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サキシマmeetsおそうじ委員会のみなさま

2022年3月1日

ページ番号:558927

サキシマmeetsおそうじ委員会世話人インタビュー


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おそうじ委員会世話人 大阪デザイン振興プラザ所属 ココロハチマキ 上山 敦司氏

(市)
 サキシマmeetsおそうじ委員会を設立されたきっかけをおしえてください。
(上)
 もともとATCさんの月例清掃にODP(大阪デザイン振興プラザ)の有志で参加していました。コスモスクエアからATCまで徒歩で通勤しているのですが、ごみひろいを始めると途中に落ちているごみの多さに目がいくようになり、ATCの枠をこえてごみひろいをしたいという想いが強くなりました。そのときにサキシマmeetsが立ち上がっていて、企業の枠を超えて一緒に働く町咲洲をきれいにできればと、サキシマmeetsの分科会としておそうじ委員会はスタートしました。
(市)
 清掃活動の実施頻度や参加者は。
(上)
 2021年から毎月第3金曜日のお昼休みをつかって活動しています。温かい季節であれば、7社以上20人を超える人たちが参加していただいたこともあります。手がかじかむ冬場でも、10人前後の方に参加していただいています。 
 また、2021年は、6月と10月に2回、土曜日の午前中を使って、スペシャルおおそうじをしました。昼休みの30分ではひろいきれないエリアをリヤカーをフル活用して、ごみひろいをしました。特に10月は、ご家族での参加が2組あり、お子さん3人がいるファミリーチームと、大人ばかりのアダルトチームに分かれてごみひろい競争をしました。想像以上に子どもたちが一生懸命ごみをひろってくれて、終わった後も「楽しかった!また参加したい!」と元気に答えたくれたのが印象的でした。ゲーム感覚で遊びながら、ごみのことを知る、学ぶことができて、よかったのではないかと思います。
 また、2022年も子どもたちの笑顔を見られるように開催できればいいなと思っています。
(市)
 活動エリアはどの辺りまでですか。
(上)
 定例のそうじに関しては、特に決めていません。集合場所だけATCの1階郵便局前ロータリーに固定しておいて、そこでごみ袋をお渡しした後は、それぞれが自由にごみをひろいに行かれます。
 ごみをひろい続けていると、だんだんどこにごみが捨てられているかがわかるようになってきました。圧倒的に一番多いのが、交差点付近の中央分離帯の植え込みです。信号待ちをするときに、ついつい植え込みにポイッとされるのだと思います。
 ごみは少しずつ減っているように感じますが、中央分離帯だけはいたちごっこで、拾ってもなかなか減らないのが現状です。
 特にやっかいなのが、ペットボトルにし尿を入れて捨てられているものが少なからずあります。回収していただく大阪市環境局さんからは、ペットボトルのなかは極力空にしてくださいと指示を受けていますので、できるだけ捨てるようにしていますが、全く気持ちのよいものではありません。これだけはやめていただきたいというのが、おそうじ委員会スタッフ全員からの意見です。
(市)
 清掃活動で工夫をされていることは。
(上)
 咲洲という場所柄、トラックからのポイ捨てが多いと感じます。当初は、トラックドライバーはモラルが悪いと感情的に思っていました。ところが、何度も拾ううちに、ドライバーの方も捨てざるを得ない状況があるのではないかと思えてきたのです。ネットでトラックドライバーのごみやトイレ事情を調べると、ごみを捨てられる場所が少なく、トイレもない。咲洲にコンビニが2件ありますが、2件あわせてもトラックの駐車スペースは数台です。
 こうした状況を受けて、解決のヒントさぐるために、大阪府トラック協会さんにお邪魔してお話を聞く機会をいただきました。
 ごみを捨てるのは、県外からやってきた長距離ドライバーが多いとのことでした。市内のドライバーや大手の企業に所属するドライバーは、その企業の営業所等で処分すれば済むことですが、フリーランスに近い孫請けドライバーで出先の土地に拠点を持たない人たちは、路上に捨ててしまうことが少なくないというのが現状のようです。
 東大阪の文具団地や機械団地周辺で、同じような状況が起きていて、地元企業や警察、自治体などが連携して、路上駐車の取り締まりを強化するなどされているようですが、根本的な解決にはつながっていないようでした。
(市)
 活動の効果はありましたか。
(上)
 さきほどの中央分離帯やトラックドライバーの駐車場所以外は、ごみが少なくなったように感じています。ごみ拾いを続けるうちに、参加者のなかから「道ばたで草が鬱蒼しているところがあるのが景観がよくないね」という意見がでてきました。そこで、2022年2月からは、月1回のごみ拾いに加えて、月1回の草刈りも始めています。
 まずは、ATCの東側ニュートラムの高架下から開始。2月4日に第1回が終わりましたが、8社から15人以上の方に参加していただきました。
 ごみ拾いと違って、全員で同じエリアの草を刈るため、草を刈る人、袋に詰める人など役割ができて、一体感が生まれました。想定より3〜4倍広いエリアの草刈りができました。
 こうして続けていると、少しずつですが、参加者の中からアイデアが生まれて、新たな活動に繋がっていくことがありがたいです。
 ただ、これが本業ではないため、参加者の皆さんの負担にならないように考えながら、続けていくことができればと思っています。

定期清掃活動の様子

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