公園樹・街路樹の安全対策事業について

2023年8月31日

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市民の声

　令和5年6月の建設港湾委員会にて、伐採対象の樹木について、市ホームページに詳細な情報を掲載するとの答弁がありました。
　事業者入札後の7月に掲載予定とのことですが、そうなると伐採計画（本当に今すぐ伐採が必要なのか）の見直しが難しくなり、市民にとって議論の余地がありません。
　ぜひ入札前に早急に公開してくださいますよう、お願いします。
　また伐採樹木一本ごとの情報をホームページに掲載すると緑化課長より聞きましたが、どのような項目をどのような体裁で掲載するのか、ご教示ください。
　大阪市の樹木は市民の財産であり、伐採費用は市民がおさめた税金です。
　SDGsの時代に大量の樹木を強制的に伐採するという世界の流れに逆行するかのような税金の使われ方について、市民は疑問を抱いています。

市の考え方

　大阪市では、昭和39年の「緑化百年宣言」を契機として、公園樹や街路樹をはじめとした緑の量的拡充に重点をおいて、市民・事業者・行政が一丸となって緑化に取り組んできました。
　しかし、長い年月をかけて生長した多くの樹木が大木化・老木化した結果、樹勢の衰えとともに、公園樹では、民有地への越境、公園施設の損壊など公園内外の安全に支障を来すおそれが生じています。また街路樹では、通行障害、視認障害・視距阻害など安全な道路交通に支障を来すおそれが生じています。
　そのため大阪市では、市民の安全・安心に影響を与える公園樹・街路樹の撤去・植替えを行っています。
　事業の実施にあたりましては、地域活動協議会や公園愛護会への周知を全区で徹底するとともに、必要に応じて、その他の地域団体にも説明を行うなど、よりきめ細やかな周知に努めてまいります。加えて、公園事務所等へ寄せられるさまざまな問い合わせに対しても、これまでどおり丁寧に対応させていただきます。
　お申し出の対象樹木の市ホームページへの公開時期及びどのような項目・体裁で掲載するかについては、公園ごと、街路ごとに対象樹木の撤去理由及び植替予定の樹種を一覧にして7月中にホームページに掲載することを予定しており、本事業の内容を市民の皆様にご理解いただけるよう、より丁寧にお伝えしてまいります。