木造阿弥陀如来立像　1軀　

もくぞうあみだにょらいりゅうぞう

有形文化財／美術工芸品〔彫刻〕

宗教法人　定専坊（じょうせんぼう）

大阪市北区天満4－14－19

　天満の定専坊は、大坂本願寺の時代には、大坂六人坊主（ろくにんぼうず）の一員であった　有力な真宗寺院の法灯を継ぎ、現在も中世にさかのぼる真宗関係史料が多数伝来している。　木造阿弥陀如来立像は定専坊の本尊像で、像高97．3センチメートル、玉眼を嵌入し、古色を呈する寄木造である。制作年代は15世紀にさかのぼると考えられる、市域に伝来する貴重な中世彫刻の一例である。

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