長が勤務を命じていることやというふうに認識してはるのか、増やさないことというのが要求なんですよ、これ、これに対しての教育委員会の、こういうふうに認識している、また、こういう施策を取っている、命じないように言うてるとか、そういうこれがちょっと回答になっていないと思うんですけど。


(市教委)

今御指摘いただいているのは、自主的に出勤されているという感じで。


(組合)

自主的に出勤しているもんやというふうに教育委員会が認識してはるんか。


(市教委)

いや、いや、我々としては校長が命じた場合のみに通常出勤ができて、これからもできるという、勤務として扱うことができる場合はこうなりますということを御説明を差し上げまして、我々もそうですけど。


(組合)

先ほどの内容についてはちょっと土日の出勤の内容がどういうものかということについては分かれへんけれどもっておっしゃったけれども、もう当たり前のように土日に出勤している状態が常態化している中で、学校長ももう暗黙の了解みたいに、打刻ももちろんしていない人も多いですし、そういう中で、土日の出勤が増えているということに対して増やさないために教育委員会がどういうふうに施策を講じるのかということについての回答を求めているんですよ。休日勤務についての考え方とか、振替日の考え方については分かっているんです。でも、実際に、じゃあ、今はこれが常態化していることに土日に出勤している、この常態化している状態は、全て学校長が勤務を命じているというふうに考えてはるのか、そうじゃないと思うんですけど、ともかく増やさないことという要求に対する答えがいただきたいなと思っているんですけど。


(市教委)

どちらかといったら、負担軽減のほう。


(組合)

もちろん勤務、労働条件、教職員の負担を軽減するために、日頃の労働条件に関わる問題ということで。


(市教委)

そもそもの業務量を減らすということで。


(組合)

まあ、そうですけどね。全体的にはそうなんですけどね、4はどう書いてあるかというと、区独自テストの採点、通過表作成を教員の業務としていることなどにより土日の出勤が増えていると書いてあるんですよ。つまり今までしていなかった人が、今まで土日に出勤していなかった人が、もうはっきり言って、此花区ですけど、ほかの交渉でも言うていて、回答をやり取りしていますけども、此花区は独自のテストを、言い分は校長会が求めたというふうに言っていましたけど、だから、今までしていなかったことが、区が業務を増やしたわけや、今までやっていなかったことを。増やして土日の出勤が増えたから、そんなことはやめておけという要件なんです。それはちょっと教委の見解としては、区のことは答えられへん事案かもしれないけど、言いたいことは、教育委員会としては様々いろいろやってきて、業務を軽減になるようにやってきましたよと、それはこっちが全部納得しているわけじゃないですよ、だけど、私はずっと減らしてきているというのに増やしていると言っている、区が、区担当理事が増やしているわけや。だから、増やすなと、こう言っているんですよ。そうなってくるとそれは区がしておられることですから、その部分については答えられませんということなんですか。だから、下線部分だけと答えているわけじゃないですか。でも、さっきの話は一緒に、これだけ減らせと言うてきている、教育委員会も減らす努力をしているのに、区が増やしているという仕事を問題視しているわけ。


(市教委)

女性部の要求のほうの項目分類表になります。

まず、1番の(1)から(5)についてなんですが、昨年度分けていたものを合わせて回答させていただいております。全て交渉事項ということです。

2の(1)なんですけれども、これも交渉事項ということで、これは昨年度の2の(1)、同じですね、回答をお持ちさせていただいております。

2の(2)は管理運営事項とさせていただいております。

それと、3の(1)が交渉事項ということで、昨年度の4の(1)になっております。

(2)、(3)が昨年度と同様で管理運営事項とさせていただいております。

(4)については交渉事項ということで、先ほどの1と同じように、昨年度のものに従って回答させていただいております。

続いて、(5)、(6)、(7)が管理運営事項とさせていただいております。

3の最後(8)ですね、これが交渉事項ということで、昨年度の4の(8)回答させていただいています。

4の(1)が交渉事項でございまして、これは5の(1)、昨年度のこの(1)になっております。

最後の4の(2)が管理運営事項ということで、新規項目なんですが、一旦整理させていただいております。


(組合)

私は思うんですけど、管理運営事項、管理運営事項っていつもしゃべられるんですけど、2とか、3とかの。大体6番から、3の6とか、7とか、いつも管理運営事項、管理運営事項とはねられるんですけど、ちゃんと管理運営していただいていないというか、その不満をいつもこちらが言って、それで、ちゃんと管理運営していただけるんですかと言うと、いつも納得いかないような返事ばかりなので、また管理運営事項という形で返ってきたなというふうに思います。

それと、4番の育児部分休業の勤務情報システムを使った取り消し方法、今年初めて触れたんですけど、すごく簡単にできないという職場の人たちの声がありまして、取り消すとか、部分休業1時間とか、2時間とか、そういうふうに働くのは基本としてやってはる方が毎日のようにというか、ちょっと時間が変わったら、毎回それをやらんといけないというところがすごい限られた時間、1時間休になるかなれへんかってすごい、数分のことじゃないですか。その間に開いて入れるということがすごい時間が大変やというところが伝えられてきていたので、そこは何とかちょっと管理運営事項と言われていますけど、何とかそれをもっと簡素化するようなシステムづくりみたいなものをぜひしていただきたいなと思うんです、バツになっているんですけど。取消しとかできますよね、今日間に合いそうやから、部分休業1時間、やめるとか、それを例えばぴっとしたら自動的にそれでもう消えるんかなと思っていたんですけど、そうじゃないんですよね、1回開いて。


(市教委)

そうですね、申請していただく。


(組合)

それは毎日のことなので、何とかそれ、もうちょっと簡単にならへんかなというシステム上のこと、管理運営なんですけど、それはちょっとこれからまた考えていただきたいなという要望です、毎日のことになってくるので。


(組合)

自分で取消できるんですか。


(組合)

パソコンで。


(組合)

自分で取消しできるんやったら、ずれたら取消しでできるん違うん。出勤が受け入れられないことね。出勤がエラーになる。でも、エラーになったらエラーで後でやったらいいん違うん、駄目。例えば年休時休やったら後で失敗したとか、間違っていたからといってできるでしょう。


(市教委)

そこはできますけど。


(組合)

部分休業できない、設定。


(組合)

部分休業はできないんです。


(市教委)

部分休業は給料に直結しますので、していただかないと減額、その分無給になりますので。


(組合)

毎日というか、例えばそれを毎日のようにだったらそれを毎日やらないといけない、それも朝のもうほんまにぎりぎり来たら、数分の間ですよね、という声を聴いています。だから、そこをもうちょっと効率よくできないのかなということを聞いています。何とかちょっと考えていただけたらなと思うんですけど。


(組合)

妊娠障害休暇、14日というのは本当に何とかならないのかというのは常に思っているんですけど、ちょっと合わせてほしい。


(市教委)

府の状況というのは、人事室のほうにも状況をお伝えさせていただいておりまして、市全体の制度ですので、市長部局が変わると市全体にも変わるということがございますので、学校園のところは女性職員が多いでありますとか、ちょっと学校園特有の事情を伝えてはおります。また、引き続き働きかけを行ってまいりますという答えになってしまうんですけども。


(組合)

それも合わせてほしい。やっぱり妊娠異常とかで休みが欲しいという方が数多くおられるというのは事実で代わりがなかなかいない仕事じゃないですか。休むのも大変やし、1か月の講師に来て教えていると不安なんですけど、本当に代わりがすぐ来てもらわないと本当に困る職種なので、ちょっとでも安心して休めるようにという意味で本当に切に思っています。やっぱり出産率も下がっているし、みんなで支えていくという、出産したい人が安心して出産できるようにというシステムを公務員からつくっていくべきじゃないかというふうに、社会の見本となるようにつくっていくべきじゃないかなというふうに思っていますので、ぜひお願いしたいと思います。

それと、不妊治療。


(組合)

3の8はこれが答えですか。


(組合)

3の8の不妊治療、不育治療のために追加を創設することというところで、これが答えですか。


(市教委)

回答交渉までに進展がありましたら回答は差し替えることは考えてはいますけども、今回はまだちょっと市労組連のほうの交渉のほうで、不妊治療休暇が来年4月にできますというところまでは決着がついていると思います。具体的にどういう取扱いになるのか、また、申請方法をどうするのとか、添付書類は何が要るのかとか、具体にまだ何も我々も知り得ていないところですので、その辺がもし先に出ましたら、回答になるかと思います。今、報告のほうを待っている状況です。


(組合)

市労組連が出てからということで。


(市教委)

市全体のほうですが、情報を流さないとということがございますので、全く同じ制度になりますので、1日単位か、時間単位というところまでは決まっているんですけども、詳細なところはまだ詰めないかんところはありますので。


(組合)

それで、来年度4月に間に合うんですか。


(市教委)

もう少しで出されるかとは思うんですけど。


(組合)

もうあと1か月もないんですけど。


(市教委)

それを受けて、我々も通知を流すとともにまた勤務情報システムも反映してそこに確保しなければいけないという立場もございますので。


(組合)

いや、いや、それは分かっているねんけど、もうここまで来たらあれかなと思ったのは、私が言った、まだこれですかと。


(市教委)

ただ、ちょっと多岐にわたっているもので回答するわけにいきませんので。


(組合)

せっかくええ答えができるのに、答えてほしいんですけど。


(組合)

府はもう決まっていますよね。


(市教委)

府のほうも決まっていますね、その通知も出ているので、まだちょっと分からないんですけど。


(組合)

資料請求をしている部分についても出していただけるんですかね。


(市教委)

間に合うものから順次ちょっとお示しはさせていただきたいと考えておりますが、ちょっとすみません、今日はお持ちができていない、申し訳ないですが。


(組合)

話もしづらいので。


(組合)

ほかいいですか。


(組合)

管理運営事項になっていますけども、3の7とか代替が来るやつ、実際に来ていない。


(組合)

配置することやから管理運営事項。


(組合)

いつもそういって言われるねん、管理運営やから。産休代替すら来ていない状況というのはつかではりますよね、この資料請求で出してくださいという。教育に穴が空いている状況、つかんではりますよね。


(組合)

そうしたら、本部さんにもう一回戻って。


(組合)

すみません、ちょっと本部、青年部、要求書の10番です。


(組合)

10番の(4)を聞くとそうなんですけど、文言全く去年と同じ回答なんですけど、この10の(4)を部活動指導につきましては、左から4行目、これはもうこのままでいいんですか、平成30年度のことについて書いてありますけど、これはこのままですか。平成31年度、今年度がどうだったのかと。


(市教委)

すみません、ここは今年度の取組ですね、すみません、ちょっと反映し漏れておりますので修正させていただきます。


(組合)

ですよね、これはこのままコピーしているのと違うかと思うぐらい、失礼なことになりますけど、一言一句変わっていなくて、当然ここは今年度の取組ですね、書いていただいて、昨年度というならば、平成30年度はこうだったけれども、本年度の取組はどうだったかということを書いていただかなあかんのかなと思うので、お願いします。

あとすみません、12の(3)はパワハラのことは、女性部にもあったんですけど、令和元年10月にこの服務監察だよりというのは、これは交渉で聞いてもいいんですけど、職場に置いているんですか、案内しておりますみたいなことを。


(組合)

服務監察だよりがおりていますね、それでもそのほうかどうか分からないです。私が出てきたやつはまだ見ていないです。その中身が合致しているかどうか、そこまでは覚えていません。


(組合)

ごめんなさい、別に去年より前進していたら問題ないんですけども、この回答の中のパワーハラスメントのない、職場環境の充実に取り組むように一層推進するよう、通知しておりますと。昨年度やったら学校園長に対してどういうふうに指導していっているかとか、コンプライアンスの徹底とか、研修とかいうことが入っていたと思うんですけども、それは特に書かれていないのは何か意味がありますか。なかなか窓口に相談するといっても、こういう問題って相談しにくというのが例年の交渉の中でも言ってきていると思うんです。なので、管理職だけがパワハラと限りませんけれども、やっぱり職場の環境をよくするために、職場からパワハラをなくすというために、学校園長に対して研修とかをするということが結構いつも回答に書かれていたかなと思うんですけど、逆に今回特にそれがないので。


(市教委)

回答する内容によって、長くなってくると減らさせていただくこともあるんですが、そういったことを。


(市教委)

ちょっと所管にもう一度確認をさせていただきます。


(組合)

被害者を救済するという立場も昨年の回答の中には入っていたと思うんです。パワハラとか、いじめもそうですけど、やっぱりいじめられたとか、パワハラを受けたという、そういうふうに相手方がとっていたら、それはパワハラに認定するというか、いろいろ個別のあれはあると思いますけども、そういうことでちょっと服務監察だよりでは案内しているけどもというとこら辺が、ちょっとそこを補える部分があるのなら、校園長に対してどうなのかというとこら辺がと思っただけで。


(組合)

最近はハラスメントによってついてる研修会を職場でやっていないように思うんですけど、事実はあったんですけど、大体そういう校長さんの意識というか、低下しているんじゃないかなと、先ほどの女性部でマタハラについても学校園に周知を図っており、管理監督者においては、日頃から教職員に注意を喚起し、各職場において研修を実施するなど、その認識を深めるように努めておりますと言われているけど、全く無理です。

相変わらずといったらあれですけど、今年も水着、プール、妊婦さんが水着、水着は着ていないか、プールサイドに立ったのが今年も聞いております。去年も聞いています。だから、そういうことで、校長先生は結構そうやってマタハラですよね、しているという実態もありますし、やっぱりあんまり周知徹底、研修に努めるように委員会のほうから校長さんにこういう指導をほんまにされているのかなという気はします。


(組合)

どこにかかっている、どれ、どの要求。


(組合)

この女性部というのは4の(1)です。


(組合)

4の(1)、何度も絡めていっているんです、絡めて、ごめんなさい。


(組合)

はい、マタハラというところと絡めて一緒に、ハラスメントに関する。


(組合)

いや、いや、交渉でちゃんと項目で答えてもらわなあかんから、どこで答えるか。


(組合)

4の1です。女性部でも先ほどのパワハラの周知徹底がというところがあったので、どうしても4の1です。


(市教委)

本部の12の(3)は手を付ける趣旨、なければ今年の取組に内容とかというところと所管と調整してお示しさせていただきたいと思っています。校長の指導内容というところですね。4の(1)なんですが、書いてはいるけれども、実態が伴っていないという御指摘ですので、ちょっと今のお話も所管のほうにお伝えさせていただいて、回答のほうをどうするかちょっと検討させていただきたいです。


(組合)

だから、この回答の令和元年9月の校園長のコンプライアンス研修の際にはセクシャルハラスメントの防止をテーマに研修をいたしました。それで、マタニティについては研修をいたしましたと答えているけども、現場では研修はほんまに受けたんかと思うような実態があるという指摘があって、それに対して答えてくれということやね、研修していますというて、研修を受けた校園長がこんな明らかなマタニティハラスメントやと思われるようなことをしているじゃないかという指摘をした。なので、教職員人事は本当にやってくれるのか、教育活動支援を含めて、これはあれやな、セクハラ窓口。


(市教委)

そうですよね、御指摘ですとそうですね。


(組合)

窓口としてはセクハラの窓口というのしかないので、今のところは、パワハラもマタハラもセクハラも全部そこが担当ということになって。さっきの周知するというのは、服務監察だよりはここに相談してくださいよというのを周知しているだけで、別にそれ以上は駄目ですよ。直接書いている人も実際いて、ということでちょっとあっちいったりこっちいったりします、いいです、いいので、気がついたことで、今のようにこの回答が不十分だというのがあればください。

先ほどの妊娠障害休暇の話なんですけど、教育委員会としては、学校園の特有の問題ということで努力していただいていることは分かるし、私も一方で市労組連で交渉をしているということで、なかなか今までの市の体制の中で、例えば病気休暇の3日間、当初の無休の話も、このコロナウイルス関係の対応の中でも、府と同じような職免なり、対応があったとしても、そこがネックになっておって、そう言うている間に人事院が出し、総務省が出したから、休校に伴う特別休暇にできましたから、それはそれでありがたかったし、よかったので、両方の職場も現場も喜んでいるんですけども、でも、そこは変わらない。これだけ感染症の問題がなって、インフルエンザで一部特例が広がったという経過はあるけれども、だから、なかなか一旦市が決めたことについて変わらへんから分かるけども、やっぱりちょっと目立つので、7日と14日では、せっかく努力いただいているんやから、非常勤講師の20円の話とか、そこだけ20円上げたとか、市も20円上げるとか、いろいろやってもらっているので、ちょっとこれは女性のどうのと言っている状況の中ではやっぱり、今も答えてくれはったように、市全体の動向を注視しながら誠意を持って交渉をしてまいりたいと考えておりますいうて、言葉としてはそういうことになるんやけども、強い要求やということで交渉のときにも問題になると思いますけども。


(組合)

すごい大事なことやと言うくれはったのは前回のときもすごい私、今までにない回答やなと逆に思ってしまったんです、もう市と同じようになれるように返事しっかりいただいていなかったのに。


(組合)

そうか、そうか、それで女性部長、ああ、これは実現するのかというふうに。


(組合)

実現するというか、すごいマイルドやから、駄目だと言われても、ここに誠意を持ってと書いてはるように、すごい頑張りますみたいな雰囲気が伝わったので、私が勝手に感じたのかどうか分からないけど、言っていただいたときに、ああ、これからひょっとしたら前向きにいろいろ進んでいくんではないかというふうに勝手に勘違いしたところもあったんですけど、やっぱりそれだけ大事やと思ってくれはるのはすごい伝わるんです。だから、何とかほんまにお願いしたいなということなんです、本当に、はい、以上です。


(組合)

11番は、昨年度と今年度の取組については特にないということですか、回答は、本部の11番のメンタルヘルス対策について。集団分析、結果について、校園長を対象に説明会を開催したというのが下のほうにあるんですけども。


(組合)

要するに去年と変わっていないですよね、改正された点はないのかということですね。ストレスチェックで、とりわけ新採用とか、青年とかという、そんな分析はないのかな、していない、している、ストレスチェックというか、階層、年齢別とか、そんなのはしていないかな、しているんですか、していない、ごめんなさい、労安で報告しているとか、別にないですね。


(市教委)

ちょっと給与厚生に確認させていただきます。


(組合)

できますか、ストレスチェック、せっかくやっていただいていて、チェックとしてはもうすぐ問題あるといったらあかんけど、文書が返ってきているんですけども。


(組合)

ストレスチェックで数値というか、それは管理職が回収する。


(組合)

いいえ、本人に。


(組合)

どこへいくんですか。


(市教委)

所属ごとの集約した結果が。


(組合)

じゃあ、それは私、保健主事なので、学校ごとに集約した結果を見せてもらいました、個人の名前はもちろん入っていなくて、集約した分でした。


(市教委)

グラフになったやつ。


(組合)

そうです、それは見せていただいたんですけど、個人がすごい気になる数字が出たと言っていた人が、本人にはいくでしょうけど、管理部にはいくんですか。


(組合)

そうなんだけど、ここに言うのは新採用のメンタルヘルス対策とか、青年教職員の実態について聞いているので、だから、もしもそういう年齢別とか、とりわけ新採用についてのストレスチェックやら、ほかのチェックも含めてデータとしてあるんやったら教えてほしい、いや、それはしていません、本人に返しているのと、それから、学校別のあれを返しているだけですということやったらそれはそれであれです。こちらもまたしようとしたら、新たな要求としてお願いするかもしれない、せっかくやっているんやから。なぜ言うているかいうたら、もう感覚としてはどうも新採用にしても、青年にしても、非常にストレスを強く感じておられる方がたくさんいて、私らのところにも、はっきり言って、組合員、組合員じゃないを問わず、相談が入ってくるという状況があるので、そういう意味では、こちらとしては感じるやろうね、とりわけ新採用者や若い人が、感じるので要求も出しているわけやけれども、もしその辺が分かるならこういうふうにしていますと、せっかくしていただいているので。


(組合)

教育委員会さんが努力していただいているのが分かりますし、あれなんですけど、ちょっと11の問題と13ですね、研修について13の(1)の分に絡めて、臨時教職員部としても、講師から新規採用されて1年目を迎えると。例えばその先生の扱い、扱いといったらちょっと語弊があるんですけど、学校長によってはそれまでの講師経験を生かした上で人事配置する方もおれば、僕なんかも経験があるんですけど、幾ら講師経験があっても、あなたは新採用になったからという扱いで、上司に同じような経験もこうやって扱われることもあったりとか、新任にしても、右も左も分からないまま、現場におって、指導教諭がつくんですけど、その指導教諭との関係とかいろいろある中でストレスを抱えることはあるのかなと、現実的に思っています。組合の相談に対してもそうですし、僕自身が今まで身の回りで感じたこと、自分自身のことで感じたこととというのはそういう現状があるのかなと思うのと、とりわけ実際うちの管理職も言うている話なんですけど、経験年数10年未満とか、あと年齢構成が20代、30代がもう6割を超えているという中での若い先生の育成というか、僕ら組合の中で話をしているのは、僕の印象としては、現場の印象としても、若い先生がもう若い先生で仕事をしているみたいな現状があるんです。その中でのストレスって、教える側もストレスですし、教えられる側もストレスですし、やっぱり大きな原因は多忙化にあると思うんですけど、やっぱりその中での人間関係も含めて、人間関係とかはもちろん現場で解決しなあかん問題としてあるんですけど、全市として、ストレスを抱えている新任さんであるとか、青年教職員に対してどういう対応をとるのかとか、もうちょっとメンタルヘルスの対策にしても若い先生が相談しやすいような制度というか、そんなのが取り入れられないかなとは思う。要求書の書き方にもあると思うんですけど、現実としては、はっきり直近の話をすると、この4月から雇われる、この1年、新任講師を頑張った人とか、4月に正規になるとか、もしくは長い間講師をして正規になるとか、むしろ今まで大卒で新任を迎える方とか、含めて今の現場で続けられるのか、もうちょっと言うと、若年退職の一部と言うより、少なくない数はあると思うんです。家庭の事情とか、結婚退職があるかもしれないですけど、そんなのを含めてある中で、教員更生もしないと、とかも含めて若い先生のメンタルヘルスを潰しやすい環境があるんじゃないかなと僕は印象があるんですけども、それに対する具体的な対策、アンケートとか、アンケートというか、情報をつかむほうも含めて必要なんじゃないかなと思っています。


(組合)

あといいですか。

そうしたら、資料請求させていただいた点についてはお願いしたいということと、交渉はいっているのか、まだ、また後で。


(市教委)

日程をちょっとこの場で。


(組合)

18日の日に他の専門部の予備交渉、23日が本部、青年部、女性部の回答交渉、24日が他の専門部の回答交渉。


令和2年3月18日(水)

大阪市立学校園教職員組合(専門部)年間要求申入れ交渉(事務折衝)の議事録

(市教委)

では、事務折衝を始めさせていただきます。

手元のほうに各専門部の項目の分類表と回答のほう、載せさせていただいております。それぞれ新規項目でありますとか、あと文言変更させていただいたところを簡単に御紹介させていただきたいと思っております。

特に、こちらのほうで順序というのは決めておりませんでして、御希望があればそれでおっしゃっていただけたらそのようにさせていただくこうかと思うんですけれども。

では、養護教職員部。

昨年度の2-4の文言変更していただいているところ、1件おつけしておりまして、この2-3ということで回答をしております。我々のほうからの回答としましては、昨年度と同じ内容になるのかなと思っておりまして、22時以降の勤務時間については割り振りがされておって、そこについては夜間手当が支給できるということで、今後につきましてもこの自治体の状況を見ながら適切に対処してまいりたいと考えますということで、回答のほうは昨年同様これを書かせていただいておると。


(組合)

じゃあ、それに対してもまたこちらのほうから質問とか、もうちょっとこういうことということがあれば、そのとき双方向で変更以外のところの項目のところで。


(市教委)

管理運営事項に対しての御意見というか、御質問もいただいても控えさせていただきますので。


(組合)

養護教職員部です。よろしくお願いいたします。

まず、回答いただいておりますことについて1つ質問したいです。

夜間勤務手当を支給できるものとなっておりますということで書いていただいていますが、熱が出ている子とか、病院へ連れていかないといけなかったときとかで、宿舎に帰ってくるのが深夜の1時、2時になった場合とかはどのようにしたらいいのかというのを単純に、普通に知りたいので教えていただけたらと思います。それがこの回答についての質問です。

そのほかのことにつきましては、管理運営事項等になっておりますが、よろしいですか。


(市教委)

はい、お願いいたします。


(組合)

8番の1なんですけれども、養護教諭として専門職なんですけれども、養護教諭というのは、いつどのように休憩時間を取ったらいいのかなというのを単純にお伺いしたいなと思います。どういうように取れる例があるのかというのをまず示してもらえたらなと思っています。

2番です。

2番の2番、看護師の付き添い、どこの学校でも看護師付き添いをやむなく行っている学校もあるかと思うんです。その看護師付き添いの行っている学校があるということは、どのようにそこの学校は看護師さんが付き添いで行っているのか、手続等を分かりやすく教えていただけたらなと思いますので、そちらのほうをよろしくお願いいたします。

3番の3番、心臓二次検診の会場校で、私たち養護職員が一人で付き添うことがないようにということを書いてあるんですけれども、やっぱり複数の子供たちを、特に小学校は1年生の児童を二次検診等で連れて行かないといけないことが多い場合がほとんどなんです。その二次検診、1年生を何人もの子供たちを一人の養護教職員が連れていくということはとても安全面でも私たち不安なところがたくさんあるので、複数以上の対象者がいる場合は複数で連れていくことというような文書等を出していただけたら、学校といたしましても養護教職員が一人で行くことのないような場面になるんじゃないかなとか思いますので、管理職に分かりやすいように伝えていただきたいです。そういうことをできたらなと思いますので考えてください。

4番なんですけれども、4番の就学時健康診断のことにつきましては、今年度の就学時健康診断のときに、校医等の報酬の文書が急に変更になったところがあったんです。それは、前に協議のときにも伝えたので変更になったんですけれども、その校医等の報酬等にいきなり、急に就学時健康診断の実施要項が来たときに変更になるということは、私たちの今までと違ったところがあるということは本当に急に来たら、文書が急に来たら混乱を招くことになりますので、事前に分かっていることは知らせていただくか、急に決まったことだけをこうしてくださいとかというのはちょっと困りますということを伝えておいていただけたらなと思っています。

それと、8番の校務支援パソコンに関することなんですけれども、何で管理運営事項になっているかが分からないので、ここのところはしっかりと見ておいていただいて、労働過重の軽減になるように考えていただけたらなと思いますので、よろしくお願いいたします。

それと、その他のところなんですけれども、心身の適用加配の対応の学校名を教えてください。心身の加配の学校、複数校になっている学校の名前を教えていただけたらなと思いますので、よろしくお願いいたします。

以上です。

そのほかにちょっと違う面でもありますので、よろしくお願いいたします。


(組合)

養護教職員部です。

ちょっと付け加えてお伺いしたいことがあります。

今年度末、2月から3月にかけて、運動検診とか、成長曲線の活用についてさかのぼって過去4年間の調査票を全てチェックしないといけない分の調査、統計についての報告を求めるものが立て続けに来ています。養護教諭は計画的に定期健康診断の実施要項に基づいて計画しながら年度の準備等も行っている中で、年度末のさかのぼった4年間の調査票が大変負担になっています。

事前に年度当初の実施要項等にそういう調査等の計画を盛り込んでいただいて、私たちが計画的に仕事ができるように盛り込んだものを提示してもらうことができないのかなというところで回答していただけたらなと思います。

それから、今、新型コロナウイルスの対応等で学校現場のほうも消毒作業等、大変な負担がかかっています。今後のまた新学期等の対応、まだ示されていませんが、ちなみに、今後また対応の内容が変わるのであれば、早期にお知らせしていただけるようにお願いしたいと思います。

定期健康診断、4月以降にもう日程表が組まれていますので、いろいろな今後のコロナウイルスの対応で変更がある場合は、電話だけが学校医の先生との調整とか、そういうことをするのではなく、教育委員会のほうからも学校医等に協力が得られるように直接文書等で対応をしていただけるようにできないかなというところで回答をいただけたらと思います。

また、マスクの着用とか、現場の教職員も子供と接する際にマスクの着用とか、子供たち自身もマスクの着用を促すような教育委員会から文書も来ていますが、物資等も困難になってきます。そういったところについてもどのように対応していくのか、今は難しい状況だと思うんですが、なかなか現場とのギャップがあるような文書が下りてきていますので、今後の対応等も現状のままいくのかどうかというところも早期に教えていただけるように御指導いただけたらと思います。

以上です。

あと、今年度、フッ化物塗布という内容からフッ化物洗口ということが保健事業の内容が現場のほうには2月末に知らされたんですが、学校歯科医の先生方も変更のほうを聞いておられなくて、大変現場も来年度どのようになっていくのかというところでイメージがつかないまま準備を進めているんですが、保護者のほうからも必要性とか、有効性、安全性、現場のほうでも薬品の管理等、施設、設備の問題とか、どのような負担が教職員にかかるのかというところがはっきりしないままですので、その辺を分かりやすくそれを現場に下ろしていただけるようにお願いできたらと思います。

以上です。


(市教委)

栄養教職員部が2点、交渉事項がございまして、まず、(5)です。

こちらにつきましては、要求内容としましては、献立作成からはかることまでが従来の要求でして、その後段に授業パソコンのことを書いていただいているということで、先ほどもちょっとありましたが、授業用パソコンにつきましては、予算が必要というところがございまして、管理運営事項と定義をさせていただいておるところです。したがいまして、もともとの回答の内容ですね、献立作成などにつきまして、下線部分について回答させていただいているという次第でございます。

裏面の2の(8)です。

こちらにつきましては、従来どおりの回答内容とさせていただいておるところです。


(組合)

さっきの2-5のところからですが、授業用パソコンが予算の関係もということも言っていますし、その前段の栄養管理室についても同じように予算上がということになっていますが、中学校の給食も全校でも実施されて、栄養教諭も少し増えている、また、中学校にも配置されているというところで、未来どこも新しい部屋がというわけではなくて、階段下倉庫であったりとかいう、各校での工夫はされてはいると思いますが、備品とか、いろいろ必要なもの、栄養士の教材とかを収納する棚とかも欲しいですし、そのあたりの予算をちゃんと組んでいただいたり、物品を少しでも何らかの形でもいいので、一部分でも予算化してほしいというのは私たちの切なる願いですので、そのあたりはお願いしたいと思います。

授業の中での栄養指導を実施するときにも授業用パソコンを使いたいと思っていますし、それを準備するためにも今空いているかなというふうな、みんなで、その他大勢でいっぱい、じゃあ、養護教諭とも一緒に使わないといけないし、養護教諭の先生も保健指導にも使いたいと思っていても、取り合いになるような状況で何回使っていると言われても困るので、ぜひ支給をしていただきたいと思っているところですので、希望しておきます。

2-8ですが、給食帽については、マスクを上からかけれるようということも、衛生面からも引き続きお願いしたいところです。

今回、マスク等も不足ということになっているので、回答の中では28年度からガーゼからマスクに変更していただいていますが、給食業務に関わって、調理師さんともども大丈夫かなという話もしています。またガーゼに戻すとかいうふうな声もそんなのも出ていますので、確保していただけるとは思っていますが、そのあたりはぜひお願いしたいと思っています。よろしくお願いします。

それ以外の部分で、1番のほうから、1番の(3)です。

給食費の無償化ということで、長年私たちの要求をあげさせていただいております。一部報道でもう来年度から実施したいというふうなことも伝えられていますが、ぜひそのような方向で調整をしていただきたいと思っています。学校現場は取り立てをするのは違うと思っていますので、無償化になれば子供たちも安心して給食を食べれますし、今回、3月分の未実施分等で物資等も使えなくなったりしていて、大阪市の予算的には逼迫するところはあると思うんですけれども、無償化に向けては計画的に実施をお願いしたいと思います。

1-10のところです。

3つ切り皿、今中学校の全校実施になって、残食量の問題というのが大きいと思っています。それはやっぱり食器に入り切らない、小学校の1.3倍量のものを同じ小学校と同じ食器で盛ることでの難しいというのがあると思っていますので、検討が続いているのかどうか、一応洗浄の問題とかというのもお聞きはしましたが、その後、何かいい改善策とかはないのかなと思っています、それで、検討されているかどうかをまたお聞かせ願いたいと思います。

2番のほうの(2)です。

栄養教諭の配置についてですけれども、内示も出ましたが、この間、ずっとお願いしていた状況になっていないと私たちは思っています。区の校数とか、学校数、学級数によって配置をお願いしたいと思っていたのに、民間委託になったら学校は優先、民間委託の親子実施校が最優先とは言いながらも、学級数の多いところは未配置になったということになると、栄養教諭推進事業にまたそこの大きい学級数のところに出向かないといけないということになり、私たちの負担は全然変わっていない状況が生まれています。民間委託で、親子の、小さい学校には配置されたかなと思っていますが、それだけでは解消できない部分があるので、ぜひ指導部からも出されています、資料にも要求していますが、推進事業の実施状況等も鑑みて、各指導部等とも連携しながら配置をしていただきたいと思っています。中学校への配置とかも入れてはいただいていますが、計画的な配置をお願いしたいところです。

以上です。


(市教委)

事務職員部のほうからは、新規項目が1点、2の③ですね、ちょっと全体の中で併せて説明させていただきます、幼稚園部です。

幼稚園部につきましては、昨年度の文言変更としていただいているかと思います。

まず、3の①ですけれども、休憩時間の関係につきましては、昨年度と同様の回答をさせていただいております。

裏面の3の④ですね、こちらにつきましては文言変更させていただいておりまして、ちょっと細かい文言の表現で、趣旨は大きくは変わっていないのかなと思っておりまして、2段落目ですね、これ以降は、以下に教育委員会といたしましてはということで、冒頭にも変更させていただいて、園長に対しての指導をしているというところをまず先に述べさせていただいているということで、特に大きな趣旨の変更はございません、今後変更のみでございます。

続いて、3の⑤です。

こちらにつきましては、昨年度と同様の回答にさせていただいております。

続きまして、3の⑨、こちらにつきましても同様の回答です。

3の⑩につきましても同じ回答、最後、3の⑬ですね、再任用教員の短時間勤務手当を認めることというところにつきまして、2段落目ですね、幼稚園においては以降、非常に小規模であるというところを強調させていただいているというところと、あと支援担当講師を除く全ての教員がその後に恒常的にという文言を入れさせていただいております。若干の文言をちょっと修正させていただいている感じです。

こちらからの説明につきましては以上です。


(組合)

幼稚園部です。

休憩時間は本当に幼稚園の現状は休憩時間が取れていなくて、変更したらいいというのも知ってはいるんですけど、変更しようと思ったらいろいろな方から文句言われたりして、私なんかは平気でできるけど、できなかったりする現状でして、このまま帰って、多分2時半に子供が帰った後、休めるじゃないかと思われる分だと思うんですけど、いっぱいすることがあって、打合せ、それから、事務の支援員さんが来てくれはっても全部はお任せできないので、本当に休憩時間は全然取れないんですね。例えば土曜日、日曜日に出てきてやっていますとか、そういうのを公表するより、本当に休憩時間が取れているのかとか、そっちのほうが大事なんと違うかなというふうに思っています。毎回この同じ言葉なんですけど、聞き取りを行ってまいりますと、改善に向けて、それも毎回同じで、じゃあ、どう変わっていったのということを教えてほしいなといつも思います。

3-4も、それは全部3番ですけど、3-4も3-5もです。3-4なんかもここに一人の教員に過重な負担がかかることがないようにと指示をしているんです。それから、園長に対しというのをいっていただいているんですけど、この一人の教員に過重な負担というのは養護教諭です。先生が、例えば連携してプール遊びをして、代わりばんこで見たらいいじゃないかと、毎回の回答でも言われるし、ここにも書いてあるんですけれども、幼稚園のプールって20人ちょい入ったらもうぎちぎちでいっぱいです。入れないです。2クラスやったら、例えば45人とか、50人入れたら、その一つに入っている間、相手のクラスの子はプールサイドで待っておかなあきませんよね、でも、入ってすぐなんて子供はあがりたくないし、全然プール指導にならない。そこで、15分か20分ぐらい遊びますよね。15分か、20分プールサイドで待たせるほうが危ない。幼稚園によっては全然日陰ができなくて、関係者は必死でやっている幼稚園もあったりしますけど、すごく暑いし、結局その発達段階、例えば3歳と5歳やったら、プールサイドで待たせられる時間も全然違うし、結局こういうふうに書かれているのは絵空事なんですね。結局ずっといてくれてはるのは養護教諭の先生で、物すごい重装備で、必死でやってはるけど、でも、ここに本当に園長に対しと書いてくれてはるんですけど、ほんまにどんなふうに言うてくれてはるのかなっていつも思うんですね。園長先生が代わったらいいのに。園長先生はそれは忙しいし、いろんな地域対応もあるんですけど、ずっと地域対応しているわけじゃないから、じゃあ、ちょっと代わるわとか、そんなふうに言って代わりはった園長先生って私、今まで十五、六年転勤して十五、六年勤務しているんですけど、代わりますと言わはった園長先生はたった一人でした。ずっと養護教諭が必死でやっています。熱中症になりかけた養護教諭もいました。だから、本当に園長に対しというふうに言ってくれてはるんですけど、物すごく具体的に代わってあげてよぐらい言ってほしいなといつも思っていますので、どんなふうに指導してはるのかというのを教えてほしいなと毎回思います。全然変わらないです。

この3-5なんですけど、例えば15分単位にこだわらない割り振りの変更って知らないです、園長先生。だから、それをここに引き続き周知に、多分知らないのはうちの園長だけと思うんです、いろいろ聞いていると、えっと言わはりましたので、引き続き周知に努めてまいりますというのを、ほんまにどんなふうに努めているのかと、例えば園長会で言うように言ってくれているのかとか、そこの全部みんなそうなんですけど、継続して指導してまいりますとか、引き続き周知に努めてまいりますと言うけど全然変わらない。だから、本当に具体的に園長先生に教えてあげてほしいと思います。いろんな研修、研修というか、いろんな園長会以外にもいろんな場があると思うんですけど、だから、この3-9の勤務労働条件、いろんな条件、勤務労働条件も本当に幼稚園の園長先生は本当に知らないです。それは知らない園長先生が聞かないで、聞かないでというか、そのままの主任になって、そのまま園長先生になってというので、私のほうがよく聞かれたりします。このままやったから、適宜指導してまいりたいとか、周知徹底とかいうのも、ずっと同じきれいな言葉なんですけど、どこでどんなふうにしているというのを教えてほしいです。育児短時間勤務をしている先生も幼稚園は本当に増えました。前はそれがなくて辞めざるを得なかった先生も時短勤務の先生がすごく増えました。それは幼稚園はすごいよかったなと思います。フルタイムの臨時講師をしている、それもすごいと思います。なのですけど、現実には時短勤務と言いながら5時、6時です。でも、給与は8分の5というか、減らされてしまう、すごいテンション、こんなんテンションもう下がるわと言って、結局育児時短をやめて普通の勤務に戻ったり、それとか、もう辞めちゃった先生、もうこれでは無理と言って辞めてしまった先生も私の身近な友人まで2人聞いたりとかありますもので、本当に退勤時刻を守れるように周知徹底するように適宜指導というのを、適宜じゃなくて本当に強力に指導して、園長先生に言ってほしいなと。どんなんされました、さっきからずっとそうなんですけど、どんなところでほんまにちゃんと言うてくれてはるのというのをお聞きしたいなというふうに思います。権限外事項というのがすごい幼稚園に多くて、権限外というか、私たちは幼児教育の権限外のことばかりなの、これと思うんですけど、例えば一番言いたいのは、無償化が去年2月から始まりました、その無償化で影響が出るかもって、公立の幼稚園がすごく下がる、希望者が下がるかも、なくなるかもと言っていたんですけど、やっぱり3歳児の抽せんがあるんですね。私の幼稚園もあったんですね。落ちたらすごくお母さん、もう泣きながら遊戯室から出てきはるんですね。園長先生とか、私たちの、もしかして引っ越しとかが10人ぐらい出たらいけるかもしれへんとか言いながら言ったりはするんですけど、それだけ公立の幼稚園に行きたいって、その公立の幼稚園の保育を物すごく信頼してくれているお母さんたちがいっぱいいるって、そこは教育委員会の人たちにもすごく知っておいてほしいな、権限外事項というのは物すごく悲しいなと思います。


(組合)

次、お願いします、障害児教育部。


(市教委)

障害児教育部ですが、9番ですね、昨年同様、いただいておりまして、こちらにつきましては回答のほう、昨年同様とさせていただいております。

こちらからは以上です。


(組合)

とりあえず3つお願いします。

まず、1個目は、全体この要求項目を見て、交渉事項になっているペケのところをぜひ表記を変えていただきたい、無理でしょうか。10、12、13、交渉事項の回答がペケになっている。去年も言ったけど、多分早めに修正していただいたほうがいい。ほかの専門部とか、ここちょっと丸にしておいていただいて、それで、この根拠、備考のところにどこと一緒かというのを、いきますね、多分10は幼稚園部の3の①だと思う、休憩時間の。12が臨時教職員部の5の(1)、13がちょっと分からない、コーディネーターの、これは交渉事項で何でペケなのか。


(市教委)

すみません、ちょっと確認させていただいて。


(組合)

先に言うと、多分市教協でというふうな感じで去年も書いておった。毎回ちょっと交渉を臨むに当たって紙がないので、申し訳ないけど、紙をください、交渉事項なので、同じコピペで構いません。

まず、1個目、表記の問題、まずそこをちょっと、打ち直ししておいていただかないと、せっかく交渉折衝していただいているのに、もったいない話だと思います。お願いします。

その上で、2つ目が、交渉事項云々に関しての8番を、私の中では新規項目なので、文言変更じゃないので、項目8番を見ていただいて、多分やってはることはあると思うんです。私らで最終的には講師が来ないじゃないかという話をするつもりなので、軽減講師があるはずなので、それを文言として示していただきたいと思います。というのが、組合員もそうだし、管理職もそうだし、実は知らなかったというのをちょいちょい聞くので、それは周知徹底の意味、それは周知、徹底してください。

3つ目が当日のやり取りについてです。

12番のところが特別支援教育サポーター、ありがたいんです、その点は後ろのほうからやってくれますという話をしようと思います。ただし、待遇改善をしたんだけども、細かいところで2つあるんです。1個目が、サポーターさんの希望する勤務時間に添えなかったというのをよく聞くんです。要するに、月額を希望していたのに、週何時間かな、日額になったので、になったという話をよく聞くので、そこをもし待遇改善をして、雇い抑えみたいなものがなっているところ、すみません、今僕も情報を集めているところなので、どこまで議論できるか分かりませんが。

それで、ちょっと若干ニュアンスが違って、勤務自体は改善されたのがすごく障害児教育部としてありがたいと思っているんですが、改善に伴ってなのか、偶然私の耳にするところがそうなのか分からないんだけども、全体のサポーター数が減っているような感じがしているんです。うちには苦労話しか入ってこないので、褒めているところもあるかもしれないんですけど、そこの確認をしたいな、給料上がったから人が減ったということはないのかという、うちからは実態として数少ない実態をあげます。

もしよければ、関連してなんですが、そのサポーターに関して、配置人数を資料請求であげているんです。これがもう何人配置しましたか的な感じで、超ざっくりな私たち的にもちょっと無駄があるなというふうに言っているんですが、もしよければ来年度の見込み数として、月当たり何人ぐらい、何人という表現ちょっと申し訳ない、曖昧って何人、日額で何人、そのあたりの数字が出てくればいいんじゃないかな、月額ちゃんととっているんだなとか、そういうことが分かると私たちも納得するかな、実態はまた当日調べます。


(市教委)

事務職員部です。1点新規項目をいただいておるところです。内容を紹介させていただきますと、1の①ですね、学校事務職員の賃金改善策につきましては昨年同様の回答。1の②ですね。日額臨任につきましては、令和2年4月以降、日額が廃止とされることに伴う月額化について述べさせていただいているところです。

続きまして、1の③です。

こちら、学校勤務の任期付職員、代替の任期付職員の方の休暇の関係ですが、こちらにつきましては昨年と同様の回答とさせていただきます。

1の④ですね、こちらにつきましても、昨年度と同様の回答とさせていただいております。

2の①ですね、学校事務職員の休暇制度につきまして、こちらにつきましてはも昨年度と同様とさせていただいております。

裏面の2の②ですね、昇格制度に関しましても昨年度と同様とさせていただいております。

2の③がパワーハラスメント防止措置を講じ、使用者責任を果たすことという要求に対しまして、所管のほうからの回答を書かせていただいております。

最後、裏面2の⑮です。

こちらが再任用の短時間の学校事務職員に定期健康診断、これにつきましては、先ほどと、昨年度と同様の回答とさせていただいております。

説明につきましては以上になります。


(組合)

事務職員部です。

交渉事項に関わってですが、1-2と3ですが、これを提出した時点ではまだ日額のままだったので、こういう表現になっていますが、来年度からは月額になるということで、その点については一歩前進かなと思っているんですが、産前産後休暇、ここに書いてある1の③の産前産後休暇、病気休暇、介護休暇の代替というのは月額の臨時的任用職員ということで打つのかどうかというのをちょっと一つ質問したいです。

それから、1の④、再任用職員のことなんですけども、いろいろ世間でもやっぱり同じ仕事をしている人は同じ給料をもらうという結構裁判もかなり出ている中で、再任用職員の扶養手当、最近年齢が高くてもお子さんが小さい人が結構いらっしゃると思いますので、この辺とか、住居手当、支給すべきだと思いますので、全体の動向といつもお答えになるんですが、ここは何とか全体の動向で突破していただきたいなと思っています。

それと、あと2-1ですね、特にこの休暇制度の部分で、私たちが思っているのは夏期特別休暇のことです。府費のときは夏期特が半分半分でとれたんですけども、市費になってから1日、体を休めるためには1日休暇というのは、その気持ちというか、そのスタンスは大事なことだと思うんですけども、ただ、やっぱり行政とは違って、事務職員は単数で仕事している部分が多いですので、その半分休めるだけでもありがたいという気持ちが日常多々お持ちですので、もうそれはアンケート、ちょっと前になりますが、とって、その人たちの気持ちが表れていましたので、ぜひここも全体を突破してほしいなと思う部分であります。

続きまして、昇格制度の部分です。

この回答はもうみんな御存じなところです、2級では1級在級5年、3級では2級在級6年以上のうち人事委員会が選考するということで、これはみんな分かっていることなんですが、問題は3級から4級ですね、3級から4級、かつては試験をして、それなりに公平さというのが、事務職員の中にその公平さというのが根づいていたと思うんです。でも、今それもなしで御指名ですか、人事委員会が一応決めたという方が主任になっていくという中で、やっぱり若い学校事務職員の中に不満を持っている人がちょこちょこ出てきていると思うんです。だから、この辺は以前試験していたのに、それをなくして指名でやるというのはやっぱりどうなのかな、市民的に見てもどうなのかなという思いがしますので、ぜひここは公平さを保てるような形の試験を実施して、学校事務職員が何であの人がいうふうなことを思わないような形できっちり3級から4級に進めるような形でお願いしたいと思います。

次、パワーハラスメントなんですが、本当にこれ、ここ数年組合員の中でパワハラを受けるということが出てきましたので、新規に入れさせてもらいました。去年とかも人事のこととかも相談させてもらった中で、この回答の下から3行目に、教育委員会では教職員向けにハラスメントの相談を受ける窓口を設置というふうな形で書かれているんですが、去年人事と相談したときは、相談窓口はあくまでも管理職が相談する窓口だというふうな形でお話しされていたと記憶していますので、この辺のところをもうちょっと詳しく、本当にちゃんと教職員、一人一人が相談できるのか。きっと人事はそんなの一人一人相談、電話かかってきても対応できないという思いがあったのかなと思うんですけども、あくまでも管理職が相談する窓口ですというふうに答えられましたので、その辺もう一度ちょっと確認していただいて、当日御回答をお願いしたいと思います。

最後、定期健康診断、再任用短時間、勤務時間が30分違いで受けられないというのはちょっとどうなのかなと、その幅を広げていただければ、学校事務職員も受けられますので、この辺引き続きよろしくお願いしたいと思います。

それに加えて、この間共同学校事務室の選考等を行ってきまして、今中断という形になっていますが、また引き続き折衝交渉は行いたいと思っていますので、よろしくお願いします。

引き続いて、交渉事項ではありませんが、管理運営事項の人事の配置基準で終わります。

2番の7番、あるいは10番、配置基準というところに絡めてお聞きしておきたいです。

再任用の選考結果というのが3月3日にまず教員のほうは出されたんですね。去年の文書を見ますと、平成31年3月5日には、同じ文書ですね、教員、こちら出たのと一緒なんですけど、教員が1枚、それから、学校事務職員、栄養教諭、管理作業員、給食調理員、これも1枚出ていました。ところが今年は3月3日に教員のが出されて、私、事務職員はいつ来るやろうと思って、一つも来ませんでした。これは何で来なかったのかということをまず聞いておきたいと思います。

それから、その文書がないままに、3月10日に配信がありましたよね、選考結果の名簿の配信です。そちらもよく分かってはると思いますけれども、物すごいミスがありましたね。処分に該当するぐらいのすごいミスだと思います。重大なミスで深刻なミスやと思うんですね。なぜこういうことが起こったのかということをやっぱりちょっと説明していただきたいんです、物すごい動揺が走ったんです、再任用の中で、それをやっぱり説明していただきたい、なぜ起こったのか。

それから、学校現場はそういういろんなものを配ったり、物すごいチェックというのをしているんですね、何かを発注するときに。そういうチェック体制はどうなっているのかというふうなことをお聞きします。なぜ、とりあえずなぜ起こったのか、そんなチェック体制がどういうふうになっていてそんなことが起こったのかということは聞いておきたいと思います。

それから、事務職員、栄養教諭、管理作業員、給食調理師さんもそうですけれども、これらの職種に対して物すごく不誠実な対応されたと思うんですね。教員より後回しにされていると、そういうふうな不信感を持ちました。こういう思いを持たざるを得ない状況です。そこについてはきっちり説明していただきたいというふうに思います。

それから、内示がありました、16日ですね。内示の文書によると、再任用、特に定年退職者の再任用の16日に内示があったはずです。それが保留って出された人があります。今まで再任用で保留内示というのがあったのか、前例があったのか、それをまずお聞きしておきたいと思います。

それから、それは定年退職者で保留なんてことはまずあり得ないから、その校長先生に確認を求めた、聞いてほしいということだったんですが、学校長は保留は保留だからもうそれは仕方がないということで、本人は物すごく不安がっているのに聞くということをしなかった。私はこういう人事というのは物すごいデリケートな問題だと思うんです。それをしゃあないというふうにして聞くということすらもしない、そういう校長の態度というのは問題だと思うんですね。こういう校長の存在というものに対してどういう認識を持っておられるのかということをまずお聞きしておきたいと思います。パワハラにもつながると思うんですね、これは一事務職員の話ですけども、こういう態度の校長というのはほかにもそういうことはあると思うので、何かにつけて、だから、その辺はちゃんと把握してほしいというふうに思います。

それから、さっき部長のほうからも出ましたけれども、共同学校事務室の問題ですね、業務内容はすごく変わります。それで、2月の学校間連携のときに主幹が各学校間連携のところに来たと思われます、それで、その主幹が言うたのには、共同学校事務室のことについての説明のときに教育委員会は来なかったと。教育委員会は何か人事の場面で忙しいか何か知らないです、来なかったということをまず最初に言わはりました、主幹が、ちょっと不満に思ってはりました、多分。それで、主幹が説明したんですけれども、事務職員、平場の事務職員から物すごい質問が出ました、それを教育委員会、今どのくらい把握しているのかということをお聞きしたいと思います。この4月からスタートするんですね、どういう質問が出ていて、どういうふうな回答を持っているのか、どういうことを準備しているのかということをお聞きしておきたいと思います。

それから、2の9番、欠員の状態ですよね、まさか4月1日に単数で欠員があるなんていう、空白の事務室があるなんていうことはないでしょうね、まさか、ということをお聞きしたいと思います。


(市教委)

臨時教職員部です。新規項目2点いただいておるかと思います。

1の(6)とあと3の(10)ですね、いただいております。

1の(6)は昨年度と同じ回答です。

裏面2の(4)も昨年度と同様です。

続きまして、2の(5)につきましても、昨年度度と同様とさせていただきます。

2の(6)についてですが、こちら文言を追加させていただいておりまして、下から2段落目、また、以下のところですね、令和元年10月の服務監察だよりで改めて相談窓口を案内しておりますということで、次年度も取組について書かせていただいています。

続きまして、2の(7)、こちらも文言を変えておりまして、会計年度職員への移行に関して表現を改めさせていただいております。

続きまして、3の(1)ですね、こちらにつきましては、ご要求の件につきましては以降、講師等の初任給決定に向けて行う際の前歴加算ですね、そういうものにつきまして書かせていただいております。

続きまして、3の(2)ですね、こちらにつきましては、昨年度と同様の回答とさせていただいておいます。

3の(4)です。こちらにつきましても、会計年度任用職員の移行につきまして記載を改めさせていただいております。

3の(6)につきましては、昨年度と同様の内容とさせていただいております。

そして、3の(8)です。

こちらにつきましても会計年度任用職員の移行に関して改めさせていただいております。

3の(9)、こちらにつきましては、臨時的任用職員の日額臨任の月額化につきまして表現を変えさせていただいております。

続きまして、3の(10)、こちらが新規事項になります、市の教育制度に対しての御要求というところで、制度につきまして不安を寄せていただきまして、今後の考慮の必要な内容については誠実に対応してまいりたいということで教職員人事担当の回答を書かせていただいております。

続いて、4の(4)、こちらにつきまして、昨年度と同じ回答とさせていただいております。

続いて、4の(5)、こちらにつきましても昨年度と同様の回答としております。

5の(1)、(2)についてですが、こちらにつきましては表現を変えさせていただいていまして、令和2年度からの会計年度任用職員の導入に伴って表現を変えさせていただいております。インクルーシブ教育担当と教育活動支援担当とそれぞれ回答させていただいております。

続いて、6の(1)、(2)です。

こちらにつきましても会計年度任用職員の内容に改めさせていただいております。

こちらからの説明は以上です。


(組合)

臨時教職員部です。

多くの臨時教職員の方々の意見を通じて書かせてもらっています。回答いただいている部分が多いので、それについての質問なんで次回出てくると思うんですけど、なるべく幾つか質問を考えているんですが、最初の1の(6)なんですけども、実際採用される方が、講師から採用される方が年休を取って健康診断に行くということが今年度うちの職場でもありました。やっぱり採用された方に聞くと、何で行かなあかんのかという、2つも受けたのに行かなあかんのかというのはあるんですけど、ちょっと改めて労働安全衛生法23条とか読ませていただいて、3か月経過しないものを雇い入れる場合というのがあるのであれば、講師さんの健康診断を1月以降にするであるとか、そういうこともできると思いますし、職務専念義務のことについても条例でその該当がないのであれば、条例変更を含めて採用された方が改めて健康診断に行かないようにするような仕組みというか、そういうのは考えられるんじゃないかなと思いました。実際クラスを持っている、学級を持っている方は、学級、休みを取って、後半自習とかにして行くということがあるので、せっかく採用されたのにそういう不利益があるのは駄目だなというふうに思っています。

続きまして、2の(5)ですけども、講師の概要をこの変更のために読ませていただいているんですけども、やっぱり内容は少し難しいのもあって、特に若い先生が書いている中でそれをちゃんと説明してくれる管理職がいれば内容が分かると思うんですけども、そういうことを聞きやすいような環境というか、必要かなと思っています。ここの職場では、そういう話が出た場合は事務室とか、管理職に聞くようにと声かけをしているんですけども、なかなか職場によってはそういうのが徹底されていないところもあると思いますので、市としても、講習向けの研修も行っていただいているんですけれども、改めてちょっと不利益がないようにということも必要かなと思います。

2の(6)も回答をいただいているんですけれども、パワーハラスメントの問題は、たとえ窓口があったとしても、講師さんってそこに相談することについて、自分は採用に影響があるのではないかと、不利益がないというのを分かってはいてても、なかなか相談しにくいのもあるのではないかと思うので、何か相談しやすいような制度といいますか、匿名でもよければ匿名という形で秘密を守って相談させてもらえるとか、そういう窓口が必要なのではないかなと思っています。ちょっと当日もそういう質問が出るかもれません。

3の(1)です。

まず、項目の文言が給与体系になっているんですけども、要求書は給料表になっていると思います、文言のところは、ちょっと意味が変わってくると思う、訂正をお願いしたいのと、今回、講師の号給が最高号給が140から157に上がったことは講師さんとしても喜ばしいことだと思うんですけども、いわゆる提案交渉のときに改めて給料表のほうを見させていただいたときに、講師というのは最高号給と採用時最高号給である、小学校でいったら73号給を並べてみても、講師最高号給のほうが2級73より低いという状況があるので、採用時に昇給になるにしても、やっぱり講師さんが低い給料で働いているという事実は変わりありません。

関連して、今回新規項目書いていただいた、3の(10)の主務教諭のところなんですけども、ここでもちょっと当日の交渉で詳しく見させてもらおうと思っているんですけども、これまで市教協の回答とかでも、キャリアステージ及び職責とか、理由はあるので差がありますという話だった、実際問題、例えば今日の卒業式とかでも、50代の講師の方がピアノを弾いて、練習時間が全然なかった6年生に対してすばらしい指導をされていたんですね。その方の給料は考えたら自分より低いわけで、主務教諭制度の導入によって不利益を被る新採用の方、講師の方というので、この間ずっと講習でもやらせていただいているんですけども、その制度そのものについて、同一労働同一賃金の立場から考えていただきたいなと思っています。

あと全体を通してですけど、非正規、非常勤の方については、会計年度任用職員で、給料体系がこの4月から変わるということで、それはある意味賃金をもらえていいことだと思うんですけど、さっき質問があったんですけども、要は予算がどれだけつくのか、一時金がつくということは限られた予算の中で雇える人数が減るんじゃないかという心配を協議しています。ちょっとそれは4月以降、来年度の要求書にあがってくると思うんですけども、本当に不利益がないように、会計年度の職員を採用していただきたいと思って、質問は以上だと思うんですけども、非回答、回答がいただけていないところで、一つ採用の選考制度の問題で、ちょっと大阪市の報道発表とかでもいただいているんですけれども、明日、ちょっと早いめに教員採用試験の情報がホームページに出るということで、ちょっと中身の変更点についてあらかじめ確認させていただいたんですけども、1の(3)に書いています、前年度1次合格者特例が廃止になるということになっているので、それについて去年、1次受かって、2次落ちた講師さんもいてるんですけども、この方が大変ショックを受けておられました。その理由についてもしかしたら当日聞くかもしれません、1の(3)に関わることなので回答がないんですけども、そういうことがあるのと、この間ずっとほかの交渉で出ていますけど、講師が不足と、大阪市はいろんな特別支援とか、産育休の問題で代わりの講師さんが来ないという問題を抱えていて、教育委員会が悩まれているというところで、やはり採用制度をどうよくしていくかというのは、組合員の意見もちゃんと言っていかないと、今後大阪市全体の教育の問題にも関わってくると思うので、人が来ないというのはすごく重大なことなので、先ほども言っています、給料表の問題も含めて、今後も提案をしていきたいと思っています。ぜひそれについていろいろ制限はあるにしても、不利益がないような、講師さんの不利益がないような回答をしていただきたいと思っています。

以上です。


(市教委)

一通り御質問というのは御意見いただいたかと思うんです、全体を通じて何か。


(組合)

ちょっと全体を通じてじゃなくて、事務職員の再任用の人事のことで、ちょっとこのまま交渉に入ったら、ちゃんと伝わりますかね、事務職員の人事の係長、今、言いはった話。


(市教委)

係長は知っています、もちろん係長は知っています。


(組合)

いえ、いえ、違う、皆さん。


(市教委)

今いただいた内容は全てお伝えさせていただくと。


(組合)

もう一回事務職員だけやるとか、説明の場を持つとかしたほうがいいん違うかなと思うんやけども。短い時間でちょっとややこしいことになった、話が本来の交渉のことじゃないんでしょう、はっきり言って。


(市教委)

そうですね。


(組合)

いや、もう短時間なので、人事の係長から事務職員にちょっと説明してもらうとか、形がないかな、そういうことを心配しているわけ、交渉そのもの、今の話やったら私もちょっと聞いていなかったから申し訳ないけども、本来の交渉にならへん、今された話が。ということなので、説明の場があるとか、それとも連絡するのか、どうするのかちょっと。


(市教委)

あんまり日がないので。


(組合)

日はない、もう金と月しかないけども、時間内であれ、時間外であれ、ちょっと、予備交渉でできなかった部分でということでちょっとその点だけ言ってもらう、こちらの時間のあれもあるけど。


(市教委)

ちょっとこの後お待ちいただいて、都合が確認できるようであったらすぐ確認してまいりましょうか。


(組合)

終わったらね。

それと、ちょっと1点だけ、幾つかの専門部に関わったんですけども、パソコン関係のことで、これはもう教育委員会としてもこの導入とか、こういうICT関係で業務が軽減されたり、そういう意味では勤務労働条件というか、勤務時間も減ったと言うてはるねんから、これも、それは管理運営事項ですと終わらんと、やっぱりそれなりに答えてほしいというふうに思っているんですよ、成果があるというなら成果も含めて、そして、任用職員でもその業務軽減につながるわけやったら、当然全てやろうと思いますけども、ちょっとその点。

それから、もう一つだけ、ごめんなさい、余計やけど、やっぱり心臓検診の土曜日というのは私はちょっとどうも納得いかない、何でこの事態になって土曜日に出勤させるんだという、学校の問題だけであれやったけども、何でこの状況の中で、何で土曜日に、土曜授業だって6回から3回に減らしてきているのにという思いがありますので、ちょっとそれだけお願いしたいと思います。


(組合)

ありがとうございました。


令和2年3月23日(月)

大阪市立学校園教職員組合(本部)年間要求回答交渉の議事録

(市教委)

それでは、ただいまより労働条件改善要求書等に対する回答交渉を始めさせていただきます。


(組合)

本日、明日と学校現場の切実な要求に基づく専門部の労働条件要求について、受けとめていただいて、前進的な回答をよろしくお願いいたします。


(市教委)

昨年7月22日付で、大阪市学校園教職員組合の皆様方からいただきました要求書の内容につきましては、この間の事務折衝等も踏まえ、関係所管担当との調整を行いつつ、鋭意検討してまいったところでございます。

私どもといたしましては、教育行政の企画立案、執行などの管理運営事項は、教育委員会が行政責任を明確にし、主体的に進めていかなければならないものと認識しておりますが、皆様方の勤務労働条件に関わりましては、今後とも、労使合意を目指すことを前提として、誠意をもって協議してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

なお、回答につきましては、予備交渉において交渉事項として確定したもののみとさせていただいておりますとともに、今回につきましてはコロナウイルス感染症拡大防止の観点から、回答に当たりましては新規で御要求いただきました項目のみ回答を読み上げさせていただき、それ以外の項目は文書による回答とさせていただきます。

それでは回答させていただきます。お手元に御用意しております回答書のほうを御確認ください。

本部要求について、3点、新規事項ございます。項目1、2、4でございます。それぞれ、読み上げをさせていただきます。

まず1.回答を、読み上げます。教育職員の勤務時間につきましては、大阪市立学校の職員の勤務時間、休日等に関する規則により4週間を超えない期間につき、1週間当たり38時間45分と規定されております。教育職員の勤務時間管理につきましては、平成31年1月25日に文部科学省より公立学校の教師の勤務時間の上限に関するガイドラインが示されました。

本市におきましても、令和元年12月10日に教育委員会会議におきまして、学校園における働き方改革推進プランを策定し、12月13日に各区及び各学校園に通知を行ってまいりました。また、令和元年12月11日に、公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与に関する特別措置法の一部を改正する法律が公布されたところであり、教職員の時間外勤務の縮減に向けて、各学校園において、適正な労働時間の管理に向けた取組を図ってまいります。

続きまして、2番でございます。教職員の勤務労働条件に関わる事項につきましては、今後とも労使合意を目指すことを前提として、大阪市教職員組合協議会の皆様と誠意を持って交渉、協議を行い、また校種ごとの個別の課題につきましては、大阪市学校園教職員組合の皆様と交渉、協議を行ってまいりたいと存じます。

続きまして4番について読み上げます。休日勤務につきましては、校長が校務運営において必要な取組であると判断した場合で、かつ校長が勤務を命じた場合のみ勤務として取り扱うことができると考えております。振替日の指定につきましては、当該休日の4週間前から、当該休日の8週間前までの期間に指定することとしておりますが、職員の健康保持の観点から、同一週内に振替を行うことに努めるよう周知しております。なお、教育職給料表の適用を受ける教育職員で、かつやむを得ない場合に限り、当該勤務を命ずる必要がある休日を起算日とする4週間から16週間後までの期間において可能としております。

今後とも休日に勤務を命じる場合は、定められた期限内に速やかに振り替えるように指導するとともに、各学校園に対し周知徹底してまいります。

回答につきましては、以上でございます。

あと、先に資料要求をいただいていたものですね、現時点において御用意できるものをお付けさせていただいております。4点ございます。説明は割愛させていただきますが、適宜御覧いただき、回答書とあわせて質疑のほう、よろしくお願いいたします。


(組合)

ありがとうございます。女性部のほうの回答はありますか。新規の項目だけで。


(市教委)

そうですね、新規、1点いただいておりますが、管理運営事項ということでお返しをさせていただいております。


(組合)

はい、ありがとうございます。今日、いろんなところから集まってきているんですけども、すごく小さい子を育児しておられる方がいるので、女性部の交渉を先にさせていただきたいんですけど、よろしいですか。


(市教委)

はい、お願いします。


(組合)

じゃあ、女性部からお願いします。


(組合)

すみません、よろしくお願いします。事前折衝のときにお願いしていて、今日出てくるかなって期待していたんですけど、番号で言ったら3(8)不妊治療不育治療のための休暇を創設することというところで、回答のほうが同じなんですけど、ここはいかがでしょうか。


(市教委)

すみません、不妊治療に係る職務免除制度ということでですね、本市全体で取扱を定めておるところでございまして、本日、人事室のほうが各所属に通知を流したところでございまして、それを受けまして、教育委員会のほうでも直近、近々に通知文を流す予定で準備のほうはさせていただいております。早ければ、明日にでも通知をしたいと思っておるんですけども、今ちょっとまだ通知文、作成中でございますので。


(組合)

内容について、お知らせいただくことはできませんか。


(市教委)

内容につきましては、人事室からの通知を受けまして全く同じ内容でございまして、勤務情報システムが若干、市長部局のシステムと学校園の教職員勤務情報システムと異なりますので、その辺が違うところはありますけども、申請の内容でありますとか、手続の方法と給与の取扱でありますとか、そのあたりは全く同じ扱いになる予定でございます。


(組合)

市労組連のほうでいただいているのと同じということでよろしいですか。


(市教委)

無給の職免で。


(組合)

無給の職免で、4月1日からもう行われるということですよね。


(市教委)

そうですね。


(組合)

5日間を超えない範囲内で、1時間単位、または1日単位で、提出書類は申請書と医師の診断書等って書いてあるんですけど、それで間違いないですか。


(市教委)

間違いないです。


(組合)

はい、ありがとうございます。ということで、これで、文書ではないですけれども、今ちょっと確認させていただいたので、市労組連の中身がそのままということで、私たち、長年というか、ここ何年か、不妊治療と不育治療の休暇を要求してまいりました。やっぱり、そこで現場の職員がすごいいろいろな問題を抱えながら、それでも働きながら、取り組んできたということがあります。やっぱり実際に、その生の声を聞いていただきたいと思いまして、今日、来ていただきました。お願いします。


(組合)

本日はこのような発言の機会を与えてくださり、ありがとうございます。私は小学校教員です。今、育休中で、4月に復帰予定です。私は、不妊治療と不育治療の経験者です。経験者の立場から、この治療がいかに大変なのか、どのような制度があれば働きながら治療に専念できるのか述べたいと思います。

私は、不妊治療から始まりました。8年前、主人に白血病が見つかり、治療が必要となりました。私は当時、第一子を妊娠していたので、第二子が欲しいのであれば抗がん剤治療が始まるまでに精子を冷凍するように勧められました。

第一子を出産後、仕事に復帰し、第二子が欲しいと考え始めたのが6年前です。月経周期に合わせて通院が始まりました。採卵手術までは仕事を休みたくなかったので、夜に通院していました。19時に診察予約をとっても、会計が21時半を回ることもありました。

冷凍精子を使っての体外受精のため、顕微授精を勧められました。顕微授精は高度の治療のため、費用が高くなります。採卵、顕微授精、移植手術のサイクルで50万円ほどかかります。大阪市の特定治療支援事業で15万円は返ってきますが、夫婦での所得制限や回数制限があります。

採卵手術は午前中のため、休みをとりました。局所麻酔ですが、体にすごく負担もかかり、痛みも伴いました。無事、卵子を取り出し、顕微授精できれば、受精卵が胚になって冷凍されます。月経周期を見て、体内に受精卵を戻す移植手術をします。

冷凍していた受精卵を戻す手術の費用は12万円ほどかかり、そのうち7万5、000円ほどはまた治療の助成金で返ってきますが、6回までの回数制限などがあります。受精卵を戻す手術は午後からだったので、午後の授業を自習にしていました。冷凍された受精卵がたくさんあれば毎月移植手術をすることもできますが、金銭面や仕事の繁忙期などを考えると年に数回しかできませんでした。

第二子を出産するまでに2回の採卵手術、10回の移植手術をしました。そのうち4回妊娠することができましたが、3度連続流産したため不育症が疑われ、検査をすることになりました。不育症は妊娠するものの、流産、早産を繰り返したり、死産となったりすることで、元気な赤ちゃんを産むことができない状態のことを指します。

通っていたクリニックから不育専門の神戸大学医学部附属病院を紹介されたため、平日の朝一に予約を入れての通院が始まりました。予約を入れても、診察でかなり待たされ、往復3時間かけて通院し、出勤すると時間休5時間や6時間をとらざるを得ませんでした。私の場合、不育症の治療が始まった年度当初は妊娠して、その後、流産したので担任ではありませんでした。午前の授業を全て自習にするということはなかったのでよかったです。

たくさんの検査をし、不育症の原因が分かると、次、妊娠したら不育症のための自己注射指導で入院してもらうと言われました。いつ妊娠するか分からないのに入院とは、仕事をしながらなかなか厳しい状況です。私の場合は、幸いにも夏休み中に妊娠が分かったので、有給休暇をとり入院しました。

入院し、不育治療のための自己注射の方法を習得すると、12時間おきに注射が始まります。朝、家を出る前に注射ができればいいのですが、上の子の支度に時間をとられると、出勤前の更衣室で注射をすることもありました。これが妊娠25週まで続きました。

去年の4月に念願の第二子を抱くことができました。双子を含め4人の子供を流産するというつらい経験をし、長く大変な治療でした。

不妊治療、不育治療は、その人に合った方法で進められていきます。その方法がすぐに見つかることもあれば、長くかかる場合、見つからない場合があります。住んでいる地域では、不妊治療のための助成金制度があるにもかかわらず、なかなか通院できない職場環境だと、なかなか治療に専念できません。不妊の原因が明確な私でさえ、我が子を抱くのに6年かかりました。女性が子供を産むのには期限があり、母体にも負担がかかります。これからの治療を考えている方のために、仕事を辞めずに治療に専念できる休暇制度を早急につくってほしいです。

先ほど、不妊治療に関しては4月1日から5日間の休暇制度が始まるとおっしゃっていたんですが、厚生労働省の不妊治療連絡カードに添付されている資料では、月経周期ごとに一般不妊治療1回、1時間から2時間程度の通院が2回から3回、私のように手術が必要な場合だと1回、1時間から3時間の通院が10日ほどと、1回、半日から1日の通院が1日から2日必要というふうに書かれていて、5日では足りません。これは1回の生理の期間でしか書いていないので、この期間、私の場合6年かかったので、本当に5日では、年度で5日というのは本当に厳しい数だということです。

また、医師の診断書等と書いてあるんですが、厚生労働省から出されている不妊治療連絡カードというのを認めていただくような簡単な手続の方法であることも希望しますので、よろしくお願いします。

以上です。


(組合)

ということで、今、不妊治療で6年間かかった、やっぱりそれだけ時間がかかるということと、お金がかかるということと、それを仕事をしながら何とかやりくりしながら頑張ってやってこられたということは理解していただけたのではないかなと思うんです。

で、すごく、この制度をつくっていただいたことに関しては、すごくありがたく思っています。その制度、じゃあ、今度いかに使いやすくできるか、運用面のほうで、もっとこういうふうにしていただいたらいいんでないかというのが、提案があったと思うんですよ。

で、国のほうではカードでやっているんだけれども、それが診断書という形になっているので、やっぱりそういう部分では使いにくいのではないかというふうに実際言っておられます。そういう部分については、そのほうもカードっていう形なんですけど、考えておられませんか。


(市教委)

人事室からの通知でありまして、もう医師の診断書や厚生労働省が示している不妊治療連絡カードなど不妊治療を行っていることが分かる書類が必要となりますというふうになっておりますので、同じ文言を学校園にも通知する予定というふうに聞いております。


(組合)

ということは、診断書って書いてあるけど、診断書じゃなくてもいいということですね。


(市教委)

そうですね、医師の診断書やということになってますので。


(組合)

じゃなくてもいいんですね。


(市教委)

不妊治療連絡カードなど、不妊治療を行っているということが分かれば。


(組合)

分かればいい。


(市教委)

はい、いいということになります。


(組合)

ということですね、はい、ありがとうございます。


(市教委)

日数につきましても、5日間ということになっておりますけども、人事室のほうがまた市労組連とかの交渉の場でも言っておったと思うんですけど、とりあえず一旦、5日間でスタートしてみて、また日数については協議させていただくということになっているかと思いますので。一旦まず、制度をスタートしてから、また日数については市全体の動向を注視してということになってまいります。


(組合)

確認なんですけど、不妊治療というのは女性だけの問題じゃないですよね。


(市教委)

そうですね。


(組合)

確認なんですけど、例えばこの制度は男性もとれるんですか。


(市教委)

男女で特に制限があるというふうにはなっていないですね。


(組合)

ないんですね。女性だけというわけではないんですね。


(市教委)

はい。


(組合)

はい、分かりました。ありがとうございます。


(組合)

すみません、女性部です。すごい、この制度ができたことは、ありがたいことなんですが、今言っていただいたように制度の中身を使いやすいようにするという意味で、5日間というのはちょっとということと、それから無給ですよね、職免で無給なんですが、ほかの県では、岐阜県とか鳥取が有給ということもありますので、そういうことも今後、考えていただくということが1点と、それから、もう一つね、プライバシーの配慮があるので、例えばこの不妊治療休暇、特別休暇なんですが、不妊治療をやってるということを周りの方に知られるということも嫌だっておっしゃる方がいらっしゃるので、現場で徹底する場合、管理職に、そこら辺はプライバシーに配慮した伝え方というか、その運用の仕方をということは校長、管理職には言っていただきたいというのが1点と、よろしくお願いいたします。


(組合)

例えば休暇の名前が不妊治療に関わる特別休暇とか、そんな名前なんですかね。


(市教委)

いや、職務免除。


(組合)

休暇じゃない、ごめんなさい、職免。不妊治療に関わる職免とか。


(市教委)

大阪府は休暇ですけど。


(組合)

そういう名前がつくんですかね、やっぱり。明らかにそれが。


(市教委)

ちょっと、どんな表示になるのかは、今ちょっと教職員人事の服務の方でつくっておるところですので。


(組合)

ですよね。やっぱりプライバシーにすごく関わることなので、ストレートにそれが全部出るというのが、それが嫌だと思われる方もいらっしゃるかもしれないし。何かこう、うまい言葉も含めて、何かこういう休み、職免のね、名前がないかなというふうに今、発言していただいたので、私も不安に思ったんですけど御検討ください。

有給にもね、なったらいいなというのはもちろん思いますので、今回のこういう制度をつくっていただいたことに関しては、すごくありがたいなというふうには思っています。

ほかには何か、ないですか。

じゃあ、次行っていいですか。次、すみません、4番の1のセクハラ、マタハラなど女性教職員の人権、労働権の侵害防止救済について措置することということで、事前折衝のときに、真ん中あたりに書かれていることで、各校園に周知を図っており、管理監督者においては日頃から教職員に注意を喚起し、各職場において研修を実施するなど、その認識を深めるよう努めておりますというところの文言。

4-1です、4-1の最初のところで、校園長、管理職に研修を実施するようなことを指導しているというようなことだったんですけど、実際、事前折衝のときに言ったんですけど、こういう研修とか一切してないよっていうところが、現実ありますというお話をさせていただいたんですけど、そこについて、ここに書かれていることと現場ではちょっと違いがあるんですがいかがですかっていう、ほんまにそういうふうな話になってるんですかっていう話をさせていただいたと思うんですけど、いかがでしょうか。


(市教委)

教職員人事担当です。セクハラ、マタハラ、パワハラ等につきましては年度の初めのほうに指針であるガイドラインであったりとかというのを学校園のほうに周知させていただいております。

夏頃にですね、校園長の服務コンプライアンス研修というのを実施しておりまして、そこの中で、それぞれテーマにつきましては、今年度につきましてはスクールセクハラということをテーマに研修を行っております。基本的には多分、おそらく学校で、そのことも踏まえて、学校のほうでも研修を行ってくださいということで周知しておるところでございますので、そこの中でセクハラであったり、マタハラであったり、パワハラであったりとかということをいろいろ取り上げて研修のほうでするような形では指示しているところでございます。なので、もしかしたら、マタハラの部分よりか、ほかのセクハラについて、ちょっと比重を置いているというところもあるかも分からないです。


(組合)

どうですか。職場で、セクハラとかマタハラの研修ありますか、学習会。


(市教委)

夏に研修っていうのは、服務コンプライアンス研修とかっていうのは、校園長から行われていないですかね。


(組合)

ないですね。ありました、どこか。


(組合)

何か紙、コンプライアンスの紙、夏休み、こんなん守ってくださいねって、ぺらって渡されて終わり。


(市教委)

それだけですか。特に、中での研修ということではなく。


(組合)

現実ね、管理職のパワハラがあるんですよ、やっぱり。で、マタハラもやっぱり起こっているんですよ。そういうのを研修してくださいねっておっしゃってるというふうなことですけど、その管理職から実際にパワハラを受けた、マタハラを受けたということもやっぱり相談されてるんですよ。ちょっとそのことについてね。


(組合)

全体のパワハラにも関わってくる話になるんですけれども、すいません、女性部です。よろしくお願いします。

もう、ずっと前からパワハラを受けたら、やっぱりそこの職場へ戻るっていうと、精神的にすごくしんどいので転勤させてほしいっていうことをずっと要求していて、それを叶えてほしいなと。去年度に、やっぱり子育て中で、短時間勤務をとるって来た方に、そんな仕事のやり方されたら迷惑や、現場は迷惑やっていうふうなことを管理職に言われて、その年もやっぱり精神的にしんどくなる、子育ても大変、御主人がなかなか休めない職種やって大変やって、それもあってしんどくなって病休になってしまった。で、復帰できるかなと復帰したら、やっぱり管理職は変わっていないので、管理職が異動とかそんなことがあったら、できないのかなって。やっぱり弱い立場のその人がしんどくなって、結局今年度もまた病休に入られるっていうこともありました。そこをちょっと、本当に制度として大きく表に出して何か、コンプライアンスしなさいよとかじゃなくて、してもらわないと、やっぱりそうやって働けない、病気になってしまうっていう方がおられます。

そういう子育て中や妊娠中の方へのそういうガイドラインもきっちり出してもらわないと、何か管理職が分かっていなかったりする場合もあるんですよね。妊娠中、妊娠したっていうことを管理職にも言っていたんだけれども、その人がみんなに言うって言うから、私もびっくりして聞いてみたら、通勤緩和とかも何も教えてもらってなくて、とても交通の便が悪いから自転車で来てて、そんなあかんよ、危ないよって、絶対できるからねというのを一緒に言いに行って、やっと言われて、そんだけ時間かけて遅れて来れるんやったらっていうので、バスで時間がかかるけれどバスでというのがやっとできてっていうのがあるので、やっぱり妊娠してる方にはこんな権利があるって、管理職から教えてあげないと分からないということがあって、そのままね、本当に危険な勤務をしていた方もいたので、絶対周知してほしいんです。

で、去年だったと思うんですが、育休中の方にね、きちんと免許更新のことだとか権利のこと、きちんと管理職から間違えずに伝えるようにしてほしいです。本当に産休、育休の方や妊娠する方にきちんとケアができる管理職になるように、何らか教育委員会からしてほしいなと思います。

あと、パワハラもやっぱり何件もね、相談を受けていて、保護者のクレームに関して管理職入ってくれました、女性の方なんですけど。でも、それに関して、あんた謝れみたいな感じなことを保護者の前でやってしまう。

新人さんもパワハラ受けて、しんどくなっている方もおられます。1人は新任の方で、職場の方にちょっといじめを受けたので、どうしようと思い、椅子をボーンってそばに落とされたり、引っかかれたりとかそんなんがあって、ちょうど須磨の事件があって、いろんな通知が来たし、それはもう相談しなさいって、管理職に相談に行ったんだけれども、管理職は、僕の前では、僕は見ていないからねっていう対応だったって言って、もうびっくりして相談に来られて、それ、おかしいよねって。で、その人の悪口みたいになったらあかんから、やっぱり自分は悩んでしんどくなっているんですって、管理職に言いやって言ってるんだけれども、じゃあ僕にどうしてほしいの、教育委員会に言ってほしいのみたいなね、そんな態度をとっている管理職もいるので、本当、その辺も、やっぱりいじめみたいなことがあるので、やってほしいです。で、しまいには、その管理職が職員室で、本当にほかの教員と、そこにいない教員の悪口を言っているのを聞いて、もうこれは、この管理職には頼れないということで、組合に頼ってきている人もいます。そういうのを、本当にちょっと管理職の何て言うのかな、基本的なことからちゃんとしてほしいなと思います。そういうのが来ているので、よろしくお願いします。


(組合)

今、マタハラについても、私たちの組合のほうにも話は来ているんですけれども、管理運営事項って上げられている3番の7番、妊娠中の体育実技負担軽減について、妊娠判明時から非常勤講師を必ず配置すること、管理運営事項ではねられていますが、それに関連してですけれども、プール指導において、軽減の講師が来ない。それで、妊娠しているにも関わらず、プール指導、プールに立てというふうに管理職に言われたと、そういう事例が上がってきています。それは去年も同じように、この場で、言わせていただいたと思うんです、そういうことはあってはならないと。で、管理職にそういうふうに指導してほしいというふうに言わせてもらったんですけれども、また今年も同じように、夏にプールに妊娠中にも関わらず、プールに行きなさいというふうに言われた妊娠している先生がおります。管理職ではないにしろ、学年の先生に人手が足りないから、ちょっと行ってきてというふうにも言われてますので、管理運営事項ではねられている、この講師が来ないという問題、そこにも関係して、それがマタハラにも関係してくるというね、そんな事実もありますので、そこのところ、どうお考えなのかお答えください。4の(1)のことについて。


(市教委)

まず、学校園における研修の実施につきまして、一番最初におっしゃっていただいたことにつきまして、ちょっとこちらのほうでも改めて確認させていただきます。今、これだけの方がいらっしゃる中で、学校の方で行われていないということなのであれば問題かと思いますので、私どものほうも指示を出しておりますので、確認させていただきます。

管理職のパワハラであったりとかっていう部分の認識についてなんですけれども、私ども周知等々しているところで、今年度におきましては神戸のほうでの事件、いじめというふうに出ておりましたが、ああいうことも踏まえて服務監察だよりであったりとか、校園長が集まる機会におきましては、そういう注意喚起、懲戒処分等につきましての毎月の報告の中でも訴えていっているところであります。

ただ、現状として、それがなくなっていないということであれば、もっと工夫は必要なのかなというふうに考えておりますので、どんどん改善していきながら進めてまいりたいというふうに、御意見、今回頂戴いたしておりますので、検討していきたいというふうに考えておるところでございます。


(組合)

最後のマタハラのところで、今発言ありましたけど、単にプールに立てというのは、ハラスメントもあるけれども、人がいないっていうことと関連があるんやということも大きな問題やというふうに認識していただきたいんですよ。人がいたら、お腹が大きい人に、あんた行ってってならないじゃないですか。人がいないから、そうなっているんやっていうところで、管理運営事項になってるけれども、管理されてない、ちゃんとされていないからそういうことも起こるんですよっていうところを、しっかり認識というか、よろしくお願いいたします。

で、妊娠障害休暇14日という問題ですけど、この中の資料請求のところの回答で妊娠障害休暇、どの程度とっていますかというので回答いただいています。13番のところで、あわせて100人、大体、産休をとられている方が、1年間に2~300人ぐらいですかね、そんなもんですかね。この100人というのは、産休、育休、1年間に入られている方の人数からいうと、どれぐらいですかね、半分ぐらいですかね。200人ぐらいから300人ぐらいが産休とられていたような気がするんですけど、それの大体半分が、大体とられているぐらいかなという、ざっと思うんですけど、最近、若い人が結婚、妊娠、出産される方が職場の中でもすごい多いんですけど、私がもう、私がずっと見ていて感じることはやっぱり、何もなくてやっぱり妊娠して、出産までこぎつけるという人、本当にいないなと思うんですよ。途中でやっぱり、すごいしんどくなって、つわりもそうやし、貧血になったりとか、やっぱり気分が悪くなって、御飯を食べられなくなったりとか、そういった人とかも含めたら、本当に何もない、私、元気ですっていう人なんか、ほぼいないんじゃないかっていうふうに思っています。そんな中で、この7日になったっていうことで、すごい後退したということに関して、すごく残念なので、ぜひとも府並みに戻していただきたい、もう何度も申し上げてるんですけど、よろしくお願いします。


(組合)

これについてはどうですか。本当にずっと14日間だったのが7日に、大阪市になったから7日になったというんですけど、本当に現場で、やっぱり安定期に入るまで1週間休みたいっていうのは、すごく、女性やったら共通の要求じゃないかなと、教職員だけじゃなくて、府の職員にしても、やっぱりそこら辺のところで、もうちょっと検討していただく現場の声を、看護休暇が小学校3年生が6年生になったっていうのも、現場の声を聞いていただいて、やっぱりそうだなっていうのであるので、そこら辺のところ、これは本当に、もうみんなの要求で、結局やっぱり14日休みはるので。で、病休になるんですけど、やっぱり安心して休みたいなというのは、思いです。

それから、産休で、代替講師が来ないので、本当に産休に入るんだけど、授業に穴が開くし、テストの際、中学校なんですが採点もせなあかんのに、お腹大きいのに採点するんかなとかって言って、産休に入る人も何かちょっと肩身が狭いというので、やっぱり産休の代替の講師が早く決まってたら、そこ行けるんですけど、私、そこの学校も、もうギリギリでやっと決まりました。もう最初は、もう3学期だから、ちょっと今の段階で講師を探すのは無理かなって、もしそうなったら、おる先生で回してなっていうふうに言われていたんですけど、何とか配置していただいたんですが。やっぱり人が来ないということ、代替講師が来ないというのは、子供の学習権ということと、それからお休みされる方も母性保護というところあるので、そこら辺のところはちょっと重点的に考えていただきたいなと思っています。


(組合)

16日の一次内示で、講師も相当配置されているようなので、もし今の状況で教えていただけることがあれば。


(市教委)

ちょっと辞退者の問題とかがあるので、まだ明確なことは申し上げられないんですけども、一応、4月からの産休予定者の分については措置できる見込みでございます。どうしても年度が進んでいくにつれて、人の確保っていうのは難しくなってくるっていうのが実情で、皆様にも大変御迷惑をおかけしてるところなんですけども、4月1日に向けては、先ほども申し上げましたように、人の確保でいうと、我々、一定のチャンスだというふうに考えていますので、妊娠が判明している方のところですね、この辺にもなるべく配慮した形で、新しい年度をスタートできたらということで、定数あるいは予算の関係、いろいろとありますけども、何とか都合をつけて、1人でもたくさん、いろんな措置ができるようにと思って、やっておりますので、また御理解のほど、よろしくお願いしたいと思います。


(組合)

4月1日に産休に入らない人の場合、具体的にいうと4月の下旬にね、産休に入る方の場合でも、もう4月1日から代替配置してもらえるわね。


(市教委)

現在でも、昨年度でも幾つかあったんですけど、小学校はちょっと昨年度まではできていませんでしたけども、今年度は4月中の産休予定者は配置できるかなという見込みでございまして、一次内示でも、辞退者の問題があるんですけども、おおむねは配置できています。


(組合)

結局、去年度も何人ぐらい穴が開いたんでしたっけね。


(市教委)

去年というのは。


(組合)

去年度というか、去年というか18年度。


(市教委)

18年度ですか。


(組合)

今年度で、期末。


(市教委)

今年度でいうと最大60名まで。昨年度でいうと、最大70名までいっています。


(組合)

すみません、その本当、うちも一回、配置、先に来てくださったのは、すごくよかったんです。引継ぎもできて、だから、本当、それをお願いしたいのと、体育軽減は4月は、そこまでは、体育軽減としても来てもらえる。


(市教委)

小学校でいうと普通は、その産休の前に妊娠障害があって、その前に体育軽減で非常勤という流れだと思うんですけども、今年はもう4月中の産休見込みは、もう4月1日から常勤を措置するということで、ちょっと対応しようかなと思っています。だから、体育軽減講師というのは非常勤の枠なんで、常勤を配置した場合は、もう体育軽減講師の枠はなしということで考えています。ちょっと分かりにくかったですか。


(組合)

はい、聞きたいことはいっぱいあるんですけど。


(組合)

ごめんなさい、少し、資料請求に対して水泳指導中の事故件数と内容ということで資料請求の、件数は出していただいているんですけど、内容はまた、後からですか。水泳指導中の事故件数と内容ということで、こちら、要求しているんですけど、件数は出ているんですけど、内容について、付いてないんですけど。


(市教委)

そうですね、今日はちょっとお示しできておりませんので、詳しくは追って。


(組合)

追ってということですね、お願いします。


(組合)

すみません、まだいっぱい聞きたいことありましたけど、資料請求のほう、また、よろしくお願いいたします。ありがとうございました。


(組合)

続いて、こっちの労働条件改善の最初のほうお願いします。


(組合)

学校園における、この項目の1と、それから10の(4)させていただきます。

学校園における働き方改革推進プランというのが教育委員会の方から出たんですけれども、これについて、初めのところで、山本教育長、非常に素晴らしいことをおっしゃっているわけです。これは、こうした生き抜く力を備えて、未来を切り開く心豊かな子供たちを育むためにはね、子供たち一人一人に寄り添うための時間を確保できるようにするとともに、教員の皆さんが心身ともに健康で、生き生きと働くことができる環境をつくることが必要であると考えているということを述べられているということは、これは教育委員会の責任ですよね、簡単に言いますとね。

だから、そういう点でですね、実際、この中で項目の第1項目でも書かれてあるんですけど、この超過勤務の上限の問題なんですけども、これね、上限規制の原則が実際守られていない実態があると、簡単に言うと。そういうことをですね、やっぱり少し述べさせていただきたいと思います。

少し具体的になりますので、とりわけ出退勤の打刻の問題です、打刻の問題。これ、中の本文の15ページのオのところで、教員の適正な出勤・退勤打刻の徹底を上げておられるんですけれども、これ、この点をわざわざ上げられているということは、一部ではあるけれども、この問題で打刻がきちんとされていないということを、教育委員会として認識されてるんじゃないかなというふうに、僕は思ったんです。この文章、わざわざ書かれておられているんでしょう。そういう点で、教育委員会として、この点をきちんと把握されているのかどうか。

この問題はですね、簡単に言いますと広く教職員の間では共有されています。私どもでもね、こんなんおかしいん違うかっていう事例はいっぱい来ているわけですよね。例えば、ある小学校では、ほぼ毎日6時半に出勤される。でも、その先生は8時にならないと打刻しない。また、ある学校では、毎日5時半に打刻をして、19時過ぎまで残って働いておられる。ある中学では、クラブの朝練のために早朝から出勤して働いているんですけれども、打刻は8時過ぎにするというような実態は幾らでもあるわけです。で、こういった実態についてですね、横にですよ、管理職の先生がおられるにも関わらず、そういうことをやっているわけでしょ。別に、そこに誰も管理職いないわけじゃないですよ。いるけれども、そういうことが実態として行われているわけです。

こうした事例をですね、これはもう管理職には明確な労基法の違反ではないんかというふうに、私のほうは思うんですけれども、教育委員会でどのように考えておられるのかということですね。こういうことを許している管理職に対する教育委員会の考えを示していただけたらなというふうに思います。

それからですね、これは非常にまた、あれとの問題に関わってくると思うんですけどね、管理職が出勤していない土日に出勤してきて、自分で鍵を開けて働いている教職員いっぱいます。これ実態として、いっぱいいます。ここにおられる方でも、そんなことしてるよという人いるわけですからね、現実にいますよ。そういう中で、教育委員会として、そういう実態をつかんでいるのかどうか。実際、家のほう、学校のほうのパソコンが動いてるわけですから、その時点であれば、学校のほうに。そういうことは教育委員会としてつかめるんじゃないかなとも思うんですけれども、どうなんでしょう。

このような問題は、もう学校の建物の管理を一般の教員にも任せるようになったわけですよね。簡単に言ったら、教頭、大変だからって鍵を預けるという形をとったわけでしょう。そのことで、そういうことが起こってきてるわけですね、現在。そのことについて教育委員会の考えを明らかにしてほしいというふうに思います。

ある先生とちょっと話をしました、出退勤をちゃんと押していない先生と話をさせていただきました。その先生曰く、先生、そんなん言うてね、ちゃんとやっていたらね、軽く100時間超えるねんって。そしたらね、もうそれで、産業医と会ってどうのこうのとかね、また大変やねんから、そんなんやってられへんねんというような声が上がってくるわけ、返ってくるわけですよ。こういう点で、ここにおける超過勤務の上限規制の原則なんていうのが、かなりいい加減になっているという実態が、我々のほうでつかんでいるわけなんですけども、教育委員会としてその辺はどういうふうに考えておられるのか、つかんでおられるのか。僕は、つかんでいるからこそ、こんなん出ているんと違うかなというふうにも思ったんですけどね。そのことについて、実際のところ、仕事を増やさない、仕事を減らす、そして教職員を増やすこと以外にですね、この問題、解決しないんじゃないかなというふうに思っているんですけれども。

でも、教育委員会は、この働き方の改革推進プランをもって、これでやっぱりやるということなんでしょ。その中で、非常に僕、問題やなと思うのはですね、この12ページですわ。12ページにね、今でさえ上記のような問題がたくさんあるにもかかわらず、教育委員会は、このプランの中で管理職には能力評価と業績評価、そして一般教員にも、業績評価をですね、これ、この点について行うというふうに書いてあるわけですね。こんなことやったら、もうますます、あ、僕、勤務時間長いわ、評価下がるわ、それはもう、ピッせんとこうとか、打刻せずに働こうとかなりますよね、実態的に。

こういうことについて、教育委員会としてどのように考えておられるのかということをお聞かせいただけたらなというふうに思っています。

以上です。


(市教委)

ありがとうございます。まず、1点目ですね、出退勤について、実際よりも早く、あるいは遅く打刻をしているという状況について把握しているかというところなんですけれども、もちろんこういった場で御意見なりいただきますし、我々も、学校業務改善ワーキングの中で、プランのほう検討させていただいておりますので、その中で、教員の方々からの御意見もいただいておるところです。あと、校長会からもそういった御意見をいただいているところですので、そういうお声があるということがございますので、プランの中でも、適正な出勤、退勤の管理をしてくださいということで、お願いをさせていただいているところです。

仮に、その虚偽の打刻をしてしまいますと、我々、その実態を把握するのが、そのシステムになってきますので、そこがいい加減だと、そもそもこのプラン自体、目標達成が成り立たないといいますか、そういった理解をさせていただいておりますので、プランの中でも虚偽の報告をすることはあってはならないことですということで、文書で書かせていただいておるとおりですので、我々の基本的な姿勢としましては、適正に出勤、退勤、ありのままをつけていただきたいというのが、我々の考え方になります。

労基法違反という御意見もあったかと思いますけれども、そういう虚偽の、学校の実態というのもなかなか一朝一夕ではいかないというところもちょっとプランに書かせていただいてまして、360時間という年間の目標を書かせていただいておりますが、逆に言いますと、それ以上の超過勤務、長時間勤務をしていただいている状況かと思っております。管理職の方々も苦しいお立場でおられるかもしれませんけれども、まずは管理職の方からまず基本的な認識といいますか、意識のほうを我々のほうから研修なりでお示しして、意識改革のほうから始めていただくというところから進めさせていただきたいと考えております。

あと、過去に鍵の管理ですね、校長、教頭、管理職でお願いしておったところ、やはり特に教頭の長時間勤務の実態というのが相当問題になった、今も大きくは変わらないかもしれませんが、課題とさせていただいたことがございまして、その機会に、それだけのために教頭が遅くまで残られるとかということになりますと、お一人の教員に大きな負担がかかるというところございますので、負担を分担するといいますか、ほかの教員の方、管理作業員の方、どなたでも結構なんですけれども適宜、分担していただいて、鍵の開け閉めをしていただくということで周知をさせていただいております。

そのことが、逆に、土日こっそり出てこられているというお話もあったかと思いますけれども、そこはやはり教員の方々も意識をちょっと、我々もちょっとお話をさせていただかないといけないかもしれませんが、見直していただいて、出勤されるということであれば休日出勤ということで手続をしていただくというところをお願いしたいと考えております。


(組合)

でもね、今の話やったら、休日出勤すると、勤務時間がどんどん増えるわけですよね。あのね、この12ページのところでね、こう書いてあるわけですね、管理職のところで、評価項目で、長時間勤務の縮減と働きやすい職場環境づくりや教職員の健康管理に努めたかと、これが、能力評価、で業績評価で、仕事の成果、総合において、常に仕事の手順や段取りを考えて行動し、一定時間内に対応することができたかという項目が入っていますよね。教員に対しても同じように、常に仕事の手順や段取りを考えて行動し、一定時間内に対応できて、することができたかっていうね、あなたはこれができていないから、土日来ているんでしょう、評価低いに決まっているじゃないですかって言われるわけですよ、この文言が入ってる限りは。これ、非常に僕は問題だと思うんですよ。こういうような表記をすると、絶対にうそが出てきますよって。うそつかんと仕事をこなせないんだから。正直に答えたら評価が下がるとなったら、うそをつかんと仕方がないじゃないですか。だから、僕はこれ非常に、その点において問題だなと。

あとね、山本教育長が書かれてる内容や教育委員会のね、具体的な例として、こうやって減らしていったらいいんちゃうかなというのを書いてある点も含めて、たくさん認められるところはあるんですけれども、これが非常に大きい、これがあるためにね、教職員は、結果的には自分の評価が下がるんやとなったら、これは絵に描いた餅でしかなくなってしまう、と僕は思うんです。ですから、先生方の意識と言われてもですね、これがある限り、意識は変わらないですよ。


(市教委)

そうですね。人事評価に入れさせていただいてる趣旨といいますのも、そういう目標達成が全てというわけではございませんでして、我々、行政の側にも効率的に事務を進めるというところございますので、そういった趣旨で入れさせていただいていて、一定時間というところ、議論あるかもしれませんけれども、我々の思いとしましては、やはり業務の効率化ですね、効率的に業務をできていたかどうかというところを観点に評価をしていただくとしてございまして、そのために虚偽の出退勤とかという話になってきますと、それはコンプライアンス上の別の問題が出てくるかと思いますので、非常にちょっと学校園、現状はなかなか、プランに書いてる内容とはかけ離れているという御指摘もございますけれども、まずはちょっとあるべき姿ということでプランのほうで書かせていただいてるところです。

今日いただいたお話などにつきましても、当然、課題として認識しておりますので、そこに対して管理職、教員の皆様にお知らせさせていただくところはもちろんなんですけれども、プランに書いています、それぞれの取組ですね、負担を軽減する、我々教育委員会としてできるところを一つ一つちょっと、一歩一歩進めさせていただくしかないのかなと考えておるところです。


(組合)

土日の出勤の問題ということだけ言わせていただくと、やっぱりどこかで規制をしないと、時間外勤務の問題もあるんですけど、健康上ね、影響は出てくると思うんですね。僕ら、土日に持って帰って仕事をすることもあるんですけど、やっぱり通勤しているという時点で、移動時間も含めて、別に一日働いているというのは、一応、問題もあるので、平日の残業についてはいろいろ意見あるかもしれないんですけど、土日の勤務については、もう完全に、クラブ以外は禁止するとか何か、そういう施策を出していただきたいんです。

以上です。


(組合)

僕、毎朝、電車で通勤しているんですけど、厚生労働省はテレワークで、時差出勤お願いしますとかという、そのアナウンス、毎日聞いているんですけど、現場は大分違うなとか思いながら、毎日学校に来ているんですけどね、僕、テレワークしなければいけないと思っている実態を改善するということ、やっぱり大事かなというふうに思います。

なぜかというとね、働き方プランの中で、例えばこういうところを削減しましょうというのがあって、うちの学校、幸いなことに、3時間ぐらい時間をかけて、来年度の行事、どうしていこうと言って、話し合いをします。運動会、うちは小規模校なんでね、午前中までで済ませられるんじゃないだろうかとか、あとあんまり意味のない盆踊り、なくそうじゃないかとか、そういうところを積極的に学校長のほうに、これ、チャンスやから、ちょっと学校で考えていこうということで、かなりの通知表であったりとかということも削減とかって考えていたんです。そういうふうなところをやって、うちはよかったかなと思うんやけれども、でも、いろいろ聞いてみると、ほとんどそういう話し合いは行われていないというところがほとんどだと思うんです。

すると、どうなるかというと、仕事の量は変わらない。でも、早く帰らなければいけない、で、早く帰らなければいけないって言ったら、どうせなあかんかというと、理想の形でいくと多分8時28分ぐらいに出勤して、17時1分か2分ぐらいに退勤の打刻すれば一番いい形、そうなったらね、僕ちょっと心配してるのは、みんな、17時になったら、リーダーを持って、パソコンを持って、ピッしていくんちゃうかなっていうふうなことをすごく心配しているんです。本当に何かテレワークなのに、下手するとね、これ、子供さんが熱出たりとかっていうの、ちょっと時休をとらなあかんとか、時休をとりながら、その方の机を見ると、パソコンがないというふうな状況が生まれていくんじゃないかなというふうに思うんです。

で、市教委の方で、例えばこのテレワークしている時間帯とかを把握できるんであればね、少しそういうふうな点も改善してもらうというふうなことを考えてほしいなと思います。また、学校長とかのほうにも、このままじゃ無理やということは分かっているんやから、ちょっと学校で話し合って、少し削減するようなことをやっていかなあかんのちゃうかというふうなことも、ほんまにあんたとこの学校やってるとかという形で指導してもらえればありがたいかなというふうに思います。

以上です。


(組合)

今のお話に対して何か。


(市教委)

そうですね、厚労省、おっしゃるとおり、テレワークのほうを推奨されているところなんです。教育現場でテレワークを導入されている、大阪府さん、多分そうかと思うんですけれども、実態にはちょっとばらつきがあるんかなと思っていまして、ただ、おっしゃっていただいたとおり、テレワークって一方で持ち帰り仕事を助長するような方向にも進みかねないところございますので、非常にちょっと悩ましいところであるんですけれども、大阪市としましてはテレワークの制度自体は導入はしていない。ただ、以前からテレサポートという機能の名前があるかと思うんですが、持ち帰り仕事する際に、資料を、紙を落としてしまって、情報漏えいとかという問題がございましたので、取り急ぎの策としてテレサポートという機能を入れて、紙を持ち帰ることのないようにさせていただいているという状況がございまして、実態把握というところ、文科省も言ってはおるんですが、我々としてはまず持ち帰りする仕事自体をなくしていくというところを、まずお示しさせていただいてるところでして、とはいえ、いつまでもテレサポートで持ち帰っているという実態がね、続くようであればね、やはりちょっとそういったところも踏み込んでいかないといけないのかなという、まだちょっと何か具体的なところはないんですが、国の方針とか考えますと、考えておかないといけないところかなという認識はさせていただいてるところです。まずはちょっと、それ以外の取組をもとに、全体のお仕事を減らすところから始めたいと考えておる次第です。


(組合)

パソコンのね、動かしている時間をそちら側で掌握できるんですよね。教育委員会のほうで。


(市教委)

そこがですね、すいません、テレサポートもね、まだあんまりちょっと詳しい確認はしていないんですが、導入の経過がそういったものでございますので、今、文科省は持ち帰り、テレワークする以上はその時間も把握するようにという指針は出しておるんですけれども、システムでやっているところですので、そういう実態を把握するような、把握できるのかどうかがちょっとまだ分からないところでございまして、ログとかってのは多分、端末とかに入ってるのかなとは思うんですが、それを集計するとかっていう、実態把握にできるのかなというところはね、お金も含めてちょっとまだ議論させていただく必要があるのかなと思っているところです。


(組合)

ある学校でね、実際に17時過ぎにね、皆さん、もう帰られると。でも、机の上を見たらね、ほとんどの担任の先生はパソコンを持って帰っていると。机の上にパソコンがないわけですね。これ、結果的にはね、要するに学校でできへん分、家に持って帰ってやっているだけのことやから、何も仕事減っていないんですよね。特に、もう僕たちの、教員の場合は、成績の処理とかいうことになってくると、通知表の時分になったら、1週、2週、もうずっと土日持って帰っている、当たり前のようになっているんですよね。だから、そういう実態を、教育委員会としてつかんでですね、それの改善をやっていただかないと、何時間減りました、今年度は何時間でした、来年度は、次の年は何時間に減りましたって言っても、そういう隠れ仕事がね、どんどん増えていっていたら、それってブラックでしょう、と思うんですけどね。その辺を明らかにする、またそういうのを校長を通してね、そういうことのないようにということをね、もっともっと教育委員会が出していただきたいなというふうに思うんですけど。


(組合)

ほかに、発言されたりとか、質問とか発言はありませんか。


(組合)

すいません、事務折衝のときも言わせていただきましたけど、4の、先ほどから土日休日出勤のことを書いていますけれども、こちらの要求は、土日の出勤を増やさないことということで、5の部分についても書いていただいてますよね。ある区のほうで、独自テストの採点等で土日の出勤が増えているということを、私たち、特に言いたいわけなんですけども、この土日の出勤を増やさないことということに対しての回答がないっていうのを事務折衝のときにも言わせていただいたんですけど、先ほどから言われている休日出勤のことについて、振替をこうするように言ってるとかということについては、前の3番ともこれ、同じ回答になってますけども、要求としては、土日の出勤が増えていることに対して、増やさないことに対する教育委員会の手立てについてのお答えがいただきたいということで、事務折衝のときにも言わせていただいたんですけども、折衝のときと全く同じ回答になっていまして、あれば。


(市教委)

そうですね、区独自テストの採点とかそういった業務自体が計画といいますか、事業としてさせていただくこと自体については管理運営事項といいますか、事業の実施についてはそういった理解なのかなと考えておるところです。

ただ、今あるお仕事の中にこれが、このお仕事が入ってきたことで、結果として土日の出勤が増えてしまっているという実情につきましては、何かこの回答の中で、改善、お答えできるところはなかなか難しいところではあるんですけれども、我々のプランに書かせていただいている中にもありますし、またそれ以外のところにつきましても、こういった御意見をもとに、区であれば、区の事業でありますとか地域の取組に対して何か働きかけをしていくというところは必要かなと思っておりますので、いただいた御意見につきましては、今後ちょっと改革を進めていくに当たっての貴重な御意見ということで承らせていただきたいと考えております。


(組合)

区独自テスト、テストすることについては管理運営事項というのは、私は納得できませんけれども、運営事項だとおっしゃる、それについて出勤を校長が命じるということについて、もちろん限定4項目の中に入っていませんよね。この場合は、校長が命じた場合のみを振替について書いてありますけども、この場合、もちろん限定4項目にも値しないし。


(市教委)

ではないですね。


(組合)

そういう勤務が増えてるということに対して、増やさないことについての回答というのは、極めて不十分だというふうに思っています。時間がないのであれですけども、部活のところで、ごめんなさい、10の(4)、これも事務折衝で、去年と全く同じ回答やなということで、一定、削減されている部分があるんで、それ、質問したいんですけど、真ん中のほうの部活動のあり方研究モデル授業として委託した民間団体からの指導者の活用を図っているというのは、これはもうなくなったんですか。ごめんなさい、ここの回答にはないけれども、これはやっておられない。


(市教委)

そうですね、部活動指導員の方法に一本化させていただいておるところです。


(組合)

そしたら、部活動指導員方式の、これ、非常勤、嘱託職員、これ全校に配置されているんですか。


(市教委)

今、ちょっと学校数というところはお持ちできておりませんが。


(組合)

文科省のね、検討会議でも、部活における教職員の労働時間と、それと生徒たちの成長、発達に対しても大きな影響が出ているということで出ていると思うんですけども、去年は2つの事業に取り組んでいるということで、一定、その部活のことについて、大阪市としても変わっていくということだったんですけども、その指導員の活用はもうなくなったけれども、部活指導員方式を導入していくことによって、今どれぐらい成果が上がっているのかとか具体的な配置数とかということを示されていないのでね、ちょっと現場の受けとめとしてはすごく甘いなという感じがするんですよ。


(市教委)

ちょっと具体的な数字をお持ちできなくて申し訳ないんですが、配置の。


(市教委)

正確にはまたお調べしてお伝えするんですけど、学校からの申請に基づいて配置をさせていただいてるというふうに聞いています。なので、教員のところで、部活動の顧問が足りていれば、おそらく学校から申請ないですよという、その辺がうまく配置できていない学校は、幾つかの部活で、複数の部活で申請されているというケースも聞いておりますので、その辺は一定、まちまちかなと思ってますけども、また後ほどお調べしまして、また御回答差し上げます。


(組合)

していただける。顧問が足りていてもね、その部活における学校現場の長時間過密労働に拍車がかかってる、生徒の成長、発達にも支障をきたしているということについては認識しておいていただきたいなというふうに思いますけど。

次は、青年。


(組合)

青年部です。女性部の話と、その他支部の話とかぶるところは多々あると思うんですけれども、一番しんどい青年かなと思います。例えば出てきたテレワークの問題にしても、特に子育て世代の男性、女性両方ですよね、帰らなあかんからって持ち帰りが多いのは、やっぱりその辺の世代なのかなと思います。若い人ほど持って帰って隠れ仕事をしていると。

ある女性の子育ての女の人は、毎日のように持って帰っていて、ある日、子供にこう言われたそうです。ママ、お仕事ってそんなに楽しいって言われたそうなんですね。子供と関わる時間がないぐらい、家で持ち帰り仕事をしているというのが実態です。もちろん、テレワークをしていなくとも土日出勤、私なんかしょっちゅうしています。

で、たまたまなんですけど今コロナウイルスの関係でお休みですよね。2週間お休みだったときに、じゃあ教員が自宅待機したかというと、そんなことはなくて、ほとんどの教員が普通に来ていて、普通に成績を処理して、初めて定時で来て、定時に帰るみたいなことなんです。つまり、1週間丸々、成績処理っていうのは時間かかるもんなんですよね。普段はそれを、勤務外の時間、土日を使って、もうギュウギュウでやって成績処理をしているんです。本来、ゆっくり時間をかけてやるのにそれぐらい時間かかるものを持ち帰っている、勤務外にやっているということを分かっていただたいです。この2週間、私たちは、別に暇をしているわけではありません。

また、人事評価の話も先ほど出たと思うんですけど、つい人事評価の結果が出て、返っては来ているんですけれども、若い教員のほうがそれによってやっぱり苦しんでいる、特に子育て世代はそれが給与に反映すると物すごく苦しいから、私にそれを見せてきて、これは給料が下がってないのか、見方がよく分からないけれど、これで大丈夫なのかと言ってきた人もいました。

逆に、子育て世代が低い評価をつけられて、こんなんじゃ困ると言って一生懸命抗議して、組合も入って抗議も一緒にしたけども、結局、何度も何度も苦情に行った結果、何一つ苦情を言った結果は得られず、パワハラも受け、何一つ改善しなかった。あんなに一生懸命、苦情を言った、苦情窓口って一体何やねんと。それこそパワハラの苦情窓口がいっぱい設置されているって、ここに書いてあるのを読んだんですけど、たらい回しにされて、何一つちゃんと聞いてもらった感じはしなかったから組合に入ったんやというような人もいました。なので、パワハラの窓口があると言っても、正直、機能していなくて、組合のほうがきちんと聞いてもらえているというふうに思ってくれはる人もたくさんいるということを知ってほしいです。

で、女性部のほうの話であったのが、本当に女性が普通に妊娠して、普通に出産するという例は本当に少ないですし、そもそも不妊治療をしなきゃいけないほど、女性の体が弱っている。だから、仕事を辞めた瞬間、妊娠したみたいな話ももちろん聞きますし、子供を育てられる自信がないから子供をつくらないみたいな人もいるし、もう、それぐらい妊娠して、妊娠障害休暇をとらなあかんレベル以前の人がたくさんいるということを知ってほしいです。

先ほど、妊娠障害休暇をとった人、さっき人数を見たら100名って書いてあったんですけど、100名ということは100名の女性と100人の子供の命が危ういという具体的な数字やと思うんですよ。本当に、うちの職場でも1人、この前、もうドクターストップがかかって急に休みました。昨年も同じように、急にドクターストップがかかって来られなくなった人がいました。毎年のようにそんな子が出ているという状態です。そういう意味でも、いろんな仕事が青年にかかってきているかなと思います。本当に、人がいないからのしわ寄せは青年に来ていると思います。

そんだけしんどい大阪だから、うちの学校からは2名ほど他府県に逃げます。もう本当に逃げます。1つの学校で、それ、2名というぐらいのレベルに逃げるということは、もうあっちこっちで同じことがもっと起こっているということを知ってほしいです。それぐらい今、大阪市に勤めたいと思っている青年は少ないということです。

また今回、いろいろ要求のほうに、研修についてのことを上げさせてもらったんですけど、ちょっと回答からは残念ながら全部外されてしまいまして、何一つ回答は得られていないんですけれども、本当に研修が年々、年々増えています。

私、研修部長なんですけれども、本当にあほほど研修行きなさいみたいな通知が来て、それに若手の教員が振り回されている。特に、英語、プログラミングだったり何だったりと、もう新たな取組が追加されて、それに若者が特に率先して行け、行け、行けって言われて、行かされて、よう分からんけど、こんなん聞いてきましたっていって校内研修を開かされというふうに、新しい取組が出てくるたびに、結局、若手の人のほうが研修に行かされて、何やかんやさせられているみたいなところはあると思います。

それに対して、じゃあ研修に行ったときに自習対応はどうするのかとか、行った放課後の時間は仕事が、勤務外17時以降の仕事はその日はできないということになったら、次の日朝早く来るのか、持って帰っているのかとか、もうとにかく研修に行けば行くほど自分の首を絞めているということがあります。特に初任者は、本当に苦しんでいました。初任者で視聴覚主任の人は、そのICT研修、プログラミング研修、自分の初任者研修で、もう研修、研修、研修が毎週、毎週行っていました。それぐらい研修で苦しんでるということを知ってほしいです。

すいません、質問というよりはちょっと知ってほしいことをお話ししました。以上です。


(組合)

今、実態の話をしたんですけれども、お答えいただいたりありますか。

ないですか。どこの部分でもいいです。


(組合)

すみません、今、青年の実態でね、11番、要求項目11番、このことにも関連するのかなというふうに思うんですけど、今、回答、これを、いろいろインタビューしたりやっていただいているとは思うんですけど、様々な取組、思うんですけど、ちょっと今年度、工夫されたこととかということについて触れられていないので、特に今ありました青年についての、青年教職員の実態に基づいてということで対策強化をこちらは要求として上げさせていただいているんですね。そのことについての回答がないので、事務折衝についてもお願いしたんですけども、青年について、とりわけこういう実際把握に努めている中身とか、何か前進面あれば教えていただきたいなというふうに思います。

あと、この回答の一番下のストレスチェック結果説明会を開催するとともに、希望校園等において職場環境改善研修を実施いたしましたというのは、これは希望は管理職にとられていたということですかね、この2つ。


(市教委)

29年度の職場環境改善研修が始まっているんですけれども、これは希望は管理職に確認しています。


(組合)

じゃあ、職場で希望をとられているかどうかは分からないんですね。全教職員にどうしましょうと聞かれた覚えがないんで、管理職の判断ですね。校長さんの判断。


(市教委)

そうですね、学校園別の集団分析というのをしていまして、それに基づいて管理職は、結果説明会で話を聞いて、職場環境改善研修というのがあります、それを学校で実施するかどうかお答えくださいというのでアンケートを、問い合わせをかけて、お返事をもらって、実施するかどうか。


(組合)

今分かれば、希望、実施された学校とか、小中で分かります。今すぐ分かりませんか。


(市教委)

昨年度ですか。


(組合)

前年、2019年度。


(市教委)

前年度は10校園対象にしていたんですけれども、うち5校園がコロナウイルスの影響、拡大の関係で、感染予防の観点から中止になったので、実際にできたのが3つの校園と事業所というところになるので、実際、学校園では、小学校が1つ、中学校が2つです。


(組合)

受けとめとしては、えらい少ないなと思うんですけど。


(市教委)

そうですね、どうしてもストレスチェックが結果が返ってくるのが10月なので、11月以降で職場環境改善研修をということになると、かなり学校が多忙な時期になっていまして、年度末になると、なかなか冬休みに開催しようと思われたところもあったんですけれども、なかなか、ほかの研修と重なって、なおかつ、この研修自体が2時間の実施で、全員参加っていう条件を、ちょっとハードルを上げてつけてしまっていたので、そこは改善ポイントになっているんですけれども、それで申し込みも少なく、年度末ギリギリ、この学校園、してくださいというようなお願いもして、実施を、日を設定してもらったところも結局、中止をせざる得なかったという実態があります。

ですので、来年度につきましては全員参加という形だとか、2時間という枠はゆるめて、参加できる方で、なおかつ60分から90分をというところを想定しています。


(組合)

青年の、今の働き方、教職員の実態についての、教育委員会としての実態の把握。


(市教委)

そうですね、1つはチェックがそれに該当するかなとは思うんです。皆さんの校園別プラス年代別だったりというのを、産業系スタッフといいますか産業医、保健師で共有しているものがありますので、それをどのような形でフィードバックするかというところを今、検討中です。


(組合)

フィードバックが大事ですよね。ここでも採用2年次の対象にセルフケア研修、メンタルヘルスに関する講習会新任教員研修とか、研修がね、研修が多いって、さっき話にありましたでしょう、いいことでも研修がようけ増えるとね、やっぱり体、足を運んでいかなあかんというのはね、もう大変なんですよ。行っても、ぼーっとしとってね、もう話も入ってこうへん、そんな状態です、うちの青年にしても。もう、また研修、また研修、そこもちょっと改善していただきたいなと思いますね。

12番の(3)パワハラ根絶で、これも事務折衝のときに質問させていただいたんですけども、去年の回答にね、被害者を救済するシステムの確立に向けてお答えいただいているんですよ。ここにお互いの人権が守られ、相互に理解し合える職場関係づくりって最後に書いてありますけど、もちろん、これ、大事なことなんですけども、パワハラを受けた、被害を受けている、なかなか相談にも行けない、そういう人たちの実態も、先ほど女性部のこともそうですけど、なかなか言えない、パワハラを受けてる、校長さんにパワハラを受けているとか、同僚に受けている、なかなか言えない、そういう被害者を救済するシステムの確立に向けてということで去年の回答にはあったんですけども、実際、そういうことについては引き続き検討していただいているというふうに思っていいんでしょうかね。

せっかく去年、いいことを回答していただいているのにね、なくなっているから、いや、今検討しているんやということやったらそれで。


(市教委)

もちろん、パワーハラスメントにつきまして加害のほうを指導していくということも、もちろんそうなんですけども、受けたほうの救済というのも大事なことやというふうに考えておりますので、そこはいろいろお話も聞きながら、どれだけ守っていくかということは考えていくべきところだというふうに思っております。


(組合)

なので、そのシステムの確立に向けて検討していただいているというふうに受けとめておいていいんですね。


(組合)

ほかにないですか。女性部も、もういいですか。

じゃあ、こちらからは以上です、ありがとうございました。

最後に、今日の総括。


(市教委)

よろしいでしょうか。我々からの説明につきましては以上でして、この議論の中でいただいた宿題などにつきましては、また追って速やかに提供させていただきたいと考えております。


(組合)

よろしくお願いします。


(市教委)

はい、ありがとうございました。


(組合)

ありがとうございました、以上です。


(市教委)

すみません、どうもありがとうございました。


配布資料

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令和2年3月24日(火)

大阪市立学校園教職員組合(専門部)年間要求回答交渉の議事録

(市教委)

よろしいでしょうか。それでは、ただいまより労働条件改善要求書等に対する回答交渉を始めさせていただきます。


(組合)

それでは、昨日、女性部、青年部の交渉に続きまして、専門部の交渉よろしくお願いいたします。


(市教委)

よろしくお願いいたします。昨年、7月22日付で大阪市学校園教職員組合の皆様方から頂きました要求書の内容につきましては、この間の事務折衝等も踏まえ、関係所管担当との調整を行いつつ、鋭意検討してまいったところでございます。

私どもといたしましては、教育行政の企画・立案、執行などの管理運営事項は、教育委員会が行政責任を明確にし、主体的に進めていかなければならないものと認識しておりますが、皆様方の勤務労働条件に関わりましては、今後とも労使合意を目指すことを前提として、誠意をもって協議してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

なお、回答につきましては、予備交渉において交渉事項として確定したもののみとさせていただいておりますとともに、今回につきましては、コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、回答に当たりましては、新規で御要求いただきました項目のみ、回答を読み上げさせていただき、それ以外の項目は文書による回答とさせていただきます。

それでは、回答させていただきます。お手元の要求書、御確認ください。

まず、事務職員部でございます。

クリップ留め要求書1枚めくっていただきますと、項目分類表がございます。そちらの2の③、こちらにつきましてが、交渉事項の新規項目とさせていただいております。担当のほうから読み上げさせていただきます。


(市教委)

職員人事担当です。回答のほう、読み上げさせていただきます。

2の③、パワーハラスメントは、職員の尊厳を不当に傷つけ、その能力の有効な発揮を妨げるばかりでなく、職場秩序や業務の遂行を阻害し、学校園にとっても大きな損失をもたらすものであると認識しており、平成29年1月に学校園におけるパワーハラスメントの防止等に関する指針及び同運用の手引を作成し、校園長に対して教職員の周知、徹底並びにパワーハラスメントのないよりよい職場環境の形成の取組を一層推進するよう通知しております。

また、教育委員会では、教職員向けにハラスメントの相談を受ける窓口を設置しており、令和元年10月の服務監察だよりで改めて相談窓口を案内しております。

今後ともお互いの人権が守られ、相互に理解し合える職場環境づくりに努めてまいります。


(市教委)

引き続きまして、臨時教職員部です。要求書、2枚めくっていただきますと、項目分類表ございます。そちら2点ございまして、1の(6)、あと3の(10)こちらが交渉事項の新規項目とさせていただいております。

まず、1の(6)につきまして、教職員給与厚生担当から読み上げさせていただきます。

新規採用者の健康診断は、労働安全衛生規則第43条に基づき、雇入れ健康診断として実施しており、常時使用する労働者を雇い入れたときは、健康診断を行なわなければなりません。ただし、医師が行う健康診断を受けた後、3か月を経過しない者を雇い入れる場合において、その者が当該健康診断の結果を証明する結果を書面で提出するときは、結果を代用できます。

また検査項目のうち、胸部X線検査は、本市が全国で最も高い結核罹患率であること、学校園には、抵抗力の低い幼児・児童・生徒が集団でいることを鑑み、感染症である結核の早期発見のため、配置前に採用年度分として検査を行っております。

教職員には職務に専念する義務があり、例外として職務専念義務が免除されるのは、職務に専念する義務の特例に関する条例、第2条第1項各号に基づく場合に限られます。採用前健康診断に要する時間につきましては、同項各号のいずれにも該当しないと考えております。


(市教委)

3(10)でございます。主務教諭、主務養護教諭及び主務栄養教諭の職の設置につきましては、新たな教育職員のキャリアステージ及び職責に応じた給与制度を構築するため、まず教員の人材育成に資するため、平成30年4月より、教諭と首席指導教諭の間に設置しております。今後とも学校現場特有の事情の考慮が必要な内容につきましては、誠実に対応してまいりたいと考えております。


(市教委)

今年度の要求書の新規項目に対する市教委からの回答は以上でございます。それでは、他の回答も含めまして、質疑等がございましたらよろしくお願いいたします。


(組合)

この要求書の並んでる順に養護教職員から確認させていただきたいと思います。


(組合)

養護教職員部です。よろしくお願いいたします。

当日、回答を頂きまして要求書の2番の3ですね、泊を伴う行事で22時以降どのように請求をしたらいいのかっていうの分かりやすく入力の方法を教えてくださいということを質問したんですけれども、それを1つ答えていただきたいと思います。

また、ほかにいろいろ質問したことを答えていただけたらなと思います。


(市教委)

すみません。22時以降の夜間勤務手当のところなんですけども、正規の勤務時間で例えば、泊行事でしたら、15時間30分の勤務時間の割り振りとかで、されてるかと思うんですけども、その部分につきましては、支給対象ということでなっておりますので。

例えば夜10時以降ですね、朝5時までの間に勤務が生じている、通常の勤務時間の割り振りによって発生した勤務時間につきましては、支給対象となりますので、その分についてはお支払いをさせていただくということになっております。


(組合)

それで、22時以降プラス病院に行った場合に、帰ってきたのが12時とか1時とかなる場合は、どうやって入力をしたらいいのかっていうことだったんですけれども。


(市教委)

そうですね、御指摘いただいてるところなんですけども、その分が、正規の勤務時間の割り振りによって生じた時間以外の時間になってしまいますと、この分についてはちょっと支給の対象にならないということになってございますので。


(組合)

支給の対象にならないんですか。


(市教委)

はい。超勤4項目というところで、緊急の対応があったというところには勤務時間であることには変わりはないんですけども、その分につきましては、カウントとしては、超勤4項目の緊急業務ということで対象にはなるんですけども、夜間勤務手当におきましては、支給の対象からちょっと除外されているということになってございます。


(組合)

すみません。ちょっと理解が食い違ってたかなと思うんですけれども、私たちは今まで、支給をされると思ってたんですけれども、それはじゃあ違うということですか。


(市教委)

そうですね。


(組合)

回答の様式では。


(市教委)

えっと。


(組合)

この夜間、この回答の夜間勤務手当にできるものとなっておりますとかっていうことが書いてあるので。


(市教委)

そうですね。そこは22時以降に正規の勤務時間が割り振られておるというのは、もともとのこの泊行事に係る勤務時間の割り振りによって発生してる勤務時間のところを指しているということになっておりまして。


(組合)

22時以降に割り振られた場合だけ、っていうことですか。


(市教委)

はい。ですので、朝の6時半とかから夜の11時、12時まで働いておられたら、その22時を越えて23時とか、23時半とかの部分が支給対象になると。


(組合)

その時間は誰も動かなくていいという。働いたことに関しては、どう考えれば。


(組合)

病院に行って、帰ってきた時間が午前1時とかになる場合でも、勤務のあれはつかないということですよね。


(市教委)

そうですね。勤務であることに変わりはないんですけども、夜間勤務手当の対象になるかどうかだけの観点で見ますと、夜間勤務手当の支給対象には含まれないということになってしまいます。


(組合)

ただ働きをしろと言うてるわけですか。


(市教委)

いえいえ。勤務時間であることに変わりはないと申しておりますので。


(組合)

勤務時間であれば、対価を払わなければいけないでしょう。


(市教委)

そこら辺がですね、給特法がある関係上、教員の方については、教職調整額をもってお支払いをしているということになっておりますので、超過勤務手当が支給されないという規定になっておられますので。


(組合)

じゃあ、丸っきり私たちは、勘違いして理解してたんですよね。そしたらね。私らは、入力の方法が分からないから請求できないのかなと思ってたんですけれども、それではなく、対象にならないっていうお答えでいいっていうことですか。


(市教委)

そうですね。


(組合)

それは、ちょっとおかしいなと思うので、これから考えていっていただきたいなと思うんですけども、その点につきましては、どうお考えですか。


(市教委)

そうですね。国の動向とかを注視しながら、引き続き検討はしてまいりたいと思いますけども、今の現状ではちょっとお支払いできる仕組みになってないということでございます。


(組合)

それなら、これ毎年どう検討したのかも我々は尋ねるということはありますけども。


(市教委)

そうですね。大きくは国の方針といいますか、給特法の改正があるとかですね、大きな方向転換がないとちょっと動きにくいというところはございますけども。

市独自で何か対応できるところないかっていうのは、引き続き検討はしてまいりたいなとは思いますけども。


(組合)

誰かが病気とかけがになったら、看病するってなるやん。誰が行くん。


(組合)

誰が行くん。校長さんが命令するんやで。病院行ってやいうて。それ、拒否してもええいうこと。


(市教委)

いえ、あのですね、超勤を命じて超過勤務としての勤務時間としての管理把握は超勤4項目の時間を管理していただくようにお願いしているところですので、今はちょっとエクセルでの管理になってますけども。

例えば夜中にお子さんが熱を出されてとかで病院に行かれたと。その付添いとか看護で夜中まで働いておられたと。その時間については、エクセルで、例えばAさんが12時から2時まで勤務されたというような記録としてはつけていただくように学校長に依頼しておりますので、そこの記録は残りますので、その積み上げをもってどれぐらい4項目の実績があるのかも含めて、また教育委員会のほうで集約をして、この対応していきたいなと思うんですけど、まだちょっと今の段階で、そこの部分について手当が出るか出ないかっていうことはちょっとお答えとしてはできないことになりますけども。


(組合)

じゃあ、委員会としては、今、今後、各学校のほうに正規の勤務時間以外でどのくらい教職員が、その発病者の際に、夜間働いたかっていう把握をしていっていただく表を、何らか、実際工夫していただきたい。


(市教委)

そうですね。昨年の4月になるんですけども、超勤の上限規制ということで、市全体で月45時間で、年間360時間っていう上限が定められたんですけども、その枠が実は教員の方にも当てはまるということにもなっておりまして、ただ教員につきましては、先ほど申し上げたとおり超勤4項目のみ超過勤務を命ずることができるとなっておりますので、その時間だけは、月45時間を超えていないか、年360時間を超えていないかを把握するために、エクセルの表をお配りして各学校のほうで、例えば職員会議で残られてましたら、職員会議の時間をつけていただく、泊行事で正規の勤務時間を超えて何か残られた分については、それをつけていただくということを今、お願いしてるところですので、そのまた年間分集めてどれぐらいの実績があるのかというのを積み上げていくということをさせていただく予定でございます。


(組合)

各学校から上がってきていますか。


(市教委)

1回、9月にその半年分ですね、10月ですね、4、5、6、7、8、9月の実績を回収している実績はあるんですけど、それ以降ちょっとまだ集められておりませんので、また年度末になってきてますので、年間分を一旦また見させていただくということを考えております。


(組合)

また、養教部だけの問題じゃないとは思うんですけれども。ちょっと、今、ちょっとびっくりして、何を言ったらいいのか分からないんですけど。私たちはつくものやと思って今、質問させてもらってるのが、ちょっと全く違う答えだったので、そのところは引き続きちょっと考えていってほしいなという項目なのでよろしくお願いいたします。

あと、先日、ほかにも質問させてもらったのは、私たちは専門職なので、どのように休憩時間を取ったらいいのかとかっていうのとか、あと看護師の付添いの請求するものを具体的にどうやって看護師さんが付添わないといけないときは、どうやって請求したらいいのかっていうこととか。

心臓検診のとこなんですけれども、心臓検診の2次検診土曜日実施っていうのは、どうしてもちょっとおかしいとかっていうことと、あと心臓検診、妊婦検診、子供付添いに複数で来てもらうような文章を提示してもらいたいとかっていうのが可能かどうかっていうのと、あと、心身加配の学校名を教えてくださいとかっていうことを先日質問で出させてもらったんです。そのことがまだちょっと出てきてないっていうことと、ほかにもちょっとあるんですけれども。


(組合)

昨年度もこの場で言わせていただいたんですけれども、前に戻ります。学校保健の担当の方がいらっしゃいまして、市もちょっと本当に切実にこう話し聞いていただきたいなと思うことが伝わらなくて、大変残念に思っているんです。ぜひこれから会議とかがお忙しいとは思うんですけれども、一緒に参加していただきたいなって、毎年思っています。

特に今、本当にコロナ対応で教職員の人たちは、もう本当毎日してますのでね、大変疲れてたと私、思うんですけども不安がいっぱい。来年度からの学校のコロナに対する対応ですね。そのこともちょっとお聞きしたかったりとかしたので、学校保健担当の方、出してほしかったんですけれども。

それから、この忙しい時期にどんどんリサーチがやってきたんです。運動器検診のことだったりとか、成長曲線のことだったりとか、4年分遡ってのリサーチで、もうそれは本当に資料が、もう転勤とかしてたりもしますんで、学校に資料も残ってない。そこをどうやって探してやっていくのかって、とんでもない作業、労力を使ったと思うんですね、皆さんね。

で、それをもうない、ない、期限も短かったし、そういうことやめてほしいということを、こないだの予備交渉で言ったんですよね。言ってもらったのにもかかわらず、今日、また私、学校出るとき、5時半ぐらい出ようとしたんですけれども、教頭さんに来てるでっていって渡されたのが、定期健康診断に係る受診票発行と受診数等の調査についてってのがまた来たんですね。

今年は、コロナでばたばたしてるから、この調査はないのかなと思ってたんですけども、それが来て、しかも今日来て、締切りが30日の月曜日です。3月の、今年度のね。で、もう明日から春季休業に入って、もしかしたら転勤とかもありますし、もしかしたらもうお休みをされる先生もいらっしゃると思うんですよ。30日までに調査出せと今日来たもの。あまりにも乱暴すぎるんじゃないかと思って、やめてほしい。

今回コロナ対応でもうこんなにばたばたしてますからね。今年これ、見送ったらいかがですか。この調査。ずっと学校保健に言いたかったんです、私は。


(組合)

学校保健締切に2日間しかないとか、遡っての調査であっても2日間以内に回答するとか求めてきて、送ったと思ったら。


(組合)

思ったらね、何かシステムが。


(組合)

システムエラーで。


(組合)

そう。エラーで、復旧できず改めて作成しましたので、もう一回、回答してくださいっていうの2回あったんですよ。もうないでしょ、それ、本当に。もうちょっとね、あまりにもね、現場を馬鹿にし過ぎ。


(組合)

USBとか、なくなったら、大変なことが起こっているのに。


(組合)

処分されるのに。教育委員会の何かそれでオーケーなんですか、みたいな。もう一回やれってその一言でいいんですかみたいな。


(組合)

もう本当に信じられないです。今回も。ばたばたなさってるのはすごいよく分かりますけれども、教育委員会がね。もう現場以上に大変なのも分かりますけれども、それでもちょっとあんまりにもやなと思って。

もうね、これで今回のこの調査を本当にもうなしにしましょう。見送ってください。


(組合)

見送ってください。


(組合)

もう見送っていただきたいと思います。3月30日までに締切りはちょっとね、無理です。


(市教委)

御質問いただいた件、ちょっと順序変わるかもしれませんが、まずその今回、コロナの対応で、言い訳にはならないんですが、非常にちょっと輻輳してるしてる状態は事実、続いておりまして。今日ちょっと学校保健のほうも、お招きしたかったんですけれども、ちょっと予定が合わずですね。案の定、事務セッションで頂いてる御意見は伝えさせていただいて、お返しできるもの、現時点での状況にとどまるかもしれませんが、預からせていただいておりまして。

まず、コロナ対応で、従来よりさらにちょっと短い期間で御対応おかけしてちょっと御負担をおかけしてる点は本当に申し訳ないということで申しております。

ただ、その調査の、その性質上、緊急の対応が必要であるということは変わりませんので、ちょっと御協力を頂きたいというところです。


(組合)

この調査なんですけどね、これを調査されて、どういうふうに、何ていうんですか、施策に生かされてるのか。


(市教委)

フィードバックですね。


(組合)

そこがちょっとよく分からないんですよ。この受診票発行数、で治療した人、治療した何パーセントの人が治療したか、その治療しなかった理由を入力するんですね。


(市教委)

はい。


(組合)

何で治療しなかったか、それいちいちそんなん保護者に聞けませんしね。何で治療しなかったのか分かりません。はっきり申し上げて。で、それを全部入力して送るんですけども、その結果をどういうふうに施策に生かしてらっしゃるのかなっていうのが、そこが全然見えてこなくって。何のために私たちこんな一生懸命やって、で、どういうふうに子供たちのために、どういうふうに返ってきてんの。

例えば、治療行かない親がいる。ね、いるんですよ。で、それをどうやって治療行かすように大阪市としては、どういうふうな考えを持ってらっしゃるのか。医療費の補助とかもちろんありますけれども、それでも行かない。ね。行かない親は行かない。そこを、そこの壁をどうやって越えていく。何かお考えがあるのか、何か具体的なところ見せていただかないと、何かやってることが全然もう意味のないことに思えてしまって。もっとしっかり返していただきたいですね。これもう3年ぐらいやってますけどね。


(市教委)

分かりました。


(組合)

と思っています。すみません。


(市教委)

ちょっと私のほうで個々の調査の必要性、ちょっと御説明できず申し訳ないんですけれども、もちろんその調査期間に配慮する必要があるとかね、必要性も御説明しないとなかなかちょっと理解いただけないと思いますので。

今、頂いた内容はまた学校保健のほうにお伝えさせていただいて、何か別途お示しできるところあれば、また御案内させていただきます。


(組合)

よろしくお願いいたします。


(市教委)

はい。あと、心臓の2次検診ですかね、こちらにつきましてもちょっと文章でお示しをいただきたいという御意見だったかと思うんですけれども、すみません。ちょっと、いまいまの状況でですね、まずその児童引率は各学校で実施をいただいてるところなんですけれども、その教職員の人数というのは、児童数などに応じて各学校の状況に合わせて対応していただいてるという、現状はそうなっているというところは確認させていただいたんです。

ただ、ちょっと文章、出していけるかとかいうところがちょっとこの期間で明確にちょっとお答えできず申し訳ないんですけれども、ただ、引き継がせていただいてますので、またちょっと御案内できるところあれば示したいと思っておりますので、今日のところはよろしくお願いいたします。


(組合)

あと答えていただけるんだったら、言ってもらったら。


(市教委)

そうですね。心臓検診のその土曜日の実施ですかね、そこについては1次検査は4月から5月に実施して、2次検診が1次検査の判定結果が出た学校から、その順次6月末まで今、実施してる状況で。その2次のその日程っていうのが、毎年5月から6月までのその短い期間にどうしても集中してしまってる状況があって。

その2次検診を実施するに当たって、学校の御意見とか踏まえて、その心臓の検診の実施する方法であるとか、医師に執務していただく、そこについて府の医師会と協議してるんですけれども。何分、小児循環器のその専門医の数が限られてるというところで、中学校・高等学校については、今、現状土曜日に実施せざるを得ない状況になっておるというところでございます。

課題としては、考えておるところなんですが、何分ちょっと今の時点では、ちょっと御協力いただくというちょっとお願いしかできないということで、申し訳ないということで預かっておるところです。


(組合)

また、心身の適応加配の学校名については、後ほど文書でください。よろしくお願いします。


(組合)

じゃあ、続きましては幼稚園部です。

応募状況、抽選状況の資料ですが、3歳660名に対して1,032人で、33園が3歳児保育している中で24人が抽選って、すごいなと思いました。本当に今年度の予算ですけど、私学無償化になって、きっと私学のほうに、給食もあるし、制服もかわいいし、今のお母さんにそういうの選ぶやろうなって思って。

で、公立の幼稚園は、大阪市だけじゃなく、よその市もですけど、すごい危機感があります。でも、33園のうち、24園も660人の募集に対して1,000人。やっぱりこういう支援って、すごい期待されていて、大阪市に40年務めてよかったなと、もう今年で終わりなんですけど。公立、大阪市の公立幼稚園も、お母さんたち地域の人はこんなに信頼してくれてるんやなっていうのは、この数字を、1,032人なんだっていうのを見て、すごく思いました。

でもね、ずっと、これはずっともう本当に何年も言ってることですけど、この子たちは抽選しないで本当に全員入れるように。これだけ、これだけね、これだけ希望されてるんやから、全員が入れるようにしてほしいなっていうのは、権限外と書いてあるんですけど。そこは本当にずっと思っています。

で、そうするとクラスが増えるし、で、そしたら幼稚園の先生ってすごい少ない人数で仕事をしてるんですね。1人でいっぱいいろんな担当があります。早い話が、例えば、例えば遠足でも、遠足でも幼稚園はいっぱい行くので、遠足の係に1年間に2回も3回も当たったりします。でも、それが例えば3歳みんなやったら、クラスが増えるじゃないですか。先生が増えるでしょ。そしたら、担当の事務であったり、いろんな担当が、それだけでも減るっていうか。そしたらそれは本当に労働条件がよくないっていうか、そこにもつながっていくんじゃないかなっていうふうに思います。

どうにかここは、権限外と書いてあるんですけど、その3歳の本当に抽選しない、これだけ希望してる子供たちがね、全員入れるようにってお願いしたいなと。そこはすごく何とかとかやってほしいなと思っています。大阪市の公立の幼稚園の先生たちは、みんな本当に一生懸命保育をしています。

あとは、時短のことについてですが、3の9のところで、幼稚園教員の勤務労働条件を管理職が責任をもって説明することで、このことについて、下段のほうの短時間、時短のほうについては、該当しないとなっているんですけど、現実に時短の先生は今、お勤めで、私が勤め出したころはもちろん時短なんかもなかったし、この40年っていうか、もう本当に進んできたなって思います。幼稚園の先生が働きやすいようになってきてるんやなって思って、時短取る先生も増えてきたし、若い先生も、それから主任であっても取る先生が増えてきています。

だけど、現実には、仕事量全然減ってないので、5時、6時、7時ぐらいまで残っている先生もいるし、でも給料は半分やしっていうので。ここにも職務の軽減の措置を取るように園長先生とかに働きかけで、働きかけることっていうふうに書いてあるんですけど、それもやってほしいなっていうふうに思っているところでいます。

ちゃんとね、勤務時間を守って帰らせる園長先生もいるんですね。だけども、私が出会った中では、1人です。帰れるんやったら園長先生と、帰してくれる園長先生と、何も言わないし、軽減もしないし、っていう園長先生と、本当に差があります。なので、ほんまに、本当に校園長に対し、適宜指導してもらいたいって書いてあるんですけど、本当に指導してほしいし、どんなふうに指導してるのか私たちには全然見えないので。こんなふうに、こんな場所でやってるとか、教えてもらえたらいいんですけど。そこは、私たちにも分からないんですけど、本当にそこ指導していってほしいなと思います。


(組合)

今のちょっと質問というか、はっきりした形ではないんですけども、今、説明していただけることがありましたら、お願いしたいんですけども。


(市教委)

幼稚園の育児短時間勤務については、御指摘ありましたとおり、近年非常に増えております。特に主任で育児短時間勤務を取られる方も増えておりまして、教職員人事としても、育児短時間勤務を取られる職員の方が、特に主任についてですけども増えてるの、教職員人事としては、小学校では育児短時間勤務の方がおられた場合、非常勤講師しか措置しないところを、幼稚園においてはフルタイムの常勤講師を配置するという措置を取らせていただいております。

また、年度当初には、園長会等で、特に主任についてですけども、育児短時間勤務が増えてきているので、何とぞ御配慮くださいということを我々から毎年指摘させていただいておりますので、僕らは僕らのやることもちろん継続的にやっていきたいと思いますし、現場のほうでもそういった雰囲気の醸成等ですね、両方から少しずつ時間をかけて進めていく必要があるかなというふうに考えております。


(組合)

例えばこの仕事は、園長先生取ったげなさいよとかね、何か本当に具体的に何か配慮してくださいなだけじゃなくって、本当にそういうふうにこの仕事は1年生で取ったげなさいよみたいな、具体的に言うてほしいなって思います。


(市教委)

はい。御要望としては分かりますけど、園のそれぞれの状況っていうのがありますので、そこはちょっと状況を見ながらのところは出てくるかなとは思いますけども。はい。


(組合)

栄養教職員部です。よろしくお願いします。

1の(3)に私たちも長年書かせていただき要求させていただきました、学校給食費の無償化ということで、今、やっと大きく動いていただいてんのかなと思っているんですが、今回、3月の給食を食べれてなかったということで、児童生徒も、教職員も保護者もみんなやっぱり給食ということで、大切さも理解していただいたとは思っています。

今、こう食べなくってやっぱり返金ということで、今日ビーネットも全然朝動かなかったのは決定通知書とかを全校一斉に配信してた、ね、プリントアウトしなくちゃいけなかった状況のためなのか、それで全然ビーネットが動かないなんて、まああり得ないという感じなんですけど、そういうのもなくなるって思えば、やっぱり、そう。それは無償化っていうことだと思うので、無償化に向けて動いてる、準備されている、来年度からそうなると思っていいのでしょうか。


(市教委)

今日ですね、市会、本会議ありまして、給食費令和2年度に限っての一律不徴収、児童生徒の分、一律不徴収にするための条例の改正案と、それから当初予算案の児童生徒分の給食費の予算を減額するという修正案が市会上程されました。今日の教育こども委員会と財政総務委員会で付託されまして、明日、態度決定で、明後日の本会議で一応可決の見込みということになってます。

今日、報道発表のほうで、給食費令和2年に限り、今回新型コロナウイルスの関係で、子育て世代の方が経済的に大分大きな負担がかかってるということで、令和2年度度に限り、給食費については、無償化にしますということで報道発表をさせていただきます。


(組合)

限りですね。とりあえず。


(市教委)

一応、令和2年度の一律の不徴収は、令和2年度限りで。


(組合)

はい。だから今後はちょっといろいろ考え。全部というわけじゃないかもしれないし、ちょっと段階的にというか。


(市教委)

その制度設計を来年度早い段階から行っていくということで。


(組合)

分かりました。ぜひ令和2年度に引き続きっていうことで、私たちは要求していきたいと思っています。

1の10のところですけれども、食器のことなんですが、やっぱり食育をする点でも、やっぱりこう食器というのはとても大事な役割してると思っているので、いつも要求項目にも出させていただいていますが、中学校給食についてはやはり1.3倍量っていうことで、おかわりがしにくい。1回には盛り切れないこの食器っていうのはやっぱりおかしいんじゃないかなっていうふうには思っています。

試行もしていただいてるっていうのも聞いていましたが、その後はどうなっているのか、ちょっと進捗状況があれば教えていただきたいです。中学校だけに行ってまた返ってくるじゃなくて、小学校の分との兼ね合いでなかなか難しいという点っていうのは、以前お聞きしましたが、ちょっと改善等は進んでいるんでしょうか。


(市教委)

申し訳ないです。昨年度と回答は同じになってしまうんですが、なるべく何とか新しい食器を導入したいとは思うんですが、まず、給食費無償化の予算があるわけで。

そっちに予算はないんかと言われそうですが。食器全部替えるとなると、何億という予算がかかってくるというところと、それからやはり食器、消毒保管庫のスペースがどうしても学校給食やってるところ非常に、中学校の分も入ってるということもあって、これ以上広げるということが物理的に難しいというところが非常にネックになってます。

いまみや小中一貫校では、デリバリーで使っていたカレー皿とか、そうやってうまいこといってるという報告は受けてますんで、そのデリバリー給食で使ってたその食器のカレー皿なんとか使えたらなとは思うんですが、丸々残ってますんで。デリバリーで使ってた中学生セット分で残ってますんで、それを使えないことはないんですが、やはり先ほど申し上げました食器消毒保管庫のスペースの問題がやっぱり非常にネックになってきておるところでして、なかなか一気に入れていくっていうのが、今、ちょっと非常に難しいところなんで。今、できるいまみや小中学校さんのほうで、引き続き来年度も試行をしていただくということで、御協力いただいているところです。


(組合)

そうですね。その試行、いける保管庫が、余裕がある学校とかで、ちょっとずつでもこう広げて調査していただけたら。ほんで、カレーとかがこうね、なだれになってるのはよく分かっていただいてると思いますが、ちょっとでもやっぱりこうふさわしい、食べやすい食器というのをまた引き続き研究をお願いしたいと思っています。

2の(2)の配置についてです。

やっぱり計画的に配置ということで、ずっとお願いもしてきました。今は、民間委託で実施されて、親子給食やってるところに栄養教諭が配置されてるっていうことが優先っていうふうになってしまってると思っているんですが、やっぱり栄養教育推進事業やってる以上、今回の人事の異動に入るにしても、大規模校で民間委託になったけれども、配置されずで、方や小規模校だけど親子給食やってるから配置されたっていうこともあったりしたり。

また、こう大阪市の調理員さんがいてはるところは、こうね、また栄養教諭が配置されなくなったりっていうことになり、港区でもまた人数1人減るんかという感じで。他校に行かないといけないっていうことまた増えるんだなというふうなことも考えています。

なので、前もお願いをしていますが、人事と給食とそれから指導部ともこう連携し合って、ぜひその辺りの均衡も考えていただきたいなと思っているんですが、優先順位は変わらない感じですか。


(市教委)

民託親子校には優先的に配置というところで、今、おっしゃられたようにですね、配置の計画的な配置につきましては、関係課とも連携を図りながら適切な配置、計画的な適切な配置になるように検討していきたいというふうに考えております。


(組合)

資料の中にも、食の指導への対応加配の学校とかもいただいてるんですけども、来年度も引き続きこの10校ぐらいは要望していただいてると思います。


(市教委)

そうですね。次年度も引き続き10校で対応加配というふうに考えております。


(組合)

それは、よろしくお願いします。中学校とかも、アレルギー対応とかもたくさん今、ヒヤリハット増えているところですので、ぜひ。よろしくお願いします。

あと、すみません。2の5の栄養管理室ですが、やっぱりその先ほども申しましたように、アレルギー対応ですとか、個別指導や資料作成というために、やっぱり栄養管理室、小学校にも中学校にもこう配置されてる、栄養教諭のいる学校にはぜひ、いろんな備品だけでも整備していただいたり、授業用パソコンが使えるような措置を取っていただけないのかなというのも強く思っているところですが、その辺りは。


(市教委)

管理運営事項とさせていただいてるところなんですが、もちろん課題のほうは関係課に引き継がせていただきたいと考えておりまして、栄養管理室というところにつきましては、今、ちょっとここでどう整備できるというかとも申し上げることできないんですが、あと校務用のパソコン、授業用にパソコンの御要望あったかと思います。

今、基準を基に整備をさせていただいて、職員室のほうには栄養教諭の分は整備させていただいてるというところで、授業用パソコンですね、活用進んでるところでなかなかその教員の方、1人1台というところが、まだ実現できてない状況で。予算がかかるというところで管理運営事項とさせていただいてるんですが、一方で活用を進めていただきたいとお願いしておりますので、その点もちょっと踏まえて、利用、具体的にどのように利用していただいてるのか見極めて、必要に応じてその必要な台数をちょっと整備させていただくということになるのかなと思いますので、引き続き検討してまいりたいと思います。


(組合)

どうぞよろしくお願いします。

8番のところですが、今、マスクもいろいろ品不足も言われていますが、給食関係に配付されるのは夏ということで、一応、いつもどおり配付される予定にと思っていいんでしょうか。衛生上。


(市教委)

はい。一応、まだ1学期分、皆さんの学校のほうにはあるかと思います。夏休み明けぐらいに、例年でしたら配付をさせていただいておりますので。今年度、ちょっと早く動こうかなと思って業者さんに尋ねてみたんですけど、今、動かれたら調達できないから、不調になるということだったんで、また年度明け、いつものぐらいのスケジュール感でまた手続を、買入れの手続をさせていただく形で、まずどれだけ在庫がかき集めれるか業者さん次第だとは思うんですけども、例年どおり調達をして、各学校には入れていきたいというふうに考えております。


(組合)

ぜひよろしくお願いします。

以上です。


(組合)

では、続きまして障害児教育部です。


(組合)

はい、失礼します。障害児教育部です。よろしくお願いします。

私のほうでは、3つのことを述べさせていただきます。

まず1つ目です。

要求の項目で8番で示させていただきました支援学級担任の妊娠判明時には、業務を軽減すること。これ、回答いただいていないのは非常に腹立たしいなというふうに思っております。これのどこが管理運営事項なんか。これの勤務労働条件じゃないんだってすごく腹が立っています。文言修正のような扱い方をされたんですが、そうではなくて、やっぱり切実な思いをそのままストレートに表現したので。非常に残念だなと思います。

その上で、一応説明していただきたいのが、支援学級の担任に関して妊娠負担軽減のこれ制度がそもそもあるのかって辺りをまず示していただきたいということ。その上で、いろいろ事情あるんですけども、支援学級担任の軽減が来ないっていうような状況にあるんですが、その点説明していけたらなと思います。


(市教委)

軽減の講師の措置については、従前どおり制度としてございます。講師が来ないという件については、この件に限らず各方面からお叱りいただいてるところでございます。我々としては、講師の確保に全力を挙げさせていただきたいと考えておりますし、今年の4月の常勤については、確保できる見込みでございますので、引き続き全力を挙げて講師の確保に努めてまいりたいというふうに考えてございます。


(組合)

時間について詳細伺っていいですか。

体育軽減の2時間ではないですね。


(市教委)

はい。すみません、ちょっと確認させてもらっていいでしょうか。


(組合)

10だと思います。


(市教委)

10です。


(組合)

だから、体育軽減よりも、多くの。


(市教委)

ああ、そうです。そうです。


(組合)

部分が、支援学級の担任に関しては軽減があるということ。


(市教委)

はい、そうです。はい。


(組合)

講師が来ないっていうのは、昨日女性部のほうでも体育軽減の2時間に関しての話があったと思うんです。それに関しては、そのとおりなんですが。

ほか、私が問題にしたくてね、この回答必ずいただきたかったのが、従前どおりとおっしゃったんだけども、じゃあそれ周知徹底できてるのかという辺りなんですよ。組合のほうに来た部分で言えば、管理職は知らなかったよっていう。え、そんなんがあったんだって、産休に入る直前の人と話があった。実際、教頭に聞きに行ったら、え、そんなんあるん。体育2時間じゃないのっていうな部分があったと。

ここはぜひ、やっぱり組合の回答として、文章にしておいていただきたかったなという思いで、文章が欲しいんでね。また来年、文言変えましたとかね。


(市教委)

その文章の云々の話もあるんですけども、まず妊娠が判明したら、まず第一歩教職員人事に間違いなく来ますので、学校が知る、知らないにかかわらず、こちらとしてはそういう枠としては把握はしてます。入れれてないというお叱りはあるんですけども。当然妊娠判明したらみんなすぐ講師入れてほしいので、すぐ電話してきますんで。

その中で特に体育軽減は時間数が少なくて、なかなか入れにくい。特別支援はまだ10時間ぐらいあるので、まだ入れやすいっていうんはあるんですけど、もちろん枠としてはこちらとしては把握はしておりますので。管理職で意識不足とかあったら、またこちらのほうでも対応させていただきたいなと。


(組合)

今の話では、話は行くはずだと。で、多分講師が来ない云々かんぬんでこっちのほうの捉え間違いもあるのかなと思いましたけども。ただ、とはいえ、じゃあ体育軽減本当に当然行くと思いますと言わはったけども、じゃあうちの管理職だって、そんな講師来えへんやわっていうような感じでぱらっと言うてしまうようなところ、いやいやそれはあかんやろって、それは分かってるというような感じで。一応言うけどな、というような感じで言われますけども。


(市教委)

どうしてもその年度途中の非常勤の職というのがなかなかはまりにくいので、どうしても、そのせめて産休入るまでには常勤っていう話にはなりやすいんですけども。いずれにしてもちょっと講師入れるようには、全力尽くしたいとは思います。


(組合)

あと、周知徹底に関しては怪しいかなと思ってありましたので、その辺りも含めて。


(市教委)

分かりました。そこはちょっと強調していきます。


(組合)

大分、やっぱ負担があるので。

取りあえずあるんですね。そういう措置はね。


(市教委)

はい。


(組合)

2つ目です。

かなり在籍の児童数も増えてきて、かなり人手が欲しい状況の中で、特別支援教育サポーターに関しては、会計年度の形で、大分待遇改善をしていただいたというように思います。とはいえ、すごくやっぱり不安なのが、まずその人たち自身にとって、思いどおりの働き方ができているかということ。2つ目が、じゃあ学校現場としては、本当に人が来るのかということなんですよ。

まず、人が来るのかという点に関して、メンバーの話では、まあ全員に聞いたわけじゃないですけども、いや、何か減ってん。7時間減ってんとか。うちは5時間減ったわ、いや、うちはそのまんまやで、ちょっとちゃんと調べてみ、そん中に区の発達入ってないかっていったら、入ってたわ、実質4減った。

実際問題、人手がマイナスになってるような事態が生じていないのかなとすごく心配しています。予算の額面上はかなり増えてあるのでね、そら待遇改善していただいたので、すごくいいんですけども。実際現場でそういうふうな状態になっていないのかっていう確認をまず1つしたい。

で、流れで言いますけども、もう一つ。では、じゃあサポーターさんの働き方として、月額でいきたいっていうふうに希望したのに、月額ができていない。15時間に抑えられてしまった。実際、そういうような声も聞いているんです。月額で果たして、そもそも月額でいってる人はおるのかみたいなそんな感じの状況でもあるんですけども。この辺どういうような、決定。そういうとこ決定されたのかなと。


(市教委)

はい。失礼します。会計年度任用職員という形で制度変更していきまして、もちろんそのいろいろと学校に対して、子供たちをすごく支えてくださってる人の働きに報いていこうというふうな、そういう気持ちで制度を進めていってるということには変わりはないんです。

ただ、大阪市のそういった制度にこう乗っかるような形でインクルーシブの特別支援教育サポーターのほうも充てていってるわけなんですけれども、まずもって学校長、先生のほうから今、どういった特別教育支援教育サポーターの時間が要るのかっていうことは例年のとおり上げてくださって、それに基づいて我々も時間配慮をこうしていく、その時間を持った分の指導を来年度は上げていくというような形にはなっていくわけなんですけれども。

この制度が変わることによって、大きくその目減り感がないようには、つまり多くの学校で、まあ言うたら今年度、令和元年度当初ぐらいの時間数ですね、これをまずはどの学校にもこう充てるっていうふうなことを一番年頭に置きまして、その時間分を持つだけの人をつけていくというふうな形はさせてもらったところではあるんです。

ただ、どうしてもその時間額で働かれる方については、その15時間が限度という、どうしてもその新しい制度なりの縛りがございますのでね。それまで、もう少し20時間勤めれてたのになとか、30時間勤めれてたのになというようなもし、そういう方がもしいらっしゃったときには、そこからすると人については、ちょっとこう減ったなというようなお気持ちには当然なられるのかなと。はい。


(組合)

実際問題、時給も上がってっていう形で、改善されてるってのはサポーターさんの人たちもよく分かってます。ただ、制度上、いわゆる大きな制度上15時間になるっていうことも、よくよく承知も、御本人たちにぜひ伝えていくであったりとか、もしくはさらなる待遇改善含めてしていただかないと、大分まずい状況じゃないのかなというふうには感じております。

で、さっきも言った、月額をやりたかったのにないねんっていうような話に関しては、お耳に届いてるのかなというところと、例えばほかのところのあっせんって言ったら表現悪いんだけども、ほかのところ、こんなとこあるよっていうような紹介であったりとか。


(市教委)

そうですね。もちろん学校現場として、どれだけの人がいるのかっていうふうなところもいろいろと勘案したりとか、お子さんの障害状況なんかも含めて、月額の人の配置なども我々考えてこうさせてもらってる中で、なかなかそこが、やっぱり月額になるとどうしても人の分が、人数が減ってしまったりというようなところもあって。いや、それやったら、もう月額をやめて時間額の人で、うちはそろえますっていうふうに変えていらっしゃる学校なんかもありましてね。今、もちろんそのこれ始まってみてみないと、なかなかその状況というのがつかめないところっていうのは、もう正直なところあるのは事実なんです。

だから、その中で、今、おっしゃってるような、御希望してたんだけれどもというようなところに沿えないようなところも確かに起こってることもあろうかなと思うわけなんですけれどもね。ただし、もう全部その月額の方に全てしてしまうというようなことになってしまうと、当然、予算が決まってるところなのでどうしても、はい、各学校にお分けする人数、相対的に全部減らさないといけないというようなことがなってしまうというところで。大変ちょっとそこが苦しいところでございます。


(組合)

サポーターさん自身にしてみれば、去年からの続きで、実際問題5分の2にまで減って、給料上がったいうても2倍にはならないだろうっていうような御予算の状況見てて、今、現状来てる相談の分に関しては、別にかめへんよっていうような話を、もうしゃあないかなって、別のパート探そかなみたいなこと言ってはるから、なかなかばんと相談じゃないんだけども。今後、私ども組合ですので、いっぱいそういう相談が来ると思うんです。働き方の問題ですので、そこに関しては問合せはさせていただいてもいいですか。


(市教委)

はい。いろいろと教えていただいたら。


(市教委)

はい。また相談ありましたら伝えます。


(組合)

最後に支援学級児童、ほんまにとても増えてる状況あります。在籍自体は、特別支援始まって十何年かな、3倍近くになってるっていう中で、教員の数が2.5倍にもなってないんです、2.3何倍っていう。そのもの増加に追いついてないんじゃないかっていうような状況がすごくあります。

やっぱりちょっと定数改善をしていっていただきたい。市独自で。それまずしっかりしていただきたいなという辺り。インクルだけじゃなく、ほかの部署の方にもぜひ伺いたいなという。

で、今回とても細かな資料出していただきました。定数超えの資料、全ての学校に関して、ここは支援学級の在籍児童入れたら、1人、1学級少ないんだよというようなとても細かな。学校統計から多分計算をされたのかなという改善も含めて、ちょっとそういうのも考えていただきたいと思うんです。

御様子だけ教えていただければと思います。どんなかんじでしょうか。


(市教委)

教職員ニーズとしては、標準法定数の人員をしっかり確保していくのが仕事ですんで、それに向けて全力を尽くしていくとしか、ちょっと申し上げにくいんですけど。


(組合)

この場では申しわけない話なんですね。答えにくいだろうと。

実はこの問題、お母さんたちがすごく敏感になってらっしゃるんです。私たち教員もすごく大変な状況なんだけども、実は、お母さんたちのほうから、なあ、なあ、先生。来年のうちの学年どうなるんやろっていうような相談もある。だって、どう計算してもな、っていうふうな話で。具体的にそこまで計算しはるんや、お母さんたちっていうのすごくびっくりしてるような状況があります。

要するにすごく、定数っていうものも想定をしながらいろんなこと、お母さんたち考えてる。委員会として知っておいていただいて、その上で協力していただかないと、これは大変なことになりますよという。これだけ増えてるとね。一応それだけ少し伝えておきます。


(組合)

事務職員部です。

取りあえず、交渉事項の部分で、1の②です。

やっと来年度から学校事務職員の代替が日額から月額になって、ぜひともこれで去っていってしまいましたベテランの臨時主任の方たちを呼び込んでいただいて、さらに臨時的任用職員の待遇を上げて、学校事務職員の職として、きっちりやっぱり学校のほうに定着するように、ぜひよろしくお願いしたいと思います。

1の③です。

これ、前、予備交渉で質問させてもらってますので、また回答もお願いしたいと思いますが、学校事務職員の育休は任期付職員で充てるっておっしゃってますが、それ以外の学校事務職員の産前産後、病休、介護休暇、いろいろ取られますので、その点については、月額の臨時的任用職員で充てると思ってますが、はっきりとお答えいただけたらなと思います。

次、1の④です。

これも、予備交渉で説明させてもらいましたが、再任用、学校事務職員の期末勤勉ですね、やっぱりこれやりがいもありますので、期末勤勉の支給率と、あと最近再任用の方でも、お子さん小さい方が結構いらっしゃると思うんですね。早い方も、結婚早い方もおられますけども、結構30代後半、40代で御結婚されてお子さんできるっていう方もいらっしゃると思いますので、その辺考えたら、やっぱり扶養手当なりは必要かなと。住居手当も支給していただければありがたいなと思いますが、特に扶養手当については必要かなと思いますので、本市全体の傾向とおっしゃってますが、ぜひともその辺ちょっと突破していただきたいかなと思っています。

2の①です。

この休暇制度なんですが、これは特に夏季特休のことです。事務職員部としましても、数年前に臨時の方、アンケートを取らせてもらいましたら、やっぱり夏季特休の、府費から市費になって、半日から1日しか取れないっていうことについて、やっぱり不満というか、学校事務職員、単数でね、働いてることが多いので、うまくこう自分の休みと仕事をこう折り合わせたいわけなんですね。そしたら、1日休むと、学校事務職員、1日休むと本当に仕事がばっと積まれることがありますので、そういうのもあって、やっぱり半日の夏季特は、何とか学校管理規則ですか、全市の行政職と一緒にというんじゃなくって、学校でくくっていただいて、学校事務職員にも夏季特の半日をぜひとも付与していただきたいなと思います。

続きまして、2の②です。

昇格制度の部分です。この基準ですが、回答いただいている分につきましては、もうみんな承知の部分ですので、そうではなくって、3級から4級、4級から5級について以前はきちんと筆記試験なり、面接なりやってちゃんと3級から4級に上がってたと思うんですね。その辺で、やっぱり不透明な部分でやっていくと、どうしても学校事務職員なんか不満が出てきます。

やっぱり、あっちこっちでちょっと、何であの人がっていうふうなこともありますので。やっぱり市民的に見ても、公平公正な選考をするというのは、必要なことかなと思いますので。以前、筆記試験もやってたぐらいなんですから、もう少しこう、何か客観的な何かがあればいいかなと思うんですが、その辺もちょっとお答えいただけたらなと思います。

2の③です。

パワハラのことなんですけども、今回、資料も出していただきまして、2018年度が3件、2019年度が、今時点で2件ということで。少なからず学校事務職員の中にも、パワハラを受けていると思われる方がいらっしゃるという事実がちょっと分かったわけなんですが。

回答の中の下から3行目のとこなんですけども、教職員向けにハラスメントの相談受ける窓口を設置しておりという文言があるんですけども、この間うちの知り合いにもパワハラを受けるっていうふうな形で人事の人と相談させてもらったときの話では、その相談窓口っていうのは、管理職に対しての相談窓口だっていうふうな形で説明をもらったような記憶があるんですが、そうではなくて、教職員、いうたら一人一人の相談も受けていただけるのかどうか質問したいと思います。

最後に2の15の、再任用短時間の学校事務職員の定期健康診断ですが、20時間以上に広げて定期健康診断、学校の部分については受診させてもらってるということですが、あと30分ちょっと延ばしていただいて、ぜひとも学校事務職員の方、短時間の方、19時間30分の方にも、定期健康診断を実施していただきますようによろしく要望したいと思います。

それから、管理運営事項とされてますが、まず先ほど給食費のこと、無償化ということで来年度に限ってということでありましたが、その間コロナの影響で事務職員も学校給食費の事務がもうちょっと大変だったんですね。すごく何かね、給食費の事務って本当煩雑なんですね。特に大阪市の給食の事務、煩雑に思うんですよ。ちょっとほかの市とか聞いても、何かそんなに負担感がないようなことでお話してる、返ってくるので、ちょっとどうにかならんのかっていうことで。来年度は徴収しないということで、これで未納もないということで少しはちょっと学校事務職員もほっとしてるんですけども。

徴収しないといっても、その事務の部分では何かやっぱりせなあかんのか、そういうのんが、また今、学校事務職の中で不安に思ってるので。早く、どういうふうに事務手続するのか、もう全く何もせんでいいのが一番いいんですが、そういうわけにも今のこのシステム見たらいかんのかなとちょっと推測してるので、早くできるだけ手続のほう、連絡をお願いします。

最近何か、ちょっと横道になりますが、文書とかでもね、大体10時、3時に来るっていうのが定例なんですね。働き方改革で、軽減するのでも10時、3時以外には出すなって言ってんのに、この間ね、10時に来たと思ったらすぐまたその後、1通、2通来るんですよ。で、3時に来た、まあまとまって来たと思ったら、またその後1通、2通来たりね。そういう状況が続いてるので、ぜひその辺のことは、ちょっと守ってほしい。10時と3時です。もうこれはきっちり守ってほしいです。


(組合)

で、そうなるとね、管理職に回すのなんか遅くなるんですよ。ほんで締切りは早い。こういう状況、今、学校生まれてるので、ぜひともその辺、守ってください。

あと、欠員のことです。

まあ、今年度も年度途中でずっと欠員が、欠員状況にありましたが、4月現在、欠員はないでしょうね。何かほらほらと話聞くんで。臨時主事やってほしいとかいうふうな話をピンポイントでどうも言ってはるみたいなんで、それほど人数が足らへんのかなと思ってまた不安になってますので、4月現在、必ず欠員のないようによろしくお願いします。

ざざっと言いましたが、取りあえず質問の部分、お答えください。


(市教委)

まず質問のところの、1の3の育休任期付のところなんですけども、産前産後の休暇期間につきましては、臨時的任用職員として配置というところで。もう市の制度自体がもう月額で、令和2年度から月額となりますので、臨時的任用職員、育児休業以外のところは任期付ではなくて、臨時的任用職員の配置となります。臨時的任用職員の給与については、月額化というところで、令和2年度からは月額化の臨時的任用職員というふうなこととなります。


(組合)

それは病気休暇も。


(市教委)

病気休暇の代替につきましても、同様でございます。


(組合)

も、同じですね。はい。

パワハラの部分について。


(市教委)

パワーハラスメントにつきましては、本年度初めに指針、ガイドライン等、各学校に御案内させていただいて、そこの中にも相談窓口については、入れさせていただいております。で、今年度ですね、10月に神戸の職員間のいじめということがあった部分において、服務監察だより特別号という形で、そこでも相談窓口の案内はさせていただいてます。

そこにですね、パワーハラスメントにつきましては、相談窓口として、校園長と、あと指導部の教育活動支援担当、あと教務部の教職員人事担当という形でさせていただいております。

で、教職員間のパワハラ等につきましては、まず、一時的には校園長のほうに一旦まず御相談いただく感じになるのかなというふうには、考えておるんですけども、例えば校園長からのパワハラであったりとかっていうことも想定されます。そういう場合には、もちろん先ほど申し上げました指導部であったりとか、教務部の教職員人事担当のほうに相談していただくという感じで、実際にそういう形でも受け付けておりますので、窓口としては、そこの分活用していただければというふうに思っております。

窓口としても全然使っていただいて結構でございますんで、御相談いただければと思います。


(組合)

いいんですね。


(組合)

特にやっぱり学校事務職員の同僚とか教員とかじゃなくって、やっぱり管理職がっていうのが。


(市教委)

ですよね。ということがはい、想定されますので。


(組合)

やっぱり一番多いので。


(市教委)

御相談いただければというふうに考えております。ちょっとその先ほどお話いただいたのがちょっとどういう事案なのか、ちょっと私のほうでは今、分からないのであれなんですけども。また具体的にちょっとそういうことあれば、ご相談いただければというふうに思います。よろしくお願いいたします。


(組合)

分かりました。

もしよければ、給食費の。文書の3時、10時、3時の。欠員の。


(市教委)

どの担当からというところは特にないのかなと思ってまして、当然担当からそういう時間にってのはないという趣旨かと思ってまして。基本的に決められた時間にというところは、守るのは原則なんですが、今、ちょっと特にコロナの対応とかで少しでもちょっと早く、まず管理職にお知らせしてとかいうところございますので、どうしても別の時間で個別に送らせていただいてるという状況ございます。

本来のルール、働き方改革というところもお伝えさせていただいてるんで、そこを遵守するというところと、あといろんなタイミングで送らんといけないという状況もありますので、今日おっしゃっていただいたところ、ちょっとシステム担当とか、局の関係先にも共有させていただいて、どういう方法がとれるのかというところちょっと議論させていただきたいと思っておりますので。


(組合)

急ぐやつは分かるんですね。


(市教委)

そうですね。


(組合)

急ぐやつは、もう本当すぐ開けて、すぐ持っていったりするんですけど、そうじゃないやつが時々ね、挟まってくるから。


(市教委)

紛れてるっていうことですね、急ぎでないものはということですね。


(組合)

それでみんなちょっとね、あーっていうような感じになってしまいますので、ぜひ。


(市教委)

はい。精選させていただくということで、はい。


(組合)

よろしくお願いします。


(組合)

よろしいですか。ここ聞いていいですか。ちょっといいですか。


(市教委)

4月1日の欠員状況につきましては、今、先ほども御指摘あったように臨時的任用職員の確保に務めておるところでございまして、4月1日で配置できるように努力しているところでございます。


(組合)

ぜひ。


(組合)

その今の欠員のとこで、この間もまさか4月1日に空白の学校出ることないでしょうねっていうの私のほうからお伝えさせてもらったんですけど、昨日とかでも、あと、いきいきに来てはる人に臨時事務職にどうですかという電話が入ってるという実態を聞いております。

深刻な状態だと思うんですね。そもそも、3年前に大阪市に移ったときに、臨時主事という府費の時代に守られてた制度を、物すごい改悪の大阪市なされました。堺市では、そのことが維持されて臨時主事さんもそのまま残ったんですけども、大阪市はそれを物すごい改悪されて、長年のベテランのキャリアの積んだ人たちが物すごい去っていきました。このことについては、大阪市にすごい重大な責任がやっぱりあると思うんですね。

今回、給料の面とか、対応の面では元に、ほぼ元に戻るような状態なんですけども、果たして人が戻ってくるかと深刻な状態あると思うんです。今回、給食費が無償ということ、松井さん、一郎さんは言わはりましたけども。給食費の無償ってのはもうずっと前からも組合側からも要求してます。それは、実際に給食事務に関わる人件費的な問題だったりじゃなくて、未納が出たら通知を出すとかですね、直送便に切手を貼ってそういう金額面でも、給食事務って物すごい、膨大な事務量なんですね。公会計化っていうのになって、どんだけ楽になるんやろう、どんだけこれが助かるかなと思ってたけど、全然そんなことはなかって実態なんですね。

だからこの給食事務っていうのは、この大阪市の学校事務から絶対に切り離してほしいんです。それだけでもう戻ってくる人はいるかもしれません。物すごい大変なことなんです、これ。未納対応もしないといけないでしょ。直接親にも電話をかけなあかん。物すごい大変なことなんですね。

だから、このことは、来年1年に限らず、もうずっと給食費の未納ってのは、そういう意味でもやってほしいと思ってます。

それから、ついでですけども、大阪市の学校給食って、私もずっと40年ぐらい食べてますけど、大阪市の学校っていうのは、学校に給食室があるって物すごい市民にとって物すごい財産なんですね。

だから、この大阪市の学校給食はやっぱり守ってほしいので、その無償化になったときに、ある学習会で勉強行ったことがあるんですけど、無償化ってすると、どうしてもお金がちらつくと。予算どんだけ今度確保してはるんか知らないんですけど、そのレベルをやっぱり保ってほしいんですね。やっぱり予算がかかってくる、無償にするとその、削ろうとすると。当局側の姿勢が出てくるということがありますという、学習会のとき話を聞いたことがあります。

だから、そこはすごく肝に銘じて、すごい貴重な歴史も持ってますし、栄養、教職員さんもたくさんいてはって、すごく努力されてるの物すごい知ってますので、40年食べてたらその変遷を知ってますので。だから、そこは本当に肝に銘じて学校給食守ってほしいなというふうに思ってます。

以上です。


(組合)

新規項目で1の(6)にお答えいただいてるんで、質問したいと思います。

今年も採用された方おられて、健康診断2月に行かれるんですけども、基本、年休を取って、年休を取らないといけない。出張申請しても通らないというので、要求書出してもらったんですけども、回答書見る限りでは、健康診断を3か月経過しないから2月に行ってるっていうふうに書いてあるんで、例えば、健康診断を、講師さんの健康診断を夏ではなくて、1月にするであるとか、条例の改正でいわゆる職免でっていうように制度変えたら、クリアできる課題ではないのかなとは思ってるんですけど、その辺りはお答えいただきたい。


(市教委)

検診の日時なんですけども、従来から12月か1月で、冬季休業中に実施ってなってますので、実際に1月に実施した年ってあるんです。ただ、会場の確保と、あと冬季休業がすごい短く、休校日を設ける学校、多分年末年始増えてるので、その会場確保がちょっと今、一番しんどいなっていうところなので、1月含めては検討してます。

ただ、年間の検診なので、私たちとしては、本来は、夏季休業中に受けて、で、その年の健康を確保した状態の就労状態はどうなのかっていうのは、管理職さんと相談してもらいたいので。通知にも入れようかなと思いますけども、それを狙って先延ばしっていうことには、ちょっと管理職さんたちならないようにはしてほしいなと思ってますので、今後ちょっと1月も含めて、もちろん実施していきます。


(組合)

だから、講師さん、合格された講師さんが、そこを受ければこの問題はクリアできる。


(市教委)

でも、レントゲンは、それは代用してもらっていいんですけども、雇入れの年って、本来、4月に入ってからなので、レントゲン受けてはったら、4月以降にある雇入れ時の検診、レントゲンないんですよ。で、それを1月とかに受けてると、3か月以内なので、法的にはクリアされるんですけど、本当は直前ぐらいに撮れたらいいんですけど、なかなかそうはいかないので。はい。

ですので、そうですね。大阪市のその結核の患者さんが多い事情もありますので、こういった形でさせてもらってます。


(組合)

要は、僕が言いたいのは、そのいわゆる雇入れの検診なのに、その何ていうか、休みを取っていってるっていうところを何とか変えないかっていうところで、1この提案として1月の健康診断あるっていうところで。何か、普通に雇入れの健康診断があるならあるで、それを制度上無理って書いてあるんですけど、職免か出張扱い、その出張扱いで。健康診断、健康診断、出張でいけるじゃないですか。その扱いにできないのかなっていうところで。


(市教委)

その、次年度の雇入れ時っていうところで、この方にとっての、何ていうんでしょうね。定期健康診断の現在、働いてる方の出張っていう扱いではないんですよね。雇い入れる予定の人の事前出張なので、まだ採用されてないですね。本務として。


(組合)

でも、講師はしてるわけですよね。


(市教委)

でも、任用区分は違いますので。


(組合)

任用区分は違います。もちろん。


(市教委)

採用する予定の方を、学校職場という特色を鑑みて、事前にしている。それは、子供だけじゃなくて一緒に働く方々の感染拡大防止っていう観点から事前にしているっていう大阪市の特徴があるので、企業さんとか、市職員さんだと4月以降にしかしませんけども、ここは学校っていうところではないので。なかなか出張っていうわけにはいかない。


(組合)

3の10の回答、主務教諭制度に関することで、今回ちょっと書かせていただいたんですけど、そもそもは、3の1、ここにも回答いただいてるんですけども、正規教諭と給料表ではないっていうところの問題と、いわゆる講師さんって、基本、講師の方、基本的には担任をもったりとか、正規の方と同じような仕事をしているにもかかわらず、まず給与表が違うっていうところが問題にあるので、この間ずっとほかの交渉でも、2級にしてくださいっていう問題を伝えてるんですけど。

同時に、その今度は採用される、その要は長期の講師さんが採用されたときに、市では給与表の違いから採用された時点、73号給までで頭打ちになる、確かに上がるんですけども、その府に採用された場合の給料と、市に採用された場合の給与の差額がちょっとここには書ききれてないところがあるんですけど、差額がやっぱり問題じゃないかなと思ってるんです。

やっぱり重要な問題は、やっぱり同じ給料表、講師であっても、同じにするべきじゃないかなと思うんです。その上で、主務教諭の問題ってまた出てくると思うんですけど。

まず、そもそも講師を2級にする。関東のほうでは、やられてるんですけど、大阪市としての今後どういうふうな見通しを持たれてるか。


(市教委)

この間、繰り返し交渉でお尋ねいただいている内容にはなるんですけども、そういった状況が国のほうで指摘があったり、関東のほうであるってのはこちらも認識してますんで、なかなかちょっと関西では思い切った2級っていうのは、まだないんですけども、ちょっと引き続き他都市の状況とか見ながら講師確保の観点から、他都市との均衡をとるという観点をこちらも重視しておりますので、引き続きちょっと検討してまいりたいと思っております。


(組合)

それに加えて追加ということなんですけども、認識としてその講師の方と、正規の方が同じ仕事をしているのかっていう認識は持っておられるのかなと。


(市教委)

一般論として担任業務とか、同じ業務していただいてるってのは認識しております。ただ、法律上、実態違うってのはよく分かってるんですけど、法律上は参主事ですとか、主任が違うっていう、法律上は異なる職務とは一応なっておりまして。現実がちょっと乖離してるという問題はあるんですけれども。

やはりその、教員採用試験、合格された方を2級にしてるという現状の制度との整合性とかもありますので。複合的な観点からちょっといろいろ検討する必要があるかなと思いますね。


(組合)

で、今、認識されてるということで。国のね、方針も今後出てくると思いますし、それを受けてまた来年度以降も検討していただきたい。現実としては、そういうその同一労働と賃金の問題があるっていうことは、認識していただけることやと思っています。

で、最後ですけど、講師、ちょっとこれは質問、回答ではいただいてないんですけど、来年度の試験の問題で、前年度1次合格者特例が廃止されるというその問題と、講師不足の問題って、やっぱりここ関連してると思うんですけども、実際その現場で働いていて、確かに講師の特例はありますし、その1次は面接からで行けるのもありますけど、前年度1次合格された方ってのは、結局その2次試験からっていうので、逆に職務に専念しやすいと思うんですけれども。それは、何かなくした理由ってどこで確認したらいいんですか。


(市教委)

ちょっとあの選考の中身のことなんで、細かいことは差し控えさせていただきたいと思うんですけども、その講師の方を、できるだけ現場で頑張っている方を正規職員に道を開きたいっていう思いは変わっておりません。むしろそういう道を進めたいというふうに思ってます。

前年度1次特例をなくしたっていうのは、なかなかその、結局1次を突破して2次で受からなかった方っていうのは、その次の年とか、その次の年も結局、同じ結果になる方が多いので、そういった特例をつくるんではなくって、そのちゃんと、その講師であるとか、社会人経験あるとか、そういった内容によって特例をつくっていくっていうそういう趣旨やと聞いてますけども。


(組合)

みんな逃げるで。


(組合)

逆やと思うんですけど、1次特例をなくそうとなれば、僕は現職講師をしてる方の1次試験を免除すべきやと僕は思うんですけど。ちょっと、何か今、僕もちょっと今、いろいろ混乱してるとこもあって、また整理させてもらって来年度聞きたいと思うんですけど、ま、でも今回、この件を受けて、現場での講師で、同僚でもいてるんですけど、昨年1次受かられた方がね、やっぱりかなりショック受けておられて。その方は、仕事やから。若い先生ですけども、4月からまた講師を続けるということで。

何ていうかね、その、やはりその臨時教職員部としては、現場で頑張っておられる講師の方、さっき出てたサポーターさんも含めてなんですけど、やっぱりその正規の方以上に現場を支えてると僕ら思ってるんです。その方々に、対するなんていうかその会計年度の問題もそうですけども、やっぱりその不誠意である。給料とか、そういうのも保障してほしいなという思ってます。


(組合)

一応、全て。


(組合)

ごめんなさい。すみません。1つだけ。養護教職員部から出た夜間勤務の、手当の問題も、これも聞いててちょっとびっくりしたんですよ。これ、腹立たしいし、これ養護教職員部だけの問題じゃないと。給特法のこと持ち出されたけれども、我々この給特法が今の実態に合ってると思ってません。で、国が出してるガイドライン、係長もおっしゃったけれども、限られた時間の中で云々あって、私たち教職員がその人間性や創造性を高めるって書いてますよね。趣旨に。そんなただ働きさせられててね、人間性高められます。やってられませんよ。お金じゃないんです。子供の援助のためにやってるじゃないですか。

それと、ガイドラインに示されてる上限の目安も言われたけども、これ留意事項の中に私らは長時間勤務をもちろんよしとしてませんけども、この上限の目安時間の形式的に行う、これを目的化することは望ましくないというふうに書かれてますよね。この実態に合ってないから、私たちはこうして訴えてるわけやし、超勤4項目に値する対象となる勤務時間であるのに、手当は払われない。もうこういうことについて、やっぱり国や自治体の状況を注視しつつって書いてるけど、国は把握しなさいって書いてるわけですわ。教育委員会から。だったら、管理職は記録で残すんですか、これ。


(市教委)

そうですね。


(組合)

じゃなくてどうして本人が入力できるシステム、改修しないんか。在校等の勤務時間に入るわけですよね、これ。時間外についても、外形的に把握し、これらを合わせた在校等時間とするってことはガイドラインで出てますよね。

だったら、本人が先ほど入力どうしたらいいんですかって質問ありましたけど、ICT使うとか書いてますやんか。タブレット持たせてICTで自分で入力するとかいう形で、市として国を把握しなさい言うてるわけですから、今後システムの改修等も検討するというようなお答えは頂けないかなというふうに思うんです。どうですか、もう時間ないから。その方向で、検討していただくと。でないと把握できませんやん。記録だけやったら。虚偽の申請もあってはならないと書いてますし。


(市教委)

そうですね。


(組合)

本人が入力したら一番いいわけでしょ。システム改修含めて検討っていうふうに、国の指導どおり。


(市教委)

今、勤務時間の把握につきましては、給特法、改正給特法の中でもまず変形労働時間制が1つと、勤務時間適正な把握を条例とかによって根拠づけると言われてますので、そこは勤務時間の把握につきましては、教職員勤務情報システムで出勤打刻、退勤打刻の時間から管理していくところではあるんですけども。

先ほどおっしゃっていただいたその4項目の分につきましては、今の現状はエクセルで管理となってますけども、システム化も含めてどういった方法が一番把握しやすいのかってところにつきましては、また引き続き検討していくということで。


(組合)

システム改修含めて検討していく。


(市教委)

そうですね。


(組合)

超勤4項目以外の勤務も含めて把握すること必要ってさっき言うてますもんね。


(市教委)

そうですね。


(組合)

はい。お願いします。


(組合)

ありがとうございました。


(組合)

7月22日に出しました要求書が、市労組連や市教協の交渉の関係もありますので、今になったということで、全て市教委が責任があるとは申しませんけれども、いずれにしても慌ただしい状況の中で、折衝、交渉と続きまして、様々課題を残したなと思っておりますので、私ども引き続き、残された課題については要求をさせていただきたいと思っておりますので、その交渉の設定も含めまして、今後ともよろしくお願いしたいと思います。

本日は以上でありがとうございました。


(市教委)

ありがとうございました。


令和3年3月9日(火)

大阪市立学校園教職員組合 年間要求申入れ交渉(事務折衝)の議事録

(市教委)

よろしいでしょうか。すみません。本日は、お疲れのところお集りいただきまして、ありがとうございます。

本日の進め方なんですけれども、回答内容等読み上げとなりますと、かなり時間もかかってくるかと思いますので、まず頂戴しております新規の要求項目につきまして、お手元の資料の項目分類表、こちらを御確認いただきながら本部、女性部、各専門部の順番でまず一旦御確認させていただきまして、確認終わりましたら回答内容につきまして御質問等いただければと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

それではまず、本部のほうの新規要求項目につきまして確認をさせていただきたいと思います。

今回、新規要求項目につきましては、全部で8点頂戴しているかと思います。項目分類表の1番、1点目につきましては、項目分類表の1番の項目、そちら業務改善についての項目になっておりまして、交渉事項ということでさせていただいております。

2点目につきましては、項目番号2番、休憩時間についての事項になっております。こちらも交渉事項ということで整理をさせていただいております。

3点目が、3番の規模の小さな学校園の課題についてという事項でございます。こちらにつきましては、管理運営事項ということで整理をさせていただいております。

4点目は項目番号11番、こちらは休憩時間についての事項になっておりまして、交渉事項ということでさせていただいているんですけれども、要求項目の2と重複される内容となっておりますので、こちらのほうでの回答とさせていただきます。

5点目が12の(1)、こちらの超過勤務の解消についての事項でございます。こちらも交渉事項ということになっております。

6点目が12の(2)、こちらは生理休暇の時間取得に関する事項でございます。こちらにつきましては、先ほどの12の(1)と合わせて回答させていただきます。

7点目が12の(3)、こちらは不妊・不育治療に関する通院休暇制度についての事項でございます。こちらも交渉事項ということでさせていただいております。

最後、8点目、こちらは要求項目15番になります。こちらは人員の配置に関する事項でございますので、管理運営事項ということで整理をさせていただいております。

本部につきましては、以上になります。

続いて、女性部のほうなんですけれども、女性部につきましては今回、新規項目は1点頂戴しております。項目番号2の(8)妊娠中の女性教職員に対する特別休暇についての事項でございます。こちらは交渉事項ということで整理をさせていただいております。

続きまして、専門部のほうで養護教職員部のほうになります。今回、新規要求項目6点頂戴しております。

1点目は項目番号1の①、休憩時間についての項目のみ交渉事項とさせていただいておりますが、こちら幼稚園部の昨年度から続く継続要求項目と重複してございますので、そちらでの回答とさせていただいております。

2点目から4点目につきましては、項目番号2の①から③、こちら新型コロナウイルス感染症対策についての事項になりますので、管理運営事項ということで整理をさせていただいております。

5点目が4の①、健診時の介護者の派遣についての事項でございます。こちらも管理運営事項ということで整理をしております。

最後、6点目は項目番号5番の就学時の健康診断についての事項になります、こちらも管理運営事項ということで整理をさせていただいております。

続きまして、栄養教職員部になりますが、今年度につきましては新規要求項目はないかというふうに認識しております。昨年度と同様の要求項目になっておりまして、交渉事項は2の(5)と2の(8)の2点となっております。

続きまして、幼稚園部になります。今回、新規要求項目は2点頂戴しております。

1点目は項目番号3の⑭、評価制度に関する事項になります。こちら管理運営事項ということで整理をさせていただいております。

最後、2点目、3の⑮、こちら休業手当等に関する事項になります。項目分類表のほう、管理運営事項という記載がございますが、正しくは教委権限外事項ということになっておりますので、訂正のほうよろしくお願いいたします。

続きまして、障害児教育部になります。今回、新規項目は4点頂戴しております。

1点目から3点目につきましては、項目番号1の(1)から(3)になります。学校の体制、条件整備に関する事項でございますので、管理運営事項ということで整理をさせていただいております。

4点目が、項目番号4番の項目になっております。人員の増員に関する事項でございますので、管理運営事項ということで整理をさせていただいております。

続きまして、事務職員部になります。今回、新規要求項目は1点頂戴しております。

項目番号2の⑦、こちら事業コードに関する事項でございます。こちらにつきましては、管理運営事項ということで整理をさせていただいております。

最後、臨時教職員部になります。新規要求項目は3点頂戴しております。

5の(1)から(3)、こちらの3点につきまして、会計年度任用職員に関する事項になっております。いずれも交渉事項ということで整理をさせていただいております。

新規要求項目に関する確認につきましては、以上となります。

それでは、回答内容につきまして、質問等がございましたら順番にお願いいたします。


(組合)

事務職員部です。何点か質問をさせていただきたいと思います。

まず、2の①なんですけども、学校事務職員の休暇制度が教育職員と違っている部分が御存じだと思いますが、あると思います。毎年要求させてもらってるんですが、回答は毎年毎年同じ話、全体の動向を注視しつつという回答をいただいています。今の時点で本市全体の動向がどうなっているのか、もっと詳しく御説明をお願いしたいと思います。それが1点目。

2点目が、2の②です。昇格制度のことなんですけども、昇格制度については2級への昇格は、1級在級5年以上、3級への昇給は2級在級6年という、これはもう手引きとかに載っているので分かるんですが、次、4級への昇格なんですが、これは教育委員会が決めるということになってるんですが、ここに2級とか3級とかみたいに一定の年数というか、そういうのがあるのかどうなのか。それとも御指名でされるということなので、1年経てばすぐまた4級に昇格することがあるのかどうか。その辺のことを質問させてください。

続きまして、3点目です。昨年度は共同学校事務室のことも提案というか、交渉の中で話が出てたと思うんですが、今はコロナ禍でどうなってるのかちょっと分かりませんが、共同学校事務室の進捗状況と、予定では来年度増やすということを昨年度は聞いてますので、その辺のことを詳しく説明をお願いをしたいと思います。

あと4点目、最後、現在の欠員状況等を教えていただきたい。


(組合)

すみません。同じく事務職員部です。

臨時的任用職員、3年間アルバイトみたいな形で市教委のほうも困って困って臨時的任用職員というもので昨年4月から変わりました。給与もかなり改善されましたけれども、やはり学校に1人あるいは2人なんです。市役所の中のアルバイトと全然違うんです、そういうことを認識せざるを得なくなったので臨時的任用職員という職にしたと思うんです。休暇制度をさっき言われましたけれども、学校の中で、環境の中で、先生らと同じように働いてて、休暇制度が違うっていうのはやっぱりおかしいと思うんです。そこは府費時代は一緒でしたから、やっぱりちょっと考えてほしいです。市役所の中とは違うんで、そこはやっぱり休暇制度はもっと全体の動向とかじゃなくて、特有のものなので、学校事務職員は。そこはやっぱり考えてほしいです。というふうに。何年もこれを引っ張らないでほしいというふうに思っています。

それから、労働条件で言いますが、今は表に出てきてない休んでる人いますよね。病休とかとってたら分かりますけど、年休で来れなくなってるというところにどうしても年度末は行かないといけません。主任の人、大変ですよ。学校間連携の中で2校にまたがって行ってる人いますよね。年度末はどうしてもせざるを得ない。ほっとけませんよね。どう考えてるのか、こういう現状を。欠員状況については、やはり真剣に考えてもらわないと学校は回りませんよ。何とかかろうじて、物すごい長時間労働になって回ってるところです。だから、そこら辺の1人しかいない職種だということを物すごい真剣に考えてほしいので、欠員状況をきちんと把握してほしいと思います。

以上です。


(組合)

どう答えてもらえる。


(市教委)

そうですね。学校間連携のことになりますと教職員人事とも連携しながら交渉の場でお返しさせていただくところかなと考えております。

休暇のところの我々教職員給与厚生担当でさせていただくんですけども、全市的な取り扱い、人事室のほうも連携して進めているところなんですが、今のところ何か大きく休暇制度が4月に向けて変わるとかいうところは、今のところは聞き及んでおりませんので、ちょっと交渉まで確認させていただいて、改めてお示しさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。


(組合)

そうしたら、今の内容をちゃんと伝えていただいて、共同学校事務室のことでも、事前にそれは言ってくれたほうが、それは交渉がスムーズに行く。


(市教委)

新年度も近うございますので、できる限りそうさせていただきます。


(組合)

栄養教職員部です。よろしくお願いします。何点か質問させていただきたいと思います。

まず、1番の2に関わってなんですけれども、民間委託事業について、給食水準が低下することのないように検証してほしいということも要望していますが、今年度も8月に民間委託事業者による事故があったと思います。なので、その後の検証はどうなっているのかと、その後の小学校のほうの対応とか、給食がどのように実施されているかも教えていただきたいと思っています。そのあたりの業者への検証、指導はちゃんと行われているかどうかも教えてください。

4番の自校炊飯校を拡充することとしていますが、いつも自校炊飯校についての資料もいただいていて、中学校も自校炊飯校があったと思っているのですが、次年度からは全部が中学校は委託炊飯に変わっていくんでしょうか。そのあたりは教えてほしいです。委託炊飯になることによって、栄養価が足りなかった炊き込み御飯等を実施できるようになるということも少し聞いておりますので、私たちは自校炊飯校を増やしてほしいという願いは持っていて、炊き立ての御飯を食べれるということで思っていたのに、それが委託炊飯に変わっていってしまうというのはどうなのかなと思っていますので、そのあたりの現状を教えてほしいと思っています。もし、そうであるならば、せっかく作った設備、そのまま置いておくことになるのか、そのあたりも含めて教えていただきたいし、資料請求もしておりますので、そのあたりの数もお願いします。

1番の10に関わって、中学校の食器のことはやはりずっと言わせていただいていますが、1.3倍量を盛り切るにはなかなか難しい部分があると思っています。カレー皿の検討とかいうのもしていただいていると聞いていますが、その後の進捗状況を教えていただきたいのと、今年度はコロナ対応で給食時間が短くなっている学校もあったと思っていますが、来年度はそんなことはない、元に戻るのではと思っていますが、その給食時間等についての調査とかも教育委員会のほうで行っているのかどうかも教えてほしいと思っています。

2番のところです。2番の(2)です。栄養教諭を計画に配置することというのが要望させていただいておりますが、コロナ禍で私たちもいろいろどんなふうに安全な給食が実施できるのかもいろいろ全職員と共有しながら実施しているところですが、やはり計画的に配置してほしいし、係数がと言われますが、大阪市独自での増員とか、代替のやっぱり栄養教諭でということも強く要望していきたいと思っていますのでお願いします。

2の(5)です。栄養管理室がなかなか難しい。管理部門も難しいという回答しかいつもいただいていませんが、やはりアレルギー対応等も増えている中で重要性とかもあると思いますし、何とか予算化もしていただきたいし、管理運営事項と言われますが、授業用パソコンについても学校で不足している現状があります。なので、栄養教諭とか養護教諭とかほかにも全教職員に当たるよう研修等も行うにもやっぱりパソコンが必要ですので、ぜひそのあたりの支給についても検討されているのかどうか教えていただきたいと思います。

8番のところは、マスクとかも不足はないと思いますが、続けて配布予定かどうかも、そのあたりも教えてください。資料についても食の指導の対応加配は次年度はどのような計画かもお答えいただけたらと思っています。配置校、今年度は10校でしたが、次年度も10校で引き続く状況かどうかも教えていただきたいと思っています。

以上です。


(組合)

すみません。2の5とか2の8は交渉事項で保健体育給食担当は交渉に出てくれはるねんね。


(市教委)

交渉事項であれば所管の担当は調整させていただいておりますので、基本的にはおっしゃるとおり。


(組合)

いえいえ、何で聞いてるかいうたら、いろいろ言いはったことについて答えてくれるのかな、答えれる人が出てくるかなと思ってきいわたけ。


(市教委)

従来の例年どおり当事者としてお呼びさせていただいてるのについては、今年も同じように考えておりまして、仮にこの件の交渉事項かと思いますが、管理運営事項の御質問であっても我々のほう、お答えできるところあれば代わりにお答えさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。


(組合)

よろしくお願いします。


(組合)

給食の献立とか5ブロックあったのが急遽4ブロックに変わってるのは、やはり大阪市教育委員会の方針の中にのっとっていることなのかどうかもちょっと。急に文書だけで4ブロックに変わりますっていうことだったので、そのあたりの経緯とかも全然何も説明もないままで、はいって変わっていくのはなぜっていうふうに思っていますので、説明をいただけるのならばありがたいです。


(組合)

さっき戻って申し訳ないけど、事務職員部が質問しはったやつ出てきそうですか。担当者。

だから昇格とか何とか言うたって、担当出てくるの。システムなんか出てけえへん。


(市教委)

管理運営事項に関わるところにつきましては、我々のほうで確認した上でお答えさせていただきます。


(女性職員)

出てこないっていうこと。交渉事項は。


(市教委)

基本的には交渉の所管は出席させていただきますので、その場でお答えできることはお答えさせていただきます。


(組合)

失礼します。管理運営事項になってるんですが、私たちの要求書の書き方が悪いかなと思ってるんですけど、私たちの時間外勤務につながっている項目についてあげさせていただいてるんですが、交渉事項になっている休憩時間のところで質問をしたいと思います。休憩時間のところの回答のほうで、勤務情報システムで休憩時間を取得できなかった場合についても処理することとありますが、実際に休憩時間の変更の実態であったり、取得状況の実態とか、どのように把握されているのか、休憩時間が取れなかったときにシステムに入力をしているというのを聞いたことは全然ないので。休憩が取得できていない状況を把握されているのか教えていただけたらと思います。また、実態としてはほぼ皆さん休憩が取れていないのでこのシステムでは実態把握につながらない問題点を解消していただきたいと思っています。

本部のところの例えば2のところにも休憩時間のことを挙げているんですけれども、実態として休憩時間の変更もしたことがないですし、それでも3時半から4時15分になっていると思うんですけれども、4時から会議があるとか日常茶飯事です。やっぱり5時に終わらなければならないとなると、4時15分を待っていては会議自体が行えなかったり、それから分科会的な分担してやることによって、特に学期末、学年末になるとそういうのがめじろ押しになって、3時15分に授業が終わって、子供帰らせたら3時半前で、そこから休憩とって会議なんていうのは無理なんです。そこに必ず休憩時間を設定することとなっておりって書いてありますけど、必ず設定することが無理なぐらい忙しいんです。だから、行政側としては、そういうふうにシステムを作ってます。それに従ってやってくださしというのは分かるんですけれど、私たちの業務内容とか業務量から言ったらちょっと無理なんです。それを管理職に把握しろって言ってるけど、管理職はこれを正直に言えるわけないと思うんです。そこの矛盾というか、一向に解消されない。私らが業務量を減らすか、それか人を増やすしか業務を減らすことはできないんで。そこをもう一歩踏み込んで回答していただきたいなと強く思います。


(組合)

障害児教育部お願いします。

私のほうからは、まず1月の初めぐらいに学級設置に関しての別の要求書をいただいてたんですが本日はいただいておりません。今回、項目の中に一部入ってる部分もあったりもしますので、可能ならば管理運営事項になってるんですけども、伺いたいなというふうにとりあえずは思っています。と言いつつ、管理運営事項なのであれなんですが、学級設置に関して運営していく上で、こんなような方針がというようなあたりを可能ならば説明していただければなというふうに思っています。厳しいことが書いてるわけではありません。法令にのっとってやっていただけるかなというあたりを説明いただけないかなという感じですので。同時に多分、そのときに来年度の学級編成、今日なり昨日なりに出てるんですが、その実態も少しお話させていただきたいと思ってますんで、よろしくお願いします。

2つ目が、14番のサポーターさんの待遇についてなんですが、今年度すごく余りにもおそまつな状況だったなというふうに思っております。会計年度任用職員に今年からなったサポーターさん、辞令が今日、本人に。どうなるんですか。御本人たち、自分の給料も上がらないまま働いてると言われ、この間までそれがパート職員という感じで、サポーターさんなら特に近所の人というのもあったりもする中で、例えば年休云々に関してとか、保険云々に関してとか、全然よう分からへんねん。そんな状況の中で仕事をされておりました。それも含めて状況をまずお話していただきたい。来年度に向けてお話していただきたいな。今年度のコロナのお休みとか、コロナの状況の中で大変な子たちが増えてる実態があります。そのことについてもお話をするつもりです。一方的に話することになるかもしれないんですが、ぜひ来年度に向けて人的な配置、物の配置を言うていただきたいな。障害児教育部の立場からお話できればなというふうに思っています。答えられないかもしれませんが、可能なら今年のいわゆるコロナの加配であったりとか、そのあたりを説明いただければなというふうに思っています。サポーターに関しては、人事の方も来られるかなと思います。学級設置に関してはインクルーシブの方も来られて、お待ちしてりますので、ぜひ何らかのお答えを。

もう一個すみません。15番が交渉事項になっています。要求項目で、コーディネーターの超過勤務実態の改善のとこ。これ回答ないです。ペケになってる交渉事項になってるんです。ちょっとよく分からないので。


(組合)

分類表が間違ってるのか、どっちか教えて。さっき言ったサポーターの人が何しても数が、はっきり言ってほかの交渉事項も聞かせてもらったから数が出てるはずなんで、言うてくださいよ。最初みたいに事前に伝えてもらってもいいですけど。

それから、辞令が遅いとか早いとかそんな話もう交渉でしたくないので、とにかく書類上それは時期的に遅れるのはあるけど、労働条件の明示は当たり前やから、それは管理職の仕事ですやんか、はっきり言って。だから、それを徹底するって言って回答してもらわんと、労働条件明示ないもの、そんなん給料上がらんでそれはちょっと、僕は労働者としては働いてる側ももうてないと思うけど、それは置いといて。それはやっぱり言うべきですよ、管理職がちゃんと。時間数何ぼって決まってるはずやから、学校に配当されて、あなたはこうですよって。そうしたら、そこからそんなん給料も当然出てくるわけやから、その話で努力しますとかそんな範囲じゃなくて、そんな話は二度とせんでええようにね。明示しますって言って。


(組合)

逆にちゃんとやってるところはちゃんとやってるって言って。みんなですよ。


(組合)

違う。辞令のことは言うてへん。辞令が来ようが何しようが4月の最初の時点で労働条件が明示されなあかんから、それは交渉がやるべきことやって言ってるんですよ。まず、それを徹底せな。できへん。ほんで、どうやって今度は給料が出てるわけ、4月から。4月分の給料。間違って出してるわけ。


(組合)

勤務条件が後退したということを訴えております。毎回、市全体の動向を注視しながらということなんですけれども、教師という立ち仕事の職種なので、そこをやっぱり分かってほしいな。それから、教師という仕事柄育児部分休業15分単位やったら学校業務に支障をきたさないととれるのか、そういう教師特有の、職種特有のものもありますので、そこのところはやっぱり分かってほしいな。市全体の動向を見渡してっていうふうに冷たくではなく何かここでどうですかという何か考えてほしいなというふうに思っております。

それから、2番の1番です。産休期間本人申請を厳守して運用を認めること、認めてますみたいなことを書いてあるけど、学校によっては懇談期間やから出てきてくれというふうに、産休を取りたいけど懇談期間まで我慢してくれみたいなことになってる学校もありますので、そういう実態を踏まえての要求ですので、回答も冷たいのでよろしくお願いします。

2番の8番、感染防止の観点なんですが、テレワークというのが認められているというのは、それは重々分かっております。学校という組織の中で、テレワークという形態がやっぱり課業中の学校にはなじまないので、だから特別休暇を創設してくれというふうにお願いしてるわけで、そこをやっぱり分かってほしいなというふうに思っております。

それから、不妊治療が5日間取得の申請ができるようにはなりましたが、実態としてはまだまだ5日では困難、役に立てへんという声もたくさん聞いておりますので、また大阪市の動向を注視しながらということですけれども、そこも考えてほしいなと思っております。不妊治療だけじゃなくて不育治療というのも、目を向けてほしいなと思っております。

3番の1番は、毎回確認したいと思います。

それから管理運営事項でまずついてますけれども、産育休代替、小学校44人足りてないということでしたが、今どうなっているのか。4月、5月産育休代替入らないことにならないのかどうなのか聞かせてほしいと思ってます。

それから4番の1番、セクハラ、マタハラ、女性軽視の人権侵害ですが、まだまだあります。まだまだありますので、これまた管理職に徹底するようによろしくお願いします。

資料請求を出しておりますので、回答交渉のときには資料が丁寧に届くようによろしくお願いします。毎年、資料が来るのが遅いので。

1点、生休問題について確認しておきたいんですけれども、生理休暇は本人の申し立てにおいて取れるんですが、これは単位としても1日じゃなくても半日、1時間、そういう単位でも取れるということでいいですよね。


(市教委)

生理休暇について1日単位ということでお話させていただいております。


(組合)

1日単位とするけれども、1日を申請しといて、それは学校来てるけど、半日じゃあ生理休暇でということもできますよね。


(市教委)

体調が変わられた場合は、制度としては1日しか取れませんので、その辺は個々にお知らせいただければ終日、生理休暇ということで。ただ、出勤された形跡は残していただく必要がありますので、また決裁ありましたら個別に給与厚生担当まで問い合わせないししていただければ対応したいと思います。


(組合)

管理職によっては、出勤したら生休を取れないというふうに見てる管理職もいるので、そのあたりよろしくお願いします。


(市教委)

分かりました。


(組合)

臨時教職員部としては、毎年挙げさせていただいてるんですけど再試験の問題と給料表の問題です。再試験は管理運営事項ということですけど、なかなか答えられないと思うんですけど、毎年受けられる方はもちろん大阪市の講師にもおられまして、大阪市の講師特例という形で受けさせていただいてる方もいてるんですけど、その中でも合格率もそんなに高くないとは思うんです。大体4割ぐらいで。じゃあ、来年度もその講師さんが講師を続けてくれるかというところが、労働条件が関わってくると思うんです。それがやはり給料表をちゃんと見たら、新卒の方ですら同い年やのに正規の方と講師とで給料が違うので、まだ若かったら試験を受けようかって頑張ると思うんですけど、やっぱりどんどん年がいってくると1級、2級の差って大きくなるし、加えて採用された後に主務教諭っていうケースも関わってきて、給料の差とか気にされる方はいてると思うので、ずっと上げ続けてる正規の2級。実際、講師の方が担任をやったりとか、教務主任とかやってる学校もあるので、過去にもあるし、今後もあると思うので、給料は今後やっぱり議論になってくるというか、交渉になってくるのかなというふうに思います。

管理運営事項なんですけど試験のことでいうと、多くの講師の方が言われてるのは、前年度1次合格者特例がなくなったということは、今年一次から受けるかどうか迷った方がおられるのでちょっと考えていただけたらと思います。合わせて、やっぱり講師やってる方の特例という形では、一次試験、二次試験のあり方というか、そういうのも人事のほうで考えていただきたいなと思います。

あともう一つ、採用時の健康診断の話ですけど、ちょっと僕も今、回答書を見て去年から話し合ってることなんですけど、(1)の点で、1番の(6)なんですが、これは僕もあんまりはっきり分かってないんですが、1月に今年度の2日に健康診断を実施されたということでいいんですかね。もし、例えば採用が決まってる講師の方がそれを受けたら、例えば2月の採用時の健康診断、多分あれ年休とって自腹切ってると思うんですけど、それは免除されるということでいいんですか。日程的に難しかったんで、ほとんど行ってないと思うんですけど、それはそういうことですかね。


(市教委)

そうですね。また改めて確認させていただきますけれども、回答としましては、医師が行う健康診断を受けた後、3か月を経過しない者を雇い入れる場合については、書面で提示すれば結果が代用できますということですので、改めて受けていただく必要はないという趣旨かなというのと、あと今回1月にされた代用できる健康診断については管内出張ということでお答えいただいてますので、念のためもう一度、交渉の場で再度確認していただけたらと思いますので。


(組合)

結構細かいことを気にされない方は大丈夫なんです。気にされる方は気にされるし、私自身も年休取ってお金払って行ってるので、その回答が出てるのはちょっと大きいかなと思います。もしよければ、この枠、3学期始まってすぐ1月中にやってもらったら同じことで休み取って年休取って交通費払って行くのか、勤怠のなかで行けるのか大きいと思うので、その辺の配慮、今後もお願いしたいと思います。

以上です。


(組合)

本部5番の土曜授業のところ、これ素直に読むと校長が決めるから、校長が決めへんかったら土曜授業なくてもいいよということになるんですか。校長が校務運営において必要な取り組みであると判断し、校長が勤務を命じた場合のみ勤務として取り扱うことができるっていうことなので、校長がいやいや、いけるよ。授業時数もいけるし、土曜日大変やからこんなんせんでいいよという判断をすれば、しなくてもいいということですか。そこがちょっと。


(市教委)

具体的に土曜授業の判断はすみません。我々給与厚生担当ですので、当日考え方みたいなものは指導部に確認した上でお示しさせていただきたいと思います。


(組合)

今年はコロナの影響もあって、私たちの学校では6年生は6回。6年生だけだったらすごく不公平感が出て子供たちがやっぱり嫌だと思うので、全体で6回ということでしました。この回答内容がこれで本当にこの字面どおり取っていいんであれば、現場は万々歳です、子供も含めて、保護者も含めて。1回、土曜授業の実態を何らか聞き取りでも何でも調べてほしいと思うんです。やっぱり時数確保とかが学習を進めるとかいうふうなことで土曜授業を考えられてるけども、土曜授業を休む子たくさんいます。サッカーやら野球やら試合があります、大会に出ます、遠征に行きます。学校によったら、本当に3分の1とかざらに休んでるところもあると思いますし、うちの学校ではただ単に土日は休みだから、そのリズムを崩したくないと言って休む子もいます。この前の土曜日、土曜授業だったんですけど、1年生から6年生まで「何で土曜授業ってあんの」って何回聞かれると思いますか。先生もやっぱり体しんどいし、子供の中にはやっぱり体調崩すんですよ、その半日のことでも。だから、ゆっくりしたいなというときに行かなあかん、精神的にも嫌ですよね。保護者も嫌です。保護者もゆっくりしたいのに、また朝から御飯食べさせて送り出さなあかん。保護者のリズムも崩れる。子供ちょっとしかおれへんから進まへん。学習を進められないんです。5人、6人休んでたら。学級閉鎖みたいなもんです。ちょっとこの実態考えてくださいということをお伝えしていただくとともに、この趣旨、この文面どおりとっていいのかっていうことを確認していただきたいと思います。


(組合)

私が言うけども、どっちみちそういうふうになるんで言いますが、休日勤務をさせようと思ったら、校長が必要だと思って命じないとだめだからって書いてるだけでしょ。


(市教委)

おっしゃるとおりかなと思う。我々の趣旨としては。


(組合)

そういう意味ですよ、だから。


(市教委)

はい。


(組合)

だからやるかやらんかは校長が決められへんよね。決めれますよ、極端なことを言えばね。決めれるけど、教育委員会から3回やれなり、6回やれって言うてきたらやるわな。そういう話ですよね。


(市教委)

そうですね。ただ、我々の立場でこの場でできませんってお答えできないので確認させていただきます。


(組合)

答えはそういう意味。休日勤務についてやらそうと思ったら、校長が認めて命じなかったらできないよっていう意味ね。法的なことを言うてるだけやから。


(市教委)

そうですね。土曜授業にかかっての方針。


(組合)

だからうちは土曜授業せえって教育委員会に逆らってやめる校長さんはそれはあるかもしれないけど、そういう話やね。


(市教委)

おっしゃるとおりだと思います。


(組合)

土曜授業って書いてない。休日勤務につきましてはって書いてある。いい回答じゃないですよ。いい回答というか、万々歳にならない。解決しない。


(市教委)

土曜授業、御負担かけてる実態があるというところは。


(組合)

それはまた別の話。それは当然で6回やる言うて、市長が言って、でも実態から言ったら、そんなんとんでもないって現場からまず校長さんも含めて、ほかのところも含めて様々出て3回に減ってる。これもまたコロナで休校があったらって言って、めちゃくちゃ増やすばかな話してますわ。子供の実態に合っていない。学校なり管理職対応なりあるということだと思うんですけどね。


(組合)

それでそうしたら、労働条件要求書っていわゆる本部の分で3番は管理運営事項ということなんですけれど、規模の小さな学校園に教育委員会の文書で課題があるっていうふうに書いてるから、私は解決せえって書いてますよね。まあまあ、これはすれ違うのかもしれないけど、だから、これだけ見てたら、突然これを見たら何を言うてんねんって話になるかもしれない。上に引用してるでしょ、ちゃんと上に引用。働き方改革推進プラン。規模の小さな学校園って1人の教員に多くの校務文書を兼ねてということが問題やって挙げてはるから解決してくださいって言った。いや、まあしかしそれは管理運営事項っていうことで最終的にどうなるかあれなんですが、ちょっとその趣旨は言っておかないといけないので、一般的に何も小規模校対策やれって言ってるわけじゃなくてということは理解いただきたいというふうに思います。

ほかあります。


(市教委)

それでは交渉の日程をまたご相談させてください。


令和3年3月18日(木)

大阪市立学校園教職員組合(本部)年間要求回答交渉の議事録

(市教委)

それではただいまより労働条件改善要求書等に対する回答交渉を始めさせていただきます。


(組合)

突然の一斉休校、そして緊急事態のことで教職員は子供たちの命・健康を守るために努力を全力で行いました。教職員の長時間労働に対する国民的な認識が高まり、その対策は曲がりなりにも行われようとしている時期でしたけれども、今年度の労働条件については大きな問題があり、改善が求められているということです。

私たちの勤務労働条件は、私は子供たちの教育条件。教育条件といえば35人学級という一歩前進がありましたが、極めて不十分なものと言わざるを得ません。教職員を目指す人が減るような、そんな労働条件はもう許されないというふうに思っております。私たちの要求に対して誠実な回答、対応を求めておきたいと思います。

交渉よろしくお願いします。


(市教委)

昨年9月1日付で、大阪市学校園教職員組合の皆様方からいただきました要求書の内容につきましては、この間の事務折衝等も踏まえ、関係所管担当とも調整を行いつつ鋭意検討してまいったところでございます。私どもといたしましては、教育行政の企画・立案・執行などの管理運営事項は、教育委員会が行政責任を明確にし、主体的に進めていかなければならないものと認識しておりますが、皆様方の勤務労働条件に関わりましては、今後とも労使合意を目指すことを前提とし、誠意をもって協議してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

なお、回答につきましては、予備交渉におきまして交渉事項として確定したもののみとさせていただいておりますとともに、今回につきましては新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から回答の読み上げを行わず、文書での回答とさせていただきますので、よろしくお願いいたします。

それでは御質問等ございましたら、よろしくお願いいたします。


(組合)

そしたら今日は、本部、女性部、青年部が来ておりますので、それぞれの立場からいろいろ質問させていただきます。また現場の様子も聞いていただきたいと思います。

では、女性部。


(組合)

要求書の1番は、これは大阪市の移譲に伴って後退した市の労働条件、毎年出させてもらってます。私たち府だったときは、このような条件で働いていたんです。いきなり市に移行して勤務労働条件が悪化したという状況です。先ほども委員長から「勤務労働条件が悪かったら大阪市から人が逃げる」というお話があったと思うんですけれども、まさしくそのとおりで。女性が働きやすい、そんな職場じゃないとやっぱり大阪市で続けて勤務しようという気にはならないと思うんですね。この職種は女性が過半数を占めておりますので、その辺をやっぱり考えていただいて、「市の職員になったから市の労働条件を守りなさい」と一方的に言われるんじゃなくて、その辺も府並みに戻してあげましょうというような、そんな心遣いも要るかなと思います。私たちは教職員だけ特別扱いしてくださいという気持ちはないです。やっぱり大阪市の職員も労働条件をもうちょっとよくしていかなあかんのじゃないかなという立場で、このような提案をさせていただいております。

妊娠出産に対しての2番の1番です。産休期間の本人申請を厳守して運用が行われることと要求してますが、こんなことを要求文に書かなければいけないことがやっぱりおかしいですよね。「本人の申請を尊重する考えに変わりはございません」という回答ですが、そうじゃない実態があるんだということをやっぱり知っていただきたいなと思います。それはやっぱり講師が来ない問題と関わっておりまして、学期末に産休・育休に入るという教師に対しては、やっぱり「何とか懇談までは産休に入らんといてくれ」というね、現場からの管理職からの圧力というんですか、お願いというのもありますが、無理して懇談期間中は。本来ならば、産休を取ってもいい期間だけれども我慢して、懇談は乗り切った。という話をあちこちから聞いておりますので、その辺はやっぱり本人からの申請というのをちゃんと強く、管理職にも指導していただきたいなと思っております。

それから2番の8番です。感染防止の立場から特別休暇を創設することということですが、妊娠中の女性教職員、テレワークが認められてるのは分かっております。だから学校という学校現場という職種のためにテレワークではやっぱり働きづらいです、課業中は特に。幾ら理解を得ようと思ってもテレワークというのはやっぱり限界があります。今年だけじゃないですね、感染症というのはね。今後どんな感染症が将来的にはやって、というのは分からないですから、そういう意味でも感染症予防のために妊娠中の女性教職員に対する特別休暇というのを創設していただきたいという意味です。

2番の9番です。不妊治療、不育治療についてです。令和2年4月から不妊治療の新しい制度ができました。女性部では喜んでおります。5日間で職免扱いということなんですけれども、できたことはうれしいんですけれどもまだまだそれでは不十分だということで、もうちょっと取りやすい制度。日数も増やしてほしいなというふうに思っております。

それから不育治療です。やっと世間的にも認知されるようになりましたけど、それに対しても国、企業と同じような休暇というのを設けていただきたいなというふうに思っております。実際に不育治療をした。不育治療して子供を授かったという女性教職員がいます。そのときも年休を使いながら、職場の人に遠慮しながら治療をしたという、そんな話も聞いておりますのでそういう思いをしないためにもぜひ、よろしくお願いします。

3番の1番は確認事項です。

4番の1番、セクハラ・マタハラ。相変わらずやっぱりセクハラもマタハラも止まっておりませんので、若い女性の先生が管理職からパワハラを受けたという話、相変わらず聞きますので、そのようなことがないように管理職への指導なりをよろしくお願いします。救済についてもよろしくお願いします。

あと請求について。管理職からのパワハラ的な発言があったように聞いておりますので、その本人はいてるかな。よろしくお願いします。その状況。


(組合)

私、以前勤務した日が生理の日だったので、それが2学期の終わりだったと思うんですけど。生理の日で朝出勤して、何とかやりくりして勤務したんですけど、やっぱり夕方頃にどうしても下血が抑えられなくって、「すみません、ちょっと生理休暇を取りたいです」というふうに管理職に伝えました。生理休暇は1日単位ということだったので、その日のうちに遡って、今日の時点で私が休むということになるのでもう既に夕方まで私が出勤してるという状態だったんです。今この状態で申請があっても今日は出勤しても勤務時間がついてるから、生理休暇は今日はもう取れませんというふうに言われたんです。私自身もちょっと勉強不足だったので、ちょっとあまりにも痛くて、ちょっとどうしても勤務が続けられないぐらい、冷や汗が出るぐらいちょっと痛かったので。もうどうしようかなと思って、結局その日はもうあと勤務時間が1時間弱だったので、ちょっと休みながらそこで耐えたんですけど。結局、もうそこで取れないって。取るならまた何か申請が必要なのかどうかということも管理職にはもっと聞けばよかったんですけど。もう取れないというふうに言われたので、「先生、出勤してしまってるから取れない」と。だからもう、そうなんだと。その日は抑えたんです。それが本当なのかどうかというとこもちょっと疑問ですし。その日は結局取れずに、もうすぐに5時になったから帰ったんですけど、そういうことがありました。


(組合)

先日も確認したと思うんですけれども、1日単位だけれども申請したら1時間でも時間でも取れるということを確認したんですけど、もう1回伺います。


(組合)

すみません今ので。女性部です。

生理休暇のほかのところも、夏休みに用事があって出勤したんですが、その日は生休を取ってたんですけど、「今日は生休取ってるやろ。何で来たんや。生休ちゃうんちゃうんか」って、虚偽やとか言う管理職とか。生理があって、生理休暇があって、それでまた恥ずかしかった。「下品やな」と。「これおかしいんちゃうか。生理の周期は30日ちゃうか」とか言って、そういうふうなことを言われたというところもあるので。やっぱり生理休暇について管理職にもうちょっと周知徹底するように、若い先生方も知らないんですが、そこら辺のところをやっぱりもう一度、何か新しい管理職に対して、教頭先生に対してレクチャーするとかということをもう一度、根本的にやっていただきたいなと思っております。とっても大事なことなので。すみません。よろしくお願いします。


(組合)

すみません。続けて言わせてもらいます。

母性保護、2の5の、これは交渉事項じゃないんですが母性保護の件です。女性じゃない本部のほうの1番のところなんですが、このコロナ禍で生徒とか児童の感染者がすごい出ているので校内の消毒とか清掃なんかは専門の業者に任せてほしいというのが私たち現場の教職員のすごい切実な願いなんですが。国からのコロナ予算を使って府下の市町村でも茨木市とか岬町とかは専門の業者の方、シルバーさんを雇うとかいって、なかなか来ていただけないけどシルバーさんにお願いして、ということでかなり軽減されたというふうなことを聞いておりますが。最近なんですが児童がコロナに感染したということで校内を一斉に教職員で1日、2日閉校して、学校を休みにして清掃しないといけないということでお腹の大きい妊娠中の先生も動員されたそうなんです。そういうことがあっていいのかなというので。そのときには大阪市民から集めた、松井市長が学校にくださった雨がっぱをみんな着て、すごいやった。というふうにおっしゃってましたけども、そんな消毒作業に妊婦さんが従事しないといけないのかなというので。もっと国からコロナ予算が来ているんだから、それを使って。人がいないと言うんだったら、もう何人かストックしといてもらって。これだけいっぱい出てるんだからね、小学校とか中学校にコロナの感染者とか濃厚接触者とか。そんなんでやっぱりちゃんと派遣していって、2人ぐらい派遣できると思うんです、ローテーションで。運用の問題だと思うんですよ。そこら辺のところはどうお考えでしょうか。今後もあると思うんですけど。何で妊婦さんが清掃しないといけないのかなって。「あんた、やめときや」って言ってくれたかもしれないけど、やっぱりやらないとみんながやってるのに、必死でみんなやってるので。ちょっと教えてもらっていいですか。お願いします。


(組合)

今生休の問題とその消毒の問題と二つ出てきてるので、まず生休の問題で、生休は1日単位というのは私たち聞いているんですけれども、実際の運用として、その途中で体調が悪くなったっていうときには、生休を使っていいんですか。


(市教委)

おっしゃるとおり単位としては1日しか御用意させていただきませんでして。ただ、どうしても出勤した後で体調を崩されるというケースがございますので、我々お問い合わせがあった際には勤怠上はもう終日の扱いしかシステム上入らないので、一旦処理をしていただいて。ただ、出勤した事実はございますので、そこは管理職の方がきっちり実績を残していただいて、履歴を残しておいていただく、どういった形でも結構ですので。出勤の事実は押さえた上で、勤怠上の処理は今申し上げたような形で処理をいただくような御案内をさせていただいてるので。


(組合)

出勤の事実は残しながらも、1日単位で請求が取れるということですね。


(市教委)

そうですね。はい。


(組合)

じゃ、それで私たちも周知していくということで。そちらの管理職のほうにも周知をお願いしたいと思います。


(組合)

すみません。何か出勤の取消しの手続をシステムでやって、みたいな話があったんですけど、そうじゃなくてですか。記述を残すということはシステムで出勤を取り消すということではないということですか。


(市教委)

システム上の話なんですけれどもね。出退勤の時間ですね、あそこも消さないと1日の請求の入力ができないかと思いますので、システム上は出勤した出退勤の時間を消していただくというのは必要になるのかなと思うんです。


(組合)

じゃ、消すんですね。


(市教委)

そうですね。ただその出退勤された時間というのを先ほど申し上げた形で管理職のほうできっちり把握して残しておいていただくと。そういう形でお願いさせていただいてます。


(市教委)

だから一旦消すということはしないといけないということですね。


(市教委)

そうですね、はい。


(組合)

管理職が残すというのは何かそういう記録するものがある。


(市教委)

そうですね。あくまで制度上1日しか御案内がないんでね。そういうイレギュラーに対応のときの手順とかというものは何か書き残したもの。特に明示してるわけじゃないんですけれども、いろんな形で管理職の方が対応の結果とか、いろいろ残されてるかと思いますので御自身の中できっちり取っておいていただいて。何かあった際には、それを出せるような形で残しておいていただきたいという趣旨でございます。


(組合)

1日単位なのに時間が、おったっていうことが後々何かのことでつじつまが合わないとか、何かそういうことがあったときにちゃんと説明できるということ。


(市教委)

そうですね。はい。


(組合)

分かりました。

コロナの消毒なんですけども、具体的に何かこういうふうなことをしたらどうかということもあったんですけど、そういう見通しというか、そういうのはないですか。

(市教委)

当初コロナの消毒に関わってですね、文科省からの通知に従った形でかなり厳密に消毒の作業をお願いしていたところあって、その御負担が相当あったというところは承知しておりまして。ただ、今に至りますと日常的な消毒作業というのは日々の清掃の中でしていただくということで。ただコロナの感染があった際に、今おっしゃられたような対応が出てくると。学校の状況がやむを得ない状況だったのか、ちょっと分かりかねるんですが、そこでどういった方に消毒作業をお願いするかというところは、そこはちょっと管理職での判断なのかなと思うんですけれども。おっしゃられたように文科省のガイドラインといいますか、の中でも清掃業者なども活用できるということは御案内させていただいてるので、予算上の扱いはおっしゃるとおりかなと思います。ただ、現実的にその学校でその都度、業者を雇ってということができないので、ストックをとおっしゃられてるのはそういうことなのかなと。学校でそういった契約が難しければ、教育委員会なのか、そういう御要求なのかなと思いますので。あくまで我々、教育委員会としては、そういった個別の清掃のところは予算上の措置で大変心苦しいんですけれども、スクールサポートスタッフなり御案内させていただいてまして。そういった方々も活用いただけるのかなと考えておりまして。ただ、それでも足りないという御要求かと思いますので。一旦ちょっと持ち帰らせていただいてですね、どういった対応がとれるのか、ちょっと中で議論させていただいて、お示しできるところがあれば後日になりますけれども、お話しさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。


(組合)

よろしくお願いします。


(組合)

産休講師のことなんですけれども、先日、私たちの話の中で産休講師が期日までに配置されてなくて、そこで学校が混乱しているというような話を聞いております。中には1人の講師さんではなくて、2人で20時間後とか何かそういった事例も起こってるというようなことも聞いているんですけれども。実際はどうなんでしょうか。その辺のことはつかんでおられますか。


(市教委)

今、2人で何時まで。ちょっと聞こえなかったです。


(組合)

1人分、普通1人がお休みだったら1人配置されるじゃないですか。それを確保できないから2人で、例えば、20時間ずつとかね。


(市教委)

ああ、非常勤でということですかね。


(組合)

はい。そういうような事例も起こってるって聞いてるんですけど、実際あるんですか。


(市教委)

ございますね。はい。


(組合)

あるんですよね、やっぱり。


(市教委)

もちろん常勤講師を配置するのが原則で考えておるんですけれども。やはり年度途中でフルタイムで御勤務できる方で、かつ教員免許証を持ちの方ということになりますと、どうしてもできない場合もございます。


(組合)

年度途中、その話を聞いたのは1学期ぐらいの終わりぐらいなんですけどね。もう何か異常ですよね、本当に。2学期ぐらいから、2学期の終わりとか3学期はちょっと厳しいという話が以前はあって、それがどんどん早く。もう厳しい、もう厳しいと言うてどんどん早くなってる気がするんですよ。


(市教委)

いや、そんなことはない。


(組合)

ないですか。


(市教委)

そんなことはないです。


(組合)

でも今年5月に産んだ人、産休が来たのが10月。


(組合)

ちょっとややこしかったですけど。でも穴が開いてたときはありました。


(市教委)

そこで上半期の産休の方は今年については、去年よりは欠員の数は減っておるんですけども、やはり下半期がなかなか補充できないですとか。病休代替の方もなかなか補充できないという状況は御指摘のとおりでございますので、そこはニーズのところに全力で確保に努める必要があるかなと思っております。


(組合)

そこはやっぱり人がいないという。病休講師もそうですけど。人がいないということで本当に現場は大変な状況で。出産が重なるときはおめでたいんですけど、毎年毎年いてはるので本当にそれで穴が開くというのが普通になっているぐらい、私たちの感覚がおかしくなってくる。それは何やろう。というのが当たり前みたいな感じになってしまって本当に私は悲しいんですけど。やっぱりそこは努力していただきたいなというふうに思います。


(組合)

また、あれば。

次に青年部。


(組合)

青年部です。青年部の実態のいろいろお話を聞いてもらえたらなと思います。

まず項目10番の4の長時間勤務についてです。先ほど、お話にも上がったと思います。コロナ禍でコロナ対策で消毒等の仕事が増えているということは、さっきされてたと思うんですけれども、コロナがあるから学校に来れないという子供も増えているし、不登校も増えているということに対して。それの対応も物すごく増えているんです。私自身もコロナが心配だから学校には正直、行かせられませんという子供がいて、週1回、家庭訪問に行ったり、行った先で勉強を教えたりとかもしています。その話をすると、「うちも、うちも、私も」みたいにたくさんいろんな学校でやってるという話を聞いたので、ちょっとそれの詳しい実態について、お話をまず一つ聞いてもらえたらなと思います。


(組合)

さっき、ちょっと女性部の最後のお話と多分重なるところがあるんですけど。私のクラスに1名、今は登校できるんですけど4月から2学期の終わり12月末まで、ちょっと家族の方に重病者の方がいて登校できないという児童がいました。その児童は2学期の10月ぐらいから夕方、放課後なら登校できるというふうになったので、やっぱり学校に来て勉強するということに慣れさせたほうがいいだろうということで保護者と相談して、毎日4時から5時まで1時間来て学習するという流れになりました。三、四年生で習熟の先生に1人ついていただいたんですが、その方は9月の半ばで産休に入られて、来た代替の方は非常勤の方が2名で、3時半で。お一方は火・水・木。お一方は月・金の3時半で帰られる方が来ました。正規の方がいらっしゃったら、例えば、4時から5時のその授業に備えて、その前のところでちょっとその子のために対応してもらうということができたんですけど、管理職のほうもちょっとどうしても人手が回らないということで、私のほうが子供の授業が終わった後に4時から5時までまたその子の対応するというようなことを2か月ぐらい1か月半ですかね、ちょっと続けました。3時半に子供が帰って、大体4時前に帰った後に消毒をいろんなところして、またその子を迎えて教室でまた授業をして、今日の1時間分のまとめをして、帰してというこの働き方で。5時以降にやっと学級の報告とか学校のことができるという感じです。会議がある日は、そこまで全体が集まるような会議でなければ、私のほうは抜けてやるんですけど、やっぱり校務に差し障るということで5時以降にいろんな先生に聞きに回って「すみません、どんな内容だったんですか」というようなことをしました。それをちょっともう2か月ぐらい続けていると、金曜日の夜とかはちょっと吐きそうなぐらい疲れてしまって。ただ学校は6時に閉まるとか、今は閉校が決まってますので7時に閉まるとか。パソコンも持ち帰りというんですけども、持ち帰れるデータは限られてますし、持ち帰ったからといってその日すぐにやっぱり帰宅しないと何かあったらということで、もういろんなことを考えると私自身もやっぱり怖いのでパソコンを使って大丈夫かなと思いながら持ち帰らない日もありました。土日にお仕事したこともありました。そんなことが2か月ぐらい続くと、勤務上私は時間外勤務は少ないんですけど、時間外勤務という考え方自体も今はあれで、働き方のほうであると思うんですが、時間外勤務はないものと45時間まで言うんですけど、そこの枠を超えてずっとやっていました。管理職のほうにも相談して、できるだけ来る日にちをちょっと減らしてもらうかとか保護者に言って。でもどうしてもその担当の方が入ってもらえないのでね。どうしようもなかったんです。その働き方を本当に精神も肉体的にもすごく疲れたので、管理職にもそれは訴えました。相談して今は子供が登校するようになっているのでよかったんですけど、あれをずっと続けることはできない。私だけではなくて、ほかにもそういう実態があるというふうに、市内で聞きました、小学校の先生とか、そんな実態があります。


(組合)

なのでコロナ対策というのは消毒等だけの話ではなく、そういう一番大事な子供のケアということで奔走してる先生たちがいるということをもう少し知っていただきたいです。

同じく長時間勤務の話で、そのパソコンの持ち帰りの話が出たので。そちら番号の12番の1、2の「子育て次世代の教職員が持ち帰り仕事が多く、見えない超過勤務がある」というところにもやはりつながるかと思います。私の学校は前、帰る時間がみんな早いということで、勤務時間の優良校というふうに言われたんですけども。そのときは、たくさんの教員がパソコンの持ち帰りをしていました。なぜならお子さんが小さかったから、とにかく帰らなきゃいけない。保育園に迎えに行かなきゃいけないから、とにかく帰るためにすごい人数がパソコンを持ち帰っていたんです。パソコンを持ち帰って、やっぱりすごく仕事をして、次の日学校来てはるんですよね。そのパソコンを持って帰って、実際時間外で勤務してる時間というのは把握できないんですかというような話を前に聞いたときに、前に「パソコンがついてるといっても、その前で仕事してるかどうか分からへん。実際に仕事してるか分からへんから難しい」みたいなことを聞いた気がするんですけど、実際パソコンを持って帰って、つけてる時点でおかしいと思うんですよね。家に持って帰って時間外にパソコンつけてる時点でおかしいと思うんです。なので、やっぱり帰った後も仕事してるかどうかというのを、そこも制限していってほしいしいなと思う。そんなことしなくても済むような仕事の仕方ができるように配慮していってもらいたいなと思っています。

戻りまして、長時間勤務のことで中学校の部活動問題があると思います。やっぱり若手の教員は幾ら「自主的な活動やで」と言われても、やっぱり断れない。断れずに土日も出勤して部活動を見て、体調を崩して、体調を崩したことやそれが嫌だったりすることで退職と追い込まれているという話はこちらのほうに聞いています。1日の活動時間を平日では2時間程度とか学校の休業日は3時間程度というふうにしていると設定されていると言いますが、実際には守れてないことがたくさんあるかと思います。部活動問題まだまだ改善できてないことがあると思うので、もっと本当に堅実で充実した活動をもっと考えていただければと思います。

まだありますが、子育て世代の話です。特に女性の体の話を聞いてほしいです。先ほどもあったように、本当に女性の生理ってきついんです。もうなった瞬間から吐き気とかめまいとか立ちくらみとか、いろいろあるんです。実際に生理に関わることで苦しい思いをされてる方がいらっしゃるので、ちょっとその実態のほうも詳しく聞いてもらえたらなと思います。


(組合)

すみません。要求項目12番の(1)にこれを入れていただいているんですけど。女性生理休暇。もう少し生理休暇が取りやすくなるように時間単位で取得できるようにということを先生方からいただいてます。先ほども1日単位ということだったんですけども、実情を含め要求をしたいんですけど。回答の中の「学校現場特有の事情も考慮が必要な場合には対応します」ということで、これは生理休暇に対して、子育て世代の人に対してということでいいですね。「特有な事情」というのは、どういうふうな事情をお考えなのかなということをちょっとまずお伺いしたいんですけど。すみません、話が前後してしまって。


(市教委)

はい。そうですね。12の(1)(2)に対しての回答ですので。ここに書かれている生理休暇もそうですし。我々としては、勤務条件全般ですね。学校現場特有な事情があれば、そういったところについては考慮して、事実とともに検討していくということで。そういう趣旨で書かせていただいております。


(組合)

それは、先ほど言われてた1日単位だけど時間単位でそういうふうにすることもできるとかいうような状況……。


(市教委)

そこが学校園特有というのも、どういった職場でも起こり得るのかな。我々市長部局の職場でも起こり得ることかと思いますので、そこは学校現場特有といいますよりも現場の運用といいますかね。になってくるのかなと思いますね。


(組合)

特有というのは例えば、どういうことを想定してらっしゃるのかなと。


(市教委)

そうですね。具体的に申し上げると、なかなかあれなんですけど、例えば、例がちょっとあまりかもしれませんけど、休日の振替ですね。あと8週のところ16週というところ、教育職員の方について御案内させていただいたりとか、そこは課業期間中の状況が振り替えがしにくい状況を考慮して、次の課業期間中に振り替えができるような形で御案内させていただいたりとか、そういったところをちょっと具体的にこの御要求に対してちょっと具体的なお返しではないんですけれども、一例で申し上げるとそういったところになってくるのかなと思いますね。


(組合)

学校現場のどうしても増えてしまうような、子育て世代の持ち帰り仕事とかに当たって、その20代、30代の先生が、どうしても一生懸命やってるというか終わらない仕事に追われてる状況というのは、教育委員会のほうでも認識していただいているということ。


(市教委)

もちろん、そこは持ち帰りの実態があるというところは承知しておりまして。それを推奨するわけではなくて、別でお示ししてます働き方改革のプランの中に書かせていただいてるような、いろんな方策を使って業務自体を減らしていくような。そういった取組もさせていただいてるのかなと思います。


(組合)

やっぱりパソコンの持ち帰りの時間を、やっぱり勤務時間として把握しないということは、まず業務削減の第一歩がそこなんじゃないかなというふうに感じるんですけど、その辺のパソコンがどのぐらい持ち帰ってるかどうか、どのぐらいやってるかという持ち帰りについては、自主的になるんですかね。そこはどういう認識してますか。


(市教委)

そうですね。持ち帰りのところで申し上げますと、恐らく国の方針、今の現時点の考え方としてもそこは時間外の勤務時間に含まないという考えだったかと思いますけど。ただそこが肝になってくるというところも課題として認識していたかと思うんです。我々としてもそこは同じで、恐らくそこの実態をつかむ必要があるという御主張かと重々承知はしてるんですけども、そこを調べていくために、例えば、システムを大幅に改修して恐らくそれを集計するような仕組みを創っていくとか、恐らく予算的にも相当、期間もかかるのかなと思ってまして。課題認識はしてるんですけれども、まずそれよりもプランに書かせていただいてる内容ですね。そこを実践していって業務の総量を減らすところ、まずそこをやっていかないといけないのかなというところで、できるところからということで書かせていただいてるんですけれども、あらゆる取組をちょっと進める方向で、まずはちょっと進めさせていただきたいなと思っております。


(組合)

学校現場特有というのが、在校時間イコール勤務時間みたいなふうではやっぱりなく、それが学校現場特有というのが、保護者の対応が4時59分に入ったら、もう5時過ぎまで勤務なんですよ。それがやっぱり学校特有って、ほかもあると思うんですね。市のほうでもたくさん。今、これすごく回答内容もたくさんいろんなことやっていただいてると私たちも受け止めてるんですけど、もう一歩進んでやっぱり推進プランもそうですけど、もう一歩進んでやっぱり時間外労働をどうにかしようというのは、ぜひやっていただきたいなということが一つあります。よろしくお願いします。

もう1つ、先ほどの生理休暇の部分なんですけども、結構新聞とかで朝日新聞とか「生理痛我慢しますか」というコラムが2019年にあったりとか、あと最近ちょっとNHKの「クローズアップ現代」とかで女性の生理痛とかって、それがどういうふうに月経痛が、どんなふうに仕事に影響を及ぼしてるかというような女性特有の健康問題というようなものを取り上げてるところが結構あります。その中で、特に例えば日本産婦人科学会が言ってるのは、月経に伴って起こる症状を「月経困難症」というふうに定義しているというふうに言ってます。薬を使ったり、日常生活に支障があるといったケースは、これ月経困難症に当てはまるというふうに日本産婦人科学会が2010年。すみません、ちょっと年数は不確かなんですけども当てはまってると。中高生も4割ほどは治療を受ける必要があるというふうにデータを出しています。こういうことを考えたときに、その月経というのが我慢しなければならないものではなくて女性特有の症状、これは健康というわけじゃなく、健康じゃないというだけでなく日常生活に支障があるということがもう当たり前だというふうにやっぱり認識していただきたいですね。小学校は女性の先生が、こういう言い方したらあれですけど多いので、こういうことというのは日常茶飯事に起きてます。若い先生、20代、30代の方々がそれを例えば、自分は生理痛がひどくて受診したいけどできない。先ほどみたいに生理休暇が断られたりとか、我慢して薬飲んで散らすと。そういったことが結局続いていくと、今度本当にひどくなったら子宮筋腫とか子宮内膜症とか、そういう病気につながっていきます。私も子宮筋腫、実は5つあって10月に手術したんです。そういうこともあったり、内膜症で苦しんでる方もいらっしゃいます。それに気づいたのがちょうどこの30代の後半という、もっと20代のときに病院に行けばよかったというようなことがたくさんあります。この月経というのを、やはり今こういうジェンダーがどうのと言われてる時代で、女性だけの問題ではなくて社会全体の問題と捉えるためにも、市教委のほうから一歩本当にこれも踏み出して、ぜひ。せめて時間単位で取得できるような制度にしてほしいんですけど、それは難しいんですか。どうしてもシステム上になるんですか。


(市教委)

あらゆるその、回答に書かせていただいててちょっとここにお返しをさせていただいておりますが、我々も大阪市独自で休暇制度を自由に創れるわけではなくて、他都市の状況、均衡を図るということでよく申しておるんですけれども、他都市の状況などを見ながら制度を改正していく必要がありまして。ちょっと今、生理休暇の他都市状況はちょっと持ち合わせていないんですけれども恐らくそういったところとのバランスをとりながら、今の制度になっているのかなと思うんです。

かといって御要求を決して受け止めないというわけではございませんのでね。そこは人事室とも連携しながらですね、どういった制度を創っていけるのかというところはね、引き続きちょっと検討させていただきたいと思っております。よろしくお願いいたします。


(組合)

お願いします。本当にこの生理休暇の問題は特に若い女の子であればあるほど、今日しんどいけど、しんどい言い出せずに無理を言えずにしてしまって生理休暇を取らずにで。年が上がって30代後半になっていったときに初めて病気が発覚するというケースが本当に後を絶たないですし、今ここに何人も女性いますけどもその中でも私も私もって、もうたくさんの人がやっぱりそういう経験をされてるのが普通なんです。なので、やっぱり女性が働きやすい職場、特に体を守ってもらえるような制度にしていただければなと思います。続いて……。


(組合)

ちょっといいですか。さっき出たんでね、ちょっと黙ってるわけにいかんので。生休を取ってて出勤したらね、おかしいとか虚偽やとかね。恥ずかしかったって、おかしいやないかって言うたんですけどね。僕聞いてたら、すぐにマタハラや言うてね、問題にしたんですけれど、そうなりますよね。


(市教委)

もちろんお話、その御発言ですとそうです。


(組合)

いや、だから本当に最近、発言でいろいろ失敗してる部分、山ほど出てるけど。いっぱい出てきますよ。校長先生、気をつけないと。僕も今聞いて申し訳ない。組合としてもちょっと申し訳なかったんですけどね。そんなもん話にならないじゃないですか、本当。マタハラやで、せっかくこれをつくって、対応もしてやってるって言うてる割にはね。もう話にならへんね、これ本当に。え、周期がどうの。そんなことよう言うたなって。残念ながらね、私の経験から案外女性の校長先生やったりもする可能性もあるんですけどね。いや、もう決めつけたらいかん。いや、だから男性の校長であろうが女性の校長であろうがね。そんなことが出てくるということ自身がちょっと問題やから本当にこっちも直ちに問題にしたかったんですけど。いや、だからその辺は認識いただいてるからいいということであれなんですけども。

ただ、今言われたようにね。私たちもかつての年休を、時間休を創設するときにね、いろいろ意見があったようにね。いまだに基本的には大阪市の当局は、本来1日単位で取るべきですみたいな認識は、それはもともとの法律から言えばそうなんですけど。休むときはちゃんと1日休むって分かるねんけれども。実態としてはそうなってないから時間休がね、実際できた。はっきりうちの組合の中でもね、時休に反対することもあったわけでね、そこをいろいろ合意しながら、もう今やったらなかったらみんな困ってると思うけども、この時間休ね。だからそれは生理休暇のそういう方向もね、今後こちらも明確に要求を整理してやらなあかんと思うんですけどね。システム上の問題は別にどうでもなるて言うたら怒られるけど、それは現認の仕方やからね、校長先生の勤務の現認の仕方やから、それは別に何とでも、私はですよ。現場で言うたら「わざわざシステムで出勤してるのにそれ消すのはどうか」って思いはる気持ちも分かるけど、私は。気持ちも分かるけども、まあでもそんなのは別にもう校長さんが管理職として勤務、勤退を現認にすればいいだけの話だからいいとは思うんですけども。その問題も含めてね、こちらも整理して要求させてもらいますわ。


(組合)

ありがとうございます。では続いて。


(組合)

次、13番の「新採用のメンタルヘルス対策の強化」についてです。いろいろ心と体のお話とか入ってるなとか、チェック項目、この時期は来てるなとか。アンケートみたいに書いてとか言ってるなとか、いろいろ何かここ数年増えたなというものは、対策しようとしてくれようとしてる何かいろんなものはちらちら見て感じるものはあるんですけれども。実際にそれをやって効果って、新規採用なり若手の先生たちが先生を辞めてしまったりとか、大阪からほかの他府県に行ってしまったりとか、そういう実態というか実際に減ってるのかどうかというのは正直知りたいです。効果があったのかなとか。もしくはストレスチェックをすることで、実際に本当に辞めてしまいそうな人を救えているのかどうかとか。ちょっとその辺が全く見えてこないので、実際はどうなのかお聞きしたいです。


(市教委)

今の質問になるんですけれども、実際のメンタルヘルス対策というのをいろんな形でやってはいるんですけれども、なかなかこれをやったからすぐこういう効果があるという、すぐに見えるものってなかなかなくて。やっぱり個人の日々のストレスケアだったりとか、いかに働きやすい職場っていうんですかね。職場でまず一日中過ごされるだろうから、職場というところでいかに働きやすい条件を整えていくか。管理職がラインケアをしながら、そして個人がストレスケアをしながらというとこかなと思うので。なかなかこれといった特効薬というか魔法のつえのようなものもなく、私たちも考えながら、どういうのが学校の実態に一番則したものになるのか、効果的なのかというのは、いろいろ調べながら何とかやってるところです。

実際ストレスチェックというのは、28年度から実施しているものなんですけれども、どちらもストレスチェックの性質上、個人の気づきというところと、あと集団分析の結果から職場をどう改善していくのがよいのかというのを見ていただくもので。そこからメンタルヘルスの不調の一次予防という考え方になるので、それがどういうふうに人を救えているのかどうかというところは非常にまだまだ持ってるデータも少ないですし、ただ判断していくのは難しいところではあるんですが、その中で高ストレス者という方が医師の面接を受ける中で少し話を聞いてもらえたりとか、実際その医師面接はちょっといろいろ手続があって二の足を踏んでらっしゃる方も実際、相談窓口というのを設置してますので、その周知も合わせて結果をお送りするときに入れてますので、そこで何か相談されたりというのをできるような、アクセスをしやすくするという意味では周知はやってるところではあるんですけれども。なかなか個人単位がどうなってるかというところまで追跡ができてなくて申し訳ありません。


(組合)

外部委託とか外部に行って話ししたりとか、内部でも個人情報というのは、そこは守られるんですか。


(市教委)

そうですね。非常に大事な点を指摘していただいてると思います。特にメンタルヘルスに関しては、機微な情報がかなり含まれます。プライベートの話ももちろんありますし、人間関係での思いだったりとか、個人に関わるものなので。実際、生死の緊迫度の高いものというのはその相談機関からもしあった場合は、その辺は慎重に協議しながらなるんですが、日々のその個人のお悩みだとか心配事、でも学校に聞かれたくないとかというところに関しては、一切うちは情報として入ってきませんので。それは相談機関がもう専門職としてプライドを持ってやっていただいてますので、私たちが幾ら聞こうと思っても聞けませんし、何せ数の報告しかいただいていませんので。どういう分類なのか、人間関係のことなのか、仕事のことなのかというような大きな枠組みの報告でしかいただけませんので、誰がどういうふうな相談したかというのは分かりません。


(組合)

これからどんどんよくして、今始めたばっかりというか少しずつよくしていってるという段階だと思うんですけど。本当に危惧するのは優秀な人材が大阪市から減ってしまうということが一番やっぱり私たちも危惧するところです。人がいないのに、例えば、1年目とか新採用でメンタルヘルス、やっぱり1年目ってどこの職場でもしんどくて、そこでこのメンタルヘルス対策をしてもらってるにもかかわらずやっぱり出てしまうと、やっぱり2年目、3年目でどんどん成長していくべき優秀な人材がやっぱり逃げてしまうというか他府県に行ったり、辞めてしまうって、それを少しでもこのメンタルヘルス対策事業で効果があればなと本当に思います。

加えてやっぱり組合のほうに相談に来るということは、どこにも相談できないという現状があるので、管理職の先生方自体にもやっぱり「個人情報が守られるから相談してもいいんだよ」という一声が管理職のほうから、新採用者あたりとかに「メンタルヘルスチェックの内容をどうやった」という声かけがあったりとか、特に手厚い、この強化というのは手厚い部分を徹底していただいて、本当に優秀な人を育てるという、私たちも現場でやっぱり育ってほしいのですごく頑張ってます、ちょうど中堅のところも。やっぱり仕組みもできるところで、管理職を通して「こういう情報、個人情報が守られるよ」とか、「どうやった結果、大丈夫か」とか、例えば何かに引っかかってなくても声をかけるというようなことがあれば、少しでも新採用者の方々が頑張れるんじゃないかなと思います。よろしくお願いします。


(組合)

今の話とつながるところが、項目14番の(3)番の「パワーハラスメント」ということにつながると思うんです。やっぱりメンタルヘルスで大事なのが、個人の日々のストレスケアだったり、働きやすい職場であることと今おっしゃってもらって、もう本当にそのとおりだと思うんです。実際、私たち今中堅どころで、中堅どころの私たちが今もう新採を見てるというのが今学校現場の当たり前の世界です。私も1年目と1年間組ませてもらって、本当に1年間潰れずに先生として全うできることだけに今年1年間は心血を注いで、体のストレスケアを1年間し続けたんです。結果どうだったかというと私は、ほぼほぼ教頭先生よりも最後に学校を閉めてます。ストレスケアをするために、仕事が終わってから話を1時間聞き、その後次の日の打ち合わせを入念に1時間、2時間ぐらい時間を使って。しかも自分の仕事、学校の仕事、自分のクラスの仕事も全部やって、閉めたら大体教頭先生より遅いです、というのが1年間続きました。もうそれぐらいケア、それでも自分の家に帰ったら家で泣いてたって話を聞いたりとか。友達からは「あんたはもう1年目で潰れるんじゃないかって実はすごい言われてました」とか、そういうのを……。それだけやっても裏でそれだけ疲れて泣いてる。そんな実態なんです、新採の世界というのは。私もそれを聞いて、やっぱりこれだけやってもまだ足りひんのかというぐらい、1年間心血注いだんですね。なので本当にその個人のストレスケアとか働きやすい環境を本当に一刻も早くつくってほしいなと思ってるんです。個人のことだから把握し切れない、それはすごく分かるんです。でもそれだけ苦しんでるんやってることは本当に考えてほしくて。

それって1年間健やかに働けるようにこれだけ心血注いでいると、私がしんどくなるんですよね。だから、若手を守る、本当に新採を守るというのは、結局私たちも一緒にゆとりを持たせてもらえないと守れないんです。パワーハラスメントを根絶することで、いろんな取組してくれているのは分かるんです。でも結局ゆとりがないから、どうしても一番弱いところに自分が出てしまってると思うんです。だからパワハラを根絶することで、いろんな管理職に指導していただいたりとか、いろんな指針を出していただいたり分かるけど、結局ゆとりがないことが全ての根源だと思うので、パワーハラスメントを根絶するという本当に実際にやってほしいことはそこだと思うので、全部今日私たちが話したことはつながってると思うので、ぜひ持ち帰っていろいろ話をしてもらえたらなと思っています。


(組合)

回答の13番ですけど、14番のところもそうなんですけど、ハラスメントはあってはならないというのは同じですか。ハラスメントはあってはならないということはどうお考えですか。あってはならないことですよね。

はい、分かりました。説明のほうでも、先ほど委員長が言ったとおりです。実際、上がっている実態の解決を一緒にやっていると思うんですけど。あってはならないという認識はやっぱり持ち続けて、なくしていかないといけません。そういう認識だとお伺いした。


(市教委)

相談窓口等もございますので。ぜひ使ってもらいたいと思います。


(組合)

最後につけ加えで言い忘れていたことが、14番の1の「初任給を大幅に引き上げること」ということで、実際に引き上げたことで、今年採用試験の受験者数とか増えたのかなとかいうのを知りたいなと思ってます。でも実際、大阪で受かっても大阪から逃げてしまってるという実態もあるので、そこも合わせて。ちょっとその2つは教えていただけたらと思っています。


(市教委)

受験者数は増えております。ちょっと逃げている実態は、よく御指摘いただくんですけど、具体的に数字を把握するのは難しいので。我々としては、優秀な人に残っていただくようにというのも重要かなと思っています。


(組合)

せっかく受けてくれはる人が増えてるってことやったら、その人たちが大阪で働いていきたいなと思えるような、過ごしやすい職場を一緒につくっていただけたらなと思っています。

青年部からは以上です。


(組合)

先ほどちょっと資料のほうまで目が通ってなかったので。資料をつけていただいたのを見てちょっと思ったことがあるんですけど。妊娠障害休暇を取った人が100名という資料をつけていただいてます。昨年度、産休ですね。それを含めた数だと思うのですが。産休を取った人が518名で、518名のうち、100人ぐらいが妊娠障害休暇を取ったと仮定するならば、2割ぐらいの人がほんまに妊娠障害休暇が必要だというふうに、体調も悪いしということで取られたと思うんですよ。もともと2週間あったもの、14日間あったものを7日間に変えてしまって、それをまた14日間に戻してほしいという要求をつけてるんですけれども、やっぱりこの数字を見て。前回の予備折衝のときはこの数字がなかったので今ちょっとびっくりしたんですけど。この数字を多いと見るか、少ないと見るかという部分どういうふうに認識されたのか。


(市教委)

そうですね。決して少なくはないのかなと、はい。活用はされているのかなと思いますね。


(組合)

はい。でもそれぐらいやっぱり必要だという認識をされてますね。


(市教委)

必要な制度かなと、はい。


(組合)

だったらぜひね、やっぱり14日に戻してほしいというのを思うんですよ。やっぱり先ほど先生のほうでも出ていますけど、やっぱり女性にとってはすごい妊娠は本当に厳しい、つらい現状を乗り越えて出産まで何とかというふうに思って働いているわけなので。この数字、100人という数字は決して少ない数字じゃないと思うので、ぜひ14日に戻していただけるようにお願いいたします。


(組合)

もう時間がないので簡単に言いますけど、回答の1番のところね。「学校業務改善ワーキンググループにおいて」ということで書かれてますよね。いろんな取組されてるということで。これたまたまですけど、スクールサポートスタッフを配置されている小学校に事務で行ってるんですけど。その方、すごく仕事してね、プリントで詳しくまとめてくれてはるんですよ。それすごくいいことやなと思うんですが聞きたいのは、今何校中何人ぐらい配置されてるのかなと、その人数ですね。それからもう1個、スクールロイヤーね。これは保護者の方の対応とかいろいろされる人やと思うんですけど、その方も何人ぐらいもう配置されているのかなと。ここにはずっと名前が挙がってるだけでね、実際の数は分からへんので。今、もし分からんかったら後ででも結構ですので。ぜひ、それこそSSSの方なんか全校配置、ぜひしてほしいです。僕また別の学校も2つ行ってるもんで、別の学校の教頭先生に言うたら「うちもぜひ欲しい」というようなことをおっしゃってたけど、どこの学校の人も欲しいと思っていると思うので。ぜひ全校配置してほしいなと思います。

それから、これはもう認識が違うとは思いますけども、やっぱり業務の軽減は僕らはやっぱり少人数化してほしいと、それが1点。それをもう1点はね、例えば、生涯学習ルームとかありますよね。それ教頭先生が窓口になってるようなこともあるんですよ。とかいきいき活動にしても養護教職員部がいつも要求で、就学時健康診断ね。それもはっきり言って僕はもう社会教育の分野だと思うんですわ。それを学校に、余裕があったらいいですよ、別に。生涯学習ルーム、構へんねんけど。余裕がない今の段階やったらね、やっぱり社会教育の分野とちゃんと切り離してやるとかぐらいに思ってた音声応答のことされたのは僕すごく、それはそれで思い切ったことされたなと評価しています。だから、ある意味そういう点でいうと、そういう生涯学習ルームみたいな社会教育は、社会教育の方が頑張ってやっていただくということでね、学校教育と切り離すぐらいの思い切ったことされてほしいなと、これ要望です。よろしくお願いします。

もし数が分からへんかったら、また後で教えてください。


(市教委)

今手元にございませんので、数のほうはまた追って情報提供させていただきます。


(組合)

いいですか。さっき青年のほうからもあったんだけど、まず部活動のほうです。いまだに中学校のほうで全員顧問制みたいな学校が平気であります、幾つもあります。そういうことを強制的にさせられてて、有無を言わせてもらえない。特に若い青年の先生にとってはそうじゃないかなと思います。だからその辺のところはもう自主的課外活動ですのでね。そういう学校をしっかりまた指導いただきたいなと。嫌なものは嫌と言えるような、そういう学校現場をつくってほしいなというのが1つです。

それから(1)の特殊業務手当のほうですけれどもね、今増額はしていただいてるんですが、やっぱりその遠征や何やで、やっぱり自腹切ってはるのが多々、まだありますので。そこに書いてあるせめて交通費は全額支給してもらわな。好きでやってるのは勝手にやってもらっていいんですけど。やっぱりやらされてる人がたくさんいてる、特に若い先生の実態がありますので。そこをもう少し助けてもらえないかなと、若い先生。さっきもあったようにそれが嫌で体調崩したり辞めてしまうということがありますので、もうちょっと彼らを救ってあげられるような体制をとってもらえないかなというのが1つです。

それからパワハラのことはあったかと思うんですけれども、14番のところでもやっぱりこれパワハラをしている自覚がない管理職もたくさんいるんじゃないかな。だから繰り返すん違うかなと思うんですね。パワハラを根絶すること、全然根絶できてませんのでね。管理職のほうでも繰り返す人がいっぱいいてると思うんですよ。知ってるだけでもう数名名前を挙げれるぐらい知ってますので。やっぱりまず1つ目は管理職としての資質が大いに欠けているんじゃないかな、これが1つです。それからやっぱりそれを現場に置いておくのはいかがなものかな。それによって苦しむ先生がおって、退職に追い込まれる先生がおって、子供にとってマイナスの面ばかりではないかなと。しっかり根絶するなら根絶するような措置をとってもらいたいなというのが1つです。

それから休憩時間のこともちょっとお聞きしたいんですけれども、2番目ですね。休憩時間のこと。中学校が12時半から1時15分ぐらいで設定されてるかなと思うんですけれども、12時半というのは4時間目の授業中です。授業を持ってる先生が40分間、12時40分、45分までは多分4時間目だと思うんですけれども。これどういうことなのかな。それから、そのあと昼食かって給食指導で1時15分までも恐らく1秒の休憩時間を取れないんではないかなと思います。休憩時間が取れてるのは校長と教頭だけだと思うんですけど。その後、振り替えて5時間目、6時間目に取ったらええやんと言うても5時間目、6時間目授業があります。放課後、会議があります。どこで振り替えたらええのかな。「システムがあるから振替を取ってください」と書いてあるんですけど、振り替える時間がありません。毎日、毎日振替とか一々申請もしてられないし、「取れませんでした。取れませんでした」、毎日そんなことを申請するのもばかばかしいし、その時間すらありませんというのが実態です。その辺のところ、どの程度把握しておられるのかなと。我々はいつ休憩したらいいのかなという実態をまずしっかり理解していただいて、本当に休憩が取れるシステム、体制をとってもらいたいなと思っています。ちょっと御意見をお聞かせてください。


(組合)

お答えいただきたいですけど。


(市教委)

まず部活動のところにつきましては、先ほど御案内したプランにも示させていただいてるとおりですね、お話の中の一つにあった手当の改善とかいうところは先ほどあったような、他都市との均衡を図る観点で直ちにこの場できる、できないは申し上げれないんですけれど。我々としては、御負担を取るという方向でいろんなちょっと方策を考えさせていただいてまして。そもそも部活動の総量であるとか、あと部活動の指導員の方の配置を拡充するとか様々な方策を進めさせていただいているので、そちらの方向で何とか少しでも状況をよくできるような取組を進めさせていただきたいと考えております。


(組合)

現場で強制させられないようにしてほしいなと思います。嫌なのにさせられてる、持たされてる、それが負担だという若い人もいてるので。そうならないようにしていただきたいと。


(市教委)

部活動の業務の割合を減らしていくという方針で進めておりますので、引き続きそういった指導も含めて我々のほうで主体的に検討させていただいて、お示しさせていただくことになろうかと思いますので、よろしくお願いいたします。


(組合)

お願いします。


(市教委)

ちょっと休憩時間のところで申し上げますと、もう重々御承知いただいてる内容かと思いますけども休憩時間帯というのは、各学校において11時から14時の間に45分設定していただくというのが基本となってまして。ただそれにより難い場合は、ずらしていただく、分割して取っていただくという方法も、あまり細切れにするのはよくないんですけれども少しでも取っていただけるのであれば分けて取っていただくというようなお話をさせていただいているところであります。ただ、そういったところは重々御承知いただいた上で、現状はそうではないという御指摘かと思いますので、我々としては取れていない、一切取らせていないという実態がもしあった場合、個別に各学校に対して御指導させていただいておるんですけれども。ただ、特定の学校だけでそういった状況ではないということは、もう今回の場で御指摘いただいておりますので、引き続き指導させていただくんですけれども我々としてはやはり、そもそも業務が輻輳している状況を何とかしないといけないというところなのかなと思いますので、そこにつきましてはちょっと、くどいようで申し訳ないんですけれどもプランのほうに書かれてるところの取組を推進させていただくというところでね、今日、明日から何かその状況が変わるわけではないんですけども、少しでも早く改善できるように取り組んでまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。


(組合)

少人数化というのが、教職員増員であるとか。それをお願いします。


(市教委)

人の配置も、はい。示させていただきます。


(組合)

ほとんどの人、本当に取れてなくて。今、言われたように振り替え、「どこで振り替えるのよという、もう5時やん」という、そんな毎日なんですよ。やっぱり青年の生理休の問題とかでも、体が悪くなって、後で手術せなあかんとか。その手術するときも、結局何か病休の最初の2日は無給てなるからどうしようって悩んで、結局年休で入院してるんですよ。入院して手術してるのに、何かそれが無給になるから1週間ぐらいのことだから結局もう年休使いましたとか、そんな例があってね。何かおかしいことだらけで、普通に働いて普通に休みというか、家で休憩して。また次、元気に働きたいだけなのに、あまりにもやることが多過ぎて、人が少な過ぎるというのが全体を通して、もう見えてきてると思うのでぜひ本当に対策を講じていただきたいと思います。


(組合)

回答でもありましたが、令和元年度、2019年度、昨年の12月にプランが作られたけども、私、冒頭申し上げましたように今年度については、こういう状況の中で、ぜひとも今、現場のほうから指摘させていただいた点も踏まえて、プランが本当に働き方改革になるようにですね、要望させていただいて、本日の交渉については終わらせていただきたいと思います。どうぞ、よろしくお願いします。


(市教委)

ありがとうございました。


配布資料

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令和3年3月22日(月)

大阪市立学校園教職員組合(専門部)年間要求回答交渉の議事録

(市教委)

それではただいまより、労働条件改善要求書等に対する回答交渉を始めさせていただきます。


(組合)

労働条件要求を本部、女性部、青年部、はさせていただきましたので、本日はより専門事項についての交渉ということですので、各専門部の要求に対して、よろしくお願いしたいと思います。

以上です。


(市教委)

昨年9月1日付で大阪市学校園教職員組合の皆様方から頂きました要求書の内容につきましては、この間の事務折衝等も踏まえ、関係所管担当との調整も行いつつ、鋭意検討をしてまいったところでございます。私どもといたしましては、教育行政の企画立案、執行などの管理運営事項は教育委員会が行政責任を明確にし、主体的に進めていかなければならないものと認識しておりますが、皆様方の勤務労働条件に関わりましては、今後とも労使合意を目指すことを前提として、誠意をもって協議してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

なお、回答につきましては、予備交渉におきまして、交渉事項として確定したもののみとさせていただいておりますとともに、今回につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から回答の読み上げは行わず、文書での回答とさせていただきますので、よろしくお願いいたします。

それでは、御質問等ございましたら、よろしくお願いいたします。


(組合)

それでは、各専門部から、まず、養護教職員部。


(組合)

失礼します。養護教職員部です。

要求書1の(1)の休憩時間のことについて、御質問させていただきます。

養護教諭が、休憩時間を取得することが困難な状況について、分かっていただきたいです。体や心が壊れる前に、毎日とにかく休憩時間が取りたいです。本校、小学校ですが、休憩時間の設定は、15時15分から16時です。6時間目の終了時刻が15時35分で帰りの会や放課後の学習支援などで児童が下校するのは16時から16時半頃です。その間は子供の保健室への来室は当然ありますし、体調不良の児童を保健室で看護していることも多いです。休憩時間になったからといって、誰かが代わりに保健室の業務を代わってはくれません。それは子供を目の前に授業をしている教員も、もちろん同じです。今年度45分間の休憩時間を取得できたのは、学校の休業中だけです。

それ以外で取得できたは日は、完全に取得できた日はありません。休憩時間変更しようにも児童がいる時間帯には対応に追われ、休憩時間を取ることができない状況です。このことは、ほかの教員も同じです。

休憩時間が授業時間帯に重なっている学校がほとんどだと思います。

仕事が多くて取れないから休憩時間を取ってないわけではないです。職場を離れて取ることもできず、自由に使用できるはずの休憩時間が授業時間帯に重なっているから取得できない。まずはそこからです。

その上で、業務の多さや子供対応、保護者対応などがとてつもなく山積していて、現場の感覚としては、休憩時間中に仕事を引き継げる相手がいない。休憩時間を取れたとしても、早く帰れない。仕事も終わらない。休憩時間のことを考える余裕もない。声を上げるパワーもない。どこの学校に行っても、職場全体がそんな状況です。休憩時間を続けて皆さん取ったことがないからそういう感覚にもう、何か陥っているなっていうふうに感じます。

私は、前の仕事では休憩時間が保障された職場で働いていたので、学校に勤務してからは、休憩時間が取れないことで、体も心もリフレッシュする機会を奪われていると感じています。

病休に入る教職員が毎年職場から出るたびに、休憩時間が取れていたら防げたかもしれないなと思えて仕方がないです。

回答で、休憩時間について、勤務情報システムにおいて、必ず設定することとされているという各学校の休憩時間の時間帯設定時間をどのぐらい把握していただいてますか。校長先生のほうは、もう授業時間帯に設定せざるを得ないし、かといって人がいないから休憩を取らすことができないことで大変悩んでいらっしゃいます。そういった実態をどのように考えてらっしゃるのかなと、聞きたいです。

休憩時間を取得できなかった場合は、管理職が把握できるようにしておりますという回答ですが。休憩時間が取得できなかった場合は、勤務情報システムで取得できなかったって入力するようにと言われたことは、これまで一度もありません。その方法を前回、それができるということを知ったので、職場でやってみました。とても大変です。結局、7段階のステップを踏まないと駄目です。勤務情報システムを立ち上げてから、出退勤、休憩時間変更申請、日にちを選択、休憩取得タブから休憩なしを選択するまで、なかなかたどり着きません。休憩時間をまずはもう休憩ありで設定されてるんです。ということは、もう現場は休憩時間を取っている設定で、毎日なっていて、教育委員会のほうは、もうほとんどの方は休憩時間が取れているっていう認識なのではないかなっていうところにすごく危機感を感じています。本当に積極的に休憩時間の取得状況について把握しようとしていることになるんだろうかっていうところが疑問です。

取れない上に、その申請をするには手間と時間がかかるということであれば、誰も申請するパワーさえなくなります。

もう私は、全員が休憩時間を取ったことにされているのだなとしか思えなかったです。何か把握の方法を、新たに検討していただきたいです。イメージとしては何か、例えば、カードリーダーの、退勤打刻のときに休憩時間が取れたかどうかが確認できるようなシステムだとか、本当に現場が負担なく、休憩時間を取った、取れないか。取れてないのかっていうのが申請できるようなことを再検討していただきたいです。

また、今の状態でどのようにしたら休憩時間を取れるのか。どう考えてらっしゃるのかも聞かせていただきたいです。

それと、もう一点、就学時健康診断のことについて、交渉事項ではないんですが、ちょっと、連絡させてもらいます。


(組合)

すみません、養護教職員部です。

管理運営事項ということになってはおるんですが、毎年、この場で私、就学時健康診断のことについてお話をさせていただいていて、本来の業務ではないというふうに認識をしております、本来は教育委員会の責任で行う業務だと思っております。

ちょっと学校保健担当の方いらっしゃらないので、ぜひお伝えいただきたいんですが、今年度コロナ禍で、校区の学校以外で就学時健診を受健するということはできないというふうになりました。ですので、従来より少し負担が軽くはなりました。いつももう選択制が入っておりまして、就学時健診、本当に受けに来る子が様々なところから受けに来て、うちの学校に入学するから受けに来るんだみたいな感じで、ぐちゃぐちゃになってもう訳が分からない、就学時健診の受健者の様子なんです。本年度は、自分の学校の校区以外では受健できないということにしていただいていましたので、その混乱がなくなりました。ですのでぜひ、来年度、どうなってるか分からないんですけれども、このシステムを続けていっていただけたらなというふうに、強く願っておりますので、ぜひ、学校保健の方にお伝えいただけたらと思います。よろしくお願いいたします。


(組合)

それと、最後に1点だけ。資料請求をした1番の心身の健康への直接的な対応を行うための加配の加配校についてです。

これまでも、言ってきたんですが、平成29年、30年、長吉小学校、令和元年、2年の海老江西小学校は、大阪市養護教員会の会長の学校です。これは会長業務が大変だから、この学校については、会長業務の負担軽減のために、加配を置かれているのではないかなと考えます。ただ、もともとの心身の健康への適切な加配っていうのは、そういった趣旨の加配の目的で国からの加配が来ているわけではないと思います。本当に、配当校が、会長校の養護教員の負担が大きくなっているのなら、大阪市独自で、会長校には複数配置をしていただきたいと考えています。よろしくお願いいたします。


(組合)

今の発言の中で、答えていただけるところがあれば、よろしくお願いします。


(市教委)

そうですね。まず、休憩時間のところは、もう、あらゆる場面で再三ちょっと御指摘いただいてるところで、我々、制度の担当なんですが、制度上の御案内を十分、御存じの上でそういう御苦情といいますか、お話をいただいてるのかなと感じておりまして、御負担をおかけしてるところは重ねてちょっと、申し訳ないなと考えておるところです。

休憩時間を把握する方法は、回答のほうにも書かせていただいているとおり、やはりシステムのほうで、我々がきっちり把握させていただく。それは時間外勤務時間も含めて文科省のほうからの指導に基づいて、取得できている休憩時間、入力していただくということで御案内させていただいてるところです。ただ実態、現場があまりに忙し過ぎて、もう休憩時間が取れない状況が続いてる学校があるということで、その入力を逆転させたほうがいいんじゃないかといいますか、取れたら入力したほうがいいんじゃないかというような御意見も頂いているところでございます。

とはいえ、一方で、休憩時間の明示ということで、一斉の休憩時間をこの時間に取りましょうということで、形だけになっているという御指摘かもしれませんけれども、そういった役割も一定、システムのほうで、我々はお伝えさせていただきたいというところもございますので、システムについては、何とかちょっと今の形で続けさせていただきたいというところで、ただ、それをするにもちょっと、休憩が取れない、業務が今の状況から変わらない以上は、なかなかシステムの運用もうまくいかないのかなと考えておりますので、ちょっと総論的な話で申し訳ないんですけれども、我々としては、働き方ですよね、業務全体をちょっと見直していくっていう方向で、一昨年、働き方改革の推進プランをお示しさせていただいて、業務の総量を取っていくという方向で、今、進めさせていただいてるところで、それが一朝一夕で何か状況が変わるのかと言われますと、もうできるところでございますので、あまりちょっと、お求めになられてる答えにはならないのかもしれませんけれども、そういったプランに書かせていただいてる取組を進めさせていただくことで、我々はちょっとお願いしてる運用に少しでも近づけるような形で、ちょっと、学校の働き方改革といいますか、業務の総量を減らさせていただくというところで取組を進めさせていただきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。


(組合)

実際、取れないとかって上がってきてるんですか。システム上、休憩時間が取れてないっていうのが、たくさん学校で上がっているところってあるんですか。


(市教委)

個々のシステム入力は、毎日見れるわけではないので把握はちょっと致しかねるんですが、入力ができるようになってますし、あと、入力をされる段階で、いろんなルートで御苦情頂いておりまして、そもそも休憩時間が取れないこと。すなわち、当たり前のことなんですが、そうならないように、学校長に対して指導させていただくなど、御案内させていただいてますので、実際、システム入力されてる件数がどのぐらいあるのかっていうところはちょっと、詳細ちょっと確認はする必要があるのかなと思うんですけれども。

おっしゃるように、ちょっと入力の手間がかかるというところで、入れられてないというお声もちょっと聞き及んではおります。


(組合)

ぜひ、再検討していただきたいです。

みんなが本当に、それをやったらえらいことになると思うんです。取れないっていうのを。みんなが手間がかかってもすると、本当に、何とかしていただきたいと思います。


(組合)

栄養教職員部です。

まず1番の(2)、民間委託事業に関わってなんですけれども、今年度も8月に、残念ながら、大きな事故があり、その後、業者には指導はされていると思いますけれども、事故の検証の様子とか、再開に向けての小学校のほうの現状とかをちょっと教えていただけたらと思っています。


(市教委)

保健体育担当、給食グループです。

御指摘いただいているのは、8月25日に堀川小学校の火災の件だと思うんですけれども、火災の原因なんですけれども、民間委託してる業者さんの調理人さんが、揚げ物をするときに予熱行為、事前に温めるために火をつけた。そのまま休憩で打ち合わせに入ってしまって、調理室に誰もいない状況が生まれてしまった。そこに、出勤時間がずれて来られた方が発見して、それと同時にもう煙が上がってたんで、もう消防への第1報は近隣の方だったみたいなんですけど、学校も同じタイミングで入れてたというようなことでした。もともと予熱行為というのは、業務マニュアルにはないですし、当日の作業工程にもないことでしたので、何ていうんですか、やってはいけないことというか、をやってしまっていたということが原因でございます。ので、契約上のペナルティーというのは、入札の指名停止っていうのがあったりとか、その後、復旧作業も結構焼けてしまいましたので、何か月もかかるような状況になってましたので、そこに係る復旧の、今後賠償なんかもしていくようなことになります。

その間の給食なんですけれども、近隣の、たまたま同じ業者が請け負っていた歌島中学校のほうで調理したものを、親子給食のような形で持ってきてもらうというような対応を取っております。

なので、8月25日に火事があって、その体制が整ったのが9月1日なので、その間は、ちょっと簡易給食のような形でやっておりました。

9月から、結局、復旧したのは、年内は難しくて、結局、年明けになってしまったんですけれども、1月7日、年明け最初からは、やっと再開できたというようなことになっております。

ですので、今は、復旧して、新しい形で給食が再開できているということになってます。

結局のところはそういう、予熱行為とか、そういうことでしたので、起こって二日後、そういう状況も分かった時点で、各業者に対して、こういうふうな行為をしないようにというふうなところで通知も回させていただいてますし、もちろん、結局、途中からは警察とか消防の手に渡ってるような形になりましたので、こちらのほうで調査するというようなところではなくて、警察なり消防から情報をもらうっていうような形になってたんですけども、業者からもちゃんと事故報告書みたいな形で頂いて、対応策、火つけてる場合は、絶対一人はいとくとか、いろんな対策講じてもらって、そのとおりやってもらうというようなことになっております。


(組合)

どんどん、民間委託を進めていかれる状況なので、業者への指導っていうのは、現場もちゃんといろいろ衛生管理面でも、いろいろ伝えてはいますけれども、より指導はしていただきたいと思っていますので、よろしくお願いします。

1-10のところですけれども、いつもやっぱり食器の問題はずっと言わせていただいています。中学校、やっぱりどうしても給食時間も短い設定っていうのも、まだまだありますし、そこで食べ切れる量っていうのが、盛り盛りにしてもなかなか難しいという状況もあるしっていうことで。やっぱりカレー皿とかの検討は進んではいないんですか。


(市教委)

実際のところは、今年度、いろいろあったんで。


(組合)

そうですね。はいはい。


(市教委)

堀川の件もそうですけど、コロナの件もあったりとかで、ちょっといろんなとこ止まっちゃったところがあるんですけれども、やはりちょっと、お皿を、仕様を変えるっていうのが、食器保管庫の問題とかありますし、それを置くスペースみたいなところもあったりとか、そもそもお皿を全部入れ替えるっていうのは、相当なコストがかかりますので、やはり課題が多いなというようなところで、そういったことができるのかというのは課題が多いです。


(組合)

できるだけ、食べてもらって、やっぱり何ぼっていうか、ちゃんと栄養価も満たされると思うので、その辺りの難しい面ありますが、検討を進めていただきたいと思っています。

また、それに関わって、今度2月18日付で事務連絡が出ていました、中学校での次年度のかやく御飯の件ですが、かやく御飯の提供導入についてっていう、とっても短い主文での説明で、何だこりゃっていうので、調理人さんのほうからも、どういうことっていうのもあり、混ぜ御飯の日が、それが委託の人が炊くのとかいうような状況に、現場も混乱してるのが現状で、やっぱり、それについての説明っていうのは、何でなかったのかしらと思っていますが。


(市教委)

私も今回、御質問いただいて、どういった通知文を流してたのか、ちょっと確認させていただいたんですけど、確かに一文しか載ってなかったので、そこは申し訳なかったなと思います。

どういったことをやろうとしているのかっていうところなんですけれども、過去には、かやく御飯とかっていうのは委託ではできないというような。


(組合)

うん、契約上ですね。


(市教委)

いうふうなお話あって、何でそうなってんのかっていったら、御飯を入れる容器、それが汚れてしまって、それをきれいにするのに手間がかかるとか、お金がかかるとかそういったことやったと思うんですけど、御飯を入れるシート、紙みたいなのが敷いてあったりとか、いろいろ改善できるだろうと。なので、逆に、かやく御飯とかをしようと思うと、業者のほうでやってもらうと、炊いてもらったやつを持ってきてもらうというようなことなってきて、一方で、自校炊飯での御飯での、かやく御飯というのは、今は、できたやつを混ぜるという行為があまりよろしくないというような状況もありますので、御存じのとおり、隣に盛り付けたやつを、子供たちが混ぜてもらうとか、形になって、あれはあれでやりつつ、中学校は、栄養価の面とかありますので、ちょっと改善していこうというようなところで、まず中学校のほうから、全体を委託米飯にかえることによって、今回御飯を導入していくというのが話やったんですけど、ちょっと、通知文も一文だけ、年間6回ほどっていうところだけが書かれていて、ちょっと分かりにくかった。


(組合)

そうなんです。だから、今、言ってはったように、白御飯の日に栄養価が足りない献立について、導入していきたいということだと思うんですけど、それの中で、全部は委託業者になるという。


(市教委)

そうです、中学校は。


(組合)

中学校はね。


(市教委)

はい。


(組合)

今、自校炊飯校の開始年度っていうので、こちらもいただいてる中で、中学校、今、実際には自校炊飯校もあるじゃないですか。そこも委託に変わってしまう。


(市教委)

そうですね。


(組合)

せっかくあるけど。


(市教委)

そうですね。


(組合)

もうそれは使わない。


(市教委)

そうです。

実際のところ、釜が要らなくなる。


(組合)

はい。


(市教委)

もちろん、それについてきてるガスの。


(組合)

うん、コックはあるけど。


(市教委)

もちろん要らなくなるんです。釜なんかは、大体5年は使うともう。

減価償却というか、もう終わっちゃって使えなくなるかなというところで、もちろん学校の備品になっておりますので、廃棄いただくと。入れたばっかりみたいなところは、もったいないので、必要としてる学校にちょっとうちのほうから引き上げさせていただいて、回させていただこうかなと考えています。


(組合)

せっかくの自校炊飯校が止まってしまうというのはちょっと残念な部分もあるので、その辺り。それはまた小学校にも波及するっていうことは。


(市教委)

なかなか。


(組合)

ないですよね。


(市教委)

今の給食費ではちょっと難しいかなという。やはり学校指定というような、お米だけ買うよりは、単価も高いので。


(組合)

はい。また栄養価の件もあり、委託炊飯に、中学校は数が少ないので、切り替えれるということで、はい、ぜひ説明は。

現場には、もう一度流してほしいぐらいと思っていますので、また御検討いただきたいと思っています。

もう少しいいですか。2番の(2)と5に関わってなんですけれども、私たちはやっぱり、栄養教諭は計画的に、全ての学校で配置してほしいというのが願いですし、それに関わって栄養相談室、栄養管理室も、やっぱり個別のアレルギー対応ですとか、本当に相談とかもあるので、もう予算的に無理とかじゃなくって、ぜひ検討は進めていただきたいと思っていますし、大阪市独自として、やっぱり、配置を計画していただきたいのは、気持ちです。

また、そこの5の下にも書かせていただきましたが、授業用パソコンについても、栄養教諭とかにもないので、さあ教材を作りましょうとか思ってもなかなか、今、空いてるかしらとか思わないといけないですし。栄養指導とかをするときも、ちゃんと空き状況とかも確認しないといけなかったりということで。今はタブレットとかも導入されてきたから、そっちに移行していけということかもしれませんが、また何らかの検討もお願いしたいと思っているところです。

それに関わって、食の指導への対応加配のことを少しお伺いしたいんですが、今年度は小学校5校、中学校5校っていう感じの食の対応加配だったと思っていますが、次年度も同じような形で考えていらっしゃるのでしょうか。


(市教委)

来年度につきましても、同じような形で小学校、中学校、それぞれ5、5以上で考えております。


(組合)

はい、ぜひよろしくお願いします。

もう一個、最後にマスクについては、もう次年度はちゃんと、今までどおり、最初に1個とかじゃなくって。


(市教委)

今年度は高くて買えなかっていうところがありましたので、申し訳ないです。


(組合)

なので、順当に、計画的にということで。


(市教委)

そうですね。はい。


(組合)

配布されると思ってよろしいですか。


(市教委)

はい。


(組合)

はい、ぜひよろしくお願いします。

以上です。


(組合)

続きまして、幼稚園です。


(組合)

幼稚園部です。

交渉事項に入っていないんですが、現場の実態を今日は3点、聞いていただきたいと思います。

1点目は、民営化反対についてです。

先日、保育修了式がありまして、保護者の方から、3年間本当に伸び伸びした環境で、保育してくださって、よかったっていうふうに言っていただきました。

伸び伸びした環境の中で、小学校につながる力や、友達との関わり方や、社会性やたくさんのことを遊びの中で身につけていきます。そういう大阪市の保育がいいからと、親子2代で通ってくださる方もいらっしゃいます。また、支援を要する子供についても、私立の幼稚園や保育所から断られたり、みんなと一緒にお弁当を食べるのも、食べさせてもらえなかったり、遠足にも連れて行ってもらえなかったりして、自分の子供はどこに行ったらいいのかと、すごく悩んではる保護者の方も、公立の幼稚園に来られました。そういう話を聞いていてもやっぱり公立の幼稚園は残すべきだと感じています。幼稚園の先生は、みんな一生懸命で、保育のことも、子供にとって何がいいか、園全体で考えて、勉強をして、それが周りに伝わっていくように頑張っています。教育委員会のほうでも、民営化ありきということではなく、どうすれば残っていけるのかという方向を向いていてほしいと思っています。

2点目ですが、育児短時間勤務についてです。

私も育児短時間勤務を取っているのですが、産休から復帰して、この制度があったから、続けてこられたと思っています。時短を取っている先生の中には、すごく大変な園務分掌をさせられたり、時短なのに、夜中12時まで残っていたり、12時ではなくても、保育園のお迎えはいつも一番最後で、ほかの方と一緒に戸締まりさせてもらいましたみたいなことを、お迎えに行ったときに言われたりする先生もおられたそうです。

私も保育園、最後、7時に迎えに行って、そこから、子供のために御飯作って、お風呂入れて、そこから寝かせてってなったら、物すごく自分の子供に影響している、こんな状態で、この仕事を続けていけるだろうかって、自分の身になって考えてみたら、とても無理やなって思います。その先生も結局やめてしまいました。ほかの、時短取ってるのに仕事しんどいのって園長先生に言われた人もいます。

時短を取っているのに仕事の量はそのままで、軽減されなくて、ただ勤務時間が短い先生というだけの認識で、時短勤務ということはどういうことなのか、どのように、その先生に取得してもらえばいいのか分かっていない園長先生もいるように感じました。

幼稚園の先生はみんな真面目なので、いっぱい仕事をするのが偉い、残っていっぱいするのが偉い、早く帰って仕事をしていない、休暇を取っていても、残れるときは残らなあかんみたいに思ってる人が、まだまだたくさんいます。園長先生は分かってくださっていても、職員の中にはまだまだこの制度の意味とか、時短取っている人、それぞれに事情があって、今は頑張りたいけどもそれがかなわないときなんだっていうことを、なかなか分かってもらえないこともあります。時短を取っている職員がいる園の園長先生に研修とかはあるかと思うんですけども、園長先生に理解があっても、園全体で見て、園全体が理解があるかというと、なかなかそれは難しいなと感じています。

だからといって、こういう具体的にこうしてほしいっていうの、私もなかなか思いつけなかったんですけども、難しい問題だと思うんですが、幼稚園全体がいろいろな勤務形態に理解のある温かい環境になっていけるように考えていってほしいと思っています。

3点目です。3点目は評価についてのことなんですけれども、昨年度の評価が第4区分だったという先生がいます。この先生は、短時間勤務を取りながら主任をしている先生なんですけれども、最終の面談で評価の中身をちらっと、こういう感じで扇型に見せられただけで、先生がつけたとおりにつけさせてもらったからって言われただけで、その紙は、そのときにはもらえなかったそうなんです。その先生は、全部自分、自己評価を3でつけていたそうなんですけども、ちらっと見たときに、2という数字が見えて、んって思ったそうなんです。でも、その場は終わったそうなんです。おかしいなと思って、後日、その先生から園長先生に、人事考課シートが欲しいっていうふうに言うと、あれ、これってあげてもいいものだったっていうふうに言われたそうで、そのとき、頂けたんですけども、ちゃんと見たら、幾つかの項目が3から2.5に下げられていて、第4区分だったそうなんです。園長先生は、先生がつけたとおりにつけさせてもらったって言ったのに、うそついてたっていうことですよね。評価の理由を聞くと、短時間勤務で、ちょっとしんどいかなと思ってって言われたそうなんです。時間も仕事内で終われてないし、保育の用意とかも講師の先生に頼んでたでしょうって言われたので、時短じゃなかったら評価は違ってたんですかって聞くと、そういうことになると園長先生は言ったそうです。

そんな安易な考え方で評価ってされるものなんでしょうか。園長先生自身が、評価がちゃんとその先生のこれからの生涯賃金にまでずっと響いていくっていうことや、生活にすごく影響するっていうことを分かっていたのかどうかがすごく疑問です。公平で正当な評価をするように、職員が納得できるような理由を面談で説明できるように指導していただきたいですし、園長先生がする評価に、一人の人の生活がかかっていると言っても大げさではないくらい重要なものであるということを指導してほしいです。

また第4区分、第5区分になったときに、その評価が妥当かどうかをチェックする機関をつくってほしいと思っています。

最後ですが、幼稚園は人数も少なくて、とても小さな世界です。私は今、恵まれている環境にいて、主任という立場で早く職場を出ることも、子供の病気とかで急に休まないといけなくなっても、大丈夫だから、お子さんについていてあげてというふうに園長先生に言っていただいてます。とてもありがたいなと思ってます。きっとそういう園長先生が多いんだと思うんですけれども。でも一方で、評価にしても、時短にしても、先ほどお話しさせていただいたように、何も考えずに時短取ってるくせにみたいなことを、さらっと言ってしまう園長先生も中にはいます。そういう理不尽さでつらい思いをする先生がいないように、一人一人の事情を理解し合える温かい職場ができるように、教育委員会のほうでも、していただきたいと思います。よろしくお願いします。


(組合)

今のことについて、ちょっと答えていただけることがあれば。お願いします。


(市教委)

そうですね。2点目、おっしゃられた、育児短時間勤務のところなんですが、ちょっと制度的なところ、先ほどの休憩時間と同じような話で、なかなか御負担をおかけしてる状況があって、制度どおりには、なかなか運用が、現場ではちょっと進んでいないという状況かなと考えております。

ただ、お話を聞いてますと、校園長の理解がある職場もあれば、校園長は理解あるけれども、周りの方々の意識があまり浸透していないというところございますので、そこにつきましては、我々、制度の担当のほうの周知が、今までもやってきてはおったんですけれども、足りていないのかなと考えておりますので、コロナ禍の状況でございますので、ちょっと周知の方法は、効果的な方法をちょっと考えないといけないかなと思うんですけれども、少しでもちょっと浸透できるように、勤務条件制度の手引きは毎年4月に更新して出しておるんですけれども、何かちょっとほかの方法やほかの場面で、少しでも意識啓発できるようなことをちょっと検討させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。


(市教委)

すみません、ちょっと育児短時間のところ補足させていただきますと、幼稚園では育児短時間を取られてる先生には、フルタイムの常勤講師を配置させていただいておりますので、基本的には育短の方がおられなくても回るだけの人は配置はしているはずなので、業務量的に工夫する余地はあるのかなと思っております。

先ほど、ありましたけども、人事からも毎年、園長会とかで折りに触れて育児短時間勤務の方が早く帰れないというのは聞きますので、こちらからも指導はさせてはいただいておりますし、年度末には育児短時間勤務を取られる主任の先生がおられる園の園長先生には直接お話させていただいてございます。

よくお伺いするのが、こちらが帰るようにと指導しても、本人がもう少しやりたいからといって、なかなか帰らないんですという意見は、非常によく聞きます。我々からは、そういうものではないですよと、制度上こうなので、帰らせるように指導してくださいと毎回毎回、お話させていただいておりますけれども、毎年毎年そういった声が上がってくるのも現実ございますので、現場の雰囲気。現場のほうからの、雰囲気の醸成づくりというのと、我々のほうからの、校園長への指導と。両輪で回していかないと、時間をかけて理解を浸透させていく必要があると思いますので、また、不適切な指導の例とかありましたら、また言っていただきましたら、こちらのほうでも対応させていただきたいと思いますので、何とぞ御理解のほど、よろしくお願いしたいと思います。


(組合)

幼稚園部、じゃ、よろしいですか。

では、次、行きます。

障害児教育部、お願いします。


(組合)

失礼します。障害児教育部です。

近年の支援学級の在籍数の増加の様子、現場の様子をまず聞いていただきたいなと思っています。


(組合)

失礼します。

本校は、今、在籍児童が50名です。途中入級が今年度6名ありました。昨年度も途中入級の子が多くて、障害種別の学級で定数8人のところ10人になったっていうときもありました。それも、通常の学級の様子を支援学級の子を見ながら子供たちの様子を見たり、通常学級の先生たちの相談に乗ったり、保護者の教育相談をしたり、コーディネーターとしての業務をしっかりしてきたからこそ、障がいのある子供たちを途中入級っていう形で支援できるようになったと思っています。

ただ、やはり在籍数はとても増えていますので、担任、特別支援教育サポーターだけでは、なかなか、ちょっと大変な現状はあります。


(組合)

今、在籍の増について、お話もさせていただきました。頂いた資料なんか参考に見てますと、特別支援学級在籍増、めちゃめちゃ増えています。これ全国にも見る中でも、大阪市がすごく増え率が大きいなと思ってます。10年前と比べて2.5倍の子供が増えています。

ちなみに、学級設置は2.1倍なんです。学級定数の加減でだと思うんですけども、担当する子供の数自体は超えていってるというふうに思っていただければなと思います。

20人超えに関する資料も出していただきました。在籍20人を超える、五、六年前の話、20人超えたら多いよねっていうような話が、今はもう6割を超える学校で、20人を超える、学校全体で、在籍数の数になっています。とにかく子供が多いと、隣は、今50人って話、今、聞いてびっくりしたんですけれども、7学級、8学級、9学級になってくると、学級の運営自体がとても大変になってますんで。要求書のほうでは労働条件の改善という形でお願いをしてるんですけども、まずとにかく人を欲しいというふうなのが障害児教育部としての思いです。

その上で、今、話あった部分で、まず二つ、お話させてもらいたいと思っています。

一つ目が、とにかく、人の加配をお願いしたいということ。

特別支援教育のサポーターさん、会計年度任用職員というふうな形で今年度なりましたが、労働条件の改善というのでは前進をしていただいたのかなと思うんですけども。例えば、月額の勤務を望んでいたんだけども、かなわなかったっていう、これは採用される段階でかなわなかったんではなくて、学校長との話の中でかなわなかったっていうふうな事態も聞いています。十分に希望されるような形で採用するようにしていただければなというふうに思ってます。そこら辺もし、様子等、何か分かりましたら、お願いしたいところ。

あわせまして、来年度ぜひ、サポーターの総数というか総時数というか、とにかく各学校に配置される数を増やしていただけないのかなというふうに思っています。その辺り、また教えていただければなと思います。それが1個目、在籍増に関すること。

在籍増に関してもう一つ、特別支援学級の設置についてです。

これは、管理運営事項のところになってるんですが、十分に設置されてるのかなという辺り、設置の基準であったりとかを少し、よければ御説明だけでもしていただければなと思っています。私たちとしては、障害種別での設置、8人が定員。一人でも種別がいれば設置されるというふうな辺りの制度かなというふうに思っています。

説明で構いません、もしよければお願いします。

先に言うてしまいます。二つ目です。

今、話にありました、在籍数が増えると、途中入級の話もありましたけども、非常に、いわゆる、8学級の運営、9学級の運営自体が非常に大変なんです。コーディネーターに関わる業務は非常に、コーディネーターにはすごく負担がかかっています。そこも踏まえて、一つ目、コーディネーターの専任配置みたいなものを考えていただけないのかなというのが一つ。

二つ目が、これは、今日、御返答いただけるか分からないんですけども、支援学級の担任自体、かなり入れ替わりの激しいものになっています。

障害児教育をしっかりと継続的に続けていきたいなというふうに、障害児教育部としては、各学校に続けていっていただきたいなと思ってますので、ここら辺に関しても、もし問題意識などありましたら、お伺いしたいかなと思っています。

もう一個、言ってしまいます。時間もあるので、すみません。

もう一つです。途中入級の話だったんだけど、今年度、コロナに関することですごく子供たちが不安な状況に陥っています。うちの子なんですけどね、2月の休み直前の日やったかな。4年生の女の子、すごくかわいいおとなしい女の子なんだけども、ノートいっぱいにコロナコロナコロナコロナコロナコロナコロナコロナって書いてきたんですよ。うわーすごいな、不安なんやなって思ったらね、コロナコロナコロナコロナって書いてるちょうど真ん中に、一文字だけ、コロスって書いてたんです。すごくおとなしくて、なかなか声も出ないような子なんだけども、つらいノートを見せてもらいました。彼女が5年生に入ったら、案の定、学校に来れなくなりました。コロナが怖いと。教室はすごく人が多いんだ。いろいろ励ます中で、秋ぐらいに、ようやく支援学級に登校するような形になってきたんですけども。彼女たちのフォローをしっかり支援学級としてしていかなきゃ、見守っていかなきゃならないなというふうに思っています。

その上で、今年度、人の配置で助かったの、正式名称よく分からないんですけど、コロナ加配っていうやつですか。うちの学校に来てくれてるんです。午前中だけ勤務で来てくれてはって、支援学級とタイアップしながらなんだけども、そういうようなところ、来年度も望めないのかなというふうに思っています。しっかり子供たちを支えていきたいなというふうに思っていますので、もし、その動きもありましたら、お話しいただければと思います。


(市教委)

失礼します。インクルーシブ教育担当です。

サポーターですけれども、今年度、府の特別支援教育の、府の発達障がいサポーターと一元化しまして、特別支援教育サポーターという形で運用をしてございます。

その中で、サポーター自体の総数としましては、昨年度から今年度はかなり増えておるような状況があります。

あと、来年度に関しましては、予算ベースでいきますと、今年度とほぼ同数になっておりますので、ただ、もちろん学校の状況によっては増えておる学校もあれば、若干減っておるような学校も中にはあるかと思うんですが、ただ、来年度のサポーターについては、できるだけ最初の段階で、たくさん配置できるような形で今回配置をさせていただいております。

また、年度途中につきましても、その時間数では足らないっていうふうな声も、校長先生方から頂いておりますので、またその声いただきましたら、状況に応じて追加するような形で対応しておりますので、来年度も引き続き、そういった形での対応になっていこうかなというふうに考えております。

それから、学級設置につきましては、設置基準につきましては、先ほどおっしゃられたとおりでして、1学級8人を基準に設置はしております。もちろん、これも先ほどございました、一人でもおれば設置しているケースもございます。ただ、重複の場合、主となる障害種別がいずれなのかというふうなところもありますので、その辺りで一人で1学級がかなっていないケースもあろうかと思いますけれども、現在も、その一人で1学級設置っていうのは複数、幾つか設置しておるような状況です。

また、障害種別に応じて、学級設置はしておりますので、それぞれの障害、主となる障害種別に応じた学級設置に努めておるところでございます。


(組合)

コーディネーターは。

状況としてはすごく、主任なりコーディネーターなり、私もこの仕事、長いですけども、私以外みんな1年目とか2年目とかいうような状況で、8学級を何とかさせてもらっている状況です。ぜひ、専任配置とかも検討していただきたいなと国の動向見ながらということですが、コロナのは。


(組合)

コロナ対応加配の。


(市教委)

コロナ対応加配、恐らく、スクールサポートスタッフのことだと思うんですけど、一応、今年が、コロナの関係で、国から予算、下りてきた部分もありまして。追加で、配置していただいて、来年度につきましても同様に、予算措置は取らせていただいたので、引き続き、全校、小中学校配置に向けてできたらなと思っています。ただ、ちょっと予算に限りがありますので、令和3年度は実施していくんですけど、その後っていうのはまだちょっと財政当局との調整もありますので、今の段階では、令和3年度は、小中学校で全校配置させていただくという流れになっています。


(組合)

ありがとうございます。まず、今、最後のスクールサポートスタッフに、障害児教育部だけの話じゃないと思うんですけども、に関しては、非常に助かりました。はい。本当によく、いただいたので、来年度に向けても頑張っていただけるというの、すごくうれしく思ってます。ぜひ、応援してますので、よろしくお願いしたいです。

学級設置に関してなんですが、また検討いただければと思ってます。先ほどの、一人でも設置のところ、重複に関しては要するに、知的があって肢体があってっていう子に関してはっていうような言い方なさったんですけども、もちろん思いは伝わってると思いますが、重複であればなおさらを手厚くしていきたいので、安易に、安易にといったら、ごめんなさいね、悪いんですけども、くっつけるようなことのないようにしていただきたい。むしろ、学校のほうに、大丈夫かここくっつけてっていうふうに言っていただけるようにしていただければなというふうに思っていますので、お願いします。


(組合)

では、続いて、事務職員部、お願いします。


(組合)

事務職員部です。

6点ほど質問させていただいて、あと、やり取りしたいと思います。

まず1点目なんですが、2-1の学校事務職員の追加制度です。政令市委譲で、市費になってから丸4年になります。当初から要求をしていますが、そこの部分については、回答はいつも本市全体の動向ということになっています。もう少し詳しく、本市全体の動向ってどんなふうになっているのかっていうのを聞きたいと思います。実態としては、臨時の方がやっぱり、夏季休暇の半日があるのとないのとでは、やっぱり全然、休暇の取り方が違うと思うんです。結局、学校事務職員一人で回してる学校でしたら、半日でも休めたら、夏休み中でも結構忙しいです。皆さんが思う以上に、夏休み中の学校事務職員のお仕事、結構あります。その中で半日でも休み取れたらいいなと思ってる臨時の方、たくさんおると思いますので、ぜひ進めていってほしいと思います。

あと、結婚休暇です。やっぱり事務職員と教員とか、結婚される方、結構いてはると思いますので、事務職員がかなり短いですよね、行政の方と一緒ですから。それに比べて、教員のほうは6か月でしたっけ、長い期間あるので、それぞれが違う日程で、結婚休暇取るいうのも変ですからね。やっぱりその辺は同じ働いてるもの同士として、その辺、合わせてほしいなと思っています。

2点目です。2-2の部分です。昇格制度のことなんですけれども、3級とかに上がる場合は、回答にももらってるとおり、2級に上がる場合は1級在級5年以上で、みんな上がります。3級に上がる場合は、2級在級6年の中から試験をしてっていうことになります。次、4級に上がる場合、昇格に一定の年数があるのかどうか。もう3級に上がったら、もう次の年には4級には上がれたりするのか。そういうふうなところを教えてほしいです。

3点目です。昨年度、提案がありました。今年度、コロナで状況が進んでるのかどうなのか分かりませんが、その提案当時には、来年度から拡大する予定ということで、共同学校事務室を拡大するのかどうなのか。進捗状況と、あと、どれぐらい進んでるのか。今年やってみてどうやったんかというところも併せて、聞かせてもらえたらなと思います。

2-10の欠員状況です。今時点の欠員状況、分かれば教えてほしいです。それから、ちょっと追加で入れた分ですが、2020年度に育児短時間勤務を取得した学校事務職員の数を教えてください。

それから、最後ですが、資料提供で、3級主務の状況が未確定になってるんですが、たしか、昨年度はもらったような気がするんですが、この時点でもらったのかどうなのか、交渉の時点でもらったのかどうなのかちょっと私も不明なんですが、未確定で今、分かってたら教えてほしいのと、今、無理だったらまた必ずください。

以上です。6点です。


(市教委)

まず、2点目になると思うんですけども、4級の昇格につきましては、行政委員会、人事委員会のほうで選考になっていますので、詳細な選考基準というのは、ちょっと我々も把握してないとこになりますので、ちょっとここが明確な答えが難しいところになります。

あと、欠員状況ですけども、これは現時点の欠員状況でいいんですか。


(組合)

はい。


(市教委)

欠員が今、定数内のほうは1名。

定数外、いわゆる育短の代替とか病休代替の教員になるんですけども、こちらのほうの欠員、今3校あります。これが一応、3月17日時点の欠員状況になっています。

あと、本年度の育児短時間勤務の取得された数ですね。1年間で取得された人数につきましては、13名取得されてます。

あと、3級主務の資料請求の分なんですけど、こちらも、まだ行政委員会のほうから選考結果がまだ届いてないので、今の時点では未定です。恐らくその後、確定してから、資料提供させていただいてるのかなと思いますので、確定次第また御提供させていただきます。

あと、共同学校事務室の関係になるんですけども、おっしゃられてたとおり、コロナの関係でスタートが、今年の7月から実施しておりまして、そして、コロナの関係もあったので、集まったりする機会っていうのもかなり制限されているので、進捗状況につきましては、かなりちょっと、当初よりかは、遅れているのは遅れてはいるんですけども。ただ、今、モデルで検討を進めていることになりまして、拡大していくのかどうかも含めて、今ちょっと全体で検証しておりまして、進捗状況につきましては、正直申し上げると、大きな何かがあったということではないんですけども、集まる回数も、1か月に1回、できればいいかっていうぐらいの程度になってますので、ちょっと思ってるような進捗状況ではないのかなというところは認識しております。


(組合)

今年度、年度末来てるんですけど、それでもまだ、拡大していくか、縮小していく状況というのは。来年度は、据え置くというか。


(市教委)

基本的には、ちょっと、今2校でモデルやってるので、その効果検証というのを見ていかないといけないので、もともとスタートが7月からスタートしてますので、1年間ちょっと見たいということもありますので、一応、7月ぐらいをめどにちょっと効果検証できたらなと思ってますので。はい。


(組合)

すみませんちょっと。事務職員の定数については、3月15日に文書が出てます、教育長から。事務職員は学級数で定数というのが決まってますという文書なんです。定数というのはもうそれではっきり決まっているのに、最初からその正規が足らんというのは、どういうことかということが、まず一つ、現場ではすごく声が出てます。

それで、大阪市のホームページに、2月9日付が一番新しいんかなと思うんですけど、令和3年の4月1日から令和4年3月31日までの臨時的任用職員及び任期付き職員の登録者募集についてというところで、学校事務に係る業務ということで、ホームページに出てます。誰でも見れますね。そこには育児休業の取得や、年度途中での退職などの欠員が生じた場合に、臨時的任用職員及び任期付き職員の事前登録者を募集していますというふうになってるんです。本来は、臨時の方は、そういう育休代替とか、年度途中の退職などの欠員のために使うべきであって、最初から、定数内に使ってるとはどういうことだというふうなのが、それが臨時の方の、なぜかというと、臨時の方でも、物すごい大規模校で、大きい学校に一人で配置されてる人、おるんですよ。そんなね。言えないじゃないですか、臨時だから。言えないんですよ。次、仕事なくなるかもしれない、文句言ったら。そういうこともすごく不満です。しかも、育児休業の代替の場合は任期付きですから、評価の対象なんです。評価の対象にされて、それで次の年、何か給料がすごい上がるわけでもないということで、そういう待遇を、やっぱりしてると、教育、大阪市が。非常に問題じゃないかというふうに思うんです、臨時の方に対して。それをちょっと、臨時の方、最初から定数に充ててるという、その頭はどうなってるのかというふうに、それがもう、マンネリ化というか常態化してるというか、そんなもんなんやってなってんのか。そこを聞きたいんです。

それで、今、足りてるかどうかということ、すごく疑問なんです。何でかっていうと、臨時的任用職員のほうに申し込もうかなと思った人がおるんです。その人がちょっと教育委員会のほうに聞いてみたら、今、足りてると。今足りてるから、今、申し込んでも行くとこないよと言われたから、だから、今年は申し込めへんかってん。それ2月。2月って言ってたと思いますけどね。片一方で、再任用も終わって、来年はもうちょっとゆっくりしようと思ってスクールサポートスタッフ申込みに行ったと。そしたら、学校事務職員の臨時的任用職員に申し込みませんかと、こっちもどうですかと言われたと。何なんですか、この差は。どっちがほんまなんですか。どっちが真実なんですか。はっきりしてもらいたい。こちら両方聞いて、答えれませんは、こっちから。という話です。


(市教委)

2月のタイミングで、ちょっとごめんなさい。欠員が出てたかどうかっていうのは詳細覚えてないんですけど、恐らく多分、そのタイミングでは欠員が出てなかったのかもしれないです。で、そのとき応募いただいたお電話で、今は足りてるというお返事をしたのかなというのはちょっと推察でしかないんですけど。


(組合)

それはあり得ないでしょう。だって、ずっと欠員があるんだから。11月の時点も欠員がある、2月の時点も欠員があるというのは組合が聞いて答えてるわけやから、そっちが。ずっと欠員がおるんですよ、欠員状態なんですよ。


(市教委)

そのタイミング、タイミングで欠員がなくなる状態もあったりはするので。


(組合)

でもこれ、登録制でしょ。


(市教委)

登録制です。


(組合)

登録してもらったらいいじゃないですか。


(市教委)

まあ、それはおっしゃるとおりです。はい。

なので、登録に来ていただくっていうのが筋なのかなと思いますので、ちょっとその対応については、適切ではなかったのかなと思っております。


(組合)

是正してもらうんですか。


(組合)

そんなね、一番不安に思ってるのは、育児時間短時間勤務の人とか、私もそんな最近の、そういう制度でたくさん取ってるか、さっき何人か言ってはりましたけど、結構聞くんです。そうなんだと。

24日に育児短時間勤務のところにちゃんと臨時的任用職員が配置されるかどうかは、不安に思ってはります。転勤先でね。非常に、ちょっとよくないですよね。体調によくないですよね、そんなん。


(市教委)

おっしゃるとおり、欠員っていうのは、そもそも発生するものではないというのは我々も認識しておりますので、ちょっと育児短時間につきましても、代替っていうのは、措置させていただいてるので、それが年度当初から欠員にならないようにっていうのは我々も思ってます。ただ、なかなか人が集まらないというところは正直、現状としてあるので。ただ、我々としては、それをホームページとかで掲載するなどして、少しでも欠員にならないような状況は、しないようにという努力はしていかないといけないかなと思ってます。なので、二次内示ももう少しであるんですけども、要は、4月1日までに病休とか育児の、要は、代替の方につきましても、欠員がないような形で、人の配置ができたらなと思っております。


(組合)

もし、その育児短時間勤務の方が4月1日以降、定数出す、臨時的任用職員の方が来られない場合、4月当初、とっても半日じゃ絶対無理ですよね。そういう場合は超勤とかそういうのは、仕方なく取った場合は、それはちゃんと超勤として認めるというか、学校長にもそれは指導してもらえるんですか。


(市教委)

まあ。


(組合)

そうでしょう。一人ほんまは来てくれ、4月1日から来てくれるはずなのに来なかった場合。


(市教委)

おっしゃるとおりやと思います。


(組合)

4月当初ですよ。そんなん。


(市教委)

一番忙しいときになりますので。


(組合)

一人でも超勤取るような時期なんですよ。それを短時間でそんなん仕上げれるわけないんです、絶対。それで、仕方なく仕事した場合は、きっちり超勤として認められるのか。


(組合)

もちろん、業務として残ってる分になりますので、それはそうなりますので。


(組合)

それともう一個聞きたいんですけど。

結局、採用試験、通った人、前見たとき33名ってなってたと思うんですけど、この33名、確実に来るんですか。確実に新任採用として取るんですか。


(市教委)

もちろん、御自身の、私たちは就職試験の関係もありますので、辞退者っていうのも、もちろんいらっしゃるので、33名から減ってるのは減ってます。


(組合)

どれぐらい。


(市教委)

最終26名になってますので。


(組合)

新採用26名なんですね、ほんなら。


(市教委)

はい。


(組合)

ちょっとだけいいですか。

先ほど、なかなか人が集まらないというお話があったと思います。また、今、合格33名出して26名。7名どっか行っちゃったわけですよね。これは何で、こんなことが起こってるかって、どのようにお考えなってますか。


(市教委)

一概には言えないですけど、これも一つの就職試験と考えれば、ほかのとこで併願するっていうのは多分、自然なことだと思うので、辞退届を頂いてるんですけども、やっぱり理由ってのははっきり書かれてない部分がありますので、一身上の都合というのも多いので。ただ、書かれてる方って、やっぱ他都市が受かったとかっていうのとかが一番多いのは多いですね。


(組合)

それは、うちが受かって他都市に行くというのは大阪市が魅力がないからですよ。重々分かってはると思いますけども。大阪市に勤めるぐらいやったら、他都市に行くって人がこの7名だし、この不景気の中でもなかなか人が集まらないっていうのは、労働条件に魅力がないからと私、思ってますので、そういうことを、いつもこの、本市の全体の動向を注視するって書いてますけども、教育委員会自身が、うちとこはこういう状態で、人が来ないんだということを発信していただいて、ぜひ勤務労働条件、特に賃金の改善につなげていただきたいと思っています。


(組合)

本市全体の動向って、教えていただけますか。今、それで思い出した。


(市教委)

夏季休暇の関係で。


(組合)

はいはい。


(市教委)

おっしゃっていただいたところですかね。

おっしゃるとおり、府から市へ権限委譲されたタイミングで、府と比べて、勤務条件のところについては、御指摘されるような差がございまして、我々大阪市の条例に基づいて、制度っていうものを運用させていただいておりますので、その時点では、今現状のような勤務条件制度で整理させていただいたところでございます。

回答に書かせていただいてるとおり、今後、この勤務条件でもう半永久的に続くわけじゃなくって、もちろん他都市の状況、大阪府は都道府県でございますので、我々、例えば政令市でありますとか、そういったところと比較しながら、勤務条件制度っていうのは、検討してまいりたいと考えておりまして、各自治体ともそうなんですけれども、基本的に学校園は学校園、市長部局は市長部局ってことで、分けて全く別の制度してるっていうところはなかなかないようでございまして、基本的にはオール大阪ってよく言うんですけれども、全市で統一された勤務条件制度ということで、ただ、もちろん学校園特有の事情があるところについては、我々としても、人事室のほうにいろいろ実情を伝えて、今後とも改善について打診させていただきたいと考えておりますので、頂いた御意見につきましては引き続き、我々としても検討課題ということで預からせていただいて、今後の、ちょっと参考ということで受け止めさせていただきますので、よろしくお願いいたします。


(組合)

もう一個だけいいですか。

3級主務の未確定の問題なんですけど、現場の試験受けた人たちは非常によく分かってます。誰が通ったとか知ってますからね。分かってます。物すごく少なかったって、今年っていう声を言ってます。私はそれ聞いただけですからよく分かんないですけど、物すごい少なかったと。だから、もっとそれより年下の人らが、もうね、お先真っ暗というような飽和状態だと、主任が。飽和状態で、もう全然魅力ないというふうな声をはっきり聞きました、私。

あとは20代です、それ。20代、そういうこと言ってますよ。それで、どうしてほしいかって言ったら、号給の頭打ちやめてもっと延ばしてほしいって言ってました。主任に別にならんでいいと、号給延ばしてほしいという声が出てまして、一応、お伝えしときます。


(組合)

最後、臨時教職員部。


(組合)

臨時教職員部の要求につきましては、1の(6)新採用者の健康診断について回答いただいてます。昨年度からの話になると思うんですけども、雇入れ時の3か月以内の健康診断であれば、結果使用することができるということで、だから、今年度であれば、1月に2回実施ということなんですが、それをもうちょっと枠広げていただいて、いわゆる合格が確定した方が、ここで受けれるようにしていただけたら。2月のあの忙しい時期にわざわざ年休を取って、採用試験、健康診断のためだけに行くということが、なくせるんじゃないかという思いで、回答を読んでいました。

健康診断の問題で言いますと、話ずれるんですけど、去年、コロナ禍で、夏休みが短くなって、この市役所もすごい状況だったと聞いています。やっぱりそういうこともあって分散とかも考えるんであれば、冬の実施も大事だと思いますし、もうちょっと言うなら3か月以内っていう規定を遵守するっていうのであれば、12月は難しいのかなと思うんですけど1月も、冬休みにこだわらず、課業中に後半、出張の形で、場所を設定して、特に採用された講師の方中心で、そういう健康診断やっていただいたら、いわゆる、採用された方が不利益というか、そういうのを被ることはないんじゃないかなっていうふうに思っています。

逆に、さらに、今年二日実施していただいたということで、それはもう講師の方に周知したら、利用される方もいるんじゃないかなと思っています。

本当に、半日の休暇で、しかも、交通費払う、それだけのことやないかという話もあるかもしれないけど、やっぱり例年、採用された講師の方は、特に、何でそうやって年休取って行かなあかんねんっていう声も聞くので、そういう柔軟にしていただけたらいいかなと思います。

もう一つは、これもずっと言ってます。講師が1級で、正規が2級っていう給料格差の問題があって、全国的には多くの自治体が講師と正規を給料格差なく同じ2級で、やってると、自治体が多いと聞いています。この間ずっと回答では、他市の動向とか、今回の学校特有の事情の考慮も必要だという回答で頂いてるんですけど、今日、回答で頂いた、資料請求で頂いた、大阪市立の学校園で働く臨時教職員、会計年度職員の職名ごとの人数というところで、定数内講師の数であるとか見てますと、その方々は全員ほぼ1級で働いてて、大学卒業時でも講師やられる方もいてるんですけど、その方は、はっきり知っておられます。同期で正規になってる方、同じ大阪市で正規になった方と、講師で採用された方と給料が全然違うと。だけど、仕事の内容は一緒だっていうのはやっぱり認識されてる方も多いし、併せて、主務教諭制度の問題で、採用されてから、ベテランの方も頭打ちになるという、そういう制度がある中で、やはり1級、2級の差をなくすというか、そういうことを実施していただきたいなと思っています。

先ほど、事務職員部からもあったように、やっぱり非正規の先生方が少しでも働きやすい、待遇がいいような制度で働けるようになれば、今不足している講師の問題が解決できると思うので、ぜひしていただければと思います。

以上です。


(市教委)

定期健診の件なんですけども、冬季休業中の1月の実施については毎年会場だとか日程見ながら検討はしてまして、次年度も業者とその辺の日程の確保をして進めている状態になります。

先ほど言ってらっしゃった、2月とかの定期健診の実施はどうかっていうところなんですが、定期健診の本来の意味は1年間、健康状態を把握した状態で働いていただくっていうことが主目的ですので、それを受けずに2月に置いておいて、3月、4月の採用の分に対応するっていうのは本来趣旨から、私としては外れてるかと思いますので、遅くともその1月が最後になる日程で今調整しています。コロナの件で今年度、非常に開催会場が少なかったんですけども、次年度におきましては24区で1会場は確保する形で計画を立てておりますので、去年度と同じスケジュール感になるかと思います。ただちょっと会場の加減で、まだ全部決まりきってないので、また改めて周知できるかと思いますので、よろしくお願いします。


(組合)

健康診断、2月実施は制度上問題というか、分かるんですけど、例えば、逆に雇入れで、2月に受けなければいけない、夏に受けた方は。その方の勤怠を出張にしていただくということはできますか。


(市教委)

それも昨年度お答えさせていただいたとおり、もともとの任用形態が違いますので、そこは出張扱いにはできないんです。そこはちょっと御理解いただきたいところにはなります。


(組合)

ぎりぎり1月はあります。


(市教委)

1月の末ですか。


(組合)

末っていうか。


(市教委)

報告が間に合わなくなるんです。そこで実施して結果がお手元に、3週間後ぐらいになりますので、人事委員会への報告だとかの集計もありますし、その後の事後措置が、産業医さんが来られる日までに受診して結果報告できる状態にしておかないといけませんので、そこがどうしてもタイトになってきますので、現場が実際しんどくなるかと思います。


(組合)

ちょっとだけいいですか、すみません、幼稚園部です。

幼稚園は時短勤務に講師配置くださってるのはすごくありがたいことなんです。すごくありがたいんですけども、園長先生が帰るように言ってるけど、もうちょっとって言われるっていうふうに、毎年毎年言われるっていうふうに言ってはったんですが、何か残ってる先生のせいみたいな感じで私は受け取ってしまいました。何でもうちょっとって、その先生が、もうちょっと残って仕事がしたいって言うのか、先生が帰らないんですじゃなくってその先生にしてみたら、仕事があって帰れないのかもしれない。なぜ帰れないのか、どうしたら帰れるのかっていうことを、園長先生とその先生と一緒に考えてみるとか、そういうことも、園長先生指導してくださってるとは思うんですけども、引き続き、お願いしたいなと思います。

以上です。


(市教委)

はい、分かりました。


(組合)

よろしいですか。はい。


(組合)

様々課題が、もともとある課題もそうなんですが、明らかになったと思いますので、少しでも労働条件が改善されるように、引き続き、お願いをして、交渉は終わらせていただきます。どうもありがとうございました。


令和3年9月9日(木)

大阪市学校園教職員組合からの勤務労働条件に関する申し入れの議事録

(組合)                                   

本日、大阪市教の労働条件要求書専門部要求書提出させていただきますけれども、本日この交渉に来るにあたっても、コロナ感染の対応でギリギリまで来れないかもしれないというような状況がありまして、幸い参加できておりますけれども、私どもといたしましては国にしても、大阪府、市にしても、本当にこの対策に対する無為無策といいますか、その結果、子どもたち、そして学校園、大変な状況になっております。要求書に冒頭に書かせていただきましたけれども、これは今回初めてのことではありませんが、教師のバトン、悲鳴投稿の連鎖。教師という仕事の魅力を投稿してもらい、人手不足を解消につなげたいと、そんな狙いで文部科学省がツイッターなどで始めたけれども、結局、長時間労働の改善を訴える場の悲痛な声が次々と投稿されるようになってしまったという状況や、週刊ダイヤモンドは前も取り上げておりますけれども、絶望の学校現場、教育も教師も崩壊する、ブラック職場極まれりと。ストップ定額働かせ放題、こんな特集を出すような事態になっております。また、教員採用の倍率が最低だったという全国の報道がありましたけれども、こういう状況の中でとりわけ大阪市では市長の突然の発言によって学校現場が混乱し、教職員の負担感は一層大きなものとなっています。違法な教育介入、教育の不当な支配は許されるものではありません。教職員の労働条件改善は喫緊の課題だということで、本部、そして各専門部から要求書を出させていただきますので、よろしくお願いいたします。

それでは、それぞれの要求書の中に強調した意見とか変更した点など、中心に述べさせていただきます。専門部から行いますので、よろしくお願いします。事務職員部からお願いします。

毎年要求書の方なんですけども、この時期、去年はもうちょっと早かったと思うんですが、出してると思うんですが、回答の方がやはり昨年度も年を越した状況ということに事実としてなってます。組合の要求に対して答えるということは当局の責任だと思いますので、早く回答の方を求めたいと思います。事務職員部の要求書なんですけども、新規項目が一つあります。2の④です。共同学校事務室のモデル実施の検証結果を明らかにして回答を行うこと。ということを新規項目で入れさせていただきました。共同学校事務室については、ご存知だと思いますが、事務職員全員が不安に思っています。一応、あれが公的なのかなと思いますが、学校の方にも検証結果というのも来てるんですが、それを見ても疑問に思うことがたくさんあります。やっぱり組合としてきっちり検証結果を明らかにしてもらって、交渉を行っていきたいと思いますので、新規項目で入れさせてもらいました。その4を入れたことによって、一つずつ番号が下がってというか、増えています。

続いて⑨なんですけども、就学援助事務のことなんですが、就学援助事務は徴収金とイコールということになったら、本当に複雑になってるんです。特にここに書いてますが、徴収金への充当による現金運搬をなくすことという、この文章だけではなかなか理解してもらえないかもしれないですが、徴収金も充当にするためには、就学援助で入ったお金を徴収金の口座に移さないとだめなんですね。その移すのに、同じ銀行の口座だったらその銀行で移せばいいんですけども、この銀行口座が違ってたら、例えば銀行からゆうちょの方に出金して、一生懸命自転車乗って、移さないといけない。そういう事務が年に何回かあるんです。事務職員自身も現金を持って、そんな銀行をあちこち行きたくないですよ。ほんで、ひょっとして目つけられて、あの人いつもこの時期になったらお金持って動いてるわとか、ひょっとして目つけられたりとかして襲われたりとか、そういう可能性もあるわけです。ですので、これ完全に勤務労働条件だと思ってますので、その点のところを強く改善を要望したいと思います。あと、給食費ですけども、去年、おととし、次2年目、来年度は3年目になるということで、どうもさっき松井市長が何か情報を出したみたいな、ちらっと見たので、ちょっとまだ把握はちゃんとできてないですが、ちらっと見たところでは、来年度も無償化するということですが、今年度に限っては就学援助の人と教育補助の人に額決定通知書を渡しなさいというふうな指示が来てます。昨年度は何もしなくてもいいと。その額決定通知書渡すということは、特定の児童生徒にそれを渡すということになりますので、そこでやっぱり学校としては、そういう特定の児童生徒に渡すということはあんまり良くないんじゃないかなと思ってますので、そのへんも考えていただいて、簡素化の方、よろしくお願いします。すみません、あと資料請求なんですが、去年分に加えて、2の1と2と、ちょっと内容を少し加えてますので、また回答の方、よろしくお願いします。以上です。  

それでは、続いて養護教職員部お願いします。

養護教職員部の方、要求の項目、8つ挙げさせていただいてます。項目自体は大きな変更はないんですが、中で何点か、特に要求したいことについてお伝えします。養護教員の複数配置についてですが、長年、市独自の予算で複数配置の拡大をお願いしています。このコロナの中で、養護教員の役割もより大きくなっています。コロナ対策はもちろんなんですけど、やっぱり心身の、子どもたち課題が、今とても大きくなっていて、コロナの対策とともに子どもの心と体の対応、あるいは保護者対応なども大きくなっています。保健室は常に子どもが来ている状況で、毎日本当にトイレに行く暇もなく、仕事をしています。そんな中で、もう一人養護教員がいることで学校全体が本当に落ち着いて子どもたちに向き合える状況というのも大きくなると同時に、私たち養護教諭の心身の負担軽減にもつながると思っています。心身の健康への加配についての方も私たちは問題が、大阪市の加配の扱い方について問題があると思っています。各学校が加配要求している中で、養護教職員会役員に加配の全員があてられています。その現状について、本当に必要な学校にあてられているのかな。心身の、子どもたちへの対応のための加配を適切に使っていただきたいというところを要求したいと思います。

それと、今回特にお知らせしたいのが、宿泊行事についての労働についてです。泊を伴う行事の引率については、養護教職員の大きな負担となっています。養護教職員が必ず行かないといけないとはなっていませんが、色々な健康な課題を抱える子どもたちがいる現状、学校には求められることが大きいです。行事の組み方等も、泊行事が続くなどする学校については、養護教職員の負担が大きくなっている中で、夜間、体調の変化があったこと等で、夜間の勤務をしている養護教諭がたくさんいます。それは病院へ夜中連れて行く等の業務を行ったにも関わらず、夜間勤務手当がついていない、もしくはそれについて説明もなく、特に管理職の方から何も声もかけられずボランティア、結果ボランティアの勤務になっている現状があります。私も勤務20数年していますが、一度も夜間勤務手当ついたことはないです。ただ、何十回も夜間、夜中に病院に引率して、深夜4時とかまで働いて帰ってきているにも関わらず、その夜間勤務であったり、何か職務命令があって、病院に連れて行くというようなことはないです。この夜間勤務手当については、自分から要求するようなものではないと考えているのですが、そこで夜間の労働について管理職から言葉が出ないという問題点があると思います。その点で資料請求として、2番です。夜間勤務手当、昨年度で結構ですので、夜間勤務手当を申請した校種別学校数とか、もし教えていただけるなら、実際そのような学校がどのくらいあるのかな。私たちが勤務している中で、すごく皆、働いているのに、なぜつかないんだろうという疑問があります。自らそれを要求するものかなという、ちょっと疑問もありますし、実際夜間の業務を行う際に、どのような手続きが行われてっていうことを管理職が理解していて、業務にあたらせているのかどうかというところも把握していただきたいなと思っています。周知徹底をお願いしたいと思います。それと、養護教諭が宿泊行事への引率が困難な場合、看護師等を引率したとして求めている学校が多くあります。その場合、手配は各学校に任されていて、今コロナの状況で看護師の手配が大変難しいと聞いています。そのような場合、引率する看護師の手配等、委員会としてどのように考えられているのかな。どのようにされているのかなというところも知りたいですし、実際、手配をお願いしたいです。皆さんすごく苦労して、旅行会社とかけあったりとか、知り合いの看護師さんに声かけをしながらでも見つからない場合は、持病がある方が引率、体を無理して引率されているという現状があります。実際、資料請求にも書いているんですが、看護師同行した件数と派遣の内訳、もし可能でしたらインクルーシブの巡回看護師さんの派遣の数とか、民間で引率した数等、把握されていましたら資料請求したいと思っています。看護師の引率の手配等も委員会の責任で行っていただきたいと思っています。

3番の定期健康診断に関する労働について、このコロナの感染対策の中で、特に医師の行う検診については、感染対策のため、ちょっと専門的知識のある者が、養護教諭だけではちょっと難しい面がたくさんあります。以前、検診の介助者という制度があったんですが、ぜひ復活させていただきたいと思います。他の教職員の協力ももちろん得ていますが、それでも尚、難しい業務等があります。安全に行うために介助者の派遣を要求したいと思います。

あと4番、就学時健康診断に関する要望です。就学時健康診断の実施については、法律上も大阪市教育委員会の責任において実施するものとなっています。実施要項にもそのような記載がある中、今年度も各学校での実施というかたちで通知が来ています。これまでもずっと言ってきましたが、各学校の現場に業務を押し付けないことを要求したいと思います。その他の部分では、あまり特に大きく変わったところがないので、以上です。 

はい。ありがとうございます。では、続きまして、栄養教職員、お願いします。

栄養職員部におきましては、まず1の(2)です。民間委託ということで、大阪市の方では順次進めていかれる方向とは思っていますけれども、給食の水準が低下することのないように民間委託業者にもしっかりやってくれてるところと、そうじゃないということもまた聞いたりしておりますので、責任をもって検証、指導を行っていただきたいと思っていますので、よろしくお願いします。

3番、給食の無償化については、先ほど事務職員部からもありましたが、収入差別なくということで、また来年度もぜひ実施の方向でお願いしたいと思っています。

(10)のところですが、やはり中学校の食器についてです。やはり今の三つ切り皿では盛りきれないという現状がどうしてもあるので、40人近いパンパンの教室の中での給食、おかわりに行くにも行く時間もないし、なかなか大変ということもあるので、カレー皿等もあると思いますので、それの活用とかについて検証を続けていっていただきたいと思っています。また、今年度はかやくご飯を新たに実施、学期に1回実施されることになりましたが、その喫食状況とか等につきまして検証されているのかどうか、お伺いしたいと思います。また、今後増やしていく方向にもあるのかどうかもあわせて教えていただきたいと思っています。

大きな2番の方ですが、2番の(2)です。栄養教員の配置、追加で配置をぜひお願いしたいと思っています。今年度も今、私たちでは11名合格していると思っています。今年度、講師がどんどんというかたちで即戦力ということにはなっていくとは思いますけれども、やはりコロナ対応で休校後の対応とか行事変更等による対応も含めて、ぜひ増員をお願いしたいと思っています。安全安心な給食を実施するためにも、栄養教員の増員をお願いしたいと思っていますので、よろしくお願いします。また、栄養教員の代替も、栄養教員でということで大阪市独自の政策もお願いしたいと思っています。

配置に関わっては、4番のところにもありますが、区の不均衡はやっぱりまだまだ否めない状況です。今、コロナ禍でなかなか栄養教育推進授業にも出向けない状況ではありますけれども、今は親子給食実施移行への配置が主になっているとは思っていますが、大規模校への栄養教諭を配置していただくことで、また推進授業に出向いていかなくても、その学校での栄養教諭がいるというふうなことにはなっていきますので、そのあたりも含めて、配置も計画的に実施していただきたいと思っております。また、資料請求の中にも入れさせていただいてはいますが、職への指導への対応、加配の配置校についても今年度と同様なのか。小学校、中学校、どのように配置していただけるのかも、お答えいただきたいと思っているところです。

5番のところにも書かせていただきましたが、栄養管理室におきましては中学校への配置も、今していただいておりますし、増員もしていますので、整備をしていただきたいと思っています。空き教室を使ったり、倉庫とかを利用しているところも多くありますし、また、たしか調査もされていたと思っていますので、その結果等もどうなったのかも教えていただきたいと思っていますので、よろしくお願いします。

資料請求の方は、自校炊飯校が今年度は中学校はすべて、自校炊飯がなくなって委託校に変わりましたので、かやくご飯との関係で、ですので、その実施校一覧表をぜひお願いしたいと思っています。

また、新たに増やしましたのは、下から2つ目の定数内の学校栄養職員数及び妊娠負担軽減等が、育児短時間勤務への臨時的任用の学校栄養職員の数を教えていただきたいと思っていますので、よろしくお願いします。以上です。

私も学校で給食とアレルギーの仕事をしているんですけど、このコロナの関係でいっぱい何か来るんですけど、それを熟読する暇がなくて、担任もしてますので、だから栄養教諭がいない学校の給食の仕事の負担というのの実態をぜひ掴んでいただく努力をしていただきたいなと思います。お願いします。

私の方から、6点ほど説明させていただきます。まず要求書の方はご覧いただいて、誠意ある回答をいただければなと思っておりますので、よろしくお願いします。年度末なんかとんでもないですよとは思っていますので、よろしくお願いします。

まず要求書の6番のところの、専門職員の配置のことについてです。養教部の方からも話ありましたが、看護師の配置に関しては、障がい児教育部でも、しっかりと市教委の責任として配置をしていただきたいというふうに思っています。学校で探さなきゃならないというのも、そもそもどうやと非常に思っています。加えまして、いわゆるその医療的ケアではない、でも医療的な見守りの必要な子、てんかんであったりとか、1型糖尿病であったりとか、血糖値の測定であったりとか、そういう子たちに対する看護師の配置もぜひ進めていただきたいなというふうに思っています。現状、各学校の予算の中で校長戦略予算がみたいな感じの話になってしまうんやけど、それは保護者が求めるとこではないというふうに思っています。ある保護者の話では、そんなわざわざしてもらわないと、ついてもらえないのならちょっとっていう、我が子の安全すら、お母さんの口から、もうそんなんはいいですみたいなことを言わせてしまうようなのが学校の現状なんです。じゃなくて、当たり前のこととして、配置していただく。それをしっかり説得してやっていただきたいなと思います。障教部の要求なので、今から言うの、色んなこと被りますが、インクルーシブの方でどう考えてるのかというあたりも、ぜひお話しいただければなと思っていますので。

2点目です。2点目も同じく重なるとこなんですが、栄養教育の方でありました、個別対応給食の必要な児童についてです。これもインクルーシブとしてどうなんだというあたりも聞きたいところなんです。特にこの食物アレルギーじゃなくて、どうでもいいわけじゃないですよ、すみません、いわゆる摂食障害であったりとか、感覚過敏であったりとかっていう児童に対して、どう対応するねんっていうあたりなんです。きつい言葉になりますけど、そんなに悪気ないです。何て言うのかな。弁当持ってきたらいいですよっていう対応にどうしてもなってるところあるんですが、やっぱり一緒のものを食べさせたいというような思いがあったりもします。特に食を保障していくというのが大事なのかなと思っています。そこのところを、いわゆるインクルーシブ教育の中でどういうふうに考えてあるのかっていうのを、少し、ぜひぜひ検討していただきたいなというふうに思います。よくアレルギー食の数とかって出てくるんですが、そういう以上、段階食でもなく、もちろん段階食は必要なんですよ。細かく刻み食とかいるんです、子どもたちに対しては。発達障害の子たちに対する部分でも撤回をしていただきたいなというふうに思います。

3点目です。戻って9番になります。支援学校への転校問題です。これは本部要求から常々お話をさせていただいています。法的には転校は可能なんですよ。こまごま言いませんけども、権利条約もある中で、学校教育法の中で、どこで学ぶかは自由に選択、自由というか、その場の状況に応じて変更可能という文言があるんですが、なかなか実際問題、現場では、うん?あれ?っていうような実態がよくあります。ぜひ、市教委の中での認識の方を問いたいなというふうに思っています。まさか転校できないよみたいなことを言うはずがないと思ってるんですが、それはどうなんかなというあたりです。よろしくお願いします。

5つ目になります。ちょっとだいぶ戻っていただいて1項目め、コロナのことを書きました。色んな話で既に伝わっていますけども、特に障がい児教育で気になっているところは、今回のICTありきのパソコン持ち帰り、登校制限。あれはもうどういうことだというふうに思っています。持ち帰る時にタオルを持ってきなさいという指示を出さざるを得ないんですよね。そんなこと、振り回しながら持って帰る子もおる中で、スポンって抜けるよ。中には落としてしまったというような事案もあったりもするんです。持ち帰りうんぬんという話ではなくて、ありきで進んだ、あの事態は何を考えているんだというふうに、障がい児教育としては思っています。家に帰って、パスワードを入れてうんぬんかんぬんということを、果たして私たちが支援学級で担当している子たちは想定しているのか。いやいやそんなことないよね。全部お母さんやってはりましたという事態をしっかりと受け止めていただいて、大きな方針で決まる中で、やっぱり障がいのある子たちがどうなるかというあたりを、一つ一つ丁寧に考えていただきたいなというふうに思っています。長くなっています。最後です。支援学級在籍の子が非常に増えています。昨日、組合員にも色々話聞いたら、コロナの不安の中で不登校になったとか、すごく密なのが怖くて、支援学級から出られないとか、あるいは交流学級に行けないとか。逆に、支援学級に行きたいんだけども、支援学級もまた密だというふうなこともあったりもします。ぜひ、通常学級でいえば20人学級。支援学級でいえば定数改善であったり、学級数に見合った数の教室。8学級なのに、なんで4つやねんみたいな、2つやねんみたいな事態は、ちょっとよく理解できないんですけども、ここをしっかり改善していただきたいなと思っています。よろしく。長くなりましたが。。

では、今日は幼稚園部は来てないので、そこは省略します。では、次いきます。

臨時教職員部です。毎年こういう風に伝えてるんですけど、今年でいうと特に採用試験、一次試験結果出まして、合格された方、もちろんいてるんですけど、長期で臨時教職員やっておられる方が不合格。一次の時点で不合格。特に担任を経験してる方でも落としているという実態がありますので、そのへんを改善していただきたいということで、1番の(2)で、大学院の推薦であるとか、養成講座を受けてる方は、一次免除という扱いだと思うので、せめてその長期臨時をやってる方についても、一次試験を、面接も含めて免除にして、二次試験からという配慮をしていただきたいなということを書かせていただきました。1の(6)、これも細かい話なんですけど、去年回答いただいたところで、健康診断の時期を夏だけではなく、1月にも入れていただくと、採用時に胸部X線検査の重複がなくなると。この間ずっと言ってるのは、採用時は教諭に変わるということで、X線を年休でいかなあかんという、そういう矛盾したこともあるので、そのへんの改善ということで提案させていただいています。

3番の(1)です。これも毎年言わせていただいています。正規と同じやった2級、要求・要望ということで、やはりその現場にいてて、多くの臨時教職員の方が、ごめんなさい、さっきも言いました、担任を持ったりとか、重要な体育主任であるとか、そういう事案もあったりもして、現場の中では給料表の違いで、給料は違うけど、仕事の中身ほぼ一緒ということがあったりもしてるんですが、厚生労働省が民間に向けては同一労働同一賃金という方針を出しているので、それに見合った給料表にしていただきたい。関東圏とか東北では、2級、講師になっても2級適用とかにしていただいているので、そういうところも大阪市にしていただきたいとはあるんです。

今回新しく付け加えたこととして、5の会計年度職員の問題ですけども、去年、障教部からかな、他の部からもあったと思うんですけど、会計年度職員に対して、採用時の条件であるとかが説明されていないということがありました。今年も人によって学校であるとか、他の学校でもいくつか聞いてるんですけど、実際、例えばコロナで休校が1ヶ月あって、その時にちょっと勤務時間を減らされたと。減らす事案もあった。それは年間時数決まってるから減らしたという、こちらの、学校側の中身やけどそれが一切、会計年度の方には説明されずに、なぜ急に勤務時数が減ったかということが分からない。よく聞いたら、校長先生からも勤務の実態については十分とした説明はなかったということで、もちろん現場で僕らも言えることなんですけども、やっぱり教育委員会からも通知出していただいて、会計年度職員の方に説明をするということを徹底していただきたいなと思って、書かせていただきました。あとは、以上です。

では、続きまして女性部、お願いします。

失礼します。女性部の要求書なんですけれども、昨年と変わっていません。女性部は学期1回、ママ友会議というのを持ちまして、ママが働きながら子育てをしている教職員の皆さんと要求書を検討するという、そういう会議もってます。その会議の中で、どれ一つ、今実現できてないな。まだ要求続けなあかんということで、同じような要求出させてもらっています。これが、これ実現できたから引っ込めようかというような要求書になるように、よろしくお願いします。  

特に2番の2番です。産休代替教職員を期日までに必ず配置すること。1学期はなんとかなりますよということだったんですが、8月産休まだ来てない学校。9月産休まだ決まっていません。10月産休とる予定ですけど、まだ決まっていませんっていう連絡が次々来るんですね。今、どのくらい産休講師待ちがあって、決まってないところがあるのかっていうのも、ちょっとこの機会にお知らせ願いたいです。それから、産休講師が来ていないという一方で、講師登録しているのに講師決まってないという、そういう声も聞くんです。なんでやっていう組合員さんの声も聞いてますので、そのへんちょっと教えてください。

それから女性部としては、4番の妊娠障害休暇14日認めること。これ1週間が、前は14日あったのに、今は1週間しかない。もう一回14日にしてもらわれへんかなというのが、妊娠されている方にとって非常に強い要求です。前回、妊娠障害休暇をとった人の人数というふうに、職員がが100人の人が妊娠障害休暇とってるというふうに分かりました。非常に多い数ですというふうに、交渉の時にもおっしゃったと思うんですね。それ、やっぱり7日では足りへんな、2週間いるよっていうこと、強く感じていますので、たくさんの人が要求していますので、そこのところ、よろしくお願いします。

それから、9番です。不妊治療不育治療についてです。今現在、大阪市は5日の職免というふうになっています。国の人事勧告では、5日プラス5日というふうに勧告されています。国の動向をうかがうというのは、毎回おっしゃっていましたので、このへんも国並みにするのか、国以上にするのかというのも検討していただきたいなと思います。市教の女性部としては、その不妊治療の日数制限設けないことというのが要求なんですが、せめて国並みの5日プラス5日はできるよねというふうに理解しています。それから、不育治療のための休暇。これも不育治療というのがだんだん認識されるようにはなっていますので、そのへんの検討もよろしくお願いします。 

それから、4番いきます。セクハラ、マタハラ、パワハラですが、まだ女性教職員に対してのパワハラは聞いています。そのへんも防止施策、よろしくお願いします。

2番。育児部分休業の勤務情報システムを使った取り消し方法を簡素化することっていう。去年は管理運営事項であるというふうにおっしゃられたんですが、打刻で、ちゃんと出勤したよ、その時間内に出勤したよということが証明できているのに、パソコン開いて、パソコン立ち上がるの遅い。システム立ち上げて、それでもう時間過ぎてしまうんですね。出勤時間。そのへんが打刻でもって出勤というふうにできないのかというのが要求です。管理運営事項といってはねられましたけれども、賃金に関わってくる問題ですので、今後ともよろしくお願いします。以上です。

産休、育休代替来ないというところで、だいたいの数字とか分かってたら教えていただきたいんですけど。

(市教委)    

今ですか。

(組合)     

はい。

(市教委)    

ちょっと持ち合わせてないので分からない。

(組合)     

足りてないですよね。

(市教委)    

ちょっとそこはすみません、我々、担当ともそのへん何もやってなかったので、申し訳ない。

(組合)     

分かりました。じゃあ本部の方に。本部の要求書に関して質問していきます。

      

今回は主に青年講師の働き方についてです。18番の6番のところです。コロナ禍で青年教職員がオンライン授業の導入を始め、ICT機器の準備などの業務を任されている現状がある。担当職務に負担がかからないこと。実際どのようなことが起こっているかというと、例えば、青年講師は専科を担当したりします。その専科だから、担任じゃないから空き時間、その空き時間に、ちょっと今から何々の設定するから手伝ってとか、これ運ぶから手伝ってとか、放課後もそうやって、ほいほいほいほい駆り出されるという現状があります。空き時間というのは、もちろんその子が専科とかしてることで、準備しなきゃいけない時間のための空き時間とか放課後なのに、そのICTの何か手伝い、雑務に駆り出されて、自分のすべき仕事が後回しになってる。正直、青年講師だから先輩にちょっと手伝ってとか、これ今からやらなあかんからお願いとか言われたら、はいはいって言わなきゃいけなくて、結局、自分のことは後回しにしてるっていう現状があります。もっとひどいことがあれば、ICT担当の先生は本来、例えば特支の先生だったとしたら、自分の特別支援の授業とか担当を放ったらかしてでも、特に今回コロナ禍で、明日パソコンを持って帰らなあかんとか、明日までにとにかくこれを設定しなあかんってなったら、それを放っておいてでもやってるという状態があります。担任でも、自分のクラスをちょっと自習にして、ばーっと他のクラスのフォローに回ったり、駆けまわったりしなきゃいけないようなことまで起こっています。今ちょっとこのコロナ禍によるICTについて、特にやっぱり青年たちが、そういう、何かに残らないような雑務にたくさん追われているってことがあるので、ICTにそういう駆り出されるということがないような、人員の配置、支援員をお願いしたいと思います。

次、研修についてです。今回コロナ禍において、オンライン研修、リモート研修等増えている中で、研修自体ができなかったりとかもあったんですけども、いきなり初任者研が1,2次研になるような感じで、5年次研が3,4,5次研になって、中堅、10年次研も、中堅ってなって、9,10,11みたいな感じになって、何かどんどんどんどん、減らしてほしいって言ってるものが、増えていってるような感じがするんです。そもそも初任者研修自体を減らし、1,2年次とかにしなくてもいいように、1年次だけでおさまる量にしてほしいという要求なのに、何かどんどんどんどん膨らんで膨らんでいってるような感じがあります。そうやって、コロコロ研修の年次研修が変わってしまうことによって、私の知り合いでは、そもそも自分は中堅研修やのに名簿からもれてたみたいなことも起こってたりします。私たちは、そもそも研修を減らしてほしいんです。なので、法定研修に、教育公務員特例法に定められている法定研修の初任者研修と中堅研修以外の年次研修というのも、やっぱり大幅に減らしてほしいということがあります。実際、コロナ禍で一回、研修ができなかった時期に、私、初任者の担当だったんです。今日も、今回もちょっと研修見送りになりました。中止になりましたみたいな連絡がきて、その子と私がすごくゆっくり話ができたり、その子の困ってることに寄り添えたりとかして、学校で十二分に研修できてたんです。でも今、オンデマンドとかが増えて、研修ちょっと今から用とらなきゃいけないんですって、すごい慌ただしく、逆になりました。大事なのは、どこかに行って研修するじゃなくて、学校の中で学ぶ、ゆとりを持って、教材研究とかができるような時間が欲しいです。

次の、それと重なってるようなところが、20番の(6)番のメンター制度についてです。これは本当に私たちも青年部で集まって話をしてると、これどないなってるねんってなるのが、正直、メンター制度です。メンターになる人によって、随分、学校での実施内容が違うという実態があります。私もメンターになったことがあるんですけど、その時は10年次ぐらいの人が下の子と上の先生方をつなぐような役割としてメンターが設置されて、そういうつなぎの目的があるよというように教えてもらって、なるほどと思って、ベテランの先生の、じゃあこの国語の研修してもらって、下の子つれて国語の授業の研究しましょうとか、そういうことなんかなっていうふうに、私やってたんですけど、それも人によっては、メンター自体が若手呼び寄せて、何か知らんけど、いっぱい研修してるけど、ベテランの先生たちは、あの子たち集まって、一体何やってるんやろうみたいなことも結構あるんです。そうなるとつなぐ役目どころか、上と下が仲悪くなったりとか、分断するみたいな事態が起こったり、メンター研修という名前を使って、管理職がやたら若手に研修してるけど、何の研修してるんやろうって言って、ベテランの先生が知らへんっていうことがあったり、メンターになった子が、正直何をしていいか分からへんから、年度当初、計画は出したけど全然進められませんでした、ほとんどやってませんみたいなこともあるし、逆にガンガンやる子やったら、どんだけ忙しくても、やたらまたメンター研修、またメンター研修なんですって言って、若手の子たちが自分の学級の仕事をする時間がなくて困ってますみたいなことも起こったり、正直、学校によっても実態がめちゃくちゃな状態なんです。そうじゃなくても、さっきも言ったように、色んな年次研修が膨らんでるような感じもあるし、ICTだったり外国語だったり、新しく入ったものの研修は全員せなあかんような研修もボンボン盛り込まれてるような中で、さらに自主研修をやりなさいって言われると、本当にメンターの子たちがすごい、どう動いていいか分からへん。上にも下にも挟まれて、ただただ気遣って終わるみたいなこともあって、あまり機能してないという実態があるかと思います。なので、そもそもこのメンター制度がなくとも、研修というのは年とかではなく、この研修は受けたかったら皆が受けるという自主研修とかですればいいだけの話で、メンター制度をつくることによって、変なひずみが起きてるようなことがあります。なので、もっと校内で先生たちが自由に研修、本当にやりたい研修とか、本当にやりたいメンバーで行えるという、もう少しゆとりを持った時間が欲しいというのがあるので、そもそもこのメンター制度なんていうものがなくとも、やっぱり必要な研修はしてるという私たちへの信頼が欲しいなというような話を青年部でもしていました。なので、全体的に研修を正直減らして、先生たちがゆとりを持って、自分の、自己の研鑽に励めるようなシステムにしてほしいです。以上です。ありがとうございます。 

本部の要求の項目です。

すみません、3つほど言わせてもらいます。まず1つ目、先ほどの臨教部の方の、臨時教職員部の方の3番の(1)ですね。非常勤の方の賃金のことですけれども、2~3年前ですかね。回答で、仕事が違うから給料が違うみたいな話をされましたけれども、私、中学校ですけど、中学校の話でいくと、正規の職員以上に頑張っている講師の方、たくさんいらっしゃいます。例えば担任をしている、あるいは生指部長をしている。場合によっては、生指主事をしているということもありますし、3年生で担任で学年主任を急にやらされてるという方もいらっしゃいます。多分自分たちの立場が弱いから、言われたらノーと言えないのかなというふうに、正規の教員以上に働いているのたくさんいらっしゃいますので、やっぱり働きに見合った給料必要ではないかな。1級と2級に分ける意味はないんではないかな。やっぱりぜひとも、2級にまずしてもらいたいな、するべきだろうと思っています。これが1つ目。

2つ目は、本部の方の1番、2番とちょっと関係があるのかなと思う。実態をちょっとお話しさせてもらおうかなと思います。まず1つ目ですけれども、8月の頭に、ある先生がコロナに感染されました。最初、しばらく自宅療養ということでいたんですけれども、急変しまして入院されました。一時期、本当に意識不明でICUに入りっきりで、もう危ないんではないかというところまでいかれたんですけど、何とか持ち直してICUからは出られました。でも、まだずっと休まれてます。もう一月以上、休まれて、この先もどれぐらい休まれるか分かりません。っていうことで、まあ言ったら、穴があいてる状態です。でも、これ病欠ではないので、講師が来ないということで、緊急事態ですので、そのへんのところ、緊急事態に応じた部分で、病欠じゃないから、特休ですので講師は無理というのではなくて、こんな事例がこれからも色んな学校で出てくるかと思いますので、コロナで長期療養で学校を休まなければいけないという場合が出てきた時には、それは柔軟に講師の方を学校の方に寄越してほしいなと思います。支援員というかたちで、人数は来るらしいんですけども、やっぱり支援員と講師は全然違いますので、できる仕事もまったく違ってきますので、穴埋めにはならないと思いますので、ぜひとも病欠1ヶ月とかそんなことではなくて、コロナでも特休でも一月以上、二月かかる、長期になる場合にはやっぱり柔軟な対応で講師を寄越してほしいなというのが、まず1つです。

それから働き方改革、仕事に関してということで、そっちにベクトルは向いてるはずなんですけれども、コロナ感染出たら聴き取りしなさい。おかしいと思います。我々の仕事ではないと思いますので、すぐにでもそれはちょっと違うんではないかなと思うにも、要求どころか、今すぐでもという感じで思っています。そんな時間、はっきり言って、そこまでそれをするまでの時間もないです、現場では。オンラインのことはせないけない。消毒はしないといけない。休んでる子、あるいは保護者の対応もしないけない。普段の授業やなんやかんや、それにまだプラスして、こんなことまでさせるのか、ひどいなというのが正直なところです。そのへんのところはやっぱりもう一度、再考していただきたいなと思います。以上です。

すみません、研修がオンデマンドで動画とかになることが今、増えてると思うんですけど、結局それを勤務時間内に見れずに、勤務外に見てる学校も多かったり、データは持って帰ったら家で見れるけども、どうせやったら家で見たいという子もデータを持って帰れないから、例えばパワーポイントやったら50枚ぐらい刷って持って帰ってるような現状もあるので、勤務時間内にそういう研修が、学校でやるんやったらやるで、終わるような時間設定をしてもらえるように、そこだけかけてほしいです。すみません、追加しました。

要求項目のところ、ちょっと整理したりとかして、もう色んな人が言われてるので、ICTのことは別立てで項目あげています。それから、定年が65歳まで引き上げられる場合に、今やってる55歳で昇給ストップっていうのが、労働条件というか、私たちの生活に大きな影を落とすし、やっぱり労働する環境とか、労働する側の心境としてもどうにかならないのかということが論議にあがってきたので、この項目をあげています。ただ、変わらない部分もありますけれども、コロナ禍のことで要求項目が随分増えています。言い忘れたことないですか。委員長。

ないです。

はい。以上で私たちの要求は終わらせていただきます。

今、それぞれの専門部からたくさん出させていただきましたけれども、検討いただいて、よろしくお願いします。

 

(市教委)    

ただいま、大阪市学校園教職員組合の皆様方から、色々と労働条件の改善に関してご要求をお聞きしたところでございます。また、冒頭、委員長の方からの挨拶の中でありましたように、日頃から、昨今、コロナ対応等でご尽力いただいていることにつきましては、この場をお借りして感謝申し上げます。本日、多岐にわたる要求につきましては、その趣旨を踏まえまして、今後、各所管等とも十分検討を重ねまして、勤務労働条件に関わりましては、誠意をもって協議してまいりたいと存じますので、本日のところはよろしくお願いいたします。

令和4年3月11日(金)

大阪市立学校園教職員組合からの年間要求申入れ交渉(事務折衝)の議事録

(市教委)

では、昨年の9月9日にいただきました各部からの要求書につきまして、今回、お手元の資料の方に項目分類表ということで、交渉事項等の整理をお示しさせていただいております。また、現時点での我々の方からの回答案につきましてもご用意させていただいておりますので、またご確認のほど、よろしくお願い致します。本日ですが、要求内容のうち、新規事項につきまして、こちらの方からご案内させていただきますので、そちらの確認が終わりましたら、またご質問等、順次、お願いしたいと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。それでは、まずはじめに、本部青年部の方になるんですけれども、今回新規事項につきまして、全部で8点頂戴しておるところでございます。1点目は要求項目の2番、新型コロナの感染者が出た場合の措置についてに関する事項でございます。2点目が要求項目の7、教職員の配置についての事項でございます。3点目が要求項目8、こちら端末を活用した授業の実施に関する事項でございます。4点目が要求項目の11、こちら定年延長に伴う給与条件についての事項でございます。こちらの要求項目11につきましては、交渉事項ということになります。5点目が要求項目18の(6)、ICTを活用した授業についてでございます。6点目、7点目、8点目につきましては要求項目の20、括弧2,3,4、研修の軽減等についての事項でございます。本部につきましては以上です。続いて女性部の方につきましては今回新規項目はございません。続きまして養護教職員部につきまして、今回1点ございます。要求項目2の②、夜間勤務手当についての事項でございます。こちらは交渉事項ということになりますので、よろしくお願い致します。続きまして栄養教職員部につきましては、新規事項の方は、項目の方はございません。続いて幼稚園部ですね。今回1点ございます。要求項目3の⑩ですね。主任を補佐する職員の配置についての事項でございます。続きまして障がい児教育部ですね。今回1点ございます。要求項目1の(3)、こちらもICTを活用した授業についてでございます。続きまして事務職員部です。今回1点、要求項目2の④ですね。共同学校事務室についての事項でございます。最後、臨時教職員部。今回1点ございます。要求項目5の(1)、会計年度任用職員の採用時における勤務労働条件等の明示についての事項でございます。こちらにつきましては交渉事項ということで整理をさせていただいております。新規項目についてのご説明は以上でございます。それでは順に質問等、よろしくお願い致します。


(組合)

失礼します。それでは養護教職員部から。


(組合)

はい。お伺いしたいのですが、2番の6、②の交渉事項の宿泊を伴う学校行事に関する労働のところの、勤務の割り振りのところの、夜間勤務手当の周知徹底についてです。ここの部分では資料請求で、夜間勤務手当を申請した校種別学校数を一応挙げていたのですが、実際、夜間勤務手当どれぐらいの件数でもいいんですけど、実際に上がってきてるのかな、どうなのかなというのがあって、私たち声がかかることが全くないので、夜間勤務っていうこと。どんな状況ですか。教えていただきたい。


(市教委)

はい。それ、資料につきましては、すみません、今現在集約中ですので、交渉当日、またそこはお聞きいただいたらご説明させていただきます。


(組合)

同じく2番の1についてなんですが、新規項目で管理運営事項ということで、私たちの宿泊行事の引率についての条件整備については管理運営事項となっていますが、何かどのようなことを考えられているとか、今現段階で労働条件の部分で何か課題であったり、何か改善しようと思っていることとかがあるか等を教えていただきたいと思います。


(市教委)

宿泊業務、割り振り変更自体は制度として、勤務制度としては別に職種を、この職種の方向けとかっていうかたちで限定してるものでは当然ないので、実際そのご従事、どの方、どの教員の方、教職員の方を従事、宿泊行事に従事していただくかというところにつきましては、基本的には学校園、校園長の裁量といいますか、ご判断のもとになるのかなと思っておりまして、その条件整備というところが、ごめんなさい、ちょっと具体が、どういうことをイメージされてるのかっていうのがちょっと分かりかねるんですけれども、基本的に泊行事のあり方とかっていいますか、実施も含めて、そこは勤務条件とはちょっと異なってくるところかなというところで、こういうお示しにはなってるんですけど、何か具体にこういうことっていうのは、何かある、お示しいただくことはできますかね。


(組合)

例えば宿泊行事は、養護教職員が必ずしも引率しなくても実施ができることになっているのですが、子どもたちの健康管理の面で養護教員が引率することを求められることがほとんどなんです。各学校。で、健康の状況とか家庭の状況によって引率できない場合は、例えば学校の経営、校長戦略予算等で看護師をその時に来ていただくとか、色んな手段で現場は対応しているんですけれども、その看護師もなかなか見つからないっていう状況で、養護教諭が体の調子が悪いにも関わらず引率するとか、そういった実態があります。引率への強要まではいかないんですけど、すごく圧があるということが、来てほしいという思いと、断り切れないような状況があって、何らかそういうところで健康を害する要因につながってる現状があります。そういう声も上がってきているので、看護師の派遣だったり、そういう整備がないので、各学校とても困っています。そういう面でも、何らか教育委員会として、何かそういう宿泊行事への保健とか、看護師だったり、養護教諭の引率に関する、ちょっと指針じゃないですけどね。そういったことを学校がただ考えたらいいっていう問題ではなく、方針というか、そういうものを出してほしいんです。結局この引率については2番の夜間勤務の部分にもつながりますが、養護教諭自身がすごく健康診断等、忙しい時期に引率にも行き、体調を崩す原因になっている側面もありますし、何か、ただ現場に学校の工夫で養護教諭が行けない場合は、他の教職員がとかそういうものではなく、やっぱり子どもたちが宿泊行事に行く時は、保健的な管理っていうのは必ず必要なので、そういった部分をどんなふうに学校で取り組んでいくかっていうのが、私たちの健康の部分につながってくると思っていますので、そこが全部現場の工夫や現場が看護師を探すとか、そういう実態になっているので、何か方針だったり条件整備をしてほしいなという思いで、このちょっと分かりにくいんですけど、1にも挙げています。


(市教委)

なかなかその代替の方が見つからないとかっていうお話もありましたけれども、例えばその探すタイミングとか、例えばもう日程がある程度決まっている段階で、早めに探していただくとか、なかなかギリギリになって人の調整がつかなくて、実際に行こうと予定されてた方が体調崩されてとかっていうことで急遽っていう場合もあるとは思うんですけれども、そこはなかなか、すみません、じゃあ一律職員を配置しますとかっていうことに多分ならないと思うんですね。我々勤務条件の制度の担当しかここにいてないので、あくまで振り替え、宿泊業務に伴っての泊行事の振り替えとかっていうご案内しかできないんですけれども、ちょっと人の配置とかになってきますと、我々の管轄ではないので、今おっしゃっていただいた内容につきましては、一旦お持ち帰りさせていただきまして、交渉当日、こういったご指摘といいますか、ご意見が出ますということで、担当の方には申し伝えておきますので、そこでちょっともう一度改めて問うていただけたらなというふうに思います。


(組合)

看護師派遣の説明と、それから学校園における働き方改革推進プランをつくってるわけやから、その中に宿泊引率が度重なって養護教諭の負担にならないようにとか入れていただいたらいいんじゃないですか。ということを検討してください。今の話で言うとね。入れるのかどうか。全体的にはその働き方改革推進プランについて私たちも一定評価してる部分は評価して、交渉の中でも言ってますけども、後でも出てくると思いますけども、コロナの関係でせっかくそうしているのに、いや実態はもう過重になってるということやから、より進めてくれ、改善してくれっていう要求を出してるので、そういう関連で養護教諭、その養護教職員の負担増にならないようにという、全体として進めなきゃならないというのは出せると思うんですけどね。その上で学校園で考えるのもあるし、看護師どうやってもっと、そもそも増やせとか、予算を増やせとかいう要求になるわけでしょうけど、こっちはね。でも予算となると管理運営事項ですよってなるんだけど。


(市教委)

働き方改革推進プランも始まってまださほど年数も経っていないところですし、これから恐らく継続して進めていく、一歩一歩進めていくことになろうかと思いますので、当然そういった学校園様、皆様のご意見というのも聞きながら、順次、取り組んでいくことになろうかと思いますので、ごめんなさい、今すぐ何かじゃあ今日、今回の交渉でご意見をいただいて、すぐ何かじゃあ一気に進むかって言ったら、ちょっとなかなかそこは難しいところもあるとは思うんですけれども、そういったご意見も出てるということに関しましては我々としましても、こういった交渉の場でご意見いただいているところでございますので、受け止めさせていただきます。


(組合)

就学時健康診断のことはいいんですか。


(組合)

就学時健康診断の。


(組合)

今の時点で言えることを教えてくださいとか。


(組合)

はい。そうですね。


(組合)

いや今年どうなってるのか実態。


(組合)

負担を軽減するためにちょっと考えていただいているという回答をいただいているのですが、何か今年までと来年度以降、何か変化する部分があれば教えていただきたいと思います。


(市教委)

ちょっとごめんなさい、今、我々、勤務条件なので、直接の業務は、ごめんなさい、担当していないので、じゃあこれですって今、手持ちはないんですけれども、はい。昨年度からの進捗といいますか、そういったところを確認されるということで承っておきます。


(組合)

ずばり言って、市民団体の交渉では、何らかのことを考えてるという回答出てるんですね。


(市教委)

答え、出てるんですね。はい。


(組合)

それやったら言ってもらった方が。


(市教委)

分かりました。


(組合)

ああそうかと。考えてくれてはるんやと。


(組合)

ありがとうございました。


(組合)

それでは続きまして栄養教職員部。


(組合) 

はい。よろしくお願いします。1番の(3)に書かせていただいていますように、学校給食費については、私たちの希望はやっぱり収入の区別なくて、全員無償っていうふうにお願いはしたいと、常々申し入れをさせていただいております。次年度についても今年度同様、生活保護世帯と就学援助の世帯については、それぞれの費用から負担というかたちで実施されるかどうか、教えていただきたいと思っています。1の2につきましてですが、民間委託事業については毎年進めていかれているところなんですけれども、令和4年度についての増える校数と、小中の校名も、もう決定されてると思いますので、入札も終わっていると思いますので、教えていただきたいと思っています。1の10についてですけれども、食器のことはずっと継承していることとかもお聞きはしているのですが、小学校の1.3倍量を小学校と同じ食器で食べるというのはやはり無理があるし、盛り切れずにおかわりする時間はもうないっていう中学校の現状があって、残食も多くあるのが現状です。食べきれないと意味がないので、私たちとしては、前もカレー皿とかの活用等についてもお伺いしてたんですけれども、大椀をもう少し大きいものにするとかっていう検討はされていないのかどうかもお伺いしたいです。前に使う大椀がもっと大きかったら、汁物、大おかずの方が残ってくる確率は少ないですし、もっとちゃんとした、食べてもらえるのじゃないかなというふうに思っていますので教えていただきたいということと、今年度からかやくご飯の導入がされたわけですけれども、その喫食状況の検証の結果がどうだったのかと、来年度以降、回数を増やす方向等も考えておられるのかどうかを教えていただきたいと思っています。それと、2番の(5)に関わるのですが、いつも栄養管理室は予算の関係で無理ですという回答しかいただいておりませんが、やっぱり中学校の配置も増えて、空き教室とか倉庫を利用してる学校もありますし、調査もされたと思っておりますので、その結果も教えていただきたい。どんな状況で皆、栄養管理室として使用しているのかの現状も教えていただいて、その結果、どうしていこうかなというふうな方向性もあれば、一緒にお伺いしたいと思っております。資料請求の方にも書かせていただいていますが、食の指導への対応加配の配置校につきましては、来年度も今年度同様の配置状況になっているのかどうか、要求している、結果も出ると思いますので配置状況を教えていただきたいのと、今年度新たに指導主事の新設を栄養教諭、養護教諭していただいたと思いますが、何名の指導主事が配置されることになるのかなっていうのと、それに伴って、今現在は教育委員会の方に総括栄養教諭が配置されてると思うのですが、指導主事の新設に伴ってその立場はなくなるんでしょうか。そのあたりも教えていただきたいと思っています。以上です。


(組合)

どうですか。何か答えていただけることがあれば。


(市教委)

すみません、ちょっと。さすがにごめんなさい。我々も、ちょっと、はい。頂いた内容は連携させていただきますので。はい、すみません。


(組合)

次は幼稚園部なんですけども、幼稚園部は、今日は出席しておりませんので、ちょっと私が先ほど、これ回答を見させていただいてお聞きしたいことというか、どうなんだろうなということを拾っていったんですけど、まず3の④、プール遊びのことについて回答が変わってるということで、これは回答なんですけど、後半に新型コロナウイルス感染対策の防止の観点からというところがあって、それ以降が変更になってるということなのかなということで。


(市教委)

3の④。


(組合)

プール遊びの指導が教職員の健康を破壊している要因になっている。労働条件の悪化につながらないように、プール後のシャワーってなっているところが、昨年度3,4の文言変更って書いてあるけど。


(市教委)

文言変更って、ごめんなさい。要求書の文言変更。


(組合)

こちらの方の。回答は変わってないということですか。


(市教委)

回答については、はい。


(組合)

そうなんですか。


(市教委)

今、ちょっとごめんなさい、我々が今把握している中では、はい。


(組合)

分かりました。回答変わってないんだったら、多分去年もこれ言ったんじゃないかなと思うんですけど、教職員同士の連携を取り合い、プール遊びの指導ができるようにということで、色んなこの、水分取りなさいとか、連携して健康保持しなさいとか、プール後のシャワーをしなさい。プール後のシャワー等の条件整備を行うことっていう要求に対して、プール後のシャワーの注意喚起っていうのが、もう意味が分からなくて、これだけのことをしようと思ったら、3の①の休憩時間を保障することなんて到底できませんし、このことを指示しております、指示しております、指示しておりますって3回ぐらい出てくるんですけど、この指示を守ろうと思ったら、保育の方に時間がいかないし、無理だと思うんですよ。幼稚園って数少ないので、だから同じ文言であるっていうことが、変わってるんだとこちらが誤解したんですけど、変わってないということをお聞きして、ちょっとそれ考えられないなと思ったのでお伝えください。3の14の再任用教員の短時間勤務制度を認めることっていうことに関しても、ほとんどが何か担任を持っているので、フルタイムを基本としていますっていうことなんですけど、要求項目自体が短時間勤務制度を認めることっていうふうになってるので、ほぼほぼ現場の人が、今の、回答の真ん中あたりに、教職員の個別事情に応じて短時間勤務は制度上可能となっておりますって書いてあるんだから、その可能であるっていうことをもっとちゃんと知らして、1人でずっと担任するのが難しいんやったら、半分半分でいってくださいとか、だから短時間もいけますよとか、そういうことも可能だと思うので、これが全然知らされてないままで、フルでないとあかんねんやっていう現場の認識があるので、そこを制度上可能となっているって言うんだったら、もっとちゃんと周知徹底して、それが運用できるようにしていただきたいなと思いました。じゃあ続きまして、障がい児教育部お願いします。


(組合)

後ろからすみません、失礼します。まず、項目分類表のところの12番は網掛けをとっていただけたら。交渉事項だと思うので。休憩時間のことなんですけど。去年もあったんですけど、すみません。回答は幼稚園の方でまとめて。


(市教委)

休憩時間の話ですね。


(市教委)

すみません、ちょっと色が、ごめんなさい。おっしゃってるご趣旨はまとめてっていうところなんですけど、確かに交渉事項なので、網掛けっていうのはちょっとごめんなさい。すみません。そうですね。はい。はい。すみません。


(組合)

6番。


(組合)

回答の方、拝見しました。また当日やりとりかなというふうに思っています。で、管理運営事項にはなってるんですが、担当課の方、来られるかと思うので、ちょっとやりとりを、もしくは説明をと思っている項目をあげさせていただきます。


(市教委)

はい。


(組合)

まず、1つ目がインクルーシブの方が来られると思いますが、定数超えの状況があるんです。障がいのある子たちを含めると、通常学級でも学ぶ機会がすごく多いんですけども、40人を超えるとか、そういうような状況で、かなり担任としては仕事上すごく負担がかかってるということがあります。本来はちょっと回答をいただきたいんだけども、実は数年前からかなり詳細なデータをいただいているんです、資料請求の中で。この学校が本当は何学級なんじゃないのかなというのがあって、前向きに意識は持ってくれてはるのかなというふうに思っています。市民団体の方では国に要請しているというふうな話はいただいているんですが、ちょっともしよければ、こんなふうな工夫を今後考えてるとか、そんなのがもしお話しいただければ、ちょっとすごく有難いなと思っています。加えて、その時話題にしたいなと思っているのが、既にオーバーしている学校で何らかのことをしているはずなんです。去年でいえば56人学級がある学校であり、今年も46人みたいなところがある、この間、市会の方で論議になったようですけども、じゃあそこ、実際どうしてるんだと。その職場の中ってどうなってるんだっていうあたりを、ちょっとお話しいただけると有難いなというふうに思っています。お伝えいただければと思います。続けて、講師不足の問題は多分話題になると思います。講師に関しては人事の方のお話になるのかなと思うのですが、これもインクルーシブの方にも少しお話伺いたいなと思っています。インクルーシブとして、支援学級の教員がいないっていう状況をどう捉えてるのかっていうあたりを、ちょっと話題にしたいなと思っていますので、障がい児教育部として特にそこがとは思ってるとこなので、また少し聞いておいていただければなと思います。恐らく支援学級の欠員の状況なんか掴んでると思うんです。支援学級に関して欠員状況を掴んでほしいというふうな感じで、最終的には話すると思います。来年以降、それが要求項目になるかなと思ってますので。


(組合)

いやいや。全国調査の大阪市の輝かしい4月1日、5月1日段階ゼロということやから、学級がある限りは配置されてるので、その病休とかの代替が入ってないという。


(組合)

そうです、そうです。すみません。年度途中でというふうなニュアンスで思っています。一番初めでゼロは多分それはないだろうと思うんですけど。


(組合)

私がもっと聞いてるのは、これひどい話で、通常学級担任が病休入って、代替講師が来ないから、特別支援学級の担任がそっちに回されるみたいなね。障教部が言いにくかったら私が言いますけども。そんなことでいいのかという話やね。配置されへんっていうことはそういうことやからね。


(組合)

そこらへんの実態調査は最終的には強く求めるつもりですが、まあそれは当日として、はい。インクルの方でそういうのを。さしあたり、あとは学級設置ですね。これも要求の項目で挙がってますが、特に管理運営事項になっていますが、例年障がい種別での設置、定数を守っていくというふうなかたちを確認の方はさせていただいています。話題にはしますので、方針の説明というふうなかたちで、こういうふうなかたちで設置はしてますというふうなことを、またお聞かせていただければなと。はい。


(組合)

それでは続きまして、臨時教職員部。


(組合)

よろしくお願いします。例年、管理運営事項なんですけど、採用制度については毎年言わせていただいています。ちょっとこの2~3年、コロナを受けての動向を見ながら色々考えてるんですけど、やっぱり1次試験で特例が、例えば大学院卒だとか、教師養成講座を受けた方は1次の筆記も面接も免除されてるというのもある中で、現職の講師の方が1次免除、筆記は免除やけど面接はあるっていう状況の中で、やはりちょっと採用制度というか、本当に講師の方に負担のないような採用制度がいるんじゃないかなと思っています。そうなってるかというと、今ぱっと見て分からないんですけど、今後もそういう話していきたいと思います。


(組合)

何番。


(組合)

1の(2)ですね。1次試験を全て免除っていうところをやっぱり実現してほしいな。今で言うと1次試験は講師の方は、面接はまだ残ってるんです。それはやっぱり現場おられる方にしたら負担であるっていうことで、2次試験から受ける選考としてほしいっていうのが要求です。あと、1級2級の話もまたさせてもらおうと思っています。他の交渉でも言ってるんですけど、やっぱり大事な問題なので、学級担任はもちろんですけど、学年主任も持ったりとかしてて、おられるので、させてもらおうと思っています。あと、新規項目で回答いただいてる、会計年度任用職員のことで回答いただいてるんですけど、労働条件の明示書を作成しということで、多分現場でいうと、特別支援サポーターさんであるとか、5番の(1)ですね。5番の(1)なんですけど、長いこと続けてるサポーターさんには、学校だったらあるんじゃないかなと思って、他の学校でもね。そう思って、ちょっとこれ書かせてもらったんですけど、さっきの話もあったんですけど、特別支援学級の問題にしたら、このサポーターがいないと、本当に学校が回らない状態になっているので、会計年度任用職員という非正規のかたちではありますけども、やっぱり現場では大事な職員さんなので、条件整備のところで、自分はどういう雇われ方されてて、何時間出勤しなきゃいけないのかとか、そういうのもちゃんと分かるようにしていただきたいというのも思っています。例えば講師の手引き、講師の方に手引きがあるので、講師の手引きの中に会計年度任用職員のことがあったか、今ぱっと出てこないですけど、もし書けるのであればそういう。


(組合)

会計年度任用職員の手引きがある。講師の手引きじゃなくて。それが徹底してない。とりわけ、時間額の話なんですよ。時間額のね。


(市教委)

非常勤ですか。


(組合)

そう。非常勤。無理解。逆に言うと、これ対応してもらいましたけど、12月までで350時間終わってしまったと。1月から来てても判子押すなというような例があって、いや対応していただきましたからいいんですけど、それ校長の無理解ですよ。それとちゃんと示してないから。起こってる、事実。だからそれこそ労働条件で、その内容やね。どういうあれで、上限あるなら上限あるので、我々なしにせえっていう面あるけど、それはちゃんと説明するというか、理解しないとえらいことになるよね。


(組合)

はい。以上です。


(組合)

そうしましたら、事務職員部。


(組合)

まず、交渉事項で1の1と2の1ですが、1の1については、色々お答えいただいてるのですが、令和2年度のことを書かれてるので、令和2年度はもう去年の交渉でこれ聞いてますので、令和3年度のことで回答をいただけたらなと思っています。それに加えて、1の1、2の1とずっと本市全体の動向ということで、ずっとこのお答えなんです。全く何か進んでないというか、進んでるのかも分からないような状況なので、もう少し詳しく教えていただけるものがあるのなら教えていただきたいです。1の②なんか特にあと2年経ったら定年延長で、また制度変わるんですよね。その中で定年延長もあるし、再任用もあるっていう、2つの制度が重なり合った働き方というか、なるわけですよね。そこで絶対矛盾出てくると思うので、その辺また回答いただければと思います。2の2です。昇格制度のことなんですが、普通に2級へ、1級から2級、2級から3級はもう筋道が立ってるのでいいのですが、3級から4級、主任、主幹については、人事委員会が実施する選考ってありますが、これは主任、主幹もこの人事委員会が実施する選考なのかどうなのかっていうのを教えてほしいのと、あと、以前かつて学校事務職員には、主任には試験があったんです。それはなんでかって言ったら、その前に昇任資格何とかっていうのがありましたよね。それがあったから、そういうことも踏まえて、きっちり公正公平に審査していこうということで、学校事務職員に試験があったんです。事務主任になるにあたって。それが大阪市になった途端になくなってしまって、指名というか、なんであの人がなるのっていうふうな疑念を抱くような感じにもなりかねんような採用選考に変わってるので、これはどうしたものかなと思っています。色々ずっとその前に3級の試験が学校事務職員にとってかなり負担になっているので、絶対試験を、本当は私の気持ちとしてはしてほしいです。やっぱり私たちは試験をして、試験に合格して事務主任になった世代なので、その方がもうはっきりというか、気持ちがいいです。ですので、今みたいに選考で、指名でするんじゃなくて、きっちりやっぱりはっきり結果が出るような試験をして、合格させていくっていうことは、すごく大事なことかなと思っていますので。次、パワハラなんですけども、この服務監察だよりで周知しておりますって書いてますが、だより来たら必ず見てるのですが、本当忙しい先生方とか管理職の方がどれだけ見て、校内で特に管理職については周知されてるのかどうか。結局、教育委員会は周知しておりますっていうのは、お知らせをメールで出すだけですわ。その後、学校でどういうふうにちゃんと本当に周知されているかっていうのが大事だと思う。それからあと、その後ずっと管理運営事項になっているのですが、まず新規事項の共同学校事務室の分ですが、これ交渉の要求をしてるのですが、それに対しても管理運営事項なんですか。


(市教委)

そうですね。勤務労働条件というよりかは、学校の運営といいますか、ごめんなさい、今ちょっと労使間条例、今手元にないので、この項目ですって明確に、ごめんなさい、ちょっとお示しはできないですけれども。はい。


(組合)

でも働き方が変わるんですよね。そうですよ。共同学校事務室に行って、行ってそこで働くことが出てくるんですよね。


(市教委)

いわゆる、私たちでもそうですけど、例えば部局変わりますとか、新しい部局ができます。そこに行きますっていうのは、当然勤務場所も変わりますし、ただそれが交渉、仮に交渉してそこに行く行かないとか、お互いに合意を持ってしていくっていう事案では僕はないかなと思うんですけどね。新しい部局ができ、そこに行く、辞令を受けて行くっていうのは、公務員として働いている以上、そういう命を受けて行くっていうのは当然のことですので、その今、おそらく共同学校事務室がどういう運用、運用というか、進捗になっているのかとか、検証してるかっていうことですので、それは当然こちらの方で主体性を持ってやっていくことですので、そこをお聞きいただいてお答えすることはできるんですけれども。


(組合)

もちろんそれも聞きたいです。全く情報とかも入ってこないので、私たちは反対していますが、もう来年、再来年には全市展開されるわけでしょ。全市展開されるのに、もう2年やってる進んだところの実践とかも全く入ってこないし、だから余計に不安になるし。だからやり方としてどうなんかなと思いますよ、本当に。もちろん反対してますよ。反対してますけど、でも、仕事しないといけなくなったんだったら、困らないように仕事をするっていうのもやっぱり考えていかないとだめなので、特に学校事務職員、数も少ないですし、やっぱり皆助け合っていかないと乗り切られへん部分もありますから、だからその辺ちょっと交渉の時、教えてもらえるんだったら是非お願いしたいです。


(市教委)

それは、はい。


(組合)

はい。あと、就学援助のことなんですけどね。就学援助、色んなやり方があるのですが、大阪の中の他の市なんですけども、もうプッシュ方式ってありますよね、今。コロナのあの時、出てきましたよね。こちら、保護者が申請しなくても、行政の方で該当する人に連絡するという方式。プッシュ方式っていいますよね。それをやってる市が結構そこそこあるんです。大阪市の場合は、もう就学援助の事務が本当に細かくて、保護者も難しいなと思ってるし、事務やってる学校事務職員も難しいなと思ってるような事務なんですね。特に早期1なんて必ず証明書をつけないといけないし、証明書、市民税、府民税ゼロの人なんかは必ず通るわけですから、証明書なんかなくても、その人たちは分かるわけなんですが、わざわざ保護者が区役所に証明書取りに行って、それを学校に持ってくる。この作業っていうのがすごく大変なんですね。保護者の人にとったら。特にお子さんが小さい、本当に抱いて行かなあかんような保護者もたくさんいらっしゃいます。だからその辺も考えて、もっと就学援助っていうのは事務を簡素化することできると思うので、是非その辺も前に進めてほしいと思います。あと、徴収金とイコールということで、すごく事務も煩雑になってますけども、それ以上にその市民税、府民税ゼロの人ととか、児童扶養手当貰ってる人ととか、もう誰かっていうの分かってるんですから、その方たちは本当早期1なり、早期2なり、プッシュ方式で拾い上げるというふうなことをすることが市民サービスにつながるんちゃうんかなと思っていますので、是非よろしくお願いします。それから今年度も欠員がたくさんありました。4月1日には欠員がないようにしてほしいのと、あと、残念ながら高校がなくなって、大阪市の高校がなくなってしまうような様子ですが、高校の方から小中に何名ぐらい来ていただいて、4月1日の欠員が必ずないっていう力強い保障というか、それをお願いしたいなと思っています。あと資料請求もしてますので、資料もお願いします。


(組合)

じゃあちょっと戻りまして、女性部。


(組合)

女性部の要求書、昨年度と変わりがないというのは何一つ進展してないということなんです。回答で何か一つでもこれ実現できましたよっていうのがあれば、もうちょっと違った要求が出てくるんですけれども、大阪市に権限移譲されてから全然、女性の権利といったものがないので、要求が実現されたものがないので、それを切に願っております。あえて言うならば、不妊治療に関しては5日間の特別休暇になりましたよね。はい。それは実現できて嬉しく思っております。国の動向を鑑みてというのがいつも言われてたので、国の方が先行してやられたということ、それに追随したかたちで実現できました。大阪市として今後も不妊治療だけじゃなくて、不育治療についても考えてもらって、国を超えるような制度を考えていただきたいなと思っております。それから育休についてなんですけれども。育休については本人の申し出というのですが、管理運営事項になっておりますが、育休制度について、選択制、現場復帰を確実に保障することというところです。まだ、これあえて書かせてもらってるのは、育休取るのちょっと待ってくれへんかとかいう管理職まだあるんです。育休って女性だけじゃないですよね。男性も取れますよね。まだまだ学校現場、男性が育休を取るということに対しての無理解が多いんです。管理職。市役所取れますよね、男性育休取ってますよね。市の職員。


(市教委)

はい。基本的に同じで、取れないということは当然ないですので。


(組合)

ないですよね。


(市教委)

はい。ただ、その取ってる取得率がどうかっていうことでおっしゃられますと、ごめんなさい、これはちょっと実際数値出してるわけじゃないですし、当然人事室の方とか持ってるかもしれないですけど、当然昔より少しずつは多分進んでるとは思うんです。周りにも取ったっていう、同じフロアとかじゃないですけど、知り合いとかで取られてる方とかもいらっしゃるので、進んでるとは思うんですけど、ただ、じゃあかなり進歩してるかって言われると、ちょっとそこは多分クエスチョンマークつくとは思うんです。我々大阪市だけじゃなくて、多分国も民間も含めてだと思うんですけど、やっぱりそこはなかなか進んでないっていうのが現状かなというふうに思いますね。


(市教委)

7月に校園長会に我々出向いて、男性の、男性教職員がお子さんを授かったことを知った校長は、必ず面談をしてくださいね、育児休業の制度についてご案内するようにというのを義務化してるんですよ。それ7月なので、2学期からなんですけど、さっき言ったように、それが抜本的に進んでるのかと言われると、ちょっとまだそれは別問題なんですけど、一応校長の方には、お子さんを授かったと分かった時にはちゃんと面談して、3月末、今ですね、に報告するようにということを今、義務付けしているところです。


(組合)

実際に取れることになったんですけれども、やっぱり取ることにあたっては、かなり取り下げてくれへんかというような発言があったようです。それというのも、やっぱり講師来ない問題が大きいんです。今、学校で若い人多いですから、子ども産まれるおめでたい話が多いんですけれども、複数重なると講師が来ないっていう、それは管理職の悩みですよね。そうするとどこにしわ寄せいくかっていったら、そういう育休取る男性に対して、いやお前男やからもうちょっと待ってくれみたいな発言になるわけですね。だからそういうのをやっぱり誰でも育休が取れるような、そんな環境をつくっていただきたいなと。そんなふうに思っています。それは学校で働く者だけじゃなくて、社会全体にそうなってほしい。その先駆としてやっぱり学校があるべきなんちゃうかなというふうに思っております。そのようなパワハラもどきの発言については、まだまだ聞くことが多いので、その辺についてもちょっとお聞きしたいなと思っています。


(組合)

2の9の答え、職免制度違うよね。特別休暇。出生サポート休暇。


(市教委)

はい。出生サポート休暇は有休ですね。有給の休暇ですね。当初。


(組合)

せっかくいいの実現したのに、回答してもらわんと。


(市教委)

今現状そういう方向で、当然改正かかってまして、ただ、条例、規則。


(市教委)

規則とかですね。


(市教委)

規則とかのところで。


(組合)

もちろん、もちろん、そう。


(市教委)

はい。ちょっとまだあんまり変わってないということで。


(組合)

市労組連で1月19日に回答いただいているので、それはちょっと、せっかく実現してるのに。非常勤関係も実現してるねんから。


(市教委)

そうですね。はい。


(組合)

それからさっきも出たので、これはこっちはセクハラか、女性部やから。教育委員会としてのパワハラ指針はないんですね。セクハラ指針はあるけど。


(市教委)

直接の担当じゃないのであれなんですけど。


(組合)

それでね、いやいや、ちょっとそういう認識なんやけど、間違ってた教えてほしいんやけど。


(市教委)

記憶違いだったらごめんなさい。セクハラとパワハラはまとめて何かハラスメントの指針というか、そういうの。はい。


(組合)

回答、どこで書いてる。


(市教委)

出させていただいてたような気がするんですが。


(組合)

18番(3)。パワーハラスメントを根絶すること、本部青年部。この平成21年1月、学校園におけるパワーハラスメント防止に関する指針。これは大阪市教育委員会が出してる。


(組合)

学校園におけるってなってる。あるんやな。いやいや、ないとかって言われて、私、え、なかったかなと思って、ちょっと最近の会話でそういうのあったから、あるんですね。これほんなら。


(市教委)

ないというのは、ごめんなさい、どこ。我々から回答。


(組合)

いやいやいや。セクハラはあるけどパワハラはないん違うかという質問をいただいて、その時にないと思ってしまったけど、あるんやね。ごめんなさい。


(市教委)

我々というか、市教委の方がないという回答をしたということではない。


(組合)

そうそう。


(市教委)

ないですね。はいはい。


(組合)

我々の認識の。これ、ごめんなさい、ホームページでは見れますか。


(組合)

いや、それは見れないかもしれない。


(組合)

検索かけても出てこなかったから我々。


(組合)

いや、そういうことだと思うんですよ。検索かけても出てこなかったから、あるんかという話になって、その時に私、自信持ってありますと言いきれんかったから、ちょっとごめんなさい、こんなとこで話することじゃないんだけど。ただ言いたいのは、それがあったらあったで当然なんだけど、同時に、服務監察だよりの話もありましたけど、私も見てますけどね。具体的に示されてるわけやから、それに基づいて言わなあかんな。


(組合)

そうですね。


(組合)

我々もね。ちょっとその、ごめんなさい、学校園におけるパワーハラスメント防止等に関する指針、どこで出てくるか。


(市教委)

場所。


(組合)

出てこないんやったらちょっと申し訳ないけど、再度ちょっと、原稿でも。


(組合)

見れるように。


(組合)

いやいや、紙ベースでもいいから欲しいというか、メールで送ってほしい。


(市教委)

事前にお渡しするなり、ここですよってご案内をちょっと。


(組合)

いやいや、もうぱっと出るんやったら、すぐでも送ってほしいんですけどね。週明けでも。


(市教委)

はい。


(組合)

申し訳ない。ひょっとしたら、うちもちゃんと探したら出てくるかもしれないけど。


(市教委)

分かりました。ちょっと、はい。調べておきます。


(組合)

女性部よろしいですか。じゃあ最後、本部の、本部青年部。


(組合)

はい。すみません。本部青年部として。


(組合)

9月9日に出してるから、事態は進行してるんやけど、例えば6番の土曜授業は事実上やらないという判断をすればやらなくてよくなった。


(市教委)

まあそう、そうですね。


(組合)

わけで、もう話これいらんというか。


(市教委)

はい。


(組合)

いや、それでもやりはるところはあるみたいやし。


(組合)

うちやります。


(組合)

この3月になってやってる学校もあるから。


(市教委)

そうなんですね。


(組合)

びっくりしますけどね。


(市教委)

たまにお問い合わせ入りますけどね。どうなんですかみたいな。はい。


(組合)

何人かが、1人じゃなくて何人かが発言すると思いますので。


(市教委)

はい。それは。


(組合)

いいですか。


(市教委)

はい。


(組合)

コロナウイルスの問題もずっと言ってるんですけど、これ、要求にPCR検査入って、また別でしたか。


(組合)

いや、この時点ではこの要求で、事態に合わせて市教協なり大阪市にも出してるわけ。


(組合)

ちょっとコロナでいうと、2月の感染者、昨日の回答、別の市教委の回答にもあったんですけど、感染者が1200人超えたということで、やっぱり現場としても、僕も特別支援学級なんですけど、普通に授業やらないと回らないってなったので、感染防止なかなか難しいですけど、やっぱりせめて教職員のPCR検査については、やっぱり実施していただきたい。それも昨日の交渉でもあったんですけど、ちょっと一言言っておきます。ICT教育はちょっと去年の5月のオンラインから始まり、ちょっと現場もだいぶ混乱してて、来年度また徐々に新しい制度が入ってきて、具体的にいうと、やっぱりTeamsのチームを、去年は教育委員会さんの方でやっていただいたのが、もう現場に下ろされて、ちょっとこの4月からどうしようかって。要は担任の先生が新しい担任が決まった途端、Teamsのチームを一人ひとり子ども引っぱってきて作らなあかん。4月5月。それってちょっと現場としてはもう負担増で、これも具体的な話が誰かから出ると思うんですけど、メンタルヘルスの問題とパワーハラスメントの問題、要求項目でいうと17番であったりとか、18の3の問題やったりとか。重複してしまうんですけど、大阪市が出して、教育委員会が出してる指針が欲しいっていうのは、やはり現場でもだいぶひどいと。僕はもう何年来ずっと、僕もまだまだ受けてしまう立場なので、学校長の関係であるとか、同僚との関係でやっぱり悩んでいる教職員は多いんですね。加えて、長時間労働もあって、特に新採さんのメンタルヘルスって本当に多いと思うんですよ。1年満たずに辞めてしまう人も、多分教育委員会さんご存知だと思うんですけど、やっぱりそれを本当に(3)なんか、ごめんなさい、17の(3)はパワーハラスメント根絶することって言ってるので、本当にそれを何とかできないかと。我々組合でも相談受けたりとか、日々、もう細々としたことも含めてあったりします。今回回答いただいたとこでいうと、研修、20の7で回答いただいてまして、研究授業の準備、研究協議を勤務時間内に行うことでって色々、勤務時間のこととか書いて回答されてるんですけど、やっぱり現場にいる、私、小学校ですけど、基本的には準備も打ち合わせも時間内には終わらない。当たり前の話ですけど。やっぱり研究、基本は学年、年間1回と。2015年からは1人1授業って導入されて、はっきり言ってこれ我々自身のすごい負担になってて、さっきのその青年のハラスメントの問題であるとか、初任者のメンタルヘルスの問題の中にこれは大きく関わってきてるんです。何かっていうと、自分自身の経験でもそうやし、実際その後の若い先生が受けた、受けてるとか実際にやってるのがあるんですけど、新任でも研究授業はあるんですけど。僕ら昔、聞いてる話では年に1回、最低でも年に1回だけでもよかったと。あとは細かいところで指導の先生がつくからいいっていう話だったんですけど、最近多くの学校で聞くのは、新任やったら年3回しなさいと。学期に1回やりなさいというところで、そんなんもちろん終わるはずがないんです。学校によっては配慮して、いわゆる略案と本案というのがあるんですけど、長めに書くか書かへんかっていうのがあるんですけど、長めに書くの1本で短く書くのは2本でいいとか、配慮してくれるところもあると、まあ配慮というか分からないけど、あるんですけど、僕が新任受けた頃は3本とも、いわゆる本案、長めに書けと。それをやっぱり管理職もそうやし、研究部からもやっぱりその若い先生のため、強要されるんです。実際メンタルヘルス、僕もなりましたし、研究授業というか、研修の問題とメンタルヘルスの問題とパワーハラスメントの問題というのは、それぞれ切っても切り離せない問題なんですね。実際、今日青年来れてないのも忙しいからです。せっかく大阪市パワーハラスメント指針出してるのに、出していただいているのに、やっぱりそれに基づいて我々もどう要求をあげていくか考えていかなあかんし、本当に教育委員会さんと一緒に考えていきたいと思っています。ある意味、その指針が出てるから、そこの校長先生とか、うちの学校では、長先生から職場の、いわゆるちょっと言い過ぎの同僚の方に指示していただいた、指導していただいたりとか、そんなことをしてもらってるので、それはやっぱり教育委員会が指針を出してるからであって。そういうことがちょっと話し合えれば、交渉の中でいいかなと思っています。青年部としては。はい。以上です。


(組合)

じゃあ私が、3と5に関わる、先ほど幼稚園部のところでも言いましたし、事務職員部とかもあったんですけど、休憩とか取れてないんですね。一応その勤務のパソコンに入れて、3時半から4時15分までっていうふうな、小学校はそういう設定になってるんですけど、それで出してます。管理しますっていうふうに努めますっていう文言が並んでるんですけど、じゃあ私たちが月に何回4時から会議をしているか。その度に3時15分にしたらいいやんって言うけど、それは授業時間なんです。6時間目の。実質無理。そういう何か進めてまいりますって言って、その次の何かアクションっていうのを是非起こしていただきたい。それが管理につながると思うんですね。数えてもいいですよ。本当に週にこの日と、研修部会とか何やら部会とか、職員会、企画会とか色々あるんですね。1回2回の話ではないんです。そしたらそれで15分15分っていうふうに休憩時間を奪われている。もちろん3時半から4時まで、そんなぼーっと、お茶飲んで、ぼーっと、どこか行ってきますとか、そんなことも全然できませんし、そういう、その制度が運用できないほどの業務量があるっていうことをずっと言ってきてると思うんですよ。人を増やしてもらうか、業務量を減らしてもらうかでしか、私たちが休憩も取れないし、超勤はなくならないんです。だからそのことをもっと根底に思った回答をいただきたいなと、どれを見ても思います。事務職員部もおっしゃってましたけど、他市の動向とか、他の動向を見てっていうのじゃなくて、やっぱり一番を走っていただきたいと。大阪市はこれをやるんだという、是非1つでも2つでもやっていただきたいと思います。そのことのもう1つとして、11番の定年延長に伴うっていう制度の何か、給与制度にして検討していて、制度設計が出来次第、早急に提案するとともに交渉協議してまいりたいですっていう回答をいただいているんですけど、55歳以上昇給ストップしているっていうことがやっぱりすごく大きな問題です。私たちの会議でも話し合ったんですけど、55歳で止まって、65歳まで、ずっと最後まで働いたとして、10年間も本務勤務で、昇給もない。おまけに60になったらめちゃくちゃ減らされる、再任用の人みたいに。そんなんってもう馬鹿げてるよねって。上げるだけ上げといてお金はつきませんって、それって何かもうどういうことですかっていう声が噴出したんですよ。私もそう思いますし、私もそう思っている1人なので、これもうちょっと本当に前向きに検討していただきたいということを、本交渉でも言いたいと思います。他にいいですか。


(組合)

いいですか。


(組合)

はい。


(組合)

すみません。事務職員部ですけど、管理運営事項の担当課っていうのはお見えになるんですか。


(市教委)

基本的に交渉事項、交渉の回答をご用意させていただいている担当については出席させていただくんですけれども、この場でご質問等々いただきましたら、そちらの方、内容を持ち帰りまして、例えばその出席するしないは別として、お答えの方は預かるのか、例えばその課で出席してる者がいれば、その者からお答えさせていただくかということになろうかと思います。


(組合)

いや、具体的にどの項目って言わないと話進まない。結果として来るかどうかは別にして、ここ出てきて説明せえとか。


(組合)

先ほどの就学援助のことは、先ほどの就学援助の9番の方、9番は。


(市教委)

恐らく直接の担当になるかはごめんなさい、ちょっとあれなんですけれども、所属の方からは、出席依頼は投げてますので、はい。ちょっとごめんなさい、まだ出席確定かどうかまでは、ごめんなさい、今ちょっと資料が無いので、分からないんですけど。


(組合)

11番の教職員人事は交渉はあるから来ていただけるんですよね。


(市教委)

人事は。はい。


(組合)

交渉事項ですから。


(組合)

では、以上です。


(市教委)

ありがとうございました。


令和4年3月17日(木)

大阪市立学校園教職員組合からの年間要求回答交渉の議事録

(市教委)

それでは只今より労働条件改善要求書等に対する回答交渉を始めさせていただきます。


(組合)

教員が多忙であるということは広く知られてきた。しかし、その解決策は進んでいないということも伝えたい。3月10日の朝日新聞の投書で、神奈川県の41歳の小学校教員。書かれていました。知られてるけども進んでないと。コロナやICT教育によって業務が増えたことは言うまでもありません。減らさなければ増える一方です。働き方改革が実現するわけがありません。教職員の勤務労働条件を改善すれば、よりよい教育を行うことができる。まさに教職員の勤務労働条件は子どもたちの教育条件です。本部専門部の要求に対して誠実な回答、対応を求めたいと思います。本日の交渉、よろしくお願いします。


(市教委)

昨年9月9日付けで大阪市学校教職員組合の皆様方からいただきました要求書の内容につきましては、この間の事務折衝等も踏まえまして、関係所管担当とも調整を行いつつ鋭意検討してまいったところでございます。私どもといたしましては、教育行政の企画立案、執行などの管理運営事項は教育委員会が行政責任を明確にし、主体的に進めていかなければならないものと認識をしておりますが、皆様方の勤務労働条件に関わりましては、今後とも労使合意をめざすことを前提といたしまして、誠意をもって協議してまいりたいと考えておりますのでよろしくお願いいたします。なお、回答につきましては、予備交渉におきまして交渉事項として確定したもののみとさせていただいておりますとともに、今回につきましては新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から回答の読み上げは行わず、文書での回答とさせていただきますのでよろしくお願いいたします。それではご質問等がございましたらよろしくお願いいたします。


(組合)

よろしくお願いします。それではまず、本部が出している要求に対する回答に対して発言します。


(組合)

はい。よろしくお願いします。いくつかの項目にまたがってるかと思うんですけれども、超過勤務のことなんですけれども、打刻のシステム始まってもう10年以上経ってるかと思ってるんですけれども、一向に超過勤務が減ってないのではないかなと。まず1つ、そのことをどういうふうに考えておられるのかというのをお聞きしたいのと、具体的な超過勤務をなくす施策といいますか。ということを具体的にどう考えてられるのかというのをまず聞きたいというのが1つです。よろしくお願いします。


(市教委)

そうですね。超過勤務に関しましては、実際こういった交渉の場でも皆様方からご意見をいただいているというところで、かなりご負担をおかけしているというところは我々も認識をしてるところでございます。我々の取り組みといたしましては、働き方改革推進プランというところで、このプランに関しましてもまだ始まってそこまで年数が経ってないものにはなるので、これからも継続して取り組んでいくことになろうかとは思いますけれども、そこの部分でですね、皆様の業務の総量を減らしていくとかであったりとかですね。例えば授業終わられてから会議をかなりの数こなされてるというふうにお聞きしておりまして、例えばその会議のあり方そのものについてもですね。その働き方改革推進プランの中で見直していくというふうにも取り組みをさせていただいているところでして、まだ、すみません。なかなか大幅に一気に改善できてるというところではないんですけれども、継続して取り組んでいきたいというふうに考えております。


(組合)

今、会議の数減らすみたいなことをおっしゃったんですけれども、色んな取り組みが学校の方に押し付けられてて、減るどころか増えてるんですよね。だからそこのところをどう考えてられるのか。もっと具体的なことで我々の働き方を変えてもらいたいということをお聞きしたんです。はい。打刻も10年以上経ってますので、もう十分な分析はされてるはずなので、具体的に言ったらそれをどう減らしていくのかということを、もうそろそろ出していただけるのではないかなと。遅いぐらいだと思うんですけれども、そこをお聞きしてるんです。


(組合)

すみません。例えばね。


(市教委)

はい。


(組合)

予備交渉の時にも言ったんですけど、会議があります。4時からです。私、小学校に勤めているので、3時半の6時間目終了から45分が私の休憩時間の設定なんです。その4時15分までの休憩時間の中に会議が入り込んでるんですね。4時から会議しないと、小1時間かかるので、どんなに職員会なんかだったら効率よく進めても、やっぱり案件が多かったりするので4時から始めざるを得ない。そういうのが1回2回じゃないんです。月中行事で調べたらすぐわかるんですけれども、勤務時間内に会議をする。じゃあその日だけ休憩時間をずらせばって言って、3時15分って言ったら授業中なんですね。で、もちろん給食指導とかもあるので、じゃあその日だけお昼休憩とってくださいって言ったら誰が見てくれるのかっていうね。もう八方塞がり状態なんですよ。ずっと。で、その休憩時間に何してもいいから、自分の丸つけとか、そういう仕事するのはいい。でも会議は全体ですよね。これ業務ですよね。そういうことがずっと続いているんですよ。1つの例しか挙げませんけどね。うん。だからそれをどうしていただけるのかっていう、その改善改善っていって、これ31年から。31年って令和元年と一緒ですね。ということは、まあまあ足かけ3年っていうことですよね。で、その打刻システム始まってから10年以上経ってるっていうことからいったら、いつになったら誰がどうしてくれるんですかっていうのがね。ずっとずっとずっとずっと、しゃあないしゃあないしゃあない、どうしようもないっていう状態が続いているので、そのプランとか出されてるのだったら、そのプランを活かすために、例えばもっと人増やして業務減らしていただけるようにするとか。もう交渉の場で私いつも言うんですけど、多忙化の解消には人を増やすか業務を減らすしかないんです。業務減らないし、休憩時間もどないもなれへんっていうことが、今、言いました打刻のシステムのことに対しても、具体的に何か進展というか、そういう改善はあるんですかっていうことなんです。いかがですか。


(市教委)

特にやっぱり小学校がとりにくいっていう声をよく聞きます。教育委員会としても働き方改革プラン策定して、色々取り組みは行っているんですけど、その教育委員会の取り組みも大事だと思いますし、校長先生のマネジメントも重要かなとは思っています。休憩と超勤って何かもう同じような業務繁忙でとれない。残業は増えるっていうことなんですけども、例えばその色んな工夫ってあると思うんですけど、その会議全員いるかっていったらどうなんかなって。例えばこれは組合交渉なのであれなんですけど、全員いるんかなって。ちょっとした工夫でね、何人か抜けれて休憩できるかもしれないじゃないか。まあその会議は絶対出なあかんとかあるとは思うんですけど、ちょっとしたその工夫も大事かなとは思います。で、我々も現場に押し付けてるわけではないので、色んな他の事例とかも聞きながら発信していくっていうのも大事だと思いますし、教育委員会、学校現場あわせて取り組んでいくっていうのが重要かなと思っています。


(組合)

具体的なことをもう少し進めてほしいっていう。でないと、何も一向に変わってませんのでね。だからそのプランであっても絵に描いた餅では意味がありませんので、具体化どないしていくんですかってことをお聞きしている。


(市教委)

その全体会議をね、全員出なあかんかって言ったら、そういうのも変えていったらいいと思うんですよね。


(組合)

それを現場はやっぱりその今までのこともあるからね。そういう意識じゃないですか。


(市教委)

そうですね。


(組合)

だからそこは教育委員会にね。


(市教委)

そうですね。


(組合)

プランにね、あるけども、具体的にこういうことできるよとか、こういうことしたら減りますよってあると思うんですね。


(市教委)

そういったところをその働き方改革推進プランの取り組みの中で、例えば各学校の好事例といいますか、こういうことをしてますよとかっていう取り組みも、そこで一旦集約とかもさせていただいてますし、当然集約するということは共有することを目的としてそういう取り組みもしておりますので、なかなかじゃあその事例が皆様の学校にすぐにはまるかとかっていうのは状況によって色々変わってくると思うんですけれども、まずはそういうできるところからといいますか、少しでもそういう事例とかもどんどん広げていってですね。先ほど話もありました、例えばその会議のあり方っていうのも、例えばこの学校でこういうふうにしてますよっていうのを当てはめてみて、自分の学校でもじゃあできるじゃないかということであればどんどん取り入れていっていただきたいですし、そういったところからも少しずつ改善していけたらというふうに思っておりますので。


(組合)

それを誰がやるかっていうことですよね。やっぱりこのプラン出ました。どうぞ。でも、すみません。見てる人少ない。管理職も全部ちゃんと見てるかっていったら、だからこんなん出てるからちゃんと研究しようとかやってるかとかいうような、やっぱりそれこそ双方向の管理職とのやりとりをしていただいて、それをやっぱり末端の私たちに活きるというか、そういう努力をしていただきたいんですよ。してないとは思わないんですよ。でもやっぱりまだまだ弱くて、私らも本当に毎日目まぐるしくて、今日も明日卒業式なので、本当にもう現場ほって出てきたんですよ。もう目まぐるしく働いて来てるので、もうそんな中、これでどんな工夫ができるかなっていうことを考えてる余裕も今ない状況なので、ぜひその管理職を、そのマネジメントする管理職の方にもっと広げて、強めてほしいと思います。お願いします。


(組合)

はい。そしたら他のところお願いします。18番の(3)かな。パラ-ハラスメントを根絶することで、実際ちょっと私の、中学校勤めてるんですけども、2つほど具体的な事例が最近ありました。1つは、この4月から産休を取りたい男性の先生の相談で、管理職に言ったら取るのを取り消してほしいと。その人は理科なんですけど、もう1人の理科の人もちょっと病欠取りはるらしくて、理科の講師2人もようとらんから、産休をちょっと取らんといてほしいということを言われましたということで相談を受けて、権利侵害されてるって。その人の話の聞いてみると、校長がそんなことを言ったので教頭に相談したら、恐らく教頭も自分もパワハラ受けてるらしくて、いや、実は同じこの職場でそういうパワハラ、セクハラの相談受けてるんやっていうふうな職場が1つあります。もう1つは、管理職への提言シートありますね。あれにちょっと批判的、管理職を批判するようなことをちょっと書いたと。管理職の方からそんなに嫌やったらこの学校、転勤したらいいねんと言われたと。これは教育委員会も転勤せえって言ってるでっていうふうに、その先生は言われたんやけどっていう相談を受けたんですけども、明らかにパワハラじゃないですかね。そういうことが、あくまで氷山の一角かなと思うんですけれども。まあそういうこと、現場ではもう色んなところでパワハラ、セクハラ、マタハラ、ハラスメントがまかり通ってしまってるというところを認識はされてるのかっていうのが1つと、これ、どういうふうに管理職含めて指導されていくのかなというのも改めてお聞きしたいなと思います。


(市教委)

パワーハラスメント、セクハラの相談窓口につきましては、管理職からのハラスメントにつきましては、ご相談されるところが確かに教職員の方々、ないかとは思いますので、事務局において相談窓口の方を設けさせていただいております。相談窓口、一応2つ設置させていただいておりまして、指導部の方の人権のラインと、私たち、ちょっと事務職ばかりになるんですけれども、教職員人事担当の方、どちらも窓口になって、お電話でご相談の方は受けさせていただいているんですけれども、何分ちょっと服務の方は事務職ばかりになっておりますので、お電話がかかってくれば人権のラインと一緒にお電話でご相談内容をお聞きしたりですとか、直接ですね、事務局の方に来ていただいて、どういったことがあったのかお聞かせいただいた上でですね、まあちょっと各種ハラスメントって双方言い分がありますので、どちらかだけのご意見を聞いて一方的に決めるっていうことではありませんので、まず一旦ご相談お受けさせていただいて、どういったことをお求めになられているのか。色々あるかと思うんです。謝罪を求めてるですとか、こういうふうな職場づくり、風通しのいい職場にしてほしいとかっていった声とかあるかと思うので、それをなかなか部下職員の立場から管理職の方にはお伝えづらいかとは思いますので、そのご要望を一旦事務局の方でお聞かせいただいて、どういったかたちで管理職の方に伝えていくのがいいのかっていうのも、ご本人さんのご意向を聞いた上でですね、ご意向に沿ったかたちで管理職の方にお伝えはさせていただくっていうふうな取り組みをさせていただいております。ただ、それを言われた管理職の方が一方的に何か委員会に告げ口してみたいなところも当然出てくるかと思うので、そちらにつきましては、ご相談いただいた方の不利益になるようなことは決してないようにっていうことは、一応職場命令として事務局の方からお伝えはさせていただいた上で、管理職の方にこういった点、こういうふうなところをちょっとお気遣いいただきたいなというふうに思われるよということをお伝えさせていただいて、管理職の方にお伝えさせていただいた内容もまたご相談者の方にフィードバックをさせていただいて、やっぱり変わらないとかっていうことがあればですね、また引き続きご相談くださいというふうなかたちでご対応の方はさせていただいております。また、年度当初に毎年各校園長会とかを通じて、各種ハラスメントとか、先生たちによっては相談窓口がどこにあるのかさえ知らないといったお声もお聞きしますので、一応スキップとか、今回の指針をいただきたいというふうなお声をいただいたところなので、やはり窓口が浸透されてないんだろうなという気はいたしましたので、一応スキップポータルの方にも載っておりますので、もし管理職からパワーハラスメントに遭われてる、ご相談したいとかっていうことがあれば、教職員人事の服務ラインか、もしくは指導部の人権の方にお電話いただきましたら、ちょっとご相談をお聞きするお時間等設けさせていただいて、丁寧にご対応させていただきたいなとは思っておりますので、よろしくお願いいたします。


(組合)

その年度初めの校園長に対する徹底にまずしていただきたいなと思います。はい。


(組合)

はい。では、私の方から色々、実態などの報告を聞いていただければと思います。まず、1のコロナウイルス感染症対策によって勤務の長期化が進んでいるということです。今回このコロナウイルスで学校に来れない子どもたちに対して学びの保障をしてくれということで、じゃあどうなるかというと、リモート授業をしたりだとか課題を用意したりだとか、そういう保護者に連絡をしたりとか、子どもは来ないけど保護者が課題を取りに来たりとかっていって、もういつもの授業ですら十二分に超過勤務なのに、この期間の超過勤務は本当に群を抜いてるんです。具体的な話をすると、3人ぐらい子どもが心配だから休みますと言ったら、その保護者が朝課題を取りに来て、渡して、その課題を取りに来るということはその前日の晩にはプリントを数十枚用意しといて、次の休み時間には別の保護者から電話がかかってきて、その電話対応して、で、また切ったと思ったら次、授業中ではパソコンでリモートワーク、オンライン授業の準備をして、また放課後は放課後で別の保護者が課題を取りに来たりとかしてっていうふうに、通常、普通に子どもたちと授業したりとか宿題チェックだとか連絡帳チェックだとか、普通に授業している中にそうやって保護者対応がどんどんどんどん入ってくるんです。で、もちろん空き時間もその対応で追われますし、下手したら授業中にもその対応で追われますし、本当にもう座る暇もないぐらい走り回らなきゃならないという状況がありました。で、これは青年に、特に青年はその時に管理職からこう言われるんです。大変だみたいなことを言うと、いやでも学びの保障をせなあかんと。保護者がリモートしてくれないんですかとか、課題くださいとか言った時に対応しないのはあかんでしょみたいなことを言われるから、もうしんどいとか疲れたとか言えずに、結局、はいって言うしかなくて、今言ったような対応をとらざるを得ない。でもそういう対応をとったら保護者はそういう対応してくれるもんやと思って、次から次へと、次の課題ください、次のリモートはいつですか、これはどうしたらいいですかって、じゃんじゃん電話をかけてくる。じゃんじゃん学校に来て、先生と話したいから何回も何回も話をするというふうな感じで、もう学びの保障という、この何かすごく素敵なワードのせいで、すごい業務が増えてます。青年に限らない実態でいうと、40人クラスで約半数がコロナにかかった、濃厚接触者、もしくは心配やから行かせないっていう、半数がリモート。でも残り20人は教室にいる。じゃあ20人こっちで授業しながら、パソコンでも20人対応しているという。もう何か、もう血管切れそうって言ってます。その子は。それぐらい、いつも以上に頭がパニックになるぐらい仕事しています。また、うちの学校や他の学校でも半数近くのクラス、子どもたちが休むような事態になったけどもクラスターではないと言われ、担任は濃厚接触者ではないと言われ、で、心配になったその担任の先生が自分で受けに行ったら陽性やったからみたいなとか、陰性やったからとか、そういうふうに自分で受けに行かなあかんみたいな事態が起きたりとかいう話も聞いてます。ちなみにそういうようなことが起こった学校では、9人先生が欠員できて、もう9人も学校に先生がいなかったらどうなるか。特別支援学級の先生をとにかく担任勢に回すしかない。で、たまりかねて学校休業したい。子どもの人数的には来てても先生が9人もおらんから学校回らんというふうに管理職が連絡しても、いや、子どもの欠員は何%休んだら休業できるけど、先生は何%休んでも休業とかそういうルールとか決まりはないから無理みたいなことを言われて、じゃあ最後の1人になるまでやれってことかって言って終わったっていう話があるんです。そういうふうに先生たちの心身が全く大切にされていない。もう仕事の業務自体が恐ろしく多くなったということに加えて、そうやってそんな状態でも先生はがむしゃらに自分の健康を守ることすらできないみたいな。例えば先生でもお子さんが小さかったり、ご高齢の方と住んでたりとかしはっても休むことができない。僕たち、私たちの体はどうなってもいいのかというような話がありました。ちょっと話は次変わりますが。


(組合)

大阪府内の他市の人に聞くと、いやもううち4人穴あいたっていうね。休まれたからもう学校回れへんから学校休校にしたでっていうね。岸和田とか南の方の人にいましたし、そんなん学校回れへんから無理やんっていうのが、それ当然の認識であるので、大阪市とすごく違うんだなというふうに思ったんです。どうしたらいいんでしょうね。私たち。回らない学校をどうやって回すんだろう。ただでさえ、さっきも言いましたように、人がいなくて業務がいっぱいなのに、穴があいてる状態をどうして埋めたらいいかっていう、すごく困りました。今も困ってます。やっぱりお子さん小さいと、すぐに濃厚接触者に子どもがなって、親御さん休まれますので。今やっと全員揃った。そんなんでした。ずっと誰か2~3人いない。ちょっとまた、これ絶対終息ってわからないと思うので、また次の波も来るかもしれへんし、早急に何か対策とっていただきたいんです。せめて何かね、授業できる人がおれへんにしても、何かその業務を代わってやれる人とか。で、逆にいうとSSSっていう人がそれも何か入れ替わりで3人ぐらい来てはるんですけど、そのSSSの人にこのプリントをこういうふうに刷ってくださいっていうお膳立てはまたせなあかんねんね。ここからこの単元の授業したんでいいと思うプリントをちょっとピックアップして5枚ほど刷ってくださいっていう仕事の振り方ができないのでね。結局はもうその仕事を振るための時間がいるし、はっきり言ってSSSの人来てはっても、ほんまに色んなことしようとしてくださるんです。


(組合)

すみません。コロナのことで聞いていいですか。


(組合)

どうぞ。女性。


(組合)

いや、コロナのこと。


(組合)

コロナで。はい。


(組合)

私、北大阪支部なんですけども、実際に東淀川区の学校で今、同じように職員がいっぱい休んで、委員会に問い合わせたら、学校は休校にできませんっていうようなことを言われたっていうことを実際に聞いております。やっぱりそういう、実際にいくつもそういう学校あるんじゃないかな。たくさんやっぱり休んで学校回らへんっていうの本当に氷山の一角、私らが聞いてるのは氷山の一角でいっぱいあるんじゃないかなと思ってるんです。私の学校も職員が5人休んで、校長先生が全員体制で頑張りましょうっておっしゃったんですよ。全員体制というのは管理職も含めて全員体制だと思うんですね。で、やっぱり授業の先生がいてなかったら、せめて自習とかそういったことも含めて、管理職の先生に入ってもらうっていうのはだめなんでしょうかね。だめなんでしょうか。私たちいっぱいいっぱいで動いてるんですけど、全員体制で頑張りましょうってほんまに。


(市教委)

多分、ごめんなさい。ちょっと直接そこをごめんなさい、所管してる部署ではないので明確なお答えはできないんですけれども、恐らくそういう対応をされてる学校さんもあるとは思うんですね。


(組合)

だからしていいんですよね。もちろんね。管理職も、管理職の先生も例えば授業を教えるっていうことにならなくても、自習になるクラスもいっぱいあるわけですよ。先生足らないから。そこは行ってもらって何かちょっとしてもらうっていうのありですよね。


(市教委)

ちょっとごめんなさい。いいか悪いかの判断はちょっと我々所管してないので、明確にお答えできないんですけど。


(組合)

ただ、それぐらい人が足らないので。


(市教委)

はい。はい。そこは、すみません。はい。はい。


(組合)

そういうことも含めてね。


(市教委)

はい。


(組合)

学校全員体制っていうんだったら、管理職も含めて一緒にね。


(市教委)

はい。


(組合)

やっぱりこう、やりなさいぐらいの委員会も言っていただきたいなっていうのは私、今回のそのコロナですごい思ったんですよ。


(市教委)

はい。


(組合)

人が足らなくて、それでも学校休みにならないから、もう本当にこう、1時間目はどこのクラス行って、2時間目はどのクラスに行ってっていうような補充にコロコロコロコロ行かなあかんっていう現実があったりとかして、管理職の先生は全員で頑張りましょう。その管理職の先生が職員室に、校長室にいてはったら、これ全員かって思うんですね、私はね。だからそれぐらい、やっぱり見本を見せていただきたい。じゃないと、私たちやっぱり一緒に頑張ろうっていう気になれないですよね。っていうので、やっぱりそこも含めて委員会の方でやっぱり、これは一大事だから管理職も頑張ってくれみたいなところを言っていただきたいなというふうに、それは要望ですけど思います。はい。


(組合)

今のこといいですか。例えばね、職員の例えば5分の1がコロナ関係で休まなきゃいけなくなった。でも学校は閉められないっていうことですよね。仮に。もっと極端なこと言ったら、職員の半分がコロナ関係で休み取らざるを得ない学校、当然回らないですよね。でも学校閉めれないっていうことですよね。ちょっと極端な話になるかと思うんですけど。そうなった時もその学校サイドで、校長判断で閉めることはできない。


(市教委)

すみません。ちょっとその休校の判断の基準というのは恐らくあると思うんですけれども、ちょっとすみません。恐らくそれ指導部になるのか。ちょっとごめんなさい。


(組合)

どこかである程度こういうことがないことには、本当に学校も潰れてしまうん違うかなと思うので。


(市教委)

そうですね。はい。当然そういった休校の状況でありますとか、感染状況というのは我々指導部の方と給与厚生の方とで連携とりながら、学校園の方からもご連絡いただいてっていうことで集約はしておりますので、はい。


(組合)

学校で3人4人休むだけでも学校回らないっていう現実なのでね。


(市教委)

はい。はい。


(組合)

どういう状況やったら、こうなったらもう休んでいいよみたいな、やっぱり必要ではないかなと思いますので、お願いします。


(組合)

はい。すみません。では、ちょっとまた別の話題で話させていただきます。18の1項目で、初任者の増額はすごくしていただいて有難いなと思います。その後も昇給し続けるように制度整えていただけたらと思います。ただ、今の若手の人たちの傾向でいうと、正直お金よりも時間。長時間勤務が嫌だっていう感覚が強い若手が増えてるように私も感じています。しかも長時間だけじゃなくて精神的な疲労具合も、体力はもちろんのこと、さらに精神的な疲労具合が高い職業だというイメージが正直ついてしまってるなと思います。なので、その若手の教員たちももう何年もこんなん続けていけるかなっていうのと、特に子育て世代の人たちは担任を外れたいというふうに思う若手も正直増えていると思います。担任やりたい、子どもと関わりたいという意欲よりも、ちょっとしんどいから担外になりたいなと思ってしまうような勤務実態があります。それはそういう精神的なものとか体力的なものもあれば、子育て世代の人たちがどうしても子育て小さい時は抜ける時間が多いとか、それこそ産休前だったら途中で変わらなきゃいけないとか、そういう若手が増えてるので、どうしてもそういうところに特支に配属され、そこにやはり交代ってかたちで講師とかが集まりというふうに、特別支援が何かとっかえひっかえの縮図みたいになってしまっている実態はご承知だと思います。特別支援の学級を必ず経験しましょうみたいな動きがどうもあるみたいなんですけど、決して特別支援がしたくなくて特別支援とかの経験が少ないのでなく、そうならざるを得ない。人が少ないから特別支援に配属されているという実態があると。そういう産休とか育休とか、ちょっと体がしんどいとか精神的にしんどくなった人たちが、担任がどうしてもしんどいからそういうところへ行ってしまうという、いわゆる人員不足とか精神的なものとかで集まってしまってるということは、もう少しこれからわかってほしいなっていうことと、一番最後の項目の研修の項目です。20の7、長時間勤務の原因となっている校内研究授業を減らすことなんですが、コロナ禍の時間は1人1研究授業ができない、状況的に休校も多いのでできないことがあるから強制はしませんみたいな感じが下りてきたんですけど、来年度から1人1授業がしっかり強制されたかたちで復活すると聞いています。かつ、その他色んな取り組み、やれ、この第何区分の学校はこういうことに取り組むから、じゃあ若手の育成に取り組むから、じゃあその学校には講師が、講師が年何回行って研究授業を見てみたいなことがもう、バラバラバラバラ増えてきてて、結局コロナ禍でありながらも、うちの学校のとある教員は7回研究授業したんです。1人で。もうとんでもないですよね。それぐらい、やれ、こっちからはこういう若手の育成取り組みや、やれ、こっちからは若手の育成取り組みや、やれ、こっちは何々の研究授業やっていってもう、全部管理職が言われるままに受けた結果、7回研究授業したんですよ。その人は。その人は何とかこなしてはりましたけど、もうへとへとですよね。絶対に勤務時間内に7回分の研究、学習指導案書けるわけないですよね。やっぱり取り組みが多すぎるんです。取り組み自体を減らすか人を増やすか。本当に取り組み自体の増え方がここ何年か、私ずっと研究部長やってますけど、尋常じゃないぐらい研究授業の数増えてます。なので、研究授業をして外部から人が来ることよりも、校内で先輩教員と色々子どものことを話したりっていって、校内でできることっていっぱいあるんですよ。もしくは、空き時間があったら自分で授業研究ってできるんですよ。でももう自分で授業研究をする暇もない。授業準備もする暇もない。ただただ振って、上から振られてる研究授業をこなすだけでもうへとへとという実態があります。番号の3番に休憩時間、授業準備を行う時間を確保することとあるんですが、もう研究授業をすればするほど、もう何か授業づくりをすること、授業研究をすることが嫌になってしまって、若手が授業をより良くしようという意欲が正直減ってるように思います。長年研究部長してますけど、年々、これもっとこうしたらどうですか、どうですか、もっとこうしたら授業うまくなりますかっていうふうに意欲のある若手は減ってるように思います。やればやるほど逆効果みたいな感じもしています。まずは教員、若手の教員たちが自分たちでもっと良くなろうと思えるようなゆとりがあるシステムというか、体制を作っていただけたらなと思います。青年部からは以上です。


(組合)

ちょっと今の発言とは違う。すごく危惧してることがあって、自分もそうなんですけど、パソコンが、学習と校務と両方できるようにして、私も最初の方は顔認証してなかったので何回か持ち帰ってるんですけど、やっぱり持ち帰ると残業増えますよね。持ち帰り残業時間がね。それが前、労働安全衛生委員会に入った時に、スキップ開いてる時間は、家で開いててもそのスキップに繋いでいる時間はわかりますってお話だったんですけど、今度持って帰ったパソコンで、家で業務をした時に、その時間というのはわかるんですか。


(市教委)

システム担当がいてないのでわからないですけど、当然そのログ管理というのが多分あると思うんですね。多分ネットワーク繋がってたら、当然その接続時間であったりとかっていうのは遠隔でも見れるんだと思うんです。我々と一緒で、例えば出勤打刻してないのに朝からパソコン立ち上げてるとか、退勤打刻してるのにパソコン立ち上がってたら、それはわかります。まあその持ち帰られてるということでね、多分恐らくネットワークに接続してない状態で立ち上げてるということだと思うので、そこはその、じゃあ第三者から管理できるかといわれたら、ちょっとそこはわからないです。端末調べにいけばわかるのかもしれないですけど。


(組合)

校務支援パソコンで成績とかも触れますし、指導案とかも書けるので。


(市教委)

それは何かネットワークに繋げられるっていうことですかね。


(組合)

それはスキップに繋いで。


(市教委)

ああ。そこはごめんなさい、恐らくネットワーク繋げるということであれば、何かしら学校のサーバーとかに多分ログインされてるということだと思うので、そこはわかるんじゃないかなと思いますけどね。ちょっとごめんなさい。直接じゃないのでわからないですけど、恐らくその学校のサーバーにアクセスするってことは、どの端末がアクセスしたかとかっていうログは多分残ると思うので、そこはわかるんじゃないかなと思うんですけどね。


(組合)

今のシステムはこの機械とかでね、ネットに繋がないと仕事できない。もうパソコンの中で何か作業できるかっていうことはできない。例えば自分のパソコンであればUSB挿して仕事できるけど、でもそんなことは一切できないパソコンなんで。今おっしゃってるのは、持ち帰っても結局ネット繋がないとできないものなんです。今入ってきてる新しい物は。


(市教委)

はい。


(組合)

なので、今おっしゃってることで言ったら、ログ管理も何もネットワーク上わかるはずなんです。


(市教委)

ですので、アクセスされれば、それはログは出てくると思います。


(組合)

いや、アクセスしないと仕事できないパソコンです。持ち帰っても。


(市教委)

はい。


(組合)

だからその超過勤務のことでいったら、明らかに家で仕事してることについては超過勤務に認めないと、テレワークというか、基本的には我々勤務時間内で働いたとして、家でやるって場合は年休取って家でやるわけじゃないから、休日であるとか時間外にやるんやから、持って帰って仕事する場合は全て超過勤務になると思うんです。制度上は。と思うんですよ、僕は。それについて今後管理していかないと、例えばですよ。今の働き方やったら僕らはやっぱりいつかは過労自殺とかでてきた時に、その時の証拠にされると。そういうことは。裁判。だからそこは教育委員会としても把握しておかないと、ちょっと今後のことがちょっと不安になります。


(組合)

校内で保健主事をしてるので、学期に1回校医さんがきて、労働安全衛生委員会するんです。そしたら個人の月ごとの残業ばーって表で出てくるんですね。ほんなら30とか20とかですよね。まあ40超えとったらこの人ちょっとしんどいですねみたいなことで話をするんですけど、そこには休日にログに入って。


(組合)

打刻の管理やから。それは。勤務情報システムの打刻の管理だけですから。


(組合)

そうです。だから打刻の管理の時間だから。


(組合)

いや、だからパソコンもそんなん当たり前の話で、それを集計するかどうかの話でできる、できますわ、そんなん。当たり前や。今どきね。誰がどうやってるかって調べる、だからそれを調べるのかどうかの話は別ですよ。こちらが要求するかどうかも含めて。超過勤務もそんなの別に論議する話じゃない。超過勤務に決まってるねん。超過勤務やけど給料出ないと、そういう話やから。それはもう何というか。そういうことです。管理できるということやから。


(組合)

ぜひ担当の方に、こういうこともこれから問題って、もうすでに問題やと思うんですけど。


(組合)

いやいや、それは問題です。その超過勤務に関してなんですけど、その回答の中に13ページに働き方についてというところで、教職員の勤務時間については4週間を超えない期間につき1週間あたり38時間45分っていう、これはもう教育委員会の方で回答として出てることなんですけど、結局私たちは給特法があって時間外手当を支給することができない。で、時間外勤務を命じないっていうことになってるんですけど、私たちの仕事って5時にピタって手離してやめる仕事じゃないと思うんですよ。それこそ教育委員会の方も一緒だと思うんですけど。じゃあその5時からの、以降の仕事は命じられてないから時間外勤務じゃないとすると、その5時からやってる私たちの仕事って何なのかなっていうのがすごく疑問に思って、時間外勤務でもないし、5時までしか仕事をしない。5時以降の手当がない。じゃあそれ以降パソコンやってる時もそうですし、それ以降の時間っていうのは教育委員会としてはどういう時間というふうに考えているのかなというふうに質問したいです。勤務時間ともし考えてるのであれば当然支給されるべき手当があるんですけど、手当が支給されてないということは勤務時間ではない。で、管理職もやむを得ない場合でないから命じてない。じゃあその5時以降の私たちの時間っていうのは、例えばやらなあかん仕事を自分たちが勝手にやってるっていうふうに、もしそういう認識が少しでもあるのであればどれだけ働き方プラン、推進プランというのを出したとしても、絶対に改善されないと思うんですよ。先生たちは早く帰ればいいやんとか、現場任せでええやんっていうふうになってしまえば、その5時以降の時間が結局現場で何とかしろとか、結局教員が早く帰るようにしろっていうふうな考え方になると思うんですよ。その教育委員会の考え方として、5時以降の私たちの時間というのをどんなふうに考えているかというのを口頭でご回答いただきたいんですけど、そこはどうお考えですか。


(市教委)

当然その、何といいますかね。たくさんのお仕事抱えてらっしゃってて、今現状、時間外のお話であったりとかっていうのも、当然毎年のようにお話しいただいてましてね。たくさんのお時間、勤務終了後もやってらっしゃるっていうのは当然我々も認識しております。勝手に残ってるとかね、ちょっと冷たい言い方に聞こえるかもしれないですけど、そういうことを別に我々がそういうふうに思ってるわけではないんです。色々とまあ議論もあるとは思うんですけど、一方でその給特法というのはあるので、その法律に則ってっていうところで、もう多分皆さん思ってらっしゃるとおりだと思うんですね。なので、その部分で我々としてもじゃあ何かできるかと言われると難しいところはあるんです。やっぱりそれ法律である以上、実際当初想定されてた時間以上、かなり前の法律ですから、そこがかみ合ってないっていう認識は多分皆さんもお持ちでしょうし、大阪市だけではなくてですね。全国でニュースにも流れてますから、判決も出ておりますしね。そこは認識としては我々としても持っているところです。はい。


(組合)

そのかみ合ってないっていう認識を持っていらっしゃるということを聞いて安心したんですけど、それであれば、より実行性のある働き方改革を本当にしないと、このかみ合ってない状況というのを法律を変えるのが先か、先生たちが死ぬのが先かって、どっちかの今天秤状態なんですよね。先生たちがじゃあたくさん過労死や休職してしまってから法律変えようってなるのか、やっぱりもう法律がこうでなかなか国に、訴えておられると思うんですよ。本当にこの時間外の現状って。安全衛生委員会とか行かせてもらっても何とかしようと市教委の方してくださって、すごくわかってて、管理職もあるんですけど、どうにもならない現状って、もう今天秤にかけられてて、法律が変わるか先生がたくさんもう本当に病むかっていう、どっちかの部分で、じゃあそこまで実行性があるっていったらもう現場任せよりも、例えば教育委員会の方が、もう例えば5時以上出てる業務は何やって徹底的に調べて、それを、もうこれはやめにしようってやるとか、そういう例えば今会議出てきたんですけど、会議以外に時間外勤務になってる原因というのはどこまで把握されてるのかっていうのがすごくお聞きしたいんです。例えば教材研究であったりとか、例えば研修、若手のフォロー、メンター研修の後、また私たち、私メンターの主任なんですけど、メンターの振り返りをするんですよ。感想どうやったか聞いて、その子たちが少しでも次の授業に活かせるようなこと。そういうことをじゃあどの時間にすればいいか。それで伸びてるとか。その辺具体的にどこまで把握されてるんですかね。その伸びてることの内容っていうのは。


(市教委)

すみません。1つはその、先ほど申し上げた働き方改革の推進プランというところで、当然我々だけでやってるわけではなくて、学校園の皆様、先生の皆様にも来ていただいて、一緒になって取り組んで、考えて取り組んで、意見いただきながらやってるところでございますので、すみません、私そこには入ってないのでね。明確にじゃあこれです、これですって今ちょっと言えないんですけど、当然そういった意見も聞きながら取り組みをさせていただいているところでございますので、先ほど色々とおっしゃっていただいたところとかもですね。まあ全部議題にあがってるかどうかはちょっとわからないですけど、当然そういう皆さんに意見を聞きながら、学校を代表して来ていただいている皆様の意見を聞きながらもやっぱり取り組んでいるところでございますので、はい。そこはそういったとこも通じて把握していきながら、例えばできるところから改善していく。こういうふうにしたらどうですかとか。当然そこにはお金がかかってくるところもあると思うんですよ。であれば、すぐにじゃあできますかって言ったら、当然予算の措置をしないといけないというところで、措置していくにはやっぱり時間はどうしてもかかってしまうとは思うんですけど、その中で我々としてできるところからやっていってるというところですね。


(組合)

ぜひ実行性のある。はい。


(組合)

時間がだいぶ経ってるので、ちょっと女性部の方にいってないので女性部。


(組合)

はい。要求書、昨年と変わらず出してます。これ、何も検討しないで昨年と同じなのではなく、女性部で会議開いて、実際に子育てをしている世代の先生から話を聞いて、どういう要求がありますかって吸い上げて出してるものなんです。毎年出してるけど1個も変わってないやんかっていうのが実態です。特に市に権限移譲されたことで後退した労働条件、府並みに戻してくださいっていうのは切実なんですね。いつも回答は、市の職員になったんやから市の規則を適用するのは当たり前やろみたいな感じで答え返ってきてます。そうじゃなくて、なんで府でできてたのが市でできないんかっていうのを聞かせてほしいんです。制度やからっていうのじゃなくて。それ1点です。それから、さっき育休に関して選択制っていうのはありました。本人の選択制で取れるっていう。で、育休についてはその期間含め本人の願い出に基づき行っているところでございますという回答だったんですけれども、さっき男性が育休を取ろうとしたら取り下げてくれへんかっていうような、そんなことを言う管理職がいてるという実態です。育休というのは何も女性だけじゃなくて、子育てに関わる男性でも女性でも取れるというのが今の時代ですので、その辺やっぱり管理職に徹底して、そういうことは言ってはいけないと。本人の申し出なんだということを徹底していただきたいなと思っています。それから、さっきマタハラの相談が0件だというふうに挙がってましたけども、私たち相談窓口まで電話するっていうのはとってもハードルの高いことですよね。でも、日常的にやっぱり朝通勤緩和とりますっていう時にでさえ、管理職からいい顔はされない。わかりますよね。言葉で直接言われてなくてもなんとなく管理職いい顔してないなっていうのは感じることありますよね。そんなことがやっぱり小さいですけれども各職場にあるということです。というのは、やっぱり人手が足りてない。仕事量多い。その時にまた休むんかみたいなね。そんなことになってるのでそういう冷たい対応になるんやと思うんです。やっぱり根本的には人増やす。仕事量減らす。さっきから言われてますけど、それ以外ないん違うかなと思っています。不妊治療に関しては、大阪市も特別休暇になりましたよね。まだこれ職免になってますけれども。そうですよね。


(市教委)

そうです。はい。


(組合)

はい。これから不育治療に関しても、世間的にもだいぶ認知されるようになってきたので、そういう休暇も併せて考えてくれるのもお願いしたいと思います。よく国の動向を鑑みとか言われるんですけれども、やっぱり大阪市としては子育て大事やと思うから、これを推進していくんだというような、そんな施策も考えてほしいなと思っています。やっぱり子育てに対する、子育て世代に対する認識っていうかな。そんなんまだまだ理解がないんじゃないかなというのは、その世代の先生と喋っていて感じるところです。


(組合)

女性部の要求書の2の2の産休代替教職員を期日までに必ず配置することについて言わせてもらいます。産休がわかっている教職員の代替を4月当初、1学期までの間だったら事前に任用するということで、大阪市で先読み加配というんですか。それが大阪市と堺市はもう先進的にやっていただいて、すごく現場では有難いなと思っております。大阪府も来年度からは事前任用というかたちで、同じようにしていくと思うんですけども、でもこれは1学期だけで、2学期以降はやっていない制度なので、2学期以降も先読み加配というか、2学期中に産休に入る人はもう9月からちゃんと代替の人がついてたら、2人で授業もできるので妊婦への負担も少なくなるし生徒との指導もしやすいという、すごい良い点があるので、9月以降にもこの加配制度を広げていってほしいなっていうのが1点なんですが、なんでこんなことを言うかといったら、11月から産休に入られた、私、中学校なんですが、英語の先生が見つからなくて、とうとう自分たちで見つけてこいって管理職に言われて、2人が来ました。非常勤です。常勤じゃなくて。月曜と水曜は1人で、火曜と木曜と金曜が別の方で大学院生の方で、2人の方が産休の方の講師として入られてるんですね。学年の分掌もうてないし、もう本当に他の人へのしわ寄せもあるし、打ち合わせも大変だしということで、もう産休代替教職員は配置されないっていうのはこの学校だけかなと思ったら、他にもいっぱいあるんですよね。それなのに、この資料請求、今日いただいた資料請求の、女性部の資料請求の11のところに、産休代替講師が期日までに配置されなかった件数が12ある。私が今言ったのはこの12の中に入るんでしょうか。もっといっぱいあるん違うかなと思うんですけど。代替講師が本当に配置されない。で、自分で見つけてこいと言われて、その妊婦さんもどうしたらいいんでしょうかとか肩身の狭い思いして、本当にちゃんと配置されてるんですか。やっぱり人がちゃんと欲しいなっていうのをお願いします。すみません。以上です。


(組合)

はい。本当に今もありましたけど、産休講師が期日までに配置されない件数が多すぎますよね。本当に。小学校で48人。中学校で12人で合計60人。先生がいないっていう、この非常事態。当たり前のような状態になってるのが怖いです。本当に。非常事態なんですよね。だから、いつも回答していただくのは、こういうことやってます。ハローワークでこんなんしてます。ポスターも駅に貼ってます。そんな回答ばっかり毎年毎年いただいて、で、ほんまに先生が足らない時に本当にどう打開、まあ全国的にも教員が人気のない職業になってるっていうのもニュースで言ってますけど、条件が悪すぎるから、もう先生になっていかないっていうののが現実だと思うんですね。さっきの給特法のこともそうですし、基本的に色んなことを変えていただきたいなということを思っています。それと、去年私、妊娠障害休暇のことで話をさせていただいたんです。ざっくり見て、産休取られてる方っていうのが一番休んで間もない方だろうと思うのでっていうことで去年言わせていただいたんですけど、令和2年度で産休に入られてる方が例えば教諭だったら467人ですか。ですよね。そのうち妊娠障害取られてる方、この資料の中で89人、去年100人だったんですよ。500人位いてて、約2割。2割の方っていうのは決して少なくない比率なんじゃないんですかっていうことを去年もここで発言させていただいて、そうですねって言っていただいたというふうに私は記憶しています。そのぐらい、やっぱり妊娠、出産っていうのは大変なことで、妊娠障害休暇をもっと欲しい。そういうふうに思っています。先ほども言いましたけど、大阪市がこんな制度なんだっていうことで、もう本当に毎年同じ答えをいただきまして、大阪府職の時は2週間あったんですから、本当に戻していただきたい。これだけやっぱり2割の人が妊娠障害休暇を取って、もっと欲しいと思ってるわけですから、ぜひぜひ本当に2週間、14日間に戻していただきたいというふうに思います。


(組合)

お答えいただけるところはお願いします。


(市教委)

はい。講師の欠員の状況につきましては、先ほどおっしゃっていただいたように、ここ数年ですね。4月当初までに把握しています産育休につきまして、先うちというかたちで今の配置をさせていただいて、ほぼ1学期中には欠員が生じないようなかたちでこの間対応させていただいておるところです。ただ、おっしゃったとおり、特に9月、2学期以降の状況につきまして言いますと、各自治体と不足する講師を取り合うかたちになりまして、年度の後半になるにつれて欠員の状況が出ておりまして、ここ数年、先うちはしているものの、後半についてはやはりちょっと追いつかない状況が続いておりまして、大変ご迷惑をおかけしているところです。先ほど非常勤講師の配置についておっしゃられたところもですね。あくまで我々が率先してご案内するものではないんですけれども、学校の方でご了解をいただいた上でですね、非常勤講師であれば逆に学校からご紹介をいただけるようなケースがございますので、そういったケースに限りましては非常勤講師を、他の方のサポートもいるというご指摘もありましたけれども、我々としてはできる限りの方法ということでご理解いただいた上で配置をさせていただいているところでございます。ただまあいずれにせよ、そういったものを含めても、先ほど資料にありましたように、期日までに配置されなかった件数がこれだけあるというところは重く感じておりますので、引き続き、これまでの取り組みを少しでも拡大できるようなかたちで、いただいたご意見をもとにですね、今後さらに進めていきたいと考えております。なお、先うちの加配につきましても、今年度からおっしゃられたとおり、大阪府の方が本格的に始められるということでございますので、我々としても講師不足を起こさないように、できる限り昨年度と同程度まで先うちのほうをやっていきたい、やっていける見込みで今のところは進めておるとろこでございますので、引き続きご理解をいただければと思います。よろしくお願いいたします。


(組合)

常勤講師が来ないから非常勤にしたんですよ。本当は常勤講師とりたいところなんだけど、配置してくれないから、待ってたらもう授業は自習になって、1年生英語が教えてもらえないから、もうしょうがないからです。何も校内でそれがいいっていうことじゃなくて、ちゃんと送ってきてくれはったらよかったんです。


(市教委)

はい。


(組合)

だから2学期以降も9月1日に事前任用していただいたら、そういう制度を進めていっていただいたら、また先進的に。


(市教委)

ええ。


(組合)

大阪府よりももっと、大阪市が先陣をきっていただけたら有難いです。


(市教委)

我々も人件費の予算を先に使うようなかたちで、この間先うちをさせていただいておりますので、通年でそういった取り組みをやっていくということになりますと予算との兼ね合いもございますので、そこはじっくり検証しながらですね。ご意見を参考に、そういった方法もとれないかというところは引き続き検討させていただきたいと思います。


(市教委)

必ずしも9月、2学期の分が絶対に先うちできないかというと、そういうことではないと思ってるんです。ただまあ、今もありましたとおり、予算に限りのある中で、全体の中でどれぐらいまで配置できるのかっていったような点でありますとか、また、4月の、その3月末の段階で既に把握ができている状態かどうかというところがやはりポイントになってくるかと思いますので、そのタイミングで把握できてる分につきましては、可能な限り配置の方できるようにということで全体の状況を踏まえて検討をしていると、そういうところでございます。


(組合)

専門部の方の要求にも関わるような内容なんですけど、講師がいないのは講師になり手が少ない。講師のなり手が少ないっていうのは、大阪市の教育、この労働条件、給与も含めてのそれが他と比べてよかったら、私は大阪市いきますっていう人が増えたら講師不足は解消すると思うんですけど、やっぱり予算の云々とかで色々あるとは思うんですけど、やっぱりその、さっき言ってた府並みに戻せっていう、この条件1つにとっても、女性が働く時に、じゃあ講師としてどっちの条件がいいって、採用されるのはどっちがいいって言ったら、講師ではなくても講師であっても、条件が良い方にいくんじゃないかなと思うんです。だから人を、人手不足を解消しようと思ったらやっぱり条件を良くして、魅力的だなって思う人が1人でも多くいるような大阪市にしてただかないと。ね。職員は頑張ってるけれどもやっぱり来えへんなっていう、かなりその講師の配置については苦労されてると思うし、これまでのご努力も聞かせていただいているんですけど、やっぱりそこが解消されへん限りはなかなか一気に解決とかにはならないのかなってすごく聞いてて思いましたので、そういうことを実現できるように骨を折っていただきたいなと思います。


(組合)

すみません。妊娠障害休暇のことで先ほど私発言させていただいたんですけど、どのようなご認識でしょうか。


(市教委)

我々、教職員の勤務労働条件を取り扱っておりますので、教職員だけを14日にするとなると、本市の条例に、教職員だけ14日、他の職種は7日っていうふうに書きにいかないとだめなんですね。それで差をつけるっていうことになるので、かなりハードルが上がります。他の職種もありますので。オール大阪で、本市と府の違いということになりますので、人事室の方が14日にすればもちろん教職員も14日になりますのでね。そこはこういう声があったということを人事室の方に伝えてまいりたいと思いますけどね。


(組合)

だから大阪市全体でやっぱりそこは、教職員だけが、教員だけが、教育委員会だけがそういう優遇されてるっていうふうになるのもおかしな話ですし、やっぱり皆で。


(市教委)

そうですね。


(組合)

大阪市の職員、女性職員がやっぱり14日取れるっていうのは当たり前だと思うんですよ。大阪府の場合は私たち取れてた、権利ですのでね。私ら剥奪されたっていうふうな感じでずっといます。だからもう大阪市全体が、そういう女性を大事にしていただける、母性保護していただけるような、やっぱりそういう自治体であってほしい。それがやっぱり少子化の問題に対してもやっぱり前進していくものだと思いますし、ぜひそのために力を貸していただきたいなと思います。


(市教委)

はい。


(組合)

はい。


(組合)

私たちは権限移譲されて市の職員になる時に、当然府で持ってた権利っていうのは、これだけ女性がぼんって増えるねんから受け継がれるよねっていうふうに思ってたんですよ。それが、いっぱい女性が増えたのに、それ、ね。ほんま剥奪ですよね。剥奪されたっていうのでね、すごく皆ショックでしたし、こういうことになるんやったらっていう声をいっぱい聞いたのでね。やっぱり府並みの条件でやってもらいますっていって。それで他の人言うんやったら、あなたたちも一緒にどうですかみたいなね。そういう引っぱり方をしてもらってもいいんじゃないかなと思います。本当に私たち体大変な中で働いているので、妊娠障害休暇必要なので、ぜひお願いします。


(組合)

なんでなんですかね。府にはできて、市にはできない。規則云々じゃなくて。


(市教委)

先ほども言いましたように、教職員の勤務労働条件取り扱ってますのでね。教職員の妊娠障害休暇を14にするには、他の職種と区別をつけないと、保育士は7で教職員だけ14に書き換えにいかないとだめなんですよ。我々がしようと思うと。


(組合)

私ら教職員だけ優遇してくれって言ってるの違うんですよ。


(市教委)

なので、そこの窓口である人事室の方にね。労連もってはると思いますし、訴えていただいてるし、僕らも人事室の方にはちょっとこういう話があったというのはお伝えさせてもらいますし。


(組合)

そんなんすぐできる。部分休業は府に準じて15分単位にするとか、すぐできる話じゃないですか。それ、これに給料発生しますか。制度変えたらいいだけの話がなんで毎年毎年こんな交渉続けなあかんのか。それ理解に苦しみます。私。


(組合)

この声をどれだけ届ければ変わるのかみたいな、例えばですけどそういうのがあればいいですけど、そうじゃないと思うんです。現場の声というよりも情勢的にやっぱり女性が働きやすいっていうことが今日本だけじゃなく、世界的にも女性が働きやすいっていうのが、やっぱりもう今そういう時代にどんどん変化していって、現場でこれだけ声が上がったから変えますとか、教職員だけ優遇しますじゃなくて、もう女性が働くという点でここはあげていかなあかんという認識があることが大事だと思うんです。本当に妊娠障害休暇、元に戻すだけで本当に妊娠している、また不妊治療してる40代の先生。もう全然違うんですよ。働くのが。もうそれ現場にじゃあ本人連れてきてって、そんなわけにはやっぱりいかないし、声が届かないので、じゃあもう私たちが代わりに届けるしかないんですよ。どれだけ届けたら変わるのかって。で、その時にじゃあもってはるからもっと組合の方で言ってって、それもそうなんですけど、動いてもらってると思うんですけど、やっぱり情勢的な部分でも本当に変えていかないと、女性の先生が妊娠した時に不安しかないです。そういう声聞きます。出血したとか。唇青くなって、しんどいんですけど帰ってもいいですかって言って、いや、妊娠してるのに帰りって。年休で帰るんですよ。いや、もうそれ妊娠障害休暇ですよね。それもう今取ったら、もし直前に何かあった時に取れないのでって言って、7日しかない休暇を何とか、その初期と、うまく分けてね。若い先生が苦しいんですよ。もう何とかならないんですかね。本当に。ちょっと7日戻す。元々あったものに戻すだけなんですよ。


(組合)

すみません。単純な疑問なんですけど、府はなんで14日でいけてたんですかね。府は教職員だけが14日で、その他職員は7日とか何か別でもう優遇されてたのか。それとも一緒に。


(市教委)

全部14ですね。


(組合)

14日だったんですよね。


(市教委)

はい。だから。


(組合)

じゃあ府は同一14日やったら、じゃあ市も同一14日にしましょうよっていう動きをしてほしいんです。はい。別に私たちは女性全体、働く女性として言いたいことなので、市がどうとかじゃなくて、府が全部14やったらそれこそ市14日とかっていうぐらいの気持ちを持っていただきたい。


(組合)

よく府の動向を鑑みてとか言うじゃないですか。


(組合)

変えることによってお金がかかるわけでもないですよね。


(市教委)

そうですね。


(組合)

余計にかかるからしませんじゃなくて。うん。であれば、何がハードルになってるのかなっていう気はする。やっぱりそこは強くプッシュしていただいて、女性にとって働きやすい。そしたら人も集まるでしょうし、講師不足も多少解消されるかもしれませんので。全部繋がってるのちゃうかなと思うんです。お金かかるからちょっと無理なんですやったらわからんでもないかなと思うんですけど、一切関係ないですよね。ここはね。


(市教委)

全く関係ないかと言われると、ごめんなさい、そこはわからないですよ。やっぱりその分休暇が、お休みされるということは、例えばその分のお仕事を誰かがやるってなったら、当然そこの人件費っていうのは何かしらのかたちで、目に見えるかどうかはちょっとわからないですけど、その分がどうしてもかかってくるっていうのは当然あると思うんですよ。なので、全くかからないかと言われたらちょっとわからないですけど。


(組合)

極端な話ですけどね。


(市教委)

極論を言えばなんですけどね。なので、恐らくそういった部分も含めて、大阪市全体でという中でですね。すぐにじゃあ14日にしますとかっていうことが、何かしらのハードルは多分あるとは思うんです。当然その勤務条件、おっしゃっていただいているとおり、別に教職員だけじゃなくて大阪市全体でということでご意見いただいているというのは我々も十分認識しておりますし、そこはじゃあ変えていくにはどうしたらいいかってなってくると、先ほど申し上げたとおり、本市全体に関わってくる勤務条件になってきますので、我々としても人事室と連携しながら、当然その労連の交渉の場でもやりとりさせていただきながらということになろうかと思いますので、そこは引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。


(組合)

現場色々負担あってね。コロナでも何でも、妊娠障害休暇も代替来るわけではないので、現場がやっぱりどないかしていくんですけども、でもやっぱり赤ちゃんを産むっていうことで何が一番大事って、その人の体じゃないですか。そういう、もう本当に前提の前提のところでね。何大事やねんって。未来担う子どものことが大事なんじゃないのっていうふうにしてたら職種も関係ないですし、もしそれが叶えば、私たち以外の全女性、それから男性も、パートナーの人とかも皆喜ぶと思います。だからそういう大きな視点を言ってたって伝えてもらえたら有難いです。他にないですか。


(組合)

ちょっと1つだけ。育休の取得の問題は話にならないし、男性の取得を進めてる方針ですよね。大阪市は。


(市教委)

校長会で説明しました。


(組合)

そういう意味で二重にその校長は犯罪的といってもいいような話ですよね。それはもう確認。当たり前の話やから別に、とんでもない人がいてるねんなと思いますが、まあそれは、それだけちょっと確認しときたい。それだけです。


(組合)

はい。じゃあ発言は以上です。委員長の総括を。


(組合)

今述べましたように、当然私も市労組連の立場でも、例えば夏季休暇の半日取得でも実現しないということで、これぐらいは、もう2年ぐらい、これぐらいはいけるんちゃうかって言ってたけど、なかなか大阪市全体では困難だというのはわかってますし、けども、権限移譲の時もね。教職員特有の問題ということで、随分それは取り上げていただいて、やっていただいた部分もあるわけですけども、今切実な要求出されましたので、ぜひとも改善に向けて引き続きお願いしたいと思います。以上で終わります。ありがとうございました。


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令和4年3月22日(火)

大阪市立学校園教職員組合(専門部)年間要求回答交渉の議事録

(市教委)

それでは只今より労働条件改善要求書等に対する回答交渉を始めさせていただきます。


(組合)

17日の本部、女性部、青年部の要求項目の交渉の際に申し上げました。本日は他の専門部について交渉の方、よろしくお願いします。


(市教委)

昨年9月9日付けで大阪市学校園教職員組合の皆様方からいただきました要求書の内容につきましては、この間の事務折衝等も踏まえまして、関係所管担当との調整を行いつつ鋭意検討してまいったところでございます。私どもといたしましては、教育行政の企画立案、執行などの管理運営事項は教育委員会が行政責任を明確にし、主体的に進めていかなければならないものと認識をしているところでございますが、皆様方の勤務労働条件に関わりましては、今後とも労使合意をめざすことを前提として、誠意をもって協議してまいりたいと存じますのでよろしくお願いいたします。なお、回答につきましては、予備交渉におきまして交渉事項として確定したもののみとさせていただいておりますとともに、今回につきましては新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から回答の読み上げは行わず、文書での回答とさせていただきますのでよろしくお願いいたします。それではご質問等がございましたらよろしくお願いいたします。


(組合)

よろしくお願いします。まず障害児教育部からお願いします。


(組合)

失礼します。障害児教育部です。どうぞよろしくお願いします。支援学級の状況を踏まえましてお伝えさせていただきますのでお願いします。まず冒頭ですけども、支援学級の在籍児童がとても増えているということは、もうかれこれ何年もずっと言い続けておりますけども、常々増えております。本年度でいいますと、昨年、10年前と比べて3.5倍の子どもが支援学級に在籍しているというかたちになります。それに対して、支援学級の増えている幅が3.2倍。子どもの在籍増に合わせたかたちでの学級設置になってないんですね。その点を十分に何とかしていただかなければならないなというふうなところを、まず冒頭でお話の方をさせていただきます。要求の項目、ここに学級設置に関しては回答をいただいてるところではないんですけども、また後々、後ほど学級設置の方向性なども少し回答していただければなと思っておりますので、よろしくお願いします。要求項目で挙げさせていただきました、腰痛軽減に関する講師の配置であったりとか、休憩時間の取得。サポーターの賃金労働条件の改善。コーディネーターの超勤の改善というふうの回答をいただきましたが、いずれも十分なものをいただいていると思っておりません。引き続き、対応していただきたいなと思っています。その上で腰痛軽減にも関わるんですけども、講師の配置について少しお話をします。講師の配置がなかなかうまいこといってないっていうあたりは、もう常から私たちの方から話をさせていただいています。特別支援学級に関わって、障がいのある子どもたちに関わって、特に大きな影響がある旨を十分にお伝えしたいなというふうに思っています。ある学校、ある分会からです。学校の先生たちの中で産休に入られる先生がいる。その後講師が来ないというような事態の中で、支援学級の担任が通常学級の担任に異動するというふうなとんでもない事態が起こってるというような話になっています。学校でも十分に論議をする中ででも、どうしても人が来ないっていう中で、そうせざるを得ないというような状況になっていってしまったんですが、保護者さんの方からも、なんでそういうことが起こるんやというふうな話が来ています。現場の中でも、一番子どもたちのことをわかっているその先生が、支援学級の子たちのことをわかっている先生が通常に行かなきゃならないということはどうなんやという話があります。講師の配置に関してになると思います。人事の方で少しお話しいただければというところと、インクルーシブの方から、その支援学級の先生が通常担任になるということをどう考えてらっしゃるのかなというふうな、そういう視点でお話しいただけないかなというふうに思っています。時間がありませんので続けます。2点目です。定数超えについて少し様子の方をお伝えします。もし何かありましたら、ぜひお話しいただければと思っています。年度末にあたりまして各分会の方、聴き取り調査の方を進めてみました。するとこんな学校がありました。来年56人学級っていう学年があるかもしれない。支援学級に在籍する子たちを含めると56人なんだ。要するにその学年16人の子どもたちがいるっていうんですね。在籍数。とんでもないことだなと思っています。要求の、回答いただけてるものではないんですけども、56人の学級を1先生がどう見ろって言うねんっていう話だと思うんです。十分に勤務労働条件に関わってくるんじゃないのかなというふうに思っているんですけども、そのことも踏まえながら少し様子伺えればなと思っています。とりあえず2点、お話しいただければと思います。お願いします。


(市教委)

じゃあ教職員人事から、講師の方の欠員の状況についてなんですけれども、まず3月1日時点の未配置数についてなんですが、小学校については59名、中学校については20名の未配置が生じておる状況でございます。年々産育休の申請される方というのが、若手の方増えていらっしゃるので、年々増えてきておるんですけれども、我々の方での講師不足解消の取り組みというところを行いましても、何とか昨年と横ばいで推移してるような状況でございまして、いずれにせよ、その講師の欠員の状況が完全に解消できていないという状況でございますので、その点につきましては、現場の教員の皆様方に大変申し訳なく感じておるところでございます。先ほどありましたような、学校内で欠員の状況が解消されるまで校務の体制を整えていただくという中で、お話もあったような支援学級の方がそういう通常学級に一時的に応援といいますか、体制をご協力といいますか、ご負担をおかけしているというところは感謝申し上げますけども、大変ご負担おかけしているというところは申し訳ないと感じておるところでございます。結局はその、免許職である教員のというのが、年度の後半になるにつれて、どうしても他の自治体との取り合いになってしまうというところで、年度の後半になりますと欠員の状況というのがどうしても出てきてしまう状況で、来年度もすぐにこの状況というのは解消されないのかなと思っているところで、我々としては今進めております講師の先うちですね。それも今年度、大阪府の方でも先うちをやっていくという状況ではあるんですけれども、昨年度とほぼ、令和3年度と同じようにですね、少なくとも1学期中に産育休に入られる方については先うちをとにかくさせていただいて、1学期に限らずですね。把握したものについては、できる限り講師になっていただける方がいらっしゃる限り、人事としては今までの取り組みを進めていきたいと思っておりますので、よろしくお願い申し上げます。欠員の状況につきましては以上でございます。


(市教委)

指導部インクルーシブ教育推進担当でございます。先ほどの部分、所管の方が教職員人事等ということもありますので、本担当、学級設置の部分についてというところの先ほどもお話もありましたのでお伝えさせていただきますと、これはもう学校長からの設置の計画に関する報告書を踏まえながらの、障がいの種別に応じた学級設置というかたちで行っており、障がいの実態を基に障がい状況に応じた学級設置ができるように努めているところでございます。また、本担当としても、いわゆる教員に加えて校長からの申請を基に、通常学級、特別支援学級に在籍する支援の必要な児童生徒に学習の補助や生活の補助を行う、特別支援教育サポーターの方を配置して、校内の支援体制の充実を図っているところでございます。


(組合)

よろしいですか。すみません。学級設置はちょっと後でまたお伺いしますけれども、今の点、ちょっとすごくよくわからなくて申し訳ないですが、講師不足の件でちょっと変わったことを言わはったなと思っています。また考えていただければと思うんですが。支援学級にご負担をかけているっていうふうに言われたんだけども、支援学級の人が減るっていうのは支援学級の負担がかかるというニュアンスではなくて、1年の担任が6年の担任になるっていうのと同じようなニュアンスなのかなと私自身は思っています。支援学級でひとくくりではなくて、各種別、今まで種別設置という話があった。各種別で設置されてる中で、大阪の場合は独特な、全国から見ても独特な支援学級のかたちですけども、支援学級の担任が通常の学級の担任になるっていうことの違和感を非常に私は感じていますが、その点、人事の方にはよくわかっていただきたいのと、インクルーシブとしてこれはどう考えてはるのかなというのをちょっとご意見、危機感を持ってはるとか、のっぴきならないんだけどもみたいな、何かちょっと伺えたらなと思ったりするんですけども。


(市教委)

先ほどおっしゃられた部分に関して、我々としては人事の部分の人員配置の部分につきましては教職員人事の方になりますので、お答えしかねるところではございますけども。


(組合)

支援教育ができなくなってるっていう現場の声だったと思うんですけど、人がおらんからしょうがない。で、そこが支援担が一番先に支援の仕事じゃなくて、学級に行ってくださいとか。そういうことをインクルーシブとしてどう考えておられるんですかっていうこと。


(市教委)

その人員配置のところは私はお答えしかねるんですけども、ただ、特別支援学級での学びという部分に関しましては、巡回指導等でですね、巡回アドバイザーの訪問等、専門的な領域からの助言っていうのを実施しているところでございます。


(組合)

はい。すみません。時間もあるという。この場でお答えできること、できないこともあるし、うーんと思ってはるんだろうなと、表情なんかを拝見しながら思うんですけども、今後大阪市教障教部として、ちょっとその点はしっかりとお話を聞いていくふうに持っていきたいなと思っています。ぜひ、まず実態の把握をしていただきたいんです。支援学級の担任が通常学級にどれだけ動いているのか。どれだけの学校で困っているのかっていうことを、またいずれ、ぜひ調査の方お願いしたいなというふうに思っています。それを掴んでいただいた上で、各学校での特別支援教育、障がいのある子たちに関する教育実践、そういうものをどういうふうに重きを置いていくのかというあたりを、ここは労働条件の話の場ですので、そこまではつっこみませんけども、しっかりと方針として持っていただきたいな。支援学級としてしっかり機能させてほしいっていうふうな感じで、ぜひリーダーシップとっていただきたいなというふうに思っています。時間がなくなってしまいました。すみません。定数超えの56人学級に関してはとんでもないと思っています。これもきっとお答えはできないと思いますが、せめて56人はちょっと人つけてえなというふうな感じで思っています。全ての定数超えを解消すると何億というような数字が、市議会のやりとりであったというふうな話もニュースで見ました。見ましたが、せめて多い所からでも何らかの加配をしていっていただけないのかな。もう現場は疲弊しています。その点をしっかりと検討していただいた上で、事業を立てていただきたいなというふうに思っています。最後です。学級設置に関してです。今お話しいただきましたが、いわゆる各学校からの要望に則って、種別の設置、定数8人ということを守っていただくかたちで設置の計画というふうに理解してよろしいでしょうかね。はい。それを引き続きお願いします。大阪市は学級設置とても進んでいると思っています。引き続き、どうぞよろしくお願いします。


(組合)

56人学級っていうのはご存じですか。来年度のことなので、まだ蓋開けてみないとわからないし、でも予定としてこういう所があるっていうのは私たちも掴んでいるので、当然ご存知だと思うんですけど。56人っていうはっきりした数字じゃなくても、50人超えそうやとか、そういうのは把握しておられますか。


(市教委)

そうですね。ちょっとあの、定数といいますか。そこの担当、今日ちょっと回答がないということで出席の方はしてないんですけれども、資料提供の方で、はい、そこは多分お示しさせていただいているかと思いますので、一定把握はしているというふうに考えております。


(組合)

いただいた資料、すごく大切に扱わせてもらってます。


(市教委)

はい。


(組合)

56人もまあ聞いた話なのであれなんですけども、実態掴んでいただけたらと思います。


(組合)

では、すみません。最初に戻って養護教職員部。


(市教委)

すみません。ちょっと一旦ここでインクルーシブの担当の方ですね、後の公務がありまして、退席させていただきます。申し訳ございません。


(組合)

養護教職員部です。よろしくお願いいたします。管理運営事項ということなんですが、1番②なんですが、心身の健康への適切な対応を行うための加配についての趣旨を改めて確認し、適切に配置することというふうに要望させていただいているんですけれども、こちらの心身の健康への適切な対応を行うための加配なんですが、大阪市の養護教員会の会長校に長年講師が配置されてるということです。それは果たして適切な配置と言えるのでしょうかということを確認したいと思っています。現在の養護教員会の会長の学校は児童数が少なく、小規模校でありますし、来年度、会長校が替わります。もし、また継続して同じように会長校の所に加配するということであれば、適切な配置ということで考えて市教委は加配されるのかもしれませんが、ちょっと何か、うーんとかって思っちゃいますので、もし配置をするのであれば独自の予算で、またこの枠とは違う予算で配置をしてただけたらなというふうに強く思っています。


(組合)

回答いただいた2番の②です。夜間勤務手当のことについてです。夜間教育手当ということで回答いただいています。管理職に対して適切な運用を行うよう周知しているところですという回答なんですけれども、ちょっと資料請求した夜間勤務手当支給者校種別の校数出していただいたものを見させていただいたんですけれども、恐らくこの数っていうのが、宿泊行事以外のものも入っているそうなんですが、ほとんどが宿泊行事の引率した全員がちょっと数時間オーバー、オーバーというか、夜間の、22時以降ですか。つくの。の、23時までとかそういう勤務に対してつく夜間教育手当の支給があった校数だと思うんです。ここに挙げていただいている数が。私たちがずっと要求しているのは、引率した教職員全員が、例えば23時まで勤務があって、全員に対して支給される夜間教育手当以外に、養護教諭として深夜、病院の引率であったり、人給システムで申請する時間、引率した場合等の、別途また全員が一律でとっている時間外深夜夜間教育手当以外のもので、養護教諭独自に勤務したものについても請求、申請がなされているのかなっていうところがとても気になっています。実際、4時間とか病院に行って点滴して引率した場合であっても、管理職からはこの手当についての申請したよとか、何らか手当がついているとか、そういうことは今まで一度もないですし、ありがとうって、大変だったね、ありがとうっていう言葉だけっていうところだけが実態になっています。それについては管理職が申請すれば取れるのでしょうか。その辺確認したいのと、ぜひそういう深夜また養護教諭以外もですが、何らか業務が発生した場合は手当が取れるのであれば、その部分についてもしっかり管理職の方から支給に向けて動いていただけるように周知していただきたいと思っていますので、ちょっとそこを確認させてください。それともう1個。ちょっと今回資料請求で出てなかったのですが、宿泊行事の時の看護師の同行について。これは把握されていないということで、教育委員会としては把握がない。特に引率しましたとかっていう報告は受けないっていう。


(市教委)

看護師の派遣ってなりますと、今回ご要求いただいた民間というのがあると思うんです。我々の方から看護師を派遣するといったことは基本的にしてなくて、ただ、ちょっともう退席しましたけど、インクルーシブの方で必要な生徒に対しては、申請があれば派遣していると。そこは把握してるんですけれども、ただ、それが宿泊行事に伴うものなのかどうかというところまではその辺ちょっと把握はできてないので、ちょっと資料としてはごめんなさい。今回お示しすることはできてないですね。はい。


(組合)

じゃあ学校で民間の看護師を依頼する場合っていうのは、もう学校独自で動いていて、教育委員会としては特に把握はしていないということで。


(市教委)

はい。はい。ちょっと私の確認できる範囲で確認させていただいたんですけれども、恐らくはその学校の方で、独自でその学校予算の中で取り組んでいらっしゃるところだと思いますので、その点については何か教育委員会の方で集約できる状況でもございませんので、今現状としては、すみませんが把握は、資料としてはお示しできてないというところです。


(組合)

今のその夜間教育手当のことについては、今ちょっと私が確認させていただきたいと言ったことについてはそのままとれるということで。


(市教委)

当然、その対象の時間に勤務が、当然、泊行事ですので割り振りしていただいて、そこに勤務がはまっていれば、そこでご従事いただいているものは当然夜間勤務手当として出ます。


(組合)

勤務がはまっていればっていうのは何時間っていうところに。


(市教委)

そうです。その時間帯。ごめんなさい。9時か10時か、からだったと思うんですけど、その時間帯に勤務時間があって、そこで勤務されてるのであれば、その時間に応じて支給されるはずです。その、ごめんなさい。校長からどうこうというお話だと思うんですけどね。結局その宿泊とかされて、どういった勤務になったのかっていうのを、勤務情報システムの方に登録は多分していただかないといけないんです。登録があれば、その時間に応じて支給は必ずされるはずですので。


(組合)

それは、最高15時間でしたっけ。


(市教委)

15時間30分ですかね。はい。


(組合)

その範囲だけですよね。


(市教委)

それを超えてご従事して、例えばその夜間に児童の方が体調を崩されて、緊急の対応ということで病院に行かれたということであれば、いわゆるその超勤4項目に該当する事項ですので、そこは超勤申請あげていただいたら、基本的にはその部分についてもお支払いになると思うんですね。ただ、その手続きはまずやっぱりとっていただかないと、当然支給はされませんし。


(組合)

その超勤の手続きについては、自分が、例えば養護教諭自身が勤務命令を受けて、その時間帯勤務するわけですけれども、それは本人の申請になるんですか。


(市教委)

その、ごめんなさい。学校でどこまで把握されてるかだと思うんです。例えば一緒に行ってらっしゃってて、そういう対応されたというのを管理職の方が知ってらっしゃったら、当然そういうことは登録されると思うんですけど、仮にそれがちょっとできてなかったということで、じゃあ明細見て、その夜間勤務手当が入ってないですよっていうのがわかったんであれば、そこはやっぱり管理職、勤怠を管理してる方、恐らく管理職の方がほとんどだと思うんですけど、そこにまず確認をとっていただきたいんです。我々として、じゃあそれが払われてるか払われてないかっていうのは確認しようがないので、まずは一旦そこをご相談いただいて、それが入力が漏れてたっていうことであれば、改めてきちんと入力していただいて、ご従事いただいた分は当然お支払いするのが当たり前ですから、そこはそういう対応というのは学校の方でもしていただきたいんです。


(組合)

すみません。じゃあ夜間教育手当ではなく、深夜に15時間30分を超えての深夜の部分は超過勤務の申請という。


(市教委)

基本、そういった対応されてるのであればね。基本的にその15時間30分をあまりその夜間勤務手当の時間に被せてスケジュール組んでいただくっていうことは、基本的にはやめていただいているんですけど、それは万が一はまっているのであれば、当然そこでご従事いただいているのでその分出ますし、15時間30分超えた段階で、急遽夜間にそういった対応されてるのであれば、そこはきっちり申請出していただいたら、その分当然お支払いしますので。


(組合)

その、すみません。その申請を出すのは、その当人ではなく管理職。


(市教委)

ちょっとごめんなさい、システムの入力の超過勤務の命令が、ごめんなさい、僕、今手元にないのでわからないですけど、その管理職の方から入力されるのであれば、そこは当然そうなるでしょうし、当然そういった対応をされてるのであればね。昨日こうこうあって、超過勤務発生しますのでっていうことはやっぱり言っていただきたいんです。お互いが何も言わなければ、そこで誰もわからずに払われてないというのは非常によくないと思うので、そこは当然管理職の方と密にといいますか、やりとりをやっていただきたいんです。


(組合)

完全に夜間に勤務してる場合は管理職もちろん把握していますし、そこからその超過勤務の手当の対象になるから、本人が申請するんでしたら、申請してねっていう声かけも一度ももらったこともないですし。


(市教委)

はい。ただね、それ、我々としても勤務条件の手引きとかね、当然その周知はさせていただくんですけど、じゃあそれで全ての管理職の方がそれで把握をして動くかって言ったら、それで動いてもらえる実態があるんやったら、もう既に多分そういうこと起きてないと思うんですね。一部そういったところがあるんであればね、やっぱりその我々だけじゃなくて、現場としてもそういうのはやっぱり言っていただかないとそのままになってしまうのでね。これがじゃあ来年また同じこと起きて、それでそのままほっておくわけにいかないと思うんです。やっぱりそこはお互いが注意していただいて、確認とっていただいて、いや漏れてたんやったら、じゃあ来年こういうことないようにしましょうとかね。そこはやっぱり、ただ待ちの状態はちょっと、それで実際ご従事いただいているのに支給がないっていうの、それが一番よくないと思うので、まずはやっぱり確認していただいたりとか、ちょっと言いにくいのであれば教育委員会の方にご連絡いただいても結構ですし、そこはそのまま置いとくというのはちょっとやめていただきたいんですね。


(組合)

何か現場では、ちょっとそのまま置いとくというか、ありがとうって言うだけで、労いの言葉でペイにしてみたいな、あるんです。


(組合)

なので、あれですね。そしたら例えば真夜中の1時から3時まで病院の付き添いしました。超過勤務の手続きをとりたいですって言ったら、学校長がそれで、はい、とってくださいっていうふうに。


(市教委)

超勤4項目に該当してる事項でございますので、そこは、はい。お支払いすることになると思います。


(組合)

とってくださいって言うことなんですね。


(市教委)

はい。


(組合)

これ、すみません。とれますよっていうふうに言うのはそちらの責任ではないのですか。


(市教委)

すみません。なのでね、我々としては。


(市教委)

周知はさせてもらってるんですけど、それ、学校園、校長の方でとりますよとか、そういうお声かけがないとか、それこそご従事いただいているのに実績がなくて明細に載ってないとかっていうことがわかったのであれば、そこは我々として、じゃあやってるのに払われてないとかって見れるわけじゃないのでね。当然申請あがってこないと、その部分お支払いできませんので、そういうのがわかったのであれば、まずは、当然管理職の方から声かけするのはそうかもしれないですけれども、わかったのであれば、まずは申請ちゃんと出てますかとか、わからないのであれば一旦教育委員会の方に問い合わせいただいたりとかっていうことで、我々の方からもそこは確認とりますし。


(組合)

私、組合員なので、そういう意識があるので、まだそこで手当が出るのかなとかって。教員自身もそこで本当に出るのかどうかもわかっていないし、で、誰が、自分が申請するのか。元々それは勤務命令を受けて勤務しているわけだから、管理職が申請すべきものかなっていう意識もあったりとかで。


(組合)

すみません。だから事務職員の場合は管理職が超過勤務してくださいって一応言われて、超過勤務したら自分で一旦予備で、予備というか、予備で超勤をいつまでいつまでやりましたっていうのを出すんですね。そしたら校長が認めたらほんまに、ほんまにというか、本当に超過勤務の申請ができるんですね。そういう2段階になってるんですけど、今まで教員の方が超過勤務とか全くこう。


(市教委)

なかなか馴染みがないといいますか。はい。


(組合)

なかったので、それが、そういう同じシステムなのかどうか、ちょっと私もわからないんですけど、するとしたら、そうやって校長も知ってるし、校長先生がやってくださいって言われたら、本人がいつから、何時から何時まで超過勤務しましたっていう届けを出して、校長が認めたらまた返ってきますので、それでもう1回本当に届けを出すというのが超過勤務の今のシステムなんです。


(市教委)

恐らく同じシステム使ってらっしゃると思いますので、そこは。手続き的にはあまり相違ないのかなと思いますけど。


(組合)

こっちの方にお願いして、それは忘れてはったらな。こちらだって。


(市教委)

そうそう。はい。


(組合)

それはあかんやんっていって、もちろん言うのは言うんだけども、それはもう今ここの話でそれでいいんだけど、いや、そもそも論として、この場でこっちにお願いしますと投げかけられても、ちょっとこっちも。


(市教委)

いや、投げかけてるわけではなくて、そういったことがあったんであれば、そこはね、例えばその管理職から声かけあるのが当然だということだと思うんですけど、それをいつまで待ってても、我々そこをじゃあ、その学校その日そういうことになってますよというのがわからないので、はい。であれば一旦、教育委員会の方にご相談いただいたら、状況の確認はとらせていただきますし、そういうことを申し上げてるんです。はい。何もその、全部動いてくださいという、そういうことではなくて、そういうのがわかったんであれば、お支払いしないといけないものについてはきっちりお支払いしないといけないので、状況がそのまま置いとくっていうことじゃなくて、まずは一旦お声がけいただきたいということです。それはまあ管理職でもそうですし、我々でもどちらでもいいんですけど。


(組合)

ただ、すごくレアなことじゃないので、宿泊行事の日程が15時間半を超えて、夜中にトイレに起こしに行くとか、本当に色んなことで勤務をしてるんですね。それが本当に一部のものだけではないので、もっともっと周知していただく必要があると思っていますので宜しくお願いします。


(市教委)

周知の方につきましては、こちらの方が引き続きやってまいりますので。はい。


(組合)

ありがとうございました。


(組合)

そしたら次に栄養教職員部。


(組合)

栄養教職員部です。よろしくお願いします。まず、要求書の1の2民間委託事業のことを書かせていただきましたが、増やす方向で進めておられると思いますが、裏の2の6にも書かせてはいただいているんですけど、委託業者については低価格でも委託の引き受けになってしまったら、安かろう悪かろうか、揃わないとか、衛生面がちゃんと管理できていないとかいうふうなこととかもあったりしますので、それではやっぱり安全安心な給食にはならないことになってしまうので、そうなったら一番子どもたちが被害を受けてしまうっていうことになってしまいます。なので、業者選定とか衛生管理に関わる研修等はやってはいただいてると思うんですけども、引き続き、教育委員会で責任をもって実施していただきたいというふうにお願いしたいと思います。また、来年度何校増える予定なのかも教えていただきたいと思っていますし、小中の校名もあれば資料としていただきたいと思っていますのでお願いします。1の3に書かせていただいた給食費の無償については、次年度も無償になるということで喜んでいますけれども、やっぱり収入の区別じゃなく全員無償っていうのが私たちの願いですが、次年度も今年度も同様に、生活保護世帯とか就学援助費からの補填されることに、やっぱりなってしまうのかどうかも教えていただきたいと思います。1の(10)に書かせていただいているところは、食器に関してなんですけれども、ずっと食器、カレー皿とかも色々検討されているというふうに聞いてはいますが、やっぱり小学校の1.3倍量の給食を食べることになるわけですから、残ってしまっては私たちせっかく作っても何もならないし、食べてもらっての栄養価にもなっているわけですから、大椀自体をもうちょっと大きくしようとかっていう検討はされていないのかどうか。その辺についてもちょっと教えていただきたいのと、今年度からかやくご飯についても実施されたわけですけれども、その後、その検証結果とか、今後回数増になるのかどうかなど教えていただきたいと思っています。


(市教委)

指導部保健体育担当給食グループです。1つ目の民間委託の学校なんですけども、令和4年度は新たに9校が委託されます。学校名なんですけれども、大淀小学校、鷺洲小学校、中大江小学校、平尾小学校、塩草立葉小学校、豊里小学校、関目東小学校、住吉小学校、矢田西小学校の9校となっております。2つ目の給食費の無償化なんですけれども、令和3年度と全く同じかたちというところでして、おっしゃっていただいているように生活保護の世帯ですとか、就学援助のところは引き続き無償化されるというようなかたちになっております。恐らくこのまま令和4年度もこの形になると思われます。次の中学校の食器なんですけれども、課題としては認識しておるんですけれども、食器が変わるとその食器保管庫とかの問題であるとか、それだけではなくてその置く場所の問題になりまして、なかなか良い案が今のところ出てこないと。一時期検討してた時期もあったんですけれども、まあやっぱりちょっと100点めざして検討してたようなところもあって、やっぱりそれめざすと費用も膨大になってくるというようなところですので、今ちょっとおっしゃっていただいたように、例えば大椀だけとか、そういうところも検討を1つ、ちょっとずつしていくという部分では、そういうところもちょっと、検討もしていきたいなと思っております。で、かやくご飯ですね。今年度から導入されたというところでして、栄養教諭の方なんかも配属されてる中学校の17校前後位のところでちょっと調査していただいたんですけれども、その提供したかやくご飯のことを好きであるとか、肯定的にお答えされた方が90%以上いらっしゃったというところで、概ね良好だったのかなというようなところでして、今後も続けていきたいと考えているところでして、ただ、他の献立との兼ね合いもあるので、ちょっとなかなか増やしたりっていうところは難しいので、来年度も今年度と同じ年間6回程度を予定しております。


(組合)

食器については、前は小中一貫校とかで検討されてたりしてたじゃないですか。その辺の部分のことは今、今年度とか来年度とかはやる予定は今は。


(市教委)

今のところは、はい。


(組合)

民間委託事業はどんどん増えているので、委託業者の方もどんどん増えていっている現状だと思っているので、なかなかね、皆がいいぞっていう業者ばっかりじゃないし、それに私たちも指導というわけじゃなくて、教育委員会の方で指導していただくという立場にあると思うので、業者選定については、安いっていうのは難しいと思うんですけど、なかなかちょっとそのあたりもちょっと考慮して。


(市教委)

ちょっとあの数も増えてきましたので、やっぱり新規の業者も参入してきてるようなところでして、やっぱりそういうところが目立つといいますか、そういう悪い部分といいますが、我々の課題だと思ってますので、業者に対する指導なんかもちょっと要求していきたいなと思っております。


(組合)

ぜひそのあたりお願いしたいと思います。2番の2のところで、来年度の採用は本来の栄養職員としてされている方が採用されてるので、私たちも即戦力ということで力強いとは思っていますが、配置については前も、いつもお願いはしていますが、人事も発表されたわけですけれども、大規模校とかにもちゃんと配置していただきたいなというのが私たちの願いですし、不均衡がないように色んな学級数とかも考えて、ぜひ配置はお願いしたいと思っているところです。2の5番のところの栄養管理室については、中学校への配置も増えているわけですし、なかなか空き教室とか倉庫とかを利用しているっていうのが現状だったりっていうことだとは思っていますが、確か調査もあったように思ってるので、その結果も少し把握されてるのだったらちょっと教えていただきたいと思っています。あと、資料の方の食の指導への対応加配については、今年度10校で、ちょっと小中の数が令和2年度とかは変わって、小学校が4校で中学校が6校というふうな、学校数はちょっと少し変動しているところですが、来年度も同じような数で配置されるかどうかをまた教えていただきたいところです。もう1点は、指導主事についても今年度新設になったと思うんですが、その点で何名の指導主事が採用されているのかと、それに伴って今、教育委員会では総括栄養教諭が配置されてるわけです。その役職はなくなってしまうのかどうかもちょっと教えていただきたいです。


(市教委)

そしたらまず私の方から。栄養管理室といいますか、栄養教職員の方の執務室、今年度ちょっと設置の状況を調査いたしまして、初めての照会ということで、回答率はちょっとあまり高くなくて、70%ほどだったんですけれども、何らかのかたちで設置されているという学校が、だいたい、全体300何校あるうちの20%、23%ぐらいですね。そういうような状況がございまして、栄養教諭の方が配置されている150校に限っては49校、だいたい3分の1ぐらいの学校では何らかのかたちで設置していただいているというような状況でございました。方向性というのはお聞きしていただいていると思うんですけども、いつも回答させてもらってるんですけど、やっぱりちょっと新しく部屋を整備するというのは、なかなかハードルが高くて難しいところでございますので、折に触れて、研修の場であるとか、そういうようなところで学校の理解を深めるように要求しているんですけれども、そんな効果もあってか、一定数は設置いただいているところです。こういったかたちの紹介も毎年ちょっとさせてもらうことによって、学校の理解もさらにちょっと深めていけるかなと思います。


(組合)

資料とかもあるので、できるだけちょっとだけでもいいので場所が欲しいなというのが私たちの願いですのでよろしくお願いします。


(市教委)

食の指導への対応加配の状況につきましては、本年度10校なんですけど、同程度と思っていただければ。


(組合)

はい。


(市教委)

すみません。以上です。


(組合)

ありがとうございます。


(市教委)

はい。


(組合)

では次いきます。幼稚園部。


(組合)

幼稚園部です。お願いします。幼稚園部としての要求は色々あったんですけれども、3点お伝えしたいと思います。管理運営事項の部分もありますがお聞きいただきたいと思っています。現状は要求書1の、大阪市立幼稚園の民間委託撤廃です。私は今の幼稚園で大阪市の4園目になるんですけれども、どの幼稚園もやっぱり地域の人がとても大切にされてるというふうに感じます。特に主任になってからは自分自身が地域と関わることが増えたので、地域の方が大切に思ってくれてはることをすごく心から感じています。親子3代で同じ幼稚園に来てくださったり、自分の子どもが幼稚園に通っている時にPTAの役員をしてくださってた方が、自分のお孫さんが通うようになってお手伝いできることがあればしたいというふうに言ってくださってる方もたくさんです。幼稚園としても、このコロナ禍で未就園児活もなかなかできない中、地域の掲示板や保育所に園児の作品を飾りにいったり、地域の施設に幼稚園のパンフレット置いてもらったり、子どもの作品を配らせていただいたりしているんですけれども、やっぱり人数が少なくて学級減になる園もあります。幼稚園まかせにせず大阪市として園児が増えるような取り組みを考えることと、民営化撤廃することを要求したいと思います。2点目です。3の幼稚園における主任の業務について。この項目は時短をとっている主任のことを書いていたんですけども、ちょっと今回は時短関係なく、主任の業務について聞いていただきたいと思います。幼稚園の主任は、まずクラスの担任の先生と一緒に園運営について考えたり、補佐をしたり、園の行事や保育をひっぱっていったり、周りの先生たちのサポートをしたり、若い先生がいる場合は付き添い保育をしたり、先生方の手をひいて園長先生との橋渡しをしたり、またその逆で、園長先生の意見を先生たちに伝えたり、きりないんですけども、保育後は毎日届く文書やメールの内容の把握と、その文書を係の先生で分けたり、整理してファイルしたり、自分の行事の係の仕事をしたり、事務をしたり、地域との連携をしたり、PTA役員さんと連絡をとりあったりと。本当に細かく挙げるときりがないんですけども多忙です。精神的にも時間的にも1人の方にのせられるものではないと私は思っています。主任の仕事に関して、全ての主任が私のように思ってるとは思わないんですけれども、何とかして主任の負担を減らしてほしいっていうことを思っている主任はたくさんいると思います。そのために一緒に主任業務ができる人員を増やしてほしいと思っています。また、今は主任になる時は本人の承諾なしにはならないって聞いたんですけれども、数年前、私が主任になった時はそうではなく、主任の報告があって、その時私は主任にはなりたくないですって言ってたんですが、その私の内示の時に主任の先生が転勤してしまって、でも新しい主任の先生が来なかったので、先生主任やなっていうかたちで主任になりました。今、私は育児短時間勤務とってるんですけれども、時短がとれない時期になって、 担任の仕事と主任の仕事と家庭ってなると、ちょっと今の状況ではとても無理だなと思っています。何より子どもが好きで保育がしたくて先生になっているので、保育の仕事に専念したいので主任を降りたいですっていうふうに園長先生に言っていますが、なかなかやっぱり病気や介護など相当な理由がないと主任は降りられないというふうに言われました。降りられないから仕事を辞めるしかないかなと思っている方もいてると聞いてますし、望まずに主任になった方もいるんであれば、毎年ある、夏に委員会の方が来てくださって面談があるんですけれども、その時に主任の意向を確認して、話を聞いていただいて、その意向を尊重してほしいなというふうに思います。普通の会社とかで昇進になったらお給料も上がります。やったーって思うんですけれども、なかなか幼稚園の主任が、私が思うだけかもしれないですが、やったー、主任やっていうふうに思えるような魅力がなかなかないです。降格を要求するっていうのはおかしいかもしれないですけれども、本人の意向を尊重して、主任についての業務を考えていっていただきたいと思います。すみません。3点目です。要求書の3の12についてです。幼稚園の先生は本当に子どもたちのために自分の生活も犠牲にして、毎日2時間3時間の超過勤務が普通になっています。大きな行事前は9時、10時、10時半とかになる日が続いている園もあるそうです。大きな行事の前に、担任の先生が1人休んでしまった園もありまして、その先生がどれぐらい休むかがわからなかったので、講師の先生もつかないまま、1人いない状態で2ヶ月ちょっと過ごしたみたいです。全体の人数が少ない幼稚園、もう本当に各園6人、7人、8人、9人、10人、11人ぐらいの園で、1人欠けてしまっただけでものすごい周りの負担がとても大きいんです。その担任の先生の代わりに特別支援担当の先生がそのクラスの担任に入ってくださったり、主任が時短だったので主任の先生がそのクラスの補佐に入ったり、支援担当がその担任になっているので、支援が必要な子どもたちはそのクラスの担任が、養護教諭が見るしかなくなり、支援がいる子も1人ではないので、各クラスに複数いるので、保育をするのもいっぱいいっぱいやし、毎日保育後は行事の準備と事務の仕事と係の仕事とすごく大変だったそうです。帰宅時間が11時とかになってしまった先生もいらっしゃって、その中の先生の1人が、遅い時間に家に帰ってご飯食べてたら、涙出てきて止まらなくなってしまったり、幼稚園朝行って近づいてきたら動悸がして行きにくい状態で毎日過ごしていたっていうふうに私は聞きました。元々、幼稚園には人数に余裕がない状態なので、1人欠けただけでこういう状態になってしまうのかなと思います。幼稚園の人員を増やしてほしいと思います。あと、なんで長時間勤務になってしまうのかなと考えた時に、意識を変えないといけないということもあります。幼稚園にいる子ども、もうちょっとこれやりたいな。もうちょっとこっちもやっておかないと、ちょっとしんどくなるなっていうふうに感じて、帰るのがどんどん遅くなってしまいます。土曜日、日曜日に幼稚園に行くのが普通になっている先生もいます。子育て中の先生に対して、先生は土日来れないのわかってるからって言ってしまう園長先生もいます。でもそれっておかしくないかなって感じました。園長先生にしてみたら、無理して土日来なくていいよっていうことだったのかもしれないですけども、土日行く、出勤日ではないんじゃないかなと思って、ちょっとおかしいんじゃないかなと思いました。どうしても休みの日に幼稚園に行かないといけないことがあるのはわかるんですけれども、でもそれが当然となってしまうような意識は変えていけるように、まずはそういうふうに言ってしまわれた先生の意識を本当に変えていってほしいなと思うんです。早く帰りなさいとか、もう時間遅いよとか、声かけてくださる園長先生もいらっしゃいますし、でも、先生たちに帰りって言ってるのにもうちょっと残りたいって言われるんですって言われた先生もいてはります。無意識にそういう言葉が出てしまうところがあって、根底に仕事で残るのはしょうがないんですけれども、こういう気持ちが残ってるから、出てくるのかなって感じました。先生たちも早く帰れるなら本当に帰りたいって毎日言ってます。でも目の前の仕事がなかなか終わりません。働き方改革を進めていくっていう、今日も文書が出てましたが、幼稚園の業務の中で削れるものは何か、削れないものは何かっていうのを園任せではなく、本格的な業務内容の見直しを、大阪市の園として行っていっていただきたいと思います。お願いです。


(市教委)

主任の業務が非常に激務であるということで、なかなか帰ることができないであるとか、ご負担をおかけしているという状況で、主任に関わらずですけれども、育児短時間勤務をとられた方に対しては、時間講師ではなくて常勤の講師をこの間幼稚園については配置をさせていただくと。で、主任はじめ教員の先生方の負担を少しでもとれるようなかたちで、この間運営させていただいているところです。で、数年前にも、ただ実態として、育児短時間勤務をとられた方がやはり遅くまで、普通の教員と同じように残られて仕事をされてるという実態がございましたので、全て解決してるわけではないんですが、毎年その園長にですね。特に時短主任を新たに迎えられる園に対しては、育児短時間勤務の制度でありますとか、制度が形骸化しないように運営を徹底するであるとか。あと、他園の状況ですね。情報共有させていただいてですね。少しでも帰りやすい雰囲気を園長率先して作っていただくようにこの間お願いさせていただいているところで、まだ現場の実態ね、まだ色々あるかと思うんですけれども、年々その管理職の方の意識も改善されてきているところで、我々としてはさらに制度を定着といいますか、より良いものにするために周知は今後も徹底させていただきたいと思います。あと、主任になっていただく、我々の人事でございますのでね。通常の人事と同じように、もちろんそのご本人の意向といいますかね。例えば子育てであるとかご家族の事情がある方について、通勤のご事情とか、そういったところですね。少しでも働きやすい環境に整えさせていただくために、事前に面談でありますとか、まあこのコロナ禍の状況でございますので、個別に電話をとらせていただいたりしてですね。主任になられる方につきましては、勤務条件の方はできる限り対応させていただきたいと思っておりますので、ご理解のほどよろしくお願いします。


(組合)

次に事務職員部。


(組合)

はい。事務職員部です。よろしくお願いします。まず、交渉事項1の1、2、2の1、2、3とございますが、特に2の1です。府費から市費になって、学校事務職員の休暇が教員と変わってしまいました。府費の時は教職員っていう枠の中で、学校っていう枠の中で、教職員という枠の中で学校事務職員も一緒になってやってきたはずなのに、市費になった途端に、何か学校事務職員だけが行政職やからって、行政職に、横へよされたというような感じをこれ、受けます。以前からずっと言ってますし、これで助かるのはもう本務の方じゃないんです。臨時の方がやっぱり半日、半日半日で夏季休暇、半日半日で取れるっていうことがすごく助かるって言ってはるので、ぜひね、これ実現してほしいと思います。次です。2の2の昇格制度の基準についてです。回答これいただいているんですが、問題は事務主任、主幹、主幹はまあ、特に事務主任。事務主任の試験を以前はやっていました。府費の時は。筆記試験と面接とか作文とか。総合的に事務主任になれるだろうという判断ができた試験だったと思っています。でも今は違いますよね。事務主任。人事委員会か教育委員会か知りませんが、ご指名で事務主任、あなたがしてくださいよと、やってはりますよね。先ほどの幼稚園の方もおっしゃってましたが、本人が望まないのに主任にさせられて、そこでやっぱりやる気が出るんかって思うと、どうなんかなと思います。まあ事務職員とかある程度給料が上がりますけどね。上がりますけども、やっぱり本人が望む、その人の実力もちゃんと見る。その上で主任になっていくっていうのが、やっぱりこれからの主任制度かなっていうふうに思っていますので、ぜひ、これからちょっと、きっちり客観的に判断できる材料で主任に上がっていくような制度をお願いしたいと思います。次です。予備交渉で1の4の部分ですけど、共同学校事務室の部分ですけども、管理運営事項というお答えで、それは一般の行政職の方が部署を替わったとしても、それは労働条件じゃなくて管理運営事項だっていうお答えだったんですけども、学校事務職員の場合は一般行政とは別で、学校事務職員として採用されています。学校事務職員として採用されて、労働条件明示じゃないですけども学校勤務ってなってるんです。最初から。学校勤務じゃないところ、学校にあるけども共同学校事務室という、学校勤務じゃない共同学校事務室に勤務するっていうことは、明らかにこれは労働条件の変更だと私は思うんですが、その点をお答えいただきたいと思います。次に、まあ管理運営事項ですが、就学援助事務なんですが、もうこの事務が煩雑なんです。本当に。で、先ほど給食費でも来年度も教育扶助と就学援助はその制度で出すっておっしゃいましたけど、その制度で出すっていうことで給食事務が発生するんですね。で、給食事務、栄養教諭の方もされてると思いますし、栄養職員の方もされてると思いますけども、全ての学校に栄養教諭、栄養職員がいらっしゃるわけじゃないので、いらっしゃらない所は学校事務職員がほとんどやってると思います。そしたら学校事務職員、今定数が減ってきて、1人のとこ多いですよね。ただでさえ、他の仕事を事務員もせないかんし、教職員もしないかんし、給料、旅費もせなあかんし、就学援助費もしなあかんし、そして就学援助の受付事務もしないとだめなんです。もう仕事いっぱいあってしんどくなって休んでいる人が増えてるんです。その辺も色々考えて、何とか学校の事務なり、教職員の負担を減らすようなかたちで、やっぱりね、いってほしいです。それが子どもを大事にすることだって、繋がることだと私は思っていますので、ぜひその思い、同じような思いに立ってもらって、少しでも学校の負担を減らすようなかたちで、これからお願いしたいと思います。まあ就学援助事務に関して言えば、コロナの給付金をプッシュ方式で給付されましたよね。この間。市民税、府民税かな。ゼロの人とか。そのプッシュ方式が就学援助事務でもできないかどうか。それも考えてほしいです。全部は無理だとしても、今分かれている早期1、早期2。この部分は明確にわかるわけですから、3月1日時点でそういう方が該当してたらプッシュ方式で支給するとか、そういうことで少しでも学校の事務を減らしてほしいです。まあとりあえず以上です。


(組合)

何か答えられるようなところがありましたら。


(市教委)

勤務労働条件なんですけど、もう既に学校以外で学校運営支援センターとかで働いている方もいらっしゃると思うんですけど、共同学校事務室で勤務されるだけですので、そこに勤めて、例えば病気休暇が取れなくなったとか。


(組合)

センターとかは、以前府費の時は市費に変えてましたよね。


(市教委)

ちょっと昔のことはごめんなさい。ちょっとわからないですけど。


(組合)

そうなんです。府費のままいってたら、それは違法だって言われて市費に変えてたんです。で、今はもう市費、市費なので、その辺何かすんなり、すーっと抜けてるんですけども、でもあくまでも学校は定数があって、その縛りもありますし、最初の採用の時に学校に勤務するって、臨時教職員、臨時の方もそうですよね。募集する時に学校に勤務するって書いてますよね。


(市教委)

ちょっと共同学校事務室の詳細についてはちょっと事務職員の担当から説明しますけども、その勤務労働条件に何ら変わりはないんです。例えば夏季休暇が取れなくなったとかね。共同学校事務室で。勤務労働条件一緒ですので、勤務労働条件の変更にはならないですね。


(組合)

いえ、それは最初、予備交渉の時に一般行政の方はどこに行こうと一般行政なのでって。


(市教委)

それはすみません。だから我々の例を出しただけなんですけどね。新しい部局ができて、そこに行くということに関して、何らその。交渉ではなくてね。その辞令を受けて行くことは公務員として当然の責務といいますか、なってきますのでね。そこをその交渉をして行く行かないを決めていくということではないはずなんです。今、申し上げましたけれども、共同学校事務室に行って、例えば勤務時間が変わりますとかね、休暇取れなくなりますとか、そういうことではないので、そこは交渉事項という整理じゃなくて、あくまで管理運営事項ということで、こちらの方が主体をもってさせていただく事項になってきますので、はい。


(組合)

辞令が何校も出るんですよね。


(市教委)

辞令が何校も出るっていうのは、ごめんなさい、どういうことですか。


(組合)

え?だから1人の人に対して辞令が、何々学校勤務、何々学校勤務、何々学校勤務っていうかたちで辞令が何枚も出るんですよね。


(市教委)

兼務設定。


(組合)

あ、そうです。そうです。


(市教委)

兼務設定はそれぞれの共同学校事務室で、それぞれ兼務設定するということになっていますので、特段勤務条件が変わるとかっていうことではないので。


(組合)

その兼務発令を出すっていうこと自体、府では話をしているような気がするんですけど。


(市教委)

それは別に勤務条件が変わるという訳ではないので。


(組合)

その辺は管理運営事項の考え方と、本当に勤務労働条件。だって仕事の量、量は違うって前から言ってはったのはわかるんですけどね。わかるんですけども、量が増えるっていうことは、それだけやっぱり労働時間が長くなるっていうことじゃないですか。


(市教委)

我々のとこでもそうですけど、繁忙の部局とそうじゃない部局もありますし、そこに行ったら当然超過勤務もかなり増えますしね。そうじゃない所に行けば当然定時で帰れる部署もありますし、それは別に、じゃあそこに行くことが交渉事項ですかっていうと、そういうことじゃなくて、あくまでその勤務条件というとこでいくと、所定の勤務時間だったりとか、それこそ休暇制度であったりとか、そこになってきますので、それは当然、職場が変われば、学校でもそうだと思うんですね。中にはかなり忙しい学校もあるかもしれないですし、他と比べればちょっと少ない学校もあるかもしれませんし、それと同じだと思うんですけどね。その共同学校事務室で、ごめんなさい、僕も所管じゃないのでわからないですけど、どれぐらいの業務量があるかもわからないですけども、当然行ったことで増えることもあるでしょうし、ある意味、集約していることで減ることもあるかもしれませんし、そこは一長一短あるとは思うんですけど、そこをもって交渉事項ということにはならないかなと思うんですけどね。


(組合)

全てを納得したわけじゃないですけど、この共同学校事務室については少しお話がもらえるっていうふうに予備交渉の時。


(市教委)

当然お聞きになりたいことがあれば聞いていただいたら、答えられる範囲でご説明させていただきますので。


(組合)

聞けばですね。


(市教委)

はい。


(組合)

じゃあ今、共同学校事務室先行してる学校で、どんな仕事をどうされてて、うまくいってる仕事はどんなんなのか教えてほしいです。


(市教委)

それは効果検証の話、再三説明してるかもしれないですけど、8月に効果検証をさせていただいて先行実施の部分に関してはお伝えをさせていただいてて、どういったものが教員の負担軽減になっているかだとか、そういった事例とかアンケートとかもとらせていただいていますので。


(組合)

検証結果のことだけですか。今日は楽しみにしてきたんですけど。それ以上に、だからあの検証結果は先行の2室だけですよね。その後に6校やったかな。作ってはりますよね。


(市教委)

6校の方に関しては、お伝えはしてるかなと思いますけども、あくまで大阪市として全市実施をするにあたって、予算も確保する中では、ある程度限られた予算の話をしないといけない中で、もう1回その6校についても効果検証すると、いつまでたっても予算の確保とか事業として進まないので、それに関してはもう1回効果検証をするっていうことはしませんっていう話は多分してるかなと思うので。


(組合)

効果検証はいいから、良い話を教えてほしいです。


(市教委)

良い話。それは。


(組合)

だからこんな、こういうふうなやり方をしてうまいこといったよっていう話を教えてほしいと。まあ今じゃなくてもいいので。


(市教委)

それはその、そうですね。これからまあ先行したところプラス増えていったところもあるので、そういった事例も増えていくのかなと思います。


(組合)

それはうちの区でもやってますけどね。最初に共同学校事務室だよりっていう便りを何枚かくださっただけで、それ以降は全くもって何も教えてもらわれへんし、どうなってるのかわかれへん状況です。で、それがやってない所にしたら不安なんですよ。うまいこといった所の例をやっぱりその、いざ始まった時にそれをすぐ吸収してやっていくっていうことが前進するっていうことでしょ。なのに、全然何か情報が入ってこなくて、皆不安やなみたいな。


(市教委)

今のところ対外的に出しているのは、8月の効果検証で、そこをまずは見ていってもらってっていうかたちに。


(組合)

それはもう十分見てますので。


(市教委)

それでまあ、プラスについては徐々にそういった話も、メリットとかデメリットとかでるかもしれないですけど、正式にアンケートとかはそういった形でしかないので、それを見ていただくという形に。


(組合)

あれだけなんですね。


(市教委)

対外的に言えるのはそうですね。


(組合)

そうなんですね。不安ですよ。皆さんね。納得せえへんけど終わります。


(組合)

次、臨時教職員部。


(組合)

はい。臨時教職員部です。よろしくお願いします。例年、いくつか回答はいただいているんですけど、やっぱり臨時教職員部の問題でいうと、まず、当たり前の話なんですけど、解決しない問題がたくさんあると思うんですが、それが予算の事情とか採用人数の制限とか、あるいは講師の先生に働いてもらうのであれば、講師の先生の、先生方、非正規の、会計年度職員の皆さんの労働条件を上げていくしかないなというのはすごい思っています。要求書でいきますと、いつも管理運営事項なんですけども、採用試験制度の問題で、これまであった、前年度一次合格者の特例が2年前からですかね。なくなって、今年度もこの間要項見させてもらいましたけど、復活しないということで、やっぱり現場で教諭と同じような仕事をする講師の先生にとって、7月に一次試験から受けるっていうのはすごい負担だと思うんです。併せて要項の方には、要項というか、採用試験の要項の方には養成講座の特例を受ける方と大学院推薦特例受ける方は一次免除であると。何が違うんだと。現場で日々実践してる先生方と、色んな大学とか教育委員会の推薦で受ける方の違いが全くわかれへんまま、講師だけ一次があるというので、もうかなり多くの講師の先生は、特に若い先生ですね。採用試験受けたいと思ってる若い先生は納得していないと思います。もう1つ。労働条件の大きな問題でいうと、3の(1)の問題で、やっぱり前書きでも色々書かせてもらったんですけど、賃金格差の問題。1級2級の問題が出てくると思います。この間色々僕も資料探して、別の交渉でも言わせてもらってるんですけど、例えばこの間出ました教員の採用試験の要項の中に、正規採用された時の初任給が載っています。同時に、この2月かな。改定された講師の手引きにも、講師の大卒の初任給が載っています。やっぱりその金額の違いってよくよく見ないとわからない人はいると思うんですけど、やっぱり大学卒業時に明らかに賃金の格差が出てきてるっていう実態を若い人が知った時に、本当に大阪市で講師からでも始めたいのかなって思うのは、やっぱり思います。加えて、3の(6)。これもずっと言ってますけど、主務教諭制度の問題で、長年講師をやっておられる方が採用された場合の不利益っていうのは未だに解決していません。やはりそういう問題を本当にどう解決していくか。どうしていくかっていうのは、やっぱり教育委員会の皆さんもちょっと考えてほしい。それが講師不足解消の1つになるんじゃないかなと思っています。あと、ごめんなさい。話戻るんですけど、1級2級の話でいうと、文科省の全教との回答で出してるところがありまして、やっぱり教諭の職務と講師の職務を分けて考えるなら1級2級というのはあるかもしれないんですけど、同じことをしてるのに給料の格差があるのはおかしいという回答を出してまして、それについてもやっぱり職務給の原則であったり同一労働同一賃金の問題。同一労働同一賃金は厚生労働省で言ってる話ですし、やはりその1級2級の問題の解決っていうのは、やはり早急に求められるべきじゃないかなと思っています。あと、回答いただいている会計年度職員の問題も一言言っておくと、予備交渉でも言わせていただきましたが、会計年度、先ほど障教部の回答でもあったみたいに、特別支援サポーターを、やっぱり現場がいないと、その方がいないと現場が回らないという状態になってるんですけど、そのやっぱりそのサポーターの方に任用の内容が具体的に伝えられていなかったっていう事実が去年あったので、改めてちょっと校長先生からちゃんとそれぞれの会計年度職員、サポーターとか、SSSですかね。の方に任用の中身について説明するという、していただけるようにしていただきたいと。とりあえず以上です。


(組合)

お答えいただけるところがあればお願いします。


(市教委)

まず、採用制度についてのご意見についてなんですけども、まずその第一次選考、面接の試験ですね。が免除になるのは、おっしゃられたとおり大学推薦の特別選考とか、教職大学院推薦特別選考。あと大阪市教師養成講座の修了者の特例。それに限定しておりまして、あくまで限定的な取り扱いとさせていただいているところです。理由としまして、採用選考において我々が求める人物像というところを見極めるにあたって、やはり面接試験というのが非常に重要なものであるということで、そういった限定的な取り扱いをさせていただいているところです。しかしながら、その中でも大阪市の現職で講師としてお勤めいただいている方につきましては、大阪市立学校園現職講師特例としまして、第一次選考の筆答試験について全てを免除させていただいて、あと他の社会人経験特例であるとか、そこはまた区別しまして、より有利な特例の内容とさせていただいているところです。一次の面接が残っているというご指摘なんですけれども、その試験においても在籍校園長の評価を反映させていただくことで、優秀な講師につきましてもその内容を試験結果に反映させていただくこととしているところです。なので、その面接をなくすというところまではなかなかちょっと難しいところではあるんですが、少なくとも社会人の特例とは明らかに差をつけるかたちで、現職の方には有利という表現があれなんですけれども、できる限りの措置、制度は設けさせていただいているというところです。あと、講師の2級格付けのところなんですけれども、文科省からそういう全く同じ職務をしてる場合はというようなご意見もあったかと思いますけれども、一方で各自治体において職務給というのもそれぞれ整理をして、結果として差が設けられてるというところについては、妥当という表現があれなんですけども、それぞれの自治体において整理すべきところということで、この間指導といいますか、国からの見解もいただいておるところです。我々としても1級2級ということで、これまで職務給というのを整理させていただいているところで、ただ一方で同一労働同一賃金っていうご指摘がありまして、我々としては直ちに違法な状況ではないという理解をしておるんですけれども、ただ一方で我々のような情勢適応の原則といいますか、他都市の状況とか政令市の均衡を図るというところがございますので、少なくとも近隣の政令市においてそういった状況が見られないかというところは、常日頃から確認させていただいているところで、ちょっとまた別の交渉の場でもちょっとお伝えしておったのですが、この間20指定都市ですね。の状況を確認させていただいているところでございまして、職務給については、まあ講師についてですね。20政令市のうち9市で1級、11市が2級に格付けしておるところでございます。その11市の2級というところなんですが、近隣の京都市、神戸市につきましては、全面的に2級というわけではなくて、あくまでその勤続年数でありますとか、年齢でありますとか、そういった条件も整理しまして、一部の講師の方にのみ2級を適用しているという状況でございました。令和2年度も地公法改正あった際に、先ほどおっしゃったように同一労働同一賃金という整理の中で見直している自治体も1市ほどはあったんですけれども、多くの所はそこまで一気に見直しというところは図っていないというところでございまして、先ほど申し上げたとおり、各自治体においてそれぞれの職務給との整理している状況を引き続き、会計年度任用職員の制度が入った以降も続けているという状況でございます。あと他都市の状況ですね。確認する中で60歳以上の、超の方の講師の給与について制限を設けてる自治体がわりと多くございまして、制限のある自治体は20政令市中16市ございまして、多くは再任用の給与水準に制限したりであるとか、あとまあその昇給を停止したりとか。この再任用の教員の方々とのバランスを図っているということで制限をしている自治体が16市ございました。制限のない自治体が大阪市も含めて4市ございまして、講師を2級に格付けする政令市もあるんですが、今申し上げたように60歳超の給与制限については、むしろ大阪市の方が制限がなくてですね。高い状況になっているところでございました。我々としたら、その他都市の状況ですね。特に競合先である大阪府でありますとか、あと他の政令市の状況ですね。確認しながら検討をしていくんですけれども、今大阪府の状況でいいますと、1級の格付けであるところとか、あと60歳超の給与制限というところは大阪市と同じような状況でございますので、なかなかその競合先が変わることで一気に見直しを図っていけるという状況でもないのかなというのが、今調査している、調査した結果を踏まえた我々の考え方でございます。


(組合)

色々あるんですけど、その職務給の原則、文科省回答していただいているんですけど、例えばね、やっぱり教職員、教員、免許職、要は同じ免許を持って正規と講師の違いであって、どこにそんな差が出るんかなというのは、職務給の原則、僕もちょっとうまいこと言えないですけど。で、実際にそのまあ、事務折衝でも言わせていただいたんですけど、同じ仕事をやっぱりしてるんですよね。これ細かく言ったらほんまに長くなるのでできるだけ短くしたいんですけど、例えば本部の交渉でも研修の問題を明らかにさせていただいたんですけど、1人1回授業というのが2015年度からあって、それは講師の先生も、特に若い講師の先生もやりなさいっていう学校が多くやってるわけです。もしね、その給料に差があるのであれば、例えば講師の先生はやらなくてもいいですよとか、そんなこともあってもいいと思うんですけど、校内での話ですから。校内でいったら、やっぱりそれだけ区別つかない話。区別というかね。その講師で担任もってる先生もいてるし、だから本当に、何て言うのかな。やっぱり同一労働同一賃金。元を正せば。同じ仕事をしてるのに、講師の方だけはこの仕事しなくていいとか現場ではあり得ない。この格差の問題は組合の中での矛盾っていう。お互いにとって。正規の人にとっても、講師の人にとってもそれは矛盾を生んでる制度だと思うので、やっぱり早急に解決していただきたいのと、さっき回答いただいたんですけど、京都とか神戸は一部2級を適用してるという制度があるのであれば、せめて大阪市でも経験のある講師の先生、僕の周りでもいますけど、試験がなかなか受からないから、今回回答にもつけさせていただきましたけど、50代の人が市で特例で受けたとしても、全然すごい割合が少ないから、やっぱり受けれないけど講師は続けるとかっていてると思う。せめてそういう人たちを救うような制度をやっぱり今後必要なんじゃないかなと思います。とりあえず以上です。


(組合)

採用試験のことなんですけど、講師経験何年までと委員会としても、この人は生徒の前に、子どもたちの前に立てる人だということを認めてるということですよね。ですよね。数年間講師をずっと大阪市してるということは、この人は生徒の前に立てても大丈夫な人だということを認めて辞令出して採用しているわけですよね。基本的にそういうことですよね。


(市教委)

基本的にはそういったところで一部試験の免除というところはさせていただいているかなと。


(組合)

でね、大学院であったりとか、養成講座よりもよっぽどキャリアもあるし、実績もある人ですよね。そういう講師の人っていうのは。っていうことは、その人たち以上にやっぱりその講師の人は採用試験に優遇されるべきではないかなというふうに、まず1つ思います。それからさっき給料のこともそうですけれども、そこの前段の部分でも書かれてるように、学年主任やってたりとか校務分掌で部長やってたりとか、正規の教員以上に働いているような人は沢山いてます。で、働けば働くほど実は自分を犠牲にしてるから、採用試験の勉強はできないんですよね。そうですよね。普通に考えたら。時間切れになることもそうですし。なのに優遇されへんのはどういうことなのかな。ちょっと冷たいん違うかというふうに感じております。はい。以上です。


(市教委)

我々としては、まあ繰り返しになってしまいますが、まあその大学院とかそういった専門的な分野でそういう経験を積まれた方っていうのとはまた別で、現職といいますか、社会人の特例でありますとか、そういった制度を2つ設けておりまして、その現職の方に対してのその制度の中で、大阪市の講師については元々の試験の中で優遇するような、そういった制度にさせていただているところです。ただまあ、おっしゃるとおり、そういう言われてる、教職大学院とかっていうことと比較した時に、制度上がそういったご案内していないところはね、どこまでいってもそのご回答にはそぐわない内容かもしれませんけど、少なくとも我々としてはそういう考え方で、できる限りのちょっと措置といいますか、制度を設けさせていただいているところでご理解いただければと。


(組合)

もっと優遇していただけるように、改善していただければと思いますので、頑張ってる講師の方、たくさんいてますので、はい。お願いします。


(組合)

まだ我々としては様々な課題を残されていると思いますので、引き続き要求していきたいと思います。本日の交渉については以上で終わりたいと思います。どうもありがとうございました。


令和4年9月26日(月)

大阪市立学校園教職員組合からの年間要求申入れ交渉の議事録

(市教委)

それでは定刻となりましたので、大阪市学校園教職員組合からの労働条件改善要求書についての申し入れ交渉を始めさせていただきます。


(組合)

要求書の冒頭にも書かせていただきましたけれども、小学校教員の採用倍率3年連続で過去最低を更新。長時間労働なお在校11時間21分、休憩ゼロ54%。教員の働き方改革、長時間勤務敬遠が急務などと指摘され、教職員の勤務労働条件の悪化が広く知られ、教員不足が社会的問題となっております。法政大学の教授によれば、教職がブラックだと見向きもされなくなり、次の担い手である教員志望が減り、都道府県で教員採用試験の倍率が1にも近づく県も出てきていると。現場が本当に崩壊するかもしれない。その予兆は既に現れていると、こういうふうに指摘も出ております。私たちはこの教員不足の問題は、ブラックだということもありますけれども、結局は教育予算不足。つまり、正規教員を増やさずに臨時教職員の待遇も改善も行わず、国が最も悪いわけですけれども、教職に対する定数改善計画をやめ、そして地方自治体がそれに対して独自措置が不十分だったと。この結果が、総合的な結果が、現在の広く言われるようになっております教員不足だというふうに考えております。教職員の労働条件は子どもの教育条件だと長年指摘してきましたけれども、それに応えなかった責任は重大だと言わなければなりません。そういう意味で、教職員の勤務労働条件の改善はもう喫緊の課題だと思っていただいてるとは思いますけれどもということであります。続いて、少しだけ、この本文の労働条件要求書に書きましたように、今述べましたような基本に立ち戻って、同一労働同一賃金を改めて要求をしたい。そして長時間勤務解消、直ちに解消っていう点では、私たち遡れば、労働基準法は人たるに値する生活を営むための必要最低条件となっているにも関わらず、教員については1日8時間、週40時間も守られていないし、勤務時間外の勤務に対して賃金も払われないし、まあ当然、こう要求しましても、当然、その法に基づいて行政行われてるわけですから、給特法のことを出されるでしょうけども、今や事態はそういう事態ではないという認識から、例年とは違うと、とりわけ、1番2番については、書き方になっておりますけれど、そういう趣旨であります。そして今から各専門部から要求させていただきますけれども、職場の労働者の勤務労働状況を改善するということをお願いをして、冒頭の発言とさせていただきます。


(組合)

本部、専門部の要求書については、この要求書どおりに説明も含めて進めていきたいと思います。まず本部からです。先ほど委員長から発言もあったとおり、同一労働同一賃金、長時間問題はもう書いてるとおりです。4番ですけども、ICTについて、これもちょっと書き直させていただきました。この間、大阪市長に要求出したこともあるんですけども、改めて各学校とね、先生方のお話を聞くと、例えば顔認証。(2)番。顔認証の起動時間がやっぱりどうしてもかかってしまって、朝の忙しい時間とかに、本当は授業の準備をとかしたいんですけど、それに時間を取られて業務に支障をきたすということで、直ちに改善していただきたいということと、(3)番、これは新規になるんですけども、この4月から校務支援パソコンが授業用パソコンと統一されまして、毎日先生方、職員室の目の前に置いているパソコンを教室に持って上がるということをどの先生方もやってるんですけど、一方で、お金はね、全額保証になると言いましても、やっぱりパソコンを落として破損してしまう可能性ってのはありますので、やっぱりパソコンのカバー、ケースを全職員に配布すべきじゃないかということを書かせていただいてるんです。もう一方で、(5)番。教材作る用の自由にデータを出したり出来るパソコンが1台、各学校にあったんですけども、それがこの2月からデータ取り出しが可能になりまして、ちょっと具体的に言いますと、今回でも運動会がありまして、うちの学校でも。で、そのデータを扱うのに、去年まではね、この教材用パソコン使ってたらしいんです。ところが、今年度入りましてもうデータが出せないってことで、今だいぶ古い型のパソコンを出してその作業してるということで、やっぱりその前あった、ネット繋がれへんようなパソコンとか、まあ何かそういう対応していただきたいということで書かせていただいています。あと、5番、部活に関すること。6番、青年部の方もお願いします。本部は以上です。女性部、お願いします。


(組合)

失礼します。女性部です。女性部要求書、大体は例年と変わりないです。ちょっと文言変わってるだけで。というのは、市への権限移譲に伴い、後退した勤務労働条件、府並みに戻すっていうことが我々女性部の悲願です。なので、ここが達成できない限り、新しい要求もたくさん聞いてるんです。女性部。でもここが改善されない限り、次に進めないなと我々は思っているので、新しい要求は出さずに、この毎年同じような要求で、ここぐらいは達成してほしいなという思いを込めて、要求書出させてもらってます。それ1番です。2番です。相変わらず産休育休代替講師が2学期には来ないという事態が発生してますので、そこのところ、早急に改善してほしいなと思います。最近は育休代替って言っても女性には限らないです。男性が育休取る場合もありますので、それもちゃんと保障してほしいなと思っています。制度について管理職があまり知らないということで、あっても知らされてなくて取れないということが発生しています。特に講師の方については、それは講師は取れないんだよとかいうふうな、管理職の間違った認識で述べられてたりすることがあるので、ちゃんと産育休についてとか女性の権利であるとか、そういう権利について、管理職に広く知らせてほしい。ある学校では、妊娠を告げた時には、こんな権利がありますよっていうのをちゃんと管理職が知らせてくれてるっていう学校もあれば、そんな権利取るんかみたいな嫌な顔をするという、そんな職場もあって、管理職による温度差っていうのはあるので、働きやすい職場目指して、管理職の指導もよろしくお願いします。それから、不妊治療、不育治療についてですが、不妊治療については、今年新しい休暇が認められたんですけれども、5日及び10日ということで、不妊治療するにはあまりにも日数が短いです。だから、少子化叫ばれていますが、不妊治療についても日数制限設けない、不育治療のための休暇を創設することというふうに挙げさせてもらってます。セクハラ、マタハラ、女性に限らず、パワハラ。相変わらず聞いてますので、そこも管理職の指導、よろしくお願いします。それであと資料請求させてもらってます。去年もちゃんと付けてもらってますので、今年も引き続きよろしくお願いします。


(組合)

次、事務職員部、お願いします。


(組合)

事務職員部の要求書ですが、基本的には昨年度とほぼ変わってないのですが、新たに2の①を加えました。これは府費の時に制度としてあったものが、市費になってからいつの間にか無くなってしまったっていうことの要求です。そもそも、代替がちゃんと入らないので、この要求もどうかと思ったんですが、でも、それでも府費の時にあった要求なので、ちょっとこれは要求していこうということで思いましたので、入れております。あと5ですが、これは11番。昨年度、11番の分を上にあげました。要求として強いです。だから欠員が生じた時、直ちに入れてほしいんですが、直ちに入らないので要求入れてます。6が昨年度4の分です。共同学校事務室の設置が進んで、状況に合わせて文言を整理させてもらいました。7が、2の7ですね。7が文言の一部を変更しました。私たちがマニュアルを、マニュアルをとずっと訴えてきたのは、これまでは何か使いやすいシステムとかっていう表現にしてましたが、結局は勤務時間の短縮を行いたいんですね。事務職員に色んなことをたくさんやるので、1つのことにいっぱいいっぱい時間を取るんじゃなくて、スムーズにシステムに則って1つの仕事を終えて、次の仕事に移りたいわけですよ。そのためには、勤務時間の短縮を行うことが大事だと思うので、勤務時間の短縮を行うことということでちょっと文言変更させてもらってます。あとは、昨年とほぼほぼ同じ文言で流れてると思います。あと、それから11番なんですが、昨年度もちょっと力を入れて要求したんですが、結局、事務職員が銀行へ行って現金運搬をしなければいけない場面が、必ず学校によってあるんです。府下とかだったら、それを小切手で、公費で小切手で出してくれるとかいう市町村もどうも出てきてるらしいんです。だから大阪市も、事務職員がもう本当に、大きな金額を銀行から銀行に運ばなあかんって時とか、郵便局運ばなあかんとか、色んなそういう運ばなあかんことをなくすような形で、ぜひここは公費負担か何かしてほしいと思っています。それぐらいで、資料請求を今年もさせてもらっています。1番と2番です。今年は、その勤務時間のところ、ちょっと着目していきたいと思いましたので、2番の2のところに、時間外勤務実績、どれぐらいの人がいてるのかっていうことを教えてください。以上です。


(組合)

はい。続きまして、養護教職員部、お願いします。


(組合)

失礼します。養護教職員部です。養護教職員部としては、昨年度までずっと要求していることと内容的には大きく変わりがないです。ただ、ちょっと何点か、言葉を出させていただきたいと思います。まず、1番の養護教諭の複数配置についての①です。複数配置の拡大を市の予算、独自の予算で行うことということで、今、高倉小学校に預け加配という形で病気休職者が出た場合に、また高倉小学校から籍が変わって、その病休者のいる学校に行かれたりとかっていう形の運用で、預け加配という形が今、行われていると思うんですが、今後、どのような形で運用をされていくのかということについて、回答をいただきたいと思います。これは、実際、本年度、特に私の方に直接連絡入っている件で、養護教諭の病休者も出ていると思います。病休に実際入ってる養護教諭も聞いていますし、年度途中の退職者も出ていると聞いています。で、その病休入る前に、養護教諭自身が病休に入る状態なのに、次の退職した養護教諭を当たって探している状況を聞いています。ですので、やっぱりこの預け加配っていう形を拡大していただいて、何らか病休に入るとか、長期の休暇に入る時に、スムーズに学校に養護教諭が配置されるように検討していただきたいことと、もっともっと根本的にはやっぱり複数配置を実際、拡大していっていただいて、もう現場、本当に病休者が増えてきてるんじゃないかなって思うような状況ですので、私よりもやっぱり実態は委員会の方が把握されていると思いますので、その様子もよく分かっていただいていると思います。現場でも複数配置でもって解決できること、本当にたくさんあるので、まず預け加配ですが、複数配置の拡大についてよろしくお願いしたいと思います。それと預け加配の今後の運用についても、例えば、今年度以降も維持していくのか、もしくは拡大していくのかとかって、そういう方向が決まっていましたら、教えていただけたらと思います。2番目の心身の健康への適切な対応を行うための加配も、今年度も適切な配置なのかなと疑問に思っています。また、交渉の時にこのことについては伺いたいと思っています。それと2番目の1、泊を伴う行事の引率についてのことです。1から3までです。資料請求の方にも1番に入れさせていただいてて、去年も聞かせていただいたんですが、校長戦略予算を使って、看護師に来ていただく予算を取ってると思いますので、分かる範囲で結構ですので、どのぐらいの学校がそれを実際、校長戦略予算で上げてるのかっていうところが分かれば教えていただきたいです。それから4番の就学時健康診断についてです。昨年度、就学時健康診断について、何らか現場の負担が少なくなるようなことを検討しているっていうお返事があったのですが、具体的に現場には改善された面があまり見えてきていません。今後、教育委員会としては、どのような形で現場の負担を軽減していくような形で、実際検討されているのかなっていうことは、回答いただけたらなと思います。それから、最後9番目に再任用養護教職員の短時間勤務を認めることっていう項目を1つ入れているのですが、養護教諭、短時間の再任用が実際あるのかないのかもちょっと、実際勤められてる方がいるのかどうかも分からないのですが、短時間なら再任用で頑張りたいっていう養護教諭たくさんいます。で、フルタイム以外の採用がないっていうことは、一人一人のその後の勤務したいけれどもという前に、もうその、制度としてはあるけれども、行けるところがないからという形で、閉ざされているというふうに私たちは認識しています。何らか、これも、例えば預け加配だったり、独自の、何か市独自で考えていっていただきたいなと思っていますので、またよろしくお願いしたいと思います。資料請求については、資料という形では、看護師の要請件数が答えていただけたらと思います。それ以外のところは、何らかちょっと教えていただけたらと思っています。よろしくお願いします。


(組合)

続きまして、栄養教職員部。


(組合)

栄養教職員部です。まず、1番の給食内容の充実について、学校給食の充実については、3番の給食費の無償化、保証するということは、次年度も引き続き、お願いしたいと思っているところです。収入に関係なく、全児童生徒が学校給食費が無償になるようにということでお願いしたいと思っています。9番のパンのことについてですが、後段に、パンについての種類や量を見直すっていうことで書かせていただいておりますが、アレルギー等も関わって、食パンも出なくなってしまいまして、最近、黒糖パンが出る回数だけがひたすら多くなって、美味しいんですよ。黒糖パン美味しいんですけど、あまりにも黒糖パンだらけになっているので、ちょっと内容を考えていくべきではないかと思っています。普通のコッペパンにはパン添加物がついてるんですけど、別にパン添加物つけなくても充分食べれるパンだと思っていますので、その辺りも含めてちょっと検討をお願いしたいと思っています。それに関わって、10番のところは、後段に書いてありますが、中学校給食の食器についてです。今はやはり、ずっとまあこれはずっと言わせていただいておりますが、小学校と同じ食器を使って、1.3倍量の量を配膳するというのは、やはりどう考えてもおかしなことではないかと思っているので、今まではやっぱり3つ切り皿の大きさとかも言っていましたが、大椀だけでももっと大きい物になれば、おかわりをする回数も減って、1回で盛りきって、給食、残食なく食べていってもらえるっていう形ができると思っていますので、その辺りの見直しをぜひお願いしたいと思っています。13番のところですが、個別対応給食の提供は、小学校はピンク色の食器だけを、食器でお椀で蓋をするという形で教室に行く形で今は実施しているんですが、中学校はちゃんと蓋付きの容器に入れて配送されることになっているので、小学校でもその容器を活用できるようにしていただきたいと思っています。2番の方ですが、2番の5にも書かせていただきましたが、アレルギー対応等もたくさん増えておりますので、ぜひ栄養相談に必要な栄養管理室の設置をお願いしたいと思っています。中学校への配置も多くなっていますが、中学校での栄養管理室等は全然ないのかどうか、その辺りも教えていただきたいと思っています。6番の民間委託業者に対してですが、やはり衛生管理マニュアル等の徹底は、大阪市教育委員会の方でお願いしたいと思っていますし、業者選定につきましても、安いというだけではなくて、業者の方がちょっと日々、人員が不足しているという状況も多々含まれていて、ちゃんと安心してこちらの給食ができるのかどうかっていうのも不安になってるところも、現場の栄養教職員の負担が大きくなったりしていますので、安心して小学校、中学校の給食が実施できるように、教育委員会の方でも業者への指導、ぜひよろしくお願いしたいと思っているところです。資料提供につきましては、書かせていただいていますが、まあ、栄養教職員の方は、産休に入るとか育児短時間勤務への複数配置は、ちゃんと配置されているとは思っておりますが、本年度もどのようになっているのかどうか、ちゃんと数も教えていただきたいと思っています。以上です。


(組合)

では、続きまして、障害児教育部、お願いします。


(組合)

障害児教育部です。よろしくお願いします。障害児教育部としては、現在の特別支援学級に関わる非常に大きな動きを懸念しています。障害のある子どもの就学及び自立活動に関する研修。その前段として、文科省の4月27日の特別支援学級及び通級による指導の適切な運用についてに関する通知に非常に懸念を持っています。それにより各組合員から、来年、果たして支援学級の子、在籍してられるのかなとか、さらに言えば、特別支援学級が果たして本校に設置されるのかなという、非常に不安な声が出ています。それにあたり、まず私たち障教部としては、子どもたちの教育条件、支援で受けていた子たちが、その支援の手から剥がされるんじゃないのかっていうのを非常に懸念している状態です。その上で、労働条件に関わる交渉ですけども、その大前提として、教職員の労働条件が大きく後退するんじゃないのかなというふうな辺りを心配しています。そこの点、従来のものに織り交ぜながらですけども、今回の要求書の方で書かせていただきました。とにかく心配しているのは、支援学級が減るんじゃないのか。要するに、学校の先生の数が減ってしまうんじゃないのかっていうところが、組合としてはとにかく心配なところです。要求の項目としては、1番の(3)のところで書きました。特別支援学級の設置に急激な変更が起きるようなことがないようにしてくださいと。その場合は、何らかの措置を講じるようにしてくださいというふうに書かせていただきました。ぜひ検討していただきたいなと思っています。続けて、人事のことにちょっとピンポイントしますけども、通知に関して、通級指導教室というのが非常に大きなポイントになってきています。大阪市で言えば、ほぼほぼ設置されていません。全ての学校にある地域もあるかと思いきや、大阪市は20校に1校という。今後おそらく増やしていかれるんだろうなというのは、そちらに期待をしたいなと思うところですけども、通級指導教室担当者の労働条件は非常に劣悪なものです。とんでもない数の子どもを持ってたりとか、勤務時間を超えて指導に充てなければならないんじゃないのかみたいな実態もあります。そこの把握をぜひ進めていただきたいというのを、主なとこで入れました。4番のところに加えています。5番は従来からですけども、同じような絡みで4番、5番っていうような感じです。3つ目が、いわゆる支援学級在籍じゃなくなるとかそういう話の中で、お母さんたちの不安に応える役割をしている特別支援教育コーディネーター。相談を受けたり、地域との連携をする部分ですけども、ここの業務が非常に増えるだろうなというふうに思っています。現状でも、私もコーディネーターしてますけども、支援担やりながら、主任やりながら、バタバタ走りながら、お母さんごめん、相談乗れるの放課後やねんって言って、えーみたいな、今、我が子が朝一でワー、泣いてるんですっていう。乗れないような状態があってしまいます。ここに関しては、ぜひちょっとやりとりをさせていただきたいと思っています。


(組合)

臨時教職員部。もう例年、毎年言ってることなんですけども、やはり賃金、給料表の違いによって、賃金格差があると。この間で言いますと、採用試験の要項と本市の手引きに出てくる賃金差額っていうのが2万円超えてるというので、同じ大学卒業1年目の就職のはずなのに、月2万円違うということは、やっぱり同一労働同一賃金の考え方に反しているというので、早急に、それぞれ講師であっても同じ担任とかね、学年主任とか仕事されてる方もおられますので、2級格付けにしていただきたいということが、まず1点書いています。採用選考制度も毎年挙げさせていただいているということなんですけど、やはり今回ね、多くの現役講師の方も一次合格されて、二次試験受けてる方もおられるんですけど、同時にやはり長期臨時教職員をやっておられて、今年担任を持っておられる方が、とかが、特に若い先生が、一次で落ちてしまってると。もう10年近く講師をしてるけども、これは受けても受からないという現状もありますので、経験年数に沿ってね、採用優遇するとか、もしくはですよ、例えば大学院推薦とか養成講座の受けてる方は、二次試験から受けてる方がやっぱり採用試験の中でもいてるので、せめて長期の経験がある方は二次から受けさせるとか、面接だけで終わらせるとか。まあそういう対応もしていただきたいと思っています。で、1の(5)です。今回ちょっと新設というか、新しく入れたんですけども、コロナが発生しまして、もう3年目になります。この夏の採用試験の状況聞いていますと、大阪府も大阪市も一次試験、もしくは二次試験で、コロナに罹患している者は採用試験受けれないという通知が届いています。で、さっきも言いましたけど、現場ではちょっとね、頑張ってる方、もしくは大阪市で採用されたいと思ってる方が、コロナウイルスに感染したことによって試験が受けれないっていうことは、普通あり得ないと思うんですよね。調べましたら、筆答試験が日程一緒だから難しいとか、色々、大阪市教育委員会の事情があるとしましても、あの書き方では、人によっては、コロナ罹患したことを隠して採用試験受ける可能性がありますので、別の対応をしていただきたいというのが、こっちの新しく入れた項目です。で、もう1つは、5番の会計年度任用職員のことです。会計年度職員については、2年前から、2020年度からのことで、ちょっと新しいことも、ちょっと私の方も整理できてないこともあったんですけど、この間で言いますと、例えば雇用契約の内容をちゃんと伝えられていないという事例がいくつか聞いています。説明義務は多分、校長にあると思うんですけど、まあそのご本人さんに聞くと、校長先生から説明受けてないということが去年も今年もあったので、ぜひその辺はちょっと徹底していただきたいと思います。5番の(2)。これも新しく付け加えたとこなんですけども、会計年度任用職員の任用期間が35週ってなっていますが、この間コロナのことがあったりとか、クーラー設置して夏休み短縮とかもありまして、35週を超えて雇用しなければいけないことっていうのが、結構現場では起こっています。で、どうしているかと言うと、例えばうちでもあったんですけど、8月25日から始業式の1週間は来ないというか、出勤はなしにしていただきたいと。それで調節するっていうことがあったんですけど、この間ね、やっぱり夏休み短縮とか起こってる中で、コロナのことが起こってる中で、35週っていうのがちょっと現実的に合わなくなってきてるんじゃないかなと思うので、まあ数字が残るかどうかは別としても、ちょっと流動的に、35週超えてもちゃんと給料が出るように、雇用できるように制度を変えていただくようなことをしないと、ちょっと今後、この会計年度任用職員、市の現場でいくと特別支援サポーター。先ほど障教部からもありましたけど、支援学級減になる可能性とか、まあ増減の中で、支援サポーター、特別支援サポーターの方がいないと、今、回らないってことがあるんですけど、だけど、まあ先月で言ったら、8月、1週間来てない時期があったので、それは現場も困りますので、やっぱり35週、会計年度職員の問題はちょっと考えていただきたいなと思っています。臨時教職員は以上です。各専門部から付け加えがありましたらお願いします。


(組合)

こちらの方からは以上です。


(市教委)

只今、大阪市学校園教職員組合の皆様方から、労働条件の改善に関しますご要求をお受けしたところでございます。多岐にわたる本日のご要求につきましては、その趣旨を踏まえまして、今後、各所管等とも充分検討を重ねて、勤務労働条件に関わりましては、誠意をもって協議してまいりたいと存じますので、本日のところはよろしくお願いいたします。


(組合)

それでは、よろしくお願いします。


配布資料

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令和5年3月14日(火)

大阪市立学校園教職員組合(本部)からの年間要求回答交渉の議事録

(市教委)

それではただいまより、労働条件改善要求書等に対する回答交渉を始めさせていただきます。


(組合)

冒頭に一言お話しいたします。

文部科学省は昨年に2022年12月、令和4年度教育委員会における学校の働き方改革のための取組状況調査結果概要で4、国として今後の取組、学校における働き方改革に係る取組の総合的かつ着実な実施、教師が教師でなければできないことに全力投球できる環境を整備するため、小学校における35人学級の計画的整備や、小学校高学年における教科担任制の推進等の教職員定数の改善、教員業務支援員をはじめとする支援スタッフの充実、校務のデジタル化等の学校DXの推進等について引き続き総合的かつ着実に取組を進めます。またこれまでの様々な取組と成果等を踏まえつつ、今年度実施の勤務実態調査において教師の勤務実態や働き方改革の進捗状況をきめ細かく把握し、その結果等を踏まえ教師の処遇を定めた給特法等の法制的な枠組みを含め検討しますとしました。教師が教師でなければできないことに全力投球できる環境整備、ぜひともしてほしいと現場は願っています。そして教師の処遇を定めた給特法等の法制的な枠組みを含め検討と言わざるを得なくなっています。私たちは人たるに値する生活ができるようにと求めています。

最高裁が残業代支払いを認めない、上告棄却が3月12日に報じられました。原告が裁判所の見解で本当に教育が成り立つのか、教育の業務は増える一方だ。担任が子供一人一人のことを考える余裕すら奪われていると述べました。9月に提出をしましたこの要求書、現場が本当に崩壊するかもしれないとの指摘を前文に書きました。

今年1月市教協要求書提出の際、私は昨年10月の大阪市総合教育会議で大竹教育委員が教職の調整額制度を廃止して、時間外の勤務時間に応じた残業代を支払うことによって、時間外勤務の業務内容を明確に改善することを求めるに至っていますと発言をいたしました。長時間勤務解消をはじめとする労働条件の改善を求める専門部、教職員の要求に真摯に応えていただくことを冒頭にお願いしたいというふうに思います。

以上です。


(市教委)

昨年9月26日付で大阪市学校園教職員組合の皆様方からいただきました要求書の内容につきましては、この間の事務折衝等も踏まえまして、関係所管担当との調整も行いつつ、鋭意検討してまいったところでございます。私どもといたしましては、教育行政の企画・立案・執行などの管理運営事項は教育委員会が行政責任を明確にし、主体的に進めていかなければならないものと認識をしておりますが、皆様方の勤務労働条件に関わりましては、今後とも労使合意を目指すことを前提といたしまして、誠意をもって協議してまいりたいと考えておりますのでよろしくお願いいたします。

なお、回答につきましては、予備交渉におきまして交渉事項として確定したもののみとさせていただいております。

それでは、御質問等がございましたら順次よろしくお願いいたします。


(組合)

それでは、まず女性部から回答に対する質問を行います。

よろしくお願いします。


(組合)

昨年度9月に出ています産休代替講師を期日までに配置されなかった件数として、小中学校47上がっています。この47の講師が進まない実態というのは委員会としてどのように把握しておられるのか、どのように授業を回しているのか、そういう実態を把握しているのかということについて聞きたいです。

それから、産育休講師、今年度も昨年度も前倒しで1学期分については産育休の講師が配置されたと非常に喜んでいました。ところが2学期になった途端に穴が空くという状態が生まれています。来年度、1学期分の産育休の講師については、今年度同様に全て前倒しで採用してもらえるのかどうか、穴が空かない、4月1日に担任がいない、そんな状態はつくりたくないので、そうならないような配置はできているのかというのをお伺いしたいです。


(市教委)

今御指摘のとおり産休・育休を中心に講師の配置が、特に年度途中においてやはり遅れている、もしくは未配置の状態がかなり長期にわたって続いているという現状は我々としても認識をしておりまして、大きな課題であるというところは認識をして、本当に昨日、今日に急に始まったことではないとは思っていますし、この間大量退職大量採用の時代に入ってからこの状況が長く続いているということは大変申し訳なく思っております。

我々としましても、これまで何度もこのような場でもお話をさせていただいてきたことかもしれませんけれども、様々講師の登録会を休日にさせていただいたりとか、現状お働きになっているような方がなかなか平日の昼に来られないような実態とかも聞いておりますので、平日の夜間に登録会を特別に実施させていただいたりとか、様々これまでも講師の登録者数を増やすという意味でいろいろな取組を進めてまいったところでございます。なかなかそれでもやはり年度途中というのは、既に年度初めに登録をされた方においても他都市の勤務が決まってしまった、もしくは民間でのほかの仕事が決まってしまっているというような状況が、やはり仕事が4月の時点で来なかったタイミングでどうしてもいろいろなところに行かれております実態があるので、なかなか年度途中にお仕事の御紹介をしても来ていただけない実態というのがあるというのは認識しております。それでも我々としましてはいろいろな形で、例えば年度途中で一度駄目だったとしてもまたそのお仕事をお辞めになられて来られるような方とかもいらっしゃいますので、いろいろな形でアプローチをかけていきながら講師の登録者数の増加ということが今の現状で進めていかないといけないのかなというふうに考えておりますところで、特に今年度につきましては例えば、遠方の方とかでもそういった登録を進めていけないかというようなこともありまして、これまで講師登録としましては、まずはこちらにお越しいただいて登録というのが基本原則になっていたのですけれども、一旦仮の形でインターネットでオンラインでの登録という形でするということも今年の11月からできるようにさせていただきました。その中で一旦現状でも200名を超える登録者数が出ているというところもありまして、そういった取組も今が現状全てできているというふうな認識ではなくて、様々他都市の状況とかも見ながら、何とか講師が足らない状況の解消に努めてまいりたいというふうに考えておるところでございます。

もう一つ質問がございました産休・育休のいわゆる先打ちの状況についてでございますけれども、今年度に引き続きまして来年度も可能な範囲でそういったことは進めていければなと思っております。昨年度もその状況がございまして、4月当初の段階ではまとめ配置がないというような状況と、あとその時点で産休・育休が分かっている分については基本全てのところが配置できていたのかなという認識は持っているのですけれども、来年度につきましては国もそういった状況も鑑みているというところで、そういった予算措置につきましても全てではないのですけれども、一部そういったところで措置がされるというところもございますので、国からの予算も活用しながら引き続き可能な範囲で進めていければなと思っております。ですので、年度当初は昨年度と同じ形で未配置がないような状況を目指して今進めておるところでございます。

よろしくお願いします。


(組合)

年度当初というのは1学期分ぐらいですか。


(市教委)

正直なところ国からの分でありますとか、そういった予算のところもあるのですけれども、どのタイミングでいわゆる妊娠が分かっていてこちらに報告が上がってきているかみたいなところもあったりとか、あとはそこに向けて我々がどこまで正直に登録者数との兼ね合いで措置ができていけるかというのは、今我々として取組を進めているというところでございます。必ず1学期しかやらないよみたいな、はなから決めて我々がかかっているというよりかは、学校からの情報を基にしながら可能な限り進めていっているというようなところでございます。


(組合)

もう一個質問をした穴が空いた部分はどうやって授業を埋めているのですかという、その把握はされているのですか。


(市教委)

各学校からいろいろと聞いておりますのは、やはり中学校でありましたら教科がそれぞれありますので、なかなかほかの教科の方が手伝うということはできませんので、校内で何とか工夫をしながら実際のところは例えば、7次のいわゆる習熟度をするために加配されている先生たちでありますとか、そういったプラスアルファの部分のところの先生とかも御活用いただきながら何とかやりくりしていただいているという状況は我々でも聞いております。ただそれで全てがいけているかどうかというと、我々としてもそういうふうな認識はございませんので、何とか可能な限り早く講師が配置できるようにということで努めているところです。小学校、中学校でもあるのですけども、なかなか常勤の講師が入らない実態というのはやはり年度途中多くございますので、そういった場合に非常勤の講師の方であれば数時間だったら入れるとか、あと例えば3学期ぐらいになると今度は大学院、まだ学生なのですけれども、免許はお持ちで既に大学院に行っておられるような方とかが週何日かだったら行けるみたいなお話もありまして、そういった方々に例えば非常勤の講師で行っていただいたりとかしながら、何とかフルタイムで全てを補塡できるわけではないですけれども、そういった非常勤の講師の方も柔軟に活用しながら補塡といいますか、授業に穴が空かないような形で何とか学校の現場とも連携しながら進めているという状況でございます。


(組合)

穴が空くとすごく現場は疲弊するのです。その穴埋めをするのが大変なので、そこの問題は早急に解決してほしいと思います。


(組合)

今のお答えを聞いていて、時間で何とかやりくりをしてもらっているからというようなお話だったのですけど、やはり子供の教育って時間でころころころ先生が代わるとか、そういうふうなことってやはり子供も学校も落ち着かないですよね。やはりそれって非常に問題だと思います。それを世の中こんな状況なことでほんまにいいのかなと、これがほんまの教育なのかなというのをすごく感じてしまいます。女性部の質問なので、この資料をいただいた中で思ったことなのですけども病気、休職者が女性は多いですよね、20代、30代、40代、小学校23人、中学校合わせて30人ぐらいですかね、体の調子を崩すということもあると思うのですけど、やはり精神疾患で心身ともに疲弊しているのではないかと、それが結局退職者の多さ、20代、30代、40代の女性が多いと、50代も多いですけど、本当に疲れ切っている現場、精神的にも肉体的にも本当に限界が来ているのではないかなというふうに思ってしまいます。さっきの先生不足もそうですし、やはりそういう先生たちって生き生きと女性が働けるような、そんな職場をつくっていきたいなと思いますし、そういうためにもぜひぜひ本当に先生たちの数も増やしていただいて、習熟度の先生が代わりに行くって習熟度の先生がいないわけですね、結局その間、その分は何のための習熟度の先生なのですか、そっちへ行ってしまったら習熟度の意味がないじゃないですか、というふうになってしまっていますよね。だから本当に今その場限り、その日暮らしじゃないけど、ころころころころ先生が代わって、それで落ち着かない学校で子供も落ち着かないというような状況に今なってしまっているので、先ほどどんな状況かというのを把握していますかとお聞きしましたけど、やはり学校の状況とかを本当にもっともっと知っていただきたいなというふうに思います。

それと妊娠障害休暇のところなのですけど、毎年この話をさせていただいています。1週間しか大阪市はないのですけど、2週間に戻してほしいということを何年もにわたって繰り返させてもらっています。今年も産休を取りました方の小中学校合わせても400、360人ぐらいがいて、70何名の人が妊娠障害休暇を取ったということで、やはり高い数字だと思います。1週間ってなかなか妊娠障害休暇って改善されないのですよ。やはりもうちょっと欲しいです。2週間に戻してほしいということをずっとこれからも訴えさせていただきたいと思っています。去年はほかの大阪市の職員の女性の方のほかの方がなっていないから先生だけするわけにはいかんという話をいただいて、私たち学校の先生だけそういうふうに特別に改善してほしいと思っているのではなくて、大阪市で働く人たちが全部妊娠障害休暇を14日、大阪府なりに取れるようにしてほしいというふうに切に願っています。



(組合)

この育児休業の代替講師とかそのこととかの工夫もお願いしていますが、それ以上にこうやって病休の話もあったように病気とかで本当に私たちの教職員の健康をどうやったらいい状況を保てるかというので考えていただきたいと思うのです。数値でも20代の人でピークが出ているのですけど、私も50代でへとへとで倒れるのではないかという不安を抱えています。でもさっきもあったように穴を空けられないのでそれに必死になります。若い女性も担任を持ってまだ慣れていない中で休めないというので必死に薬を飲みながら来ています。そういう女性系の薬を飲みながら来ている人はいっぱいいます。しばらく職員室でうーっと薬が効くまでうつ伏せになっていて、職員室へ来る人もいます。休みと言うけれども、穴を空けたら余計にまた仕事がいっぱいになるということと、悲しいなと思うのは、その1人の女性の方なんかは一人暮らしで女性でやっているので、家で倒れていたら誰も見つけてくれないから来たほうがいいんですなんていうことも言っておられます。そんな状態で皆働いているのですよね。その女性が今いっぱいいるわけですよ。そういう妊娠の可能性のある方たちがいっぱいいるから、そこの今言った正規用のいつでも取れるように取りやすくしてくれるだとか、そうしてくれることでやはり健康に余裕ができていろいろなことが変わってくると思います。数じゃないとかといっても、ここに今来てくださっている方からどんどん30人学級にとなったら大分変わるのですよね。3クラスとかになったら助け合えることもすごくやりやすくなります。2クラスを1人で2クラスの体育をするのではなくて、3クラスで1人が休んでも2人で3クラスの何かその日はというので楽になりますよね。だから30人学級にするといろいろなことが楽になるし、子育て中でも担任を持とうかな、30人以下だったら持てるかなというのでやっていけると思うので、そういうことを考えて私たちの健康についていろいろな一歩を、改善をしてほしいなと思います。

以上です。


(組合)

サポート休暇が今年度から本格的に始まって、来年度どれぐらいの方が令和4年度もう出ると思うので、その数を教えていただきたいなと思うのです。どのぐらいの方が不妊治療とかで取られたかということです。来年、令和4年度でもまだ出してはいただきたいなと思うのですけど、やはり男性も育休を取られるようになって、それって大事なことだと思いますし、女性の不妊治療、妊婦治療でもっともっと、この少子化問題も言われていることですし、やはりもっと取れるようになってほしいなというふうに思っていますので、またそこは来年度によろしくお願いします。


(組合)

いろいろな実態とかもあったのですけど、何か産休のこととか育休とか、答えていただけることがあったらお願いします。


(市教委)

休暇制度に関しましては先ほどおっしゃったとおりでして、大阪市にお勤めいただいている、特に女性の方でしたら女性の方特有の休暇制度とかもありますけれども、当然教職員の方だけということではなくて、我々としても大阪市全体として勤めていただけれる職員の皆様に対する休暇制度ということで考えていく必要がございますので、いただいている御意見につきましては当然我々としても認識はしておりますし、引き続き市労組連になると思うのですけど、大阪市としてその場で協議させていただけたらと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。


(組合)

質問なのですけど、最初のほうで言われた今年度遠方からも登録ができるようにネットでオンライン登録をやっていて、200名以上が集まっているというのは、今もう運用されているのですか、その人たちは現場に行っているのですか、来年度からですか。


(市教委)

来年度の方が多ございますね。


(組合)

まだこの人らはまだ実際に現場には行っていない。


(市教委)

ちょっと個別の、どれだけ行ったかとかまでの把握はあれですけども、行っている者もおるとは思いますね。実際にそこから講師登録に、まず仮の登録みたいな形になるので、そこから実際に空いている時間とかを見つけて実際に本登録まで来ていただいて、その現場に行っていただいている方も中にはおると思いますね。あとは4月に向けての話の方もたくさん多ございますので、そういった状況のことをこの間はやり取りをさせていただいたりとか、我々としても新たな登録のツールになると期待はしていますので、そういったところは積極的にまた進めていきたいなと思っておるところです。


(組合)

200名以上が集まっているということですけど、今講師はどれぐらい。


(市教委)

一旦講師登録をしていただくという状態なので、登録をしていただいて、こちらからまた御連絡をしていただいて面談をして採用という形になるので、そこまで行かないとなかなか現場への配置というのは。


(組合)

今現状として講師が足りていないと思うのですけど、大阪市として何人足りていない。


(市教委)

小学校で70ぐらい、中学校17ぐらいです。


(組合)

産育休に限らず病休も入れてですか。


(市教委)

そうです。


(組合)

ちなみにこの中の産育休で代替の人が入っていないところで。


(市教委)

入っています。


(組合)

それで産休代替が入っていないというところなのですか。


(市教委)

はい。産育の入っていないところに、今おっしゃったように病休とか産育とかを含めてその数です、足して。


(組合)

産育ももちろん入っています。


(市教委)

産育も入っています。


(組合)

毎年言っていることと同じようだと思うのですけど、でも大事だと思うので引き下がるわけにはいかないので毎年言っていますので、1歩でも2歩でも前進に向けて御検討ください。

私たちはいっぱい現場にいてるので実態を言います。このこともぜひ伝えていただいて、大変みたいやでと、薬を飲みながら働くって大変なのですよ、本当に。歯痛とかあるじゃないですか、我慢できないじゃないですか、そんなものなのです。そんなものって片づけたらもっとひどい場合もあるのですけども、本当に痛いのを我慢しながらやっているというのは本当に悲惨だと思います。


(組合)

では本部でお願いします。

質問とか御意見お願いします。


(組合)

臨時教職員部です。

先ほど女性部の話を聞かせていただいて、例えばやはり講師の問題で言うと1の(2)、講師の給料表を2級に上げるとか、2の(1)、労働基準法の問題で、やはり情報を聞いて本部にて出している問題はもちろんこれだけではもないのですけど、やはり人が人たるに値する働き方というのはどういうことか、特に女性の問題ももちろんありますし、男性も女性も、男性も今回育休を取れるようになっているので、国の制度として本当に根本的にどうするかというのを大阪市として出していただかないと、この問題は根本的に解決しないと思うので、確かにインターネットで遠方から集めるとか、それは全国に教師になりたい人はいっぱいいると思いますけど、でも同時に今インターネットで話題になっているのは本当に教師の仕事をどこでも続けられるのかという話になっているのです。この間の最高裁の関係の話はツイッターとかでも話題になっているし、多くの若者がSNSを見ている時代ですので、それについて大阪市としてどう答えるかということはやはり考えていかないと、本当に根本的に解決しないのではないかなと思います。実際に2級に上げることとか、労働基準法に基づいた働き方になっていないことについて、大阪市教育委員会はどう動いているのか、今後どう考えているのかということをお答えいただきたいと思います。

以上です。


(組合)

いかがでしょうか。


(市教委)

講師の話、1の2の2になるのですけど、2級につきましても、まず過去の令和2年度に上限の引上げということで、給料表は上げさせていただいておりまして、一定給料自体は上がっているのかなというところでございます。また今回の令和4年度の人事院勧告を踏まえまして、全体的に給料構造を維持するという観点から、本来であれば1級も対象には入ってこないところもあるのですけれども、全体的な給料水準を引き上げるということで1級についても一定職というかというような形で給料表を引上げさせていただいておりまして、給与水準では徐々には上がってきているかなというところでございます。今回の人事院勧告におきましても、他都市の比較では大阪市は1.93と、ほかは0.何%といったところで大きく引き上げられているところもありますので、給与面につきましては一定引き上げられてきている、上がってきているような状況が言えると思います。


(組合)

給与も上がっていますけど、皆さんも一緒で物価も高いし、光熱費も上がっているし、そんなのでは全然追いつかないと思うのですけどね。


(市教委)

物価が上がってきているというところにつきましては、まずは国が経済対策等々で今対応されているようなところもあるので、例えば民間であるとベースアップが上がっているというような報道もありますので、そういった状況を踏まえて人事委員会が公務員の給与につきましては民間との比較を調査した上で改定率が幾らとか、引き上げるとか引き下げるという勧告がなされますので、一定その物価上昇分とかそういったところも踏まえた調査結果が出てくると見込まれるのですけれども。


(組合)

その手続としては分かるのですけど、公務員として働いていても生活ができないという人が実際にいるのですよね。そこをどう見てはるのかという、委員会の人に言ってもしょうがないですけど、毎日毎日一生懸命講師として働いているけど、収入が本当に低いから大変な思いをしている人がすごくいるので、そのことも考えてほしいなと思います。


(組合)

令和4年度、今年度の賃上げについては僕らは全体でもよかったと思っているのですけれども、同時に誰がどれだけ上がったかと教育委員会からの資料、今どなたでも見られる状態じゃないですか、講師の方が何歳で幾らで何件で幾ら上がったとか、ただその給料を見せること自体やはり問題であって、例えば給料を見せるというかあの中身自体が問題であって、担任を持っているであるとか特別支援学級を担当であるとか、講師でも正規でも関係なく仕事をしているのですね。結局働く中身で、本部の要求でいくと1のタイトルが同一労働同一賃金を実現することとなっているので、そのお答えだと1級、2級の問題については答えていないのですね。なぜ私たち講師が来ない原因が1級、2級かといっていると、同一労働同一賃金を実現されていないからの話で、もうちょっと言うと1の(3)、(4)では現場の職員と非正規の職員、非常勤講師のことも書いているのですけど、やはり(2)から(4)についてやはり正規の問題、同一労働同一賃金ってなかなか難しいところでもあるのですけども、明らかに講師については現場として同じ仕事をしていると思うのですよ。そこに上げられないという答え、要するに賃金改正って上がったとしても結局同じ号給で2万円の差があるわけです。ここに主務教諭制度の話も入ってくるので、やはり1級、2級の問題って本当に教育委員会としても毎年議論をしていただきたいと思うのです、そういう給料改定で上がったかと、やはり私たちの仕事は大変きついし体も壊しますし、壊すこともありますし、やはりしんどいなと思うこともあるけど、僕らでも採用されてから何回も辞めようかなと思ったことはあるのですよ。だからそのときに今給料表を見て元気が出るわけではないけど、明細を見て、やはり自分の評価というか賃金というかはあると思うので、講師だから低いとか、しかも採用試験には受からない状態が続くわけです。やはりほかに条件がいいところがあれば、この人手不足の中で講師の方は出ていってしまうのではないかなと思うので、やはりここの問題、これで認められるべきと思います。

あと一個もう一回話を繰り返しますけど、労働基準法に基づいた働き方、今働き方改革が進められていますけど、あしたの授業をどうしようかなと思いながら来ているわけで、はっきりと言って人手不足の問題もあるのですけど、本当にこの働き方の問題、労働基準法の問題に照らし合わせたときに教育委員会としてはどう考えているかというのをはっきりとお答えいただきたいと思います。どう思います。


(市教委)

時間外勤務時間の話になってくると思うのですけど、先ほど話が少し出ましたけども、教員の方々の時間外というのが非常に多いといったところで、やはり御負担されているようなところは重々認識させていただいておりまして、そういったところの教員の方々の働き方についてはまず国でも、時間外上限の規制を入れる際に附帯決議という中で教員の勤務実態調査実施し、給特法の抜本的な法制的な枠組みを検討ということで附されておりまして、そういったことを受けて国においても直近でいきますと調査研究会というのが設けられて、その中でまず給特法のどういったところが課題であって、何を整理していけばいいか、いわゆる論点整理というところを調査研究会で今議論されていると聞いております。また並行して、今年度実施しております国では教員勤務実態調査のところにつきましても、一定速報値というのが春先に出るということで国から聞いておりますので、恐らくその速報値を見ながら先ほど申し上げた調査研究会で議論されて、より中身が固まったものになっていくのかなと思います。なのでその中で恐らく教員の方々がやる業務というのはこれであって、じゃあそれに対して時間外はこれだけ出るよねと、そうするとその時間外についてはどれぐらいの手当を増やすのか、それともお給料の給料月額を上げるのかといったところの議論になっていくのかなと考えられますので、そういったところの状況を見ながらかなと考えております。


(組合)

そうしたら賃金関係なのですけど、先ほどもありましたように例えば1の(3)で、会計年度任用職員をほかには上がらなかったけども改定もあり、そして一時金も上がったということについては非常に情報が出るわけで、そういう点もあるし、それから1の4のいわゆる時間額の人ですよね、これは私なのですけど、ありがたいことに10円上がったのです、2880円から2890円に、上がらんよりかは上がったほうがいいですが、そういう実態ですよね。

それから1の2の2級の話は、私は回答を受け止めて常勤講師に適用される給料等については職務の在り方も含めて引き続き慎重に検討してまいりたいと考えておりますというのを、慎重というのはゆっくりやるという意味じゃなかったら、本当に慎重に考えて他都市の動向もあるでしょうけども、2級にしていただきたいということは重ねて申し上げておこうと思います。

それから1番の1の再任用の話で、この間市教協の中でも再任用フルタイムですよね、本務給の月額で言えば66.5%を保証していますよという話を聞かせていただいて、ただ期末勤勉手当を年間で教諭4.4月で再任用は2.3月なのですよ。単純な話で年間で計算をしたら60%行かない、だから言っているので、例えばある教職員Aは中学2年所属で教務主任をやっていて、定年を迎えて次の年、3年所属になってフルタイム再任用で教務主任をやっているのです。そうしたら給料はさっき言ったように6割になるのです。そうしたら職場の教職員はどう言ったかといったら、つまり2年所属から3年になって、教務主任もそのままやっている、定年を迎えてフルタイム再任用で、周りの先生方が「校長先生、差額を払わないとあかんやん。」と言ってん。校長さんは「それは言わんといてくれ。」とかと、実は私の話なのですけど、ちょっと前の、まさに同一労働同一賃金じゃ全くない、何も変わっていない、周りも仕事も。2年から3年になったから業務が増えたとは言いませんけど、しかし教務主任をやっていて2年をやっていて3年をやっていて進路のことも含めて全部ありますから、仕事が減っているとは言えない。でも6割になると、月額は66.5%やって話があったので、これは言っておかないとあかんなと思って、その再任用は市職員は上がりましたけど、教育職の方は既に高いからといって上がらなかったのですよ。教育職だけちょっとひどいよというのは言っているのですけど、私は期待をしているのですけど、そういう点は引き続き言っておきたいというふうに思います。

以上です。


(組合)

ほかに賃金のことで何か。


(組合)

何でそんな差があるのかな。


(市教委)

再任用と給与水準の差については、やはりもともと給料表自体が国の給料表を使って、さらには基準に基づいて地方公共団体に準拠しなさいよという法律が昔にあって、その給与を使っていたと、その構造自体が当時の日本の設定の率です。例えば2級であれば66%というような数字で構造自体が固まっていますので、恐らくそれを都道府県に移譲されて、その後我々に来たときもそのままずっと継承しておりますので、その構造自体はなかなか変わらないのかなというふうに考えています。


(組合)

1の4なのですけど、非常勤講師の給与を増額すること、授業時間単位ではなく月額報酬にすることのところで、附随する準備時間等の時間も含む短時間勤務ですよね、学校長によってそこがあまり分かってはらへんところがあるみたいです。言ったら準備時間も勤務時間に入れてくれというところか、学校校長先生があまり分かっていなくて目いっぱい入れられて、帰られへんというような話も聞きます。だからここのところをちゃんと周知していただきたいなというふうに思います。


(組合)

準備や評価の時間もその勤務時間に入るということ。


(組合)

入るということをあまり分かっておられないような管理職もいらっしゃるみたいで、いっぱいいっぱいに時間を入れられるという話も聞きます。だからそれをきちんと周知していただきたいなというふうに思います。


(市教委)

ちょっとごめんなさい、意味が理解できなくて申し訳ないです。


(組合)

だから例えば10時間の主席補佐がありますよね、10時間を10コマと考えておられる管理職もいてはるみたいで、10コマだったらこの準備と評価の時間をプラスアルファでおらないといけませんね。評価だけでも、準備及び評価の時間を含むと書いてあるわけです。その授業に関わる準備だったり、その評価のための時間も勤務時間に入りますよね。


(市教委)

はいはい。


(組合)

それを10コマと考えられると、授業数を10コマと考えられている校長先生がいらっしゃるみたいなので、そうじゃないということ、これも含むということを周知していただきたいということです。私が聞いた話では、自分からこの評価とか準備の時間を取らせてくださいと言わんかったら、それをなかなか管理職のほうから言ってくれないという話も聞きますので、だからこっち側がそれは言わないとあかんことだとは思いますけど、そのことを一々言わなくても評価する時間、準備をする時間もちゃんと考えて授業を組んでいただくようなことで管理職に言っていただきたいということです。分かりますかね。


(市教委)

コマ数はコマ数で授業に入っていただいて、それって授業って1時間丸々じゃないので。


(組合)

それはそうですけど、15分で準備と評価ができますかという話。


(市教委)

その前後とかのやつを含めて。


(組合)

いや、でもそれで15分で評価と準備が全部できますか。


(市教委)

毎回ではないと思いますね。


(組合)

私は理科をやっていますけど、理科といったら飼育もあれば栽培とか毎日学習園に行ってとかそういったことをやっていましたね、時間を認めてくれてはるから私はいいのですけど、10時間で2回やってくれという方も聞きます。理科ってほんまに準備とかすごく大変だと思うのですよ、その時間だけ教えればいいわけではないです。だからそういった時間を含めた時間で、単なるコマ数じゃないということを私は言いたいです。


(組合)

ICTのことで。


(組合)

ICT関係です。4番、回答に丸がついているのは(1)と(7)なのでそのことについて、4番の(7)に教職員が子供たちに関わる時間を確保するためという文言を今回入れているのですけど、具体的な実態はほかの現場の方々ももしかしたらお聞きかもしれないですけど、私たちは授業がある時間が一定あるのです。特に担任を持っている先生というのは専科でも入らない限り1日6時間授業に丸々入っています。例えばその方がICT、視聴覚関係の主任になったときに学校にもよると思うのですけど、管理職も含めて学校全体としてはその方にコンピューターの関係のことを任せるのです。ということは多くの学校で聞かれますし、私も経験しているのですけど、そうなったときに子供たちに関わる時間、つまり授業の時間を削ってまでコンピューター、ICT関係の仕事をしなければならないということがあり得るので、実際にICT支援員さんが月に二、三回来ていただいていますけど、毎日来られているわけではないので、やはり担当者であるとかそれに関わる係の人間が何人か、管理職も含めてですけど担当しなければならないという実態があります。はっきりと言ってGIGAスクール、国の方針もありますし、大阪市というような方針もありますし、この間教育委員会から来た通知はオンライン授業を来年度もまた実施してくださいというような内容の通知も来ていましたが、やはりその業務というのは本当に教師がやらなければいけないことなのかというところがあるのです。その負担軽減について委員会で(1)と(7)が中心になると思うのですけど、どう考えているのかお答えいただきたいと思います。


(市教委)

給与・システム担当です。先ほど御指摘いただきましたこの環境面のお話もありますけれども、この1人1台環境であったりということで、文部科学省からこの1人1台環境の提供を整えて学校教育として生かしていくという方針が出されまして、それに向けて令和3年3月までに全校に配備させていただきまして、その環境を整えるということで一斉に整備を始めまして、その環境を使って子供たちの教育の現場として担っていただいておりまして、先ほどもありましたとおりICT支援員の方の支援も今年度でいけば月に2回は必ず行っていただくようにICT環境のこれからの育成というところで支援に入っていただきまして、できる限りICTを活用した教育というところが今後普及されていきますので、このあたりの支援であったりというところの取組は年内どちらもどんどん進めさせていただいているところですので、今後もそういった教育のICT教育の現場の支援、例えばICT教育の教員さんに向けた教育研修であったりというところの充実とかも進めてまいりたいと思いますので、支援員も来年度も月に1から4回程度でまた引き続き継続して支援というので、一定はICT教育のそういうふうな定着を図っていきたいとは考えておりますので、そういった形で今後も進めていきたいとは考えております。


(組合)

ICT支援員さんの話で確認なのですけど、今年度は月に2回。


(市教委)

そうですね、月に2回と半日で2回入っていただいているという感じです。


(組合)

1日が。


(市教委)

全日で月に2回入っていただいています。


(組合)

全日で月に2回で、半日は。


(市教委)

それも月に2回という形で全校に入っていただいている。


(組合)

例えばこの間私だったら仕事でもあるのですけど、次に来るときを見据えてプログラミングとかをやってもらうのですよ。だからそれって打合せを基本的に電話とかにしないので来ている日にお声かけをして、向こうからもお声かけをしていただけるのですけど、だから今一定半日を含めて月に4回来ているということ。


(市教委)

そうですね、半日を含めてという形で各校支援をしていただいているところです。


(組合)

それをはっきりと言って不十分だと思うのですけど、それでも一応手が回っているので助けられている部分もあるのですが、来年度についてもこれは維持されるのですか。


(市教委)

そうですね、頻度のところまではどれぐらい支援ができるかというところは、今のところの予定としたら月に1から4回程度というところでちょっと幅があるのですけれども、支援は継続して月に最低でも1回は必ず入っていただくようにということで計画している。


(組合)

1から4、数字の意味がよく分からなくてごめんなさい。今年までは全日で2回、半日で2回とおっしゃいましたよね。


(市教委)

はい。


(組合)

だから2023年度については、それと同じレベルプラスアルファ前進するのですかどうかというのを僕らは聞きたいのです。もっといっぱい来てほしいと具体的に思っているので、そこがちょっとよく分からへんからもう一回ちゃんと言ってください。


(市教委)

先ほどの全日のところで、支援が入れるかどうかというところでいくと、来年度になりましては月というところは一定全日のところの回数というのが先ほども申し上げたとおり幅が分からないのですけども、全日2回というところで必ず回れるかというのは分からないですけど、1から4回というところで、各校の活用状況とかを見ながら支援というのを検討させていただきたいと考えておりますので、全日がすみません、御説明が悪くて申し訳ないのですけど増えるというわけではなくて、一定どういうふうな基準で各校の定着率とかそういうところを鑑みて配置というのを検討させていただきたいと思いますので。


(組合)

ごめんなさい、定着率とかと言いますけど、文科省がさっき全部に学校に1人1台と言っているわけですよね。大阪市も教育委員会も1人1台渡しているわけですよね。定着率とかではなくて、僕は少なくとも毎回通知を読んでいる限りでは全ての学校でやりなさいという話であるねんから、何を言っているのかはっきりと言いますと、今日うちに来ている支援員さんから来年度は減るかもしれないと言われたのです。はっきりと言って人数が、これも今日聞いてしまったもので、担当者さんが目の前におられるから聞きたかっただけなのですけど、多分今の言い方だと減りますよね。


(市教委)

件数的には、はい。


(組合)

学校によってもそうですけど、要は積極的にやっているところには力を入れるけども、やはり人数とかも限られるし予算も限られるから減る学校も出てくるということですよね。


(市教委)

全体的にはそうですね、減るところもある。


(組合)

仮に年度末に人事がありますし、管理職も異動しますよね、管理職はそもそもやっていない学校に、私は研究としてICTをやりたいのですと言う人が行った場合、その学校に配置とかを年度末に変えることはできないですよね。何が言いたいかというと、今予算内でやりくりをしているのも分かりますし、一応一定理解して話はしているのですけど、それって僕らが上げている要求と照らし合わせたときにやってきつくなることだと思うのです。そのことについて私たちは本当にそれでいいですかということを思っているわけで、あまりいい見通しは出てこない、私たちとしても出てこないかなとは思いました。


(組合)

委員長の発言で言ったとおり、文科省がもっと校務でも教育でもデジタル化とか教育DXを進めていくと言っているじゃないですか、それを進めるためにはもっと現場に支援をしてくれる人を頻繁に寄こしてくれないと、私らは毎日使わせたりしているからもう上手やでということは絶対にないのです。もう分からんことだらけだし、1回子供に触らせたら「先生、何かこんなのになりました。」とかと言って画面を持ってきて、何やろうなと、英語でばーっと書いてあったりとかして、そういうことは日常茶飯事だし、今私の教室で起こっていることはなぜか20番の子バッテリーだけ充電されない、だから線を後ろからドライバーで開けて、その子の分の線だけを抜いて私が使っている普通のコンセントのやつで、ここでやりと言ってやっているのです。そんな謎なことも起こっているのですね。だから整備しました、皆が持っています、使ってくださいといっても子供だし、私らも分からへんことがたくさんあるから、いろいろなことでトラブルが起こるのですね。でも支援員さんがいてくれはったら「ちょっとこんなのになったんです。」と言ったら、「それはこうですよ。」というふうにちょいちょいとやってくれはるのですね。そういう人が現場におってもらったらめちゃめちゃ助かるし、ここの私たちの要求に出したもの、ICT化を進めようとかそういうための支援の人がいてくれたら私たちの業務も教育ももっと進むのではないかと思うのです。だからもし減らすとおっしゃるなら、減らす根拠とか、それによって大阪市のGIGA構想というかICTの教育というのはどう前進していくのか、誰が前進させていくのかというのをちゃんと説明してほしいです。


(組合)

もう明らかに現場の教員の負担になるとしか思えない。


(組合)

また丸投げですかとなったら、もうほんまに分からないのですよ。


(組合)

逆に言うと、長けた方というのはやはり現場にもおられるのですよね。そういう方の御負担になるのではないかなと思う。長けた方も別にそれだけをやっているわけじゃないのですよね。別にICTの主任をやっているわけでも、もしかしたらその方は体育主任をやったりとか、教務主任をやったりとか、ほかの担任もやったりとかほかの仕事も掛け持ちしながらそれをやるわけです。長けているからといって何でも「はい、先生。」と聞かれるわけでしょう、やはりその専門で、1人1台をやってくださいと、国からの方針でもありますけど、やってくださいというのであれば、やはり現場に専門家、いろいろとお金の問題はある、もちろん僕は予算は増やすべきだと思うのですけど、現状でも徐々に増やしていくというか、むしろ逆に今日聞いた話だと本当に減るというのはあり得ないのですよ。ほんまにDXとか1人1台とかGIGAスクールとかって矛盾していると思います。誰がやるのですか講師は、前に進めたくても進められないと思います。


(組合)

ぜひやられるならば、ちゃんと私たちが納得をする、市民も納得をする、市民の教育もかかっているのですからそういうちゃんとした説明をして、減らすとか増やすとかを決めてほしいですし、それをちゃんと説明してほしいと思います。ICTのことに関しては、2番の長時間労働のところにも関わるのですけれども、管理職は早く帰りなさい早く帰りなさいと、今日は6時にセットですよとかという日が増えて、私は保健主事をしているので、毎学期安全委員会と校医さんを呼んで管理職と話をするのですけど、この前もあったのですけど、全員の分の残業時間が全部表にして出るのですね、明らか去年よりも一昨年よりも平均的にも減ってきましたね、多い人も減ってきましたねというふうになっているのですが、ICT校務があることによってすごく持ち帰りが増えています。私も3週間土日に持って帰っていますし、先週とその前は木曜日も持って帰りました。週案といって金曜日に次の週の授業の予定とか、それから今週の自分の業務の反省とかを1枚の紙に打ち込んで出さないといけないのです。この時期交渉が多いというのもあるし、5時とかにぱんと出てしまうのでできないのです。勤務時間内には会議があったりとかして、パソコンをゆっくりと触る時間がないので持って帰るのです。私は家まで1時間かかるのですけど、電車に乗っている時間が40分ぐらいで、その以外の時間は歩くのですね。このリュックにパソコンを入れて持って帰るのですけどめちゃめちゃ重いですよ。この前も言っていたでしょう、これを背負ってぎっくり腰になったら公務災害になるのかなと言っていたのですけど、そういう負担もあるということをぜひ知っていただきたいですし、個人的なお願いとしては、家に置いておけるパソコンをもう一台欲しいです。本当に大変なのですよ。だからいろいろと腰が痛い人もおるし、背中が痛い人もおるし、皆が元気で持って帰っているのではないし、割と大きいからかすごく重さを感じるので、そういうのも労働条件としてどうなのかなと思っています。だから持ち帰りでパソコンをたくさん触っている人がたくさんいます。残業は減っているけど、持ち帰りはたくさんいます。その労働安全委員会を開いたときに必ず話題になるのが、でもパソコンの持ち帰りはありますよねという話になります。これって労安的にどうなのかなと思いますし、皆の課題だと思います。


(組合)

先ほどからICTのことも出ていて、そのことで今プログラミングの授業も。

授業もしなさいとなっていますよね。その教科別担任制が結構5・6年の理科とかをフルタイムの一、二年の正職員がやるのではなくて、短時間勤務の再任用が担うことも結構増えてきていて、私もその1人なのですけど、さあプログラミングをしなさいと言われても授業は6年生で4時間あるのですけど、先ほど研修とかでという話がありましたけど、毎日出勤していない人間が研修とかそういうことをする日程とかも合わなくて、さあ、しなさいと言われてもはっきりと言ってできないのです、その言われていることが。もっとたくさん先ほどから出ていますようにそういう専門の人を派遣していただいて一緒にその授業に入るというのだったらできるのですけど、さあ、あなたがしなさいというふうになったら無理なのですよ。でも私も校長先生と相談をさせてもらって、校長先生がプログラミングができるということだったので一緒に授業には入らせてもらうけど、その4時間分を校長先生にやっていただいたりしたのです。ということでやれやれと言われても、研修をしなさい、じゃあ研修する、毎日出勤していない人間がどうやって研修をするのということだったり、いろいろな問題があって、やはりそういう専門の方を時間的にもたくさん派遣していただきたいなというふうに思います。プログラミングに長けた方というのはそんなにいません。だからやはりその辺をよろしくお願いします。


(組合)

青年部です。

項目の6番の(1)と(2)について意見を申し上げたいと思います。(1)の休憩時間のことなのですけど、なかなかふだんというかそういう休憩時間とかは全く取れていません。学校って春休みとか夏休みとか冬休み、長期休暇のときは管理職はしつこいぐらいこの時間からこの時間まで休憩時間ですよというふうに言って、長期休暇のときは取れていますけど、ただふだんから労働基準法的な45分とかがあると思うのですけど、取れるかといったらなかなかそうではなくて取れていない、授業が終わって一息つこうかなと思ったら4時間、3時間入る中で全然取れていない現状があります。休憩時間は関係ないのですけど例えば、会議をしていて5時を過ぎたときに管理職から、5時過ぎたのですけど会議を続けますねみたいな、続けてもいいですかみたいな発言はあったりするのですけど、休憩時間に関して配慮というかそういうのは、僕は何校か勤務していているのですけど全くなくて、そのあたりの長期休暇のときだけ1時間取っているけど、ふだんから僕は教職員も1人の労働者というのは大事に考えているので、休憩時間の確保の大切さを周知徹底してほしいなと思っています。

(2)の持ち帰り仕事の話が先ほどから上がっているのですけど、子育て世代に限らずやはり持ち帰り仕事がすごく多いなと思っています。僕の知り合いの先生でも土日にあえて学校に出勤したりとかで、今話が出ているパソコンの持ち帰りとか、もっと言えば教職員は教材研究のことも仕事なので、そういうのを土日にやったりとかを結構しています。やはりこれは解消となると学校職員の数を増やすことなのかな、増やして1人当たりの自分の持ちコマというのですかね、そういうのを減らしていく、高学年で専科の配置とかも文科省でそういうことも出てきているので、そのあたりは考えてほしいなと思います。


(組合)

ICTのこととか休憩時間のことで説明していただけることがあったらお願いします。


(市教委)

まず休憩時間のことでお答えさせていただきます。この間の交渉でもいろいろとお話をさせていただいているのですけれども、当然労働基準法に基づいて勤務時間の間に45分というのはきっちりと取らさなければいけない、使用者として取らさなければいけないところも間違いないです。なかなか学校の環境という中で授業とかもお持ちの先生方が我々と同じような感覚で取れるかといったら当然難しい状況というのも把握はしております。基本的には大体3時半から4時15分までというのがどこの学校でも休憩時間として設定されているところが多いのかなと思いますけれども、ただその時間にごく当然のように会議を設定するというのは、これは当然間違いですから、仮にそういった時間に会議を設定するのであれば、当然出席される皆様、全員出席されるかどうかってあると思うのですけれども、出席される方については違う時間で当然取っていただかないといけないですし、当然取りにくい環境の中でも我々として分割でも取得はできるようにということでは一定させていただいていますので、そういった調整というのを管理職、使用者側としてしていただくべきものだというふうに認識をしております。なかなか今までの経過もある中でそこの認識がちょっと浅いということを多分おっしゃっていただいていると思いますので、どういった形でできるかというのはあるのですけれども、今働き方改革の中で休憩時間が取りにくいというふうに皆さんの御負担を少しでも軽減していくための取組もしておりますので、その中で管理職を含めた意識啓発というところで何かしら周知等、啓発もしていきたいというふうに思っておりますので、ぜひそちらのほうで対応していけたらなというふうに思っておりますのでよろしくお願いいたします。

あと持ち帰り仕事につきましては、当然我々としてもそれがいいかと言われるとなかなか「うん。」とは言いにくいところもあるのです。やはり個人情報の持ち帰りとかも当然中には出てくるかもしれませんし、端末を持ち帰ることでお体もそうなのでしょうけど、例えば物自体を持ち運ぶということは破損するリスクも当然負うわけなので、それを推奨することは当然ないのですけれども、ただそういった形でお仕事をされているのであれば勤務時間の把握というのは当然必要かと思っておりますので、時間外勤務記録簿というのを毎回つけていただくのは大変かもしれないのですけれども、やはり使用者側として学校としても皆さんの勤務実態を正確に把握する必要もございますし、我々は教員の負担軽減というところで皆様の勤務状況というのを今であればシステムで打刻時間とかを見ながら取組も進めさせていただいているのですけれども、やはりそういうものについても見えないところというのは当然困るので、しっかりとそこは御対応されたのであればつけていただきたいと思っているところです。


(組合)

休憩時間のこともそうですし、パソコンの持ち帰りのこともそうですけど、そうならへんように教育環境を整備するのが委員会の仕事だと思うのですけど、そこはどうお考えですかね。


(市教委)

先ほども申し上げましたとおり、今教員の長時間勤務の解消というのは喫緊の課題というところで、働き方改革というのは進めているところですので、いろいろなツールを使ったりとか支援していただけるような方々も入れつつ少しでも減らしていきたいというのは今させていただいているところです。働き方改革につきましては、当然我々のそういった取組も必要なのですけれども、学校園の皆様とも一緒に取り組んでいかないものだというふうに思っておりますので、先ほど申し上げた管理職のような意識改革といいますか、そういったところも並行して一緒に取り組んでいけたらなと思っております。


(組合)

ちょっとだけお聞きしたいのですけど、パソコンですけど、システムが変わってスイッチオンにして入ったら委員会から元のサーバーでどこの学校の誰の何番の人が使ったやつが今稼働しているとかせえへんというのは把握できないのですか。それができていたら、別にチェックなんかをせんでも夜中にやっているとか、それでスイッチをつけているだけで働いていない場合もあるか知らんけど、でも実際は例えば、日曜日でもどこそこの学校で何が動いているというようなことが分かれば実態把握ができると思うのですよね。だからそれは無理なのですか、そこを教えてください。


(市教委)

そもそも論としまして、担当じゃないのでお答えできないですけど、システム上当然サーバー上にログインしているということは何かしらログは残るとは思うのですけど、だからといってそういう手続を踏まなくてもいいかというのはそれはまた別の話だと思います。我々でもそうですけど、テレワークができる環境というのはありますし、自宅の端末を使って業務をしようと思ったらできるのですけど、じゃあ勝手にやっていいかといったらそういうわけじゃないのですね。使うに当たってはそういう申請をして管理監督者として課長なり管理職にも承認をいただいて使用するものですので、そこは技術的にできるかできないかといったら分からないですけど多分できると思うのですけど、それだからといってつけなくてもいいとかというのとは論点が違うかなと思うので、そこはごめんなさい。


(組合)

分かりました。

もう時間がないので次のことを言っていいですか。

7番の(3)、(4)に関わってですけど、ハラスメントのことなのですが、7の3の回答にあるように今年度5月16日に通知があって、用語を統一してもう一回見直したものを出されましたよね、僕はあれを全部読んですごくうれしかったというか、本腰を入れているんやなと思ってすごくよかったのですが、1点セクシュアルハラスメントに関わる文書のところですけども、あれって結果から見たらこのハラスメントに関わっては一番初めに出たのですよね。覚えてはるかどうか知りませんけど、だんだんだんだん整備されてきて全体的に形が整ったみたいな形だと僕は思うのですけど、セクシュアルハラスメントに関わっては僕は古いというか、お尻を触ったみたいな、確かに昔にそういうことがあったからそれはやったらあかんということですごくあれはよかったのだけど、今僕が何を問題にしたいかというと、この7の(5)にあるような人権侵害の問題として捉える必要があるのではないかなと思うのです。というのは女だからスカートをはけとか、男だからズボンをはけみたいなことがもうあかんよというのは子供の指導についても全体の流れになっていますよね。教職員についてもそれをすごく人権問題としてセクシュアルハラスメントにも捉えていただきたいのですよ。そういう視点をぜひ入れていただきたいなというのでお願いをしたいのです。例えばこれは去年の例なのですけど、ある小学校で管理職の方が卒業式に当たっては女性は黒のタイツではなく黒のストッキングをはいてくださいと言ったというのです。それを後から聞いて「え。」と思ったのやけど、それは何なんと思いました。そういうことを考えてはる人はいるけど、これって言われたほうはすごく嫌やったという話があったのですよ。やはりそういう点でいうと僕たちは人権問題としてこのハラスメントのことを考えるということだったら、やはりセクシュアルハラスメントでぜひどこかで検討していただきたいなと思います。そういうのはおかしいですよね、認識として女だからそれをせえなんてそんな誰が点検するとかそんなことになりますやんと思いますので、ぜひ検討してください。


(市教委)

セクシュアルハラスメント自体がもう人権侵害行為であるという認識で取り組んでおります。その文言を私も今用意しておりませんので、そこに何か行為だけで行為が駄目で、行為をしているんだという誤解であるのであれば我々で点検は必要かもしれないのですけれども、パワハラ、嫌がらせ、セクシュアルハラスメント等については、これは大人も子供もあってはならないものということで捉えてはおります。表現のところでここがちょっとということであれば、また御意見を伺わさせていただければと思います。


(組合)

でもさっきの発言なんかは許せませんよ。


(市教委)

女性だから何という。発言者の意図がどういう意味で言ったのかとか、また誤解を与えるような発言であるというのであれば、そこの誤解ないしは発言の意図みたいなのはきっちりと確認が必要かなと思います。


(組合)

今のハラスメント関係で資料をいただいているやつを見てみると、去年パワハラが40件、セクハラが9、22年1月末までの分ですけど、マタハラ1件、合計で全部のハラスメントが50件、これは全部解決はしているのですか。やはり氷山の一角だとは思うのですけど、泣き寝入りも多分いてはるだろうから、あくまでつかんでいる分だけで50件だと思うのですけれども、それはもう全部解決はしているのでしょうか。


(市教委)

一つ一つについて事案が全て異なりますけれども、そのときに調査を含めてできることは全てさせていただいております。おっしゃるようにあくまでこれは令和4年1月末までの件数で、それも相談件数ということですので、相談自体ができていないこともあるでしょうし、相談件数があくまで相談ですので、それがセクシュアルハラスメントに当たるのかパワハラに当たるのかというところについては厳密に変わってはくるのですけれども、ただこの数で減ったとかそういうことを判断するのではなくて、やはり現場の中でそういったハラスメントが起きないように進めていくことと、あと起きたときにはちゃんと声を上げられる、相談ができる、そういう体制というのをつくっていけるようにしていきたいとは思っております。


(組合)

8番の(5)のところで、長時間勤務の原因となっている校内研究授業を減らすこと、ここのところで、僕は今年大阪市の学力向上支援チーム授業の効果検証教員というのをやったのです。効果検証教員として何をやったかといったら、毎学期効果検証授業、ある意味これはほぼ研究授業です。毎年研究授業をやりました、研究授業をやる中で自分自身の改善とか学びはあったのですけど、やはり毎学期の研究授業をするとなったら、早かったら1か月前からいろいろと動き出す、これを勤務時間内に終われたらいいけど、それは間違いなくないので、これはやはり長時間の1つの原因になっているのではないかなと今感じています。この学力向上支援チームの効果検証と長時間勤務の是正で矛盾していないのかなというのが聞きたいです。


(市教委)

その研究授業とかそういったところの所管というのが今日は出席していないので、今この場でお答えをするのが正直に難しいところではあるのですけれども、我々として今いただいているお声というのは当然その部署にはきっちりと共有はさせていただきたいと思っておりますので、すみませんが本日のところは大変恐縮なのですけど。


(組合)

うちの学校でもそれをやっているのですけど、学期ごとにするだけではなくて、退職した校長先生とかが評価になっているというか、ベテランの先生が1か月一、二回学校に来られて、次の授業をどうするのと、こういうふうな感じで打合せがあるので、その分も入っているので、10回以上ですね、研究授業のところで、そこに時間が割かれてどういう効果があるのかというのも私は今年度まだ聞かされていないのですけれども、あの人がやったから皆すごくよく分かって授業もアップしたみたいなことでは全然ないので、学力が低いので頑張りなさいという感じでやっている授業なのですけど、そういう時間がありました。


(組合)

女性の健康のことでも返事が全然ないので、6番の2でも生理休暇を時間数でもって出ないのか、校務支援パソコンに入るのも改善されましたよね。ちょっと取りやすくすると日にちでというよりは時間数で設定していただけるとか、生理休暇って就労するには著しく無理だというときに取るのですけど、それは個人差はありますよね。だからそんなのも鑑みて時間で取れるように、個人差はあるけど学校現場のトイレというのは、こんな話は嫌ですけど、生理なんていうものにとって学校現場のトイレ自体が著しくしんどいです。そんな中でせめてちょっと早く帰って健康のためにとできたら大分変ってくると思うのですね。ここにもあるように、今後の出産とかにも全てに関わってくる大きなことなので、ちょっとそこだけでも取りやすくするとかはできないでしょうかね。


(市教委)

答えとしては先ほど申し上げたとおり、当然女性の方ってたくさんいらっしゃいますし、女性特有のそういう事情というのもある程度は当然我々としても認識はしているのですけれども、教職員としてだけ議論するものではなくて、大阪市の職員全体として、特に女性の方として考えていくことにはなってきますので、当然そういった議論というのも我々として拒否するわけではなくて、きっちりと大阪市の労連の交渉の中でも協議をしていきたいというふうに思いますので、ぜひそちらでお声を上げていただけたらと思っております。


(組合)

それでは引き続きほかの専門部の交渉もありますのでよろしくお願いします。本日は以上で終わります。


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