北区役所における事務処理誤りの再発防止策について

2023年10月1日

ページ番号：607812

市民の声

　北区役所福祉課（子育て支援担当）における保育料の決定誤りについての報道発表があったが、今後の再発防止策についてチェックシートの作成だけでなく、目標日数の設定などをするのはどうか。
　具体的には、「△日事務処理ミスをしない。現在〇日目」というのを市民が見えるところに掲載し、日々〇の数字を更新していくなどである。市民にも見えるところに掲載することで、職員のミスをしない意識の醸成や組織力の向上につながっていくのではないかと思う。
　また、チェックシートの作成が今後職員のミスを無くすことに本当につながるのか疑問である。効果は本当にあるのだろうか。間違いが起きないシステム、組織づくりに力を入れていくことがとても大切であると思う。

市の考え方

　現在、大阪市においては、事務処理誤りの発生があった場合、処理誤りに至った状況や再発防止策等について、個別案件ごとに報道機関への公表やホームページへの掲載をしております。
　特に、個人情報に係る事務処理誤り等については、1か月ごとに、分類別（ルールを設定・遵守していたか否かを主な基準として、段階別に4つに分類し、かつ発生形態別に分類）に集約し、概要（報告日、事案の概要、対象人数、問合せ先）をホームページにて公表しております。
　さらに、区役所における不適切な事務処理について、事案の概要、対応状況、原因、改善策等について、庁内イントラネットにおいて各区間で情報共有をしております。
　本市においては、このような方法により、事務処理誤り等について、市民の皆様へ公表し、お詫びするとともに、組織内でも事例を情報共有することにより、再発防止に向けた対策と意識の向上等に向けた取組みを行っております。
　いただきましたご提案についても、このような本市全体で取り組む再発防止策において検討すべく関係部局とも調整してまいります。
　また、あわせてご指摘いただいております当区における今回の事務処理誤りについても、報道発表でもご説明しました多子減免措置適用の有無を確認できるチェックシートを作成し、複数人でのチェックを徹底するなどの改善を行い、今後このようなことがないよう、再発防止に努めてまいります。