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医療的ケア児を持つ家族への連絡等について

2024年1月31日

ページ番号:617203

市民の声

 医療的ケアが必要な我が子(0歳児)が退院し2週間後、我が子の様子を伺う連絡が、保健師から私たち父母ではなく訪問看護ステーションに電話があったと知りました。私自身、これまでの保健師の対応が辛く「主人に連絡を」とお願いしていましたが、担当保健師に「なぜ、我が子のことなのに両親に連絡ではないのですか?主人に連絡でも良かったと思います」と伝えると「そうですね、お母さんに言われて、確かにそうだと感じました」と言われました。
 別の保健師に主人へ連絡がなかった件について聞くと、「お父さんと電話で話した時、お父さんから『連絡を控えてほしい』と言われていたと把握している」と言われました。主人は一度もそのようなことは言っておらず保健福祉センター職員に「妻は体調がすぐれないので、連絡は控えてほしい」ということ、福祉課の職員には「何かあれば僕の方に連絡してください」と伝えています。保健福祉センター内でどのような話の流れで「お父さんも連絡を控えてほしい」という話になったのか確認してほしい旨を伝えると「言った言わないになるから」と確認をしてもらえそうにありませんでしたが、私の意向で確認いただいたところ、電話を受けた職員が担当保健師に伝えた際に話を受け取れていなかったとのことでした。また、広報のことや看護師在籍のデイサービスのことを聞くと「広報に載せる情報には限りがある。9割の人のものになってしまう。看護師のいるデイサービスを調べて把握しておくのも、保健福祉センターにとって悪いことではない」と言われました。
 「看護師のいるデイサービスを調べて把握しておくのも、保健福祉センターにとって悪いことではない」という言葉は、区の保健師として相応しい対応でしょうか?
 きちんと伝達されていないことで不信感がより強くなっている時に、「言った言わないになるから」と、うやむやするような発言がどうしてできるのでしょうか?
 職員から、我が家が残りの1割ということを暗に言うのはどうなのでしょうか? 

市の考え方

 このたびは、医療的ケアが必要なお子様にかかわる子育て支援やご相談への対応に関しまして、大変不安な思いにさせてしまいましたことを深くお詫び申し上げます。
 まず、お子様が退院して2週間後、お子様のご様子を伺う保健師からの連絡をお申出人様や配偶者様ではなく、訪問看護ステーションへ電話を入れていたことにつきまして回答いたします。
 お子様の退院前に、配偶者様からお電話で「妻は体調が良くないので、電話は控えてほしい。」と運営担当の事務職員へお話があり、そのことを保健活動担当の保健師に伝達をしましたが、保健活動担当では、配偶者様含め、「ご夫婦への電話を控えてほしい」との思い違いをしておりました。しかし、退院前カンファレンスに参加できなかったことを踏まえ、配偶者様からのご連絡の有無にかかわらず、お子様のご様子等について、まずはご家族様に連絡を入れ、お伺いすべきでありました。保健活動担当としましては、状況に応じた的確な指示等が担当上司からも具体的になかったことが原因であったと考えており、深くお詫び申し上げます。
 なお、お子様のご様子については、訪問看護ステーションへ退院前カンファレンスの翌日8月23日と9月9日、同月15日に電話を入れた後、9月16日に当区保健福祉センターに訪問看護師が来所された際に、配偶者様を含め、「ご夫婦への電話を控えてほしい」と思い違いをしていたため、家庭訪問に関する相談などをさせていただいておりましたが、並行してお申出人様にも文書でお子様のご様子や家庭訪問のご相談を直接お伺いすべきであったと深く反省しております。
 今後、これらのようなことのないよう、医療的ケアが必要なお子様に関わる相談対応については、担当上司が具体的かつ的確に担当保健師へ指示や助言を着実に行い、相談対応の進捗状況については、「対応状況進捗管理票」を作成し、担当全体で把握できるよう改善してまいります。また、相談者からの連絡事項等を他の部署に伝える必要がある場合には「連絡票」を作成のうえ、的確に情報共有してまいります。
 次に、広報紙の掲載に関するお尋ねがあった際の保健師からの発言につきまして回答いたします。
 お申出人様から広報紙の掲載についてお尋ねがあり、当時対応した保健師から「広報紙は、情報を載せる紙面に限りがあるため全ての情報を掲載することはできません。」とのご説明をさせていただいたところ、お申出人様から「9割の区民を対象とした情報は載せているが、1割の区民を対象とした情報は載せてもらえないのか?」とのご意見であったかと思います。お電話での対応を進める中で、「そうなりますね」と受け答えしてしまったことにつきましては、お申出人様の問いかけに直接結びつけるつもりではありませんでしたが、言葉足らずな発言により、お申出人様に大変悲しい思いをさせてしまったことについて、深くお詫び申し上げます。
 また、子育ていろいろ便利帳に関する説明につきましても、お申出人様に対して寄り添う姿勢など配慮が不足しており、誠に申し訳ございませんでした。
 次に、看護師を配置しているデイサービスの把握について、保健師の説明で「保健福祉センターにとって悪いことではない」という発言があったことにつきまして回答いたします。
 窓口対応の中で、大阪市ホームページに掲載の福祉サービス事業所一覧をご覧いただきながらご案内させていただき、事業所への問い合せにつきましては、事業所から「具体的な要望や詳細な状況について、ご本人から直接連絡をいただきたい。」との返答が多いため、ご自身でお電話していただくよう、ご説明させていただきましたが、お申出人様から看護師が配置されているかどうかだけでもいいから聞いてほしいとのご要望がありましたので、こちらから直接、各事業所へ確認させていただきました。ご指摘の発言に関しましては、一覧表に掲載されている内容は随時更新され、タイムラグで最新の情報でない場合もありますので、「保健師も折々、看護師の配置状況を把握しておくことは良いことだと思う」との趣旨で申しあげた次第です。しかし、それまでの間のやり取りも踏まえ、そのような発言から誤解を与えてしまい、お申出人様の心情に添えるような言い方ができておりませんでした。「療育指導連絡票」の記載を踏まえて、例えば、お申出人様から事業所へご連絡いただく前に、保健福祉センターからお申出人様のお気持ちを汲んだ一報を入れておくなど、寄り添った対応ができておりませんでした。深くお詫び申し上げます。
 また、保健師の説明における発言について、お申出人様から言葉の選び方が良くなく、誤解を与えるとのご指摘もあったことを踏まえ、相手に誤解を招かないようなことをテーマにした接遇研修を今後、区役所で実施し、職員が適切に説明できるよう改善を図ってまいります。
 福島区保健福祉センターとしましては、区民の皆様が安心して子育てができるよう、より一層親切で丁寧な対応と寄り添いの姿勢を心がけ、保健福祉サービスの提供に努めてまいります。

担当部署(電話番号)

福島区役所 保健福祉課(保健活動)
(電話番号:06-6464-9968)

対応の種別

説明

受付日

2023年4月3日

回答日

2023年4月26日

公表日

2024年1月31日

注意事項

本ページの内容は、受付日現在(市の考え方のあるものは回答日現在)の内容であり、現在の内容と異なる場合があります。
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