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小学校における運動会について

2023年9月30日

ページ番号:607741

市民の声

 市立小学校に通う2児の父です。令和4年までもそうでしたが、令和5年は特にこれまで経験したことがない程の危険な猛暑が続いています。そんな中懸念するのは運動会です。
 運動会は例年、9月に練習を行い10月に開催されます。私達が小学生の頃は、9月初旬はやや残暑が残るものの、10月にもなれば比較的過ごしやすく、運動会にはちょうど良い季節でした。ところが近年の9・10月はまだまだ暑く熱中症の危険が年々増しています。特に今年は記録的な猛暑で世界沸騰化とまで言われるほどです。従って従来通りの運動会では練習期間・本番いずれにおいても危険が大きく、以下の改善を提案します。
1.開催日の変更
 現代において9・10月はまだまだ熱中症の危険が非常に高い時期です。特に練習期間となる9月は8月とほぼ同程度の暑さが続きます。そこで運動会の開催を10月末か11月に変更することを強く提案します。遠足や修学旅行など他の行事との兼ね合いもあると思いますが、決して変更不可能ではないはずです。
2.時間の短縮
 我が子が通う小学校では、運動会は12時過ぎで終了しますが、それでも体調不良を訴え救護部に運ばれる児童が昨年も数名いました。競技種目を減らして開催時間を短縮するか、もしくは全学年で行うのではなく2部制・3部制にして開催日を分けて行い、炎天下の暴露時間を短くすることを提案します。
3.テントの設置や校内での待機
 我が子が通う小学校では、児童はグラウンドに体育座りで待機します。テントはなく、ほとんどの児童は常に日が照りつける過酷な状態で待機を強いられます。しかも校長先生は「きちんとした姿勢で座りお友達を応援する」ように指導します。もちろん校長先生は優雅にテントの下でパイプ椅子に座っています。児童が待機する場所には全てテントを設置するか、もしくは競技間は冷房の効いた校内で待機させることを提案します。
 熱中症は決して軽い疾患ではなく命を脅かす非常に危険な疾患です。過去に例を見ない灼熱の脅威が私たちを襲っています。これまでの慣習通りに運動会を開催し児童を危険にさらすのは愚の骨頂であり、万が一死亡事故がおこれば殺人行為に他なりません。児童の安全を第一に、現代の運動会のあり方について十分に検討し改善することを強く求めます。

市の考え方

 学校における各行事の開催日、運営方法等につきましては、児童や学校、地域の実態に応じて編成された教育課程に基づいて学校ごとに決定されます。
 教育委員会としましては、体育的教育活動における安全管理については、すべての教職員が学校の安全の重要性を認識し、様々な取組を総合的に進めるようことができるよう、各校へ通知しております。また、「子どもたちの安全安心の確保を最重要課題」とし、改めて教育活動の点検と教職員、幼児児童生徒その他関係者への注意喚起を行い、熱中症事故の未然防止等に万全を期すよう指示したところです。
 なお、教育活動を実施する際には、「暑さ指数等を用い、活動実施の可否や活動時間等について適切に判断すること。」「実際の活動時だけではなく登下校時も含め、幼児児童生徒の体調を考慮した活動時間や活動内容となっているか点検を行うこと。」等、熱中症事故防止のための留意事項を改めて周知しております。
 本市教育委員会におきましても、昨今の気温変化や熱中症の発生状況等を踏まえ、熱中症事故の防止について適切に対応する必要があると認識しております。

担当部署(電話番号)

【学校教育活動に関すること】
教育委員会事務局 指導部 初等・中学校教育担当 初等・中学校教育グループ
(電話番号:06-6208-9186)
【熱中症事故の予防に関すること】
教育委員会事務局 指導部 保健体育担当 保健体育グループ
(電話番号:06-6208-8172)

対応の種別

説明

受付日

2023年7月30日

回答日

2023年8月10日

公表日

2023年9月30日

注意事項

本ページの内容は、受付日現在(市の考え方のあるものは回答日現在)の内容であり、現在の内容と異なる場合があります。
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