木造女神形坐像
2025年11月26日
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木造女神形坐像
もくぞうめがみぎょうざぞう
分野/部門
有形民俗文化財
所有者
宗教法人 金臺寺(こんたいじ)
所在地
大阪市天王寺区下寺町1-3-66
紹介
天王寺区下寺町の、浄土宗の寺町寺院である金臺寺の庫裡玄関に安置される神像で、像高25.0センチメートル、境内の鎮守社の神体ではないかとみられる女神像である。一面二臂で、 像主名は伝わらないが、龍とみられる文様を衣に描いており、龍と関連する水神ではないかと推定される。彫技は堅実であり彩色も丁寧に施されている。造形も破綻がなく、面貌にも生気があり、目尻の上がった意志的な表情が特色である。制作年代は、17世紀、江戸時代前期とみられる。寺町寺院の鎮守社の信仰を物語る貴重な文化財である。
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