臨港緑地内危険樹撤去事業を実施します(大阪港湾局)
2024年12月26日
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臨港緑地内危険樹撤去事業を実施します

臨港緑地内危険樹撤去事業について
大阪港湾局では、市民に親しまれる港づくりをめざし、昭和48年に港湾の環境や景観を整備し、保全する目的で港湾法が一部改正されたことを契機に、同年より大阪港でも緑地造成を実施してきました。
臨港緑地は、市民の海洋性レクリエーション需要に対応するとともに大阪港の修景・自然環境の保全を図り、市民が自然と接することのできる緑地を提供すること、港で働く人々、港を訪れる人々が、憩い集うことのできる緑地を提供することを目的とし、市民が安全で良好な環境を利用するため維持管理してきました。
しかし、長い年月をかけて生長した多くの樹木が大木化・老木化した結果、臨港緑地では、樹勢が衰えてきたものや、民有地への越境、緑地施設の損壊、通行障害など緑地内外の安全に支障を来すおそれが生じています。
そこで大阪港湾局では令和4年度から令和6年度の3ヵ年で、臨港緑地内の樹木を原因とする事故等を未然に防止し、緑地利用者等の安全・安心を確保するため、健全度が低下した樹木のほか、民有地への越境、緑地施設の損傷などを起こしている樹木(高木)の撤去を実施しています。

1 実施内容
現地調査を踏まえて選定した、緑地内外の安全に支障となるおそれがある高木約400本を撤去し、樹木の健全な生長を促す空間を確保します。
【対象樹木の考え方】
次の3つの視点から総合的に判断して対象樹木を選定しています。
- 健全度:樹勢の衰えによる枯れや腐朽(腐り)など、生育状態に支障がある樹木
- 樹種:根が浅く倒れやすい樹木
- 植栽環境等:次のとおり、緑地利用者や隣接する住民等への影響が発生するおそれのある樹木や、日常の維持管理で健全な生長が見込めない樹木などを選定しています。
- 緑地に隣接する民有地へ越境している樹木
- 現状もしくは将来的に緑地施設(園路・縁石・擁壁・フェンス等)を破損するおそれのある樹木
- 植栽密度や植栽間隔の影響を受け、健全な生長が見込めない樹木等
【対象樹木の事例】

樹勢の衰えにより枯れた樹木

倒木の可能性がある樹木

民有地へ越境している樹木
【事業の流れ】
(注)各々の実施時期はあくまで現時点での想定であり、本工事の進捗状況により変更が生じますので、おおよその目安として記載しております。
12月~
- 対象樹木に張り紙を掲示(概ね1か月間掲示します)

1月~
- 対象樹木において枝葉のある樹木の上部を切除
対象樹木の撤去にあたりましては、樹木の上部を切り落とす工程と下部の幹部分を除去する工程で使用する機械が違います。そのため、所管する緑地の全ての対象樹木について、まず樹木の上部から順次切除していきます。
- 根の除却(伐根)
対象樹木の上部の切除が終了した後、順次根の除却(伐根)を行います。
上部の切除から伐根までは、概ね2週間~1ヶ月程度と考えています。

2 実施時期
令和6年12月頃から令和7年3月まで(令和6年度終了)

3 令和6年度実施予定箇所

4 問合せ先
大阪港湾局計画整備部施設管理課(緑地管理) 電話06-6572-4050
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このページの作成者・問合せ先
大阪市 大阪港湾局施設管理部施設課緑地管理グループ
住所:〒552-0022 大阪市港区海岸通3丁目4番28号(2階)
電話:06-6572-4050
ファックス:06-6571-2398