木造五大明王像 5軀
2025年11月26日
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木造五大明王像
もくぞうごだいみょうおうぞう
分野/部門
有形文化財/美術工芸品〔彫刻〕
所有者
宗教法人 宝珠院(ほうじゅいん)
所在地
大阪市北区与力町1-2
紹介
宝珠院の本堂に安置され、不動明王は像高92.4センチメートル、大威徳明王は像高38.7センチメートル、他の三明王の像高は約70.0センチメートル、玉眼を嵌入する古色の寄木造像である。軍荼利(ぐんだり)明王の台座に、17世紀後半から18世紀前半にかけて活動した大坂仏師、宮内法橋(くないほっきょう)の銘記がある。不動と他の明王は彫り口が異なり、宮内法橋が制作したのは、不動をのぞく四明王で、不動の制作はさらに古い。市域に伝来する、江戸時代の在銘彫刻の貴重な一例である。
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