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木造阿弥陀如来立像 1軀

2022年9月21日

ページ番号:571251

木造阿弥陀如来立像

もくぞうあみだにょらいりゅうぞう

分野/部門

有形文化財/美術工芸品〔彫刻〕

所有者

宗教法人 光明寺(こうみょうじ)

所在地

大阪市天王寺区上本町5

紹介


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木造阿弥陀如来立像

光明寺は、一説には文禄3年(1594)開山と伝える、浄土宗の寺町寺院である。光明寺の本尊像である木造阿弥陀如来立像は、像高97.2cmの玉眼(ぎょくがん)像で、開口して歯相(しそう)を呈し、全国でも10数例しかない希少な歯吹阿弥陀(はふきあみだ)の作例で、装飾的な衣文(えもん)が特徴である。上町台地に伝来する中世の阿弥陀像のひとつで、制作年代は南北朝~室町時代、14世紀後半と考えられる。

 

用語解説

玉眼(ぎょくがん) 木造の像で、目の部分に水晶やガラスなどをはめこんで実際の目に近い様子を表す技法。

歯相(しそう) 仏の優れた特徴をあらわす相の1つ。

歯吹阿弥陀(はふきあみだ) 口を少し開き、歯をわずかに見せている阿弥陀仏像。

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