木造不動明王坐像 1軀
2023年12月22日
ページ番号:611192

木造不動明王坐像
もくぞうふどうみょうおうざぞう

分野/部門
有形文化財/美術工芸品〔彫刻〕

所有者
宗教法人 大日寺(だいにちじ)

所在地
大阪市城東区鴫野東3丁目

紹介
大日寺は、鴫野の旧集落の中に寺地を構える真言宗の寺院である。弘法大師の創建と伝え、18世紀初めの地誌の『摂陽群談』には、弘法大師作の大日如来をまつる大日堂としてその名がみえる。本堂の、向かって左側に安置する本像の像高は58.9センチメートル、ふくよかな面部、奥行が深く、量感豊かな体部、太い線と細い線を使い分けた衣のひだの表現に特色がある。像高が2尺にみたない小像だが、堂々とした体躯(たいく)で、制作は、平安時代後期、12世紀代にさかのぼると考えられる。市域の希少な平安彫刻のひとつである。
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