令和5年6月2日の大雨に伴う市の対応について
2023年8月1日
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市民の声
朝から大雨警報が出ていたのに休校にせず、午後になってから一斉下校にしたのは何故か。午前と午後での対応を異なるものにさせたその判断基準を詳細にお聞かせ願いたい。
15時ごろから雨足が弱まってくる予報だったように思うが、「保護者が迎えに来ることができる家庭は下校、その他は学校で待機」などの対応ではなく、特に雨が強い時間に敢えて下校させた理由は何だったのか。
現在、共働き世帯、母子・父子家庭は全く珍しいものではなく、日中に保護者と連絡がつきにくいケースが非常に多いことは容易に想像できると思うが、どうして日中に保護者からの返答が必要な指示を出したのか。
小学校からは、市からの通達は13時を過ぎてからであったと聞いている。一般的な企業の休憩時間は昼間(12時~13時程度)に設定されていることが多く、その時間なら学校からの連絡を確認できる保護者も多いと考えられるが、今回のような時間にしか通達ができなかった理由をお聞かせ願いたい。
大雨の中でも登校することは児童の身体を危険に晒し、保護者と連絡がつかないために長時間学校に残らされることは児童の精神に負荷をかけていると思えてならない。今回の市の対応は本当に児童のために適切であったとお考えか。
市の考え方
令和5年6月2日の朝、臨時休業措置の措置基準である午前7時の時点及び始業時刻までに、本市において「暴風警報」若しくは「暴風雪警報」又は「特別警報」が発令されていなかったため、また、各校園が所在する区のいずれかの地域において、本市より河川氾濫の「警戒レベル3(高齢者等避難)」もしくは、「警戒レベル4(全員避難)」の発令がなかったため、本市学校園において休校(園)とはなりませんでした。
大雨警報発令の際、本市は市域も広く、気象状況が地域によって異なるため、市内の全ての学校園が一斉に臨時休業措置を講じるなどの対応はいたしておりません。
6月2日の大雨に伴う対応におきましては、本市の危機管理室及び関係部署と連携しており、午前の時点で、大雨特別警報及び河川氾濫警戒レベル3以上には至らないとのことでしたが、災害対策警戒本部が設置され、各部局において災害対応体制を取ることとなっていたため、本市教育委員会では、今後警戒レベルが上がることも想定されることを鑑み、幼児・児童・生徒の安全を最優先に、校時を繰り上げて、下校(降園)準備ができ次第、下校(降園)措置を行うよう各校園に指示をいたしました。
その際、自宅周辺や通学路の安全を確認し、幼児・児童・生徒の安全に万全を期すこととし、幼児は直接保護者に引き渡す、児童は直接保護者に引き渡す又は保護者の在宅を確認した上で教職員引率のもと下校を行う、生徒は下校時の注意事項を指導し下校させることといたしました。保護者が在宅していない場合は保護者と連絡がつくまで各校園で待機させることとし、幼児・児童・生徒の安全・安心の確保に努めるよう指示したところです。
しかしながら、今後も想定外の状況が起こりうることを鑑み、本市教育委員会では、幼児・児童・生徒の安全・安心の確保に万全を期すため、非常変災時等の対応について改めて点検・見直しを行うとともに、防災・減災教育の充実を図ってまいります。
担当部署(電話番号)
教育委員会事務局 指導部 初等・中学校教育担当(初等・中学校教育グループ)
(電話番号:06-6208-9186)
対応の種別
説明
受付日
2023年6月3日
回答日
2023年6月16日
公表日
2023年8月1日
注意事項
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