大阪府の国民健康保険における府内統一保険料について
2023年5月31日
ページ番号:599364
市民の声
大阪府において「府内統一保険料率」により、国民健康保険料の一般会計からの繰入金を無しにする方向で動いているのはどうしてでしょうか。
市の考え方
国民健康保険(以下、「国保」といいます。)は、国民皆保険制度の根幹として極めて重要な役割を果たしておりますが、加入者に高齢者や低所得者が多く、財政基盤が脆弱であるという構造的な問題を抱えております。
加えて、高齢化の進展や社会情勢の変化に伴い、一市町村で長期に安定した運営を行うことは困難であり、そのままでは国民皆保険の維持すら難しい状況の中で、平成27年5月29日公布の「持続可能な医療保険制度を構築するための国民健康保険法等の一部を改正する法律」において、国保の財政基盤の強化を図るとともに、平成30年度から国保財政運営の都道府県単位化が実施されました。
都道府県単位化にあたり、大阪府においては、府内市町村の保険料は、被保険者間の負担の公平性の観点から、府内のどこにお住まいでも「同じ所得・同じ世帯構成」であれば「同じ保険料額」とすることとしており、本市としても府の方針に沿った対応を行っているところです。具体的には、府が算定する「事業費納付金」及び「標準保険料率」に基づき、令和5年度までの経過措置期間を経て「府内統一保険料率」となるよう改定を行っていくこととしています。
一般会計からの任意繰入については、国保財政を健全化する観点から、運営方針や赤字解消計画に基づいて解消を図ることとされており、本市においては、激変緩和措置として実施した一般会計からの任意繰入を計画的に逓減しているところです。
担当部署(電話番号)
福祉局 生活福祉部 保険年金課(管理グループ)
(電話番号:06-6208-7961 ファックス番号:06-6202-4156)
対応の種別
説明
受付日
2023年2月22日
回答日
2023年3月7日
公表日
2023年5月31日
注意事項
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