住吉区での区民アンケートの結果と目標値の比較について

2023年5月1日

ページ番号：596972

市民の声

　各区役所の運営方針を見ると、区民アンケートの結果と目標値の比較が0.1％あるいは1％という精度で行われています。
　一方、市政改革室が作成した「アンケートの作業工程別ポイント！！アンケート方法を検討編」と題する文書では、区民アンケートを含む各調査を標本調査であるとし、「標本調査では、結果の誤差を考慮してデータを分析する必要があります」と記載されています。
　ここでいう誤差とは何を指すのですか。また、この誤差は0.1％あるいは1％未満のもので、これらの精度での比較には問題がないのですか？
　数学的な評価について説明してください。

市の考え方

　当区で実施している区民意識調査は、統計学に基づいた調査ではないため、その結果が区民全体の評価を示したものではないということを認識した上で、運営方針において区民意識調査の結果数値を用いている項目については、調査結果から得られた数値をそのまま記載しています。そのため、施策・事業を進めるかどうかというような判断をする際には、調査結果の数字だけで判断するのではなく、その施策・事業の実績や、実施した際に把握した区民、地域団体、関係先からの声など様々な関連情報と合わせて、総合的な判断を行っているところです。
　また、「アンケートの作業工程別ポイント！！　アンケート方法を検討　編」につきましては、各所属が自発的にマーケティング・リサーチを活用できるよう、市政改革室において一般的な説明資料として作成されたものであり、各区における区民アンケートの実施方法などを直接拘束するものではないことを確認しております。
　なお、お寄せいただいた市民の声につきましては、既に回答を行った案件で、再度、同一人から同様の申出であった場合は参考情報とし、また、本市にご要望をお伝えする主旨と判断されるものにつきましては、回答作成は行わず、参考とさせていただいております。