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小児救急の受け入れ体制について

2023年12月28日

ページ番号:614477

市民の声

 過日、日曜日に小学生の子供が公園で高所から落下し救急車を要請しました。骨折が疑われる中で、救急隊の方は搬送先の病院を探していましたが、小児の整形外科という事で搬送を拒否され続け1時間半程待機する状態となりました。最終的に搬送を諦め自身で受診できる病院を探し受診しました。
 休日、祝日での子供の怪我となると、ある程度発生頻度のある事象かと思いますが、大阪市のど真ん中で骨折の処置ができる搬送先が無いとは思いませんでした。
 小児の医療体制は子育て支援として必須かと思いますが、このような状況では安心して子供を外で遊ばせる事が出来ない、引いては子育てに不安な街となるのではないでしょうか。
 今回の件の小児整形外科も含めて、大阪市の救急搬送受け入れの体制はどのようになっているのでしょうか。

市の考え方

 このたびは、お子様の救急受診に際し、ご心配をおかけしました。
 大阪市では休日(年末年始12月30日から1月4日を含む)・夜間の初期救急医療を担うため、中央急病診療所(内科、小児科、眼科、耳鼻咽喉科)と6か所の休日急病診療所(内科、小児科)を運営していますが、今回のようなお子様の突然の怪我については、初期救急医療機関では対応できないのが現状です。
 救急医療体制は、入院や手術を必要としない軽症患者を対象とする初期救急医療機関、入院や手術を必要とする重症患者を対象とする二次救急医療機関、二次救急医療機関においても対処できない重篤患者を対象とする三次救急医療機関から成り立っておりますが、救急医療では医師等の医療スタッフ、特に小児科医師の確保が困難な状況となっています。
 このような状況を踏まえ、大阪市においては、救急医療の体制維持のために必要な医師(特に小児科、産科等の分野)をはじめとする医療従事者の人材確保策の推進や、救急医療を担う医療機関に対する財政支援等を国に要望し、さらに市民の皆様方に安全・安心な救急医療体制の提供につながるよう努めております。

担当部署(電話番号)

健康局 健康推進部 健康施策課
(電話番号:06-6208-9940)

対応の種別

説明

受付日

2023年9月26日

回答日

2023年10月10日

公表日

2023年12月28日

注意事項

本ページの内容は、受付日現在(市の考え方のあるものは回答日現在)の内容であり、現在の内容と異なる場合があります。
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