「うめきた2期区域まちづくりの方針」を決定しました

　JR大阪駅の北側に隣接する梅田貨物駅跡地を中心とするうめきた地区（約24ha）は、これまで平成16年7月に策定された「大阪駅北地区まちづくり基本計画」に基づき、地区東側の先行開発区域のまちづくりが進められてきましたが、同計画が策定されて以降、この間、社会経済環境やまちづくりにおける市民・企業の役割など、都市開発を取り巻く状況は大きく変化してきました。
　このような中、国の関係行政機関の長及び大阪府知事、大阪市長、独立行政法人の長、民間事業者の長等で構成される大阪駅周辺・中之島・御堂筋周辺地域都市再生緊急整備協議会会議大阪駅周辺地域部会は、これらの変化に対応した新しいまちづくりのプロセスをめざすため、計画策定の段階から、民間の独創的なアイデアやノウハウを求める「うめきた2期区域開発に関する民間提案募集」を実施し、ここで選定された優秀提案の内容をもとに、提案者との「対話」を行いつつ、「うめきた2期区域まちづくり検討会」において、まちづくりの方針についての検討を進めてきました。
　このたび、同部会は、「うめきた2期区域」を対象に、まちづくりのめざすべき方向性などを示すものとして、当区域の都市計画や平成27年度以降に開発事業者を決定するために実施が予定されている「（仮称）うめきた2期区域開発事業者募集」におけるまちづくりの基本的な考え方をまとめた「うめきた2期区域まちづくりの方針」を決定いたしました。
　今後は、本方針のもと、各主体が今までにない斬新で豊かな発想、創意工夫を最大限発揮して、本方針を具現化し、具体的な方策を展開の上、うめきた2期区域のまちづくりの推進に取り組んで参ります。