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瑞龍寺黄檗関係画像 一括(9幅)

2023年12月22日

ページ番号:611200

瑞龍寺黄檗関係画像

ずいりゅうじおうばくかんけいがぞう

分野/部門

有形文化財/美術工芸品〔絵画〕

所有者

宗教法人 瑞龍寺(ずいりゅうじ)

所在地

大阪市浪速区元町1丁目

紹介


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瑞龍寺黄檗関係画像のうち、
絹本著色釈迦如来図(瑞龍寺)

 瑞龍寺は、もと難波村の域内に寺地を構える黄檗宗(おうばくしゅう)の寺院である。開山は、一切経(いっさいきょう)の開版で知られ、大阪と関連が深い黄檗宗の僧の鉄眼道光(てつげんどうこう)で、この地にあった薬師堂を整備し寺観を整えたという。中国僧隠元(いんげん)を改組とする黄檗宗の、市域における布教の拠点であった。黄檗宗は17世紀後半には大坂市中に浸透しており、大坂の文化に、さまざまな分野で影響を与えたと思われるが、度重なる火災などで、市域に伝来する関連史料は限られる。瑞龍寺には、江戸前期の京都の有力な絵仏師である左近貞綱(さこんさだつな)による、隠元画像、唐画の祖とされる逸然性融(いつねんしょうゆう)による釈迦如来画像などが伝来する。いずれも17世紀代後半の制作で、市域に伝わる希少な江戸前期の作例であるとともに、大坂市中と黄檗禅(おうばくぜん)の関係を考える上で、貴重な画像である。

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