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令和4年度市政運営の基本的な考え方について(令和3年9月9日)

2023年9月11日

ページ番号:544150

議題

(1)令和4年度市政運営の基本的な考え方について

会議要旨

(1)令和4年度市政運営の基本的な考え方について

  • 「ウィズコロナにおける対策と大阪の再生」、「ポストコロナに向けた府市一体による大阪の成長」を柱とする豊かな大阪をめざした政策推進、市民の暮らしの満足度向上をめざした市政改革など、来年度の市政運営に関する市長の考えを取りまとめた「令和4年度 市政運営の基本的な考え方」を決定した。

議論内容

【政策企画室長】
 それでは、ただ今より戦略会議を開催する。
 本日の案件は、「令和4年度市政運営の基本的な考え方について」と「令和4年度概算見込及び財源配分について」の2件である。
 会議については、プレス公開で開催し、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から密を避けるために、東住吉区長、西区長、総務局長、市民局長にはWEB会議の形でご出席をいただいている。円滑な会議運営にご協力をお願いする。
 それでは、1つ目の議題、令和4年度市政運営の基本的な考え方について、政策企画室の方からお手元の資料に沿ってご説明させていただく。
 資料は、「令和4年度市政運営の基本的な考え方」と書いた資料をご覧ください。
 こちらについては、令和4年度の予算編成を進めるにあたっての市長の基本的な考え方であり、今後の予算議論等を踏まえ、来年2月には、「市政運営の基本方針」となるものである。
 各所属においては、この内容を踏まえ、令和4年度の所属運営方針の策定や予算編成を進めていくことになる。
 なお、令和3年度の基本方針は、新型コロナウイルス感染症の状況などを鑑み、具体的な取り組みとして「(1)豊かな大阪を目指した政策推進」において、「ウィズコロナにおける対策と大阪の再生」、「ポストコロナに向けた府市一体による大阪の成長」を柱とし、構成を大きく変更したところであり、令和4年度も、昨年と同様の柱及び構成により作成している。
 では資料に沿ってご説明する。
 2ページから3ページにかけて、本市を取り巻く状況としては、「人口減少時代の到来」、「新型コロナウイルス感染拡大の影響による厳しい大阪経済」、「地域コミュニティの機能低下」、「厳しい財政状況」の4つの観点から整理している。
 4ページをご覧いただきたい。
 基本認識として、新型コロナの感染拡大の防止と市民生活・経済活動の維持との両立が今後も持続的に可能となるように取組みを継続し、その上で、改革に取り組み、都市の成長を実現することで、財源を生み出し、市民サービスを拡充しなければならないこと。
 そのため、大阪の再生・成長に向けた新戦略の実行や、現役世代への重点投資、真に支援を必要とする方へのサポートの充実、地域コミュニティの活性化、を掲げている。
 こうした基本認識のもと、本市のめざす姿は、新型コロナの感染拡大の防止、市民生活への支援及び大阪経済の再生を進め、コロナを乗り越えた先にある大阪の成長・発展を確たるものとし、東西二極の一極として「「副首都・大阪」の確立発展」、子育てや子どもたちを取り巻く環境の整備等による「重大な児童虐待ゼロの実現」、多様な活動主体と行政が協働して「公共」を担う「活力ある地域社会の実現」を掲げております。
 6ページをご覧いただきたい。
 以下、具体的な取り組みについてご説明する。
 まず、「(1)豊かな大阪をめざした政策推進」についてであるが、「1 ウィズコロナにおける対策と大阪の再生」(注1)として、「新型コロナウイルス感染拡大防止対策の充実」の項目には、感染状況等に応じた保健所での即応体制の強化、医療・検査体制及びワクチン接種体制の確保、学校園や児童福祉施設等に対する感染拡大防止のための支援、本市市民利用施設における感染拡大防止対策の徹底、
 7ページに移りまして、「市民サービスの充実」の項目には、「子育て、教育環境の充実」として、学校給食費の無償化や家庭でのオンライン学習環境の整備、児童虐待防止体制のより一層の強化、学力向上関連施策の再構築、子どもの貧困対策、新たに追記したヤングケアラーの支援のほか、保育等の環境の充実などの取組みについて記載している。
 さらに、「暮らしを守る福祉等の向上」として、住居確保給付金支給など市民生活の支援や、真に支援を必要とする方へのサポートの充実、認知症施策の推進、健康寿命の延伸のほか、8ページに移りまして、若者や女性など、意欲のあるすべての人が能力を発揮できる環境の整備などの取組み、「各区の特色ある施策の展開」として、地域の実情に即した特色ある施策の展開などの取組み、
 さらに大阪経済の再生として、新型コロナの感染拡大の影響を受ける中小企業等の事業継続の下支えや、観光関連産業等の回復、活性化の支援などの取組みについて記載している。
 9ページに移りまして、「2 ポストコロナに向けた府市一体による大阪の成長」(注2)として、「経済成長に向けた戦略の実行」の項目には、2025年日本国際博覧会の成功に向けた開催準備や、IRの立地実現、スマートシティ戦略の推進、国際金融都市の実現、都市魅力の創造、
 気候変動対策や、循環共生型社会の形成などの取組みでは、今回新たに2050年の脱炭素社会「ゼロカーボン おおさか」の実現に向け、官民連携による革新的環境イノベーションの普及・拡大を追記している。
 また、「都市インフラの充実」の項目には、うめきた2期や大阪城東部地区のまちづくりの実現に向けた取組みなどについて記載している。
 10ページに移りまして、「防災力の強化」を図るほか、「成長産業の育成」として、MICEの誘致やスタートアップ・エコシステムの構築、中小企業支援では、DX化やグリーン化の促進、新たな市場の開拓などの支援強化を追記している。
 11ページから12ページにかけて、「(2)市民の暮らしの満足度向上を目指した市政改革」については、
 まず、「ICTを活用した市民サービスの向上」として、行政のデジタル化により市民サービスの質の向上を推進するとともに、「官民連携の推進」や、大規模事業リスク管理など「効果的効率的な行政運営」を行うこと、
 また、「ニア・イズ・ベターの徹底」や、「人材育成・職場力の向上」、「働き方改革」、「府市連携の推進」を挙げている。
 13ページであるが、「新たな自治の仕組みの構築」については、「副首都・大阪の確立に向けた取組みの推進」、「地方分権改革の推進」の2項目を挙げている。
 最後に14ページであるが、令和4年度の予算編成として、感染拡大の防止と市民生活、経済活動の維持との両立が持続的に可能となるよう対策を講じる必要があり、適時、予算を編成すること。
 また、例年同様、補てん財源に依存することなく、収入の範囲内で予算を組むことを原則とするなど、将来世代に負担を先送りすることのないよう財政健全化への取組みを進めるとともに、限られた財源のもとで一層の選択と集中を全市的に進めることとしている。
以上が、令和4年度市政運営の基本的な考え方の内容である。
 説明は以上である。
 質問、意見等のある方はお願いする。
 それでは、ただ今ご説明した内容で決定する。


(注1)「1 ウィズコロナにおける対策と大阪の再生」については、参考資料では「丸囲み数字1 ウィズコロナにおける対策と大阪の再生」と記載

(注2)「2 ポストコロナに向けた府市一体による大阪の成長」については、参考資料では「丸囲み数字2 ポストコロナに向けた府市一体による大阪の成長」と記載

参考資料

戦略会議資料(令和3年9月9日)

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