都島区での区民アンケートの結果と目標値の比較について

　各区役所の運営方針を見ると、区民アンケートの結果と目標値の比較が0.1％あるいは1％という精度で行われています。
　一方、市政改革室が作成した「アンケートの作業工程別ポイント！！アンケート方法を検討編」と題する文書では、区民アンケートを含む各調査を標本調査であるとし、「標本調査では、結果の誤差を考慮してデータを分析する必要があります」と記載されています。
　ここでいう誤差とは何を指すのですか。また、この誤差は0.1％あるいは1％未満のもので、これらの精度での比較には問題がないのですか？
　数学的な評価について説明してください。

　当区が実施しております区民アンケートについては、例年、無作為抽出で1,500名の区民の方にご協力をお願いしております。
　当該アンケートは標本調査であるため、標本による測定値に基づき、母比率を推定しており、当区では信頼度95％で推定した場合の標本誤差（信頼区間）をホームページ上で公開しております。
　標本調査であるため、標本誤差が生じることは認識しているものの、区民アンケートの回答結果は、評価把握に係る経費等も考慮した、現実的な手法であることから、運営方針の目標値設定においては、区民アンケート回答結果の値をそのまま用いることとしております。
　なお、サンプル数が上昇すると信頼区間の幅が狭くなる（誤差が小さくなる）ことから、当区としては、区民アンケートの精度向上に向け、回答率引き上げに向け取り組みを実施しております。

都島区役所　総務課（政策企画）
（電話番号：06－6882－9989）

説明

2023年3月1日

2023年3月14日

2023年5月1日

本ページの内容は、受付日現在（市の考え方のあるものは回答日現在）の内容であり、現在の内容と異なる場合があります。
本ページの内容にURLの記載があるものについては、そのURLにはリンクの設定はしていません。