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木造阿弥陀如来立像 1軀

2022年9月21日

ページ番号:571250

木造阿弥陀如来立像

もくぞうあみだにょらいりゅうぞう

分野/部門

有形文化財/美術工芸品〔彫刻〕

所有者

宗教法人 専念寺(せんねんじ)

所在地

大阪市中央区上本町西4

紹介


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木造阿弥陀如来立像

 専念寺は、一説には文禄年間(1592~96)開山と伝える、浄土宗の寺町寺院である。専念寺の本尊像である木造阿弥陀如来立像は、像高80.7cm、玉眼(ぎょくがん)を嵌入(かんにゅう)し、動きのある衣文(えもん)、衲衣(のうえ)下端の中央が逆三角形を呈することが特徴の、来迎印(らいごういん)を結ぶ像である。上町台地に伝来する中世の阿弥陀像のひとつで、制作年代は鎌倉時代、13世紀後半から14世紀初めにさかのぼると考えられる。

用語解説

玉眼(ぎょくがん) 木造の像で、目の部分に水晶やガラスなどをはめこんで実際の目に近い様子を表す技法。

衲衣(のうえ) 袈裟のこと。

来迎印(らいごういん) 仏像の手が結ぶ印のひとつ。臨終の際、阿弥陀仏が極楽浄土より迎えに来るときの姿。指で輪を作る。

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