大阪画壇奉納扁額 一括(55面)
2022年9月21日
ページ番号:571260
大阪画壇奉納扁額
おおさかがだんほうのうへんがく
分野/部門
有形文化財/美術工芸品〔絵画〕
所有者
宗教法人 住吉大社(すみよしたいしゃ)
所在地
大阪市住吉区住吉2
紹介
上田耕冲(うえだこうちゅう)をはじめとする、明治期の大阪画壇に関係する画家が、明治32年(1899)頃に一括して制作し奉納した板絵の扁額(へんがく)で、全55枚からなる。住吉神の神使(しんし)である白鷺、住吉神の画像に描かれることの多い松、住吉神の神馬である白馬、住吉浜の風景などを画題としている作例が多い。住吉大社に対する信仰が、大阪で広く根付いており、大阪画壇の画家からも篤く信仰されていたことを物語る史料であり、大阪画壇に関する史料としての側面も有する画像群である。
用語解説
上田耕冲(うえだこうちゅう、1819~1911) 江戸時代末期~明治時代の日本画家。京都出身。上田耕夫(こうふ、1760~1832)の子。大阪で長山孔寅(こういん、1765~1849)に学ぶ。
神使(しんし) 神道において神の使者もしくは神の眷属(けんぞく)である、特定の動物のこと。
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