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木造阿弥陀如来立像・木造阿弥陀三尊立像 4軀

2023年12月22日

ページ番号:611188

木造阿弥陀如来立像・木造阿弥陀三尊立像

もくぞうあみだにょらいりゅうぞう・もくぞうあみださんぞんりゅうぞう

分野/部門

有形文化財/美術工芸品〔彫刻〕

所有者

宗教法人 萬福寺(まんぷくじ)

所在地

大阪市天王寺区下寺町1丁目

紹介


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木造阿弥陀如来立像(萬福寺)

 萬福寺は、大坂の寺町の中で大坂の陣後に造営された唯一の寺町である現在の下寺町に寺地を構える浄土系の単立寺院である。18世紀初めの地誌の『摂陽群談』によれば、知恩院末で、鏡空開導(きょうくうかいどう)の開山と記される。本尊像は、像高91センチメートル、角張った体躯(たいく)、衣部の盛り上げ彩色、動きはあるが重い印象の衣のひだに特色のある像である。制作年代は15世紀代と考えられる。三尊像は、像高が、中尊78.5センチメートル、脇侍は約40センチメートルである。中尊は、13世紀初めの制作、脇侍像は、動きのある衣のひだ表現などから、中尊より時代が下る13世紀後半の制作と考えられる。寺町寺院に伝来する希少な中世の阿弥陀像である。

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