認定こども園からのティッシュペーパー等の寄贈について

　ある認定こども園（以下「園」といいます。）では、慣例的に各保護者からトイレットペーパーもしくはティッシュペーパーの持参や寄贈を強要されてます。それらの日用品等は市の助成金等に含まれる、もしくは園で賄うものであり、保護者から強制的に徴収するものではないと考えます。（善意の寄贈は含みません。）
　そのような対応が全国的に一律であれば致し方無いところもありますが、確認した限りでは他の園でもそのような徴収はしていないそうです。
　市の助成金の内訳や予算がどのように割り振られてるかは解りかねますが、他の園との不公平感のある対応は適切ではないと考えます。
　現状を確認し、適切でない場合は市から指導する、適切な場合はその理由等をホームページへ記載してください。
　また、適切な場合は、対応の違う他の園とのすり合わせをどう対応するかなど併せて記載してください。
　園の規模から、過去のティッシュペーパー等の購入履歴等の金額を他の園と比較すれば適正かどうか判断できると思いますので、一度確認してください。

　各施設で使用するトイレットペーパーやティッシュペーパーなどの保育にかかる消耗品は、本市が支給する給付費の範疇において各施設が用意すべきものですが、保護者から寄付として受領することは差し支えありません。
　今回の事案について、当該施設に事実確認したところ「保護者へできる範囲でのご協力をお願いしているものであり、実際に提供されない方に対して提供の督促等は行っていない」旨の回答がありました。また、保護者へのご協力のお願いについては「園内のポスター掲示等でお知らせしている」とのことであったため、ポスターの文面も確認しましたが「協力品」や「ご協力ください」等の表現であり、保護者に対し一律に物品の提供を求める内容ではありませんでした。
　しかしながら、お申し出のように、現に当該施設の意図が正確には伝わっていないと考えられますので、本市としては、当該施設に対して、保護者がご協力の趣旨を取り違えることのないよう、より一層丁寧な説明が必要であると、注意を促したところです。

こども青少年局　幼保施策部　幼保企画課（指導・監査グループ）
（電話番号:06－6361－0759）

説明

2023年5月10日

2023年7月3日

2023年8月31日

本ページの内容は、受付日現在（市の考え方のあるものは回答日現在）の内容であり、現在の内容と異なる場合があります。
本ページの内容にURLの記載があるものについては、そのURLにはリンクの設定はしていません。