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市立中学校の制服について

2023年5月1日

ページ番号:596926

市民の声

 全国的に女子のズボン着用可な学校が増えていると聞きますが、自分の周りでは全然進んでいないように感じます。実際、大阪ではどのくらいの市立中学校がジェンダーフリーの制服になっていますか?
 不審者の声掛け事案が頻繁にあり、治安の良くない大阪では全国に先駆けて取り入れて頂きたかったです。ジェンダー云々もありますが、防犯の為です。
 よく、この様な学校関連の質問や投書では「各中学校で対応」等とおっしゃっているのをお見かけしますが、とても他人事な対応だと思います。市立ですので、市ではどの様に考えていらっしゃるかどう対応しているか等教えて頂きたいです。働き掛けや後押しはされていますか?
 私には女子中学生がセーラー服、スカートでなくてはならない理由がわかりません。

市の考え方

 生徒指導提要には、校則は、各学校が教育基本法等に沿って教育目標を実現していく過程において、児童生徒の発達段階や学校、地域の状況、時代の変化等を踏まえて、最終的には校長により制定されるものとあります。
 くわえてその内容につきましては、児童生徒が自分事としてその意味を理解して自主的に校則を守るように指導していくことが重要であるとしております。
 これらを踏まえ、本市教育委員会は、校則が時代の変化や社会通念に照らして必要かつ合理的なものとなっているか等の観点から、児童会・生徒会や保護者会といった場において、校則について確認したり議論したりする機会を設けるなど、適宜点検、見直しを図るよう各校へ通知をしております。
 また、学校の標準服につきましては、平成30年度の文部科学省通知等を受けて、教育委員会からすべての学校に対して、保護者等の意見も十分に踏まえたうえで、子どもたちの利益を最優先しつつ、ジェンダー平等の観点やLGBT等、性の多様性の問題にも配慮した検討を行い、学校全体としての議論の機運を醸成したうえで、校長が最終的に適切に判断するよう、様々な機会を捉えて指導・助言を行ってまいりました。
 その結果、特に中学校においては、学生服やセーラー服からブレザーへの変更を実施するケースが増えており、その際、スラックスやスカートを自由に選択可能にするなど、時代に合わせた配慮を行ったり、新しい標準服を導入する過程で、生徒や保護者等にアンケートを実施して、多様な意見を取り入れたりするなどの工夫を行っております。
 教育委員会といたしましては、引き続き標準服の着用等、生徒の服装を含む学校のきまりについて、生徒の体調や安全管理に十分に配慮し、学校の実情に応じて柔軟に対応するよう指示してまいります。

担当部署(電話番号)

教育委員会事務局 指導部 初等・中学校教育担当(初等・中学校教育グループ)
(電話番号:06-6208-9186)

対応の種別

説明

受付日

2023年3月8日

回答日

2023年3月27日

公表日

2023年5月1日

注意事項

本ページの内容は、受付日現在(市の考え方のあるものは回答日現在)の内容であり、現在の内容と異なる場合があります。
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