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木造釈迦如来及十六羅漢立像 17軀

2023年12月22日

ページ番号:611195

木造釈迦如来及十六羅漢立像

もくぞうしゃかにょらいおよびじゅうろくらかんりゅうぞう

分野/部門

有形文化財/美術工芸品〔彫刻〕

所有者

宗教法人 大念佛寺(だいねんぶつじ)

所在地

大阪市平野区平野上町1丁目

紹介


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木造釈迦如来立像(大念佛寺)

 融通念仏宗の総本山である大念佛寺は、平野区平野上町に寺地をおく。毘沙門堂安置の釈迦如来は像高125.7センチメートル、黄檗宗の仏画に通じる姿で耳飾りをつけ、ハケのような法具である払子(ほっす)と鉢を持物とする点に特色がある。左右には十六羅漢を伴い、像高は各像ともに97センチメートルである。弘化2年(1845年)に、念仏行者の楽山が建立した像で、作者は、近世後期の有数の大坂仏師、今来太右衛門(いまきたえもん)である。釈迦・羅漢像ともに、光背・台座は本体と一具である。黄檗様をとりいれた造形を示す作例で、制作年代や作者の仏師、造立の願主が明らかな、市域に残る特色ある江戸彫刻である。

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