阿倍野区の中学校の体育館における騒音について

2023年8月31日

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市民の声

　6月の夜間、中学校の体育館からの騒音振動に迷惑した。
　多数の人が主に自転車で体育館に集い、バレーボールをしていた。
　体育館の周囲を観察した結果、体育館の換気窓が開いていた。
　体育館は、冷房を稼働させていた。
　その人たちの大声やかけ声が体育館の外まで、もっと言えば家の中までよく聞こえてきていた。
　同様にボールのバンッという音と振動、靴の床にキュッキュッ擦れる音も。
　まず、中学校の体育館は振動や音が非常に外に伝わり、それによって近隣住民は常時迷惑を被っているということを、中学校責任者はもちろん、大阪市教育委員会及び阿倍野区役所も周知のことにもかかわらず、中学校の体育館を、週2回におよぶ夜間の迷惑行為を正そうとしないバレーボール団体に貸し出したことに対して、憤りと絶望を感じている。
　この期に及んで今夜もまた、換気窓を開けたままで活動し、大声を上げ続けたのは、どういうことだろうか。
　しかも、換気窓も全て閉めて大声も出さず近隣住人に十分配慮した上で冷房をつけるのならまだ許されるが、そうではなく、換気窓は開けたまま、大声も出し放題という暴挙を繰り広げながら、税金で支払われる高い電気代を使い、涼しい恵まれた環境で好き放題バレーボールをしているではないか。
　中学校の責任者、大阪市教育委員会、阿倍野区役所は、一体どうしてこのバレーボール団体の非常識な行為を注意し、正して、あるいはペナルティーとしてこの体育館を使用禁止にするという措置をとらないのか。

市の考え方

　この度、大変ご不快な思いをされていることにつきまして、中学校及び中学校体育施設開放事業運営委員会に対して連絡し、大声での掛け声等に注意した使用を求めました。
　また、今回のお申出内容にございます、ある曜日のバレーボール団体については、別曜日のチームと別団体であり、以前より登録がなされている団体となります。
　空調については、熱中症対策用であることを理解し、省エネの観点からも節度ある使用に努めるよう求めています。感染症対策のため、適宜換気を行う時間帯もあるかと思いますが、引き続き、近隣の皆様のご理解を得られるよう、区役所としましても指導をしてまいります。また、学校及び教育委員会とも引き続き連携してまいります。