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敬正寺真宗関係史料 一括(10点)

2022年9月21日

ページ番号:571263

敬正寺真宗関係史料

きょうしょうじしんしゅうかんけいしりょう

分野/部門

有形文化財/歴史資料

所有者

宗教法人 敬正寺(きょうしょうじ)

所在地

大阪市平野区瓜破東5

紹介


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敬正寺真宗関係史料のうち方便法身阿弥陀如来画像

 敬正寺は、平野区瓜破東に寺地を構える真宗大谷派(しんしゅうおおたには)の寺院である。14世紀後半の六字名号(ろくじみょうごう)と15世紀前半の画像本尊(がぞうほんぞん)に加えて、大谷派13世門主宣如(せんにょ)証判による寛永2年(1625)の木仏免状(もくぶつめんじょう)と木仏本尊など、大坂の陣後の17世紀前半に本願寺から下付された免物(めんもつ)がまとまって伝来する。大坂の陣後、市中の周縁地域の復興が、あまり時間を隔てずに進んでいたことを示す史料である。中世から近世の各時代の本尊と、17世紀前半の史料が一括して伝来することが特徴である市域有数の真宗関係史料である。

用語解説

真宗大谷派(しんしゅうおおたには) 真宗の一派で、京都東本願寺を本山とする。

六字名号(ろくじみょうごう) 「南無阿弥陀仏」の6文字を記した名号を真宗特有の本尊として用いた。

画像本尊(がぞうほんぞん) 方便法身阿弥陀如来画像(ほうべんほっしんあみだにょらいがぞう)と称される、真向きの阿弥陀如来立像を描いた真宗特有の画像。

宣如(せんにょ) 1604~1658。江戸時代前期の真宗の僧。教如(きょうにょ、1558~1614)の子。

木仏免状(もくぶつめんじょう) 真宗特有の木仏を下付する際の、門主が証判した書状。

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