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街路樹の伐採について

2024年1月31日

ページ番号:616856

市民の声

 一昨年から街路樹が伐採されている光景をよく目にする。街路樹の付近には、木の根っこが盛り上がっているので伐採します。という添え書きはあるが、街の景観の一つにもなっている街路樹をどんどん伐採していくことには疑問が湧く。私の周りの人も疑念を抱いている。
 これだけ伐採作業が進められているという事は恐らく市の方針だと思うが、伐採計画の方針やその根拠、伐採はどのような基準で誰が判断しているのか、伐採する事のメリットを市民に対して示して欲しい。どの地域という事ではなく、大阪市として示して下さい。

市の考え方

 街路樹は、美しく統一感のあるまちなみを創出するとともに、都市の季節感を演出し、日射遮蔽や風の抑制、ヒートアイランド現象の緩和など都市環境の改善に寄与しています。さらに、火災発生時の延焼を防止するなど、災害に強いまちづくりを推進していく上でも重要な機能を果たしています。
 しかし、長い年月をかけて生長した多くの樹木が大木化・老木化した結果、街路樹では、樹勢が衰えてきたものや、樹木の根が舗装や縁石を持ち上げる根上がりなどによる通行障害、樹木の枝葉が繁ることによって信号や標識を遮る視認障害、自動車からの見通しを遮る視距阻害など、安全な道路交通に支障を来すおそれが生じています。また、万が一倒木等が発生すれば、市民生活への影響は大きくなります。
 そこで大阪市では、市民の安全・安心の確保を目的として、日ごろ樹木管理に携わり、専門的な知識やノウハウを有している本市職員による樹木点検の結果に基づき、平成30年度から集中的に街路樹の撤去・植え替えを行っています。
 平成30年度から令和2年度の3か年においては、健全度の低下した樹木や根上がりを起こしている樹木、交差点の見通しを遮っている樹木など、道路交通安全上の支障を来しているような緊急性の高い高木約9,000本を対象に撤去・更新を実施し、そのうち約2,000本は生長の緩やかな高木などに植え替え、残りは樹木の健全な生長や安全を確保しながら約85,000株の低木に植え替えてきました。
 引き続き令和4年度から令和6年度の3か年では、既に根上がり等の現象が発生しており、今後さらに根上がり等が進行することで、安全な道路交通に支障を来すおそれのある街路樹(高木)約3,000本と、生活道路において、歩行者の通行の見通しの妨げになりやすい低木を対象に、道路交通の安全や樹木の健全な生長を促す空間の確保に配慮しながら、撤去・植え替えを行っています。
 高木の撤去後は、交差点の見通し確保や樹木の将来の生長などを考慮したうえで、できる限り植え替えることで、都市の貴重な緑を確保してまいります。また、今後は、樹木の健全な生長や安全を確保できるように、適切に維持管理を行うとともに、定期的な点検や調査等を踏まえ、安全確保の観点から樹木の状態に応じた植え替えを実施してまいります。
 なお、下記の大阪市ホームページにて、公園樹・街路樹の安全対策事業についてご確認いただくことができます。
■公園樹・街路樹の安全対策事業を実施します
https://www.city.osaka.lg.jp/kensetsu/page/0000539946.html

担当部署(電話番号)

建設局 公園緑化部 緑化課
(電話番号:06-6615-6891)

対応の種別

説明

受付日

2023年11月28日

回答日

2023年12月21日

公表日

2024年1月31日

注意事項

本ページの内容は、受付日現在(市の考え方のあるものは回答日現在)の内容であり、現在の内容と異なる場合があります。
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