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木造阿弥陀如来立像 1軀

2022年9月21日

ページ番号:571249

木造阿弥陀如来立像

もくぞうあみだにょらいりゅうぞう

分野/部門

有形文化財/美術工芸品〔彫刻〕

所有者

宗教法人 浄国寺(じょうこくじ)

所在地

大阪市天王寺区下寺町1

紹介


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木造阿弥陀如来立像

 浄国寺は、一説には文禄3年(1594)開山と伝える、浄土宗の寺町寺院である。浄国寺の本尊像である木造阿弥陀如来立像は、像高95.7cm、玉眼(ぎょくがん)を嵌入(かんにゅう)し、両手を胸横で屈臂(くっぴ)して掌を正面に向け印を結ぶ形状を呈し、説法印(せっぽういん)を結ぶ立像の全国でもとても希少な作例である。上町台地に伝来する中世の阿弥陀像のひとつで、制作年代は鎌倉時代、13世紀後半から14世紀初めにさかのぼると考えられる。

用語解説

玉眼(ぎょくがん) 木造の像で、目の部分に水晶やガラスなどをはめこんで実際の目に近い様子を表す技法。

説法印(せっぽういん) 仏像の手が結ぶ印のひとつ。釈迦が人々に説法をするときの姿を象徴化した印。

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