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称念寺真宗関係史料 一括(5点)

2023年12月22日

ページ番号:611203

称念寺真宗関係史料

しょうねんじしんしょうかんけいしりょう

分野/部門

有形文化財/歴史資料

所有者

宗教法人 称念寺(しょうねんじ)

所在地

大阪市天王寺区夕陽丘町

紹介


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称念寺真宗関係史料のうち、
絹本著色親鸞画像

 称念寺は天王寺区夕陽丘町に所在する真宗大谷派の寺院である。現在地に移転したのは先の戦災後で、以前の寺地は大坂市中の南御堂に近い、有力な真宗寺院が寺地を構える北久宝寺町にあった。17世紀中頃の記録によれば、天正15年(1587年)の建立という。親鸞画像は、大谷派12世門主教如(きょうにょ)が、慶長14年(1609年)に称念寺宛に下付している。市域に伝来する親鸞画像の中では、古い年代の画像であり、教如の裏書を伴う点でも希少である。木仏本尊(もくぶつほんぞく)は、像高81.5センチメートルと真宗寺院の本尊としては大きな像である。有縁の古仏を本尊像として転用したと思われ、制作年代は14世紀代にさかのぼる可能性がある。大坂の陣に先立つ史料を含む、市域に伝来する希少な真宗関係史料である。

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