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和光寺仏画群 4幅 附2点

2023年12月22日

ページ番号:611198

和光寺仏画群

わこうじぶつがぐん

分野/部門

有形文化財/美術工芸品〔絵画〕

所有者

宗教法人 和光寺(わこうじ)

所在地

大阪市西区北堀江3丁目

紹介


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和光寺仏画群のうち、
紙本著色釈迦涅槃図(和光寺)

 和光寺は、西区北堀江に寺地を構える浄土宗の寺院で、元禄11年(1698年)に善光寺の末寺として建立された。境内の阿弥陀池は「難波の堀江」の旧地とされ、仏教が伝来した地であり、善光寺如来出現の地にあたるとして、江戸時代に大坂市中で広く信仰を集めていた。長谷川姓を名乗る長谷川金右衛門(はせがわきんえもん)が宝永8年(1711年)に描いた、釈迦の入滅の様子を描いた釈迦涅槃図や、京都の慶善寺俊亮(けいぜんじしゅんりょう)が宝暦12年(1762年)に描いた、阿弥陀如来の浄土を描いた観経曼荼羅図などが伝来していることがわかった。これらは制作年代が明らかな基準作であり、先に指定した釈迦誕生図と関連し、寺や地域の歴史を考えるうえで意味のある仏画である。

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